珍右翼・高世仁に突っ込む(2022年6/28日分)

参院選ではもっと産業政策の議論を - 高世仁のジャーナルな日々*1
 「ベタな指摘」ではありますがむしろもっと「憲法の議論を」でしょう。
 自公、維新、国民民主の改憲派が2/3を確保(世論調査に寄れば、その危険性がかなり高い)すれば「実際に改憲案を出すかどうかはともかく、改憲案の国民投票が可能になるから」です。
 高世は「自称護憲派」のはずなのに何で憲法の話をまるでしないのか?
 それにしても「安倍の退陣」で「改憲が遠のいたか」と思いきやこれとはげんなりします。
 勿論別記事でも書いたように「7/10まで最善を尽くし、それでも不幸な結果(改憲派2/3)が出たとしても、改憲案提出の阻止や(国民投票まで進んだ場合の)改憲案否決を目指して諦めずに戦う」ほかはないわけですが。
 なお、産業政策云々については【1】俺にその方面の知識も関心もないこと、【2】高世も「電気自動車開発などで中国、韓国などに追いつかれてる(あるいは既に追い抜かれてる?)、何とかしなくては」レベルの「内容に乏しい話」しかしてないのでここでは特に論じません。

 24日の金曜は、タイから一時帰国した作家の笹倉明さんを囲んで飲み会。
 笹倉明さん*2は1989年、ジャパゆきさん*3の殺人事件をテーマにした『遠い国からの殺人者*4』で直木賞を受賞した。
 笹倉さんは2015年からタイで仏僧となってチェンマイの僧院に入っていたが、この秋に還俗(げんぞく)するとのこと。また物書きになるという。

 笹倉氏のタイ移住ですが

「人間不合格」の直木賞作家はなぜタイで出家したか 『出家への道』 | BOOKウォッチ2019.11.30
 本書『出家への道』(幻冬舎新書)の著者はプラ・アキラ・アマローさん。俗名を笹倉明という。直木賞作家がタイで出家したと、朝日新聞の「ひと」欄でも少し前に紹介され、話題になった。
 『漂流裁判*5』は、サントリーミステリー大賞*6を受賞、翌89年には、やはり弁護士からの資料をもとに書いた『遠い国からの殺人者』が第101回直木賞を受賞、次々と新聞連載小説の依頼もあり、いきなり「売れっ子」となった。
 しかし、作家としてその後伸びなかったのは、場当たり的なテーマで書き継いできたこと、常に危機感を抱いて新しいジャンルを切り開かなかったこと、己の不勉強ゆえだった、と書いている。
 次のテーマが思い浮かばなかった頃、その後の「転落」へと導く話がもちかけられる。
 新潟県・越後湯沢のある旅館の女将からの要請で、川端康成の『雪国』にあやかり、『新・雪国』を書いてくれないかというものだった。前半は越後湯沢で、後半は同じ新潟の月岡温泉に半年間滞在し、長編を仕上げた。女将たちの評判もまずまずで本にもなったが、さっぱり売れなかった。そこで思いついたのが映画化*7だった。
 資金集めの大半を笹倉さんがやらねばならず、旧友や父親から援助を受け、同名の映画は完成した。しかし、当てにしていた文化庁からの助成金はもらえず、興行的にもコケるという失敗に終わった。そして2005年、住むところにも困り、タイへ移り住む。移住前後に書いたミステリー小説*8も売れず、版元からも打ち切りを宣告され、書き手としても死に体となった。親の遺産も食いつぶした。

プラ・アキラ・アマロー(笹倉明)さん「出家への道」インタビュー 托鉢で人生再生一歩ずつ|好書好日2020.1.23
 町おこしを掲げる温泉街の頼みで書いた『新・雪国』の映画化に奔走、借金までして失敗した。2005年、暮らしに困り、タイに移住してみた。

我欲と放蕩の果てにたどり着いた異国ーー直木賞の栄光からタイで出家、コロナ禍の日本を見つめる男(Yahoo!ニュース 特集)2021.2.20
 笹倉さんが文壇の頂点を極めたのは、1989年だった。小説『遠い国からの殺人者』で、第101回直木賞を受賞する。
 しかし、そこからは転げ落ちていく一方だった。次々に持ちかけられるあやしげな儲け話に目がくらんでは騙され、著作の映画化に投資をして大失敗*9し、また肝心の小説は直木賞受賞以降、どうにも売れない。編集者たちも離れていく。だんだんと日々の生活にも困るようになった。
 その果ての、タイ移住だった。2005年のことだ。タイは『東京難民事件*10』など数々の作品の取材で何度も訪れ、親しみを持っていた国ということもあるが、目的は物価の安さだった。放蕩の暮らしだったために、年金すらもないのだ。
「経済的にもう、行き詰まった。タイなら贅沢をしなければ、月3万円でやっていけるからね、そう思って、日本を出たんだ」
 仏教でいうところの「不実」と「我欲」の末に、とうとう食い詰め、いわば逃亡したのだった。

つうことで「経済的に追い詰められて」のようですね。

笹倉明 - Wikipedia
『にっぽん実業家列伝』アイシーメディックス
1『聖書と旅した商人: (株)めぐみ堂代表取締役西本誠一郎』2000
2『社長の出陣:羽柴観光小田川温泉(株)代表取締役羽柴誠三秀吉*11』2001
3『生きもの芸人・日光でお猿を軍団にした男、日光猿軍団*12お猿の学校校長・間中敏雄』2001
4『事業に懲りない男に候:(株)ツカサ代表取締役川又三智彦』2003
5『癒学への挑戦・無敵の龍となりて世界へ:内閣府認証NPO法人東洋医学師協会理事長、株式会社田井中整体院代表取締役会長・田井中圭一』2005

というのも失礼ながら「金に詰まっての仕事」なのでしょう。いずれも「大物財界人」とは言いがたい辺りが「何ともかんとも」です。
 2005年のタイ移住後、2016年に仏教僧になったのも、失礼ながら「(仏教国のタイなら)托鉢で食えるから」「僧院という『外部からの制約』がないと、このままだと止めどなく転落しそうで怖い*13」という追い詰められた面が大きいのではないか。また物書きになるという。のもそうした「精神的切迫感」や「経済的不遇」からようやく抜け出せたと言うことでしょう。『出家への道』(幻冬舎新書)が、ビッグヒットではないものの、それなりに売れて、印税がかなり入り、それと同時に、幻冬舎(あるいは他の出版社)から「次の執筆依頼」が来たと言うことでしょうか?
 是非はともかく笹倉氏にとって「僧院入り」とは、最終的な結果としては「僧侶として新しい人生を始める」というものではなく「一時的な避難場所」だったのでしょう。というか「タイにおける仏教」の位置づけとは笹倉氏に限らず、よほどの高僧でない限り「生活に行き詰まった人間が一時的避難場所として、割と簡単に僧侶になれるし、精神的、経済的安定を取り戻せば、僧侶を辞めて元に戻れる」という「ラフな物(一時的な避難場所)」なのかもしれない。
 なお、また物書きになるという。とのことですが、既に上に書きましたが、「2015年の出家後」も

笹倉明 - Wikipedia
◆『出家への道:苦の果てに出逢ったタイ仏教』(2019年、幻冬舎新書、仏教僧としての名前「プラ・アキラ・アマロー」名義)

と言うことで本は出しています。

 いまさかんに「正義派*14」(ウクライナが勝つまで戦争を続ける)か「和平派」(とにかく一刻も早く和平を)かという議論の構図が提示されることが多いが、篠田英朗先生によるとそれは「親露派の偽りの問い*15」だという。
 ウクライナに「正義*16」を放棄させる「和平」はありえないと。

 高世には「やれやれ」ですね。
 この篠田発言は、救う会(最近、高世が批判に転じた)の「即時一括全員帰国」、「拉致を実行した犯罪国家に見返りなど出せない(バーター取引否定)」「(『制裁を辞めて、バーター取引に転じてはどうか』という批判に)制裁は効いてる、今、制裁を辞めたら北朝鮮を利するだけ」だのいう主張と何が違うのか。
 「北朝鮮とのバーター取引派」を「北朝鮮シンパ」だの「(シンパではないが)軟弱、敗北主義」だのと罵る救う会と、篠田と何が違うのか。
 id:kojitakenなどは俺を「ロシアシンパ」だの「(シンパではないが)軟弱、敗北主義」だのと罵るのかもしれませんが、俺は「篠田と救う会は何も違わない」と思いますね。
 救う会を批判しながら「救う会の反北朝鮮主張」と「大同小異」の「篠田の反ロシア主張」を称える。主張の是非に関係なく「勝ち馬認定した人間にのりたがる」高世の本質は「何一つ変わってない」と呆れます。高世が救う会批判を始めたのは「救う会が負け犬になったと思った」から、その程度の話ではないのか。篠田発言に今はのってるのも「今は篠田が勝ち犬」と思ったからでしょう。
 仮に「和平論」が多数派になった*17として「それでも戦争継続を主張するほどの覚悟」は高世にはないでしょう。
 「ウクライナが勝つまで戦争を続けること(戦争を続けることでウクライナが勝つこと)」が可能なら「それでもいい」でしょう。
 その場合に(よほどの親ロシアでない限り)誰も「和平しろ」なんて言わないでしょう。俺も言わない。
 救う会の方針「制裁で拉致解決」「即時一括全員帰国」が可能なら「それでもいい」のと同じです。その場合に(よほどの親北朝鮮でない限り)誰も「段階的帰国でもいい」「バーター取引しよう」なんて言わないでしょう。俺も言わない。
 勿論俺は拉致について「救う会の方針でいいとは思いません(それ以前に救う会は拉致を口実に日朝国交樹立を妨害してるだけで、拉致を解決する気がないと思っています)」し、最近、高世も「段階的帰国やバーター取引もやむなし」「外交で解決するしかない」などと救う会批判を始めたわけですが。
 問題は「ウクライナはロシアに勝てるのか?」と言う話です。勝つというのが「ゼレンスキー政権打倒阻止」なら既にウクライナは勝っています。今後、首都キーウが陥落し、ゼレンスキーが「ロシア軍に殺害」or国外亡命し、ロシアの傀儡政権が誕生することはおそらくないでしょう。
 しかし「勝つ」が「ウクライナ領内からロシアを完全に排除する」というなら「2月末の開戦から4ヶ月が経過し、ロシア軍は未だ撤退せず*18、一部都市の陥落にとどまるとはいえ、マウリポリなどが陥落し、すぐには奪還の見込みがない」「この状況でもNATOは武器支援はしてもNATO軍投入まではしない(その武器支援についてもウクライナ側から『質、量ともに不十分』という不満が出ている*19)」「制裁もそれなりに効いてはいるようだが、現時点ではロシアに自主的な軍撤退を決意させるほどのダメージを与えてはいない」中で「このままでいいのか」「これ以上打つ手がないなら停戦すべきでないか」という意見が出るのはむしろ自然でしょう。
 「ベトナム戦争(米国が撤退)やアフガン戦争(ソ連や米国が撤退)」のように「何年かかろうが戦え」ということが果たして正しいのか?*20
 現状で戦争を続けても「ロシア支配地域が拡大するリスク」が増えるだけではないのか。
 「現状で停戦すれば」、篠田や高世が主張するように、マウリポリなどに対する「現状のロシア支配」が永続化する危険性はある一方で、停戦が続く限り「もはやロシア支配地域は増えない」。そういう意味では停戦は「プーチンに利益のみある」わけではないでしょう。
 「停戦論」がプーチンに利益のみあるのならとっくの昔に彼は「停戦に前のめり」でしょう。報道を信じる限りは【1】ロシアとウクライナの「意見の隔たりが大きい」面がある、【2】安易(?)に停戦にのれば「この程度で停戦するのか(そもそも開戦すべきだったのか)」とかえってロシア国内のプーチン批判を助長し、政権基盤がまずくなる恐れもある(プーチンとしては停戦する場合もむしろウクライナ側の停戦論に自分が乗ったという形にしたい)と言う面はあるでしょうが、プーチンはそれほど停戦には前のめりではない。それは「停戦が決してロシアにとって利益ではない(継戦した方がロシア支配地域が増えるかもしれない)」とプーチンが認識*21していると言うことではないのか。
 「停戦論の是非」はともかく篠田のように十把一絡げに「停戦論=親ロシアまたは敗北主義」呼ばわりしていい話ではない。勿論、中には親ロシアの停戦論や、「もうウクライナに軍事や経済の支援をしたくない*22」という意味合いの停戦論もあるでしょうが、高世記事を信じれば「停戦派は、全て親ロシアか敗北主義だ」と言ってるらしい篠田は暴論でしかない。
 まあ、そもそも

篠田英朗 - Wikipedia
【1】『ほんとうの憲法:戦後日本憲法学批判』(2017年、ちくま新書)、『憲法学の病』(2019年、新潮新書)なるウヨ著書で「護憲派を誹謗(集団的自衛権行使を護憲派は認めよと主張、しかも新潮新書に至ってはタイトルで護憲派を病気呼ばわり)
【2】あのトンデモ極右・上念司と『不安を煽りたい人たち』(2020年)と言う共著をそれも「極右出版社・ワック」から出版(まともな人間は上念との共著をワックから出さないでしょう)

という篠田はどう見ても「まともな学者ではない」のですが。
 自称・護憲派「高世」もよくもまあ「護憲派を病気呼ばわりする」「上念との共著をワックから出す」こんな男を手放しで褒めるもんです。「他にまともな学者が引用できないのか?」「まさか篠田の護憲派への誹謗を知らないわけでもあるまい?。まさか高世も集団的自衛権行使容認ではあるまい?」「まさか高世も上念やワックを評価してるわけでもあるまい?」と高世には心底呆れます。
 「救う会の極右性」を当初「完全に無視した高世」らしい「愚劣な振る舞い」ではありますが。
 むしろ篠田の方こそ「ウクライナ問題をまともに考えてるのか?」「篠田はウクライナ救う会ではないのか?」と言う話です。
 救う会はどう見ても拉致被害者帰国より「打倒北朝鮮を重視してる」。
 篠田も「打倒プーチンロシア」を重視してるだけではないのか。
 打倒ロシアを重視すれば「ロシアとの停戦」など「問題外」になるでしょう。停戦すれば「打倒ロシア」がやりづらくなるからです*23
 そして「北朝鮮とバーター取引を」と「感情的に言いづらい」のと同様に「プーチンと和平を」とは感情的に言いづらい。
 「無法者を容認するのか」と言われれば感情的に言いづらい。
 しかし「本当にそれでいいのか?」と俺は思いますね。

 さかんにSDGsがどうのと一応口では言ってみても、政策で裏打ちしなければ、スーパーにはマイバッグを持っていきましょうレベルの話で終わっちゃうよ。

 「SDGsエコロジー→電気自動車開発などエコの立場に立った産業振興」という高世のSDGsへの理解や認識はかなり「一面的」で問題がある*24と思いますし、SDGsというならそれこそ、高世は「護憲の話」をすべきではないのか。
 「SDGs(持続可能な社会)」を実現するために一番大事なことは「戦争のない平和な社会」ではないのか。
 戦争こそが「最悪の環境破壊」ではないのか。SDGsというなら「岸田の国防費倍増論」を批判すべきではないのか。
 日本において「マスコミのSDGs報道」が「エコロジーばかりに傾斜してること」にはげんなりします。マスコミだって「産経のような極右」を除けば、まさか「軍拡はSDGsの精神に反しない」とは言わないでしょうにねえ。
 しかもそのエコロジーも「脱原発」など「企業や政府への批判」ではなく「エコバッグ(レジ袋はできる限りもらわない)」「フードロス(食べ物は残さず食べよう)」「リサイクルショップの活用」など「個人の心がけ」ばかりに行くことには本当にうんざりします。いやもちろんSDGsにおいて「個人の心がけ」も大事ではありますが、マスコミの態度は「権力批判からの逃亡」にしか俺には見えません。
【参考:サントリーミステリー大賞
 「大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞した文藝春秋社の本ですら、文春文庫に(他社の文庫にも)なっていないことがある - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)同様「文春主催のサントリーミステリー大賞」でも「多くは文春文庫入りしてる」とはいえ、必ずしも文春文庫ではないらしいことが

サントリーミステリー大賞受賞作・候補作一覧1-20回|文学賞の世界
【第10回(平成4年/1992年度)】
◆大賞、読者賞
 花木深*25『B29の行方』(平成4年/1992年9月・文藝春秋刊)
【第14回(平成9年/1997年度)】
◆大賞
 三宅彰*26『風よ、撃て』(平成9年/1997年4月・文藝春秋刊)

でわかります。
【参考:川又三智彦
 以下の記事がヒットしましたがそれ以降のことはよく分かりません。会津昭和30年代村企画日刊ゲンダイに川又が語ったプロジェクト)でググっても記事がヒットしません。結局プロジェクトが挫折したんでしょうか?

元ツカサ代表の川又三智彦さん 自己破産して月収13万円に|日刊ゲンダイDIGITAL2016.6.20
 1980年代のバブル経済の真っただ中、「さんの! よんよんまるまるわんわんわん、ツカサ~のウィークリーマンション!」というテレビCMが頻繁に流れていたのを覚えている読者は多いだろう。社長自らがCMに登場して話題になり、その後、「ツカサ」の川又三智彦さん(68歳)はバブルにまみれる名物社長として名前を売った。さて、今どうしているのか。
「多世代の家族が同居し、近所付き合いが濃密だった昭和30年代のような村をつくりたい。かねてそんな考えを抱いてたところ、09年、会津若松の『水織音の里*27』という施設から同じような構想を持ち込まれましてね。で、早速、会津若松に移り住み、半ボランティアアルバイトの若者を28人集め、デイサービスの会社や農園を立ち上げようとしたんです。ところが、あの東日本大震災ですべてのプロジェクトがおじゃんになっちゃった。で、2年前の5月、磐越西線猪苗代駅前の廃虚同然だった敷地面積430坪の民宿を買い取り、そこを『会津昭和30年代村企画株式会社』のベースにして計画を再スタートしました」
 電話で取材を申し込むと、「東京に行く用事があるから」と川又さん。かくて有楽町駅に近い喫茶店で会うことになった。
「ウイークリーマンションをやってた頃は、銀行がおカネをジャブジャブ貸し付けてきて、次から次と持ち込まれる不動産を勧められるままに買った。しかし、ですよ。会社はずっと有限会社のまま。ワタシの年収も1000万円を超えたことはなかったし、住まいだって目黒区祐天寺の100平方メートルの借地に立ってた木造家屋。乗ってたクルマも三菱のミニカでした。生活自体、今も昔もあんまり変わった気がしませんね」
 ちなみに、例のCMも最初は「とてもじゃありません、ウチがテレビCMだなんて」と断ったのだとか。
「でも、CMのおかげで問い合わせがそれまでの5倍になった。結果、バブル一直線です、ハハハ。バブル崩壊後はリーマン・ブラザーズにウイークリーマンションの経営権を譲渡して支援してもらい、救われました。でも、2008年にそのリーマン・ブラザーズが倒産し、ワタシも830億円の負債を抱えて自己破産してしまいました」
「実はその後、脳梗塞を2回経験して介護の必要性を痛感したのも、目下進行中のプロジェクトの軸にデイサービスを据えた大きな理由です。猪苗代町の高齢者福祉計画などによると、高齢者は4980人(平成26年度)、要介護認定者は967人います。デイサービスは絶対的に必要とされてるんです」
 現在の収入は月約13万円の年金だけ。とてもそれではプロジェクトをまかなえず、私募債を募って活動資金に充てている。

*1:勿論そもそも拉致問題と選挙というのは、根本的にそぐわないと思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)ですが、もはや高世が「拉致について何も言わない」のが興味深い。「有田氏に是非投票を」も何も言う気はないようです。

*2:著書『アムステルダム娼館街』、『海を越えた者たち』、『昭和のチャンプ:たこ八郎物語』(以上、1989年、集英社文庫)、『悲郷』(1992年、講談社文庫)、『女たちの海峡』(1994年、講談社文庫)、『推定有罪』(1996年、文藝春秋→2010年、岩波現代文庫)、『私を殺した男』(1998年、広済堂文庫)、『上海嘘婚の殺人』(2003年、祥伝社文庫)、『復権池永正明、35年間の沈黙の真相』(2005年、文藝春秋)など

*3:「からゆきさん」から生まれた造語で発案者は『じゃぱゆきさん』(1992年、講談社文庫→2005年、岩波現代文庫)の著者・山谷哲夫とされる。日本で働く外国人女性の数が非常に増え、すでに珍しい存在でなくなったこともあって、「ジャパゆきさん」という言葉も死語になりつつある(ジャパゆきさん - Wikipedia参照)。

*4:1989年、文藝春秋→1992年、文春文庫

*5:1988年、文藝春秋社→1991年、文春文庫

*6:1983~2003年までサントリー文藝春秋朝日放送が主催していた公募のミステリー新人賞。 大賞受賞者には正賞としてサントリー特製ウイスキー、副賞として1200万円が贈呈された。大賞作(大賞作品が映像化不可能として、代わりに読者賞作品が映像化された第11回を除く)はテレビ朝日系列(朝日放送制作)にてサントリー一社提供の年1回の特別枠「サントリーミステリースペシャル」(1983~1997年)、「サントリーミステリー大賞スペシャル」(1998~2003年)としてドラマ化、全国放送された(サントリーミステリー大賞 - Wikipedia参照)

*7:売れなかった小説を映画化というのも相当、無茶な話です。

*8:『愛闇殺』(2006年、早川書房)、『彼に言えなかった哀しみ』(2007年、早川書房)のことか?(笹倉明 - Wikipedia参照)

*9:笹倉明 - Wikipediaによればこの著作は『新・雪国』(2001年、広済堂文庫)で映画化の顛末については『映画「新・雪国」始末記』(2003年、論創社)が書かれている。なお、新・雪国 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画によれば映画には「奥田瑛二」「南野陽子」「吉行和子」など、「それなりの有名俳優」が出演しています。笹倉氏には失礼ながら「スタッフ(脚本や監督)が悪かった」んではないか。

*10:1983年、三省堂→1990年、集英社文庫

*11:1949~2015年。本名は三上誠三。羽柴企業グループ社主として羽柴観光小田川温泉(旅館「秀吉のやかた」)や東北興産建設などを経営。1976年、地元の青森県金木町長選挙に出馬するものの落選(この時は本名の「三上誠三」で立候補)。その後1999年東京都知事選挙を皮切りに、2000年大阪府知事選挙、2007年、2011年夕張市長選挙など多数の選挙に立候補(羽柴誠三秀吉 - Wikipedia参照)

*12:2015年3月に村﨑太郎が経営するおさるランドへ土地建物を売却し、現在は真中は経営に関与していない(日光猿軍団 - Wikipedia参照)

*13:2005年の移住当初は「物価の安いタイなら、過去の貯金と印税で食える」と思っていたところ、残念ながらそうも行かなかったのでしょう。

*14:「継戦派」「抗戦派」などと呼ぶべきところ、篠田や高世が「正義派」と「正義を自称すること」には心底呆れます。

*15:和平派を十把一絡げに「親ロシア」呼ばわりする時点でもはや篠田はまともではない。

*16:あえて言えば俺は「正義」が容易に獲得できるのであれば正義を求めればいいが【1】「正義」とは別に得るべき価値が他にあり、【2】そのためには「正義」を犠牲にせざるを得ないのであれば「苦悩の判断」で正義を犠牲にしても構わないと思っています。「バーター取引による拉致被害者帰国」主張などはそうした認識による物です。というかその場合「拉致被害者救出」を「追究すべき正義」と評価してると言うことかもしれませんが。

*17:勿論どうなるか分かりませんが

*18:正直当初は俺も、「ウクライナ軍の善戦や対ロシア経済制裁に音を上げたロシアが軍撤退」など「ウクライナにとって望ましい形」でもっと早く片がつくことを期待してたのですが。

*19:これについては例えば「ロシアの火砲10基に対し、ウクライナは1基」 欧米に支援求める [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル「砲撃戦負けている」ウクライナ側危機感 欧米に支援訴え:朝日新聞デジタル(以上、2022.6.11)、欧米の武器支援「必要の10%」 ウクライナ:朝日新聞デジタル対ウクライナ武器供給、遅れ続く 火砲数はロシア軍が圧倒:時事ドットコム(以上、2022.6.17)と言った報道があります。

*20:勿論、停戦派も「よほど極端な親ロシア」でない限り「とにかく何が何でも停戦しろ(ゼレンスキーはプーチンの主張を全て飲め)」ではないでしょう。【1】停戦条件が「ある種のWin-Win」でなければ「停戦は成立しないこと」、【2】(ゼレンスキー政権は勿論)、プーチン政権にも停戦意思がなければ停戦しないことは誰だってわかっています。

*21:そうした認識の是非はひとまず置きます。

*22:とはいえ、そうした停戦論が「正しい」とは言いませんが、そうした「支援疲れ」が仮にあるとして「そういう支援疲れ論が出る中で戦争継続が果たして適切なのか、現実的なのか」という議論はむしろ「あって当然」と俺は思います。

*23:勿論停戦しても「ロシア支配地域(マウリポリなど)からロシアが軍を撤退しない限り、制裁を継続し強化する」などの形での「打倒ロシア的行為」は可能ではあります。現在「停戦中の北朝鮮朝鮮戦争は建前では停戦です)」に対して米国が経済制裁措置を加えてるように(勿論、停戦を続ける限り、「軍事力行使」と言う意味でのロシア打倒はできませんが)

*24:そもそも過去に高世が主張してたはずの「脱原発」が全く出てこないのも「おいおい」ですね。

*25:著書『天使の墓』(1997年、文藝春秋

*26:著書『レッド・クロス』(2011年、幻冬舎文庫)、『猟犬の歌』(2014年、幻冬舎文庫

*27:「水織音の里」でググっても、ホームページがヒットしないのでこの施設は「残念ながら」恐らく挫折したのでしょう。

今日のロシアニュース(2022年6月27日分)

ロシアにとっては「敵が改めて敵対的な姿勢を示した」くらいでしかないスウェーデン・フィンランドのNATO加盟をトルコが支持した事実が「朗報」扱いされる日本世論から見えるもの: 白頭の革命精神な日記
 「そうした事実は、加盟申請の時点で、ある程度予想されており今、朗報と騒ぐほどのことではない」「NATO加盟は少なくとも『ウクライナ戦争の現場(戦場)』には大きな影響は与えない(今後予想される両国のウクライナへの軍事支援が現在、行われてるNATOの軍事支援を遙かに上回るとも思えないので)」という白頭先生とは別の意味で「やれやれ」ですね。
 それは「(ウクライナはともかく)スウェーデンフィンランドの中立放棄は果たして(両国自身や、日本、国際社会などにとって)朗報なのか?」という意味です。
 以前書いた「以下の記事」を改めて紹介しておきます。なお、「数の大小はともかく」両国においても「NATO加盟反対派」は勿論存在します。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年6/2分:巣くう会集会の巻) - bogus-simotukareのブログ
 先日、TBSラジオ森本毅郎スタンバイ」の「日本全国8時です」で元毎日新聞外信部長の伊藤芳明*1が「スウェーデンフィンランドNATO入りして中立国でなくなったらワームビア君救出のような事ができなくなりはしないかという不安を感じる。もしそうなったとして、それはスウェーデンフィンランドや国際社会にとって果たしていいことか?*2」「だから拉致問題を抱える日本人にとってスウェーデンフィンランドNATO加盟はある意味、他人事じゃない。日本が北朝鮮相手に利用できる外交ルートが一つ減るかもしれない*3」「そうした懸念が日本できちんと論じられないのは問題だと思います」云々と語っていたことを今思い出しましたが「俺も伊藤氏に同感」です。
(中略)
 伊藤氏コメントについてはググって見つけた

https://twitter.com/yuukim/status/15272253401032540162022.5.19(木)
◆yuuki
 昨日のTBSラジオ森本毅郎スタンバイ」内の「日本全国8時です」コーナー、水曜コメンテーター・伊藤芳明さん、フィンランドスウェーデンNATO加盟について。
 色々と懸念やデメリットについても解説してくれてるが、こういう報道は本当に少ないな。(ボーガス注:NATO加盟支持に)前のめりになりがちな今こそ丁寧に見るべき観点だと思うが。
「両国のNATO加盟、長期的には(ボーガス注:両国の中立国ブランドが失われて)マイナスの影響が出てくると思う」
「(ボーガス注:中東和平交渉、ワームビア君救出など)仲介役を担ってきた歴史がある」
「スイスと違って秘密裏の交渉もやりやすい」
として具体例をいくつか、どれも知らなかったな

つうツイートを紹介しておきます。
 あと、「メディアの中では比較的リベラルなTBSラジオ」と違い「産経系列、ウヨのニッポン放送」ですが

スウェーデンとフィンランドのNATO加盟申請が「ウクライナとロシアの和平交渉」にどう影響するか – ニッポン放送 NEWS ONLINE
相良)
 「北欧諸国の中立」というブランドは強いです。有名なものだと、「オスロ合意」というものがあります。中東への和平調停もそうですし、アメリカと北朝鮮米朝協議をやっていたときも、スウェーデンで実務者協議が行われています。そのような形で、スウェーデンフィンランドの立場でしか成し得ない中立的な役割があります。
(中略)
 今回は、そのようなブランドを弱めてでも、(ボーガス注:ロシアの脅威から*4)自国の安全保障を守らなければいけないという意識で(ボーガス注:NATO加盟に)踏み込んだのです。

という「伊藤氏の指摘」と「同様の指摘」を紹介しておきます。


リベラル21 中国はウクライナ戦争をめぐる西側の対応をどう見ているか(阿部治平)

 現在までのところ、中国は対露援助を小出しにしてきた。やがては武器を含む大型の援助に踏み切る可能性は否定できない。

 いや、さすがに武器援助はしないのではないか。中国にとって勿論「欧米との関係も重要だから」です。


ゼレンスキー大統領 “ロシア軍 掌握”都市「すべて取り戻す」 | NHK | ウクライナ情勢
 「2月末の全面侵攻以降」に奪われた領土を「全て取り戻す」というならわからないでもない。ゼレンスキーとしても「面子がある」でしょうし、軍事的に可能かもしれない。
 しかし「2月末の全面侵攻以前」、あるいは「ゼレンスキーが大統領に就任する以前」からロシア支配下にあった「クリミア」「ルハンスク」「ドネツク」などを取り戻す、要するに「ウクライナからロシア勢力を全面排除する」というのは現実問題として無理ではないか。
 この記事だけだとその辺りがよく分かりませんが。


年末までにロシア侵攻終結を ゼレンスキー氏、G7参加:東京新聞 TOKYO Web
 安易に楽観論をいうわけにもいかないでしょうが「年末までに片をつけたい」とは「何ともかんとも」です。
 それは【1】ウクライナ政府の見込みですら、最低でも今後6ヶ月戦争が続く恐れがあるということであり、【2】最悪の場合、今年中に片がつかず来年に持ち越すかもしれないということだからです。
 ゼレンスキーが「あえて悲観論をとなえてるだけ」で、実際は「もっと短期で終わること」を望みたいところですが。

*1:著書『アラブ:戦争と生活』(1991年、岩波書店)、『ボスニアで起きたこと:「民族浄化」の現場から』(1996年、岩波書店)、『一目でわかる国際紛争地図』(2002年、ダイヤモンド社)など(伊藤芳明 (ジャーナリスト) - Wikipedia参照)

*2:まあ、それだけがNATO加盟で懸念される問題ではありませんが

*3:まあ今の日本は「北朝鮮外交をやる気がどう見てもない」のでそれ以前の問題だとは思いますが。しかし伊藤氏のような発言を「北朝鮮に甘い」と敵視したあげく「スウェーデンフィンランドなんてパイプはいらない」「北朝鮮が我々の要求をのめば終わる話だ」というのが今の家族会なんでしょうねえ(呆)

*4:俺個人は「ウクライナでのロシア軍の苦戦」を考えれば「ロシアの軍事的脅威」など「スウェーデンフィンランドに限らず」ウクライナ以外の国にとっては「少なくとも当面はない」と思いますが。

今日もkojitaken氏に悪口する(2022年6月27日分)

×××新選組における山本太郎独裁制のルーツは民主党小沢一郎G(のち「生活の党と山本太郎となかまたち」等)だ - kojitakenの日記*1

 「某暴犬」こと*2bogus-simotukare(たまにはこの人のHNも書いておかないとあまりにも読者に不親切*3かもしれないと思い、今回は例外的に明記することにした)に「あいつは立民の批判だけはしない」と言われている。

 「はあ?」ですね。俺はkojitakenに対してそんなことは一度も書いた覚えはありませんが。
 kojitakenは「確かにそう書かれた」というなら根拠を出せと言いたい。「勘違い」なのか「故意のデマ垂れ流し」か知りませんが酷いもんです。
 つうか根拠も出さずにこいつが俺を非難するのは今回が初めてではありません。「根拠も出さず」に「北朝鮮擁護」だの「中国の少数民族政策を擁護」だの「非難」などというバカなことがよくもできるもんです。どれほど恥知らずのクズなのか。
 こんなクズid:kojitakenをコメント欄でちやほやしてる太鼓持ち連中もバカなら、それで図に乗って「裸の王様」になってるkojitakenもバカです。
 なお、俺はkojitakenに対して「あいつは崇拝する江田三郎の批判だけはしない」と書いた覚えならあります。
 しかしid:Mukkeもそうでしたが「精神的に打たれ弱いから」といって俺の批判に逆ギレして、無茶苦茶な悪口をするのも大概にして欲しい。こういう人間に偉そうな口を叩いて欲しくない。Mukkeにせよkojitakenにせよ「逆ギレして、俺に対してゲスな悪口に走るこいつら」が下手に権力など持ったらスターリン毛沢東プーチン等のように反対派を弾圧するであろう事はよく分かります。幸いにも連中には、権力を握るだけの才能はないですが。kojitakenが山本太郎に「独裁体質」などと悪口するのは俺から言わせれば「近親憎悪」にしか見えません。

 立川流の寄席「若竹」はかつて東京都江東区東陽町にあった。数年前まではビルの屋上に「円楽党」と書かれていて、落語には全く不案内な私は「何だあれは」と思っていたが、現在は剥がされている。

東京新聞したまち支局
 円楽党の寄席 #若竹 があったビル🏢の前に来ています❗
そこで一句
「落語家や つわものどもが 夢の跡」
お粗末😊
#江東区 #東陽町
#三遊亭円楽

 kojitakenってバカなんでしょうか?
 奴の引用してるツイートには円楽党の寄席 #若竹 #三遊亭円楽と書いてあるのにわざわざ立川流の寄席「若竹」と間違ったこと*4を書ける脳みそはよく分かりません。
 まさかとは思いますが「三遊亭円楽」の「立川流円楽党」とでも思ってるのか?
 「一竜斉テイホー」が2016年末に死去 - kojitakenの日記には

最下位当選は立川談志

と書いてあるので談志(立川流創始者)のことは知ってると思うんですけどね。

【参考:寄席「若竹」】

若竹 - Wikipedia
 圓楽一門は、浅草演芸ホール鈴本演芸場(上野)、新宿末廣亭池袋演芸場を使用することが出来ないため、圓楽は弟子達の稽古場を設けるため自らの私財を投げ打ち、1985年4月に寄席若竹をオープンした。当時、圓楽が司会を務めていた『笑点』(日本テレビ)では、年に何度か若竹で公開収録が行われていた。しかし若竹は、前述の演芸場とは違いターミナル駅から遠く、集客数は振るわず、1989年11月25日に閉場となった。2017年現在は,若竹のあったビル2階にはフィットネスクラブの「スマートフィット100」が入居している(1階はセブンイレブンが入居)。
 現在、円楽一門が定席として使用している寄席はお江戸両国亭である。


新選組・水道橋博士の街宣に吐き気を催した - kojitakenの日記

 水道橋博士というこの候補者に対しては、某暴犬(bogus-simotukare)に対するのと同じくらい激しい嫌悪感というか吐き気を催す。

 吹き出しました。「共産支持」俺と「れいわから立候補」水道橋博士との間に何の関係もないでしょうに。そして俺の方こそkojitakenには「激しい嫌悪感」を感じています。

*1:れいわや小沢氏を擁護してるとは思われたくないのですが、一応突っ込んでおけば「ルーツ」と言いながら「ルーツと見なすまともな根拠が何も出てこない駄文」です。確かに山本が一時「小沢党」に所属したのは事実ですが。

*2:俺が自称してるわけではなく、勝手にkojitakenが命名したのに「こと」だそうです(苦笑)。これからは俺も「クズ駄犬ことkojitaken」「カス駄犬こと」「クソ駄犬こと」「恥・駄犬こと」とでも書くことにしましょう(皮肉のつもり、本当にそう書くことはないかと思います)

*3:むしろ俺に対して無礼でしょうよ。それにしても「読者に不親切」も何も「いつもの取り巻き連中、太鼓持ち連中」以外にまともな読者がいるとも思えません。

*4:この誤記の件については奴の記事に投稿しました。多分コメント掲載拒否でしょうが、さすがに記事の修正はするのでしょう。【追記】削除だそうです。わざわざ残すほどの文章とも思いませんが削除しなくてもいいでしょうに。

1960年代の著書で共産党に悪口するkojitakenに呆れる(2022年6月27日分)

1966年の日本共産党の「ジャズ」観に呆れた - kojitakenの日記
 古い記事ですが偶然気づいたので。
 1970年代刊行の本で「共産党のLGBT認識は杉田水脈と変わらない」と言い出すkojitakenに呆れる、ほか(副題:今日もkojitaken氏に悪口する(2022年5月25日分) - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが「そんな昔の話をわざわざ掘り起こして何の意味があるんだ?」「今のネタで批判しろよ」ですね。
 民主集中制をめぐる「某暴犬」のコメントに腹を抱えて爆笑してしまった - kojitakenの日記を真似すれば、kojitakenのバカさに「腹を抱えて爆笑してしまった」(こういうことを書くから、id:suterakusoなど「取り巻き」にちやほやされて図に乗ってる「独裁体質のkojitaken」は「このkojitaken様を批判するなど許せない」と俺に逆ギレするのでしょうが)。
 こんなことをkojitakenがすれば【1】そんな昔のネタ以外に批判ネタがないのか?、【2】そんな昔のネタに飛びつくほどkojitakenは異常な反共なのか?、などと呆れられるだけです。
 しかも「批判の元ネタ」が、「『共産党は暴力革命政党』というTBSひるおびでの八代発言は間違ってない」などとデマを飛ばす極右活動家「松崎いたる」のツイッターというのだから呆れます。
 そもそも「反党行為で党を除名された」とはいえ、「共産党板橋区議を4期16年務めた男(松崎)」がよくもこんなツイートができたもんです。まあ、いずれは袴田里見などのように「ウヨにすら相手にされず忘れ去られる存在=松崎」でしょうが。
 まあ「三度の飯より共産叩きが好きなバカ=id:kojitaken」なんでしょうね。普通の人間はデマ右翼・松崎について「何一つ批判せず持ち上げる」なんて恥ずかしいことは普通しません。

【参考:ジャズと共産党
 いくつかググってヒットした記事を紹介しておきます。
赤旗まつり/私も出演します ジャズ・バイオリニスト 寺井 尚子さん/“ジャズる”魅力ぜひ/7日午後 中央舞台2010.10.26

#おとなの塚本幼稚園 吉良よし子の弟さんはプロの打楽器奏者~日本共産党議員列伝・外伝2019.1.22
 ジャズドラマーとして数枚のアルバムに参加している創太さんですが、並行してドラムのレッスンプロも行っているようです。

(注目の1問)ライブハウス、支援の谷間に 共産・吉良佳子氏:朝日新聞デジタル2021.3.16
 「ライブハウスは音楽文化の担い手。つぶしてはならない文化の砦(とりで)だという認識はありますか」
 15日の参院予算委員会で、共産党吉良佳子氏が菅義偉首相にそう問いかけ、支援の拡充を求めた。
 プロのジャズドラマーの弟を持つ吉良氏。


【参考:松崎の過去のデマまたは暴言(他にもあるとは思います。俺の記憶では「河野談話否定論」「アイヌ先住民族否定論」も放言していたと思うのですが、松崎についてはそうした批判をしてなかったみたいで俺の過去記事として残ってない)】
 これらの松崎の問題発言をどう思うのか、id:kojitakenには聞きたいところです。都合が悪いから黙りで逃げるのでしょうが。

黒坂真に突っ込む(2019年8月28日分) - bogus-simotukareのブログ

滝本太郎が松崎いたるにリツイート
‏ 日本の朝鮮併合がなければ、米国・ソ連が分割統治をすることもなく、朝鮮戦争もなかったと。またはドイツが敗戦して(ボーガス注:日本の勝利の可能性がなくなった時点*1で)直ちに終戦工作を本格化実現させれば、朝鮮半島は実質米国側のみの占領となった。ですから、相応の歴史的責任はあろう、とは松崎さんは考えないですか?

 黒坂が「松崎さんは間違ってない」「日本が朝鮮支配しなければロシアが支配してもっと悲惨だったろう」(俺の要約)と滝本氏のツイートに無茶苦茶なリツイートしていたので気づきました。
 しかし、松崎も
1)「朝鮮半島の分断には日本は責任はない。日本にも責任があるという批判が一部にあるが、全て、軍事介入した米ソが悪い」と松崎がツイート
2)「日本が朝鮮半島を植民地支配してなければ、そして無謀な太平洋戦争で敗北し、朝鮮半島への米ソ軍事介入を招いていなければ、分断はなかった。独立朝鮮なら分断はなかった。そういう意味で日本に『朝鮮半島分断』について一定の責任はあるとは思わないのですか?」と滝本氏が松崎を批判リツイート
3)その滝本リツイートを黒坂が「松崎さんは間違ってない」「日本が朝鮮支配しなければロシアが支配してもっと悲惨だったろう」と滝本氏のツイートに無茶苦茶なリツイートねえ。
 黒坂がバカなのは当然として松崎も「元共産党板橋区議」なのに「落ちるところまで落ちた」感が半端ない。
 共産党がニセ科学批判の板橋区議を除名 - kojitakenの日記で松崎をただただ褒め称えていた「松崎信者」id:kojitakenには「ねえ、今、どんな気持ち?」と聞きたいところですね。id:kojitakenは「自称・リベラル」なので、さすがに松崎の右転落を肯定はしないでしょうが、「不当除名した共産が悪い」「除名されなければこうならなかった」とかいって松崎をかばうのかどうか。
 いや共産の除名が不当かどうか*2に関係なく、まともな人間はこんな右転落しないでしょうよ。

黒坂真に突っ込む(2019年10月11日分) - bogus-simotukareのブログ

黒坂真リツイート
松崎いたる・板橋区
‏ 日本共産党の忘れてはならない歴史、独裁者チャウチェスク*3との親密な関係

 「日本共産党の区議だった人間」松崎が反党行為で党を除名されたら「昔、党区議だったことなんて関係ねえ」とばかりにこういうツイートするんだから心底呆れますね。人間、こういう醜態はさらしたくないもんです。
 「で、お前は党区議時代、チャウシェスク(宮本委員長時代にルーマニア訪問)云々で党批判してたの?、してたのに区議になれたのなら、党は政治的に寛大だつう話だし、してなかったのなら、除名されたら党区議時代してなかった批判を掌返しで始めたお前が卑怯者だって話だよね?*4。どっちにしろ反共分子のお前にとって有利な話じゃねえぞ、松崎」つう話です。
 何つうか旧ソ連アネクドート*5

フルシチョフスターリン批判。会場から野次。
 野次「スターリン健在時代、あんたは何をしていたんだ、フルシチョフ
 フルシチョフ「今、野次をとばしたのは誰だ、出てこい」
(無言)
 フルシチョフ「今、野次をとばしたのは誰だ、出てこい」
(無言)
 フルシチョフ「先ほどの質問にお答えしよう、私も今野次を飛ばした人間と同様の態度だった」

を思い起こさせる松崎の醜態です。

黒坂真に突っ込む(2019年10月16日分) - bogus-simotukareのブログ

黒坂真が松崎いたるをリツイート
◆松崎いたる・板橋区
‏ 共産党による災害救援募金は、(中略)問題なのは「災害救援」と称して党スタッフの交通費、食費に充てられていることです。

 党板橋区議時代から「もちろん共産党は災害救援募金をしており」その頃は松崎はこんなことは言ってなかったでしょう*6に、党を除名されるや、こういうことを言い出す松崎も「人間として最低」と思います。まさか松崎も「俺が除名されてから活動方法が変わった」「俺が除名されてからそういう裏事情を知った*7」とは言ってないでしょう。
 俺個人は「党スタッフが災害救援部隊とそれ以外(宣伝活動部隊?)に明確に分けられてる*8」限りにおいては「党スタッフの交通費、食費」でもいいとは思いますがこの辺りはいろいろと批判を招かない対応は当然必要でしょう。
 「そもそも党スタッフの交通費、食費は疑念を避けるため、いかなる場合でも募金からは支出せず、募金の使用は純粋(?)な災害救援に限る」つうのも一つの対応ではあるでしょう。

黒坂真に突っ込む(2019年10月24日分) - bogus-simotukareのブログ

黒坂真
 佐藤直樹さん。松崎いたるさんによれば、8年前に(ボーガス注:東日本大震災の被災地)石巻市で徳留道信さん*9が、募金で米を買い、有権者に無料配布するという買収行為*10を指導なさったとか。

 被災者支援は買収行為には当たらないと思いますけどね。そもそも石巻は「都議である徳留氏」の選挙区でもないし、まさか、被災者相手に販売しろとでも言うのか。黒坂はどういう支援をすべきだと思ってるのか*11
 つうか本気で買収だと思うのならこんなツイートで済ませないで今からでも選管に告発*12でもしたらどうか。
 除名されてからこんな誹謗を始める松崎(元共産党板橋区議)も呆れたバカです。
 つうか「公選法違反の買収疑惑」といえば「菅原経産相有権者へのメロンやカニなどの贈答疑惑(週刊文春*13https://bunshun.jp/articles/-/14746など)」という「被災地での米の無償配布」とは違う「言い訳が出来るとはとても思えない&初入閣とは言え現職大臣の疑惑」「野党議員や『与党議員でも陣笠』なら、確実に検察が動いてるんじゃないか*14と言う疑惑」が現在あるのにそれについては黙りでこんなことをツイートする黒坂や松崎も呆れたバカです。
 つうか「うがった見方」をすればこれが「黒坂や松崎流の菅原&安倍自民擁護*15」なんでしょうか。全然擁護になってないと思いますけどね。

黒坂真に突っ込む(2019年11月3日分) - bogus-simotukareのブログ

黒坂真が松崎いたるにリツイート
◆松崎いたるが、ながせ由希子 JCP野比例候補にリツイート
 ながせさんがタオルやカップ麺を有権者*16に届けることと、菅原一秀前大臣がメロンやカニ有権者に届けることのどこが違うのか? 説明できますか?

 これ(松崎)が「党を除名された反党敵対分子とはいえ」元共産党板橋区議かと思うと絶句ですね。共産党を誹謗したあげく、菅原をかばうとはどれほど脳みそが狂ってるのか。
 「ながせ氏ら共産党長野県委員会の洪水被災者支援」と「菅原のカニやメロン贈答」と同一視するなんてバカが良く出来るもんです。
 本気で黒坂や松崎がそう思うなら、ながせ氏に絡む「だけでなく」、選管やマスコミ、自民党にでも「追及せよ」といったらどうなのか。
 菅原疑惑を報じた文春はもちろん反共右派ですが、その文春ですら相手にしないでしょうね。そして共産党はもちろん洪水被災者も「松崎と黒坂はふざけるな」と怒り出すのではないか。しかしコメ欄で指摘があるようにこの件については松崎や黒坂に対し名誉毀損で訴えるなどの法的措置を執ってもいいのではないか。

黒坂真に突っ込む(2019年11月15日分) - bogus-simotukareのブログ

黒坂真リツイート
◆松崎いたる・板橋区
‏ 日本共産党の各地の後援会も毎年、後援会旅行を実施していますが、政治資金収支報告書に記載されることはありません。
 集めた旅行代金はそのまま旅行会社に支払われるからです。
 ホテルの宿泊費、宴会料金は旅行会社がホテルと交渉してくれて、一般の団体客よりも安く割引されています。

 怒ったり呆れたりする前に吹き出しました。どこまで事実か知りませんが、そんなことが「税金使って安倍や二階だのの後援会員を桜を見る会に呼ぶ」「ホテルニューオータニ立食パーティー桜を見る会)の代金を5000円という馬鹿安い価格にしたこと(高級料理が提供されており差額を税金で補填したか、差額の割引をニューオータニにごり押ししたとしか思えない)」だのと同列視できる話だと本気で思ってるのか?。
 「共産党だって後援会員をもてなしてるんだから、桜を見る会に何の問題もない」なんて言ったら正気を疑われますよ。安倍や菅ですら「違法行為はない」と言いながらも「来年はいったん中止して見直す」と言い出してるのに。

今日の産経ニュース&都議選雑感(2021年7月4日分) - bogus-simotukareのブログ
【正論8月号】日本共産党の同性愛差別史 元板橋区議(元日本共産党区議団幹事長) 松崎いたる - 産経ニュース
 党を除名され、無所属で出馬した板橋区議選も落選。その結果、党を恨んでるとはいえ、松崎も落ちたもんです。同性愛差別というなら

◆「生産性がない発言」の杉田を未だに処分しない
LGBT法案が議論される中で「党所属国会議員から数々のLGBT差別暴言が飛び出した」と報じられる

自民の方が「1970年代の党の同性愛認識には問題があった」と謝罪した共産党より勿論「ずっと酷い」のですが、「自民党御用のウヨ雑誌」で、除名されたとはいえ「元党員」が「共産の同性愛差別ガー」とは常識人にはまねできない醜態です。もちろん松崎は共産党に因縁がつけたいだけであってLGBTの権利擁護をしたいわけでも何でもない。

今日の産経ニュース(2021年10/3日分)(副題:大臣人事の内定情報ほか) - bogus-simotukareのブログ
【正論11月号】TBSねじ伏せて〝本質〟偽る共産党元板橋区議(元日本共産党区議団幹事長) 松崎いたる - 産経ニュース
 「正論に登場」とは「党を除名された」とはいえ、もはや「元共産党板橋区議」松崎も「完全に一線を越えた」と言うべきでしょう。
 しかも内容は「TBSひるおびの八代発言『日本共産党は暴力革命』云々は間違ってない」などというデマの擁護です。今時、こんなデマは「共産党支持者」「野党共闘支持者」どころか「共産党に否定的なウヨ(自民支持者)」ですらまともな常識があれば口にしません。そして事情はどうあれ、TBSと八代は共産党に「謝罪した」。こんな発言をしても松崎を支持するのは「常軌を逸した反共右翼」だけです。大体、それなら松崎は「共産党板橋区議時代の言動」をどう説明するのか。
 「暴力革命政党と知りながら嘘をついていた」というのか。はたまた「板橋区議時代は暴力政党だとは知らなかった。離党して目が覚めた」とカマトトぶるのか。どっちにしろ説得力皆無ですが。

珍右翼・黒坂真に突っ込む(2022年3月27日分) - bogus-simotukareのブログ

黒坂真リツイート
◆松崎いたるがリツイート
 志位さん、1952年の名古屋・大須事件て、ご存知ですか?
 日本共産党朝鮮戦争反対のデモ隊に2000本の火炎ビンを持たせ、警察の警備隊を襲撃した騒乱事件です。
志位和夫
 市民による反戦デモは、日本国憲法に保障された言論・表現の自由だ。テロと同列視して敵視することは、きわめて重大な問題だ。
防衛省「反戦デモ」敵視/安保法制発動事例に明記 資料は即廃棄/衆院委 穀田氏が暴露

 元共産党板橋区議「松崎」が反党行為を理由に党を除名されたとはいえ、「詭弁で自衛隊擁護」とは言葉もありません。おそらく松崎が未だに党所属区議なら「穀田質問」を「党の成果」として絶賛したでしょう。立場が変わればここまで変節し、落ちぶれるとは人間として恥ずかしくないのか。
 そもそもここで自衛隊に敵視されてる反戦デモが「暴徒化したデモ」に限定されてないことは明らかでしょう。そもそも反戦デモをやるのも「共産党限定」でもない。こんなバカなことを松崎が言えば「勿論、反戦デモは共産党の専売特許ではない」し「自衛隊が敵視する反戦デモも共産党のデモ限定ではない」ので「松崎を批判するのは共産党に限定されません」。松崎に賛同するのは「反戦デモを敵視する極右(例:黒坂)だけ」でしょうがもはやそんな常識も松崎にはないらしい。大体70年前の話を持ち出して何か意味があるのか。今の共産党が暴力デモをやると強弁する気か?

珍右翼・黒坂真に突っ込む(2022年5月27日分) - bogus-simotukareのブログ

黒坂真リツイート
◆松崎いたる・板橋区
 コミンテルン(国際共産党)日本支部として設立された日本共産党は、コミンテルン本部=ソ連から多額の活動費と武器(ピストル等)の供与をうけていました。こうした実態*17を私は「日本共産党・暗黒の百年史*18」に書きました。

 除名されたとはいえ元党員(松崎)が随分と落ちぶれたもんです。人としてこういうゲスにはなりたくない物です。

*1:まあドイツ降伏の時点(1945年5月)で日本も降伏してれば「沖縄戦(1945年6月)」「原爆投下(1945年8月)」の悲劇もなかったですしね。降伏を遅らせた昭和天皇裕仁の罪は重いと言うべきでしょう。

*2:俺個人は今のところ不当ではなく当然の除名だと思っていますが。

*3:ルーマニア共産党書記長、ルーマニア大統領

*4:おそらく後者なのでしょうが。

*5:平井吉夫編『スターリン・ジョーク』(1990年、河出文庫) などで読むことが出来ます。

*6:おそらく募金を呼びかける立場だったでしょう。

*7:活動方針が変わったのならともかく「裏事情を知らなかった」場合は「だから俺は悪くない(松崎)」とすました顔をしていていい話ではないですが。

*8:その点が実際どうなのかは分かりませんので特に評価はしません

*9:日本共産党都議

*10:こんなことを抜かしてる松崎が「現役共産党区議時代」にヤツがいう「買収行為(被災者支援)」を自らやっていたら大笑いですが、その辺り分からないもんですかね?

*11:と聞いても何も答えないでしょうが。黒坂は単に共産党に因縁を付けてるに過ぎないからです。

*12:多分告発しても相手にされないでしょうし、だからこそツイートしかしないのでしょうが。そもそもその「米の無償配布」はおそらく8年前当時から「こそこそ隠れたりせずおおっぴらにやっていた」のでしょうし、本当に買収行為と認定できるなら、その当時において自民党辺りが選管に告発してるでしょう。

*13:右派の文春ですら「何でも安倍万歳、安倍免罪の産経とは違い」安倍政権の「カネの疑惑」については容認する気はないようです。

*14:モリカケで財務官僚すら一人も起訴しなかったのと同様、検察は明らかに安倍に屈服していますね。

*15:もしそうだとしたら「除名されたとはいえ」元共産党員が自民の不祥事をごまかそうとするとは松崎も呆れたバカです。ただしそれでもさすがに松崎も黒坂も公然とは「だから菅原さんが地元選挙民にメロンやカニなどの高級品を贈呈してもたいした問題じゃない」とはいえないようです。でも連中が言いたいことはおそらくそういうことでしょうが。

*16:今回の洪水被災者のことですね。ながせ氏が立候補予定の長野県でも千曲川決壊で被害が出ています。

*17:『松崎の板橋区議時代』の体験でも書くのならともかく『コミンテルンガー』など今時、時代錯誤も甚だしい。

*18:2022年7月6日刊行予定(参院選直前に嫌がらせしよう、つう思惑でしょうが、影響はほとんどないでしょう)、飛鳥新社。ちなみに飛鳥新社から刊行済みの石平『中国共産党・暗黒の百年史』(2021年)と題名がほとんど同じなのには吹き出しました(ちなみに中国共産党の創立が1921年日本共産党の創立が1922年)。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年6/27日分:荒木和博の巻)

世界日報の拉致被害者に関する情報について: 荒木和博BLOG
 32分の動画です。タイトルだけで見る気が失せます。
 「統一教会機関紙(世界日報)」などという怪しい代物をよくも平然と持ち出せるもんです。
 一応、動画を最初の10分ほど見ました*1が「脱北者がそう言ってる」つうだけの「いつもの怪しい話」です。
 荒木動画を見なくてもネット上に世界日報記事(後で紹介します)があるので一応それを読めば内容は分かります。

【日本メディア】
 朝日、読売、毎日などの全国紙、NHK日本テレビ、TBSなどのキー局、週刊文春、新潮、現代(講談社)、ポスト(小学館)などの大手出版社系週刊誌など
【韓国メディア】
 朝鮮日報中央日報東亜日報ハンギョレなどの全国紙など

などで後追い報道でも出れば話は別ですが、まあ出ないでしょうね。「後追い報道がない」時点で信頼性皆無でお話になりません。
【参考:世界日報記事】

「全員が平壌市内に居住」 日本人拉致被害者とその子供 | オピニオンの「ビューポイント」(ソウル・上田勇実)から一部引用
 北朝鮮により拉致された日本人被害者とその子供ら家族全員が、朝鮮労働党統一戦線部の“管理”の下で少なくとも2013年まで平壌市内に居住し続けてきたことが明かになった。北工作機関「偵察総局」の元幹部*2で14年に韓国に亡命*3したキム・グクソン氏が22日、日本メディアの取材では本紙に初めて応じ、明らかにした。
 横田めぐみさん=失踪当時(13)=に関し、キム氏は「皆が驚くような話もある*4」と述べ、生存の証拠があることをほのめかした。
【キム・グクソン氏との一問一答】
◆記者
 めぐみさんは生きているのか。
◆キム
 詳細は明かせないが、みなが驚くような話もある。

 ほとんど無内容で、具体性皆無です。お話になりません。


徴兵制と志願兵制(R4.6.27): 荒木和博BLOG
 9分13秒の動画です。タイトルだけで見る気が失せます(一応見ましたが)。
 第一にそんな事が拉致の解決と何の関係があるのか。何の関係もない。この動画は「拉致の解決」が目的ではなかったのか。
 第二に「日本において徴兵制が参院選の論点になってる」のか。どう見てもなってない。
 日本において徴兵制復活の可能性は低いでしょう。勿論「極右連中」の中に「徴兵制復活論」があることは俺も知っています。
 特にウクライナ戦争後は【1】ロシアとウクライナが、兵力不足に事実上、徴兵で対応していること(ウクライナの「壮年男性の出国原則禁止」はそういうことでしょう)、【2】一部の国が徴兵制を復活したこと(あるいは復活を検討していること*5)でその種の極右の「鼻息も荒い」。荒木のこの動画も「徴兵制復活希望」なのでしょう。
 しかし、さすがに「徴兵制復活」は日本も含め多くの国では「現実化しない」でしょう。自民や維新の支持層ですら「徴兵制復活支持」は少ないでしょう。
 なお、現在、日本に限らず、多くの国(欧米など)は「徴兵制から志願兵」という移行方向にあります(まあ日本の場合、憲法九条の関係や戦争被害国(中韓、米英、東南アジア)との外交関係から、公然と徴兵制復活などできる話でもないですが)。
 【1】徴兵をかけないといけない大規模戦争が起こる可能性は多くの国で低い、【2】徴兵は義務なので必ずしも士気が高くない(とはいえ、いわゆる「経済的徴兵制*6」の問題があるので「志願兵なら士気が高い」とも一概に言えませんが)などといったことが理由かとは思います。
 韓国は未だに徴兵制であることは「BTS騒動」でご存じの方も多いでしょうが、もはや韓国(人)にとっては、北朝鮮は「脅威」「打倒の対象」よりもメロドラマのネタ程度のものなのだろう(たぶん日本も同じ 関川某も自分の書いたことを撤回しろとおもう) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)ですからね。
 「BTS兵役免除論(但し、代替役務は行う)」も「BTSファンの熱い思い」もあるでしょうが「もはや北朝鮮は軍事的脅威ではない」つうことも大きいでしょう。
 果たして「朝鮮戦争当時」のような「北朝鮮が脅威だった時代」にこんなことが言えるかどうか。言っても支持されるかどうか(勿論、現在においても免除反対論はあり、意見は拮抗してますし、だからこそ免除するかどうかが保留状態のわけですが。国民世論の大多数が免除賛成または反対ならとっくに結論が出てるでしょう)。「北朝鮮が脅威だった時代」なら「人気芸能人だからって思い上がるな。兵役は国民の義務だ」が「大多数の意見」で終わりではないか。いずれにせよ、韓国も将来的には志願制になるのではないか(というか、そうすべきでしょう)。
【参考:BTS騒動】

「再燃」世論を二分、BTSは免除すべきか 韓国新政権誕生で兵役問題…|【西日本新聞me】2022.4.8
 世界的な人気を誇る韓国の男性音楽グループ「BTS防弾少年団)」の兵役問題が再び注目されている。(ボーガス注:「大衆文化芸術分野で優れた実績があるBTSを兵役免除にするために)兵役を事実上免除する対象に「大衆文化芸術分野で優れた実績がある人」を含める兵役法改正案は昨年11月、国会審議で結論が出なかったが、5月に発足する尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期政権チームが免除の特例を改めて検討する動きを見せているためだ。ただ兵役の公平性は韓国国民にとって極めて敏感なテーマ。影響力を増すK-POPの国への貢献度をどう評価するか論争になっている。

与党議員が芸能人の兵役免除主張 韓国、BTSの活動一時休止で(共同通信) - Yahoo!ニュース2022.6.20
 韓国の男性音楽グループBTS防弾少年団)がグループとしての活動を一時休止する意向を表明したことを巡り、与党「国民の力」の尹相現(ユン・サンヒョン)議員は20日フェイスブックで「経済への影響が甚大だ」とし、功績が大きい芸能人の兵役を免除するための兵役法改正を主張した。議論が広がる可能性がある。
 BTSは14日に公開した動画で、多忙による疲労や方向性の悩みを吐露した。だがメンバーの兵役入隊期限が迫っていることを、活動休止の一因と推測する見方も多い。
 五輪や芸術コンクールの上位入賞者らは兵役免除の特例対象になるが、大衆文化は対象外。

【参考:一部外国での徴兵制、ほか】

欧州で徴兵制復活の動き 仏、テロ多発に危機感(1/4ページ) - 産経ニュース2018.2.2
 欧州で徴兵制復活の動きが出ている。スウェーデンは1月から、ロシアの脅威を念頭に8年ぶりに復活させた。フランスでもイスラム過激派テロの脅威増大を背景にマクロン大統領が「復活」を宣言。ナチスの過去を持つドイツでも、近年の治安情勢悪化を踏まえ、復活の是非をめぐる議論がくすぶっている。
 フランスのマクロン大統領は1月19日、南仏トゥーロンの海軍基地で軍幹部向け「徴兵制を復活させる*7」と宣言した。イスラム過激派テロの脅威増大で、国防を強化するためだ。(パリ 三井美奈*8
 北欧の中立国、スウェーデンは、(ボーガス注:2014年のクリミア併合など)ロシアの軍事的脅威を念頭に8年前に廃止した徴兵制を1月から復活させた。
 スウェーデン(人口約1千万人、出生数毎年11万人)の徴兵制は、1999年以降に生まれた18歳の男女約10万人からまず1万3千人を選び、適性検査を経て毎年4千人を約11カ月間、兵役に就かせるもの。
 一方、ロシアと国境を接するエストニアでは、8カ月もしくは11カ月の徴兵制を維持している。2008年に廃止したリトアニアでも2015年に徴兵制を再開させた。対象は19歳から26歳の男子で、軍務は9カ月。(ロンドン 岡部伸*9

台湾が自衛力強化、徴兵制復活も検討 ウクライナ情勢に危機感 | 毎日新聞2022.3.28
 台湾の蔡英文政権が自衛力の強化を図っている。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、台湾統一を目指す中国からの軍事的圧力がさらに増す懸念が出ているためだ。2018年末に事実上廃止した、徴兵制の復活も検討し始めた。

ロシア、新たに13万人を徴兵 数カ月で前線に派遣か - 産経ニュース2022.4.1
 プーチン大統領は3月31日、徴兵に関する大統領令に署名した。4月1日から7月15日の間に新たに13万4500人を招集する。ロシアメディアによると、規模は例年並み。
 国防省は、徴兵はウクライナでの「軍事作戦」には関係ないとしているが、前線に派遣されるとの懸念が広がっている。

ロシア、志願兵の年齢上限撤廃 兵士数増加につなげる狙いか | 毎日新聞2022.5.29
 プーチン大統領は、軍への入隊志願者の年齢上限を撤廃する法案に署名し、同法が成立した。ウクライナ侵攻による露軍の人的損失は相当数に上っており、上限撤廃で兵士数増加につなげる狙いがあるとみられる。

【参考:日本極右の徴兵制復活論】

徴兵制が欧州で復活の動き、元陸将補に聞く日本での議論の是非 | ニュース3面鏡 | ダイヤモンド・オンライン2018.6.26
 今年に入ってフランスやスウェーデンといった国では、徴兵制復活論が出てきているという。世界的な徴兵制の現状と、徴兵制の意義などを、著作『徴兵制が日本を救う*10』(展転社)がある元陸将補、元防衛大学校教授で軍事評論家の柿谷勲夫氏*11に聞いた。(清談社 福田晃広)

【浪速風】軍事訓練の雄たけび - イザ!2022.6.20
 台湾で本格的な徴兵制が復活するかもしれない。現在も18歳以上の男性に4カ月の軍事訓練を義務付けているが、ロシアのウクライナ侵攻や中国の軍事圧力強化を受けて、訓練期間を1年程度に延長する検討が進む。中国軍と対峙する台湾の緊張感は、日本にとって人ごとではない*12

*1:10分ほど見て飽きたので見るのはそこで辞めました。何せ無内容でつまらない。「荒木もこんなくだらないことを話してて苦痛じゃないのかな?。どう見ても拉致解決に役立ってないぞ(俺ならこんなくだらないことを30分も話さない)」と思うくらいくだらない。

*2:この幹部云々にしても、果たしてどこまで信用できることやら?

*3:そもそも2014年に亡命した人間が何故、今まで黙ってたのかと言う話です。

*4:「じゃあ、もったいぶってないで、言えよ、多分驚かないけどな」つう話です。

*5:多くの場合「検討止まり」のようですが。

*6:これについては布施祐仁『経済的徴兵制』(2015年、集英社新書)といった著書があります。

*7:フランス、新たな形で「兵役」復活へ 16歳の男女に奉仕義務 - BBCニュース(2018.6.28)によれば結局「奉仕義務制度」となり、「徴兵制復活」はありませんでした。

*8:読売新聞エルサレム支局長、パリ支局長などを経て、2016年、産経新聞に移籍。現在、産経新聞パリ支局長。著書『安楽死のできる国』(2003年、新潮新書)、『イスラエル』(2010年、新潮新書)、『イスラム化するヨーロッパ』(2015年、新潮新書)、『敗戦は罪なのか:オランダ判事レーリンクの東京裁判日記』(2021年、産経新聞出版

*9:産経新聞ロンドン支局長。著書『消えたヤルタ密約緊急電:情報士官・小野寺信の孤独な戦い』(2012年、新潮選書)、『イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭』(2016年、PHP新書)、『イギリスの失敗:「合意なき離脱」のリスク』(2019年、PHP新書)、『第二次大戦、諜報戦秘史』(2021年、PHP新書)など

*10:1999年刊行

*11:著書『自衛隊が国軍になる日』(2015年、展転社

*12:「産経ですら」奥歯に物が挟まってますが、明らかに「日本での徴兵制復活論」でしょうね。

kojitakenに悪口する(2022年6月26日分)

民主集中制をめぐる「某暴犬」のコメントに腹を抱えて爆笑してしまった - kojitakenの日記
 「いつも通り無視するのかな?」と思ったら珍しく悪口雑言です(ただし今回も「コメント掲載は拒否し、『某暴犬』呼ばわりで俺の名前も書かない」のには呆れます)。
 何か「過去はともかく、今回は俺がボーガスを論破できる!」とでも思ってるようです。
 そんなに自信があるのだったらコメント掲載しろよと思いますし、そんな姑息な態度に、俺の方こそ「腹を抱えて爆笑してしまった*1」ですが。id:kojitakenは、はてなブログからトンズラしたid:Mukkeのように実は「打たれ弱い性格」なんだろうと思います。だから「平気でコメント掲載拒否」なんでしょう。「コメント掲載拒否」だったら「批判するな」つう話ですが「コメントは掲載拒否するが、批判はしたい」つうのだから呆れます。「自分の傷ついたプライド」を俺への攻撃で守りたいんでしょうかね?
 今思えば奴の、俺への「嗜虐」「サディスト」呼ばわりも「俺を攻撃したらサディスト呼ばわりするからな!」つう意味であり、「打たれ弱さの表れ」ではないか。なお、俺もどちらかというと「打たれ弱い性格」です。『現時点の世論調査結果』が『俺的に悲惨(自公過半数改憲派(自公、維新、国民民主2/3)』なので、今から既に7/10の参院選結果を見るのが憂鬱です。
 ちなみにkojitaken曰く「俺は共産党の決定に問題があるとは言ってない、民主集中制だと問題が発生したときに是正が難しくなると言っただけだ。志位執行部が党内外の批判を無視して好き勝手してるとまでは言ってない(俺の要約)」だそうです(本当かよ?、民主集中制で問題が生じてるような物言いをはっきりしてなかったか?、と思いますが)。「民主集中制だと支障が生じるかも」程度で「民主集中制を廃止しろ」と強く主張するわけですか?。
 「問題が発生」云々つうなら「安倍のホワイト国除外」「維新のサンフランシスコ市との姉妹都市関係破棄」なんかの方がよほど酷いでしょうに。
 まあ「こういう共産党の決定は間違ってる、民主集中制でなければ生じなかったのではないか!」と今回、kojitakenが「言えないらしいこと」を素直に喜んでおくことにします(一応皮肉のつもり)。
 それとこれは「kojitaken」だけでなく松竹伸幸やリベラル21(阿部治平など)にも該当しますが「民主集中制批判」しながら「俺のコメント掲載を拒否する」のは「何の冗談なのか?」。自分たちのしてる行為が「明らかに民主的でない」つうこともわからないのか?
 民主集中制ガー」「民主主義ガー」と偉そうなことを抜かすのならコメント掲載拒否は辞めたらどうなのか。
 大体、俺の批判は掲載拒否して、取り巻きに「kojitakenさんの言うとおり」とちやほやされて「悦に入ってるような御仁(kojitaken)」がよくもまあ「人間は無謬の存在ではない」「方針の是正」云々言えたもんです。自分の取ってる態度こそが、まさに「是正を難しくする自己中心的な態度だ」とは思わないのか?。kojitakenの記事を読んでると「ほぼコメンターが常連(Jiyuuniiwasate、id:suterakuso、風来坊(無識者)など)」で「賛同意見しかない」のですが、これは俺は当初「無名人の個人ブログなんてそんなもんだろう。そもそも無名人のブログなんて大抵の人間は知らない。知った場合も無名人相手に積極的に批判コメントまでする動機はないだろう」と思っていました。俺だってコメンターは「アンドリュー・バルトフェルドさん、 id:Bill_McCreary さん、nordhausenさん等」固定化していますし、それらのコメントは「広義の賛同コメント(手厳しく俺が批判されてるわけではない)」です。
 ただしkojitakenからコメント掲載拒否を食らってからは勿論「そういう問題もある」が、【1】kojitakenが批判的なコメントは掲載拒否、【2】kojitakenのそうした態度に多くの人間が呆れ、奴を相手にしない(無名人なのでわざわざ批判する気にならない)つう面もあるのではないかと思っています。


中北浩爾『日本共産党』(中公新書, 2022)が喝破する日本共産党の「民主集中制」の問題点 - kojitakenの日記
中北浩爾『日本共産党 - 「革命」を夢見た100年』を読む - (1) 日本共産党の「民主集中制」の問題点 - KJ's Books and Music
 反共分子にありがちな「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも*2全て民主集中制のせい」という与太です。
 実は俺個人は【1】民主集中制には別に思い入れはない(そもそも党員でないので)、【2】(民主集中制を辞めたからと言って、kojitakenらが言うように「党勢拡大」「内部議論の活発化」など共産党にとっていい意味で、何かが大きく変わるとも思えないが)「敵の出方論ガー」的な批判「民主集中制ガー*3」には正直うんざりなので「敵の出方論を正式に党綱領から削ったように辞めてもいいんじゃね?(党員でないので割と気軽にそう言える)」とは思いますが、一方でこの種の「まともな根拠があるとも思えない非難」には「反論しておく必要があるんじゃね?」とも思うので簡単に俺の考えを書いておきます。
 仮に「今の日本共産党執行部の様々な決定」に問題があるにしても、それが「民主集中制が理由」などということはid:kojitakenは何一つ証明できてはいません(kojitakenの「書評」を読む限り、中北もそんなことは証明できておらず「昔からある、手垢のついた民主集中制批判」を惰性的にしているだけのようですが)。kojitakenの場合、そもそも「民主集中制否定」という「結論ありき」なので証明する気もないのでしょうが。
 これが「党勢の不振」「決定の問題性」とやらを根拠にせず「党勢が絶好調だろうが、決定が正しかろうが、民主主義の観点から民主集中制は問題だ*4」というなら話は別ですが「党勢の不振ガー」「決定の問題性ガー」という以上、「根拠は何?」「そもそも党決定の何が問題なの?」という突っ込みを俺としてもせざるを得ません。
 そもそもこのkojitakenの主張では「民主集中制を運営方針にしていないにもかかわらず」、日本共産党以上に党勢が弱い「社民連(既に消滅)」や「社民党(今回の参院選での支持をkojitakenが表明)」はどうなるのかという話です。
 それにしても以前、別の拙記事珍右翼・黒坂真に突っ込む、ほか(2022年6月9日分)(副題:リベラル21と阿部治平と松竹伸幸に悪口する&中北本を読む気が完全に失せた) - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが、中北が「日本共産党日米安保を容認しろ、と主張したこと」について「社民党支持者」kojitakenが何一つコメントしない*5のが滑稽です(社民党は現状の日米安保にはそれなりに批判的だと思いますが)。
 中北本を絶賛するに当たり「都合が悪い」のでネグることにしたのでしょう。いつもながらkojitakenも呆れたバカです。
 kojitakenには「是々非々(中北本のAという部分は評価するが、Bという部分は批判する)」ができないのでしょう。
 「『結論ありきの反共主義』しか能のない無能な老害はくたばれ」といいたい。

*1:俺の場合はかなりの程度「本当に爆笑(勿論、この文章に「皮肉の意図」はありますが)」ですが、彼の場合は「虚勢」「強がり」ではないか。

*2:元ネタは落語家・柳亭痴楽(四代目)の「痴楽・つづり方教室」でのギャグ「こんなに空が青いのも、電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、皆、私のせいなのよ」とされる(電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのも - 天声手帳参照)。

*3:ただし、多くの「自民党支持、反共さん」はそんな「高尚(?)なレベル」ではなく「スターリンガー」「文革ガー」「野党(共産党に限らない)は政権担当能力ガー」というもっと低レベルでしょうが

*4:とはいえ、党外から見る限りは「自民や維新の反共攻撃」のような「反民主的な言動」も見えないので「それほど民主集中性が問題かしら?」とは思います。

*5:というか中北本が「民主集中制」云々のみを論じてるわけではないのは明白なのにそこしか論じない時点でkojitakenの自称「書評」はまともな書評とは言えません。奴の「民主集中制批判」を「大学教授の中北もー」と権威付けしてるだけです。俺のことを「権威主義」呼ばわりした奴の方こそ「愚劣な権威主義者」ではないのか。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年6/26日分:荒木和博の巻)

『拉致回廊日本列島を行く』について【調査会NEWS3622】(R4.6.25) : 荒木和博BLOG特定失踪者問題調査会幹事・赤塚公生(救う会ふくしま代表)

 『拉致回廊日本列島を行く』が刊行されました。手に取ってみるとB6サイズの120ページ余りの小冊子です。
 「これで2200円か」
 そう感じたとしても不思議ではありません。正直な第一印象です。しかし、中身を見ると、この第一印象は打ち消されることでしょう。

 「120ページで2200円」というのは「コスパが悪すぎ」です。赤塚がどう強弁*1しようとも

 高い分は調査会へのカンパと思って戴ければ幸いです。

と荒木が自嘲(?)するように「調査会への政治献金」と思わなければとても買う気にはならない。

 著者は杉野正治副幹事長ですが、その内容は「一万㎞現地調査」を主導した方々とその時参加した方々*2のディスカッションの記録であり、「(ボーガス注:拉致について?)多分、こういうことだったんだろうな」というおおよその結論*3が書かれています。拉致に関わった人間が読めば、「ここまで分かってしまっているんだな」と思う内容です。

 なら具体的にその「結論」を「本の売り上げに影響しないレベル」で紹介しろという話です。
 こんな具体性のない抽象的な内容で読む気が出るわけもない。大抵の書評は「本の売りになりそうな」もう少し具体的な話をいくつかあげる。そもそも「拉致被害者や特定失踪者についての何らかの調査だろう」と見当はつくとは言え、「一万㎞現地調査」が何か、説明しないから呆れます。

 私は懐の都合で一冊しか買っておりません。

 吹き出しました。一冊2200円は勿論安くない。しかし本気で赤塚がこの本を評価してるのなら「10冊ぐらい購入して、知人に配ってもいい」でしょう。まさか赤塚も「22000円の金がない」わけでもないでしょう。調査会幹事「赤塚」という「杉野(調査会副幹事長)のお仲間」が「一冊しか買わなかった」ということ自体が、赤塚の言葉の虚偽性を証明しています。

 不謹慎なことを言いますが、10年後、この本は古本市場で10倍の値段がつくことでしょう。

 当たり前ですが数年後、高い値段がつく本はそうはありません。つうか、そんなことより、「ベストセラー」は無理にしても、せめて「ロングセラー化(文庫化)」を目指したらどうなのか?。まあ、扶桑社などウヨ出版社でも文庫化してくれないのでしょう。何せこの本「オンデマンド出版(注文があったときだけ印刷。売れる見込みが乏しいときに行う手法)」で書店には並ばないそうです。


フランスでの失敗の話(R4.6.26): 荒木和博BLOG
 7分13秒の動画です。タイトルだけで見る気が失せます(一応見ましたが)。
 というのも荒木は以前フランスでの恥ずかしい話(3月28日): 荒木和博BLOG(2021.3.28)として全く同じ話をしているからです。勿論、拉致とは全く関係がない。

参考

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年3/28分:荒木和博の巻) - bogus-simotukareのブログ
フランスでの恥ずかしい話(3月28日): 荒木和博BLOG
 荒木は土日は「休日なので今日は肩の凝らない話を」と言い出しますが今日も「拉致と関係ない話」です。
 さて「旧民社の職員だった頃」に、荒木が「社民政党の国際会議(一応、『右翼政党』『第二自民』旧民社は自称『社民政党』なのでそういう国際組織に加入していました)」で「旧民社の代表」としてフランス出張したときの話だそうです。
 帰りの飛行機について、愚かにも「帰国予定日より一日前の予約」をした上、それに気づかず翌日(帰国予定日)に空港にいって、その時「予約が前日であること(つまり乗る飛行機が無いこと)」に初めて気づいた。もちろんすぐに飛行機の予約なんか取れません。一泊して「翌日の午後に帰ること」にした。
 で、すぐに帰れないので、「じゃあこの際、鉄道マニアとして、話の種にTGV(フランス版新幹線)に乗ろう」と。
 ところがTGVは新幹線です。停車駅が勿論少ない。帰りの飛行機に間に合わない恐れが出てきた。慌てて空港に向かって何とか間に合った。
 「これで飛行機をまた乗り過ごしたら家族や旧民社の同僚に散々バカにされたろう」て、何一つ拉致の解決と関係ない。そもそもエピソードとしてそんなに面白いわけでもない(荒木的には「面白いつもり」なのでしょうが)。

*1:とはいえ赤塚ですら「コスパの悪さは言い訳せざるを得ない(値段の高さには触れずに内容紹介だけするわけにはいかない)」と思ってる点が興味深い。

*2:何で「具体的な人名」を書かないのか?

*3:そもそも「結論(拉致についての5W1H)」は「何の根拠もないデタラメな思いつきでしかない」でしょうが、「現在において」拉致で大事なことは「拉致被害者は生きているのか」「生きているとしてどこにいるのか」「生きているならどうすれば日本に帰国できるのか」「死んでいるならばどうすれば遺骨が回収できるのか」です。「拉致実行現場で調査」して「拉致の5W1H(誰(who)がいつ(when)、どこ(where)でどのように(how)して何のため(why)に拉致したのか?)」を知ることではない。「5W1H」を知っても「拉致実行犯逮捕」以外には役立たない上に、荒木らの結論は「拉致実行犯逮捕が可能なレベルの5W1H」でもない。