「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年1/22日:島田洋一の巻)

島田洋一
 今回取り上げたのは自公の議員たちです
こんな女性議員なら増やすな :: 島田洋一の先制攻撃 :: ウェブマガジン配信サービス「フーミー」

 「西村*1立民党代表代行(前幹事長)」「福島*2社民党党首」「田村共産党政策委員長(副委員長兼務)」「大石れいわ政審会長」など、野党の女性議員なら悪口雑言も分かりますが、「自民支持」島田の悪口する自民女性議員とは誰か、確認してみます。

 2017年7月12日、長く獄中にあった中国の民主活動家でノーベル平和賞受賞者、劉暁波*3の危篤が伝えられる中、日本の女性国会議員団9人(野田聖子*4団長、他に自民、公明から8人)が中国政府の招きで訪中した(劉は翌13日に死去)。
 習近平国家主席の忠実な部下であるがゆえに出世したに過ぎない女性副首相(ボーガス注:劉延東*5)の「女性政治家は、同じことをするにも男性より多くの努力が必要だ」といった、型通りの訓戒に「議員団全員が深く頷いていた」という。

 そういえばそんな訪中がありました。
 まあ、島田は「夫婦別姓支持、同性婚容認(野田聖子 - Wikipedia参照)」「総裁選で高市*6と対決」野田については訪中云々に関係なく敵視でしょうけど。
【参考:2017年の野田訪中団】
自民・野田氏、中国副首相と会談: 日本経済新聞2017.7.13
与党の女性議員団が訪中 関係強化で一致2017.7.13

https://ja-jp.facebook.com/noda.seiko/posts/1788595067824931/
野田聖子
 自民党公明党の女性議員8名と中華人民共和国を訪問しております。
 劉延東副首相との会談、また唐家璇*7日中友好協会*8会長より歓迎の席にお招き頂くなど、多くの要人の方々を表敬訪問させて頂きました。短いお時間ですが、両国の友好的な関係を築くための貴重な機会を頂きました。

与党女性議員で北京を訪問 – 参議院議員 神奈川選挙区 公明党 佐々木さやか 公式サイト*9
 7月12、13日の2日間、与党の女性議員の訪中団に参加し、北京を訪問しました。
 女性議員だけの訪問団は大変めずらしく、日本と中国の議員交流にとって大きな意味のある訪中となりました。

» 実り多き中国訪問、終了! » 加藤鮎子(かとうあゆこ) Official Site*10
 実り多き中国訪問でした。再見、北京! チャイナデイリーを見たら、昨日の劉延東副首相との会見(「表敬」ではなく)がトップニュースとして報じられておりました。
 非常に好意的な書きぶりに、今回の成果の大きさを感じました。
 今回、最大のお骨折りを下さった王婉大使夫人、本当に本当に、ありがとうございました!
 実は、程永華*11大使と父(ボーガス注:加藤紘一*12のこと)の友好関係はとても深く、葬儀では、弔辞を読んでいただいたほど。
 王婉夫人は、母と親しく、鶴岡に来て講演したり加茂水族館にも来てくれたことがあります。

【参考:自民党女性議員の訪中(その他)】

王毅氏,野田聖子団長の日本議員訪中団と会見 - 中華人民共和国駐日本国大使館2019.9.2
 王毅*13外交部長は北京で自民党野田聖子衆院議員を団長とする日本議員訪中団と会見した。

石塚総領事、稲田朋美自民党副幹事長等一行とともに李玉妹・広東省人大主任に会見2019.9.17
 石塚*14総領事は,訪中した稲田朋美*15自民党副幹事長等一行と李玉妹・広東省人大主任*16の会見に同席しました。

 百人斬り訴訟を売りにしていた人間がよくもまあ「訪中&中国政府要人との会見」なんぞできたもんです。
 最近も

自民・稲田元防衛相、女性議員増加へ「数値目標明記を」: 日本経済新聞2023.1.18
 稲田朋美元防衛相は18日、各種選挙の候補者の女性比率について「(法律に)数値目標を明記すべきだ」と述べた。都内のシンポジウム*17で語った。

ですからね。稲田が露骨に「右翼イメージ脱却」を図ってること(とはいえ一方で未だに靖国参拝など右翼的言動もしていますが)には「ええ!(驚き)」感が否定できません。

島田洋一
 デニー沖縄知事が側近を引き連れて「反基地訪米」計画中というが何重にも税金を捨てることになる。
 怪しげなロビイスト会社(ワシントンに無数にある)にすがりつく。大金を要求され、面会料目当ての自称大物数人と世間話。ここでまた税金が消える。彼らはカモを離さない。

 玉城デニー知事、3月訪米で調整 3年半ぶり 基地負担減を求める | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス等の報道についての島田の悪口です。
 税金は使ってないとは言え島田ら救う会の訪米の方がよほど「拉致解決に何一つ役立たない金と時間の無駄」「ただのくだらないパフォーマンス」だったろうに良くも言ったもんです。
 なお、彼らはカモを離さない。に該当するのはむしろ「救う会(島田が副会長)と拉致被害者家族会の関係」でしょう。
 どう見ても家族会は救う会にかもられてると思いますが、よくもまあ、あそこまで救う会に盲従できるもんです。

*1:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労相立憲民主党幹事長などを経て代表代行

*2:鳩山内閣少子化等担当相、社民党幹事長、副党首などを経て党首

*3:1955~2017年。2010年ノーベル平和賞受賞者。著書『現代中国知識人批判』(1992年、徳間書店)、『天安門事件から「08憲章」へ』(2009年、藤原書店)、『「私には敵はいない」の思想』(2011年、藤原書店)、『最後の審判を生き延びて』(2011年、岩波書店

*4:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣科学技術政策等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相、岸田内閣少子化等担当相など歴任

*5:中国共産党中央統一戦線工作部長、全国政治協商会議副主席、副首相など歴任

*6:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)など歴任

*7:外相、中日友好協会会長など歴任

*8:原文のまま。中日友好協会会長が正しい

*9:筆者の佐々木さやかは第四次安倍内閣で文科大臣政務官

*10:筆者の加藤鮎子は第四次安倍内閣環境大臣政務官、岸田内閣国交大臣政務官など歴任

*11:マレーシア大使、韓国大使、駐日大使、中日友好協会副会長など歴任

*12:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)など歴任。外務官僚時代は香港副領事、外務省アジア局中国課次席事務官など歴任。宮沢内閣官房長官として天皇訪中を推進し、また一時、日中友好協会会長を務めたなど中国との関係が深い(加藤紘一 - Wikipedia参照)。

*13:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)、国務委員(外交担当)兼外相などを経て2023年1月から党中央外事工作委員会弁公室主任

*14:スウェーデン公使、瀋陽総領事、広州総領事等を経て一橋大学教授(退官したわけではなく出向)(石塚英樹 - Wikipedia参照)

*15:第二次安倍内閣行革相、第三次安倍内閣防衛相、自民党政調会長、副幹事長、幹事長代行(第二次安倍総裁時代)など歴任

*16:広東省人民代表大会常務委員会主任のこと

*17:右翼色の強い主催団体か、そうでないのかが気になるところです。

今日も松竹伸幸に悪口する(2023年1/22日分)

「赤旗」藤田論文について・3 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 藤田論文について「赤旗編集局次長(藤田氏)には党綱領の解釈権限はない」と居直ってるだけの駄文です(居直ると共に、志位委員長など幹部に相手して欲しい、そうでないと俺が思うほど話題にならないという「懇願」でもあるでしょう)。
 藤田論文を読む限り、松竹の主張が「党綱領から逸脱しているのは明白」であり、醜悪な居直りにもほどがあります。
 いずれにせよこういう居直りをすると「正式な手続きによる除名」が粛々と実施されるだけではないか。
 それにしても松竹を礼賛するバカばかりがコメント欄にいるのには本当にうんざりしますね。
 それにしても「正体を明かすと処分されかねない」云々の口実で「党員かどうか怪しい連中」が、松竹記事コメント欄で党員を自称して、松竹に同調し、志位執行部に悪口することには心底呆れます。
 ぶっちゃけ「正体を隠す卑怯者」としか言いようがない。本当に党員であるならばそんなに現執行部が嫌なら離党すればいいのに。党に在籍することは義務ではない。そして批判するにしても「それなりの礼節」というもんがあるでしょう。礼節のない批判をするような輩が「党員」を自称し「共産党を改善するために苦言を呈してる」と言っても俺は信用しません。「繰り返しますが」そもそも松竹コメント欄の連中は本当に党員なのか?。
 なお、以上については松竹記事に投稿しましたが掲載拒否でしょうね。松竹を褒めるコメントのみ掲載し、批判コメントは掲載拒否というのだから松竹のクズさ、デタラメさには心底呆れます。
 松竹を礼賛してる連中も「筋金入りの松竹信者」「ガチの反党分子」と言うべきか、「党執行部に自由な言論を求めるなら松竹氏はどんなコメントでも掲載すべきだ、党を全面的に支持し、松竹氏を全面的に否定するコメントでも掲載すべきだ。賛同コメントしか載せないのはおかしい」とは全く思ってないようで呆れます。松竹共々どれほどデタラメなのか。
 それにしても、松竹の「議論」云々(どう見ても党綱領への不当な攻撃)を見ていてデジャブ感があったのですが、安倍らウヨの「非核三原則は堅持するが核保有の議論はしてもいいと思う」「議論まで否定するのは不当だ」という詭弁に酷似しているように思います。


「赤旗」藤田論文について・2 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 藤田さんと、一度だけ、はげしく見解が対立したことがあります。1999年3月18日、北朝鮮の不審船が発見され、海上保安庁海上自衛隊の船舶が追跡した事件*1です。停船を呼びかけたが不審船は応答せず、北朝鮮方向に逃走しはじめたため、海保の艦船が威嚇射撃を行ったり、海自が海上警備行動を発令したものの、結局は逃走を許してしまったという事件でした。
 もう四半世紀も前なので、詳細は忘れましたが、当然、これに共産党がどういう態度をとるのかが問われました。担当者の私は、日本側のとった行動を支持するべきだと考え、マスコミにもそう発表したという記憶です。あえて黙認するという態度だったかもしれない。だって、北朝鮮の不審船が麻薬取引に関与していることは以前から疑われていましたし、日本の漁船を偽装していることも明白なのですから、日本側が警察行動を発令し、船を捕らえるべき対象であったからです。
 それに対して異を唱えたのが藤田氏でした。政策委員会に電話をかけてきて、外国の船に対して威嚇射撃することは武力行使にあたり憲法違反であって、こういう場合、北朝鮮の船が逃走したらそれでよしとすべきだというのです。

 今回の藤田論文と関係ない話(藤田氏の、松竹の「自衛隊合憲論」「日米安保堅持論」は党方針に反するという批判は不審船云々とは何一つ関係ない)を始める松竹には心底呆れますがそれはさておき。
 俺個人は「藤田氏の主張」にある程度共感します(威嚇射撃が違憲行為だとまでは思いませんが)。
 威嚇射撃することについては、自衛隊ではなく、たとえ海保でも慎重であるべきでしょう。不測の事態が起きかねないからです(この後、日本政府は、九州南西海域工作船事件 - Wikipediaにおいては威嚇射撃どころか、不審船を撃沈しますが、この撃沈についても「撃沈して良かったのか」と言う疑念が俺には今もあります)。
 なお、上記の文は松竹記事に投稿しましたが恐らく「いつものように掲載拒否」でしょう。一方で「松竹への賛意」を示すコメントは既に2件ついています。
 党中央に「自由な言論」を訴えながら、自分は「批判コメントの投稿は掲載拒否し、賛同コメントのみ掲載」。
 松竹の「人間としてのデタラメさ、不誠実さ」には心底呆れます。こんな松竹をid:kojitaken松竹伸幸氏の新刊『シン・日本共産党宣言』を『しんぶん赤旗』が批判。松竹氏はこれに対して赤旗紙上での反論を要求 - kojitakenの日記などでよく礼賛できるもんです。まあ「反共右翼分子」kojitakenにとっては「共産党執行部批判者」であれば「その主張の内容に関係なく」手放しで礼賛するのでしょうが。

今日もkojitakenに悪口する(2023年1月22日記載)(追記あり)(副題:維新・容認の松竹を美化する「自称・アンチ維新」のkojitakenに呆れる)

山本太郎、「大島(九州男)さんが『居座れば』5年できるところをみんなで回すことに賛成してくれた」と発言し、長年の協力者・村上さとこ北九州市議を怒らせる(呆) - kojitakenの日記
 kojitakenには「くだらない」と心底呆れます。問題は「ローテーション」が理屈として正しいかどうか*1であって「大島の長年の支持者らしい(そのため、大島支持の思惑でれいわに協力した)村上北九州市議が憤慨してる」なんてことはどうでもいい話です。逆に村上が「ローテーションを支持する」と言ったところでkojitakenも「長年の大島支持者・村上氏も賛同してるのだからローテーションに問題は無い」等とは言わないわけですし。


松竹伸幸氏の新刊『シン・日本共産党宣言』を『しんぶん赤旗』が批判。松竹氏はこれに対して赤旗紙上での反論を要求 - kojitakenの日記*2
 「『日米安保堅持』を主張する松竹の右翼的安保政策には賛同できない」とする社民党支持者まことんに対し、「反共右翼」で「日米安保支持者」id:kojitakenが「松竹は右翼ではない」と強弁しているのには心底呆れます(所詮、「れいわや維新、泉」を右翼と批判するkojitakenの反右翼とはその程度の代物にすぎないわけです)。
 「日米安保支持者」kojitakenにとっては「日米安保堅持」は右翼ではないのでしょうが、日米安保に否定的な論者(まことん氏や日本共産党執行部、なお俺もその一人)にとっては松竹は「許すことのできない右翼」であるというまともな理解もkojitakenにはできないようです。
 しかもkojitakenが松竹を右翼認定しない根拠として持ち出すのが

 私が必ずしも好まない*3松尾匡の分類によると「内か外かで内を選ぶのが『右』で、上か下かで下を選ぶのが『左』」とのこと

と言うのだから呆れます。第一に松尾氏の定義は「彼の個人的定義」に過ぎず通説でも何でも無い。第二に松尾氏を散々「れいわの支持者」として悪口していた人間が何でこういうときに松尾氏を自説の根拠として持ち出すのか。松尾氏に対してkojitakenはあまりにも態度がデタラメです。
 まあ、kojitakenの支持政党である社民党は「日米安保堅持」の立場なので、kojitakenが日米安保「堅持」(明らかに日本共産党の方針に反する)を主張する松竹に何の疑問も感じず、そうした松竹を批判するまことん氏*4日本共産党執行部を理解できないのも無理はないのかもしれませんが、いい大人が「お前等が松竹の日米安保堅持論を右傾化だとして松竹を批判しても俺はそうは思わない」というくだらない物言いも大概にして欲しいもんです。
 それにしても「日米安保の現状」に対して何の批判的意見ももってないらしいid:kojitakenの「反動右翼性」には心底呆れます。日米安保の存在こそが「岸田の大軍拡(kojitakenは反対だそうですが)」を助長しているという理解もないのか。
 なお、俺のようなkojitaken批判は「日米安保批判派(志位執行部支持者に限らない、というかまことん氏は志位執行部支持ではない)」からは当然あるでしょうが、1)kojitakenが「無名の凡人*5」なのでそもそもコメントが少ない上に、2)狭量で低劣な人格のkojitakenは批判コメントを掲載拒否して恥じないので、たぶん批判コメントはつかないのでしょう。
 なお、俺個人は既に「狭量で低劣な人格のkojitaken」にコメント投稿拒否設定にされています。
【追記】
 「日米安保容認のkojitakenの立場なら松竹を右翼認定しないのは当然だろう」と書いた後で「いや、kojitakenの立場でもまことん氏同様、松竹を批判しないとおかしいのでは?。」と気づきました。
 というのも、今日も松竹伸幸に悪口する(2023年1/19日分) - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが松竹は

本日は党首選挙の出馬記者会見 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 共産党野党共闘の仲間に入れないのは、安保・自衛隊問題をめぐる基本政策の違いにある

と書いているからです。この松竹の言う野党共闘とはどう見ても「維新、立民の共闘」でしょう。松竹は明らかに「志位執行部は維新と共闘しろ」と言っている。そしてkojitakenは松竹とは違い「維新と共闘する今の立民に批判的立場ではなかった」のか?
 kojitakenが1)アンチ志位執行部をこじらせるあまり、松竹が維新容認でも批判しないで、松竹をただ美化してる不誠実なクズなのか、2)松竹の文章をまともに読んでないので彼が維新容認と気づかないバカなのかはともかくお粗末なもんです。
 1)なら、kojitakenの言う「アンチ維新」とは「アンチ志位なら維新シンパでも美化する」デタラメ極まりない代物だし、2)ならば散々「kojitakenがバカ扱いしてる俺」ですら読み取れること*6を松竹の文章から読み取れないkojitakenは「文章理解能力に著しく欠けるバカ」としか言いようがない。
 文章読解力がないバカか、不誠実なクズか。いずれにせよ改めてkojitakenの「どうしようもないバカ野郎であること」が明らかになりました。
 なお、

日本維新の会の「二股膏薬路線」は、立憲民主党をだませても国民には通用しない、「岸田降ろし」が起こらない理由(3)、岸田内閣と野党共闘(その34) - 広原盛明のつれづれ日記
 伸び悩む党勢を維新との「共闘」によって打開しようとする立憲の苦肉の策は、早くも通常国会前に破綻を見せ始めている。立憲は維新との「共闘」によって党勢の拡大を目指したにもかかわらず、政党支持率は逆に昨年12月の5.5%から2.5%へ半減し、2020年9月の旧国民民主党との合流以来の最低値を更新した。それに比べて、「支持政党なし」は58.7%へと急騰している。維新の「二股膏薬路線」に乗せられた立憲民主党の未来は限りなく暗い。

と言う記事が指摘するとおり「維新、立民共闘」は立民にとって完全に泥舟と化しています。「維新と共産の共闘」を主張する松竹はこの辺りどう考えてるのか?。共産が維新と共闘すれば「支持政党無し」「れいわや社民」に支持が流れて、共産支持率は立民同様に低下するでしょう。そんなこともわからないほど松竹はバカなのか?(なお「維新、立民共闘」は立民にとって完全に泥舟と化しています。「維新と共産の共闘」を主張する松竹はこの辺りどう考えてるのか?。共産が維新と共闘すれば「支持政党無し」「れいわや社民」に支持が流れて、共産支持率は立民同様に低下するでしょう。そんなこともわからないほど松竹はバカなのか?は松竹記事批判?いえ、共産党が必要だという叫びです | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaに投稿しましたが恐らく掲載拒否でしょう。松竹のクズさ、デタラメさには心底呆れます)
【追記終わり】

 福岡市長選に立候補*7したこともある共産党職員*8がこのように書いた意味合いは非常に重い。
松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』 - 紙屋研究所

 その程度で何が「非常に重い」んですかね。むしろ「松竹に平然と同調する」ような「反党分子の紙屋」ですら「出馬当時は反党性を隠していた」にせよ出馬できる共産党は「一般に思われてるよりも自由度のずっと高い政党」と思わないらしい「反共右翼分子」kojitakenにはいつもながら呆れます。ということでid:kojitakenさん、俺は紙屋のことを「別に崇拝してない」のですよ(むしろ紙屋の右翼的安保論には否定的)。以前「崇拝してる」と根拠もなくデマ飛ばしてましたけど。
 俺個人は松竹や紙屋のような「身の程の知らずのバカ(大して能力も人望もないくせに本を出したくらいで調子こいてるバカ)」や「id:kojitakenのような反共バカ」を図に乗らせたくないので「あえて言えば」「どちらかと言えば」、「公選制反対*9」ですが「公選制にしてもバラ色の未来など無いこと(恐らく公選制にしても志位氏が委員長になるだろうし、他の人間がなったところで今の志位路線が大幅に変わることもあり得ない)」を明白にするために「公選制を採用してもいいのではないか」という「天邪鬼な気持ち」も一方ではあります。

https://twitter.com/emil418/status/1616736350233047046?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1616736350233047046%7Ctwgr%5E257647036a72907f3ab8ac8ce54859ae386fa4c8%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fkojitaken.hatenablog.com%2Fentry%2F2023%2F01%2F22%2F104842
𝐄𝐌𝐈𝐋
 なんで支持もしてない政党の党首*10のことが何でそんなに気になるのかほんと不思議。延々と粘着して論って。いじめだろ、もはや。こっちに影響がない限り(ボーガス注:共産党に限らず)支持もしてない党の内部で何があろうと私は意見はしないようにしてる。余計なお世話だから。なぜ党内で話し合って決めた事にいちいち口挟んでくるのかマジで意味が分からない。

 こうしたEMIL氏の主張には「党外の共産支持者」である俺も全く同感ですね。kojitakenは否定的ですが。
 なお、こっちに影響がない限りというEMIL氏の言葉を引用せずに故意に無視し

 馬鹿野郎、いったい何を抜かしやがる。そんなこと言ってたら岸田文雄安倍晋三を野党支持者や無党派層は批判できないし、泉健太は立民支持者以外には批判できないし、山本太郎は×××新選組支持者にしか批判できないことになってしまうぞ。こんなツイートは論外だ。

というkojitakenは「論外のバカ」と言うべきでしょう。
 こっちに影響がない限り、岸田や安倍、泉や山本を党外の人間が批判するのは越権行為でしょうし、「泉の野党共闘ぶち壊し(維新へのすり寄り)」「れいわのローテーション」など、こっち(党外の人間)に影響があるのなら批判は当然していい。勿論EMIL氏も「こっちに影響がある」のなら、志位氏を批判するでしょう。勿論彼は「影響がない」と思うから批判しないのでしょうが(このような文章を書くEMIL氏は俺同様、党外の支持者なのではないか)。
 大体、「野党党首」泉や山本はともかく、「日本国首相」安倍や岸田が批判される行為(安倍のモリカケ桜、消費税増税特定秘密保護法、岸田の大軍拡など)の多くは「自民党総裁としての行為(例:自民党規約改正による安倍の総裁三選)」ではなく「日本国首相としての行為」でしょうにkojitakenもどれほどバカなのか。志位氏や日本共産党に悪口したいがために、ここまで常識が欠落するのかと「反共右翼分子」kojitakenには心底呆れます。

 弊ブログは軍事費の大幅な増額自体にも絶対反対である。その最大の理由は、急激な人口減少に見舞われて近未来の経済力に大きな懸念が持たれるこの国において、軍事費を聖域として財政支出の増加を行うことは国家の自殺行為でしかないと考えるからだ。

 やれやれですね。
 kojitakenが軍拡反対の「最大の理由」に「平和主義」を掲げないことには「所詮その程度の反動右翼か」と心底呆れます。自称「社民党支持」だそうですが、社民党はこんな右翼的立場ではないでしょう。なるほどkojitakenが「軍拡反対」とは言っても「敵基地攻撃論反対(共産、社民などが専守防衛に反すると批判)」とは言わないこともよく理解できます。

 (かつては?)共産党系の憲法学者立憲主義をとらず、将来的な9条2項の改定を視野に入れていたこと*11を、「リベラル・左派」は歴史的事実として正しく認識しておいた方が良いと思う。

 なお、立憲主義の立場を取ったところで「9条はいかなる理由であっても改正不可」とはならないこと、つまり「九条改正論は立憲主義否定を必ずしも意味しないこと」は指摘しておきます。
 「国民主権」「三権分立」ほどには「憲法九条」は左派においても「全く改正不可」とは認識されてないでしょう。
 また

 「民主的・平和的条項」は擁護の対象となる

という長谷川氏*12の主張は「ある種の立憲主義」と見なせるのではないか(つまり長谷川氏が立憲主義を否定すると主張していたとして実質的には彼は否定できていない)。本当に立憲主義を全否定するなら「民主的・平和的条項」とて「国民の賛同がある」なら擁護する必要は何処にも無いからです。
 また長谷川氏のような共産党系の研究者に限らず、日本憲法学においては「立憲主義」と言う議論は最近まで(というか安倍政権誕生以前まで)それほどなされてこなかったように思います。「改憲にも限界がある」という立憲主義の主張は「改憲が現実化しない限り」あまり意味を持たないからです。またよほどきちんと論理構築しないと「単に個人的価値観から改憲したくない箇所を立憲主義と主張する、政治的主張に過ぎないのではないか(学問的主張とは言えないのではないか)」という批判も受けるでしょうし。

社民党自体が必ずしも社民主義に沿っているとはいえない(それどころか逸脱していると思うことすらある)から支持していないだけである。同党が本当の意味で社民主義政党になるのであれば文句なく支持する。

 社民党に説教する気らしいkojitakenには「上から目線も大概にしろよ」「無能で人望もない無名人が何様のつもりだよ」と心底呆れます。
 まあid:kojitakenのいう「社民党社民主義からの逸脱」とやらが全く意味不明なので「はあ?」ではありますが。

 先週末はまた激務で疲れてしまった。

 60歳前半の「定年退職者(つまり無職)らしいkojitaken」が何が「激務」なんでしょうか?(苦笑)。「無職のお前が何の激務だよ」と爆笑しました。自画自賛のための「一部のネトウヨの経歴詐称」同様に、kojitakenは自分の経歴を適当に捏造してはいないか?

*1:俺個人は正しいとは全く思いませんが。

*2:批判コメントの掲載拒否をして恥じない松竹が反論要求とは良くも抜かしたもんです。

*3:「必ずしも好まない」どころか松尾氏を「れいわ代表・山本太郎の子分」扱いし散々悪口雑言してきたくせに良くも言ったもんです。さすがに松尾氏を「自説の根拠」に持ち出すためには「必ずしも好まない」という「一部評価してるところもある」という書きぶりをするわけですが「嘘も大概にしろ」と言いたい。

*4:社民党支持のまことん氏ですが、この点では日米安保堅持という立場ではないようです。

*5:にもかかわらず、自分を「世間が重要視する論客の一人」とでも思ってるらしいkojitakenの思い上がりには心底呆れます。

*6:正直、上記の俺の松竹理解「松竹は志位執行部に維新との共闘を要求している」は「松竹が主張してもいないことを曲解したこじつけ」「正確な理解だが、高度の文章読解力が求められる(そう読み取れない人間がいてもおかしくない)」ではなく「普通の読解力があれば読み取れる話」です。kojitakenが本当に読み取れなかったのなら、彼の文章読解力がいかに低レベルかという話です。

*7:但し落選

*8:紙屋のこと

*9:まあ党外の俺が何を言おうとも意味は無いのですが。

*10:共産党の志位委員長のこと。

*11:長谷川氏の主張に関係なく、日本共産党が「社会党非武装中立論」に否定的で「自衛隊民主化」「大規模な軍縮」などの条件付きとはいえ、過去において「九条改憲による日本の軽武装」を主張したこと(但し、社会党等との共闘重視やそうした主張が自民党改憲論を助長しかねないと言う判断から『当面は九条護憲』の立場に途中で態度変更したこと)は俺にとって「常識の範疇」ですが世間的にはそうでもないのか?。

*12:1923~2009年。名古屋大学名誉教授。原水爆禁止日本協議会理事長、憲法改悪阻止各界連絡会議代表委員、愛知憲法会議代表委員、日本科学者会議代表幹事等を歴任。著書『憲法判例の研究』(1956年、勁草書房)、『憲法学の方法』(1957年、日本評論社)、『政治の中の憲法』(1958年、弘文堂)、『昭和憲法史』(1961年、岩波書店)、『憲法判例の体系』(1966年、勁草書房)、『憲法運動論』(1968年、岩波書店)、『憲法解釈の研究』(1974年、勁草書房)、『憲法現代史』(1981年、日本評論社)、『フランス革命憲法』(1984年、三省堂)、『憲法マルクス主義法学』(1985年、日本評論社)、『日本憲法学の系譜』(1993年、勁草書房)、『日本の憲法(第3版)』(1994年、岩波新書)、『憲法とはなにか』(2002年、新日本新書)など(長谷川正安 - Wikipedia参照)

今日のロシアニュース(2023年1月22日分)

ロシア外相、南アフリカ訪問で協力強化 2月合同演習へ: 日本経済新聞
 ということで「南ア」以外にも「インド」「ブラジル」など「さすがにロシアを積極支持しない」とはいえ、「米英仏独」ほど敵対的ではないロシアに融和的な「民主国」はありますし、逆に「ウクライナ支持の独裁的国家」もあるので、「ウクライナ戦争」を一部の論者のように「権威主義VS民主主義」と見なすことは明らかに不適切です。


米共和党「M1エイブラムス戦車を提供すべきだ」…ウクライナ軍事支援でバイデン政権批判 : 読売新聞オンライン

 共和党のマイケル・マコール下院外交委員長とマイク・ロジャース下院軍事委員長は18日に連名で声明を出し、独製戦車レオパルトの供与に二の足を踏むドイツと、米軍の主力戦車M1エイブラムスの供与に踏み切らないバイデン政権を批判した。
 共和党のリンゼー・グラハム上院議員は20日、米超党派議員団としてキーウを訪問。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した後、「バイデン政権は米製戦車を送るべきだ。そうすれば他国は追随する」と主張した。

 これは「ウクライナ軍事支援」に消極的発言をしてきた「トランプの影響力」が「中間選挙の苦戦」で共和党から薄れてると言うことなのか?。
 それともトランプの政治的失墜を意味するわけではなく単に「ウクライナへの軍事支援を減らすこと」は「ウクライナNATO諸国(英仏独など)との関係上無理」との判断の下「むしろ強力な武器を送って早期終戦した方が、金が安く済む」「その方が米国民も民主党支持から共和党支持に傾く」と言う判断か。
 いずれにせよ、今後バイデン政権が戦車を提供するかどうかはともかく、また現時点において戦車を提供しない理由(可能性としてはウクライナ軍事大国化の懸念*1、ロシアが反発した事による「核攻撃」など、不測の事態発生などがありうると思います)が何かはともかく、バイデン政権が現時点では戦車を提供せず、ウクライナ政府の要望通りに軍事支援しているわけではないことは注目すべきでしょう。
【追記】
米も戦車供与へ ドイツの背中押す方針へ転換 - 産経ニュース
 ということで米国とドイツが戦車供与に踏み切ったようです。供与するにしてもしばらく時間がかかるのか、と思っていたので意外ではあります。


米軍制服組トップ「今年中に全てのロシア軍を追い出すのは困難」…ウクライナ侵略で : 読売新聞オンライン

 米軍制服組トップのマーク・ミリー*2統合参謀本部議長は20日、ドイツでの記者会見で、ウクライナでのロシアによる占領地域について、「軍事的に*3、今年中に全てのロシア軍を追い出すのは非常に困難だ」と述べ、領土の奪還にはさらなる長期戦が避けられないとの認識を示した。

 これが「今年11月の発言」なら後1月しかないのでわかりますが、「まだ1月の発言」と言う辺りが驚きですね。本心はともかく、「ロシアへの牽制」「ウクライナからの歓心」の目的で「勿論実現は困難ではあるが、まだ1月に入ったばかりであるし、年内のロシア軍全面撤退を当然目指す」とぶち上げるかと思っていました。
 なお、「年内に全ては無理」の「全て」が「昨年2月の全面侵攻以降、ロシアが支配する四州」に留まるのか、「全面侵攻以前にロシアが支配するクリミアも含むのか」が気になるところです(この読売記事ではその点は不明)。
 前者なら米国が相当戦況を厳しく見ていることになります。


露侵攻で経済悪化に苦しむウクライナ 今こそ日本がやるべき支援 - 産経ニュース
 日本へ期待する支援として「(軍事支援ではなく)経済支援」が語られてるのはある意味当然の話です。ウヨはやたら軍事支援の話をしたがりますが。

*1:今はウクライナがロシアとの戦争に手一杯なのでその危険性は何ら表面化していませんが、今後、終戦、停戦した場合、ウクライナが『増大した軍事力』を周辺諸国への『恫喝に使わない保障』は何処にもないでしょう。なお、「ウクライナの軍事大国化の懸念」が「ウクライナの要求に応じない理由」として語られることが少ないのは「ウクライナの反発を懸念してのこと」にすぎず、「そうした懸念」を米英仏独がしてないと言うことではないと俺は理解しています。

*2:陸軍総軍総司令官、陸軍参謀総長等を経て統合参謀本部議長

*3:「軍事的」というのはミリー氏に対して善意(?)に理解すれば「制裁強化と外交交渉という非軍事的な形で年内に追い出せるかもしれないが、それは政治外交問題で軍人の俺がどうにかできることじゃない。バイデン大統領など政治家が決断しないと」「大規模軍事支援(戦車の提供など)やNATO軍投入すれば、軍事的に年内に追い出せるかもしれないが、そういう高度に政治的な話は軍事関係でも俺がどうにかできることじゃない。バイデン大統領など政治家が決断しないと。現状の軍事支援を前提に話をしている」と言う話ではあるかもしれません。まあ、「仮にそうだとしても」随分不景気な話をするもんだとは思いますが。

今日のしんぶん赤旗ニュース(2023年1/21日分)(副題:赤旗の松竹批判&コロナ5類化問題)

コロナ「5類」へ引き下げ/今春移行 政府が決定/感染対策・公費負担縮小へ/死者急増のなか国の責任放棄
「5類」引き下げ/コロナ対策 責任投げ捨て/小池書記局長が訴え
主張/コロナ「5類」移行/引き下げありきは危険すぎる

◆ワクチン接種普及などで一時期の悲惨な状況はさすがに脱したこと
◆外国人観光客受け入れを望む旅行業界、入場者数規制撤廃を望むイベント業界など、コロナ緩和を主張する財界の要望
◆国民のコロナ疲れ

などでマスコミも最近は「コロナは5類移行が当然である」かのような報道をし始める中、俺も「果たして5類移行でいいのか」と言う疑問*1を感じます。
 「コロナワクチンの全額国庫負担をやめたい(国の負担軽減の方向)」「コロナ緩和で商売をやりやすくして欲しいという財界の要望」など「結論(5類移行)ありき」の決定ではないのか。


規約と綱領からの逸脱は明らか/――松竹伸幸氏の一連の言動について/赤旗編集局次長 藤田健*2
 この論文については松竹が「赤旗」藤田論文について・1 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaで「党首公選制」云々の部分のみ「反論」していますが、「党首公選制」云々の部分については特にコメントはしません。
 しかしこうなると「規約と綱領からの逸脱は明らか」なので松竹の除名も「待ったなし」でしょうか。
 アンチ松竹の俺として是非「粛々と除名を実施して欲しい」ですね。
 なお、この論文は「公選制」云々だけでなく、

 松竹氏は、19日の記者会見で、2021年の総選挙で日本共産党が「安全保障問題、とりわけ自衛隊問題での野党間の違いを克服できなかった」などとして、それが野党共闘の失敗の原因であるかのように(ボーガス注:何の根拠もなく)いいます。そして、「『政権共闘の議論の対象になる』というぐらいのもの(政策)は提示する必要がある」として、安保・自衛隊政策を転換するよう主張しています。
 それでは提示すべき政策とはなにか。松竹氏は新たに出版した本のなかで、次のようにのべています。
 「共産党が現段階で基本政策として採用すべきだと私が考えるのは、結論から言えば、『核抑止抜きの専守防衛』である。日本は専守防衛に徹するべきだし、日米安保条約を堅持*3するけれども、アメリカの核抑止には頼らず*4、通常兵器による抑止に留める政策である」
 これは、日本共産党の綱領の根幹をなす、国民多数の合意で日米安保条約を廃棄するという立場を根本から投げ捨て、「日米安保条約の堅持」を党の「基本政策」に位置づけよという要求にほかなりません。
 松竹氏は、自身のこうした主張を、「綱領の枠内」のものと言い訳をしていますが、驚くべき主張というほかありません。
 党綱領では、日米安保条約について、「日本を守る抑止力」どころか「日本をアメリカの戦争にまきこむ対米従属的な軍事同盟条約」(第4項)と規定し、「日米安保条約を、条約第十条の手続き(アメリカ政府への通告)によって廃棄し、アメリカ軍とその軍事基地を撤退させる。対等平等の立場にもとづく日米友好条約を結ぶ」(第13項)と、日米安保条約廃棄の旗を高々と掲げています。
 党綱領のこれらの根本的命題を投げ捨て、「日米安保条約の堅持」と自衛隊合憲論を党の「基本政策」に位置づけよと主張しながら、自分の主張を「綱領の枠内のもの」と強弁する。いったい松竹氏は、長い間党に在籍しながら、綱領を真剣に学んだことがあるのでしょうか。
 日本共産党に対して、日米安保容認、自衛隊合憲の党への変質を迫る議論は、総選挙以来、自民党や一部メディアによって、執拗に繰り返されてきた攻撃です。松竹氏の行動は、“日本共産党という党の存在に期待している”といった装いをこらしながら、こうした攻撃に押し流され、迎合したものと言わざるをえません。

として松竹の安保外交政策を「右翼的で到底賛同できない」と批判していることも付言しておきます。
 なお「何の根拠もなく」安保問題が野党共闘の選挙での不振の理由であるかのように、松竹が放言していることには呆れます(そもそも党が選挙で躍進したとしても、俺は党の安保施策を右にシフトすることには「あるべき政治論」の立場から反対ですが、後で指摘しますが「安保施策を右にシフトすれば、それだけで躍進した」と見なせる根拠を松竹は何一つ提出しないからそれ以前の話です)。
 安保政策以外でも原発施策(電力労組を抱え、脱原発に消極的な連合に忖度して消極的な立民、一方脱原発を打ち出す共産)、消費税問題(枝野前代表の「消費税減税間違い」発言 立民内に波紋: 日本経済新聞等が報じる枝野発言で分かるように消費税減税に後ろ向きな立民、前向きな共産)など多くの分野で意見の違いがある*5し、世論調査野党共闘不支持の理由として「安保政策が一番多かった」という統計データも無い(少なくとも松竹はそんなデータを何一つ提出していません)。また立民が「安保施策が右寄りの維新」にすり寄り「左寄りの共産や社民から距離を置く」ことで支持率が上がったわけでもない。むしろ「下がってる」と言う指摘があります。「立民支持の低下」は明らかに松竹の主張「共産は安保施策を右に」に反する事実ではないのか。
 また「日米安保条約」こそが「日本は台湾有事や北朝鮮有事の際に集団的自衛権自衛隊参加の日米共同軍事作戦)を行使せよ(米国の要望)」と言う形で「専守防衛を阻害していること」を松竹が認めず「日米安保専守防衛が両立する」かのように強弁していることにも呆れます。九条改憲にしても「米国の要望」という要素*6が明らかにある。
 専守防衛を実現するには「日米安保廃棄」する以外に道はないとどうして松竹は認識できないのか。
 この点は藤田論文も『党綱領では、日米安保条約について、「日本を守る抑止力」どころか「日本をアメリカの戦争にまきこむ対米従属的な軍事同盟条約」(第4項)と規定』と指摘していますが。
 内心では松竹は「専守防衛の廃棄(集団的自衛権行使)」を容認しているのに口先だけで「専守防衛」と言っているに過ぎないのではないか。
 安保外交政策についての批判については「2以降」で松竹の反論があるんでしょうか。なお、俺も松竹の安保外交政策を「右翼的で到底賛同できない」と評価しています。
 「党員」「後援会員」「その他の党外のソフトな支持者(俺はこれにあたる)」など共産党支持者の大多数は恐らくそうでしょう。松竹コメント欄に出没する松竹信者グループ*7はまた別でしょうが彼らが支持者多数派とはとても思えません。
 最後に松竹記事に軽く突っ込んでおきます。

 昨夜、本日の「赤旗」に私を批判する論文が出ると教えてくれる人がいて、楽しみにしていました。

 松竹は党員なので「教えてもらうまでもなく」、赤旗を読むことが半ば「義務」でしょうし、松竹的にも「記者会見後の赤旗記事の反応」が気になっていたでしょうに、「教えてもらった」と書いて「俺には支持者がいるんやで」アピールしていることには吹き出しました。涙ぐましいパフォーマンスではあります。
 なお、以上の文章は松竹記事に投稿しましたが恐らく掲載拒否でしょう。コメント欄には既に松竹信者(勿論、本当に共産支持者かどうかは不明)の

◆党首公選制についても安保政策についても松竹氏の主張を支持する
◆こうした論文を掲載したと言うことは除名する気かもしれないがすればいい。かえって松竹氏に同情が集まり、彼の運動が発展するだろう*8

といった趣旨の賛同コメントが3つもついています。 
 「党首公選制*9」はともかく、党支持層で松竹の安保政策に「右翼的で支持できない」と批判的な人間が「全くいない」事はあり得ない*10ので、今後もそうした批判コメントが「俺のコメントに限らず」一件も掲載されなかったら、ほぼ確実に「松竹が批判コメントを掲載拒否している」と見なしていいでしょう。
 以前から「俺の投稿コメントが一部を除いてまるで掲載されないこと」で松竹が不当な掲載拒否をしていることは明白ですが「党に向かって自由な議論を呼びかける男」が自ブログのコメント欄では「賛同コメントしか掲載しない」のだから「その言行不一致」には心底呆れます。

*1:とはいえ、俺も「小心者のコロナ素人、感染症素人、医療素人」なので「5類移行を主張する風潮」について「(景気に悪影響を与えても)5類移行は絶対ダメ」と言い切れるだけの勇気は無い。また俺もいい加減「コロナ疲れしている」ので「緩和できるならその方がいい」と言う思いがあることは否定しません。

*2:「赤旗」藤田論文について・1 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaでの松竹文章や「赤旗」藤田論文について・1 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaコメント欄の信者が「たかが編集局次長か」「委員長や書記局長、常任幹部会などのレベルで反論できないのか」という趣旨の挑発をしていることには呆れます。これは1)編集局次長レベルでは、世間の話題になりづらいのでもっと上のレベルで反論してくれという「嘆願」であるとともに、2)編集局次長レベルなら無視するという「居直り」でしょう。志位執行部が今後どう動くか注目したい。

*3:「当面容認」ならまだしも「堅持」だそうです。日米安保堅持に方針転換して、かえって党勢が衰退した社民党を松竹はどう理解しているのか。安保施策について、共産党より右の政党の中には「共産より支持率が低い国民民主」「選挙の不振等で、既に消滅した新自由クラブ新党さきがけみんなの党、次世代の党、民社党」などがあること(自民党、維新のように共産より支持率が高い政党ばかりではないこと)を松竹はどう理解しているのか。そもそも国政選挙ならともかく、地方選挙において安保施策など選挙で選ぶ基準になり得ないことは松竹はどう理解しているのか。あるいは岸田首相 施政方針演説原案 子ども・子育て政策を最重要政策に | NHKと言う報道を松竹はどう考えてるのか。「大軍拡」岸田ですら「子ども・子育て政策を最重要政策に位置づける」「持続的な賃上げを実現するため、雇用の正規化やリスキリング(学び直しによる能力向上支援)、従来の年功賃金の見直しなどによる労働市場改革を加速させる方針を示す」(NHK報道)など安保施策以外にもいろいろ打ち出していることをどう考えてるのか。こうした岸田の「様々な政策表明」に対して共産党として、あるいは野党共闘としてどう対決策を打ち出していくのかを考えずして松竹のように「安保施策に異常なまでに固執しても」政権交代なり野党共闘発展なり共産の躍進なりが実現するわけもない。それにしても「党首公選の暁には出馬したい」とまで放言する松竹の「安保外交政策」以外についての無関心さには心底呆れます。なお、岸田の少子化施策については拙記事今日のボーガス川柳「異次元でなくていいので成果出せ」(副題:今日も「反党分子」松竹伸幸に悪口する) - bogus-simotukareのブログでも取り上げたのでこの機会に紹介しておきます。

*4:と松竹が言ったところで米国が核保有国である以上、日米安保が「核抑止」を含むことは当然です。松竹は一体「米国に核廃棄させる」以外にどうやって「核抑止に頼らない日米安保」を実現する気なのか。

*5:これらについてまで松竹が「立民にあわせて、政策を修正しろ」というならもはや「共産党の自主性はどこにあるのか」「お前、それでも党員か」「松竹は今すぐ離党しろ」と言う話です。

*6:勿論それだけではないですが。

*7:そもそも「コメント欄の松竹信者グループ」は「実名ではなく、反匿名」「共産党員でないと書けないようなコアな事実の指摘も特にない」ので、共産支持者(党員、後援会員など)かどうかすら怪しい連中ですが。共産の右傾化を画策する「自民党」「維新」「国民民主」「参政党」など右翼政党支持者の「なりすまし」の疑いが否定できません。

*8:まあ虚勢でしょう。そこまで放言するならとっとと離党しろという話ですが、ここまで挑発的なことを抜かす松竹一味に対しては志位執行部も躊躇無く「松竹除名」で対応して頂きたい。なお、松竹が自分ではここまで書けず、コメントというかたちで処理してるせこさには笑います。

*9:俺個人は「公選制に反対しないが積極的に賛成もしない」、「(既に指摘しましたが)日米安保を『当面容認』どころか『堅持』と言い切った松竹の安保政策は支持しない」ですね。

*10:共産支持者どころか社民党新社会党など多くの左派が批判するような右翼的主張を松竹はしていますのでね

今日の産経ニュース(2023年1/22日分)

山梨県知事に長崎氏再選 県政運営手法批判跳ね返す - 産経ニュース
 自民党王国「山梨」では残念ながら予想の範囲内ですが、「共産、社民、れいわ+一部に留まる、個人的支援に留まるとは言え地元の立民関係者(例:住み続けたい山梨に/知事選 くらしま候補勝利で/個人演説会で山添氏が応援が紹介する立憲民主党の小野鈴枝山梨市議)でとにもかくにも野党共闘が成立したことは「不幸中の幸い」でしょう。
 問題は立民が最大野党でありながら、党として*1は「自主投票」で不戦敗を選んだことです。そうしたやる気の無さこそが「立民支持率の低迷(例えばリベラル21 日本維新の会の「二股膏薬路線」は、立憲民主党をだませても国民には通用しない、「岸田降ろし」の前に立憲民主党が崩壊する参照)」に大いに「貢献」してるのですが、そうした認識は泉執行部には残念ながらなさそうです。
 なお、「立民支持層の内の泉批判派(恐らく大半は維新に批判的なリベラル派)の多く」は勿論「野党共闘支持層(これまた恐らく大半は維新に批判的なリベラル派)の多く」は俺やリベラル21 日本維新の会の「二股膏薬路線」は、立憲民主党をだませても国民には通用しない、「岸田降ろし」の前に立憲民主党が崩壊するのような危惧(このままでは小沢新生党が解党したように立民が崩壊するのではないか)という危惧を感じてるでしょうが、泉執行部は勿論「執行部から干されてるらしい枝野前代表」など反主流派も含めてこうした惨状に対して目立った動きが見られないのは「何ともかんとも」です。
 しかし、自民や立民へのすり寄りぶりを見るに維新は当面は「最大野党を積極的に目指す」「政権交代を目指す」というよりは「とにかく頂けるものはどんな手段を使っても自民や立民から頂いて、成果として支持者に宣伝する」という「公明党路線」を当面は取ることにしたのではないか。


【ザ・インタビュー】「正当性」から「正義」への変質 政治学者・佐々木雄一さん著『近代日本外交史 幕末の開国から太平洋戦争まで』 - 産経ニュース

 佐々木*2准教授は「一貫して、日本外交では規範や秩序が意識されていた」とみる。

 少なくとも建前の世界では、例えばプーチンですら自らの行為「ウクライナ侵攻」を「国際法に反しない自衛権の正当な行使」と強弁します。「アジア解放の聖戦(大東亜戦争)」等の建前を掲げた戦前日本も同じでしょう。そうした「建前論の存在」は何も佐々木氏に限らず、従来の研究者も否定しないのではないか。
 但し、それが1)客観的に正しいのか、2)それ以前に主観的に正しいのか(本心から日本がそう主張しているのか)はまた話が別です。


【政界徒然草】電撃転身の今井瑠々氏 未練の立民、したたか自民 - 産経ニュース

 立民からは今井氏に対し怨嗟の声が漏れるが、あまりの批判の大合唱に「未練がましい」(党幹部)として、自重を求める空気も漂う。

 「れいわのローテーション」については「政治をバカにしてる」と「あるべき筋論」から批判した産経が「離党せずに立民党所属のママ、自民への移籍交渉を行った今井」と「それを受け入れた自民」を「あるべき筋論」から批判しないのはいつもながら「自民応援団」産経らしいデタラメさです。
 批判は「怨嗟」でも「未練がましい」わけでもない。
 そもそも「自民批判派の支持者」を裏切れば「怨嗟の声」が出るのは当然でしょう。今井に限らず「不誠実な裏切り者」を恨まない人間は普通いない。それは「未練がましい」と言う話ではない。
 産経とて

自民党所属だった海部元首相*3が自民を離党し、小沢氏の新生党や細川元首相の日本新党などに担がれて、自民、さきがけが担いだ「社会党委員長」村山氏(後に自社さ連立政権首相)と首相決選投票を争ったとき
→後に海部氏は新生党、旧民社党日本新党などで結成された新進党初代党首となるが最終的には自民に復党
 自社さ連立には後に悪口する産経ですが、では「首相選挙での村山敗北、海部首相再登板」の方が良かったかといえば、「自民の政権復帰が今に至るまでできなかったor復帰できても大幅に遅れる可能性があった(橋本首相、小渕首相など実際に誕生した自民首相が生まれなかった可能性がある)」ので恐らく本心ではそうは言えないでしょう。
◆「たちあがれ日本」(平沼赳夫*4が代表)の与謝野馨*5が、民主党菅政権の呼びかけに応じて、たちあがれを離党し、菅内閣経済財政担当相に就任したとき
→経済政策限定とは言え、菅政権に与謝野氏が協力するとは思ってなかったので仰天しました。

など「産経にとって不愉快な裏切り劇」のときには悪口していたでしょうに。

*1:「立民所属の個人」としては小野山梨市議(野党共闘候補支持)のようにてんでんばらばらで「自民主流派の現職(元衆院議員)」「自民反主流派の新人(元山梨県議)」「野党教頭候補の新人(元笛吹市長)」をそれぞれ支持し「統一性の無さ」を立民が露呈した。

*2:著書『陸奥宗光』(2018年、中公新書)、『近代日本外交史』(2022年、中公新書)、『リーダーたちの日清戦争』(2022年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)

*3:勿論、自民党からの票分裂を狙ったものですが村山氏の勝利で不発に終わりました。

*4:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相を歴任

*5:村山内閣文相、小渕内閣通産相自民党政調会長(小泉総裁時代)、小泉内閣経済財政担当相、第一次安倍内閣官房長官福田内閣経済財政担当相、麻生内閣財務相など歴任

今日の産経ニュース(2023年1/21日分)(副題:松竹批判ほか)

奈良知事選、維新県総支部が元生駒市長を擁立 - 産経ニュース
 自民王国の奈良では当選の可能性はほぼないでしょうが、アンチ維新の俺としては懸念、危惧すべき動きではあります。


【産経抄】1月21日 - 産経ニュース
 松竹をネタに共産党に悪口する産経です。予想の範囲内ですし、既に何度も「松竹の主張(党首公選制云々)」は拙ブログで批判していますので改めては批判しません。
 とは思ったのですがいくつか簡単に指摘しておけば「安倍のようなゴロツキの存在」こそが「党首公選制バラ色論」の間違いを証明しています(問題は選び方ではなく、むしろ選ぶ人間がまともな常識の持ち主かどうか、選ぶ人間がまともでなければ公選制でも安倍のようなゴロツキが総裁に選出される)。俺は「党首公選絶対反対」の立場ではないですが、松竹や産経のような党首公選云々での「反党分子日本共産党への言いがかり」には心底呆れます。
 また、「党首公選制」をそれほど美化するなら「首相」について「議院内閣制(国会議員の中から国会議員が互選で選ぶ)」ではなく「首相公選制」を主張すべきでしょうが松竹や産経は勿論そうした主張を必ずしもしません。
 また、党首公選制と言ったところで多くの党(自民、立民など)は「一定数以上の国会議員の推薦」を出馬要件にしている*1ので、結局の所、大臣、党役員などを歴任した、当選回数の多い「派閥ボス」しか出馬できず、「中央委員の互選」である共産と比べて、それほど民主的というわけでもない。安倍の場合は再選された総裁選においては「総裁権限」を悪用して、推薦人が集まらないように党所属議員に圧力をかけて「無投票再選」にしていますし、三選された総裁選では出馬した石破を「何の役職にも就けずに干した」のだから「何処が民主的なのか」と言う話です。
 また自民党総裁決定においては「三木」「鈴木」「竹下」「宇野」はそれぞれ椎名副総裁、西村副総裁、中曽根総裁、竹下総裁の裁定(後継指名)で総裁選は行われてませんし、総裁選が行われたケースでも「安倍が無投票再選された総裁選」など「選挙前から派閥ボスの談合で結果が見えていた」総裁選も少なくない(自由民主党総裁選挙 - Wikipedia参照)。建前はともかく、自民、立民などでの党首公選の実態は産経や松竹が言うほど「民主的」ではない。

▼日本戦略研究フォーラム季報新年号では、元共産党ナンバー4*2(政策委員長)の筆坂秀世氏が指摘していた。
かつて日本共産党の党規約には、『下級は上級』に従うということが明記されていた」。

日本戦略研究フォーラム(JFSS)参照
安倍晋三(元首相、故人)
◆有元隆志(産経新聞正論調査室長)
稲田朋美(安倍政権で行革相、防衛相、自民党政調会長など歴任)
葛西敬之JR東海名誉会長、故人。第一次安倍内閣教育再生会議委員。2013年に産経新聞正論大賞』受賞)
岸信夫安倍晋三実弟菅内閣防衛相)
古森義久麗澤大学*3特別教授、産経新聞ワシントン駐在客員特派員)
高市早苗(現在、岸田内閣経済安保相。安倍政権で総務相自民党政調会長など歴任)
田久保忠衛’(杏林大学名誉教授、日本会議会長、国家基本問題研究所副理事長)
田母神俊雄(元航空幕僚長
水島総チャンネル桜社長)
八木秀次麗澤大学教授、日本教育再生機構理事長、元「つくる会」会長)

などの右翼が役員を務める(あるいは務めた)日本戦略研究フォーラムという「右翼団体」の季刊誌に寄稿とは筆坂も随分落ちぶれたもんです。というか日本戦略研究フォーラム(JFSS)によれば筆坂も何と「役員に名前を連ねています」(呆)。
 また、予想の範囲内ですがあの「ペマ・ギャルポ」や「細野豪志*4」も日本戦略研究フォーラム(JFSS)によれば何と「役員に名前を連ねています」(呆)。
 松竹もいずれはこのように落ちぶれるのではないか。
 それにしても「かつて」ですからね。
 党内外の批判に応じて「削除」したわけでこれこそ「共産党が、産経や筆坂、松竹が描き出すような、批判無視の独裁政党」ではないことの証明ではないか。
 これについては以下を紹介しておきます。

第7回中央委員会総会/党規約改定案についての不破委員長の報告
 現行の第十四条には、「党の決定は、無条件に実行しなくてはならない。個人は組織に、少数は多数に、下級は上級に、全国の党組織は、党大会と中央委員会にしたがわなくてはならない」という規定があります。これは、党生活のあり方、党活動のあり方が、上から下への一方通行だけで成り立っているかのような表現であります。ところが、実際に現実に規約で規定されているのは、こういう一方通行の関係ではありません。中央委員会が決めたことであっても、現地の実情にあわなければ、これについて意見をのべ、実情にあった決定をもとめる権利が、すべての組織に保障されています。そのことは、大会決議案でも強調されていることですが、上からの一方通行ではなく、いわば循環型の関係で党活動が発展するというのが、規約が実際にとりきめているあり方です。さきほど引用したような規定は、その点では、一面性をまぬがれないものです。
 たとえば、狛江市長の矢野さんが、こんどの市長選挙で再選されましたが、矢野さんが四年前に市議団の幹事長をやめて立候補するというときに、党中央の関係部門はかなり強力に反対しました。なんども説得に行きましたが、現地の事情で、逆に説得されてしまって立候補を認めたという経過があります。それがまさに正解だったのですが、そういう循環型で、現地の意見も中央に反映するし、中央の意見も道理にもとづいて地方に徹底する。これが、民主集中制の大事な点です。

党規約改定案についての中央委員会の報告
 規約改定案は、民主集中制を五つの柱にまとめました。
「一、党の意思決定は、民主的な議論をつくし、最終的には多数決で決める。
 二、決定されたことは、みんなでその実行にあたる。行動の統一は、国民にたいする公党としての責任である。
 三、すべての指導機関は、選挙によってつくられる。
 四、党内に派閥・分派はつくらない。
 五、意見がちがうことによって、組織的な排除をおこなってはならない。」
(中略)
 これまでは、「上級・下級」という言葉をわりあい気軽に使ってきました。しかし、中央委員会から支部にいたる党機関・党組織の相互の関係は、基本的には、共通の事業に携わるもののあいだでの任務の分担、機能の分担という関係であります。職責によって責任の重さ、広さという違いはありますが、その関係は規約に規定された組織上の関係であって、身分的な序列を意味するものではありません。この基本的な見地を適切に表現するために、改定規約案では、上下関係を連想させる言葉はできるだけとりのぞきました。

 また程度の差こそあれ「上級機関(党中央)」が下級機関(党支部)に対して何らかの形で縛りをかけるのは、共産以外でもよくあることです。
 なお、独裁というなら「モリカケ桜(財務省内閣府)」「安倍友のレイプもみ消し(警察庁)」など不正行為を官僚に強要し、また、過去に「安倍批判したことが許せない」程度の馬鹿げた理由で「溝手氏」に刺客候補をぶつけて落選させた安倍の方がよほど「低劣な独裁者」でしょう。

*1:当然ながらこの要件では「平党員に過ぎない」松竹は共産は勿論、他党(自民、立民など)においても出馬すらできません。松竹が「出馬したい」と放言するなら自民などについて「出馬要件の撤廃または緩和」を主張すべきでしょうが、勿論奴はそんなことはしません。

*2:ナンバー1「不破議長(当時、現在は議長は空席)」、ナンバー2「志位委員長(委員長は党首で自民党の総裁や立民党の代表などにあたる)」、ナンバー3「書記局長(自民党の幹事長、昔の社会党の書記長などにあたる)」でしょうか?。政策委員長(自民党政調会長社民党の政審会長などにあたる)が筆坂が言うように「ナンバー4」なのかどうかは俺は知りませんが。

*3:麗澤大は右翼宗教モラロジーが母体。他にも高橋史朗西岡力八木秀次などの右翼が教授を務める。

*4:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)、政調会長岡田代表時代)、民進党代表代行(蓮舫代表時代)など歴任(現在は自民に移籍)。こんな奴がいるからこそ俺は立憲民主、国民民主など旧民主党系の政党を支持する気になりません。最近も岐阜の今井某が立民から自民に移籍しましたしね