「刑事コロンボあるある」ツイートを見て大笑いする

サイトウナヲキ
#刑事コロンボあるある その2
 初めて見て「まんま古畑任三郎だ…」ってなる

サイトウナヲキ
#刑事コロンボあるある その6
 ペンを人に借りがち

サイトウナヲキ
#刑事コロンボあるある その9
 (ボーガス注:米国では1971年に放送された)第3話(ボーガス注:構想の死角*1)のクレジットを見て「へー、監督スティーブン・スピルバーグ…えっ、スティーブン・スピルバーグ???*2」ってなる

 なお、コメント欄で指摘がありますが、第42話『美食の報酬』(1978年放送)をジョナサン・デミ*3が監督しています。

サイトウナヲキ
#刑事コロンボあるある その11
 服はヨレヨレっていう設定だけどヒゲはいつもきれいに剃ってある

サイトウナヲキ
#刑事コロンボあるある その13
 葉巻の火を人にもらいがち

サイトウナヲキ
#刑事コロンボあるある その15
 決まった店でチリ*4ばかり食べがち

サイトウナヲキ
#刑事コロンボあるある その25
 「よござんす」って言いがち

 まあ、これは日本側の問題(当時の翻訳者の言語感覚)ではありますが。
 これについては以下を紹介しておきます。

額田やえ子 - Wikipedia
 1927~2002年。著書『アテレコあれこれ:テレビ映画翻訳の世界』(1989年、中公文庫)
 『刑事コロンボ*5』『刑事コジャック*6』『シャーロック・ホームズの冒険*7』など、テレビドラマ等の吹き替えの翻訳で知られる。
 代表作の『刑事コロンボ』はNHK放送時のシーズン2以降から担当し、放映権が日本テレビに移った後も引き続き担当した。人気を博したコロンボの独特のしゃべり方「ウチのカミサン」等は、額田の独創によるものである。

コロンボ vs コジャック――同じ英文を訳し分ける妙技 | オーバーシーズ情報センター福岡 留学 | ホームステイ
 額田さんの著書『アテレコあれこれ――テレビ映画翻訳の世界』から、コロンボコジャックで、同じ原文をどう訳し分けているか、いくつかご紹介します。
◇Let me see that.
 コジャック「見せてみな」
 コロンボ「ちょっと拝見」
◇That’s what I thought.
 コジャック「狙い目通りだ」
 コロンボ「あ、やっぱりそうでしたか」
◇I don’t like it at all!
 コジャック「気に入らねえな!」
 コロンボ「納得できませんねえ」

額田やえ子さん | チーム八ちゃん
 吹き替え翻訳の手法などを紹介したエッセイが、額田やえ子『アテレコあれこれ―テレビ映画翻訳の世界』(1989年、中公文庫)という文庫本で発表されています。
 この本の巻末に「こんなに違う訳し方 コジャックコロンボの場合」という、とても興味深いコーナーがあります。
 眼光鋭いコワモテ刑事のコジャックと、トボけた味が魅力のコロンボ刑事の特徴を見事に捕らえた台詞が並んでいて、なるほど!これがプロの仕事か、と感心してしまいます。引用してみますね。
◆Don’t try to be a hero.
 コジャック:粋がって無理するなよ
 コロンボ:無理しないほうがよござんす

 コロンボと言えば「小池朝雄(1931~1985年)→石田太郎(1944~2013年)」、コジャックと言えば「森山周一郎(1934~2021年)」ですね(既に皆、故人)。やはり声のイメージも大事で「コロンボが森山、コジャックが小池や石田」ではイメージに合わないでしょう。
 なお、コメント欄で指摘がある「飯嶋永昭」ですが

刑事コロンボ - Wikipedia
◆『自縛の紐』(1988年)
 テレビ放送(額田訳)では第26作
◆『ロンドンの傘』(1994年)
 テレビ放送(額田訳)では第13作
◆『死のポートレート』(1994年)
 テレビ放送(額田訳)では第27作。テレビ放送時の邦題は『逆転の構図』

という『刑事コロンボ』小説版(飯島訳、二見文庫)があるとのこと。

サイトウナヲキ
#刑事コロンボあるある その28
 仕事中にゆで卵の殻をむいて食べがち

*1:邦題の元ネタは、『高層の死角』(森村誠一のデビュー作、1969年の江戸川乱歩賞受賞作)でしょう。

*2:勿論同姓同名の別人ではなく、1997年に『シンドラーのリスト』で、1999年に『プライベート・ライアン』でアカデミー監督賞を受賞したスティーヴン・スピルバーグ - Wikipedia がまだ無名だった頃の話。

*3:1944~2017年。1991年に『羊たちの沈黙』でアカデミー監督賞を受賞

*4:チリコンカーン - Wikipediaのこと

*5:日本では、米国での初放送が1968~1978年までの45本(NBCで放送)は『刑事コロンボ』、米国での初放送が1989~2003年までの24本(ABCで放送)は『新・刑事コロンボ』の邦題で放送(刑事コロンボ - Wikipedia参照)

*6:1973~1978年まで米国CBSテレビで放送された刑事ドラマ(同時期にNBCが『刑事コロンボ』を放送しておりコロンボに対抗して作られたとされる)。日本では1975~1979年までTBSで放送(刑事コジャック - Wikipedia参照)

*7:英国グラナダTV製作のテレビドラマ。日本ではNHKが1985~1995年に放送(シャーロック・ホームズの冒険 (テレビドラマ) - Wikipedia参照)

今日の産経ニュースほか(2023年6/5日分)

国会前で入管法抗議の声 6日に参院法務委で採決 | 共同通信
 7日に参院本会議可決(法成立)を目指すという無茶苦茶さには心底呆れます。そしてそうした与党の無法を助長してるマスコミ(特にテレビ)の批判の弱さにもげんなりします。
 勿論不幸にして「可決成立した」としても「裁判闘争」「再度の法改正」等の戦いは続きますが。
 しかし、こうも急ぐという事は、早期解散を狙ってるのか(なお、国会会期末は6/21)。
 いずれにせよ解散を「受けて立つ」しかないわけですが。


公明代表、衆院選備え必要 「決断すれば受けて立つ」 - 産経ニュース
 「受けて立つ」とはまるで野党のような発言で「はあ?」ですね。


「小選挙区制反対だった」公明・山口氏、民意切り捨て理由 - 産経ニュース
 「死票が多い」「大政党に有利」等、主張自体は正論ですが、「今更何を言ってるのか?」と心底呆れます。「受けて立つ」発言とセットで考えると「自公連立がそう簡単に崩壊する」とも思いませんが「10増10減対応でのゴタゴタ」で自民との関係がかなりギクシャクしてるのか。


すりおろしても…乳児のリンゴ窒息事故が続発 注意すべき点は - 産経ニュース
 以前

新刊紹介:「前衛」2023年1月号(副題:改めて高世仁、勉誠出版、三浦小太郎に悪口する) - bogus-simotukareのブログ
◆ 保育事故をどうなくすのか:研修と配置基準の拡充こそが求められている(猪熊弘子*1
◆最近の保育園では節分の豆まきはやらない
 勘の鋭い人、この問題に詳しい人(保育士など)、幼児の親御さんなら分かるでしょうが何故かというと
もうすぐ「節分」… 豆まきの「豆」が窒息事故につながる恐れ 子供は気管が狭い (1/3ページ) - 産経ニュース2017.1.24
節分の豆をのどに詰まらせ4歳園児死亡 松江のこども園:朝日新聞デジタル2020.2.13
また節分の豆で幼児が窒息死 〜 いつまで死亡事故が繰り返されるのか! 〜(山中龍宏) - 個人 - Yahoo!ニュース2020.2.14
というリスク(豆が幼児の気道に詰まって窒息死する)があるからです。保育事故をなくすためにはこうした「保育知識のアップデートが必要だ」と猪熊氏は指摘しています。

と書きましたが、「誤嚥事故」というのは怖いですね。乳幼児は「大人なら食べられるもの(例:節分の豆やすりおろしリンゴ)でも誤嚥の恐れがある」わけで、保育知識として普及が必要でしょう。


【異論暴論】日本人の貧困化を助長 国民置き去りの「移民」政策 「正論」7月号好評販売中 - 産経ニュース
 確かに「悪名高い技能実習生問題」などはあるものの、移民(外国人労働者)と関係なく「自民党政権」によって「貧困化(派遣労働者の拡大等)」は進んできたのに良くも言ったもんです。単に「貧困化」を「外国人差別正当化の道具」にしてるだけです。


木下ほうかさん、提訴取り下げ 週刊女性の性加害記事巡り - 産経ニュース
 つまりは「細部はともかく、大筋では性加害は事実だった」のでしょう。性犯罪とかに関する人間の闇の部分にいまさらながら絶句する(追記有。地裁で懲役10年の判決) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)の一例なのでしょうが、疑惑発覚後

木下ほうか - Wikipedia
◆2022年4月5日からスタートするNHK総合の連続ドラマ『正直不動産』に当初は主人公の上司・瀬戸課長役として起用されていたが、木下の登場シーンを全てカットしての放送となった
◆所属事務所からマネジメント契約を解消され、無期限活動休止を発表

となったのも自業自得と言うべきでしょう。もはや「日本のケビン・スペイシー(アカデミー受賞者でありながら、セクハラ問題で事実上、業界から追放:ケヴィン・スペイシー - Wikipedia参照)」とでも言うべき「事実上の廃業状態」ではないか。


【世論輿論】LGBT法案③ なぜ当事者からも慎重論が噴出するのか - 産経ニュース
 「蓮池透」という「産経に都合の悪い当事者の声(救う会批判)」は「蓮池氏は家族会の少数派」として無視したくせに良くも言ったもんです。その理屈なら「LGBT法案反対」など「明らかに少数派」ですが。
 なお、コメント欄で指摘がある「アイヌ新法に反対のアイヌ」と言えば「砂澤陣*2」が特に有名ですね。「産経など一部右翼」に持ち上げられてるだけで、まともな人間からは呆れられてると思いますが。今回の「LGBTの当事者」とやらも「砂沢みたいなもん」でしょう。


「政治からハラスメント根絶」大阪維新 議員・首長340人が研修会 - 産経ニュース
 維新自体が「ハラスメント集団」なので、「ウクライナ侵攻&核恫喝」プーチンロシアが「世界から侵略と核兵器をなくす」というようなもんで呆れて二の句が継げません。


都議補選大田区 無所属森氏と自民鈴木氏が当選 - 産経ニュース
1)都議補選に当選した2人のうち、森氏は「もともとは都民ファ所属の都議」だが離党して都議(当時)も辞職し、「野党共闘候補」として、太田区長選に出馬したこと(但し現職に敗れ落選)
2)今回も野党共闘候補として出馬したこと(当然、区長選も今回の補選も共産が支援してること:例えば、日本共産党東京都委員会『大田区長選でもり氏を支援』、赤旗もり候補勝利で政治改革/東京・大田 都議補選 市民と野党共同宣伝/田村副委員長訴え(2023.6.2)参照)
を指摘しておきます。「元都民ファ」とはいえ、野党共闘候補が「維新」「都民ファ」を破って当選したことを素直にまずは喜びたい。しかし都民ファも昔なら「大阪における今の維新」並の勢力(今回の選挙のように候補が乱立すると都民ファがトップ当選)がありましたが、今や「相当に没落した」といっていいのでしょう。だからこそ森氏も都民ファを離れたのでしょう。
 ちなみにkojitakenの「理不尽なれいわ叩き」に悪口する(2023年4/13日記載) - bogus-simotukareのブログで批判したkojitaken記事元号新選組は大田区長選で都ファの候補を推しているらしい(呆) - kojitakenの日記の「都民ファの候補(離党してるので正確には元都民ファ)」が森氏です。今回の都議補選当選をkojitakenがどう評価するのか気になるところです。


【主張】首相襲撃報告書 安倍氏失った反省がない - 産経ニュース

 事前の打ち合わせで和歌山県警は聴衆エリアに受付と金属探知機の設置を要請したが、主催者側は聴衆が漁協関係者に限られ、顔で確認する、広く参加を呼びかけないと(ボーガス注:いけないと)説明してこれを拒否した。
 首相の演説場所から聴衆の最前列まで10メートル以上の距離を確保するとの要請も、主催者側が難色を示し、約5メートルとした。
 県警の事前の要請をことごとく断った主催者側と、これを諾々と受け入れ*3、結果として爆発物の投擲を許した警察の双方に大きな責任がある。

 主催者とは勿論自民党であり、「安倍や岸田の襲撃」について「警察ばかりを非難できない、自民にも問題がある*4」と産経がしている点が興味深い。
 とはいえ「警備をガチガチにすると政治演説に支障が生じる」のも事実ではあるのでしょう。難しい問題ではあると思います。

*1:朝日新聞出版の育児雑誌AERA with Baby』編集統括などを経て現在、名寄市立大学特命教授。著書『死を招いた保育:ルポルタージュ上尾保育所事件の真相』(2011年、ひとなる書房)、『「子育て」という政治:少子化なのになぜ待機児童が生まれるのか?』(2014年、角川SSC新書)など

*2:アイヌ彫刻家・砂澤ビッキ(1931~1989年)の息子。著書『北海道が危ない!』(2016年、 扶桑社)

*3:相手は野党ではなく、政権与党であり「受け入れなければ後日の報復左遷人事もあり得る」し「何かあれば責任は全て自民党が取る(本当に事件が起きればそれでは済みませんが)」「厳重な警備のせいで、選挙に負けたら、県警に責任取れるのか」等と突っぱねられれば「襲撃の可能性が高い」という情報があるわけでもなく、どうしようもないでしょう。責任はむしろ自民の方が重いと思います。

*4:当然「自民トップ=安倍や岸田」なので「被害者なので言いづらい(特に死亡した安倍)」ですが、彼らの襲撃については「自己の危機管理を怠った自業自得」と言う面が多かれ少なかれあります。

常岡浩介に悪口する(2023年6月4分)(追記あり)

常岡浩介がリツイート
◆直立演人
 クレムリン消息筋(?)によると、プーチンは最近都合の悪い情報を受け付けなくなっているそうな。

 吹き出しました。勿論その可能性はありますが、まともな根拠も出さずに「クレムリン消息筋(?)によると」ではお話になりません。

常岡浩介がリツイート
◆直立演人
 隣国を侵略したロシアでこれだけ嘘がまかり通っていることを見届けてしまった後では、「嘘つきは泥棒の始まり」に因んで、「嘘つきは戦争を始める」という諺ができてもいいのではないか。

 既に「満州事変(日本の謀略で戦争開始)」「ベトナム戦争トンキン湾事件で戦争拡大)」「イラク戦争(米国が開戦理由とした大量破壊兵器イラクに存在しなかった)」等、「嘘から始まった戦争」はウクライナ侵攻からあり、勿論「そうした物言い」も既にあるのに「はあ?」「お前はアホか?」ですね。

常岡浩介がリツイート
◆永井陽右*1
 『紛争地で「働く」私の生き方*2』、おかげさまで重版が決定したとのこと!魂を込めた新著が多くの人に届きとても嬉しいです。

 仮にも「自称ライター」が自分の新刊ではなく他人の新刊を紹介*3してるというのが「おいおい」ですね。
 しかも常岡の新刊は『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)という「8年も前の著書」ですし。

常岡浩介
 6月9日(金)*4に、第20回旅券返納命令訴訟*5東京地裁703法廷で開かれます。13時30分からで、わたくし本人に対する尋問が予定されています。お時間許します方、ぜひ傍聴を!

常岡浩介
 大変な雨になりそうな明日ですけど、第20回旅券返納命令訴訟は今のところ予定通り開かれそうです。
 東京地方裁判所703法廷で13時30分から。わたくしへの本人尋問が開かれます。
 豪雨をものともしない方、ぜひ傍聴へ!

 珍しく常岡が裁判報告ですが「裁判が今どんな状況なのか?」まともな説明がないあたりが常岡らしい滑稽さです。そんなんで傍聴に行きたがる人間がいるわけもない。
【追記その1】
 コメント欄で指摘がある大月隆寛ですが、大月隆寛 - Wikipediaによれば一番「新しい大月の著書」は別冊宝島Real 『ニッポンの恥! 電波芸者、なんちゃって政治家、セレブ言論人の品性』(2007年、共著、宝島社)です。どうみても研究著作ではない点は大目に見るとしても「16年前の著作」と言う点は「おいおい」ですね。
 また大月が「専門だという民俗学」に関係がありそうな著書に至っては一番新しいもので『全身民俗学者*6』(2004年、夏目書房)でこれまた「19年前の著作」です。
 どう見てもまともな研究業績があるようには見えません。
【追記その2】

常岡浩介がリツイート
JSF
 日本共産党歴史認識では戦後直ぐの武装闘争による暴力革命路線は「無かった事」に歴史修正されているので、平気でこんな主張が出て来るんですね。
◆弁護士戸舘圭之【袴田事件弁護団
 みんなが共産党のこと嫌うのは理由のないことではないけど、共産党に対するネガティブなイメージのかなりの部分は戦前からの国家的な大掛かりなネガティブキャンペーンによる印象操作によるいわれなき偏見だと思いますよ。そこをふまえた上で評価しないとフェアじゃないと思います。

1)戸舘氏は「かなりの部分」としており「全て無根拠なネガキャンだ」とはしてないし、ましてや「少なくともこのツイート*7」において「戦後の暴力革命路線」否定などしてない
2)「そうした認識の是非はともかく」日本共産党(徳田路線否定以降の宮本、不破、志位執行部)の立場は「暴力革命路線はなかった」ではなく「暴力革命路線」の存在は認めた*8上で「当時、共産党主流派の徳田派が反主流派(後に委員長になる宮本氏など)の反対を無視して実行した物。後に反主流派が主流派に取って代わったときにその非を認め、暴力革命否定に是正した」と言う物
という意味で常岡と類友リツイートは「戸舘氏に対する因縁」でしかない。しかし類友(今回はJSFなる御仁)はともかく常岡の場合、本心と言うより「ウヨ方面への媚び」なんでしょう。
 ライターを自称しながら、まともな仕事もせずに、ウヨに媚びるために反共ツイート。繰り返しますが「まともな業績もなく、ウヨツイートに励む大月隆寛並に無様な醜態」です。高世仁に見捨てられるのも当然と言うべきでしょう。

*1:アクセプト・インターナショナル代表理事

*2:2023年、小学館

*3:常岡が協力した著書だとしても「おいおい」ですが恐らく常岡は全く無関係でしょう。

*4:よほどこの問題に興味のある人間でもない限り傍聴には行かないでしょう。平日には学生やサラリーマンなら仕事や授業がありますし、「常岡の裁判に限らず」予備知識がなければ裁判の傍聴を聞いてもまず意味が分からないからです。「テレビドラマ(過去放送分の要約が冒頭で紹介されることがある)」等と違い、裁判官が法廷において「過去の裁判の要約」などしてくれません。

*5:多分「常岡が原告の旅券返納命令訴訟の第20回目の公判審理」でしょうがプロのライターとは思えない「意味不明」文章です。

*6:元ネタは全身小説家 - Wikipediaでしょう。

*7:他のツイートでも「戦後の暴力革命路線」否定などしてないでしょうが。

*8:当たり前ですが、日本全国で大規模にやっていたのに否定できるわけもない。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年6/4日:島田洋一の巻)

島田洋一
 いつ、どこに、どんな格好で現れても良い社会が理想らしい。
 もう学校での服装管理も出来なくなる。性教育では男同士のアナルセックスも教えねばならない。
 LGBT利権法案採決という自民党の愚行によって、これが全国に広がる日も近い。

 デマも甚だしいですね。
 「性的マイノリティ男性(女性)の女装(男装)」を受け入れると言っても「TPO無視で何でもあり」のわけがない。
 学校の服装管理もわかりやすい例を挙げれば現状においても「地毛がパーマや金髪でも直毛や黒髪にさせる」など「行きすぎた規制は、LGBT云々に関係なく勿論不可」です。
 性教育だって現状でも「レイプ被害」「望まない妊娠」等を防ぐために「異性間の性交渉においてどうすれば妊娠するか?(裏返せばどうすれば避妊できるか?)」はともかく「フェラチオ(オーラルセックス)」等のような細かいプレーまで「必要性度外視」で教えるわけもない。当然「アナルセックス」だって「アナルレイプの被害防止」等、「必要性があれば教える」でしょうが「必要性度外視」で教えるわけもない。

島田洋一
 時事通信の速報によれば、自民党が野党に、LGBT利権・逆差別法案の「9日委員会採決」を提案したという。
 事実とすれば、数々の疑問や批判に答えないまま、審議抜きの採決を打ち出しただけで公党失格と言える
LGBT法案、9日採決提案 自民、今国会成立へかじ:時事ドットコム

 島田等ウヨの場合「慎重審議を口実に廃案にする」と言うふざけた話ですが、勿論「野党案(立民、共産、社民案)が提出されてる」のに「9日審議、即日採決」が反民主主義的でふざけた話であることは確かです。しかし散々、野党の反対を無視した「自民の強行採決」を容認してきたくせに良くも言ったもんです。島田らウヨも「自分が自民の強行採決の被害者(?)になる」とは思ってなかったのでしょうが。

島田洋一
 自民党LGBT利権法案に関し、新藤義孝*1稲田朋美*2らが先兵となって野党案との調整を急ぎ、今国会での成立を目指すらしい。自民から共産まで、文言に多少の差はあれ、米民主党のサル真似に走るさまには呆れる他ない。

 野党案に比べれば問題があるとは言え、新藤や稲田のようなウヨ議員が「LGBT法案」そのものには反対しない事も驚きなら、「LGBT法案に賛成」とはいえ、島田らウヨが「ウヨ議員」である新藤や稲田を悪口雑言することも驚きです。それにしても「救う会副会長」でありながら拉致には全く無関心で「LGBT法の可決を許さない」ばかりの島田には心底呆れます。

島田洋一
 先週金の「言論テレビ」で櫻井よしこ氏が、「LGBT利権法案は絶対通してはならない。お前から岸田によく言っておけ*3」と木原誠二*4官房副長官に何度も念を押した

 「LGBT法案への態度の是非*5」はひとまず置くにしても、本当に櫻井が赤字のような言い方をしたのなら「官房副長官をお前呼ばわりとか、『言っておけ』と命令口調とか、首相を岸田と呼び捨てとか、櫻井、お前、何様のつもりだよ、日本を支配するフィクサーのつもりか?、お前が理事長の国基研てのはそこまで強力な権力があるのか?」ですね(呆)。いずれにせよこんな文章を書く島田が岸田と木原を完全に舐めてることは確かです。とはいえ、島田も面と向かっては岸田にここまで言えるかどうか?。


【正論】誰が中国人慰安婦を追い詰めた 福井県立大学名誉教授・島田洋一 - 産経ニュース

 中国で慰安婦問題の「研究」と対外発信の中心となってきたのが上海師範大学の蘇智良教授である。
 中国でも韓国同様、日本軍慰安婦は忘れられた存在であった。それが突如「問題」としてクローズアップされたのは、朝日新聞が「強制連行」キャンペーンを始めた1992年以降である。従って、それほど深刻きわまりない「戦争犯罪」がなぜ長く関心事にならなかったのかを合理的に説明せねばならない。(ボーガス注:蘇氏の著書)『中国人慰安婦』は大要次のように論じる。
 家父長イデオロギーが浸透した中国社会では、女性の純潔は生命より重い。慰安婦は非道徳であることに加えて、敵軍に奉仕した裏切り者とみなされた。共産党政権下では「反革命」の烙印も押された。日本兵と「寝た」かどで北方に強制労働に送られるなどことさら辱められ迫害された。耐えかねて自殺した者もいる。中国で慰安婦の問題化が遅れたのはこうした理由による。

 これで「慰安婦の問題化を遅らせた(あるいは事実上セカンドレイプを放置した)中国政府」のみに悪口雑言するのが島田だから心底呆れます。「慰安婦犯罪の実行犯」は日本ではないか。「セカンドレイプの存在」は「ファーストレイプ(日本軍の慰安婦)」を何ら免罪しない。
 なお、島田の紹介が概ね正しいなら蘇教授の主張は「政府批判」であり、「この程度の政府批判は許容する」程度の「懐の深さ」は今の中国政府にはあるのでしょう(島田等日本ウヨよりは、中国政府の方がましに見えます)。というか、「過去の慰安婦施策」を一定程度反省し、慰安婦女性への経済支援等に今の中国政府が動いてると言うことか。残念ながら今のところ蘇教授の著書の邦訳はないようですが、是非早急な邦訳を望みたい。

*1:第二次安倍内閣総務相

*2:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相等を歴任

*3:そんなことを木原に言うくらいなら、いっそ岸田を言論テレビに呼べばいいと思いますが、呼んでも拒否されたのか、呼ぶことを躊躇したのか?

*4:第二次安倍内閣外務大臣政務官、第三次安倍内閣外務副大臣等を経て官房副長官

*5:俺の立場では「非」ですが

今日の朝鮮・韓国ニュース(2023年6月4日分)(副題:横田早紀江のバカさに改めて呆れる、ほか)

朝鮮人虐殺「解明する責任ある」 | 社会 | 全国海外 | 神戸新聞NEXT
 関東大震災での虐殺のことですが、全く同感であり、日本政府の後ろ向きの態度に心底、屈辱や贖罪の念を感じます。


補助金は「人権に関わる問題」/埼玉県に公開質問状 | 朝鮮新報
 埼玉県民として「大野の補助金支給拒否」に心底、屈辱や贖罪の念を感じます。


山形でミサイル避難訓練 北朝鮮「衛星」予告を念頭 - 日本経済新聞

 図書館と公立病院、文化ホールの3カ所で計約80人が緊急時の手順を確認した。

 「参加者80人」と言う人数の少なさに馬鹿馬鹿しくて心底呆れます。全然実質的ではない。


【主張】照射問題先送り また韓国を甘やかすのか - 産経ニュース
 「日本政府の言い分が正しい、韓国は嘘をついてる」という決めつけといい、「甘やかす」という「上から目線」といい心底呆れます。
 いずれにせよ「文政権から尹政権に交代すれば韓国は非を認めるはず(というか、尹が文の悪事を暴くはず)」「あの行為は文政権の命令による物に違いないから」というウヨの「勝手な決めつけ」は「事実でないこと」が明確になりました。


打ち上げ失敗、国民は“かつら”作りで日給200円…それでも北朝鮮が“軍事偵察衛星”望む理由とは【報道特集】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
 「米国の軍事侵攻を恐れる」からこそ、「軍事衛星を保有しようとする」と言う認識をするのであれば「米朝国交正常化」などで「米国による侵攻の恐れ」を除去することで北朝鮮の「軍事衛星保有意思」をなくすことを論じるべきでしょうに、そうはしない辺りが所詮TBSの限界でしょう。日本マスコミの「アンチ北朝鮮」には呆れます。


社説:拉致問題 対話の再開へ手立てを尽くせ : 読売新聞
 「あらゆる手段で対話」と言ったところで、読売が右翼新聞だからか、救う会や家族会を恐れてるからか「バーター取引」とは書かない辺りが本当にどうしようもない。現実問題としてバーター取引以外に解決策はないでしょう。


「真実に妥協してはいけない。あらゆる手段で拉致被害者の生存情報を見つけ、北朝鮮に突き付けるべき」柏崎市のフォーラムで蓮池薫さん | BSN NEWS|BSN新潟放送 (1ページ)*1
 「あらゆる手段で見つけ」て一体どんな手段で見つけるつもりなのか。
 また「真実に妥協せず」というなら「特定失踪者(国内で既に40人以上発見されている上にそもそもまともな認定根拠もなく、明らかにデマ)」を蓮池氏は批判したらどうなのか。まさか彼も「特定失踪者=真実」とは思ってないでしょうに。
 こんなアホが母校(中央大)の先輩かと思うとげんなりします。


【めぐみへの手紙】遺影に語る「どうしたら…」引き継ぎは異常 - 産経ニュース

 拉致を招いた本質的な原因が一掃されなければ、再び同じ惨禍を招きかねません。

 「同じ惨禍って何よ?」ですね。もし「北朝鮮の拉致再開」ならそんなことはありえない。
 「拉致を招いた本質的な原因」とやらを早紀江がどう考えてるのかも気になるところですが。

 めぐみちゃん*2の弟の拓也たちが、4年ぶりに米国へ渡りました。
《親世代の家族が存命のうち*3に全拉致被害者の即時一括帰国*4が実現するなら、日本が北朝鮮人道支援*5を行うことに反対しない》
 この新しい運動方針を米国要人の方々に伝え、理解を得たそうです。
 感謝の念に堪えません

 こんな無内容な社交辞令で「米国に感謝」とは「バカか?」と心底呆れます。
 むしろ拉致解決に協力したとみられる金大中氏に感謝したらどうなのか(米国のキューバへの対応から、日本の北朝鮮への対応を考えてみる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)。

*1:そもそも生存してる保障がないのですが

*2:失踪当時(13歳)においてすら俺の原語感覚では「ちゃん」付けは違和感があります。

*3:以前も書きましたが「親世代が存命」と言う条件をつける意味が分かりません。これを文字通りに理解すれば早紀江が死んだら「弟の拓也が存命でもめぐみ氏帰国に意味がない」ということになりますが、そういう認識の理由が意味不明です(なお、個人的には親族が皆死んでも、拉致被害者が帰国することには意味があると思います)。

*4:以前も書きましたが「部分帰国(段階的帰国)」を否定する理由が意味不明です。

*5:以前も書きましたが「経済支援」ならまだしも、人道支援は「困ってる人間がいるなら無条件で行うべき」です。

kojitakenに悪口する(2023年6/4日記載)(副題:紙屋研究所にも悪口する)(追記あり)

続・櫛渕万里の処世術/櫛渕と新選組を批判しつつ懲罰に反対した共産党が正しい/泉健太、野党候補一本化への予備選「方向性一致ならありうる」とまた妄言(呆) - kojitakenの日記
 まあ共産の場合、下手に懲罰に賛成すると後で厄介なことになる(「数の暴力」で共産が不当な懲罰をされかねない)という問題もありますが。
 なお、「予備選」と言う考えの是非はともかく「泉が勝手に言ってるだけで誰も賛同者がいない(泉が特に呼びかけ対象と想定してるらしい維新は完全無視、他の野党(共産、社民、れいわ、国民民主等)も泉を相手にせず)」のだから、kojitaken等が批判するようにお話になりません。そもそも今まで予備選などやってないのに「はあ?」ですね。泉のアホさには脱力します。衆院選がいつになろうとも、このままでは「立民の衆院選惨敗」は不可避でしょう。この期に及んで泉を下ろせない立民党の無能さには脱力します。

 共産党には執行部の権威主義がひどいという致命的な欠陥がある

 「はあ?」ですね。何が権威主義なんだか全く分かりません。
 むしろ俺の投稿を「拒否してる」kojitakenの方がよほど「権威主義」ではないか?。おそらくkojitakenは「奴の権威」に挑戦するコメント(要するにkojitaken批判コメントですが)を許容できないのでしょう。俺以外の人間は「コメント掲載拒否」時点で「コメント掲載拒否して恥じないkojitakenに呆れ果て無視することにした」のでしょうが、俺はしつこく「掲載拒否して恥ずかしくねえの?」「そんな野郎が偉そうに政治問題についてほざいてんじゃねえよ」「バカか、手前、少しは恥を知れよ」等と批判し続けたことで「掲載拒否」に留まらず、「投稿拒否」という栄誉(?)に輝いたわけです。まあ、kojitakenがどんなに自分を「自画自賛」しようとも奴は「一部のkojitaken信者が持ち上げてるだけ」で社会的影響力は「悲惨なまでに皆無」ですが。


共産党の神谷貴行(紙屋高雪)氏が「長い休み」に入った - kojitakenの日記
長い休み - 紙屋研究所
 紙屋*1の言う「休み」とやらが何を意味するかは具体的な説明がないので不明です。党員権でも停止されたのか?(紙屋はブログ更新はしてるので休みが「ブログの休止」を意味しないことだけは確かですが)
 以下の「奥歯に物の挟まった紙屋の文」からは、どうも「党執行部(直接的には福岡県党だが恐らく志位執行部を含む)への恨み辛みを書いてるらしい」と言う辺りは何となく想像がつきますが。以前から「反党分子」松竹への賛意を表明するなど「反党言動の目立った御仁」でしたが、一線を越えつつあるように見えます。「除名されても構わない」との考えになったのか。そして今後「めでたく」除名されるのか?。「除名された」松竹*2や鈴木元*3もそうですが、本を書くと「自分はいっぱしの人間だ」と勘違いしちゃうんですかね。思い上がりも甚だしいと思いますが。

長い休み - 紙屋研究所
 このシーンを読みながら、ぼくは自分の身近に存する理不尽についてどうしても思い出さざるを得ない。続く東堂の内心は、まさにぼくの心そのものである。
 自分の見解を捨て、「すべて私が間違っておりました。あなた様のいう通りです。許してください。助けてください」と作文をして嘆願しなければ、罰せられる——そんな馬鹿げた枠組みが、仮にあったとして、それにぼくが屈するようなことがあるならば、「何かが、ある重大な何か」が、ぼくのなかで「最終的に崩れ落ち、潰れ滅ぶ」ことは疑いないように思える。
 ぼくたちの人生は、老人男性*4の玩具(おもちゃ)ではない。

 「意味不明なこと*5をぼやいてないで、党に不満があるならとっとと離党しろよ、在籍することは義務じゃない」としかいいようがない。

共産党の神谷貴行(紙屋高雪)氏が「長い休み」に入った - kojitakenの日記
 私は立憲民主党(立民)については「提案型野党」路線をとろうとしたり日本維新の会にすり寄ったりした現在の泉健太*6体制を全く評価せず、旧立民出身の西村智恵美*7あたりに代表を交代してもらいたいと考えている。

 「幹事長、代表代行」として泉代表体制を今も支え続ける西村*8に期待できる「西村信者」「西村盲従分子」kojitakenの気が知れません。
 「泉体制は支持しない」と言いながら、kojitakenは「泉代表」しか批判しません。「西村代表代行」は勿論「岡田*9幹事長」「長妻*10政調会長」等、「泉以外の執行部幹部」も批判しない。「泉だけが悪い」とでも言う気なのか。kojitakenのデタラメさには心底呆れます。
 また西村と言えば

西村智奈美 - Wikipedia参照
立憲民主党に所属する東海地方4県(静岡県岐阜県、愛知県、三重県)の女性地方議員ら31人が、元女性秘書へのセクハラ行為を週刊誌に報じられた青山雅幸衆院議員(2017年当選、比例東海ブロック選出)の辞職を党に求める署名を提出した際、党ジェンダー平等推進本部長の立場で署名を受け取った西村は「被害者と和解が成立しているので党として対応は難しい」と返答し、無期限の党員資格停止処分が下されている青山へのさらなる処分を事実上拒否*11した
 後に青山は離党。2021年衆院選は静岡1区から維新で立候補するが落選(当選は自民党現職の上川陽子*12)し、落選後、維新を離党。2022年参院選では東京都選挙区から無所属で立候補するが落選。
→例えば立民“セクハラ問題”軽視か 青山雅幸議員の辞職要求拒否「被害者とは和解」で突っぱね(1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト(2018.4.13)参照
◆「14歳の子と同意した性交で逮捕されるのはおかしい」と発言した夫・本多平直への立憲民主党による公認拒否処分に、既に執行部が厳重注意処分済みの事案であること、発言の漏洩経緯が不透明であることを理由に挙げて、「『発言』は法律論に過ぎず問題視すべきでない」「既に社会的に不当に強い制裁を受けている」「党内からの情報漏洩に憤っている」と主張、不当処分として反対する嘆願書を立憲民主党幹部らに配布した。
 なお、現在、本多は米山隆一衆院議員(新潟5区選出)の政策秘書に就任。
→例えば、赤旗党員資格停止見通しの立民本多氏に妻・西村氏が嘆願書 - 産経ニュース(2021.7.13)参照

といった問題点も指摘しておきます。
 kojitakenは

西村智奈美が「所得の高い人から保険料をもう少し負担してもらって、再分配を行っていきたい」と述べた - kojitakenの日記2021.11.23
 西村氏は本多氏とは別人格ですので、本多氏の問題は4人の候補者の中で西村氏を推す際の判断材料には加えていません。

と「森友疑惑での安倍信者(安倍首相と妻は別人格)」「岸田のバカ息子の擁護(岸田首相と息子は別人格)」のような詭弁を吐きますが、「西村が本多を擁護した時点」でそんな言い訳は通用しません。
 西村を代表にすれば確実に「本多問題」が再浮上するし、そこで西村がうかつな発言をすれば

性交同意年齢発言/本多議員に批判2021.6.9
 仁籐夢乃・コラボ代表は「こんな人が議員とは絶望的だ」、中野晃一・上智大教授は「立憲民主党は、本多平直議員のことちゃんと処分しないとダメだ」とそれぞれツイッター上で批判しています。

といった本多批判者の多くが確実に立民から離反するでしょう。

 本来私の立ち位置に近い社民党の奮起も強く求めたい。

 自称「社民党支持者」のくせに「奮起の方策」を提出もせずに「求めたい」とは随分と「傍観者的で無責任」です。
 まあ、今の社民党の惨状では無責任に「こうすればいいと思う」とも言えませんがそれにしたって「求めたい」で終わらせる人間が「自称支持者」ねえ(呆)。

 共産党に対しては、執行部自らが党員*13を疎外するような真似は止めていただきたいと思う。

 俺のコメント投稿を拒否設定にして「俺を阻害してる」狭量な野郎(自己の賛同者以外のコメントは排除)が「自分を棚上げして」良く言ったもんです。少しは恥を知れと言いたい。なお、「反党分子(例:松竹伸幸)」に対する除名処分は「阻害」呼ばわりされる行為ではない。

 共産党支持層の間では「そんなに党が気に食わないなら(ボーガス注:離党して)新党を結成しろ」などと気軽に言う者がいる

 「気軽」ではないですね。しかし、不満があるなら最終的にはそうならざるをえないでしょう。
 過去にも「自民からの離党、新党結成」として「新自由クラブ河野洋平*14)」「新生党小沢一郎*15)」「新党さきがけ武村正義*16)」「たちあがれ日本平沼赳夫*17)」「みんなの党渡辺喜美*18)」「国民新党亀井静香*19)」「維新の会(松井一郎*20)」などが、「社会党からの離党、新党結成」として「労働者農民党(黒田寿男)」「民社党西尾末広*21)」「社会市民連合(後に社会民主連合)(江田三郎*22、五月*23)」「新社会党矢田部理)」などが、「民主党からの離党、新党結成」として「国民の生活が第一小沢一郎)」がありました(維新、新社会党を除き、多くは解散しましたし、新社会党は地方政党に留まっていますが)。
 「何で離党しないか」理解ができません。「離党しても、政治的にやっていけない」という「自分の無能さ、人望の無さ」を自覚してるのなら「偉そうなことはほざくな」と言いたい。

 簡単に党員を疎外(排除)するような政党が政権入りしたところで、自らと意見が異なる人民を簡単に疎外(排除)しようとするのではないかとの強い疑念を持たないわけにはいかない。

 「中央政権入りしてない」とはいえ、過去に「共産党自治体(東京都狛江市、大阪府東大阪市など)」はあったし、今も「たった1つ」とはいえ「埼玉県蕨市」は共産党員市長なんですけどね(今日、蕨市長選なので是非とも共産に勝利して欲しい)。それらがそんなに酷い代物だったとは聞きません。
 そもそも共産党が中央政権入りするとして「共産党が最大与党」の可能性は、支持者にとっては残念ながらまずない。
 「自社さ連立のさきがけ」「自公連立の公明」「民主党政権社民党国民新党社民党は後に離脱しましたが)」のような「少数与党」になるでしょう。
 それでどうやって共産が「排除」するのか。物理的に無理な話です。いやそもそも自民や民主(鳩山、菅、野田政権)だって好き放題に排除などしていませんが。
 いやそれ以前に野党共闘をしていた「枝野代表時代」ですら、共産については「閣外協力止まり」で枝野は冷淡だったのにどういう理解で「政権入り」なのか?。政権入りの可能性は決して高くないし、政権入りしたとしてむしろ「沖縄基地問題での福島少子化担当相(社民党党首)更迭」のような形で「共産党が排除される可能性」の方が強いでしょうに、どこまで「反共分子」kojitakenもトンチキなのか。
 いやそもそも共産支持層は俺もそうですが、「共産の政権入り」をそれほど希望してるわけでもない。「一番まともな政党」「一番自分の意思に近い政党」を選んだら共産になったにすぎない。
 「自社さ村山政権」での「社会党は支持者を裏切った(例:野党時代に反対していた長良川河口堰運用を、社会党出身の野坂*24建設相が容認し、批判を浴びた)」という社会党支持層の批判及びその後の社会党社民党)の党勢衰退を考えれば俺はそれほど共産の政権入りに乗り気ではありません。


幹部たちの“知的水準の衰弱” - 紙屋研究所
 完全な党執行部への当てこすりで「紙屋は何様のつもりだ?、手前はそんなに知的水準が高いのかよ!」「文句があるなら離党して新党でも作れ」ですね。

 人間は行き詰まると「とりあえず前に進んでる感のある作業*25」に逃避する

 人間にはそういう面が無いとは言いません。
 但し一方で我々の多くは凡人です。
 「検討した結果、素晴らしい解決策が生まれ、その解決策通り動いたら成果が出た」なんてことはそうは多くない。
 悩みながらも「でも宝くじは買わなきゃあたらない」で動くわけです。
 就活で何十社と面接を受けたからと言って合格するとは限りません。
 何十回ものお見合いや婚活パーティに参加したからといって結婚できるとは限りません(まあいずれも俺の体験談で就職はできた物の、結婚はできていませんが)。
 結果的にはそうした「何十社の面接」「何十回ものお見合いや婚活パーティ」は無駄かもしれない。「合格できる為の何か」「結婚できる為の何か」を見つけ出す必要があるかもしれない。
 そうした「何十社の面接」「何十回ものお見合いや婚活パーティ」について

 人間は行き詰まると「とりあえず前に進んでる感のある作業」に逃避する

と言う面が無いとも言わない。俺も親から「早く就職(結婚)して欲しい」とプレッシャーをかけられたので「とりあえず前に進んでる感のある作業(就職面接や婚活パーティー)に突入した」と言う面が無いとは言わない。
 とはいえ、「面接や婚活パーティー」に参加しなければ「就職や結婚の可能性がないこと」も事実です。「合格できる為の何か」「結婚できる為の何か」もそう簡単に見つかるもんでもない。
 実際の人間の活動はそんなにきれいに「有意義な活動」と「無駄なのにやってる感を感じるための自己満足活動」に割り切れない。
 というか、具体例をもとにした「Aと言う活動はBという面で問題があり、Cという活動に切り替えるべきだ」という具体的提案ならともかく、こうした紙屋のような物言いは「成果がない活動はしない方がましだ」というただの「敗北主義の助長」でしかないでしょう。
 紙屋が問題にしてるのは共産党の活動でしょうが「街頭演説」「ビラまき」など党の活動に問題が仮にあろうとも「何もしなければ支持は広がらない」事は確かです。そこで悩みながら「活動してる人間」に具体案も提示せずに

 人間は行き詰まると「とりあえず前に進んでる感のある作業」に逃避する

というのは敗北主義(清算主義)と人格侮辱でしかないでしょう。
 「就職面接に参加しても就職できない人間」「婚活パーティーに参加しても結婚できない人間(まあ俺がその一人ですが)」に

 人間は行き詰まると「とりあえず前に進んでる感のある作業」に逃避する

という位失礼で無価値ではないか。

【追記】

紙屋高雪
 しばらく休みだから、何か有意義なことをするぞーっ! いかんいかん、全力でぼーっとしないと!→俺
NHK国際報道
【何かしていないと不安な現代人に】
ソウルで開催された“ぼーっとする大会”
「何もしない時間は無駄なのか」を問いかけます
芸術性と心拍数を審査し優勝者が決まったそうです

 党執行部への当てこすりなんだと思ってうんざりします。とっとと離党すればいいのに。何様のつもりなのか。「紙屋様」か。
 なお「ぼーっとしてる時間が無駄なのか」どうかは「価値観」「そのときの精神状態」等で決まる物ででしょう。
 無駄と思う方がタイムパフォーマンスがあるという話でもなければ、無駄と思う方が精神的余裕があるという話でも必ずしもない。

*1:著書『オタクコミュニスト超絶マンガ評論』(2007年、築地書館)、『「町内会」は義務ですか?』(2014年、小学館新書)、『どこまでやるか、町内会』(2017年、ポプラ新書)、『マンガの「超」リアリズム』(2018年、花伝社)、『不快な表現をやめさせたい!?:こわれゆく「思想の自由市場」』(2020年、かもがわ出版

*2:著書『憲法九条の軍事戦略』、『集団的自衛権の深層』(以上、2013年、平凡社新書)、『改憲的護憲論』、『対米従属の謎』(以上、2017年、集英社新書)、『〈全条項分析〉日米地位協定の真実』(2021年、集英社新書)、『シン・日本共産党宣言』(2023年、文春新書)等

*3:著書『コロナ後の世界』(2020年、かもがわ出版)、『ポスト資本主義のためにマルクスを乗り越える』(2022年、かもがわ出版)、『志位和夫委員長への手紙』(2023年、かもがわ出版)等

*4:「老人男性」云々とは紙屋に批判的な「紙屋の先輩党員(そして上司?)」への当てこすりでしょう。なお、紙屋は「1970年生まれ(今年で53歳)」なので「60歳定年前の一応現役世代(老人とは言えない)」とはいえ若いわけではありません(紙屋高雪 - Wikipedia参照)

*5:とはいえ、党に対する悪口らしいことは理解できますが。除名処分が怖くてこういう「意味不明な文章」になるのか?

*6:希望の党、国民民主党国対委員長、国民民主党立憲民主党政調会長等を経て立憲民主党代表

*7:いずれ直すだろうが原文のまま。本当は「智奈美」が正しい。自称「西村支持」のくせに随分とお粗末です。

*8:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労副大臣立憲民主党幹事長等を経て立憲民主党代表代行

*9:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表等を経て立憲民主党幹事長

*10:鳩山、菅内閣厚労相民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党選対委員長(前原代表時代)、立憲民主党副代表(枝野代表時代)などを経て立憲民主党政調会長

*11:例えば「富田林のパワハラの件」で共産に悪口しながら、「西村だけの責任ではない」とはいえ、こうした西村の「セクハラへの甘い態度」は批判しないのだからkojitakenも呆れたデタラメ野郎です。これが共産での事件なら「何故、厳しい処分をしない」と悪口でしょうが。

*12:第一次安倍、福田内閣少子化等担当相、第三次、第四次、菅内閣法相等を歴任

*13:紙屋や鈴木、松竹のことか?

*14:新自由クラブ代表、中曽根内閣科技庁長官、宮沢内閣官房長官自民党総裁、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長など歴任

*15:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党党首、自由党党首、民主党幹事長など歴任

*16:細川内閣官房長官、村山内閣蔵相を歴任

*17:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相たちあがれ日本代表、維新の会代表代行、次世代の党代表を歴任

*18:第一次安倍、福田内閣行革相

*19:村山内閣運輸相、橋本内閣建設相、自民党政調会長(小渕、森総裁時代)、国民新党代表、鳩山、菅内閣金融等担当相など歴任

*20:大阪市長、府知事、維新の会代表など歴任

*21:社会党書記長、片山内閣官房長官、芦田内閣副総理を経て民社党委員長

*22:社会党書記長、副委員長などを経て社会市民連合代表

*23:社民連代表、細川内閣科技庁長官、参院議長、菅内閣法相など歴任

*24:社会党国対委員長(村山委員長時代)、村山内閣建設相、官房長官を歴任した村山首相の側近。鳥取県議時代に、当時、鳥取県警に出向していた亀井静香と親しい関係となり、亀井(村山内閣で運輸相)とともに自社さ連立の中心人物とされる。

*25:むしろそれに該当するのは最近の松竹伸幸(紙屋が好意的評価)の気がしますが。松竹のブログ記事って典型的な「とりあえず前に進んでる感のある作業」ではないか?。松竹なんて世間に相手にされず、ほぼ無視されてますからね。いや松竹だけでなく紙屋の記事もそうではないか。

今日の産経ニュース(2023年6/3、4日分)(副題:堺市長選結果を悲しむが蕨市長選結果は喜ぶ)

埼玉・蕨市長選挙 頼高氏が5選|NHK 埼玉県のニュース
 古畑任三郎の「菅原文太出演回」でもネタになっていましたが、「いいニュースと悪いニュースがあるんだがどちらから聞きたい?」
 ということで、堺市長選での維新勝利はバッドニュースでしたが、こちらはグッドニュースです。
 「長期政権(4期16年)による飽き」「反共労組・連合も自民系候補を支援」で落選を危惧していましたが、「頼高氏が約1万6800票、対立候補が約1万2400票」で圧勝とは言えない物の、幸い当選しました。市議選も幸いにも共産候補は全員当選したようです。
 なお、「難しいことではある」でしょうが、次の選挙は「勇退し後継に道を譲るべき」ではないか。それにしても、反党分子(除名された松竹、鈴木、「自ブログで党に悪口」の紙屋など)は「党への愛」を口にしながら、こういう出来事を喜ぶどころか、むしろ忌み嫌ってるんでしょうねえ。


維新、笹川府議のセクハラも認定し除名 収支報告未提出の橋本氏には離党勧告 - 産経ニュース
 ということで維新では「ほとぼりが冷めたら復党」と言う無法の可能性もありますがついに除名処分に追い込まれたわけです。
 橋本も「除名するよう」維新への批判を強めるべきでしょう。また議会でも「笹川や橋本の議員除名決議案または、議員辞職勧告決議案」の可決を目指すべきでしょう(恐らく維新が潰そうとするでしょうが)。


【風を読む】対馬を福岡県に編入しよう 論説副委員長・佐々木類 - 産経ニュース
 そうした編入運動が、現在において「当事者である対馬住民」の多数ならともかくそうでないなら、こんなことは「沖縄独立論(少数派としては存在するようだが明らかに沖縄多数派ではない)」みたいなもんであって、対馬島民に対して失礼以外の何物でもない。おそらくそんな編入運動が島民の大多数という事実はないでしょう。
 なお

対馬 - Wikipedia
 対馬長崎県に属しているが、経済的には福岡県との交流が密であり、戦後、転県運動が起こっている。1946年には転県期成会が結成され、長崎県から福岡県への転県を国に働きかけた。福岡県議会では転県提案が可決されたものの、1946年9月の長崎県議会では転県提案が否決された。それ以降も転県運動がつづいた。1949年には、「対馬開発5ヵ年計画」が策定され、対馬町村会では、それを受けて対馬開発計画の実現のため転県運動中止を発表した。

ということで過去においては「それなりにそういう編入運動もあった」ようです。