今日も「カス駄犬」「クズ駄犬」「クソ駄犬」ことkojitakenに悪口する(2023年11/20日分)

日本保守党、ネット支持急拡大も「話題は非常に局所的」 世論調査で見えた実像(J-CASTニュース) - kojitakenの日記
 J-CASTニュースが紹介する秦正樹*1京都府立大学准教授の分析はいろいろと興味深いとは思います(特に引用紹介やコメントはしませんが)。
 しかし「保守党が衆院選議席獲得できるかどうか」について言えば「地方議会選で未だ1議席も取ってない(と言うか恐らく候補者を立ててない)」「過去に類似の右翼政党(日本創新党、次世代の党など)が不振な成績で消滅」「既に類似の右翼政党(参政、政治家女子)が国会に議席がある」「保守党関係者も威勢のいいことを言うだけで議席獲得できるとするまともな根拠を提出できない」のだから「秦氏の意見を聞くまでもなく」獲得できないとみるのが当然です。


毎日新聞調査の政党支持率で立民9%、新選組7% - kojitakenの日記
 「立民>れいわ>共産>国民民主>公明>参政」とは「れいわの支持率の高さ」「公明の支持率の低さ」がちょっと信じがたい毎日の調査結果です。実際、三春充希氏による支持率公表(マスコミ調査の平均値を三春氏が算出したとのこと)では「立民>公明>共産>れいわ>国民民主>参政」となっています。

 毎日新聞世論調査には、アーリーアダプターの動きを反映し過ぎる傾向があり、かつそのアーリーアダプターの動きは激変することが少なくないので、現在のような激動期においては信頼性はかなり低い*2と思っている。

というkojitakenですが「アーリーアダプター」呼ばわりの根拠は恐らく何もないでしょう。つまりは「根拠レスの放言」です。


高市早苗氏の勉強会に13人出席…「現職閣僚として不適切だ」と見送った議員も(読売) - kojitakenの日記

 このところ「全力で自民党を守りに入っているなあ」という心証を読者に強く持たせる読売の記事より。

 「カス駄犬が紹介する読売記事」は高市*3の「勉強会」に否定的ですが高市自民党議員(勿論勉強会も総裁選出馬の為の行為)なので「自民党を守りに入っている」というのは「何だかなあ?」です。読売が「高市総裁」を希望してないのは確か*4でしょうし、は読売の主観では確かに「自民党を守りに入っている高市首相(自民総裁)では、「麻生*5首相→鳩山首相民主党)」のような政権交代が起きかねない等と認識し、高市の手腕を評価してない)」のでしょうが。
 なお、この記事だけでは読売が「岸田*6首相を守りたい」のか、「岸田首相は辞めてもいいが、ポスト岸田に高市以外(茂木派領袖の茂木*7幹事長、石破派領袖の石破*8元幹事長、前回総裁選に出馬した河野*9デジタル相、野田*10総務相等)を希望してる」のかは不明です。カス駄犬は「岸田擁護」と決めつけていますが。
 なお、kojitakenに寄れば高市の勉強会の参加面子は「選挙が弱いメンバー(堀井学*11山本左近*12杉田水脈*13・高木宏壽*14・鬼木誠*15など)」だそうで大した役職にも就いてないので正直「岸田やポスト岸田を狙う連中」にとって「大した脅威ではない」気もします。

*1:著書『陰謀論:民主主義を揺るがすメカニズム』(2022年、中公新書

*2:勿論理屈の上では「アーリーアダプターの動きが変化する」のではなく単に「毎日新聞の調査技術が他社と比べて低いだけ」の可能性もありますし「そうでない」と否定できる根拠は少なくともkojitakenにはないでしょう。。

*3:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を経て岸田内閣経済安保相

*4:なお、安倍が存命で、安倍派が高市を総裁選候補に担いだ時代と違い「安倍派五人衆(世耕自民党参院幹事長、高木自民党国対委員長、西村経産相、萩生田自民党政調会長、松野官房長官)」「下村元政調会長」が「安倍派会長就任、総裁選出馬」を企む今の安倍派が高市を支援することはあり得ません。

*5:橋本内閣経企庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、首相、第二~四次安倍内閣副総理・財務相等を経て自民党副総裁

*6:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)等を経て首相

*7:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第四次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍、菅、岸田内閣外相等を経て自民党幹事長

*8:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相等を歴任

*9:第三次安倍内閣国家公安委員長、第四次安倍内閣外相、防衛相、菅内閣行革相等を経て岸田内閣デジタル相

*10:小渕内閣郵政相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相等を歴任

*11:1994年リレハンメル五輪スピードスケート500mで銅メダル。第三次安倍内閣外務大臣政務官を経て現在、岸田内閣内閣府副大臣

*12:元FIドライバー

*13:岸田内閣で総務大臣政務官

*14:第三次安倍内閣復興大臣政務官を経て岸田内閣復興副大臣

*15:第三次安倍内閣環境大臣政務官、岸田内閣防衛副大臣等を歴任

今日も「カス駄犬」「クズ駄犬」「クソ駄犬」ことkojitakenに悪口する(2023年11/19日分)(ボーガス注:クソ駄犬の『池田大作への甘さ』に呆れる)

池田大作死去 - kojitakenの日記
 勿論「公明党の創設者」であり、近年は体調を崩し、表舞台に出ていなかった(恐らく、表舞台に出なくなってからは池田が創価学会公明党に何らかの指示をもはやすることもなかった)とは言え、

【主張】池田大作氏死去 政治と宗教考える機会に - 産経ニュース
 池田氏は十数年前に表舞台から姿を消すまで、小泉純一郎安倍晋三両元首相らと非公式に会談するなど、支持母体のトップとして政権に影響力を示していた。

も書くように「自公連立政権」については池田にも当然「政治責任がある」。そしてクズ駄犬は自称「アンチ自公で社民党支持者」。
 にもかかわらず「池田美化はさすがにしない」ものの、「自公政権が行った政治について『公明党創設者』池田には重い責任がある、日本の政治を悪くした元凶の一人は池田」等の池田批判は何もせず、コメントは

 ついに池田大作が本当に死んだ。訃報に接してまず思ったのはそのことだ。池田大作*1ナベツネ渡邉恒雄*2)よりも若かったんだな。年で2つ、学年で1つ下だったようだ。

だけ。
 クソ駄犬が紹介する池田大作氏が死去 創価学会名誉会長 老衰のため 95歳 | NHK | 訃報も別に池田批判があるわけでもない。
 「泉立民*3」「志位共産*4」「山本れいわ*5」「小沢一郎*6民主党幹事長*7」等には散々悪口してるのに随分池田には甘いもんです。
 それどころか過去には池田大作の「提言」で公明党も「脱原発」に転換か - kojitakenの日記(2012.1.26)で「池田大作」を持ち上げてるkojitakenです(勿論公明党脱原発に転換などしていませんが)。
 つうか散々、立民、共産のことを「執行部が権威主義的」「松竹除名は不当」とか抜かしてましたけど、後に池田批判した竹入義勝矢野絢也*8(いずれも公明党委員長)を「池田先生を裏切った」等と悪口雑言する創価学会公明党の方がよほど「池田大作崇拝の権威主義」じゃないのか。
 立民や共産は少なくとも「創価学会公明党池田大作崇拝」レベルの美化を「泉代表」「志位委員長」にはしてないでしょう。
 何で池田大作死去 - kojitakenの日記等でクソ駄犬は池田や「池田を崇拝する創価学会公明党」を「権威主義者」と批判しないのか?
 「もしかしてカス駄犬って『創価学会員』『公明党員』『創価大OB』などの創価学会シンパ?。

ナイツ塙宣之、池田大作氏への思いつづる「大学時代に創立者から頂いた 言葉が私の原点」(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
 お笑いコンビ・ナイツの塙宣之*9(45)が18日夜、X(旧ツイッター)を更新。出身大学の創価創立者で、15日に亡くなった創価学会池田大作名誉会長への思いをつづった。
 「大学時代に創立者*10からいただいた『笑いは庶民の知恵、笑いは庶民の武器』という言葉が私の原点です」と投稿。池田名誉会長の名前や具体的な悼むコメントは記さなかったものの、芸能活動を続ける上で受けた大きな影響を明らかにした。

という肯定的感情を池田大作に持ってるのがクソ駄犬?。だからあんなに反共なの?。だから「反党分子」松竹をあんなに持ち上げるの?」
「自称『社民党支持』は嘘なのか?」と疑いたくなります。
 こうなるとカス駄犬の

日本ハムが4年ぶりリーグ優勝 - kojitakenの日記2016.9.29
 日ハム監督の栗山英樹の方が稲葉より一枚上手だった。

前原誠司が「民民に残留」を表明したが、民民は「解党」されるはずでは…… - kojitakenの日記2020.8.16
 昨夜はプロ野球ヤクルトスワローズ小川泰弘投手が横浜スタジアムでのDeNA戦でノーヒット・ノーランを達成する快挙をなし遂げた。

OBには侍ジャパン監督の栗山英樹さんも 死去の池田大作氏が創設の創価高校・大学 - 産経ニュース2023.11.18
 創価高校の野球部は強豪として知られ、これまでに春夏合わせて8回の甲子園大会に出場している。今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で監督として日本代表を優勝に導いた栗山英樹さんもOBの一人。
 創価大学野球部出身者には、プロ野球通算102勝で今季も10勝を挙げたヤクルトの小川泰弘投手らがいる。

ということで「栗山(創価高校)や小川(創価大学)が創価OBだから、創価シンパのクソ駄犬が褒めたのか?」と疑いたくなります。ええ、俺は「カス駄犬のような嫌いな人間」相手にはそういう「邪推する男」です(まあ栗山や小川の成績は確かに一定の評価には値するでしょうが)。
 なお、話が脱線しますが

栗山英樹 - Wikipedia参照
 中学3年時には、地元小平市のポニーリーグチームに所属し、投手として日米大会に出場、大会MVPを獲得する。大会後、小平市内の創価高校野球部の熱心なスカウトに心を動かされ、ともに甲子園を目指すことを決意する。創価高校では1年時からベンチ入りし、3年時には主将兼エースとしてチームを牽引したが、強豪校の多い東京地区の壁は厚く、甲子園への夢は実現しなかった。

だそうなので「信者でなくても創価高校に入学できる」ようです(栗山も創価大学には行かず、教員を目指して東京学芸大学教育学部に進学)。
 なお、池田の死については俺は以下の通り記事を書きました。
 「池田批判としてぬるい」と言う評価はあるかもしれませんが、「何一つ池田批判しない」kojitakenよりは「池田に批判的な内容」かと思います。

今日の産経ニュース(2023年11/16~18日分)(副題:池田大作死去ほか) - bogus-simotukareのブログ
創価学会の池田大作名誉会長死去 95歳 公明党を設立、政界に影響 - 産経ニュース
 創価学会を一代で大きくした「事実上の創価学会初代会長*11(初代牧口、二代戸田がいますので三代目ですが)」であり、また公明党を日本有数の政党にした怪物ですね。牧口や戸田の扱いは現在の創価学会では正直「牧口や戸田自体が評価されてる」というよりも「戸田=池田先生を見いだした人物」「牧口=戸田を見いだした人物」的な扱いでしょう。
 彼によって日本の「宗教」と「政治」は勿論大きく変わりました。わかりやすい例だと「彼がいなければ公明党はなかった」かもしれない。そうであれば、1998年からの自公連立(小渕内閣)はなかった。1998年からは自民はずっと野党だったかもしれず、あるいは与党だとしてもその統治は今とはかなり違ったでしょう。
 「自公政権がなかった日本」が良かったか悪かったかはイフの話なので分かりませんが。勿論これは自公政治を評価してるという訳ではなく「勿論今の自公政権より良くなった可能性もあるが、残念ながらもっと酷くなった可能性も否定できない」と言う意味です。共産支持者の俺は当然自公政権批判派です。
 年齢(1928年生まれ、95歳)を考えれば勿論死去に驚きはない。例えば、池田と同じ年に生まれた土井たか子社会党委員長(2014年死去、85歳)は既に故人です。
 池田大作氏、直近十数年は公の場に姿見せず 聖教新聞は写真掲載も健康不安説 - 産経ニュースも書くように健康を害してたのか、ここ数年、表舞台(創価学会の公式行事など)に出てないので多分、創価学会公明党への実質的影響も大してないのでしょう(追悼記事が聖教新聞公明新聞に連日載るでしょうが)。


激動の人生、多くの人に影響、反発も 池田大作氏死去 - 産経ニュース

◆平成20年5月、来日した胡錦濤中国国家主席と会談している。会談は胡氏が池田氏を「日本で会いたい民間人3人のうちの1人」と指名して実現した。
池田氏は文化人としての顔も持っていた。趣味のカメラでは写真集を出版。詩人としても知られた。池田氏は「世界、人類の運命、文明の未来は、まさしく青年の教育にかかっている」と語り、教育の充実に力を入れた。昭和43年に創価中学校・高等学校を開校。46年に創価大学を開校させるなどした。創価学会のホームページでは「創価教育の同窓生は5万人を超えている」と紹介している。
 世界の文化人や政治家らとの「対話」も精力的にこなした。対談相手は英歴史学者のアーノルド・トインビー氏、中国の周恩来首相、米出身の音楽家のユーディ・メニューイン氏など広い分野にわたった。

 自公連立のパートナー「公明党」の創設者池田を持ち上げまくる産経です。マスコミと言うより政治アジビラです。


池田大作氏死去 岸田首相「歴史に大きな足跡残した」 - 産経ニュース
池田大作氏死去 「深い悲しみにたえない」自民・茂木敏充幹事長 - 産経ニュース
池田大作氏死去 「各国との友好親善に尽力」立民・泉健太代表 - 産経ニュース
池田大作氏死去 維新・馬場伸幸代表「世界で平和の尊さを訴えた」 - 産経ニュース
 公明党がこの種の声明を出すのは当たり前なので、公明党については紹介は省略しました。一方、共産、社民、れいわは特にこの種の声明は出してないようです。公明党との距離の違いではあるでしょう。

*1:1928年生まれ。創価学会名誉会長

*2:1926年生まれ。読売新聞政治部長、副社長、社長、会長等を経て現在、主筆

*3:例えば「大本営発表」の空虚なツイートを発する志位和夫と泉健太の末期症状 - kojitakenの日記(2023.4.12)、 泉健太、安倍晋三の一周忌に焼香して「戦ったが、大政治家だった」とコメント(呆) - kojitakenの日記(2023.7.9)、「社長の椅子」に執念を燃やす「三角形の経営者」たち=城山三郎『緊急重役会』の解説(楠木建・一橋大教授)より。岸田文雄や泉健太も権力工作ばかりが得意な「三角形の政治家」なのではないか - kojitakenの日記(2023.10.1)、 泉健太は「前回の総選挙で僕らが150議席をとっていれば、次は当然政権交代と言いたい。もう一回再生していくには手順が必要。そういう意味で5年」と言うが、2005年の民主党は113議席だったのに、次の衆院選で政権交代が実現した。泉代表の認識は明らかに間違っている - kojitakenの日記(2023.11.8)、立民の泉健太執行部に対して懸念しか持てない理由 〜 「供給側の経済政策」で岸田政権と一致するなどの経済政策の右傾化、党内権力工作に対する執着の強さなど - kojitakenの日記(2023.11.9)

*4:例えば 「大本営発表」の空虚なツイートを発する志位和夫と泉健太の末期症状 - kojitakenの日記(2023.4.12)、 志位和夫、橋下徹を「先生」と呼んで憚らない小沢一郎と会食(呆) - kojitakenの日記(2023.7.22)

*5:例えば山本太郎、「大島(九州男)さんが『居座れば』5年できるところをみんなで回すことに賛成してくれた」と発言し、長年の協力者・村上さとこ北九州市議を怒らせる(呆) - kojitakenの日記(2023.1.22)、山本太郎、イギリスのウクライナへの劣化ウラン弾提供を批判したのは良いが、ロシアのウクライナへの核兵器使用を示唆する脅し文句には一言も批判できないダブルスタンダード - kojitakenの日記(2023.5.4)、山本太郎、ロシアから燃料を買うために同国が犯した侵略戦争で「中立に立て」(=侵略を容認せよ)と主張。極右政治家(ファシスト)としての本性を露呈した(呆) - kojitakenの日記(2023.5.24)

*6:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党党首、自由党党首、民主党幹事長等を歴任

*7:例えば 小沢一郎(事務所)、「NewsBAR橋下に出演し、橋下徹先生と久しぶりに対談させていただきました」とツイート(呆) - kojitakenの日記(2023.7.16)、志位和夫、橋下徹を「先生」と呼んで憚らない小沢一郎と会食(呆) - kojitakenの日記(2023.7.22)

*8:著書『二重権力・闇の流れ』(1994年、文藝春秋)、『黒い手帖:創価学会「日本占領計画」の全記録』(2009年、講談社)、『乱脈経理創価学会VS.国税庁の暗闘ドキュメント』(2011年、講談社)で池田や創価学会公明党を批判し、完全な敵対関係になる創価学会公明党版の「袴田里見」「筆坂秀世」「松竹伸幸」等に当たる御仁(矢野絢也 - Wikipedia参照)

*9:相方の土屋伸之創価大卒で、創価大学落語研究会で知り合った(ナイツ (お笑いコンビ) - Wikipedia参照)

*10:創価大学創立者池田大作のこと

*11:「池田と同様の意味」で「徳田書記長の武力闘争方針」で壊滅的状態にあった共産党を立て直した宮本顕治も「事実上の戦後の日本共産党初代党首(書記長→委員長)」のように思います。

『日本共産党の党内民主主義を誇る(?)紙屋研究所(紙屋高雪こと神谷貴行)』ほか(2023年11月19日記載)

「少子化」という言葉への疑問・批判は規約違反か - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を2023.11.4

 日本共産党党の綱領で「少子化傾向の克服」を課題として掲げています。
(中略)
 共産党の機関誌「議会と自治体」2023年10月号に載った「若い世代・真ん中世代*1の地方議員の学習・交流会」を読んでいたら、米倉春奈*2・東京都議の次の発言が目にとまりました。

 都議団では、「少子化」という定義の仕方への違和感やモヤモヤも語り合ってきました。この間、子どものいない女性が、子どもを産んでいないことにものすごい負い目を感じさせられているのだと気づきました。少子化」という言葉は、そうした女性に対して「なんで子どもを産まないの?」と責める言葉になっているのではないか。この言葉の扱いは慎重でないといけないのではという疑問を会議で話したところ、複数の女性から「会議で少子化対策の話になると、自分が責められているように感じる(過去に感じた)」という話が出ました。
 小池知事の「少子化対策」の政策のパッケージに対して、都議団は少子化対策の政策としてではなく、子育て支援、学費の問題など、それぞれ大事なテーマとして議論をしています。

 これに対して、同誌上の掲載発言を見ると、同席していた党中央幹部(田村智子*3副委員長、山下芳生*4副委員長、岡嵜郁子*5自治体局長、坂井希*6ジェンダー平等委員会事務局長)が「綱領に『少子化傾向の克服』と掲げられているということを理解していませんね!」とか頭ごなしに批判することはもちろん、教育指導的に反論する様子も見せていません*7
 そして、雑誌掲載にあたって、この米倉発言を削除したり伏せたり、あるいは補足的な反論を載せたりすることもしていません。ズバリそのまま掲載しています。
 すばらしいなあと思います。
 たとえ綱領に関わる批判・疑問を持ったことでも、そして、それを党内で意見が割れるほどの論争*8をしている、そういう率直な議論が、自然な形で公開されているのです。
 (ボーガス注:松竹のように?)規約違反で処分されたりするようなことは全くありません。
 こうしたところに日本共産党の党内民主主義を私は感じます。
 なお、少子化傾向の克服と、一人ひとりの産む・産まないの選択の尊重をどう両立させるかについては、最近(2023年9月28日)でも共産党の「経済再生プラン」の中で述べられています。これが都議団の議論や米倉さんへの中央の“答え”でもあるのでしょう。

日本共産党の経済再生プラン 30年におよぶ経済停滞・暮らしの困難を打開するために 三つの改革で暮らしに希望を│くらし・社会保障・経済│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会
 子どもを産む、産まない、いつ何人産むかを自分で決めることは、とりわけ女性にとって大切な基本的人権です。リプロダクティブ・ヘルス&ライツ(性と生殖に関する健康と権利)こそ大切にしなければなりません。少子化対策」と称して、個人の尊厳と権利を軽視し、若い世代、女性に社会的に(ボーガス注:子どもを産めという)プレッシャーをかけるようなことがあってはなりません。多様な家族のあり方やシングル*9など、どんな生き方を選択しても個人の尊厳と権利が尊重される社会にする必要があります。
 同時に、政治のあり方が大きな要因となって、子どもの数が減り続けることは克服しなければならない日本社会の重要な課題です。「対策」をすべきは、子どもを産み育てることへの困難を大きくした政治を変えることです。

 「松竹シンパ」紙屋の思惑はともかく*10、神谷が「建前上」は「kojitaken、inti-sol氏、広原盛明、阿部治平」等と違い「共産党の党内民主主義」を誇っているのが興味深いので紹介しておきます。
 なお、この記事では「少子化問題限定」ですが神谷が経済再生プランについて論じてることも指摘しておきます。
 経済再生プランについて全く論じない松竹とは違うわけです。

紙屋高雪
 赤旗連載小説「広き流れに」が本日完結。毎日欠かさず読んだ。我が事のように。
 ハラスメント受け、精神疾患に追い詰められ、職場から排除され、10年かけて勝ち取った裁判。資本側の非人間的な行動に既視感ありまくり。

 大和田敢太「ハラスメント根絶のために」 - 紙屋研究所といい「福岡県党に当てこすってんじゃねえよ」「福岡県党に文句があるなら福岡県党相手に民事裁判を起こすなり、田平まゆみ氏(前富田林市議)のように正式に党中央に抗議するなりしろよ」と「紙屋のアホさ」に心底呆れます。


大和田敢太「ハラスメント根絶のために」 - 紙屋研究所2023.11.15
 大和田*11論文については以前
新刊紹介:「前衛」2023年6月号(副題:ジャニーズ事務所がついに性加害問題で謝罪、ほか) - bogus-simotukareのブログ
新刊紹介:「前衛」2023年7月号(追記あり)(副題:マッチングアプリを一部自治体が少子化対策扱いするのどうよ?と思う、ほか) - bogus-simotukareのブログ
新刊紹介:「前衛」2023年8月号(副題:映画『怪物』の一部ネタバレがあります)(追記あり) - bogus-simotukareのブログ
で触れましたが小生の無能のため、結局
『職場のハラスメント』/大和田敢太インタビュー|web中公新書の紹介に留まりました。

 ぼくはハラスメントに苦しみ、精神疾患に追い込まれている一人として、この論文を切実な気持ちで読んだ。

 本気で「ハラスメント」「精神疾患」云々言うなら質問への回答│党紹介│日本共産党中央委員会の「田平まゆみ氏(前富田林市議)」のように正式に党中央に抗議するなり何なりしたらどうか。
 「具体的な記述に乏しい」とはいえ、ここで神谷が言うハラスメントとは大和田論文の性格から考えて「(妻や町内会長などによる)家庭や地域でのハラスメント」ではなく「職場でのハラスメント」でしょうし、奴の職場は「福岡の共産党」でしょう。
 そもそも、こういう当てこすりをやっても問題は解決しないし、世間に紙屋が評価されることもないでしょう。当てこすりがやりたいのならそれは紙屋の勝手ですが。

 「外部専門組織や専門家*12を活用すること」は「必要に応じて」どころか絶対不可欠*13だと言える。
 特にそんな活用をおくびにも出していないような会社・組織体のいう「ハラスメント根絶」など、まず信用してはならないし、そんなことを続ける会社・組織体は一刻も早く滅んだほうがいいだろう。

 さすがに名前を出さないとはいえ、滅んだほうがいい云々は福岡県党(そして党中央も含む?)への当てこすりなんでしょうねえ。繰り返しますがこういう当てこすりをやっても問題*14は解決しないし、世間に紙屋が評価されることもないでしょう。当てこすりがやりたいのならそれは紙屋の勝手ですが。
 それはともかく「神谷もそのうち除名されるかもな」とは思います。というか、いっそ離党したらどうか。

*1:若い世代(20代まで?)とシニア世代(60代以上?)の「真ん中の世代」の意味(30代から50代くらいか?、40代後半の俺もそれに該当しますが)

*2:米倉氏は1988年生まれの35歳(プロフィール | 米倉春奈 日本共産党 東京都議会議員【豊島区選出】参照)なので「真ん中世代」に該当すると思われる。

*3:参院議員。党政策委員長(常任幹部会委員兼務)

*4:党常任幹部会委員。元参院議員。元党書記局長

*5:党常任幹部会委員。元埼玉県戸田市

*6:党幹部会委員

*7:「俺の邪推」ですが「松竹氏は、長い間党に在籍しながら、綱領を真剣に学んだことがあるのでしょうか(赤旗規約と綱領からの逸脱は明らか/――松竹伸幸氏の一連の言動について/赤旗編集局次長 藤田健)」と言う松竹批判への神谷による「当てこすり」ではないか?

*8:俺個人はこの件はそこまでの話だとは思いませんが

*9:狭義では未婚者のことで、広義では「シングルマザー」など「(配偶者と死別や離婚した)既婚の独身者」も含む。

*10:「俺の邪推」ですが、多分「米倉都議の異論(?)(少子化問題)」と「松竹の異論(安保問題)」は同じだと強弁し「志位執行部にあてこすり」たいのでしょうが、松竹の場合「いきなり党外へ発表」であり「党内での異論(?)」の米倉都議とは大きく違います。志位氏も『異論を持っているから排除するということをしたわけではない。そういうことは絶対にやってはならないということは、規約に明記されています。そうではなくて、あれこれの異論を、党内の党規約に基づく正式のルートで表明するということを一切やらないまま、突然、外から党の規約や綱領の根本的立場を攻撃するということを行った。これは規約に違反するわけですから、しかるべき対応をやったということです。』『松竹氏が、この党のルールにのっとって「話し合い」を求めてきたならば、私たちは誠実に「話し合い」をしたでしょう。しかし彼は、「話し合い」を求めることは一切なく、いきなり攻撃を始めたわけです。ですから、それに対しては当然の対応になるんではないでしょうか。』と語っています(赤旗志位委員長の記者会見/松竹氏をめぐる問題についての一問一答参照)。また、俺の理解では「自衛隊合憲、日米安保堅持」と主張し、党方針「自衛隊違憲日米安保廃止(但し連立政権参加においては自衛隊日米安保の存在を容認)」に完全に敵対する松竹と違い、米倉都議は「『生めよ増やせよ』という『出産義務の押しつけ』と誤解される恐れのある少子化対策と言うより子育て支援という打ち出しの方が適切ではないか」としているのであって「子育て支援少子化対策)」の必要性を主張する党方針に敵対(?)して「子育て支援少子化対策)」が不要だと言ってるわけでもない。

*11:滋賀大名誉教授。著書『フランス労働法の研究』(1995年、文理閣)、『労働者代表制度と団結権保障』(2011年、信山社)、『職場のいじめと法規制』(2014年、日本評論社)、『職場のハラスメント』(2018年、中公新書)等

*12:弁護士や医師のことか?

*13:「絶対に不可欠」とまでは言えないと思いますね。勿論「外部専門組織や専門家の活用が不可欠と思われる深刻な事態」なら「絶対不可欠」でしょうし、その意味では「ハラスメント被害者が外部専門組織や専門家の活用を求める場合」は「会社の恥をさらしたくない」等の「正当とは言いがたい理由」で活用を拒否することは許されず「原則として活用すべき(被害者の要求があっても、例外的に使用しないケースがあるとしても極めて限定的とすべき)」でしょうが。

*14:勿論、本当にハラスメントがあるのかどうかは不明ですが

今日の産経ニュース(2023年11/19、20日分)

首相「各派閥で適切対応」 政治資金の過少記載 - 産経ニュース
 「自民党総裁として再発防止」といえないところが所詮、岸田の限界でしょう。


埼玉・桶川市議19人決まる - 産経ニュース

 党派別では、公明党3人、立憲民主党2人、日本維新の会、国民民主党、参政党が各1人、無所属11人。

 今回、共産は議席が獲得できなかった(現職2人が落選)わけで支持者として実に残念ですが、まずは候補者をねぎらいたい。そして次回での復帰を期したい。


アルゼンチン大統領選決選投票、「南米のトランプ」ミレイ氏が勝利 親中から転換も - 産経ニュース
 「アルゼンチンのトランプ」なる異名を持つ右派が当選とはげんなりしますが、野党の奮起を期待したい。


【産経抄】登板するのはだれか - 産経ニュース
 政権支持率が低迷してるとは言え「登板するのは誰か」とまるで岸田が辞任したかのようなタイトルとは実に気が早い。


自衛隊揺さぶるセクハラ、パワハラ問題 背景に「女性少ない」「上意下達」の特殊環境 - 産経ニュース

 平時に規律を順守できない組織が有事に国を守ることができるのか。
 ハラスメントは隊員同士の信頼関係に亀裂を生じさせ、部隊の士気低下や弱体化につながる恐れがある。

 前も書きましたが「セクハラは人権侵害。行政機関(自衛隊に限らない)が人権侵害をやっていいのか」と言う話であって「有事に国を守れるか」と言う話ではないでしょう。
 なお、産経が必死に「南京事件バターン死の行進(捕虜虐殺等)」「慰安婦」等の「日本軍の戦争犯罪」を否定するのは
1)規律を順守できない組織が国を守ることができるのか、できるわけがない
2)だから国を守った旧日本軍が規律を破ったわけがない
という「非常に歪んだ論理があるのではないか」と疑います。

 セクハラがなくならない理由の一つに、女性隊員の少なさが挙げられる。

 「女性の多い職場(例えば看護婦がいる医療現場)」なら当然にセクハラが少ないかと言ったらそんなことはないでしょう。


岸田首相が国の全基金の見直し指示へ 残高16兆円超、「ムダ」批判受け国庫返納も - 産経ニュース
 支持率向上になりふり構わない岸田です。動機が何であれ、成果が出ればそれはそれで評価しますが果たしてどうなるか。
 自民だと必要な基金を「利権がない」と潰して無駄な基金を「業界利権」を理由に残しそうな懸念を感じます。


「人類の汚点」ユニセフ事務局長に抗議 ガザの地元職員 - 産経ニュース
 「支援が足りない」と抗議するならともかく「停戦への働きかけを強めるよう要請」て、ユニセフ(国連児童基金)ってそういう組織じゃないと思うんですが。


岸田政権、支持率2割台の衝撃 自民支持率も目減り、現役世代の離反 - 産経ニュース
 「物価高」だからですかね。それ以外に「20%台まで急落」の理由が思い浮かばず「物価高でなければここまで落ちなかったのか、それだけが政権の判断基準か、日本人はアホか」と何とも複雑な気がします。まあ、「落ちないよりは落ちた方がいい」し「物価高に適切な態度(国民の生活支援)を取らないから支持率が下がった(また物価高の一因である消費税増税や円安は岸田政権の施策*1による)ので岸田政権の自業自得」ですが。


「心は女」事件 「LGBT法とは関係ない」稲田朋美議員が回答 - 産経ニュース
 実際関係ないですが、そもそも「なんで稲田*2だけに質問する」のか。 
 稲田も賛成したとは言え、あれは「政府(自公)提出法案」であり「維新や国民民主」も賛成*3したのに。
 まあ「稲田がLGBT法反対派の安倍さんを裏切った」「安倍さんが存命でも同じことができたのか?。死ねば平気で裏切るのか?。『山上よ、狙撃してくれて有り難う』とでも思ってるのか?」「安倍さんのおかげで出世できたのに恩知らずだ」という恨みの感情が強いからでしょうが。
 むしろ質問するなら例えば「小泉法相(現在)」「法案成立当時の斎藤*4法相」「自民党の政策担当トップである萩生田*5政調会長」ではないのか。
 まあ、彼らも稲田と同じことしか言わないでしょうが。

*1:それだけが理由では無いとは言え、円安の理由の一つは「輸出企業支援」を口実に第二次安倍政権から今に至るまで自民党政権が円安誘導の政策をとったからです。

*2:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相等を歴任

*3:なお、立民、共産、社民、れいわは反対したが「政府案はLGBT権利保護の面で不十分」と言う反対であって「島田らウヨ」のような「LGBT権利否定」ではない。

*4:第四次安倍内閣農水相

*5:第四次安倍、菅内閣文科相、岸田内閣経産相を歴任

今日のしんぶん赤旗ニュース(2023年11/18~23日分)

きょうの潮流 2023年11月23日(木)

 『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?*1

 ググったところ、著者のカトリーン・キラス゠マルサル氏には他にも『これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話:イノベーションジェンダー 』(2023年、河出書房新社)の著書があるとのこと。
 これらの著書については以下を紹介しておきます。
朝日新聞「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」書評 ケアを無価値とみなす男の論理|好書好日
『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話 Who Cooked Adam Smith’s Dinner?』カトリーン・マルサル著(河出書房新社) 2310円 : 読売新聞
『これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー』カトリーン・キラス=マルサル著 : 読売新聞
「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」 カトリーン・マルサル著 高橋璃子訳|日刊ゲンダイDIGITAL
『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』著者に聞く、保育士や介護士の給料が安い本当の理由 | Business Insider Japan


北朝鮮「軍事衛星」発射/志位委員長 強く非難/政府に要求 「外交ルート確立急務」
 志位氏が北朝鮮を批判する一方で「日朝間の外交ルートの確立」を主張している点が重要でしょう。日朝間の懸案問題(拉致等)は外交交渉以外に解決の道はない。


ユダヤ系米議員「停戦を」/「イスラエルは民間人守る責任」
 ユダヤ系からこうしたイスラエル批判が出ることは「イスラエル批判は反ユダヤユダヤ差別」という「イスラエル政府の居直り」への反論として大変喜ばしい。


巨額「裏金」の重大疑惑/岩渕氏、自民パー券不記載追及/参院本会議

 岸田首相は「各政治団体がそれぞれの責任においてその原因を点検し、必要な対応を行うべきだ」と自らの責任に触れず、人ごとのような答弁をしました。

 「岸田派領袖」「自民党総裁」と言う立場でありながら「自己の責任で調査する」とは言わず他人事のような態度とは、何処まで無責任なのか?


機密費使いIOC贈答/馳知事発言 安倍氏「いくらでも」/東京五輪招致

 石川県の馳浩*2知事が17日に東京都内で講演し、2013年に開催が決定した東京五輪の招致活動で、開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)の委員に内閣官房機密費(報償費)を使って、贈答品を渡していたと発言していたことが分かりました。
 共同通信によると、講演で馳氏は当時の安倍晋三首相から「必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す。官房機密費もある」と告げられたことを紹介したといいます。100人余りのIOC委員それぞれの選手時代の写真をまとめた1冊20万円のアルバム全員分を作成。馳氏は「それを持って世界中を歩き回った」とのべ、渡した委員の個人名を挙げたといいます。
 東京五輪は2013年9月のIOC総会で2020年の開催が決まりました。当時、馳氏は自民党衆院議員で自民党東京五輪の招致推進本部長でした。「首相動静」によると、総会約1カ月前の2013年8月2日に安倍首相と会っていました。
 馳氏は18日に記者会見をし、「私自身の事実誤認もある発言。全面撤回する」とのべました。

 馳自身が講演したのに「事実なら違法なIOC委員の買収行為ではないか?」「官房機密費の使用法として適切なのか?」と批判されて、都合が悪くなったら「事実誤認だった、撤回する」で済む話ではない。
 それにしても「買収行為ではないか!」等と言う批判を予想してなかったのかと呆れます。講演当時は「そこまでやるなんてすごい」と褒められるとでも思っていたのか?
 それにしてもマスコミは主張/五輪招致と機密費/「国策の闇」封印は許されないも指摘するように馳とともに、「菅(2013年当時、官房長官として機密費の使用を決定)を追及すべき」でしょう。


市民と野党の共闘発展させ 県民の困難に寄り添う政治へ/高知県知事選 小池氏が米田氏応援

 応援に駆け付けた社民党副党首の大椿ゆうこ参院議員
 広田*3参院議員と立憲民主党の武内則男*4衆院議員が激励のメッセージ
 香美市では立憲民主党の川久保可不可香南市議も応援のスピーチ

 党としての支援は「共産、社民、新社会」だけである点にはがっかりですが、立民議員から応援があったことはそれなりに評価したい。


大学自治脅かす国大法改悪案/衆院委可決 宮本岳志氏が反対討論2023.11.18
学問の自由侵害する/国大法改悪案可決 宮本岳志氏反対討論/衆院本会議2023.11.21
 怒りを禁じ得ませんが可決成立阻止に向けて最後まで戦い、不幸にして可決成立しても、大学ごとの戦いを続けて欲しい。
 それにしてもまた「地獄行こう(自国維公)悪政四人組」です。立民が反対したことはそれなりに評価できます。
 そしてマスコミ(特にテレビ局)がこうした問題をまともに報道せず、「宝塚歌劇団叩き(生前のジャニー喜多川は叩けなかったクズの集団テレビ局も宝塚なら叩けるらしい)」など「弱い者いじめ」にかまけてるのにはうんざりします。

*1:2021年、河出書房新社

*2:第三次安倍内閣文科相

*3:高知県議、衆院議員を経て参院議員

*4:高知市議、参院議員、衆院議員を歴任

今週の週刊漫画ゴラク(2023年11/18記載)

 読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明の感想の形で書いています。
◆スマイリー
 反対派を

オウム真理教
坂本弁護士一家殺害事件(1989年)
◆公証人役場事務長逮捕監禁致死事件(1995年)

のように殺害することも辞さない凶暴なカルト教団・心笑会(と言うかどう見てもオウム真理教がモデルですが)。
 その信者の一人が「現役の警察庁長官官房審議官(将来の警視総監候補、警察庁長官候補の一人)の妻」で、妻の依頼で「審議官」が教団の犯行に公然と加担していた疑い(教団に対し、警察の捜査状況を内通したあげく、警察の捜査が及ぶ前に、殺害実行犯の信者を口封じに殺害した方がいい(殺害が発覚しないよう遺体を山中にでも埋めて失踪に見せかけるのがベスト)と審議官が指示→実際に殺害)が濃厚になったという衝撃の展開。
 「結婚するときに妻を身体検査するんじゃねえの?」「結婚してから妻が入信したんか?」「審議官に昇進させるときに身体検査するんじゃねえの?」感が。現実にその種のことがあっては困るし、実際ないでしょう。
 まあ、制服警官女子大生殺人事件 - Wikipedia(1978年)という「交番警官の犯行」ですら「当時の土田國保*1警視総監が引責辞任」ですからね。
 マジで「現役の警察庁審議官(かなりの上級幹部)」がそんなことをしていたら制服警官女子大生殺人事件 - Wikipediaレベルの問題ではない。まずは今後の展開としては審議官逮捕でしょうか?

鮨處やまだ新店舗取材回。ネットで話題になってた、基本おまかせ>江戸前の旬@九十九森×さとう輝

 実際の寿司店「鮨處やまだ」新店舗(銀座の高級店)のお任せコースが紹介されています。
 マンガでの紹介は「ヒラメ」「スミイカ」「春子*2(カスゴ)」「コハダ」「車エビ」「椎茸*3」「カツオ」「ホッキ貝(生ではなく炙り)」「キンメダイ」「ブリ」「カマス」「サワラ」「甘エビ」。
 銀座の高級店なので「これだけでもいくら取られるのか?」ですね(鮨處 やまだ – 握りのみ。鮨と日本酒「だけ」を堪能する至福の銀座のお店。によれば20,790円)。一般人にとっては「たまのご褒美」であって普段使いできる店ではない。しかも「基本はお任せコース」ではねえ。
 小生は回転寿司(あるいは回転ではないが『すしざんまい』など低価格のチェーン店)専門です。

 徹底的に酒のコスパ考えるんなら、飲みに行かずに家でペットボトル焼酎飲んで(ボーガス注:スーパーで買った安いつまみを食べて)りゃいい訳で。>酒のほそ道@ラズウェル細木

 酒飲みの「居酒屋」あるある「酔っ払うまではコスパを気にして高い酒(例:日本酒も銘酒ではなく大関、黄桜、月桂冠など大衆酒、焼酎も百年の孤独森伊蔵など高級酒でなく「下町のナポレオン」いいちこ等)やつまみは頼まないが、酔っ払うと気が大きくなって高い酒(例:高級日本酒の獺祭や高級焼酎の森伊蔵など)やつまみ(例:大トロ、ウニなど)を頼む(しかも酔っ払ってるので、翌日、味を覚えてない以前に頼んだこと、食べたことすら覚えてないことがある)」という指摘には吹き出しました。確かにそういうことは時にあるかもしれない。
 しかし主人公が「コスパを考えると割物(ウイスキーや焼酎のお湯割り、水割り)は頼みたくない、割ってない酒(ビール、日本酒、ワイン等)をつい頼む(特に度数の高い酒を頼む)」と言ったのには吹き出しました。
 確かに店によって割り方がかなり違いますからね。
 非常にけちくさい話ですが「こんなに薄いのか?」と思うこともたまにある。

*1:1922~1999年。 警察庁警備局外事課長、警視庁警備部長、警察庁長官官房会計課長、警視庁刑事部長、警務部長、警察庁警務局長、次長、警視総監、防衛大学校長を歴任

*2:鯛(マダイ、キダイ、チダイ)の稚魚のこと

*3:高級寿司店としては意外なネタではあるでしょう。

「反党裏切り分子」松竹伸幸に今日も悪口する(2023年11/18日分)

伊藤真×中野晃一×柳澤協二 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 12月に(ボーガス注:鈴木が役員、松竹が社員のかもがわ出版*1から)刊行するのが、鈴木元さん*2の『さようなら*3志位和夫殿*4』。これは話題になっているし、本人がフェイスブックでいろいろ書いている*5ので、解説不要*6ですよね。 

 鈴木本のタイトル「さようなら」云々が完全に「党への挑発行為」ですが、党も果たしてまともに相手にするかどうか。除名以降はどう見ても松竹も鈴木も世間にまともに相手にされてませんからね。刊行した本も恐らく大して話題にもならないでしょう。
 松竹は上記のように「刊行前から話題になってる」と強弁しますが。

 中野晃一さん*7は、いわずと知れた市民連合の運営委員

 松竹としては中野氏経由で市民連合に食い込んで、何か政治的に仕掛けたいのでしょうが、そう上手くいくかどうか?
 市民連合が松竹に迎合するようなふざけた真似をすれば、共産も当然、市民連合を批判するでしょうし、中野氏個人が市民連合を支配してるわけでもないでしょう。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」という松竹の嘘には心底呆れます。


共産党除名の松竹伸幸氏、再審査却下で法廷闘争も 「党を応援したいという学生から...」撤回メリットも主張: J-CAST ニュース【全文表示】2023.11.13

 再審査が却下された場合は、法廷闘争も辞さない考えだ。

 過去に袴田(元副委員長)が「除名無効」訴訟(袴田が敗訴)を起こしてますし共産もその可能性は当然予想してるでしょう。「どうぞ、ご勝手に」ですね。

 11月9日に現役学生に招かれてトークイベントに出演したことを紹介
 松竹氏はイベントの様子を近くユーチューブで公開予定だが、学生側の顔も名前も出せないことが「一番残念なこと」だ。除名の撤回で、この状況を変えることができるとしている。

 「何で出せないの?」ですね。学生が党員や後援会員、サポーターで「出したら党員などを辞めさせられるかもしれない(あるいは、辞めさせないにしても、人間関係の悪化でいづらくなるかもしれない)」というのか?
 というか自ブログにはこんなことは何一つ書いてなかったと思うんですけどね。勿論「学生に実態がない」からこそ「顔も名前も出さない」可能性は当然あります。何せ松竹は「顔や名前」どころか、学生については所属大学や学部(法学部、経済学部など)も何も明らかにしてないようですし。


中祖「赤旗」政治部長へのメール19(11.17) | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 10中総後の記者会見で、志位氏が再審査について「現段階で決まっていることはない。大会が適切に判断するだろう」と述べましたので、大会前に却下されることはなさそうです。がんばって党員、代議員への訴えを強めていきたいと思います。

 いずれにせよ党大会で除名が撤回されることはないでしょうが。
 それにしても「10中総」についてのコメントが「これだけ」とはあまりにお粗末すぎないか。

日本共産党第10回中央委員会総会/志位委員長のあいさつ
日本共産党は、11月6日、声明「ガザでのジェノサイドを許すな――ガザ攻撃中止と即時停戦に向けての各国政府への要請」を発表し、各国政府と国際機関などに送付し、申し入れと懇談の活動を始めています。ガザでのジェノサイドを止めるために、国内外であらゆる力を尽くす決意を、総会の意思として確認しようではありませんか。
◆支配勢力の妨害や抵抗によって、共闘には困難も持ち込まれていますが、日本の政治を変える道は共闘しかないというわが党の立場にいささかも変わりはありません。

等についてコメントはないのか。
 そして

共産党10中総と平行して記者会見をライブ中継 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 13日、すでに党中央に届けている「再審査請求書」を説明する記者会見を行います。

という記者会見の成果については何一つ報告しない松竹です。マスコミの取材など全くなかったので報告したくないのでしょう。松竹も呆れたバカです。

 一部の原理主義的な左翼が「自衛隊を人殺しだ」と批判するのと同じようなもので、批判の対象を抽象的にしか見ていないと、ときとして起こる現象です。その批判の対象には妻も子どももいて、その子どもが自分の子どもと学校では同じクラスで机を並べて勉強していることなどを少しでも想像できれば、批判するにしてももっとマシな批判ができると思うのです。

 「一部の原理主義的な左翼」って「今時そんな左翼がどこにいるの?」ですね。
 いたとしても少数派でしょう。志位執行部はそういう立場ではないでしょうし。
 一方で松竹は「自衛隊のセクハラ、パワハラ問題」など防衛省自衛隊の問題点を何一つ批判しないから呆れます。
 「自衛隊、セクハラ」等でググれば分かりますが、最近も
海上自衛隊 セクハラ被害者の意向に反し同僚隊員と面会させる | NHK | セクハラ問題2023.10.31
憧れの自衛隊、セクハラが日常だった 子どもには笑顔作って精神科へ:朝日新聞デジタル2023.11.2
海自女性隊員のセクハラ被害で防衛相が全隊員に緊急メッセージ | NHK | 防衛省・自衛隊2023.11.6
陸自隊員3人をセクハラで停職処分 部下の体や足の大きさ揶揄 宮城 [宮城県]:朝日新聞デジタル2023.11.14
等の報道があるのに。
 「松竹が自衛隊防衛省を全く批判しない(できない)のは、松竹の身内(子ども等)が就職してるなど、防衛省自衛隊にしがらみでもあるのか?」と聞きたくなります。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」という松竹の嘘には心底呆れます。

*1:鈴木と松竹による会社(かもがわ出版)の私物化が酷すぎるのではないか。「ウチの会社は鈴木と松竹が共産党批判するための道具じゃない」という不満がかもがわ社員にあるのを無理矢理抑え込んでるのではないかと疑います。

*2:著書『ポスト資本主義のためにマルクスを乗り越える』(2022年、かもがわ出版)、『志位和夫委員長への手紙』(2023年、かもがわ出版)等

*3:本当に「さようなら」して党相手に何もしないのなら有り難いのですが「さようなら」と言いながら「不当除名」とか因縁つけるのは本当に辞めて欲しい。

*4:タイトルが前回の『志位和夫委員長への手紙』と比べ「さようなら」と敵対的になり「委員長」も「殿」になって慇懃無礼感が強くなってるのが興味深い。「除名されて、みっともない逆ギレ」感がでるので、ここは『(続)志位和夫委員長への手紙』とか平凡、穏健なタイトルにした方が良かったと思いますが。

*5:フェイスブックはブログと違い「登録しないと読めなかった」と思いますが。それでどう話題になるのか?

*6:吹き出しました。普通の人間はこんな言い訳しないで「解説する」と思うんですけどね。大体「フェイスブックでいろいろ書いているので、解説不要」て鈴木のフェイスブックにわざわざ登録しろとでも言うのか?(呆)。「12月刊行」なので実はまだ最終原稿ができてない(だから解説したくてもできない)んじゃないかと疑います。

*7:上智大学教授。著書『戦後日本の国家保守主義』(2013年、岩波書店)、『右傾化する日本政治』 (2015年、岩波新書)、『私物化される国家』(2018年、角川新書)等