転落分子・松竹伸幸を批判する(2025年12/1日分)

〈動画〉自衛隊準機関紙が志位氏の赤本を紹介した問題 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 今回も「自衛隊云々(事実に反する自衛隊美化)」「志位本云々(志位本をネタにした志位氏への悪口)」で

◆物価高
 この問題に関連してガソリン税暫定税率が12月31日より廃止
◆政治とカネ
◆労働時間の規制緩和検討(高市首相が上野厚労相に指示)
◆日本各地のクマ出没問題
◆12月から実施が始まるマイナ保険証問題
 従来の保険証が使えなくなり、医療現場の混乱が危惧される。
泊原発(北海道)や柏崎刈羽原発新潟県)の再稼働問題
 北海道や新潟の知事(自民系)が再稼働を容認する意向を表明

など「【1】安保・外交問題、あるいは【2】党への悪口雑言(除名は不当など)以外の問題」に無関心な「安保・外交バカ」松竹(この点は紙屋など類友も変わらない)には心底呆れますが、それはさておき。

志位和夫
 自衛隊関連ニュースを掲載している「朝雲」(11月20日号)の「新刊紹介」に『Q&Aいま資本論がおもしろい』*1が取り上げられています! 「本書が本家の『資本論』に挑戦するきっかけになるだろう」と結ばれています。ぜひ自衛隊員のみなさんにも読んでいただければと思います!

という志位ツイート*2に対し、「志位本を紹介する懐の深い自衛隊に対し、自衛隊に悪口ばかりの共産(俺の要約)」として1)「共産への不当なネガキャン」と、2)「自衛隊への事実に反する美化」に励む松竹には呆れます*3
 むしろ松竹が「愛党精神」を口にして「除名無効訴訟に勝って復党したい」というなら
【1】志位氏同様に「ぜひ自衛官に志位『Q&Aいま資本論がおもしろい』(2025年、新日本出版社)を読んでほしい」と言うとか、あるいは
【2】「これを契機に志位『Q&Aいま資本論がおもしろい』(2025年、新日本出版社)だけでなく、志位『領土問題をどう解決するか:尖閣竹島、千島』(2012年、新日本出版社:領土問題)など他の志位本や、

◆垣内亮*4『「安倍増税」は日本を壊す』(2019年、新日本出版社:税金問題)
◆川田忠明*5『市民とジェンダーの核軍縮』(2020年、新日本出版社:核軍縮問題)
◆小泉親司*6『今日の「日米同盟」を問う』(2019年、学習の友社:日米安保問題)
◆坂井希*7『あなたと学ぶジェンダー平等』(2023年、新日本出版社ジェンダー問題)
大門実紀史*8『やさしく強い経済学』(2022年、新日本出版社:経済問題)
◆藤森毅*9『教師増員論』(2021年、新日本出版社:教育問題)
◆森原公敏*10『ガザ、ウクライナ:戦争の論理と平和の条件』(2024年、新日本出版社:国際問題)
山口富男*11『“自由な時間”の探求と『資本論』』(2025年、新日本出版社:『資本論』関係)
◆吉井英勝*12『3・11から10年とコロナ禍の今、ポスト原発を読む』(2022年、あけび書房:原発問題)
◆吉川春子*13『日本人「慰安婦」を忘れない』(2023年、かもがわ出版慰安婦問題)

など他の共産党関係者(党幹部など)の最近の著書も読んでほしい。これを契機に

熊野純彦*14マルクス 資本論の哲学』(2018年、岩波新書)
◆斎藤幸平*15『人新世の「資本論」』(2020年、集英社新書)、『ゼロからの『資本論』』(2023年、NHK出版新書)
佐々木隆*16カール・マルクス』(2016年、ちくま新書)、『なぜ働いても豊かになれないのか:マルクスと考える資本と労働の経済学』(2025年、角川ソフィア文庫)
白井聡*17マルクス:生を呑み込む資本主義』(2023年、講談社現代新書)

など、志位『Q&Aいま資本論がおもしろい』(2025年、新日本出版社)以外の他のマルクス関係の著書(党関係者に限らない)も読んでほしい*18」と言うとか、すべきではないか。
 「党に対する不当な悪口」「事実に反する異常な自衛隊美化」が始まるとはどういう脳味噌なのか?(呆)
 「事実に反する異常な自衛隊美化」をする松竹は以下のような自衛隊の問題点(防衛産業との癒着、セクハラ、パワハラ、あるいは『靖国参拝などの戦前美化』など)への批判を「ないことにする」つもりなのか?

赤旗自衛隊批判】
自衛隊内での性暴力被害を実名で告発 元陸上自衛官 五ノ井里奈さん/誠実な謝罪を求めたが事実を消された 女性隊員が安全に働ける環境にしたい/東日本大震災で被災。避難中に出会った女性自衛官が憧れの存在に――2022.8.29
被害者・告発者に報復/自衛隊ハラスメント 山添氏追及/参院外防委2023.6.9
陸自高等工科学校 靖国神社で350人「研修」/戦前回帰の危険な思想教育/穀田衆院議員質問で判明2024.5.16
陸自HPに沖縄戦司令官 辞世の句/住民巻き添えの戦闘を美化2024.6.6
主張/自衛隊の不祥事/軍拡と軌を一 徹底した究明を2024.7.19
自衛隊、学校で勧誘チラシ/「防災訓練」を利用 批判広がる2024.11.27
【マスコミの自衛隊批判】
(社説)海自でも参拝 靖国との関係 総点検を:朝日新聞2024.2.25
「防衛省に自浄作用ない」自衛官がパワハラ・いじめで提訴 技術教育なく専門外の部署へ異動「国益損ねる」:東京新聞デジタル2025.5.6
 防衛省の中央情報機関「情報本部」に勤務する男性自衛官が3月、パワハラ適応障害を発症したとして、国に損害賠償を求めて提訴した。
 「組織を信じて問題解決を試みたが、信頼を裏切られた。防衛省自衛隊に自浄作用はない」。
 男性は提訴の理由をそう語った。
海自隊員93人処分、架空取引の川崎重工と癒着 私物受け取り13人 - 日本経済新聞2025.7.30
パワハラ相談したら降格・上司「公益通報あったから配置換え」…自衛官ら3人が国提訴 : 読売新聞2025.9.10
 自衛隊栃木地方協力本部宇都宮市)で、上司からパワーハラスメントを受けたり、公益通報したことで降格されるなどの不当な扱いを受けたりしたとして、事務官や自衛官ら3人が国に計約534万円の損害賠償を求めて宇都宮地裁に提訴したことが分かった。
10人以上の部下を潰してついた異名は“ハカイダー” 陸上自衛隊「パワハラ陸将」が“幹部”教育機関トップに出世した“不可解人事”のワケ | デイリー新潮2025.10.16
 「今年8月に教育訓練研究本部長に就任した戒田(かいだ)重雄氏は、目に余るほどのパワハラ気質でかねてから有名なんです。部下を潰してしまうことから『ハカイダー』の異名をとる人物なだけに、今夏の昇進人事には驚きの声が各所で聞かれました」
「『お前みたいな奴は前代未聞』『こんなこともできないのか』といった人格否定も当たり前で、メンタルを壊したり退職したりする人が10人近くはいました」
「女装の強要などハラスメント受けた」 自衛隊員が国と上司を提訴 [宮城県]:朝日新聞2025.10.23
陸上自衛隊内のパワハラがなかったことに…被害者が憤った「証言の書き換え」と「都合の悪いことを隠す文化」:東京新聞デジタル2025.12.4
 陸上自衛隊富士駐屯地(静岡県)で勤務していた元自衛官の40代男性が、パワハラを巡る内部調査で証言内容を書き換えられたとして、当時の上官らを刑事告訴した。
自衛隊には都合の悪いことを隠す文化がある。組織にとって悪い報告をする隊員は大事にされない」。
 男性は2024年に退職するまで、約20年勤務した組織をそう振り返った。
 男性は2022年、富士駐屯地の開発実験団装備実験隊に配属された。
 職場では、1人の班長が同僚らを怒鳴り散らすことが日常茶飯事だった。2022年秋、第三者班長の行為をパワハラだとして公益通報をした。男性は実験団の人事担当から複数回聞き取りを受け、自身と後輩の被害について証言した。
 だが2023年3月、班長パワハラは不問に付されたと気づいた。男性は2023年9月、2022年秋に自身がパワハラを証言した際の記録開示を人事担当に要求。記録を見ると、後輩が班長から罵声を浴びる場面を男性が目撃した際の説明が「指導状況は確認していない」と、あたかも伝聞で把握したかのように無断で書き換えられ、証言の信用性を下げられていた。
 「こちら特報部」が証言の書き換えや隊長のパワハラ容認発言について尋ねると、防衛省は「個人情報保護の観点から、事実関係の有無も含めてお答えできない」などと回答した。
 「調査の不正を訴えても不作為を繰り返し、組織としての健全性がない」。
 男性は今年9月までに、証言の書き換えは虚偽公文書作成などの疑いがあるとして、人事担当や上官を陸自の中央警務隊などに刑事告訴し、受理されたという。

 党はこうした「自衛隊の問題点(防衛産業との癒着、セクハラ、パワハラ、あるいは『靖国参拝などの戦前美化』など)」を批判してるだけであって「自衛隊に不当な悪口」をしてるわけではない。
 それとも松竹はこれらの自衛隊批判を一部の「自衛隊シンパ」のように、「全てアンチ自衛隊による、自衛隊への不当な悪口」「自衛官靖国参拝して何が悪い」とでもいう気なのか?
 あるいは「自衛隊共産党員の入隊は困難」「自衛官共産党に入党すると上司などに良い顔をされないので入党を躊躇する(あるいは入党してもそれを隠す)」などと言われてること*19を松竹はどう思うのか?
 「自衛隊のクマ駆除や災害(東日本大震災など)救援」など「非軍事部門での社会貢献(?)」についてはある程度評価するにせよ、共産党執行部や支持層(党員、後援会員、サポーター)に限らず、松竹ほど「自衛隊を美化する自称左派」は皆無でしょう。
 こんなバカなこと(事実に反する自衛隊美化)を言えば、「共産支持者に限らず」左派(社民党新社会党など)の多くは松竹を批判するでしょう。一方でこの程度で右派が松竹を支持するとも思えない。
 こうして「党を誹謗するため」に「事実に反する自衛隊美化」をする一方で「新しいネットメディアの名前はNewsレッズ」「新メディアで左派の奮闘を促す議論をしたい」と言い出すから松竹には

◆お前は何を言ってるんだ?(ミルコ・クロコップ
◆ちょっと何言ってるか分からない(サンドイッチマンの富沢)

ですね。
 「新メディアで左派の奮闘を促す議論をしたい」と左派ぶってみたり、党を誹謗するために、左派(共産だけでなく、社民党新社会党など)から批判されることが間違いない「異常な自衛隊美化」をしたり、松竹が混迷してるようにしか見えません。
 しかし、自衛隊に近い「東雲」で志位本紹介とは「はあ?。本当に?」感がありますね。
 実際、「東雲」には以下の通り「明らかに右寄りの記事」がありますからね。

「歪められた真実 昭和の大戦(大東亜戦争)」井上和彦著2023.8.17
 戦後当たり前のように使われてきた「太平洋戦争」の呼称そのものがGHQによる「歪められた真実」の象徴なのだと本書。
 「アジア諸国皇民化教育を強要した」など、先の大戦が常に批判にさらされてきた「定説」は本当に正しいのだろうか。

*1:志位和夫著、2025年、新日本出版社

*2:自衛隊の動向を把握するために「東雲」をチェックしてるのでしょう。

*3:勿論志位ツイートは単に「自衛官に読んでほしいと思ってる」という話ではなく、こうしたツイートによって「共産が批判してるのは自衛隊という組織の活動であって、個々の自衛官ではない」「自衛隊に限らず、多くの場合、共産は組織を批判してるのであって構成員を批判してるわけでは必ずしもない」アピールしてることは言うまでもないでしょう。

*4:日本共産党経済・社会保障政策委員会責任者(役職は以下、すべて中央委員会の機構と人事(第29回党大会)|党紹介│日本共産党中央委員会を参照)。著書『消費税が日本をダメにする』(2012年、新日本出版社

*5:日本共産党平和運動局長(党中央委員兼務)

*6:参院議員。日本共産党基地対策委員会責任者。著書『日米軍事同盟史研究』(2002年、新日本出版社

*7:日本共産党青年・学生委員会責任者(党常任幹部会委員兼務)。但し、著書刊行当時は党ジェンダー平等委員会事務局長

*8:参院議員。日本共産党政策副委員長(中央委員兼務)。著書『「属国ニッポン」経済版』(2003年、新日本出版社)、『新自由主義の犯罪:「属国ニッポン」経済版2』(2007年、新日本出版社)、『ルールある経済って、なに?』(2010年、新日本出版社)、『カジノミクス』(2018年、新日本出版社

*9:日本共産党文教委員会責任者(党中央委員兼務)。著書『教育の新しい探究』(2009年、新日本出版社)、『いじめ解決の政治学』(2013年、新日本出版社)、『教育委員会改革の展望』(2015年、新日本出版社

*10:赤旗ワシントン特派員、ロンドン特派員などを歴任。現在、日本共産党名誉役員。著書『NATOはどこへゆくか』(2000年、新日本新書)

*11:日本共産党社会科学研究所所長(党幹部会委員兼務)

*12:参院議員。日本共産党名誉役員。著書『原発抜き・地域再生の温暖化対策へ』(2010年、新日本出版社)、『国会の警告無視で福島原発事故』(2015年、リーダーズノート)

*13:参院議員。日本共産党名誉役員。著書『アジアの花たちへ:「慰安婦」問題と格闘した国会議員の記録』(2008年、かもがわ出版)、『女性の自立と政治参加』(2015年、かもがわ出版

*14:東大名誉教授。著書『レヴィナス入門』(1999年、ちくま新書)、『和辻哲郎』(2009年、岩波新書)、『埴谷雄高』(2015年、講談社学術文庫)、『レヴィナス』(2017年、岩波現代文庫)、『サルトル』(2022年、講談社選書メチエ)、『カント』(2025年、講談社学術文庫)等

*15:東大准教授

*16:立教大教授

*17:京都精華大学准教授

*18:勿論、本の例は何でもいいのですが

*19:小生も無知なので事実か知りませんが、恐らく事実でしょう。自衛隊において共産入党が歓迎されるとはとても思えません。

紙屋研究所を批判する(2025年12/1日分)

『友達だった人 絹田みや作品集』 - 紙屋研究所

 短編「指先に星」は、世間的に割り当てられた役割*1や見立てに対して自由である女性(佐伯)を観察する主人公の話である。
 社員旅行でみんな観光に出かけているのにホテルでぐっすり寝る。
 これから豪華な旅先の夕食*2なのに「旅先で食べるカップラーメンがこの世で一番美味しい*3から」といってカップラーメンを食べ始める。
 職場でも子どもの迎えやらなんやらで早退してしまう。
 ああいいな、なんとも自由だな、というのはカップラーメンや睡眠の挿話である。自分だったらあくせくして「元をとろう」としてしまうだろう。
 しかし、ふだん仕事と子育てで時間がない*4からぐっすり寝たい*5のだろう、そして、本当にカップラーメンが食べたいのだろう、と考えると、佐伯の自由さが伝わる。
 主人公の内語——「この人は誰よりも社員旅行を楽しんでいる*6」がその状況を端的に表していて、なるほどと思った。

 「奇抜な面白さ」を狙ってるのでしょうが俺は「非現実的な漫画だなあ」「お前(作者の絹田みやや、この漫画に肯定的な紙屋)はアホか?(横山ホットブラザーズ)」と思いますね。紙屋はなぜかそうは感じないようですが。
 俺的には「紙屋には全く共感できないな」と思うことが一つ増えました(紙屋に一番共感できないのは、勿論、その政治主張ですが)。
 「子どもの迎え」で早退するのは別にいい。他に子どもを迎えに行ける人間がいないのならそうせざるをえないでしょう。
 しかし社員旅行の逸話は、俺的には「非常識」でしかない。
 旅行先でぐっすり寝たいなら、あるいはカップラーメンが食べたいなら「一人旅」でやればいいでしょう。
 「一人旅」なら何をしようが誰も文句は言わない。
 あるいは「家族旅行」「親しい友人との旅行」、何でもいいですが、そうした「我がまま(?)」を許してくれる「身内」と旅行をすればいいでしょう。
 他の社員は「会社の同僚」に過ぎず、「血のつながりがある家族」「価値観の近い友人」でも何でもないのだから、社員旅行でこんなことをすれば「あの人は自分勝手だ」等と、確実に「他の社員との人間関係」は悪くなるでしょう。
 そして「こんなことをして他の社員との人間関係を悪くすること」を気にしない人間なら「一人旅」など「社員旅行以外の旅行」も仕事や子育てなど「様々な障害」があったとしても何とか克服して、容易に実行出来るのではないか。そこでこうした「我がまま(?)」はやればいいでしょう。
 「社員旅行じゃないと、夫が旅行を許してくれない」等の理由で「一人旅」を断念したのだとしたら、その程度の人間が社員旅行でこんな「非常識なこと」をするでしょうかね?。
 それとも「一人旅」「家族旅行」が可能なのにわざわざ「社員旅行」でこんな「非常識なこと」をするのか?
 なぜこの御仁は、我がまま(?)がやりやすい「一人旅」「家族旅行」等ではなく、我がまま(?)に対して反発が出るであろう「社員旅行(仮に業務扱い*7で全員参加が義務づけられてる旅行*8だとしても)」でこんなことをすることにこだわるのか。
 それとも「他の社員に対する嫌がらせ」としてこんなことをやってるのか?。だとしたら「明らかに異常な人間」ですが、紙屋の漫画紹介を読む限りではそうした「陰湿な人間」としては描かれてないようです。
 なお、俺個人(1970年代生まれ、大卒なので1990年代に就職)は「社員旅行のない会社」に就職したので、一度も社員旅行をしたことはありません。
 今や

1)業務外では同僚や上司とあまり関わりを持ちたくない、旅行なら一人で行くか、気の合う仲間(家族や親しい友人)と行きたいという社員の増加
2)会社も費用負担が大変
→会社行事(業務扱いで全員参加が義務*9神戸新聞NEXT|連載・特集|話題|昭和の日に思い出す懐かしの社員旅行 バブル崩壊後20年で半減していた 秘宝館も熱海だけのいう「社員旅行」に当たる)の場合に会社が費用負担するのは当然だが、多くの場合、「社員有志の旅行会(業務扱いではなく自由参加*10神戸新聞NEXT|連載・特集|話題|昭和の日に思い出す懐かしの社員旅行 バブル崩壊後20年で半減していた 秘宝館も熱海だけのいう「慰安旅行」に当たる。但し、「慰安旅行」も「社員旅行」と呼ぶことが多い)」であっても社員の自費オンリーではなく会社も費用を一部負担することが多い。
3)旅行を企画する幹事の負担が重い
→幹事をやりたがる社員がいない

といった理由で「社員旅行」も衰退傾向ではないか。恐らく上記の理由で俺の会社には最初から社員旅行がなかった、あるいは過去にはあったがなくなったのでしょう(その点についてどちらなのか、確かめてはいませんが)。
 「衰退傾向(実施しない傾向)」は「社員旅行」に限らず「社員運動会」など「他の会社レクリエーション(?)」も同じでしょうが。
【参考:社員旅行】

神戸新聞NEXT|連載・特集|話題|昭和の日に思い出す懐かしの社員旅行 バブル崩壊後20年で半減していた 秘宝館も熱海だけ2022.4.30
 筆者は昭和の終わり頃に就職した世代ですが、特に懐かしく感じるのは「社員旅行」です。
 旅好きの人たちからは「あんなものは旅じゃない」と下に見られることもあったように思います。土曜日、仕事が終わってから会社の前でみんなでバスに乗って、何時間か揺られて温泉ホテルに移動して、お風呂に入って宴会して、そのあとまた部屋で二次会して、なし崩し的にごろん。何人かはそのまま徹夜で麻雀。翌日はちょっとした観光ルートが組み込まれていますが、二日酔いと寝不足で足取りが重い。「旅行」というより、「場所を変えたハードな飲み会」です。
 しかし、こんなぐだぐだなところが、いまとなっては懐かしい思い出なのです。
 観光庁の資料によると、企業における社員旅行の実施率は1994年には88.6%だったのが、2014年には46.0%まで減っています。バブル崩壊後、20年間でほぼ半減ですね。そういえば筆者の勤め先も、就職以来ずっとこの手の旅行がありましたが、2005年ごろになくなりました。
 就職した当時、土曜日は午後から休み*11でした。社員旅行は土曜日の午後に出発して日曜日に帰ってくるパターンなので、行き先は遠くてもバスで4時間、宿の夕食までに着ける距離でした。
 その頃は徐々に週休2日制が世の中に定着したころで、そうなると土曜日の朝から出られるのでもっと遠くまで行ける、社員旅行はもっと充実するとみんな漠然と考えていたように思います。旅行代理店などもそう予測したのか、職場の幹事にいろいろ営業をかけに来ていました。しかし、いざ週休2日になると、「土曜日の朝にわざわざ家を出て社員旅行に行くの面倒くさいよね」っていう考えからか、それほど盛り上がらなかったような気がします。終身雇用制が揺らぎ会社への忠誠心が薄らぎ、その結果社員旅行は衰退したのでしょうね。
 影響をもろに受けたのは、都心から適当な距離にあって栄えていた温泉地でした。たとえば首都圏では鬼怒川温泉や熱海、北陸では加賀温泉郷でしょうか。特に観光バスで乗り付ける団体旅行客をたくさん受け入れていた巨大な温泉旅館は、時代の変化に対応するのが難しかったのでしょう。一部では営業をやめた旅館もありました。また、そういう団体旅行が減ったことで、男女の営みについてさまざまな資料や動く人形などの装置を使いながらユーモラスに表現した「秘宝館」も、一時は全国各地に20館ほどあったといわれますが、現在は熱海秘宝館のみです。

【参考:鬼怒川温泉

バブル後に破綻、鬼怒川温泉の「廃ホテル」…老朽化で危険・景観損ねる・不法侵入や不法投棄も : 読売新聞2022.1.7
 栃木県日光市は、鬼怒川温泉地区で廃業後も放置されているホテル3棟について、建屋の本格的な現況調査に着手した。
 市の調べによると、市内で放置されている大規模な建屋はホテル、旅館など16施設に上る。鬼怒川温泉地区では、鉄筋コンクリート造りの廃ホテル3棟(10階建て1棟、8階建て2棟)が、国道沿いの傾斜地に残る。それぞれバブル崩壊後の1999~2008年に経営破綻し、廃業したという。

【参考:秘宝館

【関西の議論】君は「秘宝館」を知っているか かつてのオヤジ客向け施設は生き残りに懸命(1/2ページ) - 産経ニュース2017.2.9
 秘宝館を研究している東北大大学院国際文化研究科の妙木忍(みょうき・しのぶ)*12准教授(社会学)によると、秘宝館は観光の大衆化が進んだ昭和40年代後半に誕生し、温泉地を中心に昭和50年代後半までの短期間に開館が集中。全盛期には北海道から九州まで20館以上が存在した。
 「主にバス旅行で、団体客らが皆で展示物を見てコミュニケーションを取って楽しむ場として秘宝館が役割を果たしていた」と妙木准教授は指摘する。
 しかし、時代を経るに従い団体旅行から個人旅行が主流となって集団的娯楽が求められなくなり、娯楽の多様化が進んだこともあり施設は相次いで閉館していった。

*1:揚げ足取り(?)すれば「不当な世間の見立て(不当な社会的価値観:多くの場合偏見と言っていい)からの自由」「不当な価値観の押しつけ(例:『妻ならホニャララすべきだ』など)からの自由」ならともかく「妻」「母」等と言った「社会的役割から完全に自由になること」は「離婚して妻でなくなる」「離婚後、子どもは父親(元夫)が引き取り、子どもと関わりがほとんどなくなる」等、何らかの形で「役割から離脱しない限り」無理でしょう。そもそも「職場でも子どもの迎えやらなんやらで早退」という「子どもの迎えのための会社早退」も「世間的に割り当てられた母という役割」から自由でないことの一例ですし。「子どもの迎えのための会社早退」に「早退せずに定時まで仕事がしたいのに早退をせざるを得なくて辛い」と思ってる場合は、勿論、そのような辛さを感じてない場合でも「子どもの迎えのための会社早退」は「やらざるをえないからやっている世間的に割り当てられた母という役割」のわけです。

*2:さすがに漫画においては事前に「私は旅館の夕食は食べません」と辞退してるのでしょうね。辞退もせずに旅行当日「私は旅館の夕食は食べません」では「食事が1食無駄」になって迷惑この上ない。

*3:作者は「奇抜な面白さ」を狙ってるのでしょうが、俺はカップラーメンがそこまで美味しいとは思いませんね。

*4:というか「社員旅行」でここまでフリーダムな人間なら「仕事と子育てで忙しくて、しっかり寝る時間がない」なんてことがありうるのか?、と疑問を感じますが(紙屋の書きぶりでは「普段から充分眠っていて寝不足ではない」が「寝ることが趣味なので寝ている」というわけではなさそうです)。職場でも子育てでも「職場の配慮」「夫の家事、育児負担」等を要求し、実現させて、十分「眠る時間」は日常生活で確保できるのではないか?。一方で「仕事と子育てで忙しくて、しっかり寝る時間がない」ような人間が「ここまでフリーダムなこと」をするとは思えません(職場の同僚や上司の反感を買い、仕事での配慮がされなくなり、状況がもっと悪化するリスクがある)。話の設定が矛盾してると思います。

*5:「自宅で寝ればええやないか?」と思いますけどね。わざわざ旅行先で寝るよりその方がぐっすり眠れないか?。「自宅では寝れない(寝る時間がない?)が旅行先では寝れる」というのは設定として変ではないか?。つうか「仕事と家事で普段寝れない」のならやるべきことは「普段から寝れるようにすること(会社や家族の協力で家事や仕事の負担を減らすこと等)」であって「旅行先で寝ること」ではないだろうし、理由が何であれ「普段から寝れるようにすること」が出来ない人間の何処が「自由」なんですかね?。話の展開が無茶苦茶すぎでしょう。

*6:「皆と同じ観光地を回り、同じ料理を食べてる」からといって「フリーダムな佐伯の方が社員旅行を楽しんでる(【1】主人公、【2】主人公の感想を是として描いた作者、【3】そうした価値観に賛意を示す紙屋)」とは俺から言わせれば「フリーダムであることを異常に美化する、浅い人間理解」だと思いますね。大抵の人間はホテルで寝るより観光地を見る方が楽しいし、カップ麺を食べるより旅館の料理を食べる方が嬉しいでしょう。

*7:「社員のコミュニケーションを図ること」等が目的とされ業務扱いされてる。当然、旅行時間は労働扱いされ、給与も支給される。

*8:紙屋の漫画紹介ではこの旅行が、「業務扱い(当然、給与が支給)で全員参加が義務づけられてるいわゆる『狭義の社員旅行(慰安旅行も含むのが『広義の社員旅行』)』」なのか「社員有志のいわゆる慰安旅行(仮に「参加しろ」という同調圧力があり、事実上全員参加が義務づけられた「業務」化してるとしても建前は業務外(当然、給与が不支給)で自由参加)」なのかが全く不明です。前者「狭義の社員旅行」の場合でもこうした行為は「非常識」だと思いますが、後者「慰安旅行」(同調圧力があるとしても、少なくとも建前上は拒否の自由がある)なら「より一層非常識」です。というか、そんな「フリーダムな人間」なら前者「狭義の社員旅行」であっても、むしろ「業務扱いで全員参加が義務なのはおかしい。私は参加しません」「なぜ自分が行きたいわけでもない、自分が選んだわけでもない場所に強制的に旅行に行かないといけないのか?」「社員旅行に参加しなくても、他の社員とのコミュニケーション等は可能だと思う」と社員旅行参加を拒否し、別途、自分で「一人旅」「家族旅行」などで、会社と関係なく「好き勝手に旅行」する方がむしろ自然ではないか。というかそんな「フリーダムな人間」ならそもそも「社員旅行があるような会社」に就職しない気もします。

*9:業務扱いのため平日に行うこともある。

*10:業務扱いでないため平日ではなく休日に行われる。

*11:もはや「半ドン」も死語の気がしますが、いわゆる「半ドン」です。俺の記憶では、俺(1970年代生まれ)が小中高校生の頃は、土曜日はまだ半ドンでしたし、ドラえもんにも「パパが週休2日になったのにのび太は土曜日が半ドンで残念がる設定」があった気がします。なお、学校週5日制 - Wikipediaによれば、日本全国の公立小中高校で「土曜日の半ドン」がなくなり完全な週休2日制が実現するのは2002年のことです(但し、1992年には毎月第2土曜が、1995年には毎月第2、第4土曜が半ドンではない、完全な休日となった)。一方で、学校週5日制 - Wikipediaによれば、国家公務員、地方公務員(但し、『週休2日になっていない国公立学校』の教職員を除く)では「1992年に完全な週休5日制」が実施されています。「パパが週休2日になったのにのび太は土曜日が半ドンで残念がる設定(親の週休2日が子どもの週休2日よりも先行する事態)」は実際に存在したわけです。

*12:著書『女性同士の争いはなぜ起こるのか:主婦論争の誕生と終焉』(2009年、青土社)、『秘宝館という文化装置』(2014年、青弓社

「頭と性格の悪い」kojitakenに悪口する(2025年12/1日分)

交響曲を聴く時間はあっても、オペラを観る時間がない! - KJ's Books and Music
『なぜ働いているとクラシック音楽が聴けなくなるのか』という本があったらいいな - 近未来真骨頂大革命倶楽部
 時間があっても「オペラに興味がない人間(例:俺)」はオペラを見ない*1わけですがそれはさておき。
 今の日本においては「過重労働(時間外労働など)」が横行しており、多くの人間が、オペラを見たり、クラシックコンサートを聴いたり、本(自らの仕事に直接役立つ本はともかく、小説など趣味的な本)を読んだりする「時間的余裕」「精神的余裕」が無いという話ですね。
 間違いではないものの、多くの人間が実感してることであり「何を今更」「どや顔して言うほどのことか?」「お前(id:kojitaken類友)はアホか?(横山ホットブラザーズ)」感もあります。


トランプ、プーチン、ネタニヤフ、習近平、金正恩、高市早苗、全員を等しく批判できているかどうかが、人としての良心があるかないかの試金石になると言える (宮武嶺さんの言葉に一部の人名を追加) - kojitakenの日記
 「独裁的政治(中国(習近平政権)や北朝鮮金正恩政権)は一党独裁など)」「人権侵害(イスラエルのガザ侵攻、ロシアのウクライナ侵攻など)」などで「それらすべてについて批判的な俺*2」からすれば「その程度が良心があるかどうかの試金石なの?。随分ハードルが低いな。『トランプやネタニヤフに甘い親米右派*3(自民、維新、国民民主、参政、保守の支持層など)』を除けば、ほとんどの人間が達成できるんじゃないの?」ということで

◆ああ、そう(昭和天皇風に)
◆ちょっと何言ってるか分からない(サンドウィッチマンの富澤)
◆お前(kojitakenや宮武)は何を言ってるんだ?(ミルコ・クロコップ
◆あんた(kojitakenや宮武)、バカァ?(『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレー
◆お前(kojitakenや宮武)はアホか?(横山ホットブラザーズ
◆お前(kojitakenや宮武)がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな(『少女ファイト』の式島滋)
それはひょっとしてギャグで言ってるのか?(『魁!!クロマティ高校』の主人公・神山高志)

感がありますね。
 自民党(あるいは自民に立場が近い維新、国民民主、参政、保守など)の支持層、つまりは「親米右派」なら「トランプやネタニヤフ(トランプが支持)に甘い」ということはあるでしょうが、リベラルや左派(共産党社民党新社会党など)ならほとんどの人間はこれらすべてに批判的でしょう。

 三春充希氏の「リアルタイム議席数予測」では衆院選比例ブロックの立民の予測議席数は23議席であり、昨年秋の衆院選で得た44議席をほぼ半減させている。それにもかかわらず立民支持層に危機感はきわめて稀薄である。そのことに私は危機感を持つ。

 三春氏の予測が何処まで信用できるかはともかく、「また選挙の勝ち負けかよ」「また政局かよ」「選挙の勝ち負けがどうでもいいとまでは言わないが、お前(kojitaken)は政策に興味がなさ過ぎだろ。高市政権の打ち出す政策(比例削減、軍拡予算など)への危機感をもっと述べろよ」とid:kojitakenには呆れますね。
 kojitakenが立民・野田執行部を批判する場合も「政策的批判」は皆無でほとんど「立民の支持率が下がった」「このままでは選挙に負ける」ばかりですからね。

 習近平の中国に対して厳しい批判的な眼差しが必要であること自体は当然だ。私は下記高世仁氏のブログ記事に強く共感する。
「私たちが最後の世代」と言う中国の若者たち - 高世仁のジャーナルな日々

 「救う会の提灯持ち、幇間(平たく言えば『知性が欠落し人格も低劣なゲス』)」高世の記事には「共感しないことが多い」ですが、今回も「極めて一面的な中国非難」と思い、「全く共感しない」ので拙記事高世仁に悪口する(2025年10/10日分)(副題:阿古東大教授にも悪口する) - bogus-simotukareのブログで批判しました。改めて「kojitakenとは全く意見が合わないな。別にあわなくてもいいが(俺はkojitakenを人間として全く評価しておらず、むしろ類友(宮武嶺など)とセットで「知性が欠落し人格も低劣なゲス」として軽蔑してるので)」「反中国でありさえすれば、『高世記事のような低レベルな駄文』でも持ち上げるのか?(呆)。kojitakenの反中国も完全に病気だな」と思いますね。
 そもそも
1)

志位和夫
 「存立危機事態で集団的自衛権を発動するのは…交戦状態になるということだ。…公の場で言うことか。歴代政権はそれをしないできた」(石破前首相)。
 集団的自衛権の発動とは、日本が攻撃されていないのに、「交戦状態」=中国との戦争を始めるということだ。

山添拓
 高市答弁の問題点は、「存立危機事態」=「日本が攻撃されていなくても自衛隊が米軍のために参戦する可能性」を公言したことにある。そうなれば日中両国民に大変な被害をもたらす。危険極まりない発言は撤回すべき。
 同時に中国には、「(ボーガス注:日本国内で中国人被害の犯罪が急増してるなど)事実に基づかない主張」や「対立をことさらあおる言動」は慎むよう求める。

とはっきりと「根拠を上げて」高市答弁を批判する志位氏、山添氏等と違い、

 私は、高市発言は、日本の首相という立場で言ってはならない内容だと思い、その点で批判している。

とのみ書くだけで高市批判の根拠が明らかに曖昧な高世記事「私たちが最後の世代」と言う中国の若者たち - 高世仁のジャーナルな日々(どういう意味で「言ってはいけないのか」が明確ではない)、
2)高市「台湾有事発言」批判よりも「中国批判の量の方が多い高世記事「私たちが最後の世代」と言う中国の若者たち - 高世仁のジャーナルな日々」なんか何処が評価できるんですかね。
 中国批判の例として持ってくるならもっとまともな文章を持ってきたらどうなのか?
 それともこれは「高世に否定的な俺」に対する「当てこすり、嫌み」のつもりなのか?

*1:「時間があっても興味がなければしない」はオペラ鑑賞に限らず「日曜大工(DIY)」「日帰り旅行」などあらゆる趣味で該当することですが。

*2:なお、俺は「日朝国交を早期に樹立すべき」と思っていますが、それは「その方が【1】拉致解決が進展する、【2】緊張緩和により、北朝鮮が核開発から撤退する可能性があるなど日本の国益に資する」と思うからであって、「北朝鮮シンパ」というわけではありません(勿論、北朝鮮にとっても「何らかの利益がなければ」日朝国交樹立はあり得ませんが)。「反共、反北朝鮮」の「ウヨid:kojitaken」はどうも「日朝国交の早期樹立を主張する人間は北朝鮮シンパ→日朝国交の早期樹立を主張するボーガス(つまり俺)は北朝鮮シンパ」という「頭の足りない反共ウヨ(id:kojitakenのこと)」らしい「短絡的な理解」をしてるようですが。「日朝国交の早期樹立を主張する人間は北朝鮮シンパ→日朝国交の早期樹立を主張するボーガス(つまり俺)は北朝鮮シンパ」だけでも俺としては「kojitaken」を「頭が悪く人格も低劣な男」として「軽蔑する理由」としては「十分な理由」です。

*3:とはいえ今の日本において残念ながら、そういう人間は多いのでしょうが。

今日の産経ニュースほか(2025年11/29、11/30分)(追記あり)

支援業務、見合う賃金を 小西聖子・武蔵野大学長(被害者学) 犯罪被害者「月間」に考える - 産経ニュース*1
 タイトルで分かるように「被害者支援業務従事者にきちんと賃金を払え(そうでなければ人手不足が深刻化する)」という話です。これは「被害者支援業務従事者」に限らず「教師」「保護司」等、人手不足が云々される「他の職業」でも該当する話ですが。
 産経もこういうまともな記事だけを書いてれば俺も批判しないのですが。


<独自>東北大、外国人留学生の学費を1・7倍に引き上げへ 日本の学生と「差別化」 - 産経ニュース
 「産経のデマ報道」ではなく、事実ならばどう見ても外国人差別としか思えないし、こんなことをすれば優秀な外国人学生は他の大学に行くでしょう。東北大学には呆れます。
 こうした行為を批判しない産経も酷いもんです。
 「外国人の対応に手間と費用がかかるから学費を高くするのは仕方ない(産経)」と言うなら同様に手間と費用がかかるであろう「障害者学生」なども高くするのか?


ドイツが対露防衛費を大幅増 下院で95兆円の連邦予算案が可決 - 産経ニュース
 「増額分=すべてウクライナへの軍事支援(そうした『ウクライナへの軍事支援』のために『軍拡すること』の是非はひとまず置きます)」ならともかく、恐らく「ロシアの脅威を口実にしたドイツ軍の軍拡」も入っているでしょう。
 「ロシアと現在、戦争中のウクライナへの軍事支援ならまだしも、ウクライナ戦争で手一杯のロシアがドイツに侵攻できるわけがないだろうに」とドイツ政府には心底呆れます。
 日本だけでなく欧米でも軍拡の風潮が強まってるらしいことは何ともかんともです。


「動機捜査はゼロからのスタート」名古屋主婦殺害、明確供述得られず課題山積 逮捕1カ月 - 産経ニュース

 面識のない奈美子さんに殺意が向いた動機について、明確な供述が得られず解明は難航。愛知県警幹部は「(ボーガス注:犯行現場から容疑者のDNAを検出したことで)逮捕はできたが、動機の捜査はゼロからのスタート。やることは山積みだ」と話す。
 悟さんと容疑者は高校卒業後、事件5カ月前の同窓会以外はほぼ接点がなかった。捜査関係者によると、容疑者は「(悟さんの)子育てなどの考え方が嫌いだった」と供述し、その後は取り調べを拒否。動機は判然とせず捜査幹部は「腹落ちしない」と首をかしげる

 「おいおい?」ですね。「高校時代の同級生である夫に好意を抱いていたが、相手にされず恨みを抱き、妻を襲った」云々という過去のマスコミ報道は一体何だったのか?。容疑者の自白が根拠ではなかったのか?。捜査関係者のただの憶測だったのか?
 マスコミ相手に無責任にリークは出来ても「裁判所相手には動機として説明できない程度の話」だったのか?
 「動機が明確」であるかのような過去のマスコミ報道はやはり非常に問題だったと言うべきでしょう。


高市内閣、支持率横ばい75% 自民党の支持率41%に上昇 - 日本経済新聞
 今まで低かった自民党支持率が41%まで上昇してることには「日本人はアホか?」とげんなりしますね(また高市支持率も未だ高止まりしている)。
 一体上がるどんな理由があるのか?。「中国への毅然とした態度」か。はたまた一部マスコミが「積極予算」と宣伝する補正予算か?
 以前、小生は、高市内閣の支持率が高くても、早期解散がないとみられる理由として
1)自民、維新支持率が低いこと
2)公明の連立離脱の影響が読めないこと
3)地方選挙と国政選挙は違うとは言え、未だ地方選挙で「自民が好成績を上げていないこと」
をあげましたが、勿論【1】同業他社の調査も見る必要がある、【2】日経調査の自民支持率上昇は一時的現象に過ぎず、短期で下がる可能性があるとはいえ、今回の日経調査では1)のうち、「自民の支持率が低いこと」は消滅したわけです。とはいえ、「自民支持率上昇は一時的現象に過ぎず、短期で下がる可能性があること」「連立相手である維新の支持率は高くないこと」、2)、3)を考えればそう簡単に早期解散はできないとは思いますが。
【追記】
 解散に消極的な理由としては「衆院選挙制度の改悪計画(比例削減)」も上げてもいいかもしれません。実現すれば少数政党(共産、社民、れいわ、参政、国民民主など)にとって不利になる一方で自民にとって有利になるからです。制度改悪で状況を多少に有利にしてから「解散すること」を考えてるかもしれない。
 勿論そうした制度改悪を許さない戦いが重要ですが。


<産経抄>「下り坂」を楽しみ、嵐山光三郎さん逝く - 産経ニュース
 俺にとって嵐山(1942年1月10日~2025年11月14日、享年83歳)は、

嵐山光三郎 - Wikipedia参照
 平凡社で『別冊太陽』と『太陽』の編集長を務め、多くの作家と親交を深める。深沢七郎には、特に影響を受け、師匠と呼んでいる。
 平凡社が経営危機となった1981年、平凡社時代の部下らを率いて独立し、青人社を設立。翌1982年には『DoLiVe 月刊ドリブ』(1997年10月号で休刊)を創刊

ということでもともとは雑誌編集者で

松尾芭蕉について書いた『芭蕉紀行』(2004年、新潮文庫)、『悪党芭蕉』(2008年、新潮文庫)、『芭蕉という修羅』(2019年、新潮文庫)、『超訳芭蕉百句』(2022年、ちくま新書)
・作家「深沢七郎」について書いた『桃仙人:小説・深沢七郎』(2013年、中公文庫)
・作家「きだみのる」について書いた『漂流怪人・きだみのる』(2018年、小学館文庫)

等の著書があるとはいえ、彼の著書は全く未読であり、作家と言うより

嵐山光三郎 - Wikipedia
 タモリ司会の日本テレビの番組『今夜は最高!』(1981~1989年)に編集長を務める『月刊ドリブ』の宣伝も兼ねて出演。これがきっかけで、1982年から1987年まで『笑っていいとも!増刊号』(フジテレビ)に編集長としてレギュラー出演した。

ということで「テレビタレント(1970年代生まれなので嵐山司会の『笑っていいとも!増刊号』(1982~1987年)もリアルタイムで見ていた)」ですが、「笑っていいとも」も2014年(今から11年前)に終了して最近の若者の多くは俺以上に「嵐山について知らない」でしょうね。

*1:小西氏の著書として『ドメスティック・バイオレンス』(2001年、白水社)、『犯罪被害者の心の傷(増補新版)』(2006年、白水社)等

今日のしんぶん赤旗ニュース(2025年11/29~12/5分)

片山財務相 疑惑招く認識か/業界にパー券 大臣規範の抵触追及/参院委で小池氏 | しんぶん赤旗|日本共産党
 「財務相在任中は金融業界にはパーティー券は売らない」程度のことも出来ないのかと呆れます。マスコミ(特に政府批判が弱いテレビ局)はこうした問題をきちんと批判すべきです。


軍事費総額11兆円/25年度補正 閣議決定 GDP比2%/対米公約受け前倒し | しんぶん赤旗|日本共産党
主張/25年度軍事費総額/米国の顔色うかがい11兆円に | しんぶん赤旗|日本共産党
 「教育、福祉予算の削減」や「増税」を不可避とするであろう大軍拡には怒りを禁じ得ません。
 こうした軍拡に対するマスコミ(特に政府批判が新聞に比べて弱いテレビ局)の批判が弱く、それもあって国民世論の批判も弱いことには失望を禁じ得ません。
 軍拡予算への批判を強めていく必要があります。


主張/米ベネズエラ緊張/無法で時代錯誤の「砲艦外交」 | しんぶん赤旗|日本共産党
 さすがに「単なる恫喝」に過ぎず、「グレナダ侵攻による左派政権転覆(1983年、レーガン)」、「パナマ侵攻によるノリエガ政権転覆(1989年、ブッシュ父)」、「アフガン侵攻によるタリバン政権転覆(2001年)、イラク侵攻によるフセイン政権転覆(2003年)(いずれもブッシュ子)」「ロシアのウクライナ侵攻(現在進行中)」のような「ベネズエラ軍事侵攻(マドゥロ*1政権転覆)はしない」と思いたいところですが、批判を強める必要があります。
 それにしても「ネット上で既に同様の高市批判があります」が、こんなトランプを「ノーベル平和賞に推薦する」と媚びた高市には改めて呆れます。


ルール守らずやりたい放題/山添氏、米軍の横暴を告発/参院外防委 | しんぶん赤旗|日本共産党
 ネット上にも批判がありますが「米兵犯罪」をろくに追及しないくせに与党「自民、維新&その支持者」は良くも「違法外国人をなくす」と言えたもんです。この点は同様の排外主義政党「国民民主」「参政」「保守」及び「その支持者」も同じですが。
 それにしても「山添だってルール違反(鉄道営業法違反)したのに、他人を無法者呼ばわりか」と「米兵犯罪と全く関係ない話(そもそも山添氏や共産以外も米兵犯罪は批判してる)」「そもそも米兵犯罪と違い、『いわゆる勝手踏切を正規の踏切と勘違いし利用しただけ』という微罪に過ぎない話(不起訴処分で終わったし、だからこそ山添氏も議員辞職になど追い込まれてない)」で山添氏に因縁(いわゆるWhataboutism)付けてるバカには心底呆れますね。

[B! 軍事] ルール守らずやりたい放題/山添氏、米軍の横暴を告発/参院外防委 | しんぶん赤旗|日本共産党
clclcl
 ウヨ、Whataboutismで徹底抗戦。他に言い返しようがないから仕方ないんだけど。

という指摘には全く同感です。


結婚の自由を今すぐ/六つの高裁判決受け当事者ら集会/田村氏あいさつ | しんぶん赤旗|日本共産党

 日本共産党立憲民主党公明党、国民民主党、れいわ新選組社民党沖縄の風自民党日本維新の会の国会議員があいさつ。

 「同性婚早期法制化」を求める集会への、
1)共産、立民、公明、れいわ、社民議員の参加
2)参政、保守議員の不参加は意外ではないですが、「個人としての参加であっても」国民民主、自民、維新議員(党としては反対のはず)の参加は意外です。
 【開催報告】過去最多の国会議員が参加!院内集会「マリフォー国会」が大盛況のうちに終了しました | トピックス| 結婚の自由をすべての人に - Marriage for All Japan -によれば自民は「元デジタル相(岸田内閣)の牧島かれん」が参加とのこと。
 肩書きだけで見れば福島党首(但し、【開催報告】過去最多の国会議員が参加!院内集会「マリフォー国会」が大盛況のうちに終了しました | トピックス| 結婚の自由をすべての人に - Marriage for All Japan -は副党首と誤記)、大椿副党首が参加した社民党、田村委員長、山下筆頭副委員長(元書記局長)、山添政策委員長が参加*2した共産が最もこの集会を重要視してるといえるでしょう(他党はそこまでの幹部ではない)。


◆上野厚労相による「政治資金の私的流用」

上野賢一郎厚労相の資金管理団体がスナックに政治資金31万円支出 歌手ファンクラブにも - 産経ニュース
 上野賢一郎厚生労働相資金管理団体「うえの賢一郎・政経フォーラム」(滋賀県彦根市)が2023~24年、東京・赤坂のスナックに「打ち合わせ飲食代」として計31万4300円を政治資金から支出していたことが29日、今月公開の政治資金収支報告書で分かった。地元・滋賀出身の女性演歌歌手のファンクラブ会費として計2万8600円も支出していた。

厚労相「会議費」で飲食か/衆院厚労委 田村貴昭議員が追及 | しんぶん赤旗|日本共産党
 上野厚労相滋賀県長浜市の「長浜茶道愛好会」への「会費」として1万1800円支出しているが、同会会長が「しんぶん赤旗」の取材に、「政治活動でなく趣味としてお茶会に来られている」と語っていると指摘。「私的流用にあたるのではないか」とただしました。
 田村氏は、歌手のファンクラブや力士をねぎらう打ち上げ会への支出も示し、「趣味と政治資金を混同している」と批判。

 政治資金の私的流用には怒りを禁じ得ません。
 マスコミ(特に政府批判が新聞に比べて弱いテレビ局)もきちんと批判すべきです。

*1:国会議長、外相、副大統領等を経て大統領

*2:なお、小池書記局長は秘書が代理出席

転落分子・松竹伸幸を批判する(2025年11/29日分)

〈動画〉台湾有事論③自衛隊で沖縄独立を阻止!? | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 今回も「台湾有事」云々で

◆物価高
 この問題に関連してガソリン税暫定税率が12月31日より廃止
◆政治とカネ
◆労働時間の規制緩和検討(高市首相が上野厚労相に指示)
◆日本各地のクマ出没問題
◆12月から実施が始まるマイナ保険証問題
 従来の保険証が使えなくなり、医療現場の混乱が危惧される。
泊原発(北海道)や柏崎刈羽原発新潟県)の再稼働問題
 北海道や新潟の知事(自民系)が再稼働を容認する意向を表明

など「【1】安保・外交問題、あるいは【2】党への悪口雑言(除名は不当など)以外の問題」に無関心な「安保・外交バカ」松竹(この点は紙屋など類友も変わらない)には心底呆れますが、それはさておき。

 Newsレッズの立ち上げは年末に予定している

 松竹を信用すればいよいよ「2025年12月末」にNewsレッズとやらが姿を現すわけです。
 松竹もこのブログ記事でNewsレッズについて色々書くでしょうし、俺で批判可能なら批判します。
 それにしても
1)極端な秘密主義なのか
2)大風呂敷を広げた物の、協力者も少なく、共産党の「赤旗」「前衛」に比べてしょぼい代物でしかないので書くことがなかったのか
はともかく、松竹も「Newsレッズをやる」と書いただけで、「誰が寄稿予定か(例えば親しい関係にあるらしい紙屋や内田樹は寄稿するのかなど)」「発行頻度はどの程度か(日刊か、週刊か、月刊か?など)」など具体的なことはこれまでほとんど書いてませんね。

 中国の台湾への武力行使に反対することに対して、「中国の内部問題」「内政干渉になる」との反論が寄せられる。もし沖縄が独立を選択して、日本政府が自衛隊が武力で鎮圧すると宣言したとして、海外の人々が反対の声を上げることまで「おかしい」「やるべきではない」と言うのだろうか。

 「沖縄独立の可能性」は皆無であり、当然「自衛隊や在沖縄米軍による沖縄米軍基地反対運動への弾圧」ならともかく「自衛隊や在沖縄米軍による沖縄独立運動への弾圧」の可能性も皆無ですが、それはともかく、「そんな反論がどこにあるの?」ですね。「中国の武力行使には反対だが、だからといって日本や米国が台湾有事に軍事介入することは違法な内政干渉ではないか?」ならともかく、俺はそんな「中国の軍事介入」を擁護する反論は聞いたことはありませんが。

 自国の独立闘争に武力を行使すると宣言する政府など存在せず、中国が特殊なのである。

 こんなことを言う松竹には

ウィキペディア参照】
南北戦争(1861~1865年)
 南部州の独立宣言を認めず北部州と戦争が発生。北部州が勝利し、南部州の独立宣言が否定された。
箱館戦争(1868~1869年)
 独立を宣言した「榎本武揚蝦夷共和国」と、独立宣言を認めない明治新政府の戦争。明治新政府が勝利し蝦夷共和国は崩壊。榎本は投獄されるが後に許され明治新政府に仕え、ロシア公使(公使として千島・樺太交換条約を締結)、海軍卿、清国公使、第1次伊藤、黒田内閣逓信相、黒田、第1次山県内閣文相(右翼テロで暗殺された森有礼*1黒田内閣文相の後任)、第1次松方内閣外相(大津事件引責辞任した青木周蔵*2第1次松方内閣外相の後任)、第2次伊藤、第2次松方内閣農商務相等の要職を歴任
バングラデシュ独立戦争(1971年)
 パキスタン中央政府による「西パキスタン優遇」「東パキスタン差別」に反発し、東パキスタン(現在のバングラデシュ)が独立を宣言。独立を認めないパキスタンと戦争が発生。「パキスタン中央政府」と対立するインドの支援もあり、東パキスタン側が勝利。
 独立運動の指導者ムジブル・ラーマンが初代バングラデシュ大統領に就任。
第二次チェチェン紛争(1999~2009年)
 ロシア(プーチン政権)とチェチェン独立派の戦争。ロシアが勝利し、現在のカディロフ首長(チェチェン共和国トップ)はロシアの支援を受ける親露派

を知らないのか?、と聞きたいですね(他にもあるかもしれないですが、俺の知ってる例を挙げました)。
 自国の独立闘争に武力を行使すると宣言する政府など存在せずどころかそんな政府は過去にいくらでも存在しました。
 無知なのか、嘘つきなのか知りませんが、「デタラメをどや顔で放言」とは松竹も「呆れたバカ」です。

*1:第一次伊藤、黒田内閣文相。黒田内閣文相在任中に右翼テロで暗殺される。

*2:第一次山県、第一次松方、第二次山県内閣外相、英国公使、米国大使を歴任

高世仁に悪口する(2025年11/29日分)(副題:阿古東大教授、kojitakenにも悪口する)

「私たちが最後の世代」と言う中国の若者たち - 高世仁のジャーナルな日々

 日本の弱みにつけ込んでくる浸透工作に断固として立ち向かわなければならない。

 「弱みにつけ込む浸透工作って具体的に何よ?」「立ち向かうって具体的に何よ?」ですね。
 高世や「高世の紹介する阿古*1東大教授」の意図が何であれ、具体例も出さずに「浸透工作に立ち向かう」云々と語ることは
1)高市発言の批判者
2)日中友好の主張者
に対して「浸透工作に屈した人間」のレッテル張り(誹謗中傷)を助長することになりかねません。
 あるいは「高市の対中国対応」を「(弱みにつけ込む浸透工作に対する)毅然とした態度」として褒める風潮を助長しかねません。
 また「日中間の文化交流や商業活動」「日中交流イベント」など「日中間の様々な交流関係」を「中国による日本の弱みにつけ込む浸透工作」とするレッテル張り(誹謗中傷)を助長することになりかねません。

 中国共産党政権の過酷な環境で苦しむ人に同情し、リスクがある中でも良心と勇気を持って行動しようとする人々をさまざまな形でサポートすること権威主義国家の基盤を崩し、日本の民主主義を守ることにつながる。

 「はあ?」「お前(阿古氏、高世)はアホか?(横山ホットブラザーズ)」ですね。
 第一に中国等、外国政府に限らず、日本政府も含めて、「政府の人権侵害」の被害者を支えることは「人権擁護」が目的であって体制転覆は目的ではないでしょう。
 第二に中国に限らず「外国政府の人権問題」と「日本の民主主義」と何の関係があるのか?。
 何の関係もない。
 「外国政府が日本の民主主義を歪めようとしてるケース(例えば米国による九条改憲要求、軍拡要求などの内政干渉)」を除けば「外国政府の人権問題」と「日本の民主主義」は何の関係もない(勿論、これは「外国政府の人権問題などどうでもいい」という話ではありません)。「外国政府の人権問題」はあくまでも「日本人と直接関係ない外国の問題ではあっても人権侵害を容認していいのか」という話でしかない。
 そして「一応、民主主義国家の米国」による「日本への軍拡要求」がわかりやすいですが「外国の内政干渉(民主主義を歪める行為)」はその外国の政治体制が民主主義かどうかとは全く関係がない。
 そして、むしろ「日本の民主主義擁護」を口にするなら「日本自民党政権の過酷な環境(国民負担増や年金支給額引き下げなど)で苦しむ人に同情し、リスクがある中でも良心と勇気を持って行動しようとする人々をさまざまな形でサポートすること(阿古氏の物言いをもじりました)」でしょう。つまりは「日本の民主主義擁護」において一番大事なのは「当たり前の話」ですが「日本の人権問題」に取り組むことです。繰り返しますが「外国政府の人権問題」と「日本の民主主義」は何の関係もない。
 それとも高世や阿古氏は「そんな苦しみを持つ人間は日本にはいない。自民党政府は善政を敷いている」と強弁する気なのか?

 急速に全体主義に傾斜する今の中国を「普通の国」と見て相手にしてはならない

 「普通の国とみて相手にしてはならない」とは具体的にどういう意味なのか?
 高世や「高世の紹介する阿古東大教授」の意図が何であれ、「ならば普通の国ではなく、特殊な国とみるとしても、中国に対してどのように相手にすべきなのか」まともに説明もせずにこんなことを言えば「相手にしてはならない」という部分だけが普及して「高市発言を撤回しなくていいし、日本政府は何もしなくていい。いずれ中国が折れてくる」という風潮を助長しかねません。
 それとも「高市発言を撤回しなくていいし、日本政府は何もしなくていい。いずれ中国が折れてくる」という「完全な居直り」が高世や阿古氏の本心であり、但し「産経などの反中国極右」と違い、そこまではっきり言うのに躊躇して『普通の国』云々という修飾語(?)を付けてるだけに過ぎないのか?
 『普通の国』云々なしの「相手にしてはならない(つまり産経や日本会議など反中国の極右と全く同じ立場)」が高世や阿古氏の本心なのか?

 民主主義をより徹底して、「中国のナラティブを覆すナラティブを生み出」せと日本の向かうべき方向にも実践的な提言をしている。

 「はあ?」「お前(阿古氏、高世)はアホか?(横山ホットブラザーズ)」ですね。
 「日本の民主主義を徹底すべき」なのは「日本国民の人権擁護」のためであって、「中国のナラティブ」を覆すためではない。

 阿古氏はyoutubeでも積極的に発言を続けている。以下の落合氏*2とのトークでは、習近平政権は全国民の監視体制を完成したと分析し、「私たちは最後の世代です、ありがとう」(これはコロナ禍の時に流行った言葉だという)と描いた芸術作品を見せながら、こんなに抑圧された生きにくい世の中なら、子どもを産まない*3、次の世代を作らないという意味だと解説。阿古氏のまわりの若い中国人は結婚などしないという人ばかりだと絶望的な状況を語った。

 そのような若者もいるのでしょうが、果たしてそれがどれほどの数いることやら。
 どんな困難な状況でも「結婚し子どもを作る若者」は古今東西いて、社会は続いてきたし、今の中国も同じでしょう。阿古氏や高世のように、悲観論を垂れ流すのではなく、「結婚し子どもを作る若者」にこそ「期待をかけるべき」でしょう。
 なお、「頭と性格の悪い」kojitakenに悪口する(2025年12/1日分) - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが、こんなレベルの低い「反中国の駄文」を

トランプ、プーチン、ネタニヤフ、習近平、金正恩、高市早苗、全員を等しく批判できているかどうかが、人としての良心があるかないかの試金石になると言える (宮武嶺さんの言葉に一部の人名を追加) - kojitakenの日記
 習近平の中国に対して厳しい批判的な眼差しが必要であること自体は当然だ。私は下記高世仁氏のブログ記事に強く共感する。
「私たちが最後の世代」と言う中国の若者たち - 高世仁のジャーナルな日々

というid:kojitakenのアホさには心底呆れます。中国批判の例として持ってくるならもっとまともな文章を持ってきたらどうなのか?
 それともこれは「高世に否定的な俺」に対する「当てこすり、嫌み」のつもりなのか?

*1:著書『貧者を喰らう国(増補新版)』(2014年、新潮選書)、『香港・あなたはどこへ向かうのか』(2020年、出版舎ジグ)等

*2:落合陽一のこと

*3:こうした動きを「政治的抑圧」のみで語る高世と阿古氏ですが果たしてそうした認識が妥当かどうか。日本や欧米でも「少子化」傾向ですし、その場合の大きな要素は「政治的抑圧」よりも「経済的問題(教育費など子育て費用の問題)」であり、中国も同じではないか?