2010-08-14から1日間の記事一覧

新刊紹介:「歴史評論」9月号

「歴史評論」9月号(特集「「1910年前後の東アジア」」)の全体の内容については「歴史科学協議会」のサイトを参照ください。 ここでは私にとって興味のある文章のみ紹介します。http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekihyo/■「1910年前後の朝鮮―大韓帝国はなすすべも…

【土・日曜日に書く】論説委員・皿木喜久:靖国参拝こそ「抑止力」だ

余りの酷さに言う言葉もありません。 「愛国教育をし、国防意識を高めなきゃ、侵略から国は守れない」「そのためには靖国参拝が必要」「そう言う意味で靖国こそ抑止力」って内容ですが、靖国ってそういうものだったんですか? じゃあ、靖国参拝すべきじゃな…

【引き揚げ 65年目の夏】読者から反響 リアルな戦争体験、若者に語り継いで

白骨街道をタイまで敗走した90代男性も「現地の人たちの食べ物をわけてもらいながら歩き、倒れる者がどんどん増え、悲惨そのものでした。敵の弾に撃たれるでもなく飢えと病気で死ぬなんて、日本人に殺されたようなもの。私たちを苦しめた愚かなインパール…

【産経抄】8月14日

映画にもなった水上勉氏の『五番町夕霧楼』の結末は哀しくも美しい。京都の遊郭に売られた夕子が恋人を失い、病を得て、丹後半島の生まれ故郷で自ら命を絶つ。 まずはウィキペディア「五番町夕霧楼」であらすじの紹介。「霧と影」*1、「雁の寺」、「飢餓海峡…