「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/20日分:高英起の巻)

消えた金正恩の女性エリートと「ニオイ拷問」収容所(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース

 韓国紙・朝鮮日報は5月31日、北朝鮮国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が2月の米朝首脳会談決裂の責任を問われ、3月に平壌郊外の美林(ミリム)飛行場で銃殺されたと報じた。
 同紙はまた、金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が粛清され、金正恩党委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長も謹慎させられていると報じていたが、いずれもその後に健在が確認された。
 金革哲氏についても、韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は今月16日、国会情報委員会に対し「生きているものと見ている」との認識を示した。

 つまりは朝鮮日報がガセネタ記事を書いたという話です。
 これについては「合理的推理」の「理」は、「当事者にとっての理」も含まれる: 白頭の革命精神な日記を紹介しておきます。

 残るは、金聖恵(キム・ソンへ)党統一戦線部統一策略室長とシン・ヘヨン通訳官の女性2人である。朝鮮日報は彼女らが、金革哲氏と同様に首脳会談決裂の責任を問われ、政治犯収容所に送られたとしているが、今に至るも健在が確認されていない。

 やれやれですね。金英哲、金与正粛清について「ガセだ」と判明し、金革哲粛清についても韓国政府が否定的な今「金聖恵とシン・ヘヨン」の健在が確認されないからと言って、それはもちろん「粛清」を意味するかは分かりません。
 また「粛清を意味する」としてもその粛清理由が「朝鮮日報が報じるような物かどうか」もわかりません。

 朝鮮日報の件の報道がほぼ覆ってきたことを思えば、彼女らもまた、何らかの処分を受けつつも、そこまでひどい扱いを受けてはいない可能性が高い。

 さすがの高ですらこう言わざるを得ないわけです。なお可能性としてなら
1)病気などで表に出ないだけで処分ではない
2)処分だが、「朝鮮日報が報じるような理由ではない」という可能性もあります。

 そもそも朝鮮日報の報道は、北朝鮮消息筋の情報に頼りながら、独自の分析を欠いていた点でバランスが悪かった。金正恩氏は部下の「裏切り」や「怠慢」に対して厳罰を与えたことはあるが、「失敗」を理由に罰した例は確認されていない。これを踏まえていれば、金革哲氏の処刑説や女性2人が収容所送りになったとの情報を伝えることには、より慎重になったはずだ。

 「後出しじゃんけん乙」ですね。これが「ガセネタであることが明確化」する前に高がこう言ってれば説得力もありますが、そんな事実はないでしょう。

 北朝鮮内部の様子が、今よりはるかに探りにくかった金正日総書記の時代、北朝鮮ウォッチャーは様々な断片情報を、すでに確認された過去の事例と対照し、信ぴょう性を検討した。それでも100パーセントの確信は持てないから、重大な噂を知ってはいても、なかなか表には出せなかった。
 ところが最近の北朝鮮は、当時と比べるとかなり開けっ広げになっている。そこには、金正日氏と金与正氏という、若い兄妹の感性が反映されているように思える。

 「だから飛ばし記事書いちゃったんです」と強弁する気でしょうか。この種の飛ばし記事金正日時代からあったと思いますが。

 とは言っても、北朝鮮が本当に重要な情報を出そうとせず、諸外国を惑わせる情報戦を続けていることに変わりはない。北朝鮮の動向を知るためには、金正恩氏が過去において、どのような状況でどのように行動したかを確認し、現在の事象と対照させることがなお重要なのだ。

 そんな一般論は今更、高に言われなくてもまともな人間なら分かってることです。つうかろくな根拠もないのに粛清記事を断定的に書くなんてそれ以前の話でしょう。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/20分:高世仁の巻)

いま東日本大震災のときの自民党を振り返る - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 テレビが選挙期間中とは思えないほど「静か」で、どうなっているのかと思っていたら、実際、選挙報道が激減していた。
《テレビ番組を調査・分析するエム・データ社(東京都港区)によると、地上波のNHK(総合、Eテレ)と在京民放5社の、公示日から15日までの12日間で選挙に関する放送時間は計23時間54分で、前回に比べ6時間43分減っている。とりわけ「ニュース/報道」番組の減少が顕著で、前回から約3割減、民放だけなら約4割減っている。》(朝日新聞
 記事では、その(ボーガス注:考えられる)理由として、視聴率が取れないことや(ボーガス注:自民党の)クレームを怖れて発言時間を細かく管理する手間がかかることなどが挙げられるが、実は、選挙を扱うテレ朝の「モーニングショー」が高い視聴率を取っているという。
 安倍政権の6年を振り返り、日本の直面する課題、選挙の争点は何かを深く調査、分析する報道をやれば視聴者はついてくるはずだと思うのだが。

 問題はその「モーニングショー」がきちんと安倍批判してるかどうかであり、そこに触れない高世の態度はどうかと思いますが、それ以外については全く同感です。

 安倍首相が立憲民主党を「民主党」とわざと間違えるのは、「民主党政権時代は酷かった」という空気に乗っかろうとする*1ものだが、実際に民主党政権はそんなに酷かったのか。
 民主党政権下で情報公開への取り組みは成果があって、外交文書の公開はかなり進んだ。東日本大震災でストップしてしまったが、いまの安倍政権の情報をとにかく隠蔽しようという姿勢とはまったく違っていた。
 高校の授業料無償化*2なども成果の一つだ。偏見なく見れば総合点で自民党政権よりは高い点をつけていいと思う。それがなぜか、メディアでも、民主党に政権を取らせてひどい事になったというイメージがふりまかれている。大震災への対応で責められるわけだが、あの未曽有の混乱のなか、自民党政権ならもっと悲惨なことになったのではないか。
 選挙戦の中、ある漁師がブログで震災のとき、自民党が、震災対応より民主党政権の足を引っ張ることを優先したことを振り返って糾弾している。
「私は絶対に忘れない!」―
東日本大震災の千年に一度の「国難」で、超党派での対応が必要な時に、野党自民党民主党の復興政策案の全てに反対 「審議拒否」や「内閣不信任案」までしていた 何たる事か!】
https://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/64967420.html
《震災から2ヶ月後あたりだった。みんながまだ避難所にいた。
 そんな時、国会では与野党協力してあの「国難に対応すべき」だったはずなのに、野党の自民党民主党政権の「復興政策案、予算案の全てに反対して、果ては 「審議拒否」や「内閣不信任案」まで提出し「解散総選挙」を求めていたのだ。
 私は、あの卑劣な自民党の行為を忘れない。
 その時、痛感した。自民党は身勝手で、非人道的政治なんだと。 現場にも来ずに見てもいない自民党議員達は、東日本大震災を利用して、 民主党を叩き、「政権奪回」だけを狙っている卑劣な党なんだと・・。》
 また、当時の自民党の審議拒否がいかにひどかったかを指摘している。
 《相次ぐ安倍政権の森加計疑惑や不祥事を追及のために、野党が国会の「審議拒否」を続けていることが批判を浴びている。
 しかし、見るがいい。自民党が野党時代には、今の野党よりも多い「審議拒否」をやっているのだ。》

 全く同感ですね。まあ俺個人は「消費税増税反対(霞ヶ関埋蔵金云々)」「八ッ場ダム建設中止」「沖縄基地県外移設」などを全て反故にし、社民党の連立離脱も招いた「民主党の公約違反」が許せないとは思います。しかし、それを割り引いても安倍よりはマシです。正直、民主党へのネガティブイメージの多くは「公約違反」ではないか。とはいえその点では自民とて何ら立派ではないのですが。
 なお、超党派での対応といえば、「安倍の無法に与野党一致で対応すること」を韓国与野党が確認したそうです。
 この確認がいつまで続くかという問題はありますが、野党・自由韓国党などが「安倍の無法」をまともに批判せず、文政権の足を引っ張るようなことは現時点では避けたことは評価できます。もちろん韓国国民世論がそれを許さないのでしょうが。

 日本は好景気だと懸命にアピールする安倍首相だが、日本経済が世界で圧倒的に負け組になっていることはいくつか統計を見れば一目瞭然だ。
 95年日本のGDPは世界の18%だったのが2001年から急降下して今は6%。GDPを指標にするのは古いというなら、実質賃金がとくに安倍政権になってから大きく下がっている。
 2018年の調査結果と比較すると、貯蓄ができていない人(「0万円」)の割合は、2018年17.1%→2019年23.1%と、6.0ポイント増加している。(SMBCコンシューマーファイナンス)貯金できない人が1年でこんなに増加しているのだ。
 ウソをつく政治家は落としましょう。
 山形にも嘘つき候補者がいるので、よろしく。
VOTE OUR PLANET 私たちの地球のために投票しよう―パタゴニア - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 安倍には「右翼的なこと以外には興味がなく」、日本財界も「企業収益が増えること(法人税が安くなることなど)」しか興味がないからこうなるのでしょう(まあ、安倍の場合、能力もないのですが)。GDPが減ろうが、実質賃金が減ろうが、「企業収益が法人税減税などで増えてること」は確かです。また今の日本大企業(トヨタ自動車など)は「欧米や中国など海外を市場」と考えてるから「実質賃金が下がろうとかまわない、日本市場はメインの市場じゃない」「むしろコストカットが出来ていい」としか思ってないのでしょう。
 「国内の中小企業」はそういうわけにいきませんが。なお、安倍が反中国を撤回したのも結局は「中国市場を重視する財界の要望」でしょう。
 実質賃金が減ってるのは文句の余地なく「安倍の失政」でしょう。GDPについて言えば「中国など新興工業国の躍進がスゴイ」と言う面があるので「実質賃金の話」とはやや性格が違い「安倍の失政」とばかりは言い切れませんが(アンチ安倍の俺ですが、安倍叩きに走るのではなくこういう点ではフェアになりたいと思います)。高世に寄れば「減少が深刻化したらしい」2001年以降というのも「2001年=小泉政権」であって安倍じゃないですしね。
 なお、VOTE OUR PLANET 私たちの地球のために投票しよう―パタゴニア - 高世仁の「諸悪莫作」日記については「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/15分:高世仁の巻) - bogus-simotukareのブログでコメントしました。

*1:仮にそうだとしても、それに共感する奴がいるんですかね?。だったらはっきりと「民主党は酷かった。それをよくしたのはわが自民党」と言えば済む話ですし。

*2:ただし朝鮮学校を除外したことは勿論許せません。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/19分:荒木和博の巻)

特別検証報告【調査会NEWS3031】(R01.7.19): 荒木和博BLOG

1、伏木国分事件
 昭和56年(1981)3月30日夜、国鉄(当時)氷見線越中国分駅の待合室でウイスキーを飲んでいた男が警察官に職務質問され、持っていた姜正彦名義の外国人登録証が偽造であることが分かった。翌日確認するためその夜は高岡駅前のホテルに宿泊させたところ、朝になってホテルから「金日成万歳」と叫んで飛び降り自殺した。

 この話から分かるのは「偽造の外国人登録証を持った男が自殺した」、ただそれだけです。彼が北朝鮮工作員かどうか分からないし、仮に工作員だとしても「拉致に関与していたかどうか」も不明です。仮に北朝鮮工作員だとしても、単に情報スパイに過ぎないなら「拉致の解決」と言う意味では彼について調べることには何の意味もありません。まあそれ以前に彼について調べようがないわけですが。

3、都庁職員アベック拉致未遂事件
 被害者のA氏及び夫人Bさん同行のもと、事件現場の検証を行った。
 昭和54年(1979)5月5日 、A氏はBさんを乗せて自家用車(緑のスカイライン)で能登への旅行に向かった。午後8時頃、国道160号線の富山県氷見市姿のあたりでAさんは白いスカイラインが尾行しているのに気づく。速度を落とすと白いスカイラインも速度を落とし、速めれば向こうも速めた。今で言う煽り運転のような感じだった。気持ち悪くなり一旦停車して車をやり過ごした。そして走り出すと数百メートル走ったところでスカイラインが道を塞ぐように止まっていた。
 白いスカイラインが止まっていたところの5~10メートル前でAさんは車を止めた。すると白いスカイラインの運転席から160センチもないくらいの小柄な男が作業服のような地味な服装、サンダル履きで下りてきて、窓越しに日本語ではない言葉*1で話しかけてきた。
 運転席の窓を10センチくらい開けたところその隙間からストレートパンチを食らわせてきた。殴られた直後から大量に出血したが一瞬のことだったので助手席に座っていたBさんもA氏が殴られたことには気づかなかった。A氏は一瞬意識を失ったが、男がドアを開けようとする音で気がついた。すると男は喉を握ってきた。

 どう見ても北朝鮮拉致というよりはたちの悪いただのごろつきですね。拉致が目的なら「煽り運転」などというあからさまに不気味な接近(?)の仕方はしないでしょう。

 途中引き離したとき前方右に入口の開いた建設会社の倉庫らしきものが見えたので車を突っ込んで隠れてやり過ごした。

 前も書きましたがこんな倉庫に入ったら、「倉庫に入ったこと」を気づかれたらかえって逃げ場がなくなるでしょうに。事実なら随分とリスキーなことをしたもんです。

 「途中また車が待ち伏せしているとは思いませんでしたか」との質問にAさんは「思いました。それで鉄パイプを積んだまま走り、いざとなったらこれで闘うつもりでした」と答えた。

 意味が分からないですね。「カップルの目指す目的地が分からないだろう」にどうやって待ち伏せするのか。幹線(国道160号線)を走るから、もしかしたら待ち伏せされると言うことか。
 というか幹線(国道160号線)を走ったら待ち伏せされる危険があると考え、待ち伏せされないように「幹線をあえて外して脇道に入る」のならわかりますが、鉄パイプで戦おうとは無謀にもほどがあります。

(1)荒谷敏生さん
●失踪の状況:
 「アメリカに行きたい」等と言っていた。また米国かブラジルに移住した日本人の本を読んで感動し手紙を出したことがある。

 やれやれですね。それが事実なら自発的失踪の可能性だって十分あるでしょう。

 特定失踪者で就職・転職など「人生の転機」とも言える時期に失踪するケースが少なくない。その状況を知った固定スパイがよりましな転職先・就職先をちらつかせることによって誘引したと考えられ

 やれやれですね。何を根拠に「ましな転職先をちらつかせ」云々というのか。勿論何の根拠もないわけです。

*1:もちろん本当に「外国語か」わかりませんし、仮に外国語だとしてもこれだけでは「ただのごろつき外国人」の可能性が当然あります。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/19分:高世仁の巻)

安田純平さん 旅券発給を拒否される - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 お上に逆らいそうなやつは徹底して排除するという現政権の体質がここにも表れている。

 是非はともかく安田氏の件について言えばそういう話ではないでしょう。
 「安田氏が安倍にたてついているから(高世が以前ブログ記事スガvs望月記者で盛り上がる会見 - 高世仁の「諸悪莫作」日記などで紹介した東京新聞の望月記者や、安倍リークで読売新聞に「出会い系バー通いガー」をやられた「加計告発」前川氏などと違い、そもそも、たてついていないと思いますが)」ではなく「また海外で人質になられたらいやだから」でしょう。
 もちろん「だから旅券拒否していい」わけではありませんが、事実はきちんと認識しないといけない。
 まあ高世の場合、「本気でそう思ってる」のではなく「そう公言してる安田氏」へのこびへつらいでしょうが。
 むしろ「お上に逆らいそうなやつは徹底して排除するという現政権の体質」を「海外出国」をネタに言うなら「アントニオ猪木氏の訪朝に否定的だったこと」「朝鮮総連幹部の訪朝を事実上禁止していること」「北朝鮮から持ち帰ったお土産を後に返却したとは言え一時没収したこと」のほうがよほど該当するでしょう。
 まあ北朝鮮関係では安倍批判は何一つせず、むしろその嫌北朝鮮行為を容認するのが「反北朝鮮ウヨ」の高世ですが。
 あるいは最近で言えば「韓国への不当な嫌がらせ」が「お上に逆らいそうなやつは徹底して排除するという現政権の体質」でしょう。

 お上に逆らいそうなやつは徹底して排除するという現政権の体質

云々という文で「そうした行為の典型であり、かつ最近実行された」安倍の嫌韓国行為について

 京都アニメーションの火災は、33人死亡(18日深夜段階)という大惨事となった。日本を代表するアニメ制作会社で、テレビ業界ではその仕事の質が非常に高く評価されていた。犠牲になった方々のご冥福をお祈りします。

程度の短い文章ですら高世が触れないとはどういうことなのか(他の記事でも高世は触れてなかったと思います)。高世が「あの類の嫌韓国行為を容認する連中」とズブズブだからなのか。高世にはいつもながら心底呆れます。

 選挙戦での安倍首相の汚い手法は目に余る。
 「立憲民主党」の党名を「民主党」と間違えるのだが、ついうっかりではなく、意図的なネガティブキャンペーンでやっている。

 まあ、こんなんを支持するのは「安倍信者」だけでしょう。かえって立民への同情を招くんじゃないか。
 「安倍」を「阿部」「安部」と俺のような一般人が書き間違えるのとはわけが違いますからね。「悪意でやってる」のはモロバレだし、それを支持するのは「よほどの安倍自民信者かよほどのアンチ立民」だけでしょう。

参考

政府:没収の北朝鮮土産を返還 神戸朝鮮学校生徒に - 毎日新聞
 北朝鮮を訪問した神戸朝鮮高級学校(神戸市)の生徒が帰国時に関西国際空港で土産を税関に没収され、日本政府が先週、大半を生徒側に返還していたことが分かった。関係者が17日、明らかにした。没収は北朝鮮への独自制裁に基づく措置。使用中の私物などを除いて全ての物品が対象になると定めており、返却は異例の対応だ。北朝鮮側の反発を踏まえ、日朝対話を意識する日本側が配慮を示した可能性がある。

2018年7月3日のブログ記事一覧-アリの一言
 修学旅行で祖国・朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)を訪れていた神戸朝鮮学校高級部3年生が持ち帰った土産品を、関西国際空港の税関が不当に押収する事件が6月28日起こりました。
 これはたんに生徒たちに対する人権侵害にとどまらず、朝鮮学校に対する民族差別、朝鮮に対する日本の差別・敵視政策を象徴的に示すもので、絶対に見過ごすことはできません。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/18分:荒木和博の巻)

共通の学校【調査会NEWS3030】(R01.7.18): 荒木和博BLOG
 特定失踪者の中に同じ学校の卒業生がいたところで「年齢が約10歳も違い(当然、入学、在学、卒業の時期も約10年違う)」、「失踪時期も約10年違い」、共通の知人もいないというのではただの偶然でしょう。
 いや仮に百歩譲って「そこに何らかの必然があった」としても「その必然が明らかにできない」のでは何の意味もありません。
 勿論その必然が「北朝鮮工作員」と関係ある、つまりこの失踪が北朝鮮拉致だという根拠はどこにもないわけです。

中には失踪者の家族同士の何気ない会話の中で「あら、その人知ってる」ということだってあります。

 それ単に「世間は狭い」てだけでしょう。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/18日分:高英起の巻)

金正恩がナイショで乗っていた「密輸レクサス」と危ない話(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース
 正直こういう記事を読むと「制裁など意味があるのか」と思いますね。むしろ太陽政策を進めるべきじゃないか。

 調達はロシアの会社を通じて行われたとされ、日本車の内訳は高級車ブランド「レクサス」を含むトヨタ車が211台、日産が43台、三菱自動車が2台となっている。

 「レクサスを含む」ですから大半は日本でいう大衆車でしょう。高級車を211台も輸入するとは思えませんので(勿論北朝鮮では日本の大衆車でも車自体が贅沢品でしょうが)。
 どうでもいい話ですが、「トヨタ、日産」に次ぐ大手「ホンダ」が出てこないのは、購入してないからなのか、はたまた「ロシアの会社」とは別ルートで購入してるのか。

 韓国の情報機関・国家情報院は2017年6月、金正恩氏が米韓による襲撃を恐れて自身の専用車であるベンツを使わず、部下に贈ったレクサスに乗って移動していると国会情報委員会の委員らに報告している。

 「米韓の襲撃」云々が事実なら「米朝交渉も多難」とは思います。北朝鮮が本心では全く米国を信用していないと言うことですから。「2017年6月以降」そうした「米韓への不信」が変わったのなら嬉しいですが。

 こうした北朝鮮のぜいたく品調達の実態は、具体的な事実が明らかになる度に(ボーガス注:話題性もあって、制裁のわかりやすい抜け穴として)メディアの注目を集める。しかし、これはそれほどの大事なのだろうか。
 考えても見てほしい。仮に、北朝鮮に大量の高級時計が輸出されたとして、それで周辺国への軍事的脅威が増したり、北朝鮮の国力が強まったりするのだろうか。金正恩氏が、たとえ最高級スポーツカーを100台揃えてみても、それで米韓連合軍に対抗できるわけではないのだ。
 そして、金正恩氏がぜいたく品に金を使うほどに、北朝鮮は貴重な外貨を失って制裁への抵抗力を弱める結果につながるのである。

 苦しい言い訳ですね。本気で高がそう思うのなら彼は安保理制裁でアレ、日本の独自制裁でアレ、「軍事的緊張を高める軍事物資以外は制裁対象から外していい」「むしろ贅沢品なんか外してかまわない。北朝鮮トヨタ車を100台買いたいなら勝手に買わせればいい」「贅沢品輸入規制のための監視をその分、軍事物資輸入規制に回せる」というべきでしょうが、そうは言わないわけです。
 結局、アンチ北朝鮮分子として「北朝鮮が贅沢品輸入しようが痛くもかゆくもねえんだよ、制裁は間違ってない」といいたいだけでしょう。

 それよりも、よほど「危ない話」はほかにある。北朝鮮は5月、2回にわたり「戦術誘導兵器」の発射訓練を行った。この兵器の正体は短距離弾道ミサイルで、外観も飛行特性もロシア製弾道ミサイル「イスカンデル」と酷似しているとされる。

 それが事実として「ロシアミサイルのコピー」なんでしょうね(高が言うほどこのミサイル開発が「危ないかどうか」はともかく。当たり前ですが、北朝鮮の国力を考えれば彼らから開戦することはまずあり得ません)。
 つまりはロシアは北朝鮮を支援してるわけです(ロシアからの技術協力なしにはコピーは困難でしょう。ロシアの技術者が協力するほど深入りしてるかはどうかはともかく、少なくともミサイルがロシアから北朝鮮に提供されたことは確かでしょう)。少なくともロシアは北朝鮮体制打倒論にはたっていない。
 それで北朝鮮が打倒できるのか。今更言うまでもないでしょう。中国も北朝鮮を支援していますし。
 そこで「中露ごと打倒する」つうのは現実的ではない。
 なお「イスカンデル発射実験」は
1)「北朝鮮は外交交渉を希望している」が米日韓の態度によっては、いざとなったら軍事的対応もあり得る、軍事的対応を完全に捨てたわけではないと言うアピール(ただし長距離ではなく、短距離ミサイルにとどめ、米日韓の必要以上の反発をかわない)
2)ロシア製ミサイルのコピーということで「ロシアとの友好」をアピール
でしょうね。
 たぶん事前にロシアにもある程度、話はしてるんじゃないか。
 ロシアの同意もなしに「ロシアミサイルのコピー」を発射したらロシアから「ウチが米国から非難されるじゃないか!」と抗議されかねませんからね。
 とにかく北朝鮮は彼らなりに計算してるわけで、無神経にミサイル発射してるわけではないでしょう。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/17日分:高英起の巻)

金正恩「外交官4人を銃殺」情報の深層(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース

 韓国の情報機関、国家情報院(国情院)の徐薫(ソ・フン)委員長*1は16日の国会情報委員会全体会議で、2月の米朝首脳会談決裂の責任を問われ処刑されたとの説が出ていた北朝鮮国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表について、「生きているものと見ている」との認識を示した。

 つまりは朝鮮日報などウヨメディアの北朝鮮ネガキャン情報ほど当てにならないもんはないということです。

 こうした誤りが起きる第一の理由は、金正恩氏があまりに頻繁に公開処刑を行ってきたため、北朝鮮ウォッチャーやメディア関係者*2の間である種の先入観が働いてしまうからかもしれない。

 吹き出しました。酷い詭弁ですね。
 もちろん「こうした誤りが起きる第一の理由」は朝鮮日報などウヨメディアが飛ばし記事を書いても何ら反省しないからでしょう。反省しないから何度でも飛ばし記事を書く。
 ろくに裏取りもしないで飛ばし記事を書く行為が許されるわけもないでしょう。そもそも「頻繁に公開処刑を行ってきた」と言う事実自体が「本当か怪しい」ですし。

 よく「謎の国」と形容される北朝鮮だが、彼らはそれを武器に、関係各国に対し巧みな情報戦・心理戦を行っているということも、決して忘れてはならない。

 朝鮮日報や高英起が飛ばし記事を書くのはそういう話じゃないでしょうに。大体何のために北朝鮮飛ばし記事を書かせるのか。
 つうか「北朝鮮の巧みな情報戦・心理戦」で飛ばし記事を「書かされた」のならそれこそ「アンチ北朝鮮活動家」として「恥ずかしいこと」でしょうに。
 それとも「飛ばし記事を書いたのは俺のせいじゃない。北朝鮮が秘密主義だから悪い」という居直りか。

*1:原文のまま。つまらない話ですが「院長」じゃないんですかね。

*2:正確には「アンチ北朝鮮なら何でも飛びつく、右翼系のメディアや自称・北朝鮮ウオッチャー」ですね。別に北朝鮮シンパや「シンパではないにせよ太陽政策支持者」でなくても「北朝鮮に批判的なウヨ」でもある程度常識があればそうそう怪しい情報には飛びつかないでしょう。