「珍右翼が巣くう会」に突っ込む・番外編(4/21分:常岡浩介と黒井文太郎と桜木武史の巻)ほか韓国・北朝鮮最新ニュース(追記・訂正あり)(追記・訂正あり)

 常岡ら以外にもロシアネタ、シリアネタ、北朝鮮・韓国ネタなど書いています。
■産経『安倍晋三首相、26日にプーチン露大統領と首脳会談 25日には日露経済で講演』
https://www.sankei.com/politics/news/180522/plt1805220059-n1.html
 まああってどんな成果がでるのかという事ですね。
 少なくとも「北方領土返還」という意味では今のところ成果はありません。まあ「日本企業のロシア進出が成果だ」つうなら話は別ですが、ウヨ支持層の手前、本心はともかく建前ではそうはいえないでしょう。


毎日新聞『シリア:政権軍が首都掌握 「IS残存勢力を掃討」』
https://mainichi.jp/articles/20180522/k00/00e/030/224000c
時事通信『首都と近郊、完全掌握=アサド政権が宣言−シリア』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018052101151&g=int
日経新聞『シリア政権軍、首都掌握 IS撤退で7年ぶり』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30789030R20C18A5910M00/
 ということでシリア情勢で大きな動きがあったようなので紹介しておきます。今のところ、黒井、常岡、桜木は特にコメントしていないようです。


■2018年は「日本におけるロシア年」って知っていましたか
https://www.huffingtonpost.jp/nissei-kisokenkyujyo/russia-japan_a_23331449/
 知らなかったのでここで簡単に宣伝しておきます。


NHK『安倍首相「日ロ首脳会談 共同経済活動や元島民墓参で前進を」』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180521/k10011446851000.html
 こうした安倍に対し「ロシアに甘い」「やらずぼったくりになる」と「北朝鮮との交渉に否定的な巣くう会」のようなことを言う「アンチロシア」「アンチプーチン」のいつもの常岡ですがそれはさておき。
 安倍もこういうことを言ってロシア支援に乗り出すのならそれこそ

日朝首脳会談、共同経済活動(とのバーターで)拉致問題や(終戦時に日本に戻れず、北朝鮮で死去した日本人の)墓参などで前進を

だと思うんですけどねえ。ロシアと北朝鮮に対する扱いの違いがマジで謎です。


朝日新聞『「ロシア人は必ず約束守る」 安倍首相、会談前の取材に』
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13503641.html

 「ロシア人は友好と誠実さを大切にし、必ず約束を守る」。
 安倍晋三首相は19日に放映されたロシア国営テレビのインタビューで父の晋太郎*1元外相の言葉を紹介するなどし、ロシアをしきりに持ち上げた。

 常岡や黒井が「プーチンには米国大統領選挙介入疑惑(いわゆるトランプロシアゲート)やリトビネンコ暗殺疑惑があるのに?。どこが誠実なの?」などと安倍をこき下ろしていたので気づきました。
 まあ安倍だって訪露したのにプーチンに悪口雑言もできないでしょうが、やはり持ち上げすぎじゃないですかね?

 朝鮮半島問題などでのロシアの役割についても、「とても重要だ。いつもG7(主要7カ国首脳会議)などで話している」と述べた。

 まあ正直ロシアを無視した北朝鮮問題の解決はないでしょうね(これは中国も同じですが)。
 これはあくまでも「事実の問題」であってプーチン政権や習政権をどう評価するかとは全く関係ない話です。一党独裁で問題だとか(中国)、長期政権で問題、あるいはリトビネンコ暗殺疑惑などで問題だ(ロシア)とかそういうことはある意味関係ないわけです。


■産経『恵谷治氏*2が死去 世界の紛争地帯を取材 雑誌に記事発表したばかり』
https://www.sankei.com/life/news/180521/lif1805210031-n1.html
 黒井文太郎や島田洋一のツイートを見ていたら「ご冥福をお祈りしたい」云々とツイートしてたので気づきました。2018年5/20に膵臓ガンで死去だそうです。69歳というのは今の時代早死にでしょう。
 まあid:Bill_McCrearyさん記事『すい臓がんというのは危険な病だとあらためて思った』
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/7749e57e5c7955ef90fb305d50e37581
が指摘してるように恵谷の死亡原因・膵臓ガンは「千代の富士も61歳で死去」してる怖い病気です。
 まあ俺は「黒井や島田のような恵谷のウヨ仲間」とは違い、恵谷に対しては「死もまた社会奉仕(元老・山県有朋*3死去時に山県批判派の一人・石橋湛山*4が述べたとされる言葉)」ですね。
 むしろ、id:Bill_McCrearyさん記事『20年前の、対北朝鮮強硬派の考えや意見を再度ご紹介(なにが「常識人の常識」だか)』
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/57c7c7f7e0e4545d73bbd5d0f0767c5d
によれば

2:北朝鮮という国はいつまでもつか
恵谷治:21世紀初頭まで。

といっていた恵谷が「北朝鮮が崩壊する前に自分が死去してしまったこと」を「だせえ、大笑いだな」と嗤います。
 まあ北朝鮮が崩壊する前に死んだのは恵谷だけでなく

玉城素:中国保護下に15年ほど。

という玉城素なんかも
高世仁の「諸悪莫作」日記『玉城素さんを偲ぶ会』
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20081101
つうことで既に死んでるわけですが(再度、大笑い)。
 「まんじゅうの次はお茶が怖い」ではありませんが、恵谷の次に荒木だの島田だのが「千の風になってくれれば」こんなにうれしいこともないですね(皮肉のつもり)
 しかし恵谷といえば例のウヨマンガ『空母いぶき』の監修者だそうですが、どうなるんですかね。監修なしになるのか、はたまた別のウヨが監修者になるのか。

【追記】
 恵谷の死は高世仁
惠谷治さん逝く
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180521
として取り上げていますね。
 高世記事については
■「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/30分:高世仁の巻)&北朝鮮最新ニュースその他色々(追記・訂正あり)
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20180430/5064208022
で触れることにします。


■産経『久子さま、戦後初のロシアご訪問へ サッカーW杯ご観戦』
https://www.sankei.com/life/news/180518/lif1805180034-n1.html
日本テレビ『久子さまW杯で訪露へ…皇族として戦後初』
http://www.news24.jp/articles/2018/05/18/07393395.html

https://www.sankei.com/life/news/180518/lif1805180034-n1.html
 宮内庁は18日、高円宮妃久子さまが日本サッカー協会名誉総裁としてサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本代表戦観戦などのため、6月18〜26日の日程でロシアを訪問されると発表した。皇族方のロシアご訪問は戦後初めて。

http://www.news24.jp/articles/2018/05/18/07393395.html
 日本の皇族によるロシア訪問は戦後初めてで、1916年以来102年ぶり。

だそうで、戦前は「1917年のロシア革命前」の「1916年にある」ようです。
 ググったところ「詳しいことはよくわかりませんが」、「閑院宮載仁*5親王のロシア訪問」のようです。

参考

https://jp.sputniknews.com/opinion/201701033207486/
■産経『日本初公演から100年、マリインスキー劇場で展示』
 ロシア・サンクトペテルブルクマリインスキー劇場で15日、日露間の文化交流の礎となった同劇場のバレエ団による日本初公演100周年を記念し、当時の写真や新聞記事、日本の観客からのファンレターなど、約50点を集めた展示会が開幕した。
 芸術監督を務める指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏は式典で「芸術家は政治家や外交官ができないことも成し遂げられる」と述べた。
 100年前に派遣されたダンサーはわずか3人。1916年6月16〜18日に東京の帝国劇場で、ロシアのバレエ団として初めて日本公演を行い、「白鳥の湖」などで観客を魅了した。
 また、同年9月にサンクトペテルブルクを訪れた閑院宮載仁親王らを前に、同劇場バレエ団が公演した際には、山田耕筰の曲に合わせ、日本風の踊りが披露された。その楽譜も展示された。(共同)

 それはともかく「皇族ロシア訪問戦後初」て、やはり「反共(旧ソ連時代)」「北方領土」「シベリア抑留」とかそういうことでしょうか。
 そしてこの初訪問はやはり最近の「安倍ロシア外交の反映」なのか。


毎日新聞『本当のロシア伝えたい アリョーナ・ブズドゥガンさん /北海道』
https://mainichi.jp/articles/20180520/ddl/k01/070/139000c

「ロシア出身」と言うと、冷ややかな反応をされ悲しい思いもした。暗いイメージを持たれており「本当のロシアはもっと多様だと伝えたい」と思うように。

 北方領土とかシベリア抑留とか「最近だとリトビネンコ暗殺疑惑」とかでしょうか。
 ただし、そうした「政治的方面」は嘘ではないにせよロシアの一面に過ぎません。
 イタリアを「ベルルスコーニが首相だったダメ国家」、韓国を「朴クネが大統領だった(以下略)」、日本を「安倍が首相である(以下略)」、米国を「トランプが大統領である(以下略)」というようなもんで、「嘘ではない」ものの当事者からすればそれだけで話をされるのは相当に抵抗があるでしょう。つうか日本人として俺は「安倍だけで日本に否定的な話をされる」のは「嘘ではないが一面的すぎる」つう思い、抵抗感がありますね。


毎日新聞『日露経済協力:提案2年 思惑違いも 4割が実現方向』
https://mainichi.jp/articles/20180502/ddm/007/020/127000c

 現地に進出した日本企業からは、ビジネス環境が整備されていないとの不満が出ている。経団連日本ロシア経済委員会の朝田照男*6委員長(丸紅会長)は4月27日のモスクワの会合で、極東の経済特区でインフラが整備されていないなどの問題点を指摘。「日露双方で英知を絞り早急に解決を図る必要がある」と強調した。

 つまりは安倍の対ロシア外交は「北方領土問題解決のため」というより「ロシアビジネスを希望する日本財界のため」なのでしょう。
 その意味では常岡や黒井が「ロシアを支援しても北方領土は返ってこない」といっても安倍的には「それがどうした!」でしょう。


■常岡*7、黒井*8、桜木*9らのツィートに突っ込む

黒井文太郎
 「単なる駆け引きだから、問題なし」なわけではないです。
北朝鮮アメリカも互いに一歩も引かない姿勢を示したわけですから、和解の可能性は低下しています

 アンチ北朝鮮の黒井的には「そういうことにしたい」のでしょうが、もちろん米朝間で何が話し合われたのかなど細かいことが解らなければそんなことは解りません。現時点ではなんとも評価は難しいでしょう。

黒井文太郎
 安倍政権批判にシリア問題を都合よく使うのはやめてほしいな。
 自民党政権なんて、日本国民の多数派がアンチになれば選挙で確実に終わらせられます。

 黒井ツイートが意味不明すぎて頭痛がしてきます。
 「安倍政権批判にシリア問題を都合よく使う」つうのは具体的にどういう意味なのか。
 誰のどういう言説が具体的にどう問題だと思うのか。
 言ってる意味がさっぱりわからないので次の文「自民党政権なんて、日本国民の多数派がアンチになれば選挙で確実に終わらせられます*10」とのつながりがさっぱりわかりません。
 もしかして「シリアのアサドみたいな独裁だね、安倍は」つうコメント(いや実際どんなコメントがあったのか、黒井がまともに説明しないのでさっぱり解りませんが)に対して文句言ってるのか?
 いやいや「安倍やトランプはアサドのように独裁的だ」つう指摘に対して「選挙がある」だのいう黒井の方が変でしょう。「アサドみたいな独裁」つう人間にしても「アサドと安倍やトランプと全く同じ」と思ってるわけもないし。
 というよりはウヨの黒井のことだから「選挙で選ばれた安倍さんに文句言うな」程度の安倍信者らしいもっとくだらない話かもしれませんが。

黒井文太郎
 北朝鮮に核爆弾が存在するかぎり、北朝鮮から日本への核脅威は存在し続けるのはあたりまえのことですね

 北朝鮮が現実問題、日本に向かって核が打ち込めるわけがないでしょう。
 そしてその黒井の理屈だと「北朝鮮」を「米国、英国、フランス、中国、ロシア、インド、パキスタンイスラエル」などといった「他の核保有国」に書き換えた場合にも「形式論理上はそうした話が成り立つ」んですが。黒井は「米国に核爆弾が存在するかぎり、米国から日本への核脅威は存在し続ける」とかいうのか(まあ米国の部分は英国でもフランスでも何でもいいですが。アンチ中国、ロシアの黒井だと中国やロシアの核脅威は認めるのかな?。まあ米英仏については黒井はそうした脅威は認めないでしょうねえ)。
 「政治的にそんなことはありえない」つうんでしょうがそれなら北朝鮮だって話は同じです。
 つうか北朝鮮側からすれば「お前らと俺とでは国力が全然違うのに核兵器持っただけで脅威扱いか!」「核の脅威つうなら俺の方だって米国の核の脅威があるわ!」といいたいところでしょう。

黒井文太郎
 日本の国益の為にも、世界の安全保障の為にも、国家安全保障局上層部の人事の刷新を提言します
NHKニュース『安倍首相が来週ロシア訪問へ プーチン*11大統領と首脳会談』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180518/k10011443681000.html

 安倍信者にありがちな「日本政府のロシア外交は問題があるが、安倍総理も河野外相も悪くない。官僚が悪い」つう詭弁です。事務方の協議ならともかく「安倍・プーチン首脳会談」で「官僚ガー」とは黒井も呆れたバカです。安倍が官僚のロボットだとでも言うのか(もちろん、その場合でも安倍には「無能政治家が官僚のロボットとして動く責任」が存在しますし、そんな無能政治家は即刻退陣すべきですが)。
 しかも「官僚が悪い」としながらも「国家安全保障局上層部の人事刷新」となぜかぼかす。
 「お前なんで、国家安全保障局長の谷内正太郎(元外務事務次官)を更迭しろとかはっきり具体的にものが言えないの?。何びびってるの?」て話です。
 「繰り返しますが」黒井て男も本当にどうしようもないバカですね。

常岡浩介がリツイート
とみ@tomi_chan55
 中国はタテマエでは各民族の言語、宗教、文化の独自性を尊重し“民族区域自治”を認めているが、そのタテマエすら完全に形骸化している。新疆では日常生活全てが監視対象。もはや文革の暗黒時代とそう変わらないのではないか。唯一の違いは観光資源となる文物や風俗習慣は保護されるくらいか。

 文革時代とはさすがに違うでしょうねえ。まあ常岡と類友

アパルトヘイト時代南ア
・戦前日本の朝鮮植民地支配
イスラエルパレスチナ抑圧
ミャンマーロヒンギャ抑圧

などを「文革と一緒」というなら話は別でしょうが。まあそれはともかく批判する場合は「文革云々」という馬鹿げた物言いは辞めてほしいもんです。

常岡浩介がリツイート
とみ@tomi_chan55
 それロシアの揺さぶりだって…

Koji
@kwave526
白井聡*12
「一昨年、ロシアのプーチン大統領が、インタビューで痛烈なことを語っていました。
「日本は日米同盟に縛られている。それはわかるが、独立国家でありたいという気持ちを少しでももっているのかね。どうやらもってないみたいだけど、そういう国とは(ボーガス注:北方領土問題について)真面目な話はできない」
■ダイヤモンドオンライン『日本は"天皇の上"にアメリカを戴いている』
http://blogos.com/outline/296823/

 アンチロシアの「常岡と類友」らしいですが「揺さぶりかどうかはともかく(まあ確かに揺さぶりではあるのでしょうが)」、

・日本は米国べったりだが、仮に北方領土をロシアが日本に返したとして、島に在日米軍は置かないと確約できるのか?。確約できないなら返還の話なんかできない(ロシアのプーチン

という話に「揺さぶり」云々とだけ言ってなんか意味があるのかという話です。
 そこは主張すべきは
選択肢1)日本政府ははっきりと「置かない」と確約すべきだ
選択肢2)「置かない」と確約することはたとえ島の返還が難しくなってもすべきでない
のどっちかしかないでしょう。
 「米軍を置かないと確約してもプーチンの態度は全く変わらない」と議論の余地なく確実に証明できない限り*13、「揺さぶり」といっても「選択肢2)を正当化するためのポジショントーク」でしかないでしょう。
 しかし、まあ1)とも2)とも言わない「常岡と類友」はプーチンに悪口できればそれでいいんでしょう。
 なお、白井氏にせよKoji氏にせよ「在日米軍北方領土に置かないと言えば島が返ってくる」と思ってるわけでは必ずしもないでしょう。
 「島返還拒絶の口実に在日米軍が使われる現状」について「なぜ置かないと確約できないのか」「そもそも在日米軍に存在意義はあるのか」と問題提起しているわけです。

常岡浩介
 発達障害?:
西日本新聞『遅刻魔プーチン氏の素顔は』
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/reading_oblique/article/415897/

 西谷氏への酷い誹謗などを見るに常岡の方が何かの精神障害ではないか、病院に通院したらどうかと言いたくなりますがそれはさておき。
 まあ「とにかくプーチンをけなしたいらしい」常岡らしいアホツイートですね。
 まず第1に西日本記事には「発達障害」なんてことは何一つ書いてありません。プーチンの遅刻癖について

宮本武蔵の巌流島遅刻伝説*14的な精神戦術」と「ガチの遅刻説」の二つがあるが今のところ、定説はない

としか書いてません。
 第二にですが、ガチの遅刻だとしてもそれを何の根拠もなく「発達障害」呼ばわりすることは、プーチンにも失礼ですし、「発達障害への偏見を助長しかねない」という意味で発達障害の方にも失礼です。

常岡浩介がリツイート
水谷尚子*15
 どこの「調査部門」に所属してんだと疑いたくなる、気持ちの悪いフォロアーが時々いる。特徴として、①適当なリツイートをして装っている。義務的にやってるので呟き数は少ない、②フォロアーが極少か0なのに、フォロー数はそこそこ多い、③チベットウイグル、中国民主化、各国新聞関連を一気にフォロー

 むしろ水谷女史の根拠もない妄想と、それを支持してるらしい常岡の方が気持ち悪いんですが。
 全て「中にはそういう人もいるよねえ」ですむ話です。
 リツイートする場合は常にコメントしないといけないのか、フォロー数が多いのにフォロワーが少ないとおかしいのか、全てそんなことはないでしょうに。

黒井文太郎
まあ推測ですけど、北朝鮮側が中国にヘルプを要請かなあ。
アメリカの要求のはぐらかし方とか、制裁骨抜きの擦り合わせとか

 現時点では「再度の中朝会談」の内容について評価できる内容は何も発表されてないでしょうに、勝手な憶測をしたあげく、それが中朝へのネガキャン。全く「自称・フリーライター」の「右翼活動家」黒井もわかりやすい男です(苦笑)。

黒井文太郎
 科研費の話題がTLに流れてて、まあ自分には全く縁のない世界の話だし、有意義に使われるのなら全然いいと思うのだけど、たまたま目にした科研費プロジェクトが、アサド政権の下部組織にカネ渡してどう見ても無意味な「世論調査」をシリアでやるという無駄金だったので、なんとも

 ウヨの黒井らしいツイートで吹き出しました。黒井としては「科研費文科省の学術研究の補助金)についての杉田議員の山口二郎氏へのいいがかりはおかしい」「山口氏の研究への不当介入ではないのか」などという気はまるでないくせに「青山弘之氏(なんでしょうね?)への悪口雑言」をする意思はなぜかあるわけです。かつこれは青山氏への非難にとどまらず、「山口氏への当てこすり」「杉田への応援」と評価されても文句は言えないでしょう。いや実際そうなのかもしれませんが。

黒井文太郎がリツイート
モーリー・ロバートソン
‏■「ガラパゴス」ぶり突出、野党が驚愕の17連休“世界の恥” 政治学・岩井教授「先進国で審議を放棄するケースまずない」
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180430/soc1804300003-n1.html
「米国は、国益を守るために安全保障を重要視し、与野党が異なる立場で真剣に議論を戦わせる。『反対のための反対*16』に固執する日本の野党とは大違いだ」

 まあモーリーや黒井、岩井某氏の立ち位置(自民万歳、野党非難)が良く解るツイートです。
 小生は審議拒否戦術を必ずしも支持しません*17
1)自民党(細川、羽田政権や民主党政権など、自民・野党時代)も審議拒否することは過去にあったのに全く触れない
2)拒否理由としている麻生辞任論(公文書改竄を含む森友疑惑&セクハラ問題)について「麻生氏は辞任すべきだ」「辞任の必要はないが彼は自らの問題発言(セクハラ問題での「はめられた」発言など)について明確に謝罪すべきだ」などの意見をなんとも言わないあたり、完全に彼らの主張はゆがんでますね。
「とにかく自民党を万歳したい、野党をけなしたい」という腐った神経がモロバレです。

黒井文太郎
‏「金日成と正日には勇気がなかった」と言ってるようなものにはならんの?
朝日新聞社金正恩氏は「命をかけて1人で南側へ」 神格化に利用か』
https://www.asahi.com/articles/ASL4V3HKRL4VUHBI019.html

 「北朝鮮メディアの自画自賛」にではなく、「アンチ北朝鮮活動家(自称フリーライター)・黒井の悪口」に吹き出しました。そういう悪口して何か意味あるんですかね?。
 とにかく「北朝鮮国家元首の韓国訪問」は過去に前例がないし、まあ、ありえないでしょうが「暗殺の危険がゼロではない」し、こうした北朝鮮側の自慢もそれなりの理由はあります。全くのふかしというわけでもない。
 しかし朝日の言う「北朝鮮関係筋」てのは何なのか?。南北交渉に従事してる韓国政府外交関係者ですかね?

黒井文太郎
文在寅*18大統領
北朝鮮は完全な非核化への意思を表明している」
「在韓米軍の撤退など、米国が受け入れられない条件は付けていない。北朝鮮が求めているのは、北朝鮮に対する敵視政策の終了と安全の保証だ」
文在寅大統領の言葉が事実なら、北朝鮮は「アメリカの軍事的脅威の除去」という条件を取り下げ、ほぼ一方的に降参したことに。もういっきに話がつくでしょう

 いやいや「敵視政策の終了」が「朝鮮戦争正式終戦米朝、南北国交樹立」を意味するなら「在韓米軍撤退要求」がなくても黒井が言う程「一方的に降参」「一気に話がつく」といえるかどうか。

常岡浩介
 東京外語大・黒木教授のトンデモ解説。化学兵器は反体制派がぁゃしぃし、アサドとプーチンの虐殺には一文字も触れず、米国の問題点だけ。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/268356.html

 まあ「常岡らしいな」ですね(苦笑)。
 黒木氏は「反体制派の可能性も全否定は現時点ではできないのではないか」としてるだけで「反体制派がぁゃしぃ」とまでは言っていません。黒木氏は「アサドの犯行の可能性を否定してはいない」。
 常岡が「疑う余地なくアサドの犯行に決まってる」と思い、「誰の犯行か不明」と見なす黒木氏を批判するのは奴の自由ですが、いい加減、相手が言ってもいないことを言ったことにするのは辞めたらどうなんですかね。それで西谷氏に訴訟で敗北したのが常岡なんですが。懲りない男です。
 常岡の言う「黒木氏の指摘するアメリカの問題点」というのは「マチス国防長官は今回の攻撃に消極的だったと言われており、トランプ政権は落としどころを考えた、十分な検討をしてないのではないか」という話です。
 そうした黒木氏の指摘に何か問題があるのか。そういう文脈ですので黒木氏は別に「米国が残虐だ」と言う話はしていませんし、当然ながらそういう文脈で「ロシアやアサドが非道」つう話は出てこないでしょう。
 また、「米国の攻撃はアサドの化学兵器口実のみを理由としている」のでそうした文脈において「アサドの化学兵器攻撃が事実でない*19なら、攻撃に正当性はないのではないか」という黒木氏の指摘は別におかしくないでしょう。そういう状況で「仮に化学兵器攻撃がなくてもアサドとロシアは非道」と言い出すのはそれこそ話のすり替えではないのか。

常岡浩介がリツイート
永山薫*20@マンガ論争編集部
‏ テレ朝が次官に抗議もせず、報道もせず、握り潰した。これこそが「二次被害」であって、どの口から「二次被害から守るため」なんてお為ごかしが言えるのかオレには理解不能ですよ。

 「はあ?」「お前はあほか(横山ホットブラザーズ風に)」ですね。まあ確かに週刊新潮にいきなり持ち込むとは思えないので、「テレ朝の上司に相談した→我慢しろという、心ない対応→新潮に持ち込む」であり、「今回の発表はともかく」、当初においては永山の言うとおりだったのでしょう。その点テレ朝は非難されても仕方ないでしょう。
 しかし今テレ朝は「過去の経緯はともかく」、「二次被害から女子社員を守る立場」に転換したわけです。
 まさか女子社員の了解も取らずに「うちの社員が週刊新潮への告発者でした」と報道ステーションで発表はしないでしょうし、まさか「我々は女子社員を支援しないが、うちの社員が告発者の一人だと公表だけはします」なんてこともないでしょう。
 もしかしたら女子社員が「テレ朝上層部にこうしたことをしてほしい、と弁護士や支援者と働きかけての今回のテレ朝の行為」かもしれない。
 であるなら「過去の経緯は批判するとしても」、『今回女子社員を守る立場に立ったことはそれなりに評価したい』つうのが普通の人間ではないのか。
 テレ朝とて常岡や永山のような「当初、内部でもみ消したんじゃないのか。だから新潮に持ち込んだんじゃないのか」という批判や「安倍政権や福田前次官からの攻撃」を覚悟した上でこういう決断をしたのでしょう。
 テレ朝にどんな恨みがあるのか知りません*21が、常岡といいこの永山という男といい本当におかしな奴らです。
 テレ朝に悪口しかしない、常岡と永山の方が俺には理解不能ですね。テレ朝女性社員にとっても常岡や永山のような存在は迷惑ではないか。

常岡浩介がリツイート
黒井文太郎
‏ ロシア軍が存在する状況で、ボルトン大統領補佐官の立場で、アサド打倒の軍事介入を主張するというのもちょっとホントかなとは思う話だけれども、もしホントだったら、ボルトンにもっともっと頑張っていただきたい。政治的解決を目指すにしても、まず米軍が乗り込まないと

 おいおいですね。どんだけ常岡や黒井って考え方が物騒なのか。

常岡浩介
 ヘイトとデマは安易に食える。フィフィの商売

 西谷氏相手にヘイトとデマをかました野郎がよくも言ったもんです。フィフィと常岡は「デマでも飛ばしでも儲かればいい」つうメンタリティは全く同じでしょう。

常岡浩介容疑者 ☪さんがリツイート
ガイチ@gaitifuji
 アサド政権がずーーーとやっている桁違いの極悪非道さと、米国が国内手続きをすっ飛ばして他国攻撃をしていることと、そしてこの軍事行動に実効性があるのかどうかということと。この三つを混同しないようにしないといけないなと、自戒を込めてメモっておく

 常岡がリツイートしていたツイートですがその3つを故意にごちゃごちゃにして「アサドが非道だから今回の攻撃OK」といい攻撃批判派を軒並みアサドシンパ呼ばわりしてるのが常岡じゃなかったんですかねえ?。
 仮に攻撃それ自体は支持する立場だとしても「国内手続きを飛ばしたから支持できない」という立場は当然あり得ます。
 なお、なぜかガイチ氏が指摘してない問題としては「国際法上合法か」という問題もあります。
 「国内手続き」を踏んだからと言って国際法上当然に合法なわけではないからです。

常岡浩介
 一水会イラクバース党の党友団体で、幹部の木村氏に至っては暗号名「イーグルワン」として雇われたバース党の日本国内工作スパイ。
 サダム・フセインが日本で運用していたスパイが、サダム亡きあと、今度はロシアのために日本をプーチンの意のままに操ろうとする工作に従事しているというのは感慨深いものがありますね

 やれやれですね。スパイ説については当の木村氏が「事実無根」と否定していますし、何か具体的な根拠があるわけでもない。
 旧社会党に対し「ソ連のスパイ」というがごとき悪口雑言と同レベルにすぎません。もちろん「ソ連に甘い」つう批判ならともかく「スパイ」呼ばわりは「反共極右でもない」常識人はしません。
 「木村のフセインびいき(あるいはプーチンびいき)は度を超えてる」という批判ならまだしもこれ、常岡が木村氏に名誉毀損で訴えられても文句は言えないでしょう。まあ、西谷氏に対する誹謗といい、常岡という男には常識が欠落してるのでしょう。フリーになってから「過激なこと言えば受ける、問題が起こっても後でなんとかなる」と勘違いしてしまったように見えます。

映画『ラッカは静かに虐殺されている』@RaqqaMovieJP
 ポレポレ東中野トーク始まりました。
 ゲストは、軍事ジャーナリストの黒井文太郎さんとジャーナリストの常岡浩介さんです。

 何でデマ屋の常岡なんぞゲストに呼びますかねえ。まあ常岡の本性が解ってないんでしょうけれども。

常岡浩介がリツイート
黒井文太郎
 こういう時に必ず出てきますよね、「トランプが国内から目を逸らせる為に攻撃した」というオレ理論。いつも思いますけど、何にも根拠となる情報がない話はどうにも

 いやー「トランプ側近の証言など根拠があればいい」ですけど別に根拠なくても「そりゃ普通に考えてそうだろ」て話でしょうよ。
 もちろん「メイ英国首相やマクロン・フランス大統領も軍事介入に参加してる」以上、「トランプの目くらまし」オンリーで説明できる話じゃないし、「トランプの攻撃動機の是非」と「アサドが毒ガス攻撃の犯人かどうか」はまた別問題ですが、「トランプの目くらまし」つう要素をむきになって否定しなくてもいいでしょうに。

桜木武史
‏ 今回の件*22に関して、アサド政権にお灸をすえる程度の効果はあったのではと思います。ただし、詳しい定義は僕には分かりませんが、長くシリア情勢を注視してきて思うことは、人道的介入*23では決してありません。シリアの人道危機は今後も続きますが、それを止める方策は放置されたままです。
 化学兵器は人道的に許せない象徴として大国は介入に乗り出しましたが、化学兵器を破壊すればシリアに平和が訪れるとは誰一人感じていないでしょう。深いところまで手を伸ばせば、火傷では済まないことを理解しているからこそ、今後も罪のない人々には耐えてもらうしかないという現実が繰り返されます。

 何が言いたいんですかね、この男。
 「シリア反体制派(反アサド派)シンパ」として米軍にアサド政権打倒目的で本格軍事介入してほしいのか。ただ、「そんなん現実問題としてできるわけねえだろ!」つう批判を恐れてか、はっきりそう言えない点は「言葉を選ばず言えば」、『ダサい姑息なゲス野郎』と思いますね。常岡と違ってツイッターの言葉遣いはそれなりに礼儀正しいですが、「本質的には常岡並みの非常識」だと俺はこの男(桜木)を理解しています。

常岡浩介がリツイート
落合洋司
 前川氏の場合、出会いバーでお金を渡して話を聞いていたこと以上の話は出なかった。感謝しているという人はいたが、被害を訴える人も出なかった。財務次官は、もろにセクハラだからな。読売辺りは、正義の記事を叩きつけるべきところだろう、前川氏のあの記事の扱いからすれば。現職の次官だし。笑

高世仁リツイート
・くおん
‏ 菅官房長官定例会見(4月13日 午前)
 東京新聞望月記者「財務事務次官のセクハラ、なぜ厳しく処分しないのか?。前川氏の出会い系バーのときには繰り返し、厳しく批判していた」

 まあ、おっしゃるとおりで「現役の次官と元次官」「明らかなセクハラと、(少なくとも今のところ表に出てるのは)ただのバー通い」では前者の方が深刻な問題ですから読売や安倍政権は財務事務次官をもっと批判すべきですね。

常岡浩介がリツイート
モーリー・ロバートソン
‏ 福田*24政権はチベットに関して本当に弱腰だったなあ。助けようよ、隣人なんだから。

 常岡やモーリーの言ってることが完全にネット右翼ですね。チベット問題を理由に中国と断交でもしてほしいんでしょうか?。まあ、「前前任者」小泉氏*25靖国参拝するわ、「前任者」安倍*26の本性はアンチ中国極右だわ、では福田氏が対中国関係に配慮せざるを得ないのは当たり前の話です。

常岡浩介がリツイート
モーリー・ロバートソン
‏ 安倍総理官房長官だった時代、チベット問題に真剣に向き合う発言をしておられたと聞いたことがあります。今こそ外交的な配慮抜きでチベットの人権問題に取り組んでいただきたい!

 常岡やモーリーが本気で安倍をそう評価してるならバカだし、仮に皮肉のつもりでも「そんな皮肉を言うより正面から、『お前、昔と今でチベット問題での態度違いすぎるやろ、安倍!』とストレートに突っ込んだ方がいいやろ?」ですね。

常岡浩介が津田大介リツイート
なにいってんだ津田さん
津田大介
迅速に理事長のコメント出た。このコメント以外にはないよな、と思う。
■日刊スポーツ『大相撲の八角理事長が女人禁制の土俵騒動でコメント』
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201804050000003.html

 「何言ってるんだ」は常岡の方でしょう。津田氏は

「土俵から降りてください」発言について、「当然謝罪するだろうとは思っていたが」、八角理事長が謝罪したことは良かった

としているだけで「謝罪したから無問題、問題は全て解決した」としているわけでは全くありません。
 もちろん「そもそも女人禁制自体適切なのか」などといった様々な議論は必要であり、この謝罪で全てが解決したわけではありません。そんなことは津田氏もいってない。
 それは津田氏がその後のツイートで

 しかし、行司のせい*27にして終わりじゃ意味はなくて、なぜそれが起きたのか。今後こういうことが起きたときにどうするのか、そもそも女性あげちゃいけないルールどうしていくつもりなのか、そのあたりまで言及してほしかった。

としていることでも明白でしょう。

*1:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)、幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*2:著書『金正日非公認情報』(1998年、徳間文庫)、『アフガン山岳戦従軍記』(2001年、小学館文庫)など

*3:陸軍卿、内務卿、第1次伊藤、黒田内閣内務相、第2次伊藤内閣司法相、首相、枢密院議長、陸軍参謀総長など歴任。元老の一人。

*4:戦前、東洋経済新報主幹。戦後政界入り。吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相などを経て首相

*5:近衛師団長、参謀総長など歴任。

*6:丸紅常務、専務、社長などを経て会長

*7:著書『ロシア・語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2011年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社

*8:著書『北朝鮮に備える軍事学』(2006年、講談社プラスアルファ新書)、『日本の情報機関』(2007年、講談社プラスアルファ新書)、『ビンラディン抹殺指令』(2011年、洋泉社新書y)、『イスラム国の正体』(2014年、ベスト新書)など

*9:著書『戦場ジャーナリストへの道:カシミールで見た「戦闘」と「報道」の真実』(2008年、彩流社)、『シリア 戦場からの声』(2016年、アルファベータブックス)

*10:もちろんこの一文に話を限れば全くその通りです。これは米国のトランプやイタリアのベルルスコーニなども同じ話です。つまりは「連中は独裁的なろくでもない政治家だが、一応これらの国は民主国家なのであり、支持者がいることが問題だ」つう話ですね。安倍なんぞが首相とは日本人として恥ずかしい限りです。

*11:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*12:著書『未完のレーニン:〈力〉の思想を読む』(2007年、講談社選書メチエ)、『永続敗戦論:戦後日本の核心』(2013年、大田出版)、『戦後政治を終わらせる:永続敗戦の、その先へ』(2016年、NHK出版新書)、『増補・「戦後」の墓碑銘』(2018年、角川ソフィア文庫)、『国体論:菊と星条旗』(2018年、集英社新書)など

*13:まあそんなことは無理でしょうが

*14:まあアレは講談話のネタに過ぎず事実ではないようですが。

*15:著書『中国を追われたウイグル人:亡命者が語る政治弾圧』(2007年、文春新書)など

*16:もちろん「反対のための反対」ではないですね。反対理由の是非はともかくそれなりの理由はあります。こういう事実に反するネガキャンは最低最悪ですね。

*17:ケースバイケース、是々非々ですね。「常にだめ」とも「常に良い」とも思いません。今回については「どちらかというと支持」ですが、微妙かなあ。黒井らと違い俺は「絶対にだめ」とは思いませんし■五十嵐仁の転成仁語『野党の国会欠席について『日刊ゲンダイ』に掲載されたコメントと若干の補足』(http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2018-05-02)での五十嵐先生の主張(野党が審議拒否理由にしている麻生大臣更迭は正論である)にもある程度共感します。ただし「戦術として有効かどうか」は微妙でしょう。審議拒否について「自民批判派、野党支持層」においても必ずしも国民の支持が高いわけでもないようだし。「国民が支持しない」と有効性が乏しい戦術ですのでねえ。その場合に「支持しない国民はあほだ」といってもどうしようもないわけです。確かにアホかもしれませんが、そういうことを言ってもどうにもなりませんので。戦術の変更を考えざるを得ないでしょう。

*18:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*19:もちろん常岡は「疑う余地なくアサドの犯行に決まってる」という立場ですが。

*20:著書『増補・エロマンガ・スタディーズ:「快楽装置」としての漫画入門』(2014年、ちくま文庫)など

*21:それともテレビ局全般ですか?

*22:もちろん「アサド政権の化学兵器基地を攻撃した(米軍発表)」という米軍の限定的軍事攻撃のこと。

*23:ベトナム軍のポル・ポト派カンボジアへの侵攻」「NATO軍のユーゴ空爆」など人道目的を大義名分とした軍事介入のこと。

*24:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*25:宮澤内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*26:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*27:とはいえ、八角理事長が言うように、行司も「気が動転しての発言」であってまさか「市長が死んでも女人禁制は守る」なんて話じゃないでしょう(おそらく女性を医療行為をしているとみたのではなくただの野次馬と誤認したのでしょう)。「西谷文和氏相手に酷いデマ飛ばした常岡」ごときに「人命軽視だ」だのと偉そうなことを抜かす資格はかけらもありません。

今日の産経ニュース(4/20、21分)ほか(追記・修正あり)

アエラ『安倍退陣後は岸田禅譲内閣へ「二階副総裁、菅幹事長の人事手形も」』
https://dot.asahi.com/aera/2018042100009.html

 自民党重鎮*1によれば、「ポスト安倍」の党の幹部人事について、「改憲を主導してきた高村正彦*2副総裁*3二階俊博*4幹事長へ交代。後任幹事長に菅義偉官房長官を充てる。官房長官には総裁選のカギを握る竹下派加藤勝信*5厚生労働相を充てて恩義を売り、麻生氏は相次ぐ財務省の不祥事により辞任必至でしばらく蟄居するが、事実上のキングメーカー*6になる。既に岸田文雄政調会長への禅譲を最優先に人事手形が打たれた。場合によっては、石破茂元幹事長でもいい。皆、ポストと利権が欲しいだけだ」と明かす。

 もちろん「二階副総裁、菅幹事長の人事手形」などという指摘が本当かどうかは解りません。さすがに産経ではないのでこの自民党重鎮が「朝日の捏造で実在しない」つうことはないでしょうが、半匿名であることといい、「安倍辞任の流れをつくりたい」、あるいは逆に「安倍に石破を攻撃させたい」など「ある種の情報工作」の疑いは当然あるでしょう。
 ただそのことをどうこう言う気は俺的にはありません。
 問題は「自民支持率はともかく安倍政権支持率は大幅に落ちている(加計森友疑惑の安倍の存在が自民党にダメージを与えかねないが、安倍を切り捨てればなんとかなるのではないか)」ということであり、そこから「安倍を下ろそう」という動きが表面化してることをこの記事は示してるのではないかということです。
 

【ここから産経です】
■希望・細野氏*7「無所属でできることを見極めたい」 新党参加を否定
https://www.sankei.com/west/news/180421/wst1804210068-n1.html
 まあ細野ももう政治的に終わったとみていいんじゃないか。何せ「同志を集めて新党を別途つくる」というんじゃないわけですから。


■【民進・希望合流】23人が新党不参加 衆院野党第一党は困難 参院も大幅な勢力縮小
https://www.sankei.com/politics/news/180421/plt1804210004-n1.html

 民進党では中川正春*8文部科学相江田憲司*9元代表代行、小川敏夫*10参院議員会長ら13人が新党不参加の方向だ。
 希望の党では松沢成文*11参院議員団代表や細野豪志環境相ら6人がすでに不参加を正式表明している。これに加え、田嶋要*12大串博志*13小川淳也*14本村賢太郎の各衆院議員も、新党に加わらない意向を周辺に伝えていることが判明した。
 現時点で態度が固まっていない民進党岡田克也*15常任顧問、野田佳彦*16前首相、安住淳*17財務相らは離党して無所属で活動することも検討しており、最終的に不参加者が30人超に膨らむ可能性がある。

 産経が名前を挙げた人間以外にも
民進・真山氏*18が新党不参加 無所属か立民入党検討
https://www.47news.jp/localnews/prefectures/kanagawa/2289591.html
なんて人間が不参加だそうです。
 一方で

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041700944&g=pol
 新党参加を目指す議員は、現時点で民進党平野博文*19国対委員長篠原孝*20元農林水産副大臣ら3人程度にとどまる。

なんて参加派もいるわけです。
 まあこういう「希望+民進=新党」への不参加連中が
1)自民に行く
2)新党をつくる
3)立民に行く
4)無所属、のどれになるかといったところですね。


安倍晋三首相、靖国神社に「真榊」奉納 春季例大祭
https://www.sankei.com/politics/news/180421/plt1804210023-n1.html
■「深い憂慮と遺憾」 靖国神社への奉納に韓国外務省が声明発表
https://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210030-n1.html
 もちろん政教分離の観点においても、「A級戦犯が合祀されてるので戦前美化の疑いがある→対外関係の悪化」という意味でも愚かな行為です。

 水落敏栄日本遺族会会長(文部科学副大臣

 こう言っては何ですが

賀屋興宣
 戦前、近衛*21、東条*22内閣蔵相。戦後、自民党政調会長(池田総裁時代)、池田*23内閣法相など歴任
古賀誠
 橋本*24内閣運輸相、自民党幹事長(森*25総裁時代)など歴任
尾辻秀久
 小泉内閣厚労相参院副議長など歴任

という歴代の会長(大臣、党三役など経験)に比べれば「文部科学副大臣」とはずいぶんと格落ちしたもんです。遺族高齢化による政治力の衰退の表れでしょうか。


■【関西プチ遺産】国家政策でなくなっても地域信仰は消えず 為志神社
https://www.sankei.com/west/news/180421/wst1804210012-n1.html

 田んぼの中に小さな森。足を運んでみると為志(いし)神社というお宮だった。境内に「為志神社遺蹟(いせき)」の石碑があり、傍らに昭和57(1982)年10月17日の日付で、以下のような由来が記されている。
 為志神社は、平安時代延喜式には忍海(おしみ)郡二社の筆頭に記載される由緒正しい神社であったが、明治39(1906)年に出された神社の数を減らし合祀(ごうし)せよとの国からの勅令で、明治43年2月8日に葛木坐火雷(かつらきいますほのいかづち)神社(笛吹神社)に合祀された。だが、廃社後も人々は社殿の跡に為志神社遺蹟の石碑を建て、あたかも社殿に対するようにこれを崇敬してきた。人々の志が実って社殿を再建し、祭神を還(かえ)し為志神社の再興が成就した、と。
(中略)
 明治政府は神道を重視し、神道を中心に据えた政治を行ったと何となく思いがちである。しかし、重視したのは(ボーガス注:靖国神社など)国家の方針にとって必要な神・神社であった。いかに地域の人々にとって心のよりどころとなっていたとしても、政府の方針と直接合致しない神・神社は、整理・統合されてしまったのである。

 産経とは思えない面白い記事であり、かつ国家神道について考える上で重要な指摘(国家神道はあくまで国家のための神道なので、「氏子の意思が国家の方針に反する」と評価されたときは、氏子の意思が無視された)と思いますので紹介しておきます。
 なお、産経記事には書いていませんが、「為志神社の再興」について「為志神社を整理統合した側の後継者」である神社本庁がどう関与したのか気になるところです。


■「琉球独立」を国連会議で主張 「民族独立総合研究学会」のメンバー
https://www.sankei.com/west/news/180421/wst1804210044-n1.html
 記事本文(共同通信配信記事)は

 米ニューヨークの国連本部で開催中の先住民問題の会議に、沖縄独立を掲げる「琉球民族独立総合研究学会」のメンバーが参加し、日本政府は固有の文化を持つ沖縄の人々を「先住民」と認めるべきだと主張、在日米軍基地が沖縄に集中している問題の解決を訴えた。

であってどこにも「独立を主張した、なんて書いてない」ので、タイトル(産経が独自に書いた?)と本文に明らかに乖離がありますね。実際には「少なくともこの会議*26においては琉球独立など主張されなかったのに産経が故意の捏造または勝手な妄想で、共同配信記事に対してでたらめなタイトルをつけてるのではないか」という疑念を感じます。
 なお、「琉球独立論」と「米軍基地県外移設論」「沖縄先住民族論」は全く別の問題ですし、「沖縄先住民族論=国際的定説」でしょう。
 例えば、別に日本共産党は「琉球独立論」の立場ではないですが、「米軍基地県外移設論」「沖縄先住民族論」は主張してるわけです。
 なお産経以外の記事をも紹介しておきます。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-704359.html
琉球新報・座波幸代のワシントン報告『土地を奪われ 選挙の民意反映されず… 先住民フォーラムで親川氏が沖縄の現状報告』
【ワシントン=座波幸代本紙特派員】
 先住民族の権利保護と拡大について話し合う「第17回先住民族問題フォーラム」が16日からニューヨークの国連本部で始まった。琉球民族独立総合研究学会の親川志奈子共同代表が18日、関連イベントに登壇し、沖縄の人々の土地に米軍基地が造られ、新しい基地建設を許さないと選挙で民意を示しても、意思決定に反映されていない現状を伝えた。
 フォーラムは5日間の日程で開催。同学会共同代表の友知政樹沖国大教授や県系人ら6人が参加している。
 「先住民の人権擁護者とアジアにおける土地の権利」をテーマにしたイベントで、うちなーかんぷーを結い、着物で登壇した親川さんはフィリピン、マレーシアの代表らと、先住民族が伝統的に守ってきた土地における持続可能な開発と意思決定に関わる権利について話し合った。歴史的に不正義を押し付けられている共通点を通し、先住民の声を意思決定に反映させることが重要だと確認した。
 親川さんは琉球王国が日本に併合され、沖縄戦を経て米軍基地が造られた歴史を紹介。米兵らによる性犯罪や殺人、米軍機墜落事故などを挙げ、「基地があることで続いてきた問題だ」と指摘。普天間飛行場閉鎖と土地の返還を求めているにもかかわらず、日米両政府が移設先として名護市辺野古に新基地建設を強行することに「先住民の声を無視して進めることが問題だ」と訴えた。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-704858.html
琉球新報琉球独立学会、基地の存在が性犯罪誘発 国連フォーラムで声明 /沖縄』
【ニューヨーク=座波幸代本紙特派員】
 ニューヨークの国連本部で開催中の第17回先住民族問題フォーラムは19日の会議で、琉球民族独立総合研究学会の東新川藤佳さん(米カリフォルニア在、パシフィカ大学院大学学生)が声明文を発表した。
 沖縄の人々が直面する問題として(1)米軍基地が女性や子どもたちへの性的暴行や教育環境の脅威を引き起こしている(2)琉球民族の遺骨が未返還となっている(3)安倍晋三首相が琉球国が(ボーガス注:少なくとも琉球処分以前は)独立国だったことを否定する発言をした−ことの三つが、「先住民族の権利に関する国際連合宣言」に反しているとして、政府に直ちに是正するよう求めた。
(中略)
 2014年、国連自由権規約委員会は政府に対し、「締約国(日本)はアイヌおよび琉球(沖縄)の人々の伝統的な土地および天然資源に対する権利を十分保障すべきである」と勧告。さらに、同年、国連人種差別撤廃委員会で「ユネスコ琉球(沖縄)の民族、歴史、文化および伝統の独自性を承認したにもかかわらず、琉球(沖縄)の人々を先住民族として承認しない締約国(日本)の立場を遺憾に思う」との見解を示している。
 また、フォーラム関連行事の舞台で、同学会メンバーの米ニューヨーク在住で同沖縄県人会元会長のてい子・与那覇トゥーシーさん、野村流音楽協会三線教師の比屋根良直さん、県系ブラジル4世のヴィトール金城さんが三線の演奏や空手・琉球舞踊を組み合わせた演舞を披露した。

 琉球新報記事のどこにも「独立主張」なんて書いてありません。
 もちろん「琉球処分以前は独立国なのに、日本政府がそれを否定しているのは許せない」つうのは当然ながら「独立主張」ではありません。
 やはり産経がデマタイトルをつけたとみるべきなのでしょう。いつもながら論外のデマ新聞です。
 なお「琉球民族の遺骨が未返還」については以下の記事を紹介しておきます。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-694382.html
琉球新報『百按司墓持ち出し遺骨、京大に返還協議要請 /沖縄』
 旧帝国大学の人類学者が戦前、沖縄県今帰仁村の百按司(むむじゃな)墓から遺骨を持ち出した問題で、今帰仁村教育委員会が3日までに、遺骨を保管している京都大学に返還に向けた協議を要請したことが分かった。照屋寛徳*27衆院議員が3月に送った公開質問状に対し、京都大が「今帰仁村教育委員会から同村運天人骨資料について協議の要請を受けたところであり、今後、対応について検討する予定」などと回答していた。
 京都大にはこれまで研究者団体などが返還を求めてきたが、行政が働きかけるのは初めて。遺骨返還に向けた動きが本格化する可能性がある。
 京都大は回答で、返還の意思や保管状況については「総合博物館の所蔵品については現在、順次調査を進めている」「いまだ全体の把握には至っていない」として回答しなかった。
 照屋氏は3日、京都大に再び公開質問状を送った。返還する意思の有無や返還時期を、質問状到着後10日以内に答えるよう求めた。
 旧帝国大学の人類学者によって持ち去られた琉球人遺骨を巡っては、台湾の国立台湾大学が保管している63体を返還することで県、今帰仁村と合意している。京都大学はこれまで遺骨を保管していることは公表しているが、返還するかどうかは明らかにしていない。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-686480.html
琉球新報『「遺骨保管は不正義」 京大に返還訴訟も 那覇でシンポ』
 日本オセアニア学会(山本真鳥会長)の公開シンポジウムが21日、那覇市沖縄県立博物館・美術館で開かれた。松島泰勝*28龍谷大学教授が、昭和初期に旧帝国大学の人類学者らによって沖縄から多数の遺骨が持ち出され、返還されていない問題を報告した。
 松島氏は遺骨返還を求め、遺骨を保管している京都大学に対して集団訴訟を提起する考えを改めて示した。
 松島氏は「盗掘は刑法上の犯罪だが、窃盗物の保管も共犯だ」「琉球国の礎を築いた先祖の遺骨が琉球人のやり方で埋葬、供養されないという不正義がある」と京都大学を批判した。その上で「再埋葬されることによって遺骨はモノから人になり、生者との関係性が回復する。脱植民地化の政治的象徴となる」と強調し、遺骨の返還を求めた。
 ニュージーランド先住民族マオリを研究している深山直子*29首都大学東京准教授は「植民地主義の下で劣位に置かれた点で、沖縄とオセアニアは通じる。その文化を住民中心の視点でどう語り、生かすか。オセアニア研究が沖縄に貢献できる点は多い」と語った。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2018022602000124.html
東京新聞『戦前に持ち去った琉球人遺骨 京大、返還も調査も依然拒む』
 沖縄県今帰仁村(なきじんそん)の中世の遺構「百按司墓(むむじゃなばか)」(村指定有形文化財)から昭和初期に京都帝国大(現・京都大)の研究者が遺骨を持ち去った問題。琉球新報などが同大での保管が続いていることを報じて一年がたつが、有志らが求める返還に大学側は応じようとしない。沖縄に対する歴史的差別の象徴ともいえるこの問題は、植民地主義への反省という国際的な流れに反し、こじれる一方だ。


新宿御苑桜を見る会 首相、拉致問題「前進に全力」
https://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210022-n1.html
 出席したからといって「いろいろとしがらみもあるでしょうから」安倍シンパとか自民シンパとか必ずしもいえないでしょう。
 とはいえ

「ひふみん」こと将棋棋士加藤一二三さんや平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜き金メダリストの高木美帆さん、タレントの梅沢富美男さん

といった出席者はどういう思いで出席したのだろうとは思います。


■【産経抄】4月21日
https://www.sankei.com/column/news/180421/clm1804210003-n1.html

 米誌タイムが毎年発表している「世界で最も影響力のある100人」に、今年は日本から安倍晋三首相とソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が選ばれた。選評で豪州のターンブル首相は、安倍首相について「強いリーダーで、粘り強く勇気がある」「他者の意見に耳を傾ける柔軟性も持つ」とコメントしている。

 ターンブルも笑えない冗談は大概にしてほしいですね。
 なお、俺は安倍に影響力があるか疑問に思いますが
1)そもそも経済大国日本の首相は誰でアレ、それなりの影響力を世界に持つ
2)影響力とは「いい影響力に限られない」
3)この「影響力のある100人」には産経が大嫌いな「中国の習近平*30国家主席*31」「北朝鮮金正恩国務委員長」「ロシアのプーチン*32大統領」なども選ばれてることを指摘しておきます。
 もちろん金正恩選出は「金正恩は素晴らしい政治家だ」という話ではない。米国の雑誌タイムがそんな立場の訳はないわけで、そういう意味では安倍の選出は産経が言う程「すごいことでもない」でしょう(ウィキペディア「タイム100」参照)。

 1年以上にわたり政策論争ではなく醜聞追及だけを繰り返す*33野党は、国民の目にどう映っているだろうか。すでに政党支持率*34が雄弁に物語っている。

 やれやれですね。安倍の内閣支持率20%台に触れない産経です。
 そもそも「加計森友や福田セクハラ」での安倍批判は野党支持を必ずしも意味せず「石破や石原、岸田に交代しろ(自民党支持者)」つう意味もありうるわけですが。

【追記】
中央日報『韓国の文在寅大統領、米タイム誌「最も影響力ある100人」に』
http://japanese.joins.com/article/731/240731.html

 タイム誌が文大統領を選定したのは、2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を契機に特使外交を通じて南北首脳会談開催に合意し、米朝首脳会談を仲裁する役割をした点が高く評価されたからだ。
文大統領を推薦したマーク・リッパート前駐韓米国大使は「文大統領が2017年5月に大統領に当選した後、金委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)北朝鮮労働党中央委第1副部長を平昌冬季五輪に招請し、南北首脳会談に合意した後、北米首脳会談も仲裁するなど、北朝鮮問題に関連して劇的な動きを引き出した」と評価した。

 ということで産経の「安倍様がタイムの100人に選ばれた、万歳!」だと文在寅氏が選出されたことはどう評価されるんでしょうか?
 なお、

http://japanese.joins.com/article/728/240728.html
中央日報『韓国の文在寅大統領、世界の「偉大な指導者」4位…政治家では1位』
 文在寅ムン・ジェイン)大統領が米国の経済誌フォーチュンの「2018世界の最も偉大な指導者50人」リストで4位になった。
同誌は19日、現代社会が直面した問題に取り組む政治家、思想家、活動家などを選定し、「2018世界の最も偉大な指導者50人」を発表した。
同誌は文在寅大統領を4位にランキングし、「文在寅大統領は前大統領が弾劾された状況で昨年5月に政権を握ったが、最低賃金引き上げ、健康保険の適用拡大、財閥への影響力強化など公正な経済状況をつくるための改革に迅速に着手した。南北和解の序幕となるトランプ米大統領金正恩キム・ジョンウン北朝鮮労働党委員長の対話局面を用意するうえで中心軸の役割をしてきた」と選定理由を明らかにした。
最も偉大な指導者1位には米フロリダ州の高校銃乱射事件後に銃規制を主張しながら動き始めた学生たち、2位には「ゲイツ財団」設立者のビル・ゲイツ*35夫妻、3位には世界に反性暴力運動を起こした「#Me Too運動」が選ばれた。

https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2018/4/21/33360
岩手日報『「偉大な指導者50人」に中満氏、米経済誌選定、日本人で唯一』
 米経済誌フォーチュンは20日までに、2018年の「世界の偉大な指導者50人」を発表し、日本人では唯一、国連の軍縮担当上級代表の中満泉*36事務次長が37位に入った。中満氏はツイッターhttps://twitter.com/nakamitsuun)で「私自身ではなく、国連の軍縮の取り組みが認められた」とコメントした。
 シンクタンク、スティムソンセンターのフィンレイ代表は中満氏について「頭脳明晰な現実主義者。静かだが積極的な行動が、シリアでの化学兵器使用が地域紛争に発展するのを防いでいる」との紹介文を寄せた。

 ということで、フォーチュン50には「日本人としては安倍は選ばれず(中満氏が選ばれた)、一方、文氏は選ばれた」そうです。


■【主張】財務省とセクハラ 徹底調査と迅速な処分を
https://www.sankei.com/column/news/180421/clm1804210002-n1.html
 福田の個人的犯罪と言うこともあって比較的まともな産経です。安倍は批判しないもののついに麻生財務相については批判を始めました。麻生更迭をはっきり求めないもののずいぶん思い切ったもんです。

 これは品性の問題である。

 品性の問題と言うより「女性の人権の問題」ですね。

 麻生太郎副総理兼財務相は事実認定について「申し出てこないとどうしようもない」と述べた。これでは省を挙げた恫喝(どうかつ)に等しい。
 テレビ朝日による被害事実の公表後も、麻生氏は「(セクハラ疑惑で)本人が全否定されるものではない」と語った。国民の不快感が届いていないらしい。

 いやー産経がここまで麻生批判するとはねえ。もはや産経も「麻生更迭は避けられない」「安倍様も守るためなら麻生など切って捨てよう」という考えに達したのかもしれません。ともかく珍しく産経が正論です。

 上司が相談を受けながら自社で報道しなかったテレビ朝日や、録音データを週刊誌に提供した女性記者にも批判はある。だがこれらは一切、福田氏や財務省にとっての免罪符とはなり得ない。

 これまた「テレ朝はともかく、女性記者に対する批判は全くの言いがかりであり、そもそもお話にならない」という点を除けば、おっしゃるとおりです。つうかこの産経社説は明らかに「福田のセクハラは事実だ」という前提に立っていますね。そういう意味では「安倍退陣や麻生大臣更迭を主張するかしないか」という点はともかく、産経社説の認識と「野党など安倍政権批判派の認識」は「福田のセクハラはは事実であり、批判されてしかるべきだし、にもかかわらず福田を擁護した麻生の責任は重大だ」という点ではかなり共通してるわけです。
 加計森友疑惑での「そもそも疑惑など存在しない」という態度とはかなり違う。まあそれは「あれだけ証拠が出れば福田は逃げ切れない」「産経にとって福田や麻生などある意味どうでもいい。安倍さえ守れればそれでいい。安倍はむしろ福田と麻生を切るべきだ」つう要素が大きいでしょうが。
 まあでも安倍には麻生は切れないんでしょうねえ。

 財務省はまず、公表した一方的な聴取結果を撤回すべきである。その上で第三者による調査結果を速やかにまとめ、厳正な処分を断行しなくてはならない。そのためにも、辞表を提出した福田氏を省内にとどめておくべきだ。

 いや退職金支払いを停止さえすれば福田が役人辞めたって問題ないんじゃないですかねえ。そしてその後、「セクハラは事実なので退職金は支払いません」でいいんじゃないか。

 新潟県では米山隆一知事が金品の授受を伴う不適切な女性関係を理由に辞表を提出した。

 「余計なこと書くな」ですね。「野党だって米山ガー」と開き直ってると疑われかねない文です。


■【正論5月号】眞子さまを悩ませるマスコミ こんな「開かれた皇室」でいいのか 文芸評論家 富岡幸一郎
https://www.sankei.com/premium/news/180422/prm1804220001-n1.html
 別に例の報道は「皇室が開かれてるから」起こってるわけでは全くないわけです。
 例の小室君に善意に理解すれば「週刊文春、新潮など一部マスコミが小室君をデマ中傷してる」、悪意に理解すれば「小室君が問題を抱えてるからで、むしろ週刊誌報道はすばらしい。小室君のようなろくでもない人間と真子さんは結婚などしない方がいい」つう話になります。どっちにしろ「開かれた皇室」つう話とは全く関係ない。


■【財務次官セクハラ疑惑】熊谷俊人千葉市長、ツイッターなどで持論展開
https://www.sankei.com/politics/news/180420/plt1804200034-n1.html
 前からこの市長はその言動からバカでクズで「政治家の資格ゼロ」だと思っていて
■子どもが熱中症になってもいいらしいmukkeさん(副題:mukkeは千葉市長と一緒に熱中症で死ねばいいのに)(追記あり
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20140530/1432190876
という記事でid:Mukkeというバカとセットで批判したこともありましたが、やはりバカでクズですね。
 千葉市民はこんなバカを市長にするな、さすが森田健作なんかバカを知事にするアホ県民はやることが酷いなと言いたいですね。まあそういうと埼玉県民の俺には「埼玉の上田知事はどうなんだ!。つくる会副会長・高橋史朗を県教育委員にしたり、『自衛隊は人殺しの訓練してる』と無神経発言したり、石原慎太郎の選挙で応援演説したり、埼玉県だって大概じゃねえか!」というブーメランが待ってるわけですが。

「セクハラ発言の有無を抜きに、異性の記者と1対1で会う時点で脇が甘すぎると言わざるを得ません」とした

 おいおいですね。「ハニートラップにはめられた」つう話じゃないんだから「脇が甘いつう話じゃない」でしょう。
 つうか「有無を抜きに」て、あれほど明確な証拠「録音」があるのに何をほざいてるのか。自民党の選挙支援を受けてて福田を批判しづらいなら余計なこと言わないで黙ってろ、千葉市政に関係ねえだろ、て話です。
 つうか「セクハラをしたいから1対1で会う」わけです。そもそも呼び出したのは福田次官の方です。どんだけこの市長はバカなのか。


■【自民党総裁選】竹下亘*37竹下派新会長「財政再建やる人になってほしい」
https://www.sankei.com/politics/news/180420/plt1804200031-n1.html

 誰を支持するかは白紙で、今後の政治情勢を見極めて判断する考えを示した。

 つまりは石破*38元幹事長か、石原*39元幹事長か、岸田政調会長(前外相)か、ポスト安倍に誰がなるか、見極めて勝ち馬に乗ろうと言うだけの話です。
 まあ、きれい事ではありますが本来政治の建前はそういう話じゃないでしょう。まあ竹下派に総裁候補がいないと言うことも大きいのでしょうが。
 当選回数と経歴(閣僚など重要ポストの経験)を考えれば「小泉*40内閣沖縄・北方等担当相、福田*41内閣金融担当相、自民党政調会長(谷垣*42総裁時代)、第二次安倍内閣経産相などを歴任した」茂木・現経済財政担当相(前政調会長)が一応「竹下派の総裁候補」なのでしょうが、遠い将来はともかく、ポスト安倍として彼を総裁選に立てても勝てないという判断なのでしょう。


■【彦根警察官射殺】逮捕後の実名報道に対して、日弁連が報道機関に抗議
https://www.sankei.com/west/news/180420/wst1804200080-n1.html
 容疑者が少年ですし、逮捕後なら、一般人に警戒を呼びかける必要もないから日弁連が批判するように実名報道する正当な理由は何もないでしょう。


■【三重「正論」懇話会詳報】八木秀次*43講演「男系継承こそ天皇たるゆえん」
https://www.sankei.com/west/news/180420/wst1804200072-n1.html
 何でそんなに女帝を否定したがるんですかね?


野田聖子*44総務相兼女性活躍担当相、女性記者と懇談へ セクハラ疑惑 「生の声聞き、政策に生かす」
https://www.sankei.com/politics/news/180420/plt1804200012-n1.html
 こんなくだらないパフォーマンスよりも福田セクハラの徹底究明を安倍や麻生に求めるとか、「総務官僚に福田のような記者相手のセクハラがないか調査する」とか実質的なことをやったらどうなんですかね?


■【加計学園問題】加計学園めぐり「柳瀬総理秘書官とも面会」メール 文科省調査で発見
https://www.sankei.com/life/news/180420/lif1804200014-n1.html
 愛媛県文書と大まかな内容が一致すると言うことは柳瀬氏が嘘をついてることの傍証がまた一つ見つかったといえるでしょう。
 しかしこういうのが表に出るというのはもちろんいいことですが、もはや官僚どころか政治家(この場合、林*45文科相)さえもが「安倍の疑惑隠しに下手に関わるとかえってやばいから、出せるもんは全部表に出そう」つうことかもしれません。


■【財務次官セクハラ疑惑】麻生太郎*46財務相の辞任など申し入れの野党議員 警備員がブロックし騒然 財務省、福田次官のセクハラ疑惑で
https://www.sankei.com/economy/news/180420/ecn1804200021-n1.html
 タイトルが「疑惑→問題」となったのに、また「問題→疑惑」に戻っています。テレ朝記者の名乗りや福田辞任で「もはや安倍政権も福田も渋々でもセクハラを認めるだろう」「下手に福田擁護なんかしたらかえってまずい、あんなん福田の個人的犯罪じゃないか」と思って「疑惑→問題」にしたら当てが外れて慌てて「問題→疑惑」に戻したと言うことでしょう。つまりは産経と比べても福田や安倍、麻生の感覚は異常だと言うこと、そして産経の報道での判断基準は安倍の考えにそうかどうかと言う異常な話だと言うことですがそれはさておき。
 相手は国会議員であること、セクハラはもはや否定できない事実であることを考えればこうした「居直ってる」と疑われかねない態度はとるべきではないでしょうにねえ。


■【産経抄】4月20日
https://www.sankei.com/column/news/180420/clm1804200002-n1.html

 オックスフォード大学への留学経験もある政治学者の槇氏*47は、自由と規律を重んじ、学生に「紳士たれ」と説いた。
防衛省統合幕僚監部の3等空佐が、民進党小西洋之参院議員に暴言を吐いた。路上で小西氏に対し、「お前は国民の敵だ」と繰り返し罵声を浴びせたという。槇氏の教えに反する愚行であり、弁解の余地はない。小西氏は「身の毛がよだつ話だ」と憤る。

 もちろん罵声を浴びせたことは問題ですが、それが「礼儀知らずだ」という話にしかならない産経は実にくだらない。

 今回の3等空佐の暴言については、昭和7年に海軍青年将校らが当時の犬養毅首相を暗殺した五・一五事件まで持ち出して、民主主義の危機を訴える新聞まである。

という指摘があるように、罵声の内容が「国賊呼ばわり」というのは「515事件(犬養*48首相暗殺)や226事件(高橋*49蔵相、斎藤*50内大臣、渡辺陸軍教育総監を暗殺)の青年将校永田鉄山・陸軍軍務局長を暗殺した現役軍人・相沢三郎並みに危ない」「最悪、515や226、永田暗殺(現役軍人によるテロ)のような自衛官によるテロさえやりかねない」という話ですが産経はそれを認めたくないようです。

 河野氏といえば昨年、安倍晋三首相の憲法9条自衛隊を明記する提案について、「ありがたい」と述べただけで、野党や一部メディアから批判された。「一自衛官として」と、わざわざ個人的な感想とことわっているにもかかわらずである。

 おいおいです。現役自衛官が政治的発言をしても何ら問題ないなら、それこそ「元文科官僚・前川氏」が何を言おうと問題はないでしょうに因縁つけてた産経には心底呆れます。
 大体、これ「安倍の発言への賛同」だからであってこれが「民主党政権時代の菅首相の発言」あたりだったら産経は確実に非難していますね。
 ちなみに過去にはいわゆる栗須発言で「栗須統合幕僚会議議長が更迭されたこと」を考えると、河野が更迭されないことには複雑な思いを禁じえません。そういえば過去には「松本清張がネタ元ではないか」といわれた三矢研究問題なんてのもありましたね。

参考

栗栖弘臣ウィキペディア参照)
陸上幕僚長を経て統合幕僚会議議長。1978年(昭和53年)7月、「週刊ポスト」誌上で「現行の自衛隊法には穴があり、奇襲侵略を受けた場合、首相の防衛出動命令が出るまで動けない。第一線部隊指揮官が超法規的行動に出ることはありえる」と有事法制の早期整備を促す「超法規発言」を行う。文民統制の観点から不適切として、金丸信*51防衛庁長官統合幕僚会議議長を事実上解任された。
 なお、2代後の竹田五郎も専守防衛政策を批判し解任されている。

■竹田五郎(ウィキペディア参照)
 航空幕僚長を経て統合幕僚会議議長。1981年(昭和56年)、統合幕僚会議議長在任中において、雑誌記事(月刊宝石3月号)にて「徴兵制を違憲とする政府統一見解」及び「防衛費GNP比1%枠」の二点に異を唱え専守防衛政策を批判した。これに対し社会党衆議院予算委員会において文民統制に反する発言として竹田の更迭を要求。大村襄治・鈴木*52内閣防衛庁長官が竹田を戒告処分とし、これを受けて責任を取る形で同年2月16日付で退官した。

*1:小泉元首相も、河野元外相も、山崎元副総裁も「重鎮」なのでこれでは正体が誰だか解りません。

*2:村山内閣経済企画庁長官、小渕、福田内閣外相、森内閣法相、第一次安倍内閣防衛相などを経て自民党副総裁(第二次安倍総裁時代)

*3:そもそも政治家を引退した高村が副総裁であること自体が異例です。いかに安倍が高村を気に入っているかが解ります。

*4:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*5:第二次安倍内閣官房副長官、第三次安倍内閣一億総活躍等担当相などを経て第四次安倍内閣厚労相

*6:麻生にそんな能力があるかどうかはともかく、このキングメーカーという話は「金脈辞任、ロッキード逮捕後の田中元首相」「リクルート辞任後の竹下元首相」が「大平首相、鈴木首相」「宇野首相、海部首相や宮沢首相」などに対して無視できない影響力を持ち田中、竹下派幹部を「金丸国対委員長(大平総裁時代)、竹下蔵相(大平内閣)、二階堂幹事長(鈴木総裁時代)」「橋本幹事長(宇野総裁時代)、梶山通産相(宇野内閣)、小沢幹事長(海部総裁時代)、橋本蔵相(海部内閣)、羽田蔵相(宮澤内閣)、金丸副総裁、梶山幹事長(宮沢総裁時代)」など政府や党の要職につけたようなことを想定しているのでしょう。

*7:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)、政調会長岡田代表時代)、民進党代表代行(蓮舫代表時代)、希望の党憲法調査会長など歴任

*8:鳩山、菅内閣文科副大臣、野田内閣文科相など歴任

*9:みんなの党幹事長、結いの党代表、維新の党代表など歴任

*10:菅内閣法務副大臣、野田内閣法相など歴任

*11:元神奈川県知事。元次世代の党幹事長

*12:菅内閣で経産大臣政務官

*13:鳩山、菅内閣財務大臣政務官、野田内閣復興大臣政務官民進党政調会長蓮舫代表時代)など歴任

*14:鳩山、菅内閣総務大臣政務官

*15:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(管代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、民主党代表など歴任

*16:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を歴任

*17:菅内閣防衛副大臣、野田内閣財務相民進党国対委員長蓮舫代表時代)など歴任

*18:日本テレビ「NNNニュースプラス1」の元キャスター。調布市議(自民党)を経て参院議員(みんな→結い→維新→民進党江田憲司グループ)

*19:鳩山内閣官房長官民主党国対委員長(野田代表時代)、野田内閣文科相など歴任。

*20:菅内閣で農水副大臣

*21:貴族院議長を経て首相。戦後、自殺

*22:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍大臣などを経て首相。戦後、戦犯として死刑判決。

*23:吉田、石橋、岸内閣蔵相などを経て首相

*24:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*25:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮澤内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*26:当然ながら「この会議以外の場で「民族独立総合研究学会」のメンバーが独立主張をしているとしても」、この会議でそうした主張がなかったのならば、こんなタイトルをつけるのは悪質なデマでしかありません。

*27:社民党国対委員長

*28:著書『沖縄島嶼経済史:一二世紀から現在まで』(2002年、藤原書店)、『琉球の「自治」』(2006年、藤原書店)、『ミクロネシア:小さな島々の自立への挑戦』(2007年、早稲田大学出版部)、『琉球独立への道:植民地主義に抗う琉球ナショナリズム』(2012年、法律文化社)、『琉球独立論』(2014年、バジリコ)、『実現可能な五つの方法 琉球独立宣言』(2015年、講談社文庫)、『琉球独立への経済学:内発的発展と自己決定権による独立』(2016年、法律文化社)など

*29:著書『現代マオリと「先住民の運動」』(2012年、風響社)

*30:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*31:『経済大国で安保理常任理事国の中国』の国家主席が選ばれるのはある意味当然です。

*32:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*33:もちろん政策批判もやっています。「醜聞追及だけを繰り返す」つうのは明らかにデマです。つうかロッキードリクルートのような疑惑は追及されて当然ですし、産経も「細川首相の佐川急便疑惑」「鳩山首相故人献金疑惑」「小沢民主党幹事長の西松疑惑」などは追及していたのですが。

*34:産経の主張「醜聞追及だけを繰り返す云々、支持率云々」に何の根拠もないことは言うまでもありませんがそもそも政党支持率に「一体、何が影響してるか」自体、把握することはそう楽なことではないでしょう。大体「自民の支持率が高い」といってもそれは相対的なもので現在、一番高いのは「政党支持なし」なんですが。

*35:マイクロソフト創業者

*36:ユーゴスラビア国連事務総長特別代表上級補佐官、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)副高等弁務官特別補佐官、国連本部事務総長室国連改革チームファースト・オフィサー、International IDEA(国際民主化支援機構)官房長、企画調整局長、国連平和維持活動局政策・評価・訓練部長、国連PKO局アジア・中東部上級部長、UNDP(国連開発計画)危機対応局局長などを経て、国連事務次長(軍縮担当上級代表)。日本人が事務次長につくのは9人目で、日本人女性では初めて。1997年にスウェーデン人の外交官と結婚し、2女の母。スウェーデンに暮らした経験などから、「スウェーデンは人類社会が現時点で到達しうる理想的な社会のひとつ」としている(ウィキペディア「中満泉」参照)。

*37:第三次安倍内閣復興相、自民党国対委員長(第二次安倍総裁時代)などを経て自民党総務会長

*38:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*39:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*40:宮澤内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*41:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*42:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*43:著書『「女性天皇容認論」を排す』(2004年、清流出版)、『本当に女帝を認めてもいいのか』(2005年、洋泉社新書y)など

*44:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣消費者問題等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て第四次安倍内閣総務相

*45:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相などを経て第四次安倍内閣文科相

*46:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*47:著書『防衛の務め:自衛隊の精神的拠点』(2009年、中央公論新社

*48:大隈内閣文相、山本内閣文相(逓信相兼務)、加藤高明内閣逓信相を経て首相

*49:原、田中義一、犬養、斎藤、岡田内閣で蔵相

*50:西園寺、桂、山本内閣海軍大臣朝鮮総督、首相、内大臣を歴任

*51:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)を歴任

*52:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党総務会長(大平総裁時代)などを経て首相