「トランプ共和党は上院で過半数をおさえたからダメージはない」と強弁する変人(追記あり)

  ちなみにそれはhttp://rsmp.seesaa.net/article/462610641.htmlの書き手です。
 なお、以前もこの御仁は
■裁判闘争で勝利した方の片言隻句に因縁つけるごろつきにあきれる
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20170804/1640158721
■『私は、地毛証明書は「時代の進歩」を示していると見ています』ねえ(呆)
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20170514/5640158721
■「ナチズムより共産主義が世界にとって脅威だ」という変人(追記あり
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20170820/5640176721
■「不倫者(浮気者)は人民の利益を侵害するからマスコミが袋だたきにして当然」という変人
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20170918/5640176721
■「ブラック企業では労組なんかつくっても無意味だ、労組結成を評価する赤旗はバカだ」という変人(追記あり
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20180129/5640176721
などで批判しています。「たまにまともなことをいうこともあるが」、「失礼ながら」基本的にこの御仁がまともな人間だとは俺は思っていません。id:noharraid:Mukkeなどと同じ「変人」「バカ」のカテゴリーに入れています。
 まあ、それはともかく。
 もちろん「上院でも民主党過半数を抑えれば」トランプに大打撃を与えられたことは事実です。その点は残念であり反トランプ派の今後の分析が必要でしょう(なお今日の某ニュースでも指摘がありましたが、下院はすべて中間選挙があったのに上院は一部しか中間選挙しない点には注意が必要でしょう。そもそも民主党が上院の過半数がとりにくいわけです。断言はできませんが「上院もすべて選挙」ならば上院も共和党過半数割れだったかもしれません)。
 しかし「下院で、民主党過半数を確保した」ということはもちろん「どうでもいいこと」ではありません。
1)下院でストレートには共和党提出の法案が通らない
2)下院でトランプ弾劾が可能
という意味で大きな意味があります。
 もちろん「上院で共和党過半数」である以上、「よほど堅い証拠で弾劾をしない限り」、下院で可決しても上院で否決されて終わりになってしまいます。
 過去に弾劾が大統領を引きずり下ろした例もおそらく「ニクソンウォーターゲート」しかありません。
 しかし「そもそも弾劾が不可能(下院で共和党過半数)」と「弾劾自体は可能(下院で民主党過半数)」では大きな違いがあります。
 むしろ「俺の願望込みですが」トランプの「終わりが始まった」のではないか。もちろん「上院で共和党過半数をとったこと」も一方では軽視してはいけませんが、この御仁のように「民主党が下院で過半数をとったこと」を無視するのは端的にいって馬鹿です。デマゴーグとすらいってもいいかもしれない。
 ちなみにこの御仁のhttp://rsmp.seesaa.net/article/462436417.htmlに「共産党に対する不当な言いがかりだ」という趣旨の批判コメントしたら見事に掲載拒否してくれました。まあその程度の御仁です。俺はこの御仁に限らず「コメント掲載拒否」する人間が偉そうなことをいっても基本的に信用しません。

【追記その1】
 「コメント掲載拒否は不当だ」と書いたらその後、掲載されました。イヤー、あちらさんは俺の記事を時折チェックしてるんですかね?
 そもそも「自分で新しい記事を書きながらコメント掲載許可程度の簡単なことをしない」のは明らかに不自然です。別に「お返事」とやらと同時にコメント許可しないといけないわけでもない。「回答は後でしますがひとまずコメント掲載します」でいいわけです。
 まあ俺の「コメント拒否は不当」批判に慌てて取り繕ってるんでしょうねえ。わかりやすい&くだらない御仁です。多分俺がこういう記事をかかなかったらずっと拒否が続いたんでしょうねえ。
 ちなみにこの方の「お返事」にも拙ブログで突っ込んでおきます。

http://rsmp.seesaa.net/article/462436417.html#comment
 私としては、米軍基地を敢えて受け入れようとする自治体は、おそらく日本中どこを探しても「ない」と予想しています。

 おいおいですね。そんなもんを思考実験して何の意味があるんでしょうか?

 本件陳情の趣旨は、「自分たちの問題として考えれば、ほとんどの場合において誰もが引き取りたがらない迷惑施設が『沖縄県』に集中しているという現状を暴露したい」であると私は見ています。

 そんなことをしたところで何の暴露にもならないでしょう。
 「沖縄に必要だからおいてるんだ」で終わるだけです。
 つうか別に「本土移設論」なんぞ唱えなくても「なぜ沖縄に必要なんだ!」だけで批判としては十分でしょう。それでなんとも思わないような奴に「本土移設論」なんかいったところで「どこに置くんだ?」「沖縄に必要だからおいてるんだろ?」つう反応が出るだけでしょう。

「全国を等しく移設候補地とする」とすれば、「え、うちも候補地? ・・・いやだなあ。」「え、うちが移設先になったの? 米軍基地なんて来てほしくないなあ。」「そもそもさぁ、在日米軍なんて必要なのかな?」という展開を期待できるのではないでしょうか。

 そんなもんはほとんど期待できませんね。断言していいでしょう。なぜなら「全国等しく候補地になる」可能性がほとんどないからです。
 そもそも「そんなもんが期待できる」のならこのニュースはもっと騒がれてるでしょう。
 「可決されなかったから騒がれないんだ」なんてことはないでしょうね。

 「私たちの声が届いていない」と思い込んでいる人たちに対しては、「国内に移設先なんてあるわけねーだろ馬鹿」と言って突っぱねるのと、「検討したんですけど、やっぱりありませんでした。どうでしょう、国外移設運動を一緒にやりませんか?」と言うのでは、彼・彼女らの心象は大きく異なるでしょう。

 そもそも「検討するまでもなく国内に移設先などない」のならば、「検討したんですけど」云々というのはただの詐欺行為です。俺が沖縄県民ならそんな詐欺行為には怒りしか覚えません。
 そんな馬鹿なことをするくらいなら最初から国外移設でも主張した方がよろしい。

陳情者は、日本国民の正義の心に賭けているのだと思います。

 賭けるだけ無駄ですね。そもそも正義の心があるのなら「本土移設論」など唱えなくても「沖縄はもはや米軍基地の痛みに耐えられない」という声が上がった時点で「それをどう軽減するか」を検討するでしょう。まず「日本人大多数には正義の心などない」「沖縄に限らず他人のことなど全く考えない自分勝手な我利我利亡者だ」ということを直視しましょう。つうかこんなことは別に「頭のよくない俺でも」わかる程度の話なのですが。
 そして「そんな正義の心などない連中」には「本土移設論」など唱えたところで「移設先なんかねえよ、馬鹿」で終わる話です。
 「本土移設論」など唱えず、「沖縄はもはやこの基地の痛みに耐えられない!」「解決法はどうでもいいからとにかく痛みを軽減しろ!」でも日本国民へのインパクトは大して変わらないでしょう。

「なんでそこまで分かっていて意見書に反対したの? ちょっと硬直化し過ぎじゃないの?」というのが本文中における私の主張です。

 全然硬直だとは思いませんね。むしろ「何で陳情者ってこんなに馬鹿なんだろう。頭がおかしいんじゃないか?」「沖縄県民や沖縄出身者ならどんな馬鹿なことをいっても同情されると勘違いしてるのかしら?」と呆れるだけです。

bogus-simotukareさんは、もともとの報道記事、そして当ブログ記事が、本気の本土移設論に読めましたでしょうか? そうだとしたら、まったく私の予期しなかった読者反応です。

 むしろ「実現不可能」と思ってることを「思考実験と言い訳しようとも」主張することの方が俺にはおよそ理解できず「全く予期できなかった回答」ですね。

 お返事か遅くなって、重ねてお詫び申し上げます。
 私自身、自分が投稿したコメントが長期間にわたって非表示で放置されたら、気分を害することでしょう。
 bogus-simotukareさんのお気持ちは理解できます。この度は失礼いたしました。

 「お返事が遅くなる」のは一向にかまいません。別に「返事する義務はない」ですから。
 とはいえ「掲載拒否するのは適切な態度なのか」つうことです。「諸事情でコメント掲載が遅れることがあります」の断りもなしに「他のコメントは掲載許可し」、また「新規記事を書いてる」のに小生のコメントが掲載されないのは「不当な拒否ではないのか?」と疑われても仕方ないでしょう。それを口先だけで「失礼しました」ですむと思うのはずいぶんと馬鹿にした話です。まあこれ以上何を言っても無意味だとは思いますが。


【追記その2】
 なお、「細部はともかく」、「こうした運動に賛成できない」という「大まかな点」では俺と同意見かと思われる澤藤氏の記事も紹介しておきます。
 なお、お断りする必要もない気もしますが澤藤氏は「宇都宮元日弁連会長の都知事選出馬には賛成できない、彼を支援する社民、共産にも共感できない」といった過去があり、共産万歳の方ではありません。

http://article9.jp/wordpress/?p=11263
 この陳情が前面に押し出しているものは、「沖縄差別」であって、「基地撤去」ではない。沖縄への基地集中を、「平等に」本土も負担せよという要求である。少なくともその検討を迫るもの。本土の全自治体を普天間代替施設設置の候補地として議論を始めよ、それを拒否するのは沖縄への差別であり、本土のエゴではないかというのだ。気持ちはよく分かるが、簡単には賛成できない。
 ゴミ処理場の建設ならどこかに必要だ。必要だが近隣には歓迎されない施設については、どこにどう建設することが最も公平であるかを真剣に議論しなければならない。しかし、原発や基地建設問題を同列に考えよということには、大きな違和感を禁じえない。議論すべきは平等負担ではなく、その全面撤去への道筋ではないか。少なくとも、全面撤去につながる議論でなくてはならない。
 日米安保を容認する立場からは、「沖縄差別」解消のために、基地の偏在是正の選択は十分にあり得よう。安保容認が国民の総意であれば、賛成撤回は「国民的議論に逆行」とも言えるだろう。しかし、日米安保こそは日本国憲法体系の最大の敵対物であり、平和への脅威の根源であるとする立場*1からは、「沖縄差別」解消のための普天間基地本土移設を検討という発想はあり得ない。それは、世論調査による安保容認派のパーセンテージで左右される問題ではない。
 共闘は、意見の違いを内包して成立する。大同の中に必ず小異がある。しかし、県外移転『容認』ないしは『検討』を、「小異」として陳情採択に賛成するのは無原則というほかはない。せめて共産党くらいは、原理原則を大切に貫いてもらいたい。安保反対派・安保違憲論者にとっては、この件は無理な踏み絵というほかはないのだから。
 また、仮に普天間の移転先を県外としたところで、移転先での反対運動が必ず生ずる。「普天間即時返還」「辺野古反対」を追求することこそが筋でもあり、運動論としても現実的な目標なのではないだろうか。

http://article9.jp/wordpress/?p=11414
 沖縄の現状を憂うる者にとって、「①辺野古新基地建設工事を直ちに中止し、普天間基地を運用停止にする。」ことに異論のあろうはずはない。問題は、次の「②普天間基地の代替施設について、沖縄以外の全国のすべての自治体を等しく候補地とする。」の賛否である。これは必ず分かれる。
 たとえば原発を考えて見よう。福島の原発柏崎刈羽原発、東海第2の原発を、沖縄を含む全土で引き受けようという運動が成り立ち得るだろうか。私はあり得ないと思う。
 一方、NIMBY(ニンビー)という言葉がある。“Not In My Back Yard”の略語、それは必要だが「我が家の裏庭には御免だ」というエゴの姿勢を揶揄する際に用いられる。「保育所は必要だ。しかし、我が家の隣に建てられちゃあ、やかましくてかなわん。」「児童相談所は大切な施設だ。だが、そんなものを町内に建てられたら、地価が下がってしまう。」という類のエゴ。ゴミ処理場が典型だろう。どこかに絶対に必要だ。その必要なものなら、すべての受益者の民主的な議論で、立地を決めなければならない。
 米軍基地は、原発だろうか、それともゴミ処理場か。わたしは、原発同様のもので断じてゴミ処理場ではないと考えている。どこにもあってはならない、言わば絶対悪である。


【追記その3】
■五十嵐仁*2の転成仁語『トランプ大統領の暴走へのブレーキを生み出した米中間選挙
https://igajin.blog.so-net.ne.jp/2018-11-08

 注目の米中間選挙が終わりました。残念ながら、共和党の地滑り的大敗はありませんでした。
 しかし、トランプ大統領が豪語するような「とてつもない勝利」とはほど遠いものです。「とてつもない敗北」が回避されただけなのですから。
 中間選挙の結果は、上院では共和党の勝利、下院では民主党の勝利となり、痛み分けの形になっています。一勝一敗ですから、「引き分け」のように見えます。
 しかし、そうではありません。同時に実施された州知事選挙でも、民主党は巻き返しています。
 上院選挙は定数100で改選は35にすぎず、改選されなかった選挙区では、当然ながら上院議員の選挙は実施されていません。しかも、改選されるべき選挙区の現有議席共和党9、民主党26で、もともと共和党に有利な形での改選でした。
 その上院で、予想通り共和党は勝利したにすぎません。全選挙区で改選された下院と州知事選挙で巻き返されたわけですから、共和党は1勝2敗です。
 しかも、大統領選挙で勝利した州でも、今回は知事選で敗北しています。これらの州では次の大統領選挙で共和党候補が敗北する可能性があるということになります。
 再選を狙うトランプ大統領にとって、実は上院での勝利より州知事選や下院での敗北の方が気になる結果だったのではないでしょうか。前回の大統領選挙で勝てたところでも、黄色の信号が灯ったことになるのですから。
 このような民主党の勝利を導いた要因は、青年、女性、マイノリティの投票率が上がったことにあります。これらの人々はトランプ大統領の発言や政治手法への危惧や反発から投票所に足を運んだものと見られます。
 初めて投票した有権者の投票先は民主党が61%で共和党が36%、30代以下の若者では民主党に68%、共和党に31%が投票したそうで、タフツ大学の調査でも、若者の投票率は21%から31%へと10ポイントも上昇したそうです。CNNの出口調査では、男性は民主48%、共和51%なのに対し、女性は民主59%、共和39%。白人は民主45%、共和54%、非白人は民主76%、共和22%となっています。
 その結果、女性やイスラム教徒、先住民出身者など、多様な人々の代表が議会に送り込まれました。このような議員を支援する民主党の新しい波こそが、今回のような選挙結果をもたらした最大の要因だったと言えるでしょう。
 このような形で若者や女性、マイノリティの人々を投票所に引き寄せ、その結果、投票率をかつてなく上昇させ、民主党を勝たせたのは、トランプ大統領の「お陰」だったと言えます。大統領がトランプ氏でなければ、この間の暴走が有権者の分断を強めなければこれほど投票率は上がらず、今回のような結果にはならなかったでしょうから。
 その結果、上院は共和党、下院は民主党という形での「ネジレ」が生じました。このような「ネジレ」は決められない政治として否定的に語られます。
 しかし、両院の多数派が同じでは院が二つ存在する意味はなく、その多数派が異なって初めて両院制の意味が出てきます。しかも、これまではアクセルが二つもあってトランプ大統領の暴走を止められませんでしたが、これからは民主党が多数派の下院というブレーキが装備されることになります。
 トランプ大統領はこれまでと同じような暴走を続けられなくなるでしょう、国境の壁の建設、オバマケアの撤廃、富裕層や中間層向けの更なる減税は難しくなりました。
 ロシア疑惑や脱税疑惑などについてのさらなる調査や捜査が行われる可能性が強まります。早速、司法長官が解任されましたが、大統領弾劾を避けるために先手を打ったものと見られます。
 ツイッターでの強気なツブヤキとは裏腹に、選挙結果へのいらだちと今後の政権運営への不安は大きいのではないでしょうか。民主党との連携を呼びかけたのはその表れですが、同時に、政治の停滞が生じた場合の責任を民主党におっかぶせるための布石かもしれません。

 なお、五十嵐氏は「米国と単純比較はできない」が日本においても「米国同様」女性、宗教的マイノリティ、民族的マイノリティなど安倍自民によって苦しめられる弱者への野党支持を広げていくことが重要ではないかとしています。小生も同感ですね。


毎日新聞『米中間選挙:史上初続々 先住民やイスラム教徒女性』
https://mainichi.jp/articles/20181108/k00/00m/030/157000c

【ワシントン高本耕太】
 6日投開票された米中間選では、下院で史上初めて100人超の女性議員が誕生することが確実になったほか、多くの「史上初」当選が伝えられた。移民や同性愛者らに不寛容とされるトランプ政権への批判票の受け皿として、多様な背景を持つ少数派候補の擁立を進めた野党・民主党の戦略が一定の効果を上げた結果といえる。
・下院カンザス州3区で当選したシャリス・デービッズ候補(民主)は、同ニューメキシコ州1区のデブラ・ハーランド候補(民主)とともに、連邦議員として史上初の先住民女性となった。先住民居留地で生まれ育ったデービッズ氏は同性愛者であることも公言。LGBTなど性的少数者の権利や銃規制などを主要争点に戦った。
 下院ミシガン州13区で当選したラシダ・タリーブ候補(民主)、同ミネソタ州5区のイルハン・オマル候補(同)はイスラム教徒女性として初の連邦議会議員となった。タリーブ氏は親がパレスチナ移民。オマル氏は幼少時に内戦下のソマリアを逃れて渡米した。
・一方、コロラド州知事に当選したジャレド・ポリス候補(民主)は、同性愛者を公表している男性として史上初めて知事に選出された。


■朝日『女性が最多、ムスリム・先住民・同性愛者も 米中間選挙
https://www.asahi.com/articles/ASLC7560WLC7UHBI050.html

・今回の米中間選挙には、民主党を中心に過去最多となる女性が立候補した。米紙ワシントン・ポストの集計によると、下院では7日朝までに、これまでの記録を上回る95人が当選を決めた。イスラム教徒の女性が初めて下院に当選するなど顔ぶれも多彩だ。
・「初」が付く当選者も多い。民主党から立候補したミシガン選出のラシダ・トレイブ氏、ミネソタイルハン・オマール氏は、初のイスラム教徒女性の下院議員。トレイブ氏はパレスチナ移民の娘で、オマール氏はソマリア難民だ。
先住民族の女性で初の下院議員も生まれた。こちらも2人同時で、ニューメキシコ州のデブ・ハーランド氏とカンザス州のシャリス・デービッズ氏。いずれも民主党だ。デービッズ氏はカンザス州選出では初めて性的少数者であることを公表した議員でもある。
コロラド州知事に民主党から当選した男性のジャレッド・ポリス氏は、同性愛者であることを公表している初めての知事となる。


BBC【米中間選挙】初のムスリム女性下院議員が誕生 ミシガン州ミネソタ州
https://www.bbc.com/japanese/46120496

 6日に投開票が行われている米中間選挙で、初のムスリムイスラム教徒)の女性下院議員が2人誕生した。
 ミシガン州13区で勝利した民主党ラシダ・タリーブ氏は元州議会議員。民主党予備選でブレンダ・ジョーンズ氏を破り、同党候補となっていた。同区では、共和党などから主要な対立候補が出ず、勝利が確実とされていた。
 タリーブ氏はパレスチナ系米国人としても初の連邦議員となる。
 ミネソタ州5区では、ソマリア系米国人のイルハン・オマル民主党候補が圧倒的な得票率での共和党のジェニファー・ジーリンスキー氏を下した。
 オマル氏は2016年、ミネソタ州議会下院に当選し、ソマリア系として米国史上初めて公職に就いた。

 過大評価は禁物ですが明らかに「トランプ革命継続中(http://rsmp.seesaa.net/article/462610641.html)」などとは事実誤認も甚だしいでしょう。

*1:日本共産党や澤藤氏の立場でしょう。いずれにせよ、「県外移設(本土移設)」はその論理上、主張者がどう言い訳しようと1)日米安保は必要だ、2)基地は日本国内(本土?)に置く必要がある、3)基地を沖縄以外の日本国内に置くことは政治的に可能である、つうことを前提にしています(1)〜3)の前提がなければ「本土移設」なんて話は論理的に成立しません)。この点、「そうした前提はない」「とにかく沖縄の基地を減らせ、なくせ」論とは大分違います。どちらが「より適切か」は澤藤氏がいうように明白だと思うのですが。1)〜3)のいずれかに反対の立場なら、澤藤氏がいうように「本土移設論」に賛同することは論理的に困難です。

*2:法政大学名誉教授。全国革新懇代表世話人。著書『保守政治リストラ戦略』(1995年、新日本出版社)、『徹底検証 政治改革神話』(1997年、労働旬報社)、『政党政治労働組合運動』(1998年、御茶の水書房)、『戦後政治の実像』(2003年、小学館)、『この目で見てきた世界のレイバー・アーカイヴス』(2005年、法律文化社)、『労働政策』(2008年、日本経済評論社)、『労働再規制』(2008年、ちくま新書)、『対決 安倍政権:暴走阻止のために』(2015年、学習の友社)、『活路は共闘にあり:社会運動の力と「勝利の方程式」』(2017年、学習の友社)、『打倒安倍政権:9条改憲阻止のために』(2018年、学習の友社)など