「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(11/12分:荒木和博の巻)&北朝鮮・韓国ニュースほか(追記・訂正あり)

 荒木への批判以外にも北朝鮮、韓国関係中心で色々書いています。
■産経『米朝首脳再会談、18日にも発表か 北高官は米国へ』
https://www.sankei.com/world/news/190117/wor1901170040-n1.html
 現段階ではどうなるか、分かりませんがやはり太陽政策支持者としては期待し、注目せざるを得ません。


■産経『英議会内でライダイハン問題集会 (ボーガス注:2018年)ノーベル平和賞のムラド氏*1も訴え』
https://special.sankei.com/f/international/article/20190117/0001.html
 産経のあほさにはいつもながら「やれやれ」です。ライダイハンについて小生は無知だし興味もないので特にコメントはしません。
 しかし産経の言うようにライダイハンが「戦時性犯罪」であるなら追及されることは当然です。
 そして当然ながらライダイハンの追及と「慰安婦の追及」は全く矛盾しません。「産経のライダイハン理解が正しいのならば」慰安婦同様の戦時性犯罪であるわけですから。
 むしろ「ライダイハンは追及するが慰安婦は追及しない」などという産経の態度は「安倍のモリカケは追及しないが、小沢氏の西松疑惑は騒ぎ立てる」ようなご都合主義の無茶苦茶以外の何者でもありません。


時事通信『日本人拉致問題に暗雲=橋渡し役韓国と関係悪化』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019011501117&g=pol
 拉致被害者家族会がまともなら、この時事通信記事のような理解「日本人拉致問題に暗雲=橋渡し役韓国と関係悪化」から安倍に「レーダー照射にせよ、慰安婦にせよ、徴用工にせよ、何にせよ」「韓国といたずらに敵対関係になるな」と要望してるでしょうが、そうではないのだから呆れます。
 では「北朝鮮とパイプのある中露といい関係か」といえばとてもそうは言えないわけです。
 というか、救う会に巣くうウヨ連中は荒木にせよ、島田にせよ、西岡にせよ、嫌韓国、反中国、反ロシア極右で、むしろ日韓、日中、日露関係を悪化させること(近隣諸国を全部に敵にしてどうするんだ?)にいそしむような連中ですが。
 しかし時事通信がこういう記事を書いたことはそれなりに評価したいと思います。


■浅井基文ブログ『習近平弁証法唯物論(理論誌『求是』掲載文章)』
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2019/1084.html
 習近平政策を理解する上で重要な資料ではないかとする浅井先生です。
 なお、以下は浅井先生の理解ではなく俺個人の感想です。

・仮に矛盾を見て見ぬふりをし、ひいては矛盾を回避し、覆い隠し、矛盾の前に萎縮してしまい、矛盾がますます悪化していくのを座視するのであれば、積弊によって挽回困難となり、最終的には取り返しのつかない損失を作り出すに違いない。
・我が党は一貫して理論工作を重視し、理論は必ず実践と相統一しなければならないと強調している。理論がいったん実践から乖離するならば、硬直した教条になってしまい、活力と生命力を失う。

 「生産力の増大」に伴う諸矛盾(公害や格差拡大など)を「経済がいいからたいした問題じゃない」などと見て見ぬ振りし、放置すれば事態はさらに悪化するという文脈ですが、そうした文脈を離れても一般論としても正論です。
 「制裁しても拉致は解決しない」という矛盾を家族会が見て見ぬ振りし、「制裁してるだけでいいのか」という蓮池薫氏を会から除名したことで拉致敗戦となったこともその一例です。
 「理論と実践の統一」「教条化しない論理」とはおそらく「スターリン社会主義を否定したトウ小平の改革開放」が念頭にあるのでしょう。
 なお「実践と理屈が統一しなければならない」というのも「実践の失敗を無視して、制裁という『崩壊した理屈』に固執する」家族会がよい一例と言えると思います。


■白頭の革命精神な日記『チュチェ107(2018)年*2を振り返る(2)――朝米関係の行方を占うならば、朝鮮民主主義人民共和国アメリカ合衆国そのものを正面から取り扱うべきだということが明々白々になった一年』
http://rsmp.seesaa.net/article/463456040.html

アメリカ大統領は、アメリカ的基準では堂々の「人権侵害国家」に該当するソ連・中国の首脳と対話してきた*3というのが歴史的事実・ファクト。「残酷な指導者」だからといって対話に応じないというのは、「悪との対決」の構図に立っており勧善懲悪的である点においてテレビウケするコメントではあるものの、こんな心構えを外交政策の中心に据えようものなら、進むものも進まなくなることだろうと私は述べました。
 いわゆる「対北朝鮮政策」は、「悪との対決」の構図に立ち勧善懲悪的にやってきたのに、(ボーガス注:非核化や拉致解決という意味では)一向に成果が上がらず、むしろ「最大限の圧力」が逆に朝中両国を結束させる方向に作用しているのが客観的事実・ファクトです。"Deal"したからといって物事が進むという保証はありませんが、成果が上がらないどころか逆効果さえ生んでいる方法論にしがみつくようでは、間違いなく話は進みません。この厳然たる事実を突きつけられても依然として「悪との対決」の構図に立ち勧善懲悪にしがみつく(ボーガス注:アンチ北朝鮮)言説が(ボーガス注:日本において)飛び出てくる点、この発想の根深さを示しています。
・いまや一国が他国に対して、自国の国益を一方的に押し付けられるような情勢にはありません。力関係の問題として見たとき、世界は確実に多極化しています。国益同士が剥き出しでぶつかり合う場であるからこそ、今や一方的に国益を押し付けようとするだけでは何も得られず、相手側にも一定の譲歩をしなければならなくなっているわけです。

 おっしゃるとおりで「中国、ロシアが北朝鮮を支援してる状況」で「打倒北朝鮮」を怒号しても何もどうにもなりません。
 「中国やロシアは酷い国だ」と罵っても何もどうにもなりません。北朝鮮相手にはもはや「外交、この道しかない」わけです。そして外交するにおいては「日本が譲歩する」のも当然の話です。


■産経『拉致救出署名、山形市の職員7割超2103人が署名』
https://www.sankei.com/politics/news/190115/plt1901150023-n1.html
 市長以下幹部から圧力があったんだろうと思って吐き気がしますね。

 斎藤代表は、山形県拉致議連会長である志田英紀県議会議長を通じて県職員にも同様の署名を要望したが、断られたことを明らかにした。
 斎藤代表は「あたたかい県政を強調している吉村美栄子知事に署名が断られ、非常に残念なことと考えている。知事として、県民の拉致被害者を救出するための署名に協力できない知事の考えはいかなるものか。冷たい県政だと憤りすら感じる。救う会山形として非常に残念だ」と述べた。

 そりゃ断って当然でしょう。そんなことは県庁が県職員に圧力をかけるような形でやるべき話ではない。救う会はバカ言ってるんじゃねえよ、て話です。
 しかし意外ですね。この吉村氏、初当選時は「自民・公明VS民主、社民、共産、連合山形など」で野党共闘候補として自公候補(現職の齋藤弘知事)を破って当選しています*4が、二期目、三期目(現在)は「一期目に引き続き民進、社民、共産、連合山形が支持」した上、「自民、公明が候補擁立を諦め」無投票当選するような御仁です。つまり「保守層にも一定の支持がある」わけで、ぶっちゃけそんなに「革新的な方」ではないですけどね(もちろん共産、社民が支持するのだから反動極右でもないですが。まあ、同様に社民、共産が支援した沖縄の翁長*5知事(故人)や堺市の竹山*6市長でも想像すればいいのでしょうか)。救う会の政治力が落ちてることの象徴でしょうか。
【追記】
■産経『拉致被害者救出への署名、山形県が協力 救う会山形要請に応え』
https://www.sankei.com/affairs/news/190125/afr1901250027-n1.html
 吉村氏にはくだらない言いがかりには抵抗してほしかったので残念ですね。


朝日新聞『改革*7進む朝鮮国連軍 米、影響力の維持狙い「再活性化」』
https://digital.asahi.com/articles/ASM185SQ7M18UHBI029.html
 メインは米軍なのでしょうが「米軍以外も朝鮮戦争からの経緯で駐留する」つうのは「ホンマかいな?」ですね。

 正恩氏は昨年、朝鮮戦争終戦宣言の実現を繰り返し米国に要請。中国は既に北朝鮮に対し、終戦宣言と平和協定の協議に加わる考えを伝えている。
 韓国政府関係者によれば、在韓米軍はこの動きにも危機感を募らせる。平和協定に移行すれば国連軍も不要になる可能性があるからだ。
 ソウルの外交筋は米国の狙いについて「在韓米軍だけが残る事態は避けたい。米国に対する国際社会の支持が弱まると考えているのだろう」と語る。
 国連軍18カ国*8のうち「ファイブ・アイズ」と呼ばれる米、英、豪、カナダ、ニュージーランドが再活性化に積極的だという。

 おいおいですね。戦争の危機なんかほとんどないのに「米軍以外も駐留してほしい」て、どんだけ非常識なのか。まあ、「米軍撤退論」や「地位協定などでの米軍批判」をかわすために「他国軍も駐留してれば言い訳しやすい」つうばかげた話なんでしょうが、冗談じゃありません。
 しかし英、豪、カナダ、ニュージーランドは米国の考えに好意的ってのは本当なんでしょうか?
 地域の緊張を緩和しようという良識はないのか?。

 日本は朝鮮国連軍の11カ国*9地位協定を結び、普天間飛行場など在日米軍基地の使用を認めている。

 つまりは「ほとんどありえないこと」ですが、朝鮮有事の発生時に
1)「国連軍支援」つう建前で在日米軍基地から米軍が出撃していくリスクがある
2)それどころか、自衛隊までもが「国連軍支援」つう建前で出撃していく可能性がある
つうことでしょう。そうしたリスクをなくすためにもいい加減「終戦協定を締結し、国連軍のフィクションを消滅させること」が必要でしょう。
 しかし、そうした「ハト派的観点」がこの朝日記事にないことには愕然としますね。朝日の右傾反動化も深刻なようです。


■読売『蓮池薫さん「拉致被害者、もう気持ちの限界だ」』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190114-OYT1T50027.html
 「反共右翼」読売新聞の記事なので割り引く必要があるかもしれませんが、記事が事実なら、蓮池氏に失望しました。

 「残された拉致被害者は気持ちの不安定さでもう限界だ」と話し、早期帰国に向け、世論の協力を呼びかけた。

 ぶっちゃけ何をどう世論に協力してほしいのか。正直「政府、外務省の外交テクニック」の話でしかないでしょう。世論が具体的な外交交渉をできるわけではない。

 北朝鮮での24年間に及ぶ生活を振り返り、「住めば都だろうと言う人もいるが、夢など命以外の全てを奪われた」と憤った。

 そういうのはあくまでも「慰めのつもり」でしょうからね。憤るのは少し違うんじゃないか。つうかそういう「横田奥さんのような」高飛車な態度だと「うぜえなあ、蓮池。慰めのつもりなのに、逆ギレとか何様だよ。図に乗りやがって。面倒くさいからあいつとはつきあわないし、あいつには何も言わないことにしよう。俺は別に拉致問題の当事者じゃねえし」として敬遠されるだけだと思いますが。

 「拉致問題をないがしろにして北朝鮮と国交正常化すべきではない」と改めて訴えた。

 いやいやむしろ逆でしょうよ。「国交正常化を先行させないと拉致は解決しない」んじゃないか。


■産経【主張】文大統領と北朝鮮 「制裁緩和」軽率に語るな
https://www.sankei.com/world/news/190114/wor1901140002-n1.html
 制裁解除とバーター取引で、北朝鮮を非核化などの方向に持って行く。文大統領の考えは極めて合理的でしょう。これを産経が否定するのは「どんな理由にせよ、いかなる形であれ、北朝鮮と取引したくないから」にすぎません。

 文氏が直視すべきは、北朝鮮の「非核化」が言葉だけで、まるで具体化していないという現実である。

 そもそも第一に北朝鮮の非核化は「米国が政権転覆を公式に放棄すること」とのバーターだと北朝鮮は最初からはっきり言っています。
 「正式な終戦協定、米朝国交樹立や米朝不可侵条約あたりがベストだが、まず最初はせめて終戦宣言位してくれ」とはっきり北朝鮮が言ってるのに無視する米国の方が問題の訳です。
 第二に米朝合意は「朝鮮半島の非核化」であって「北朝鮮の非核化」ではありません。北朝鮮の考える「朝鮮半島の非核化」が何を意味するかは曖昧ですが、最低限「韓国版非核三原則(韓国は核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず)」であることは確かでしょう。進んでないというなら「韓国の非核化」とて進んではいません。もちろん「今持ってないし、作ってないし、持ち込んでないし、将来もその予定はない。だから三原則なんか改めては必要ない」なんてのは詭弁でしかありません。
 「将来予定がない」のなら、それこそ明確な原則とすべきです。
 ということで北朝鮮を一方的に非難するのは明らかにアンフェアです。

 北朝鮮は過去、非核化を唱えて、石油や食糧などの見返りだけを手にし、約束を破り核開発を続けた。

 という産経の主張も相当に問題がありますね。核開発は「こっそり続けていた」のであって公然とやっていたわけではない。
 そして「こっそり続けた」のは「米国や韓国がどれほど信用できるのか」という思いがあったからでしょう。何せ「石油や食料の見返り」といっても米国や韓国との間に正式な国交はないし、朝鮮戦争も正式には終戦していません。クリントン時代(民主党)や金大中時代のハト派政策が政権交代で180度ひっくり返らないとも限らない(実際、ブッシュや李明博によってひっくり返りますが)。
 ブッシュや李によってハト派政策がひっくり返ってから「核開発は公式に再開された」わけです。
 北朝鮮からすれば「正式終戦も国交もないのに核廃棄で丸裸になんかなれない」という思いがあっても「ある意味当然」です。

 金氏は4度目の訪中を果たし、習近平国家主席と会談して、中朝の結束をアピールした。国連安全保障理事会常任理事国である中国は、ロシアとともにかねて、対北制裁緩和を主張している。
 北朝鮮を含む6カ国協議の枠組みでかつて非核化に取り組んだ日米韓中露のうち、日米以外が金氏に寄り添う。そんな厳しい現状認識も日本には必要だ。

 ならばなぜその中に日本も入って「北朝鮮とのバーター取引を日本がリードしよう」と思わないのか。それは産経らウヨにとって「どんな理由にせよ、いかなる形であれ、北朝鮮と取引したくないから」にすぎません。


櫻井よしこ『国柄を考える、平成最後の天皇誕生日
https://yoshiko-sakurai.jp/2019/01/10/7851
 個人的には今の天皇誕生日(12/23)を「文化の日(11/3:明治天皇)」「昭和の日(4/29:昭和天皇)」のようにウヨ(自民党日本会議)が祝日として残そうとするのか、大正天皇(8/31)のように残す気がないのか、気になるところです。たぶん「残す気がない」のでしょうが。

「沖縄は、先の大戦を含め実に長い苦難の歴史*10をたどってきました。皇太子時代を含め、私は皇后と共に11回訪問を重ね、その歴史や文化を理解するよう努めてきました。沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは、これからも変わることはありません」

天皇が言ったところでよしこらウヨは「沖縄集団自決は軍命令じゃない」とデマを飛ばし、沖縄県民の意思を踏みにじって「普天間埋め立て」を強行しようとするのだから恥知らずとしか言い様がありません。
 しかもそうした沖縄県民を愚弄する行為をしながら「天皇の沖縄発言に同感です」と強弁する。どれほどクズなのか。
 天皇から「普天間移設を強行するな」「集団自決問題で沖縄県民を愚弄するな」とでも言われない限り、よしこはこうした恥ずべき行為をやめないのでしょう(もちろん天皇がそうした政治的発言をすることはあり得ませんが)。
 まあ、あえて言えば天皇が仮にそうした発言をしてもよしこらは無視するでしょうが。

 安倍晋三首相は新年1月4日に配信される「言論テレビ」の番組収録

 「言論テレビ」などというウヨ番組に出演して恥じない男が首相だというのだから絶望的思いを感じずにはいられません。歴代自民党総理でもここまで酷い男は安倍だけでしょう。「安倍晋太郎*11も本当にろくでもない子どもを育てたもんだ。やはり、安倍晋太郎がクズだから安倍晋三もクズなのか」と思わずにはいられません。裏返せば福田康夫*12がまともなのは「福田赳夫*13がまともだったから」でしょうか。

これら手強い外国首脳との外交においては、「率直に話をすること、約束を守ること」が大事だと語った。

 馬鹿馬鹿しくて話になりません。プーチンに完全に手玉にとられてる無能が何様のつもりか。

 日本の国柄の核は皇室である。皇室の伝統は神話の時代に遡り、それは神道と重なる。

 といって政教分離原則をぶち壊し「国家神道復権」を企むよしこらウヨですが、そんなことはそもそも天皇一家ですら希望してないでしょう。そして皇室支持者ですら極右でもない限りそんなことは希望していない。

神道の力は、教えられようが教えられまいが、神道的感受性が多くの日本人の中に生きている、という点にひそんでいると思います*14

 神道的感受性が「国家神道」を意味するのなら*15そんなもんは「多くの日本人にとって不快な代物」でしかないでしょう。
 そもそも、日本人多数が未だに国家神道を支持していようとも*16、「だから国家神道を復活させていいのだ」つう話には全くなりませんが。

 その価値観は穏やかで、寛容である。

 少なくとも国家神道が寛容どころか「神社崇拝を拒否した創価学会初代会長・牧口常三郎を獄死させる」など、排他的であること、そして「よしこらウヨ(神社本庁を含む)」の言う神道が「国家神道であること」、つまりよしこらが嘘をついていることは説明の必要すらない気がします。


■もし乗っていたのが拉致被害者だったら
http://araki.way-nifty.com/araki/2019/01/news290331110-0.html

 隠岐の島の4人、そしてレーダー照射事件のとき北朝鮮船に乗っていた4人…。
 あの中にもし拉致被害者が乗っていたら、と、ふと考えました。

 「乗っていない」し、「今後そのような事態が生じる可能性もほとんど考えられない」のだから考えるだけ無駄な話です。


■お誕生会
http://araki.way-nifty.com/araki/2019/01/news29013118-96.html

 金正恩が昨日から中国に行っているそうです。
 今日はご本人の34歳か35歳か36歳(諸説あるのでよくわかりません)の誕生日で「お祝いしてやるぞ」と言われたんでしょうか。

 さすがに冗談でしょうが呆れて二の句が継げませんね。「1月8日が金正恩君の誕生日らしい」というのは事実のようですが。なお、マスコミ報道では、トランプの「近く米朝首脳会談について発表できると思う」と発言とセットで考え、「何らかの政治的動きがあるのではないか」という見方ですね。
 ちなみにウィキペディア「1月8日」によれば「歌手のエルビス・プレスリー(1935〜1977年)」「小泉元首相(1942年生まれ)」も「1月8日が誕生日」だそうです。

 真面目な話で言えば誕生祝いで呼んだはずはありません。

 だったら最初からくだらない与太飛ばすなて話です。

 今こそ絶好のチャンスともいえるでしょう。

 何がどうチャンスなのか。馬鹿馬鹿しくて話になりません。

 そのチャンスをものにできるかどうかは私たち日本国民の意思と行動に掛かっています。

 荒木的に日本国民に一体何をどうしてほしいのか。

 ところでこのような国際情勢を説明するのに極めて分かりやすい比喩があるのですが、ちょっとここに書けない表現なので残念です(大学の授業でも女子学生がいないときにしか話せません)。

 要するにくだらない猥談でしょう*17。男子学生もまともな学生なら呆れてるでしょうね。それともそんなまともな学生は拓殖なんぞにはいないのか。

<特定失踪者データ>
◎氏名:川合健二
◎よみかた:かわい・けんじ
◎生年月日:昭和22(1947)年2月6日
◎当時の年齢:32歳
◎失踪年月日:昭和54(1979)年4月4日
◎当時の身分:会社員
◎最終失踪関連地点:山梨県
◎当時の居住地:山梨県中巨摩郡竜王町(現甲斐市
◎失踪の状況:夕方、山梨県内の路上で母子2名に対する人身事故を起こし(被害者は生命に別状なし)、被害者を病院に送り届けたあと自宅に戻ってきた。自宅に「警察が来る」との連絡を受けたあとに家を出て行き行方不明となる。

 普通に考えて「警察の捜査から逃げた」と見るべきでしょう。まあ、それにしたって普通の人間はこんな長期失踪はしませんが。


■厄介払い
http://araki.way-nifty.com/araki/2019/01/news29003116-88.html

 前号ニュースで私自身若干勘違いがありました。レーダー照射について統一部の発表の中であったものと思っていたのですが、記事にある「軍消息通」、つまり軍からだったようです。

 おいおいですね。仮にも「自称韓国通」が「統一部と軍を混同していた」というのは相当恥ずかしいでしょう。

 日本政府が情報を軍事情報に関わる物以外も統制しているのも、このことと関係する可能性があります。それぞれの立場で情報をお持ちの方は(お役所の方も含め)ぜひお知らせ下さい。

 日本政府が情報隠蔽してると決めつけたあげく、公務員の情報漏洩を期待するとは荒木もいつもながら無茶苦茶です。


■韓国政府が「レーダー照射した」と発表
http://araki.way-nifty.com/araki/2019/01/news28993115-df.html
 この件については「日本、韓国双方の言い分があまりに食い違ってる」ので小生としては現時点では様子見ですね。
 小生のような素人が日本政府、韓国政府主張をもとに、無理に「韓国の主張が間違ってる」「日本の主張が間違ってる」などと判断するのは評価を誤る危険があるでしょう。
 そして我々素人にはそんなことをする必要もない(なお、小生は安倍は大嫌いですが、この件では韓国に非があるのであればもちろん韓国批判はします。ただし「レーダー照射が事実でもどう見てもたいした実害はない*18。むしろこんなことで騒いで関係を悪くする方が実害がある」「安倍が騒いでるのも、国益などと言うご大層な話ではなく、どう見ても韓国への鬱憤ばらしという程度の低い話にしか見えない」「慰安婦や徴用工の問題では明らかに安倍に非がある」ので、必要以上に騒ぐ気はないですが)。
 それにしても「この件についてどう理解、評価するにしても」拉致問題には関係ないでしょうに、荒木も変な男です。「韓国に悪口したい」というウヨらしい気持ちがあるからこそ、「拉致問題に関係ないこと」にこだわるのでしょう。


■サムボン号
http://araki.way-nifty.com/araki/2019/01/news28973113-8e.html

 やはり何か後ろめたいオペレーションだったのではないでしょうか。それがP-1に見られたので慌ててレーダーを照射し、「何がしたいんですか?」と聞かれて答えられなかった、という感じではないかと。

 根拠レスのくだらない陰謀論ですね。
 荒木の言う「後ろめたいこと」とは具体的になんなのか。ネット上に存在する「北朝鮮の制裁破りに協力してた」なんて与太なのか。
 そもそも現時点では「レーダー照射をした」と決めつけることは出来ないでしょう。「どちらとも決定できない」と見るのが適切ではないか。


■プレジデント
http://araki.way-nifty.com/araki/2019/01/news28963112-70.html

 小野次郎・元総理秘書官と言えば前号ニュースで「官房長官への要請文書と政府からの回答及びそれに対する見解」で載せた「山本美保さんDNA偽装事件」に関与していると言われてきた人物

 もちろんそんなことは荒木とお仲間ウヨ「だけ」が勝手に言ってるだけです。
 本来、小野氏や山梨県警名誉毀損で訴えられても文句は言えませんが、「俺のバックには家族会と拉致議連がある。小野氏や山梨県警には訴えられない」と思い上がってるのでしょう(実際、現時点では荒木は提訴されていませんが)。荒木も本当に最悪のクズです。

 例のレーダー照射の件で自身のTwitterに日本側が全面的に悪いと書いています。「北鮮船舶に作戦行動中の軍艦に訳もなく接近するのは極めて危険で不見識」などと書かれると「ほう、いつの間に軍事専門家になったのかな」と関心?してしまいました。

 これについては

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/01/2019010180004.html
朝鮮日報『レーダー照射:小野次郎参議院議員「作戦行動中の軍艦に訳もなく接近するのは極めて危険」、小泉内閣時の内閣総理大臣秘書官・元参議院議員が指摘』
 日本の内閣総理大臣秘書官参議院議員を務めた経験のある政治家が、日本の防衛省が公開した海上自衛隊哨戒機の映像を見て、「海上自衛隊が間違っている」という趣旨で日本政府を批判した。
 2001年から04年までの小泉純一郎内閣で内閣総理大臣秘書官を務めた小野次郎・元参議院議員=写真=は29日、ツイッターの自身のアカウントで、日本政府が公開した「哨戒機の映像」に関して、「映像は我が方(日本側の)言い分よりも、韓国側の緊迫した一触即発の状況が良く分かる。北鮮船舶に作戦行動中の(韓国)軍艦に訳もなく接近するのは極めて危険で不見識」と指摘した。その上で、「我が国海保(日本の海上保安庁)でも北鮮船舶に接近作業の場合は、相手の抵抗や不意の攻撃に対して威嚇射撃などの備えを怠らない。接近する航空機の警戒も強化する」と述べた。先月20日北朝鮮遭難船舶の救助作戦を行っていた韓国駆逐艦が警戒を強化したのは当然のことであり、日本の哨戒機の対応に問題があったことを批判したものだ。
 小野氏は「防衛省公開映像を一目見て私は2001年暮れ奄美沖不審船事件の最終場面を思い出した」とも書いた。奄美沖不審船事件とは、2001年12月に鹿児島県奄美大島近くの東シナ海で、日本の巡視船が北朝鮮のスパイ船と推定される不審船と交戦、沈没させたことを意味する。同氏は「自衛隊護衛艦は不測の事態発生を避けるため通常、不審船には近づかない」とも述べた。

を紹介しておきます。
 で、まあ荒木のことですから、小野氏に悪口雑言するわけです。実にくだらないですね。小野氏のレーダー照射についての評価については俺は素人ですのでコメントしません。
 問題にしたいのは「山本美保さん」云々以降、何をとち狂ったか「小野氏に悪口雑言する荒木の腐った神経」ですね。荒木が小野氏の何をそんなに敵視してるのかさっぱりわかりません。
 小野氏も「荒木は何で俺を敵視するんだ?」と困惑してるんじゃないか?
 それとも別に「小野氏に恨みがあるわけではなく」、「山本美保さんDNA捏造」なる濡れ衣を着せるのに都合のいい人間(警察出身の首相秘書官)として小野氏がいたから悪口してるに過ぎないのか。どっちにしろくだらないですが。
 つうか荒木の方こそ「DNA鑑定は捏造だ」て「いつからDNA鑑定の専門家」になったのか。

 小野次郎氏といえば隔週刊誌「プレジデント」の平成23年(2011)10月31日号で小泉総理秘書官当時の上司に当たる飯島勲・元総理首席秘書官が連載「リーダーの掟」の中で「初めて明かす小泉官邸の恥さらし」として、「よくここまで書くなあ」と思う程厳しく批判していました。

 当然ながらこういう場合「飯島氏の小野批判が正しい」という保証はどこにもありません。
 何かで小野氏と険悪な仲になった飯島氏が「あることないこと言って小野氏を誹謗している可能性」もあるわけです。
 そして仮に「飯島氏の小野批判が正しい」としてもそれは
1)小野氏が「DNA鑑定捏造に関与した」などという荒木の言い分が正しいことも
2)小野氏のレーダー照射問題評価が間違ってるということも
意味しません。
 つうか荒木の言う「DNA鑑定捏造疑惑」なんて安倍や菅官房長官ですら相手しないような代物であり、全くのデマであることは言うまでもないでしょう。小野氏が関与してる、してない以前に、そんな捏造は存在しない。
 そもそも荒木が本気で「捏造がある」と思うのなら「間違った鑑定によって精神的苦痛を受けた」として山梨県警に損害賠償を求める訴訟を起こすことを「美保さんの親族」にすすめ、荒木もその訴訟を支援することをなぜしないのか。それは荒木が内心ではそんな捏造がないと思っていること、訴訟しても勝てないと思っていることの傍証でしょう。

 9.11同時テロのとき携帯のつながらない地下にいて酩酊していたとか、小泉総理の靖国訪問の情報を外務省に流して妨害したとか。

 以下、「荒木の紹介する飯島氏の小野氏への悪口」が「実際にプレジデントの飯島コラムに掲載された」という前提で話をします。
 飲酒酩酊*19はともかく「靖国参拝について外務省に情報を流さなくていい」と本気で飯島氏が思ってるならその方がおかしいでしょう。しかしこういうことを書くと言うことは飯島氏とは相当の極右なんでしょうか?

 最後のところで飯島氏は「その問題の秘書官なのだが、官邸で大事な仕事を一緒にしたことがなかったので、名前を失念してしまった。どこかで政治家に転職したと聞いた」とまで書いています。

 そもそも2011年になってからわざわざ雑誌に小野氏への悪口を書き飛ばす事も人として陰険でどうかと思い、飯島氏の人間性を疑います(掲載するプレジデントも気が狂っています)。俺なら「絶対に飯島とは関係を持ちたくない。後であのバカは無茶苦茶な悪口しかねないからな」「飯島のバカは常識なさ過ぎだろ」と思い飯島氏を軽蔑しますね。
 しかし「名前を覚えてない」とまで書くのが酷いですね。普通に考えて名前を覚えてないわけがないでしょう。
 要するに「理由はともかく」小野氏に恨みでもあるのか、飯島氏が当てこすってるわけですが、「悪口雑言や当てこすりが下劣すぎる。これが仮にも元首相秘書官なのか。あいつには常識がないのか」「小泉元首相や福田元官房長官はこんなことはやってないんじゃないか」とこれは小野氏よりむしろ飯島氏の評判が落ちたんじゃないか。
 おそらく小野氏はこれについて「スルーした」んでしょうが賢明な判断でしょう。下手に反論しても、泥仕合で飯島氏と同レベルに落ちるだけです。「スルーしたこと」でむしろ小野氏の株が上がったんじゃないか。

 それにしてもこんなときに韓国の肩を持つというのは、(1)韓国側に何かの義理か弱みがある、(2)安倍政権を批判することで何らかの利益がある、のどちらかなんでしょう。

 「小野氏の考えが正しいかどうかはともかく」小野氏が「この件は韓国よりも日本側に非があると考えてる」と普通に思えばいいでしょうに、なんでこう邪推しますかね。
 それはともかく、小野氏がレーダー照射の件について何を言おうと、それは拉致の解決とは何一つ関係ありません。
 拉致と関係ないことを「特定失踪者問題調査会メルマガ」に掲載するというのは、荒木が
(1)韓国を肩を持つ人間、安倍政権を批判する人間には悪口したい
(2)「DNA捏造疑惑」云々で敵視してる小野氏に悪口したい
の両方なんでしょう。くだらない話です。家族会もよくこんな男と付き合えるもんです。


■謹賀新年
http://araki.way-nifty.com/araki/2019/01/news28953111-c0.html
 小生の記事日付が11月なのに、ネタにしてる荒木記事タイトルが「謹賀新年」となってる点はご容赦下さい。

 負け惜しみのようですが、これまで拉致被害者救出に関し官民様々な立場の人が様々な場所でやってきた拉致問題への取り組み、それぞれの戦場での戦いは、試行錯誤の連続であるとはいえ必ず積み重ねになっているはずです。

 「拉致被害者救出に関し官民様々な立場の人」が田中均氏や蓮池透*20でも意味するなら話は別ですが、「救う会や家族会」を意味するなら、完全な負け惜しみだし、積み重ねもないですね。巣くう会、家族会の活動に意味があったといえるのは「小泉訪朝だけ」でしょう。
 巣くう会や家族会の活動のおかげで「小泉訪朝」がもたらされたという面はあるでしょう。
 ただしそれは「家族会」はともかく「拉致を北朝鮮たたきのネタにしてるだけで解決は望んでない」巣くう会にとってはむしろ「ありがた迷惑」で小泉氏を不当にも攻撃し、愚かな家族会も「当初は蓮池透氏まで」それに引きずられますが。
 「小泉訪朝」が「制裁路線」に180度変わってからは拉致での進展なんか何一つないですね。今のままなら何年たとうが進展なんかないでしょう。
 まあ俺に言わせれば「負け惜しみのようですが」云々に該当するのは例えば「沖縄での戦い」「朝鮮学校無償化除外訴訟」でしょう。
 「沖縄で知事選に勝っても安倍はそれを無視し工事をやめない」
 「朝鮮学校無償化除外という不当な行為を日本社会は容認し、一部の下級審判決での朝鮮学校勝訴判決を除き、裁判所は安倍に忖度し、敗訴判決を下してる」
 それでも「沖縄での戦い」や「朝鮮学校関係者の戦い」は意味がある、そう思いたいですね。

 寒い中、あるいは暑い中署名活動をして下さっている皆さんからは「署名を続けていて効果があるのだろうか」と言われることもときどきあります。確かに署名に応じてくれる人は僅かですし、一回一回の署名がどこまで結果に結びついているだろうかと考えると「これこれの成果があります」とは簡単に言えないのが正直なところです。
 でも、活動している姿は直接署名しない人でも必ず見ているもので、また拉致問題を進展させたくない勢力には圧力になります。

 いろんな意味で馬鹿馬鹿しい。
 まず第一に「他の署名運動(例:日本共産党などが運動している改憲反対3000万人*21署名)はともかく」、拉致での署名活動にもはや意味なんかありません。
 この署名活動がまだ「日朝首脳会談を求める署名」「日朝首脳会談を実現するために制裁解除を求める署名」なら意味もあるでしょうがそうじゃないですからね(もちろん今の家族会がそんな署名活動をするとは思っていませんが)。
 だから署名者も少ない。署名に意味があったのはせいぜい小泉訪朝まででしょう。
 第二に「拉致問題を進展させたくない勢力」なんてもんがあるとしたら「交渉以外に拉致解決の現実的方策はない」のに「交渉に反対し、交渉を妨害するために特定失踪者などというデマを垂れ流す荒木ら巣くう会」こそがそれに該当するでしょう。北朝鮮ですら「北朝鮮にとって都合のいい進展」であり、「それが拉致被害者家族や日本国民の望む進展とは必ずしも一致しない」とはいえ日朝交渉による進展を希望してるでしょう。
 まあ、荒木だと和田春樹氏*22田中均*23、日朝国交正常化議連メンバーの議員(会長の衛藤征士郎衆院副議長など)、「総裁選で北朝鮮への連絡事務所設置を主張した石破*24元幹事長」などに悪口するのでしょうが。
 第三に署名活動など田中氏や和田氏らは当初からなんとも思ってないでしょう。最近も和田氏は『安倍首相は拉致問題を解決できない』という新刊を刊行しました。
 2018年にはついに「日朝国交正常化議連」が活動を再開しました。石破氏が自民党総裁選挙中に表明した、事務所設置論には巣くう会が悪口しましたが、自民党総裁選での選挙結果には全く影響なく、石破は敗北したものの「ほとんどの派閥(麻生副総理・財務相麻生派、岸田政調会長の岸田派、二階幹事長の二階派など)が安倍支持を表明する中」当初予想を上回る善戦をしました。
 巣くう会や家族会の圧力どころではない。もはや、巣くう会、家族会の政治力は「蓮池透氏の家族会不当除名」もあって衰退の一途です。
 とはいえ荒木らは「我々の署名が圧力になってる」と根拠レスで放言するのでしょうが。まあ、「拉致被害者帰国」ではなくてこんな「あるとはとても思えない圧力の成果」なんか持ち出すようでは「署名活動の無意味さ」を自白してるのも同然です。
 第四に圧力というなら「他の署名運動はともかく」、拉致では「政府への陳情」でもやればいいのであって、署名運動などやる必要はない。
 署名者が減る一方の署名活動なんかして何の意味があるのか。
 正直、なんで荒木らが「署名にこだわるのか」わけがわかりません。もはや署名の効果ではなく「荒木に言われるがままに署名活動をする家族会」を見て満足する、つまり「家族会が巣くう会の言い内になるかを確認するある種の踏み絵」でしかないんじゃないか。
 つまり五輪のスローガン「参加することに意味がある(勝ち負けはある意味どうでもいい)」をもじれば「家族会に署名活動させることそれ自体に意味がある」のではないのか。

 社会運動というのはやっているときには砂を噛むようなことばかりで、目に見える結果もあまりありません。でも、ずっと続けてきて、ふと後ろを振り返ったとき「まあ、やらないよりはやった方が良かったかな」と思うくらいのものではないかと思います。
 もう一つ言うならば、皆が関心を持ってやるのであれば社会運動をやる必要はありません。

 まあ多くの社会運動は「差別(人種差別、外国人差別、性差別、宗教・思想差別など)撤廃」にせよ、「障害者福祉」にせよ、「環境保護」にせよ、「死刑廃止」にせよ、他の何にせよ「少数派からの多数派への異議申し立て」であることが多いです(もちろん常にそうだというわけではありませんが)。したがって一般論で言えば「少数派の運動なんだから」荒木の言うような面があることは否定できません。
 しかし荒木のコミットする拉致問題について言えばそういう話ではないですね。荒木らが「制裁路線」などという間違った路線に固執するからこそ解決しないわけです。
 というか荒木ら巣くう会の場合「反共、反北朝鮮の立場から、日朝国交正常化を妨害するため、拉致を解決させないために制裁路線を唱え、にもかかわらず解決のために頑張ってると虚言を吐く」言論詐欺師のわけです。


■大晦日
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/news2894301231-.html
 小生の記事日付が11月なのに、ネタにしてる荒木記事タイトルが「大晦日に」となってる点はご容赦下さい。

 最近ではさすがに(ボーガス注:特定失踪者問題調査会への)失踪の届けは少なくなりましたが、それでもときどきはあります。拉致ではないかと思いながらずっと言い出せずにいた方が連絡してこられる場合もあります。

 さすがに「特定失踪者が国内で見つかった」つう報道が一時相次いだことで世間も「あいつらの認定でたらめだろ」つう認識になってきたのでしょう。

 先日の要請文書で、亡くなっている拉致被害者に関する項目について、政府の回答では「政府としては、全ての拉致被害者の方々の生存を前提に…」となっています。ということは亡くなった拉致被害者のことは何も考えていないということです。寺越昭二さんや外雄さんはまさにそれなのですが、この問題だけでも大変なことです。

 おいおいですね。そもそも寺越昭二氏、外雄氏を拉致と見なすことが適切か疑問ですが、仮に「拉致と見なす」としてすでに死去された彼らについて荒木は何がしたいのか。
 北朝鮮謝罪と賠償でも求めるのか。まずは「何をしたいのか」はっきり言うべきでしょう。
 まあ俺個人は「仮に彼らが拉致であり、かつ謝罪等を北朝鮮にさせることが可能ならそうすべきだが、寺越武志氏の立場を悪くする恐れがあるし、無理だろう」「最優先は生存拉致被害者(そういう人がいれば、であり、いる保証は全くありませんが)の帰国だろう」と思っています。

 ですから拉致問題に「解決」はありません。全員が生きて一括で帰国するというのはもちろん願いであり、北朝鮮に求めるのもそうであるべきでしょうが、現実には不可能であり、様々なケースについて考え、準備をしておかなければならないと思います。

 おいおいですね。「いつまでも可能性の低い『全員生存、全員帰国』を根拠レスで主張されても迷惑」ですが、今頃になって「死亡者の存在を覚悟してほしい」とは無責任にもほどがあるでしょう。

 いずれにしても他人頼みで一喜一憂するのではなく、やはり自力でやらなければならず

 基本的にこういう問題は「自力」で出来る話ではありません。外務省の交渉に期待するほかはない話です。

 昭和と平成に起きた事件を、何とか平成のうちに山を越したいという思いです。

 平成終了まで後4ヶ月しかないのに、今の状況で「山を越す」わけがないでしょう。そもそもそんな気もないくせにでまかせも大概にしてほしいもんです。


■レーダー照射事件の謎
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/news2892301229-.html
 いつもながら荒木には「何だかなあ」ですね。拉致問題と全く関係ない話を何で「特定失踪者問題調査会メルマガ」に書くのか。
 まあ、俺が荒木の立場だとしてあえてこのレーダー照射問題に触れるとしたら「拉致解決において韓国との協力関係は重要なので、早急に穏便に解決してほしい」ですかね。

 やっていたのが北朝鮮の漁船の救難ということですが。これを日常的にやっていたのかどうか。ひょっとして何かうしろめたい理由があり、その現場を見られてしまったので「やばい」と思ってP-1を追い払おうと思わずレーダーを照射してしまったとか。だからP-1から問合せても答えられなかったということはないんでしょうか。

 レーダー照射については日韓の言い分が食い違うので、事情がよくわかりませんが、いやいや「レーダー照射で追い払おう」てレーダーって「追い払うための装備」じゃないでしょうよ。
 大体「後ろめたいこと」て何なのか。ネット上では「北朝鮮の制裁破りに協力してた」なんて与太が出てるようですがそういうことを荒木は言いたいのか。

 レーダー照射がいかなる理由であったかは別として、いくら韓国が左翼政権だと言っても広開土大王が本気でP-1を撃墜しようとしたはずはありません。

 「アンチ文政権の荒木なら『撃墜目的』というかと思っていた」ので意外な発言ですが、まあそんなんは荒木に言われなくても常識人なら皆分かってることです。
 つうか、どこの国だって「それなりに正当な理由」がなければそうそう軍事行動なんかしません。


大本営発表
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/news2890301227-.html

 かつての「大本営発表」も、最初の頃は戦果も損害もそう大きく間違ってはいなかったそうですが、ミッドウェー海戦で敗北し、それを海軍が天皇にも政府にも陸軍にも隠したために事実とかけはなれた発表になり、嘘をごまかすためにまた嘘をつくという連鎖が続きました。その結果日本がどうなったのか、すでに歴史が証明しています。

・なお、ウィキペディア大本営発表」によれば「(誤認識ではなく)意図的な戦果水増しと被害の矮小化」の最初の事例は「1942年6月のミッドウェー海戦連合艦隊が壊滅的打撃)」ではなく「1942年5月の珊瑚海海戦(ミッドウェーほど悲惨ではないが日本が敗北)」からすでに始まっています。
 ミッドウェー海戦による「連合艦隊の打撃」と「それを隠蔽するための意図的な戦果水増しと被害の矮小化」が特に酷いためにミッドウェー海戦大本営発表が非常に悪名高いわけですが。
ミッドウェー海戦について「国民相手」ならともかく、「天皇や政府(内閣、外務省、陸軍など)」に対して海軍は嘘などついておらず、連合艦隊の壊滅的打撃を天皇や政府は十分理解していたと思います。そうでなければ戦争などできるもんではありません。
 荒木のこの珍説は一体何が根拠か気になりますし、こんな珍説を唱えるだけでも荒木など俺は「知的能力の面で信用できない人間だ」と思いますがそれはさておき。
 「失態をごまかすための大本営発表」つうなら、荒木の「山本美保さんのDNA鑑定は山梨県警の故意の捏造だ!、美保さんは北朝鮮で生きている!」ほど酷い「大本営発表」もないでしょう。
 ただしこれによって、「蓮池透氏」など少なくない人間が「誤鑑定ならともかく故意の捏造なんてあるわけないだろ」と荒木らに疑念を抱き、批判したり離れたりしていったわけです。
 荒木の文章をパロれば、つまりは

(荒木の嘘を容認した結果)その結果、拉致問題がどうなったのか、すでに(小泉訪朝後16年の)歴史が証明しています。

ですね。蓮池氏が家族会除名されたことで「家族会がまともでないことが天下に明白になり」、結果、拉致は日本においてどんどん風化していったわけです。
 なお、「山本美保さん」の時は「死体が腐乱してDNA鑑定でしか身元確認が出来なかった」「まだ特定失踪者の嘘もそんなに明確になっていなかった」ため「捏造鑑定だ」と強弁していた荒木も「美保さん以外にも発見者が登場。しかも遺体ではなく生存者(つまり自らの意思による失踪だった)」ということが明確化するとさすがに「特定失踪者はすべて正しい」とはいわなくなります。
 それでも「特定失踪者認定の一部に間違いがあるからと言って全部が間違いとはいえない」と強弁し続けるのだから呆れます。そんな荒木を内心はともかく「表向きは支持し続ける家族会」にも呆れますが。どう見ても荒木は拉致の解決など望んでいません。

 それぞれの役所の担当者の方にもお願いしたいのですが、組織の論理で隠していれば、やがて国家の屋台骨が傾くかも知れません。政府の方針として隠すなら、個人の良識としてそれを明らかにするというのも、より国家に報いる道ではないかと思う次第です。ご協力を心よりお願い申し上げます。

 公務員に公然と秘密漏洩(違法行為)を要望するとは正気じゃないですね。なお「組織の論理に対し、個人の良識で批判した(それがより拉致被害者家族会に報いる道ではないかと思った)」のが家族会批判に踏み切った蓮池透氏の訳です。
 つうか、こういうことを荒木は言うなら

 政府の方針として隠すなら、個人の良識としてそれを明らかにするというのも、より国家に報いる道ではないか

という認識から、加計告発(安倍の不正に対する内部告発)をした「前川・元文部科学次官」をもっと評価すべきでしょうにねえ。
 

■大森勝久ブログ『日本国民は「第2次対中露冷戦」を認識せよ! 安倍首相を中露の尖兵だと認識せよ!』
https://ameblo.jp/omorikatsuhisa/entry-12427704484.html

プーチンは11月25日、ウクライナ海軍の3隻の艦艇を銃撃して拿捕した。
・「国連安保理」の緊急会合では、米英仏がロシアを非難し、ウクライナ乗員の即時解放などを求めた。NATOも11月26日に緊急会合を開き、「ロシアの武力行使は正当化できない」(ストルテンベルク*25事務総長)などとしてウクライナ支持を確認した。日本はまたもや沈黙した。安倍首相が独裁侵略者プーチンと深い友情と信頼関係で結ばれているからだ。
・12月3日の新聞には、安倍首相とプーチンが笑って握手をしている写真が載っていた。24回目の日露首脳会談(12月1日)の記事である。
プーチンは独裁者・侵略者である。2014年3月にはウクライナクリミア半島を軍事侵略してロシア領に編入した。つい先日の11月25日には、ウクライナ海軍の3隻の艦艇を銃撃して拿捕した。国内や海外でも、自らを批判するジャーナリストや元情報機関要員を何人も暗殺している人物*26だ。そんなプーチンと何度も何度も首脳会談する安倍氏は、それだけで糾弾されて当然なのだ。ヒトラーと24回も首脳会談し、「深い友情と信頼感をお互いに抱いている」と言えば、この人物もヒトラーと同類と評価される。だが日本ではそうではない。安倍氏のことだ。

・安倍首相は10月26日訪中して習近平*27と日中首脳会談を行い、「競争から協調へ、日中関係を新しい時代へと押し上げていきたい」と表明したのだ。日中は「安全保障分野や経済分野で日中関係を『競争から協調へ』と新たな段階に発展させること」で一致した。第3国での日中企業によるインフラ整備などの経済協力を推進する。中国の「一帯一路」への協力参加だ。通貨交換(スワップ)協定を再開させる(10倍の規模で)等々である(10月27日付読売新聞)。

 尖兵などというのは馬鹿げた陰謀論です。しかし「安倍の一帯一路参加表明」「プーチンと個人的信頼関係をアピール(そして北方領土が返還されるかのように宣伝)」を見れば分かるように、安倍が中露と敵対関係になどないことは確かです。
 それは「尖兵呼ばわりするかどうか」はともかく「日本との領土問題や、国内の人権問題などを理由に中露を敵視する大森氏のような人物」にとって安倍の許しがたい裏切り(?)行為であることは確かです。
 それにしても大森氏の「プーチンへの悪口の是非」はともかく、「大森氏と違い」日本においてほとんどのウヨ連中*28があまりプーチン批判しないこと(少なくとも習近平氏や金正恩君ほどには批判しないこと)はすごく不思議です。すでに何度も「ロシア公安を使った反体制派暗殺疑惑」が取り沙汰されてる御仁がプーチンなのに。
 「兄をマレーシアで殺すなんて金正恩は」云々つうなら「ロンドンで反体制派(元ロシアスパイ・リトビネンコ)を殺した疑いのあるプーチン」ももっと批判したらどうなんでしょうか。

 安倍氏は「平和条約交渉」の名目によって、ロシアの日本侵略を援助していく。反日左翼の用語は転倒している。「平和」とはロシアや中国に日本を侵略させることなのである。沖縄の反日反米左翼たちが語る「平和」も同じだ。中国に沖縄を侵略させることだ。

 こういう陰謀論は勘弁してほしいですね。安倍は「領土返還により名を残す」という名誉欲のためにプーチンに手玉にとられてるとみていいと思います。しかしそれは「ロシアの手先として北海道侵略計画に加担してる」つう話ではない。そもそもロシアに北海道侵攻の意思などないでしょう。
 「1945年に北方領土に侵攻した」「クリミアは併合した」「シリアに軍事介入してる」て、そんなことと「北海道侵攻」と何の関係もないわけです。プーチンがもくろんでることは北海道侵攻どころか、「島の返還」を口実にいくら日本政府や企業から経済支援を引っ張るか、つうことでしょう。当然ながら侵攻どころの話ではない。
 沖縄の米軍基地反対にしても話は同じです。基地被害に反対してるのに過ぎないし、沖縄の基地がなくなろうと、中国は沖縄侵略などしない。そもそも沖縄の基地は「沖縄防衛のため」にあるのではない。
 しかし自称「愛国者」の大森氏が「ロシアや中国への警戒」を叫びながら米国に対してはまるで米国を「裏表などなく、私利私欲になど走ったりしない正義の味方」「日本のズッ友」であるかのように描き出してるのは全く滑稽です。


官房長官要請文書への回答について
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/news2886301221-.html
 菅の回答に「予想通り悪口する荒木」ですが、どうせ菅は無視するでしょうし、それに荒木も何も出来ないでしょう。


■国基研『日本の防衛費は韓国に抜かれる』太田文雄(元防衛庁情報本部長)
https://jinf.jp/feedback/archives/24008
 「仮に抜かれたら何なんだ」て話です。これがまだ「日本の科学技術研究費が韓国に抜かれる。このままでは科学技術で日本に差をつけた韓国に経済力でも抜かれることになる。科学技術力は経済力の重要な要素だ」つうならまだわかりますが(つうか中国にはすでに科学技術予算で抜かれてるようですが*29)。防衛費つうのは「多ければ多いほどいい」つう代物ではないでしょう。むしろ「少なければ少ないほどいい」と思いますね。軍事技術なんて通常、民生転用が難しいですから、金儲けのネタにはまずなりません。


■いのち
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/news2884301216-.html

 私は(中略)友人をガンで失いました。
(中略)
 予備役ブルーリボンの会の会員で元潜水艦艦長だった中村秀樹さんです。
 多数の著作があり、闘病中も自衛隊拉致被害者を救出する小説を書いていました。12月10日没。享年68歳。

 吹き出しました。闘病中にやることがそんな与太小説の執筆ですか。さすが荒木のダチ公だけのことはあります。ちなみにそうした与太小説としてはすでに喜多由浩*30産経新聞文化部編集委員)『アキとカズ:遥かなる祖国』(産経新聞連載小説の単行本化、2015年、集広舎)があります(ただし喜多小説で救出に向かうのは自衛隊ではなく救う会をモデルとした民間右翼団体)。
 こういうバカが死んだと聞くと、やはり「死もまた社会奉仕(石橋湛山*31山県有朋*32の死去時に述べたとされる皮肉。平たく言えば『ろくでもない人間は死んだ方が社会のためだ』)」と思わざるを得ません。是非荒木や島田洋一西岡力や三浦小太郎など「拉致右翼(拉致問題に巣くう右翼)」にも「自殺しろ」とはいいませんので、「がんでも脳卒中でも心臓病でも糖尿病でも何でもいいので病気で死んで社会に奉仕してほしい」「今からでも喫煙、飲酒などによる健康破壊に取り組んでほしい」もんです。
 ちなみにググったらこの中村さん

尖閣諸島沖海戦:自衛隊は中国軍とこのように戦う』(2011年、光人社
『第二次日露戦争 失われた国土を取りもどす戦い*33』(2013年、光人社
『日韓戦争:備えなければ憂いあり*34』(2014年、光人社
『新説 ミッドウェー海戦:海自潜水艦は米軍とこのように戦う』(2016年、光人社NF文庫)

なんてトンデモ著書があるようですね。呆れて二の句が継げません。こんな本を出す光人社も気が狂っています。
 大体2016年の本なんて「海自がミッドウェー海戦*35にタイムスリップして、当時の米軍と戦闘したら」なんて「半村良戦国自衛隊』(角川で映画化)の劣化コピー」「あり得ないファンタジー*36」なんか本にして何の意味があるんでしょうか?
 大体、自衛隊の最新艦船が「1940年代当時の米軍艦船」と戦えば普通に考えて勝つでしょう。
 これは逆だって同じです。「韓国軍や中国軍の最新艦船」が1940年代にタイムスリップすれば日本の連合艦隊なんか速攻で壊滅状態に出来るでしょう。
 そんな思考実験に何の意味があるのか。「娯楽作品に過ぎない」というには「どう見ても戦前日本礼賛と米国敵視という極右思想の表れ」でありあまりにも問題がありすぎるでしょう。
 つうか本当に「自衛隊がタイムスリップしたとしたら」時代が違うとはいえ、自衛官にとって米軍は「同盟国の軍のはず」です。なんでそう簡単に「自衛官と米軍」が戦闘できる設定になるのか。
 自衛官が戦国武将と戦争する「戦国自衛隊」とはかなり違うでしょうよ。
 「元自衛官」中村氏にとって、米軍は「同盟国の軍」ではなく「1945年の日本を焼け野原にした憎い鬼畜国民の軍。今は服従してるがいずれ報復してやる」なんて存在なんでしょうか?
 中村氏(ウィキペディアによれば、海上自衛官。元潜水艦「あらしお」艦長)とか田母神(元航空幕僚長)とかどうみてもキチガイとしか思えない人間が勤務できるって自衛隊ってトンデモ極右の巣窟なんでしょうか?

・海軍さんらしい、ダンディな人でした。
・元海軍中佐

 海上自衛隊を「海軍」とためらいなく表現するあたり荒木らしい非常識ぶりです。少なくとも「建前上」は、「戦前海軍への反省から生まれたのが海上自衛隊」なんですけどね。

 中村さんにしろ、先に逝った人たちに、やがて(ボーガス注:あの世で)再会するときに恥ずかしくないようにしなければと考えている次第です。

 「非常識右翼」荒木の人生に「恥と汚点以外に何がある」のか。「恥と汚点しかない」でしょうに。

【追記】
 今回、ググって知りましたが、かわぐちかいじの『ジパング』(2000〜2009年、週刊『モーニング』(講談社)に連載)つうマンガは「海自がミッドウェー海戦にタイムスリップする作品」で、細部はともかく、大筋は中村小説と同じだそうです。ウヨ連中って本当に『もしミッドウェー海戦に勝ってたら』が好きなようですね。
 そして今、週刊ビッグコミック小学館)に連載中の『空母いぶき』といい、なんでかわぐちってこんなにウヨってるのか?。かわぐち漫画が好きな人間ってのも理解が出来ません。なお、俺個人は「政治的にかわぐちがウヨなのでアンチウヨとして好きになれない」以前に「自己陶酔してる痛い奴」が主人公のかわぐちマンガがどうしても楽しめないので全然読んでません。いやまあ、マンガの主人公なんて大概「自己陶酔してる痛い奴」が多いわけですが、かわぐち漫画の場合、それが「あまりにも自己陶酔が異常すぎる*37」上に、「価値観がウヨすぎて賛同できない」のでなおさら読んでてつらい。


■拉致未遂に関する情報
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/news2883301214-.html
 まあ馬鹿馬鹿しいですね。この拉致未遂とやらが北朝鮮の犯行という根拠は何もない。また仮に百歩譲って「北朝鮮の犯行」だとしても、それが一体何だというのか。拉致問題の解決につながる話では全くない。


■大臣への要請文書に政府から回答
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/news2880301211-.html
 「特定失踪者を拉致認定しろ」「自衛隊での拉致被害者救出を検討しろ」、すべて荒木の要望に対する答えはほとんど「貴重な意見ありがとうございます。確かに承りました。一つのご意見として参考にさせて頂きます」という無内容な代物です。
 一部には「捜査状況が知りたい→デリケートな情報なので回答を控えさせて頂きたい」「山本美保さんのDNA鑑定が間違いだと認めろ→ご家族*38の警察へのご理解を得るため一層の説明に努めていきたい(事実上、間違いだと認めない、家族が誤解してるだけと明言している)」なんてのもあります。
 荒木に「そんなこと出来るか!」といわないものの「分かりました、やります」ともいわないわけです。まあ予想の範囲内ですね。荒木ですら内心では予想していたでしょう。でその予想が当たった事がやはり不満なんでしょうが。


櫻井よしこ『日本文明の核であり続けてきた皇室と天皇 民族の記憶に刻まれた伝統を大切にすべきだ』
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/12/08/7814

 皇室は、早くも聖徳太子の時代、つまり七世紀初めには貧しい人、親のいない子供たち、身寄りのないお年寄りのための救済施設を造っていた。それらは聖武天皇の后、光明皇后の力によって施薬院悲田院となり、病と貧困に苦しむ民の救済施設として定着し、やがて全国に広がった。その善き伝統は、平成の現在も(ボーガス注:皇族が役員を務める)藤楓協会として連綿と続いている。

 よしこが無神経なバカであることがよく分かる文章です。藤楓協会つうのはハンセン病(ライ病)支援の団体ですね。
 でまあ、俺も「ハンセン病の専門家でもない皇室をこんなことで罵倒はしませんが」、『砂の器』や『小泉政権時のハンセン病訴訟和解』でわかるように日本のハンセン病対策は長い間、「ハンセン病患者の隔離や断種」など差別的な間違った道を歩んできました。
 そして当然ながら藤楓協会と皇室も「主観はともかく客観的には」その誤った道に長く加担したわけです(もちろん最近はその道を是正してるわけですが)。
 そのことを考えればよしこのように「藤楓協会を手放しで美化すること」は明らかに適切ではありません。

 昭和天皇崩御のときの「大喪の礼」では、反皇室の人々が憲法20条3項を盾に、政教分離と称して、儀式の簡略化や変更を求めた。

 やれやれですね。天皇制を否定していないのに、「反国家神道国家神道と皇室を切り離すこと)」がよしこにとっては「反皇室」だそうです。つまりよしこにとって「国家神道と皇室はズッ友(ずっと友達)」「カレーライスと福神漬*39、焼きそばと紅ショウガ、サンマと大根おろしロミオとジュリエットマルクスエンゲルス大久保利通西郷隆盛征韓論で決別するまで)、ドラえもん野比のび太のような密接(?)な関係が皇室と国家神道」なんでしょう。
 「さようならドラえもん」のような「さようなら国家神道」はよしこの頭にはなく「帰ってきた国家神道」をやりたいようです。「帰ってきたドラえもん」なら「ドラえもんのび太の再会」に皆が感動するかもしれない。しかし国家神道なんか帰ってきて「皇室と再会しても」感動するのはよしこや神社本庁のような極右連中だけです。
 冗談も大概にしてほしいもんです。

・大事なことは、今上陛下に(ボーガス注:退位と新天皇即位が予定されてる来年5月までの)残り数カ月の内に、靖国神社にご親拝いただくことだ。
・春や秋の例大祭で陛下は勅使を靖国神社にお遣わしになっている。しかし、30年間にわたる平成の御世で、一度も陛下ご自身が靖国神社にお運びにならないとは、どういうことかと思う。
・幾百万の兵は、日本国に殉じた命である。彼らの霊が眠る靖国神社には、いまや、首相も真榊料で済ませ、閣僚の誰一人参拝せず、天皇のご親拝もない。このようなことでは、日本国は長く持つまい*40。御代替わりの前に、天皇、皇后両陛下のご親拝をお願いし、その道を開くために、安倍晋三首相以下、全閣僚の参拝を実現すべき*41だと考える。

 天皇が行ったら『今上(現天皇)が右翼軍国主義に加担したとか政教分離原則に違反してるとか国内外からたたかれるからだろ、言わせるな、恥ずかしい』『今更行くわけねえだろ、バカ言うな』ですね。
 まあ、現天皇には国内外から「明仁って本当に非常識ね。あの戦争が聖戦だとでも思ってるのかしら。日本会議並みの極右なのかしら。大体政教分離原則違反じゃない」と非難されてまで靖国に行く意思はないって事です。まあ当たり前ですね。
 まあ個人的には「勅使とやらも送るべきではない」と思いますが。
 この点 
1)送りたくないが周囲の反発などで妥協して送ってる
2)安倍が「参拝したいけど参拝できない代わりに、玉串料奉納してる」のと同様、実は今上は安倍並の極右で「参拝したいけど参拝できない代わり(以下略)」
なのかはわかりません。彼の普段の言動からして「1)かなあ」と思いますがどっちにしろ「勅使」とやらを送る行為が政教分離や「戦前の反省(A級戦犯昭和殉難者として合祀されてるため)」の観点から極めて問題であり、「やめるべきであること」に代わりはありません。この点では小生もきちんと現天皇を批判します。
 新天皇になったらそういう「勅使なんてもん」もやめてほしいですね。もちろん参拝しないのは当然です。


■重大な関心
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/news287830126-a.html

 12月4日の記者会見で菅官房長官は漂着船について今年の発見数が180件に上ったと明らかにしました。昨年の104件を大幅に上回っており、「北朝鮮の動向に重大な関心を持ち情報収集と分析に努めている」と強調したとのこと。このような表現を使うのはそれなりの危機意識を持っているということでしょうが、もはや情報収集と分析では済まない段階だと思います。一刻も早く自治体と連携して具体的な対応をする必要があるのではないでしょうか。

 漁船が漂着することの何が「危機」なんですかね?


■下駄の雪
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/news287730125-3.html

「踏みつけられても蹴られても、ついていきます下駄の雪」
 元々は都々逸(どどいつ)から来た言葉のようですが、下駄の2枚の歯の間に入った雪がなかなか取れないことから、恥も外聞もなくすがりつくことを揶揄した言葉になりました。今から四半世紀前、野党だった自民党が政権に返り咲くために手を握った社会党がこう揶揄されていたと記憶しています。

 「下駄の雪」でぐぐるだけでも分かることですが「下駄の雪」でヒットするのは「政治関係」ではほとんど公明党です。
 そりゃあそうでしょう。「護憲の党」「福祉の党」「クリーン(金銭面で清潔)の党」「日中友好の党」といっていた党が

違憲の小泉*42イラク派兵や安倍戦争法を支持。また、改憲を主張する安倍を支持」
「自民の福祉切り捨てに加担」
KSD疑惑(村上正邦元労働相・元自民党参院会長)でも日歯連疑惑(橋本*43元首相、野中*44官房長官ら)でも事務所費疑惑(自殺した松岡・第一次安倍内閣農水相など)でもモリカケ疑惑(安倍首相)でもとにかくどんな金銭疑惑が浮上しても自民支持」
「安倍の中国敵視を容認」

では「そこまでして政権にしがみつきたいか」「何が護憲、福祉、クリーン、日中友好だ。全部嘘じゃねえか」つう批判が出てくるのは当然です。
 つうか、自社さ連立ってむしろ荒木の言う「下駄の雪」にあたるのは自民党じゃないんですかね?
 何せ、政権にどうしても戻りたいがゆえに「首相ポスト(村山氏)と官房長官ポスト(五十嵐広三*45野坂浩賢*46)を社会党に渡した」わけですから。
 まあ、荒木にとっては社会党は罵倒対象でも自民、公明党は罵倒対象ではないのでしょうが。
 なお、自社さ連立していいとは言いませんが、当時の自民党執行部が

総裁:河野洋平*47(村山内閣外相)
副総裁:小渕恵三*48
政調会長加藤紘一*49橋本龍太郎氏(村山内閣通産相

で今の安倍自民ほど極右ではないことに注意が必要でしょう。
 今の安倍自民並の「極右自民党」ならさすがに当時の社会党は手を組まないでしょう。
 また自社さ連立のパートナーの一つ「新党さきがけ」の中心メンバーが

代表:武村正義*50
代表代行:田中秀征*51
政調会長菅直人*52
参院会長:堂本暁子*53

である種のリベラル性を持っていたことも社会党の連立参加決断においては大きかったでしょうね。
 しかし「河野氏と谷垣氏*54が首相になれなかったこと」は俺的に残念ですね。特に「河野氏でなく橋本氏が首相」はまあいいとしても「谷垣氏でなく安倍*55が首相」など最悪です。

 下駄の雪は今日では文在寅*56政権ということになるのでしょうか。

 文政権と北朝鮮の関係は「下駄の雪」ではないでしょう。
 つうか下駄の雪に当たるのは「すでに挙げた公明党」のほかでは、たとえば、むしろ「安倍とプーチン」がそれにあたるのではないか。プーチン*57に「島の問題は棚上げで平和条約でもいいじゃないか」とこけにされても「ついて行く安倍の下駄の雪ぶり」には心底呆れます。


■本当の「オールジャパン
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/news287530122-e.html
 荒木ら救う会が家族会をそそのかし、蓮池透氏を家族会から除名した時点で「オールジャパン」などという虚構は「名実ともに」崩壊しています。
 荒木は「オールジャパン」というなら「荒木と蓮池透氏との間にどんなオールジャパンが成立するのか語るべき」でしょう。
 蓮池氏も「何がオールジャパンだ、ふざけるな」と思ってることでしょう。
 荒木が「我々(家族会や救う会)が正しく蓮池が間違ってるから我々に従えばオールジャパンだ」と言うならお話になりません。
 とはいえどう言い訳しようと荒木らが言ってることはそういう「俺たちに無条件で従え」つう話でしかない。
 そもそも拉致に限らずほとんどの問題で「極めて抽象的なレベル(例:拉致被害者の救出)」ならともかく具体的な方法論のレベルで「全員の意見が自然に一致する」なんてことはありません。にもかかわらず「具体的な方法論でも意見が自然に一致して当然」と強弁するには、「自分らに反対する人間」に「裏切り者」などのレッテル張りをして除外する以外に手はないわけです。
 それが「蓮池透氏・家族会除名劇」であり、もっと大きな歴史的事件を挙げるなら例えばスターリン粛清や文革(共産系)、戦前日本における「非国民」攻撃や米国の赤狩り(右派系)などの訳です。

 拉致問題の相当部分は日本の中の問題です。ですから北朝鮮が全く動かなかったとしても、様々なことを進めることはいくらでも可能です。

 詭弁にもほどがあります。「帰国した拉致被害者の生活支援」ならまだしも「拉致被害者を帰国させること」についていえば北朝鮮が動かなければ出来ることは何もありません。

運動が衰えるとお互い傷をなめ合って批判を抑えるようになります。

  いやいやむしろ運動が衰えると「運動が衰えたのは俺のせいじゃない、あいつのせいだ」となって、逆に内ゲバ(内紛)が始まるようになる気がしますが。いずれにせよ「蓮池透という内部批判者を不当除名した」時点で、もはや、家族会、救う会は内部批判でどうにかなるレベルではない。もちろん荒木だって「内部批判による組織の健全化、活性化」を本気で望んでるわけじゃないでしょう。
 本気でなんとかしたいならもはや会を解散した方がいいんじゃないかすら思いますね。

*1:著書『THE LAST GIRL:イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語』(2018年、東洋館出版社

*2:金日成の誕生年(1911年)を元年とするいわゆるチュチェ暦では2018年はチュチェ107年になる。なお台湾で以前使われていた民国紀元辛亥革命のあった1911年が元年、また日本の元号・大正も「1911年が元年」なので「チュチェ暦、民国紀元、大正」は単なる偶然に過ぎないが、一致する。つまり2018年は「チュチェ107年=民国紀元107年=大正107年になる」(ウィキペディア「チュチェ暦」参照)。

*3:「中国の首脳と対話」といえばもちろん「米朝国交正常化によるニクソン訪中」がありますね。

*4:ただしウィキペディア吉村美栄子」によれば、初当選時に「斎藤知事と政治的に対立していた岸宏一・自民党参院議員(当時)」が公然と吉村氏を支持し自民分裂選挙になっていたというのでどう見ても彼女は「それほど革新的ではない」わけです。そしてそんな彼女を「自民の岸が支持するような人間なんか支持できない」とは言わなかった共産はそれなりの柔軟性があるわけです。

*5:那覇市議、沖縄県議、那覇市長を経て沖縄県知事

*6:大阪府商工労働部長、政策企画部長などを経て堺市長

*7:せめて「変化」「変革」「変貌」などの「中立的表現」をしたらどうなのか。

*8:ウィキペディアによれば韓国、米国、カナダ、英国、フランス、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、フィリピン、トルコ、ギリシャエチオピア南アフリカ、コロンビア

*9:ウィキペディアによれば米国、カナダ、英国、フランス、イタリア、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、フィリピン、南アフリカ

*10:先の大戦」以外だと何でしょうか。「1945年以降の米軍基地」なのか。はたまた逆に「琉球処分」のことか。

*11:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)などを歴任

*12:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*13:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*14:そもそも「教えられなければ」そんな感受性は身につきません。神道にふれあう機会のない海外在住の日本人にはそんな感受性は全くないでしょう。この場合の「教える」とは「無意識的な教え」も含んでいますが。

*15:まあ、よしこらウヨの場合、間違いなく国家神道を意味していますが。

*16:さすがに支持してないと思いますが。

*17:一瞬「野合かな?」と思いましたがまあ野合は今や「自民と公明の野合」「希望の党騒動での小池と前原、細野や連合の野合」のように普通に使われますからね。もともとは「妾関係(愛人関係、正妻でない関係)」という意味で今よく使われるような「党利党略による醜い共闘」という意味ではないのですが、今野合というともっぱら「党利党略」という意味ですよね。

*18:もちろんレーダー照射について「事実であり、かつそうした行為を正当化できる理由がない」のであれば、もちろん「やっていいとは言いません」。抗議もすべきではあるでしょう。ただし「非公式の抗議」でよかったんじゃないかという話です。

*19:もちろん本当かどうかは分かりません。

*20:著書『私が愛した東京電力福島第一原発の保守管理者として』(2011年、かもがわ出版)、『13歳からの拉致問題』(2013年、かもがわ出版)、『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(2015年、講談社)、『告発:日本で原発を再稼働してはいけない三つの理由』(2018年、ビジネス社)など

*21:3000万人なのは多分有権者が6000万人だからだ(つまり国民投票改憲否定が可能な人数)と思います

*22:東京大学名誉教授。著書『歴史としての社会主義』(1992年、岩波新書)、『金日成満州抗日戦争』(1992年、平凡社)、『歴史としての野坂参三』(1996年、平凡社)、『北朝鮮:遊撃隊国家の現在』(1998年、岩波書店)、『朝鮮戦争全史』(2002年、岩波書店)、『朝鮮有事を望むのか:不審船・拉致疑惑・有事立法を考える』(2002年、彩流社)、『同時代批評(2002年9月〜2005年1月):日朝関係と拉致問題』(2005年、彩流社)、『テロルと改革:アレクサンドル二世暗殺前後』(2005年、山川出版社)、『ある戦後精神の形成:1938〜1965』(2006年、岩波書店)、『これだけは知っておきたい日本と朝鮮の一〇〇年史』(2010年、平凡社新書)、『北朝鮮現代史』(2012年、岩波新書)、『領土問題をどう解決するか』(2012年、平凡社新書)、『「平和国家」の誕生:戦後日本の原点と変容』(2015年、岩波書店)、『慰安婦問題の解決のために』(2015年、平凡社新書)、『アジア女性基金慰安婦問題:回想と検証』(2016年、明石書店)、『米朝戦争をふせぐ:平和国家日本の責任』(2017年、 青灯社)、『レーニン:二十世紀共産主義運動の父』(2017年、山川出版社世界史リブレット人)、『ロシア革命』、『スターリン批判・1953〜56年:一人の独裁者の死が、いかに20世紀世界を揺り動かしたか』(以上、2018年、作品社)、『安倍首相は拉致問題を解決できない』(2018年、青灯社)など

*23:元外務省アジア大洋州局長。現在は日本国際交流センターシニア・フェロー、東京大学大学院特任教授、日本総合研究所国際戦略研究所理事長。著書『外交の力』(2009年、日本経済新聞出版社)、『プロフェッショナルの交渉力』(2009年、講談社)、『日本外交の挑戦』(2015年、角川新書)など

*24:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長、幹事長、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*25:ノルウェー財務相、首相などを経て、現在、NATO事務総長

*26:正確には「その疑いが強いと、英国公安警察などから指摘されてる人物」ですね。極めて「黒に近い灰色」でしょうが現時点では黒とまではいえないでしょう。

*27:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て、党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*28:例外はもちろんありますが。

*29:中国脅威論を唱えるウヨ連中が「科学技術研究費用をもっとつけろ、中国に負けるな」と言わない理由は本当に謎です。

*30:著書『満州唱歌よ、もう一度』(2003年、扶桑社)、『野口健が聞いた英霊の声なき声:戦没者遺骨収集のいま』(2009年、産経新聞出版)、『北朝鮮に消えた歌声:永田絃次郎の生涯』(2011年、新潮社)、『日本から男の子を育てる場所が消えていく:ボーイスカウトの凋落が日本をダメにした!』(2011年、主婦の友新書)、『旧制高校:真のエリートのつくり方』(2013年、産経新聞出版)、『「イムジン河」物語:〝封印された歌〟の真実』(2016年、アルファベータブックス)、『満洲化物語ユートピアを目指した日本人』(2017年、集広舎)

*31:戦前、東洋経済新報主幹。戦後、吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相などを経て首相

*32:陸軍卿、第1次伊藤、黒田内閣内務相、第2次伊藤内閣司法相、首相、枢密院議長、陸軍参謀総長などを歴任。元老の一人。

*33:タイトルからして「北方領土を取り戻すために日本から仕掛ける戦い」なんでしょうね。呆れて二の句が継げません。相当の極右でないとこういう放言はしませんね。

*34:尖閣(2011年)」「北方領土(2013年)」と来て、今度は竹島を取り戻すための戦争でも自衛隊が始めるんでしょうか?。勘弁してほしいですね。相当の極右でないとこういう放言はしませんね。

*35:国力差から考えて「ミッドウェー海戦連合艦隊が勝ってたらアメリカに勝てた」なんてことはありえないし、そもそも『ミッドウェーで勝てなかったこと』それ自体が『国力差の表れ』です。しかし『連合艦隊が壊滅的打撃を受けた事件』だけにウヨ連中は『ミッドウェーで勝ってたら』といいたがります。

*36:まあ、2011年や2013年、2014年の本だって「日中(尖閣)、日露(北方領土)、日韓(竹島)の戦争」なんて「形式論理的にはあり得ても」現実的にあり得ません。日本にせよ中韓露にせよ、そこまで非常識な極右政権は現実的にありえないでしょう。しかし、2016年の場合「タイムスリップ」なんて「非現実的なもん」「形式論理としてもありえないもん」持ち出してますから「それ以前の話」です。

*37:かわぐちとファン的には『面白くするための誇張』のつもりなんでしょうが俺的には「自己陶酔が非常識でただ痛いだけ」です。まだ弘兼の『島耕作』の方が我慢できる。

*38:遺族という言葉は避けていますね。

*39:らっきょうでもいいですが

*40:むしろ天皇、皇后、首相、閣僚が参拝なんぞして周辺諸国(中国、韓国など)の反発を買う方が「日本国が経済的に持たない」んですが。

*41:もちろん「一帯一路参加にシフトした」安倍がそんな中国の反発を買うことをやるわけもないでしょう。米国だってそんな行為は望んでいません。

*42:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*43:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相などを経て首相

*44:園部町長、京都府議から衆院議員。村山内閣自治相・国家公安委員長小渕内閣官房長官自民党幹事長(森総裁味代)を歴任

*45:旭川市長を経て衆院議員。細川内閣建設相、村山内閣官房長官を歴任

*46:鳥取県議を経て衆院議員。村山内閣建設相、官房長官を歴任

*47:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長など歴任

*48:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相を経て首相

*49:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)を歴任

*50:八日市市長、滋賀県知事を経て衆院議員。細川内閣官房長官、村山内閣蔵相を歴任

*51:橋本内閣で経済企画庁長官

*52:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相を経て首相

*53:1980年、TBS記者として報道ドキュメンタリー「ベビーホテルキャンペーン」で日本新聞協会賞、放送文化基金賞民間放送連盟賞を受賞。元々は社会党から出馬し参院議員に当選したが後に離党しさきがけに入党。後に参院議員を辞任して千葉県知事に就任。

*54:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*55:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*56:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*57:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領