「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート157(追記・訂正あり)

■馬場信浩氏*1発言
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20181224
 なぜ馬場という「政治家でもない小物右翼(しかも米国在住)の慰安婦違法性否定暴言」を「わざわざ」取り上げてるのか是非、id:noharra氏(野原燐こと八木孝三氏)には教えて頂きたいですね。
 そして「つくる会理事」を務めるなど「馬場に比べれば大物右翼」の三浦小太郎をなぜ「三浦の慰安婦違法性否定暴言」を理由に批判しないのかも教えてほしいもんです。やはりあなたが三浦と「しがらみ(義理人情?)があるから」ですか?。あなたにとって大事なのは理屈よりも「しがらみ」ですか?。


id:noharraこと八木孝三に突っ込む

野原燐がリツイート
・片岡哲夫(おやじっち)
 知らないことを、調べたら、デマを信じてしまうことがある。でも、そのあとで、やっぱり間違いだと気付いたら、訂正すればいい。それが出来ないやつは、真実よりも、自己保身に走るやつだと思う。

 「真実よりも、自己保身に走るやつ」て
1)「日本が10万人脱北者を受け入れれば北朝鮮は崩壊する」と放言して、「どこで10万も受け入れるの?」と俺が質問したらだんまりで逃げ続けた
 あるいは
2)「安倍総理の『釈放を求める』発言のおかげでウイグル政治犯が釈放された」と放言して「無役(元首相)の安倍の発言で、中国が釈放するわけがねえじゃん。安倍だって首相時代に言わなかったことを首相辞めたら言ったのはそういうことだろ?」と俺が問いただしても詭弁で居直り続けた
あなたのことですよねえ、id:noharraこと八木孝三さん(他にも八木の詭弁と居直りはあったかと思うが)。よくもまあこんなツイートにリツイートできるもんですねえ。まずはご自分が「間違いを訂正したら」いかかがですか?。「不誠実ででたらめな」あなたにそんなことが出来るとは期待してませんけど。
 ちなみに「ノルウェーに霞を食えといえない」などの詭弁炸裂させたid:Mukkeも「真実よりも、自己保身に走るやつ」なんでしょうねえ。

野原燐さんがリツイート
武田崇元*2
 『日本国紀』がウンコであることなど読まずとも明らかであるが、こういう事大主義、権威主義的批判は「と学会」臭が漂いこれまたウンコである。百田と同類の目糞鼻糞が実際にウンコ本を監修してようがしてまいがウンコはウンコであり、ウンコに「ギフトオーサーシップ」も「研究不正」もあるかよ*3
■【悲報】『日本国紀』の監修者、実は監修していなかったと告白
https://rondan.net/1635

 監修してないのに監修したと言えば「不正行為」として非難されるのは当たり前です。別に事大主義でも権威主義でもない。
 どう見ても詭弁で「インチキ監修者」を擁護してる以外の何物でもないですね。

https://twitter.com/noharra/status/1071996076410908672
野原燐
「利他利他友興会」をただのネトウヨ扱いしてはいけない。というのはこのグループ主催者*4は、日韓クロッシング理事でもある。
北朝鮮の恐怖支配から人々を解放することを、課題とする。そのために日本人と在日コリアン、日本と韓国は連帯*5し、協力していこう!」
 つまり、嫌韓派を批判否定する!

 やれやれですね。
 誰かに「利他利他友興会みたいな嫌韓国ウヨ団体を評価して八木は恥ずかしくないの?」とでもいわれたんでしょう。必死に言い訳する八木です。
 しかし

https://twitter.com/HSVQplRbDB9J7Wz/status/1069896093679280133
■あぼ*6@利他利他有興会
 慰安婦も徴用工も北朝鮮シンパ(ボーガス注:の韓国人?)と日本のパヨク*7がやってる事。日韓離反*8が彼らには都合よいのです。

https://twitter.com/N74580626/status/1064051797868724226
■あぼ@利他利他有興会さんがリツイート
■雨雲
 仏全土で発生したガソリン価格高騰*9への抗議デモ。対岸の火事じゃない。沖縄にも暴徒がいます*10

なんて「利他利他有興会代表の安保智子(あぼ・ともこ)」はネトウヨ以外の何物でもないでしょう。
 もちろんここで紹介した以外にもいくらでも安保のネトウヨツイートはあります(興味のある方はhttps://twitter.com/hsvqplrbdb9j7wzを参照下さい。安保のネトウヨツイートに、胸くそが悪くなるので、見ることを積極的にお勧めはしません)。もちろん安保を理事とする「日韓クロッシング」にしても嫌韓国ウヨ団体でしかないわけです。
 「日本人と在日コリアン、日本と韓国は連帯し」といったところでおそらく「利他利他有興会」の想定する「連帯相手の在日コリアンと韓国人」とは「慰安婦も徴用工も日本は悪くない!。反日韓国人や北朝鮮シンパ韓国人が言いがかりをつけてるだけだ」などといってくれる類の「鄭大均」のような、あるいは「岸信介元首相と反共の同志として政治的につながっていた朴チョンヒ」「勝共連合の黒幕だった統一教会教祖・文鮮明」のような「在日コリアンと韓国人」でしょう。まあ、そんな「在日コリアンと韓国人」が今どれほどいるのか知りませんが(「鄭大均」批判については例えば『歌ったらアカン歌なんてあるわけないんだッ!』http://d.hatena.ne.jp/gurugurian/の「鄭大均」批判記事を参照して下さい)。
 まあ、こういうツイートによってid:noharraこと八木の「反動右翼性」「嫌韓国」がモロバレになるわけです。
 なるほどid:noharraが「小池知事による『韓国学校への都有地貸与方針』(桝添前知事の決定)白紙撤回」に何一つ批判しないのもよく分かります。たぶん、八木にとって一番大事なことは「アンチ中国、アンチ北朝鮮」なんでしょうねえ。それ以外のことは「沖縄問題にしても慰安婦問題にしても他の何にしても」八木にとって実はどうでもいい。だから八木は「沖縄の基地反対運動を誹謗したり、慰安婦制度を何の問題もない、当時の日本軍は悪くないと強弁したりする」安保智子や三浦小太郎のようなレベルの低い歴史修正主義ネトウヨと平然と付き合えるわけです。はっきり言ってこんな八木のような反動極右が沖縄基地反対運動支持や河野談話支持を表明するなど「薄汚い虚言でしかなく」、ただの恥さらしです。
 しかし八木もバカですねえ。俺みたいな「八木が大嫌いな人間」が「利他利他有興会」でググって、安保のツイートを見つけて「どこが安保はネトウヨでも、嫌韓国でもない、だよ!。明らかに安保はネトウヨ嫌韓国だろ。おまえ政治センスが完全に狂ってるよ?」と突っ込むことを予想してないんでしょうか?
 まあ俺のこういう突っ込みを無視するか、詭弁で居直るか、どっちにしろ、八木は「あなたの言うとおり、安保さんはネトウヨでした。間違ったこと言ってすみません」とは絶対にわびないでしょうが。
 まあ八木みたいなウヨなら俺が「朝鮮学校無償化除外に反対です!」といっただけで「北朝鮮シンパ呼ばわりする」のもわかります。反動極右「三浦小太郎や安保智子」がまともに見える人間が八木らしいですからね。

野原燐がリツイート
・墨東公安委員会
 12月8日といえば真珠湾奇襲とアメリカへの宣戦通告遅れの話が有名ですが、最近では大使館の不手際というより海軍の仕業という見方が強まっているそうです。しかし真珠湾より先に上陸したマレー半島について、イギリスには何も通告しなかったのは、文句来なかったんでしょうか

 この「マレー戦争の宣戦布告なし(もちろん違法行為)」については高嶋伸欣*11琉球大名誉教授が著書で「もっと注目されるべきだ」と雑誌コラムで書かれていた記憶があります。
 「日本はマレー戦で英国相手に宣戦布告してない以上、太平洋戦争での米国への宣戦布告通告遅れを在米大使館のせいにするのは明らかにおかしい。あれは日本政府が、米国の反撃を恐れて、故意に通告を遅らせた疑いが濃厚だ」つう話ですね。
 ちなみに開戦はマレー戦争の方が真珠湾攻撃よりも先です。
 そのため、高島氏は「真珠湾攻撃で対米戦争が始まった、というなら間違いではないが、真珠湾攻撃で太平洋戦争が始まったと言ったら間違いだ。しかし、そういう間違いを平気で朝日新聞や読売新聞などがしている。マレー戦での言い訳の余地のない日本の違法行為(宣戦布告なし)をマスコミは故意に隠蔽したいのかと疑いたくなる(たぶんそうではなく太平洋戦争で米国だけでなく、イギリス、オランダとも戦争したという意識がないのだろうが)。」とコラムで嘆いていらした記憶もありますね。
 まあいずれにせよ「太平洋戦争の相手国は米国だけではない」つうことはきちんと理解しておくべき事ではあるでしょう。

野原燐がリツイート
・安里朖
 「平成」を日本史上最後の年号としないために、支配階級は着々と「次の年号」を画策している。すでに決まっている可能性すら否めない。ではどうすれば「次の年号」を阻止できるか?。内定した先から当てちゃやいいのだ。ネットでは「安始」が有力だが、私は予想第一弾として、「和新」を予言しておく。

 「はあ?」ですね。マジで「そんなことで阻止できる」と思ってるんですかね?(苦笑)
 別に「当てられたところ」で政府は痛くもかゆくもないでしょう。「当たったから」といってその元号をやめなくてはいけない理由もない。
 おそらくこの珍論は「光文事件」から生まれた話でしょうが、そもそも「光文と事前報道されたから昭和に差し替えた」というのは「都市伝説」にすぎず事実か怪しいし仮に事実としても、「当時と現在」では社会状況も違う。当時差し替えたからと言って今回差し替えないといけない理由もない。
 いや仮に「他に差し替え」するとしてもいくらでも差し替えできるでしょうよ。
 まあ、阻止したいなら「元号法を廃止する」しかないでしょうね。
 そういう意味では「阻止は無理」でしょう。
 一寸今の政治状況で「元号法廃止」が出来るかは疑問です。非常に望み薄でしょう(新元号成立後の元号制度廃止ならともかく)。ただし「元号(年号)をなるべく使わない」つうことならいくらでもできるでしょう(特に公的文書でない、私的な文書なら)。
 公的な文書(典型的には官庁に提出する文書)だって「西暦単独記載で何が悪い」「せめて西暦の併記を認めろ。元号単独記載なんて不便だ」という運動をしていく。それがまあ、一番合理的で現実的な「元号反対運動」でしょうね。

参考

■光文事件(ウィキペディア参照)
 1926年(大正15年)12月25日午前1時25分に大正天皇が48歳で崩御したが、東京日日新聞(現在の毎日新聞)が崩御直後に発行した「聖上崩御」号外で「元號は『光文』 樞密院に御諮詢」、及び同日午前4時に発行した朝刊最終版(市内版)において「元號制定 『光文』と決定、樞府會議で」の見出しで、新しい元号として「光文」が選定されたと報道した。しかし、実際に宮内省が同日午前11時頃に発表した新元号は「昭和」であったために誤報となり、社長の本山彦一が辞意を表明する事態になったが、編輯局主幹だった城戸元亮が辞任することで事態が収拾された。
・当時の宮内省が情報が漏洩したことに腹を立て、内定した「光文」から「昭和」に急遽変更したという説がある。1956年(昭和31年)9月17日、NHK総合テレビのクイズ番組『私の秘密』に出演した中島利一郎(元宮内省臨時帝室編修局編修官補)が、「大正天皇崩御の際、次代の年号は私の選んだ光文と決まりましたが、事前に新聞に発表されたため、昭和になりました」と証言している。
 しかし当時の枢密院議長・倉富勇三郎*12の日記によれば、「昭和」を最有力候補とし、「元化」「同和」を次善の候補とする最終案が決定していた事が明らかになっており、中島証言は事実に反する。
 「光文」は最終案に選ばれなかった候補の一つが選定作業中に漏れたにすぎず、記者が検証できないまま飛びついたとみられる。

野原燐
 評価はいらない マスコミ でググると、一位に
マスコミ偽善者列伝 建て前を言いつのる人々*13 | 加地伸行*14 |本 | というのが出た。儒教碩学加地伸行先生である。
 「郷原は徳の賊なり」という孔子の言葉は私もとても好きだ。しかしマスコミはあった方がよいと思うがそう思う必要もないのか?

 「はあ?」ですね。加地なんて「儒教碩学」というより「産経文化人の歴史修正主義者、安倍信者」です。そういう右翼的立場から「安倍総理を日本マスコミは批判するな!」「日本は戦争犯罪なんかしてない!。中韓の批判は言いがかりだ!。中韓に好意的なマスコミ人は反日だ!」つう寝言が書いてある本についてid:noharra先生は「高く評価する気」なんですかねえ?
 こういうところでid:noharraこと八木の本性「極右反動」がモロバレになるわけです。まあ、三浦小太郎なんぞと付き合って恥じない時点でid:noharraこと八木はまともではありませんが。

野原燐
 中国思想のすべての根拠は〈天〉です。〈天〉を代表するものが〈天子〉であり、すべての民と大地はそれに従います。日本では〈天子〉が〈天〉自体を僭称し〈天皇〉を名乗ったため、すべての秩序、普遍、正義がくずれ、部分的な正義だけの国になりました。

 別に天皇制「それ自体」のせいで「昭和天皇が国を焼け野原にしても退位すらしないほど無責任だったり」、「安倍のモリカケ」などの政治不祥事、企業不祥事が起こってるわけでもない。
 王政がある国でも「その種の不祥事が少ない」まともな国もあれば、王政がない国でも「その種の不祥事が多い」ろくでもない国もあるでしょう。天皇制支持や廃止においてこういう主張を聞いたことも見たことも今までありません。
 が、それはさておき。id:noharraって天皇制廃止論者なんでしょうか?。三浦小太郎と付き合って恥じないようなウヨなのに?。つうか今まで天皇制廃止なんてツイートしてなかったのに何があったんでしょうか?

野原燐がリツイート
・family
 おはよう日本で、日本ではアイヌ文化は理解が進んでいないとか、偉そうに指摘してたけど、なによりNHKアイヌについて取り上げることがまず殆ど皆無だという事実をたなあげてる。実際、アイヌ語講座をやってるのは(ボーガス注:北海道の地元)民放だし。サーミ語を取り上げる暇があるなら、NHKアイヌ語講座やれよっ。
NHK『2020・アイヌ文化を知る機会に』
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/12/1205.html

 イヤー、でも日本テレビ、TBS、フジ、テレ朝、テレ東が、アイヌ問題などはまず取り上げないのに比べたらずっとましでしょうよ。そして「NHK北海道支局」ならともかく現状で「NHK中央でアイヌ語講座」は一寸無理でしょう。
 そして俺個人的にはこのツイートの指摘部分より「2020年東京五輪アイヌ文化を知る機会に(開会式、閉会式でアイヌイベントでもやる?)」つう方が「何だかなあ?」ですね。五輪はそういう目的でやるんじゃないし、2018年、2019年の今すぐにでも「知るべき話=アイヌ問題」ですからねえ。
 それはともかく、こういうツイートにリツイートする輩id:noharraが「在日朝鮮人朝鮮語教育」に無関心な上、「数少ないそうした教育の場である朝鮮学校」を不当に敵視した上、「小池都知事の『韓国学校への都有地貸与方針』(桝添前知事の決定)の白紙撤回」にも何一つ批判的なことを言わないのはどういうことなんだろうねえ?
 それにしても日本マスコミも「チベットガー、ウイグルガー(中国)。ロヒンギャガー(ミャンマー)」言う前にアイヌに目を向けろよ、国外の少数民族より国内の少数民族問題が大事だろ、て話ですよねえ。まあ、自民党政権批判につながるような行為は怖くて出来ないんでしょうけど。

野原燐がリツイート
・じろりろぽん@よわよわ
 沖縄の人がどれだけ辺野古を埋め立てて欲しくない、高江にヘリパッド作って欲しくない、米軍基地は要らない、と選挙で米軍基地反対の知事選んでも、日本政府が辺野古埋め立てにくる。これは県外の人の無関心の責任。だって沖縄の人は反対してるのに。不条理だよね。いじめの傍観者だよ

 やれやれですね。この理屈だとid:noharraは「朝鮮学校無償化除外といういじめの傍観者」なんですがそのあたりどう理解してるのか。
 なお、俺も「こうした無法に何もできていない」という意味では傍観者ですが、除外反対意見を表明してるだけid:noharraのような輩よりはましだと思っています。


黒坂真のツイートに突っ込む

黒坂真
 清水ただしさん*15日本共産党員は(ボーガス注:一帯一路参加など)安倍総理が日中首脳会談で話したことは正しいと認める*16のですか。

 清水氏が「安倍氏は首脳会談で日中友好を語り、一帯一路への参加も表明したこと*17を中国を敵視するウヨ活動家はどう理解するのか。安部氏を批判するのか、はたまた自らの中国敵視を撤回するのか」と言われ、またも「安倍総理の主張を支持するなら自民党に入党すればいいのに(俺の要約)」と言い出す黒坂です。
 いうまでもなく、そこは是々非々です。
 「イラク自衛隊派兵」や「靖国参拝」などで小泉氏を批判するからと言って「だから小泉訪朝には反対です」つうことにはならない。日本共産党も小泉訪朝については小泉氏を評価しました。
 ロッキード田中角栄を批判し、ウォーターゲートニクソンを批判してもそれは田中やニクソンがした日中国交正常化や米中国交正常化を否定することにはならない。
 人権問題で習近平主席を批判してもそれは「一帯一路やAIIBへの反対」を意味しない。
 「歴史認識問題(慰安婦靖国など)」や「森友加計疑惑」などでアンチ安倍だからと言って「だから僕は安倍総理が参加表明した一帯一路参加には、アンチ安倍として反対です」といったらその方が変でしょう。日本共産党は安倍が「一帯一路参加」を表明する前から「日本政府は一帯一路参加を表明すべきだ」と言っていたわけですから。そして河野洋平氏や福田康夫氏などは安倍が参加表明する以前から「一帯一路」に対して好意的態度だったわけですから。
 もちろん「中国を脅威だと叫ぶ黒坂」がすべきことは清水氏に対する醜い言い逃れではなく「安倍が一帯一路参加を習主席や、李首相*18相手に表明したことをウヨとしてどう受け止めるのか、許せないこととして安倍を批判するのか。それとも安倍の発言を容認するのか、を清水氏に対して語ること」ですが、まあ、「安倍の一帯一路参加表明」について「都合が悪いからだんまりで逃げてる」のは黒坂だけではないですからねえ。福島香織にせよ、島田洋一にせよ、ほとんどのウヨがだんまりで逃げてるわけです。

参考

https://www.sankei.com/politics/news/180511/plt1805110018-n1.html
■産経『北海道で安倍晋三首相、李克強首相をおもてなし 帰国見送る』
 安倍晋三首相は11日、訪問先の北海道で、来日中の中国の李克強首相の自動車工場視察に同行し、昼には食事会を開いて李首相をもてなした。安倍首相は同日午後、特別機で帰国する李首相を新千歳空港千歳市)で見送った。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-10-28/2018102801_04_1.html
赤旗『安倍首相、習主席と会談、経済協力強調 政治・安保は矛盾も』
・中国を訪問した安倍晋三首相は26日、北京で中国の習近平国家主席と会談し、「日中関係を新しい時代へ押し上げたい」と述べるなど日中の関係改善をアピールしました。
・会談で、習氏は自らが提唱するシルクロード経済圏構想「一帯一路」は日中協力を深化させるモデルケースだとし、日本側の積極的な参加を要請。安倍首相は透明性の確保などを求め、「世界の平和繁栄に貢献することを期待する」と述べました。

黒坂真
 清水ただしさん。日本共産党中国共産党朝鮮労働党が日本侵攻を策している事を決して認めない。

 認めないも何もそんなもん策してませんからね。
 清水氏も指摘するように「中国が日本侵攻を策してるのならなぜ日本経団連安倍総理は訪中し一帯一路への参加を表明するのか。日本侵攻を画策してる国にそんな態度をとるのはおかしいのではないか」つう話です。
 黒坂の理屈なら何も批判されるべきは共産党だけではない。一帯一路参加を表明した安倍自民や財界も黒坂は「安倍総理率いる自民党や日本財界は中国共産党が日本侵攻を策してることを決して認めない」というべきでしょう。
 黒坂がそうは言わないこと自体、黒坂が自分の主張「中国の日本侵攻」を自分ですら信じてないことを暴露しています。

黒坂真
 吉岡正史さん。日本共産党員は自衛隊の武器保有違憲だ、と叫びますが、どんな武器を自衛隊保有すべきかは沈黙。

 吉岡氏が指摘している「違憲の武器保有」とは、安倍政権以前は、従来自民党政権保有を目指してこなかった「イージスシステムや空母、ステルス戦闘機F35A」などであって武器一般ではないのに「自衛隊の武器保有違憲だ」と表現するあたりいつもながらゲスな黒坂です。そして「イージスシステムや空母、F35A」について言えば当然ながら「共産党のような自衛隊違憲論に立たない人間」からも「違憲ではないのか」といった批判が出ているわけです。

清水ただし
 沖縄を中国の脅威から守るために辺野古普天間が必要だと主張されるみなさんは、岸田外務大臣(当時)が国会で「中国は脅威とみなしていない」と答弁してることをご存知ないようです。2015年8月5日の大門実紀史参議院議員(共産)の質議録を読みましょう。

 ちなみにこの清水氏のツイートに「自民党幹部・岸田氏の主張を支持するなら自民党に入党すればいいのに(俺の要約)」というおよそ「学者のはしくれとは思えない」見苦しい詭弁ツイートを黒坂がしているのには「いつものことですが」心底呆れました。
 「自民党ですら我々共産党と同じホニャララという主張をしている」という趣旨の清水ツイートをそのように強弁することが見苦しい言い訳であることは説明の必要もないでしょう。まあ、黒坂だってさすがに自分の主張が詭弁だと理解する程度の脳みそはあるでしょうが、「そうした詭弁をすることでウヨ以外から白い目で見られ呆れられること」に何ら躊躇がないのがある意味すごい。
 まともな人間ならあまりにもひどい詭弁をはくことには躊躇があるもんですが。

黒坂真
 清水ただしさん。中国共産党の世界観では沖縄は本来、中国領です。

 おいおいですね。いったいいつ「中国政府」が「公的に」沖縄を中国領と主張したのか。まずはそうした事実を証拠付きで「一応学者のはしくれ」黒坂が提示すべきでしょう。まあ提示できないでしょうが。

黒坂真
 吉岡正史さん。昔の日本共産党は、ソ連から武器と資金を受け取り内乱を起こそうと策していた。

 「仮にそれが事実だとしても」まず第一にそれは戦前のことであり、第二に、「権力の弾圧の前に共産党は壊滅させられ、そんな危険性はなかった」のであり、第三に今の共産党はそんな方針ではないわけです。ばかばかしくて話にならないですね。
 「昔は創価学会国立戒壇を目指していた」と今言うくらいくだらない話です。

黒坂真
 わたなべ結さん*19。軍事目的での沖縄の海の埋め立てが凶悪行為だと言うなら、日本共産党や左翼の方々はなぜ那覇空港第二滑走路建設反対の署名賛同者を募らなかったのでしょうか。那覇空港第二滑走路は(ボーガス注:海を埋め立てるし)自衛隊も使う*20

 黒坂もよほど「辺野古への土砂投入はおかしい」に「安倍自民礼賛ウヨ」として、いらついてるようですね。
 しかしそこで「辺野古埋め立ては環境破壊だが、国防上やむを得ない」とか「環境破壊じゃない」とかいえずに、こんなことを言い出すのはもちろん詭弁でしかありません。
 黒坂は「環境破壊で軍事利用もあり得るから、辺野古埋め立てだけでなく、那覇空港第二滑走路建設にもオール沖縄は反対すべきだ」なんて立場じゃないわけですから。
 つうか「国が進める那覇空港第二滑走路建設にはオール沖縄が反対しないこと(その是非については無知なので論じませんが)」自体がオール沖縄がいたずらに国と対立してるわけではないことの証明の訳です。
 こんなことを言うなら黒坂は「那覇空港第二滑走路建設に反対しないオール沖縄が中国の手先の訳がないじゃないか!。三浦小太郎はバカ言うな!(まあ三浦でなくてもいいですが、要するに黒坂のお仲間ウヨです)」というべきでしょうがもちろんそんなことを黒坂は言いません。単に「政治的対立者」に悪口することしか興味がないとは「教育者(大阪経済大教員)の看板掲げてる」くせに黒坂も呆れたバカです。

黒坂真
 吉岡正史さん*21新日本製鉄*22を訴えた御二人は、徴用ではなくご自分で応募なさったのですね。応募は強制連行ではありえない。

 はっきりと吉岡氏が

吉岡正史
 原告2人は10代のとき『2年間の訓練で技術者として就職できる』との広告を見て応募したが外出は月1、2回の許可制で賃金は貯金され通帳も印鑑も寄宿舎の舎監が保管。逃げられないよう監視され暴力も受け賃金は未払いのまま。これを強制労働と言わず何と言いますか

とツイートしてるのに「応募条件と実際が違っても、自分の意思で応募した以上、強制連行じゃない」と強弁する黒坂はまともじゃないですね。吉岡氏も心底、黒坂に呆れてるでしょう。
 大体この黒坂の理屈では「暴力的に連行された蓮池氏や地村氏、曽我氏や横田めぐみ氏」はともかく、「だまされたのだとしても、北朝鮮に自分の意思で行ったと見られる有本恵子氏、松木薫氏、石岡亨氏」は拉致ではないことになります。まあ、黒坂は絶対に「有本氏らは拉致ではない」等とは言わず薄汚い詭弁を放言するだけでしょうが。

黒坂真
 吉岡正史さん。金正恩もそのうち、核兵器禁止条約を批准するかも知れませんよ。この条約を批判しても、実際に核兵器を廃棄したかどうか、他国が調べることを拒否すれば良い。

 「日本も核兵器禁止条約を結ぶべきだ」という吉岡氏に対して無茶苦茶な詭弁で応じる黒坂です。
 そもそも今、北朝鮮はこの条約を批准していません。黒坂が「批准なんか評価できない」つうなら、せめて現に批准してる国の中から「核保有疑惑のある国」でも「まともな根拠付きで」提示すれば説得力もあるのですがね。

黒坂真
 宮城さん。M谷N子さん*23を御存知ですか。優れたジャーナリストですね。

 俺なら「ジャーナリストのM谷氏は知りませんが、大学講師のM谷氏なら知っています。ちなみに黒坂さんにとっての『ジャーナリストの定義』て何ですか?。」と皮肉を言うところですね。黒坂がM谷氏に対してまともな知識を持ってるのか疑わしい。

黒坂真
 日本共産党の皆さん。ルールなき資本主義をただす民主的な改革が必要だ、漸次的な改革の積み重ねが大事だというなら、(ボーガス注:日本共産党が過去(1960年代)に批判していた元社会党書記長、元社民連代表の江田三郎氏の)昔の「構造改革論」そのものではないでしょうか。

 うーん、そのあたり、どう見るべきなんですかね。意見は保留しておきます。
 まあ、仮に黒坂の批判が「今回に限っては正当」としても、この程度で共産支持をやめるほど俺も狭量ではないですが。
 まあ、極右・黒坂のことですから所詮「ただの反共」でしかないのですが、今回は「江田三郎ファン」「社民連ファン(菅直人江田五月ファン?)」あたり、つまり一部の社民左派あたりが「江田三郎社民連構造改革論の正しさを今こそ共産党は認めろ」「安東仁兵衛氏*24とか構造改革論を支持して1960年代に離党した元党員を今どう評価してるのか?」などと言いそうなネタではあります。
 まあそういうことを言いたい方も「江田が存命時に活動してた左派の方(もう相当の高齢でしょうが)」には多いかもしれません。
 まあ黒坂のいつもの珍論、暴論、詭弁、言いがかりよりはずっとましですね。小生自身は「江田三郎(1977年死去)の構造改革論」なんてもんが「下火になった後」生まれてきた「団塊ジュニア」なので正直江田だの構造改革論だのには全然思い入れはないのですが。
 まあ、そのあたり、江田五月*25とか菅直人*26とか「旧社民連関係者」には複雑な思いはあるかもしれませんがそういうことで共産党に悪口してもあまり建設的じゃありませんからね。
 つうか黒坂も本当に無茶苦茶ですよね。あるときは「お前ら共産党ソ連共産主義を目指してるのか!」「敵の出方論を放棄しないと言うことは共産党の武力革命もあり得るのか!」。そしてあるときは「お前ら共産党の最近のソフト化路線、野党共闘路線は昔お前らが批判してた江田三郎とどこが違うのか!、過去の江田批判を公式に撤回しろ!」 
 いや、だからな「今、お前ら共産が主張してる路線は江田三郎と大筋で同じだから過去の江田批判を撤回しろ」と「お前ら共産はソ連共産主義を目指すのか」「お前ら共産は武力革命を考えてるのか!」と全然両立しねえだろ。
 「今のソフト化路線、野党共闘路線が大筋で江田三郎に似てる*27」のなら「武力革命なんかありえない」わけです*28。まあ江田に似てるかどうかはともかく共産の共闘相手の一人である菅元首相(立民党最高顧問)や江田元法相は「江田の関係者」ですけどね。
 そして、今の共産党は「旧ソ連よりは、確かに江田に似てはいる」でしょう。
 しかし、黒坂も全く「共産党に悪口が言えさえすれば何でもあり、論理整合性なんか気にしません」つうのはみっともないからやめろよ、ですね。
 しかし今の若者に「構造改革論」「江田三郎」とか言っても「何のことだ?」と「ぽかーん」としてるでしょうねえ。「社民連江田五月は知ってる*29俺」だってリアルタイムではそういうことを知らない世代ですし(当然、江田について何の思い入れもないし、だからこそこだわりなく共産支持が出来る。一部の江田ファンなんかにはそのあたり、未だに『江田を批判した共産が許せない』的な思いがあるかもしれません。まあ連合の無茶苦茶な反共主義なんかはその種の「過去へのくだらないこだわり」でしょう)。まあ、「結果を出せなかった(社民連は今は消滅しました)」という意味では「江田三郎は敗北者」ではあるでしょう。俺は彼に全く思い入れがないのではっきりと書きますが。

参考

江田三郎(1907〜1977年:ウィキペディア参照)
 1962年、栃木県日光市で開かれた党全国活動家会議で講演した際、日本社会党主導で将来の日本が目指すべき未来像として
アメリカの平均した生活水準の高さ
ソ連の徹底した生活保障
・イギリスの議会制民主主義
日本国憲法の平和主義
を挙げた(いわゆる「江田ビジョン」)。
 しかし、民社党西尾末広*30が1962年11月21日に支持表明したことで、社会党左派が反発。社会党内では従来の社会主義の解釈を逸脱するものとして批判決議が採択され、江田は書記長を辞任して組織局長に転じた。
 自民党ロッキード事件で大きく揺れる1976年、社公民路線を推進するため公明党書記長・矢野絢也(後に委員長)や民社党副委員長・佐々木良作(後に委員長)らとともに「新しい日本を作る会」を設立するが、これが社会主義協会系の活動家たちの逆鱗に触れた。同年12月の衆議院議員総選挙では落選し、明けて1977年の党大会では社会主義協会系の活動家たちから吊し上げられる。この結果、江田は社会党改革に絶望して離党しようとしたものの、離党届を受け付けられず、逆に除名処分を受けた。

https://www.eda-jp.com/books/giin/30.html
■父、江田三郎の死(江田五月著『国会議員』(1985年、講談社現代新書)収録)
・昭和五十二年五月二十二日午後八時三十分、父、江田三郎が息を引きとった時、私はふと「今日は俺の誕生日だ」ということを思い出した。事態の急変でそれまで忘れてしまっていたのだ。「肺と肝臓にガンがあり、おそらく膵臓にもあるだろうが、こういう状態でも六ヵ月ぐらい生きる人もあります」と、医師が私に告げたのが五月十九日。だが父は、医師の予想に反して病状をどんどん悪化させていった。
・この前年、十二月五日の総選挙で、父は落選した。落選の原因はいろいろあろう。
社会党では、いったんは承認した構造改革路線をつぷし、この頃にはいっそう教条主義論議が横行していた。特にその内部の「社会主義協会」は、派閥としての行動も強め、宗教集団かと錯覚するまでになった。社会党に、私は愛想をつかした。父も愛想をつかしながら、結党以来の党員であり党の要職に就いた責任もあるから、軽率には行動できないようだった。
 だが、落選により父は身軽になった。これを機会にふん切りをつける決心をしたらしかった。二月の社会党大会では、「社会主義協会派」の野次の嵐の中で、諄々と自説を主張した。「野次られるのを楽しんどるよ」とこの当時父は私に言った。負け惜しみでも強がりでもなく、本心だったと思う。
 三月二十六日、父は離党届を出し、同時に七月の参院選に立候補の決意を表明し、「社会市民連合(ボーガス注:後に社会民主連合に改名)」の結成を提唱した。
・四月二十四日、父は菅直人君らのグループと公開討論会をやった。両者の考えは、一致を見た。「社市連」の結成準備は、着々と整った。
 離党直後から父が書き続けた著書「新しい政治を目ざして(ボーガス注:日本評論社刊行)」の出版記念会と「社市連結成全国準備会」を併せて、五月二十五日に大集会を開催することも決まった。だが、こうした動きに反比例して、父の健康は日ましに悪化していった。
 五月二十五日の三日前に息を引き取る無念さを、父は、私の誕生日に「駆け込み死」することで私に伝えようとしたのではないか。こういう思いが、一時に頭の中にあふれた。私は、「後を継げ」というみんなの説得を天の声と聞くべきだと思った。
■裁判官から政治家へ
 さっそく、裁判官辞任手続きをし、二十四日、父の葬儀の日に私の辞職が閣議で了承された。
 自由に政治的発言ができる立場になったので、葬儀が行われた麻布の一乗寺で記者会見をさせてもらった。

黒坂真
 吉岡正史さん。軍事費がほんの一部でも子育てや教育に回っていれば、という呟きですが、吉岡さんは日本をコスタリカのような軍隊のない国にしたいのでしょう。

 「安倍政権は軍事費より福祉や教育に金を使えばいいのに」という吉岡氏ツイートに「これこれこういう理由で軍事費を増やさざるを得ない」「教育や福祉にもそれなりに予算をつけてる」等とはいえずに「非武装にしたいのか!」と話のすり替えに走るあたりさすがアホの黒坂です。

黒坂真
 吉岡正史さん。御指摘の一致点で野党の政権ができたとします。そのとき日本共産党は、以前の周辺事態法や船舶検査法により、自衛隊が米軍の戦争に協力する事を認めるのでしょうね。他の野党は認めるでしょう*31。認めなければ政権崩壊。認めるなら米軍の戦争に巻き込まれるはずですが。いかがですか。

 前も黒坂は似たようなことツイートしていて、そのときに俺が突っ込んでいるのでほとんど繰り返しになりますが(しかし黒坂もよほど野党共闘を恐れてますね。共産党サイドから何か『保守系野党への悪口』と理解可能な失言でも引き出して共闘ぶっ壊しに使えれば御の字。そういう思惑を見抜かれて無視されても「無視するなんて酷い」といえて御の字つう算段でしょうか?)。
 そもそも過去において周辺事態法や船舶検査法は発動されていません。
 今後も「朝鮮半島有事」でも起きない限り発動されないでしょう。
 そういう意味では黒坂の質問には「当面、発動の可能性がありません、従って当面、発動の是非については野党共闘の課題とはなり得ません、以上」で話は終わります。
 では仮にその可能性が生じたらどうするか(繰り返しますがその可能性はほとんどないとは思いますが)。まあその場合は共産党社民党は「仮に連立から離脱するなど共闘関係が壊れたとしても」発動による米軍後方支援には賛成しないでしょうね(俺もハト派として反対の立場ですが)。保守系野党(立民、国民民主、自由)はどう動くかは分かりません。但し彼らの支持層にはタカ派だけでなくハト派もいること*32を考えれば、黒坂が言うほど「当然に発動を認める」とは限りません。
 では、森*33政権で制定された「船舶検査法」「周辺事態法」の廃止はどうか。まあ共産、社民的には廃止したいでしょうが、「第二次安倍内閣以前に戻すこと」が野党共闘の内容であって、「船舶検査法などの廃止」まで今の野党共闘で条件にしてませんからねえ。かつ「発動の見込みがない」から廃止は急務でもない。まあ、「出来れば廃止したい」がひとまず棚上げする(もちろん発動は認めない)、つうのは俺的にはOKです。多分そういう方向性になるんじゃないか。

黒坂真
 カクサン部長さん。紙智子議員は、漁業者を守れ、と訴えて(ボーガス注:政府の漁業法改定法案に反対して)いましたね。しかし日本の漁民を殺害しうるのは、朝鮮人民軍傘下の漁船です。

 言ってることが無茶苦茶すぎて吹きました。仮にも黒坂も経済学者を名乗る立場なら「漁業法改定案について既存の漁業者の権利が侵害されるなどの改定反対意見もございますが、これこれこういう理由でそうした意見は失礼ながら間違いだと思います」「今回の法改定によりこのようなメリットがあると思います」とまともに応答したらどうなのか。
 「北朝鮮云々」なんて法改定に全く関係ないことを言い出して恥ずかしいと思わないのか。
 大体「法改定反対派=北朝鮮シンパ」ではもちろんないし、「日本共産党以外にも」もちろん法改定反対派もいる。そもそも「日本共産党北朝鮮シンパでもない」し、全く意味不明です。

黒坂真
 日本共産党の皆さん。宮本顕治氏は昭和36年7月の第八回大会での報告で、敵の出方論を提起しました。革命の最終的な形態は敵の出方により決まる。従って敵の出方によっては、革命が武装闘争、暴力革命という形態になることを初めから否定すべきでない、という話。これは大会決定です。

 黒坂みたいな言いがかりをなくすためにも「いわゆる敵の出方論」は正式に党規約から削除した方がいい気もしますがそれはさておき。
 「敵の出方論」において想定されてるのは「ナチドイツの独裁のような異常事態には武装蜂起もあり得る」つうレアケースの話です。現代日本においてそんなもんが現実的にあるわけもない。そんなことは黒坂も分かってるでしょうによくもデマが飛ばせるもんです。

黒坂真
 吉岡正史さん。海外から資源を買い、工業品を売るためには、昔なら船舶が自由に航行できなければならない。このためには海外にも自国の軍を常駐させねばならなかった。自国民と自由貿易のために、日本は海外に進出したのです。欧米は日本の台頭を押さえつけようとした。そこで日本は自衛戦争

 「太平洋戦争開戦の日・12/8」に「あのような誤った戦争を二度と起こしてはならない」とする吉岡氏ツイートへの「そもそもあの戦争は間違ってないから反省しなくていい」という趣旨の「黒坂の反論」です。
 「正気か?」ですね。言ってることがまるきりでたらめなのでどう突っ込んだらいいか、絶句するレベルです。
 別に日本は「船が自由に航行できないから」、軍隊を中国に送ったわけではない。つうかなんで「船を自由に航行させる」ために海ではなく「中国内陸部に軍隊を突っ込む」必要があるのか。
 「傀儡国家満州国」や「大東亜共栄圏」を作り上げることのどこが「自由貿易」なのか。明らかに保護貿易でしょうよ。
 大体この黒坂の理屈なら「海外から資源を買い、工業品を売るためには」今も「自衛隊を海外に駐留させていい」ということになりかねません。いや黒坂だとためらいなく「その通りだ、自衛隊を海外に駐留させて何が悪い」といい出しかねませんが。
 安倍ですらこんな「戦前日本全面正当化」の暴論はいえない。安倍ですら8月に一応「不戦の誓い」をしている。これはもはや「共産党云々」なんて話ではありません。こんなんは黒坂のような一部の歴史修正主義極右の放言でしかない。
 しかし、こうやって「アメリカの日本封じ込めのせいだー、あの戦争はやむを得ない自衛戦争だー」という輩が「日米安保は重要です」。もはやなんと言っていいか、二の句が継げません。

黒坂真
 カクサン部長さん。亡くなった方々は本当に残念ですが、日本で働く外人が何かの理由で亡くなると安倍政権の責任ですか。

 おいおいですね。「外国人研修生がブラック企業の過酷な環境で死んだ(事故死など)のはブラック企業が悪い、きちんと企業を取り締まれなかった労基署も悪い。しかし安倍総理は悪くない」なんてそんなふざけた理屈が通用すると本気で思ってるんでしょうか?。
 そしてカクサン部長氏は「そうした外国人労働者の悲惨な現状をただす方策も提出せずに、政府案のような入管法改定などしたら、こうした外国人労働者の悲劇が拡大する」と安倍政権批判してるのですが、そこも見事に無視する黒坂です。この男にとっては安倍自民を擁護し、共産党に悪口するためには外国人の権利など踏みにじって何らかまわないのでしょう。呆れたゲスです。

黒坂真
 日本共産党員の皆さん。支援者祭りで、志位委員長も盆踊りをなさったのですね。しかし盆踊りを唯物論者がするのは、本来は奇妙なのです。祖霊が盆にこの世に戻ってくるから、踊りをしてお迎えする、という意味があるのですから。

 くだらない因縁過ぎて吹き出しました。カトリックだった小笠原貞子・共産党副委員長の存在を考えれば「唯物論者(共産党員なら)なら無神論無宗教」とはいえないでしょう。
 また、「共産党員」でなくても科学が発展した今「自民党支持者でも」祖先(先祖)の霊(祖霊)なんてものが本当にお盆に戻ってくると思ってる人も少ないでしょう。そもそも「霊魂なんて存在するのかよ?」と思ってる自民党支持者も多いでしょうが、それはさておき。
 イヤー確かに「ルーツはそうかもしれません」。しかし今時盆踊りにそんな意味づけをしてる人はあまりいないでしょう。そもそもこの黒坂の理屈なら「お盆に戻ってくる祖霊をお出迎え」なのだから「お盆の時期以外にやるのはおかしい」つうことになりますが、今、「お盆の時期以外にもやってる」。
 また、「徳島の阿波踊り」「高知のヨサコイ」なんかも「盆踊りの一種」でしょうがあれらはすでに、「県外から見物人や参加者がある」「徳島や高知以外で『ホニャララ阿波踊り大会』『ホニャララヨサコイ(ホニャララには地名が入ります)』というものが町おこしに出来る」ほど観光行事化してる。
 「祖霊をお出迎えする」のならこうした「阿波踊りやヨサコイの現状」はおかしいわけです。これらは今や盆踊りが「ルーツとは関係なく楽しまれてる」つう事を示しています。
 なお、NHKの雑学番組「チコちゃんに叱られる」によれば「夏の花火大会」ももともとは「盆踊りと同じ趣旨(盆の時期に戻ってくる祖霊を慰める)だったらしい」のですが今そういうことを知ってる人間もいないでしょう。岡村も「ねえ、何で日本では夏に花火大会が多いの?、岡村」とチコちゃんに聞かれ「納涼?*34」としどろもどろになり「ボーッと生きてんじゃねえよ!」と突っ込まれてました。


■12/15(土) 北朝鮮帰国事業60周年プレ*35講演会 ―在日北朝鮮帰国者の帰国・里帰りを訴える
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01258
 本気で「守る会」が「在日北朝鮮帰国者の帰国・里帰り」を訴えるのならそれこそ「経済制裁」だの「朝鮮学校無償化除外」だのは「帰国・里帰り」を不可能にする暴挙でしょう。
 北朝鮮との間に「ある種の信頼関係」なくしてどうして一時帰国や里帰りが出来るのか。
 そして「経済制裁」だの「朝鮮学校無償化除外」だの敵対行為をしてどうして信頼関係なんか出来るのか。
 これが「制裁など北朝鮮への敵対的行為によって、一時帰国や里帰りが出来なくなると思うが、申し訳ないがそれよりも北朝鮮政権打倒が大事だ」つうなら「是非はともかく」理解は出来ますが。
 「守る会」の頭の異常さには全く頭痛がしてきます。
 それにしても最近、守る会サイト見ても全然更新してないんですよねえ(1ヶ月〜2ヶ月に一つ記事が載る程度の更新ペース)。「まともに活動してるのかよ?」と聞きたくなります。


■12月14日、おすすめ忠臣蔵古典映画紹介(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4861
 なぜ三浦が12月14日付け記事で「忠臣蔵」を取り上げるのかと言えば「旧暦の12月14日」に赤穂浪士の討ち入り(1703年)があったからです。そのため12月14日に赤穂浪士関係のイベントなどがされます(ただし現在は新暦なので、旧暦の12月14日とは違いますが)。
参考

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-12-14/2018121401_06_0.html
赤旗『きょうの潮流』2018年12月14日
 きょうは討ち入りの日です。315年前の元禄15年12月14日、大石内蔵助をはじめ四十七士の赤穂浪士が、切腹に処せられた藩主・浅野内匠頭の敵として吉良上野介を討ちとりました。赤穂事件ともいわれ、兵庫・赤穂市では115回目となる義士祭が開かれます。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38955980U8A211C1AC8000/
■日経『討ち入り装束で勇壮に 兵庫・赤穂、義士行列 』2018年12月14日
 赤穂浪士吉良上野介邸に討ち入った日に当たる14日、兵庫県赤穂市で「赤穂義士祭」が開かれた。大石内蔵助役を務めた俳優の高橋英樹さん(74)を先頭に、四十七士が列をなし市内を勇壮に練り歩いた。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201812/0011905458.shtml
神戸新聞『忠義の心眠る地でも「義士祭」 東京・泉岳寺』2018年12月14日
 赤穂義士らが眠る東京都港区の泉岳寺で14日、義士祭があり、追善供養や記念行事などが行われた。

 ちなみに日中戦争で南京が陥落したのは12月13日なのでこの時期に中国では、南京事件死者の追悼式典などがされます。

1958年の大映版「忠臣蔵」(長谷川一夫鶴田浩二菅原謙二山本富士子京マチ子市川雷蔵

 ウィキペディアによれば

大石内蔵助赤穂浪士リーダー):長谷川一夫
浅野内匠頭赤穂藩主):市川雷蔵
岡野金右衛門赤穂浪士):鶴田浩二
・赤垣源蔵(赤穂浪士):勝新太郎
瑤泉院(内匠頭の未亡人):山本富士子
・りく(大石内蔵助の妻):淡島千景
・浮橋太夫(内蔵助の愛人):木暮実千代
吉良上野介滝沢修
・千坂兵部(上杉家家老):小沢栄太郎

だそうです。

 1959年東映の「忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻」(片岡千恵蔵中村錦之介、市川右太衛門、あと何と美空ひばり

 ウィキペディアによれば

大石内蔵助赤穂浪士リーダー):片岡千恵蔵
大石主税(内蔵助の息子):北大路欣也
浅野内匠頭赤穂藩主):中村錦之介(後の萬屋錦之介
堀部安兵衛赤穂浪士):大友柳太朗
岡野金右衛門赤穂浪士):大川橋蔵
・りく(大石内蔵助の妻):木暮実千代
吉良上野介進藤英太郎
・千坂兵部(上杉家家老):山村聡

だそうです。

 ただ、正直、このような映画はもう古い、セリフも演技もちょっとついていけない、という方もいて当然なのです。ある意味、今の時代に忠臣蔵をつくると悉く「新解釈」になってしまうのは、こういう時代劇の伝統、様式美の伝統が日本の映画の中で絶たれてしまったからで、ちょっと意味は違うかもしれませんが、アメリカでジョン・ウェイン風の西部劇がもう作れないのと同じ。

 忠臣蔵映画はともかくジョン・ウェイン流の映画が作れないのは「古くさいから」というよりそれが「明らかなインディアン(アメリカ先住民)差別」だからでしょう。
 例えば小生が知ってる最近(?)のインディアン映画では「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990年)がありますが、もはやこの映画ではむしろ「悪」はインディアンを迫害する白人の方です。
 アクション映画を作りたいだけなら、たとえば「ダーティーハリー」シリーズ、「ダイ・ハード」シリーズなどでわかるように、何もインディアン映画を作る必要はどこにもないわけです。

 東宝の1962年版「忠臣蔵 花の巻雪の巻」

 ウィキペディアによれば

大石内蔵助赤穂浪士リーダー):八代目松本幸四郎(後の初代・松本白鸚
浅野内匠頭赤穂藩主):加山雄三
堀部安兵衛赤穂浪士):三橋達也
岡野金右衛門赤穂浪士):夏木陽介
高田郡兵衛(赤穂浪士、但し討ち入りからは離脱し、その後の消息は不明):宝田明
瑤泉院(内匠頭の未亡人):司葉子
・りく(内蔵助の妻):原節子
・浮橋太夫(内蔵助の愛人):新珠三千代
吉良上野介:八代目市川中車
・千坂兵部(上杉家家老):志村喬

だそうです。そして「三浦も指摘していますが」この映画が「原節子の最後の出演映画」です(ただし三浦によれば原の出演場所は彼女の代表作である小津映画などに比べれば残念ながら非常に少ないそうですが)。
 どれもなかなかのオールスター映画です。
 ちなみに比較的最近の忠臣蔵映画、ドラマだとたとえばキャストは以下の通りです(キャストはウィキペディア参照。この他にもあるようですが面倒になってきたので他の紹介は省略します)。

■映画『四十七人の刺客』(1992年)
大石内蔵助赤穂浪士リーダー):高倉健
浅野内匠頭赤穂藩主):橋爪淳
堀部安兵衛赤穂浪士):宇崎竜童
高田郡兵衛(赤穂浪士、但し討ち入りからは離脱し、その後の消息は不明):今井雅之
瑤泉院(内匠頭の未亡人):古手川祐子
・りく(内蔵助の妻):浅丘ルリ子
・お軽(内蔵助の愛人):宮沢りえ
吉良上野介西村晃
・千坂兵部(上杉家家老):森繁久弥
・色部又四郎(上杉家家老):中井貴一
NHK大河ドラマ元禄繚乱』(1999年)
大石内蔵助赤穂浪士リーダー):五代目中村勘九郎(後の十八代目・中村勘三郎
浅野内匠頭赤穂藩主):東山紀之
堀部安兵衛赤穂浪士):阿部寛
高田郡兵衛(赤穂浪士、但し討ち入りからは離脱し、その後の消息は不明):堤真一
瑤泉院(内匠頭の未亡人):宮沢りえ
・りく(内蔵助の妻):大竹しのぶ
・お軽(内蔵助の愛人):安達祐実
吉良上野介石坂浩二
・千坂兵部(上杉家家老):竜雷太
・色部又四郎(上杉家家老):松平健
テレビ朝日開局45周年記念『忠臣蔵』(2004年)
大石内蔵助赤穂浪士リーダー):松平健
浅野内匠頭赤穂藩主):沢村一樹
堀部安兵衛赤穂浪士):宇梶剛士
瑤泉院(内匠頭の未亡人):櫻井淳子
・りく(内蔵助の妻):田中好子
・浮橋太夫(内蔵助の愛人):池上季実子
吉良上野介伊東四朗
・千坂兵部(上杉家家老):夏八木勲
テレビ東京新春時代劇『忠臣蔵 瑤泉院の陰謀』(2007年)
大石内蔵助赤穂浪士リーダー):北大路欣也
浅野内匠頭赤穂藩主):高嶋政伸
堀部安兵衛赤穂浪士):山田純大
瑤泉院(内匠頭の未亡人):稲森いずみ
・りく(内蔵助の妻):松坂慶子
・浮橋太夫(内蔵助の愛人):辻沢杏子
吉良上野介江守徹
テレビ朝日忠臣蔵:その男、大石内蔵助』(2010年)
大石内蔵助赤穂浪士リーダー):田村正和
浅野内匠頭赤穂藩主):玉山鉄二
堀部安兵衛赤穂浪士):小澤征悦
瑤泉院(内匠頭の未亡人):檀れい
・りく(内蔵助の妻):岩下志麻
・浮橋太夫(内蔵助の愛人):石田ゆり子
吉良上野介西田敏行

 今の時代に忠臣蔵をつくると悉く「新解釈」になってしまう

 そんなに新解釈あるかなあ、と思いますがそれはさておき。
 ウィキペディア見てたら面白い新解釈(?)の『忠臣蔵時代劇』(つうかキワモノ?)を見つけたので紹介しておきます。
 それが上でキャストを紹介した■テレビ東京新春時代劇『忠臣蔵 瑤泉院の陰謀』(2007年)ですね。

テレビ東京新春時代劇『忠臣蔵 瑤泉院の陰謀』
・原作は湯川裕光(松崎哲久民主党代議士のペンネーム)の「瑤泉院 三百年目の忠臣蔵」(新潮文庫)。脚本をジェームス三木が担当する。
赤穂浪士の仇討ち(赤穂事件)の首謀者(資金面での援助や吉良邸の情報入手など)を瑤泉院だとする異色作。
・このドラマでは浅野内匠頭は偏執的強迫症の病的な人物として描かれ、最近はそうした役どころを演じることが多い高嶋政伸が演じている。江守徹が演じる吉良上野介は鷹揚な教養人として描かれ、意図的にひどい嫌がらせをしていた訳でもないのに松之大廊下で一方的な被害者意識に取り付かれた浅野内匠頭に訳も分からず発作的に切りつけられた被害者である。本作では松之大廊下の刃傷は明確な乱心説に立っており、『忠臣蔵』物としては非常に珍しい。大石内蔵助は武士の意地として立ち上がらざるを得なくなる。その背後で瑤泉院は情報操作を行い乱心した浅野内匠頭に突然襲われた単なる被害者の吉良上野介を極悪人に仕立て上げて行く。吉良上野介は何もしていないのに斬りつけられた上に、幕閣の都合で高家筆頭の職を失い、世間からは極悪人にされ、夜中に赤穂浪士に集団で自邸に押込まれて首を取られてしまう。その挙句に吉良家はお取り潰し。この理不尽さを、ドラマを暗くせず一見赤穂浪士側を正義に見せるようにジェームス三木の脚本で描いている。


■「中国と日本 二つの祖国を生きて」(小泉秋江著 集広舎)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4859
 三浦曰く「中国残留日本人孤児の文革体験」が描かれてるそうですが、本のタイトルは「それほど反中国」ではない。三浦の紹介も「著者が文革でのリンチやレイプの体験を書いており読むのがつらかった」云々とは書いてあるものの、反中国的な論調ではないので、この著書自体は「もちろん文革での恨み言は書いてある」でしょうし「読んでて気持ちのいい本でもないでしょう」が、「当時の中国と今の中国は違うこと」や「中国人にも被害を受けた人間がおり、被害者の中国人と加害者の中国人を一緒くたにして中国人に悪口することは適切でないこと」をきちんとわきまえた上で書かれてるそれなりにまともな本かもしれません。

 日中国交回復後、著者は母と共に日本に住むことができるようになりました。

 三浦はあっさり書いていますが、国交回復がなされなければおそらく帰国はかなり遅れたでしょう。そのあたりアンチ中国の三浦はどう理解してるのか。


■「私は戦争に極力協力した。しかも便乗して協力したとはっきり言明しておく」(中野好夫 1945年11月の発言)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4855

 私は文学者の良心と生命に欠けて言うが、戦争中傍観していたことがまるで美徳であり、協力したことが無良心だというようなヘボ理屈はどうしても分からん。

 このあたりは人それぞれの価値観でしょうが「協力するよりは傍観した方がまだまし」でしょう。
 そして「協力する場合」も「積極的に協力するよりは消極的に協力した方がまだまし」でしょう。
 つうか中野も本当はそんなことは分かってるでしょう。分かった上で「確かに傍観した方がましだが、傍観したから責任はないで終わらせるのは少し無責任すぎないか」といいたいのではないか。
 「反対しない限り大なり小なり責任はあるんじゃないか」つうことですね。さすがに「反対しない限り、皆責任は同じだ」とは思ってないでしょう。
 しかし三浦の文だと明らかに中野を「単なる居直り」としてのネタにしか使ってないですね。さすがに中野もそこまで酷くはないでしょう。中野としても生きていれば三浦のこうした利用法には憤慨するでしょう。

 中野は、敗戦後すぐに、かって戦争中は沈黙していた「自由主義者」の老知識人たちが急に発言を始めたり、新しい文化運動の指導者になろうとすることを痛切に批判しています。

 中野が問題にしてるのは「反省が足りない」つうことであって「活動するな」つうことではないでしょう。そして中野自身も「ならばおまえはどうなんだ」という予想される批判に対し「戦争に協力したこと」を自覚してる旨表明したと言うことでしょう。
 もちろんそれは中野の場合、居直ってるわけではなく「戦争協力を自覚した上で戦後それを反省し、是正していく」という覚悟を述べたのでしょう(実際の中野がそうした覚悟を貫けたかはひとまず起きます)。
 それはともかく、「自由主義者」「老知識人」ですから中野のここでの批判対象が左派でないことは確かです。
 となると誰なのか?(三浦が書かないのは「中野の批判対象が分からないから」なのか、「分かってるが書きたくないから」なのか?)。気になるところですが三浦の文だけではわかりません。 
 なお、中野についてはぐぐって見つけた彼に関する文をいくつか紹介しておきます。

中野好夫(1903〜1985年:ウィキペディア参照)
・1948年(昭和23年)から東京大学教授。
・1949年(昭和24年)、平和問題談話会に参加し、全面講和を主張。1953年(昭和28年)、「大学教授では食っていけない」との理由で退官し、『平和』誌の編集長となる(1955年まで)。朝鮮戦争による好況を背景に、1956年(昭和31年)、『文藝春秋』2月号に発表した「もはや戦後ではない」という評論の題名は翌年の経済白書に取り上げられ、流行語となった。
・1961年(昭和36年)から翌年までスタンフォード大学客員教授。1965年(昭和40年)から1968年(同43年)まで中央大学文学部英文科教授。
 1958年(昭和33年)から1976年(昭和51年)まで憲法問題研究会に参加。護憲、反安保、反核沖縄返還、都政刷新を主張。沖縄問題への取り組みとして沖縄資料センターを設立、のち法政大学沖縄文化研究所に引き継がれた。
三里塚芝山連合空港反対同盟の戸村一作委員長が「空港建設反対」を掲げて参院選挙全国区に立候補した時には推薦人に名を連ね、成田空港を生涯利用しなかったという。
■著書
・『アラビアのロレンス』(1940年、岩波新書→改訂版、1963年、岩波新書)
・『沖縄問題二十年』(新崎盛暉氏との共著、1965年、岩波新書)
・『私の憲法勉強』(1965年、講談社現代新書)
・『シェイクスピアの面白さ』(1967年、新潮選書→2017年、講談社文芸文庫)
・『沖縄戦後史』(新崎盛暉氏との共著、1968年、岩波新書)
・『スウィフト考』(1969年、岩波新書)
・『沖縄・70年前後』(新崎盛暉氏との共著、1970年、岩波新書)
・『英文学夜ばなし』(1983年、新潮選書)など

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/231892
沖縄タイムス社説[新崎盛暉さん*36死去]
 新崎さんは、東大卒業後、都庁に勤務するかたわら、英文学者の中野好夫さんが主宰する「沖縄資料センター」で戦後資料の収集、整理、分析などにかかわってきた。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-23/2017072307_01_0.html
日本共産党創立95周年記念講演会、日本共産党の95年の歴史を語る、不破社研所長の講演
・革新自治体も全国に広がり、70年代後半には社会党との党首会談で、国政での革新統一戦線をめざす合意を3回も確認し合いました。
・この流れを一挙に断ち切ったのが、1980年1月10日、突然発表された社会党公明党の「政権合意」、いわゆる「社公合意」でした。
・党は、これにたいして、80年2月の第15回党大会で、日本の民主的再生を願う団体と個人による「革新統一懇談会」の結成を提唱しました。これは、社会党が脱落した情勢のもとで、革新をめざす政治勢力と市民勢力との共闘という方針でした。この提起に応じ、松本清張さん、中野好夫さんの両氏も賛同の声を上げて、81年5月に全国革新懇が発足し、統一戦線運動の力強い推進力となったのであります。


■昨日の「ジーザス・クライスト・スーパースター」上映会に参加いただきありがとうございました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4852

 昨日の江東映像文化振興事業団「ジーザス・クライスト・スーパースター」上映会、11名の方にご参加いただき、まことにありがとうございました。

 11名って。もはや事業団とか上映会と自称するのが恥ずかしいレベルですね。
 単に三浦とそのダチ公が映画見てるだけでしょ。多分最初はもう少し「大きな映画会」を想定してたんでしょうが理由はともかくどんどん衰退してったんでしょうね。今や当初は存在した事業団サイトもない。

 今、映画はYOUTUBEでもレンタルでも簡単に観ることができるかもしれませんし、こういう上映会というのも古いスタイルかもしれませんが、なかなか仕事を持っている人たちが、パソコンやテレビの前に2時間近く座り、かつ、それなりの音量で映画を鑑賞するというのは意外と難しいことではないでしょうか。

 いやいや「意外と難しいこと」て(苦笑)。まともな映画会をそれなりの準備して企画し、きちんと広報すればもっと人は集まるでしょうよ。自分の無能さを「今みんな多忙だから」とか「ユーチューブやレンタルでも映画が見れるから」とか言い訳すんなって話です。
 しかし「パソコンやテレビの前に2時間近く座り」ねえ。上映会とかほざくのなら、映画館のような大きなスクリーンで映画見たらどうなのか。まあ、当初はともかく今はそんな気にならないのでしょうが。
 100人、200人とかならまだしも、三浦とそのダチ公、たった11人で「それなりの金かけて」映画館のような大きなスクリーンで映画見てもバカっぽいですからね。

 多少面倒でも、交通費と飲み会にお金はかかるとしても、基本的に無料の上映会(著作権問題があるので基本的に無料で行います)を、一般家庭よりは広いスクリーンと音で観る機会を作っていく、そのあとのおしゃべりもできるという試みは、とりあえずしばらくは続けていこうと思っております。

 「とりあえずしばらくは続けていこう」て。客があまりに少なすぎるのでいい加減やめたいんでしょうか。

上映作品に関しましては、私と但馬さん*37で基本的に選ばせていただきます。

「え、事業団とか自称してるのに、二人だけで選ぶの?」「他にメンツいなかったっけ?」「当初の発表では事業団の理事長は古谷経衡*38のはずだけど?。奴は理事長なのにそういうことに関与しないの?。それとも理事長辞めたの?」ですね。

 今回は映画「孤独の人」の上映を考えていたんです。藤島泰輔の同名小説を1957年に映画化したもので、主演は今年亡くなられた津川雅彦氏。DVDもVHSもなく、結局上映はできませんでしたし、私も未見なので評価のしようがないのですが、なんとか復刻されることはないのでしょうか。時代の記録としては貴重なものだと思います。小説作品は今でも岩波書店から(ボーガス注:岩波現代文庫で)出ています。

【最初に追記】
 「孤独の人」についてはid:Bill_McCrearyさん記事『情報(藤島泰輔原作で西河克己監督の『孤獨の人』が、横浜で上映される)』
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/46ffc92c95e0f2b83c4ca08aafed07d2
を紹介しておきます。
【追記終わり】
 ウィキペ「藤島泰輔」によれば「なんちゃってウヨ外国人ポール・ボネ」の正体と言われる御仁で、もちろんウヨです。ボネのお仲間としては「イザヤ・ベンダサンこと山本七平」「週刊新潮のヤン・デンマン」がいます。最近はこうした「えせ外国人のウヨ」ではなく「日本ウヨの台本通り踊る外人ウヨ(例:ケント・ギルバート、テキサス親父など)」になっていますが。
 ほかにも藤島のウヨぶりを示すエピソードとしては

藤島泰輔ウィキペディア参照)
・1974年(昭和49年)、日本ペンクラブを代表する形で仏文学者白井浩司と韓国を訪問、朴正煕独裁政権下で行われた詩人金芝河への死刑判決を「金芝河の有罪は文学活動ではなく、政治活動によるもの」とコメント。ペンクラブからは有吉佐和子司馬遼太郎立原正秋などが抗議脱会、理事だった安岡章太郎阿川弘之が抗議の辞意を表明するなど、運営に大きな混乱を起こした。
・1977年(昭和52年)、第11回参議院議員通常選挙自民党公認で全国区に立候補。新日本宗教団体連合会新宗連)関連諸団体の推薦を取り付けるなどして188387票を獲得。法定得票数に達したが66位で落選した。
・1992年(平成4年)、今上天皇の中国訪問に反対する小田村四郎*39大原康男小堀桂一郎中村粲ら右翼活動家による「ご訪中問題懇話会」が組織されると、谷沢永一古山高麗雄らウヨ仲間とともに賛同。訪中反対の意見広告に名を連ねる。
三島由紀夫とは学習院の先輩後輩で親しくしていた。三島の自決後は、憂国忌の代表発起人となった。

なんてのもあります。金芝河の件では本多勝一氏がコラムで藤島&日本ペンクラブ*40を批判してた記憶があります。
 しかしこの藤島のウヨぶりを考えるに、藤島は学習院時代、今上とは親しくなかったのか、はたまた学習院卒業後に右傾化したのか。
 また藤島は「ジャニーズ事務所元副社長メリー喜多川ジャニーズ事務所創業者で現在も社長を務めるジャニー喜多川の妹)の元夫」で「ジャニーズ事務所・副社長で、ジャニー喜多川の後継者と噂される藤島ジュリー景子の父」だそうです。
 それはともかく何で復刻されないのか、は例えば以下の文を見るだけでも「なんとなく」分かります。

孤独の人(ウィキペディア参照)
■作品の評価・反響
 日本社会党江田三郎*41は国会でこの小説を取り上げ、枠に嵌められる皇太子の状況への同情と落胆を語り、宮内庁への批判を展開した。
■映画制作
 作品の性質上、制作時には日活に右翼からの脅迫状も来ていた。皇太子を演じたのは公募で選ばれた黒沢光郎である。撮影時はロングショットのみで、白い手袋をして登場したが、その演出にはこういった事情への配慮があったとされる。
 また学習院は皇室を利用しての金儲けや実在する皇太子をテーマにすることを批判し、映画化への協力を断り学生にも関わらないように指示していた。生徒の舟山役で学習院大学在学中だった三谷礼二*42が秋津礼二の名で出演したが、出演を取りやめるように大学から勧告を受けるものの従わなかったため、学習院院長・安倍能成から退学処分を受けた。監督の西河克巳は責任を感じて三谷を日活俳優部に誘い、三谷は秋津の名でいくつかの映画に出演したあと、日活宣伝部に移り、その後、著名なオペラ演出家となった。
 この退学処分については本多顕彰・法政大学教授(英文学)などが「重すぎる」と批判した。
 なお、撮影自体については、大学正門、グランドなどでロケが行われている。

https://ameblo.jp/stone2/entry-11884092203.html
・とにかくすごい映画だ。メインに出てくるのが(ボーガス注:映画原作小説の作者・藤島がご学友だったという)皇太子(現今上)なのだから。
・背景は学習院高等科3年。
 そこに皇太子がいて、みんなから「殿下」と言われている。
 しかしはっきりと顔は写らない。白手袋だったり、後ろ姿だったりする。ただし声はよく発声する。演じているのは黒沢光郎という俳優である。高校生活はかなりリアルに描かれ、屋上でみんなで煙草をすったりしている。
小林旭の名もあったが、ちょい役と思ったらなんとなんと助演である。
・主演は津川雅彦
 小林(ボーガス注:旭)は殿下とは初等科からの「御学友」。
・中等科から学習院に入った津川雅彦が御学友に選ばれる。
 芦川いづみが出てくるのは、殿下が帰りの車の中から小林が女子学生と歩いているのをみかけるところ。車の中からの撮影であり、遠景でもあるが、私には芦川いづみだと分った。その間約3秒。
 殿下はあきらかに女性に関心を持っていて、白手袋を握りしめる。後に小林のつきあっている女性がどのような女性なのかを御学友に問うている。
・小林は殿下の不自由を思い銀座の夜の散歩に誘う。ところがその散歩が侍従や大夫で問題になり、小林は殿下のためを思ってと言って涙する。そして高等科を卒業するので、車で帰る殿下に「さようなら、殿下」と言う。
・この映画のテーマはなんだろう?と(中略)考えてしまった。
 小林は殿下を銀座に連れて行ったことを責められ「日の丸とバンザイの中でしか殿下は歩いてはいけないのか」と訴える。侍従は我々の責任問題と言い放つ。
・修学旅行で妹への土産は小林に買ってきてもらう。殿下は外出するつもりでいたのだが、自粛するのだ。皇族に自由を!がテーマではないと思うが…
■備考
 男女交際で「もうBIしたか?」と聞くのだが、意味不明。

・「BI」つうのは「ベッドインの略=つまり女性とのセックス」じゃないんですかねえ。
 俺からすれば「え、BIて聞き取れたのに、なんでわかんないの?」「学習院が舞台なんで、隠語で表現しなきゃいけない、男女交際でのやばいことつうたらそれしかないでしょ?。キスぐらいじゃ隠語で表現しないだろうし」ですが。
・「孤独の人=銀座で散歩することすら自由に出来ない殿下」つう事は簡単に分かります。
・なんかこの映画評だと「主演は小林旭じゃねえの?」つうくらい小林が、黒沢光郎演じる皇太子「殿下」(現天皇)にからんできますね。
 それはともかく「高校生が喫煙する」つうのはもちろん違法行為です。殿下が「女性に興味がある」つうのも年齢を考えれば当然ですが、あまりおおっぴらには語られないことでしょう。
 銀座の散歩は当時、大問題になりました。
参考

明仁ウィキペディア参照)
 学生時代のエピソードとして、「銀ブラ事件」が有名である。学習院高等科3年の試験が終わった日、学友の橋本明*43、千家崇彦と3人で銀座をぶらついた。高級喫茶店「花馬車」で橋本の彼女と合流し、皆でお金を出し合い、コーヒーを飲み、洋菓子屋「コロンバン」でアップルパイと紅茶を楽しんだが、すぐに発覚。連れ出した学友は警察と皇室関係者にこっぴどく叱られたという。

・しかも映画制作に学習院宮内庁は反対し、それを無視して出演した秋津礼二(芸名。本名・三谷礼二)は当時在籍していた学習院大学を退学処分です。
 復刻されないであろう条件がそろってます。
 しかし映画はまだ「穏やかな方」です。小説は以下のように映画より「過激」です。映画ではおそらく出てこなかった要素として「同性愛」に「殿下の失恋」、「殿下を巡るご学友の権力争い」だそうです。

孤独の人(ウィキペディア参照)
■小説の登場人物
学習院高等科生徒
・千谷吉彦(映画では津川雅彦
 主人公。中等科からの入学で、宮との関係には距離を置いている。中等科時代には1年下の井沢信雄と同性愛関係にあったが、岩瀬に奪われる。元叔母の東大路朋子(映画では月丘夢路)と、性交に至らない愛撫や、バーやナイトクラブ、劇場でのデートをする関係にある。
・宮(映画では黒沢光郎)
 昭和天皇の長男(皇太子→現天皇)。生徒たちには「宮」または「殿下」と呼ばれる。週のうち3日間学生寮で過ごす。吉彦たちにとっては当たり前な外出や男女交際など、青春の時期らしい自由を宮内庁の役人たちによって制限されている。鳥羽頼子に思いを寄せるが宮内庁の反対により叶わなかった。
舟山(映画では秋津礼二)
 テニス部員。初等科からの生徒。かつて先輩だった週刊誌記者の吉川元信と同性愛関係にあったが、吉川が主人公・吉彦に心変わりして捨てられる。
・水野
 中等科時代は宮の第一の学友だったが、校内で宮や自分が勢力争いの道具となっていることを憤り、無力感から彼のもとを去る。
・岩瀬(映画では小林旭
 寮で宮と同室の生徒。侍従らに無断で宮を銀座に連れ出す。吉彦から井沢を奪った経験がある一方、淳子と交際していて、討論の時間に男女交際の自由を訴える。
■その他
・鳥羽頼子(映画では稲垣美穂子)
 学習院女子部にいる元宮家の生徒。宮の思い人。

 つうか、よくこんな小説と映画が作られたもんだという気はします。そしてこれ三浦らウヨ的には不敬にならないんですかね?

*1:TBSドラマ『スクール☆ウォーズ』(1984年10月〜1985年4月)の原作本『落ちこぼれ軍団の奇跡』(1981年、光文社)の著者として知られる作家

*2:「オカルト専門の出版社である有限会社八幡書店を創業、代表取締役となる。『竹内文書』『東日流外三郡誌』など古史古伝文献の刊行者としても知られる(ウィキペディア参照)」なんて人間が百田批判なんて滑稽でしかありません。

*3:もちろんウンコだろうと「ギフトオーサーシップ(監修の名義貸し)」はあります。つうか「ウンコであることをごまかすために権威を持ち出す」のが「ギフトオーサーシップ(監修の名義貸し)」なんですが。とはいえ、正直、「なんちゃって監修者」も別に権威者ではない(むしろウンコ)んですけどね、ウヨにとってはなぜか権威者扱いされてるだけであって(苦笑)。

*4:安保智子(あぼ・ともこ)のこと

*5:まあ安保みたいなバカはさておき、例えば日韓友好と言っても「朴チョンヒと岸信介の友好」と「金大中氏と和田春樹氏の友好」では意味が違うわけです。もちろん安保のようなウヨ連中の日韓友好とは「岸と朴の友好」ですね。決して「金大中氏と和田氏の友好」ではない。

*6:ツイッターのプロフィールによれば「利他利他有興会」代表だそうです。ツイッタープロフィールを信じればこの「あぼ」とは「利他利他有興会代表」で「日韓クロッシング理事」でもある「安保智子(あぼ・ともこ)」と思われる。

*7:一部のネトウヨが左派認定した相手に投げつける悪罵。「クルクルパーの左翼」の略語らしい。なお、ネトウヨの左翼認定は「枝野立民党代表は左翼」「河野洋平元外相は左翼」などリベラル保守まで左翼扱いしており必ずしも「左翼ではない」点に注意が必要。

*8:日韓離反の原因を創ったのは安倍であり、安倍以前は民主党政権どころか、自民党政権ですら今のような状態ではなく、例えば小渕政権時には韓国大統領・金大中氏が訪日し、また日韓共催ワールドカップがなされたことを無視するあたり全くこの種のウヨの歴史修正主義と「事実認識のゆがみ」には呆れます。

*9:正確には「ガソリン税増税」ですね。

*10:沖縄の運動を暴徒呼ばわりしたウヨを批判していたのがid:noharraこと八木孝三だと思っていたんですがねえ?。ねえねえ、八木さんは「利他利他有興会代表・安保智子」を批判しないの?

*11:著書『八〇年代の教科書問題』(1984年、新日本新書)、『旅しよう東南アジアへ:戦争の傷跡から学ぶ』(1987年、岩波ブックレット)、『教育勅語と学校教育』(1990年、岩波ブックレット)、『教科書はこう書き直された!』(1994年、講談社)、『ウソとホントの戦争論:ゴーマニズムをのりこえる』(1999年、学習の友社)、『拉致問題で歪む日本の民主主義』(2006年、スペース伽耶)など

*12:法制局長官、枢密院議長など歴任

*13:2018年、飛鳥新社

*14:著書『沈黙の宗教:儒教』(2011年、ちくま学芸文庫)、『論語のこころ』(2015年、講談社学術文庫)、『儒教とは何か・増補版』(2015年、中公新書)、『孔子』(2016年、角川ソフィア文庫)、『大人のための儒教塾』(2018年、中公新書ラクレ)など

*15:衆院議員。日本共産党大阪府連副委員長。元漫才師(松竹芸能所属)。

*16:安倍だろうとオウム麻原だろうと誰だろうとその主張がまともな限りは「その限りにおいて」支持するのが、普通の態度だと思いますが?

*17:その一方で空母保有だの中国を敵視してるとしか思えないことをやる安倍にも困ったもんです。

*18:まあ李首相訪日時の安倍の歓迎ぶりは相当なもんですよね。彼の北海道行きにわざわざ同行ですから。黒坂のようなウヨは故意に無視しますが。

*19:2017年衆院選挙大阪3区候補(比例重複)(日本共産党

*20:実際に自衛隊が使う予定なのかは俺も無知なので知りません。「米軍も使う」と黒坂が書かないと言うことは米軍の使用予定はないのでしょうね。なお「米軍と自衛隊」を「同じ軍事組織だから」として「この黒坂ツイート」のように一緒くたに扱うことはもちろん必ずしも適切ではありません。

*21:2014年衆院選挙東京21区候補(比例重複)(日本共産党

*22:正確には新日鐵住金ですね。

*23:著書『中国を追われたウイグル人:亡命者が語る政治弾圧』(2007年、文春新書)など

*24:1927〜1998年。日本共産党員だったが、「江田三郎構造改革論」を巡る評価の違いから1961年に離党。1977年の社民連結党に参加。一時、社民連政策委員長を務めた。著書『日本社会党社会民主主義』(1994年、現代の理論社)、『戦後日本共産党私記』(1995年、文春文庫)など

*25:江田三郎の息子。社民連代表、細川内閣科学技術庁長官、参院議長、菅内閣法相など歴任

*26:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相

*27:まあ確かめたわけでは無論ないですが、共産党執行部は「一見似ているように見えても、違います」というのでしょうね。

*28:まあ江田を批判していた1960年代の時点でも共産党は武力革命方針なんかとっていませんが。

*29:まあ最近の若者は江田五月社民連も知らないのでしょうが。

*30:社会党書記長、片山内閣官房長官、芦田内閣副総理、民社党委員長など歴任

*31:後で指摘しますがそうは言い切れないでしょう。少なくとも社民党は認めないでしょうし、保守野党ですら「支持層にはハト派がいること」を考えれば認めるとは限りません。

*32:これは自民、公明の支持層ですらそうでしょうが。

*33:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*34:真面目な話「納涼」と答える人が多いと思います。

*35:「プレ」って一体、何の「プレ」なんでしょうか?

*36:著書『現代日本と沖縄』(2001年、山川出版社日本史リブレット)、『沖縄現代史(新版)』(2005年、岩波新書)、『日本にとって沖縄とは何か』(2016年、岩波新書)、『私の沖縄現代史』(2017年、岩波現代文庫)など

*37:著書『ゴジラ御真影サブカルチャーから見た近現代史』(2009年、オークラ出版)、『世界の子供たちに夢を:タツノコプロ創始者 天才・吉田竜夫の軌跡』(2013年、メディアックス)、『300枚のユニークな広告が語るこんなに明るかった朝鮮支配』(2018年、ビジネス社)など

*38:著書『ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか』(2016年、コア新書)、『「意識高い系」の研究』(2017年、文春新書)、『女政治家の通信簿』(2018年、小学館新書)、『日本を蝕む「極論」の正体』(2018年、新潮新書)など

*39:拓殖大総長、日本李登輝友の会会長等を歴任したプロ右翼活動家

*40:よりによってなぜ藤島なんかペンクラブは韓国に送るのか、もっとまともなのはいるだろ、と言うことです。

*41:社会党書記長、社民連代表など歴任。社民連代表、参院議長、菅内閣法相などを歴任した江田五月の父。

*42:著書『オペラのように』(1992年、筑摩書房)、『オペラとシネマの誘惑』(2006年、清流出版)

*43:共同通信社会部次長、外信部次長、ジュネーヴ支局長、ロサンゼルス支局長、国際局次長など歴任。大日本麦酒常務を務めた橋本卯太郎の孫で、首相を務めた橋本龍太郎高知県知事を務めた橋本大二郎(龍太郎の弟)は父方の従弟である。