「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート147(追記・訂正あり)

姜尚中*1オウム事件*2についてあまりにもひどい発言。(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4746
 むしろ三浦の姜氏に対する悪口雑言があまりにも無茶苦茶ないいがかりで、非道すぎて正直突っ込む気すら失せます。
 そして世の中には「(福田は)はめられた可能性がある」「セクハラ罪は存在しない」「福田(元財務次官)に人権はないんですか!」(麻生*3財務相)、「今、日本で貧乏で食うに困る人間は存在しない」「子どもを産まない方が幸せと勝手なことを考える人がいる(少子化問題がらみで)」(二階*4幹事長)、「沖縄の新聞を潰したい」「南京事件東京裁判ででっち上げられた」「売国奴土井たか子が死んだ」(百田尚樹)など、三浦が非難する姜氏の発言以上*5に酷い発言がありますがもちろん「自民党応援団」「右翼活動家」三浦はそういったものを非難しません。
 それどころか百田など「暴言の主」を褒め称えたりする。
 「自称人権活動家」三浦も呆れたバカ、クズです。そしてid:noharraこと八木もよくも、三浦のようなカス右翼、クズ右翼が役員を務める「レイシスト団体・守る会」の会員なんぞ続けられるもんです。三浦&八木は恥知らずにもほどがあります。

参考
赤旗
■百田氏が故土井氏*6に暴言、NHK経営委員の資格なし
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-03/2014100314_02_1.html?_tptb=400
■自民会合で言論弾圧大合唱、議員“広告減らせ” 百田氏「沖縄2紙つぶせ」
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-27/2015062701_01_1.html
■麻生財務相また暴言、“女性記者出てこなければ…”、加害者擁護の異常さ
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-04-18/2018041803_01_1.html
■暴言連発の麻生氏:「どの組織にも改ざんある」「セクハラ罪ない」
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-09/2018050901_04_1.html
■セクハラ「はめられた可能性」、麻生氏が発言“撤回” なお無反省答弁、宮本徹氏追及
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-12/2018051202_01_1.html
■麻生財務相 被害女性に渋々謝罪、「セクハラ罪ない」撤回せず
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-15/2018051502_05_1.html
■改ざん「悪質でない」 麻生氏が暴言、衆院
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-30/2018053001_02_1.html
■きょうの潮流
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-28/2018062801_06_0.html
■「子ども産まない選択」侵害 二階氏発言撤回を、“市民は道具”国家観
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-30/2018063015_01_1.html

姜尚中 オウム事件「ケリをつけるための死刑執行は在庫一掃セールのよう」 
https://dot.asahi.com/aera/2018071700084.html
 死刑執行はまるで在庫一掃セールのような様相を呈しました。海外の反応も、その異常さに疑義を唱えるものが多かったと思います。
(中略)
 しかも非公開なはずの死刑執行がまるでメディアイベントのように伝えられました。それは非公開の公開処刑という様相を呈したのです。これらが異常とも感じられず、むしろ留飲を下げる「快挙」として歓迎されるとすれば、私たちの社会が深く病んでいる兆候でしょう。
(三浦)
 このタイトルは私は珍しく切れた。もし本当に死刑執行に反対しているなら、あるいは信念として死刑廃止論を貫く立場だったら、逆にこんな言葉は書けないし言えない。あえて誤解を恐れずに言うが、刑死した彼等(麻原含む)を心の底からバカにしていなければいえない言葉*7

 何でそういう理屈になるのか、賛成、反対以前に三浦の主張を理解することすらできません。
 「政府は死刑執行を在庫一掃セールとでも思ってるんじゃないか。死刑囚の人権をまともに考えてるのか」と批判したらなんで「麻原らを侮辱することになるのか」。「死刑廃止派」の俺だって姜氏と全く同じことを思いましたし、そう思う人間(死刑廃止派であれ、賛成派であれ)は他にもいるでしょう(たとえば今回の処刑を批判する森達也*8田原総一朗*9などはそうではないか)。
 id:noharraこと八木孝三は三浦が幹部を務める「守る会」の会員ですがこうした三浦の珍論をどう思うのか?
 まあ、「八木の周囲にいるであろう姜氏のファンを恐れて」三浦に調子を合わせ姜氏を非難することもできず、とはいえ「八木にとってしがらみがあるらしい」三浦の批判もできず、すっとぼけるクズがid:noharraこと八木でしょう。全くこんな「三浦批判が絶対にできない」三浦の下僕、奴隷野郎id:noharraが「しがらみを恐れてはならない」「原子力村はおかしい」「朝鮮総連北朝鮮に甘い」だの抜かしてるのだから、その不誠実さ、クズさには心底呆れます。
 まあ、三浦がこうした姜氏に悪口するのは明らかに在日差別意識があるだろうと思います。
 姜氏のような在日ではない日本人に向かってはこのクズ男・三浦もここまで酷い悪口はしないでしょう。
 つうか姜氏がどうこう以前に三浦はこの麻原らの死刑執行について「反対なのか賛成なのか」、あるいは「麻原の死刑執行は別として死刑一般には賛成なのか、反対なのか」何か言ったらどうなのか。何も言わずにごまかすあたり本当に三浦はクズです。
 なお、姜氏は「オウム事件の真実がどこまで明らかにできたのか」「反省の意思が見えない麻原はともかく、反省の意思を示してる元弟子まで処刑する必要があるのか」「処刑で、かえって麻原らが、アレフなどオウム残党によって殉教者扱いされないか」などの理由で今回の死刑には否定的です。

 姜氏はこういうこと*10を言う前に、オウムよりもはるかに膨大な(もちろん数の問題ではないが*11)多くの朝鮮人を殺害し、餓死させ、政治犯収容所に送り込んだ金日成金正日が、それこそ「崇拝」されていることにちょっと思いをはせてほしいと思う。

 言ってる意味がわかりません。なんで「死刑になった麻原が死後、オウム残党によって殉教者扱いされ、神格化されないか心配だ」という話をしてるときに「金日成死後の神格化ガー」と言う話をしないといけないのか。
 北朝鮮の話をしてるわけでも何でもないのに。これが姜氏が北朝鮮問題を語るときにただ金日成を褒めたたえた*12ので、その文章を批判するというのであれば話も別ですが。
 また、この三浦駄文でなぜ死後、廟がつくられるなどした「毛沢東ホーチミン、ホメイニが取り上げられないのか」「なぜ金日成なのか」も三浦に聞きたいところです(ホーチミンやホメイニはともかく毛には大躍進や文革という問題行為がありますのでね)。
 つうか「金日成死後の神格化ガー」とか言う前に三浦は「麻原の神格化が心配ではないのかどうか」はっきり自分の考えを書くべきでしょう。

 私はカルト信者にたとえなってしまった*13としても、こういう偽善者にだけはなりたくない。

 「他の姜氏発言はともかく」少なくとも、三浦が紹介する姜氏の発言は偽善呼ばわりされるもんではない。三浦のこうした発言は明らかに姜氏に対する名誉毀損、誹謗中傷です。
 そして「つくる会理事」として南京事件否定論河野談話否定論に加担しながら「中国のチベット支配が許せない」などとほざくインチキ、エセ「人権活動家」・三浦は立派に偽善者でしょう。
 もちろん三浦のような偽善者を「守る会役員」にして恥じない「守る会会員」id:noharraこと八木孝三も立派な偽善者です。


福澤諭吉と「何にしようね」日本初の料理連載記事(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4730

 ちょっと今朝は多少文句を言いたい。今年は明治維新150周年。別にお祭り騒ぎをせよとも言わないし明治の元勲*14を讃えよともいわないのだが、せめて産経新聞くらい、今年は「明治という時代」みたいな企画で連載記事をしてくれてもいいのではないでしょうか。あと半年切ってしまったのだ。

 「明治150年」なんて「明治100年(佐藤栄作*15)」をまねした「岸信介*16(佐藤の兄)の孫」安倍*17が個人的にプッシュしただけの話に過ぎませんからねえ。世間的に話題にならなくても別に不思議でもない。
 まあ、天皇・皇后、三権の長が隣席の明治100年行事を佐藤は実施しましたし、明治100年では記念切手やコインも発行されたかと思いますが、安倍の場合、それ、確か、全部ないですしね(もちろんやってほしいわけではない)。
 なお、「産経に記事がない」と嘆く三浦ですが「明治150年、産経」でググれば
■【明治150年】第1部 吉田松陰(上)維新の祖を踏みにじる事件「松下村塾世界遺産反対のチラシ 松陰を評価したのは英の文豪だった
https://www.sankei.com/life/news/180122/lif1801220013-n1.html
■【明治150年】第1部 吉田松陰(下)末裔に託された手紙「美しい日本は自尊心を失った」
https://www.sankei.com/life/news/180125/lif1801250011-n1.html
■【明治150年】第2部 国境(上)強国ロシア相手に「優秀な罪人」榎本武揚*18を登用した日本の心意気
https://www.sankei.com/premium/news/180403/prm1804030006-n1.html
■【明治150年】第2部 国境(中)やっと無人離島を国有化 領土画定は「現在進行形」
https://www.sankei.com/politics/news/180404/plt1804040003-n1.html
■【明治150年】第2部 国境(下)領土「尖閣」、なぜ上陸だけで処分
https://www.sankei.com/politics/news/180405/plt1804050012-n1.html
■【明治150年】第3部 法律(1)日本の「国のかたち」反映 大日本帝国憲法は「最大の遺産」
https://www.sankei.com/politics/news/180602/plt1806020006-n1.html
■【明治150年】第3部 法律(2)ドイツより厳しい立憲主義 君権制限 議会重視で政治運営
https://www.sankei.com/politics/news/180603/plt1806030004-n1.html
■【明治150年】第3部 法律(3)父子の確証 嫡出推定の知恵 民法、根強い「家制度」の影響
https://www.sankei.com/affairs/news/180604/afr1806040003-n1.html
■【明治150年】第3部 法律(4)「たわけ」認めて空き家激増 相続法 消えた「長男総取り」
https://www.sankei.com/affairs/news/180605/afr1806050008-n1.html
■【明治150年】第3部 法律(5)江戸時代の道徳、戦後も残る 刑法、尊属殺重罰規定
https://www.sankei.com/affairs/news/180606/afr1806060003-n1.html
■【産経新聞創刊85周年】明治150年 維新を完結させた西郷*19 薩摩の「捨てがまり」後輩たちも受け継ぐ
https://www.sankei.com/life/news/180620/lif1806200002-n1.html
などという記事が複数ヒットします。何のことはない、三浦が「こうした産経の記事を知らない無知」か、「こうした産経の記事を評価しない」だけのことにすぎないわけです。
 なお、明治150年についての批判記事をいくつか紹介しておきます。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2018-02-11/2018021102_01_1.html
赤旗・主張『明治150年:戦前の負の歴史を見ない議論』
 政府挙げてのキャンペーンには疑問が上がっています。日本歴史学協会は、今年の「建国記念の日」に関する声明の中で「薩摩・長州出身者に代表される『維新』の当事者たちを実際以上に高く評価して『明治の精神』なるものを標榜(ひょうぼう)し、日本の近代を特定の立場から一方的に明るい歴史として考えていこうとする政府の方針には強い違和感がある」としています。
(中略)
 明治政府は自由民権運動を抑圧し、大日本帝国憲法(1889年)や教育勅語(90年)を定めました。立憲政治の装いをこらしつつ国を統治する全権限を天皇が握る専制政治を確立したのです。
 しかも国づくりのスローガンは「富国強兵」でした。欧米列強と対抗するために、1874年の台湾出兵と翌75年の江華島事件を皮切りに、アジア諸国に対する侵略と戦争の道を突き進みました。日清戦争の結果、1895年には台湾を植民地化し、日露戦争を経て1910年には韓国を併合しました。行き着いた先は、31年からの中国への侵略戦争であり、41年からのアジア・太平洋戦争でした。
 「明治150年」の前半が侵略戦争と植民地支配という負の歴史をもっていたことはまぎれもない事実です。そうした歴史に目をふさぎ、戦前と戦後の違いを無視して「明治の精神」「日本の強み」を一面的に強調するのは、時代錯誤の歴史観というほかありません。
 「明治100年」記念事業の時には、政府の文書が辛うじて「顧みてただすべき過ちもないとはいえなかった」(明治百年記念準備会議)と記していたことと比べても安倍政権の逆行ぶりは顕著です。
米騒動から100年
 今年は1918年の米騒動から100年でもあります。シベリア干渉戦争に伴う米価高騰に民衆が立ち上がり、「非立憲内閣」と呼ばれた寺内正毅*20内閣は退陣に追い込まれました。この寺内首相を、同じ山口県の出身者として“目標”にしているのが安倍首相です。
 圧政に抗して平和と民主主義、生活向上を求めた人々の歩みにこそ光を当てるべきときです。

 三浦曰く「今年は1868年の明治維新150年」。赤旗曰く「今年は1918年のシベリア出兵、米騒動100年」。「マスコミがそれなりに報道してる1968年の小笠原返還から50年、1978年の日中平和友好条約締結から40周年」など、俺が思いついたのをあげると、ほかにも以下の様な「なんとか周年」ですね。

・帝政が崩壊し、いわゆるワイマール共和国が成立したドイツ革命(1908年)から100年
・韓国、北朝鮮の建国(1948年)から70年
・「いわゆるプラハの春」、「いわゆるフランス5月革命」(1968年)から50年
・小渕*21首相、金大中大統領の会談による日韓共同宣言(1998年)から20年

参考
【小笠原返還から50年】

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201807/CK2018070102000140.html
東京新聞『小笠原、返還50年で式典 住民「豊かな島になった」「緊急時のため空路を」』
 小笠原諸島(東京都小笠原村)が米国から返還されて五十年を祝う記念式典とパレードが三十日、村役場がある父島で開かれた。島民は「生活しやすくなり豊かな島になった」と半世紀の発展を喜ぶ一方、「緊急時のために飛行場建設を実現して」と願った。(神野光伸)
 パレードは小池百合子*22知事と森下一男村長を先頭に、島の玄関口にあたる二見港前を出発。沿道は島民で埋まり、郷土芸能の南洋踊りやフラダンスなどで盛り上げた。

【日中平和友好条約から40年】

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO3274003007072018EA3000/
■日経『公明代表、秋にも訪中』
 公明党は7日、都内で国会議員や地方組織の代表者を集めた全国県代表協議会を開いた。山口那津男*23代表はあいさつで、今秋にも中国を訪れる意向を示した。「日中平和友好条約締結40周年の節目の意義深き時に日中関係の新たな歩みを踏み出す」と語った。

https://www.asahi.com/articles/ASL6Z655GL6ZUHBI01X.html
朝日新聞『「真由美」に見た希望 日中ダブル40周年でシンポ』
 日中平和友好条約の締結と、中国の改革開放の始まりから40年を記念するシンポジウムが6月30日、東京都千代田区で開かれた。日中双方の外交関係者や研究者、経済人ら約150人が参加し、中国の経済発展などで変化していく両国関係のあり方を議論した。

https://www.asahi.com/articles/ASL6R63XML6RUHBI01L.html
朝日新聞『日本の指揮者、中国の交響楽団と共演 日中友好40周年』
 日中平和友好条約が締結されて40周年を迎えるのを記念して(ボーガス注:6月)23日夜、中国で最高峰とされる「中国国家交響楽団」のコンサートが北京で開かれた。国際的に活躍する日本人指揮者の西本智実さんが招かれ、中国人の音楽家たちから感動的な音色を引き出した。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32627860U8A700C1PE8000/
日経新聞『安倍首相、10月訪中を検討 関係改善の加速狙う』
 安倍晋三首相が10月に中国を訪れ習近平*24(シー・ジンピン)国家主席との首脳会談を検討していることが(ボーガス注:7月)4日、分かった。10月は日中平和友好条約が発効して40年の節目で、関係改善の流れを加速する狙いがある。年内の北京での開催を予定する日中韓首脳会談と切り離した単独訪問とする案もある。首相が9月の自民党総裁選で3選することが前提になる。
 複数の日本政府関係者が明らかにした。

https://www.sankei.com/world/news/180621/wor1806210043-n1.html
■産経『中国・広州で日本フェア 日中平和条約40年を記念』
 中国広東省広州市*25の商業施設で(ボーガス注:6月)21日、訪日観光客の拡大や交流促進を目的に、日本の観光地や文化を紹介するフェアが始まった。日中平和友好条約締結40周年を記念した事業の一つで、福島県兵庫県など約30の自治体・企業が出展、パンフレットを配って各地の魅力をPRした。24日まで。
 21日の開幕式で、斎藤法雄駐広州総領事は「平和条約40年の節目に際し、両国の協力と交流をいっそう進めるべきだ」と呼び掛けた。

https://www.sankei.com/world/news/180624/wor1806240008-n1.html
■産経『上海交通大に日本研究所 開所式に福田康夫*26元首相ら出席』
 中国上海の名門、上海交通大で(ボーガス注:6月)23日、経済分野などでの日中間の協力や問題解決に向け実務的な研究を行う「日本研究センター」の開所式が開かれ、福田康夫元首相らが出席した。同センターの開設は、両国関係改善の流れや日中平和友好条約締結40周年の節目を捉えた動き。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018062901178&g=pol
時事通信『大島衆院議長、7月下旬に訪中=伊達参院議長はロシアへ
 大島理森*27衆院議長が7月下旬、北京を訪問することが(ボーガス注:6月)29日、分かった。日中平和友好条約締結40周年に合わせ、中国の国会に当たる全国人民代表大会全人代)が招待した。訪問は同月23〜27日の予定で、栗戦書*28全人代常務委員長と会談するほか、李克強*29首相らとの面会も調整している。

 話が脱線しましたが、明治150年に話を戻します。

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/287812.html
NHK「明治150年 どう振り返る?」(くらし☆解説)増田剛・解説委員
・明治の意義を再認識するのは良いけれど、過剰に美化するのは良くないと考える人もいるんです。
 東京大学法学部の石川健治*30教授は、「脱亜入欧の考えのもと、近代化を進め、欧米列強と伍していったという意味で、明治の先人達は本当によくやった。ただその過程で、アジアを支配の客体として扱っていたことも事実で、明治の先人の歩みを評価すればするほど、アジアとの和解が難しくなる。歴史には、光と影があり、両方を見なければならない」と話しています。
 また、NHKの番組「英雄たちの選択」のキャスターで、歴史学者磯田道史さん*31
「国民的作家の司馬遼太郎さんは、明治という時代をひとつの理想として描いたが、その一方で、敗戦への道を進んだ昭和前期を日本国家の失敗と位置づけた。ただ私は、明治の中にこそ、昭和前期の病に至る病根があったと思う。江戸時代の遺産の上に近代国家を築いた明治の意義は大きいが、歴史は両面を見る必要がある」と話しています。
 歴史を振り返り、学ぶ意味は、時代の正と負の両面を多角的に検証し、良い伝統は受け継ぐ一方で、過ちは繰り返さないことにあると思います。そういう意味で、明治150年の今年は、私たち日本人が歩んできた道と、これから歩む未来に思いを巡らせる、絶好の機会になるのではないでしょうか。

 福澤諭吉と言えば、明治を代表する知識人の一人であり、また啓蒙家だったことは否定する人は(一部の福澤をろくに読まずに侵略者だとか国家主義だとか決めつけるアホウを除けば)いないと思います。ただ、今日は、福澤が発行した新聞「時事新報」が、日本で初めて、料理についての連載記事を掲載したことを紹介します。(「グルマン福沢諭吉の食卓*32小菅桂子*33 中公文庫より)

 やれやれです。侵略主義、国家主義と言うのは例の「脱亜論」のことですが「脱亜論」をネタにしないで「グルマン諭吉」などをネタにするのならこんな「アホウ」などという悪口を書く必要もない。
 しかもその「アホウ」が誰なのか書かないで逃げるあたり全くせこい卑怯者です。さすが三浦は、卑怯者id:noharraのお友達だけのことはあります。
 おそらく『さようなら! 福沢諭吉:日本の「近代」と「戦後民主主義」の問い直し』(2016年、花伝社)、『さようなら! 福沢諭吉 Part2:なぜ、いま福沢が問題なのか?』(2017年、花伝社)の著者である安川寿之輔氏*34雁屋哲氏のことでしょうが。
 なお、安川、雁屋氏ほどには福沢に否定的ではなく、安川氏に『福沢諭吉丸山眞男:「丸山諭吉」神話を解体する』(2003年、高文研)なる著書で「丸山真男の福沢認識は丸山が願望でゆがめた丸山諭吉だ、真実の福沢ではない。福沢は侵略主義者、国家主義者であり、丸山が評価するような偉人ではない」と批判された丸山真男*35ですら「脱亜論」には一定の批判を加えてます。三浦のようなウヨでもない限り、「脱亜論」まで支持、評価する人間はいません。
 なお、俺個人は安川、雁屋氏らの福沢批判の是非については無知なため特にコメントはしません。
 ただし何度も言うように悪名高い「脱亜論」はさすがに批判せざるを得ないでしょう。
 なお、三浦が紹介する福沢の「何にしようね」については

・検見崎聡美(料理研究家)『福沢諭吉の「何にしようか」:レシピ集100年目の晩ごはん。』(2000年、ワニマガジン

という本が出ているようです。

土耳古飯」(これは鳥か牛のスープでご飯を炊いて、それをバターで炒めるというバターライス)

 土耳古とは「トルコ」のことです。三浦は「バターライス」と書いていますがこれは「ピラフ」と表現した方が適切かと思います(ちなみに「ピラフ」はトルコ語起源の言葉のようです)。


水島新司*36讃(2)「銭っ子」今こそ読まれるべき名作、復刻してくれ!(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4724

 この作品は原作が花登筐、と言っても私を含めぴんとこない人が多いのでしょうが、高度経済成長期、「細うで繁盛記」など、大阪を舞台としたドラマの脚本界で次々とヒット作を生み出した作家です。

 花登筺といってわかる人は最近はあまりいないでしょう。

「人間が月へ行った みんな銭のおかげや」

 「銭っ子」の登場人物の台詞だそうです。実に花登筺ぽい台詞ですが、要するにid:Bill_McCreary氏風にいえば
『経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ』
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/1a7187cdeada28ece24c5aec214d9449
つうことです。
 これ(世の中、銭の世界)を「一面の真理」という三浦が「日中経済関係を無視して反中国を叫べる」のもなかなかのものです。もちろん褒めていません。
 ちなみに俺的には「拉致被害者が帰ってきた、みんな銭のおかげや」ですね。
 「拉致を認めたら国交正常化の暁には経済支援するから」つう約束(あとで巣くう会に屈服した小泉政権が反故にしますが)で北朝鮮も蓮池氏らを帰国させたわけです。
 たぶんワームビア君が帰ってきたのも「銭のおかげ」なんでしょうね。銭の力で取引することこそが「拉致解決の唯一の現実的方策」でしょう。
 「安倍が李首相の北海道行きに同行した」のも「銭のおかげ」でしょう。中国ビジネスの魅力に安倍が屈したわけです。

(乞食の極意として)「死ぬとなったら、頭を地面にこすりつけてでも頼むじゃろ。その必死さが、人に財布のひもを解かせる」

 「銭っ子」の登場人物の台詞だそうです。実に花登筺ぽい台詞ですが、こうした真剣さが拉致被害者家族会には全く感じられません。横田の奥さんって本当に無意味に態度がでかいですしね。
 書き換えてみましょう。

「子どもを帰国させたいと思ったら、頭を地面にこすりつけてでも頼むじゃろ。その必死さが、拉致問題を解決に導く」

 正直、「とにかく子どもに会いたい」として何度も訪朝をした「寺越武志さんの母」やついに北朝鮮に移住までした「寺越武志さんの父」は理解できますが、訪朝を頑なに拒む横田の奥さんはまるきり理解できません。

 この「銭っ子」どうか復刻してくれ!
 まあそうはいっても現実は「銭っ子が復刻された みんな銭のおかげや」ということなので、とにかく景気が良くなり出版業界に力が戻り、かつ、この漫画のことがもっと知れ渡って読みたい人が増えなければならないので、こうして啓蒙活動にいそしんでおります。

 いや復刻されない理由はおそらく「水島が(失敗作と考えてるのか?)復刻に消極的だから」でしょう。
 いかに、「当時売れ行きが今ひとつだったとしても」、大物漫画家となった水島が「復刻したい」といえば出版社も反対しないでしょうねえ。
 「野球マンガでない水島の異色作」「水島の週刊少年チャンピオン初連載作品」としてそれなりに売れるかもしれないし。
 そういう意味では「読みたい人が増えても」果たして復刻されるかどうか。


水島新司讃(1)「男どアホウ甲子園」のハチャメチャさ(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4722

 水島新司の二大名作と私が信じる「男どアホウ甲子園」と「銭っ子」、特に後者を絶対復刻してほしい。

 なお、マイナーな「銭っ子」はともかく「男どアホウ甲子園」は今も秋田書店の秋田文庫で購入できるようで「復刻」云々は三浦の勘違いのようです(苦笑)。
 何せ「銭っ子」はウィキペ「水島新司」には「水島の週刊少年チャンピオン初連載作品」という以外、ほとんど記載がないですからねえ(「男どアホウ甲子園」はかなり記載がありますが)。



id:noharra記事『吉田松陰に価値はあるか』
http://666999.info/noharra/2018/06/29/y/
 さすが反動右翼のid:noharraこと八木孝三です。松陰が「征韓論主張者であること」など問題点は徹底的に無視する考えのようです。最低のクズです。つうか今時「吉田松陰はすごいんだ」なんていうid:noharraは「時代錯誤のバカ右翼」でしかないでしょう。

「この「国体」概念は、明治維新以後の時代から逆投影されて極度に理念化されたそれとは、かならずしも同日には論じられない性格を持っていたように思われる。」と野口*37は書く。
 昭和十年代の劣悪な国体概念を砂糖水に垂らしたような現在のネトウヨ的「国体」理解と混同することは、なおさらできないだろう。

 意味不明です。id:noharraといい野口某といい「松陰の国体概念は、昭和10年代の国体概念とは違う。松陰は226事件青年将校とは違う」「松陰は日本会議産経新聞ネット右翼とは違う」というならその根拠を提示したらどうなのか。根拠レスでそんなことをいっても何の説得力もありません。
 つうかそもそも松陰を語るにおいて「松陰を引用しない」上に「野口某の本だけで話をしよう」なんてid:noharraはでたらめにもほどがあります。
 「吉田松陰」でググるだけでも

奈良本辰也吉田松陰』(1981年、岩波新書)
田中彰*38『松陰と女囚と明治維新』(1991年、NHKブックス)、『吉田松陰』(2001年、中公新書)
・海原徹*39吉田松陰』(2003年、ミネルヴァ日本評伝選)
・一坂太郎*40『史伝・吉田松陰』(2011年、学研M文庫)、『吉田松陰高杉晋作の志』(2014年、ベスト新書)、『吉田松陰とその家族』(2014年、中公新書)、『司馬遼太郎が描かなかった幕末:松陰・龍馬・晋作の実像』(2014年、集英社新書)、『吉田松陰久坂玄瑞が祭り上げた「英雄」』(2015年、朝日新書)
加藤周一*41吉田松陰と現代』(2005年、かもがわブックレット)
桐原健真吉田松陰の思想と行動』(2009年、東北大学出版会)、『吉田松陰』(2014年、ちくま新書)
玖村敏雄『吉田松陰』(2014年、文春学藝ライブラリー)
・須田努*42吉田松陰の時代』(2017年、岩波現代全書)

と野口某以外の本がたくさんヒットするのに。

 おそらく松陰が今生きていれば、新自由主義による労働分配率の減少を鋭く捉えて渾身で糾弾したに違いない。

 「はあ?」ですね。何が根拠なのか?
 むしろ「伊藤博文*43ら」松陰の弟子たち(明治新政府高官たち)が「富国強兵のために自由民権運動を弾圧したこと」「富国強兵のために韓国を侵略し、抵抗する韓国民を容赦なく弾圧したこと」などを考えれば話は逆ではないのか。
 これが「鉱毒に苦しむ谷中村村民のために奔走した田中正造」「プロレタリア作家の小林多喜二」などならまだわかりますが。
 都合よく「松陰の弟子たち」と松蔭を切断処理するのも大概にしたらどうなのか。それともまさかとは思いますが、「伊藤博文は庶民の味方だった」とでもいう気でしょうか?。


id:noharra(八木孝三)のツイートにコメント(主に批判)

野原燐がリツイート
・住友陽文*44
 宮地正人さん*45明治維新が起きたことを世界史的な大変革である*46と重視するとともに、こんなことも述べられた。「安倍さんのことが嫌いだからといって、吉田松陰まで嫌いになるというのは違う」と。

 「本当に八木孝三って吉田松陰が好きなのな、山口県出身?」と聞きたくなりますが、それはさておき。
 そもそもid:noharra(八木孝三)、住友、宮地の三人とも変なことを言うもんです。「安倍が嫌いだから吉田松陰も嫌い」なんて人間がどこにいるのか。
 いるというなら「枝野幸男*47・立民党代表」「志位和夫共産党委員長」「福島瑞穂社民党副党首」「山口二郎・法政大教授」など具体名を「根拠と一緒に」是非出してください。
 多分出せないでしょうが。安倍批判において「吉田松陰を持ち出すとしたら」、モリカケ特定秘密保護法、高度プロなどではなく「安倍が戦前日本の海外侵略を美化する問題」でしょうが、その場合ですら、「直接侵略政策を実行したのは松陰本人でないこと」もあってわざわざ吉田松陰を批判する必要もあまりないからです(そもそも吉田松陰が嫌いな人間がいるとしても、それあまり安倍と関係ないと思いますが。ウヨが吉田松陰を美化するのは安倍に始まったことでもないですし)。
 それにしても、八木はともかく「宮地氏(東大名誉教授、元国立歴史民俗博物館館長)」「住友氏(大阪府立大教授)」なので「えー、これがプロの歴史学者?」と頭痛がしてきます。まあ彼らは「非常に珍しい人間」だと思いますが。
 それはともかく「吉田松陰の影響もあって日本が軍国主義に突入し、その軍国主義を安倍が美化してること」を考えれば「吉田松陰への一定の批判」はされて当然でしょう。それは吉田松陰が好きとか嫌いとか言うことではないし「吉田松陰全否定」つう話でもない。むしろ吉田松陰をいたずらに美化する方がよほどまずいでしょう。

野原燐がリツイート
・住友陽文
 宮地さんは民権結社のことを分かろうと思えば明治10年より以前、できれば1853年以降の地域社会や文化のこと、人々の動き、そういうことを見ておかないと理解できないものだとの話も、歴史の醍醐味を感じる一幕であった。「明治維新=無意味」論に抗する、自称「保守的」な歴史家としての面目躍如*48

 「説明がないので理解が困難ですが」たぶん無意味論とは

・原田伊織『大西郷という虚像』(2016年、悟空出版)、『明治維新という過ち:日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト〔完全増補版〕』(2017年、講談社文庫)、『続・明治維新という過ち:列強の侵略を防いだ幕臣たち』(2018年、講談社文庫)
・星亮一*49『偽りの明治維新会津戊辰戦争の真実』(2008年、だいわ文庫)、『偽りの幕末動乱:薩長謀略革命の真実』(2009年、だいわ文庫)、『幕末日本のクーデター:錦旗に刻印された官軍の野望』(2013年、批評社)、『戊辰戦争:あくなき薩長の謀略』(2017年、文芸社文庫)、『明治維新というクーデター』*50(2017年、イーストプレス

などのことでしょう。
 小生は「明治維新には朝鮮植民地支配などの問題があり佐藤栄作の維新100年記念祭や、安倍の150年記念祭(?)のように無邪気に賛美できない」とは思います。とはいえさすがに「無意味だ」とは思いません*51が一方で原田や星のような思いにどれほど宮地氏らは、応答してるのかという気はします。
 原田や星のような「賊軍とされ迫害された会津などへの熱い思いと、迫害した薩長への憤り」を「明治維新は無意味じゃない!」といってただ切って捨てるのは違うんじゃないか(なお、星は会津出身です)。それ、原田や星からすれば「近代化、富国強兵できれば会津を迫害していいのか!。ふざけんな!」でしょう。
 安倍が明治維新万歳を政治利用し、かつ「世間的にも」、「まともな歴史学者にも」無意味論などほとんどいない中「明治維新は無意味じゃない!」なんていう宮地氏と「彼に共感してるらしい住友、八木孝三」ははっきりいってとんちんかんです。今時、「ただ明治維新を美化する」そういう脳天気な事が許される時代じゃないと思うんですが。
 つうか正直、明治維新を評価するとしたらもっぱら「近代化、富国強兵できて良かった」つう事にならざるを得ないと思う(民主主義や人権の観点では評価しがたいので)んですが、「宮地氏や住友氏はともかく」、こう言って明治維新を美化するid:noharraが一方で「チベットを近代化したチベット解放」を否定するのは何の冗談でしょうか?
 「明治維新は民主主義や人権の面で問題があっても近代化できたから評価するが、チベット解放は民主主義や人権面で問題があるから近代化しても評価しない」てそれ、ただのご都合主義でしょう。さすが三浦小太郎の類友は言うことがいつも馬鹿げてますね。

野原燐がリツイート
・住友陽文
 土曜日の宮地正人さんのお話の冒頭に、“研究者なら他人と意見が異なるのは普通です。他人を説得することはできません。しかし私の意見はこういう史料を見て言ってますよということを言うだけです。もしみんな意見が同じならファシズムになります”と述べていたのも忘れられない。

 宮地氏の言ってることは「こういう言い訳でホロコースト否定、南京事件否定、進化論否定(天地創造説支持)、源義経・チンギスハン説のような暴論を正当化する」などの暴挙をしない限り、一般論としては間違いでありません。
 とはいえ「よほど変な学者でない限り」、大抵の学者は「より信頼に値すると思う主張」を支持するわけで、それがいわゆる「学会の通説」になる。
 こういうこという宮地氏や「それに共感してるらしい住友氏や八木」ってよほど「自分が通説的見解からかけ離れてることを言ってる人間だ」て自覚があって、こういう言い訳をせずにはいられないんでしょうか?(苦笑)。
 「そんな言い訳しなくてもいいぞ、トラウマでもあるのか?」とおちょくりたくなる(再度、苦笑)。
 まあ「通説にこだわる必要はない」でしょうが一方で「安易に通説批判ができる」と考えるのも大間違いでしょうね。通説にはそれなりに学問的蓄積があるわけです。

野原燐がリツイート
尾辻かな子
 杉田水脈自民党衆議院議員の雑誌「新潮45」への記事。LGBTカップルは生産性がない*52ので税金を投入することの是非があると。LGBTも納税者であることは指摘しておきたい。当たり前のことだが、すべての人は生きていること、その事自体に価値がある。

 杉田のようなLGBT差別バカが「与党国会議員であること」には怒りと悲しみを感じますが一方で
1)LGBTであることをカミングアウトした尾辻氏が今国会議員で、また
2)先日、お茶の水女子大はトランスジェンダーの入学を検討することを表明したわけです(女子大の是非はひとまずおきます)。
 「よかれあしかれ」歴史とは単純な進歩でも退歩でもないことを実感します。
 だからこそ「黒人大統領オバマの後が反動で、白人至上主義者絶賛のトランプ」になったりするわけです。
 なお、一応、自民の名誉のために書いておくと「LGBT議連の会長は馳浩(第三次安倍内閣文科相)」です。もちろん「馳がそういう態度だから、杉田が暴言吐いても問題ない」訳では全くありません。杉田の暴言を自民党が公式に非難しない限り「自民党に問題はない」とは到底いえませんが、自民党内も「LGBTについては意見が差別一色ではないこと」は「自民の名誉のために」指摘しておきます。

野原燐
 多くの場合に、学校が言っていること(上司が言っていること)と自分の判断が食い違った場合、自分の判断に従うべきだ。(孔子もそう言っている)

 さすがにid:noharraも「上の命令もないのに勝手に満州事変を実行した石原莞爾」「勝手に尖閣ビデオを外部流出させた一色正春」などを正当化する気はないでしょうが、かなり問題のある物言いでしょう。
 「上司と部下の関係」では「違法な命令でもない限り」基本的に上司の命令に従うのが義務でしょう。
 それはともかく、では「退官後ではありますが」、「上司(安倍政権)の主張」に納得がいかず「朝鮮学校無償化除外などおかしい、早急に無償化すべきだ」と批判を展開している前川元次官についてid:noharraさんはどうお考えですか?。まーた「答える必要を認めない」といって回答拒否ですか?(失笑)。
 何で「加計告発は評価するが、朝鮮学校に対する態度には賛同できない」とか「朝鮮学校に対する態度にも賛同する」とか言うことがいえないのやら。 

野原がツイート
 北米の「慰安婦」碑・像の一覧、14カ所(http://yamtom.hatenablog.com/entry/2018/07/15/161315)を山口智美さんが作ってくださった。2013年7月グレンデール市少女像が、2014年青山繁晴氏によりそれに起因する日本人イジメがあったというデマとともに急に有名になった。14個の後半は青山、杉田ら政治家の妄動の反動だと言えよう。

 それにしてもこの野原ツイートで出てくる自民議員の名前が青山や杉田といった小物議員「だけ」なのは一体何なんですかね?。
赤旗『首相「性奴隷は中傷」、日本軍「慰安婦」問題で重大発言』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-04/2014100401_02_1.html
赤旗『「河野談話」否定の議連 安倍政権に出身閣僚10氏、「慰安婦」問題 不誠実対応 背景に』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-13/2014101301_01_1.html

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-23/2014102301_03_1.html
赤旗『「慰安婦」問題の菅長官発言、「河野談話」継承の一方で「強制連行」否定は成り立たない』
 日本軍「慰安婦」問題で「強制連行」を否定した菅義偉(よしひで)官房長官の発言が、韓国の主要メディアで「安倍内閣の軍慰安婦強制連行否定 『全面戦』の様相」「21年前の記者会見発言を問題にし強制連行を露骨に否定」(聯合ニュース)などと一斉に批判され、国際問題になっています。

などのように「首相・安倍」「官房長官・菅」など自民幹部連の名前が出てこないのは、「つくる会理事・三浦小太郎と交際する右翼活動家」id:noharraこと八木孝三には「反ネトウヨぶってる手前、河野談話否定という自民の悪行を批判せざるを得ないが、実は内心では、『未だに自民支持者なので』自民の悪行を『青山、杉田という一部の小物議員がやってること』にして矮小化したい」という黒い動機があるのではないかと疑わざるを得ません。俺はid:noharraこと八木は「ろくでもない嘘つき」と評価しており、誠実だとはかけらも思ってませんので。「あいつは本当は今でも多分安倍支持者なんだろうなあ(モリカケ以降はさすがに公然と安倍支持できないだけで)」と思ってる。
 まあ言うまでもないですが「橋本、小渕などまともな人間が首相の時代」ならともかく今現在の自民においては「安倍とその取り巻き連中」が執行部の中心となり、オール自民党として、青山や杉田の愚行を支援してるわけです。

野原がリツイート
■中国人弁護士の郭建梅氏、チベット人作家のツェリン・オーセル氏に次ぐ3人目の米国務省の「世界の勇気ある女性賞」受賞者
http://www.epochtimes.jp/2017/04/27189.html

 「進化論は間違ってる」なんて明らかなデマ記事、たとえば『ダーウィンの進化論を覆す? DNAの最新研究で分かったこと』(http://www.epochtimes.jp/2018/07/34436.html)、『ダーウィン進化論:生物学の帝国主義?』(http://www.epochtimes.jp/jp/2008/03/html/d73227.html)を掲載する大紀元からネタを拾ってくるとはid:noharraこと八木もどれほどバカなんでしょうか?(しかも大紀元が「法輪功信心で病気が治る」と主張する「中国のオウム真理教統一教会法輪功の系列であることも八木も知ってるでしょうに)
 「進化論否定という明らかなデマ記事を掲載する大紀元についてこの記事が正しいと八木さんが判断した根拠は何ですか?。あなたがこの記事内容について直接に裏をとったんですか?」と聞かれたらどう答える気なのか?
 まあ俺だったら中国批判に「ニューヨークタイムズ」「ワシントンポスト」などの一定の評価がされてるメディアならともかく大紀元なんかソースにしません。
 大紀元以外にも似たような中国批判記事が「ニューヨークタイムズなど信用できるメディア」にあれば、大紀元ではなくそれをソースにして中国批判すればいいし、大紀元以外に似たような記事がなければそれは大紀元のデマの可能性が否定できないからもちろんこの場合も大紀元なんか中国批判のソースにしません。

野原燐がリツイート
安田浩一
 「ジャンパー事件」は酷いものだったが、その後の小田原市の対応は注目に値する。多くの人の指摘を受けて「保護のしおり」を改訂、申請から決定までの日数も短縮した。生活保護「受給者」ではなく、いまは「利用者」と表現している。これはとても大事なことだと思う。
・daideramone
 このようなケースを見ると思い出すのが下記の言葉です。
「過ちを取り消すことは常に、最初にそれをしないこと以上に困難だ。だが、私たちに先見の明があることは滅多にない。それゆえ、私たちには過去の過ちを正すしか選択はないのだ。」
 エレノア・ルーズベルトの言葉です。
・ちぇべ
 小田原GJですね。不正、不義を暴き異議を唱えるだけではなく、その後の変遷も注視して報じる。これもとても大事なことだと思います。

 こういうまともなリツイートだけしてれば俺もid:noharraこと八木に突っ込まないのですが。

野原燐がリツイート
・LN BB-45
 相変わらずスーパー堤防を(ボーガス注:菅、野田内閣行政刷新担当相時代に?)潰した蓮舫が原因という嘘を垂れ流している連中がいるけれども、スーパー堤防は、大阪や東京などの大都市で都市改造と合わせて行う事業で、治水に名を借りた強引な都市改造事業。400年かけても終わらない、全く無意味なもの。これは構想段階からわかっていたこと。

 そもそも安倍政権が誕生してから5年もたつのにそんな言い逃れが通用するはずがない。蓮舫*53スーパー堤防をどう評価するにせよ。

野原燐がリツイート
・岩上安身*54
‏ 自民党が騒ぐ「緊急事態宣言が必要な大災害時」とは(ボーガス注:死傷者も発生した2018年7/7、8日の西日本豪雨という)今のようなときだろうに、現行法下の非常災害対策本部すら設置せず、のほほんと私邸に帰る安倍総理のボンクラぶりを非難しない自民党は、今後一切、災害を理由に緊急事態宣言を憲法に書き入れよ、などと口が裂けても言うなよ。

 まあそういうことです。「安倍政権誕生時から手厳しい岩上氏はともかく」、以前は安倍を「安倍のおかげでウイグル政治犯が解放された(無根拠のデマですが)」と持ち上げていたid:noharraもだいぶ安倍に批判的になってきたようです。

野原燐
 安倍政権は経済を安定させれば政権は揺るがないとわかっている。

 いやそれはどうですかね。安倍自民において「民主党政権と比較して」景気は決してよくはないので支持者が「何を理由に支持してるか」俺には全く理解できませんが、それは違うのでは?
 つうか、安倍もそこまで脳天気でもないでしょう。だからこそマスコミを恫喝してモリカケ批判をできるだけさせないようにしている。

野原燐がリツイート
地球カポタスト
西郷どんの再放送を見て思う。石橋蓮司扮する川口雪篷が熱く語る、革命。こんなに貧富の差があり、暴政がのさばる今、もはや、革命を語り始める人がいても不思議ではない

 そっか、あれ、石橋蓮司だったのか。ちょこっとだけ「斜め読み」ならぬ「斜め視聴」して「久しぶりだ、泉谷しげるをテレビで見るのも」と勘違いしていたのが恥ずかしい。
 なお「不思議ではない」も何も「政治変革」なら安倍自民に批判的な野党各党や市民団体が主張してますよね。それは「フランス革命」「ロシア革命」的な革命ではあり得ませんが。
 しかし「明治維新」が革命ねえ?。「別に左翼的でなくてもいい」と思いますが、日本においては革命とはああいう右翼的な代物ではないと思いますが?。

野原燐がリツイート
・clavicle
 歴史修正主義的発言を繰り返す人は、学術論文どころか入門書レベル(新書本程度)すら読んでいないことが明白なケースが多いです。研究者の社会還元として、様々な分野で入門レベルの著作があるので、「素人」さんの方もせめてそのレベルの知識を獲得してから議論に望みましょうよ。

 さてこんなツイートにリツイートするid:noharra先生は、自らが朝鮮学校に悪口雑言するにおいて『日弁連や国連人権理事会はどういう論理で無償化除外を批判してるのか』、『大阪地裁の朝鮮学校側勝訴判決はどんな論理で判決を下したのか』を学んだり、朴三石*55『知っていますか、朝鮮学校』(2012年、岩波ブックレット) などを読んだりしてからものを言ってるのか?。とてもそうは思えませんが。
 そしてこんなツイートにリツイートするid:noharraが「つくる会理事」という歴史修正主義者・三浦小太郎が役員を務める団体「守る会」の会員を未だにやっているらしい(当人、退会を宣言していませんので)のはどういうことなのか?。三浦批判を何一つしない、できないid:noharraがこんなリツイートをしても説得力は皆無です。

・野原燐がリツイート
想田和弘*56
‏ 麻原彰晃らの死刑が執行されたとの報道。少なくとも麻原が心神喪失の状態にあった可能性は高いわけで、したがって彼の死刑執行は(ボーガス注:心神喪失者は死刑執行できないとする)刑事訴訟法479条に違反した可能性が高いのではないか?

 同感ですね。もちろん詐病の可能性もありますが、それは「精神鑑定すればわかること」であり、それ抜きで突然執行する正当な理由はないでしょう。また想田氏はなぜか触れていませんが「再審請求中の人間がいた」つう問題もあります(一応合法ではありますが正当とは言いがたい)。マスコミがそうした問題にろくに触れないのにはいつもながら呆れます。

野原燐がリツイート
・B型の。
 これについて、終わった後にまで日弁連が何か言うのもおかしく感じる。
 死んだ後の人権なんて、被害者同様何もない。
 心神喪失の疑いだろうが再審請求中だろうが、もう当人は死んでいるんだ。
 まさか、この方達は加害者の人権だけは死んだ後も守ろうというのか。

 おいおいです。まさかとは思いますがid:noharraはこの珍論を支持するのか?。この珍論だと当然ながら「劉暁波生前はともかく、死んだ後に何か言っても無意味」「張成沢が死んだ後に(以下略)*57」なんですがそういう立場なんですかね?(苦笑)
 なお、「被害者の人権」だって「死んだ後」にだって存在しますね。「被害者の人権」というよりは「遺族の人権」かもしれませんが。被害者について誹謗中傷やプライバシー侵害が許されるかといったら許されないわけです。
 もちろん日弁連はそうした「被害者の人権侵害も批判する立場」であり、当然ながら「加害者の人権だけは死んだ後も守ろう」なんてことはない。
 大体「今回の件を批判しなければ」今後同じようなことが起きかねないという問題もある(例えば、今回は執行されなかったが、今後執行される恐れがある、ほかのオウム死刑囚)。別に「死者の人権だけが守られてる」わけでもない。

・野原燐が杉田水脈リツイート
・日本が批准している「拷問等禁止条約」:
https://jinf.jp/feedback/archives/23103
 日本には公権力を使った拷問は存在しないのだから、「日本では解決済み」として条約を破棄せよ。この条約を批准しているため、拷問禁止委員会で、存在しなかった性奴隷(慰安婦への拷問)について国連から非難の勧告を受け続けている。

 こういう書き方だとid:noharra先生が杉田の与太を支持してる様に誤解されかねないから「という杉田主張は馬鹿げてる!」とか書いた方がいいと思いますね。
 しかし「公権力を使った拷問は日本では存在しない」て(唖然)。「そんなわけねえだろ」ですね。
 「慰安婦に対する応対は拷問ではない」は予想の範囲でしたが、これは完全に予想の範囲外ですね。こんなんが安倍のせいで自民党代議士かと思うと頭痛がします。
 そもそも「存在しないから脱退する」つうのも「非常識すぎて二の句が継げない」すごい主張ですが。
 その主張なら「日本では女性差別は存在しないから女性差別撤廃条約から脱退しろ。条約を批准してるから慰安婦問題や天皇制問題(女帝を認めてない)で女性差別と勧告される」「日本は核兵器を持つ可能性がないからNPTから脱退しろ」とかいうのかなと思いましたが、杉田だと冗談でなくそう言いそうです。

野原燐がリツイート
Hyangsu (香樹)
・高政美
 「日本はすでに(ボーガス注:戦争について)公式に謝罪し、昔とは天と地ほどの違いがあります。総連は今も金正日の指示に従って動き、北朝鮮のために命をかけるような団体です。人権侵害や差別というなら、どうかすぐに北朝鮮へ行って帰国者たちのために闘ってください。問題をすり替えないでほしい」と強く反論する。

 高政美という「敵(北朝鮮)の敵は味方」で日本右翼にこびるしか能のない「人間性(誠実性)に大変問題がある」トンデモ脱北者*58とそんな高に賛同してるらしいid:noharraらのようなバカには心底うんざりします。
 総連に問題があろうがなかろうが「北朝鮮から朝鮮学校生が持ち帰ったお土産を税関が没収する」というのは不当な人権侵害でしょう。
 「総連に問題があるから」ということで人権侵害が正当化できるなら「暴力団組員の人権」は侵害し放題でしょう。もちろん「犯罪組織構成員」暴力団員であっても不当な人権侵害は許されません。
 また「安倍のような歴史修正主義者」を首相にして恥じない日本人が「戦争を反省してる」とは何の冗談でしょうか?。日本人多数派があの戦争を反省してないからこそ安倍が首相になれるわけです。 
 「不十分だとしても」一定の反省を示していた「橋本内閣時代」「小渕内閣時代」ならまだしも「歴史修正主義右翼」安倍内閣時代にこんな与太を飛ばして高や「id:noharraこと八木孝三」は恥ずかしくないんでしょうか?
 まあ、そもそも「総連に限らず」反省していようがなかろうが、差別、人権侵害は許されないし、正当な批判は許されるつう話に過ぎないのですが。

野原がリツイート
・KTB(ボン人)
 高校の歴史の教科書から
クレオパトラ
ガリレオ・ガリレイ
武田信玄
上杉謙信
「吉田松蔭」
坂本龍馬」などを代表に
約半数の用語が消えることが内定」

 少し調べればわかることですがそんなことは内定していません。
 なぜなら「クレオパトラなどの削除を主張している」のは「高大連携歴史教育研究会」という高校、大学教員の研究会という私的団体に過ぎないからです。
 彼らの主張の是非はともかく彼らは私的団体に過ぎず「文科省の学習指導要領」のような強制力を有しないため教科書会社は彼らの提言に従う義務はありません。id:noharraもよくもまあこんなデマを流布できるもんです。いつもながらid:noharraこと八木孝三は度しがたいバカですね。

・田中希生
 歴史学者は恣意的にブロック化したパーツしか見ないから、(中略)革命は必要なかった、権力内部の力の移譲にすぎない廃藩置県が重要にみえる、という誤謬を犯す。

 野原先生のお友達らしいトンデモさです(苦笑)。普通に考えて「廃藩置県」は重要でしょう。
 「廃藩置県」でググる

・松尾正人*59廃藩置県』(1986年、中公新書)、『廃藩置県の研究』(2000年、吉川弘文館
・勝田政治*60廃藩置県:近代国家誕生の舞台裏』(2014年、角川ソフィア文庫)

といった著作がヒットするわけですが田中某においてはこうした研究業績はどう評価されてるのか?

・野原燐
 今日は、奈良女子大明治維新セミナー「夜明け前*61」論行ってきました。
 田中希生*62先生は、規模が大きい話でとても刺激を受けた。
「(ボーガス注:高校歴史教科書から)*63龍馬は消えても良い*64が、松蔭を消すのは許せない!*65」は、ちょうど今日松蔭DISに反論していたところだったので、良かった!

 「松陰、龍馬が消える」云々については、例えば

https://www.sankei.com/premium/news/180323/prm1803230002-n1.html
■産経『山梨県の威信かけ高校教科書の用語削減案に「信玄の名消すな」の大合唱』から一部引用
 歴史用語の削減をめぐっては、「高大連携歴史教育研究会」という高校、大学教員の研究会が、武田信玄のほか、上杉謙信坂本龍馬吉田松陰ら歴史上の偉人の削減を提案した。

を紹介しておきます。真面目に考えればこういうのはすごーく難しい。歴史用語は放っておけば、どんどん増えていくでしょう。しかしどんどん増やしてもすべて覚えられるわけがない。従って削ること自体は必要でしょうが、具体案となると「ホニャララを削るな」「いや削れ」とうかつな放言はできる話ではない。
 それにしても「id:noharraこと八木」と田中某には「はあ?」ですね。「id:noharraこと八木」と田中某が「松陰マニア、松陰ファンだ」ということはわかりましたが、それ以外のことはさっぱりわかりません。これほど説明が無内容で酷いのは、八木がバカなのか、田中がバカなのか、それとも「二人ともバカなのか」。
 なお「高校教科書に掲載することの是非」を考える場合「松陰には価値がある」というのは反論にはなりません。ここで問題になってることは「松陰を研究することの意味」じゃないからです。
 あくまでも「日本の全高校生に教えるべき価値がある」「伊藤博文など松陰の弟子だけ教えたのではいけない」「安政の大獄において『橋本左内などが死刑になりました』と松陰を『など』で片付けてはいけない」といえなければいけません。
 例えば、「習近平国家主席の父・習仲勲氏(副首相、全人代副委員長など歴任)」について「研究する価値」はおそらくあるでしょう。
 ただしさすがに「日本の高校歴史教科書(世界史)」において「毛沢東主席」「周恩来首相」「劉少奇国家主席」のように大々的に扱う必要があるかといったらないでしょうね。
 つうかこの一件、小生も詳しくないですが「安政の大獄」「伊藤博文ら松陰の弟子」について語るにおいて松陰に全く触れないわけにもいかないんじゃないか。
 まあ、「松陰なんか大々的に触れるほどの人物じゃねえよ。安政の大獄も『松陰自ら老中暗殺計画を幕府の取り調べに放言したことが原因』でそもそも幕府にそれほどの大物扱いされてないし。松陰がそんな自殺行為(放言)しなきゃ、処罰はされても、死刑にならない程度の小物扱いだし。伊藤ら明治新政府要人に影響を与えたとはいえ、明治維新のずっと前に死んでるんだから、伊藤らの政策に直接の影響はないし。今までが大々的に扱いすぎなんだよ」程度の話じゃないか(つまり完全に消えるわけでもない)。
 でそういう松陰認識は果たして間違ってるのか。むしろ松蔭なんかを過大評価する方がおかしいんじゃないか。
 なお、「反論」と自慢するid:noharraこと八木ですが、奴の反論が「反論の名に全く値しない代物」であることはいつものことです。この記事でもオレ流に八木(野原)には突っ込んでいますが。

・野原燐がHyangsu (香樹)をリツイート
・Hyangsu (香樹)
 (ボーガス注:韓国で出版された)この本が早く日本で翻訳されることを願う。脱北した駐英公使、テ・ヨンホ氏の『三階書記室の暗号』。衝撃的な内幕。208ページから日本人拉致の話。
横田めぐみさんは精神疾患で49号病院で亡くなり病院の裏山に葬儀もなく埋めたという。」

 「という」なので「テ・ヨンホの又聞き」であり、伝聞証言という問題(テ・ヨンホにそう話した人間が嘘をついている可能性が否定できない)はありますが、やはりめぐみさんは死んでるようです。予想の範囲内ですけど。ただし、この本、翻訳した場合の「横田の奥さん」の反発が2万パーセント予想されますからねえ。
 つうか翻訳以前に「こうした事実がある」つう報道すら奥さんが怖いのか日本メディアはしない訳ですが。

野原燐がテンペンロイドをリツイート
・テンペンロイド
 1969年以降の著作物がパブリックドメインになるのが2039年以降、20年間青空文庫著作権切れが公開されなくなること。
著作権無視の「闇夜文庫」を作ればよい

 テンペンロイド氏の認識「最近行われた著作権法の改正(著作権の権利期間を著作者の死後50年から70年に延長)で今までなら2019年に青空文庫に掲載できたもんが、2039年にならないと掲載できなくなった(掲載すると違法行為になる)のは制度改悪」という認識が正しいかどうかはひとまずおきます。
 テンペンロイド氏に対するid:noharraの応答が「悪法は無視すればいい」つうのには唖然です。
 いや、それですむんだったら著作権法に限らず誰も苦労しないから。大体、それやって著作権法違反で逮捕起訴されたらid:noharraはどう責任とる気でしょうか?

野原がリツイート
・鮫島浩
 米中韓は非核化の後にくる北朝鮮投資ブームを見据えている。その「果実」から日本だけ外すつもりだろう。日本以外の関心は安保からビジネスへ着実に移っているのだ。経済支援の枠組みが固まった後、日本が支払う巨額資金は米中韓の企業に吸い上げられる。米国一辺倒のツケだ。

 鮫島氏の認識の是非はひとまずおきます。この鮫島ツイートにリツイートした野原の考えがよくわかりません。鮫島氏は「日本も北朝鮮ビジネスに参加せよ」といってるように思われますが、「鮫島はバカなことをいうな」などの「批判コメントをつけない」ということはあなたもそういう認識ですか、id:noharraさん?

野原燐
 最近、安部(ボーガス注:原文のまま)憎しのあまり吉田松陰まで全否定したい人が増えている気もする

 「全否定したい人」とは具体的に誰のことか教えてください。たぶん思いつきの口から出任せでしょうからまともに答えられないでしょうが。なお「安倍に関係なく」、韓国侵略主義者の先駆けだったミニタリスト・吉田松陰が手放しで褒められる人間ではないことは事実です。
 id:noharraは「吉田松陰を全否定するな!(そもそもそんな人間がどれほどいるのか疑問ですが)」という前に「松蔭が征韓論のさきがけであったこと」など、一般に否定的に評価される部分をid:noharra自体がどう評価するのか語るべきでしょう。不誠実なid:noharraには期待してませんけど。

野原燐
 西郷=ミリタリスト論に対し、福沢諭吉が丁丑公論で反論してるそうだ。

 征韓論者で西南戦争の首魁がミリタリストではないとは実に滑稽な詭弁です。そもそも「脱亜論」のミリタリスト(軍国主義・侵略主義者)「福沢」が「西郷はミリタリストではない」というのは、「日本会議東条英機らの侵略性を否定する」くらい説得力のない戯言でしょう。

・るまたん
 そのうち「征韓論にも見るべき点はある」という結論を得て帰ってこられるのではないか。

 「吉田松陰を全否定するな!。松蔭にも見るべき点はある」とのみいい「では松蔭の否定すべき点は何か?」を何一つ語ろうとしない右翼・id:noharraへの皮肉ツイートです。さてid:noharraさん、何か反論したいことはありますか?


■7月1日 ウルムチ*66事件から9年 フリーウイグルデモ行進(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4718
 「中国のウイグル統治に問題はない」とはさすがにいえないでしょうが、一方でウイグル人団体の非難がどこまで正しいか解らない。正直、あまりこういう問題に手を出す気にはなりません。特に「三浦らウヨとつるんでるようなウイグル団体」など、到底評価する気になりません。

※民族差別的なシュプレヒコールやプラカードはお断りします。

 まともな人間はこんな注意しなくても民族差別的な行為なんかしません。例えば注意しなくてもまともな人間は全裸でデモはしないし、そんな注意は三浦らもさすがにしない。
 要するに民即差別行為を平気でするまともじゃない人間がゴロゴロいるわけです。

中国政府は、(中略)各民族がその伝統的な言語を学ぶ権利を認めるべきである。

 なお、少なくとも建前においては「伝統的な言語を学ぶ権利」は認められています。だからこそ「自治区」のわけです。実質がどうかまでは解りませんが。
 それはともかく、日本においてアイヌ民族や在日朝鮮・韓国人に対して民族語教育が十分行われてるとは言いがたい現状を考えれば「日本を棚上げして」こんなことを言う気には俺はなりませんが三浦らウヨにはそういう常識はありません。おそらくアイヌや在日朝鮮・韓国人の言語教育について聞かれれば三浦らは詭弁で居直るでしょう。


■酒井信彦ブログ『マスコミ村のセクハラを追及せよ』(『月刊日本』2018年7月号)
http://sakainobuhiko.com/2018/06/post-321.html
 そりゃ追及すべきでしょう。誰も追及するな、なんて言ってない。
 どうも、「福田前財務次官セクハラ問題」で「当初、福田をかばった」安倍や麻生を批判するマスコミへのイヤミのつもりのようですが、酒井もウヨ雑誌「月刊日本」も本当にどうしようもないバカです。

*1:現在、東京大学名誉教授(政治学)、熊本県立劇場館長兼理事長。著書『マックス・ウェーバーと近代』(2003年、岩波現代文庫)、『増補版・日朝関係の克服』(2003年、集英社新書)、『在日:ふたつの「祖国」への思い』、『反ナショナリズム』(2005年、講談社プラスアルファ新書)、『姜尚中政治学入門』(2006年、集英社新書)、『愛国の作法』(2006年、朝日新書)、『姜尚中の青春読書ノート』(2008年、朝日新書)、『リーダーは半歩前を歩け:金大中というヒント』(2009年、集英社新書)、『希望と絆:いま、日本を問う』(2009年、岩波ブックレット)、『生と死についてわたしが思うこと』(2013年、朝日文庫)、『漱石のことば』(2016年、集英社新書)、『姜尚中と読む 夏目漱石』(2016年、岩波ジュニア新書)、『逆境からの仕事学』(2016年、NHK出版新書) など

*2:オウム事件」ではなく「麻原らの処刑」ですね。

*3:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*4:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*5:つうかそもそも姜氏発言に何の問題もありませんが。

*6:社会党委員長、社民党党首、衆院議長を歴任した土井たか子氏のこと。

*7:むしろ麻原らの死を公然と喜んだり、あるいは「麻原らや死刑批判派」を罵倒したりする方が麻原を馬鹿にしてるでしょうにねえ。あるいは姜氏も批判していますが「まるでメディアイベント」つまり平たく言えば「見世物」である化のように報じたマスコミや「情報提供しマスコミをそう誘導した政府」「そうした番組を喜んで見る視聴者」の方が麻原をバカにしてるでしょうにねえ。なお小生は別に麻原らが好きなわけではありませんが、その種のクズは心底軽蔑します。

*8:著書『職業欄はエスパー』(2002年、角川文庫)、『放送禁止歌』(2003年、光文社知恵の森文庫)、『悪役レスラーは笑う:「卑劣なジャップ」グレート東郷』(2005年、岩波新書)、『下山事件(シモヤマ・ケース)』(2006年、新潮文庫)、『クォン・デ:もう一人のラストエンペラー』(2007年、角川文庫)、『それでもドキュメンタリーは嘘をつく』(2008年、角川文庫)、『死刑』(2013年、角川文庫)、『いのちの食べかた』(2014年、角川文庫)、『「テロに屈するな!」に屈するな』(2015年、岩波ブックレット)、『オカルト』(2016年、角川文庫)など

*9:著書『ドキュメント東京電力企画室』(1986年、文春文庫)、『総理を操った男たち:戦後財界戦国史』(1989年、講談社文庫)、『日本コンピュータの黎明:富士通池田敏雄の生と死』(1996年、文春文庫)、『日本の戦争』(2004年、小学館文庫)、『ドキュメント東京電力福島原発誕生の内幕』(2011年、文春文庫)、『原子力戦争』(2011年、ちくま文庫)、『私が伝えたい日本現代史:1934〜1960』、『私が伝えたい日本現代史:1960〜2014』(2014年、ポプラ新書)、『安倍政権への遺言』(2015年、朝日新書)、『変貌する自民党の正体』(2016年、ベスト新書)、『トランプ大統領で「戦後」は終わる』(2016年、角川新書)など

*10:麻原死刑で、麻原がアレフなどオウム残党によって、殉教者扱いされ神格化されないかという危惧のこと。

*11:こういうときに「数の問題ではないが」といいながら南京事件では「30万人も殺害してない」と数の問題を騒ぎたてるクズが三浦です。

*12:そういう事実があれば三浦もそうした文を引用して姜氏を批判し、こんな酷いこじつけは書かないでしょうから、そうした文章は「少なくとも三浦が知る限りは」ないのでしょうが。

*13:三浦の入ってる歴史修正主義デマ右翼団体つくる会」なんてカルト団体以外の何者でもありません。

*14:大久保利通(内務卿、参議)、西郷隆盛(参議、陸軍大将)、木戸孝允(参議)や元老の伊藤博文(首相、枢密院議長、貴族院議長、韓国統監など歴任)、山県有朋(首相、枢密院議長など歴任)、井上馨(外相、農商務相、内務相、蔵相など歴任)など

*15:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*16:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*17:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*18:戊辰戦争では旧幕府軍を率いて蝦夷地を占領、いわゆる「蝦夷共和国」の総裁となった。箱館戦争で敗北し降伏、東京・辰の口の牢獄に2年半投獄された。黒田清隆(後に首相、枢密院議長など歴任)の尽力により助命され、釈放後、明治政府に仕えた。駐露特命全権公使として樺太・千島交換条約を締結。第1次伊藤、黒田内閣逓信相、黒田、第1次山県内閣文相、第1次松方内閣外相、第2次伊藤、第2次松方内閣農商務相など歴任

*19:参議、近衛都督、陸軍大将

*20:第1次桂、第1次西園寺、第2次桂内閣陸軍大臣朝鮮総督、首相を歴任

*21:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*22:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長を経て都知事

*23:公明党参院国対委員長公明党政調会長などを経て代表

*24:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*25:広東省商都

*26:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*27:村山内閣環境庁長官小泉内閣農水相自民党国対委員長(小泉、第一次安倍、福田、麻生総裁時代)、幹事長、副総裁(谷垣総裁時代)などを経て衆院議長

*28:黒竜江省長、貴州省党委員会書記、党中央弁公庁などを経て全人代常務委員長(党中央政治局常務委員兼務)

*29:共青団共産主義青年団)中央書記処第一書記、河南省長・党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相(党中央政治局常務委員兼務)

*30:著書『自由と特権の距離:カール・シュミット「制度体保障」論・再考』(2007年、日本評論社)など

*31:著書『武士の家計簿:「加賀藩御算用者」の幕末維新』(2003年、新潮新書)、『近世大名家臣団の社会構造』(2013年、文春学藝ライブラリー)、『龍馬史』(2013年、文春文庫)、『天災から日本史を読みなおす:先人に学ぶ防災』(2014年、中公新書)、『徳川がつくった先進国日本』(2017年、文春文庫)、『日本史の内幕』(2017年、中公新書)、『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』(2017年、NHK出版新書)、『素顔の西郷隆盛』(2018年、新潮新書)など

*32:1993年刊行

*33:食文化研究家。著書『甘辛の職人』(1980年、中公文庫)、『水戸黄門の食卓:元禄の食事情』(1992年、中公新書)、『にっぽん洋食物語大全』(1992年、講談社プラスアルファ文庫)、『にっぽんラーメン物語』(1998年、講談社プラスアルファ文庫)、『チキンライスの日本史』、『トマトの日本史』(2005年、昭和女子大学近代文化研究所)、『カレーライスの誕生』(2013年、講談社学術文庫)など

*34:著書『福沢諭吉のアジア認識』(2000年、高文研)、『福沢諭吉戦争論天皇制論:新たな福沢美化論を批判する』(2006年、高文研)、『福沢諭吉の教育論と女性論:「誤読」による〈福沢神話〉の虚妄を砕く』(2013年、高文研)など

*35:著書『文明論之概略を読む(上)(中)(下)』(1986年、岩波新書)、『忠誠と反逆』(1998年、ちくま学芸文庫)、『福沢諭吉の哲学』(2001年、岩波文庫)、『超国家主義の論理と心理』(2015年、岩波文庫)など

*36:代表作として『あぶさん』(1973〜2014年)、『ドカベン』(1972〜1981年)、『ドカベン プロ野球編』(1995〜2003年)、『ドカベン スーパースターズ編』(2004〜2012年)、『ドカベン ドリームトーナメント編』(2012〜2018年)、『野球狂の詩』(1972〜1977年)、『野球狂の詩 平成編』(1997年)、『新・野球狂の詩』(2000年)など

*37:著書『荻生徂徠』(1993年、中公新書)、『「源氏物語」を江戸から読む』(1995年、講談社学術文庫)、『江戸の兵学思想』(1999年、中公文庫)、『幕府歩兵隊』(2002年、中公新書)、『明治めちゃくちゃ物語:勝海舟の腹芸』(2002年、新潮新書)、『安政江戸地震』(2004年、ちくま学芸文庫)、『長州戦争:幕府瓦解への岐路』(2006年、中公新書)、『忠臣蔵』(2007年、ちくま学芸文庫)、『井伊直弼の首:幕末バトル・ロワイヤル』(2008年、新潮新書)、『天誅新選組:幕末バトル・ロワイヤル』(2009年、新潮新書)、『鳥羽伏見の戦い』(2010年、中公新書)、『慶喜の捨て身:幕末バトル・ロワイヤル』(2011年、新潮新書)など

*38:著書『高杉晋作奇兵隊』(1985年、岩波新書)、『岩倉使節団「米欧回覧実記」』(2002年、岩波現代文庫)、『明治維新と西洋文明:岩倉使節団は何を見たか』(2003年、岩波新書)、『明治維新』(2003年、講談社学術文庫)など

*39:著書『高杉晋作』(2007年、ミネルヴァ日本評伝選)など

*40:著書『長州奇兵隊』(2002年、中公新書)、『高杉晋作』(2002年、文春新書)、『木戸孝允』(2007年、山川出版社日本史リブレット人)、『高杉晋作の「革命日記」』(2010年、朝日新書)、『高杉晋作』(2014年、角川ソフィア文庫)、『吉田稔麿』(2014年、角川選書)など

*41:著書『私の昭和史』(1988年、岩波新書)、『憲法は押しつけられたか』(1989年、かもがわブックレット)、『読書術』(2000年、岩波現代文庫)、『20世紀の自画像』(2005年、ちくま新書)、『9条と日中韓』(2005年、かもがわブックレット)、『ある晴れた日に』、『私にとっての二〇世紀』(2009年、岩波現代文庫)、『現代ヨーロッパの精神』(2010年、岩波現代文庫)、『「日本文学史序説」補講』(2012年、ちくま学芸文庫)、『文学とは何か』(2014年、角川ソフィア文庫)など

*42:著書『「悪党」の一九世紀』(2002年、青木書店)、『幕末の世直し・万人の戦争状態』(2010年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『三遊亭円朝江戸落語』(2015年、吉川弘文館)、『三遊亭円朝と民衆世界』(2017年、有志舎)など

*43:首相、枢密院議長、貴族院議長、韓国統監など歴任

*44:著書『皇国日本のデモクラシー』(2011年、有志舎)

*45:著書『歴史のなかの『夜明け前』: 平田国学の幕末維新』(2015年、吉川弘文館)、『歴史のなかの新選組』(2017年、岩波現代文庫)、『土方歳三榎本武揚幕臣たちの戊辰・箱館戦争』(2018年、山川出版社日本史リブレット人)など

*46:明治維新は(中国、韓国で日本を模範とした近代化を目指す運動が起こる、周恩来などが日本に留学するなど)世界的にも影響を与えた一大変革」が世間的な認識であるともに学界の通説でもあるでしょう。維新の意義を否定してる人間など俺の認識ではほとんどいません。なんか宮地氏、住友両名って本当にとんちんかんです。「そのうち、伊藤隆のように、つくる会入りしないか」心配です(皮肉のつもり)。なお「世界史的な大変革」とは別に褒め言葉ではありません。例えば「ロシア革命や、ナチドイツ、イラン革命」は「世界史的な大変革(ロシア革命共産主義運動、民族運動を活発化し、ナチドイツはファシズムを世界に広げた。イラン革命イスラム運動を活発化させた)」ですが、それは必ずしも「レーニンヒトラー、ホメイニを好意的に評価する」という話ではありません。

*47:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)などを経て立憲民主党代表

*48:いやいや「自由民権は幕末の政治運動とつながってる」ことは誰も否定していないと思います(むしろ明治に「過去と断絶して全く新しく生まれた」と見る方が少ないのでは?)。そして、それと「無意味論への反論」とどうつながるのかさっぱりわかりません。自由民権家には「板垣退助大隈重信など明治新政府関係者もいた」とはいえ「自由民権家=明治維新支持」では必ずしもないでしょう。もしかして「自由民権は幕末がルーツ→幕末にそうした変革を目指す政治運動が起こったから、薩長の維新にはそれなりの合理性がある」とでも?。その理屈なら辛亥革命であれ新中国建国であれ、ロシア革命であれほとんどの政治事件は正当化可能でしょう。まともな理屈とは到底思えません。

*49:個人サイト(http://www.mh-c.co.jp/)。著書『敗者の維新史:会津藩士荒川勝茂の日記』(1990年、中公新書)、『奥羽越列藩同盟』(1995年、中公新書)、『京都守護職会津藩の光と陰』(1998年、中公文庫)、『平太の戊辰戦争:少年兵が見た会津藩の落日』(1998年、角川選書)、『山口多聞:空母「飛竜」に殉じた果断の提督』(1998年、PHP文庫)、『幕末の会津藩』(2001年、中公新書)、『よみなおし戊辰戦争』(2001年、ちくま新書)、『白虎隊と会津武士道』(2002年、平凡社新書)、『会津落城』(2003年、中公新書)、『新選組会津藩』(2004年、平凡社新書)、『会津戦争全史』(2005年、講談社選書メチエ)、『女たちの会津戦争』(2006年、平凡社新書)、『明治を生きた会津山川健次郎の生涯:白虎隊士から帝大総長へ』(2007年、ちくま文庫)、『最後の幕臣小栗上野介』(2008年、ちくま文庫)、『南雲忠一:空母機動部隊を率いた悲劇の提督』(2008年、PHP文庫)、『伝説の天才柔道家 西郷四郎の生涯』(2013年、平凡社新書)、『野口英世の生きかた』(2014年、ちくま新書)など

*50:星は、講談社、中公、平凡社など大手から出した割と昔の著書に比べ、最近の著書は著書名が「アンチ薩長で過激化」してる上に、版元がマイナー化してる気がします。

*51:つうかまともな歴史学者で無意味なんて立場の人は一人もいないでしょう(原田や星は「在野の歴史家」ではあってもアマチュアであって、プロの学者や研究者とは言いがたいし、影響力も大してないでしょう)。「民主主義などの観点による明治維新批判」はもちろん無意味論ではないですが、「幕府も幕末においてそれなりの改革を志していたので倒幕がなくても近代化ができたかもしれない(少なくとも『チベット解放がなくても近代化ができた(できるわけないだろ、バカ、寝言も大概にしろよ!)』というダライ一味の詭弁よりは説得力があります。)」「もっと幕末の幕政改革は評価されるべきだ」「戊辰戦争の悲劇を考えれば、薩長が実際に実行したように、幕府や諸大名を無理に政権中央から排除するのではなく、彼らを入れた連合政府による漸進主義改革の方が良かったのでは?」という主張ですら「明治維新の過小評価」とはいえるとしても、「無意味論」とはいえないでしょうね(なお、「倒幕がなくても一定の近代化はできたのでは?」「連合政府形式でも良かったのでは?」などの明治維新評価なら、歴史学者にはあるのではないかと思います)。もちろん日本共産党など左派も無意味だなんてことは言っていません。ただし、もしかしたら宮地氏らの言う無意味論とは「連合政府による漸進主義改革」論も含むのかもしれません。そのあたりはこのツイートだけではわかりません。

*52:子どもを出産しないと言うことですかね?。何も異性カップルなら当然に子どもを持つわけでもないのですが。

*53:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表などを経て立憲民主党参院国対委員長

*54:著書『あらかじめ裏切られた革命』(2000年、講談社文庫)など

*55:著書『海外コリアン』(2005年、中公新書)、『外国人学校』(2008年、中公新書)など

*56:著書『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』(2011年、講談社現代新書)など

*57:「張の処刑」は処刑後に発表されたので死んだ後しか批判はできませんが。

*58:当初はもっと悪口雑言しましたが書き換えて自重することにしました。

*59:著書『木戸孝允』(2007年、吉川弘文館)、『徳川慶喜』(2011年、山川出版社日本史リブレット人)など

*60:著書『大政事家・大久保利通:近代日本の設計者』(2015年、角川ソフィア文庫)、『明治国家と万国対峙』(2017年、角川選書)など

*61:幕末維新をネタにした島崎藤村の小説

*62:著書『精神の歴史:近代日本における二つの言語論』(2009年、有志舎)

*63:俺が注意書きつけないと、わからないような文章を書くid:noharraも「書いた文章を少しは読み直したらどうなのか?」。

*64:こういう「龍馬ファンを激怒させる以外に何の意味もないバカ発言ができる」あたり、田中某はさすがid:noharra類友です。その講演場所は何も「アンチ坂本龍馬の会合」でもないでしょうに。「龍馬は高校教科書に必要だと思う人間」がその講演会にいた場合、不快感を感じないか、そうした不快感を感じさせることに意味があるのかつうことに考えが及ばない非常識なバカが田中某のようです。

*65:「許せない」とかいう前に「松蔭がそういう扱いを世間にされるのは僕らの力不足です」つう「松蔭マニアとしての反省」はないんですかね。「自分に対する反省が何もない」つうのは全くもって「野原の類友」らしいですね(毒)。

*66:新疆ウイグル自治区の首府