「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート129(追記・訂正あり)

オーウェルによる「進歩派知識人」批判 「ウェルズ*1ヒトラー・世界国家」(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4199

 「動物農場」は確かに名作ですが、この評論集、本当に手元に置いておいて損はないですよ。読み返すたびに、自分自身の偏見や、党派的な思考が解きほぐされていくことを感じます。

 吹き出しました。「動物農場」は確かに直接的には「スターリン体制」をモデルにはしているのですが、あれは一般的には「戦前日本や韓国朴チョンヒ政権」など右翼独裁も対象にしている作品です。
 共産独裁だけが批判されてるわけじゃない。
 本来、三浦が手放しで賛美できる作品ではない。ましてや「河野談話否定論」「南京事件否定論」のデマ右翼・三浦が「自分自身の偏見や、党派的な思考が解きほぐされていく」とは何の冗談でしょうか。
 いや「南京事件否定論などのデマを公然と吐く」三浦のような歴史修正主義極右は論外ですが、そもそも「自分自身の偏見や、党派的な思考」なんてもんは「どんなに善意の人間でも」そう簡単にほぐせるもんではないでしょう。よほどの聖人でない限り人間はそんなに偉くない。
 小生は「三浦のようなデマ右翼」や「その類友id:noharra」に比べたらずっと「党派や偏見から遠い人間(少なくともそうありたいと思ってる人間)」ですが、「それでも党派や偏見から完全に自由になることなどあり得ない」と思っています。簡単に「党派や偏見から完全に自由になれる」と思うのは自分に対する思い上がりでしょう。そんな人間はほとんどいない。

 世の中の矛盾、人間の暴力性、国家と大衆の暴走の危険性などをしっかり認識していながら、その解決策としては、「理性」「理念」が世界支配し管理できる、しなければならないと考えてしまったのが、ウェルズの根本的な過ちだったのではないでしょうか。

 意味がわからないですね。理性(宗教や哲学など)以外に何が社会を支配、管理できるのか。もちろん「自分こそが理性だ」と思い上がり、他人の批判に耳を傾けなければそれは過ちになるでしょう(ウェルズがそう言う人間だったのかは知りませんが)。
 しかしそれでも「人間の理性以外」に社会を支配、管理できるモンはない。理性が無意味だというならむき出しの暴力で支配するのか。「絶対的正義なんかないから、理性なんか虚妄だ。所詮、力が全てだ」ということになるのか。そう言う話じゃないでしょう。

 シールズ運動が起きた時、彼らの言説は水で薄めた(失礼)ウェルズ、それこそ戦後民主主義への先祖返りのように感じました。そして、彼らが読んでいないとは言いませんけど、彼らにいつかオーウェルに出会ってほしいと思いました。

 言ってる意味がわからないですね。三浦の言う「シールズとウェルズの共通点」とは何なのか。三浦の言う「シールズにとってのオーウェル」とは何なのか。三浦に聞いても恐らくまともには答えられないでしょう。なぜなら三浦は「適当な思いつき(シールズへのネガキャン)」を「自分に学があるかのように」格好つけて言ってるだけの無内容な男だからです。id:noharraもよくこんな屑男と交際できるモンです。


日本李登輝友の会『ついに台湾がアメリカを抜いて(ボーガス注:海外の)修学旅行先として第1位に!』
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20170207/
 俺なんか中学が京都・奈良で、高校が広島だったので海外で修学旅行とかすごくびっくりですね。

 1位:台湾(3万6,356人、224校)、2位:アメリカ(3万6,170人、249校)、3位:シンガポール (2万792人、147校)、4位:オーストラリア(1万7,527人、116校)、5位:マレーシア(1万 6,572人、117校)
 全国修学旅行研究協会の平成26年度(2014年度)調査では、アメリカが3万5,168人(260校)で1位、台湾は2万8,314人( 182校)で2位でしたから、台湾の伸び率は人数で128.4%、校数で123%を示し、他を圧倒しています。

 理由が何か気になるところです。「日本李登輝友の会」的な変な右翼的理由じゃなきゃいいんですけどね。

 文部科学省の調査によりますと、かつて中国への修学旅行は、2000年が4万1,695人(213校)、2002年が3万6,607人(201校)でいずれも第1位で、韓国も2000年が3万7,663人(241校)、2002年が3万5,364人(231校)と中国に次いでいましたが、2015年度は中国へは2,354人(22校)、韓国へも2,684人(29校)に激減し、すっかり様変わりしてしまいました。

 随分と激変したもんですが理由が何か気になるところです。「反中国、嫌韓国」など、変な右翼的理由じゃなきゃいいんですけどね。


■「東海の歌」ぜひ見たい!(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4191
 まあ、三浦はゲス右翼としての悪意で「叩きネタにしたいから見たい」とくだらない事考えてるわけですが小生も「単純な好奇心」として見てみたいとは思います。まあ、「何が何でも見たい」と言うほどの熱意ではないですが。

拉致事件をはじめとするさまざまな工作活動への協力

 いい加減にして欲しいですね。そんなもんが総連の行為として裁判所や行政などに公式に認定されたことは1度もありません(ウヨが勝手に認定してることならある)。
 仮にそうした行為があったとしても「創価学会秘密部隊の宮本顕治氏宅盗聴を一般の学会員が知らなかった」のと同様、一般の総連構成員は知らない話でしょう。なおこういう問題があっても「宗教法人格剥奪」なんて話はそうそう簡単にできないわけです。もちろん創価学会が「創価大学」「公明党」等をもつ日本有数の巨大宗教団体だと言う事もそうそう簡単に剥奪できない背景にはありますが。
 ましてやウヨ連中の言いがかりレベルで「朝鮮学校」から各種学校認可を取り消すなんて無茶でしょう。

参考

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-11-26/13_1402.html
赤旗
■裁判所が認定した創価学会もう一つの盗聴
(前略)
 かつて、創価学会は、宮本宅盗聴事件を創価学会の組織的犯罪と認定した東京高裁判決にたいし、最高裁への上告を取り下げ、判決を受け入れました。しかし、いまだに宮本氏にも日本共産党にも謝罪せず、山崎正友元創価学会顧問弁護士(ボーガス注:の個人的犯行だとして彼一人)に罪をなすりつけて、創価学会員に説明もしていません。政党でも宗教団体でも「敵」とみれば、まさに手段を選ばず。そんな体質がまたひとつ明るみにでました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-03-11/0311faq.html
赤旗宮本顕治委員長(当時)宅電話盗聴事件の判決は?』
〈問い〉
 創価学会による宮本顕治委員長(当時)宅電話盗聴事件で、組織的犯行であったという判決があったと思いますが、知人に「判決文には具体的記述がない」と反論されました。どうなのでしょう? (東京・学生)
〈答え〉
 創価学会による宮本委員長宅電話盗聴事件の東京地裁判決(85年4月22日)、東京高裁判決(88年4月26日)は、この電話盗聴が創価学会の組織的犯行であることを、たいへん具体的に詳細にのべています。
 東京地裁判決は「北條(浩・創価学会会長)の本件電話盗聴への関与について」の項で、盗聴実行犯の一人である山崎正友弁護士が独断で本件電話盗聴を企図・実行する状況になかったことを認定し、盗聴資金が山崎が個人的に支出できるものでなかったこと、北條側の認めている事件発覚直後の山崎から北條への報告とその後の経過、本件盗聴後の山崎弁護士の創価学会内での出世の事実などを具体的に認定し、次のように北條浩の関与を認めています。
「以上にみてきたところを総合判断すれば、被告山崎が独自に本件電話盗聴を計画、実行したとするよりは北條の承認と資金提供のもとに実行したと考えるのがより自然であり、北條は、本件電話盗聴に関与していたものと認めるのが相当である」
 東京高裁判決は、一審判決よりも厳しく、「北條が本件電話盗聴に関与したとの山崎供述の信用性は妨げられず、他に、以上の認定判断を覆すに足りる証拠はない」と指弾しています。
 このように、本件電話盗聴事件は創価学会の組織的犯罪であることを、第一審、第二審ともきちんと認定しています。
 以上の判決は、日本共産党出版局発行の『裁判記録 創価学会の電話盗聴』に全文が掲載されています。
 なお、この裁判で北條側が最高裁上告を途中で取り下げ、判決に従う態度をとり、北條氏の妻とその子ども(北條氏が途中で死亡したため訴訟を継承)らは、宮本氏に対し裁判所から命じられた損害賠償金を利息をつけて全額支払いました。

宮本顕治宅盗聴事件(ウィキペ参照)
 1970年、日本共産党委員長を務めていた宮本の自宅(杉並区在住当時。なおこの自宅は都道整備による立ち退きの対象となったため東京都多摩市に移転している)の電話回線が創価学会の学生部幹部数名により盗聴されるという事件の被害にあった。この事件は当時の創価学会の顧問弁護士・山崎正友が主導したものであった(後に同事件を根拠に山崎は創価学会を恐喝し、実刑判決を受けた)。
 山崎自らが、盗聴事件の実行犯は自らを含めた複数の創価学会幹部であることを週刊誌にて告白した1980年に、宮本は特定の個人は不明としながらも、宗教法人としての創価学会に対して、盗聴被害の損害賠償を求める民事訴訟を起こした。1988年、東京高等裁判所での控訴審の判決後、学会側が最高裁判所への上告を取り下げたことにより、創価学会側の敗訴が確定した。


台湾独立建国聯盟『台湾2・28時局講演会のお知らせ』
http://www.wufi-japan.org/archives/491
 228事件について追及するなとは言いませんがそこから「だから国民党は野蛮な政党だ」とか言い出すのは非常識です。
 「国民党は反省が足りない」つうならともかく。今の国民党は「228事件を起こした国民党そのまんま」ではもちろんないわけです。

台湾では、昨年、悲願の台湾人政権が誕生しました。

 おいおいです。蒋介石政権ならまだしも選挙で選ばれた馬英九*2政権を何だと思ってるのか。

 蔡英文政権を潰そうと狙う勢力、特に中国国民党中国共産党の動きに油断がなりません。

 やれやれです。中国共産党はともかく最大野党・中国国民党が「その機会さえあれば」蔡政権を倒そうとするのは当たり前の話です。何処の国でも、それが民主主義政治での「与党と野党の普通の関係」でしょう。


加藤大臣記者会見で分かる拉致の風化

http://www.cao.go.jp/minister/1608_k_kato/kaiken/2017/0113kaiken.html
■平成29年1月13日(金)
1.発言要旨
 冒頭3点申し上げます。一つは拉致の関係でありますが、明後日15日に、広島県広島市において、政府拉致問題対策本部広島県との共催により、「国民の集い」を開催し、私も参加する予定であります。
(中略)
 2点目でありますけれども、来週16日から19日にかけて、スイス・ダボスにて開催されるダボス会議の出席とフィンランドを訪問するべく出張いたします。
(中略)
 フィンランドでは、元首相を始めとする要人と会談するほか、(ボーガス注:少子化問題担当相として)妊娠・出産・育児の切れ目のない支援を行う施設の視察を予定しております。
(中略)
 3点目でありますけれども、お手元に配付をしておりますが、「成年後見制度の利用の促進に関する法律」に基づく「成年後見制度利用促進委員会」からの意見の手交を本日14時から行うことにしております。
(中略)
 今後、委員会で取りまとめられた御意見を踏まえ、年度内を目途に、成年後見制度利用促進基本計画を定め、関係省庁が連携して制度の利用促進を総合的かつ計画に推進していきたいと考えております。

でこの3つのうち何が質問されたかというと

2.質疑応答
(問)NHKの伏見と申します。
 成年後見制度のことでお尋ねをしたいのですけれども、今、年度内に基本計画を策定したいというようなことだったかと思うのですけれども、閣僚でやっている利用促進会議の方というのは、今後具体的に開く予定等はもう決まっているのでしょうか。
 もう一点、海外出張の件なのですけれども、多少御紹介いただいたかと思うのですけれども、もしもう少し具体的に教えていただけるのであれば、フィンランドの視察の内容と、あとダボス会議でどういうセッションされるのかというのをもし教えていただければと思うのですけど。

と何と「拉致だけ質問されず」、「『海外出張(ダボス会議フィンランド視察)』と成年後見制度」について「海外出張でどんな会談や視察をやるのですか?」「成年後見制度利用促進会議のスケジュールについて教えて下さい」と質問されました。
 「笑ってはいけない」と思いながらも笑ってしまいました。家族会にはしつこく「ねえ、海外出張と成年後見制度が質問されて拉致だけ質問されなかったのはどう思う?」と聞きたいところです(毒)。
 

■アジア自由民主連帯協議会【2月18日 東京四谷】協議会第24回講演会のお知らせ「習近平体制の現状と今後の民主化運動」
http://freeasia2011.org/japan/archives/5041
 すさまじい反中国極右集会であることが予想できます。報告が掲載されたら突っ込む予定です。


■アジア自由民主連帯協議会【講演者 ジャーナリスト久保田るり子*3】アジア自由民主連帯協議会主催第23回講演会報告
http://freeasia2011.org/japan/archives/5011

参加者は約20名。

 吹き出しました。参加者20名とか久保田も「バカにしてるのか!」と怒り出さなかったんですかね。小学校の学級人数より少ないじゃないですか(苦笑)。つうかギャラも「高額ではないにせよ」払ってると思うんですがそれで20名で元が穫れるのか。それとも「ウヨ仲間だからノーギャラ」なのか。

今回のスキャンダルも、朴槿恵ならばこんなことはしないはずだ、不正とは無縁のはずだという国民の信頼感が、逆に裏切られたことへの失望感が背後にあることを指摘しました。

 まあ朴支持者はそうなんでしょう。ただ朴を支持しない人間はそうではないでしょう。「不正をやっててもおかしくはないと思ってたけどこのレベルはさすがにないと思ってた、『アンチ朴の俺』の予想すら朴の酷さは超えてた」でしょうね。
 「トランプの暴言」並みに非常識ですもん。

 就任したら、まず最初にアメリカより平壌に行きたいといっている文在寅*4が、現状では最も有力な候補

 要するに今時「よほどの反共極右でもなければ」その程度では韓国において誰も「北朝鮮の手先とは思わない」つうだけの話ですが。

 現在、日本政府が大使の事実上の召還、スワップの停止を行っていることは、少なくとも日韓合意に韓国側が一方的に違反している*5以上正しいと述べました。

 これを書いてるのは三浦小太郎です。三浦が何一つ批判的コメントをしてない以上三浦も久保田と同意見なんでしょう。この期に及んでもまだ三浦批判ができないid:noharraは本当に無様です。
一方、河野洋平氏は

http://japanese.joins.com/article/164/225164.html
 1993年に従軍慰安婦の強制性を認めた「河野談話」を発表した河野洋平*6が27日、日本政府による駐韓大使の一時帰国措置を批判した。
 河野氏はこの日、共同通信が主催した講演会で「外交上どんな問題解決方法を持っているのか」と述べ、韓国に設置された慰安婦少女像に対する日本政府の対処は間違っていると皮肉った。
 河野氏はまた。「帰れと言うことができず大使不在が続いている」と述べて駐韓大使の一時帰国措置がまねいた問題点を指摘した。
 一方、日本政府が韓日通貨スワップ交渉を中断させたことに対しては「慰安婦問題を他の問題に拡大しないようにしようと言っているが、拡大させているのは日本」と批判した。

だそうです。河野氏のようなまともな政治家が失われた自民党は本当にやばすぎるし、そんな自民党を政権与党にしている日本社会もやばすぎる。
 そして小生がググった限りではこの河野発言を日本マスコミが報じてないという状況もやばすぎる。
 あまりにも日本の現状がやばすぎてため息が出てきます。

 合意には明確に「韓国政府は,日本政府が在韓国日本大使館前の少女像に対し,公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し,韓国政府としても,可能な対応方向について関連団体との協議を行う等を通じて,適切に解決されるよう努力する。」と記されていること

 つまりどこにも「大使館前銅像の撤去」なんて書いてないし、仮にこの文を「撤去を意味する」と読むとしても合意に従う限り『関連団体(慰安婦支援団体など)との協議』が必要な上に、『努力目標』でしかないわけです。しかもこの文には「大使館前銅像」のことしか書いてない。どこにも「新たに銅像を造らせない」なんて書いてないわけです。
 これについては、たとえば
誰かの妄想・はてな
■日韓政府間合意に“慰安婦像を新たに設置しない”なんて約束は無いからねぇ
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20170105/1483626276
を紹介しておきます。


日本李登輝友の会謝長廷*7代表が職員に「対外的に『台湾駐日代表処』を使ってもよい」と表明』
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20170128/

 懇親会の席上、台北駐日経済文化代表処の郭仲熙・副代表が「これから代表処は『台湾駐日代表処』と言います」と明言、会場から盛大な拍手が沸き起こった。

 おいおいですね。
 本当にそんな挑発行為をやれば、反発した中国がどういう対抗措置をうってくるかという恐怖心もないんでしょうか。そもそも正式に『台湾駐日代表処』に名称変更しないのは「中国の反発を恐れてるから」でしょうに。
 台湾・蔡英文政権が「過去の中台関係の経緯を無視して」好き勝手やれば、中国も黙ってはいないでしょう。そうなれば台湾は相当の経済的打撃を受けることになるでしょう。
 現実を無視して好き勝手やることは政治家のとるべき行為ではないでしょう。


日本李登輝友の会『看過できない中国の「台湾=中国領」宣伝の浸透』小島新一(大阪正論室長)
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20170123/
 「何だかなあ(苦笑)」ですね。
 ある程度知識があれば
1)台湾は中国とは別の政治体制だが
2)中国はいわゆる「一つの中国」を主張し
3)欧米諸国や日本など大多数の国はその中国の主張を受けいれて台湾を国扱いしていない
つうことは誰でも知ってる。それは産経にとっては「台湾=中国領」宣伝の浸透でしょうがそんな事言ったって何がどうなるもんでもない。また「一つの中国」を支持する場合でもそれは「ある種のフィクションだ」ということは「よほど無知な人でない限り」皆分かってるわけです。


■酒井信彦『朝日新聞の異様な民族観』
http://sakainobuhiko.com/2017/01/post-299.html

 今回の朝日の記事を見ると、単一民族国家を否定する論拠が、以前にもまして異常にエスカレートしていることに、気づかざるを得ない。

 やれやれですね。アイヌ民族の存在一つ考えても「単一民族説」なんて成り立たないですが。
 つうか「例の単一民族発言」でどんだけ中曽根首相(当時)がウタリ協会から批判されたか知っててこういう事言ってるんですから酒井には本当に呆れます。むしろ酒井の方が異常な民族観です。

 その代表的なものが、岡本雅享*8という学者の発言である。
(中略)
 (ボーガス注:岡本氏は)戦前に広まった『出雲民族』の言説をたどり、国や日本人を見つめ直している。『戦後の〝単一民族〟もそうだが、〝民族〟の意識は、思いのほか短期間でつくられる』」と紹介する。
(中略)
 まことに異様なまでに歪んだ民族観*9である。遥かな昔ならいざ知らず、大和民族とは別個に出雲民族があるはずがない。

 岡本氏の主張が正確にわからないと評価は難しい*10ですが、そもそも酒井は『出雲民族なんて、そんな民族はあり得ない』と一言で切って捨て、まともな岡本説批判をしていないので「岡本説の是非に関係なく」酒井の岡本氏批判は「何の根拠もなく非論理性で説得力皆無」とはいえるでしょう。
 また、朝日記事の「戦前に広まった『出雲民族』の言説」というのもポイントでしょう。
 つまり岡本氏は「出雲民族の実在」を主張していると言うよりは『戦前において(出雲人=島根県民による?)出雲民族の実在を主張する言説を取り上げた』上で、『民族意識というものは曖昧な物なのだ』と言いたいだけじゃないんですかね。
 いずれにせよ岡本説の是非に関係なく「出雲神話と大和神話には違いがあること」は事実でしょうし、「その点を重視すれば、少なくとも古代においては出雲民族の存在は認められる」のではないか(いや俺も民族問題の素人なので断言はしませんけど)。
 つうか岡本氏にせよ朝日にせよ問題にしてるのは「日本が多民族国家かどうか*11」よりも「日本は単一民族だと安易に思いたがる歪んだ心情」「単一民族は他民族よりスバラシイと思いたがる歪んだ心情*12」でしょう。そうした問題意識を無視して「日本は単一民族*13」だの「出雲民族だの存在しない」だの叫ぶ酒井は完全に問題のポイントを外しています。故意に外してるのか、バカだから外してるのかは知りませんが。

日本は典型的な単一民族国家である。政治家の発言が問題にされたこと自体が、間違っていたのである。

 政治家の発言とは有名な「中曽根*14首相の単一民族発言」です。なお、後に「鈴木宗男平沼赳夫」なども同様の失言をし、ウタリ協会から批判されています。
 後でウィキペディア知的水準発言」「単一民族国家」を紹介しておきます。しかしこうやって日本単一民族説を唱え「アイヌ民族の存在を事実上抹殺し、中曽根失言を擁護する輩・酒井」が「チベット民族の支援者」面してるのは醜悪すぎて吐き気がします。
 酒井の暴論の酷さ(アイヌ民族の否定)は、もちろん朝日記事や岡本説の是非とは全く関係ありません。

参考

知的水準発言(ウィキペ参照)
 中曽根康弘が総理大臣時代に行った演説に起因する失言問題である。この問題はその後「単一民族」発言など、複数の問題に発展した。
■発端
 問題の始まりとなったのは1986年(昭和61年)9月22日、静岡県田方郡函南町のホテルで行われた自民党全国研修会で行われた中曽根首相(当時)の講演である。
「日本はこれだけ高学歴社会になって、相当インテリジェントなソサエティーになってきておる。アメリカなんかよりはるかにそうだ。平均点から見たら、アメリカには黒人とかプエルトリコとかメキシカンとか、そういうのが相当おって、平均的にみたら非常にまだ低い。」
アメリカでの反応
 この発言は日本国内では当初は特に取り上げられなかったが、アメリカでは違った。ちょうど貿易摩擦の問題で日本への反感が高まっていた時期でもあった。メキシコ系議員連盟の会長は発言撤回を求める声明を、黒人議員連盟は発言の真意を確認するために日本大使館に電報を送った。その他にも日本大使館には多数の抗議電話が殺到した。
 これを受けて9月24日に中曽根は釈明の会見を開き、発言の一部だけが取り上げられているためとし、以下のように述べた。
『米国はアポロ計画や戦略防衛構想で大きな成果を上げているが、複合民族なので、教育などで手の届かないところもある。日本は単一民族だから手が届きやすいということだ。演説全体を読んでもらえばわかる。他国を誹謗したり、人種差別をしたわけではない』
 しかし米国世論は収まらず、9月25日には米下院に中曽根批判決議が提出され、公民権運動団体である「虹の連合」が松永*15駐米大使に対して、首相が公式謝罪と発言の撤回を行うよう正式に申し入れるなど激しい動きがあった。10月3日にはアメリカの黒人企業家、企業、団体などが連名でアメリカの有力新聞各紙に全面広告を打ち、中曽根批判を行った。
 これらの反応に対して、中曽根は改めて謝罪のメッセージを発表した。
『私は、最近の私の発言が多くのアメリカ国民を傷つけたことを承知しており、心からおわびします。
唯一つはっきりさせておきたいことがあります。それは、私は、従来からアメリカの偉大さは、その多様な民族の活力と業績に由来するものであると確信しているということであり、私は、人種差別や、米国社会のいずれかの面を批判することを毛頭意図していなかったということです。』
 市民レベルでの抗議運動はすぐには収まらず、カリフォルニア州では全米黒人地位向上委員会が中心となって日本製品不買運動が始まり、また日本人の車が襲われるなどの被害が発生した。しかし米国政府が上記の謝罪の受け入れを表明すると、非難決議案も採択を見合わされ、黒人議員連盟、ヒスパニック議員連盟も謝罪受け入れを表明、次第に事態は沈静化した。
 なお、中曽根は謝罪はしているものの、発言自体は撤回していない。
単一民族発言
 知的水準発言について中曽根が釈明する経過の中で、9月24日の最初の謝罪会見の際に中曽根は日本が単一民族であると発言した。これが「単一民族発言」問題を引き起こした。
 この発言に対して北海道ウタリ協会が反発した。もともと日本政府は当時、アイヌ民族少数民族と認めず、国連に対しても「日本には少数民族はいない」と報告しているという問題もあり、協会は10月17日に理事会を開き、代表団を送って、中曽根にアイヌ語で直接に抗議することを決定した。
 10月21日の参議院本会議での共産党・児玉健次議員の質問に対する答弁で中曽根はこう言った。
日本国籍を持つ方々で差別を受けている少数民族はいない。梅原猛さんの本を読むと、アイヌとか大陸から渡ってきた人々はそうとう融合しあっている。私も眉なんかも濃いし、ひげも濃い。アイヌの血はそうとう入っていると思う』
 体毛が濃いことは、日本におけるアイヌ差別で常に和人による揶揄のポイントとされていたところであり、中曽根発言は極めて無神経なものと言わねばならない。
 ウタリ協会はこの発言に強い不快感を表明した。もっとも、政府側もこの発言は問題として、翌22日の参議院本会議で遠藤要法務大臣アイヌへの人権侵害の存在を認め、「首相に対しても、差別的言動は十分遠慮して頂きたいと要請しておきたい」と述べた。

単一民族国家(ウィキペ参照)
 単一民族発言で批判を浴びた著名人は、以下のとおりである(ボーガス注:中曽根については省略)。
鈴木宗男*16
 2001年7月2日、衆議院議員在任中、東京有楽町の日本外国特派員協会での講演にて、「(日本は)一国家、一言語、一民族といっていい。北海道にはアイヌ民族がおりますが、今はまったく同化されておりますから」と発言。北海道ウタリ協会の吉田昇理事が「情けない。アイヌを一番知るはずの地元の鈴木代議士が正気で発言したとは思えない。中曽根康弘首相の単一民族発言から15年たつのに、相変わらずの認識だ」との批判を行った。
平沼赳夫*17
 2001年7月2日、経済産業大臣在任中、札幌市内で開かれた自民党中川義雄*18参院議員のセミナーにて「小さな国土に、1億2600万人のレベルの高い単一民族できちんとしまっている国。日本が世界に冠たるもの」と発言。北海道ウタリ協会の阿部ユポ副理事長から「アイヌ民族先住民族であるという歴史を知らない発言だ。一国の大臣がわざわざアイヌモシリ(人間の大地=北海道)で、こうした発言をするのはアイヌ民族に対する挑戦ではないか」との批判を受けた。


アジア自由民主連帯協議会
■『言論・表現の自由という原則に立ち中国政府の不当なアパグループへの言論弾圧と、アジア大会組織委員会の姿勢に抗議する声明文』
http://freeasia2011.org/japan/archives/5007
■『在日中国人のアパホテル言論弾圧*19に抗議する声明文』
http://freeasia2011.org/japan/archives/5053
 まあ予想の範囲内ですがすさまじいですね。「南京事件否定論」「河野談話否定論」を垂れ流すアパを応援することが一体どういう意味で「アジア自由民主連帯協議会」の「一応の建前」である「アジアの自由と民主主義」とやらに貢献するんでしょうか。
 中国側に「アジア自由民主連帯協議会はただのデマゴーグ極右団体だ*20」「そんな奴らとつるんでるダライ一味やラビア・カーディル一味が我が国・中国に対してしている非難は全て嘘だ。我々はチベットウイグルに十分な自治権を与えてる。非難されるいわれはない。チベットウイグルで暴動をおこしてる連中は全てイスラム国やアルカイダなどと同類のテロリストだ。テロリスト共はダライやラビアの指示で動いていると我々は考えてる」などと攻撃されるのがオチです。まあ、日本ウヨ連中はそれでもいいんでしょうが「ダライ一味やラビア一味」はそれでいいんでしょうか。ダライ一味やラビア一味の馬鹿さには心底呆れます。もちろん連中のウヨとの野合は道徳的に許される行為ではないですが、それ以前に政治的に悪手です。日本ウヨとつきあえばつきあう程ウヨ以外はダライやラビアから離れていく。そしてウヨは「中国叩きに政治利用してるに過ぎないから」いつでもダライやラビアを見捨てることができる。
 いずれにせよ「南京事件否定論」「河野談話否定論」という「アパのデマ」に対し中国が抗議し撤回を求めることは何ら表現の自由の侵害じゃありません。
 それが「表現の自由の侵害」なら「エセ科学本(ホメオパシー説、天地創造説など)」、「エセ歴史本(ホロコースト否定論、日本・ユダヤ同祖論、「源義経ジンギスカン」説、「イエス・キリスト青森渡来説*21」など)」を批判することも表現の自由の侵害になってしまう。
 つうかそれだったら、日本ウヨ連中は「慰安婦銅像」を「表現の自由」として認めろ、つう話です。「慰安婦はデマだから不可」つうなら「アパ本の主張はデマだから不可」と反論されるだけです。勿論アパ本はデマですが。
 それにしてもこんなふざけた声明を「協議会会長」として発表できるペマ・ギャルポと「ペマを野放しにしてるダライラマ一味や自称ダライ支持者(id:Mukkeid:noharra、I濱女史、阿部治平など)」は全く何を考えてるんでしょうか?。こんなバカ共がいるのにダライ支持する気なんか俺はかけらもありません。貧乏なチベットとつきあっても金にもならないしね(中国とのおつきあいは言うまでもなく金になります)。

参考【イエスキリスト青森渡来説】
■拙記事『「キリスト」ラーメンは青森・新郷村! 住民、墓守る (追記・訂正あり)』
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20140502/5064208022

http://www.sankei.com/region/news/160430/rgn1604300042-n3.html
■産経【ウェルカム東北! 隠れた「名所」を巡る(1)】キリストの墓(新郷村) 伝説根付く“神秘の村”
 ゴルゴダの丘ではりつけの刑になったはずのキリストが実はひそかに日本に渡り、天寿を全うした? そんなミステリアスな説を裏付けるかのように、青森県新郷村に何と「キリストの墓」なるものが存在する。「そんなバカな」。真偽を確かめるべく取材をしてみると、さまざまな逸話が…。キリスト伝説が脈々と残る村は、まさに“神秘の村”だった。
 伝説の発端は、茨城県磯原町(現北茨城市)の皇祖皇太神宮に伝わる竹内古文書*22だった。「キリストが日本に渡り、106歳の天寿を全うした」と書かれていたことから、竹内巨麿(きよまろ)氏らが村を訪れ、キリストの墓を発見。昭和10年のことだった。これがキリスト伝説発祥の根源となったが、村にとっては突然降って沸いた話だった。
(中略)
 伝説は海外にも飛び火。平成16年6月に駐日イスラエル大使が墓を訪れ、エルサレム市と村の友好の証しとして、キリストが歩いたとされる石(縦約1メートル、横約2メートル)を寄贈。墓の周りに保管されている。
 キリストにまつわるエピソードも。村は昔「戸来(へらい)村」だったが、「へらい」はヘブライ語が語源という説があり、村には現在も戸来という地区が残っているのだ。
(中略)
 村民はどう思っているのか。畑仕事をしていた女性(77)に聞いた。
「見に来てければ観光客も増えで、いがべ(いいでしょう)。オラせぇ(私は)仏教だへんで(だから)。アハハ」。
 豪快に笑い飛ばす姿に、伝説を神秘・ロマンとして大切に受け継ごうという村の人たちの純粋な人間性が見て取れた。
 村産業建設課の横田堅悦課長は「真偽は別にして説を真摯(しんし)に受け止め、村の大事な観光資源として後世に伝えるとともに、地域のPRに役立てていきたい」と強調した。

 もちろんイスラエル大使はおふざけをおふざけと知りながら、「イスラエルの宣伝になる」と言う理解から協力してるわけですが、良く協力したもんだと思います。


日本李登輝友の会『ジョン・ボルトン元米国連大使が在沖縄米軍の台湾への一部移転案をWSJに寄稿』
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20170121/
 ボルトンの主張をどう評価するにせよ彼の主張は「沖縄の米軍は沖縄防衛のためにあるわけではない」ことを改めて教えてくれます。


■「アパラチア越え目指す就任式 トランプ氏支持者に同行」(朝日新聞)この素晴らしい記事を読んでいて、本多勝一*23の「田中角栄を圧勝させた側の心理と論理」思い出した(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4169
 朝日の記事は要するに「ラストベルト(自動車産業が衰退状態のデトロイトなどのこと)のプアホワイト(貧乏白人)」が「俺達は食えないんだ!。オバマは、民主党は、俺達を食わせてくれなかった!」「だから俺達はトランプを、共和党を支持するんだ!。トランプは俺達を食わせてくれると言ってる」つう話です。
 ラストベルトで民主党支持が弱いことは、マイケル・ムーアなども指摘していたことです(実際トランプがラストベルトでは勝って大統領当選を確実にした)。
 まあトランプのゲスさや「自分が食えさえすればトランプがイスラム教徒などに差別発言してもいいと言うトランプ支持者のゲスさ」、「トランプなら食えるのではないか、というそのトランプ支持は結局トランプに裏切られるだろう」つうことを踏まえた上でも「食わせられなかったオバマ」にそれなりの反省が必要なのは当然のことでしょう。
 なお、三浦曰く

私が朝日新聞の記事をほめるというのも珍しく、まあ私などに言われても朝日の方々からすれば全くうれしくないと思いますが、今回のアメリカ大統領選挙、実は、最もトランプ支持者の声を丁寧に伝えていたのは、朝日新聞のこの記事を書いた金成隆一氏*24をはじめとするいくつかの記事だったように思います。公正に認めるべきところは認めないといけない

だそうです。まあ反日だの何だのと言う話でないからこういう事を三浦は言って公正中立ぶれる*25のでしょうが、「ウヨの三浦が褒める」のならいい記事なんだ*26と思います。
 なお、「角栄*27を圧勝させた側の心理と論理*28」に共感した*29とか抜かしてますけど、本多ルポがどういう内容だか本当に理解できてるんですかね。
 どうせ三浦だから「汚職政治家の田中が勝って何が悪い、野党が力不足なんだ、本多勝一もそう言ってる」くらいにしか理解してないでしょうけど。
 この本多氏の主張(あるいは三浦が『本多氏の主張に似ている』とする朝日トランプ記事の主張)はid:Bill_McCreary氏の
■経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/1a7187cdeada28ece24c5aec214d9449
■「経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ」の実例(追記あり
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/0923078995318b8a865f3339b5611701
■「経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ」の実例(オランダ編)
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/95e7a684b7d1071f8928da30055f93b5
■「経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ」の実例(日本の自治体編)
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/dac834e188396517b2a5114aa83a363e
■「経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ」の実例(ボーイングエアバス編)
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/f76f097cb53a0a225779c516a58ad7fe
とほとんど同じです。まあ別にこういう話は中国に限りませんが。
 朝日曰く「トランプが差別主義者だろうと飯を食わせてやると約束したからラストベルトのプアホワイトが彼を支持した」と。
 そして本多氏いわく「ロッキードから金をもらっていようが知った事じゃない、上越新幹線とか地元のために角さんはいろいろやってくれた」というのが「角栄を圧勝させた論理」だと。
 こうした「トランプを当選させた論理=角栄を圧勝させた論理=身も蓋もない利益誘導」がたとえば「中国をチベット相手に圧勝させている」わけです。
 「トランプを当選させた論理(イスラム差別なんかどうでもいい、俺が飯が食えればいい)=角栄を圧勝させた論理(ロッキード汚職なんかどうでもいい、俺が飯が食えればいい)」によって「チベットの事なんか知った事じゃない、中国との経済交流が大事だ」となって、たとえば「モンゴルは2度とダライラマを国内に受け入れないと中国に約束した*30」し「ノルウェーは中国に頭を下げた*31」し「英国は女王陛下まであげて習近平*32主席を歓迎した*33」し「スペインは亡命チベット人による江沢民*34元主席への訴追を法改正までして潰した*35」わけです。
 で本多氏は「角栄を圧勝させた論理はクリーンな政治を求める私としては嘆かわしいがそれが現実である以上、きれい事だけ言っても仕方がないんじゃないか」「角さんは上越新幹線原発を引っ張ってきたという利益誘導の論理には『誤解を恐れずに言えば』別の利益誘導で対抗するしかないんじゃないか」つうことを言っていたかと思います。
 つまり本多氏曰く「上越新幹線原発は本当に新潟のためになってるのか。俺だったら別のやり方で新潟に利益をもたらす」と野党は言わないといけないのではないかと(まあ俺個人は当時、野党はクリーンな政治だけではなく、そう言うコトも言っていると思いますけど本多氏の考えではまだ不十分だって事でしょう)。
 でこの本多氏の主張をチベットにスライドさせれば「モンゴルは、ノルウェーは、英国は、スペインは酷い、何故チベットを見捨て中国にすり寄る」とか言っても糞の役にも立たないと言う事です。
 本気で三浦が「本多エッセイに共感する」なら「角栄を圧勝させた論理(身も蓋もない利益誘導)」が「中国をチベット相手に圧勝させている」事態を「自称チベット支援者」としてどうすべきか考えないといけない。まあ、ただ三浦にはそんな能力どころか意思すらないでしょう。
 三浦らウヨ連中はチベットを中国叩きに使ってるだけですから。チベットの将来なんか何一つまともに考えてない。まあ、何もこれは三浦らウヨだけでなくI濱女史やid:Mukke、阿部治平、id:noharraなどの「ダライラマ盲従分子*36」もそう言うコトをまともに考えてるかどうか。
 あるいは本多ルポや朝日トランプ記事(飯が食えるかどうかという経済的なことは重要なことだ)が意味することは三浦らウヨが反中国でも「日本企業は中国ビジネスで食ってる以上そんなもんには荷担しない、彼らは親中国でやっていく」つう意味でもあるんですが、その辺り三浦はどう思っているのやら。
 なお、こうした「きれいごとだけではどうにもならん」つうのは「中国、ロシアが支援してる北朝鮮」「ロシア、イランが支援してるシリア」も同じです。
 アンチ北朝鮮救う会やアンチアサドの常岡浩介、黒井文太郎、桜木武史などがどんなに歯ぎしりしたって現実は変わらないわけです。まず物事は現実から始めないといけない。もちろんそれは現実追従であってはいけませんが。

 私は本多氏の多くの主張にも報道記事にも正直全く共感しない人間ですし、そのジャーナリストとしての姿勢にも疑問を感じることがありますが、この記事は素晴らしかった。

 そりゃ南京事件否定論に賛同する三浦が『南京への道』(1990年、朝日文庫)、『南京大虐殺と日本の現在』(2007年、金曜日)と言う著書のある本多氏を評価するわけもないでしょう(三浦が本多氏の何を問題視してるのか具体的に書かない辺りが本当に無様です。まあ、隠したって三浦の言いたいことはモロバレですが)。
 もちろん三浦が共感しないのは本多氏だけではなく

笠原十九司氏:
 著書『南京事件』(1997年、岩波新書)、『南京難民区の百日:虐殺を見た外国人』(2005年、岩波現代文庫)、『南京事件論争史』(2007年、平凡社新書)など
常石敬一氏:
 著書『消えた細菌戦部隊:関東軍七三一部隊』(1993年、ちくま文庫)、『七三一部隊』(1995年、講談社現代新書)など
林博史氏:
 著書『沖縄戦と民衆』(2001年、大月書店)、『シンガポール華僑粛清:日本軍はシンガポールで何をしたのか』(2007年、高文研)、『沖縄戦 強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)、『裁かれた戦争犯罪:イギリスの対日戦犯裁判』(2014年、岩波人文書セレクション)、『日本軍「慰安婦」問題の核心』(2015年、花伝社)など
藤原彰氏:
 著書『南京大虐殺』(1985年、岩波ブックレット)、『南京の日本軍:南京大虐殺とその背景』(1997年、大月書店)など
森村誠一氏:
 著書『新版・悪魔の飽食:日本細菌戦部隊の恐怖の実像!』(1983年、角川文庫)など
・吉見義明氏:
 著書『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『毒ガス戦と日本軍』(2004年、岩波書店)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)など

などの方々もそうでしょう。なぜなら三浦は「本多氏の日本軍戦争犯罪の取り上げ方を問題にしているのではなく」、日本軍の戦争犯罪を批判的に取り上げることそれ自体を否定する極右歴史修正主義者だからです。id:noharraも良く三浦のような屑右翼と恥知らずに交際できるもんです。


ジュブナイルSFシリーズを讃える といってもあんまり覚えてないんだけど「暗黒星の恐怖」(キャンベル作)は原作をうまく子供向けに変えていた(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4154
 三浦もこういう「河野談話否定論」のような嘘八百じゃない「普通のエントリ」だけ書いてれば俺も批判しないんですけどね。
 で、まあ、小生は「ジュブナイルSF」つうのは角川映画やアニメ映画化された「時をかける少女」と藤子F漫画(ドラえもんキテレツ大百科など)位しか知らなくて、今も昔もあまり興味ないんでどうでもいいんですが、「ジュブナイル*37」つう事で言えば、むしろ「ジュブナイルミステリ」の方がなじみありますね。
 たとえば江戸川乱歩の『少年探偵団』シリーズてのはアレは完全にジュブナイルですよね(ポプラ社から子ども向けで出ていて、最近はどうか知りませんが、俺が子どもの頃は学校や地域の図書館に入ってました。また現在は光文社文庫から乱歩全集が出てるのでそれでも読めます)。今はアレを読む子も少ないのでしょうが「子どもだましだ」「乱歩はもう大人向け作品が描けないんだ」なんて批判もありました。実際そうした側面はあったのでしょうが、それでもアレが「多くの子どもにミステリへの興味を持たせた」つうプラスの側面は否定できないかと思います。
 後、ポプラ社からは子ども向けの「翻訳ミステリーの文庫」が出てて小生なんかはそれで、ポー『モルグ街の怪事件』、クリスティ『ABC殺人事件*38など読んだ口です。まあ、本来は「創元推理文庫」あたり読めばいいんでしょうが子どもはそんなもんは手がでない。まあ、ポプラ社には感謝しています。
 たぶん、そう言うのがなかったら小生もミステリに興味を持ったかどうか。
 後は江戸川乱歩の美女シリーズ(テレビ朝日)、金田一耕助シリーズ(TBS)などといったテレビドラマに感謝ですかね(これらはジュブナイルじゃないですが)。今だとそういうのは「探偵ガリレオ」シリーズ(フジ)あたりになるんでしょうか。
 ああ、それと最近では仁木悦子『猫は知っていた』なんて読む人も「よほどの推理小説愛好家」でもないといないでしょうが、彼女がもともとは「児童文学を書いていた」ということもあって、あの小説のテイストはジュブナイルぽい所があると思います(あれはジュブナイルとは言い難いのでしょうが)。


李登輝総統を『世界が憧れた日本人の生き方』(天野瀬捺著)が紹介
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20170119/

 タウンゼント・ハリス(アメリカ)、ヘンリー・ヒュースケン*39(オランダ)、イザベラ・バード*40(イギリス)、シーボルト*41(ドイツ)、アーネスト・サトウ*42(イギリス)、モース*43アメリカ)、ルース・ベネディクト*44アメリカ)、ブルーノ・タウト*45(ドイツ)、ヴァリニャーノ*46ナポリ共和国)、チェンバレン*47(イギリス)、アインシュタイン*48(ドイツ)など

 ウヨ本にありがちな駄本ですね。そりゃ古今東西の著名人の言葉から適当に「私はマルマル国のホニャララが好きだ」という発言を引っ張れば、いくらでもこの種の本はできるでしょう。何も日本だけでなく、欧米でも中国でもインドでも何処の国でも「世界があこがれたホニャララ人の生き方」ができる。まあバカバカしい話です。


日本李登輝友の会宮崎正弘氏が明日発売の月刊「Voice」2月号に「台湾が米国と復縁する日」を寄稿』
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20170109/
 「ウヨらしい与太」と言えば「ウヨらしい与太」ですが「復縁」つまり「国交樹立」なんかやるわけがないでしょう。


■書評 帝国の慰安婦 朴裕河朝日新聞出版 「少女像」は慰安婦の実像ではない(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4140

 植民地支配という点ではるかに残酷なことをしてきた欧米*49、今もチベットウイグルなど諸民族を植民地支配している中国、日本人をシベリアに強制連行した旧ソ連に日本を批判する資格など全くないと思っている。

 ウヨらしい三浦のゲスな居直りです。よくもまあid:noharraもこんなゲスと交際できるもんです。
 (中国以外の)アジアや「アフリカ、南米」が三浦の上げた国の中に入ってないのは「彼らには批判する資格がある」つうことではなく「日本の侵略などの被害を受けていないから批判する動機がない」とか「発展途上国だから経済大国日本を敵に回して批判出来るわけがない」とか思ってるだけでしょう。仮に「アフリカ、南米から日本批判が出たら」同様の詭弁で三浦は居直るでしょう。そもそも「歴史に汚点のない国」なんかどこにもないですから三浦のようなことを言ったら何処の国も日本を批判出来なくなる。
 一方で、三浦の理屈だと「日本だって植民地支配や侵略の悪を犯しているから、欧米や中国、旧ソ連(ロシア)を批判出来ないこと」になるんですが、「日本は何も悪いコトしてない」だの「欧米などよりマシ」だの言い出す気でしょうか。

 慰安婦を「支援」すると称する人たちの側に、真の意味での彼女らへの敬意がほとんど感じられないことである。

 むしろ「チベットを支援すると称する三浦小太郎ら日本ウヨ」「拉致被害者家族を支援すると称する救う会」「犯罪被害者を支援すると称する岡村勲ら死刑愛好家」のほうにこそ「真の意味での彼ら(チベット人拉致被害者家族、犯罪被害者)への敬意がほとんど感じられない」のですが。

 国連におけるクマラスワミ報告についても、そこでは吉田清治証言と言う虚偽情報が引用され

 デマもいい加減にしてほしいですね。クマラスワミ報告において吉田証言は重要な価値など与えられておらず、それどころか秦郁彦など吉田批判派の主張も併記されてることは有名な話です。id:noharraもよくもまあ三浦のようなデマ屋と交際できるもんです。

 私は彼ら元日本軍だった韓国人兵士に対して、そして、また慰安婦の方々にも、謝罪ではなく、その生きた歴史への敬意と、何よりも感謝の思いを伝えることこそが、日本の取るべき態度だと考えている。

 その理屈だとシベリア抑留についても旧ソ連(ロシア)は謝罪ではなく「鉄道建設などで働いてくれて、日本兵、ありがとう」と

感謝の思いを伝えることこそが、旧ソ連(ロシア)の取るべき態度

でしょうが、それやったら三浦らウヨは怒り出すでしょう。

 強制されたとはいえ近代化が行われ、様々な朝鮮民族の意識改革も、環境改善も、また日本国民との一体化も生まれたはずである。それを全て強制やマイナスとみなし、帝国主義列強に朝鮮民族が支配されていった屈辱の歴史とみることは、かえって韓国の先達、特に、日本統治下において民族としての誇りを持ちながら生き抜いた人たちへの侮辱になりかねない。

書き換えてみましょう。

 強制されたとしても近代化が行われ、様々なチベット民族の意識改革も、環境改善も、また中国国民との一体化も生まれたはずである。それを全て強制やマイナスとみなし、漢民族チベット民族が支配されていった屈辱の歴史とみることは、かえってチベットの先達、特に、中国統治下において民族としての誇りを持ちながら生き抜いた人たち(例:パンチェン・ラマやプンワンことプンツォク・ワンギェル)への侮辱になりかねない。

 しかし チベット問題については何一つこういう事言わないのが三浦らウヨです。ダライとは違い、パンチェンやプンワンがチベットに残り「何処まで実権があったかはともかく」それなりの要職(全国人民代表大会常務委員、中央民族委員会副主任など)に就いてること考えれば、「中国のチベット支配は悪」と簡単に切って捨てられるもんではないでしょうに。

 かっての日本統治よりもはるかに残酷な(ボーガス注:チベットに対する)植民地支配を、今現実に行っている中国

 「慰安婦*50の書評」で「中国のチベット統治批判の方が大事だ、韓国人は何故、中国のチベット統治を批判しない」と意味不明なことを言い出すこと自体、三浦はおよそ正気ではないですがそれはさておき。
 何を根拠に「かっての日本統治よりもはるかに残酷」と言うんですかね?。そもそも中国批判する際に「我々日本の朝鮮、台湾支配の方がマシだ」などという必要はどこにない。そういう言動は「チベットをダシに日本の朝鮮、台湾植民地支配を美化してる」と疑われても文句は言えないでしょう。というより実際に三浦らはウヨはダシにしてるだけで、チベットの将来などまじめには何一つ考えてないでしょうが。


■大井健輔のアホツィートに突っ込む

大井健輔 ‏@atomkun77
 連盟と(ボーガス注:竜王戦共催者の)読売に電話して、(ボーガス注:三浦件の疑惑を告発した竜王渡辺明の廃業と、担当理事・島朗、最高責任者・谷川浩司の辞任と引退を求めました。

 まあナンバー1(会長)谷川氏とこの問題の担当理事・島氏の辞任要求はいいでしょう(なお、彼らは既に辞任しています。谷川氏は自ら責任をとって辞任で、島氏は「建前では辞任ではなく」、佐藤新会長が理事に留任させなかったという違いはありますが)。
 しかし棋士引退だの廃業だのまともな人間の言うことではないでしょう。

■産経『【将棋】将棋連盟が外出した棋士2人を罰金処分』
http://www.sankei.com/life/news/170210/lif1702100072-n1.html
 まあ今後はこういう対応しかないでしょう。今まで外出に甘かったのでうっかりミスのようですが。

大井健輔 ‏@atomkun77
トランプ氏は台湾を国として認めるようにどんどん動いていくだろう。

 まあ常識的に考えてトランプはそう言う方向には動かないでしょうし、そう言う方向に動こうとすれば、トランプ政権は「中国対応」で手一杯で外交でも内政でも到底、身動きが取れなくなるでしょうね。中国もそんな無茶な行為を容認する程甘くない。
 しかし大井のようなウヨは何でそんな事を希望するんですかね?。


id:noharra(八木孝三)を批判する

野原燐がリツイート
中田晋介 ‏@sinsuke_nakata
 入国禁止の大統領令世界が批判する中。安倍首相「一層偉大な国になることを期待している」とエールを送り、国会では「コメントは控える」。シリアやイラクを取材した安田菜津紀さん「沈黙することは、弱い立場の人々がさらに悲惨な事態に追い込まれることを黙認すること。沈黙は罪」しんぶん赤旗日曜版

 やれやれですね。過去に「安倍のおかげでウイグル人政治犯が解放されたとデマを放言していたバカid:noharra」が「メイ・英国首相、オランド・フランス大統領やメルケル・ドイツ首相、トルドー・カナダ首相、グテーレス・国連事務総長(元ポルトガル首相)など各国要人がトランプ批判してるのに何故安倍はトランプに無批判にすり寄るのか」という赤旗の安倍批判に賛同するそうです。
 トランプ批判程度ができない安倍に何で「ウイグル人政治犯の解放」なんかできると思えるのか。
 なお、「沈黙することは、弱い立場の人々がさらに悲惨な事態に追い込まれることを黙認すること。沈黙は罪」のでいい加減「私は朝鮮学校無償化除外には意見保留」なんて恥ずかしい事言ってないで、はっきりと「弱い立場の人(無償化除外の被害者)」を応援したらどうなんですか?
 まあ、あなたが「除外支持の立場・守る会」の会員である時点で、「意見保留」なんて嘘も甚だしいですが。

野原燐 ‏@noharra
 トルコ内で子供たちがアタチュルク*51の像の前で彼を侮辱する仕草をする写真
>日本でも明治維新の価値を根柢から否定する議論が盛んになってきている、それもリベラル内部から。明治維新帝国主義だがそれ以外を発見できない、橋下維新*52と長州が嫌い*53だから反明治維新という、思想の喪失!

 これが「金日成銅像辺りならid:noharraも喜んでるだろうにね。アタチュルクだと態度違うんだなあ(苦笑)
 それはともかく、id:noharraのいう「盛んになってる」「明治維新の価値を根柢から否定する議論」とは一体何のことでしょうか?。誰のどんな主張を具体的に批判しているのかさっぱりわからないので理解に苦しみます。評価しようがない。
 俺の理解では「韓国併合などの侵略性」「自由民権運動弾圧などの反民主主義」の点で明治維新を批判する人間でも「近代化という面」では明治維新をそれなりに評価する人間が「左派も含めて」世間的にも歴史学会的にもほとんどだと思いますけどね。

野原燐さんがリツイート
島田虎之介*54 ‏@Shimatorax
〈夫のことを指す「主人」も、妻のことを指す「嫁*55」も、差別用語として広く認識されればいいとわたしは真剣に思っている〉

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20050321で「父母」ではなく「父兄」という女性差別語を使っていた差別者id:noharraが良くもいったもんです(苦笑)。

野原燐さんがリツイート
不確実性下の中田大悟 ‏@dig_nkt_v2
 (ボーガス注:天下り問題で)辞任に追い込まれた前川文科事務次官は、徹底した初等中等教育の拡充論者*56だったわけです。つまり、彼の失脚は、この国における義務教育の後退縮小が決定づけられることを意味しているのですよ。

 「前川失脚は義務教育の後退縮小をねらった陰謀ガー」というなら思いきり陰謀論ですね。それとも「前ちゃんは初等中等教育の拡充論者*57で、いい人だから処分するな」「俺、初等中等教育の拡充論者として前ちゃん留任を主張したい」とでも?。いやそれ「報道が事実ならば」無理でしょう。野原さんと類友の「中田さん」は、あまりにも前川氏に甘くねえか?。
 野原さんたら、安倍やダライ、三浦小太郎に甘いだけじゃなかったんだ(皮肉)。要するに「大好きっ子(安倍、ダライ、三浦小太郎、前川氏)」だと態度が甘くなると。カシオミニかけてもいいが、今の文科事務次官が「もんじゅ推進した人間」だったらたぶん更迭叫んでるぜ、自称「脱原発派」の野原さんは(再度皮肉)。
 そしてイヤー、北朝鮮金正恩政権とか俺とか敵視してる相手に対する態度とあまりに違うやん(爆笑)。
 そもそも前川氏の処分(次官引責辞任)や彼の後任事務次官が誰かに関係なく「初等中等教育の拡充」を教育関係者が求めるだけです。正直誰が次官でも難しい話です。財務省自民党もマジで教育に理解がないし、文科省って政治力がないから。前川氏が次官なら初等中等教育の拡充で話が進むつう単純な話でもない。
 なお、こういう時に使う言葉が「泣いて前川を斬る」もとい「泣いて馬謖を斬る」です(違うか?)。
 確かに「朝鮮学校生への態度(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20100815/1281826255参照)」から考えて「いい人」なのかもしれないですけどね。まあ少なくとも俺にとっては「朝鮮学校生に冷たい」id:noharraよりは「いい人」です。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20161210#c
河野談話否定の極右」三浦小太郎を批判すべきだと判断すれば、それはその時にする。(「いまはその時ではない」とまで判断しているわけではない。)

 「自称・河野談話支持者の癖に」自分が「河野談話否定の極右」三浦小太郎をろくに批判しないことをid:noharra本人でも認めるようです。
 しかも「ああだこうだ」言い訳していますが、その言い訳は「いずれするが今はその時ではない」。
 慰安婦問題が日韓間のホットな問題に今なっているのに、今三浦を批判しないで一体いつがそのときなんでしょうか?。しかもこの男は三浦ではなく「他の人間の名前を出して」なら「河野談話否定派を批判している」のだから言ってることが全く無茶苦茶です。
 「三浦との間にしがらみや恩義、上下関係があるからでしょうが」身近にいる河野談話否定派・三浦をいつまで経っても批判出来ない男・id:noharra(本名・八木孝三)がたとえば「朝鮮総連北朝鮮批判しろ(まあ例は朝鮮総連でなくてもいいですが)」とか「しがらみがあっても批判しろ」と言い出すのだからその恥知らずぶりには唖然とします。「自分ができないことを他人に要求した」上に「何で三浦を批判しないの?」と聞かれて「批判する義務があるのか」と居直るのがあなたですか、id:noharraさん。

id:bogus-simotukare 氏が、三浦某を批判したいなら好きにしたらよかろう。

 あなたに言われなくても三浦批判なら以前から自ブログで好きにしていますが。

私のコメント欄を使うのは拒否する。

 そんな拒否に正当な理由があるとは全く思いませんので、今後も「何で自称・河野談話支持者の癖にid:noharraさんは何一つ『河野談話否定の極右』三浦小太郎をろくに批判しないの?」と質問コメントしますね。まあ、あなたが「都合の悪い俺のコメントは削除したい」のなら勝手にそうして下さい。ちなみに、あなたのブログにコメントしてるのは、今や俺だけですよね(苦笑)。俺以外の誰からも相手されてない*58のに、その俺を敵視ですか?。つまり本当は「質問大歓迎」じゃないわけですね(苦笑)。
 「質問のない安全地帯(自ブログやツイッター)で放言すること」がid:noharraのやりたいことでしょう。対話する気なんか最初からid:noharraにはない。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20170113#c
「>>国連におけるクマラスワミ報告についても、そこでは吉田清治証言と言う虚偽情報が引用され<<
デマもいい加減にしてほしいですね。クマラスワミ報告において吉田証言は重要な価値など与えられておらず」 についてはおっしゃるとおり。
 三浦個人にメールする必要は、別に感じていない。

 吹き出しました。クマラスワミ報告支持者を公言してる手前「三浦はクマラスワミ報告を吉田証言の引用を理由にデマ報告扱いしてますけど、あの報告書では秦郁彦の吉田批判なども併記されており、吉田証言には重要な価値など与えられてないからデマですよね!」という俺の指摘については、渋々ながら「ボーガスの指摘の通りだ」と三浦がデマ屋であることを事実上認めたid:noharraです。
 しかしそれでも「自分から積極的に三浦を批判する気はない」そうです。何なんですかね、このデタラメぶり。前も指摘しましたが、これでよくもまあ、「朝鮮総連北朝鮮批判しろ(まあ例は朝鮮総連でなくてもいいですが)」とか「しがらみがあっても批判しろ」なんて他人に向かって言えるもんです。どう見ても三浦とのしがらみで批判を逃げてますよねえ、id:noharraは。それとも内心では三浦同様、クマラスワミ報告を否定したがってるのがid:noharraでしょうか。


■舩木信之さん(民社人権会議幹事)がお亡くなりになりました。(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4135
 どう見ても旧民社党連中は「外国人差別(西欧社民主義はむしろ排外主義反対)」「女性差別(西欧社民主義はむしろ男女平等)」などと西欧社民主義とはかけ離れてる上、自民党との違いが分からないので「旧民社にとって社民主義って何なんだ?」と本当に不思議に思います。
 むしろ西欧社民主義に近いのは「旧民社に比べれば」という相対的な意味ですが、共産党社民党(あるいは前身の社会党)、社民連*59の方でしょう。旧民社のどこが社民主義かさっぱり分かりません。反動右翼と見分けがつかない政治勢力「旧民社」が「右翼労組・旧同盟系とは言え」労組の支援を得て、社民主義を名乗るというのも、共産党が「ある種の社民性」を持っている*60というのも日本政治の奇怪なところではあります。欧米人なんか「WHY?」じゃないか。


■【釜山・慰安婦像設置】民団トップが撤去求める 「私たち在日同胞の切実な思い」 (産経新聞) この発言は全面的に正しい!(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4126
 歴史修正主義極右の三浦がこういう発言をする事は予想の範囲内ですがid:noharraら「守る会」の面子もこんな男をよくもまあ「守る会」代表や副代表、事務局長という役職につけながら「朝鮮学校の歴史教科書は朝鮮戦争について未だに北進説だ」なんて非難ができるもんです。id:noharraに至っては自ブログやツイッターで「銅像撤去論には反対だ」と言いながら「銅像撤去派」「河野談話否定論」三浦とつきあってるんだから呆れます。
 本気で「撤去論に反対、河野談話支持」なら何故、id:noharraは撤去論、河野談話否定の三浦とつきあえるのか。要するにid:noharraは嘘つきです。
 それにしても三浦がこういう暴論をはくのは何ら驚きではありませんが民団トップ(呉公太団長)がこの発言てのには呆れましたね*61
 「日韓関係を修復したい(民団トップ)」てそのためには慰安婦を踏みつけにするのが民団なのか。つうか正直、こんな発言を「民団外の在日*62」が支持せず、民団を批判するのは当然として、民団内部ですら批判が出るのではないか。「三浦や産経のようなウヨ」に「歴史修正主義、戦前日本賛美的な意味」で褒められる程、在日にとって恥ずべき、屈辱的なこともあまりないでしょう。
 「日本人マジョリティである俺」が無責任に弱い立場の在日に対し「日本社会との対決」をけしかけるのは無責任だとは思います。とはいえこうした「日本人マジョリティとは対立しないのがベター」なんて腰抜けな態度では、廃止された「指紋押捺制度」は今も存在していたでしょうし、「日立就職差別事件」のような在日への就職差別も未だに温存していたでしょう。
 今や朝鮮学校韓国学校卒でも「大検を受けなくても」大学入学が確か可能ですが、そんなこともこんな腰抜けな態度ではできなかったでしょう。
 この民団トップの態度は「慰安婦同胞への裏切り」であるとともに「在日差別と戦い続けた諸先輩方」への裏切りでしかありません。「朝鮮学校無償化除外」に賛同し、ウヨと野合してる時点で民団など大して評価も期待もしていませんがここまで酷いとは思いませんでした。
 そんな腰抜けな態度で「外国人地方参政権」など在日が獲得できるのか。
 「日本ウヨに媚びて媚びて媚びまくりますから、ぜひ名誉日本人として外国人地方参政権を認めて下さい」というのが民団なのか。呆れて二の句が継げません。せめて「銅像撤去などおかしい」と「日本ウヨが怖くて」批判しない、できないまでも、黙っていたらどうなのか。銅像撤去など唱えて、ウヨにこびへつらって恥ずかしくないのか。
 こんな事ではそのうち「関東大震災では朝鮮人虐殺などなかった、不逞朝鮮人の暴徒を鎮圧しただけだ」「いや虐殺があったとしても日韓友好のためにそう言うコトは忘れ去ろう」「加藤康男関東大震災朝鮮人虐殺」はなかった!』(ワック文庫)のような虐殺否定論も民団は、あるいは在日は大目に見てくれ」「そういうことをぐちゃぐちゃ言うと北朝鮮を利する」と日本ウヨに言われたらこの民団トップは「そうですね、アレはなかったことにしましょう、日韓友好のために、そして北朝鮮を利さないために」と言い出すのではないのか。「日韓友好のためなら過去を忘れ去ろう」といって慰安婦を踏みつけにするのならたとえば「関東大震災で虐殺された在日同胞」を踏みつけにすることも簡単なことでしょう。
 そもそも「繰り返しになりますが」この民団トップの態度は民団内部の了解も取れてないのではないか(「在日同胞の思いを代弁した」などとこのトップは在日代表面していますが)。慰安婦問題で元慰安婦に対して一定の同情の念を感じる人間*63ならこの民団トップの発言には怒りしか感じないでしょう。「現代の親日派*64・媚日派」というべきか、「韓国併合時なら日本政府の走狗となった輩」というべきか。
 民団からもこの発言に憤激し、批判者、離脱者が相次ぐのではないか。それともそんなまともな人間はもはや「既に自ら民団を見限って離脱したり、あるいは主流派に除名されたりして」どこにもいないろくでもない集団が民団なのか。これでは民団に喜んで入る人間など在日にはもはやいないのではないか。
 三浦は「撤去しないと日韓対立で北朝鮮を利する」などとふざけたことを抜かしていますが、そもそも三浦ら日本ウヨが撤去など要求しなければ、もめません。「もめたら北朝鮮を利する」というならもめ事を作って北朝鮮を利しているのは三浦らウヨの方です。
 「原爆や東京大空襲で米国を批判するとソ連を利する*65」なみの暴論です。
 「被害者がうけた被害を語り継ごう」とするのは慰安婦に限らず、被害者の自然な感情であり、それを加害者が「不快だから辞めろ」などというのは醜い居直りでしかありません。
 「加害のことなど水に流せ」と三浦が言うのなら三浦は米国ウヨが「日米友好のために原爆ドームなんか壊せ、米国の加害にこだわるな」といったら賛同するのか。いや「核武装派」「米国ポチ」の三浦は意外と「そうだぶち壊せ」というかもしれませんが(毒)。
 あるいはロシア右翼が「日露友好のために日本はシベリア抑留資料の世界遺産登録を撤回しろ。舞鶴の記念館も解体しろ。ロシアの加害にこだわるな」といったら三浦は「そうだ、解体しろ」というのか。呆れて二の句が継げませんね。

*1:『タイムマシン』、『透明人間』、『宇宙戦争』等で知られるSF作家。第一次大戦後、戦争を根絶するために国際連盟の樹立を提唱。著書『新世界秩序』では、軍備の非合法化を訴えた。また、母性保護基金、糖尿病患者協会、新百科全書、人権宣言などの運動を行なった。

*2:連戦内閣法相、台北市長などを経て総統

*3:産経新聞編集委員。著書『金正日を告発する:黄長菀の語る朝鮮半島の実相』(2008年、産経新聞出版

*4:盧武鉉政権大統領秘書室長、新政治民主連合代表、「共に民主党」代表を歴任

*5:後で述べますが合意違反など何処にもありませんし、合意違反が仮にあるとしてもこうした行為が許されるとは俺は思いません。特にスワップ交渉なんて何一つ慰安婦と関係ないでしょうよ。「米国との間に問題(TPPと関係ない話)が生じたからTPPから離脱します」位おかしい。

*6:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*7:高雄市長、首相(陳水扁政権時代)などを経て、現在、台北駐日経済文化代表処代表

*8:著書『中国の少数民族教育と言語政策(増補改訂版)』(2008年、社会評論社)、『民族の創出:まつろわぬ人々、隠された多様性』(2014年、岩波書店)、『出雲を原郷とする人たち』(2016年、藤原書店

*9:「出雲民族を認めること」の何処が歪んで異様か分かりません。酒井が「日本は単一民族でスバラシイのに朝日と岡本がデマで多民族だと誹謗してる」つう被害妄想を持ってるとしか理解できません。

*10:ただし正直、岡本本を読んで確かめる程の興味はありません。

*11:アイヌ民族琉球民族、あるいは古代のいわゆる渡来人を考えれば「岡本説(出雲民族)の是非」に関係なく多民族国家と言っていいと思いますが。

*12:明らかに酒井にはそうした心情が認められます。なお、多民族であることも単一民族であること(単一民族なんてほとんど存在しないんじゃないかと思いますが)もどちらも「ただの事実」でしかなくそれ自体は善でも悪でもありません。

*13:これは明らかに虚偽ですが

*14:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相。

*15:外務事務次官、駐米大使など歴任

*16:橋本内閣北海道・沖縄開発庁長官、小渕内閣官房副長官など歴任

*17:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相たちあがれ日本代表、日本維新の会代表代行、次世代の党党首など歴任

*18:小泉内閣法務大臣政務官たちあがれ日本参議院幹事長など歴任

*19:抗議デモをすることは何ら言論弾圧ではない。大体「朝日新聞を許さない」だの言ってデモしてる奴らが何の冗談でしょうか。自分らの抗議デモだけはきれいなのか。

*20:まあ実際そうですが

*21:まあ「イエス青森渡来(新郷村が実際に町おこしに使ってる)」や「ジンギスカン源義経」はおふざけでやるなら許容範囲かも知れません。(ただし当初は明らかなトンデモ・エセ歴史学でおふざけではないです)。

*22:もちろん発見者だという竹内巨麿らによる捏造文書。

*23:敬称つけないあたりが実に反動極右の三浦らしい。

*24:著書『ルポ・MOOC革命:無料オンライン授業の衝撃』(2013年、岩波書店)、『ルポ・トランプ王国:もう一つのアメリカを行く』(2017年、岩波新書

*25:河野談話南京事件だと朝日に不当な罵倒をするゲスが三浦です。

*26:ただ俺の理解ではこういうプアホワイトを取り上げた記事は朝日以外でも読んだ覚えがありますが。

*27:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*28:うろ覚えですが俺もこのエッセイは読んだ記憶があります。

*29:まあ三浦が言うように確かにトランプ記事に似ている内容ではありますね。

*30:例えば■産経『モンゴルのムンフオリギル外相がダライ・ラマ訪問を認めず、中国配慮か』(http://www.sankei.com/world/news/161221/wor1612210039-n1.html)、■人民日報『外交部、モンゴルがダライ訪問事件から教訓をくみ取るよう望む』(http://j.people.com.cn/n3/2016/1222/c94474-9158086.html)参照

*31:例えば■産経『中国、ノルウェーが6年ぶりに関係正常化 「一つの中国」堅持とノルウェー 「深く反省」と中国も評価』(http://www.sankei.com/world/news/161220/wor1612200034-n1.html)、■人民日報『外交部、中国とノルウェーの関係正常化について』(http://j.people.com.cn/n3/2016/1220/c94474-9157030.html)、『中国・ノルウェー関係の立て直しは国家関係の発展において守るべき規則を示す』(http://j.people.com.cn/n3/2016/1220/c94474-9157120.html)参照

*32:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*33:たとえば■産経『【習近平訪英】キャサリン妃、初の英公式晩餐会 「歓待」示す赤のイブニングドレス』(http://www.sankei.com/world/news/151021/wor1510210039-n1.html)、『【習近平訪英】中国と英国、7兆円超の巨額契約締結』(http://www.sankei.com/world/news/151022/wor1510220034-n1.html)、■人民日報『イギリス各界、習近平主席訪英の成果を高く評価』(http://j.people.com.cn/n/2015/1026/c94474-8967116.html)参照

*34:電子工業大臣、上海市長・党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*35:例えば■産経『スペイン、江沢民氏の訴追中止へ』(http://www.sankei.com/world/news/140624/wor1406240012-n1.html)参照

*36:いやid:noharra先生は「三浦小太郎盲従分子」ですか?

*37:ウィキペディアに寄れば最近は「ティーンエージャー小説」「ヤングアダルト小説」などと言う表現がむしろ一般的なようですが。

*38:まあ、ABC程リアリティがないトリックもないですが(ちなみに『八つ墓村』は明らかにABCにヒントを得ています)。「1人だけ殺せばいいのに、変質者の犯行に見せかけ、捜査攪乱を狙って二人以上殺す」なんてのは「名張毒葡萄酒事件」「和歌山毒カレー事件」のような「1度に複数殺す」ケースならともかく、連続殺人なんてことはありえない。「犯行現場に自分の持ち物を落とす」「被害者の反撃で怪我を負う」などで犯人逮捕の危険性が増すだけだし、ただの殺人狂じゃないですか。

*39:著書『ヒュースケン日本日記:1855〜1861』(岩波文庫

*40:著書『ロッキー山脈踏破行』、『日本奥地紀行』、『中国奥地紀行1・2』(以上、平凡社ライブラリー)、『朝鮮紀行:英国婦人の見た李朝末期』(講談社学術文庫)など

*41:著書『日本植物誌』(ちくま学芸文庫)、『シーボルトの日本報告』(東洋文庫

*42:著書『一外交官の見た明治維新(上)(下)』(岩波文庫)など

*43:著書『日本その日その日』(講談社学術文庫

*44:著書『文化の型』、『菊と刀』 (講談社学術文庫

*45:著書『日本美の再発見』(岩波新書)、『日本文化私観』(講談社学術文庫)、『忘れられた日本』(中公文庫)

*46:著書『日本巡察記』、『東インド巡察記』(東洋文庫

*47:著書『日本事物誌1・2 』(東洋文庫

*48:著書『相対性理論』(岩波文庫

*49:何を根拠に「かっての日本統治よりもはるかに残酷」と言うんですかね?。

*50:慰安婦名誉毀損刑事告訴民事訴訟されるような駄本、吉見義明氏ら専門家に酷評される駄本ですが。

*51:トルコ共和国初代大統領。「カリフ制度廃止」などの近代化、非イスラム化(世俗化)を推進した。そのためイスラム主義者からは必ずしも評判が良くない。

*52:橋下維新が嫌いだから「明治維新評価しない」なんて人は俺は見たことがないですが?

*53:明治維新を実行した長州出身の木戸孝允伊藤博文らが嫌い、政治家として評価しないから維新も評価しない」なら「是非はともかく」一つの価値観であり何の問題もないでしょう。たぶん野原の言ってる事ってそういうことではないのでしょうが。

*54:マンガ家。2008年、『トロイメライ』で手塚治虫文化賞新生賞を受賞。

*55:嫁というのは「妻」というより「(舅、姑にとっての)息子の妻」ですよね。

*56:本当かどうか知りませんがそれ言うと話が進まなくなるので正しい前提で話を進めます。

*57:意味がよくわからないけど25人学級や30人学級といった少人数学級に好意的とか?

*58:コメントが多ければいいわけでもないですが、コメントが全くないってのも無様だと思います。

*59:まあ共産党はともかく社民党社民連は「社会民主主義政党である」と自ら自称している(していた)わけですが。

*60:むしろ社会党最左派(いわゆる社会主義協会派)のほうがソ連べったりだったかと思います。

*61:なおトップは「日韓合意」云々と言っていますが合意の何処にも「銅像撤去」などと書いていませんので合意を仮に支持する立場でも撤去論など正当化出来ません。撤去を合意で正当化するには「発表された合意とは別に密約がある」とでもしない限り無理でしょう。そしてそんな密約はそれこそ正当化出来る代物ではない。

*62:わかりやすい例では機関紙・朝鮮新報で銅像撤去論を批判してる朝鮮総連があります。もちろん朝鮮総連以外にもあるでしょうが。

*63:俺もその端くれのつもりです

*64:もちろん良い意味で親日と言ってはいません。悪い意味です。

*65:実際、過去にはそう言うウヨもいたようですが。