「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート127(追記・訂正あり)

韓国籍男性の仏像破壊事件、もう一度言います。韓国民団、絶対こういう時は声明を出したほうがいい。そうでないと在日コリアンは立場がないですよ。(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4058
 やれやれです。靖国で爆発物を破裂させた容疑で韓国人が逮捕されたときも三浦は民団相手にこんな事言ってましたけど。三浦の言う「もう一度」てのはそう言う意味です。
 今回の件も靖国の件もそうですが、何で「民団メンバーでもない」のに声明を出さないといけないのか。民団も暇じゃない。こんな事で声明を出さなくても、まともな人間は誰もこんな奴らと民団や在日を同一視しないし、むしろ「出さないと同一視される」のなら日本社会が異常なだけです。
 なら日本右翼が何か不祥事を起こしたら毎回毎回三浦らウヨは「自分と何のつながりもなくても」声明出すのか。たとえば加藤紘一氏の自宅が放火されたときに三浦らウヨは『ウヨを名乗る人間から犯罪者が出たことは嘆かわしいことだ』などとして「何か批判声明を出した」のか。まあ出してないでしょうが。
 むしろ「救う会メンバー(例の刀剣友の会ですが)から逮捕者が出たとき」に「我々の内部からこうした不心得者が出て田中均氏らにご迷惑をおかけして申し訳ない。」という謝罪一つしなかった救う会の方がよほど問題だと思いますがもちろん「巣くう会の類友」三浦はそんな批判を救う会にはしません。まあその結果救う会は世間から見捨てられつつあるから自業自得ですけど。 

 私のあった範囲内での確信ですが、在日韓国人の場合、どんなに日本の歴史や政治に対し異論のある人*1であろうとも、こんなことをするとは思えないし考えもつかないと思う。

 ウヨの三浦と会うような人間は
1)ウヨに親和的
2)正直三浦のようなウヨが大嫌いだが、それを顔に出さない程度には大人
でしょうからまあそういうことはしないでしょうね。つうか普通の人間は犯罪なんかしません。

 韓国民団は誇るべき歴史がある。それは朝鮮戦争の際、義勇軍を送って祖国韓国を守ろうとしたこと。そして、北朝鮮帰国事業を、共産主義国家に同胞を送り込むものとして阻止しようとしたこと。

 普通はもっと無難な「在日の生活改善」「日韓友好」をあげるでしょうにね。特に後者の阻止なんて「韓国に帰国しよう」なんて平和的な運動じゃなくて帰国運動に関わる人間に対し、当時の民団は暴力まで発動しているのに何が誇れるのか。


■加藤拉致担当相の記者会見を見る

加藤内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成28年12月6日 - 内閣府
・本日の閣僚懇談会において、各大臣に「北朝鮮人権侵害問題啓発週間への協力」をお願いいたしました。

にもかかわらず質問は

(問)NHKの伏見と申します。
 昨夜、安倍総理大臣が、真珠湾を現職の総理としては初めて訪問して、アメリカのオバマ大統領とともに慰霊をされるというようなことを発表されました。大臣は拉致の問題に加えて、副長官時代も日米外交と大きく関わってこられたかと思うのですけれども、こういった経験も踏まえて、今回の訪問に対する受止めをお聞かせいただければと思います。
(問)共同通信 比嘉です。
 関連で伺います。今回、安倍総理がハワイ訪問を発表する前に、次期大統領のトランプ氏と異例の会談をしたということで、米国側の不興をかったという指摘もありましたが、今回のオバマ大統領とともに真珠湾を訪問することによって、これがリカバリーされたというふうにお考えでしょうか。
(問)朝日新聞の高橋です。
 真珠湾に関連してなのですが、真珠湾の訪問について、一部では内閣の支持率がまた上昇するのではないかと、それに伴って解散をするのではないかというようなことをおっしゃる方も、ここ永田町では一定程度いらっしゃるのですが、大臣御自身、一政治家としてでもよろしいのですが、解散の見込みみたいなものはいかがでしょうか。

と「安倍の真珠湾訪問関係」ばかりです。これ一つとってもいかに拉致が風化しているかが分かります。

平成28年12月9日(金)
 冒頭、3点。まず、北朝鮮に対する我が国独自の制裁措置に関しまして、本日12時半から、8号館5階会議室にて、拉致被害者御家族等の皆さんに対する説明会を開催いたします。
(中略)
 それから、休眠預金に関してでありますが、総理の御指示により、本日より、休眠預金の活用に関する事務を私が担当することになりました。
(中略)
 3点目でありますが、12月11日に、福岡県主催による、ホテルセントラーザ博多で開催されます「福岡県結婚応援宣言大会」に出席し、少子化対策担当大臣として挨拶をさせていただくこととしております。

で質問は

(問)共同通信、比嘉です。よろしくお願いします。
 休眠預金活用の件でお伺いします。
 今の御説明によりますと、大臣が御担当されるのは、2019年から始まると言われている分配の部分ということなのでしょうか。公募があるかと思うのですけれども、選定のプロセスであったり、分配先を決定することが大臣の所管ということになるのでしょうか。
(問)朝日新聞の高橋です。
 関連してなのですが、今後のスケジュール、今、審議会のお話もあったのですけれども、給付開始を2019年とするならば、どのようなスケジュールで進んでいくというふうに考えておられるのでしょうか。スケジュールはどのように考えておられますか。
(問)NHKの伏見ですが、関連で二つありまして、今、準備室を設置ということがあったのですけれども、どういうタイトルの準備室なのかというのが1点と、もう1点は実際に配るまで3年程度かかるということだったかと思うのですけれども、審議会のスケジュールとか、近々どういうスケジュールで事務作業を進めていくのかというのをもう少し具体的にあれば教えていただけないかと思います。
(問)テレビ朝日の柊と申します。
 休眠預金に関してなのですが、これからということなのですけれども、例えば大臣の頭で描いている活用の仕方、もう少し具体的に何かこういうところに使いたいというのを、もう少し広げて教えていただければと思います。
(問)共同通信、比嘉です。
 審議会に関して1点お伺いします。
 この審議会のイメージなのですが、一般の有識者の方を入れて議論するという形になるのでしょうか。

と「吹き出しそうになるくらい」休眠預金関連の質問ばかりです。これ一つとってもいかに拉致が風化しているかが分かります。


■大井健輔のツイッター

大井健輔 ‏@atomkun77
・テレビ番組の世界番付でわざとオレンジを落として拾ってくれる国がどれだけあるかやっている。日本は一位。確かに興味深い結果だが、しかし誰かクラスでいじめられていて、それを見て見ぬふりをしないで助ける人間がどれだけいるのだろう。本当の優しさは勇気が必要。拾い物くらいじゃわからない。
・日本の乳児院にいる乳児が、日本の家庭では引き受け手がいないので、海外の子供が欲しい人につなぐ団体に申請したとか。日本の家庭では引き受けられないらしい。アメリカ人などのほうがよほどadoptionに積極的で、愛情を込めて育てるのだとか。
クローズアップ現代 「奨学金が返せなくて自己破産が多発」
 日本人は身内に対して、自国民に対してどうしてこうも優しくないのだろう。
・ドキュメンタリー動画が大好きで、庶民の苦しみ(ボーガス注:ながらも?)幸せ(ボーガス注:を目指す姿?)を見ると元気が出る。大体そこで彼らが発する一言がある。
「人なんか助けてくれない」(母親に虐待され続けて18年の子や、鵜浦トシさん一家と仲の良かった小林さんなど)
日本人A氏四十代も
「日本人ほど薄情な人間はいないだろう」
・「職業ウヨク」「売文保守」のいう「日本人は東京裁判史観に洗脳されている」だとかいう言説は大体ウソであって、日本人ほど他国(欧米のぞく)に優越感を持っている民族はいない。どんな日本のビジネスマンと話をしても、「アジア人ですから」といった見下しの言葉は何度も聞く。

 珍しくすべて共感できるのですが、なんでこれでウヨなんですかね?


■弯曲していく日常「王力雄の『黄禍』はすごい」
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20161210#p1
 小生に「読まなくてもアマゾンのあらすじ紹介だけでも駄本とわかる」「中国共産党総書記暗殺だの内戦勃発だの難民だの馬鹿げてる」「福岡のローカル極右無名出版社が翻訳して、小学館講談社といった大手が手を出さなかったのがよく分かる」と酷評されたことがよほど不愉快だったようです。
 とはいえこの「すごい!」と言う文章を読んでも何がすごいのかさっぱりわかりません。

 王力雄さんが5年前日本に来た時お目にかかることができ、その時の彼の佇まいに強い印象を受けていたからだ。小柄だが強い意志を感じさせる、宗教的なオーラさえ感じた。

 オーラがあろうがなかろうが駄小説は駄小説です。つうか「オーラ」だったらたぶん「ヒトラースターリン」にもあるでしょう。悪人だろうと「それなりのやり手」には「それなりのオーラ」がある。
 つうかこの「黄禍」見てて「非常識さにデジャビュ感があるな」と思ったんですが、以前ビッグコミックで連載されてた『今、そこにある戦争』に似てます(苦笑)。
 単行本持ってないんでうろ覚えでかつ「おおざっぱなあらすじ」だけ書きますが、
1)中国が「米国の支援を受ける親米派」のクーデターによって政権が乗っ取られるが、この親米派は「アジアの覇権を日本から奪う」という「対日タカ派
2)自国の利益しか考えてない米国支配層は「中国が親米政権なら日本なんか叩き潰されていっこうにかまわない」と彼らの対日強硬姿勢を「裏で」支持し、日中に戦争の危険
(なお、マンガの設定上では改憲がなされ、自衛隊集団的自衛権行使も可能となっている)
3)主人公の外務官僚は、ロシアに働きかけ「中国が日本に侵攻したらロシア軍を中国に突撃させる」と牽制させるなど、術策の限りを尽くし、クーデター派の企みを粉砕、その結果、クーデター派は失脚し、「クーデター派に打倒された側」が復権日中友好関係を維持するとともに「中国に大いに貸しを作る」
という「そんなん、ねーよ!」つう話でしたが。まあ、さすがにこの『今、そこにある戦争』では「中国の主流派は日本との友好関係をそれなりに考えてる」「ロシアも日中戦争なんか望んでない」と言う常識的設定*2で、かつ「一応ハッピーエンド(日中戦争回避)」なので、まあ「一応無難なオチ」とは言えるでしょうが、「黄禍」はそうじゃないですからね。


朝鮮学校は歴史のくびきから解放されるべきである 長瀬たけし神戸市議の勇気ある議会質問
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01207
 ウヨの神戸市議、つまり三浦の類友のバカ長瀬が朝鮮学校を誹謗中傷したというだけのくだらない話です。もちろんウヨ政治家・長瀬による朝鮮学校への言いがかりなど勇気など何一つ必要ない行為です。
 「軍部批判演説で除名決議案が提出された斎藤隆夫代議士」「治安維持法を国会質問で批判して右翼テロリストに暗殺された山本宣治代議士」なんぞとは全く違う。

全国の政治家がこの問題に及び腰

 と言うより極右でもない限り朝鮮学校敵視なんかする気にならないでしょう。票にならないし。


■国際セミナー「激動する南北情勢の中で拉致問題を考える」(12月9日、救う会) 参加する金泌材氏の論考を紹介します
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01204
 主催が巣くう会だからある意味当然ですが出演者の面子が「西岡力」「島田洋一」「古森義久」て何の意味があるんだって面子です。
 しかし古森を客員教授にしてる国際教養大つうのは「梅原克彦・元仙台市長」も客員教授にしてましたし常軌を逸したウヨ大学のようです。一応、秋田県の「公立大学」らしいんですけどね。公立で右翼ってわけがわかりません。中嶋嶺雄(故人)を以前学長にしたのが良くなかったのか。

【追記】

http://jinf.jp/news/archives/19660
 金泌材(キムピルジェ)・趙甲済ドットコム記者は、12月9日、国基研企画委員会でゲストスピーカーとして、「北朝鮮核問題、韓日関係、韓国の政治状況」と題して、韓国及び北朝鮮の現状と今後の見通しなどについて語り、櫻井よしこ理事長をはじめ理事、評議員及び企画委員と意見交換した。
(中略)
 金記者はまず、現在の韓国の危機的状況について語った。特に保守系の政治家でさえ助け舟を出せない今の朴槿恵大統領の倫理観の欠如に対しては打つ手なしという。これは個人の資質の問題*3としても、現在の大規模デモは親北左派系の組織的な煽動工作であるにもかかわらず、燎原の火のごとく広がりを見せる原因は、李明博から朴槿恵政権にいたるまでの失策にあるという。つまり、民主労総(全国民主労働組合総連盟)70万人を野放図に放置*4してきたつけがまわってきたためだと説く。

 朴批判するどころか、反朴デモを北朝鮮シンパ呼ばわりしたり、労組を敵視したり異常きわまりない韓国極右が金泌材のようです。まあ桜井「国基研」や西岡「救う会」、三浦「守る会」といった日本の右翼団体とつきあってる輩ですから予想の範囲内ですが。


■今日は上映会ですが、原節子の戦前・戦中映画といえばおすすめはこの3作(とりあえず)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4048
 3作全部国策映画ってのが三浦らしいですね。前も指摘しましたが何も原は戦前、戦中、国策映画にしか出てなかったわけじゃない。
 ウィキペ「原節子」を見るだけでも

・『河内山宗俊』(山中貞雄監督、1936年)
・『丹下左膳・日光の巻』(渡辺邦男監督、1936年)
・『忠臣蔵』前後編(滝沢英輔山本嘉次郎監督、1939年)

と言う娯楽映画に出ていたことが分かります。別に国策映画を紹介しても三浦の自由ですが「おすすめ」と表現して国策映画にしか出てなかったみたいな誤解広めるのはやめて欲しいですね。
 あくまでも、国策映画好きの三浦にとってのお勧めでしかないわけですから。少なくとも娯楽的な意味でのお勧めは国策映画ではないでしょう。


■12月18日、江東映像文化振興事業団 2016年度謝恩会(古谷経衛氏の講演あります)ならびに、17日映画「マンドハイ」上映会のお知らせ(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4038

古谷経衛氏の講演あります

 たぶんそのうち直すでしょうが、「古谷経衛」て誤記は酷い。自分の入ってる会の会長の名前なのに。ちなみに古谷の名前は「経衡(つねひら)」です。
 奥州藤原氏四代の「藤原清衡(きよひら)−基衡(もとひら)−秀衡(ひでひら)−泰衡(やすひら)」の「衡」ですね。
 三浦が古谷の名前を「古屋(安倍の子分・古屋圭司国家公安委員長の古屋、です)」と打ち間違えるならまだ分かりますが酷い誤記です(まあそれだって失礼ではありますが)。
 「衛」は「ひら」とは読まないし、「衡(こう)」は「えい」とは読まないわけです。まあ「衡」て見た感じは確かに「衛」に似てますが。
 三浦って古谷の名前について
1)「つねひら」ではなく「つねえ」だと思ってた
2)「衛」を「ひら」と読むと思ってた、のどっちなんですかね。
 下の名前まで呼ぶことはまずないとは言え、「何だかなあ」ですね。「古谷君の名前は奥州藤原氏ぽいけど何でこういう名前になったの?」とかいう会話がなかったんですかね。
 まさかとは思いますけど三浦って奥州藤原氏の名前も間違って覚えてるのか。まあ、一般人ならともかく常日頃「伝統ガー」と言ってるウヨの三浦が「奥州藤原氏の名前を間違って覚えてたら」かなり恥ずかしい話だと思います。

 モンゴル共和国映画「マンドハイ」の上映会を行います。

 単に「モンゴル」ではなく「モンゴル共和国」とわざわざ言って「モンゴル人民共和国共産党一党独裁時代)」じゃないアピールしてるのが反共ウヨらしい。ただしウィキペ「モンゴル」や外務省サイト(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mongolia/)に寄ればこの三浦の記述は間違いでモンゴルの正式国名は「モンゴル・オルス(オルスは国の意味)」なので「モンゴル国」と訳すのが正しいようです(確かにモンゴルは共和国ですが)。
 ちなみに日本の今の正式国名は「日本」で何もつきません(戦前は「帝国」がついた)。王国なのか共和国なのかについては「象徴天皇をどう理解するか」で争いがあります。

 「反戦」では戦争に対抗できません。「反戦イデオロギー」は戦争の存在そのものを前提としているから。

 「はあ?」ですね。三浦の主張の意味がさっぱりわかりません。
 この三浦の珍論ではたとえば

・「反共」では共産主義に対抗できません。「反共イデオロギー」は共産主義の存在そのものを前提としているから。

などとなるでしょうがそれを三浦は支持するのか(まあ、三浦レベルの低レベルな反共って『共産主義の存在がなくなったら、全く使えない』レベルのゴミクズですけど)。
 それはともかく、戦争をなくすために必要なこと、それは「何故戦争が起こるのかを分析し、戦争原因をなくすこと」これしかないでしょう。つうか基本的には病気だって経営失敗だって何だって「原因分析とその是正策の検討」が「問題点解決」に重要なことです。
 そこで重要なことの一つ(勿論全てではありません)が「戦争の悲惨さを伝えること」です。
 戦争が起こる原因の一つは「戦争の悲惨さがわかってないこと」だからです。「自国が戦場ならともかく」ベトナム戦争のような「異国での戦争」では米国人に悲惨さは伝わりにくい。だからこそ戦争に米国人が躊躇がなくなるという面はあるし、だからこそ戦争の悲惨さを伝える必要がある。反戦映画にはそう言う意味があるわけです。


■酒井信彦『日本は精神奴隷状態に陥った』
http://sakainobuhiko.com/2016/11/post-297.html

 最近、日本国憲法がいかに他国の憲法のコピーで作られたかを、精細に明らかにした高尾栄司著『日本国憲法の真実』*5によれば、日本国憲法天皇を人質とするという、真に卑劣な恐喝によって、日本国民に押し付けられたものである。1946年2月13日、外務大臣官邸において、ホイットニー*6は松本丞治*7に対して、(ボーガス注:天皇を象徴とする)アメリカの憲法提案を受け入れなければ、「天皇の身柄は保障できない」と言い放った(同書、235〜237頁)。これこそ最も犯罪的な押しつけに違いない。

 脅しじゃなくて「天皇が戦前と変わらない主権者じゃ、ソ連中華民国辺りの天皇制廃止論とか裕仁天皇を戦犯として裁けとか、裕仁天皇を退位させろ(皇太子が即位し、摂政がつく)とかいう主張を、俺達米国も抑え込めないから、その辺り考えて欲しい」つう「客観的事実の指摘」に過ぎないんですが。
 つうかそんなに天皇が主権者から象徴になった事が酒井は許せないのか?。そして「脅した」つうなら、韓国併合なんかもろに、韓国王室に対する脅しで実行されたんですがそれはどう理解する気なのか。何せ当時の日本には韓国皇后暗殺の前科がありますし。


■守る会関西支部学習会のお知らせ(12月3日 講師 喜多由浩)
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01202
 喜多の駄本「アキとカズ」をネタにした講演というのも酷いですが

特別発言:石平氏

てのが「悪い意味で」すごい。石(元中国人、日本に帰化)の売りは「アンチ中国」であって北朝鮮じゃないでしょうに。


■「id:noharraこと八木孝三のアホツィート」他に突っ込む

野原燐 ‏@noharra ·
@re_namae(ボーガス注:女帝制度に反対するのに八木秀次のように)DNAにこだわるのは支那思想です。

 びっくりです。「八木秀次のトンデモDNA論」のどこが「支那思想」なのか。つうか今時「中国」じゃなくて「支那」ですか、id:noharraさん。
 さすが「つくる会理事」三浦小太郎と交遊して恥じない極右分子です。

野原燐 ‏@noharra ·
 白状しなさい。はい!「事実上何もしないことで給与を得ている多数派の階層」に野原は属していました。今もです。

 言ってることがさっぱり分かりません。ご自分がそう言う無価値な人間だと思うならid:noharraさんは仕事をおやめになったらいかがですか。もう定年のわけですし。

野原燐 ‏@noharra ·
 日本人というのは日本国籍を持っている人、それを日本人といいます。とある先生が言っていた。
>そうなのか?日本語を母語とし日本語で考える人が日本人なのではないのか、文学的にはその方が正解であるような気も。

 なるほどつまり帰化しても外国出身者(特に日本語がブロークンな人間)は日本人扱いしないで差別するて、自白ですね、レイシストid:noharraさん。さすが「つくる会理事」三浦小太郎と交遊して恥じない極右分子です。

・野原燐 ‏@noharra
 王力雄さんの『黄禍』 横澤泰夫訳 集広舎 読んだ。これは大傑作だ。途中で、大きなテーマに真正面から取り組んだ未来ポリティカル・フィクションの傑作だと思った。しかし最後まで読むと、それをはるかに越えた、人類の権力と暴力、生と性、溢れることと滅びること、すべてを描いた作品と分かる。
福島香織「赤い帝国・中国が滅びる日」重版 @kaori0516kaori
 王力雄氏の『黄禍*8』は非常に面白い近未来小説であり、預言書ではないかと思うほどのリアリティがある。

 「ポリティカル・フィクションの傑作」といえば俺個人としては日本人的には、黒澤明映画『悪い奴ほどよく眠る』(1960年公開)、山本薩夫映画『金環蝕』(1975年公開、原作は石川達三九頭竜川ダム疑惑という実在の事件をモデルにしている)ではないかと思いますがそれはさておき。
 さてここまで「id:noharraこと八木先生」や「福島香織」が絶讃する作品『黄禍』とはどんな作品でしょうか?

アマゾンレビュー
 小説の冒頭は、新宿歌舞伎町の風俗店。ここで、中国軍の幹部は、ある重要人物の暗殺を依頼する。重要人物とは、なんと中国共産党総書記。暗殺は実行され、中国に内戦が勃発し共産党政権は崩壊、数億人の難民が世界各地へと移動を始める。

 アマゾンレビューを見るだけでも「駄作の臭い」しかしません。
 何故総書記が暗殺されると内戦になって難民が発生するのか。別に総書記(現在は習近平氏で国家主席、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席を兼務)が暗殺されて欲しいわけでもありませんが「1865年の米国大統領リンカーン暗殺」「1881年ロシア皇帝アレクサンドル2世暗殺」「1911年のロシア首相ストルイピン暗殺」「1921年原敬*9首相暗殺」「1932年の犬養毅*10首相暗殺(515事件)」「1963年の米国大統領ケネディ暗殺」「1979年の朴チョンヒ韓国大統領暗殺」「1981年のエジプト大統領サダト*11暗殺」「1984年のインド首相インディラ・ガンジー*12暗殺」「1995年のイスラエル首相ラビン*13暗殺」などと過去数々の国王、首相、大統領暗殺事件が起こっています(ウィキペ「暗殺事件の一覧」参照)。
 しかし、それらは別に内戦にはなっていません(まあ光州事件が起こった韓国は少し微妙かも知れません)。国家体制がしっかりしてれば首相や大統領が暗殺されても内戦にはならないわけです。
 今の中国でも総書記暗殺は別に内戦などもたらさないでしょう(そもそも総書記暗殺をしたがる政治勢力があるかも疑問ですが)。この小説にはそう言う意味でリアリティは皆無です。つうか内戦になってもらっても世界各国が困る。
 つうか中国に対して失礼にも程がある。なにせ著者の王というのは「ツェリン・オーセル」という「反中国分子」を妻に持ち、自らも反中国活動に手を染めてる反中国分子です。
 娯楽読み物として書いてるわけじゃない。反中国分子による反中国扇動行為です(娯楽読み物でも問題だと思いますが)。
 つうかこれを絶讃する八木や福島は「日本の首相(まあ、米国大統領でも英国首相でも何でもいいですが)が暗殺されて国内大混乱」という小説でも容認するのか。こんなんはまともな中国批判小説とはとても言えません。トンデモウヨ小説「アキとカズ」を出版した集広舎なんて「福岡のローカル極右出版社」でしか出版できなかったのもよく分かります。こんなトンデモ小説には右派の文春ですら手を出したがらないんじゃないか。
 しかしこうなると福島香織
1)完全に「あっちの世界(トンデモの世界)」に行った
2)さすがにそこまでいってないが「金儲けのためにはあっちの世界に媚びる必要がある」と思う程度に堕落した
のどっちかなんでしょうね。心底呆れます。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20161201#c
「歌舞伎町で云々」というのを「そうか日本で暗殺か」と誤読したのはひとまずお詫びしておきましょう。なるほど単に「歌舞伎町で暗殺謀議」で実行は中国国内ですか?(謀議を日本でやる意味がよく分かりませんが)
 で「日本であろうと中国であろうと何処であろうと」
1)中国共産党総書記が暗殺される可能性は皆無に近いし
2)ましてや仮に暗殺されても、内戦だの難民だのが起こる可能性も皆無に等しいし
3)そもそも小説内で一国の指導者を暗殺したあげく内戦が起こるなんて設定にすることが無礼きわまりないこと
も分からない程のバカがあなたですか?。そんな駄本なんか読む価値どころか、売る価値すらないでしょう。だから世間で話題にならないし、そもそも出版したのも福岡のローカル無名右翼出版社のわけです。
 そう言う常識も「一国の指導者(この場合、中国共産党総書記)への敬意」も無しに恥さらしながら生きてるバカがあんたのわけだ。前から知ってたけど。
 ああそれと「これなら俺が勝てる!」認定したことにばかり絡まないで
1)あなたが無責任に根拠レスで「安倍のおかげでウイグル人政治犯が釈放された」とほざいて「何が根拠なの?」と俺に突っ込まれて何一つまともに説明できなかったこと
とか
2)日本が脱北者を10万人程受け入れれば北朝鮮崩壊、と放言して「何処で受け入れるの?」と俺に聞かれて何一つ(以下略)
とかについて何とか言ったらどうですか?。期待してませんけど。

 平気でコメ削除する言論弾圧魔がid:noharraですのでこちらにもメモしておきます。

【追記その1】
朝日新聞『(世界発2016)中国への警鐘、再び脚光 91年の小説「黄禍」、著者に聞く』
http://www.asahi.com/articles/DA3S12181115.html
 朝日も完全に「あっちの世界」に行ってしまったようです。中国批判というのはこういう非常識なバカ・王に発言権を与えることじゃないでしょうに。安倍政権誕生が朝日に悪影響を与えたのか。まあ、とにかくウヨが言いたがる「朝日は中国に媚びてる」なんて事実はどこにもないわけです。そんなこと言う奴は頭が「文革時代の朝日の中国報道」でとまってる。

【追記その2】
 ググって見つけた「黄禍」の書評を見てみましょう。

http://www.min6.com/2016/08/03174147.php
 小説としては、ま、二流でしょうね。

 やはりそうだろう、という感想しかないですね。

 ちなみに(ボーガス注:この小説では)島国である日本は上手にたちまわって、戦前の黒龍会みたいな(ボーガス注:右翼?)組織が主導して旧満州付近を自国のものにしてしまっています。日本にとって国土拡充は悲願だそうで、日本ってそういうイメージなんでしょうかね。

 「今はともかく」1991年に王が小説を書いたときの日本イメージはそうだったんでしょう。恐れ入るのはそうした日本イメージをhttp://www.min6.com/2016/08/03174147.phpの書き手は「ええ、そう言う見方されてんの?」と不快感と驚きを表明してるのに、
1)集広舎はそのまんま翻訳したし、
2)読んだという福島やid:noharraは何故か「日本の旧満州(東北三省)支配」を「日本はそんな事しない」などといった形では問題視してないところでしょう。
 ぶっちゃけ「集広舎も福島もid:noharraも頭がおかしいだろ!」ですね。まさかとは思いますがid:noharraや福島にとって「日本の旧満州支配は悲願」なんでしょうか?


■アジア自由民主連帯協議会【12月3日福岡市博多区】第3回「アジアに自由と独立を!」福岡フォーラム
http://freeasia2011.org/japan/archives/4949

現在のアジアは、中国共産党政権の植民地支配・侵略に苦しんでいます。

 おいおいです。チベットウイグルならまだしも「アジアが苦しんでる」とは随分大きく出たもんです。こいつら反中国右翼にとっては「チベットウイグル=アジア」なのか。
 まさか「東北アジア(韓国やモンゴルなど)、東南アジア(フィリピンやベトナムなど)、南アジア(インドやパキスタンなど)、西アジア(イランやサウジなど中東諸国)が中国の植民地支配や侵略に苦しんでる」とは言わないとは思いますが。


■12月4日、中野にて映画「決戦の大空へ」上映会やります(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4021

 近現代史を学ぶ会の佐藤和夫さんから、何か学習会でしゃべってもらえませんかとお願いされ、私のしゃべり等より、戦前・戦中映画の上映会などをやったほうがはるかに面白いと思い企画させていただきました。

 「佐藤和夫」でググったら「日本のこころを大切にする党・参議院北海道第一支部長(https://nippon-kokoro.jp/member/sato_kazuo/)」がヒットしたのですがもしかしてこの御仁が「つくる会理事という極右活動家・三浦」の「ご友人・佐藤和夫氏」でしょうか?(苦笑)
 まあ、三浦が紹介している佐藤さん執筆のフェイスブック記事(https://www.facebook.com/photo.php?fbid=529895830548201&set=gm.738115053003373&type=3&theater)に寄れば、この会の12月の勉強会講師が三浦で、1月の勉強会講師が茂木弘道*14南京事件否定論者の一人)ですからこの佐藤さん主催の会が極右団体であることだけは確かです。

 原節子さんが亡くなった時、もちろん、戦後の小津映画*15における輝かしい業績を語るのは当然なんですけど、戦前・戦中、彼女がどんな映画に出ていたのかはそれほど紹介されなかった気がします。
 しかし、四方田犬彦*16の力作「李香蘭原節子*17」(岩波書店)が見事に描き出したように、原節子は「新しき土」「上海陸戦隊」「望楼の決死隊」などの映画に出演、「新しき土」ではナチス・ドイツとの同盟、「上海陸戦隊」は日中戦争、そして「望楼の決死隊」は朝鮮半島における匪賊と日本警備隊との闘いなどをテーマにした映画に出演していました。

 要するに「三浦が紹介する原の戦前映画*18」は全部、国策映画の上、当時の国策(ナチとの同盟や中国侵略)は今の我々にとってとても評価できる代物ではないわけです。また、国策映画ではありがちなことですが「見てて面白くもない」んでしょう。
 だから原にとって別にそんな戦前映画など恐らく黒歴史に過ぎないだろうし、ほとんどのファンも別に興味ないわけです。むしろそんなもんより小津映画の方が見てて面白い。「原映画なら何でも見たいんです、という原マニア」「ナチスと同盟して何が悪い、中国侵略して何が悪いという反動右翼(つまり三浦や佐藤氏)」などの奇特な人間でもない限り原の戦前国策映画なんか見たがるわけもない。
 まあ、原にとっての「戦前国策映画」は、伊東四朗にとっての、戸塚ヨット礼賛映画「スパルタの海」(1983年製作、戸塚の逮捕でお蔵入りとなった。伊東が戸塚宏を演じた)みたいなもんでしょう(苦笑)。


■あほすぎる法輪功系メディア「大紀元

http://www.epochtimes.jp/jp/2010/12/html/d92841.html
 マルクスが18歳の頃に、大学で一度霊的な現象に出会い、それから敬虔なサタン教徒になったという。
(中略)
 そのころに彼が書いた劇曲『オーラネム』には、サタニスト教会で行われる黒ミサの儀式が描かれていた。『オーラネム』というタイトル自体はキリストの聖なる名の逆さづりであり、黒魔術ではそのような倒置に魔力があるとされる。
 『オーラネム』の「演奏者」という詩のなかで、マルクスは自分のことを次のように書いた。

 地獄の気が舞い上って、やがて私の脳を充満した
 私は気が狂い、心が完全に変った
 この剣を見たか?
 闇の大王がそれを私に売った
 私のために、彼は拍子を取り、合図をする
 私の死の舞もますます大胆になる

 ここでも、マルクスは悪魔サタンと何かの契約を交わしたことがわかる。
 この詩は特別な意味を持つ。サタン教の入信儀式の中で、成功を導く剣が入信者に売られる一方、入信者は「死後の霊魂が悪魔サタンの元へ帰する」ために、自らの血でサタンとの契約にサインをすることになっている。マルクスの詩もそれを表すものだった。

http://www.epochtimes.jp/jp/2010/12/print/prt_d17137.html
■親友は皆サタン教徒
 マルクスの友人のP.J.プルードン*19(P.J.Proudhon)は社会主義者で、サタンの崇拝者でもある。彼はマルクスと同じような髪形をし、髭を生やしていた*20。また、プルードンも同じように神を侮蔑し、サタン召喚の詩を書いていた。
 ドイツの詩人ハインリヒ・ハイネマルクスの親友の1人で、彼もまたサタンの崇拝者である。

 思わず吹き出しました。何でしょうか、サタン教て。そして法輪功的には盟友エンゲルスなどマルクスの周囲も「サタン教」なのか。
 「ソ連、東欧などの独裁体制」、「スターリン粛清、毛沢東文革ポルポト虐殺などの問題行為」、「マルクス経済学の問題点についての指摘」などといった批判は「是非はともかく」見たことはありますがこんなん今まで見たことないですね。
 産経を上回るトンデモぶりです。
 「中国政府の法輪功摘発」が妥当かどうかはともかく「法輪功がまともな宗教ではないこと(幸福の科学オウム真理教などの同類であること)」はよくわかります。
 ちなみに「オーラネム」でググっても全然ヒットしないのでそんな著書がマルクスにあるかどうかは疑問です。仮にそんな著書はなく捏造だとして「どこから」オーラネムなんて与太が生まれたんでしょうか?


■アジア自由民主連帯協議会【12月2日 東京八重洲】臓器収奪問題関係イベント『かつてなき邪悪な迫害』出版発表会
http://freeasia2011.org/japan/archives/4920
■アジア自由民主連帯協議会【12月2日 東京文京区】『臓器移植の濫用を考える』シンポジウム
http://freeasia2011.org/japan/archives/4927
 真偽を判断する材料を持たないので、「デマだ」とは言いませんが「死刑囚の臓器を死刑執行直後、移植に使ってる*21」ならともかく「死刑囚でもない囚人(法輪功信者)を臓器移植目的に殺してる」つうのはどう見ても眉唾でしょう。
 しかもそう言う主張をしてるのは当の法輪功ですから。「法輪功以外にそう言う報道ってあるの?」ですね。
 また、
■NATROM*22の日記『エイズに似た怪病が中国で急速に拡散しているという話はたぶんガセ』
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20100524
が批判していますが法輪功系メディア「大紀元」には『エイズに似た怪病が中国で急速に拡散しているというデマ』を垂れ流した前科があります。また上で批判しましたが「マルクスはサタン教徒」と言うのもデマでしょう。
 「死刑囚でもない囚人(法輪功信者)を臓器移植目的に殺してる」なんて法輪功大紀元が流す怪しい話にまで中国非難のために手を出すのだからいくら反中国極右とは言え、協議会は気が狂っています。

参考

■「法輪功」(ウィキペ参照)
法輪功信者に対する「臓器狩り」の指摘
 2006年3月に、中国人2人がワシントンD.C.にて、『法輪功学習者に対する臓器摘出が中国で行われている』といった内容の告発を行った。また、同時期に法輪功系メディア「大紀元http://www.epochtimes.jp/)」も「瀋陽*23近郊の蘇家屯地区に、法輪功学習者を殺して、不法に臓器摘出行為を行う収容所がある」と報じている。
 なお、その後、中国政府は蘇家屯地区などをNHKなどの報道機関に取材させたことなどを証拠として挙げた上で、それらの内容は事実無根だと主張した。また、アメリ国務省は2006年4月、「臓器狩りがあった」と言われた地域で調査を行ったが、法輪功の主張を認める証拠は見つからなかったという。

人民日報

http://j.people.com.cn/2000/06/21/newfiles/a1190.html
■ある「法輪功」修行者の遺言
 退職した国家幹部であり、河南省鞏義市北山口鎮東風学校で元用務員として働いていた李聚才氏はかつて、「法輪功」修行者だった。がんを患ったが、李洪志による邪説を信じ、治療を中断したため、病状は悪化の一途をたどった。臨終に際し、李聚才氏は子孫に「法輪功」の修行をしないよう、3つの遺言を遺した。

http://j.people.com.cn/2002/02/08/jp20020208_14138.html
■外交部が「法輪功」について発言
 外交部の孔泉*24スポークスマンは7日、記者会見で「ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)が先ごろ、中国政府が数千名の法輪功信者を不法に拘禁していると指摘し、中国側に彼らの釈放を求める報告書を公表した。中国側はこれをどう考えているのか」との質問に対し、次のように答えた。
「その団体はいつも事実にそぐわず、極めて無責任な報告書を発表しており、我々がこれについて全く批評するに値しない。法輪功について、ここに在席の諸君は中国政府の立場をよく知っていると思う。法輪功は反科学的、反社会的、反人類的なカルト集団である、我々は法に従い取り締まり、特にそのリーダー格を取り締まっている。広範な法輪功修練者について、我々は主に教育と感化を通じて、彼らを法輪功の束縛から抜け出させ、正常な人の生活に戻るようにしている。 」

http://j.people.com.cn/2002/04/18/jp20020418_16323.html
■中国代表「法輪功の取り締まりは人権保護の必然」
 中国政府代表団の王暁翔特別顧問は16日、国連人権委員会で演説を行い、「法輪功のマインドコントロールにより修練者やその家族の基本的人権が侵害されている」とし、中国政府による邪教組織「法輪功」の取り締まりは「人権保護の必然」との立場を強調した。


■アジア自由民主連帯協議会【報告】第6回アジアの民主化を促進する東京集会
http://freeasia2011.org/japan/archives/4939

 まず、基調講演は前衆議院議員杉田水脈氏でした。以下はその講演録です。
(中略)
 あれははっきり言って誤訳です。国連はUnited Nationsです。では、United Nationsとは何かというと「連合国」です。連合国というのは前の大戦の戦勝国です。勝った国は5国。私は国連へ行ってスピーチをしますが、スピーチはこの5国の言葉でしかできません。

 「細かい話」ですが、ウィキペ「国際機関の公用語の一覧」によれば国連の公用語は「英語、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語アラビア語」なので「国連におけるスピーチはこの五か国(米英仏中露)の言葉でしか行われない」というのは事実ではありません。

 国連というところは先ほども申し上げましたようにUnited Nationsですが、ここの大きな使命は何か。戦勝国、戦争に勝った国は大変に優れた国。戦争に負けた国、例えば日本、ドイツは劣等国である。

 今時国連や、そこの加盟国が日本やドイツを劣等国だと思ってるわけがない。
 もちろんこれは「日本を劣等国扱いしてるからクマラスワミ報告がでたり、南京事件資料がユネスコ登録されたりする」つう屁理屈の前振りです。
 「劣等国扱いされてるのに、明石康*25・国連事務次長、緒方貞子*26・国連高等弁務官小和田恒*27・ICJ所長、松浦晃一郎*28ユネスコ事務局長*29なんて国連幹部ポストに日本人*30がいるんだ?、劣等国扱いなのに非常任理事国として日本は選出回数が最多(11回選出)(以下略)」と皮肉を言いたくなります。
 そもそも「日本は劣等国扱い」という認識なら小泉政権下での「安保理常任理事国入りを目指す動き」などでるわけもない。

 私が行かせていただいた女子差別撤廃委員会についてお話ししますと、ここでは非常にナンセンスなことが繰り広げられています。
(中略)
 夫婦別姓ができないのは女性差別である。日本には家父長制という古い制度が残っていて家庭の中で女性は奴隷同然に扱われている、人権がない。日本には琉球民族アイヌ民族、在日(ボーガス注:外国人、特に在日朝鮮・韓国人)、(ボーガス注:被差別)部落というマイノリティがいて、この人たちは日本社会においてすごく差別され、特に女性はひどい差別に遭っているということをNGOは国連にずっと言っているわけです。それに対して国連は、そうか、そうかと聞いて、今度は日本の政府に対して、それを改めなさいと言っているわけです。
(中略)
 南京大虐殺ユネスコの記憶遺産に登録されました。
(中略)
 南京大虐殺はなぜユネスコの記憶遺産に登録されたのか。だって、南京大虐殺ってうそばっかりでしょう。そのようなうその遺産が、歴史的な史料とともになぜユネスコの記憶遺産に登録されたのでしょうか。わからないのです。
(中略)
 このユネスコはどういうシステムになっているのか。ユネスコの事務局長がいます。
(中略)
 ブルガリア人のイリナ・ボコヴァさんという女性です。
(中略)
 イリナ・ボコヴァさんはバリバリの共産党*31です。このボコヴァさんという女性は次、何になりたいか。この方は今ユネスコの事務局長をやっていますが、次は国連の事務総長をやりたい。今、韓国の潘基文さんがやっていますよね。あの後の事務総長になりたい。もう立候補されました。
 立候補すると、選挙が行われます。選挙権を持っているのは当然、常任理事国ですから、どこか大きな国の後ろ楯がほしい。彼女はどこに目をつけたかというと、中国です。去年、中国で戦勝70周年パレードというのが行われました。当時、中国という国はなかったし、中国共産党が勝ったわけでもないのに、戦勝70周年パレードっていったい何なのか*32と私は思いました。そう思っている方が多い*33と思いますが。その戦勝70周年パレードに彼女は行っています。そして習近平さんや奥さんと家族ぐるみで話をしています。そういう背景があるのです。
(中略)
 先ほど言った沖縄の問題ですね。私自身も沖縄には何度も足を運んでいますが、あの基地の反対派の中には、日当をもらって日がな一日、歌って踊ってお弁当を食べている人たちが何十人もいるわけです。

 「アジアの民主化を促進する東京集会」で「国連女子差別撤廃委員会が日本の女性差別(例:夫婦同姓問題)を、国連人権委員会が日本のマイノリティ差別(沖縄、アイヌ、在日外国人(特に在日朝鮮・韓国人)、被差別部落)を批判したが納得いかない」「南京事件資料がユネスコ遺産登録されたことが納得いかない」「沖縄の基地反対運動なんてくだらない」なんて話をするんだから大笑いです。そんなウヨの不平不満の垂れ流しとアジアの民主化と何の関係があるのか?
 沖縄県民や被差別部落団体などの反感を買うのがオチです。
 大体「南京事件は虚構」なんてのは明らかなデマですし、ボコバ氏に対する非難もデマです。彼女が政治力を発揮して、不当に南京事件資料登録をごり押ししたなんて事実はどこにもない。ちなみにこの駄文を書いたのはいつも通り「協議会幹部」三浦小太郎です。「つくる会理事」でもある三浦が南京事件否定論者であることは明白です。
 そんな三浦と親密交際しながら「南京事件否定論者はデマゴーグだ」と言ってるバカ野郎がid:noharraです。「南京事件否定論者はデマゴーグだ」というid:noharraはどうしてデマゴーグの三浦と親密交際できるのか。なお、この文章はこの後も同性愛差別だの慰安婦否定だの無茶苦茶な内容です。id:noharraはこうした歴史修正主義南京事件慰安婦)団体、同性愛差別団体に三浦やペマ・ギャルポが関わってることをどう思ってるんですかね?
 あるいはid:MukkeやI濱Y子や阿部治平はこういうチベットの惨状をどう思っているのか。何とも思わないバカが彼らなのか。

 広島の原爆で亡くなった人たちは、慰霊碑に一人ひとり名前が刻まれます。最後の一人まで刻まれる。震災などでもそうです。私も阪神・淡路大震災を経験しましたが、そこに行けば、それぞれの市がそこで亡くなった人の最後の一人まで名前をしっかり調べて慰霊碑に刻みます。南京大虐殺、30万人分の名前がありますか。どこにもありません。

 無茶苦茶です。慰霊碑を作れる環境になかったから作らなかっただけでしょう。全ての虐殺や戦争犯罪で慰霊碑があるわけでもないでしょう。まあ、「30万つうのは推計ではある(つまりある程度誤差があり得る)」んですが、杉田のような「なかった」なんて暴論は論外です。
 なお、秦郁彦*34笠原十九司*35などは虐殺実在派ですが、彼らは30万という数にはこだわってません。
 こだわってるのは「30万は多すぎる→だから捏造」と強弁したい杉田ら南京事件否定派のウヨだけです。
 確か、秦が4万前後、笠原氏が20万前後と推計していたかと思います。もちろん秦の推計値4万前後は、中国の主張する30万や笠原説の20万前後に比べれば少ないですが、それでも立派な大虐殺でしょう。

 慰安婦問題も、20万人を強制連行して性奴隷にしたなど、今ごく一部の共産党員や極左の人たち以外に日本では誰も信じている人はいません*36
(中略)
 今回、南京大虐殺は登録されてしまいましたが、もう一つの慰安婦問題はどうなっているのか。実は今年5月31日がユネスコの記憶遺産の締め切りでした。今回また慰安婦問題が申請されました。登録するかどうか、今ユネスコで精査しているところです。今回、中国は(中略)1国ではなくて8カ国で出しました。中国、韓国、地域で言えば東ティモールも入っていますし、フィリピン、インドネシアも入っています。

 1カ国より複数国の方が通りやすいという中国の判断でしょう。日本も「国立西洋美術館世界遺産登録」で使った手です。おそらく世界遺産登録では常識的な手法で珍しくも何ともない。
 日本は西洋美術館では「ル・コルビュジエの建築」つうことで外国の建築物とセットで、外国と一緒に申請しました。まあそれはともかく。
 杉田らウヨは慰安婦登録に反対のわけですが、「登録されるかどうか」はともかく「中国、韓国、東ティモール、フィリピン、インドネシアなど計8カ国*37の共同申請」つう時点で「慰安婦捏造説」なんか崩壊してるわけです。まあ、杉田らは「捏造の主犯が中韓で、残りの6カ国は従犯だ、中韓のカネに転んだのではないか」と無茶苦茶言い出すのでしょうが。中韓は勿論残りの6カ国にも失礼です。
 つうか南京事件もそうですけど、慰安婦でのウヨの不平不満なんかアジアの民主化に関係ない。関係ない話をよくもまあ「アジアの民主化」を建前とした集会で放言できるもんです。

 2000年に女性国際戦犯法廷というものが開かれました。
(中略)
(ボーガス注:戦犯法廷での)最高責任者は昭和天皇となっています。東條英機*38閣下など9名が戦犯となっています。

 すごいですね。「東条英機元首相」じゃなくて「東条英機閣下」ですよ。マジで東条を尊敬しているのか?(呆)。東条への尊敬の念を語ることが「アジアの民主化」と何の関係があるのか。
 なお、昭和天皇、東条元首相以外の面子が誰かはhttp://vawwrac.org/war_crimes_tribunal/wct01_05_01でわかります。
 昭和天皇、東条元首相以外に

松井石根
 南京事件当時、中支那方面軍司令官。戦後、南京事件の刑事責任を問われ、A級戦犯として死刑判決。後に昭和殉難者として靖国神社に合祀。
・畑俊六
 台湾軍司令官、陸軍教育総監、中支那派遣軍司令官、侍従武官長、阿部*39、米内*40内閣陸軍大臣支那派遣軍総司令官などを歴任。戦後、A級戦犯として終身刑になるが、いわゆる逆コースで1954年に仮釈放。
・寺内寿一
 西園寺*41、桂*42内閣陸軍大臣朝鮮総督、首相などを歴任した寺内正毅の息子。台湾軍司令官、広田*43内閣陸軍大臣、陸軍教育総監、北支那方面軍司令官、南方軍総司令官などを歴任。戦後、BC級戦犯容疑者としてマレーシアに抑留中に病死。
板垣征四郎
 関東軍参謀時代に満州事変に荷担。関東軍参謀長、近衛、平沼*44内閣陸軍大臣、第17方面軍(朝鮮)司令官、第7方面軍(シンガポール)司令官などを歴任。戦後、A級戦犯として死刑判決。後に昭和殉難者として靖国神社に合祀。
梅津美治郎
 支那駐屯軍司令官、第2師団(仙台)師団長、陸軍次官、関東軍司令官、参謀総長など歴任。戦後、A級戦犯として終身刑。服役中に病死し、後に昭和殉難者として靖国神社に合祀。
・小林セイ造*45
 海軍省軍務局長、海軍次官連合艦隊司令長官、台湾総督、翼賛政治会総裁、小磯*46内閣国務大臣など歴任。戦後、A級戦犯容疑者として一時身柄拘束されるが不起訴処分で釈放。
・安藤利吉
 陸軍教育総監、南支那方面軍司令官、台湾軍司令官、台湾総督など歴任。敗戦後の1945年10月25日、中華民国政府代表陳儀*47に対する降伏文書に台湾総督として調印。その後、中華民国政府に拘束され、1946年(昭和21年)に抑留先の上海で服毒自殺。

がいます(経歴はウィペディアを参照)。国家元首昭和天皇、海軍軍人・小林を除けば、全て陸軍軍人です。
 国家元首昭和天皇はともかく他の8人が何故セレクトされたのかは俺は無知なので知りません。機会があったら調べたいとは思います。

 6月に河添恵子*48先生と一緒に『「歴史戦」はオンナの闘い』*49という本を出しました。
(中略)
 例えば日本共産党コミンテルン日本支部*50がどういう形でそういったところに入り込んでいって活動しているのかということ*51が全部、2人で対談していくうちに、バラバラだったいろいろなことが一本の線につながっていくようなことがわかってきました。
(中略)
 このようにいろいろつながってくるわけですが、冷戦が終わってソ連が崩壊して、コミンテルンがなくなった*52ので、そういう勢力*53は息をひそめたと思っていませんか。でも、実はこの人たちがたくましく生き続けているのが日本です。私と河添先生は、日本を弱体化*54させようとする反日日本人のバックにいるのは中国ではないか*55と見ています。私たちはそれを今、コミンテルンではなくて「ペキンテルン」と呼んでいます(笑)。ペキンテルンは日本を弱体化して、その目的の先には、やはり日本を属国化したいと思っている。沖縄問題しかり、そこからやっていこう。今皆さんが闘っていらっしゃるチベットウイグルなどの状態がそこまで来ていて、私はすごい危機感を持っています。
(中略)
 もしかしたら近い将来、通州事件みたいな事件が日本の本土でも起こる*56のではないかというぐらいの危機感です。

 レベルの低い中国陰謀論ですね。こんな「レベルの低い中国陰謀論」の何が アジアの民主化に関係あるのか。関係ない話をよくもまあ「アジアの民主化」を建前とした集会で放言できるもんです。
 「デマが酷すぎる」と中国にバカにされ、呆れられ、反感持たれるだけです。

 国連の問題もそうです。先ほど言った女子差別撤廃委員会ではいろいろなことが言われています。国連からいろいろな注文を受けています。これらは全部、日本を弱体化することです。例えば、夫婦別姓にできないのは女性差別だと。夫婦別姓を導入したらどうなりますか。家族が崩壊します。それとLGBTの問題も国連から言われています。LGBTってご存じですか。Lはレズ、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダー性同一性障害です。そういう人たちの支援策として、私の住んでいる宝塚でも、今年6月から結婚と同等だと認めるということを始めました。地方自治からそういうことが進んでいますが、将来的にどうするんですか。同性婚を認めるのか。これもじわじわと日本の中を蝕んできています。

 「夫婦別姓は日本弱体化を目指す左翼の陰謀」もいい加減酷いですが、「米国で同性婚が認められた現在」、「同性婚を日本でも認めようという主張は日本弱体化を目指す左翼の陰謀」だそうです。明らかな同性愛差別じゃないですか。オバマも「米国を弱体化するため」に同性婚を認めたとでも言うのか。
 ドナルド・トランプやその支持者の同性愛差別発言と全くかわらない。
 こんな「同性愛者への差別発言」の何がアジアの民主化に関係あるのか。同性愛差別しないとアジアの民主化ができないのか?。アウンサンスーチー劉暁波ら「アジアの民主活動家」は軒並み同性愛差別者なのか。
 関係ない話をよくもまあ「アジアの民主化」を建前とした集会で放言できるもんです。つうかこんな同性愛差別を放言したら、まともな人間は絶対に協議会や「協議会とつるむ外人ども(ペマ、イリハムなど)」なんか支持しません。何処の世界に同性愛差別を公言する人間の集まりを支持する人間がいるのか。そんなんは同性愛差別者だけです。凡人の俺は「同性愛者に差別意識ゼロの立派な人間」だなんて自分の事を少しも思ってはいませんがもちろん「少なくともここまで低劣な同性愛差別者ではさすがにない」のでこんな連中には怒りしか感じません。つうかこんな低劣な同性愛差別の野郎共は「欧米に比べたら同性愛差別が酷いと言われる日本」ですら今時、珍しいんじゃないか。

 女子差別撤廃条約を基にできた男女共同参画社会基本法で、子供たちに男の子らしくしなさいとか、女の子らしくしなさいと言ってはだめなんです。そのようなことも、じわじわやってきています。すべてが日本の弱体化です。

 「男らしく、女らしくは良くない」つうのはあくまでも「国や自治体、企業と言ったオフィシャルな組織が、組織のルールとしてそれではいけない」つう話です。一個人まで拘束してるわけではない。
 何も国や自治体の職員が、個人個人の家にわざわざ突撃して「子どもに対し男らしく女らしくという教育は辞めよう」と指導してるわけじゃない。個人個人の家庭教育は「児童虐待にあたるようなよほど酷いものでもない限り」何でもいい訳です。
 「オフィシャルな組織において、男らしく、女らしくは良くない」の例は何でもいいですが、たとえば「サッカーなんて女らしくないことはしてはいけない」という教育を国や自治体が国公立学校で公然とやってたら、なでしこジャパンなんてもんはなかったでしょう。それでいいのか。
 あるいは「女は女らしく専業主婦で生きるのが当然」なんて教育は公教育としては許される話じゃない。
 男女共同参画社会基本法が言ってるのはそう言うコトです。男性だって、女性だってやりたいことをやればいい、「男らしく女らしくなんてこだわるな」と言うだけの話の何処が「日本弱体化」なのか。
 もちろん「男らしく女らしくにこだわるな」とは「男らしくが嫌なら男でも女らしく生きてもいい」「女らしくが嫌なら女でも男らしく生きてもいい」つう話であって「男が男らしく生きてはいけない」「女が女らしく生きてはいけない」つう話ではありません。「A(男)ならB(男らしい態度)であるべきだというのは間違いだ、C(女らしい態度)でもいいじゃないか」というのは「Bじゃいけない」つう話ではない。
 つうかそうはいってもなかなか「男性がいわゆる女性的なこと」「女性がいわゆる男性的なこと」する、てあまりないとは思いますが(昔はともかく今や女性の会社勤めなんて珍しくないですしね。正直具体例があまり思いつきません)。たとえばドラえもんで「のび太のあやとり上手」がネタになるのはあやとり好きの男子なんてあまりいないからです。
 まあこういう例は他にもあると思いますが。

 保育所義務化というのは、旧ソ連がやろうとして失敗した施策を日本で今やろうということです。

 保育所義務化論について「義務化賛成派の言うメリット」、「義務化批判派の言うデメリット」を具体的にあげた、まともな議論ができず、「ソ連ガー」という反共発言しかできない辺り、杉田と類友右翼共はどうしようもないバカです。杉田らとつるんでる外人ども(ペマ、イリハムなど)もどうしようもないバカです。

 女子差別撤廃委員会が今年3月9日に最終見解を出しました。その中で日本の皇室典範について触れてきました。男系でつないできている日本の皇室は女性差別だと言ってきています。これを言ったのが中国の委員だということはもう明らかになっています。この中国の委員というのは、ゾウさんという方で、中国共産党の女性幹部の中のトップクラスの方です。この人が国連で日本の皇室のことに触れてきた。これも全部つながっているのです。

 最近の世論調査では7〜8割程度の国民、つまり大多数の国民が「男性皇族は少ないし、日本でも外国でも女帝の例(推古天皇エリザベス女王など)はあるし女帝制度導入していいんじゃね?」と女帝制度に好意的な回答なのに「女帝制度導入論は日本弱体化を狙う中国など反日勢力の陰謀」だそうです。大多数の国民は「女帝制度の恐怖を理解していない」とでも強弁する気でしょうか。つうか仮に中国の委員が本当に杉田の言うように「女帝導入すべきじゃないか」といった*57としてまあ、「単純な男女平等意識の現れか」、それとも「日中友好も配慮した日本への好意の表れ*58か」、どういう思惑があるか知りませんけど、むしろウヨ連中は天皇制支持者を名乗るのなら、中国の委員に「現実的皇室維持策を提言していただき感謝します。ありがとうございます」と感謝すべきじゃないんですかね。現実問題、女帝以外に現実的な解決策はないですから。側室だの「元皇族復帰」だの現実的じゃない。

ペマ(司会)
 第2部に入る前に、今日はお客さんが1人見えていますのでご紹介したいと思います。少なくとも一部のウイグル人の間で、いずれ自分たちで国を造ろうと思っている人たちによって選ばれた、ウイグル人の自由意思で選ばれた大統領、アメフットジャン・オスマンさんです。いずれ正式な大統領になることもあるでしょう。かつては毛沢東もただのテロリストだったけれど、国を造れば大統領、国家首席になれるわけですので、そういう歴史になる人物を紹介しました。

 毛沢東をテロリスト呼ばわりすることと言い、「世界ウイグル会議総裁ラビア・カーディルと違って」ほとんどウイグル人の支持がない「なんちゃって大統領」を「将来大統領になるかも知れない」と「実現可能性ゼロ」のデマカセ吹くことと言いペマには呆れますね。

ペマ
 今日は杉田先生が本当にいい話をしてくださいました。改めてお礼を申し上げます。

 南京事件否定論をぶちかまし、ボコバ氏(南京事件資料登録当時、ユネスコ事務局長)とユネスコを誹謗中傷したバカ右翼・杉田に向かって、こういうバカを言うのがペマです。ペマと「ペマを野放しにしているダライ一味」や「自称チベット支持の日本人(例:阿部治平、中原一博、I濱Y子、id:Mukkeなど)」には心底呆れます。こういう馬鹿な事ばかりしてるのではチベット・ダライ一味に明るい明日はないでしょう。

イリハム・マハムテイ
 本当の話をすると、日本の皆さんより第三者の立場の私たちのほうが焦っています。
(中略)
 日本では近年、中国と商売をやってもうけるという話で、経済界の力で政府も中国に対してきちんと話をできないことが多いと思います。私たちはいつも政府を批判しますが、その政府がうかがっているのは経済界、金持ちの顔だと思います。そのお金がないと、金持ちの応援がないと、自分が次の選挙で落ちるのではないかという心配が多い。ですから彼らの考えることは、経済界の人間の利益が第一。

 まあおっしゃるとおりで日本財界は「中国に商品を輸出したり、工場進出したり」「中国人観光客を日本に招いたり」、いろいろと中国で金儲けしています。財界にとってまともな中国批判ならまだしも「打倒中国共産党(非現実的)」「南京事件はデマ」「中国の最終目的は天皇の処刑」「中国は沖縄侵略狙ってる(以上、3つとも全てデマ)」だのといったウヨの与太につきあう動機は全くありません。そしてそんな日本財界の支援(政治献金など)を受けてる自民党にとって、「財界とは別に日本会議などの反中国ウヨの支援も受けてる」とはいえ、あまりにも非常識な中国非難につきあうことは財界の支持を失う危険性がある。いやその前に日中関係が冷え込めば日本経済が沈没する危険性もある。
 そうした日本財界と「日本財界が支援する自民」に、日本ウヨ連中や「日本ウヨとつるむペマやイリハムのような反中国外人」が焦るのは分からないでもないです。でも彼らの主張はデマだったり、非現実的だったりするんだから財界が無視するのも当然です。
 一方、野党の方も「日ころ」のような極右政党を除けば民進も共産も社民も自由も維新もどこも「中国と必要以上に敵対なんかしない」し、ましてや南京事件否定論のようなデマは飛ばしません。

ペマ
 日本ではよく中華思想共産党だけがやっているようなことを言うけれど、そうではなくて、他の国を奪って、その人たちの権利、先にそこを所有していた人たちの権利を奪っている。毛沢東は時間があったから7000万人殺したけれども、蒋介石も3000万人殺していることを忘れてはならないと思います。

 冷戦時代は「敵(中国共産党)の敵は味方」で蒋介石を天まで高く持ち上げてたウヨ連中が「国民党が中国と友好関係を築くようになるやいなや」、このように蒋介石を殺人鬼呼ばわりするんだから呆れます。まあもともとウヨ連中は戦前は「蒋介石を相手にせず」といって汪兆銘を担ぎ出した連中ですからね。

ペマ
 最近も、トウ小平ベトナムに一つの教訓を与えることが逆に教訓を受けるようなことになった。

 「トウ小平」だったら「1997年に死去してるから」最近じゃないし、「習近平国家主席」の誤記だとしてもペマが何言いたいんだかさっぱり分かりません。三浦は文章化していて「何言ってるんだろう?」と疑問に思わなかったのか。

王明理
 今年やっと台湾人が政権を取り戻しました。総統が台湾人になりました。

 やれやれですね。馬英九・前総統がいわゆる「外省人(両親は大陸中国人で台湾に移住してきた)」とはいえ、「台湾人でない」呼ばわりとは馬氏と「馬氏を総統に選んだ台湾人に対して」どれほど失礼なのか。


 日本のジャーナリストはなかなか伝えないのですが、これにはもう一つの意味があります。台湾は、一党独裁という国民にとっては打破できないように思える形態から民主化に移行することができた。

 ばかばかしい。民主化なら「国民党(李登輝)から民進党陳水扁)に政権交代した時点」で既に実現しています。


 実は台湾にもまだまだのところがあります。この間、10月10日、私も台湾にいました。中国のいわゆる国慶節ですね。私たちは滑稽なので「滑稽節」と言っていますが(笑)

 何でこう悪口するかといえば「10月10日」が「国慶節=建国記念日」なのは「1911年10月10日に起こった辛亥革命」を記念しているからです。
 「辛亥革命なんか台湾に関係ない」と思えばこうなるのでしょう。それにしたって「滑稽節」云々とはくだらなすぎて「お前の方が滑稽だろ」ですが。
 なお、中華人民共和国の「国慶節=建国記念日」は「1949年10月1日に天安門広場中華人民共和国の建国式典が行われ、毛沢東により中華人民共和国の成立が宣言されたこと」から「10月1日」です。


 私たちの組織は、中華民国から台湾に国名を変えること、それから(中略)国として認められて国連に入りたい。
(中略)
 日本に求めることとして、今私たち台湾人が願っていることは何か。1972年、アメリカ政府は中国共産党中華人民共和国と国交を樹立し、その時に多くの国が台湾と国交を断絶しました。その時にアメリカは台湾関係法という国内法を作って、台湾人との関係を切るわけではないという準備をしたうえで中華民国との国交を断絶しました。しかし日本の場合、そういう準備もなく、ある日いきなり中華民国との平和条約を破棄してしまったわけで、その弊害はいまだに続いているので、今私たちは日本版の台湾関係法を日本に作ってもらおうという運動をしています。

 まあ全て現実性は極めて低いですね。安倍ですら「日本版の台湾関係法」なんかつくらないでしょう。つうかそれ、ただの反中国であってアジアの民主化でも何でもない。

プロヴィール・ビカシュ・シャーカー
 バングラデシュのシャーカーと申します。
(中略)
 すばらしかったのはやはり杉田先生のお話だと思います。

 南京事件否定論という与太が「すばらしかった」んだそうです(呆)。

チュイ・デンブン
 皆さん、こんにちは。チベット出身のチュイ・デンブンです。
(中略)
 アジアで唯一の自由民主主義の先進国・日本の隣に人権、自由、民主、平等、公正、法の支配などの人類の普遍的な価値観を破壊する国があることは、皆さんにとって恥であれ、誇りではありません。

 「アジアで唯一の自由民主主義の先進国・日本?。えーと、韓国は何処に行ったのかしら?。」ですね。韓国を独裁国家だの経済後進国だの言う気でしょうか、この「腐れカス・チベット」「ダライやペマの類友」のバカ野郎チュイ・デンブンは?(呆)。おそらく嫌韓国のバカウヨ日本人に媚びてるのでしょう。呆れたバカです。むしろ「解放前チベット」こそが「ダライ独裁の経済後進国(いや国じゃなくて地域か?)」という「悲惨な社会」「まさに生き地獄」であり「チベット解放」がなければ今もチベット人は「ダライ独裁の経済後進国」の中で悲惨な人生を送っていたことでしょう。

アウン・ミン・ユン
 領海、領土が中国に侵略されても、ベトナム政府は何も抵抗していません。

 領海はともかく領土侵略なんていつあったんですかね?。「南シナ海の島」のことか?
 いずれにせよ「中国との経済関係を考慮して」ベトナム政府は、アウン程、過激な路線ではないとは言え、ベトナム政府は中国に対し抗議も非難も何もしないで無抵抗なわけでは全くありません。

アウン・ミン・ユン
 今のベトナム共産党政権は中国の傀儡政権

 おいおいですね。今のベトナム政府が「アウン程には反中国でないから」と言って傀儡呼ばわりとは全く正気ではない。むしろペマやアウンたちの方がよほど「日本ウヨの傀儡」ではないのか。

アウン・ミン・ユン
 これからベトナムが民主主義の国になるため、日本は憲法9条を破棄していただきたいと思います。

 まるきり意味がわかりません。「憲法九条の破棄」と「ベトナム民主化一党独裁から複数政党化?)」と何の関係があるのか。憲法九条を破棄した日本がベトナムを軍事侵攻してベトナム共産党政権を転覆しろとでも言うのか。

イリハム 
 第2次世界大戦の時、ドイツに対して(中略)の抵抗運動はレジスタンスと言われました。今の侵略者・中国に対して私たちの行った抵抗運動がテロになってしまうのはおかしな基準だと私は思います。私たちが自分の国土からすべての侵略者を追い出して、自分の権利を守るのはあたりまえのことです。

 実際にイリハムがテロ行為に手を染めてるかどうかはともかく、ここでのイリハムの発言は明らかに中国相手のテロを容認しています。呆れたバカです。これを批判もせずに拝聴してる連中も気が狂っています。ちなみに小生の知る限りラビア・カーディルはここまでバカではなく、テロ容認はさすがにしていません。

ペマ
今日は日本クルド協会の方もお見えです。

 やれやれですね。「チベット(ペマ)やウイグル(イリハム)、内モンゴル(ダイチン)の一部バカ」が日本ウヨと野合するだけでもうんざりなのにクルドだそうです。
 ただクルドの民族運動というと問題になるのは「イラン、トルコ、シリア」と言った国々ですが日本ウヨってこの三国とガチンコで対決する覚悟なんかあるんですかね?

ペマ
 今日はユネスコの話が出ましたが、国連の今の事務総長の潘基文さんにしても、ユネスコの事務局長(ボーガス注:ボコバ氏)にしても、国際公務員としての感覚がまったくない、中立性がまったく守れない、そういうひどい人たちが約10年間、国連を運営してきました。今回は(ボーガス注:前ユネスコ事務局長の)ボコヴァが(ボーガス注:国連事務総長選挙に立候補しても総長に)なれなかったというのは非常な救いです。

 パン氏、ボコバ氏、国連、ユネスコに対して悪質な誹謗をして恥じないアホのペマです。

ペマ
 当時の国連憲章第53条で日本を敵国として扱っています*59が、今はその日本がいなかったら国連が運営できないような状態です。

 やれやれです。そんな事はないと思いますが、「あまりにも安倍らウヨ連中の言動が酷いため」日本が国連を除名されたとしても、金銭的な意味では「欧米や中韓などの出資で」国連はいっこうに困らないでしょう。

ペマ
 国連憲章日本国憲法と世界人権宣言の三つは同じグループの人たちが作りました。

 国連憲章や世界人権宣言の作成にGHQが関与したとは初耳です。おそらくペマのデマでしょう。それにしてもこの発言、国連憲章や世界人権宣言を「ウヨが敵視する日本国憲法」のようにペマは貶めたいのか?

ペマ
 世界人権宣言以上のものが2500年前のお釈迦さまの教えの中にすでにあるということを、西洋の国々の人たち、哲学者の人たちは逆にわかってきていると思います。お釈迦さまが2500年前におっしゃったことが科学的に証明されているものがたくさんあります。

 与太も大概にして欲しいですね。仏教の何が科学的に証明されてるのか。世界人権宣言以上のものとは一体何なのか。

*1:勝手に犯行動機を「反日認定する三浦」ですがその辺りはどうも不明のようです。

*2:ただし米国は日中戦争を容認してるという点は非常識ですが。

*3:朴を与党が黙認した以上「朴個人の責任」ではすみません。

*4:何をどうしろと言うんでしょうか。警察と激突などの違法行為でもしない限り逮捕などしたらそれこそ違法な弾圧行為ですし、一方「何らかの問題行為」があればそれを黙認する程、右の李明博も朴クネも労組に甘くはないでしょう。なにせ朴に至っては統合進歩党を強制解散したり、朝鮮日報記者にガサ入れしたりする輩です。大体支持率が5%きって、ついに弾劾も「与党の賛成もあって可決された」のに何をほざいているのか。もはや朴批判派は左派に限定されてない。

*5:2016年、幻冬舎

*6:GHQ民政局長

*7:戦前、満鉄副総裁や斎藤内閣商工相など歴任。戦後、幣原内閣国務大臣憲法改正担当)。

*8:なお、この小説が書かれたのは1991年であり、その頃の総書記は江沢民氏です。この小説が集広舎で出版されたのが2015年。あまりに常識を逸脱したやばすぎる内容であるが故に、誰も翻訳などしたがらなかったわけです。

*9:伊藤内閣逓信相、西園寺、山本内閣内務相などを経て首相

*10:大隈内閣文相、加藤高明内閣逓信相などを経て首相

*11:ナセル政権副大統領を経て大統領。いわゆるキャンプデービッド合意で1978年にノーベル平和賞イスラエル首相ベギンとともに受賞するが合意に反発する一派によって暗殺される。暗殺によって副大統領ムバラクが大統領に昇格した。

*12:1984年の黄金寺院攻撃に対する報復としてシク教徒過激派に暗殺される。

*13:いわゆるオスロ合意で1994年にノーベル平和賞PLO議長アラファトイスラエル外相ペレス(後に首相、大統領)とともに受賞するが合意に反発する右翼青年によって暗殺される。

*14:著書『戦争を仕掛けた中国になぜ謝らなければならないのだ!:日中戦争は中国が起こした』 (2015年、自由社ブックレット)など

*15:『晩春』(1949年)、『麦秋』(1951年)、『東京物語』(1953年)、『東京暮色』(1957年)、『秋日和』(1960年)、『小早川家の秋』(1961年)

*16:著書『「七人の侍」と現代:黒澤明再考』(2010年、岩波新書)、『ゴダールと女たち』(2011年、講談社現代新書)、『日本映画史110年』(2014年、集英社新書)、『テロルと映画』(2015年、中公新書)など

*17:2011年刊行

*18:ただし、ウィキペ「原節子」によれば、『河内山宗俊』(1936年)、『丹下左膳・日光の巻』(1936年)、『忠臣蔵』前後編(1939年)などといった普通の娯楽映画にも出ているわけですが。

*19:プルードン『貧困の哲学』批判本の『哲学の貧困』を書いたというマルクスプルードンの友人ではないと思いますが。

*20:本当にプルードンの風貌がマルクスに似てるのか俺は知りません。なお大紀元曰くあのマルクスの風貌(あごひげとか)は「サタン教徒の特徴」だそうです。

*21:「道義的是非はともかく」一応合法ではあるのでしょう。中国もこれについては否定してなかったかと思います。

*22:NATROM名義で著書『「ニセ医学」に騙されないために:危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!』(2014年、メタモル出版)、『各分野の専門家が伝える子どもを守るために知っておきたいこと』(共著、2016年、メタモル出版)

*23:遼寧省省都

*24:外務省報道局長、駐フランス大使など歴任

*25:著書『国際連合』(2006年、岩波新書)、『「独裁者」との交渉術』(2010年、集英社新書)など

*26:後にJICA理事長。上智大学名誉教授。著書『紛争と難民:緒方貞子の回想』(2006年、集英社)、『満州事変』(2011年、岩波現代文庫)など

*27:皇太子妃・雅子氏の実父。元外務事務次官

*28:駐フランス大使、日仏会館理事長などフランス畑の要職を歴任。著書『ユネスコ事務局長奮闘記』(2004年、講談社)、『世界遺産ユネスコ事務局長は訴える』(2008年、講談社)など

*29:松浦氏はボコバ氏の前任者です。松浦氏が事務局長だったことでユネスコやボコバ氏へのウヨの悪口は嘘である事は明白です。つうか「事務局長が好き勝手できる組織がユネスコ」なんて言ってボコバ氏やユネスコを誹謗すれば「松浦局長時代は日本が好き勝手やってたんですか?」と思われたり、皮肉言われたりするのがオチです。

*30:勿論他にもいますが俺が知ってる割と有名な人をあげてみました。

*31:ブルガリア共産党政権だった頃は党員でないと出出世できないので党員だった」ですね。今は「元党員のプーチン・ロシア大統領」などと同じ「元党員」だと思います。まあ現役の党員だとしてもそんなことでボコバ氏のユネスコ事務局長としての活動や、南京事件資料ユネスコ世界遺産登録を否定できるわけもないですが。

*32:おいおいですね。あのパレードは「中国政府の勝利パレード」であり「中華人民共和国中華民国の後継国家」のわけです。まあ、共産党軍も日本軍と戦ってるつう問題もあります。

*33:それあんたら反中国ウヨだけだろ。

*34:著書『南京事件(増補版)』(2007年、中公新書)など

*35:著書『南京事件』(1997年、岩波新書)、『南京難民区の百日:虐殺を見た外国人』(2005年、岩波現代文庫)、『南京事件論争史』(2007年、平凡社新書)、『「百人斬り競争」と南京事件』(2008年、大月書店)、『日本軍の治安戦:日中戦争の実相』(2010年、岩波書店)、『海軍の日中戦争:アジア太平洋戦争への自滅のシナリオ』(2015年、平凡社)など。

*36:そんなことはないでしょう。そもそも「20万人」は充分ありうる数字です。まあ、問題はもちろん「人権侵害」であって被害者の数ではないんですが。数が少ないからたいしたことないんだったら「北朝鮮の日本人拉致なんか、一番多い救う会認定を採用してもせいぜい数百人しかいない(政府拉致認定なら10数人です)」。でもそういう話じゃないでしょう。

*37:ググったところ、杉田が名前を挙げなかった残りの3カ国のうち2カ国は「オランダ(オランダ植民地だったインドネシア関係)、台湾」のようですが後1カ国は残念ながら分かりません。

*38:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍大臣などを経て首相。戦後、A級戦犯として死刑判決。後に昭和殉難者として靖国神社に合祀。

*39:台湾軍司令官、朝鮮総督など歴任

*40:林、近衛、平沼、小磯、鈴木内閣海軍大臣など歴任

*41:伊藤内閣文相、枢密院議長、首相など歴任。元老の一人。

*42:台湾総督、伊藤、大隈、山県内閣陸軍大臣など歴任

*43:斎藤、岡田、近衛内閣で外相。戦後、A級戦犯として死刑判決。後に昭和殉難者として靖国神社に合祀。

*44:検事総長大審院長、山本内閣司法大臣、枢密院議長など歴任。戦後、A級戦犯として終身刑

*45:セイは常用漢字でなく確実に文字化けするのでカタカナにしました。

*46:陸軍省軍務局長、朝鮮軍司令官、平沼、米内内閣拓務大臣、朝鮮総督などを経て首相。戦後、A級戦犯として終身刑判決を受け服役中病死。後に昭和殉難者として靖国神社に合祀。

*47:福建省主席、台湾省行政長官、浙江省主席など歴任。1949年1月、共産党への投降を計画するが、蒋介石側に発覚。1949年2月、陳儀は浙江省主席を解任の上、逮捕され、1950年4月には台湾に移送され、6月18日、銃殺刑が執行された。

*48:著書『中国人の世界乗っ取り計画』(2010年、産経新聞出版)、『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』(2011年、産経新聞出版)、『だから中国は日本の農地を買いにやって来る:TPPのためのレポート』(2013年、産経新聞出版)、『中国崩壊カウントダウン』(2013年、明成社)、『国防女子が行く:なでしこが国を思うて何が悪い』(共著、2014年、ビジネス社)、『世界はこれほど日本が好き:No.1親日国・ポーランドが教えてくれた「美しい日本人」』(2015年、祥伝社)など

*49:2016年、PHP研究所

*50:昔(つうかコミンテルンのあった戦前)はともかく今時、コミンテルン日本支部呼ばわりとは常軌を逸しています。ソ連共産党による日本共産党攻撃(親ソ連の志賀義雄グループを離党させ日本共産党攻撃をやらせるなど)を良く平気で無視できる。

*51:やれやれですね。日本共産党員がどういう活動しようと人の勝手でしょうに。

*52:まるでソ連が崩壊したからコミンテルンがなくなったかのような物言いですがコミンテルンが解散したのは1943年です。

*53:そう言う勢力が「左派」を意味するならもちろん共産党社民党などが存在するし、一方「旧ソ連を美化する教条左翼」を意味するならそんな人は今時ほとんどいません。

*54:夫婦別姓同性婚容認も杉田らウヨは「反日勢力による日本弱体化の陰謀呼ばわり」だから呆れます。自分が嫌いなこと(夫婦別姓同性婚)に反日レッテル貼ってるだけじゃないですか。

*55:いったいいつどこで、中国が日本での夫婦別姓支持・容認派や同性婚支持・容認派を応援しているのか、何故それらを応援すると日本が弱体化して中国の利益になるのか説明できるもんなら、してみろと言いたいですね。

*56:デマが酷すぎて二の句が継げませんね。何のために中国がそんな事をやるのか。そんなことを中国がやろうとしても、阻止も何もできない程日本の警察や自衛隊は無能なのか。

*57:杉田らは平然と嘘をつくので「本当に中国の委員の発言か」疑わしい。

*58:女帝以外に現実的解決策はないですから、普通に考えて敵意ではなくて日本への好意の表れですよねえ。

*59:日本だけでなくドイツやイタリアもそうですが。ただこの条項は現在では勿論死文化しています。