「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート120(追記・訂正あり)

■酒井信彦『歴史問題の害毒』
http://sakainobuhiko.com/2016/06/post-292.html

 第二次教科書事件では、保守派の人々による高校日本史教科書が、反動的だと日本のマスコミが騒ぎ、中韓両国が抗議し、時の中曽根総理大臣が、検定に介入して書きなおさせた。
(中略)
 この年は歴史問題としてもう一つ靖国参拝中止問題が起こる。前年、中曽根首相が、八月十五日の公式参拝を開始したが、これに中共が抗議を行い、この年は中止してしまったのである。のちに首相は回顧して、中止の理由を(ボーガス注:親日派の)中共胡耀邦*1総書記を救うためだったと説明したが、翌年胡総書記は簡単に追放されてしまった。中曽根総理の独り相撲*2と言うしかない。ついで藤尾*3文部大臣が行った、日韓併合に関する雑誌での発言*4が問題にされ、あくまで辞任を拒否した文相を中曽根総理が罷免した。

 もちろん中曽根は相当の極右ですが、その中曽根すら「中韓に屈服した国の恥」と罵倒するのだから全く酒井はまともではありません。もちろん中曽根すら罵倒する酒井にとって河野談話当時の宮沢総理や河野*5官房長官を罵倒することなど躊躇することではありません。


■10年ぶりに韓国に行ってきました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3697
 「守る会」の役員なので「年に少なくとも1度は行ってる」かと思いきや「10年ぶり」だそうです。思わず吹き出しました。「それでええんかい?」と思いますね。

韓国の脱北者救援団体に招かれて

 三浦のような嫌韓国極右とつるんでる時点でこの「脱北者救援団体」のレベルの低さが分かります。
 レベルが低かろうと「脱北者支援」が人助けになってるのであればそれはそれで評価しますが、俺はこの種のバカ団体を積極的に支援する気はないです。

 日本で修業をされたというお店、本棚には「美味しんぼ」全巻と、なぜか「将太の寿司」だったかな、が置いてありました。蕎麦屋なんだから山本おさむの「そばもん」を置くといのにと思ったのですが、まあそこまで漫画の知識を求めるのは無理か。しかし蕎麦自体は、ちゃんとだしを取って、関東風の味わいでしたがよくできていました。

 日韓文化交流も随分進んだようです。美味しんぼの初期なんか「チヂミ」を「韓国風お好み焼きだがうまいぞ」なんて山岡が紹介してましたからね。チヂミは当時、今と違って、一般の日本人にはなじみのない食べ物だったわけです。
 なお「将太の寿司」はともかく「美味しんぼ」はほぼ全ての料理を守備範囲にしてますので「ソバがネタになった回」も実は何度かあります。
 ちなみに海原雄山曰く*6「ソバの薬味にネギやわさびがついてるからといって最初からつゆにネギとわさびを入れて食べるのは愚か」だそうです。まずは「つゆのみでソバのうまみを味わってから」、しかる後にわさびとネギを使えと。その場合もわさびとネギを使いすぎては「ソバやつゆの味が台無しになるから最小限使え」と。まあ、「いいソバ、いいそばつゆ」ならそうかもしれませんが、小生が食ってる駅の立ち食いソバのざるそばではそんなこともないでしょう。ということで最初から全部わさびとネギをぶち込んでからソバを小生は食べます(そばもんでその辺りどう描いていたかは知りません)

私もいわゆる「嫌韓論者」の範疇にすでに入っているのかもしれない

 「しれない」ではなく「チャンネル桜常連出演者」「月刊日本などウヨ雑誌の常連寄稿者」「河野談話否定論者」三浦は「嫌韓国極右」以外の何物でもないのですが、それはさておき。
 「奥歯に物の挟まった物言い」ですが、ついに三浦は「世間が俺を嫌韓国ウヨ扱いしたいなら別に構わん」と公言して恥じないようです。自称「アンチネトウヨ」の「三浦小太郎氏のご友人id:noharraこと八木孝三氏」には
1)友情を重んじて嫌韓国極右であると自ら認めている三浦氏を批判しないで容認するのか
2)はたまた嫌韓国極右を野放しにしてはいけないという日頃公言しておられる政治信条に従い、涙をのんで「泣いて馬謖を斬り」友人・三浦氏を批判するのか、是非教えていただきたいところです(勿論皮肉)。まあ1)である事は間違いないでしょうが。


池澤夏樹*7に拙著への書評をいただきました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3695
 ドヒャー、です。小生は池澤氏については

・作家・福永武彦*8(別名義・加田伶太郎)の息子
・声優・池澤春菜の父親
・小説「スティル・ライフ」で、1987年に中央公論新人賞を、1988年に芥川賞を受賞(ウィキペ「池澤夏樹」参照)

位しか知らないのですが極右・三浦の書評(それも褒めてる)とは気は確かでしょうか。
 ウィキペ「池澤夏樹」によれば

2014年10月、北星学園大学非常勤講師(当時)である植村隆*9の解雇に反対する「負けるな北星!の会(マケルナ会)」を結成。「たくさんの人が一人の人を非難している。その非難に根拠がないとしたら、もっとたくさんの人が立ち上がってその人を守らなければならない。」と発言した。

そうですがその発言と「植村氏を誹謗する立場の極右デマゴーグ」三浦に対するこの好意的書評は矛盾しないのか。俺は「核武装論の文春の主催する芥川賞の選考委員をやりながら、反核声明を出すのはおかしい」という本多勝一氏の大江健三郎氏批判*10に賛同する人間なのでこの池澤氏の言動は批判せざるを得ませんね。『渡辺京二』本*11だから問題ない、つう話ではないでしょう。
 せめて「三浦の他の右翼的言動を批判した上で」、『渡辺京二*12』本を好意的評価*13すべきでしょう。
 現時点では池澤氏については「三浦とつきあって恥じないid:noharraこと八木孝三の同類ではないか」という疑念を感じざるを得ません。


■直前ですが、興味のある方はご参加ください「朝鮮大学校の民族教育を考える」セミナー(6月21日)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3693
 まーた朝鮮大学校への言いがかりかよと思うとうんざりします。日時は平日(つまり参加するなら仕事を休まないと行けない)ですし、この種のウヨイベントは大嫌いですので、参加する意志は全くないですが三浦の報告が出たら批判的にコメントする予定です。
 つうか21日(火)開催イベントの告知が19日(日)て遅すぎだろ(苦笑)。

日時:2016年6月21日(火曜) 
会場:衆議院第二会館(1F 多目的ホール
主催:宮塚コリア研究所(代表・前山梨学院大学教授 宮塚利雄
後援:救う会埼玉
協力:牧原秀樹様(埼玉県*14選出衆議院議員自民党副幹事長、青年局長)  

 ここに名前が出てる宮塚や牧原がそう言う極右野郎だと言う事はわかりました。
 宮塚は当初は著書『アリランの誕生』(1995年、創知社)、『パチンコ学講座』(1997年、講談社)、『日本焼肉物語』(1999年、太田出版)と言う事でウヨ方面からは距離をおいていたと思いますが、『北朝鮮・驚愕の教科書』(2007年、文春新書)あたりから、右翼方向に転向したようです。


■アジア自由民主連帯協議会『【報告と動画】第二回「民主社会主義学習会 : 民主社会主義*15と私、そして日本」 』講師 寺井融氏*16
http://freeasia2011.org/japan/archives/4699
 アジアの民主化と「旧民社党関係者を呼んでの政治勉強会」と何の関係があるかさっぱり分かりませんがコメント。

講演会の全文文字起こしを掲載します。

 普段は要約なのに珍しく「全文文字起こし」だそうです。寺井氏からそういう要望があったのか。
 あるいは話があまりにも政治漫談過ぎて脈絡がなくて、要約できないからか。

(ボーガス注:昔は餓死者が出ましたが)今は、そんなことはありません。なぜならば、最低食えるようになっているからです。北朝鮮のように餓死する人が出るということはひとまず置いておいて、ワンダラーショップがあるではないですか。日本でいうと、100円ショップがあるではないですか。

 おいおいです。餓死者は日本でも時々出て報道もされますが。100円ショップがあったってカネがなきゃ生活できないわけです。大体「100円アパート」とかないでしょうに。こんな酷い知性の人間が党本部職員なんですからそりゃ民社党も衰退する。

参考
雨宮処凛*17がゆく!
「『母さんが死んだ』:27年前の餓死事件、そして更に広がる子どもの貧困。の巻」
http://www.magazine9.jp/article/amamiya/12158/

今度のパナマ文書のことでおもしろいと思ったのは、圧倒的に日本企業や日本人は出てきません。これは、日本人の美徳だと思います。

実際には

http://www.sankei.com/world/news/160427/wor1604270008-n1.html
■産経『【パナマ文書の衝撃】回避地に日本関連270社 UCC代表らも 個人にも拡大32都道府県400人』
 タックスヘイブン租税回避地)に関わる「パナマ文書」の共同通信による分析で、日本在住者や日本企業が株主や役員として記載された回避地法人が少なくとも270に上ることが26日分かった。大手商社の丸紅、伊藤忠商事などが記載されていた。株主などに名前があった個人もコーヒー飲料大手UCCグループ代表者ら、32都道府県に約400人(重複含む)おり、回避地利用が個人にまで広がっている実態が浮かび上がった。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/09/panama-papers-about-japan_n_9877194.html
■ハフィントンポスト『パナマ文書ソフトバンク伊藤忠の名も』
 日本関連では設立された24の法人のほか、400近い出資者などの名前があった。ソフトバンクは取材に「中国企業の要請で出資したが、撤退した」と答え、伊藤忠と丸紅は「適切に納税している」と説明した。インターネット通販大手の楽天UCCホールディングス(本社神戸市)の代表らの名前も公表されたが、いずれの関係者も適切な税務対応を講じたと強調した。

ということでソフトバンク伊藤忠、丸紅、楽天UCCと日本企業の名は出ています(まあ、ウヨは在日が創業者のソフトバンクは「日本企業じゃない」といいそうですが)。寺井氏が無知か嘘つきか知りませんがどうしようもない人間です。

(ボーガス注:何故民社党に入党したかというと)なぜかというと、親父が民社党のファンだったからです。親父が、安部磯雄*18が好きで尊敬していて、西尾末広*19を尊敬していたからです。

 とはいえ何故父親が西尾らを尊敬していたのか、はこの文章を読んでもよく分かりません。

『武器なき斗い』という山本宣治を扱った共産党系の西口克己の映画があります。

 もう何つうか、パナマ文書でのデタラメ発言といい「この人大丈夫なのか?」ですね。
 『武器なき斗い』つうのは党員監督として著名な山本薩夫の映画です。
 原作は作家・西口克己*20の小説『山宣』*21だそうですがこういうときに「西口克己の映画」て言わないですよねえ。たとえば「『魔女の宅急便』という角野栄子のアニメ映画」「『青い山脈』という石坂洋次郎の映画」とか普通言わない。普通は原作者の名前ではなく、「宮崎駿」「今井正」と監督の名前を出すわけです。
 詳しい事情を知らない聞き手なら、ほぼ確実に西口氏の事を映画監督だと思ったでしょう。
 どうしても「西口克己」といいたいなら「西口克己原作を実写化した映画」とでも言うでしょう。
 つうかさ、『武器なき斗い』なんてアジアの民主化とまるきり関係ないぞ(苦笑)。つうかこの講演、単に「寺井氏の民社党時代の思い出話」を中心にした「寺井氏の政治漫談」にすぎないんですが。

 中央大学で暴れまくった全中闘の委員長だったような人が私の知っている中にも何人かいますが、就職が決まったら、都市銀行だと。
(中略)
 それから10年経って、その友人に会いました。僕は主義主張が違っても、同級生ですから。すると、「おまえ、まだ民社やっているの。日本は、自民党で動いているんだよ。俺は、毎日宴会やゴルフが大変だけど、日本は金融資本家が動かしているし、経済界が動かしているし、政治は自民党だよ」と言うわけです。「ああ、そう。頑張ってね」と言いました。
 その男は、某銀行のナンバー10まで出世しました。
 その男が今なんと言っているか。去年クラス会でもめました。クラス会で彼がみんなのいるところで「今の安倍晋三右翼内閣は、安保法制というバカな法案をつくって、バカな総理だ」とごちゃごちゃ言う

 こんな話がアジアの民主化とどう関係があるのかさっぱり分かりません。どう見ても寺井氏が政治漫談してるだけですがそれはともかく。なかなか面白い文章です。何が面白いか。第一に小生は「自民も民社も右寄りで大して変わらない、権力握ってる与党か、握ってない野党かくらいしか違わない」と思いますが、寺井氏と彼の同級生の認識は違うようです。
 第二に「銀行でそれなりに出世するような保守派」でも安倍は極右と思ってるし、それを公言していいと思ってる、つうことですね。
 まあそりゃそうだろう、安倍は歴代自民党総裁と比べても酷すぎるよ、とは思いますが。

私は「ちょっと待てよ」と。第一に、クラス会の近況報告で言う性格のものか

 いやだから「言う事の是非はともかく」近況報告として言ったんじゃなくて、酒が進んで口が軽くなってきたところで「ところで最近の安倍政権をどう思うよ」「安倍は酷いね、何だよ、あの安保法制って、世論無視だし、違憲立法じゃないか」みたいな世間話に過ぎないでしょうよ。酒席で政治の話なんて時々あることです。俺個人は「下手な事言うと喧嘩になる危険性が強い」のであまりそう言う政治の話は酒席でしたくないし、相手から振られない限り、まずしないのですが。

第二に、安倍さんをいくら批判しても、一国の総理大臣に対してバカと決めつけるのはなんだ。そう言いました。

 やれやれですね。細川、羽田*22、村山、鳩山、菅*23、野田*24といった非自民の首相連中に対してバカ呼ばわりしてきたのが産経や寺井氏らウヨではないのか。
 小生なんか産経で「ルーピー*25鳩山」「宇宙人鳩山」だの「空き菅(空き缶とかけてる)」「狂犬・菅ダフィ(カダフィとかけてる)」だの酷い罵倒を何度も見ましたがそういうのを寺井氏やお仲間のウヨ連中は1度でも「一国の総理大臣に対してルーピーとは、宇宙人とは、狂犬とは何だ、産経は無礼だ」とか言ったんですかね。単に安倍びいきなだけじゃないですか。

学生運動のときに左翼でやった人間が、企業に勤めて、企業戦士として頑張っていて、負け組の方が圧倒的に多いわけです。

 負け組の定義にもよるでしょうが、まあ皆がみな社長や専務、常務と言った重役になれるかといったらそんなことないですからね。ポストは限定されてるわけです。「出世しない人間は勿論」出世する人間もたいていの人間はどんなに出世しても中間管理職(部長や課長)で終わる。そういう意味では勿論圧倒的に負け組は多い(勿論それは学生運動経験者とか左翼とかに限定はされません)。「でそれがどうかしたの?」て話です。
 「負け組だから勝ち組に嫉妬して自民党政権を批判するんだ」と勝手に決めつけられても呆れるだけです。「勝ち組朝日に嫉妬して悪口雑言してる負け組の産経」と一緒にしないで欲しい。
 「政治的に支持できないから自民批判してるだけ」の話なんですが。つうか寺井氏は「俺は安倍支持だから勝ち組」と勘違いしてるのかも知れませんが彼の所属した民社党は消滅したんだから、寺井氏だって立派な負け組でしょう。大体安倍みたいな極右は歴史的には自民党の傍流ですし。
 いわゆる保守本流池田勇人*26大平正芳*27鈴木善幸*28宮沢喜一*29加藤紘一*30など)こそが本流だったんですけどね。
 大体こういう負け組をバカにする物言いと「我々民社党は福祉重視の社民政党だ(嘘も大概にしろと思いますが)」という物言いは両立するんですかね?。俺の理解ではどう見ても矛盾しますが。

 日本共産党の転向者を私は批判しません。

 で転向者で名前が出てくるのが「大東亜戦争肯定論」で知られる極右・林房雄です(苦笑)。
 「今はお仲間だから批判しないだけジャン(苦笑)」て話です。

 私は、民主社会主義はなんだときかれたら、たった一言で言います。常識だ、と。人間社会の常識。

 おいおいですね。全然説明になってません。
 こんな事言ったら「自民党員は自民党の、社会党員には社会党の、公明党員には公明党の、共産党員には共産党の常識があるんだからお前の言ってること説明になってねえよ。まさか『民社党が常識で他が非常識であることは説明しなくても分かる』とか思ってるのか?」と呆れられるだけです。少なくとも俺は呆れます。勿論俺が民社党が他党と比べても非常識な極右政党だと思ってるつう理由もありますが。

ナチスの言ったことを引き継いだレーニン

 レーニンロシア革命で政権を獲得したのが1917年。病死したのが1924年ヒトラーが首相となりナチスが政権を獲得したのが1933年です。どうすれば1924年に死んだレーニンが「ナチスの言ったことを引き継げる」んでしょうか?(苦笑)

 民主社会主義をヨーロッパ風に言うと、源流はラッサール、ベルンシュタインと続いたドイツ社民党右派と呼ばれている人たち。もう一つは、フェビアン協会に代表されるイギリスの労働党。三つ目は、グンナー・ミュルダール*31に代表されるスウェーデン。つまり北欧の民主社会主義、イギリスの民主社会主義、ドイツの民主社会主義

 確かにヨーロッパ民主社会主義の源流はそれらでしょう。問題は「旧民社のどこがそうしたヨーロッパ社民主義に近いんだ?」て話です。
 「英国労働党やドイツ社民党に日本の旧民社党が近い」なんて思ってる人間はまずいないでしょう。
 旧民社なんてただの極右政党でしかない。
 つうか今や日本共産党ですら「北欧の社民党は福祉重視という点で学ぶ点が多い」といってるので正直「共産党社民主義は違う」といっても「昔はそうだったんでしょうけどね、今は大分共産党もソフト化しました」で終わる話です。

 民社党が当時唱えていた中産階級路線ということは知っていますか。みんなを中産階級にしよう。つまり、大金持ちや貧乏人はなくす。大金持ちには社会負担をしてもらう*32。そして、みんながある意味中産階級になる。その成果は、そのあと、わが家が中流家庭だと思う人*33が90%になるような時代を生みだしました。民社党の主張どおりではないですか。

 おいおいですね。いわゆる「一億総中流」は民社党の手柄でも何でもないのに良く自慢できるもんです。つうか今や「格差社会」が問題になってるのに「一億総中流」なんて昔のことを言い出すなんて時代錯誤にも程があります。

私がなぜ1年3カ月勤めた新進党本部を辞めたか。

 そんなことと「アジアの民主化」と何の関係があるのか。まあこの「新進党本部職員退職の件」に限りませんがこの「自称勉強会」、寺井氏が「旧民社党の思い出」を中心に政治漫談をやってるだけでアジアの民主化には何一つ関係ありません。
 なお、新進党は初代党首が海部*34元首相、二代目党首が小沢元自民党幹事長という保守政党です。
 海部、小沢以外の面子も「西岡武夫*35国対委員長」「鳩山邦夫*36広報企画委員長」と幹部が自民出身者ばかりです。
 新進党の本部職員だった人間がよく「僕は社民主義」なんてデタラメが言えるもんです。

日本社会党の多数派は、彼らがコンプレックスをもっているかどうかは知りませんが、徹底的に反共主義者だと言われることが嫌で、なんとなく妥協的な、民主社会主義を唱えていました。われわれ民社党は徹底的に反共

 コンプレクス云々じゃなくて、今の民進党と同じで「共産党と共闘した方が有利」つう政治判断でしょうよ。とはいえ1980年代の一時期は公明党民社党の影響からか「共産党を除く野党協議」なんてやってたのが社会党ですが。
 大体民社党の反共なんて「僕らは社民主義だから反共です」なんて生やさしいもんじゃないですよ。
 ただの極右ですから。 

 日本という国は、非常に恵まれていると思います。皇室があって、一君のもとに万人平等の社会。
(中略)
 何千年と続いている現在の天皇家天皇様は、極めて日本教の教祖様みたいなものであって、日本文化の具現者でしょう。お田植えをなさったり、お蚕を飼ったり、祭器を祀る方です。
(中略)
 天皇制という言葉は使いたくありません。それは、左翼用語*37だから。

 どう見てもその辺の街宣右翼と見分けがつきませんがこれが自称「中道左派社民主義)」のわけです。呆れて二の句が継げません。

 そんなことを言うけれど、民社党はなくなったではないか(中略)と言われるかもしれません。それは、確かにそのとおりです。しかし、人間は生きているときに、自分とあまりにも同じような空気みたいな存在には、魅力を感じないのかもしれません。右だ左だと極端なことを言った人のところに魅力を感じるのかもしれません。

 すごいですね、この狂った、歪んだ自己認識。俺にとって民社党は「フランスのルペン」「ロシアのジリノフスキー」並みの極右であり、だからこそ魅力を感じないのですが寺井氏ご本人は「俺達は中道」と勘違いしてるようです。

われわれの思想は、皆さんの生活にも、皆さんの社会にも息づいているのだろうと思っているわけです。

 極右政党民社党の思想のどこが息づいてるんでしょうか?。もしかして「俺達は英国労働党やドイツ社民党の仲間だ」と強弁する気でしょうか。まあ旧民社の同類「日本会議街宣右翼」も「我々の社会や生活の一部」ですからそう言う意味では息づいてるかも知れない。まあそんな事言ったら暴力団極左過激派(例:革マル派)、カルト宗教(例:統一協会)などだって息づいてるし、そう言う意味で息づいてることは何の自慢にもなりませんが。

もう一度、政治勢力として再興せよというと、これがなかなか難しい。思想的な基盤があったとしても、リーダーとしての人物が現れない限り

 政治思想としても旧民社なんてろくなもんじゃないですがそれはさておき。さすがの寺井氏も「今の旧民社党出身者に民進党執行部で活躍してる人間がいる」などとは言う気になれないようです。
なお、旧民社出身の政治家としては次のような人間が民進党民主党)にはいます。

・川端達男
 鳩山、菅内閣文科相、野田内閣総務相を経て現在、衆院副議長
高木義明
 菅内閣文科相。現在、民進党副代表、民社協会理事長。
直嶋正行
 鳩山、菅内閣経産相。現在、民進党常任顧問。
柳田稔
 菅内閣で法相

戦前においては、河合栄治郎がまさに民社の旗を立て

 前も産経で旧民社関係者が「民社党の結党前に河合が死んだのが惜しい」なんて書いてましたが旧民社にとって河合とは別格の存在のようです。

 西尾末広のエピソードを一つ言いましょうか。彼は官房長官だったときに、労働組合の人間がいっぱい官邸に押し寄せた。代表が西尾に会わせろと集まった。「西尾、おまえは労働者の代表だろう。労働者の代表で選ばれているのに、労働者を裏切るのか」と詰問された。西尾さんは、なんと言ったか。「確かに、自分は労働者の代表として国会に選ばれた。だが今、西尾は日本国の官房長官である。日本国全体のことを考えて行動するのだ。何が悪い」と言った。労働組合のリーダーは黙ってしまった。西尾という人物のこの気迫を私は尊敬します。

 「皆さんの気持ちも分かるが、国の事も考えなきゃいけない、大目に見てくれないか」と下手に出ればいいものをそういう傲慢な態度をとるから「何だあの西尾って奴は、官房長官になって頭に乗ってるのか(怒)」と反感を買って民社党衰退の一原因になったんじゃないんですかね。しかもこの後、西尾は「最終的には無罪判決が出る」ものの、昭和電工事件で「収賄で逮捕起訴」され、当然政治的ダメージを受けますから、アンチ西尾派からすれば「偉そうな事言ってて収賄野郎か、ふざけんな」と反感を募らせたでしょう。こんなのを「尊敬する」といっちゃうようなとんちんかんが党本部職員じゃそりゃ民社党も衰退するでしょう。

俵孝太郎さん*38が戦後日本をつくったのは、吉田茂*39西尾末広だと言ったことがあります

 長期政権の吉田はともかく西尾の何が日本を作ったんですかね?。「民社党を作ったのは西尾」なら間違ってないですが。もしかして「日本型労使協調主義」つうことか。ただ「労使協調主義イコール民社党」ではないでしょう。最大労組はもちろん社会党系列ですから。

昭電疑惑ということで、お金を50万もらったということが言われたけれど、50万全部を自分のポケットに入れず、皆に配っていたことも明らかになっています。

 おいおいですね。自分の子分に配れば怪しいカネでも問題ないのか。そんな馬鹿な話はないでしょう。大体、西尾も善意で配ってるわけじゃない。「お前にカネをやるから俺の子分として動けよ」という西尾派育成行為に過ぎない話です。

 西村事務所において非弁活動をしたと批判する人もいます。そして、雇っていた人の中に、少しいかがわしい人もいました。これは事実です。しかし、非弁活動の政治家の選挙活動といえば、福島瑞穂*40谷垣禎一*41も、皆職員を抱えてやっています。
(中略)
 狙い撃ちにあったのだと私は思います。

 いやいやそういうこというのは「弁護士政治家」福島氏や谷垣氏が「逮捕起訴され有罪判決が出た西村眞悟と同じ事をしていた、西村同様逮捕起訴されてもおかしくなかった」と証明してから言えよ、て話です。正直、福島氏や谷垣氏に名誉毀損で訴えられても文句言えない妄言でしょう。

小選挙区比例代表制という制度が悪いという人もいますが、私はそうは思っていません。あの中選挙区制時代が本当によかったのかと思うのです。

 少なくとも旧民社にとっては中選挙区の方が良かったでしょう。小選挙区で当選できる力は旧民社にはないからです。

保守党も労働党もイギリスの小選挙区の中で候補者になるためには、リベートをいっぱいやって、審査を5回くらいくぐりぬけなければ、候補者になれないのです。

 「リベートって何だ。公認を得るためにカネで党執行部を買収するのか」とぎょっとなりましたがしばらく考えて分かりました。「ディベートの誤記だろう」と。こういう大事なところでとんでもない誤記をするとは実にお粗末です。

田中角栄さん*42が偉かったとは僕は全然思わない*43けれども、なぜ角さん人気が出るのか

 そりゃ、独特の大衆性があるからでしょうよ。地元新潟について言えばそう言う話より「上越新幹線」などの利益誘導が大きいでしょうが。一方旧民社に人気がないのは「大衆性もない」「政策も大して立派でない」ないないづくしで何もないからでしょう。 


■江東映像文化振興事業団の上映会に参加いただき、まことにありがとうございました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3686

 6月11日の江東映像文化振興事業団の上映会にご参加いただいた皆様、まことにありがとうございました。私の本も、ダンピングしたとはいえ持ち込んだ8冊は完売し、やったかいがあったというものです。

 「三浦小太郎ファンクラブの集い」でもないのに「たった8冊ではあっても」本を持ち込んで販売するなど非常識だと思いますが三浦はそうは思わないようです。
 なお、江東映像文化振興事業団サイトに掲載されたhttp://kotomovie.org/2016526.pdfによれば「古澤圭介」なる人物が「除名」されたそうです。
 政治結社や宗教団体ならまだしも「NPO法人格を取ってる」とはいえただの映画鑑賞の趣味の会で「会の名誉を傷つける問題行為があった」として除名とは尋常ではありませんが何がどう「会の名誉を傷つけた」のかさっぱりわかりません。こういう時は「不当除名じゃないの?」という疑惑を避けるためもう少し具体的事情を書くと思うんですけどねえ。


■朝大生200人を貢ぎ物としてささげた朝総連 (統一日報記事) 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01183
 朝鮮大学校に対する真偽不明のただの悪口雑言です。「三浦君や、統一日報、三浦君を幹部に担ぐ守る会の諸君(例えばid:noharraこと八木孝三君)は、他にやることはないのですか?」と心底呆れます。

 1967年、朝鮮大学認可を求める署名運動の呼びかけ人が「朝鮮大学校を見て」というパンフ(朝鮮大学校出版)に載っています。何人かのお名前を紹介します。
 家永三郎*44井上清*45大内兵衛*46小田切秀雄川喜田二郎*47、斉藤孝*48都留重人*49、遠山啓*50、中野好男*51矢野健太郎*52宇野重吉*53加藤剛、藤島宇内、木下順二*54吉田喜重*55阿部知二*56中島健蔵、東野英次郎*57金子光晴開高健杉村春子*58大藪春彦*59今井正*60

 で、彼ら(約50年前の声明ですので、かなりの方が故人ですが)を三浦は敵視してるんでしょうが俺からすれば「敵視する方がおかしい」ですね。民族学校の認可を求めることはむしろ人として当然のことです。
 しかし左派として著名な井上清氏や大内兵衛氏、今井正氏などは意外じゃないですが、「開高健」「大藪春彦」てのは俺的には意外ですね。しかし大藪小説では「どう見ても自民党政治家から名前を取ってるとしか思えない悪徳政治家」が主人公にボコボコにされることを考えれば不思議じゃないのか。あの「自民党政治家がボコボコ」は「その方が受けると思って大藪はやってる」のだと思ってましたが、案外と「左派だからついそう書いちゃう」つう要素もあったのかも知れません。
 そういえば、以前、前衛に勝目梓*61が登場して『私はいつも共産党に投票してる』云々と語り、「勝目さんって共産党支持者なのか!」「共産党って勝目さんを出しちゃうのか!」と驚いたことがある事を思い出しました。さすがに「勝目さんの芸風を詳しく書くこと」はしてませんでしたが。


■大井健輔のあほツィートに突っ込む

インパール』(高木俊朗著)における総司令官牟田口廉也*62の傲慢さ、自己中心性、他者性のなさを見ていると、戦後の進歩的文化人の思想性と何の違いもないことがわかる。少しも自説を疑っていない態度、お花畑の世界観。

 いや、吹き出してしまいました。大井は自分たちウヨには「自説に対する懐疑精神」や「他者の意見に耳を傾けるなどして現実から遊離してない世界観」があると本気で思ってるんでしょうか(苦笑)。
 むしろ「進歩的文化人」の方がそうしたまともな人間だと小生は思います。いや、「まともな保守派」と進歩的文化人を比べれば「まともな保守派」がもしかしたら「勝利している」のかも知れませんがそもそも大井は「バカ極右」ですからね(苦笑)。
 また、牟田口がダメ人間なのはその通りですが、彼を重職に就けたのは陸軍上層部ですし、インパール作戦も当然日本政府の裁決を受けています。「牟田口はダメだ(大井)」では済まないのですがね。
 牟田口がダメと言う事は「陸軍がダメ」ということであり、ひいては「日本政府がダメ」ということです。
 また「牟田口一人のせい」とまではいいませんがいわゆる盧溝橋事件(1937年)が日中全面戦争になった要因としては現地司令官(当時、支那駐屯歩兵第一連隊長)の牟田口が暴走したから、と言う要素が大きい(たとえばhttp://www.geocities.jp/yu77799/rokoukyou/shoutotu.html参照)のですがその辺り大井はどう考えてるんですかね?

 オバマ氏訪越、武器輸出を解禁とのこと。ハノイ*63に住んで分かったこと。彼らは韓国人みたいに、執念深く過去をいじらない*64。性格があっさりしているように見える。
 多くの若者は旧敵国のアメリ*65が好きであるし、(ボーガス注:ベトナム戦争での)韓国軍の侵略や非人道行為についても忘れている。そんなことはどうでもいいようだ。

 「ベトナム戦争後に生まれた若者はともかく」もちろんベトナム戦争当時の戦争被害者は戦争被害を忘れてなどいないでしょう。ただ貧乏国ベトナムにとって「経済大国」米国や韓国と事を構えることは「経済的な意味で」必ずしも得策ではないと言うだけでしょう。また、よそ者に過ぎない大井に対しそんな事は話したがらないというのもあるでしょう。
 もちろん「米国や韓国の文化が好き」ということと「戦争被害の問題」は全く別問題です。
 しかし「ベトナム戦争ではあれほどベトナムを敵視したのに」と思うと米国の態度変更には複雑な気持ちになります。つうか地域の緊張を助長する行為じゃないですかね、これ。


■日本版ニューズウィーク『中国「黒人差別」の背景に約50年間のアフリカ蜜月あり』(楊海英)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/06/50-12_1.php
 「常軌を逸した反中国」楊とニューズウィーク日本版らしい悪意に満ちた駄文です。もちろんこのCMはトンデモですが、中国国内外からこのCMに対する批判が出たことを忘れてはならないでしょう。
 中国国外は勿論、国内だってまともな人間はこんなCMは擁護しません。
 もちろん中国政府もこんなCMを擁護なんかしません(当たり前ですが)。
 たかが一民間企業のCMで「これだから中国は」と悪口する楊がトンデモ反中国バカであることは言うまでもない。
 だったら在特会なんて奴らがいる日本はどうなるのか。日本には黒人差別はないのか。と聞きたいところですが、おそらく聞いたところで楊がまともに答えるわけもありません。


■日本版ニューズウィーク『歴史を反省せずに50年、習近平*66文化大革命が始まった』(楊海英*67
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/50-9.php
 日本版ニューズウィークと楊がいかにデマ屋のクズであるかが「タイトルだけでも分かる」駄文です。本文を読みたければ止めはしませんが「タイトルで分かるようにアホ記事」ですのでお勧めはしません。もちろん習氏や中国共産党を批判するなとは言いませんが「文革」云々などお話にならないでしょう。
 「独裁的であるとして批判される」ロシアのプーチン*68に向かって「現代のスターリン*69」というようなもので、もはや楊の文章はまともな批判とは言えません。
 結局、楊と言う男は昔はともかく今は「内モンゴルペマ・ギャルポに転落した」としか言いようがないでしょう。ウイグルラビア・カーディルも日本ウヨとつるんでるようですし、もはや「まともな中国国内の自称民族活動家を探す」というのは「ゴミ捨て場から使える物がないか探すくらい空しい行為」なのでしょう。自称「中国国内の少数民族活動家」については「どうせ日本ウヨの飼い犬だろ?」と思って無視するのが正しい政治的態度のようです。

【2016年6/3追記】
 楊の記事については以下の楊批判記事を紹介しておきます。
■誰かの妄想・はてな版『「文革」は中国の指導者を誹謗する便利なレッテルと化しているのではないか』
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20160525/1464110108
 詳しくはid:scopedog氏エントリを見て下さい。
 どうやら「文革毛沢東同志の犯した重大な過ちだが建国の父としての毛同志の偉大さは変わらないと習氏が演説(これはトウ小平時代からの中国の公式見解です)」を楊が「習が文革を美化した」と強弁してるようです。楊のやってることは明らかなデマですね。楊も「司馬賞受賞時はともかく」その後は「文革を批判してる内モンゴル人やてえ!。これはうまく取り込めばペマ・ギャルポみたいに使えるでえ!」とすり寄ってきた日本ウヨと野合するというおぞましい道に転落したようです。


■酒井信彦『さらに国際化した「報道の自由」問題』
http://sakainobuhiko.com/2016/05/post-291.html

 今回の国連と国際NPOを利用する手口は、まさにかの慰安婦問題の場合と、完全に一致している。

 北朝鮮など自分が嫌いな国が国連を舞台に非難されれば「国際社会が非難している。ホニャララ国は非難を真摯に受け止めろ」。日本が国連を舞台に非難されれば「日本を不当に貶める政治謀略だ」。何とも都合のいい脳みそがあったもんです。


■アジア自由民主連帯協議会『第20回講演会「台湾蔡英文政権と日本」』講師 永山英樹台湾研究フォーラム
http://freeasia2011.org/japan/archives/4692
 講師がアンチ中国の極右・永山、宣伝文が

 台湾における新政権の誕生が、今後、中国の覇権主義といかに対峙していくのか、アジアの民主化の拡大とどうつながるのかが注目されます。

なんてアンチ中国なことからおおよその内容の見当はつきますが今後実施報告が載ったら突っ込む予定です。


■アジア自由民主連帯協議会『緊急要請文「拘留中のウイグル難民を人道的に第三国に出国させてください! ウイグル難民のハンストを通じた命がけの訴えに耳を傾けてください!」 : 日本ウイグル協会』
http://freeasia2011.org/japan/archives/4696
 てっきり「『日本』ウイグル協会だから日本国首相・安倍へ『タイに圧力かけてくれ』という要請か」と思ったら

タイ王国
プラユット・ジャンオーチャー首相

への要請だそうです。安倍に「日本ウイグル協会」が要請しない理由は何となく予想がつきますがコメ欄でid:Bill_McCrearyさんが

id:noharra氏は、いまさら安倍なんかに期待していないのかもしれませんが、いいかげん自分の安倍絶賛を撤回したらどうか。そうでなければ自己批判のひとつもするべきでしょう。自分の誤りを認められない人です(笑)。

と指摘するとおりでしょう。id:noharraほどの恥知らずもなかなかいないでしょう。


■アジア自由民主連帯協議会『【5月28日、6月2日、4日 大阪東京仙台】日本ウイグル連盟主催シンポジウム アジアの「孤児」:ウイグル政治亡命者の現状と日本の役割』
http://freeasia2011.org/japan/archives/4673

【協力団体】 日本ウイグル地方議員連盟日本会議南モンゴル自由民主運動基金内モンゴル人民党
【登壇】
ラビア・カディール(世界ウイグル会議総裁)
セイット・トゥムテュルク(世界ウイグル会議副総裁)
ウミット・ハミット(世界ウイグル会議副総裁)
【司会】
(東京会場)
 藤井厳喜*70(呉竹会アジアフォーラム代表幹事)
【東京会場パネリスト】
 西村幸祐*71 評論家・ジャーナリスト

 藤井や西村は極右活動家、協力団体の一つ・日本会議は「日本最大の極右団体」です。
 中国憎しのあまり、あるいは

 中国に政治的な配慮をするタイ、カンボジアラオス、マレーシア、ミャンマー、ネパール、キルギスなどでは、多くのウイグル人亡命希望者が強制送還されています。2015年7月には、タイのバンコクの入国者収容施設に収容されていた109人のウイグル人が、中国に強請送還されました。

という展望のなさのあまりか、「世界ウイグル会議総裁ラビア・カーディル」以下世界ウイグル会議の連中は日本ウヨと野合して恥じない、しかもそれに「一部の自称・内モンゴル民族活動家(南モンゴル自由民主運動基金内モンゴル人民党)」も荷担して恥じないと言うんだから呆れて物もいえません。
 さて一つ気になるのは、この「日本ウイグル連盟(会長:トゥール・ムハメット、公式サイト:http://uyghurjapan.org/jp/category_juu/about_juu/)」という謎の団体です。
 以前から「日本ウイグル協会(会長:イリハム・マハムティ、公式サイト:http://uyghur-j.org/japan/)」という団体があったのですが、それとの関係は何なのか。なお連盟サイトにも協会サイトにもその辺りの説明は何故か存在しないようです。
 ここからは俺の邪推ですが「日本ウイグル協会内の内紛」から組織が分裂、「日本ウイグル協会」と「日本ウイグル連盟(協会脱退派)」に分かれ連盟側が「ラビア・カーディル世界ウイグル会議幹部を取り込んだ」ということなのでしょう。
 もしかしたら、「日本ウイグル協会に不満があったラビアら世界ウイグル会議幹部が脱退による新組織設立をそそのかした」のかもしれません。
 どっちにしろ「協会派」も「連盟派」も日本ウヨと野合して恥じないという点ではどちらも「見下げ果てた劣悪集団」でしかありませんし、つまりは内紛の原因も少なくとも「日本ウヨとの関係の持ち方」ではないのでしょう。
 「日本ウヨと野合するなんておかしい」といって協会を脱退し、連盟を設立し世界ウイグル会議の支持も得た上で、「日本ウヨの関与しない運動」を組織すれば良かったんですけどねえ。
 もしかしたら内紛の原因は政治思想的なまともな物では全くなく、「金銭を私物化したい党利党略」などという醜い泥仕合でしかないのかも知れません。まあ、歴史修正主義ウヨと野合するわ、内紛やらかすわでは自称・ウイグル民族活動家連中(ラビア一味など)に明るい未来はないでしょう。


魯迅から王丹へ 天安門事件27周年記念集会で思ったこと(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3682
 「ゴロツキ右翼」三浦とつるむような「墜ちた偶像」「オワコン」王丹なんぞと一緒にするなど魯迅に対して三浦は全く失礼です。しかし王丹もいつまで「昔の遺産(俺は天安門の指導者だ!)」で飯を食うなんて恥ずかしいコトしてれば気が済むんですかね。こういうのを老害とか老醜とか言います。


■6月11日 江東映像文化振興事業団上映会&トークのお知らせ(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3656
 奇妙なのは三浦の個人サイトには「2016年6/11」のイベント紹介があっても事業団サイト(http://kotomovie.org/)にはないことです。事業団サイトの最新記事は「2015年9/5のイベント」は最終更新のようです。何が何だかさっぱりわかりません【追記:後で見たら更新されていましたが、公式サイトの更新がこんなに遅いのはおかしいでしょう】。

 6月11日(土)亀戸文化センター(カメリアプラザ)6階第3研修室での江東映像文化振興事業団の上映会及びトークショーのお知らせです。
 今回、代表の古谷経衛*72、並びに私と但馬オサム氏の新刊発行を記念して、下記のような上映会とトークを行います。
・映画上映 亡霊怪猫屋敷 中川信夫*73監督 1958年
 午後2時半開場 午後3時上映開始 午後4時15分終了
(中略)
・午後4時半から 午後江東映像文化振興事業団スペシャトーク(午後7時閉会予定)
 古谷経衛 「ヒトラーはなぜ猫が嫌い*74だったのか*75
 但馬オサム「アニメ・プロデューサー 鷺巣政安*76
 三浦小太郎「評伝 渡辺京二*77
 各自の出版を記念してそれぞれのテーマによるトークを行います。

 おいおいですね。但馬の「アニメプロデューサー」はともかく古谷「ヒトラー」や三浦「渡辺京二」は映画と何一つ関係ないじゃないですか(苦笑)。「映像文化振興事業団」つう建前はどこに行ったのか。作家が役員の団体でも「団体の目的と関係なければ」その作家の作品出版記念トークを団体の公式の会合としては開かないでしょう。
 ちなみに「亡霊怪猫屋敷」については
■いくらおにぎりブログ『【映画】亡霊怪猫屋敷』
http://blog.goo.ne.jp/langberg/e/efbbf84c612abb0444d5fb1a81a526ce
を紹介しておきます。
 まあ、三浦の

大学の研究室で停電の夜、久住助教授は六年前の不思議な事件を思い出した。

という書き出しからでも「久住は生きてるのだから恐怖を体験しても結局、無事に危機を逃れたのだろう」ということは想像つきますが。

参考

ヒトラー(ウィキペ参照)
ヒトラーが愛犬家であったことは有名である。側近に「犬は忠実で主を最後まで裏切らない」と常々語っていた。政治家に大成した後のヒトラーの愛犬はアルザス犬の「ブロンディ」である。ブロンディは数匹の子犬を産み、ヒトラーの側近くで飼われ続けたが、自殺前の1945年4月末に自殺用の青酸カリの効能を確認するため薬殺された。


朝鮮大学校60年の闇(産経新聞
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01182
 正体不明の証言者による怪しい記事を

産経新聞朝鮮大学校の闇と題した優れた記事が掲載されています

というのだからいかに三浦小太郎ら守る会一味がバカかという事です。しかし三浦のコメントは

産経新聞朝鮮大学校の闇と題した優れた記事が掲載されています

云々という短いコメントですし、サイトの更新頻度も明らかに落ちています。安倍政権誕生後、三浦の関心分野は明らかに「守る会」からは離れつつあるのでしょう。


■アホのid:noharra(八木孝三)のツィート&ブログに突っ込む

野原燐 ‏@noharra
@dempax2012 総聨の闇は朝鮮民主主義人民共和国の真っ黒な人民抑圧の闇と一部つながっているので、民団の闇などと並列すべきではない!、が私が言いたかったことです

 id:noharra先生曰く「朝鮮総連の闇」とやらは「北朝鮮政権の闇」と関係があるそうですが、「民団の闇」とやらは「韓国政権の闇」とのつながりはないと断言できるそうです。根拠は分かりません。たぶんid:noharra先生の思いつきにすぎないでしょう(苦笑)。まあそれ以前に「朝鮮総連の闇」「民団の闇」が何を意味するのかよく分かりませんが。そんなことより「河野談話否定論者・三浦小太郎を守る会幹部にして恥じない」あんたご自身の「心の闇」でも追及したらいかがですが、自称「河野談話支持者」の「守る会会員」id:noharraさん(毒)。

野原燐さんがリツイート
寮美千子*78 ‏@ryomichico
著作権が切れるとすぐにひどい翻訳が出るから、死後著作権保護期間を延長せよ」といっていた三田誠広*79が、サンテグジュペリ著作権が切れたとき、率先してひどい翻訳の「星の王子さま」を出したことを、わたしは日本文藝家協会総会で三田氏に追求したが、モゴモゴいってはぐらかされた。

 id:noharraこと八木孝三のリツィートに吹き出しました。
寮氏「偉そうな事言ってるけどあんた言ってること嘘八百、デタラメ三昧ヤン。釈明してもらいたいわ」
三田氏「無言」
つう構造は「俺とあなたのやりとり」と全く同じですよねえ、id:noharraこと八木孝三さん?
 あなたって「なんで河野談話支持者なのに談話否定派・三浦小太郎とつきあえるの?」「無役時代の安倍の発言のおかげでウイグルが解放されたと過去にほざいてるけど今安倍はウイグルのことで何もやってないヤン、いい加減無役だから安倍は当時ああいう事言えたんだし当然解放は安倍と関係ないと認めたら?」「大量の脱北者を日本が受け入れれば北朝鮮は崩壊するとかほざいてたけどそれ現実性あるの?。どこで受け入れるの?」などの俺の批判を「寮氏の批判を無視する三田氏同様」ガン無視されてますよねえ、八木さん?
 自分が「寮氏が批判する」三田氏同様の恥ずかしいこと*80をやってるって自覚はないんですか?。ないから寮氏の三田批判ツィート*81に平然とリツィート出来るんですか?。「前から分かってましたけど」本当にあなたって恥ずかしい人間ですね。
 しかし「寮氏の指摘が事実として」ですけど三田氏の行為ってid:noharra並みに酷いですね。「自分が批判していたはずの行為を自分でやって、批判されたら適当にごまかす」って一寸常人にはまねができませんね。

‏野原さんがリツイートしました
@arkanal1
 ロシアともアメリカとの同盟もなく、核兵器もなく、地政学上重要で、天然資源も豊富で、国防費が数百億円しかない(ボーガス注:中国の)隣国ミャンマーやモンゴル。大戦略だったら、最初に拡張する筈なのに、何故しないかの説得力ある(ボーガス注:中国)抑止論者の説明は聞いた事がない。

 まあそういうことですね。他にも

http://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-1626.html
 アレな連中が「沖縄海兵隊がいなくなると中国に奪われる」といいだしている。
 だが、(中略)なぜ中国が対日戦を決意し、しかも沖縄に侵攻してくるかといった説明はない。
(中略)
 「中国はスキを見せれば侵略してくる」ともいう。だが、それなら(ボーガス注:中国の隣国である)ラオスミャンマーの独立はどのようにして保たれているのだろうか? いずれもロクな軍隊を持たず、攻めこまれた時に助けてくれる同盟国もない。
 (ボーガス注:日本より軍事的に)もっと弱い国がいくらでもあるのに、なぜ沖縄だけが攻め込まれるのか?

つう指摘もネット上にはあります。「モンゴルやミャンマーラオス*82を中国が攻めないのに日本(つうか尖閣沖縄本島)は攻める理由」など説明できると思えません。
 ちなみに何故かその程度の認識もできない愚か者の一人がid:Bill_McCrearyさんエントリ『I濱裕美子*83のブログ記事がひどい』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/934d9337690a36ae6111198cb3bc3ad2)が批判するW大学教員の御仁です。
 しかしこういうツィートをリツィートしながら「中国抑止論者の極右・三浦小太郎」とおつきあいできるid:noharraこと八木の脳みそは俺には理解不能ですね。本心では八木は三浦同様の「中国抑止論者のタカ派」なのにハト派ぶってるのか、それとも「何故か、何があっても三浦を批判出来ない恩義でもある(例:億単位の借金を肩代わりしてもらった)」のか。

野原さんがリツイートしました
・東南アジア研究には昔々(ボーガス注:女性秘書に対するセクハラ疑惑で京都大学教授を辞任した)矢野暢という大センセイがいましてね。人格サイテーでも研究は今でも参考にされている好例(?)かも。

 もちろん学問に限らず芸能界でもスポーツ界でも「業績の是非」と「人間性」は別問題です。人間性の酷さで業績を否定してはいけない。とはいえその人格の酷さが「セクハラ」など「もはや社会的に許容できない代物」であれば、「業績がいいから大目に見ようぜ」で済まないのもまた事実です。そうなるとその世界から追放されるのも自業自得でしょう。
 ちなみにこれに似たような話(業績と人格は別)をid:Bill_McCrearyさんが『清原和博は1日にしてならず、あと佐々木主浩はえらい』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/29550d7a8f7041752f9d6160211a127d)でしています。

このような本を褒めた日本のインテリ*84はなさけない。

「このような本」とは朴を批判する鄭栄桓*85『忘却のための「和解」:『帝国の慰安婦』と日本の責任』(2016年、世織書房)のようです(未読ですので機会があれば読みたいと思っています)。「元慰安婦名誉毀損で告訴されるような朴本」を擁護してid:noharraこと八木孝三は恥ずかしくないんでしょうか?。さすが「河野談話否定派の極右」三浦小太郎とつるむ「極右・八木孝三」だけのことはあります。

 思いやり予算廃止せよ!
(中略)
 在日米軍撤収が始まり、「駐留なき安保」が議論されよう

 「安保の是非」や「安保廃止論」ではなく「駐留なき安保(旧民社党の主張)*86」てあたりが興味深い。おそらくid:noharraこと八木先生は「旧民社党支持層」つまり極右なのでしょう。さすが極右・三浦小太郎と親密な関係だけのことはあります。こういうのを「問うに落ちず語るに落ちる」といいます。

どうも馬鹿なので「謙虚にこうべを垂れる」ことができない。

バカと言うよりは「性格が歪んでるから」が正しいですよねえ、id:noharraこと八木さん。まあ「性格が歪んでる=バカ」なら異論はないですが(苦笑)。

幕末の尊王攘夷反知性主義だ、と言っている人がいるが、賛成できない。

 何がどう賛成できないのだかさっぱり分からない。「尊皇攘夷の全てが反知性主義」かどうかはともかく、少なくとも「反知性的な要素(例:異人斬り)」が非常に強かった事は否定できないだろうに。まあ「尊皇攘夷」が批判されると反論したくなるid:noharraこと八木先生は右翼なのだろうね。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20160428
シモツカレ氏へ。
三浦云々は飽きたから書くな。何度も言うが。

 「飽きた」て(苦笑)。せめて「あなたの質問は私が答える立場にないと思う*87」とか形だけでもまともな応答ができないんですかね。
 しかし何で「守る会会員として八木さんは守る会幹部の三浦小太郎氏の右翼的言動についてどう思いますか、八木さんは自称アンチネトウヨだったと思いますが?」て質問に答えられないのやら。
 構造的には「自民党員として歴代総裁をはるかに超える極右・安倍総裁についてどう思いますか」「創価学会員として平和の党とはとても思えない今の公明党をどう思いますか」などと変わらないのに。
 これについて「申し訳ないが立場上答えられない(答えたら立場が悪くなる)」とかならまだしも「何度質問されても不誠実にすっとぼけ続けたあげく」最後に「しつこい、飽きた」なんて態度を取る人間はどう見てもまともじゃないですよね。そのまともじゃない人間が「60越えた爺」なのに「人間的成長が認められない」残念な人間・八木さんですが。
 八木さんも正直に「俺は三浦さんには義理があるから批判出来ない」とか「そもそも俺のネトウヨ批判は本心じゃない、ネトウヨの三浦さんが知人なんだから」とか言ったらどうなんですかね。

 読売新聞はネトウヨです。

 「昔の読売はともかく」河野談話否定論を支持する気らしい「限りなく産経に近づいている」最近の読売はid:noharraにそう言われても仕方のない存在でしょうがそれはさておき。では「河野談話否定論を公然と支持している三浦小太郎」と言う男はあなたの認識では「ネトウヨですか」、どうですか、id:noharraこと八木さん?(どうせ卑怯者の八木さんは「回答する必要性を認めない」だの「ボーガスが私への無礼をわびない限り回答しない」だの抜かして回答しないで逃げるのでしょうけど)。ちなみに私の認識では三浦は疑いの余地なくネトウヨであり、三浦とつきあって恥じないあなたもネトウヨです。

 私はネトウヨを、極端なまでに馬鹿にするのは正しいと思います。第一彼らは言説に責任を持たない*88

というid:noharraこと八木先生が「ネトウヨ三浦小太郎をバカにしたこと」を俺は1度も見たことがなく、一方俺が三浦小太郎を「ネトウヨ三浦はバカだな」といったら猛反発したのが八木なので
1)八木の認識では三浦はネトウヨではない(なお、俺は三浦はネトウヨだと思っています)
2)ネトウヨは軽蔑されて当然のクズだと思ってるので八木は常日頃ネトウヨをバカにしてるという発言は嘘(俺はそもそも八木こそがネトウヨでありそう認識できないらしい八木を嘘つきかバカだと思っています)
のどちらかなのだろう。どちらでアレ八木はバカでクズだが。とにかく八木曰く「ネトウヨは徹底的にバカにしていい」そうなので、俺がネトウヨ認定している「三浦小太郎」「八木孝三」「守る会」は今後も徹底的にバカにしたいと思います(既に拙ブログでバカにしていますが)。


日本李登輝友の会『インタビュー「台湾の新駐日代表『私の派遣は台日関係への重視の証明です』」
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20160708/

 訪日直前、沖ノ鳥島の近海での台湾漁船拿捕をめぐり、馬英九前政権が強硬姿勢を取ったことが話題になった。その渦中に冷静な対応を呼びかけた謝氏の発言は台湾社会で国民党寄りメディアなどから集中砲火を浴びた。その真意を尋ねると、いささか厳しい表情を浮かべ、こう語った。
謝氏*89
「政府が海巡署(海保)を派遣して漁民を守る。これは私も賛成です。しかし軍艦の派遣には賛成できない。台湾の世論も平和的解決を求めている。軍艦を出しても平和的な解決はできない。軍艦は一種の外交のカードだと言う人もいた。しかし、偶発的な衝突が起きたらどうするのか。政府は漁民を守り、トラブルは外交交渉で解決する。それが民進党政権の態度です。」

 この謝・新代表の言葉を得意げに紹介する李登輝友の会ですが

偶発的な衝突が起きたらどうするのか

というのは日本ウヨが放言する「中国に対抗して尖閣自衛隊を」でも同じ事です。この謝発言を支持するなら日本ウヨも安直に「尖閣自衛隊」というべきではないですが勿論そんな良識は期待できません。またこの謝発言からは当然ながら中国相手にも「軍事的対抗などあり得ない」事が予想できます。
 なお、謝氏は「平和的解決」としており「沖ノ鳥島は日本の言い分が100パー正しい」なんて立場でないことに注意すべきでしょう。

 馬英九政権下での良好な中台関係では、中国も日台関係に比較的余裕をもって対応してきたが、民進党政権の誕生で中台関係が冷却化し、中国が以前よりも厳しい態度を取ってくる可能性も一部では懸念されている。
謝氏
「中国は間違いなく台日に注目するでしょう。しかし、民進党には日本と連携して中国と対抗する考え方はありません。」

 はっきりと「日本右翼の中国封じ込め論など我々蔡政権は採用しない」といってる点に注目でしょう。

謝氏
蔡英文総統の演説は、実際のところ、中国大陸に対して善意を示したものです。私の見方でも、過去の主張と比べても、表現方法を比較的(ボーガス注:中国が受け入れやすい表現に?)改めてきている。」

 実際どうか知りませんが、謝氏の言葉を信じれば蔡政権が「日本ウヨ的中国封じ込め」に向かうことはないでしょう。

謝氏
「過去に馬英九前総統時代に国民党は立法院で4分の3近くを握っており、いまの蔡英文総統よりも勢いがありました。でも、いまはどうでしょう? ですから我々は、慎重に、民意にのっとって一歩一歩進んでいくべきで、蔡英文総統はそのことをよく分かっていると思います」

 どこまで本気かはともかく政治家はこのように謙虚でないといけない。我が国の現首相・安倍はその点、謙虚さのかけらもないのでうんざりします。なお、ここでの「一歩一歩進む」とは「民進党の勝利は国民党に対する失望が大きい。今回、民進党に投票した皆が熱烈な民進党支持と考えたら大間違いだ。ましてや、皆が独立派だと思ったらもっと大間違いだ」「世論の動向を見ながら政治をしないといけない」ということでしょう。
 なお、ウィキペ「謝長廷」によれば

 2012年10月に訪中し、王毅*90国務院台湾事務弁公室主任、戴秉国*91国務委員と相次いで会談した

とのことです。つまりは李登輝友の会が期待するほどの反中国派ではなくそれなりに現実主義でしょう。


日本李登輝友の会『日台関係基本法に関する江口克彦参院議員の質問主意書安倍総理答弁書
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20160625/

 5月11日、江口克彦*92参議院議員が「日台関係及び『日台関係基本法』の制定に関する質問主意書」を提出し、5月20日安倍晋三総理が「答弁書」をもって答えた。
 質問主意書で江口議員は、本会が3年前の2013年(平成25年)3月に「政策提言」として発表した「日本版・台湾関係法」(日台関係基本法)の制定について「政府がそうした政策提言を受け取った事実はあるか」「政策提言を受け取った事実があるのであれば、その概要を明らかにされたい」などと質問。
 これに対し、安倍総理は「政策提言は受け取った」と明言しているものの、「その概要については、政府としてお答えする立場にない」と答えるに留まった。

 さすがの安倍も提言書は受け取ってもそれに基づいて「日本版・台湾関係法」を作るとは言わないわけです。
 これに対し、「でも安倍総理は受け取った」「安倍総理は台湾シンパだ」と強弁して「自分らの仲間だ」というのが李登輝友の会のわけです。
 まあ、広い意味ではウヨ仲間ですがさすがの安倍も李登輝友の会ほど反中国で暴走できないわけです。


日本李登輝友の会安倍晋三首相のご母堂、洋子さんが訪台 蔡英文総統らと音楽鑑賞』
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20160604/
 やはり安倍の名代なんですかね。さすがの安倍も自ら訪台する度胸はないようですが、弟だの母親だのを使う辺りなんというか見苦しい男です。

 同日夜には、中正紀念堂*93の音楽ホールで開催されたNHK交響楽団の公演を蔡英文総統とともに楽しんだ。

 「安倍の母が訪台したときに都合良くN響が訪台してた」つうのもできすぎなので「N響の訪台に、母親の訪台をわざわざあわせた」のでしょう。

NHK交響楽団が前回台湾で行った公演は国交断絶直前の1971年で、今回の公演は実に45年ぶり。

 「45年ぶりの訪台」て、やはり安倍のごり押しなんですかね。

安倍首相のご母堂による「音楽外交」は大成功をおさめたと言えそうだ。

 蔡と一緒にN響鑑賞しただけで「音楽外交」とは李登輝友の会も随分ほらをふくもんです。


日本李登輝友の会李登輝総統が7月30日から訪日 石垣島で講演』
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20160603-1/

本会理事の吉田信解・埼玉県本庄市

 本庄市長が日本会議系統の右翼らしいことがよくわかりました。県民として恥ずかしい限りです。


■日本李登輝*94友の会『5ヶ月ぶりに公の場に 李登輝・元総統が国立中興大学で名誉博士号授与式典に出席』
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20160512-1/

 昨年11月末に軽い脳梗塞で入院、休養生活に入られて以来、5ヶ月ぶりに公の場に姿を見せたことになる。

 「5か月表舞台に出なくても何の影響もない」んだからいかに李が「過去の人になったか」ということです。


日本李登輝友の会自民党「日台若手議連」メンバーが李登輝・元総統と会談』
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20160505-1/
 もはや現役政治家ではない李登輝に会いたがる神経がよく分かりません。日本で言えば中曽根*95元首相、海部*96元首相、細川元首相、羽田*97元首相、村山元首相、森*98元首相、小泉*99元首相、福田*100元首相、鳩山元首相、菅*101元首相、野田*102元首相など「日本の歴代首相」に当たる人間が元総統・李でしょう。「政治力ゼロ」ではないでしょうが、「現役の政治家を差し置いて」会いに行くべき人ではないでしょう。結局、李が「日本ウヨに媚びてるから」ただそれだけの話でしょうが。


日本李登輝友の会馬英九*103政権が負の置き土産 従来の方針転換し「沖ノ鳥島岩礁」』
http://www.ritouki.jp/index.php/info/20160428-2/
 主張の是非はともかく「沖ノ鳥島が島でなければ」、台湾にとって「そこで漁業しても問題ない」わけですから「そう言う主張をすること」は「それなりに合理的なこと」です。
 しかし「台湾は親日」と強弁してきた日本ウヨにとってはこれはあってはならないことであり、その結果「馬は親中国で反日」という無茶苦茶な主張がされるわけです。
 「台湾漁業のために沖ノ鳥島は岩だと主張すること」の是非はともかく、それは親中国とか反日とか言う話ではなく「単に漁業の利益を重視しているだけ」であり、民進党政権がそう主張しても何らおかしくない。

*1:党中央組織部長、党中央秘書長兼中央宣伝部長などを経て党総書記。

*2:もちろん中曽根が止めた最大の理由は「日本企業の中国進出に支障が出るから」でしょう。従ってそう言う意味では胡耀邦の失脚など関係ない。単に中曽根が「そう言った方がウヨに納得してもらえる」と思ってるだけでしょう。

*3:鈴木内閣労働相、自民党政調会長(中曽根総裁時代)、中曽根内閣文相を歴任。元青嵐会メンバーで台湾ロビー。

*4:韓国併合は同意の下に行われ問題ないという暴言。

*5:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*6:ということは作者・雁屋氏曰く、ですが

*7:著書『世界文学を読みほどく』(2005年、新潮選書)、『現代世界の十大小説』(2014年、NHK出版新書)、『池澤夏樹の世界文学リミックス』(2015年、河出文庫)など

*8:著書『ボードレールの世界』(1989年、講談社文芸文庫)、『ゴーギャンの世界』(1993年、講談社文芸文庫)、『鴎外・漱石・龍之介:意中の文士たち(上)』(1994年、講談社文芸文庫)、『辰雄・朔太郎・犀星:意中の文士たち(下)』(1994年、講談社文芸文庫)など

*9:著書『真実:私は「捏造記者」ではない』(2016年、岩波書店)など

*10:詳しくは『文筆生活の方法』(1986年、晩聲社)、『貧困なる精神X集:大江健三郎の人生』(1995年、毎日新聞社

*11:なお、ウィキペ「池澤夏樹」によれば氏は著書『現代世界の十大小説』(2014年、NHK出版新書)で、石牟礼道子苦海浄土』を十大小説の一つとしているそうです。彼に「石牟礼の友人・渡辺京二」についての三浦本の書評依頼が来たのはそう言うことでしょう。

*12:著書『日本近世の起源』(2011年、洋泉社新書y)、『神風連とその時代』(2011年、洋泉社新書y)、『ドストエフスキイの政治思想』(2012年、洋泉社新書y)など

*13:もちろん「そもそも渡辺京二が作家として評価できるのか」「そもそも渡辺が評価できたとしても三浦の渡辺理解はまともなのか」つう問題もありますが俺はそうしたことに興味もなければ評価する能力もないのでコメントしません。

*14:もちろん「巣くう会埼玉」後援だからでしょう。

*15:あくまでも「旧民社党の政治方針」にすぎず、決して「福島瑞穂氏らの社会民主党」「江田三郎社民連」「英国労働党」「ドイツ社民党」など古今東西の社民政党を幅広く学ぼうなんて話ではありません。

*16:著書『民社育ちで、日本が好き』(2015年、展転社)、『本音でミャンマー』(2016年、カナリアコミュニケーションズ)など

*17:著書『悪の枢軸を訪ねて』(2004年、幻冬舎文庫)、『プレカリアートデジタル日雇い世代の不安な生き方』(2007年、洋泉社新書y)、『ロスジェネはこう生きてきた』(2009年、平凡社新書)、『生きさせろ!難民化する若者たち』(2010年、ちくま文庫)、『右翼と左翼はどうちがう?』(2014年、河出文庫)など

*18:戦前、社会民衆党党首、社会大衆党委員長を歴任。なお、安倍は社会党右派であり存命なら民社党に参加したかも知れないが、民社党結党(1960年)以前の1949年に病死している。早稲田大学野球部初代部長でもあり「学生野球の父」と呼ばれる。1959年に巨人オーナー・正力松太郎、巨人投手・沢村栄治らとともに野球殿堂入り。

*19:社会党書記長(片山委員長時代)、片山内閣官房長官、芦田内閣副総理、民社党初代委員長を歴任。

*20:共産党京都市議、京都府議でもあった。

*21:2009年に復刻版が新日本出版社から出版されている。

*22:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣副総理・外相などを経て首相

*23:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相

*24:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相を経て首相

*25:英語でバカの意味

*26:吉田、石橋内閣蔵相、岸内閣通産相などを経て首相

*27:池田内閣官房長官自民党政調会長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*28:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農水相自民党総務会長(大平総裁時代)などを経て首相

*29:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相。

*30:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)など歴任

*31:1974年にノーベル経済学賞を受賞。また一時、スウェーデン社会民主労働党所属の国会議員を務めた。

*32:「大金持ちには社会負担」なんて主張を民社党がしていた記憶はありませんが?。ちなみに今(いや昔からか?)そう言う主張を共産党がしていますよね。

*33:なお、「自分を中流と思う」のと「本当に中流かどうか」は当然ながらズレがあります。

*34:福田、中曽根内閣で文相

*35:竹下、宇野内閣文相、自民党総務会長(海部総裁時代),参院議長など歴任

*36:宮沢内閣文相、羽田内閣労働相、第一次安倍、福田内閣法相、麻生内閣総務相を歴任

*37:天皇制」と言う言葉のルーツはそうかもしれませんが、今時「天皇制は左翼用語」なんて言ったら極右以外からは呆れられるでしょう。

*38:産経新聞論説委員文化放送キャスター、フジテレビキャスターを歴任。

*39:東久邇、幣原内閣外相を経て首相

*40:社民党幹事長、党首、鳩山内閣少子化等担当相など歴任。現在、社民党副党首。著書『結婚と家族』(1992年、岩波新書)、『裁判の女性学:女性の裁かれかた』(1997年、有斐閣選書)、『迷走政権との闘い』(2011年、アスキー新書)など。

*41:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相を経て現在自民党幹事長

*42:岸内閣郵政相、自民党政調会長(池田総裁時代)、池田内閣蔵相、自民党幹事長(田中総裁時代)、佐藤内閣通産相などを経て首相

*43:寺井氏の偉い、偉くないの基準がよく分かりません。世間的には「ロッキード事件信濃川河川敷問題などのカネの問題」を批判した上で「日中国交正常化」などでそれなりに田中を評価するのが一般的でしょう。

*44:著書『太平洋戦争』(2002年、岩波現代文庫)、『一歴史学者の歩み』(2003年、岩波現代文庫)、『日本道徳思想史』(2007年、岩波全書セレクション)など

*45:著書『日本帝国主義の形成』(2001年、岩波モダンクラシックス)、『明治維新』(2003年、岩波現代文庫)、『日本の軍国主義』(2004年、岩波現代文庫)、『自由民権』(2003年、岩波現代文庫)、『天皇の戦争責任』(2004年、岩波現代文庫)など

*46:社会党左派を代表するイデオローグの一人。著書『マルクス・エンゲルス小伝』(1964年、岩波新書)など。統計学者としても知られ内閣府が統計業務に貢献した団体、個人に授与する大内賞にその名を残している。

*47:文化人類学者だが一般にはいわゆる「KJ法」の創始者として有名。著書『発想法:創造性開発のために』(1967年、中公新書)、『続・発想法:KJ法の展開と応用』(1970年、中公新書)など。

*48:著書『スペイン戦争:ファシズムと人民戦線』(1989年、中公文庫)、『戦間期国際政治史』(2015年、岩波現代文庫)など

*49:著書『地価を考える』(1990年、岩波新書)、『日米安保解消への道』(1996年、岩波新書)、『近代経済学の群像』(2006年、岩波現代文庫)など。

*50:著書『数学の学び方・教え方』(1972年、岩波新書)、『文化としての数学』(2006年、光文社文庫)、『関数を考える』(2011年、岩波現代文庫)、『代数的構造』(2011年、ちくま学芸文庫)、『現代数学入門』(2012年、ちくま学芸文庫)など

*51:著書『シェイクスピアの面白さ』(1967年、新潮選書)、『スウィフト考』(1969年、岩波新書)、『英文学夜ばなし』(1993年、岩波同時代ライブラリー)、『伝記文学の面白さ』(1995年、岩波同時代ライブラリー)など

*52:著書『ゆかいな数学者たち』(1981年、新潮文庫)、『数学ふしぎ・ふしぎ』(1983年、新潮文庫)、『幾何の発想』(1990年、講談社学術文庫)、『アインシュタイン伝』(1997年、新潮文庫)、『数学物語』(2008年、角川ソフィア文庫)、『数学の考え方』(2015年、講談社学術文庫)など

*53:劇団民藝創設者の一人。俳優・寺尾聡は彼の長男。

*54:劇作家。代表作にゾルゲ事件を題材とした『オットーと呼ばれる日本人』、東京裁判を題材とした『神と人とのあいだ』、平家物語を題材とした『子午線の祀り』。著書『シェイクスピアの世界』(1993年、岩波同時代ライブラリー)、『古典を読む・平家物語』(2003年、岩波現代文庫)など。

*55:映画監督。著書『小津安二郎の反映画』(2011年、岩波現代文庫)など

*56:著書『良心的兵役拒否の思想』(1969年、岩波新書)など。

*57:TBSテレビ時代劇「水戸黄門」の初代黄門として有名。

*58:文学座創設者の一人。1945年4月に初演された『女の一生』の布引けいは当たり役となり、1990年までに上演回数は900回を超え、日本の演劇史上に金字塔を打ち立てた。

*59:代表作に松田優作主演で映画化された『蘇える金狼』、『野獣死すべし』。

*60:映画監督。代表作に『青い山脈』(1949年)、『また逢う日まで』(1950年)、『ひめゆりの塔』(1953年)、『真昼の暗黒』(1956年)、『キクとイサム』(1959年)、『武士道残酷物語』(1963年)、『橋のない川』(1969年)など。

*61:暴力とエロで売ってる作家なので広い意味では大藪春彦と似たような芸風です。

*62:インパール作戦当時、第15軍司令官

*63:ベトナムの首都

*64:大井たちウヨが「日本の韓国統治に問題はない」「慰安婦は公娼だ」などと虚言を吐くから批判されるのに良くもふざけたことがいえます。

*65:正確にはアメリカ文化でしょう。アメリカ文化なら「朝鮮戦争で米軍と激突した中国」だって好きでしょうね。

*66:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*67:著書『中国とモンゴルのはざまで:ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢』(2013年、岩波現代全書)、『狂暴国家中国の正体』(2014年、扶桑社新書)、『日本陸軍とモンゴル』(2015年、中公新書)など

*68:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相などを経て大統領。

*69:もちろんプーチンスターリンは同一視はできないでしょう。

*70:2010年7月の第22回参議院議員通常選挙において、たちあがれ日本比例代表で出馬するも落選。慰安婦強制連行は韓国の捏造、南京事件は中国の捏造と主張している。著書『戦後70年の病根を検証する:連合国戦勝史観の徹底批判!』(共著、2015年、自由社)、『紛争輸出国アメリカの大罪』(2015年、祥伝社新書)、『日米戦争を起こしたのは誰か:ルーズベルトの罪状』(共著、2016年、勉誠出版)、『世界恐慌2.0が中国とユーロから始まった』(2016年、徳間書店)など(ウィキペディア藤井厳喜」参照)。

*71:ワシントン・ポストアメリカ下院121号決議(慰安婦決議)の完全撤回を求める意見広告「THE FACTS」を出稿した歴史事実委員会のメンバー。著書『「反日」の構造:中国、韓国、北朝鮮を煽っているのは誰か』、『「反日」の超克:中国、韓国、北朝鮮とどう対峙するか』(以上、2012年、文芸社文庫)、『「反日」包囲網がアベノミクスを壊す:トクアノミクスの正体』(2013年、文芸社)、『21世紀の「脱亜論」:中国・韓国との訣別』(2015年、祥伝社新書)など(ウィキペディア西村幸祐」参照)。

*72:『フジテレビデモに行ってみた! 大手マスコミが一切報道できなかったネトデモの全記録』(2012年、青林堂)、『竹島に行ってみた! マスコミがあえて報道しない竹島の真実』(2012年、青林堂)などの著書がある右翼活動家。ウィキペディアによれば「自衛隊海上戦力を増強し、4万トン級の正規空母保有を提言」している。

*73:1957年(昭和32年)の『怪談かさねが渕』以降は1961年に倒産するまで新東宝の怪談もの(『亡霊怪猫屋敷』(1958年)、『女吸血鬼』(1959年)、『東海道四谷怪談』(1959年))を一手に引き受けたことから「怪談映画の巨匠」と呼ばれた。

*74:ウィキペ「ヒトラー」によれば猫嫌いかどうかはともかく犬好きだったようです。とはいえ「犬好き=ファシスト」「猫好き=アンチファシスト」なんて話ではもちろんありません。

*75:2016年、コア新書

*76:2016年、ぶんか社。なお、但馬本のアマゾン紹介によれば「アニメ『鉄人28号』、『エイトマン』、『スーパージェッター』、『カムイ外伝』、『サザエさん』、『ガラスの仮面』、『キャプテン』などの制作にアニメ制作会社エイケン(旧社名TCJ)プロデューサーとして関与した人物=鷺巣氏」とのこと。

*77:2016年、言視舎

*78:作家。個人サイト(http://ryomichico.net/)。著書『空が青いから白をえらんだのです :奈良少年刑務所詩集』 (編著、2011年、新潮文庫)、『ロックバー・ダイアリー:「フルハウス」の70年代叙情詩』(共著、2016年、啓文社書房)など。

*79:作家。日本文藝家協会副理事長。個人サイト(http://www.asahi-net.or.jp/~DP9M-MT/)。1977年、『僕って何』(河出書房新社→後に河出文庫、角川文庫)で芥川賞受賞。

*80:ただし寮氏の指摘が事実か小生は知りません(事実かどうか確かめる興味もありません)。1)「星の王子様」の著作権が2005年に切れたこと、2)三田氏が2006年に「星の王子様翻訳をしたこと(講談社刊行)」だけはウィキペ「三田誠広」「サンテグジュペリ」「星の王子様」で確認できる間違いない事実ですが。なお、2005年の著作権切れ以前は「岩波からのみ翻訳」でしたが著作権切れ後は「三田氏の講談社」以外にも「論創社」、「中央公論新社」、「宝島社」、「みすず書房」、「集英社」、「グラフ社」、「八坂書房」、「筑摩書房」、「平凡社」、「新潮社」、「春秋社」、「ポプラ社」、「光文社」、「石原書店」、「東京新聞出版局」、「白泉社」、「ゴマブックス」、「角川書店」、「文芸社」、「飛鳥新社」から翻訳が出ています。日本での「星の王子様」人気の絶大さが分かります(ウィキペ「星の王子様」参照)

*81:なお、寮氏や「id:noharraこと八木」の立場が1)単なる三田批判(死後著作権保護期間延長には賛成で、賛成派の立場を悪くする三田氏のデタラメ行為のみ批判)なのか、2)そもそも死後著作権保護期間延長に反対、なのかは不明です。

*82:まあ他にもブータン、ネパール、インド、ベトナムなどがあります(まあインドとベトナムはかなり以前に中印国境紛争中越戦争というドンパチをやってますが)

*83:一部伏せ字にしました

*84:もちろん吉見義明氏など鄭栄桓氏と同様の立場の方はいますがむしろ日本のインテリは朴本支持者(例:上野千鶴子)の方が多いと思いますね。そして俺はid:noharraと違い上野のような存在こそ恥ずかしいと思います。

*85:個人サイト(http://kscykscy.exblog.jp/)。著書『朝鮮独立への隘路:在日朝鮮人の解放五年史』(2013年、法政大学出版会)

*86:つうか旧民社が消滅した後に物心ついた最近の若者は「駐留なき安保って何ですか?」て言うでしょうねえ。今そんなことを言う政治勢力は幸か不幸かいませんので。

*87:勿論俺は八木は答えるべき立場にあると思いますが。

*88:「日本が脱北者を10万引き受ければいい」と現実性のないことを放言して恥じない八木こそが「言説に責任持たない愚か者」だがご本人にはそう言う理解能力はないらしい(呆)。

*89:高雄市長、陳水扁政権首相など歴任。

*90:駐日大使、共産党中央台湾工作弁公室(国務院台湾事務弁公室主任兼務)などを経て現在外相。

*91:共産党中央委員会対外聯絡部部長、共産党中央委員会外事弁公室主任、国務委員(外交担当)など歴任。

*92:PHP研究所社長。みんなの党、次世代の党を経て、現在、おおさか維新の会所属

*93:「中正」とは「蒋介石」のことであり「中正紀念堂」とは「蒋介石記念館」。

*94:台北市長、副総統などを経て総統

*95:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*96:福田、中曽根内閣文相を経て首相

*97:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣外相などを経て首相

*98:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*99:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*100:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*101:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相などを経て首相

*102:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相などを経て首相

*103:連戦内閣法相、台北市長を経て総統。