「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート113(追記・訂正あり)

キングレコードから「伝説の名テノール 永田絃次郎の遺産」が発売されました。音がすごくいい!(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3296
 三浦が宣伝し、産経の喜多が「CDの解説を書いた」ということで「右翼的思惑があるのか」と言う気もしますが、永田氏の歌自体に罪はないですしね。「売り上げの一部が自動的にウヨ運動に寄付されます」なんてふざけた話*1でない限り問題はないでしょう。

周恩来*2は彼を「東洋のカルーソー」とたたえたそうですが

 「何のこっちゃ?」と思ったんですがググったところ三浦の話の元ネタは以下の産経小説「アキとカズ」のようです。

http://www.sankei.com/life/news/141105/lif1411050003-n1.html
 中国公演では、長田*3の歌に感激した首相の周恩来がわざわざ面会にきた。
「君は『東洋のカルーソだ』」
 そう言って長田の手を力強く握り締める。
(エンリコ)カルーソとは、歌劇王と呼ばれたイタリアのスター歌手。ヨーロッパに留学経験*4があった周恩来はカルーソをよく知っていた。長田にとっては“最高の褒め言葉”であったろう。


■アジア自由民主連帯協議会『【9月25日 東京 書泉グランデ柚原正敬氏・石井英俊氏対談「勃興する『台湾独立』と新たな安全保障の時代を迎えた日本」『夢・大アジア No.3』発売記念イベント』
http://freeasia2011.org/japan/archives/4210
 何ともすさまじい極右イベントが開催されるもんです。『台湾独立』なんてどこに勃興してるのか。次の総統選挙で「世論調査で国民党候補をリードしてる」と言われる民主進歩党候補が勝利したって「台湾独立」はないでしょう。
 今の台湾での世論主流は「現状維持」であって「早期独立」でも「大陸中国との早期統一」でもありません。
 しかも対談相手の柚原は「右翼出版社・展転社創業者」というトンデモ極右、一方の石井も「次世代の党・福岡市議選公認候補(http://hidetoshi.asia/参照)」なんてトンデモ極右です。まともな対談になるわけがない。聞きに行く奴は極右しかいないでしょう。こんなイベントを書店でやって「政治的・道義的是非」以前に「書店イメージが落ちないか」「そもそも金になるのか」と思いますけどどうなんですかね。
 それにしても柚原みたいなトンデモ極右が『日本李登輝友の会事務局長』なんだから李登輝って男もどうしようもないバカです。


■この7月、8月の思い出として(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3285

 今発売中の文藝春秋SPECIAL2015秋号に、一応私の名前で「年表で読む歴史認識論争」という原稿が載っています

 「河野談話否定」のウヨ雑誌文春にウヨの三浦が「歴史認識」について書く。読まなくてもどういう代物か分かります。
 「自称河野談話支持者」id:noharraも良くもまあ、ウヨ三浦が役員を務めるウヨ団体「守る会」に入り続けていられるもんです。


■守る会関東支部学習会報告 民団から見た帰国事業 民団中央本部 呂健二議長
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01156
 はてブでもdisりましたが、肉屋「守る会(嫌韓国極右)」と野合できるブタ「民団幹部」には心底呆れます。どれほどバカで低劣なのか。
 しかも「帰国事業に反対した」て自慢しやがって、当時の民団なんて単に独裁者・李承晩の走狗に過ぎなかった癖にふざけんな、て話です。

当時の韓国の李承晩政権に対しては“李ライン”の問題等で印象が良くなかった。

 当時じゃなくて今だってウヨ連中は「李承晩ライン」や「李ラインに関係する竹島問題(李ラインは竹島韓国領が前提)」のことで李や韓国(現在の韓国社会や、韓国メディア、朴クネ政権など)に敵意むき出しでしょうに(苦笑)。 最近だと、他にも慰安婦問題、軍艦島端島炭鉱)世界遺産登録問題(朝鮮人強制連行問題)とか色々ありますけど。

今回の講演は、筆者*5にとっても得ることが多かった。まず、在日の青年たちも朝鮮戦争に参戦していたこと。

 ググったら、金賛汀*6『在日義勇兵帰還せず:朝鮮戦争秘史』(2007年、岩波書店)なんて本があるようです。俺が在日だったら「親族が韓国(北朝鮮)にいるとか特殊事情でもない限り」韓国にも北朝鮮にもどちらにも参戦しませんけどね。つうか参戦者ってやはり、ほとんどそういう「特殊事情の持ち主」ですかね?


■「夢・大アジア」第3号に「帝国の慰安婦」(朴裕河著)の書評を書きました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3280
 この『帝国の慰安婦』、元慰安婦とその支援者から名誉毀損だと訴えられ、韓国の裁判所で「名誉毀損による出版差し止めが認められた」という曰く付きの本です(詳しくは例えば、■朝鮮日報『韓国人教授の著書が軍慰安婦の名誉を毀損=ソウル地裁』http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/02/17/2015021702654.html)。
 「河野談話否定派」島田洋一も以前絶賛してましたし、「島田同様に河野談話否定派の三浦」が褒めると言う事はやはり「慰安婦を侮辱する酷い本」「歴史認識が歪んでる本」なんでしょう。そう言う人間・三浦が代表や副代表、事務局長を歴任した「守る会」という極右団体に入りながら「僕は河野談話支持者です」と虚言が吐けるid:noharraという男も相当のクズ野郎です。
 それにしても三浦が「書評の具体的内容」を何一つ説明しないのが滑稽です。「説明したら俺が河野談話否定派の極右歴史修正主義者とモロバレになる」と思ってるんでしょうか。心配するな、三浦、お前が極右歴史修正主義者ってことは既に分かってる(毒)。

「夢・大アジア」第三号
巻頭言『アジアの平和の為に集団的自衛権行使容認は当然必要である』石井英俊*7

 思わず吹き出しました。アジアの平和と集団的自衛権とどういう関係性があるんですかね?

『「芝山巌精神」に見る日台交流史 台湾教育に殉じた楫取道明*8』星原大輔*9

 日本の台湾植民地支配を今時、無邪気に肯定するとは正気じゃないですね。


■9月5日午後3時より、江東映像文化振興事業団上映会「王将」「桃太郎 海の神兵」上映します(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3274
 予想の範囲内ですが、戦前礼賛ウヨ・三浦が『桃太郎・海の神兵』について「大東亜戦争正当化の国策映画」と言う側面を批判するどころか、そこに全く触れずに「映画として面白い」「美術的にきれい、音楽があの古関裕而*10で良かった」だのしか言わないのには心底呆れます。
 「桃太郎 海の神兵」に限らず、国策映画を「面白い」「美術的に美しい、音楽がきれい」と無邪気に評価できないことは言うまでもないでしょう。かつ「政治的プロパガンダ映画」だって「それなりの面白さを追求すること」は当然のわけです。つまらなかったら見てもらえずプロパガンダの役に立たない。
 下に「高畑勲氏の『桃太郎・海の神兵』批判」を紹介しましたので興味のある方はご一読ください。
■2004.11.24映画人九条の会結成集会/記念講演「戦争とアニメ映画」
高畑勲(アニメーション映画監督/結成呼びかけ人)
http://kenpo-9.net/document/041124_kouenroku.html
 上映会もこの三浦の駄文同様、「国策映画としての側面への批判」なんかなく下手すりゃ、「このアニメ映画が描くように大東亜戦争大義ある戦争」などと与太飛ばしかねないでしょう。
 こんなバカウヨ三浦小太郎を「守る会の代表や副代表、事務局長にして恥じない」んだからid:noharraら守る会会員連中もどうしようもないバカでクズです。id:noharra君さ、君も「批判大歓迎」とか自ブログでほざいてるんだから、俺の「守る会批判」「三浦小太郎批判」にきちんと反論したらどうよ。都合の悪いことは気付かないふりしてとぼけるんだから本当にクズだよね、id:noharra

http://www.aozora.gr.jp/cards/000040/files/46170_22339.html
可能性の文学(織田作之助*11
 坂田は無学文盲、棋譜も読めず、封じ手の字も書けず、師匠もなく、我流の一流をあみ出して

 「学がない(家が貧しいため、幼い頃から丁稚奉公で小学校にすら行ってない)」のは事実のようですがウィキペ「阪田三吉」によればさすがに「文盲で棋譜も読めず封じ手の字も書けず」というのは事実ではないようです(教育が充分に受けられなかったため読めない漢字、書けない漢字が一般人より多かったことは事実のようですが)。
 また阪田の棋風が当時としては独創的だったのは事実ですが、「師匠がない」と言うのも「文盲伝説同様」事実ではなく、関西を代表する棋士と言われた「小林東伯斎」なる人物に入門していたようです。

いかなる「阿呆な将棋」であったか。坂田は第一手に、九三の端の歩を九四へ突いたのである。

 これを「悪手、敗着」とする織田です。当時はそうした見方が強かったようですが
■「阪田三吉の△9四歩」を、超一流棋士たち*12が斬る!
http://blog.livedoor.jp/makotoshogi/archives/6427837.html
は「名手と言えるかどうかはともかく」、これを「悪手、敗着とは決めつけられない」としています。阪田が何を考えていたのかは彼が語らなかったので分からないわけですが、最近では阪田の「9四歩」についての見方は「悪手」から「名手かどうかはともかく、悪手とまでは言えない」と大きく変わってるようです。
 なお、阪田の手を「悪手」とする織田ですが一方で、「たとえ悪手でもこうした新手を追い求めることなくしては将棋に発展はない→文学も同じだ」とし「たとえ三流小説と批判されても、阪田の新手のような、新しい小説を自分は目指したい。今は志賀直哉が小説世界の最高権威とされてるようだがそんな権威はぶちこわしたい*13」云々と書く織田です。まあ、こういう話で阪田を持ち出す織田は阪田ファンではあるのでしょう。


■江東映像文化振興事業団『王将』『愛と誓ひ』『桃太郎・海の神兵』(2015年9/5上映予定)
http://kotomovie.org/
 『王将』*14はいいとしてまた「戦前日本の国策戦争映画、それも2本」です。
 「お前ら『ハワイ・マレー沖開戦』、『望楼の決死隊』、そして今度の『愛と誓ひ』、『桃太郎・海の神兵』*15て戦前日本の国策映画ばっかじゃん。何、ウヨとして戦前日本美化したいの?」「最近の若者がそんなもん見たがるわけねえだろ。お前らのターゲットって何よ?。戦前世代?」「つうかどこが名画の鑑賞だよ。戦前国策映画の鑑賞じゃねえか?」と聞きたくなります。
 なお、『愛と誓ひ』はググったところ「戦前日本の国策映画」でネタが「神風特攻隊美化」で監督が今井正だそうです。
 要するに今井にとって、『愛と誓ひ』は、『望楼の決死隊』同様「自らの黒歴史」であって、その過去を反省した今井は戦後、『ひめゆりの塔』などの製作でその「過ちを償おう」としたのでしょうが、三浦のような腐れカス右翼にそう言う認識ないでしょう。
 「今井が美化したんだから特攻は問題ない」と強弁するか、はたまた今井を戦後、左翼転向した卑怯者呼ばわりするか。今井を批判するなとは言いませんが三浦ごときゴミ右翼とその同類にそんな資格はないでしょう。そうは思いませんか、三浦のプロ奴隷id:noharra君(毒)。

【追記】
・『桃太郎・海の神兵』についていくつか情報をネット上に見つけたので紹介しておきます。高畑氏らは『桃太郎・海の神兵』について批判的意見を述べていますが三浦ら低能バカウヨにそうしたことは全く期待できないでしょう。そうは思いませんか、三浦のプロ奴隷id:noharra君(毒)。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-11-25/01_03.html
赤旗『「映画人九条の会」結成、賛同517人 集会で高畑勲*16監督が講演』
(前略)
 戦時下に精妙に作られた国策アニメ「桃太郎・海の神兵」の鑑賞に続き、アニメーション映画監督の高畑勲さんが「アニメと戦争」と題して講演。日本人が戦争の開戦時に理性的判断を失った教訓を指摘し、憲法の掲げる理想と米国に従属している現実との相克を考えるなかで多くの知性が目ざめ、憲法九条があったからこそ戦争に巻き込まれずにきた、と改憲の動きをきびしく批判しました。

http://kenpo-9.net/document/041124_kouenroku.html
■2004.11.24映画人九条の会結成集会/記念講演「戦争とアニメ映画」
高畑勲(アニメーション映画監督/結成呼びかけ人)
 1957年、発足したばかりの東映動画では『ハヌマンの新しい冒険』という、タイのアメリカ大使館から発注された作品を作ります。そして翌年には、同じアメリカ大使館からの発注で『熊と子供たち』という露骨な反共映画が作られました。原画をやらなければならなかった大塚康生さん*17によれば、「ソ連をあらわす大きなクマが、中国とはっきりわかるおさげ髪の少女や、タイ、フィリピン、インドネシア、それにビルマをあらわす民族衣装を着た子供たちをつぎつぎと食ってしまう」という内容だったそうです。誰も知らないところで、日本の漫画映画もアメリカの「冷たい戦争」に協力していたわけです。
 第二次大戦中、ナチスドイツでは、そういう動物を使った露骨な宣伝漫画映画を、周辺国向けに作ろうと努力したようです。そのいきさつや作品の一部が、12年前でしたか、NHKで放映されました。たしか、充分な成果を上げる前に敗北を迎えてしまったのだったと思います。
(中略)
 で、日本。日本では戦時中、あの大藤賞*18の大藤信郎氏によるものをふくめ、何本かの戦争協力アニメが作られたはずです。戦後米軍に没収されたか自主的に廃棄したか、とにかくいまそれらを見ることはできないと思います。
 ご覧頂いた『桃太郎・海の神兵』も、アメリカに没収されたと思っていたのが松竹の倉庫で発見されて、話題になり、(注:国立近代美術館)フィルムセンターに収められたものです。手塚治虫さんが子供の時見て感激し、アニメを志すきっかけになった、という点でも名高い作品です。これは1942年に作られた『桃太郎の海鷲』の続編で、どちらも海軍省の発注です。
 内容についてはご覧のとおりです。戦意昂揚映画のはずでしたが、出来上がったのが1945年で、東京大空襲はじめ、各地が空襲にさらされていた時期ですから、人々を励ますどころか、ろくに公開もされないまま終わってしまったのでした。
(中略)
 1984年、これが(注:国立近代美術館)フィルムセンターではじめて上映されたとき、多くの若いアニメファンが押しかけました。そのために、上映回数を増やしたくらいでした。そしてギャグのところでは無邪気に笑って見ていました。私は、ひょっとしたら、この青年たちは何もわかっていないんじゃないか、とぞっとして、あとである雑誌*19にそういう青年たちと話し合う機会*20を作ってもらいました。やはり予想は的中しました。
 舞台がインドネシアだということも、インドネシアがオランダの植民地だったことも知らない。大東亜共栄圏の実態も知らない。まあそれは仕方がないのかもしれません。しかし動物たちが(注:本当は)動物ではなくて、アジアのどこかの人々(注:の動物化)だということは分かったのに、日本軍のために働かせたり、日本語を教えたりするシーンも、ミュージカルで「明るく楽しく」描いているからあまり気にならなかった、自分も楽しんだ、って言うのです。インドネシアの人が見たらどう思うだろう(注:怒ったり、嘆いたり、悲しんだりするんじゃないか)、などということは、誰も考えませんでした。それから、平和な情景や兵隊さんのやさしい心が描かれているのを見て、「こういう時代だからこそ、自分の描きたい平和とかを書きたくて作ったんじゃないか」と思ったそうです。ある大学生は「作り手のそんな気持が伝わってきたからこそ、この映画をどういう目的で作ったとか、日本の侵略とかいうものを、自分はほとんど感じなかったのだと思う」と言いました。いろいろ話し合って事情が少し分かってからは、「心ある人がこういう映画を作らざるをえなかったとしたら、つらかったと思う」というような意見が出ました。どうも、あの戦争に、当時の人は賛成していなかったのだ、強制されて、心ならずも戦争に協力したんだ、と思い込んでいる*21らしいのです。そのときの青年たちは今ではもう40数歳になっているはずです。
 ところで、戦争反対と平和を願う気持ちを子どもたちにもってもらおう、という狙いで作られたアニメは、かなりの本数あります。これは日本のアニメーション映画の大きな特徴のひとつです。ここにもそういうものを作った方がいらっしゃるかもしれませんし、私の『火垂るの墓』などもそういう1本と見なされているのかもしれません。その多くは、戦争末期の悲惨な体験を描きながら、もうあんなみじめな思いや経験はしたくない、させたくない、というかたちで反戦気分を共有させようとします。それは一定の成果を挙げていると思います。
 しかし私は、『火垂るの墓』を作る前も、今も、真の意味で反戦ということで言うならば、こういう映画は真の「反戦」たりえない、というか、たいして有効ではない、と思い続けてきました。戦争がどんなに悲惨かは、過去のことを振り返るまでもなく、現在、日々のテレビのニュースでも目撃できます。しかし、どの戦争も、始めるときには悲惨なことになると覚悟して始めるのではありません。アメリカにとってのヴェトナム戦争のように。今度のイラク戦争だってそうです。
 私たちみんなが考えなければならない最大の問題は、戦争を始めるまでのことなのではないでしょうか。戦争をしないで済むように国際協力を発展させ、国際間の問題を平和的に解決するための知恵と努力を持続すること、それに全力を尽くすこと、それこそが真の「反戦」だと思います。
(後略)

http://www.jicl.jp/now/cinema/backnumber/1122_2.html
■アニメ「桃太郎 海の神兵」
 1945年に制作された日本初の長編アニメーションで、「傑作」と言われている。当時高校生だった手塚治虫がこの作品に感動してアニメ作家を志したきっかけの一つとなったことでも有名。
 ある暖かい南の平和な王国に白人の鬼海賊(全部動物)が現れ、王国を武力で植民地化して民を苦しめていた。そこに、東方の国より軍刀を持って96式輸送機に乗った桃太郎の救世主が現れ植民地支配を解放してやるという話。桃太郎だけが唯一人間。
 叙情性があり、つい感動してしまうのは人情。しかし、制作する側の意図は戦意高揚である。海軍省がその存在の誇示も目的として作成させた戦時国策映画。白人は欧米諸国を、桃太郎は日本海軍。オランダ領インドネシアで行われた海軍空挺部隊の落下傘攻撃を題材としている。

http://www.asahi.com/showbiz/column/animagedon/TKY201105290071.html
朝日新聞『「海の神兵」を知っていますか?』
 1945年公開の長編アニメ「桃太郎 海の神兵」の瀬尾光世監督が亡くなったことがわかりました。
(中略)
 戦後、瀬尾太郎の名で絵本作家となった監督は、「海の神兵」再公開時のインタビューでこうふり返っています。
「積極的に時局に便乗したわけではない。今の若い人には理解してもらいにくいが、拒否できなかった」(84年8月17日・毎日新聞「ひと」欄)


■酒井信彦『日本は歴史戦争に完全敗北を喫した』(月刊日本2015年9月号)
http://sakainobuhiko.com/2015/08/post-280.html

 安倍首相による戦後七十年談話は、八月十四日に閣議決定されるので、本稿の執筆時*22にはまだわからない。ただしその参考にするという、有識者懇談会の報告書が六日に発表された。
(中略)
 注目されるのは最初の部分で、「こうして日本は、満州事変以後、大陸への侵略を拡大し、第一次大戦後の民族自決、戦争違法化、民主化、経済的発展主義という流れから逸脱して、世界の大勢を見失い、無謀な戦争でアジアを中心とする諸国に多くの被害を与えた」、および「植民地についても、民族自決の大勢に逆行し、特に1930年代後半から、植民地支配が苛酷化した」と述べていることである。
(中略)
 安倍首相はこの報告書の意見*23を、全く無視するわけにはいかないだろう。
(中略)
 民族自決問題すなわち独立問題に関しては、更に以下の記述まである。
「なお、日本の30年代から1945年にかけての戦争の結果、多くのアジアの国々が独立した。多くの意思決定は、自存自衛の名の下に行われた(もちろん、その自存自衛の内容、方向は間違っていた)のであって、アジア解放のために決断したことはほとんどない。アジア解放のために戦った人はいたし、結果としてアジアにおける植民地の独立は進んだが、国策として日本がアジア解放のために戦ったと主張することは正確ではない」

 拙エントリ(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20150814/5632158908)でも指摘しましたが「植民地支配が過酷化した」と言う部分は安倍は採用せず、その結果、国内外から「韓国統治など植民地支配に対する反省がないのか」と言う批判を浴びます。
 また、「国策として日本がアジア解放のために戦ったと主張することは正確ではない」という報告書の「『大東亜戦争はアジア解放戦争』否定論」を安倍は明白な形では採用しませんでした(一方でさすがに「大東亜戦争をアジア解放の聖戦と居直ること」も談話はできませんでしたが)。
 が、それ以外の部分についてはかなり「そのままに近い形で報告書の文言が談話に採用されている」といっていいでしょう(日本という主語をぼかすなどのせこい手法が談話では活用されていますが)。
 当然ながら酒井のようなウヨにとっては「報告書はもちろん」、「安倍談話も」、到底合格点をやれません。安倍談話を絶賛する産経ら日本極右ですが、普段の「日本極右の論調からすれば」、酒井のような安倍批判でなければ本来はおかしな話です。


■『書評・李光洙(イ・グァンス):韓国近代文学の祖と「親日」の烙印』波田野節子*24著 (2015年、中公新書)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3264

 7月5日、八幡製鉄所*25などの「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録が決まった。しかし、韓国は例によって歴史問題を持ちだし登録直前に協議は難航、日本は官民*26共に韓国の姿勢に、すでに嫌韓を超えて「呆韓」的雰囲気すら漂いつつある。

 「呆韓」なんて「新語」*27使ってまで韓国を誹謗する「安倍政権の幇間」三浦の醜態にこっちの方こそ「呆・三浦」です。
 安倍政権誕生後の三浦の「俺達右翼の春が来た」との勘違いによる「極右性・大公開」がとまらないようです。「隠し切れてはいなかった」ものの、安倍政権誕生前はここまで右翼性を宣伝してないで三浦は隠していたんですが。安倍政権が終わったらどうする気なんでしょうか?。もう、戻れませんよ、三浦君(毒)。
 大体「世界遺産の件」は「強制連行についてきちんと軍艦島その他に掲示板を作ります、観光パンフにも強制連行のことは書きますと、認めればいいだけの話」で何も韓国に非はない。
 そういうことをしたくないなら「軍艦島その他強制連行の場所を除いて」、強制連行が関係ない「韮山反射炉などだけで」申請すればいいだけの話です。
 大体「日本の世界遺産申請にいいがかりをつけるな」とふざけたこと抜かす男・三浦が「731部隊施設跡を世界遺産登録したい」などと中国が言えば反日呼ばわりなんですからデタラメです。
 この期に及んでも「守る会会員」id:noharraは「嫌韓国・歴史修正主義右翼」の「守る会役員」三浦を批判しないのか、まさに「呆・id:noharra」せざるを得ないと思ったんですが、ふと

id:noharraの正体は実は三浦小太郎ではないか」
「にもかかわらず嘘つきのid:noharra(つまり三浦)は三浦とは別人であるかのように偽装してるだけではないのか」

と思いました。
 つうのもid:noharraは次のようなエントリを最近書いてるからです。
■弯曲していく日常『李光洙の『無情』、読んだ』
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20150809#p1
 三浦も野原もほぼ同時期に「李光洙を取り上げてる」というのは偶然にしては出来過ぎています。
 あるいは

三浦「李光洙はええよ、野原君も読んだらどう?」
id:noharra「分かりました」

というほどの「師弟関係」「親分・子分関係」にあるのか。

木村鷹太郎という人物は、今では「トンデモ本」こと、途方もない架空の古代史を語る奇人とみなされている。

 見なすも何も「邪馬台国・エジプト説」なんか唱えた木村は奇人そのものです。
 三浦が評価するという「バイロンの翻訳」など今の目から見ればたいしたもんじゃなかったのでしょう。
 木村の珍論については
■『邪馬台国はエジプトにあった!?:木村鷹太郎の邪馬台国=エジプト説』
http://homepage3.nifty.com/boumurou/tondemo/kimura/kim_yama.html
■書評『長山靖生*28偽史冒険世界:カルト本の百年」(1996年、筑摩書房*29)』(松岡正剛
http://1000ya.isis.ne.jp/0511.html
を紹介しておきます。

 李光洙の生涯を貫くモチーフが、この両方の記述に現れていると言ってよい。彼は何よりも、祖国の停滞と、民族の無気力な現状への怒りを生涯忘れず、手段を選ばず民族を覚醒させ、そして近代的な改革を実現しようとした人である。やや結論を先んじて言えば、独立運動への参加も、親日派と後に決めつけられた日本との協力を指向したのも、すべてはそのための手段だったと言ってもいい。

 やれやれです。こういう事(李氏朝鮮封建制)を言って三浦が「日本の朝鮮植民地支配」を正当化するのには反吐が出ます。
 だったら「封建主義農奴制・チベットを近代化して鉄道まで作った中国の統治」を非難しないで、肯定したらどうなのか?
 そして「ダライラマと袂を分かち、チベットに残ったパンチェン・ラマやプンツォク・ワンギャル」がわかりやすい例ですが「中国のチベット統治に協力したチベット人」は何も「一人残らず中国へのおべっか使い」というわけでもない。
 「中国統治下でやっていくしかねえだろ、独立なんか無理だから」「中国統治下という与えられた条件の中で近代化することも大事なことじゃねえの?。いつまでも貧困状態じゃまずいでしょ?」という現実主義があったわけです。

 李光洙は二・八宣言、そして故郷韓半島における三・一独立運動が、犠牲を生み出しただけで何ら具体的な政治的効果*30を挙げられず、第一次世界大戦後、民族独立と自決権を唱えるはずの国際社会も韓国の独立への支援はなく、亡命地上海での臨時政府も内部抗争を繰り返すだけの現状に悩み

つう「国際社会の冷たい態度」はまるきり「チベットにも該当する」のですが無責任にチベット独立を叫べる三浦には心底呆れます。「無責任にチベット独立を叫ぶバカ」と言えば例のid:Mukkeさんなんかもそうですが(毒)。
 ダライラマの扇動した「1959年の暴動」だの「米中国交正常化までCIA支援でやってたゲリラ戦」だの「最近の焼身自殺」だのは

犠牲を生み出しただけで何ら具体的な政治的効果を挙げられ

なかったわけです。

彼の魂は、今の日韓両国を、どのような思いで見つめているだろうか。

 李が今も存命でまともな人間なら「バカウヨが俺の名前を勝手に使うんじゃない!」と三浦のゲスさに怒ってるでしょう。李が今存命ならたぶん「三浦の悪口雑言の対象」でしょう。李が三浦のようなバカウヨにこびへつらう理由は今何もないからです。


■大井健輔のツィート

小林秀雄*31福田恒存*32江藤淳*33らに感想を聞きたい。何というのだろうか。
芥川賞直木賞贈呈式 又吉さん「面白い物を書きたい」(朝日新聞デジタル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000051-asahi-soci.view-000

 全くもってお笑い芸人をバカにしてる*34としか思えない大井の物言いです。小生は「小説の評価能力もないし」、又吉小説も「又吉と同時受賞した小説」も「又吉と争って受賞を逃した作品」も読んでませんので評価はできません。しかしこういう「お笑い芸人をバカにしてるとしか思えない大井」の物言いは実に不愉快です。もちろん「話題性」と言う意味で「お笑い芸人・又吉」は他の候補より有利な立場にあったでしょう。「お笑い芸人に受賞させて話題づくりをしたいというスケベ心」が選考側(選考委員や文藝春秋)に全くないとも思わない(何せ又吉の小説は文春の文芸雑誌『文學界』に掲載され、単行本も文春から出ました)。しかし「箸にも棒にもかからない作品」だったらさすがに受賞させないんじゃないか。ある程度のレベルには達していたと見るべきでしょう。それとも「又吉本の版元・文春が儲けるために駄作に受賞させた」とでも大井は言うのか。ただ、そう言いたいならそれなりの根拠がないといけない。
 「受賞作品の版元が、賞の運営出版社と同じ」というのは個人的には「お手盛りの疑惑を生むから避けた方がいい」と思いますが、今回の又吉・芥川賞受賞に限らず、別に珍しい事でもないでしょう。
 なお、今回の又吉の受賞のような「もともと小説家でない、別の分野の有名人が小説を書いて芥川賞直木賞を受賞」というのは何も今回の又吉が初めてではありません。「大井が過去のそうした受賞をどう思うのか」聞きたいところです(あるいは、大井が名前を挙げる小林らが何と言っていたのか知りたいところです)。俺が知っている人をいくつか上げてみましょう。
芥川賞
・第77回(1977年上半期)
 池田満寿夫エーゲ海に捧ぐ
 池田は芥川賞を受賞する前から画家として著名な存在でした。なお、ウィキペ「池田満寿夫」によれば

 芥川賞の選考委員会は3時間を超す異例の選考となり、委員のうち、吉行淳之介*35が池田を強く推薦したが、永井龍男*36は結果を不満とし、前回の受賞作品・村上龍限りなく透明に近いブルー』と併せて芥川賞への不満を表明して選考委員を辞任した。

そうです。
・第84回(1980年下半期)
 尾辻克彦『父が消えた』
 尾辻は芥川賞受賞前から芸術家・赤瀬川原平として活躍していました。
・第88回(1982年下半期)
 唐十郎『佐川君からの手紙』
 唐は芥川賞受賞前から、劇団「状況劇場」主催者(劇作家、演出家、俳優)として活躍していました。

直木賞
・第85回(1981年上半期)
 青島幸男人間万事塞翁が丙午
 青島は直木賞受賞前から「シャボン玉ホリデー」の放送作家、「スーダラ節」の作詞者などとして著名でした。
・第93回(1985年上半期)
 山口洋子『演歌の虫』、『老梅』
 山口は直木賞受賞前から『よこはま・たそがれ』(五木ひろし)などヒット曲の作詞者として有名な存在でした。
・第122回(1999年下半期)
 なかにし礼長崎ぶらぶら節
 なかにしは直木賞受賞前から『北酒場』(細川たかし)などヒット曲の作詞者として有名な存在でした。

・綱吉時代の勘定奉行荻原重秀*37は「通貨は瓦でもいい」という思想性を持っていて、通貨における金の含有量を下げたこと*38で知られる。新井白石*39はこれを批判したが、萩原の説は管理通貨制度の先駆けとして評価される。これが潰された理由に幕藩体制の本質が秘められている。

 金の含有量を下げたことで「下げた通貨の使用が嫌われ、経済の混乱を招いたこと」が白石が荻原を批判する理由だと思うのですが(また荻原による貨幣の発行しすぎがインフレを産んだ*40ことも白石の批判理由とも言います)。つまりは少なくとも江戸時代においては「通貨は瓦でもいい」なんて考えはなかったと言う事です。金の含有量はそれなりに大事だった*41。でそう言うことは別に「幕藩体制の本質」と言うこととは別に関係ないでしょう。


南モンゴル自由民主運動寄金『終戦記念日靖国神社前にて南モンゴルの現状を訴える活動』
http://smldf.org/?p=550
 終戦記念日靖国に行く人間はウヨしかいないわけで「何でそんなところで運動するの?」「新宿駅前ででもやった方がいろんな人がいて、いいんじゃないの?」て話です。
 まあ要するに日本ウヨに媚びてるわけですが「媚びへつらいを強要する日本ウヨ」といい「それに応じる自称・内モンゴル民族活動家」といい醜悪な話です。


■書評「アキとカズ」喜多由浩著 集広舎(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3272
過去に
■9月12日 アジア自由民主連帯協議会 第18回講演会「アキとカズ」出版を記念して、講師 喜多由浩(著者)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3255
■「アキとカズ 遥かなる祖国」出版記念パーティーのお知らせ(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3251
なんてアホ記事を書いて喜多本を褒めた三浦ですので「予想の範囲内」ですが「三浦(ラグタイムララバイ名義)がアマゾンレビューでこの本に星5つつけて絶賛」&「自ブログでも喜多本を絶賛する記事を掲載」には心底呆れます。こんなアホの三浦を「代表や副代表、事務局長」と言う幹部にして恥じないid:noharraら守る会会員の低能ウスラバカぶりにも心底呆れます。


ラグタイムララバイ(三浦小太郎)のアマゾン書評『保守の原点:「保守」が日本を救う 』(宮崎正弘小川榮太郎*42

中国研究家宮崎正弘

 やれやれです。

・『中国大分裂:日本を襲う恐怖の衝撃波』(1995年、ネスコ)
・『人民元大崩壊:中国発「世界連鎖恐慌」の衝撃』(1998年、徳間書店
・『瀕死の中国』(2005年、阪急コミュニケーションズ)
・『中国瓦解:こうして中国は自滅する』(2006年、阪急コミュニケーションズ)
・『中国は猛毒を撒きちらして自滅する:全世界バブル崩壊の引き金を引くのも中国』(2007年、徳間書店
・『2008世界大動乱:中国発暴落が始まる』(2007年、並木書房)
・『崩壊する中国、逃げ遅れる日本:北京五輪後に始まる戦慄のシナリオ』(2008年、ベストセラーズ
・『北京五輪後、中国はどうなる?:中国崩壊これだけの理由』(2008年、並木書房)
・『上海バブルは崩壊する:ゆがんだ中国資本主義の正体』(2010年、清流出版)
・『中国社会の崩壊が始まった! :2013年の「中国」を予測する』(石平との共著、2012年、ワック)
・『習近平の断末魔の叫びが聞こえる:2013年後期の中国を予測する』(石平との共著、2013年、ワック)
・『中国バブル崩壊が始まった』(2013年、海竜社)
・『仲良く自滅する中国と韓国:暴走と崩壊が止まらない!』(室谷克実との共著、2014年、徳間書店
・『「アジアインフラ投資銀行」の凄惨な末路』(2015年、PHP研究所
・『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(室谷克美との共著、2015年、徳間書店

などという本を書き、「中国は崩壊する」と「十年一日の如く繰り返す」宮崎なんてまともな中国研究家じゃない。言うまでもなく崩壊してないわけですから。宮崎を「中国評論家」と高評価する三浦がまともでないことは明白です。そうは思いませんか、三浦のプロ奴隷id:noharraさん?

明治新政府誕生直後の堺事件にも連なる「公のために死ねる人たち」の精神を引き継ごうとする宮崎

「堺事件」とは

・慶応4年に堺で起きた、土佐藩士によるフランス水兵殺傷事件、及びその事後処理を指す(ウィキペ「堺事件」)

わけですがどのあたりが「公のために死ねる人たちの精神」なのか?。三浦の書評を読んでもさっぱり分かりません(まあ故意にごまかしてるのでしょうが)。


ラグタイムララバイ(三浦小太郎)のアマゾン書評『国防女子が行く:なでしこが国を思うて何が悪い』(河添恵子
 河添と言えば

『中国人の世界乗っ取り計画』(2010年、産経新聞出版
『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』(2011年、産経新聞出版
『だから中国は日本の農地を買いにやって来る:TPPのためのレポート』(2013年、産経新聞出版
『中国崩壊カウントダウン』(2013年、明成社

などという常軌を逸した反中国本の書き手として悪名高い御仁です(ウィキペ「河添恵子」参照)。そんな人間の本を平気で称えるんだからいかに三浦が極右かと言う事です。
 ちなみにこんな極右・三浦が「代表、副代表、事務局長」を歴任した極右団体「守る会」の会員だと公言してる低能ウスラバカがid:noharraという「人間のくず」です。
 たださすがの三浦も「河添の反中国本」を宣伝する気にはならなかったようです。「国防女子」というタイトルからしてまともな本とはとても思えませんが。
 なお、河添が面白いのは「2010年以降の河添本」と「2010年より昔の河添本」には明らかに違いがある事です(ウィキペ「河添恵子」参照)。
 河添の「2010年以降」は既に紹介しましたが、2010年以降は河添はウヨ本、特に反中国本を量産するようになります。
 一方「2010年より昔の河添」は

『セクシャルトリープ・性欲動:30歳の女たち』(1994年、恒友出版)
『貴女も社長になりましょう:自分サイズで起業するAtoZ』(1995年、PHP研究所
『アジアで働く法・就職ホット情報:シンガポール・香港・台湾・北京』(編著、1995年、学習研究社
『性の誤解・性転換:男の体を持った女』(1997年、恒友出版)
『ふりむけば父の愛 娘から父へ:有名女性14人*43が贈る心の手紙』(編著、1998年、日本文芸社
尾崎豊15の夜』(2001年、フリーハンド)
『警察に頼らないストーカー対策』(編著、2001年、全日法規)
『海外自由旅行にチャレンジ!!(熟年の本)』(編著、2002年、学習研究社
『わたしたち海外で働いてます』(編著、2002年、学習研究社
『アジア英語教育最前線:遅れる日本?進むアジア!』(2005年、三修社
『エリートの条件:世界の学校・教育最新事情』(2009年、学研新書

ということで、タイトルを見る限りこれらはウヨ本ではないでしょう。これが何を意味するかは説明の必要もないでしょう。河添は「商売でウヨをやってる」ということです。河添のアンチ中国は単なる金儲けに過ぎない。
 「2010年以降のウヨ商売」で大いに儲ける事ができ、「そう言う路線」を全面展開することに決めたのでしょう。人として本当にどうかと思います。平たく言えば「河添=人間のくず」てことですが。


■安倍首相談話、私はこの二点だけでも評価に値すると思います(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3260
 安倍談話を評価するとは、呆れて物も言えません。「守る会会員」id:noharraも「安倍信者嫌韓レイシスト、極右・歴史修正主義者」三浦が守る会幹部で恥ずかしくないんですかね。
 リンク先を見てもらえればと思いますが三浦の評価する2点とは次の通りです。
1)談話が日露戦争での日本勝利を「アジア、アフリカの民族運動を励ました」と美化したこと
2)談話が第二次大戦の教訓として、「民族自決と植民地支配の終了」をあげていること*44
 1)については既に拙エントリ(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20150814/5632158908)で突っ込みました。繰り返しになりますが日露戦争とは「韓国植民地化のための帝国主義侵略戦争」であり美化できるようなモンじゃないと言うことです。韓国側は当然、談話のこの部分を「韓国植民地化の正当化だ」として強く批判しています。
 2)についていえば「一般論としては正論」です。ただ「日露戦争という韓国植民地支配のための帝国主義侵略戦争」をデマで美化する男(安倍や三浦)がそんな事を言っても説得力は皆無です。
 なお、三浦が談話が「中韓等、近隣諸国、国際社会との友好」「先の戦争の反省」「先の戦争の戦没者追悼」などと言う意味でどう思うのか感想を述べないで逃げる辺り実にバカウヨらしい(苦笑)。

この表現はちょっとまずいのではないかな、というところはいくつかありましたが、それは特に触れません。

 どこだか具体的に言ったらどうなのか。都合の悪いことからは逃げるのだから全く三浦とは卑怯な男です。言えないのなら最初から黙ってたらどうなのか。

少なくとも後者は、チベットウイグル南モンゴル*45の人たちに届いてほしい言葉です。

 やれやれです。この談話はそう言う性格のものではないし、そもそもチベットウイグル内モンゴル南モンゴル)は中華民国時代から中国領土なのだから植民地ではないでしょう。


■1959年「帰国事業」の荒波 海のかなた 9万3000人が消えた(統一日報記事) 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01155
 民団の反対運動は「北朝鮮に帰国されたら面子が潰れる」と言うだけの党利党略だから全く評価に値しません。
 しかも今や民団執行部は「守る会のようなゴミ右翼」と野合し、朝鮮学校無償化除外を主張してるのだから話になりません。今のママならいずれ民団は滅ぶでしょうし、滅ぶことこそが世のため人のためでしょう。今時「打倒総連のためなら日本ウヨと野合する」なんて路線を「一部極右を除いて」在日の方が積極的に支持するとも思えません。
 いわゆる民団・総連和解が「民団内部の極右反動の抵抗」もあって挫折したことが本当に残念です。


■季刊「夢・大アジア」第3号 2015年8月30日発売
http://freeasia2011.org/japan/archives/4145

『日台新時代:勃興する「台湾独立」と新たな安全保障の時代を迎えた日本』
 人的交流が隆盛し、国交樹立への機運さえ日増しに高まる日台関係と、「国家分裂法」を定めてその機運を牽制しようとする中国

 さすが、喜多由浩「アキとカズ」というトンデモ与太小説を単行本化するバカウヨ出版社・集広舎だけのことはあります。
 「日台国交樹立の機運」「台湾独立の機運」て一体どこのパラレルワールドでしょうか(苦笑)。俺の住んでるこの地球には「そのような台湾や日本」はどこにも存在しないと思うのですが。
 執筆陣も産経文化人としておなじみの「金美齢」「石平*46」以外は名前を聞いたこともない無名の人間ばかりですが、まあ、金や、石、三浦小太郎(三浦も執筆陣の一人)と同レベルのバカウヨでしょう。
 ちなみにググったところ執筆陣のうち

柚原正敬

てのは
瀬戸弘幸*47ヒトラー思想のススメ:自然と人類を救済するナチスヒトラー世界観の120%肯定論』
名越二荒之助『世界から見た大東亜戦争
東中野修道*48『「南京虐殺」の徹底検証』
松村俊夫『「南京大虐殺」への大疑問』
といったトンデモウヨ本の版元として知られる展転社の創業者で「日本李登輝友の会常務理事・事務局長」だそうです。こんな男に執筆させる集広舎もバカなら、こんな男とつるむ李登輝もバカです。


■2015 北朝鮮情勢報告セミナー(7月24日東京にて開催) 報告 高来れい
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01154
 「玄永哲(前国防相)の公開処刑」と言ってる時点で「駄目だこりゃセミナー」でしょう。
 ウィキペ「玄永哲」にも書いてありますが現時点で分かってることは「玄氏が国防相でなくなったこと」「玄氏の動向が分からないこと」だけです。
 つまりは「失脚、左遷は間違いない」でしょうが、処刑されたかどうかは分かりません。
 過去に「粛清されたのでは?」と言われてた北朝鮮高官が「単に左遷されただけ」でその後復権したことも確かあります。「文革時のトウ小平のように左遷されてるだけ」「そして文革後のトウのように復権するかも?」と言う可能性は否定できない。
 ましてや「見せしめの公開処刑」なんてのは現時点では「真偽不明な噂話」に過ぎません。
 大体「見せしめの公開処刑」だとした場合
1)韓国や米国の情報機関がそうした説がある事を認めながらも未だに「未確認情報」「真偽不明」としていること
2)北朝鮮張成沢粛清時と違って、玄氏の粛清の事実を認めてないこと
が説明つかなくなるんじゃないですか?(秘密裏の処刑なら説明つくでしょうけど)。
 公開処刑するのなら「2)のように」北朝鮮が隠す必要ないでしょうし、また「1)のように」「公開処刑の話は真偽不明」とは米国や韓国もしないでしょう。
 俺は「仮に処刑があったとしても公開処刑はガセネタ」とみますが、いずれにせよ、公開処刑説は真偽不明です。にもかかわらず「公開処刑説」を確定的事実のように語る時点で「北朝鮮が非難出来れば怪しいネタでも飛びつくトンデモセミナー」と言うことが予想できます。
 まあ、「反北朝鮮極右」三浦や三浦の類友「高来れい」が宣伝するセミナー、三浦の類友「デイリーNK」主催のセミナーですからね(毒)
 他にも

北は、朝鮮半島の最終目的の赤化統一のため武器開発を進めている

なんて失笑物の文があります。武力による赤化統一なんか、ねーよ、常識で考えろ(毒)。
 もちろん北朝鮮も旧式な武器ばかりではお話にならないので、「武器の近代化」は「経済的に可能な範囲でやる」でしょう。だからこそ「北朝鮮政権を武力攻撃で転覆」なんてリスキーなことはすべきではない。しかし「武力統一なんて実行不可能なこと」を北朝鮮が目的にしてるわけがない。


■アジア自由民主連帯協議会『9月12日 アジア自由民主連帯協議会 第18回講演会「アキとカズ」出版を記念して、講師 喜多由浩(著者)』
http://freeasia2011.org/japan/archives/4137
■9月12日 アジア自由民主連帯協議会 第18回講演会「アキとカズ」出版を記念して、講師 喜多由浩(著者)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3255
■守る会サイト『「アキとカズ 遥かなる祖国」出版記念パーティーのお知らせ』
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01153
■「アキとカズ 遥かなる祖国」出版記念パーティーのお知らせ(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3251
だけでも
「元自衛官北朝鮮に突入して拉致被害者を救い出すなんて与太話小説が産経とは言え新聞に連載された事だけでも酷いのに、単行本化した上、出版記念パーティーか」と呆れましたが、今度は「出版記念講演会」だそうです。心底呆れます。
 大体、あんな与太話小説の何が「アジアの民主主義」と関係があるのか。
 三浦を以前「素晴らしい人だ」と絶賛し俺の三浦批判を「三浦氏に無礼だ」とぬかしていたid:noharraには「これでも三浦は素晴らしいのか?」「君も自衛隊北朝鮮に突っ込むことで拉致被害者が救出できると思ってるのか?」と聞きたくなります。idコール飛ばしてこのように挑発したところで、卑怯者のid:noharraのバカは黙りで逃げ続けるでしょうが。

 日本という祖国に見捨てられた同胞*49の悲劇と彼らを救出できない国家の問題点を真正面から描いた作品です。

 やれやれです。三浦小太郎とその同類ウヨにとっては「元自衛官北朝鮮に突入して拉致被害者を救い出すなんて与太話小説」が

日本という祖国に見捨てられた同胞の悲劇と彼らを救出できない国家の問題点を真正面から描いた作品

なんだそうです。俺が自衛隊関係者や拉致被害者家族なら「ふざけんな!」と激怒してるところでしょう。いや別にそう言う関係者ではないですがそれでも今、怒りを感じますけどね。ただ自衛隊関係者や拉致被害者家族なら「当事者として今以上の怒りを感じてる」ことでしょう。
 しかし「自衛隊関係者はともかく」拉致被害者家族会としては怒るどころか、「同感だとか公然と抜かしてる奴(例:増元照明)がいる」んだから心底呆れます。
 いずれにせよ実際に講演が行われたら簡単な報告が三浦ブログやアジア自由民主連帯協議会サイトに乗るでしょう。そのときはコメントしたいと思います。

(注:産経新聞の連載小説だから産経から出版されるべきところ)諸事情から、私*50のこれも(注:三浦が関わってるウヨ雑誌「夢・大アジア」の刊行で)大変個人的にお世話になっている九州の出版社、集広舎から刊行されることになりまして、人間、縁というものはつながるときはつながるものだなと不思議な思いがしています。集広舎も先のボヤントさんの内モンゴルの本といい、今回もよい出版のお仕事をしてくださいました。

・「諸事情」て奥歯に物が挟まったような事書いてる三浦ですが要するに「産経から出版を断られた」てことでしょう。「出版のオファーは連載場所だった産経も含めて、他からいくつか来てるんですがぜひ集広舎で出したい(喜多氏)」なんてことがあるとも思えない。
 で、産経以外で出版してくれそうなところが集広舎しかなかったと。
 産経が出版しない事情は
1)最初から連載オンリーのつもり、こんなもんを単行本化する気ない
2)最初は単行本化のつもりだが、安倍の日朝交渉推進方針もあり単行本化の方針がおじゃんになった
かどっちかでしょう。
 三浦が「つながりのある出版社」は集広舎だけじゃなくて「月刊日本の版元・ケイアンドケイプレス」、「ジャパニズムの版元・青林堂」、「三浦の著書を出してくれた高木書房」などいろいろなウヨ出版社とつきあいがあるわけですが、どこも「ウチが出します」なんて言わなかったんでしょう。
・「ボヤントさんの内モンゴルの本*51」はともかくこんな与太話小説のどこが「よい出版のお仕事」なんでしょうか。
 そして仮にボヤント著書が「いい本」だとしても「今回のトンデモ本の出版」によって集広舎は「中国の民族問題をまともに考えてるのではなく単にウヨとして中国叩きのネタにしてるだけ」つうのがモロバレになったわけです。俺がボヤント氏なら「こんなトンデモ本と一緒にされてたまるか」ということで出版を別の出版社に移してるところです。つうか「福岡のローカルな問題についての本」ならまだしも、そもそも何で集広舎(福岡)なんてマイナー地方出版社から出したのか訳が分かりません。
 1)集広舎ぐらいしか出してくれない駄本(内モンゴル関係の中国批判本はあの楊海英氏が岩波や文春から出してますから、「内モンゴル本は集広舎以外出してくれない」なんてこともないでしょう。楊先生が「少数部数でいいので出してくれないか」と頭を下げれば*52岩波や文春も「嫌だ」とは言わないんじゃないか)
 2)何故か変なしがらみで「集広舎から出さざるを得なくなった」かどっちかでしょうか。 


■守る会サイト『「アキとカズ 遥かなる祖国」出版記念パーティーのお知らせ』
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01153
■「アキとカズ 遥かなる祖国」出版記念パーティーのお知らせ(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3251
 「アキとカズ」と言えば「元自衛官北朝鮮に突入して拉致被害者を救い出す」という「アホか」「できるわけねえだろ」としか言いようのない、巣くう会テイストの「産経に連載されていた与太話小説」です(筆者は産経の喜多由浩記者)。興味のある方は産経サイトを「アキとカズ」でググれば小説がヒットします。
 こんな与太話小説の宣伝の何が一体「北朝鮮帰国者の生命と人権を守ること」につながるのか?。
 是非「守る会会員」にして「三浦のプロ奴隷id:noharra先生」に「わかりやすく説明していただきたい」(毒)。

 樺太北朝鮮帰国事業、拉致問題などをテーマに産経新聞に連載された小説「アキとカズ 遥かなる祖国」が、この8月、集広舎から出版されました。

 産経新聞社でないところが興味深い。司馬遼太郎の「坂の上の雲」も産経連載でありながら書籍化されたときは「産経よりも営業力のある」文春で刊行されましたが、今回は無名の地方出版社ですから事情は全然違うでしょう。
 産経にすら「こんなもん売れるか」「連載してもらっただけでも感謝しろ」「どうしても出したければお前が自費出版しろ」と断られたんでしょうか?*53。しかしこんな駄本を売るという「集広舎」て出版社はまともじゃない。

この出版を記念して、8月30日(日)午後5時より、曙橋のチベット料理店「タシデレ」にて、著者並びに出版社の川端社長をお迎えして、出版を祝うパーテイを開くこととなりました。

 ええ?、いくら集広舎に「チベット関連本の出版実績があるから」といって、そこは韓国料理店(朝鮮料理店)であるべきと違うの?。「チベット料理屋でパーティーやるべきなのはチベット関係本」でしょう。それはともかくこんなバカウヨ本の出版パーティーチベット料理店でやられるなんて「チベット関係者も本当に日本ウヨとずぶずぶに癒着してる」つうか、「日本ウヨにチベットが完全に玩具にされてる」つうか。まあいいんですよ。そう言う惨状をid:Mukkeさんたち、自称チベット応援団が容認するのなら俺は「チベットが滅ぼうが知った事じゃありません」のでね。むしろこんなアホの集団チベットには滅んで欲しい(毒)。いずれにせよ俺はこんな惨状でチベット応援なんかする気はないですね。

【追記】
 集広舎サイトにのったこの本の著者・喜多氏の文章は実にすさまじい。

http://www.shukousha.com/information/publishing/4236/
 国際社会で近年、顕著な動きがある。遅まきながら「モノ申し」始めた日本を封じ込める動きだ。(注:南京事件慰安婦と言った)歴史問題の悪質なプロパガンダで異様な「反日」を続ける中国や韓国だけではない。ロシアや同盟国・アメリカの一部*54にさえ、こうした思惑はある。「軍国主義日本」を「絶対悪」とした戦勝国による東京裁判史観の中に、国際社会は日本を永遠に封じ込めておきたいのだ。

 「東京裁判史観」なんて言葉を公言し戦前日本が美化できる辺り、喜多記者も集広舎も正気ではない。もちろん喜多本を褒め称える三浦小太郎も「南京事件慰安婦での日本批判は日本に対する悪質なプロパガンダ」「東京裁判史観打倒」という「喜多氏と同じ立場」なんでしょう。こんなデマ極右・三浦を「代表や副代表、事務局長」にして恥じないid:noharraら、守る会のウスラバカには心底呆れます。


■先日、専修大学での講義の採点をしました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3245

専修大学に「平和研究」という講座があって、そこで7月に2回講義を昨年に引き続きさせていただきました。

 反動極右の三浦に「『平和研究』の講師を依頼する」。笑えない悪い冗談としか言いようがありません。
 専修大にそう言うバカウヨ教員がいると言うことでしょう。「三浦は何話してるんだ?」としか言いようがない。「安倍政権の安保関連法案は平和のために必要だ」とか「中国と北朝鮮を打倒することが日本の平和のために必要だ」とか極右的与太とばしてるのか。それ学問でも何でもないジャン。
 さて気になったので「平和研究、専修大」でググったら以下のものがヒットしました。

http://syllabus.acc.senshu-u.ac.jp/syllabus/syllabus/search/SyllabusInfo.do?nendo=2013&kogikey=20480&setti=1
5月21日 中国の軍拡と平和(1)         防衛研究所  飯田将史*55
5月28日 中国の軍拡と平和(2)           防衛研究所  飯田将史
6月 4日 中台関係と東アジアの平和(1)      法政大学  福田円*56
6月11日 中台関係と東アジアの平和(2)       法政大学  福田円
6月18日 北朝鮮の核・ミサイル・拉致問題(1)    ジン・ネット(代表) 高世仁
6月25日 北朝鮮の核・ミサイル・拉致問題(2)    ジン・ネット(代表) 高世仁
7月 2日 日本の安全保障政策(1)          拓殖大学海外事情研究所 森本敏*57
7月 9日 日本の安全保障政策(2)          拓殖大学海外事情研究所 森本敏

「講師がタカ派森本敏や防衛研修所教官」とか「中国ネタがやたら多い」とかどう見てもウヨ方向に偏向してるようにしか見えません。それでも「学者でも何でもない三浦を呼ぶ」よりはマシな気はします。

 担任の小沼*58教授からは、とにかく厳しく採点して下さいと言われたんですけど、そもそも私も学者ではないし、大学すら出ていないし、私が出した問題も正解があるというより自分なりに考えてほしいというものですから、それなりに考えて答えている学生にはちゃんと点をつけたつもりです。

 「ちゃんと考える」つうのはどういうことなのか。三浦を批判する内容でも「ちゃんと考えてればいい」のか。とてもそうは思えませんが。

私の講義を受けてくれた(受けさせられた)200人ほどのみなさん

 「受けさせられた」ということは「必修」なのか。もしそうなら学生諸君には深く同情します(専修ってウヨ大学なのか?)。
 それとも、選択授業ですが「君らは他の講師の授業が受けたかったのであって俺・三浦の授業など受けたくなかったろうが、『三浦の授業は聞きたくありません』つう訳にいかない、セット販売だから、仕方ない、許して」ということなのか?
 受講した学生諸君が何をどう考えたか知りませんが、三浦や「担任の小沼教授」というウヨ連中が期待するほどには「ウヨ化できなかった」んじゃないですかね。そう期待したいところです。

 実はこの講義で、映画「北朝鮮 素顔の人々」を学生の方々に観てもらいました。後、楊海英著「チベットに舞う日本刀」も紹介しました。

 おいおい。どこが平和研究だよ。予想通り過ぎて言葉もねえぜ(苦笑)。


■【報告と動画】第17回講演会「漫画を通じてみる習近平*59体制」 講師 王立銘氏(辣椒/漫画家)
http://freeasia2011.org/japan/archives/4113
 長時間の動画を見るのは時間的に厄介なので、動画は見ないで、三浦小太郎が書いた講演内容の要約に突っ込んでみます。

 1963年、彼*60のお父さんは、政治闘争に敗れ、文化大革命が始まると、お父さんは批判の対象となったこと、1968年には、文化大革命の最中、習近平自身も公安当局に何度も取り調べを受け、拘束されてしまったこと、釈放されたときも体中にけがをし、シラミだらけのひどい状態だったこと、その後陝西省延安市延川県に下放されたことなどを、当時の写真をもとに紹介しました。

 要するに習近平は二世政治家だと言っても安倍は全然違うと言う事です。
 文革ではお父さん「習仲勲*61」が「迫害され失意の中で死去した劉少奇*62だの、田舎に下放されたトウ小平*63」など同様、酷い目にあった。まあお父さんより偉い劉少奇トウ小平すら酷い目にあわされてますから全然不思議じゃない(酷い目にあわなかった人の方が少ないのかも知れません)。
 「親の罪は子も同罪」みたいな考えで文革中は習近平氏も酷い目にあった。 
 文革後、お父さん「習仲勲氏」は復権しますが、「お父さんはエリート」ではあるものの「トウ小平・国家中央軍事委員会主席」とかそこまでの大物じゃない。
 「天安門事件」で趙紫陽*64トウ小平が総書記から解任したことに「趙解任なんてやり過ぎだ」と反対したことで「当時の最高指導者・トウとの仲」が冷え込んでしまったとも言います。
 そう言う意味で習氏は「ボンボンが苦労なしで国家のトップに座った訳じゃ全然ない」わけです。つうか「ほとんど苦労してない」安倍がトップの日本の方が異常です。
 習氏の「文革で迫害」ほどではないにせよ、大抵の「大物政治家」てのはどこの国でも相当の苦労をするわけです。つうか日本だって昔はそうだったわけです。「三角大福中」だのは苦労して首相になったわけです。

自分は日中友好という概念自体に疑問を持っている

 やれやれです。いくら、王曰く「中国政府に迫害されてるので自分は帰国できない*65」からと言って日本極右団体とつるんで「日中友好なんて必要ねえ」「大体、中国は反日教育してるから友好なんかできるわけねえ」と悪口雑言。どれほどバカなのか。大体「日中友好には反対だ」なんてこの種のバカが無茶苦茶な事ほざいたところで日本社会は「反中国極右以外」ガン無視ですから。当たり前のことですけど。
 「日中友好も大事だが、人権問題とかで苦言も呈して欲しい(王)」ならまだしもね。「極論を唱えれば唱える程ドンビキされる」「特に信憑性の怪しいガセネタ臭い事を言うとドンビキされる」という常識は王にはないようです。

現在の中国の反日教育の実情として、照という字を、日本人が(注:日本)刀で人を殺して、4人の血が流れた、などという解釈が成り立つような発言すら行われている*66実態を知ってほしい

「それ根拠あるの?」ですね。どう見ても聞き手が反中国極右であることをいいことに講師の王が無茶苦茶ほざいてるようにしか見えないんですが。つうかこれを文字起こしして疑問感じない三浦小太郎にこっちがドンビキです(文字起こししないで隠蔽する場合もそれはそれで問題だと思うが)。つうかそれ以前に俺ならこんな与太話は「聞いてるこっちの方が恥ずかしくて」とても聞いてられません。
 そうは思いませんか、三浦のプロ奴隷id:noharraさん(毒)
 大体「親という字は木の上に立って見ると書く」とかならともかくこの王が言う「照の覚え方(日本刀で4人殺す、云々)」ってかえって分かりづらいだけでしょう。
 「照て文字は、昭と言う字の下に点を4つ打つんだ」「昭て文字は日の横に召すと書くんだ」「召すは刀の下に口と書くんだ」でいいじゃないですか。つうかたぶん中国でもそう普通に教えてるでしょうけど。
 「反中国ならデマ中傷も平気でやります」って人として恥ずかしくないんですかね、王とか三浦たちウヨ連中とか。

 中国で上映、放映されている抗日ドラマの映像を紹介しながら、これは暴力を宣伝するだけで、戦争に対する反省*67などは全く見られないと指摘しました。

 「抗日ドラマ」のかなりの部分て今「歴史に忠実なまじめなドラマ」では全然なくて「日本の特撮や時代劇」のような娯楽活劇化してるって聞きますからねえ。
 参考として
産経新聞『抗日ドラマも放送停止、異常な暴力シーンが問題? 低俗化に政府も待った』
http://www.sankei.com/world/news/140530/wor1405300012-n1.html
■人民日報『「荒唐無稽な抗日ドラマ」で歴史を穢すことは許されない』
http://j.people.com.cn/n/2015/0527/c94473-8898390.html
■レコードチャイナ『抗日ドラマなのに!?「ワンピース」や「聖闘士星矢」の要素盛り込む、脚本家「僕はアニメ・漫画ファン」』
http://www.recordchina.co.jp/a115346.html
サーチナ『「抗日ドラマは大嫌いだ」と中国軍元兵士、日本軍と戦った証言者』
http://news.searchina.net/id/1568800?page=1
をあげておきます。
 それがいいかどうかはともかく「そんな娯楽活劇」について「反日だ」つうのは馬鹿げてる。
 じゃあ「時代劇を見てる日本人」は「江戸時代ってあんなに悪代官や悪奉行がいたんだ」「水戸黄門は諸国漫遊の旅に出ていたんだ」「必殺仕事人なんて殺し屋集団がいたんだ」と思ってるかといったらそんなことはない。
 「アレは娯楽ドラマだから」「江戸時代が本当はどうだったかなんて別に興味ねえ」と思ってみている。中国人だってそうでしょう。「抗日ドラマは抗日ドラマとして楽しむ」一方で日本人とビジネスなどでつきあうし、ドラえもんとか日本の文化も楽しむ。抗日ドラマについては「あれは娯楽活劇だから何とも思わない」という親しい日本人相手に「イヤー、この間の抗日ドラマってアクションシーンがかっこよくって。ヒロインも美人だった。Aさんも見たらどうよ、面白いから」というならともかく、「見ず知らずの日本人」に抗日ドラマのことなどは言わないで配慮すると。
 反日感情があるとしたら、そういうドラマがどうとか言うことではなく「安倍の無反省さに対する戦争被害者の怒り」とか「日本企業とのビジネスで酷い目にあった」とかもっと具体的な話でしょう。
 そんな事は王も百も承知で日本ウヨに媚びてるだけでしょうが、何というか哀れさを感じます。

本当の日中友好は、中国共産党が無くなる日

 ばかばかしい。
 先ず第一に「そんな日が当面来るとは思えない」と言う意味でばかばかしい。まさか「中国共産党がなくなるまでは中国とつきあいません」つうわけにはいかないわけです。
 第二に日本ウヨ連中が中国を敵視してるのはもちろん「反共主義」もありますが、それだけじゃないと言う意味でばかばかしい。「中国への敵意」が反共主義オンリーなら「共産国家じゃない韓国」を日本ウヨがあれほど敵視する理由が分からないし、「共産国家でもキューバベトナム」は日本ウヨが大して敵視しないことも理解できません。
 「中国は遅れてる国のはずなのにいつの間にか経済大国になって腹立たしい」だの「南京事件否定論や首相靖国神社参拝などに『戦争に無反省だ』などと批判を加えるのが気にくわない」だの「共産党とまるきり関係ない事」も日本ウヨ連中が中国を敵視する理由の訳です(これは彼らが韓国を敵視する理由でもあるでしょうが)。でそういう敵視理由は当然ながら中国共産党がなくなっても変わるわけがない。
 むしろ「本当の日中友好西村幸祐や三浦小太郎に代表される日本のバカウヨがいなくなる日」でしょう。

(注:2008年の)北京オリンピック以来、中国の経済は悪化し、2014年から中国経済の崩壊の兆しが見えてきた

 「どこがやねん?(苦笑)」です。「王さん、あんたAIIBて知ってる?、もしかしてバカだから知らない?」と言いたくなります。
 最近、上海株式市場の株価が大分下がったようですが、それ以前に「中国経済が悪化」なんて話は聞いたことがない。かつ仮に「中国経済危機」が事実だとしても「ざまあ中国」て話じゃない。マジで中国の経済がやばくなったらそのときに日本経済や世界経済が受けるダメージは「ギリシャ危機レベルじゃない」でしょう。
 「文革時代の貧乏な中国」ならまだしも、今の中国は「世界に冠たる経済大国」で「欧米や日本が経済面で密接につながってる」んですけどね。

 様々な質疑応答が活発になされましたが、果たして中国共産党政府はどの段階で崩壊に向かうでしょうかという趣旨の質問

 全く日本ウヨはどういう脳みそしてるのか。崩壊て「平和的に崩壊(つうか下野)」するのならともかく経済崩壊だの内戦だの起こったら日本にとっても恐ろしいことになるんですけどね。
 もちろん「隣国の政府に向かって崩壊、崩壊言うのがどれほど無礼で無神経か」て問題もあります。
 たとえば中国政府高官が身内しかいない席でならともかく「いつ安倍政権は終わるのか」なんて公言はしないでしょう。向こうは正直「反中国極右・安倍政権の終了」を首を長くして待ち、終了したときにどう対応するかそれなりに考えて、内部で議論もしてるでしょうけどね。少なくとも堂々と公言したりはしない。


■北京2022年冬季オリンピック開催に抗議する声明文:アジア自由民主連帯協議会
http://freeasia2011.org/japan/archives/4111
 「自称人権団体」の反中国極右「アジア自由民主連帯協議会」らしい大変わかりやすい言動ではあります。
 ただマジレスすればIOCはこんなの無視でしょう(それがいいという話ではなく事実としての指摘です)。
 そもそもIOCの「平和の祭典・五輪」「僕たち人権重視してます」は「ポジショントーク」「ただの宣伝」と見るべきでしょう。むしろ「宣伝文句を守れ」つうより「五輪なんかただのスポーツ興業、人権とか平和とか嘘です、IOCなんか一般スポーツ団体と変わらない」つう方が批判として「適切かつ有効」ではないのか。
 本当にIOCの宣伝が事実なら何で「軍事独裁時代の韓国」でソウル夏季五輪をやるのか。
 何で「同性愛差別法を可決して欧米の同性愛人権団体から非難されたロシア」でソチ冬季五輪をやるのか。要するにIOCの発言なんか口から出任せです。大体既に、「北京夏季五輪」をやってるのに人権を理由に今さら「冬季北京五輪をやりません」なんて言えるわけがない。大体、どこでやるんだって話です。2022年五輪に立候補したのは北京以外では「カザフスタンアルマトイ」だけです。
 I濱女史が以前嘆いてましたが「冬季五輪は金がかかる割に儲からない→結果、冬季五輪の実績がある国(北欧とかカナダとか)か冬季五輪で自国イメージアップさせたい発展途上国位しか立候補しなくなる」わけです。
 でカザフスタンは人権面で問題があると言われてるし、その上、中国と違って「五輪が開催できるか経済的に不安がある」。結局IOCとしては「2022年五輪は北京」にするしかなかった。
 興味深いのは「協議会」が「中国にするな」と言いながら「じゃあどこにすべきだと思うか」「いっそ2022年冬季五輪が開催されなくていいのか」まともに語らないことです。協議会も「中国非難のネタとして言っただけ」で本心では「IOCが要請に応えてくれる」とは全く思ってないのでしょう。

日本政府は、中国政府に対し、北京オリンピックに日本国選手団が参加するためには、中国の民主化と人権改善、そして各民族への弾圧を直ちに停止する事が必要だと明言してください。

 要するに「モスクワ五輪の時のようにボイコットしろ」と言いたいんでしょうがやらないでしょう。北京夏季五輪のときもそんなことやってない。

*1:さすがにそんな事を無断ではやらないと思います。やるならCDのどっかに書くでしょう。

*2:中国首相

*3:産経小説では「長田」と改名(?)されている

*4:ウィキペ「周恩来」によれば留学場所はフランスだそうです。このときの留学仲間にはトウ小平(後に国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席)、陳毅(副首相、外相など歴任)などがいたとのこと。

*5:「高来れい」なる人物のこと

*6:著書『甲子園の異邦人:「在日」朝鮮人高校野球選手の青春』(1988年、講談社文庫)、『朝鮮総連』(2004年、新潮新書)、『拉致』(2005年、ちくま新書)、『韓国併合百年と「在日」』(2010年、新潮選書)など

*7:福岡市議選挙に次世代の党から出馬した(ただし落選)というがちのプロ右翼。

*8:台湾の抗日事件「芝山巌事件」(1895年)で殺害された日本人。道明の父親・楫取素彦(旧名:小田村伊之助)は「初代群馬県令」「プロ右翼活動家・小田村四郎の曾祖父」として知られる。現在放送中の大河ドラマ『花燃ゆ』では大沢たかお楫取素彦を演じている。

*9:著書『江藤新平と維新政府』(2011年、早稲田大学出版部)

*10:阪神タイガース応援歌「六甲おろし」、読売ジャイアンツ応援歌「闘魂込めて」や「モスラの歌」などで知られる作曲家。

*11:代表作『夫婦善哉』。阪田三吉を主人公にした小説として『聴雨』、『勝負師』がある。

*12:羽生善治谷川浩司渡辺明佐藤康光森内俊之藤井猛の6人

*13:志賀直哉文学に対する織田の批判」と書く三浦ですがそんなご大層なもんじゃないでしょう。「俺は志賀が好きじゃないし、志賀とは違った小説の道もあるはずなのに志賀が評価されすぎてるのは不快だ」程度の話に過ぎないでしょう。

*14:北條秀司原作。主人公のモデルは阪田三吉

*15:なお「桃太郎・海の神兵」だけはアニメで他は劇映画です。以前読んだ高畑勲氏の本『映画を作りながら考えたこと:1955〜1991』(1991年、徳間書店)では高畑氏は国策アニメのこの作品について批判的意見を語っていたかと記憶していますが三浦らウヨにはそう言う認識はないでしょう。

*16:作品『劇場版・じゃりん子チエ』(1981年、脚本・監督)、『セロ弾きのゴーシュ』(1982年、脚本・監督)、『火垂るの墓』(1988年、脚本・監督)、『おもひでぽろぽろ』(1991年、脚本・監督)、『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994年、脚本・監督)、『ホーホケキョとなりの山田くん』(1999年、脚本・監督)、『かぐや姫の物語』(2013年、脚本・監督)など。著書『「ホルス」の映像表現』(1983年、徳間書店アニメージュ文庫)、『映画を作りながら考えたこと:1955〜1991』(1991年、徳間書店)、『映画を作りながら考えたこと2:1991〜1999』(1999年、徳間書店)、『十二世紀のアニメーション:国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの』(1999年、徳間書店)、『漫画映画(アニメーション)の志:「やぶにらみの暴君」と「王と鳥」』(2007年、岩波書店)、『アニメーション、折りにふれて』(2013年、岩波書店)など

*17:東映動画時代の高畑氏の先輩アニメーター。一般には『ルパン三世(第一シリーズ)』の作画監督として有名。著書『ジープが町にやってきた:終戦時14歳の画帖から』(2002年、平凡社ライブラリー)、『リトル・ニモの野望』(2004年、徳間書店)、『大塚康生インタビュー・アニメーション縦横無尽』(2006年、実業之日本社)、『作画汗まみれ』(2013年、文春ジブリ文庫)など

*18:毎日映画コンクール」において、日本のアニメーションの先駆者である大藤信郎を称え、1962年に創設された賞。ちなみに1981年に高畑氏の『セロ弾きのゴーシュ』が受賞している。

*19:徳間書店の雑誌『アニメージュ』のこと。

*20:このときの対談は「アニメージュ」に掲載され、その後、高畑氏の著書『映画を作りながら考えたこと:1955〜1991』(1991年、徳間書店)に収録された。

*21:この高畑発言からは氏が「一部のインテリを除き、大東亜共栄圏を支持していた」「おそらく瀬尾監督ら製作サイドも支持していた」と認識していることが分かる。

*22:酒井曰く「8月8日」

*23:詳しくはhttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/21c_koso/参照

*24:著書『李光洙「無情」の研究:韓国啓蒙文学の光と影』(2009年、白帝社)、『韓国近代作家たちの日本留学』(2013年、白帝社)、『韓国近代文学研究:李光洙・洪命憙・金東仁』(2013年、白帝社)など

*25:一番騒がれていた軍艦島について触れない辺りがさすが三浦のせこさです(まあ八幡製鉄所も強制連行が確かあって、問題視されていたとは思いますが)。

*26:三浦のような極右はともかく少なくともまともな「民」は韓国側を支持するでしょう。

*27:この「新語」の発明者は三浦ではなく『呆韓論』(2013年、産経新聞出版)なる本を書いた嫌韓国バカウヨ・室谷克実のようです。

*28:著書『千里眼事件:科学とオカルトの明治日本』(2005年、平凡社新書)、『奇想科学の冒険:近代日本を騒がせた夢想家たち』(2007年、平凡社新書)、『人はなぜ歴史を偽造するのか』(2008年、光文社知恵の森文庫)など

*29:後に2001年、ちくま文庫

*30:この場合の成果とは「独立」つう事でしょう。ただこの後日本は「露骨な武断統治はやめ統治をソフト化した」とも言われますのでそう言う意味では「成果がなかった」と言っていいかは疑問でしょう。

*31:1953年に『ゴッホの手紙』で読売文学賞を、1978年に『本居宣長』で日本文学大賞を受賞

*32:作家、翻訳家、演出家。「劇団昴」の結成に関わった。

*33:1962年に『小林秀雄』で新潮社文学賞を、1970年に 『漱石とその時代』で野間文芸賞を受賞。

*34:まさかこのツィートは又吉への褒め言葉ではないでしょう。ただ意外と小林ら「右翼寄りの文学者たち」は存命ならば又吉を褒めるかも知れません。

*35:1954年に『驟雨』で芥川賞を、1965年に『不意の出来事』で新潮社文学賞を、1970年に『暗室』で谷崎潤一郎賞を、1975年に『鞄の中身』で読売文学賞を、1978年に『夕暮まで』で野間文芸賞を受賞

*36:1965年に『一個その他』で野間文芸賞を、1972年に『コチャバンバ行き』で読売文学賞を、1975年に『秋』で川端康成文学賞を受賞

*37:5代将軍・綱吉時に佐渡奉行勘定奉行の要職を歴任。6代将軍・家宣時に白石ら家宣の側近と対立し、失脚する

*38:もちろん金の算出が減ってたからですが。

*39:6代将軍・家宣、7代将軍・家継時に活躍するが8代将軍・吉宗によって失脚する。

*40:一方で白石のインフレ抑制策は度が過ぎてデフレを生んだと言う批判もあるようですが。

*41:つうか長い間、実施された「金本位制」てのはそういうことじゃないですかね。

*42:あの幻冬舎がプッシュしてる安倍万歳芸人。著書『国家の命運:安倍政権・奇跡のドキュメント』、『約束の日:安倍晋三試論』(以上、2013年、幻冬舎)など

*43:14人の中には「ウヨの高市早苗」もいますが「左派の辻元清美氏」もいますし、ほとんどは「梓真悠子加山雄三の娘だそうです)、東ちづる石井苗子川上麻衣子戸田恵子真瀬樹里(父が千葉真一、母が野際陽子だそうです)、森尾由美(以上、女優)」「近藤サト(アナウンサー)」「千住真理子(バイオリニスト)」「ダンプ松本女子プロレスラー、タレント)」「中尊寺ゆつこ(テレビコメンテーターなど一時、タレント活動もしていたマンガ家)」「牧野アンナ(振り付け師)」といった芸能人でありウヨ本とは言えないでしょう。

*44:そんな言葉あったかなという気がしていますが。記憶に残ってないですね

*45:内モンゴル自治区のこと。モンゴル国外モンゴル)が北モンゴルになる。

*46:『「日中友好」は日本を滅ぼす!』(2005年、講談社プラスアルファ新書)、『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(2013年、PHP新書)、『中国崩壊カウントダウン』(2014年、宝島社)、『日本に敗れ世界から排除される中国』(黄文雄との共著、2014年、徳間書店)など反中国ウヨ本の著書多数

*47:在特会会員、維新政党新風党員(元副代表)

*48:夏淑琴名誉毀損裁判において敗訴判決が確定し裁判所から「嘘つきのお墨付き」をいただいた御仁

*49:もちろん拉致被害者の事

*50:三浦小太郎のこと

*51:読んでないので評価はしません

*52:ボヤント氏と楊先生はどうやらつながりがあるようですからね。

*53:喜多記者は以前も本を出していますがそれらの著書は『満州唱歌よ、もう一度』(2003年、扶桑社)、『野口健が聞いた英霊の声なき声:戦没者遺骨収集のいま』(2009年、産経新聞出版)、『北朝鮮に消えた歌声:永田絃次郎の生涯』(2011年、新潮社)、『旧制高校:真のエリートのつくり方』(2013年、産経新聞出版)と全て集広舎より有名で営業力のある出版社から出ています(しかもそのほとんど産経記者らしくフジサンケイグループ)。

*54:例えばマイク・ホンダ

*55:著書『海洋へ膨張する中国』(2013年、角川SSC新書

*56:個人サイト(http://madoka-f.jimdo.com/)。著書『中国外交と台湾:「一つの中国」原則の起源』(2013年、慶應義塾大学出版会)

*57:個人サイト(http://www.office-morimoto.net/)。野田内閣で防衛相。著書『米軍再編と在日米軍』(2006年、文春新書)、『国防軍とは何か』(共著、2013年、幻冬舎ルネッサンス)、『武器輸出三原則はどうして見直されたのか』(編著、2014年、海竜社)など

*58:「小沼、専修大」でググったらヒットした小沼堅司氏のことらしい

*59:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*60:習近平氏のこと

*61:党中央宣伝部長、副首相、広東省党第一書記、全国人民代表大会常務副委員長などを歴任

*62:中央人民政府副主席、人民革命軍事委員会副主席、全国人民代表大会常務委員会委員長国家主席を歴任

*63:第一副首相、党副主席、人民解放軍総参謀長などを経て党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*64:広東省長、四川省長、副首相、首相を経て党総書記、党中央軍事委員会第一副主席、国家中央軍事委員会第一副主席

*65:帰国のパスポートが出ないで事実上、中国政府から国外追放されてるという意味か刑務所にぶち込まれる恐怖で帰れない、政治難民のような状態という意味かはともかく

*66:「どこで?、誰が?」ですよねえ。

*67:誰の誰に対する反省なんですかね?