「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート108(追記・訂正あり)

■総特集 福田恆存 2015/5/22 発売(河出書房新社) 私も書かせていただきました(自慢)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3161
 まあ福田って人は「文学者」「翻訳家(英文学)」「演劇関係者(文学座→劇団雲*1劇団昴*2)」であると同時に「右翼活動家」でもあったわけです。
 なのでこの特集号、

鳳八千代*3「福田先生のセリフ」
久米明*4「演出家・福田恆存を語る」
西本裕行*5「福田さんからの手紙」

と演劇関係者*6の文章がある一方

西尾幹二*7「現実を動かした強靭な精神:福田恆存を悼む」
西部邁「保守思想の神髄・福田恆存
遠藤浩一福田恆存:「空しさ」に挑み続けた文士」

とウヨ連中のウヨプロパガンダ文章もあるわけです。
 福田の文章についても

反核運動の欺瞞

という「核武装論者」福田らしい文章が収録されてるようです。
 もちろん三浦の扱いは「ウヨプロパガンダ文章」のわけです。

三浦小太郎「朴正煕と福田恆存:「善き政治家」と「善き文学者」の出会い」

 おいおいですね。まあ、福田が「善き文学者」というのはいいとしましょう(左派寄りの俺にとって右派の彼は「善き政治活動家」ではありえませんが)。つうか文学音痴の俺には「悪い文学と善い文学の区別」なんかできませんが。
 しかし朴を「善き政治家」と呼ぶことにはとても賛同できませんね。独裁者で反対派を時にでっちあげで投獄し、時にKCIAで暗殺してきた朴チョンヒの何が「善き政治家」なんですかね。
 有名な金大中事件だって「目的は金暗殺」でしたがさすがに「日米両国政府」から駄目出しが出たため、朴が暗殺をあきらめたと言う事件だったわけです。
 「善き目的」のためなら「投獄や暗殺も許される」というのが三浦の立場なのか。ならば、三浦が朴を「善い」と評価する理由は何なのか。経済発展か?。だったら三浦は「改革開放で経済を発展させたトウ小平」を「天安門事件などの人権問題があろうとも」、「善き政治家」と評価するのか、ってことです。
 まあ聞くだけ野暮な話ですけどね。三浦らウヨは「朴チョンヒやピノチェト」と言った右の独裁者は「経済発展」を理由に平気で正当化しますが、「トウ小平」のような左の独裁者は平気で「経済発展しようが問題だ」と非難するわけです。そこには「ウヨへの身びいきと反共主義(それプラス中国への差別意識か?)」というくだらない代物しかありません。id:noharraもよく三浦のようなくだらない男が役員を務める守る会なんかに平気で入会していられるもんです。まさにid:noharraは「人間のくず」と言っていいでしょう。
 つうか「福田を褒めるのに朴チョンヒとの交友を持ち出す三浦の神経」が理解できませんね。独裁者との交友を持ち出すことが「福田の賛美になる」と思える神経は理解できません。「独裁者との交友」を持ち出して「いかに福田が文学者、演劇人として偉大でも、独裁者と交友して恥じないなんて政治活動家としては最悪だと思う」と批判するのならよく分かりますが。


■6月20日 守る会関東学習会のお知らせ
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01140

今年の守る会学習会の大きなテーマの一つは、帰国事業を様々な視点からとらえ直すことです。総会の記念講演会では、元朝鮮総連、脱北帰国者の方に証言をいただきましたが、今回は、当時この事業に正面から反対した韓国側の立場から、洪ヒョン氏を講師に迎えてお話をいただきます。

 やれやれですね。当時の韓国・李政権が反対したのは単に「韓国の面子が潰れる」と言うだけの党利党略です。だから「北朝鮮に帰国しないで韓国に帰ってきなさい。生活支援しましょう」なんて話では全然ない。「お前らの生活支援はできないが、俺の面子が潰れるから北朝鮮に行くな」なんて話の何が評価できるのか。しかもググれば分かりますが、韓国政府は帰国事業妨害のために帰国事業の本部が置かれていた新潟の日赤にテロ行為すらしかけようとしていました(例えばウィキペディア「新潟日赤センター爆破未遂事件」参照)。
 どこにも当時の韓国を評価できる要素はないのですが、まあ三浦たちバカウヨは詭弁で評価するんでしょうねえ。ねえ、三浦のバカウヨ仲間のid:noharraさん(毒)。自ブログで橋下都構想批判(http://d.hatena.ne.jp/noharra/20150506#p1)すれば「三浦の類友のバカウヨであることがごまかせる」と思ったら大間違いですからね(嘲笑)。
 まあid:noharraの都構想批判も「橋下に反対」という結論自体はまともでも

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20150506#p1
大阪市は江戸時代から、(注:江戸とは違い)権力自体ではなくそこから一歩離れた自由な商人の町でした。

という「はあ?。大阪城代大阪町奉行、諸大名の蔵屋敷が大阪にあったって知らないの?。日本史の勉強はチャンとしようね」「まさかとは思うけど大阪には武士がいなかったとか、江戸には商人がいなかったとか思ってる?」と聞きたくなるトンチキさ、バカさが出ていますが。
 どうも「大阪人らしい」id:noharraの低能は無意味に東京を差別し大阪を自慢したいようですが、東京には横山ノックや橋下のような屑が政治家としてのうのうといるなんて事はないと思いますが。過去に「石原という屑」が都知事でしたが今はそうじゃありませんし。むしろ「橋下やノックを生み出す大阪ほど」狂った街、腐った街はないでしょう。まあ、まともな人間も勿論いますし、そう言う人間が都構想批判してる訳ですが。


■ゴールデンウイーク新潟に行ってきたのですが(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3150

 太宰治の「右大臣実朝」と「惜別」を読んでいたんですけど、やはり、戦時中の太宰の作品ってみんな素晴らしい。
(中略)
 誤解を恐れず言いますと、日本人が皇室に対し思う心が、最も美しい形で表現されているようにも思う。

 誤解を恐れずも何も「天皇に関係ない小説」について「皇室を思う心」云々言い出せば「何この右翼(苦笑)」と思われるのは当然でしょう。誤解でも何でもない。しかし三浦もウヨの癖にそしてウヨ発言以外何物でもない発言してる癖に「誤解」云々て本当に変な男です。
 なお「惜別」について言えば「文学報国会から大東亜宣言の小説化を依頼」され「魯迅『藤野先生』をテーマに日中友好を描いた」という経緯に注意が必要でしょう(ウィキペ「惜別」参照)。 
 「執筆経緯が『政府筋の大東亜宣言万歳』だからくだらない駄作」とまでは言いません(読んだことがありませんし)。
 が、「最初から政府筋という原稿依頼者により一定のワクがはまった作品」で「どこまで太宰の真意か分からない」評価が極めて難しい作品の訳です。太宰ファンでも評価しない人が少なくない「問題作品」だったかと思います。つうか三浦ってこの種の「国策小説」て、日本以外だったら確実に非難の対象ですよね。三浦も本当にいい加減な野郎です(苦笑)。


■参考資料 1974年5月24日 永末衆議院議員の日本人妻に関する質問
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01139

 以下は、1974年5月24日の国会衆議院外交委員会における、永末英一*8議員の日本人妻についての質問です。資料として重要なものと思い、掲載させていただきます。
 日本人妻問題について、この時点で取り組みがなされていれば、かなりの数の人たちを救い出すことができたかもしれません。

 ぶっちゃけそんな「現実性の低いこと」を今さら言っても何がどうなるもんじゃないでしょう。大事なのはむしろ「これからどうするか」です。
 なお、永末に対して答弁してるのは「田中内閣の大平*9外相」で時代を感じさせます。


■酒井信彦「朝日新聞研究:朝日コラムで特攻隊とテロを同一視」(夕刊フジ掲載)
http://sakainobuhiko.com/2015/05/post-275.html#a05
 いやいや一般人(特に日本に対する思い入れなどない外国人)にとって「自殺攻撃」と言う野蛮さでは「911テロ」も「特攻隊」も大して変わらないでしょうよ。「軍事目標(米軍空母など)に突っ込む特攻と、民間ビルに突っ込む911テロとは違う」て朝日はそもそもそんな事ここでは問題にしてませんし。まあ個人的にはビルに突っ込む方が民間人に対する無差別テロという意味でより野蛮だと思いますが「自殺攻撃を強要される個人(特攻隊員やアルカイダ構成員)」にスポットを当てればその野蛮さは特攻も911テロも何ら変わりません。
 それとも「イスラム過激主義による自殺攻撃は野蛮だが、天皇崇拝による自殺攻撃は崇高だ」とでも酒井は強弁する気でしょうか。
 酒井の発言はどう見ても神風特攻を美化してるようにしか見えませんし実際美化してるんでしょう。
 こんな駄文を掲載した夕刊フジ共々非常識きわまりない連中です。


■アジア自由民主連帯協議会『楊海英先生の論文「現代中国における少年の洗脳方法」をご紹介いたします : モンゴル自由連盟党
http://freeasia2011.org/japan/archives/3594
 興味深いのは楊の「現代中国」には「中華民国時代(蒋介石政権時代)」が含まれてることです。要するに「中国共産党が下野しても状況は変わらない」ということですね。
 それはともかく、何が洗脳かといえば「新疆ウイグルはもともとは中国領土じゃないと思うけど、中国政府(蒋介石中華民国政府、共産党政権)は古代から中国領土みたいに言ってる*10」だそうです(後でも触れるが「内モンゴル」でない点に注意)。
 「今さらそんな事言ったってばかばかしいだけじゃねえの?、独立なんかできるわけねえし」と思いますがそれはさておき。
 もともとは「内モンゴル出身で内モンゴル研究者だった楊」ですが本来専門外のウイグルに手を出し、「反中国」という性格を近年強めてるようです。


■アジア自由民主連帯協議会『中国がチベットの悲劇的な実状を隠ぺいした白書を発表 : ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
http://freeasia2011.org/japan/archives/3955

 これまで137人のチベット人焼身抗議*11を行ったが、それほどチベット人は祖国*12の現状に怒り、憎しみが深くなっているのだ。

 まーた、ダライ一味が自殺を美化し扇動しています。どこまで屑なんでしょうか。「だから、そんなに自殺が素晴らしいならまずお前らが自殺しろよ。ダライとかチベット亡命政府首相とかがガソリンかぶってダラムサラでかっこよく焼身する姿を見たいなあ(毒)」と思います。まあこういうこというとMukkeさん当たりは大激怒でしょうけど。


■アジア自由民主連帯協議会『中国:DV被害者の死刑執行を延期 : アムネスティ日本』
http://freeasia2011.org/japan/archives/3961
 一瞬読むと「うん?」「DV加害者の誤記?」となりますがしばらく考えると「ああ耐えきれなくて殺っちまったのか」と気付きます。日本でもそう言う事件はたまに報道されます。
 しかしアジア自由民主連帯協議会は「どういう建前で」このニュースを掲載したんでしょうか?。
 「死刑反対」なのか、はたまた「死刑には反対しないがこのような同情の余地のあるケースでの死刑には反対、最悪(?)でも無期刑でお願いしたい」なのか。まあ本当は「反中国ウヨとして中国の悪口が言いたいだけ」なんでしょうけど。
 なお、「死刑執行を延期」と言うタイトルはミスリーディングで正しくは「執行猶予なし死刑」を「2年の執行猶予つき死刑に減軽した」て話です(中国には死刑の執行猶予という制度がある)。結局「2年後事実上の無期懲役に→模範囚なら早期仮釈放」ておちじゃないですかね。

 「北京+20」UN Womenキャンペーンの一環として、世界の首脳が女性の権利を話し合う国連会議が9月に中国で開かれ、中国はその共同議長を務める。

 「北京+20」とは何かつうと今から20年前の1995年に北京で「国連第4回世界女性会議」て国連会議がありました。そしてこの会議ではいわゆる「北京宣言(http://www.gender.go.jp/international/int_standard/int_4th_beijing/index.html参照)」「北京行動要領(http://www.gender.go.jp/international/int_standard/int_4th_kodo/index.html参照)」が採択されました。
 その20年後を記念して今年、北京で「女性の権利を話し合う国連会議」をやる、共同議長は中国です、つうのが「北京+20」です。ちなみに、5年前には「北京+15」つう記念会議を国連本部があるニューヨークでやってます。「第4回大会」という中途半端な時期ですが「最初の第1回(1975年、メキシコシティ)」と「第4回」が「この会議」は特に重要なようで「世界女性会議」で検索かけると「第1回」「第4回」ばかりがヒットします。
 まあ、何というか「中国も本当に政治大国になった」感がしますね。まあ、反中国ウヨは「中国が人権会議の共同議長とは不愉快だ」とか抜かすわけですが。

 習近平国家主席は恐らく、国連の舞台で女性の権利の進展を宣伝しようとしているのであろう。人権政策の前進を触れ回る一方で、女性活動家たちを容疑者扱いし続けるのは、何とも浅ましい行為である。

 まあ個人的には「慰安婦否定論者の癖に『輝く女性』だの、ボコハラムには反対だの言ってフェミぶってる極東の某国首相・安倍」や「そんな安倍に演説という晴れ舞台を用意して頭に乗らせてるくせに人権国家ぶってる某国大統領・オバマ」のほうが、習主席閣下より、ずっと「何とも浅ましい馬鹿二人」のように思いますが。


■結局「大山鳴動してネズミ一匹も出なかったらしいマツタケ密輸騒動」
 さて巣くう会一味や、三浦小太郎「守る会一味」がさんざん騒いでたマツタケ密輸騒動についての最新情報が朝鮮総連機関紙「朝鮮新報」インターネット版に掲載されたので紹介しておきましょう。

http://chosonsinbo.com/jp/2015/05/0501ib-3/
 京都地検は4月16日、議長宅捜索の元とされた事件の被疑者二人を処分保留とした。証拠がなく起訴できなかったのだが、捜査本部は同日、二人を外為法違反(無承認輸入)の疑いで再逮捕した。再逮捕の嫌疑は10年9月27日(1回目の逮捕の3日後)、朝鮮産マツタケ約1800キロを不正輸入した疑い。二人は処分保留になった時点で、釈放されなければならなかったが、捜査本部は類似事件で再逮捕し拘束を続けた。この種の再逮捕は、「一事不再理」の原則に違反していると思う。

 朝鮮新報記事を見る限りこの事件、「とにかく総連のイメージダウンをしたい」と言うことで公安警察、公安検察が暴走した相当「筋の悪い事件」にしか見えません。これではウヨ連中の放言「総連上層部の逮捕起訴、有罪判決」どころか「マツタケ密輸容疑で逮捕された被疑者」を起訴し有罪判決がとれるかどうかすら怪しいように思います。不起訴処分で終わる可能性すらあるんじゃないか。
 最近この件について日本メディアの報道が見あたらないのも「そうした筋の悪さ」の傍証ではないでしょうか?


■守る会の郵便局私書箱(東京郵便局私書箱551号)を本日解約いたしました
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01138
 まあ、部外者なのでどうでもいいんですが「ほとんど私書箱に郵便が来ない上」に「私書箱維持費用*13がもったいないと思えるほどカネに詰まってるんだろうな」とは思います。
 まあどうでもいいんですが私書箱の代わりに

今後、守る会あて郵便物は、
大阪府八尾市西山本町7−6−5−3階、北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会関西支部、山田文明*14
もしくは
・東京都千代田区内神田1−18−11−1010、北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会関東支部事務局、佐伯浩明*15
まで、郵送ください

てのはどうなんかいなあとは思います。これどう見ても「事務局」とはいっても「個人名が出てる」ということはおそらく個人(山田や佐伯)の家でしょうからね。
要するに
1)「守る会事務局てありますけど間違いじゃないですか?、ここ個人宅ですよね?(郵便屋)→いやこれでいいんです(山田や佐伯)」と言うやりとりを避けたいので個人名も書いて欲しい
2)「守る会事務局」と書いてないと開封しない限り個人宛か分からないので「事務局」と言うのも書いて欲しい
てことでしょう。
 つまり、おそらく「個人宅への郵便物と守る会当ての郵便物が混在してそれを個人(山田や佐伯)が処理する」という「郵便物が大量だとミスが生じかねない」という郵便の送り手にとっても受け手(山田や佐伯)にとっても恐ろしい状況にあるわけです。
 まあでも、そういう危険性が気にならないほど「守る会当ての郵便物が少ない」or「そんな事言ってられないほどカネに詰まってる」てことでしょうか。


■書評「チベットの先生」 中沢新一、ケツン・サンボ著 角川ソフィア文庫(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3130
・ちなみに三浦はこのエントリとほとんど同じ内容を「アマゾンレビュー」に「ラグタイムララバイ」の名前であげています。
・以前、拙エントリ
■『「オウム問題から逃げ続けた人間」?。ああ、「麻原から1億円もらった」ダライラマのことですね、Mukkeさん(毒)』
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20150319/5632178901
宗教学者大田俊寛氏の「中沢氏への批判(以下、中沢批判と呼ぶ)」を紹介しましたが中沢氏については、オウム事件後は「間違ったチベット仏教理解を世に広めたあげく、オウム真理教を美化した、中沢の罪は重い」とする中沢批判が各方面からあるわけです(個人的にはダライラマが麻原から現金もらっておべっか抜かしたことを考えれば、中沢氏のチベット仏教理解に仮に問題があったとしても、チベット仏教自体が「薄汚れたダメ宗教*16」ではないかと疑いますが)。中沢氏が中央大学教授(当時)を辞めたのもそれが理由の一つじゃないでしょうかね。中央大学にいづらくなったと。
 まあ、中沢批判をどう考えるかは人それぞれでしょう。しかしそうした中沢批判の存在を無視して「中沢本は素晴らしい」という三浦の行為は無責任、能天気としか言いようがありません(まあ中沢氏自体が中沢批判にまともに応じない無責任で能天気な人なのでしょうが)。オウム事件前ならともかくオウム事件後に無邪気に中沢万歳とはどれほど三浦は馬鹿で屑なのか。こんな本を未だに出す角川もとんでもない出版社です。
 三浦は中沢本をほめるのなら「中沢批判について自分の考えをきっちり語るべき」でしょう。いつもながら三浦とは本当にどうしようもない男だと思います。

 ケツン・サンポ氏の回想録は、中国の侵略*17以前の、信仰と修行、そして真の意味での知恵を求めることが人間の最大の価値であった文明が確かにこの世界に存在した事を私達に教えてくれる。

 やれやれですね。「それケツン・サンポとかいう恵まれた立場にいる仏教僧(封建領主一味)にとってはそうだった、ってだけだろ」「農奴が領主に封建支配されてるような前近代的体制のどこが素晴らしいんだよ」「素晴らしくねえからプンワン(プンツォク・ワンギャル)は政治変革に身を投じ、ついには『この遅れたチベットを変えるには残念ながらもう外圧しかない』と思って中国共産党員になったんだろ」と説教したくなります。仮に中国が「チベット解放(三浦の言う侵略)」しなくても「解放前チベット(仏教僧という非生産的な連中が必要以上の地位を占めている)」なんて前近代的で時代錯誤な体制はいずれ変わったでしょう。変わらずに今(2000年代以降)もそのまんまだったら非常に問題です。
 「チベット近代化」つう意味でid:Mukkeさんなどとは違い、俺はチベット解放を「人権面でやはり問題は多々あるのでしょうが」、「一応」評価します。無能で怠惰なダライらには近代化する意思も能力もなかったわけです。
 しかし前も書きましたけど「日本の朝鮮植民地支配」を「抗日運動があろうが、朝鮮近代化に貢献」と美化する三浦らウヨがチベット解放とその後の中国の施策を「チベット文化破壊」の一言で片付けるそのご都合主義には心底呆れます。「日本のやった朝鮮近代化は立派で中国のやったチベット近代化は汚い」のか。そんな馬鹿な話はないでしょう。

 死期を悟った時に死を少しの恐れもなく受け止め、己の体を虹に変えて転生するラマの姿は、奇蹟談にありがちな神秘主義はみじんも感じさせず

 いやいや転生なんてもろ「奇跡談」「神秘主義」じゃないですか。三浦の詭弁、屁理屈も磨きがかかってますね(毒)


■ネパールの震災に支援をお願いします。この美しい映像を観て、かの地に思いをはせてください(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3118

 インド、中国、もちろん我が国をはじめ、救助隊の人たちも本当に頑張ってほしい。政治的思惑があろうとなかろうと関係ない、こういう時、現場で命を救う作業をしている人々に中国もインドも日本もない、ただ、命を救おうとしている行動があるだけです。

 さすがの「反中国ウヨ」三浦も「中国の支援なんて政治的思惑がある、くだらない」という蛮勇はないようです。ただし「東日本大震災時」の「北朝鮮からの義援金」「朝鮮総連の被災地支援」は「政治的思惑がある」云々と言ってた屑が三浦とそのお仲間連中ですけど(毒)。


月刊日本2015年5月号『中国の軍事戦略に利用されるAIIB』(田村秀男*18
http://gekkan-nippon.com/?p=6800

 中国の人民銀行や国有商業銀行などの金融機関は全て、党中央の支配下、指令下にあります。AIIBも明らかにその延長線上に位置づけられており、中国共産党の一機関あるいは子会社のようなものになるでしょう。

 「田村はバカじゃねえの、さすが産経記者は頭の馬鹿さが違うな」と心底呆れますね。「英仏独伊、韓国、インド、ロシア、オーストラリア」など、世界の経済大国が参加してるのにどうして「中国共産党の一機関あるいは子会社のようなものになる」のか。いくら「AIIBの言い出しっぺが中国」「AIIBの最大の出資国は中国、本部は北京、初代総裁は中国人が予想されてる」とは言え、人民銀行のような完全な政府機関とAIIBと性格が同じ訳もないでしょう。
 大体そんな事を言ったら「歴代総裁が全員、日本の大蔵・財務官僚出身」のアジア開銀はどうなるのか。「日本財務省の下部組織みたいなもん」なのか。まあ、日本の影響力は当然大きいでしょうがさすがに「財務省の下部組織扱い」はできないでしょう。

 もしAIIBが北朝鮮に融資を行えば、日本の経済制裁は無力化され、拉致問題や核問題の解決にも影響を及ぼすことになります。

 中国やロシアが現在公然と北朝鮮を支援しており、日本の経済制裁なんか既に無力化しています。AIIBなんて全く関係ない話です。

 戦前のドイツは日本と同盟関係にあったにも拘らず、日中戦争中に国民党に武器を流していました。

 それ「AIIBにドイツが参加表明したこと」と全然関係ないし、最終的にはナチスドイツは「中国を切って日本を選んだ」のですがね。なお、そもそも戦前ドイツの中国支援は「日本の本格的中国侵略(満州事変)以前からのもの」「日独同盟以前からのもの」「ナチス政権誕生以前からのもの」です(ドイツの方こそドイツの立場を無視した日本の中国侵略は迷惑だったでしょう)。ナチスドイツとしてはこの矛盾を解決するため「トラウトマン和平工作(日中の和平工作)」という政治工作を打ちましたがそれは「日本が乗り気でなかったため」に失敗に終わりました。その結果ナチスドイツは「中国軍事支援をやめて日本を選ぶか、日独同盟なんかお釈迦にして中国を選ぶか」という選択を迫られ結果的にナチスドイツは「日本を選んだ」わけです。

イギリスは1949年に中華人民共和国が建国された時、直ちに承認しています。

 当時は「アトリー労働党政権だった」と言う点に注意が必要でしょうね。

 最近でもイギリスはチベットウイグルなどで行われている人権抑圧や虐殺について一切コメントしようとしません。それは、イギリスが人民元の国際決済センターをロンドンのシティーで一手に引き受け、手数料を得ようとしているからです。

 そんなん英国に限った話じゃないですけどね。日本企業が積極的に中国進出してることは何故か田村の目には見えないようです。

【追記】

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.hrw.org/ja/news/2015/04/30
「ADBの最大出資国である日本とアメリカには特別の責任がある。同行の原則を持ち出すことで満足せず,政治的動機に基づく容疑で獄中にある活動家やジャーナリストの即時無条件釈放を求めるべきだ」(Mukkeさんのブクマ)

 まあ、Mukkeさんがブクマをつけた記事を読んでみると分かりますがアジア開銀(ADB)の年次総会が「アゼルバイジャンの首都バクー」で開催予定であることについて米国の人権NGOが「アゼルバイジャンの独裁的政治、政治犯の存在」を理由に「バクー以外で開催すべきだ」と要請してるという話です。
 結局、産経などの主張と異なり世銀もアジア開銀もそれほど人権に配慮してるとは言えない組織なのでしょう。


■「モンゴルのペマ・ギャルポ化(反中国バカウヨ化)」が着々と進む残念な楊海英氏(静岡大教授)と楊氏に好意的ブクマするアンチ中国のid:Mukke
■楊海英『爆買いされる資源と性、遊牧民を悩ます中国の野心』
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/04/post-3616.php
という反中国ウヨ記事とこの記事についたMukkeさんの

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/04/post-3616.php
聖山に登ろうとした中国人と遊牧民が衝突したら「極右民族主義団体の襲撃」かあ。国内だけじゃなく外国でもやりたい放題だな

という反中国ブクマに思わず吹き出してしまいました。
 まあ、楊氏の記事を簡単に引用して俺のコメでもつけておきます。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/04/post-3616_1.php
 ブルハンガルドンという山に無断で登ろうとした中国人たちと、彼らの侵入を制止しようとした地元の遊牧民が衝突。在ウランバートル中国大使館と北京当局が「極右の民族主義団体の襲撃を受けた」と事実を歪曲して大きく喧伝したことで、ウランバートル市長も謝罪を強いられる事態となった。
 ブルハンガルドンはモンゴル語で「神なる山」の意。遊牧民が紀元前の匈奴時代から神聖視してきた「御嶽(おんたけ)」だ。
(中略)
 モンゴルの「御嶽」に無断で接近することは民族の魂が侮辱されたも同然、と遊牧民は理解している。

 いや事情がどうあれ暴力沙汰に及んだら「極右の民族主義団体の襲撃を受けた」と言われても仕方ないんじゃないですかね。
 まさかウランバートル市長だって「御嶽に入ろうとする中国人が悪い、暴力ふるって何が悪い」とは居直れないでしょうよ。
 もちろん「中国に対するモンゴル側の経済的な立場の弱さ」て問題がないとは言いませんけど、「モンゴル人が暴力振るったことをどーでもいい事みたいに表現するid:Mukkeと楊氏」は反中国をこじらせたあげく、人として終わってると思いますよ。まあ、楊氏は以前から「大丈夫か、この人」と思ってましたがやはり大丈夫じゃなかったようです。以前から「たぶんペマギャルポ化が進行してるんだろうな」と思ってましたが大当たりだったようです。

草原の国の地下にはウランやレアアース、石炭と石油など豊富な資源が眠る。モンゴルの心ある人たちは日本やカナダの企業にクリーンな開発を委ねようとするが、有力な国会議員はチャイナマネーに買収され、鉱物採掘権も中国企業に譲渡された。

 勘弁して欲しいですね。何を根拠に「日本やカナダならクリーンな開発」と楊氏は思えるのか。
 単に低能ウスラバカ・楊海英が反中国こじらせてるだけやん。クリーンな開発してほしいんだったら、がっちり法規制すべきであって、法規制もしないで「日本やカナダならクリーンな開発してくれる」なんて性善説で開発ゆだねたらとんでもないことになりますよ。
 つうかさ、今のところ国内外の批判で塩漬けになったらしいけど数年前に「欧米や日本がモンゴルに核廃棄物処理場設置しようとしてる」て報道が東京新聞とかであったことを楊氏は知らんのかと小一時間(以下略)。
 ああ、それとググったら

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM24H8A_U4A221C1FF2000/
日経新聞『モンゴル炭鉱、住商・中国の企業連合が優先交渉権』
 中国国有の石炭大手、中国神華能源は24日、世界最大級の埋蔵量を誇るモンゴルのタバントルゴイ炭鉱の開発プロジェクトについて、同社が住友商事などと組む企業連合がモンゴル政府と優先交渉権を得たと発表した。

なんて面白い記事が見つかったんですが中国神華能源のビジネスパートナー「住友商事」はいつから中国企業になったんでしょうか、楊さん?。それとも「中国神華能源日系企業住友商事のビジネスパートナーだから立派な企業」なんでしょうか?(もし楊のいう「国会議員をチャイナマネーで買収した中国企業」ってのが中国神華能源だったら大笑いです)
 冗談はさておき、要するに「低能ウスラバカ・楊海英」の物言いとは違って「企業ビジネス」なんて「中国ダーティー」「日本クリーン」なんて話じゃ全然ないってことです。当たり前ですけど。

 モンゴルの一部が国家として独立して90年余り。民族自決の夢はまだ道半ばだ。モンゴル民族の半分、すなわち南半分の内モンゴル自治区に暮らす同胞はまだ中国の抑圧下にある。

 どう見ても「南モンゴル内モンゴル自治区)が中国から分離して北モンゴル(独立国家モンゴル)と統一すること、それが私の夢だ」と言ってるようにしか見えませんがそう言う理解でよろしいですか、楊さん?。まあ、「夢見ることは自由」ですが、それ現実性あるんですかね?

内モンゴル自治区における中国の強権的な統治手法が国境を越えて自国に波及するのをモンゴル人は危惧する。未解放の内モンゴルの同胞と同じように再び中国の植民地に転落するのではないか、との危機感をモンゴル国民は共有している。

 「いやそれはないでしょ」「反中国を日本国内で扇動ですか?。風が語りかけます、ゲスい、ゲス過ぎる、モンゴル銘菓・楊海英マンジュウ(オヤジギャグ)」としか言いようがないですね。こんな反中国バカウヨの扇動文章に好意的ブクマつけるとかid:Mukkeさんも本当に人として終わってるよな。


■アジア自由民主連帯協議会『第16回講演会「戦後70年 アジアの立場*19からパール判事判決を考える」 講師 プロビール・ビカシュ・シャーカー』
http://freeasia2011.org/japan/archives/3939
 いつもの「パル判事はA級戦犯を全員無罪って言ってくれた」て馬鹿話です。だからなんだって話です。パルの意見なんか少数意見でしかない。大体彼の意見は「事後法での裁判は無効」て話であって「日本の行為は正義の行い」なんて話じゃないし、パルの理屈だと「ニュルンベルク裁判(ナチ戦犯裁判)も無効」になってしまいます。日本ウヨ連中は「ナチ戦犯裁判も無効だった」という度胸があるのか。筋的にはそこまでいわないと筋が通りませんが、まあ言わないでしょう。言われても困りますけど。


産経新聞『【書評】評論家・三浦小太郎が読む『21世紀の「脱亜論*20」:中国・韓国との訣別』西村幸祐著』
http://www.sankei.com/life/news/150426/lif1504260019-n1.html
 まあ、やれやれですね。「嫌中韓ヘイトスピーチ新聞」産経新聞レイシスト西村幸祐の嫌中韓ヘイトスピーチ本の好意的書評を書く男・三浦が役員を務める団体「守る会」がまともな人権団体の訳もないことは言うまでもないでしょう。前も書きましたが、以前は多少、穏健保守ぶってた三浦も「安倍政権の誕生」で完全にたがが外れたようです。
 大体隣国と何で決別(つきあいを全くしないこと)できるのか。批判ならまだしも決別なんかできるわけないでしょう。たとえば「中韓からは日本企業は撤退します」なんてそんな馬鹿な事ができるわけもない。
 「中韓とはつきあわないで台湾やインドとつきあうからいいもん(三浦の紹介する西村の主張)」てそんな非常識な話はない。
 それとも「中韓と日本は貿易はします、企業進出もします、文化交流もします、でも決別はします」つうんでしょうか(それ決別て言わないと思いますけど。今の日朝関係とか「アパルトヘイト時代南アと欧米」の関係みたいな「ほとんど関係がない」「敵対関係、ないしそれに近い」のが決別でしょうね)。だとしたらその「貿易も企業進出も文化交流もする決別」て何なのか。
 いずれにせよ決別の理由が何かと言えば「安倍首相の靖国参拝を批判するなど反日だから」というくだらない理由です。大体インドや台湾だって「日本の侵略戦争や安倍の靖国参拝」をは批判してますので認識が全く間違っています。
 そんな「反中韓右翼ヘイトスピーチ団体」守る会の会員だと公言しながら、「僕はヘイトスピーチは大嫌いです」と虚言をはける人間のくずがid:noharraという馬鹿野郎です。
 id:noharraほどの屑は俺ははてな村ではほかに見たことも聞いたこともありません。ああ失敬、俺の知ってるはてな村民では、一人だけ「ダライラマ一味の悪行の数々(チベット人の自殺扇動、日本右翼との醜い野合など)を容認して恥じない」id:Mukkeというnoharra並みの屑がいますね。


■酒井信彦『朝日新聞こそ歴史修正主義者だ』
http://sakainobuhiko.com/2015/04/post-274.html
 唖然ですね。朝日が「自社の歴史について歴史修正主義(酒井)」かどうか知りませんが、仮にそうだとしてもそんなことは朝日の「酒井ら歴史修正主義者への批判の是非」とは全く関係ない。そもそも「南京事件否定論」「河野談話否定論」なんてデマゴギーを支持してるのは酒井のようなバカウヨだけです。何も朝日だけが酒井らバカウヨを批判してる訳じゃない。


月刊日本2015年5月号『私がクリミアを訪問した理由』(鳩山友紀夫)
http://gekkan-nippon.com/?p=6792
 「鳩山さんてプーチンに甘くね?」と思う反面「北方領土問題もあるし制裁一本槍でええんかいなあ」とは思いますね。
 「天安門事件の時」は「日本は国益を考えて対中国制裁に同調しなかった」わけですし、結局欧米各国も「制裁解除を求める自国内企業の声」を無視できず最終的には解除したわけです。
 「結局話し合い解決以外ないでしょ、プーチン政権は倒れやしないし」「つうか仮に倒れてもロシア国民多数がクリミア併合を支持する状況じゃクリミア返還なんかありえないでしょ」「大体天安門と同じで、今回も欧米にも制裁解除の声もあるようだし」「現地ロシア人がウクライナ政府に『反ロシアだから何するか分からない、ウクライナに絶対に戻りたくない』とびびってることにも配慮すべきじゃないか。ウクライナが100パーの正義ってわけでもないでしょ」という鳩山氏の主張はそれなりに正論ではないかと俺は思いますね。


月刊日本2015年5月号『プーチン*21はなぜ「核」に言及したのか』(馬渕睦夫
http://gekkan-nippon.com/?p=6785
 馬渕は「イスラエル公使、タイ公使、キューバ大使、ウクライナモルドバ大使」を歴任した元外交官で今は右翼活動家です。馬渕が元外交官というのだから唖然です。
 著書に『「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!』(2014年、ワック・マガジンズ)なんて本があります(ウィキペ「馬渕睦夫」参照)。

 2月27日にロシアの野党勢力の政治家であるネムツォフ元第1副首相が暗殺されました。一部ではプーチン大統領が暗殺を指示したなどと言われていますが、それは的外れです。ネムツォフの支持率はわずか1%に過ぎず、もはや何の影響力もない過去の人でした。他方プーチンの支持率は86%もあります。プーチンには危険を冒してまでネムツォフを暗殺するメリットは何もありません。
 もとより、ネムツォフ暗殺は行きずりの犯行ではありません。あの暗殺には二つの狙いがあったと思います。一つは、プーチンに対する警告、すなわちプーチンも暗殺のターゲットになっているぞという脅しです。もう一つは、プーチンが暗殺の黒幕であるかのように見せることで、プーチンを貶めることです。

 「ネムツォフ暗殺はプーチン派ではなく、反プーチンにして反ネムツォフという政治グループが一挙両得を狙ったんじゃないか」という部分はまあいいとしましょう。理解不能なのは「ネムツォフ暗殺がプーチンへの脅し」という部分ですね。プーチン側近を暗殺するならともかく、ネムツォフ暗殺がどうしてプーチンへの脅しになるのか。「民主党代表・岡田氏*22暗殺が安倍への脅しになる」と思うくらい意味不明です。
 まあ、それはともかく、この月刊日本「鳩山元首相のクリミア訪問記録(鳩山氏の文責)」も掲載されており、理由はよくわかりませんがプーチンには随分と好意的なようです。
 「ウクライナ問題(プーチン)」、「歴史認識問題(馬渕ら日本ウヨ)」と理由は違う物の、「プーチンも俺達日本右翼も欧米に言いがかりをつけられいじめられてる」という「変な仲間意識、連帯感」でもあるんでしょうか。


■化学工場に抗議する南モンゴル*23人を警察が攻撃、150人以上ケガ : 南モンゴル自由民主運動基金
http://freeasia2011.org/japan/archives/3936
 三浦小太郎が理事を務めるバカウヨ団体「アジア自由民主連帯協議会」のサイトに載った文章です。水俣病とかイタイイタイ病とか「日本の公害問題」「日本の環境問題」に何の興味もないバカウヨ三浦たちが中国相手には「公害問題を何とかしろ」と言い出すのだからそのデタラメぶりには絶句です。
 日本人なら中国の環境問題に口出す前に日本の環境問題に口出したらどうなんですかね。まあ三浦ら、ウヨ連中が興味があるのは単なる中国叩きに過ぎず、「公害問題」「環境問題」「人権問題」にかけらも興味がないからそうなるんですけど。


船戸与一氏が亡くなられました 豊浦志朗名義の「叛アメリカ史」(ちくま文庫)は衝撃的だった(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3095
 ウィキペ「船戸与一」にも書いてありますが、船戸氏には「船戸名義の著作」「豊浦名義の著作」とは別に「外浦志朗名義でのゴルゴ13シナリオ」という著作があります。
 ウィキペ「船戸与一」には「船戸氏が書いたゴルゴ13シナリオ」がいくつか紹介されてますし、ネット上でも「自分が一番最初に読んだ船戸作品はゴルゴ13、ゴルゴが面白かったので船戸小説に進んだ」なんて人もいます。小生は船戸作品は「ゴルゴ13」と言う形でしか今のところは読んでません。

 この人が豊浦志朗名義で発表した1976年に出版した「叛アメリカ史:隔離区からの風の証言」(後にちくま文庫)、これはやはり原点というか、ここで提起した問題をずっと船戸氏は文学化していったと言ってもいいと思う。

 ググったところ「アメリカは本当に自由と民主主義の国なのか」という批判意識に基づいた著作のようです。本多勝一アメリカ合州国」(後に朝日文庫)が朝日に連載されたのも確かこの時期ですし、「ベトナム戦争や沖縄基地問題などでの米国への失望」「公民権運動の衝撃(アメリカて黒人差別国家だったの?)」などから、そうした認識は1970年代当時「左派を中心に」日本に広まっていたと言えるでしょう。 
 つまりは、船戸氏は「広義の左派」であり、政治的にはどう見ても三浦と逆方向です。
 そのため三浦も

私はこの著者の認識や、政治的な立場には多分*24真逆です。しかし、そんなことは関係なく、この本の魅力は読者をわしづかみにして離さないものがある。

と書いています。
 ちなみにウィキペ「船戸与一」「ペルー早稲田大学探検部員殺害事件」は「三浦とは真逆の政治的立場」の一例として船戸氏の橋本首相批判を紹介しています。ここで紹介しておきましょう。

「ペルー早稲田大学探検部員殺害事件」(ウィキペ参照)
・1997年にペルーで発生し、早稲田大学冒険部に所属する2名の学生がアマゾン川イカダで下る冒険旅行の途中、営利目的のペルー陸軍の兵士に暴行のうえ殺害された事件。
■橋本首相のコメントおよびそれへの批判
 当時の橋本*25首相は事件の報に接し、1997年12月28日に記者団の前で「ペルーは(注:ペルー駐日大使館占拠事件を起こした)MRTAだけでなくほかにもテロ組織があって、当然、政府軍との間でピリピリしている。十分事前に準備する必要がある。十分事前に準備をできていたのか、疑問に思う」と述べた。コメントから考えるに橋本は「反政府勢力の殺害」「反政府勢力と誤認されての政府軍の殺害」「反政府勢力と政府軍の戦争に巻き込まれての殺害」などと誤解していた疑いが強いが、実際には営利目的のペルー政府軍兵士に殺害されている。
 これに対して、被害者の父親は「死者に対し、あの様な暴言を吐くべきではないと思います。絶対に許せません。怒髪天を衝く憤りを覚えます」と反論した。また早大探検部OBで小説家西木正明は「総理は我々の後輩の活動を猿岩石のようなショービジネスと同一視されているのではないか。そんないい加減なクラブだと思われては心外」とインタビューに応えた。
 さらに小説家船戸与一、小説家西木正明、元朝日新聞記者・元鎌倉市長の竹内謙、ジャーナリスト恵谷治ら早大探検部OB会有志47人の連名で、「内閣総理大臣橋本龍太郎にたいする糾弾文」を1998年1月26日発売の『週刊ポスト』183ページに意見広告として掲載された。糾弾文の文責は船戸与一。以下に、意見広告の一部を抜粋し引用。

 (注:橋本発言は)惨殺が勤務中の国軍兵士による組織ぐるみだったということの意味をまるでわかっていない。事前準備云々という次元をとっくに越えたものだということに気づこうともしない。橋本龍太郎がまず行うべきだったのはペルー政府にたいして毅然たる抗議のはずなのである。それなのに彼はふたりの死者に唾するような説教ごかしの最低の談話を発表した。
(中略)
 我々は糾弾する。第一に無能の罪で、第二に放漫の罪で、第三に品性卑しき罪で。橋本に告ぐ。即刻内閣総理大臣を辞任せよ。われわれはこのようなあまりにもレベルの低い人間に統治されつづけることに、もはや耐えられない。*26

 船戸らの批判を受け橋本は意見広告が掲載された翌日、記者団の前で釈明文を読み上げた。内容は「発言は犠牲者の方に説教を行う趣旨ではなかった。不快な思いをされたというのであれば、それは自分の本意ではなかったことをご理解いただきたい」というものであった。
 四日市大学助教授の富田与は、橋本の発言は2つの問題があると指摘した。ひとつは、「この事件の被害者は、反政府勢力に殺されたのでも、テロリストと誤認されて政府軍に殺されたのでもなく、兵士の営利目的での犯罪で殺されたこと」。従って、「テロ」や「現地の緊張状態」とは直接関係がないという問題。もうひとつは「事件の責任があたかも殺害された被害者2名の軽率さにあったかのようなメッセージを含んでいる(いわゆる自己責任論)。本来問われるべきペルー政府・ペルー軍とその最高責任者であるフジモリ大統領の責任を不問に付している」という問題であった。

 本書発売時は、ハイチの黒人革命の歴史、メキシコ革命におけるサパタの意義などはあまり一般的には知られていなかったはず。

 「サパタ」「パンチョ・ビリャ」(三浦がこのエントリで紹介するメキシコ革命家)以前に「メキシコ革命」について知識のある人はあまりいないでしょう。なお、サパタもビリャも革命戦争中に反対派により暗殺されるという非業の死を遂げます。

船戸氏を左派とか右派とかいうことは意味がないと思う

 そんなことはないでしょう。「右派とか左派とか」で小説評価を決めてはおかしいと言うだけの話であって。船戸氏の政治的発言をどう評価するかと言うことは「船戸小説の評価」とは別途「すべきこと」「していいこと」でしょう。

船戸氏に、ある時期からどうも図式的なものを感じ始めて彼の小説から遠ざかった

 船戸氏追悼記事も書いていますが

 船戸氏は近年ノンフィクション的に旧満州の歴史を描く大長編「満州国演義」に取り組み、今年2月、完結編となる第9巻が出版されたばかりだった。

ですからね。船戸氏の「満州国描写」がどんなものか読まないと何とも言えませんが少なくとも三浦らウヨのような「満州国美化」でないことだけは確かでしょう。三浦が船戸氏が離れるのもある意味自然かも知れません。


高倉健が好きだと素直に言える時代が来た(3)新幹線大爆破(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3139
 やっと三浦の個人ブログでの「高倉健ネタ」が終了です。

新幹線大爆破」、この映画が賛否両論なのはわかっているのですが、高倉健が好きな人なら、絶対に観ておくべき映画とは私はこれなんではないかと思います。

 何がどう賛否両論なんですかね。最後まで読んでも三浦の言いたいことがよく分かりません。
 面白くないと言う事なのか。話の展開にご都合主義な所や説明不足でよく分からないところがあると言う事なのか。はたまた「犯罪者たち(高倉健山本圭ほか)が美化されてる」とでも言いたいのか。

 この映画、私はあえて言えばパニック映画の名作であるとともに、日本ニューシネマの金字塔でもあると思う。

 いきなり「日本ニューシネマ」なんて新語を「発明」されても「わけがわからん」ですね。「新幹線大爆破」(1975年)の主人公が犯罪者であることが「俺たちに明日はない」(1967年)、「明日に向って撃て!」(1969年)などのいわゆるアメリカン・ニューシネマの代表作と似てるとでも言うのか?。それこじつけだと思いますけど。

 監督の佐藤純彌さん、これ以後、言いにくいけどあんまりいい映画撮っていないのですが(「北京原人」のことは・・・まあ・・なかったことに)

 興行的に外し世間的に評価も高くない「北京原人」(1997年)への三浦の悪口はまあいいとして、「これ以後、言いにくいけどあんまりいい映画撮っていない」というのは少なくとも一般的評価とは言いがたいもんです。
 「新幹線大爆破」(1975年)後の「人間の証明」(1977年)、「野生の証明*27」(1978年)などは「興行的にも成功し」また「世間の評価もそれなりに高い」作品と言えるでしょう。この「あんまりいい映画撮っていない」発言が「三浦の価値観ではいい映画ではない」のか、「単に三浦が無知なのか」は不明です。
 最後に三浦が紹介する座談会(http://www.siff.jp/talk/2004talk/2002talk_shinkansen.html)についてコメントしてみましょう。

佐藤純彌監督(以下佐藤):
 どうしたって国鉄の協力がないとできないんで、国鉄の方に行ったら…当時1970年代前半というのは学生運動が沈滞し始める時代で、しょっちゅう「爆弾をしかけた」という電話がかかってくる、と。たとえイタズラ電話だとわかっていても、国鉄としては必ず最寄駅に列車を止めて、全部調べなければいけない。「だからそのような映画を作られては困る。一切協力はしないし、作られても困る」という話だったんです。
(中略)
 コントロール室というのはもちろん僕達は入れてもらえなかったんですけれど、実は国鉄は、外国人に弱いって。「外国人なら(入っても)いい」と、鉄道関係者が。それで、日本で無名の外国の俳優をドイツの鉄道関係者に仕立てましてね、それでデザイナーを案内役にしまして。それで全部盗み撮りしてきましてね(会場爆笑)。
(中略)
門間貴志氏(以下門間):
 それは結局、国鉄とは訴訟問題にはならなかったんですよね?
佐藤:
 ええ、別にならなかったですね。ただ、当時東映は教育映画とかテレビで「鉄道保安官*28」とかやっていたり、国鉄のPRをずいぶん撮ってたわけですが、3年間、出入り禁止になったみたいですけど(笑)。

 まあ「もう時効」てことなんでしょうが無茶やるもんです。個人的には「さすがにそんな無茶はやってないが何をやったかいうと差し障りがある」のでホラ吹いてるだけじゃないかという気もしますが。
 ちなみに同様の理由*29で、『動脈列島*30(1975年、東宝)、鉄道が自衛隊クーデター軍に乗っ取られる『皇帝のいない八月』(1978年、松竹)も国鉄は一切協力しなかったそうです(ウィキペディア参照)。

質問者1:
 健さんが主役を引きうけるまでの経過をお教えいただければ。
佐藤:
 はい、はい。実は、最初企画してるときには、高倉健じゃなかったんですよ。

 で「産経記事にも書かれた菅原文太の話」が語られるわけですが今回は紹介を省略します。


高倉健が好きだと素直に言える時代が来た(2)遥かなる山の呼び声(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=3089
 三浦が予告してた「(2)遥かなる山の呼び声」がやっと登場です。これまた予告してた「(3)新幹線大爆破」が登場するのはいつの日か。

山田洋次監督についての総合的な評論をいつかきちんと読んでみたい。

 おいおいですね。山田洋次ほどのビッグネームだったら、肯定的評価にせよ、否定的評価にせよ、既に「総合的評論」など、うんざりするほどあると思うのですが(苦笑)。
【追記】
 玉石混交でしょうが、コメ欄で山田評論本をご紹介頂きました。
 いくつか紹介すると

佐藤忠男*31『みんなの寅さん:「男はつらいよ」の世界』(1992年、朝日文庫)
・嶋田豊山田洋次の映画:「家族」から「学校」まで』(1993年、シネ・フロント社)
・都築政昭*32『寅さんの風景:山田洋次の世界』(1997年、近代文芸社
・竹原弘『寅さんの社会学』(1999年、Minerva21世紀ライブラリー)
切通理作*33山田洋次の<世界>』(2004年、ちくま新書)
・幸津国生『「たそがれ清兵衛」の人間像:藤沢周平山田洋次の作品世界』(2004年、花伝社)
吉村英夫『完全版「男はつらいよ」の世界』(2005年、集英社文庫)、『山田洋次と寅さんの世界』(2012年、大月書店)
・新田匡央『山田洋次:なぜ家族を描き続けるのか』(2010年、ダイヤモンド社
・米田彰男『寅さんとイエス』(2012年、筑摩選書)

などです。
【追記終わり】

正直私の読んだものは、山田洋次の映画の本質にある、あまりにも深い絶望感と虚無感をとらえきっていない気がするんですよ。

 どうすれば三浦的に「深い絶望感と虚無感をとらえきっ」たことになるのかわかりませんが、まあ、三浦の言ってる事は平たく言えば「山田喜劇映画は単純なお笑いではなく人間の悲しみを描いてる」てことです。ぶっちゃけ「いやそんなんみんな山田映画ファンは分かってるし、山田評論の多くもそれ指摘してるんじゃねえの」と思いますけどね。
 まあ俺も山田映画を全部見た訳じゃないですけど、たとえば「寅さん(1971〜1995年)」。寅さんてのは生活は裕福じゃない。彼の「テキ屋」て商売は「安定した仕事」とは到底言えません。そして彼は毎回毎回マドンナに恋心を抱くが、それがかなわず、傷心を抱えたまま、故郷柴又を去り、旅に出る。これは単純な喜劇じゃないですよねえ。
 あるいは「幸福の黄色いハンカチ(1977年)」。「傷害致死をやらかして刑務所に入った男」というのはもちろん幸せじゃない。
 あるいは「学校(1993年)」。第二作(1996年)*34、三作(1998年)*35、四作(2000年)は小生見てませんが、第一作の舞台は「夜間中学校」です。で「夜間中学」なんてこういったら失礼ですが、「普通の人」は行きません。「いじめや教師の体罰で登校拒否になった」とか「子どもの頃、貧乏で中学校にすら行けなかった」とか「不幸な人」が行くわけです。実際そういう人が映画に生徒として出てくる。喜劇映画なので「簡単に触れる」にとどまってますが「子どもの頃、貧乏」だった生徒の中には「在日朝鮮・韓国人のおばあさん」も出てきます。
 あるいは「母べえ(2008年)」。これは見てないので喜劇かどうか知りませんが「特高政治犯として逮捕された実在の人物」をモデルに映画てのは「山田が単純な喜劇映画監督ではないこと」の一つの証明ではあるでしょう。まあ、「単純な喜劇映画監督」でもいっこうに構わないんですけど。別にそれが悪いと言いたいわけではありません。
 なお、山田が監督や脚本で関わった映画には
・「ゼロの焦点」(1961年、脚本、松竹作品)
 松本清張原作、野村芳太郎監督作品。
・「霧の旗」(1965年、監督、松竹作品)
 松本清張原作。主演は「山田映画の常連・倍賞千恵子」。悪女役*36を演じることで「下町の太陽」(1963年)での「いい人」イメージを打破したかったんでしょうがその後の「寅さんシリーズ(1971〜1995年)でむしろいい人イメージが強化される」のも皮肉な話です。
・「砂の器」(1974年、脚本、松竹作品)
 松本清張原作、野村芳太郎監督作品。
といった喜劇でない、シリアスな作品もあります。

 寅さんの世界って、あらゆる現実の矛盾をそぎ落とした時にやっと成立する世界ですからね、いい悪いじゃなく、例えば山本周五郎的な、矛盾を引き受け、善も悪もすべて受け止めた人情ものとは全然違うんです。

 「ええ、そうか?」て思いますけどね。山本周五郎原作、黒澤明監督作品のたとえば「赤ひげ」(1965年)なんかだってアレはファンタジーでしょうよ。つうか基本的に人情物はすべて「ファンタジー」でしょう。人情物に出てくるような立派な人ばかりだったら誰も苦労しない。
 一方ファンタジーが「魔法使いや悪魔」などのような「絶対にあり得ないこと」を意味するのなら「多くの人情物」は「できすぎでご都合主義であったとしても」絶対にあり得ないとまでは言えないわけです。


北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会 2015年度 人事 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01137
 「代表→副代表→事務局長」と何故か肩書きが順調に格落ちしてった三浦小太郎が今度は「機関紙カルメギ編集長」とさらに格落ちです。バカウヨ三浦を表舞台から隠し「守る会のの極右性」を隠蔽しようという汚い算段でしょうか(しかしサイト更新を三浦が中心になってやってる時点で実に中途半端な隠し方です)。
 ただこの「守る会」公式サイトが「事実上の三浦の個人ブログ」化してること*37でわかるように肩書きがどうなろうとも三浦が「守る会を牛耳ってる事実」には何ら変わりはないでしょう。新役員(例:三浦の後任事務局長)もどうせ三浦と同レベルのバカウヨでしょうがわざわざ調べるほどの興味はありません。


北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会 2015年度 活動方針 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01135

5、朝鮮学校における独裁者礼賛教育等の実態を引き続き調査すると共に、日本国政府地方自治体の朝鮮学校への支援は、金正恩への忠誠と批判を許さぬ絶対服従を説く教育内容の改革がなされない限り、許されないことを普遍的人権教育の立場から訴えていく。特に(注:補助金を今も継続している?)兵庫県京都府への働きかけ、および朝鮮大学校の認可の適否について東京都知事への働きかけを進める。

 いい加減にして欲しいですね。民族教育の妨害という差別行為をいつまで続けたら気が済むのか。そんな事が拉致や政治犯問題など、「日朝間の諸問題」「北朝鮮の人権問題」の解決にどうつながるのか。バカウヨがくだらない嫌がらせをしてるだけじゃないですか。本当に日本人として恥ずかしい。

6、拉致を含む北朝鮮の国家犯罪への朝鮮総連及びその関係者の関与を様々な既存の資料及び新たな証拠発掘により明らかにし、日本国内にいる拉致実行犯、拉致協力者に正当な法的処罰が必要であることを訴えていく。犯罪者が公訴時効で免罪されることがないよう、必要な措置を求めていく。

 そんなことができるとは三浦ら守る会のウヨ連中も少しも思ってないでしょう。今さら「裁判で処罰可能な証拠」なんか出るわけないでしょう。そんな証拠があれば三浦に頼まれるまでもなくとっくに逮捕起訴しています。
 「公訴時効で免罪されることがない」ようて、それ以前に逮捕起訴できるだけの証拠がどこにあるのか。
 また「公訴時効がとまるケース」は「犯人が外国にいるケース*38(ただし日本に戻るとその時点でまた時効が進行する)」「犯人が起訴*39されたケース(ただし証拠不十分などで起訴が取り消されるとその時点でまた時効が進行する)」だけです。要するに「起訴しない限り」国内の犯人には時効が進行します。
 ぶっちゃけ「国外の容疑者(例:よど号メンバー)」ならまだしも国内の犯人*40なんか時効が成立してるに決まってる(もちろん巣くう会が言うように小泉訪朝以降に拉致があって、国内に犯人がいれば話は別でしょうが、政府認定拉致は皆1970〜1980年代です)。

13、『光射せ!』掲載論文などから選定したものを集め、単行本として発行する。(現在、ある出版社と企画を検討中)

 こんな糞右翼団体と野合しようという物好きな出版社とはどこの出版社なんでしょうねえ。青林堂や扶桑社といったウヨ出版社なら「いつものこと」なので別に大して感想もない。
 以前守る会の役員・小川晴久の本を愚かにも出した大月書店じゃなきゃいいんですけどね。
 俺はあれ以来大月書店を心の底から軽蔑していますし、「なるべく大月の本は買わないこと*41」を心に決めています(つうか最近、雑誌しか買ってなくて、あまり本を買ってないですけど)。大月は倒産した方が世のためじゃないかとすら思ってる。


■大井健輔のツィート

 アメリカニズムの終焉を予感させますね。
■マック、衝撃的な若者客離れ!「誘われたら断る」「スタバに行く」「パンがペラペラ」
http://biz-journal.jp/2015/04/post_9727.html

 「マックからの客離れ」がどうして「日本におけるアメリカニズム(アメリカ文化愛好)の終焉」になるのかと吹き出してしまいました。
 「マックは商品が酷い(高くて量が少なくてまずい?)」「客への対応が悪い」「最近の異物混入騒動で行かなくなった」「だからほかの店に行く」と「マックに行かない人間」は言ってるわけです(最近マックに行ってないし、客対応は店による違いなどもあるでしょうからこうしたマック批判が本当かどうか俺は知りませんが)。そしてマックの代わりに行く「ほかの店」にはたとえば「スタバ」と言う米国企業がある。
 あるいは「モスバーガー」「ロッテリア」など「マック以外のハンバーガー屋」がある。全然アメリカニズムは終わってないわけです。まあ、「たとえ米国企業でもスタバはアメリカニズムではないし、米国文化(ハンバーガー)でもモスやロッテリアアメリカニズムではないのだ」と言えば話は別ですが、当然ながら「じゃあ、大井さん、あんたの言うアメリカニズムって何?」と言う話にはなります。

昭和史(保阪正康氏)なんてくくりの歴史区分は何の意味もない。もっともバカバカしい。

 もちろん「昭和=昭和天皇が即位してから死ぬまでの時代(昭和元年〜64年*42)」ですから「昭和という時代区分に過大な意味づけする」のはばかばかしいでしょう。
 「昭和天皇(87才で死去)が25才での即位後、50年で死ねば、昭和は50年で終わってた」し、「逆に実際より長生きし即位後70年で死ねば昭和は70年まで続いた」わけです。そう言う意味では過大な意味づけはばからしい。とはいえ、「何の意味もない」てことはないでしょう。
 そしてわざわざ「保阪正康氏」の名前を出すのが意味不明ですね。保坂氏には『昭和史入門』(2007年、文春新書)など、「昭和史」をテーマにした著作があるものの、「昭和史」というのは何も保坂氏の専売特許じゃない。水木しげる『コミック昭和史』(1994年、講談社文庫、全8巻)、松本清張『昭和史発掘(新装版)』(2005年、文春文庫、全9巻)など、一般的に使われてる言葉の訳です。
 まあ、大井が何故か保坂氏を敵視してるらしいことは分かりましたが保坂批判するならもう少しまともなネタで批判したらどうなんですかね。


■大井健輔ブログ『日本をダメにする左と右の自民族中心主義』
http://blogs.yahoo.co.jp/burke22jp/archive/2015/4/23
 今日も三浦小太郎の友人の一人・バカウヨ大井に突っ込んでみます。なお、大井だの西村幸祐だのバカウヨと親密交際して恥じないバカウヨ三浦が幹部を務める団体「守る会」の会員だと公言して恥じない「自称アンチバカウヨ」というデタラメ人間がid:noharraです。「僕は歴史修正主義に反対」といいながらペマギャルポやダライラマの「日本版歴史修正主義者」との親密交際を黙認する「ダブスタの屑」「チベットキチガイid:Mukkeもそうですが、id:Mukkeid:noharraのような屑は見てて腹が立ちます。「この屑野郎」と罵倒せずにはいられない。
 まあ、それはともかく大井の言い草はやれやれですね。タイトルだけで大笑いです。中国、韓国を異常なまでに敵視し、首相靖国参拝を支持し、太平洋戦争を「アジア解放戦争」と美化し、南京事件否定論河野談話否定論を公言するウヨの一人である大井は「右の自民族全体主義」そのものですが当人そう思ってないらしいからまさにコントです。そして最後まで呼んでも大井の言う「左の自民族中心主義」とやらが何の事かさっぱり分からないのもまさにコントです。

 大学院生の時に、ある学部生が、中国大陸で日本人も虐殺されているではないかと、通州事件を根拠に教授に迫ったら、その教授は「日本が悪いのだから殺されても仕方がない」の一点張りで周囲を唖然とさせました。

 やれやれですね。「中国も通州事件で日本人を殺してるんだから日本が南京事件その他で中国に非難されるいわれはない」なんて大井の態度は「右の自民族中心主義」以外何者でもありません。このタイトルで、タイトルに矛盾するこの文章。大井の神経は尋常じゃありません。しかしその学部生(本当は大井本人かも知れませんが)とやらもまともじゃないですね。
 その理屈なら「原爆投下した米国に日本が非難されるいわれはない」てのもありになるじゃないですか。
 なお、キチガイウヨ大井の文章なのでこの話は話半分にきいておきます。教授は「確かに通州事件は問題だと思うが、中国を侵略した日本側に問題はないのかね?」「日本に全く非がないのに殺されたわけじゃなかろう?」「君は右翼的心情から戦前日本をかばいたいだけじゃないのかね?」「君のようなウヨは中国でのウイグル過激派テロなどは『過激派にも同情の余地がある、中国のウイグル統治にも問題がある』といってるらしいが、君の今の通州事件非難と矛盾しないのかね?」などといったのを大井が「歪んだ理解」をしてるのかもしれません。
 まあ、教授が「通州事件は日本の自業自得だ」と全面擁護したとしても、それは教授の認識に問題があるだけで「通州事件をネタに日本の中国人虐殺(例:南京事件)を免罪しようとする大井らバカウヨの腐った神経」が正しくなるわけでは全くありませんが。

 近代史において日本だけが良いことをしたという立場も、悪いことをしたという立場もはっきり言ってクレイジーだと思います。

 どこにも「日本だけが悪いことをした」なんていう左翼はいません*43が、バカウヨ大井はそういうトンデモ認識をしてるようです。単に「日本人だから当事者として日本の負の歴史を追及してる」「他国の負の歴史は日本も当事者*44の場合(ソ連のシベリア抑留、米国の原爆投下、北朝鮮の拉致など)を除けば当事者でないので追及する動機がない」だけの話ですが。
 そして自国の負の歴史(ナチドイツのホロコーストアメリカの黒人差別など)を追及する人間は古今東西いくらでもいるわけですが、そう言う理解ができないのが大井のバカウヨらしいところです。
 「クレイジーなこと」を書いて常識人ぶってるんだから大井のようなバカウヨには心底呆れます。俺が今30代で、大井が20代ってんだから絶句ですね。いい若いもんが何でこんなにバカウヨなんでしょうか。教育の成果か?。親や先輩など周囲がバカウヨ揃いだったのか。

日本は侵略国であるといわれています*45が、侵略のチャンピオン*46はイギリスであり、彼らはインドやオーストラリア、ミャンマーなどなどで悪行の限りを尽くしました。

 やれやれですね。「通州事件で日本の虐殺を免罪しようとしたり」、「欧米の植民地支配で日本の植民地支配を免罪したり」しようとする大井には絶句します。何度も言いますがそれ「右の自民族中心主義」以外何者でもないでしょうよ。
 そして「お前にそんな事言う資格があるのか」といったら「アイヌを同化した日本に我が国のチベット統治を悪しき同化呼ばわりされるいわれはない」「現地住民(インディアン)を同化した米国に我が国のチベット(以下略)」「我が国だけが悪いことをしてるのか」などと中国が言うのも何ら問題ないでしょうが、大井はそれ支持するのか。まあ、聞くだけ野暮ですが。

 今度の安倍首相の謝罪なしにあまり反応しなかったのは東南アジアといわれていますが、それは当たり前で、いくら日本が攻めてきて彼らを占領した国だとしても、イギリスやインドシナを占領したフランス、インドネシアで強制栽培法を施行したオランダの悪行の比ではないのです。

 そんなことはないでしょう。単に東南アジアは「安倍ともめたくない」でしょう。東南アジアの国々は未だ中国、韓国ほどには政治力、経済力がない。つうか何度も言いますが「俺より欧米の方が酷い」といって何がどうなるんですかね。東南アジアからも中韓からも欧米からも呆れられるだけでしょうに。
 なお、日本は戦後「4つの国*47に戦後賠償しました」がその4つは「フィリピン、ベトナム南ベトナム)、インドネシアミャンマー」と全て東南アジアの国です(ウィキペディア「日本の戦争賠償と戦後補償」参照)。

日本がこの地に迷惑をかけなかったかといえばそうでも無いです。実際にファン・ボイ・チャウというベトナム独立運動家を日露戦争後に追い返して、フランスのご機嫌取りをした事実もあります。

 要するにそういう事です。日本が政府方針として「アジアの植民地解放」なんぞ言い出したのは「1941年の真珠湾攻撃」以降のことですし、本心はそんなきれい事ではなかったことも言うまでもないでしょう。もちろん「太平洋戦争中に東南アジアに日本が戦争被害を与えたこと」は言うまでもありません。

 日本がインドシナ三国*48を独立させたのは明号作戦のことで、昭和20年3月11日のことであります。

 ウィキペ「明号作戦」を読むだけでもそんなきれい事でないことが分かります。そもそも日本は「ドイツによるフランス降伏」をいい機会として既に1941年に、ビシー政権*49と条約をむすび「仏印(フランス領インドシナ)」に日本軍を進駐させていました(この行為は日米関係を悪化させ、日米開戦の方向へと政治は動いていきます)。1941年時点では「フランスの出先機関インドシナ植民地政府」は「本国政府が親枢軸国(親ドイツ)のビシー政権」で当然、「インドシナ植民地政府は親枢軸国(親ドイツ、親日本)」だったので日本としては別にインドシナ植民地政府を転覆する必要もなかった。無理に転覆しようとして軍事行動して、インドシナ植民地政府の反撃で日本軍がダメージを受けるのはばからしい。
 ところが「昭和19年のノルマンディー上陸作戦」以降、ドイツは連合国に負け続けるわけです。
 このままでは「フランスからのドイツ撤退」「親ドイツのビシー政権の崩壊」「連合国(米英)の支援による反枢軸国政権の誕生」は時間の問題です。そうなったら日本が今まで通り、「インドシナ植民地政府」の好意的対応を受けられるか分からない。「本国政権が連合国よりになったから今までのような便宜を日本には図れません」「つうか本国政府の命令で日本を攻撃することが決まりました」「本国政府からも軍の大部隊が来る予定です」となりかねない。そうなる前に「インドシナ植民地政府」を日本軍が打倒しておこうという党利党略が明号作戦にすぎません。
 そしてベトナムの独立について言えばもちろん日本とは別途、ホーチミン(後にベトナム国家主席、ベトナム労働党主席)が活動していたわけです。


■大井健輔ブログ『日本の老人への疑問 』
http://blogs.yahoo.co.jp/burke22jp/63895081.html
【最初に追記】
 今リンク先を見たら「記事が見あたりません」という表示が出ます。「右派の若手論客」「若手論客を褒めるご老人」とやらに悪口雑言*50の大井でしたが後で「当人が反発して大げんかになったらやばい」という躊躇が生まれたんでしょうか(苦笑)。
【追記終わり】
 今日も三浦小太郎のウヨ仲間・大井に突っ込んでみます。id:noharra先生、あなたは「守る会役員・三浦小太郎」が大井のようなバカウヨと親密交際したり、「ウヨ放送局チャンネル桜の常連出演者だったり」することを「自称河野談話支持者」「守る会会員」としてどう思いますか?(毒)

「政治白痴」の日本人が多すぎるように思います。おそらく中国によって南シナ海を完全封鎖されて、原油供給ストップ、停電*51なんて事態にでもならない限り、自分たちの愚かさに気が付かないのではないでしょうか。

 AIIB参加論など日中の関係を重視する論に反中国極右の大井が逆ギレしてるという醜態です。
 大井に限りませんがこの種の反中国極右のいうことは全く正気じゃないですね。中国がそんな事をしたら、日本は勿論、国際社会から中国は猛烈な非難を浴びるでしょう。中国にとって何のメリットもない愚挙でありやれるわけもない。まあ、やる気もないでしょうが。そして日本は「中国人観光客」など経済のかなりの部分を今や中国に頼ってるわけで、大井のように敵視しまくるなんて論外です。
 大井のほうこそ「あまりにも政治音痴」です。バカは政治を語るなと大井のような輩には言いたい。
 しかも「そういうことが起きないように日中友好」とか「中国に無法ができないように世界中の国と仲良くしよう」ならまだしもそこから出てくる結論が「軍拡しよう(大井)」だから話になりません。

「政治主義者」は嫌いです。敵か味方かに拘る党派性。押し付けがましい独善性。そういうのばかりです。

大井もそういう「党派性まみれのバカウヨ」と俺は思ってましたが何故か大井の自己認識は違うようです。

オレオレ詐欺に引っかかるのは、知恵があるべきはずの老人*52にそれがないからでしょう。

 やれやれですね。被害者には認知症を患ってる人もいるだろうに、大井は全くご老人に冷たいゲス野郎です。

知恵がないといえば、あの時代*53を盲目的に賛美する*54なんておかしいに決まっています。そのことを一番知っているべきはずの老人が、右派の若手論客をべた褒めしています。

 ぐちゃぐちゃ醜い陰口言ってないで「右派の若手論客」「若手論客を褒めるご老人」とは誰のことなのか、大井ははっきり言ってみろて話です。俺のような部外者には何のことだかさっぱり分からない(下手したら「右派の若手論客」「若手論客を褒めるご老人」の方すら大井の言ってる事が分からないんじゃないですかね)。はっきり名前が出せないなんて大井はヘタレのカス野郎にも程があります。大井は少しは恥という物を知ったらどうなんでしょうか。

日本の近代史を論じている人で、徳川時代が抜けている人(中略)はすべて似非ですね。

 やれやれですね。「明治維新」を論じるにおいては「徳川時代(江戸時代)」を論じないわけにはいかないでしょうが「大正時代」「昭和時代」を論じるに当たって「徳川時代」を論じる必要はどこにもないでしょう。
 つうか大井も抽象的な事言ってごまかさずにはっきりと「誰のどんな言説を問題だと思ってるのか」明言したらどうなんですかね。

*1:文学座を脱退した芥川比呂志小池朝雄(初代刑事コロンボ声優)、岸田今日子(初代ムーミン声優)らが福田をリーダーに結成した劇団

*2:劇団雲内部において、芥川と福田の対立が発生。福田派(小池朝雄石田太郎(二代目刑事コロンボ声優)ら)は劇団昴を、芥川派(現在、円代表を務める橋爪功高木均(初代ムーミンパパ声優)、岸田今日子ら)は演劇集団円を結成。劇団雲は解散した(もちろんどちらにも参加しない者もいた)。

*3:宝塚歌劇団出身の女優。福田が代表を務める劇団昴に在籍。

*4:1947年、木下順二山本安英らと劇団「ぶどうの会」を結成。中心俳優として活躍するが、1964年、劇団の解散によりフリーとなる、1966年に現代演劇協会内(理事長は福田)の劇団欅に入団。1976年には劇団昴の結成に参加し、2007年まで所属(ウィキペ「久米明」参照)

*5:福田の義弟。劇団雲、劇団昴に所属。世間一般にはムーミンの「スナフキン役」で知られる。何つうか岸田(ムーミン)、高木(ムーミンパパ)、西本(スナフキン)て本当に昔のアニメの新劇関係者(もともとは声優が本業じゃない)参加は多いですよね。

*6:もちろん彼らの中には「福田同様のウヨもいる一方で」必ずしも皆が福田のような右翼ではないでしょう。

*7:つくる会会長

*8:後に民社党委員長

*9:池田内閣官房長官、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*10:ただし楊は「ウイグルが専門でないので深くは突っ込まない」としており今ひとつ批判に説得力が欠けます。

*11:ダライ一味が焼身自殺とは絶対に呼ばない辺りも重要なポイントです。

*12:「故郷」と言わない辺りが素晴らしいですね(毒)。独立論は放棄したんじゃなかったのか(呆)。

*13:使ったことがないのでどのくらいかかるのか知りませんが。

*14:守る会代表

*15:守る会事務局長

*16:つうとダライ愛好家は大激怒でしょうが。

*17:チベット解放のこと

*18:著書『人民元の正体:中国主導「アジアインフラ投資銀行」の行末』(2015年、マガジンランド)など

*19:東京裁判にはパル(インド)以外にもアジア出身の判事としてハラニーリャ(フィリピン)、梅汝コウ(中華民国)という判事がおりハラニーニャに至っては「被告人全員の死刑を主張した強硬派だ」ということを知っていればこの「アジアの立場」という物言いがいかにデタラメかが分かるでしょう(ウィキペ「極東国際軍事裁判」参照)。もちろんウヨ連中がパルばかり持ち上げ「東京裁判被告人に厳しい」ハラニーリャや梅の存在を無視するのはハラニーリャや梅の存在がウヨに都合が悪いからです。

*20:福沢諭吉の脱亜論はもちろん現代の視点からは「アジア侵略思想」「アジア蔑視思想」として批判されるわけですがさすがに西村幸祐だの三浦だのよりは福沢の方がマシでしょう。

*21:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*22:民主党幹事長(鳩山代表時代)、鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行政刷新担当相などを経て民主党代表

*23:内モンゴル自治区のこと

*24:「多分」つける必要ないでしょうに。

*25:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相。首相退任後も森内閣で行革担当相(沖縄開発庁長官兼務)。

*26:船戸氏のこの文章は安倍に対しても言いたいことですね(毒)。「安倍に告ぐ。即刻内閣総理大臣を辞任せよ。われわれはこのようなあまりにもレベルの低い人間に統治されつづけることに、もはや耐えられない」と。

*27:主演はまたも高倉健

*28:原文のまま。ウィキペディアに寄れば「鉄道公安官」が正しい。1979〜1980年にテレ朝で放送された刑事ドラマである。なおこれ以前には「新幹線公安官」(1977〜1978年)がテレ朝で放送された。

*29:動脈列島」の場合「新幹線騒音」を批判してること、「皇帝」の場合「有事立法批判映画」てのも非協力の理由にあるでしょうが

*30:「新幹線の騒音対策をしないと新幹線を転覆する」と言う脅迫事件を描いた『新幹線大爆破』によく似た設定。

*31:著書『大島渚の世界』(1987年、朝日文庫)、『完本・小津安二郎の芸術』(2000年、朝日文庫)、『黒澤明作品解題』(2002年、岩波現代文庫)、『溝口健二の世界』(2006年、平凡社ライブラリー)など

*32:著書『黒澤明と「七人の侍」』(2006年、朝日文庫)など

*33:著書『怪獣使いと少年ウルトラマンの作家たち』(2000年、宝島社文庫)、『宮崎駿の「世界」』(2008年、ちくま文庫)など

*34:高等養護学校が舞台だそうです。

*35:自閉症の息子を持つシングルマザーの女性(大竹しのぶ)と人生の再出発をかけて職業訓練校に通うリストラ中年男性(小林稔侍)との心の交流を描いた作品」(ウィキペ「学校」参照)ですから単純な喜劇じゃないでしょう。

*36:同情の余地がある復讐話ではありますが

*37:サイト掲載文の書き手が毎回、三浦でしかも「私の個人的見解ですが」と断りつきとは言え、毎回三浦の個人的見解が堂々と掲載される「守る会」サイトのアナーキーぶりには絶句です。

*38:このケースは良くミステリ小説、ドラマのネタになるのでご存じの方も多いでしょう。なお拉致だとよど号グループ(まあ拉致について言えばよど号グループは正確には「容疑者」ですが)がその一例です。

*39:お断りしておきますが「逃亡中の犯人を起訴したところで裁判ができない」ので時効が確か進行します(起訴後から裁判開始までに逮捕すれば話は別ですが)。まあ当たり前の話です。ただ拉致について言えば「起訴できるだけの証拠がある逃亡中の犯人」なんていませんけど(よど号グループの場合は「国外にいる」ので起訴しなくても時効は停止しますのでこの件に関係ありません)。

*40:そもそも国内に犯人がいるかどうかすら疑問ですが。

*41:絶対に買わないとまでは言いません。

*42:64年は「1月1日〜7日」までですが

*43:まあ俺が知らないだけかも知れませんがそんな左翼は多数派ではありません。

*44:というか被害者

*45:実際侵略国でしょうよ。

*46:まあ、「インド、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド南アフリカ、エジプト」など、支配領域の広さは「チャンピオン」かもしれませんね。

*47:その他の国は請求権を放棄した

*48:ベトナムカンボジアラオスのこと

*49:フランス国内にナチスの支援で作られた親ナチス政権

*50:ただし内容は非常に抽象的で、当事者すら「大井が何を言ってるか意味不明」ではないか。

*51:そもそもそんな事態を想定すること自体が馬鹿げてますが、まあ、日本にも石油備蓄があるのでそうそう簡単に停電て事にもならないでしょうね。またそんな事態になったら「食料も何も入ってこない」わけで「石油不足→火力発電ストップ→停電」云々なんて暢気な話じゃありません。

*52:大井の認識は全く狂っています。むしろ年を取れば知的能力は衰えていきます。

*53:戦前のこと

*54:大井も「あの時代を盲目的に賛美するバカウヨの一人」と俺は思ってましたが何故か大井の自己認識は違うようです。大井のどこが「あの時代を批判してる」んですかね。