「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート102(追記・訂正あり)

■「マリー・アントワネット」(中公新書)中々面白かった ルイ16世に対しても正当な評価(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2946
 小生、フランス革命について知識があるわけではないし、今回は三浦も「素人でもそのおかしさにすぐ気付くほど明らかにおかしいことを書いてない」し特に突っ込む所もないです。
 三浦が紹介する『マリー・アントワネット』(2014年、中公新書)の著者・安達氏はフランス革命史研究が専門らしく、他にも『フランス革命と四人の女』(1986年、新潮選書)、『マラー*1を殺した女:暗殺の天使シャルロット・コルデ*2』(1996年、中公文庫)、『ナポレオンを創った女たち』(2001年、集英社新書)、『死刑執行人サンソン:国王ルイ十六世の首を刎ねた男』(2003年、集英社新書)、『物語フランス革命』(2008年、中公新書)、『フランス革命の志士たち』(2012年、筑摩選書)などといった本があるようです。


■脱北した北朝鮮兵士、中国朝鮮族の村で住民を殺害
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01114
 どう理屈をつけようが「泥棒ならまだしも」強盗殺人なんて凶悪犯罪が「貧困」で正当化出来るわけもない*3だろうに、まあ三浦の甘いこと。「北朝鮮が経済難だから同情の余地がある」といって犯罪者の兵士をかばう有様です。まあ、三浦がこんな事言うのは北朝鮮限定でしょうが。大体「経済難だから」というのなら「経済制裁なんか辞めればいい」のに「一日も早い北朝鮮の打倒が必要」として制裁を正当化するんだから三浦一味「守る会」もどうしようもないクズです。このクズ集団「守る会」の一人がid:noharraという馬鹿野郎です。


ラグタイムララバイ(三浦小太郎)のアマゾンレビュー:映画『未成年:続・キューポラのある街

 吉永小百合さんは一女優ですから、役を演じただけのことでしょう。しかし、今果たして彼女は(注:北朝鮮帰国運動を好意的に描いた映画)「キューポラのある街」と、その続編に出た事をどう思っているのだろうなあ。

 三浦の「へっぴり腰ぶり」が笑えます。まあ、ウヨの三浦としては「最近は護憲運動や脱原発運動など社会問題」にも「三浦のようなウヨ*4とは逆方向からコミットする」吉永さんを「北朝鮮の手先」とでも罵倒したいのでしょうが
1)三浦が無名の右翼活動家なのに対し、相手は日本を代表する人気女優
2)彼女がこの映画に出演した時期は北朝鮮の問題点などあまり認識されてなかった(特に彼女はまだ若いですしね)
ということでこういう奥歯に物の挟まったへっぴり腰になるわけです。
 つうか以前、俺も親父と話したことがありますが、この種の件で「わびろ」というならむしろ「中国残留日本人孤児」を産んだ満州移民事業のほうがよほど罪は重い。「日本が侵略して中国人から奪った土地」を「楽園」みたいに虚偽宣伝したあげく「ソ連軍の侵攻があっても見殺しにした」わけですから。
 ただこういう「日本ウヨに取って痛い事件」は平然と三浦らは無視しますし、仮に「満州移民なんて棄民事業も同然じゃないか、残留孤児の悲劇はお前らウヨのせいと違うのか、何が大東亜共栄圏だ」と言われても詭弁かまして逃げようとするのが落ちでしょう。ああ、そうそう棄民事業と言えば「棄民事業も同然の事業で酷い目にあったドミニカ移民を侮辱する暴言『ドミニカ移民と北朝鮮帰国者は違う』を三浦が吐いた」のを俺が「日本政府がドニミカは地上の楽園と宣伝して移民者に大被害与えたのがドミニカ移民事業だろうが、ふざけんな」と批判したら「三浦さんは何も間違った事言ってない」と「アホの子」id:noharraが強弁しようとしたこともありました。


■今年最後のメッセージです 「週刊モーニング」(講談社)は実に面白い、ぜひご購読を(立ち読みじゃなくね)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2930
 ゴミ右翼三浦の「今年(2014年)最後の自ブログでのゴミメッセージ」だそうです(毒)。

 私が発売とともに迷うことなく買う雑誌は、講談社の漫画雑誌「週刊モーニング」です。

 率直に言ってモーニングはそれほどの雑誌じゃないでしょう。俺はカバチ以外は読まないな。ああ、カバチ以外に「グラゼニ」「へうげもの」も「気が向いたら」読むかな。読む場合もコンビニで立ち読みと(買ってまで読みたい漫画がほとんどない)。なお小生が「迷うことなく買う雑誌」は「月刊前衛」「月刊経済」「月刊歴史評論」ですね。さすがに文字雑誌というのは立ち読みする気にならない。漫画雑誌と違って読むのに時間がかかるし、頭に入ってこない。買ってきてゆっくり読んでるウチに頭に入ってくるし、「あれ、俺が前買った本に似たようなこと書いてなかったか」とか「この件についてネットでググって見るか、前衛ならインターネット版赤旗に関連記事あるかもしれん」とかいうこともできる。
 漫画雑誌は「絶対買う」てのは昔も今もないかな。「好きな漫画」なら一応ありますけどね。「マンガ雑誌」となると「アレは好きだけどこれは大嫌い」てのがあって「絶対にこれはいつも買う」て気にはならない。「今週は買ってみるか」とかそういう感じ。マイファーストビッグの「ドラえもん」「美味しんぼ」は割と買うことが多いかな。

 そりゃ、正論も買いますよ(送ってきてくれるけど買わないとちゃんと読まないのでね)。WILLも内容をチェックしてから考えて、大体買ってます。月刊日本は連載しているので送ってくださるので、まず、南丘編集長の巻頭言から必ず読む。

 「正論」「ウィル」「月刊日本」と「愛読紙が全て極右雑誌(しかもつきあいがあるので買わなくても無料郵送してくれる)」と言う辺りが三浦のゲス右翼ぶりを物語っています。こういうゲス右翼が役員を務める「ゲス右翼団体・守る会」の会員だと公言して恥じないゲス右翼の癖に「アンチ右翼ぶってる虚言癖のバカ」がid:noharraというクズ人間です。

 前者*5はほんと、こういう法律知識とか現実のトラブルとかへの対処を、高校生くらいで絶対に読んでいたほうがいいと思う。

 本来はあの程度の法律知識は「中学や高校の正規の授業でやるべき」でしょう。漫画に期待するとか考えがおかしい。ちなみに「カバチ」の前に「ナニワ金融道」てのがモーニングにはありますね。
 それと法律漫画と言ったら、ビッグコミックオリジナル「家栽*6の人」を忘れたらいけません。アレは舞台が「家裁」ですので「少年審判*7と家事審判*8」しか出てきません*9し、法律知識よりはかなり人情物としての性格が強いですが。

ナニワ金融道」や「闇金ウシジマくん」のような作品ってやっぱりある種の極論の世界じゃないですか

 そんなことはありません。「ウシジマくん」はともかく、ナニワ金融道は充分「世間的法律知識」が得られます。ウシジマ君は非合法のヤミ金ですけど、「ナニワ金融道の帝国金融」は一応合法金融ですから。
 そんなに極論の世界でもない。三浦はナニワ金融道を実は読んだことがないんじゃないか。
 「手形にうかつに裏書きしたらいけない」「連帯保証人はうかつに引き受けるべきでない」などというナニワ金融道の知識は充分役立つでしょう。つうかこれまた、この程度の知識は中学や高校の正規の授業でやるべきですけどね。

・『レベレーション(啓示)』(山岸凉子
・『黒博物館 ゴースト アンド レディ』 (藤田和日郎

 三浦は山岸漫画について「ジャンヌダルク」云々、藤田漫画について「ナイチンゲール」云々と言ってるので「彼女らを主人公とする伝記漫画か?」と思う方もいるでしょう。山岸漫画についてどうやら、それで正しいようですが、藤田漫画の場合は「英国を舞台にしたミステリー漫画」であり「当面ナイチンゲールがキーパーソン」という話に過ぎないようです(「ようです」というのは「モーニングサイト」(http://morning.moae.jp/)を見ても内容がさっぱり分からないからです。まあ、読まないからいいけどね(毒)。俺あの種の少女漫画ぽいタッチ苦手だし)。三浦も誤解がないように文章を書けよ(苦笑)。


■2015年1月、東京・神戸で海外の南モンゴル活動家を招き講演会が開催されます(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2928

中国政府の民族弾圧はもちろんひどいのですが、それに屈しない人々がいること、それこそが中国と世界の希望です。

三浦の物言いをもじれば

日本において、自称「中国の少数民族活動家」支持者が三浦のような「反中国のゴロツキ右翼」「党利党略のゴミ野郎」ばかりというのはまさに絶望

でしょう。まあ、それでも「単にこの種のゴロツキ右翼とつきあいがあるだけ」ならまだ「善意の誤解」「それだけ追い詰められてる」と好意的解釈も可能ですがペマ・ギャルポのように「中国の最終目的は天皇の処刑」「南京事件慰安婦中韓の捏造」と一線を越えて、デマ吐いて日本ウヨに媚び出すとそういう好意的解釈のできない事態になってきます。


■酒井信彦『朝日新聞の「ブラック綱領」』
http://sakainobuhiko.com/2014/12/post-260.html

 私が特に注目したのは、メディア研究者・山本武利が『新潮45』十一月号に書いた、「朝日新聞の歴史を貫く七つの『ブラック綱領』」である。
 その七つの綱領、つまり原則とは、以下のものである。1、取消は不要である、2、平時はリベラリズム、戦時は帝国主義、3、一時しのぎの謝罪ならよかろう、4、権力者詣では欠かすな、5、テレビを巧みに取り込め、6、情報公開は避けよ、7、読者はバカである。

 要するに「ブラック綱領」とは「ブラックジャーナリズムの綱領」と言う意味でしょう。全く名誉毀損以外何物でもない。山本、新潮45、酒井の三者ともバカとしか言いようがありません。
 つうか

2、平時はリベラリズム、戦時は帝国主義*10

はともかく

1、取消は不要である
3、一時しのぎの謝罪ならよかろう
4、権力者詣では欠かすな
6、情報公開は避けよ
7、読者はバカである。

が一番該当するのは朝日よりむしろ産経や新潮、文春といった「南京事件否定論」「河野談話否定論」といったデマを垂れ流す極右メディアでしょう。朝日よりこれらウヨメディアの方が「ブラックジャーナリズム」「ブラック綱領」の名にふさわしい。まあ、山本も酒井も新潮45も産経や読売といったウヨメディアのデマに与する「デマ右翼仲間」だからそういう右翼メディア批判は当然言いませんけど。

 今は無き雑誌『諸君!』の二〇〇四年十一月号に、山本による「朝日新聞の中国侵略*11」という、素晴らしいタイトルの論文が掲載された。これは『朝日新聞社史』で初めて簡略に明らかにされた「大陸新報」について、山本がさらに詳しく調査したもので、特に陸軍の特務機関との密接な関係が解明されている。

 まあ、やれやれです。もちろん「戦前の朝日が陸軍とずぶずぶの関係だった」のならそれは批判されていっこうに構わない。「構わない」んですがそれを「諸君で産経文化人の山本某がやって、それを同じく産経文化人の酒井が褒める」てのが滑稽です。
 彼ら右派にとってあの戦争は「侵略」ではなく「聖戦」ではなかったのか。朝日批判したいという理由で「聖戦が侵略戦争に早変わり」するんだから、まあ、随分といい加減なもんです。
 なお、別に朝日を擁護する気もありませんが、当時のメディアは皆戦時体制に順応してたわけで「諸君の版元・文春に自分を棚上げして朝日批判する資格」なんか全くないわけです。むしろ「戦前の問題点をそれなりに批判するだけ」、朝日の方が「南京事件否定論河野談話否定論の文春」より何倍もマシでしょう。


■【報告】「2014年忘年会&トークライブ 2014年・激動アジアを振り返る」
http://freeasia2011.org/japan/archives/3759
 三浦が宣伝する右翼結社「自由アジア民主連帯協議会」サイトに掲載された文章です(なお、三浦は協議会の理事です)。

 現在のチベットを、国家としての実体はないが、亡命チベット人社会の中で、その伝統と民主主義を調和させた、ヴァーチャルな形で「国家」「国体*12」がしっかり守られていること、チベット難民は逞しく生き抜いていることなど、決して事態は暗いものばかりではないことが強調され、私達に希望を与えるものだったと思います。

 コメ欄でBill_McCrearyさんも呆れてますが「亡命チベット人社会の存在が希望だ」てそれダライがノーベル平和賞受賞したときからあるジャン、そんなのが希望なの?、バカじゃね?、寝言は寝てから言えよ、て話ですよね。要するに希望なんかないのに無理矢理強弁するからそういうアホなことになるわけです。
 最近は「ノルウェーや日本をダライが訪問しても首相があってくれない」「スペインで江沢民国家主席チベット人虐殺容疑で告訴しようとしたら、中国との対立を恐れるスペインがそういう法制度を廃止して告訴ができなくなる」「南アフリカをダライが訪問しようとしたら入国を拒否された」「ローマ法王に面会を申し入れたら拒否された」「インド首相が訪印した中国首相にチベットは中国の不可分の領土だという考えを支持すると明言」など、ダライにとって「希望の見えないこと」ばかり起きてるわけです。

 南ベトナム出身のアウン・ミン・ユン氏が登壇、来年がサイゴン*13陥落50周年*14であること、そしてかつてのベトナム戦争時には朝日新聞を中心にきわめて一方的な北ベトナム*15側に立った報道や反戦運動が展開されていたこと、ベトナムでは人権が奪われ一党独裁が続いていることなどが指摘されました。

 なんだかんだ言ってやっぱり三浦らウヨは「中国や北朝鮮ほどではないものの」、未だにベトナム反共主義の立場から敵視してるんですかね。そしてわざわざ「朝日」と書く辺り朝日への敵対意識を改めて感じます。

吉田康一郎副会長も登壇、選挙における次世代の党の敗北についての的確な自己分析と、今後も政治家として、日本とアジアの為に活動していく決意が語られました。

 協議会の副会長・吉田が「極右政党」次世代の党*16の一員であるという時点で協議会はまともじゃない。しかもググったところ吉田には「あの在特会のデモに参加したことがある」て言うんだから尋常じゃない。いかに極右政治家でも在特会のデモに参加する奴はそうはいないでしょう。
 さすがに在特会が警察に逮捕されてからは、距離を置いてるようですし、吉田も個人サイト(http://k-yoshida.jp/koichiro/)で、「在特会についてよく知らなかった、逮捕されてからはつきあってない」と言い訳していますが、逮捕されるまでは問題視せずにつきあうこと自体がまともじゃない。
 在日特権なんて叫ぶヘイトスピーチ団体「在特会」とずぶずぶだった奴「吉田」が「自由アジア民主連帯協議会副会長」。いやこれほど笑えない、悪質なブラックジョークもなかなかないですね。こういうのを自称アンチ差別者のid:noharra先生はどう考えるのか。あなたの入ってる「守る会」の現事務局長*17「三浦小太郎」は在特会とずぶずぶだった男「吉田」が副会長を努める団体の理事なんですけどね。三浦みたいな奴を批判もせずに野放しにしながら「僕、id:noharraは反差別の立場です」ですか。id:noharraの態度は、「それなりに恥を知る」俺だったらとても恥ずかしくてできない恥さらしな態度ですよ。まあ、id:noharraによく似た態度を取ってるバカとして「自称アンチ歴史修正主義チベット支持者」の癖に「チベット関係者ペマ・ギャルポ」が歴史修正主義南京事件否定論」「河野談話否定論」流布に荷担しても何一つ批判しないid:Mukkeというバカがいますが。
 まあ、id:noharraid:Mukkeという馬鹿二人への俺の悪口はともかく。
 大体、普通副会長ポストに政治家を就けるなら次世代のような泡沫政党じゃなくて自民や民主といった大政党に頼みますよね(あるいは逆に政治対立を避けるため役職には政治家は就けない)。
 つうか「次世代の党の敗北についての的確な自己分析」なんて語る場じゃないでしょ、ここ。
 まあ、「的確な自己分析」するとしたら「極右など日本ではうけない」「安倍自民党が極右でも一定の支持をされてるのは『日本人は経済*18のためなら極右を容認する程度には極右に甘いから。しかし次世代みたいな『経済のない極右』を支持するほど日本人は極右好きじゃない」「支持されたいなら経済政策など身近な問題でアピールをすべし」「極右では安倍政権との差別化ができない(安倍政権と差別化ができればあそこまで惨敗しない)」と言う結論しか出ないでしょう。
 がまあそういう結論じゃないでしょうね。「安倍政権と差別化すること」「極右でなくなること」「経済政策など身近な問題でのアピール」、いずれもやる意思もやる能力もないでしょう。
 そもそも「たちあがれ時代は惨敗の連続だったこと」「極右政党・幸福実現党が不振であること」を考えれば「維新の躍進はみんなも含めた第三極ブームに過ぎず極右がうけた訳じゃない」くらいわかりそうなもんですが。一方共産が今回躍進したことで分かるように「あの種の極右には反吐が出るから今回は共産に投票する」という人間も一方ではいるわけです。

テキサス親父日本事務局 藤木俊一氏。

 ネトウヨ相手の商売人「テキサス親父」の関係者「藤木」なんか参加させてるんだから呆れます。まあ、ネット上の情報に寄ればやはり、「日本事務局」も何も「テキサス親父が実質活動してるのは日本だけ」で「テキサス親父自体も藤木氏ら日本ウヨの振り付け通りに踊ってる、何の自主性もない存在」のようですが。まあ、テキサス親父のウヨ言動「南京事件否定論」「河野談話否定論」て日本ウヨにしか通用しない言動ですからね。
 しかし何で日本ウヨって「白人」「欧米人」に変なコンプレクスがあるんですかね。テキサス親父なんて「ドナルド・キーン*19」「ジェラルド・カーチス氏*20」のような「日本研究の第一人者」のような権威者じゃなくて得体の知れないネトウヨじゃないですか。言ってる事も日本人ネトウヨとかわらないし。それを「白人、欧米人」てだけで持ち上げるんだから尋常じゃない欧米コンプレクス、白人コンプレクスですよね。左翼側にはこういうのはないんじゃないですかね。左派の場合、いい悪いは別として「キーン氏、カーチス氏」のような白人研究者、欧米人研究者の権威者を持ち上げることはあっても「テキサス親父レベル」はさすがに持ち上げないでしょう。


■『「なぜ保守派同士が対立するのか、目指すものは同じはずなのに」という質問が来ました』のコメント欄に苦笑
http://miura.trycomp.net/?p=2886&cpage=1#comment-107097

あるみさん
 左派の人間としても、大変参考になりました。一部左派では「統一戦線」を作ろうという萌芽的な動きがあるわけですが、違いは違いと認め、論争し合う…運動体内や「党派」内でも大切なことであるということを、改めて認識させてもらいました。

 三浦の「大きな目的は一緒でも方法論など細部が違うと対立することは古今東西珍しくないことだ」なんて「抽象的きわまりない話」「一般論としては全く正しいが具体論としては全く無内容な話」の何がどう参考になったんですかね。これが具体的な話なら大変参考にもなるでしょうが。つうか「あるみさん」とやらのコメントもまるで具体性がなくて「本当に左派なの?」と首をかしげたくなりますね。

一部左派では「統一戦線」を作ろうという萌芽的な動き

て一体何のことなんでしょうか。


■春秋に義戦なし 新倉俊一様から詩をいただきました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2906

イタリア文学者の新倉俊一

つまらないことですが、新倉俊一(にいくら・としかず)氏(明治学院大学名誉教授)は

エミリー・ディキンスン、エズラ・パウンドなど米国詩人を研究対象とするアメリカ文学研究者(ウィキペ「新倉俊一*21」参照)

です。どうも三浦は「パウンド=ムソリーニ*22支持者で一時イタリアに住んだ」てことで「パウンド=イタリア文学者」「パウンド研究者の新倉氏=イタリア文学研究者」と勘違いしてるようですがそれは間違いです。つうか相手の属性をここまで見事に間違っていいのか。失礼ですよね(苦笑)。
 なお、まぎらわしいですが、フランス文学研究者の「新倉俊一*23(にいくら・しゅんいち)氏(故人、東京大学名誉教授、東大退官後、一時、帝京大学教授)」と言う方もいるようです。

春秋に義戦なし 

 孟子の言葉だそうです。春秋とは中国の春秋時代。義戦とは正義の戦争ですね。まあ、春秋時代に限らず「自衛戦争や植民地の独立戦争、独裁者打倒の内戦(民主化闘争)」ならともかく、「正義の戦争」なんてもんはほとんどありません。戦争なんてモンは避けられるのなら避けた方がいい。少なくとも侵略戦争は正義じゃない。この新倉さんも「12/13南京事件勃発:春秋に義戦なし」とでも書いて三浦に送ってやれば「なかなかやるじゃん」て思いますけどね(毒)。まあ、三浦とつきあうような輩だから三浦と同レベルのバカウヨでしょう。

ファシストではなく、アメリカの農本主義

 言ってる事が訳がわかりません。
1)戦前日本の農本主義者の一人「橘孝三郎」が515事件に参加して無期懲役判決食らったこと(ウィキペ「橘孝三郎」参照)
2)戦前の満州移民の推進者の一人は農本主義者の加藤完治であること(ウィキペ「加藤完治」参照)
で分かるように「農本主義者のファシスト」は現実にいる以上「農本主義者ならファシストではない」なんて論理はありません。「農本主義者ならファシストだ」なんてこともないですけどね。「ファシスト農本主義者もいたし、そうでない農本主義者もいた」て話です。農本主義ファシズムは対立概念でも、密接に関連した概念でもなくて「全く別物」だから「ファシスト農本主義者もいたし、そうでない農本主義者もいた」てのは当たり前ですけど。

イタリアの映画監督が撮ったファシストの地獄図『サロの120日』

 ググったところ「サロの120日」とはパゾリーニ監督の『ソドムの市(1975年の日本公開時の邦題)』だそうです。サロというのはムソリーニが失脚後、ヒトラー*24の支援で、「建国」した「イタリア社会共和国」(通称:サロ共和国)のことです。
 映画はマルキ・ド・サドの小説を「サロを舞台に置き換えた」んだそうです。


■「拉致と真実」第3号(萩原遼責任編集)発行
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01113
 こういう事言ったら失礼ですが、「まだ萩原は生きてるのかよ、いつ死ぬの?」て感じですね。「ガンで手術しても助かるか分からないようなこと」言ってたのはやはり最初から「お涙頂戴のデマカセ」だったのでしょう。本当に恥知らずな野郎だと思います。がんが転移して早く死ねばいいのに。いや老衰死とか死ななくても「認知症で表舞台で活動できない」でもいいんですけどね。

北朝鮮はゼロ回答、安倍は「騙され解散」萩原遼

やれやれですね。だまされ解散と言うより「アベノミクスのぼろ隠し解散」でしょうよ。そう言う意味ではむしろ「だまし解散」じゃないか。

北遺族連絡会「欺瞞」の墓参旅行 宮川淳

 欺瞞も何も墓参の何が悪いのか。北朝鮮打倒論のためには遺族の墓参旅行すら罵倒するというゲスさには絶句します。こいつらには同胞愛や人間性は皆無なのだと弾劾せざるを得ません。

朝鮮総連による日本人拉致の源流はここ 総連第10全大会ハンドクス*25報告 

 やれやれですね。萩原の言う「総連による拉致」て何のことなのか。1970年代の拉致について総連の関与なんて未だ政府が認定していませんが。それとも「いわゆる帰国運動は拉致みたいなモンだ」と強弁するのか。そして何で総連大会での議長報告が「拉致の源流」なのか。公式報告に拉致の源流なんかでてくるわけないでしょうが。


■日本ウイグル協会・世界人権デー声明「イリハム・トフティ氏に自由を、ウイグルに人権の光を!」
(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2900

以下は、以前国民新聞に寄稿させていただいた拙稿です。

 国民新聞とは例の反中国デマ怪文書「日本解放第二期工作要綱」を掲載したウヨミニコミ紙です(ウィキペ「日本解放第二期工作要綱」参照)。そんな極右ミニコミに寄稿して恥じない辺りがさすが極右の三浦です。そしてそんな「歴史捏造主義極右」「ヘイトスピーカー」三浦が代表や副代表、事務局長を務める右翼結社「守る会」に入りながら「ヘイトスピーチ反対」と虚言を吐いて恥じないクズがid:noharraです。

 原理主義が一定の抵抗の論理ではあっても、未来の建設には繋がりえないことは、ホメイニ革命からタリバン政権、そしてアメリカのキリスト教原理主義過激派を見てもわかることである。

・現在国政を担当してるわけではないタリバンや米国キリスト教原理主義はともかく。1979年のイランイスラム革命(三浦の言うホメイニ革命)後から今に至るまでイランはホメイニ*26を国父とするホメイニ路線*27ですが、何が「ホメイニ革命は未来の建設につながらない」んでしょうか。

ホメイニ(ウィキペ参照)
 1988年初め、ホメイニは公益に適うならば政府の法令が伝統的なイスラム法に優先すると表明した。これは、国家の現実にイスラムの伝統的規範を適合させようとする努力であった。また、当時イスラム法が政府の法令に優先するという伝統的な考え方の人物も多くいるなかでの重要な表明だった。 同年9月、宗教的道徳に反する使用はしないという条件付きで、楽器とチェスの解禁も行った。
 イラン・イスラム革命が勝利した際、ホメイニは「もしこの運動に女性の協力がなかったら、革命は勝利していなかっただろう」と述べ、女性たちが賛同しなければ革命が成功することはなかったとの考えを示した。

イラン革命(ウィキペ参照)
 イラン政府は、女性教育を重視して学校の増設や女性教育者の養成に取り組み、識字率の上昇と共に女子教育の拡充を目指している。
 それは、就学率の上昇と高学歴化として表れてきており、特に農村部に顕著である。例えば、女子の小学校総在籍率が革命前(1975年)の71%から2009年現在は96%以上となり、更に中学から大学準備過程を含めた中等教育では、女子の総在籍率は33%(1976年)から2009年現在は76%に向上している。

という記述を見ればホメイニは「ある種の現実主義者」と見ることができるでしょう。むろん「同性愛処罰」などイランにもいろいろ問題はありますがそれらの多くは「イラン限定ではなくサウジアラビアなど多くのイスラム国家に共通する問題」だと思います。三浦のイランイスラム革命評価は否定的すぎるでしょう。
・つうか三浦とお仲間の「戦前は正しかった」てのもいい加減「日本版極右原理主義(バックは神社本庁という宗教右翼)」で外国の原理主義*28にあれこれ言う資格があるとは思いませんね。

 日本が中国政府と対話をすることを全面否定はしない。しかしその時、安倍首相も、外務省も、そして経済人も必ず問いかけてなければならない言葉は「無実の良心囚、トフティ氏を釈放せよ」の一言*29である。

 まあ現実にはそんな事言ってませんし、言わなくても三浦らウヨも安倍批判なんかしないわけですが。そして三浦らウヨがこういう人権批判するのは中国限定(時々北朝鮮も批判)で「ミャンマーは長井氏暗殺犯を日本に引き渡せ」だの「イスラエルパレスチナ自治政府との交渉に乗り出すべきだ」だの、「中国以外の国」には人権批判などまずしないわけです。


■昨日「ハワイ・マレー沖海戦」「戦艦ポチョムキン」上映会ご参加の皆様ありがとうございました
(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2894
 三浦の文章で興味深いこと、それは「ポチョムキン」については「旧ソ連の国策映画という性格はあるが、反共右翼の自分でも内容に感動した」と書けても「ハワイ・マレー沖海戦」については「戦前日本の国策映画という性格はあっても戦前批判派でも内容に感動すると思う」とは書けないところでしょう。
 三浦は「ハワイ・マレー沖海戦」について「特撮がすごい」としか書けない。「ゴジラガメラのような特撮メインの映画」ではなく、ウィキペ「ハワイ・マレー沖海戦」によれば「原節子*30」「大河内傳次郎」など当時の有名俳優が出演してるのにそれには触れません。
 まあそれも当然でしょう。「ポチョムキン」について言えばおそらく「ロシア革命がどう評価されようともソ連が崩壊しようとも」そんな事と関係ない感動があるんでしょう。三浦も「極右のくせに」、「いい物には右も左もない」とかっこつけてる手前、それは認めざるをえない。そう言う意味では「国策映画として作られたとしても」既にポチョムキンは国策映画の枠を越えている。
 一方「ハワイ・マレー沖海戦」は結局「国策映画の枠」を越えられなかった。「大河内傳次郎原節子」が出演していても彼らの出演作とカウントするのが恥ずかしい代物でしかないんでしょう。三浦も「極右の癖に」、「右でも悪い物は悪い」とかっこつけてる手前、駄作を無理して褒めるわけにもいかない。まあ、ある意味、三浦は正直(?)なのかも知れません。
 しかし「戦前の国策映画、戦意高揚映画」を無神経に「特撮がすばらしい」と言える三浦には呆れますね。これって米国で「インディアンが悪役扱いされてる昔の西部劇映画」を見て「面白い」と言うくらいの無神経でしょう(最近はそういう理由もあって米国では西部劇はあまり放送されないそうです。まあ、そういう政治的理由だけじゃなくて単純に「ウケない」てのもあるとは思いますが)。面白ければ政治的問題はどうでもいいのか。いや三浦があの戦争を真摯に反省してる人間ならまだ我慢もできますが「大東亜戦争はアジア解放の聖戦」と放言して恥じない極右の一員が三浦ですからね。この映画視聴だって「特撮がすごい」なんてのは言い訳で本当は「あの戦前映画が描くとおりあの戦争は聖戦だ」と強弁したいんじゃないかと疑います。
 そして「ハワイ・マレー沖海戦は特撮がすごい」と言う三浦に「中国の抗日ドラマをどう思うか」聞いてみたいモンです。
 ネット情報しか小生も知りませんが、「中国の抗日ドラマ」は「日本の勧善懲悪時代劇化」しており、「歴史的妥当性」はともかく、「娯楽作品としては面白い物*31」も少なくないようです。「ハワイ・マレー沖海戦」を「戦前プロパガンダ映画でも特撮がすごい」として正当化しようとする三浦の立場なら「面白ければそれはそれとして評価する」と言わないと筋が通らないでしょうがたぶんそんな事言わないで「反日ドラマ許すまじ」とか言い出すんだろうな。


■浅井基文ブログ『国連総会第3委員会の朝鮮人権状況決議と朝鮮の反応』
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2014/656.html
 ウヨが大喜びする例の決議をどう見るべきか、浅井基文氏の考えを見てみましょう。
 まず浅井氏は「賛成111票」を喜ぶウヨに対し「反対・棄権が74票あること」を指摘します。
 また、「共同提案国が過去最多の62国」と喜ぶウヨに対し
1)共同提案国に中国、ロシアがなく、中露は提案に反対した。安保理でも拒否権発動の可能性が高い
2)中露との関係に配慮したのか、はたまた「決議は朝鮮半島を緊張させるだけで有害」と判断したのか、はたまた「ウチも独裁なのでうかつに賛成できないわ(例:一党独裁ベトナムラオス、王政のサウジアラビアなど)」と考えたのかはともかく共同提案国に「日本、韓国」以外のアジア諸国家(例:インド、ベトナムなど)がないこと
に注意すべきだとします。
 要するにこれで北朝鮮の国際的立場がとても悪くなったかと言えばそうでもないと。ウヨははしゃぎすぎだと。たださすがに「国家元首相手にICC訴追をほのめかす」なんてことをすれば北朝鮮も黙ってはいないでそれなりに反発するだけだって話です。日本だってどこの国だって「国家元首相手にICC訴追をほのめかす」なんてことされれば同じ反発するんじゃないのかと。


■12月5日関東学習会報告 木下公勝関東脱北者代表講演
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01112
 三浦が宣伝する右翼結社「自由アジア民主連帯協議会」サイトに掲載された文章です(なお、三浦は協議会の理事です)。
 三浦ら日本ウヨがつるむ脱北者ウヨのウヨ講演会です。

 北朝鮮では自分たちは朝鮮戦争は韓国と米軍が北朝鮮に侵略してきたのだと教わってきたけれども、日本に来て、それは嘘で逆に北朝鮮の方が侵攻してきたことは知った

 まあこの辺りは微妙ですね。もちろん先に侵攻したのは北朝鮮です。それは批判されて当然です。
 じゃあ、米韓連合軍は「専守防衛にとどまった」のか。北朝鮮政権を打倒しようとはしなかったのか。米韓軍には残虐行為は何一つなかったのか。そんなことないわけです。中国がこの戦争で義勇軍を投入したのも「米国が北朝鮮打倒どころか、この機会に中国政権転覆まで目指す危険性がある」と見なしたからでしょう。そういうことを完全無視して北朝鮮だけ批判し、米韓の問題点を指摘しないことは到底「バランスのとれた見方」とは言えないでしょう。
 まあ、ただその種の「バランスのとれた見方」について三浦や木下某氏みたいなウヨに言ったところで「共産主義国家は悪だから打倒して何が悪い」と居直られるのはわかりきってますが。
 実は「××は悪だから打倒していい」と言った時点で「侵略」云々て批判はまったく無意味な話になってるんですけどね。だってその考えなら「李承晩政権(朝鮮戦争時の韓国の政権)は悪だから打倒して何が悪い(金日成)」とも言えてしまうわけです。先に戦争を仕掛けても仕掛けた方を侵略呼ばわりすることができなくなってしまう。

 北朝鮮から韓国に向けて掘られた地下トンネルを見学し、実際にその中に入ってみたけれども、その幅と高さは2メートルほどで、北朝鮮は韓国と平和交渉をするように見せて実際にはこういうことをしていた

それ青瓦台襲撃事件(朴チョンヒ暗殺未遂事件)が起きた1968年のトンネルじゃないんですかね?。46年前のトンネルなんか持ち出すなと言いたい。それとも最近のトンネルなのか。まあ最近のトンネルだとしたら少なくとも「第二次朝鮮戦争」だの「朴クネ大統領暗殺」だのは考えてないでしょうね。
 やっていいとはいいませんが「単なるスパイ行為用トンネル」でしょう。おそらく「朝鮮半島と違い熱戦の可能性など皆無」だった東西ドイツ間でもその種のスパイ行為はあったでしょうし、今だって「米露間」などでその種のスパイ戦はやってるでしょう。
 木下や三浦が騒ぐほどの問題じゃありません。

自分は北朝鮮の現体制はもはやそう長くはもたないと確信している

 お前らいつもそれだなと心底呆れますね。1994年に金日成*32が亡くなったときも「もう長くない」。2011年に金正日*33がなくなったときも「もう長くない」。

 そして、ただ日本の最近の対応には不満も正直あると木下氏は述べ、まず、遺骨収集が話題になったり訪朝団が行ったりしているが、北朝鮮では、90年代の飢餓時期大量餓死が出たときに、きちんとしたお墓などほとんど作れなかった、そして土饅頭のように埋めた墓が目立ったとき、それを知った金正日が、見苦しいから墓を処理しろと言ったということで、朝鮮人にとって先祖をまつるという意味で最も大切なお墓を一斉に崩されたことがある。それほど、死者を弔うなどという気持ちの無い北の政権が、かっての日本人の遺骨をきちんと保存したり立派な墓を建てているなどあり得ない、今の墓参は北朝鮮の遺骨ビジネスのためのものであり、あのような偽善的な北の態度に騙されないでほしいと述べました。

 やれやれですね。
 先ず第一に「そんないい加減な根拠で、遺骨ビジネスとか言って遺族の遺骨回収の思いを踏みにじって恥ずかしくないのか」。
 第二に「残留邦人の墓なんかたぶん作ってない、遺骨なんかたぶん所在不明だ」と言ったらそれ当然ながら「拉致被害者の墓なんかたぶん作ってない、遺骨なんかたぶん所在不明だ」てことになりますよねえ。まさか「残留邦人の墓は作らないが拉致被害者の墓は作ってる、遺骨も残留邦人のは所在不明だが拉致被害者の遺骨は所在がわかる」とでも強弁する気なのか。そんなことはないでしょう。
 めぐみさんの遺骨がないのも全く自然だ、遺骨がなくても仕方がない、死亡発表を信じるしかないて事になる。自分の言ってる事が何意味してるか分かってないんですかね。

もう一つ日朝交渉について、木下氏は外交だから礼節は必要かもしれないが、北朝鮮は無実の日本人をさらった犯罪者であり、日本国は国民をさらわれ人権も主権も奪われた被害者であるという一点は絶対に忘れてはいけないのに、どうも外務省の交渉を観ていると、相手が犯罪者だという意識があまり感じられない

 木下のバカは何やれていうんですかね。外交交渉に行ったのに喧嘩売れとでも言うのか。大体小泉訪朝では「末端の暴走ですまんかった(北朝鮮)」「そうなんすか、ふーん(日本:賛同もしないがあえて「組織的犯行やろ!」と非難もしない)」つうことで済ませてるわけです。今さら「組織的犯行と認めわびろ」とか言っても交渉が挫折する危険性が出るだけでしょうに。まあ、木下や三浦は反北朝鮮ウヨとして交渉を挫折させたいんでしょうけど。

日本では、そのように脱北者が思いのたけをすべて吐露できるような場や集まりが中々ない、そのような場所や機会を、是非守る会が作ってほしいと、わが会への要望を述べて講演を終わりました

 まあそういう場それ自体は必要でしょうね。俺はウヨ木下の「反北朝鮮演説」なんか聞くのはノーサンキューですが「精神病者認知症患者、アル中、独居老人、DV被害女性、虐待された児童」といった「弱い立場で、見捨てられることが多い人*34」同様、誰かが何らかの対応をすべきではあるのでしょう。


■【12月19日】アジア自由民主連帯協議会「忘年会&トークライブ 2014年・激動アジアを振り返る」
http://freeasia2011.org/japan/archives/3737
 三浦が宣伝する右翼結社「自由アジア民主連帯協議会」サイトに掲載された文章です(なお、三浦は協議会の理事です)。現時点では詳しい内容が分からないので報告がのってから本格的にコメントすることにします。
 ただ現時点でも

ウイグルチベット南モンゴル*35で続く民族抹殺政策。 ますます脅威を増す中国の覇権主義の脅威

という文章で連中の言うアジアの民主化とやらが「それを口実にした中国攻撃」でしかなく、「ミャンマー軍事独裁)」、「ベトナムラオス共産党一党独裁)」「サウジアラビアオマーン(王政)」など*36中国以外は何ら問題にしない*37インチキな代物であることがよく分かります。
 なお、小生も「中国に問題はない」「隣国と紛争はない」とか言う気はないですが、中国と周辺諸国は商売してるわけで、三浦らウヨが言うほどお互いに「対立オンリー」でもないわけです。


■映画「めぐみ」上映自粛問題を質問する朝日記者と答弁する山谷拉致担当相
http://www.cao.go.jp/minister/1409_e_yamatani/kaiken/2014/1128kaiken.html
 これが「安倍政権閣僚でなければ」喜んで産経が「何故自粛要請したんですか!」と糾弾していたでしょうにねえ。で結局この件について誰も質問しないかと思いきや意外にも朝日が質問です。

(問)
 朝日新聞の北野と申します。御苦労様でございます。拉致問題に関しまして、啓発のための記録映画「めぐみ〜引き裂かれた家族の30年」に関しまして、家族会(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会)事務局長だった増元さんの(注:衆院選挙)立候補表明に伴い、拉致問題対策本部事務局から各自治体に、「めぐみ」には増元さんが映っているということで差し替えを要請したという話を伺っています。具体的にいくつの自治体が上映を予定していて、そのような要請をした結果それぞれどのような措置がされたかについてお伺いできればと思います。
(答)
 映画「めぐみ」でございますけれども、立候補を表明された方*38が8分24秒、その映画の中で出演しているということで、平成16年の参議院選挙のときの映像等もございまして、政府としては、こうした事実がありますよ、ということと、それからほかにもですね、例えば、アニメ「めぐみ」とか「拉致 私たちは何故、気付かなかったのか!」等々のビデオもございまして、拉致問題の啓発について、他の映画でも同様の効果が見込まれるというようなこと等の情報を提供して、プログラムの差替等について協議を行って、各自治体が判断したというところです。2カ所で(注:啓発活動そのものを)中止を決定し、残り6カ所は、(注:「立候補を表明された方」の主演している映画の上映を辞めて)このアニメ「めぐみ」とそれから講演とか「拉致 私たちは何故、気付かなかったのか!」(注:に差し替える)ということでこの啓発活動を従来通りの日程で行うと聞いております。(注:政府拉致問題対策本部が映画貸出などを行う場合、「めぐみ〜引き裂かれた家族の30年」は使わず)拉致問題を啓発する「拉致 私たちは何故、気付かなかったのか!」34分と、アニメ「めぐみ」25分の2本立てと、(注:政府拉致問題対策本部)事務局職員による講演会*39などで行うよう主催地方公共団体と調整しているところで、このような状態にあるというところです。

 アニメ「めぐみ」とか拉致関係映画はいろいろあるんやから別に「めぐみ〜引き裂かれた家族の30年」こだわらなくてもええやないか、大体衆院選候補者が選挙活動してる映画上映していいいんですか?、ちなみにワシら安倍政権は「政治的中立性の観点から自粛した方がええんと違いますか?。他にも拉致関係映画はありますよ」といっただけで「中止せえや」と強要はしてませんよという山谷の答弁です。

(問)
 今8カ所とおっしゃったんですけども、拉致問題対策本部のホームページを拝見すると、11月21日に増元さんが立候補を表明した以降、24日以降の上映予定は8府県10カ所ありまして、1月10日の選挙後の鎌倉市というのもあるんですが、神奈川県などに聞いてみると、ここも中止の見通しで、まだ発表していないけれど、というようなことを言っていて、選挙後の上映予定にも影響が及ぶような、そういう話をされていた。つまり(注:増元氏が)当選*40したら(注:選挙後の上映は)特定の政治家を応援することになるのではないかという懸念もあるというような理由でですね、そういうことも検討しているところもあると聞いています。今8カ所とおっしゃったのが、ホームページの8府県10カ所と一致しないので、そのあたり細かい内訳などをお伺いできるかどうか、あるいは残り2カ所はまだ検討中十カ所で答えが返ってきていないという話なのか、その辺いかがでしょう。
(答)
 まだ調整中というところがありますので。地方自治体の判断を尊重したいと思っています。
(問)
 やはり、この映画で増元さんが出演しているということは、公職選挙法上で何か差し障りがあるというような判断なのでしょうか。
(答)
 中立性という視点から、地方も判断されたのではないかと思います。
(問)
 地方が判断されたと言いますが、各自治体で一斉に中止や差し替えをしているので、それなりにこちらのほうからもそういう要請なりヒントを申し上げるなりということを、判断をするにしても、その根拠となるものはこちらでいろいろ材料を提供されているかと思うんですけれども。
(答)
 出演箇所、どういう箇所にどういう内容で出演していらっしゃるかという事実関係の情報提供をしたということであります。

 「結局、政府の方も『上映はやめた方がええ』言うたんでしょう?」と何故かしつこく質問する朝日記者に対し「政治的中立性の観点からやめた方がいい、そういう意見もありますし、他にも啓発映画はありますのでご検討願いたいとお伝えしただけです、あくまでも地方自治体の決定であります」という山谷。よほど巣くう会や家族会、増元の反発を恐れてるんでしょうか。


■「なぜ保守派同士が対立するのか、目指すものは同じはずなのに」という質問が来ました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2886

 コメントとして、何人かの保守派論客同士の対立を挙げ、基本的に、拉致被害者奪還、自主憲法確立など、目指す目標は同じはずなのになぜこのような対立が起きるのでしょうかという質問が寄せられました。コメント自体は申し訳ありませんが公開は致しませんが(そこで挙げられている具体的なお名前と対立については私は触れたくありませんので)、表題の質問に限ってのみ私の考えを書かせていただこうと思います。

 「触れたくない」のは三浦が「保守派A氏とB氏は何故対立するのですか」「保守団体甲と乙は何故対立するのですか」と聞かれ「それはこれこれこういう理由だと私は思います」と言った場合に「AやB、甲や乙に恨まれるかもしれない。それは嫌だ」と三浦が思ってるからでしょう。それは別にいい。問題はこの質問への回答で「具体的人名、団体名」「具体的な対立事件」を書いて具体的に論じることをしないで、「何故同じ右派なのに対立するのか」「何故同じ考えのはずなのに対立するのか」という抽象的問題にして何か意味があるのかと言う事です。
 案の定、三浦は「考えが同じ『はず』なのに対立が起こったケースはいくらでもある」という一般論しか書きません。
 今さら「明治維新の同志なのに征韓論論争で対立しついには西南戦争で『賊軍と官軍』の立場に別れた西郷*41と大久保*42」「軍部権力の増大という方向性では同じなのに方法論では対立した陸軍統制派と皇道派」「極左過激派の内ゲバ」「インド独立派なのに方向性が違ったガンジー、ネール*43一派とチャンドラ・ボース*44一派」「同じ清和会なのに何故か仲が悪いらしい安倍と福田氏」などといった、そうした古今東西の「同志(?)による対立劇」なんか持ち出して一般論を語ることなど誰が望んでるのか。ウヨ仲間に恨まれるのが嫌なら最初から何も書かなければいいのに、中途半端な変な事を書くとは三浦もおかしな男です。

 私は保守派であれ左派であれ何であれ、何らかの政治的価値を信じその実現を目指す運動は、その価値を信じ実現したいと思えば思うほど、対立、論争があって当たり前だと思っています。

 本気でそう思うのならそれこそ三浦は「具体的なお名前や対立」についてはっきり書くべきでしょう。その上で「三浦が考える建設的な論争解決法」でも書いたらどうなのか。
 結局「まともな論争だと思えない。ただの権力闘争や個人的感情論ではないのか。だから関わり合いたくない」とでも三浦が思ってるから名前を出さずに逃げるのではないのか。だったら「くだらない党利党略に関わり合いたくない」とはっきり書いたらどうなのか。
 他にも軽く突っ込んでみます。

比較的流血の少ない変革だったとされる我が国の明治維新

流血が「ロシア革命フランス革命」に比べて少なかったのは
1)外国の介入がほとんどなかった(一方、たとえばロシア革命ではシベリア出兵などの干渉があった)
2)薩長の軍事力が圧倒的で親幕府派は簡単に崩壊した。一方、フランス革命ロシア革命では「革命派と反革命派」にそれほどの軍事力の差がなかったので内戦が長期化した
という「軍事的事情」によるものであって明治維新は平和的な変革だったわけではありません。
 つうか武力討伐を恐れた徳川幕府が「大政奉還した後」、「徳川家も入れた連合政府」にすれば「近代化、中央集権化などと言う意味で」はそうすることは「非」だったかもしれませんが、流血云々という意味では「流血はもっと少なかった」ろうに、徳川家を新政権から完全排除するため、挑発して戦争を起こし「かえって流血を増やした」のが薩長です。

尊王攘夷派内では多くの対立から殺し合いが起きたこと

 こういう書き方はいかがなもんですかね。「安政の大獄(井伊大老による反幕府派弾圧)」とか「戊辰戦争薩長と親幕府派の内戦)」とかの死者は「尊皇攘夷派内の殺し合い」とは表現できないでしょう。


■佐波優子氏に感謝します、ウイグル12ムカーム講演会を紹介してくださいました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2876
 前も書きましたけど「チャンネル桜の常連出演者」で「アパ賞の受賞者」で「都知事選で田母神の応援をして田母神ガールズと呼ばれてた極右・佐波」なんかに「チャンネル桜の番組内で」紹介されても「ウイグルて日本右翼に汚染されてるの?。ペマギャルポを通してウヨに汚染されたチベットみたいに(毒)」「そんな頭のおかしい連中とはつきあいたくないなあ」と良識派には呆れられて距離を置かれるのが関の山ですよねえ。まあ、三浦も佐波と同レベルの極右だから何の疑問もないんでしょうけど。


■12月7日 NPO法人東映像文化振興事業団*45(古谷経衛代表)設立記念上映会‏  あと、インド独立を支援する映画*46も戦時中作られていたようです(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2868
 古屋と言えばチャンネル桜の常連出演者にして、三浦の友人というゴリゴリのウヨです。
 ちなみにこの事業団、公式サイト(http://kotomovie.org/menu04.html)に寄れば古屋が理事長、三浦が副理事長(専務理事兼任)、後で名前が出てくる但馬とやらが理事だそうです。
 「右も左もない」という三浦ですが、つきあってるのは古屋や田母神、西村幸祐のようなウヨばかり、書いてる文章も「打倒中国、北朝鮮」など、ウヨネタばかり、書いてる雑誌も「ジャパニズム」「月刊日本」「正論」と「ウヨ雑誌」ばかりなのだから「ゴロツキ右翼」という本性はモロバレです。こんなゴロツキ右翼・三浦を幹部とする右翼団体「守る会」の構成員でありながら「僕はアンチ右翼」「僕は河野談話支持者」と虚言を吐いて恥じないバカがid:noharraという男です。まあ、もしかしたらid:noharraは「脳が何かの病気に冒されていてまともな思考能力がないので右翼団体『守る会』の構成員でありながら反右翼を公言する、おかしな行為が平気でできる」のかもしれませんが。

 とにかくいい映画を観ようという団体です。興味のある方は是非ご参加ください。この「ハワイ・マレー沖海戦*47こそ、ある意味円谷英二*48の原点であり、もしかしたら最高傑作*49かもしれない。

 やれやれですね。戦時中に作られた戦意高揚・国策映画「ハワイ・マレー沖海戦」を古屋や三浦のような「大東亜戦争自衛戦争にしてアジアの解放戦争」と強弁するウヨが宣伝することが世間にどう見られるかという認識がないのか。
 「映画技術はすばらしい、ストーリー展開はすばらしい」「あの円谷プロ創業者の原点だ」ですむわけがないでしょう。つうか実際三浦らがやりたいことはこの映画を悪用した「戦前肯定」であり、「円谷プロの原点だ」は本心を隠すための詭弁にすぎないでしょうけど。
 「戦艦ポチョムキン*50同時上映はその本心を隠すための偽装行為でしょう。「俺達は左翼が上映運動を行った旧ソ連映画だって上映してるんだ」と。「世間なめるな、腐れウヨ」と説教したい。
 つうかもしかしたらもっと単純に「兵器(旧日本軍の軍艦や戦艦ポチョムキン)格好いい!」とか言う話?。それもばかばかしいと思うけどね。
 まあ、今後三浦がどんな「名画」を紹介するのか注目したいと思います。ウヨとして「樺太1945年夏 氷雪の門」(1974年)辺りを宣伝するのか?(苦笑)
 そして黒澤明監督『悪い奴ほどよく眠る*51』、山本薩夫監督『金環蝕』*52、『皇帝のいない八月*53』、ウォーレン・ベイティ*54『レッズ』*55など権力批判映画というか、ウヨが嫌いそうな映画はやはり紹介しないんでしょうねえ。

あと、この日に但馬オサム氏の同映画への解説は絶対に面白いことを保証いたします。

 ちなみに但馬の名前でググると最初にヒットするのはウィキペ「朝鮮進駐軍」です。

ウィキペ「朝鮮進駐軍
 第二次世界大戦後の混乱期、在日朝鮮人の一部が日本各地で各種犯罪を犯した際、僭称したと主張される名称。
 ただし、フリージャーナリストの安田浩一によれば、日本の保守運動界隈でのみ使用される用語であり、当時の日本政府や連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)等の公的な組織による文書での「朝鮮進駐軍」という用語の存在は認められていないという(安田『ネットと愛国:在特会の「闇」を追いかけて』(2012年、講談社))。
 山野車輪は『マンガ 嫌韓流』(2005年、晋遊舎)の第3話「在日韓国・朝鮮人の来歴」、『マンガ 嫌韓流4』(2009年、晋遊舎)第3話「“朝鮮進駐軍”と日本の戦後史」において、一部朝鮮人が「朝鮮進駐軍」を名乗って暴力事件を起こしたと説明している。また、野村旗守は『嫌韓流の真実!ザ・在日特権』(2006年、宝島社)、『マンガ嫌韓流の真実!』(2007年、宝島社)で、「朝鮮進駐軍」を僭称した一部の朝鮮人が、無賃乗車を駅員に注意されると集団暴行を行ったと説明している。但馬オサムは『ゴジラ御真影サブカルチャーから見た近現代史』(2009年、オークラ出版)で、一部朝鮮人戦勝国民を気取って徒党を組み、治外法権的特権を有するかのように振る舞い、朝鮮進駐軍の腕章をつけて買出しの列車を占拠したとしている。
 右翼団体在日特権を許さない市民の会」(在特会)の大阪支部は、「『朝鮮進駐軍』をご存知ですか?」というチラシを配布し、その中で3万人の朝鮮人からなる犯罪組織「朝鮮進駐軍」が、戦後の混乱期に強姦、殺人、公的機関への襲撃、不動産の不法占拠などの犯罪を起こし、「GHQ連合国軍最高司令官総司令部)の資料」にあるだけでも4,000人以上の日本人が殺されたとしている。2009年に在特会が起こした京都朝鮮学校公園占用抗議事件では、これを「(学校の土地は)朝鮮人に奪われた」というアジテーションの根拠としている。
 しかし、安田『ネットと愛国』によれば、4,000人以上の日本人が殺されたとする「GHQ連合国軍最高司令官総司令部)の資料」の出典は明らかにされておらず、朝鮮進駐軍を写したと言うチラシの写真は、新聞社が1949年に撮影した朝鮮人団体の本部の捜索を行う日本の武装警察官の写る写真に、「武装集団在日朝鮮人集団」「短銃を所持する在日朝鮮人警備隊」といったキャプションをつけたものであった。朝鮮進駐軍が起こした凶悪事件として例に挙げられているものには、1946年の首相官邸デモ事件と1948年の阪神教育事件のような実在が確認できるものもあるが、どちらも大規模なデモ行進が騒擾事件に発展した政治的事件である。首相官邸デモは「在日朝鮮人生活権擁護委員会」、阪神教育事件のデモは「在日本朝鮮人総聯合会」(在日朝鮮統一民主戦線)が開催したもので、朝鮮進駐軍なる組織ではない。事件の犠牲者についても、首相官邸デモ事件では死者は出ておらず、阪神教育事件では犠牲者は出たが、それは日本警察の発砲による在日朝鮮人側の少年であり、在特会の主張とは大きく異なる。

 但馬が三浦のごろつきウヨ仲間であることがよく分かる話ではあります。「朝鮮進駐軍というデマを放言するゴロツキ右翼・但馬」と親しくつきあってるゴロツキ右翼・三浦を「自らの所属団体・守る会の幹部にして恥じないバカ」で「ヘイトスピーカー三浦と親密交際してるにもかかわらずヘイトスピーチ反対と虚言を放言する人間のクズ」が我が親愛なるid:noharraです。小生のような「まともな常識の持ち主」にはおよそ理解できない下劣な男、それがid:noharraです。そしてここまで小生に非難されても何一つ反論出来ない不誠実な男・それがid:noharraです。

 但馬氏の著書「世界の子供たちに夢を〜:タツノコプロ*56創始者 天才・吉田竜夫の軌跡」は涙なくして読めない名作。

 また三浦のくだらない仲間褒めです。ウヨ仲間の駄本を「名作だ、名作だ」て宣伝するのも大概にしろよ。

 手塚治虫の偉大さは十分わかった上で言うのですが、アニメにおける業績としては私は手塚を越えていると思う。

 まあ、そう思いたいのならそれでいいんじゃないですかね。そもそも「アニメにおける業績」なんて物は数量化できるもんでもないですからね。なお、手塚のアニメの功績といえば「虫プロダクション*57設立」「手塚プロダクション*58設立」でしょう。

〜太平洋戦争中の日本映画は、アジアをどのように描いたか〜インドを題材にした映画に関する考察
豊田雅人
http://www.rikkyo.ac.jp/sindaigakuin/sd/research/journal201110/pdf/008.pdf#search=

 この豊田氏の文章について三浦は

この論文全体では批判的に論じられていますが、この「進め独立旗」観てみたいと思いませんか

とするだけで特にコメントしていませんが、小生なりにコメント。
 豊田氏は「現実のインド主流派はガンジー、ネール*59に率いられて、日本と手を組むどころか、英国の対日戦争に協力した上で独立を目指すという路線だったが映画はそれを無視して話を進めているのでインド人に対してはおそらく説得力がなかった」「日本は太平洋戦争開戦前までは英国との対立をできるだけ避けようとしており、政府としてはインド独立運動支援などしていない。映画はそれを反映してか、日本人のインド独立運動支援者が全ていわゆる民間志士になっており、『日本政府はどこへ行ったんだ?』と首をかしげる展開になっている」としています(まあ、これはあくまでも小生の豊田論文への感想ですが)。
 これは三浦としてはコメントしづらいでしょうね。
 豊田氏の感想は見事に日本の開戦理由「アジア民族の解放」がデマであることを指摘しているからです。単に日本はインドを含む英国植民地(マレーシアなど)を日本の勢力圏にしたかったに過ぎないわけです。まあ、これは英国植民地に限らず「米国植民地フィリピン」にせよ「フランス植民地ベトナム」にせよ「オランダ植民地インドネシア」にせよ日本が侵攻した東南アジア諸国は皆同じですが。

 映画は1938年第7回直木賞受賞作の橘外男の『ナリン殿下への回想』を原作に監督衣笠貞之助

 まあ、橘も衣笠も今となっては忘れられた存在ですね。直木賞作家全てが有名なわけではないと。

「力のない独立運動は意味がない。私の失敗は良い例だ」

 日本映画「進め独立旗」での長谷川一夫演じる「インド人独立活動家・ナリン殿下」の言葉だそうですが皮肉にも「チベット独立論なんか今、チベット主流(ダライグループ)は誰も言ってないことの理由」の「簡潔な説明」になっています。
 ちなみに映画の内容的には「力のある独立運動(要するに武力闘争です)万歳→チャンドラボース万歳→ボース支援する日本万歳」つう流れなんでしょうね。

この前李香蘭氏が亡くなりましたが、私は彼女の人生は興味深いけど、映画としては正直それほどのものはないと思っているんですよ

 戦後の彼女は本名「山口淑子」で活動していたわけだからきちんと本名も書くべきでしょうね。

日本人がインド人を演じるってのは無理かな。

インド人活動家を

長谷川一夫轟夕起子森雅之*60中村伸郎*61

が演じ

インド人の独立運動の妨害を画策するイギリス大使「グレーブス」役を斎藤達雄が演じた

事への三浦の感想です。まあ、ぶっちゃけ日本人が外国人をやるってのは無理ですよね(苦笑)。
 岡田眞澄*62みたいな外人的な顔立ちでも無理があるように思いますね。

【追記】
「進め連隊旗」でググって見つけたエントリを見てみましょう。

http://blog.goo.ne.jp/goo1120_1948/e/4691c3b341e1bc871e2b69214620777b
 多分、日本映画史上、これほど珍奇な映画はないだろう。
 何しろ、長谷川一夫轟夕起子森雅之、三津田健等がインド人を演じるのだから、信じがたい。昭和18年の戦意高揚映画である。
 斉藤達雄も、イギリス大使館書記官*63を演じる。
 でも、全員日本語をしゃべっているのだ。
 これで、見た人はおかしいと思わなかったのだろうか。

 まあ、そこはいわゆる「お約束」でしょう。
 「外国人俳優なんか戦前には使えません!(そういうつてがないでしょう)」「日本人俳優は英語なんか話せません!」「仮に話せたとしてもそれ見る日本人は全然面白くありません!」
 で「外国人のはずなのに」日本人が演じてオール日本語と。たぶん「わざと片言で話す」なんてこともなくて「いつも通り日本語ぺらぺら」と。

http://d.hatena.ne.jp/syouni/touch/20040510/p2
 ストレスで胃が三日前後ダメになりかねないつまらなさなので、軽い気持ちで観るのはオススメできません。

 国策映画では良くあることでしょうね。豊田論文も「長谷川一夫ら有名俳優を使った割には興行的には失敗した」と書いています。


中央日報『日米中露の参加なしでは南北統一は難しい(1)』
http://japanese.joins.com/article/323/193323.html?servcode=A00§code=A00&cloc=jp
中央日報『日米中露の参加なしでは南北統一は難しい(2)』
http://japanese.joins.com/article/324/193324.html?servcode=A00§code=A00
中央日報『日米中露の参加なしでは南北統一は難しい(3)』
http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=193325&servcode=a00§code=a00

 ブラント首相*64(1969〜1974年)の側近としていわゆる東方外交を推進したエゴン・バール元東方外交担当相*65へのインタビューです。
 6カ国協議参加国(日米中露)の賛同、了解なしでは南北統一はありえない、東西ドイツ統一も「ソ連の賛同、了解」があったからできたのだというある意味当たり前の話です。この当たり前の考えを南北朝鮮に適用しようとしたのが金大中太陽政策」でしょう。一方、そういう当たり前の考えができないのが巣くう会のようなウヨです。


■スーパーゲームズワークショップエンタテイメント『最初からある程度分かりきった事』

http://roodevil.blog.shinobi.jp/Date/20141127/

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141121-00000012-jij-int
時事通信北朝鮮外交官にビザ発給せず=日本人遺骨めぐるシンポ中止』

 おいおい、人的往来の制裁は解除したんじゃなかったのかよ? それなのに入国拒否? 結局日本という国にとって国際的な約束なぞ関係ないって事か。恐らく本音を言えば、一か八か新しい拉致被害者の情報が出て来るかもしれない事に賭けて交渉を再開したが、やっぱ無理そうな事が分かったんでこういう行為に走ったという事だろう。まあ、仮に新しい情報が出て来たとしても日本は朝鮮と関係改善したり、ましてや国交正常化や経済協力(植民地支配に対する補償・賠償にあらず!)の金を出すつもりなど最初から全くなかっただろうが…。朝鮮を最大の「仮想敵国」として、日本軍拡化の口実に最大限利用する事しか頭にない。そんな事は最初からある程度分かりきった話だ。
以下にまとめる。

・日本は対朝鮮の人的往来制裁を解除したにも関わらず、明確な理由もなしに朝鮮外交官の入国を依然として拒否し続けている。明らかに日本は国際的な約束を勝手に破っている。
・日本側は日本人配偶者や残留日本人などの去就には全く興味がなく、朝鮮側がそれらについてどれだけ詳細な情報を調べて提供しても、それに日本側が見返りを与える事は一切ない。
・日本は朝鮮民主主義人民共和国という国を「いずれソ連や東欧共産主義諸国のように崩壊してなくなる国(もし自壊しなければ、日本自ら裏で手を回してでも崩壊させる)。遅かれ早かれなくなる国相手に修交したり大金をやってどうする」と思っているという事。この認識が根本的に変わらない限り関係改善は極めて困難。

 まあビザ発給拒否は全く説明のつかない暴挙でしょうね。正直、安倍政権はこれをどう説明する気なのか。安倍政権は一体何を考えてるのか。このエントリのような悲観論が出るのは「ビザ発給拒否の無茶苦茶ぶり」を考えれば全く同感です。本来家族会がこうしたことは批判すべきなのですがそうでないから絶望します。


■【12月13日東京代々木】「南モンゴル文化促進会」主催 南モンゴル講演会のお知らせ : モンゴル自由連盟党
http://freeasia2011.org/japan/archives/3724
 三浦が宣伝する極右団体「アジア自由民主連帯協議会」サイトに乗った文章です(なお,三浦は協議会の理事です)。

今回は、内モンゴル出身の二人のモンゴル人学者を招き、その立場から語られる近現代への見解を学ぶ機会としたい。

という二人の学者のウチ「ウルゲディ・タイブン氏」は日本語の著作がないので評価のしようがありません。
 一方「ボルジギン・フスレ氏(昭和女子大学人間文化学部国際学科准教授)」は日本の大学で教員をしていることもあって

中国共産党・国民党の対内モンゴル政策(1945〜49年):民族主義運動と国家建設との相克』(2011年、風響社)、『ハルハ河*66ノモンハン戦争*67と国際関係』(編著、2013年、三元社)

と言った本があるようです。小生はこうした専門書まで読む元気も能力もないので読む気はありませんが例の「楊海英*68静岡大学教授の著書」と読み比べたりすると面白いかも知れません。
 最近の楊氏はどうも「ペマ・ギャルポ路線(日本ウヨとの野合路線)」に突入しつつある*69ようですが、フスレ氏にはそういうことがないよう望みたいものです。つうのもフスレ氏が今回講演する「モンゴル自由連盟党」のようなこの種の「日本の自称少数民族団体」は「敵(中国政府)の敵は味方」理論で、平気で日本ウヨと野合してますので、どうしても「フスレ氏=第二の揚氏=第二のペマ=第二のイリハム・マハムティ=日本ウヨと公然と野合、ペマのように南京事件否定論かますとか暴挙にはしる」という危惧は感じざるをえません。まあ、「何があってもペマ批判しない自称チベット支持者」Mukkeさんとかは仮にそうなっても「内モンゴル人が日本ウヨと野合しても仕方がない」とか言って擁護しちゃうんでしょうけど。
 なお,フスレ氏の名前でググって見つけた某氏のツィート。フスレ氏について何か知ってるわけではないので特にコメントはしません。

https://twitter.com/murawaki/status/94613053265543169
Murawaki
‏ フスレの『中国共産党・国民党の対内モンゴル政策(1945〜49年)』を読んでる。中国で人畜無害な研究で業績をあげておいて、日本に留学してから危ない現代史の研究をやるという面従腹背メソッドは、楊海英*70もやってるけど、持続可能なのかな。


週刊ポスト12/5号の「総連ビル関係記事(多分公安リーク)」

http://www.news-postseven.com/archives/20141123_288467.html
 さる11月4日、最高裁は総連の不服申し立てを棄却し、マルナカHDへの本部ビル売却が確定した。
 これが額面通りに受け取れないことは、これまで総連に不利な司法決定が出るたび日本に強く抗議してきた北朝鮮が今回は沈黙していることからも読み取れる。日本政府関係者の話だ。
マルナカはすでに落札代金を裁判所に納付しており、月内にも所有権移転手続きが完了する。それでも北朝鮮本国や総連が静観しているのは、売却後も総連が本部ビルを継続使用できるスキームがすでに整っているからに他ならない」
 この政府関係者によれば、そのスキームとはこうだ。総連からビルを取得したマルナカHDは他の不動産会社Xにビルを転売する。しかし、そのX社は間もなく、さらに他のY社に売却する。そのY社というのが、実は総連に関連する会社であり、そこが総連に賃貸契約で貸し出す。そうすれば、総連はビルから退去する必要はなくなる──というものだ。
「『三角取引』のスキームは10月末までにできあがった。最終的には外務省を通じ、日朝の政府間で了解を得たと聞いている」(前出・政府関係者)

 まあ、真偽不明*71*72ですが「日朝交渉を潰したい公安警察サイド」と「続けたい外務省サイド」が「安倍自公政権北朝鮮」など関係各位を巻き込みながらこうした「暗闘」「情報工作戦」をしているのは事実なのでしょう。でこの記事は公安サイドのからのリークで書かれた記事だろう、週刊ポストは公安とつながってるのだ*73ということでしょう。

*1:ジャコバン派の指導者

*2:マラーを暗殺したジロンド派の活動家。殺人罪で死刑に処された

*3:戦争直後の日本なんか貧乏のどん底でしたけど、だからって泥棒ならともかく戦争直後の日本で強盗殺人が正当化出来るのかて、言いたいですよねえ。

*4:改憲派にして原発推進

*5:モーニング連載漫画「カバチ」のこと

*6:誤記ではありません

*7:少年犯罪

*8:離婚訴訟、相続争いなど

*9:一般の刑事裁判や民事訴訟は出てこないと言うことです。

*10:そもそも局地戦ならともかく、「日中戦争」のような総力戦、全面戦争では「戦時にメディアが戦争批判すること」はとてつもなく難しいことです。日中戦争に限らずベトナム戦争なども戦争末期はともかく初期はろくに非難なんかありません。

*11:後に山本『朝日新聞の中国侵略』(2011年、文藝春秋社)として刊行。

*12:国体という言葉が日本では「戦前の天皇制国家」とほぼ同義であることを考えれば三浦の物言いは無神経にも程があります。大体「国家(チベット亡命政府)と区別されるチベットの国体」て何なんでしょうか?。ダライラマ?。チベット仏教?。しかし今や「少なくとも建前では」ダライ一派(チベット亡命政府)すら「ダライ制度やチベット仏教は伝統文化」とはしても「国体だ、チベット国家にとって絶対に必要なものだ」なんて時代錯誤なことは言わないでしょう。

*13:当時の南ベトナムベトナム共和国)の首都。現在はホーチミン市と改名されている

*14:原文のまま。コメ欄で指摘がありますが40周年が正しい

*15:正式名称はベトナム民主共和国(後にベトナム社会主義共和国に解消)

*16:民主を離党して結局次世代に行き「都議を辞めて国政を目指した」吉田が「衆院選落選で無役」になったことは実に皮肉である。まあ、吉田のようなバカが政治家でなくなったことは大変いいことだが。

*17:前副代表、元代表でもある

*18:アベノミクスへの期待とか、『自民党の先生が地元に引っ張ってくる補助金や箱物』とか言ってもいいでしょう

*19:日本文学研究者。著書『日本文学を読む』(1977年、新潮選書)、『日本語の美』(2000年、中公文庫)など

*20:日本政治研究者。著書『代議士の誕生:日本保守党の選挙運動』 (1971年、 サイマル出版会)、 『「日本型政治」の本質:自民党支配の民主主義』(1987年、TBSブリタニカ)など

*21:著書『エミリー・ディキンスン:不在の肖像』(1989年、大修館書店)、『詩人たちの世紀:西脇順三郎エズラ・パウンド』(2003年、みすず書房)など

*22:イタリア首相、ファシスト党統領

*23:著書『フランス中世断章:愛の誕生』(1993年、岩波書店)、『ヨーロッパ中世人の世界』(1998年、ちくま学芸文庫)など

*24:ドイツ首相、ナチス党首、ドイツ国防軍最高司令官

*25:「総連議長」氏のこと

*26:イラン最高指導者。現在の最高指導者はハメネイ(ホメイニ生前に大統領を務めたことがある)。任期は終身だが「選出されるのはイスラム学者から」「選出するのもイスラム学者」「行政府の長は公選大統領(最高指導者でも大統領を簡単には排除できない)」と言う意味では一般的な「任期終身の独裁者」とは性格が違う。

*27:もしかしたら1989年のホメイニ死後は実質はかなり脱ホメイニ化してるのかもしれませんが

*28:ホメイニが原理主義と呼べるかとか、ホメイニが原理主義だとしたら三浦が言うほどイスラム原理主義は現実遊離ではないんじゃないかて気がしますが。

*29:安倍や外務省はともかく財界人がそんな事言う必要はないと俺は思いますが。

*30:小津安二郎映画『晩春』(1949年)、『麦秋』(1951年)、『東京物語』(1953年)、『東京暮色』(1957年)、『秋日和』(1960年)、『小早川家の秋』(1961年)でヒロインを演じた

*31:そういうものは日本の勧善懲悪時代劇「必殺仕事人」が面白いとしても、荒唐無稽だったように、往々にして荒唐無稽になるわけですが

*32:国家主席朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*33:国防委員長、朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*34:まあ、応対するのが精神的にきついってのもありますが

*35:内モンゴル自治区のこと。日本ウヨは外モンゴルモンゴル国)を北モンゴル内モンゴル南モンゴルと呼ぶことが多いらしい。

*36:他にもあるでしょうが、小生も詳しくないのでコメントしません

*37:ただし、たまに北朝鮮攻撃することはあります。

*38:「増元氏」とはっきり言わない点が興味深い。

*39:荒木、西岡、島田の講演会よりはマシだと思います。

*40:まあないでしょうけど。ただ増元が落選しても「次世代の政治活動を続ける」のであれば事情は変わりません。

*41:参議、陸軍大将、近衛都督

*42:大蔵卿、内務卿を歴任

*43:初代インド首相

*44:自由インド仮政府首班・インド国民軍司令官

*45:三浦らウヨがこんな団体を作るまでもなく『午前十時の映画祭』などこの種の試みは既に存在します。

*46:日本軍のチャンドラ・ボース支援宣伝映画を「インド独立を支援する映画」と表現する辺りはさすがウヨの三浦です。

*47:1942年制作。1941年12月8日の真珠湾攻撃および12月10日のマレー沖海戦の日本軍勝利を描いた戦意高揚映画。なおウィキペ「円谷英二」によれば、円谷が戦時中、数々の戦意高揚映画に特撮監督として関与したことがGHQに問題視され1948年に公職追放をうけます。ちなみに,この映画、特撮監督は円谷ですが、総合監督は山本嘉次郎です。山本に触れられないで「円谷、円谷」という辺り、三浦も「特撮がスゲエ」としか言えないのかと思うと苦笑します。

*48:代表作として「ゴジラ」(1954年)、「ウルトラQ」、「ウルトラマン」(1966年)

*49:普通はゴジラウルトラマンをあげると思います。

*50:エイゼンシュテインの代表作。1905年ロシア第一革命で起こった「戦艦ポチョムキン反乱事件」を描いている。なお、1946年に製作に取りかかった「イワン雷帝」がスターリンに「スターリン独裁批判」と見なされその後、エイゼンシュタインは映画製作から撤退、後進の指導に専念した。なおウィキペディア戦艦ポチョムキン」曰く『この映画で最も印象的とされるのは「オデッサの階段」と言われる約6分間の場面で、「映画史上最も有名な6分間」と言われる。特に撃たれた母親の手を離れた乳母車が階段を落ちていくシーンは、ブライアン・デ・パルマ監督の『アンタッチャブル』など後の映画でも引用されている。だが史実によると「オデッサの階段での虐殺事件」というものは存在しない』。

*51:1960年公開。ウィキペに寄れば日本未利用土地開発公団副総裁(森雅之)の権力犯罪に三船敏郎演じる主人公が立ち向かうが力及ばず暗殺されるという落ちであり、「七人の侍」(1954年)、「用心棒」(1961年)、「椿三十郎」(1962年)のような爽快感はないまま終わる。

*52:石川達三の小説の映画化、1975年公開。いわゆる「池田首相の九頭竜ダム疑惑」をテーマにしている

*53:1978年公開。この時代は米ソ冷戦を背景に山上たつひこ『光る風』(1970年)、藤子不二雄A赤紙きたる』(1971年)など、山本映画と似た問題意識(軍国主義の危機)の作品は珍しくありません。

*54:俺たちに明日はない』(1967年)のクライド役として知られる。

*55:「世界を揺るがした10日間」で知られる左派ジャーナリストのジョン・リードを描いた。1981年アカデミー監督賞受賞作

*56:公式サイトhttp://www.tatsunoko.co.jp/。小生にとっては「ガッチャマン」(1972〜1974年)、「タイムボカンシリーズタイムボカンヤッターマンゼンダマンヤットデタマン逆転イッパツマンイタダキマン)」(1975〜1983年)でなじみ深い(なおタイムボカンシリーズで毎回「悪の女首領」を演じていた小原乃梨子氏もなじみ深い)。が最近の子どもはそうでもないかもしれない。ウィキペ「タツノコプロ」によれば現在は日本テレビタツノコ株の過半数保有しており、日テレの子会社になっている(東洋経済オンライン『日テレが、タツノコプロ買収で目指すこと(上)』(http://toyokeizai.net/articles/-/54509)、『日テレが、タツノコプロ買収で目指すこと(下)』(http://toyokeizai.net/articles/-/54582)も参照)。

*57:1961年設立、1973年倒産。代表作として「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」。なお現在の虫プロダクション(新虫プロ:公式サイトhttp://www.mushi-pro.co.jp/)は「旧虫プロ社員有志」によって設立されたという意味では旧虫プロと関係があるが直接の資本関係、人的関係はない(ウィキペ「虫プロダクション」参照)

*58:1963年にもともとは手塚漫画の版権管理を目的に設立されたが、1973年の虫プロ倒産後はアニメ制作も手がけるようになった。現在、宝塚市手塚治虫記念館や京都駅ビルにあるKYOTO手塚治虫ワールドの運営、手塚治虫文化賞の実施なども手がけている。公式サイトhttp://tezukaosamu.net/jp/(ウィキペ「手塚プロダクション」参照)。

*59:インド初代首相

*60:溝口健二雨月物語』、黒澤明羅生門』『悪い奴ほどよく眠る』、成瀬巳喜男浮雲』、今井正『武士道残酷物語』などで知られる名優

*61:小津安二郎監督『彼岸花』『秋日和』『秋刀魚の味』、テレビドラマ『白い巨塔』の「東教授役」で知られる名優

*62:ウィキペに寄れば日本人とデンマーク人のハーフだそうですが

*63:原文のまま。三浦が紹介する豊田論文の「大使」と違うのでどちらかが間違ってるのだろう。

*64:西ベルリン市長(1957〜1966年)、キージンガー内閣副首相兼外相(1966〜1969年)を経て首相。1971年ノーベル平和賞受賞。

*65:西ベルリン市長、キージンガー内閣外相時代からのブラントの腹心。ブラント内閣東方外交担当相(1972〜1974年)、シュミット内閣経済協力大臣(1974〜1976年)を歴任

*66:ノモンハン事件のおこった場所

*67:ノモンハン事件というと「ソ連関東軍」と思いがちですが場所はモンゴルでありモンゴル軍の存在を忘れてはいけません。

*68:どうでもいいことですが同じモンゴル研究者でありながら「タイブン氏」「フスレ氏」と違い「楊氏」だけ「中国人(つうか漢民族)ぽい名前」てのも興味深い気がします。

*69:早急に撤退することを強く望みます

*70:楊氏の場合は主として文革研究でしょうか?

*71:いずれにせよ1)安倍政権はこんな記事は当然否定するでしょう。また、2)こういう記事を家族会、巣くう会は無視するでしょう。

*72:Y社とやらが「総連に関係する会社」だったら「賃貸容認」にはもしかしたら法的問題(つまり違法ではないかと言う事)が発生するかも知れません。ただし少なくとも「賃貸容認それ自体」はそうした特殊事情がない限り、違法行為でも何でもありません(たとえばマルナカによる賃貸容認は違法でも何でもないでしょう)。「立ち退きが当然」であるかのようなポスト記事ははっきり言って間違っています。

*73:「メディアが公安の情報操作に荷担してそれでええんか」とは思います