「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート86(追記・訂正あり)

■12月1日(モンゴル講演会)2日(アジア民主化集会)のお知らせ(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2114
 以前アジア自由民主連帯協議会が紹介したウヨ集会を三浦も紹介してると言う話。なお1日の集会は三浦が司会だそうです。
 「ついに楊海英先生もウヨに取り込まれたか」と複雑な心境です。一日も早く「ウヨから離脱すること」を願ってやみません。さすがに司馬遼太郎賞受賞者*1は「反中国怪文書を垂れ流すペマ・ギャルボのレベル」にまでは落ちないでしょうが、それにしたって不幸な話です。せっかく国基研集会からトンズラしたのに。しかしウヨの「何が何でも楊海英を取り込む」という執念って恐ろしいな。

南モンゴル内モンゴル自治区) も、 かって60年代に大虐殺が行われ

 60年代ってのは要するに文革時代(1966〜1977年)ですね。楊先生の司馬賞受賞作『墓標なき草原(上)(下):内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2009年、岩波書店)が取り上げてる件でしょう。
 「文革期には漢民族も酷い目にあった」という点に注意が必要でしょう。

民族問題解決のためには何をなすべきかを考える講演会を開催

 本当にそうならいいですけど「協賛:アジア自由民主連帯協議会」「司会:三浦小太郎」ではねえ。眉唾物ですな。


■守る会機関誌「かるめぎ102号」(2013年11月号)
http://hrnk.trycomp.net/karumegi.php?eid=00086
 個人的には、『書評:「北朝鮮はどんなふうに崩壊するのか」(恵谷治、2013年、小学館101新書)』という記事に大笑い。いまだにこいつらは「北朝鮮は崩壊する」とさけぶ「崩壊するする詐欺」をやってるのかと思うと呆れます。昔はお仲間だった「関川夏央」なんか以前も指摘しましたが、「完全に北朝鮮商売から足を洗った」というのにねえ。


ウイグル問題の本質は民族独立だ
http://sakainobuhiko.com/2013/11/post-234.html
 久しぶりに酒井信彦に突っ込んでみましょう。
 もうタイトルからして絶句。「少なくとも建前では世界ウイグル会議は独立を求めてない」のに部外者の日本人・酒井がこんな事を言うのは迷惑以外の何物でもないでしょう。

チベット問題やウイグル問題を、中共の人権問題として認識することが、当たり前のようになっているが、それは完全な誤りであり、はっきり言ってしまえば、意図的に行われている曲解である。

 『何故人権問題というと曲解なのか』、というと『独立問題としないと自治権拡大という回答も出てくるから』です。酒井にとってあくまで大事なことは独立であって「それ以外の回答」は回答ではないわけです。まあ、無責任きわまりない話です。独立か自治権拡大かなんてことは中国とチベットウイグルの交渉で決まることで部外者がどうこう言う事じゃない。大体、「少なくとも」建前では世界ウイグル会議チベット亡命政府も独立要求などしていないのですが。

西トルキスタン*2が独立できて、東トルキスタン*3が独立していけない理由など、あるわけがない。

 まあ、西トルキスタン東トルキスタンに限らず、北海道だろうと、沖縄だろうと、どこだろうと独立したければすればいいんですけどね(政治的現実性、妥当性はひとまずおく)。ただそういうことは当事者が決めることで部外者が無責任に放言していい事じゃない。

特に頭の愚かさと心の醜さを、見事に露呈してしまっているのが、我が日本国の「歴史の反省屋」たちである。彼らは今でも頻りにシナや朝鮮への侵略の過去を反省しているが、言葉とは裏腹に、実は反省など全くしていない。本当に反省しているのであれば、現実に行われている、シナ人による残酷無比な、チベットウイグルへの侵略を、黙って見ていられるはずがない。侵略を一日も早く止めろと、忠告しなければならない。

 ばかばかしい。日本がした酷いことは反省して当然でしょう。居直る酒井のようなバカ右翼こそおかしい。そして酒井の言う「反省屋」だって多くは中国批判していますが、隣国ですしあまり無茶苦茶な非難も出来ないわけです。

要するに「少数民族」も「〜族」も、独立する資格がない存在と決めつけて、侵略を正当化するために生み出された、侵略用語なのである。

 ばかばかしい。何で「少数民族」と書くと「独立否定」になるんでしょうか?。意味がわかりません。


■TBS「世界の日本人妻は見た!」(2013年11月26日)を見る
 久しぶりに暇つぶしのテレビ視聴(最近あまりテレビを見てないが)。
 今日のネタは「モンゴルの遊牧民男性に嫁いだ日本人妻」。
 で、旦那さんは「小学校卒(あちらの小学校がどのレベルか知りませんがいずれにせよ小卒では近代的職業は無理でしょう)で遊牧民生活」だそうですが奥さんは「日本人だから遊牧への思い入れがあまりない」ということもあるんでしょうが、「これからの時代、遊牧民で食ってけるかわからない」「最低限の学力はつけたい」ということで子どもさんと一緒に首都ウランバートルに住んでそこの学校に通ってるんだそうです。
 昔は「国民の70%台」だった遊牧民も近代化の波で今や「20%台」。まあ、何が言いたいかと言えば「内モンゴルの近代化」に中国批判どころか、

http://freeasia2011.org/japan/archives/2707
 モンゴル人の生活するモンゴル高原では、年間平均降水量がわずか300ミリ弱、それに寒冷や強風の気候条件、砂地という条件が加わっている。中国人たちが、南モンゴル地域で畑や水田が作られたことを成功といっているが、それは一時的なものに過ぎない。モンゴル草原は農学的に見ても開墾に耐えられない、非常に砂漠化しやすいところなのだ。だからこそ放牧という、土地にあった知恵が生まれたのだ。

 などと抜かす、つまりは「遊牧万歳」とか抜かしてた「内モンゴル活動家」が「アジア自由民主連帯協議会」サイトに登場しましたが今や「外モンゴル」だって「遊牧民」なんて時代の波にのまれつつあるわけです。内モンゴルの問題は「近代化それ自体」ではなくて「やり方」でしょうね。

参考

http://www.tulip-tv.co.jp/tvinfo/detail/index.html?TID_DT03=79956263
 モンゴル在住7年遊牧民に嫁いだヒサコさんは、伝統的な家・ゲルで夫と息子の3人暮らし。苛酷な生活だが、いつも笑顔で楽しそう。 そんな彼女のお困りごとは、夫がお金に無計画すぎること!。欲しい物は何でも家畜を売って衝動買い…って、ドユコト!?*4。もうひとつの悩みは一人息子の教育問題。週末は草原のゲル、平日は妻と息子だけで学校がある都会のマンションという二重生活について生粋の放牧民の夫はご不満な様子。


■すごいマンガ読んだ・・・・「男の条件」(川崎のぼる梶原一騎)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2100
 川崎のぼる梶原一騎作品なのに、同じコンビで作られた人気マンガ「巨人の星」とは違い無名で、最近復刻されたというびっくりの話です。要するにこのマンガは残念ながらあまり受けなかったのでしょう。

ストーリーだけを紹介するとこれはギャグ漫画ではないかとすら思わせる

 まあ梶原原作マンガは代表作「空手バカ一代*5」の「大山倍達の牛殺し(殺せるわけがない、というかそもそも何で殺すのか?)」にしたって、「巨人の星」の「消える魔球(消えるわけがない、つうかあれはルールに抵触しないのか?)」にしたって、「タイガーマスク*6」の「虎の穴(こんな怪しい組織があるわけがない)」にしたって、まじめに考えれば「ギャグかよ」と言いたくなるとんでもないものが多いですが。読者を引きつけるためのはったりのわけですが「もう少し何とかならなかったの?」と思う。
 それでも人気マンガとなったのは「そうした不自然さをたいした事じゃないと感じさせるだけの魅力があった」ということなんでしょうね。現在はともかく、少なくとも当時においては。

彼に言わせればこの作品には「男*7がえがけておらん!」と言う一言で全否定されてしまうのだ。

 「スポ根マンガの大家」梶原一騎本人を連想させる主人公です。
 さて三浦の紹介では今ひとつわかりにくいので、ググって見つけたブログを紹介しましょう。

http://mangabruce.blog107.fc2.com/blog-entry-244.html
梶原一騎(13) 川崎のぼる 1 「男の条件」1
 主人公の名は旗一太郎
 中卒*8で工場勤務の労働者(つまり工員)である彼が、漫画家・青山*9の元へ行く所からスタートします。
 その訪問の目的は、人気連載中の漫画「男の花道」で出てきた旋盤の形がおかしいからと、同じ工場(中略)で勤務する気の弱い漫画好きの同僚が、作品の世界の現実感が薄れたとショックを受けているので、正確な形を(注:青山に)教えるため。
 もちろん門前払いをくらうが、張り込んで尾行し、BARで青山らがヤクザに襲われた所を助け、しかしその時頭をビンで殴打されて出血。
 すかさずその流れた血をインクにして床に旋盤の絵を描く・・・熱い漢・一太郎である。
 その時の精密なデッサンを青山に認められてアシスタントになるが、青山の手伝いにやってきた漫画家の男谷草介が登場し、一太郎の運命も変わる。
 その男・男谷草介とは、とんでもない赤貧暮らしをしても、己の信念を破る商業漫画は描かない(中略)のです。
 そして一太郎は草介に魅かれ、彼に弟子入りします。
 そのためたった一日で売れっ子漫画家の青山邸からは出てしまうのですが、ここで知り合った人物でもう一人、重要な人物がいました。
 いつも心を求める一太郎に対し、見た目のカッコ良さを求めるキザなライバル・月影光。
 こいつは一流漫画家になるためには手段を選びません。
 この二人の特徴とライバル関係は、完全に「巨人の星」の星飛雄馬花形満なんですよ。しかも外見も含めて!
 読んだ人の誰もが思う事だけど、一応書いておきます。
 ともかく漫画家修行に命を賭ける事を改めて誓った一太郎と草介は、修行の一環+生活費稼ぎとして、まず紙芝居で下町の子供達と勝負し、見事に勝つ…が、その直後暴力団に潰される。
 その暴力団の親分が、何と女子高校生(!!)の、(中略)風巻美香です。
 (中略)
 ここで引かない一太郎達は、美香と勝負する事になるのですが、それが紙芝居でガリ勉の弟・風巻長五郎を感動させてみよ。できなかったら右腕一本貰う…という、激しいものです。
 そう、男の世界に半端はない!
 で、結局長五郎は紙芝居の間中わめき、怒らせて終わるのですが、
 お涙ちょうだいがなにも感動のすべてではない 人の心をしんそこゆさぶり つきうごかせば これすなわち感動!
という事で、結果一太郎達の勝利!
 さらにあの、広場で子供達に見せた自作紙芝居「おれたちの旗」を漫画にしてデビューする話が舞い込む。
 しかし…ここであの月影光。奴が策略をめぐらせて盗作し、一足先に発表。
 しかもそれを知らずに出版社に持ち込みした一太郎達が盗作者の濡れ衣を着せられ、出版社からも追放の身に…

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 ここまでが上巻・風雲編のお話でした。

http://mangabruce.blog107.fc2.com/blog-entry-247.html
梶原一騎(14) 川崎のぼる 2 「男の条件」 2
 あの上巻で一太郎らに感動させられた、大暴力団の息子だがガリ勉のモヤシっ子・風巻長五郎が、アシスタント志望のふりして自ら月影光の元へ行く。
 もちろん光の嘘を暴き、一太郎らの身の潔白を証明する証拠を探しに行ったのです。
 ついに証拠を見つけた長五郎と、その身が心配で張り込んでた一太郎でしたが、取っ組み合いの末、光は最後の反撃で二人を縛り、証拠を持って逃げ出します。
 故郷へ逃げる光。単身追う一太郎
(中略)
 そこで故郷に錦を飾ったと、得意顔で自身の漫画が掲載された雑誌を配る光は本名が山野権太で、こんなテレビも雑誌も無いような田舎ですら村八分の扱いを受けていたために、わずかばかりの絵の才能にすがって上京していたのだと分かります。
 あの異常なまでの成功欲やカッコよさへの憧れの源もここにあったのですね。
 しかもたった一人残した母親に対する孝行を見てしまい、もう全てを許して去る一太郎でした。
 それからの一太郎は、(中略)新たに大地雷助という漫画家志望の友と出会い、盗作の汚名をきた身ながらも挑戦できる"懸賞まんが"に応募する事に目標を定めます。
 そして人生の敗残者たちのふきだまりであるドヤ街で、日雇い仕事をしながら、血を売ったり*10、何とか腹ペコをしのいで夜に漫画を描く生活。
 ついに人間の冷たさを描いた氷のような作品「非情の街」を描き上げ、ついに一太郎の天才が認められて満場一致で当選!!
 しかし…内容に間違いがあったと、その当選を辞退し、取り返した原稿をやぶいてしまいます!もったいない!!
 つまり
『やはり 人間は美しい!、旗一太郎、まんがにはかぎりなき人間信頼を高らかにうたいあげよう!』
と、決めたのです。
 それから、『当選した栄冠よりも とりかえした芸術家魂にほれこんだ』という星空文庫社長・夢野天一郎から作品の依頼を受けるのです。
 社長といってもこの出版社は社員が社長の夢野一人。
 しかも借金の山の中から、家を売った最後の金で一太郎に賭けたいと言う。
 話を聞いてそれを快諾し、『わかりましたっ!』と言う一太郎の目に炎!
 まさに「巨人の星」と全く同じく、目の中に炎が燃えています!
 続けて『士は己れをしるもののために死すといいます おれに才能があるかどうか……しかしこの血でえがきぬいてみせます!』と、一太郎の言葉。
 いよいよ草介と雷助の協力も受けて、新作「ある無名まんが家の戦い」が完成!!
 日雇い仕事を続けながら日々を過ごす一太郎の元に、作品が地道に増刷を重ねて売れている、つまり勝ったとの報せが入るのです。
(中略)

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 これで終わりです。
 根性至上主義というか、常人ではやれない命がけの努力をして栄光を掴むという、梶原が少年向け漫画にしばらく描き続けていた思想そのままに、"漫画家への道"にまでスポ根の世界を作り上げた作品でした。


渡辺京二氏の「江戸という幻景」*11から実にすばらしいエピソード 新橋の狸屋敷(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2094
 「バカウヨ」の三浦が褒めてると言うだけで渡辺の本は読む気になりませんが、褒めてる内容も酷いですね。三浦を信じる限り渡辺とは「江戸時代をひいきの引き倒しで褒めるバカ」にしか見えません。
 もちろん江戸時代は「何もいいことがなかった暗黒の時代」ではないでしょう。しかしだからといって「一揆や打ち壊し」「飢饉による餓死」などの負の面を無視して褒めまくってるらしい渡辺も異常です。
 「江戸時代にはいい面もあれば悪い面もあった」と見るのが妥当な見方でしょう。

寛政年間から天保にかけて、江戸新橋で易者をしていた成田狸庵。この人は武士から易者となり、タヌキを飼うことに一生の喜びを見出し、易の仕事もその日の収入が百文を超えると(今のお金だといくらかな?2000円から3000円か?三浦)商売はストップ、後は家に帰って狸と遊ぶ。

 ググったところ、この成田狸庵については森銑三*12『増補・新橋の狸先生:私の近世畸人伝』(1999年、岩波文庫)と言う本があるようですね。
 こういう狸庵のような人はある意味幸せでしょうが、江戸時代に皆が皆このように「能天気に(?)」生きられたわけでもないでしょうに何で江戸時代を褒めまくるかねえ。

この本に出てくる江戸人の死生観、というかいつでも死ねるという心持は実にすばらしいものがあります。

 というよりそうとでも思わないと生きてられないってだけでしょ。江戸時代なんて食糧事情も衛生状況も今と比べたら悪いし当然寿命も短いでしょうから。江戸時代が今みたいに「平均寿命80歳」だったら「いつでも死ねる」なんて気持ちにはならないでしょうね。


産経新聞教科書検定基準見直し 政府見解反映、世界の常識』
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131116/edc13111600520000-n1.htm
 アホかとしか言いようがないですね。「政府見解反映が常識」なら「朝鮮学校教科書が北朝鮮政府の見解を反映すること(産経は非難し無償化除外の理由の一つにさえしていますが)」は何ら問題ではないでしょう。そうは思いませんか、id:noharraさん。
 一方「いや朝鮮学校教科書は問題だ」と言うなら「政府見解反映は常識」で片付けるのは問題がありすぎる。「日本と北朝鮮は違う」なんてのは詭弁でしかありません。
 産経は「理路整然とした矛盾ない考え」なんて気持ちはまるでなくてその場しのぎでデタラメ言うからこういう矛盾が生まれるわけですが。
 大体政府見解云々というなら、産経が敵視してる「村山談話」「河野談話」は未だ政府見解なんですけどね。産経の言う政府見解とはどうせ「自衛隊合憲論」とかそういうことでしょうけど。


■関東学習会報告 前川恵司さん『写真で見る帰国事業』
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01048
 帰国事業批判はまあいいとして何故か帰国事業批判をするにおいては「主張する必要もない」無茶苦茶な「朴チョンヒ軍事独裁政権擁護」がセットになる当たりがさすがネトウヨの三浦です。自称「アンチネトウヨ」の癖に、ネトウヨ三浦が自分の入ってる会(守る会)の副代表でも批判しないid:noharraは頭がおかしい(そしてこういう批判をガン無視して恥じないid:noharraは人格も低劣)。ちなみに三浦の無茶苦茶な朴独裁擁護は以下の通り。

岩波新書の「韓国からの通信*13」に触れ、確かに、事実としてはあの本に書かれていたことはあったことかもしれないけれど、それがあまりにも上からの視点というか、一面的にだけに韓国の姿が否定的に書かれていたこと、軍事政権下とはいえ庶民が生き生きと生活し経済発展の基礎がつくられていたことが無視されていたことを挙げ

やれやれですね。「トウ小平*14時代の中国」にだって「共産党一党独裁下とはいえ庶民が生き生きと生活し、現在の経済発展の基礎がつくられていた」でしょう。訪朝したファンキー末吉氏の著書『平壌6月9日高等中学校・軽音楽部:北朝鮮ロック・プロジェクト 』(2012年、集英社インターナショナル)や小倉紀蔵*15の著書『新聞・テレビが伝えなかった北朝鮮』(2012年、角川書店)によれば今の北朝鮮は以前よりかなり経済状況が良くなっているようです。
 しかし三浦のようなウヨは共産党独裁(特に連中が異常なまでに嫌ってる中国、北朝鮮)に対してはそんなこといわないわけです。そしておそらくそういう人を「中国、北朝鮮一党独裁などの問題点を擁護するのか」と非難する。
 そのくせ、朴の独裁は「そういう中でも庶民にはそれなりの幸せがあった」だの「経済発展の基礎を築いた」だのいって擁護するのだから、どれだけふざけてるのかと思います。


■私が選ぶ日本の酔いどれミュージック(2)憂歌団の歌うジャズはまさに「小唄」
http://miura.trycomp.net/?p=2076
 どーでもいい完全な揚げ足取りですが。三浦が以前書いた文章は『ぷかぷか 私が選ぶ日本の酒飲みミュージック(1)』(http://miura.trycomp.net/?p=1864)なので本来なら
『私が選ぶ日本の酒飲みミュージック(2)』(http://miura.trycomp.net/?p=2076)と書くべきでしょう。うろ覚えで書くとこういうポカをやらかすわけです。


■シン・ドンヒョクのドキュメンタリー映画がドイツで制作されました
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01046
 ドキュメンタリー紹介だけすればいいのに途中から「ドキュメンタリーと全く関係ない」極右発言が飛び出るのが三浦らしい。

囚人たちを精神的にも肉体的にも虐殺し続ける独裁政権との「平和共存」を選択する、日本を含む関係諸国はシンよりも遥かに偽善的な罪を犯している。私たちは今も、数万、数十万のシン・ドンヒョクが殺されていくのを看過しているのだ。

 奥歯に物の挟まったようなことを言っていますが要するに「北朝鮮打倒論」&「太陽政策批判」ですね。要するに荒木和博だの島田洋一だのと言ってることは同じで「開城工業団地なんかやめちまえ」とか「中国は北朝鮮支援するな」とか「いっそ先制攻撃して政権転覆しよう」とかそういうことです。
 そんな事言って何がどうなるんですかね。「あり得ない妄想」にしがみつくのはやめて、現実を直視したらどうなのか。大体北朝鮮打倒なんかやって北朝鮮が「アフガンのような内戦状態」にでもなったらどーする気なんでしょうか。三浦らが救出するという「拉致被害者強制収容所の人命」が真っ先に危険にさらされるでしょうに。
 「内戦になっても構わない、とにかく北朝鮮現政権が倒れればいい」なんてのは無責任の極みでしょう。強制収容所問題(政治犯問題)を解決するにしても「戦争しない」なんてのは大前提でしょうよ。
 大体「ミャンマー政治犯」など「北朝鮮以外の政治犯」ではこんなこと言わないんだからふざけるにも程があります。


北朝鮮炭鉱で歌われた島倉千代子さんの歌
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01045
 三浦ってのも面白い人間ですね。そりゃあ、日本から北朝鮮に帰国した人には島倉ファンもいたでしょうが、それってこういう風に紹介するほどのことかいなあ、とは思いますね。それはともかく島倉氏のご冥福をお祈りしておきます。
【追記】
 なお、三浦は島倉氏の歌を「この世の春*16」と書いていますがググったところ、「この世の花」のようです。こういう話で肝心の曲名を間違えてどうするんでしょうか。
 ちなみにウィキペ「この世の花*17」によれば

雑誌「明星」に連載された北条誠*18の小説、また、1955年公開の映画および島倉千代子が歌った同映画の主題歌のタイトル。
1965年にTBS系列、1977年に読売テレビ制作・日本テレビ系列にてテレビドラマも放送された。

そうです。


■中国が国連人権理事国に当選がほぼ確定
したようです。マスコミ報道に寄れば。『【アクション】中国を無条件で国連人権理事国にしないため、チベットの人権問題を訴える署名』(http://freeasia2011.org/japan/archives/2726)、『中国:国連人権理事会の理事国に立候補 : ヒューマン・ライツ・ウォッチ』(http://freeasia2011.org/japan/archives/2715)などで「中国なんか理事国にしては行けない」と叫んでいたネトウヨ団体「アジア自由民主連帯協議会」の皆さんですが「立候補していたヨルダン」が「勝ち目がないと考えた」のか、何故か立候補を取り止めたため、「立候補者数4(中国の他はベトナムサウジアラビアブルネイ)=定員4」となり無投票当選がほぼ確実です。今から「じゃあ俺が立候補する」と言う国もないでしょうし、たとえあったところで「12日投票」ですから今から選挙活動ではとても勝てないでしょう。
 しかしブルネイはどうだか知りませんが、サウジは「王国で民主主義国家ではない、イスラム教によって女性の人権が制約されてる」、ベトナムは「中国同様の一党独裁共産国家」で「人権面で手放しで褒められるような国じゃない」のに、中国相手にだけ「人権理事国にふさわしくない」と叫ぶアジア自由民主連帯協議会には大笑いです(なお、是非はともかく人権派の中には、中国とともにサウジやベトナムの立候補を批判する「協議会とは違った筋の通った人」もいるとマスコミが指摘していることをお断りしておきます)。
 それにしても同じ共産国でも中国とベトナムに対するこの態度の違い。「ベトナム戦争の頃」や「ボートピープルが出てた頃」はベトナムに対するウヨの態度は糞味噌だったと聞きますがいつから変化したんでしょうか?


■昨日の大東亜会議70周年記念大会にご参加くださった方々、また大いに関心を持ち励まして下さった方々、ありがとうございました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2073
 つうことでやはり予想通り「大会の企画委員」であられた三浦小太郎先生が早速自ブログで「簡単な報告」です。しかしid:noharraという人間はどーして「三浦という歴史捏造主義者を副代表にする守る会」なんてネトウヨ団体の会員を務めながら「自分はアンチネトウヨだ」などという虚言を吐けるんでしょうか?。で、こういうことをid:noharra先生に対し書き続けたところ「お前なんか相手しないよ」という捨て台詞でトンズラです。「ネトウヨ三浦を批判出来ない癖に自分はアンチネトウヨだ、と虚言を吐く」id:noharra先生や「ダライやペマのウヨとのつきあいが何一つ批判出来ないチベット支持者」id:Mukkeさんには悪口を吐きまくったので相当嫌われてると思いますが、小生は彼らのような「ウヨの暴言を事実上容認してる人間」は「ウヨのお仲間」か「しがらみがあってウヨが批判出来ない残念な人」と認識してますのでがんがん罵倒します。特に「北朝鮮の歴史教科書には問題がある」とほざきながら、三浦の歴史捏造主義を一言も批判できないid:noharraには「Mukkeさん以上に敵意や反感」を抱いています。
 ま、それはともかく三浦の文章に突っ込んでみましょう。

この記録は近い将来出版物など形あるものとして残す予定です。

是非出して下さい。そうすれば歴史学者など多くの人が批判することが出来ますので。

この大東亜会議について、戦後、中立的な立場から再評価したのはやはり作家の深田祐介氏だったと思います

・三浦の言う「深田の再評価」とは深田の著書『黎明の世紀:大東亜会議とその主役たち』(1994年、文春文庫)、『大東亜会議の真実:アジアの解放と独立を目指して』(2004年、PHP新書)のことでしょう。深田は勿論この集会の参加者でもあります。
・「つくる会教科書の賛同者」で「産経文化人」の深田のどこが中立的なんでしょうか?。明らかに「大東亜会議万歳の極右」じゃないですか。
・深田の著書も『敵は中国なり:日本は台湾と同盟を結べ』(金美齢との共著、2000年、光文社)、『中国に媚びてはいけない・東洋事情2000〜2001』(2001年、小学館文庫)、『「謝罪外交」を越えて:アジア再考』(古森義久との共著、2002年、小学館文庫)、『北朝鮮・狂気の正体:金王朝の謀略と崩壊の行方』(萩原遼との共著、2003年、扶桑社)、『金正日亡命』(2005年、扶桑社)、『深田祐介憂国十番勝負』(2005年、扶桑社)と題名だけでも右翼臭が強烈です。
 何せ「憂国十番勝負(対談集のようです)」の対談相手はアマゾンレビューに寄れば「阿川弘之阿久悠浅利慶太*19安倍晋三黒田勝弘古森義久櫻井よしこ*20、高木邦格*21中村富十郎李登輝」ですからね。「安倍、黒田、古森、櫻井が極右であること」「日本の自称『李登輝』支持者には極右が多いこと(そしてそれを李も黙認してること)」は今更いうまでもないでしょう。「安倍、黒田、古森、櫻井、李」以外の面子はよく知りません(浅利氏が「中曽根首相ブレーンの一人」と言われたことぐらいは知っていますが)。
 がまあ、似たり寄ったりの右翼なんでしょうね。
・深田と言えば小生の年代(1970年代生まれ)だとTBSのドラマ「スチュワーデス物語」の原案者というイメージが強いし、当時はこんな極右とは思ってなかったのですがね。実際深田が「右翼商売」に乗り出したのは「1990年代以降」のようですから。
 まあ、今の若者は「スチュワーデス物語」って言ってもわからないでしょうけど。

会議に出席できなかったインドネシアの独立についても、イギリス人であるヘンリー・ストークス氏が日本の役割を語ってくださったのは参考になったと思います。

・ストークス氏は加瀬英明と共著で『なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか』(2012年、祥伝社新書)を、彼単独で『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(2013年、祥伝社新書)を出してる変人です。
・そもそも「インドネシアが大東亜会議に出席できなかった=出席できたフィリピンやビルマミャンマー)、インドなどとは違って日本はインドネシアを形式的にでも独立させる気がなかった」ということです。それ以外に理解しようがないでしょう。「日本がインドネシア代表の会議出席を認めなかった」と書きながら「でも独立させる意思があった」と強弁できる「守る会副代表」三浦らウヨの厚顔無恥さには呆れます。「三浦は厚顔無恥だ」とは思いませんか、守る会会員のid:noharraさん(毒)。
・実はインドネシアは日本が「戦争賠償した数少ない国の一つ」なんですけどね(ほとんどの国は政治的配慮から賠償請求権を放棄しました。インドネシアの他にはビルマミャンマー)、フィリピン、南ベトナムに日本は賠償しました)。
まあ、何故そうなったのかはともかく「インドネシアが日本から戦後賠償を受けたこと」をどう三浦らは説明する気なんでしょうか?。もちろんインドネシア側は「日本のおかげで独立できた」なんて思ってないでしょう。また、少し調べればわかりますがインドネシアには「兵補問題」「労務者問題」「慰安婦問題」といった戦後補償問題が存在するわけです。

渡部昇一氏が、今の広辞苑には、真田十勇士は詳しく掲載されているのに大東亜会議については第6版でやっと入り、しかしまったく簡単な記述で、参加国名や参加したアジアの指導者の名前もそこにはないと語ったのも驚き。まあ真田十勇士は書いてもいいけどね・・・架空の人物と実在の会議とどちらが大事なのか?

 渡部の発言が事実だとして*22渡部と一緒になって岩波を非難する三浦はどれほどバカなんでしょうか?
 こういうバカを副代表にしてid:noharraたち守る会会員って本当にバカだなと改めて思いますね。
 まあ、こういうバカをあがめ奉ってることを俺に批判されればまともに反論できずid:noharraが「ボーガスなんか相手にしない!」と逆ギレするのもよくわかります。
 広辞苑ってのは「歴史用語辞典」ではなくて「一般に使われる日常用語の辞典」なんですけどね。
 おそらく岩波の歴史用語辞書を引けば「大東亜会議」は出てくるでしょう。説明も詳細だろうと思います。また「大東亜会議」に限らず大東亜会議のような「マイナーな歴史用語」なんか広辞苑に限らず一般の辞書(三省堂大辞林新明解国語辞典小学館大辞泉など)にはほとんど載ってないでしょう。そんなに「大東亜会議」について知りたいなら「歴史用語辞書」を買えばいいだけの話です。
 まあ、歴史用語に限らず「科学用語」だって何だって「専門の用語辞書」ならともかく一般辞書なんか引いても詳しい説明なんかないでしょう。 
 どーも「岩波は左翼だから」と言いがかりつけたいようですがそういう話じゃないでしょう。最近載るようになったのは「大東亜会議が広く使われるようになってきた」という判断に過ぎないでしょう。
 日常生活で一般に使われる用語として「大東亜会議」と「真田十勇士」とどっちがよく使われるかといったら普通に考えて「真田十勇士」でしょう。「架空の人物と実在の会議とどちらが大事なのか」って話では全くない。大体その理屈だと、たとえば「実在の会議だから6全協*23広辞苑に載せろ」ということ*24になりませんかね(現在、載ってるかどうか知りませんが、多分載ってないんじゃないか)。
 でもそんな事を支持する人はまずいないでしょう。そんなに6全協について知りたければ歴史学用語辞典でも買えばいい。
 ちなみに「真田十勇士」は真田幸村(ただし真田信繁歴史学的には正しい)の家臣で

猿飛佐助、霧隠才蔵三好清海入道三好伊三入道穴山小介穴山小助)、由利鎌之助筧十蔵海野六郎根津甚八望月六郎

ですね。講談や時代劇の人気スターです。しかし「真田十勇士」がどうこうって渡部は「真田十勇士」に恨みでもあるんでしょうか。これが「南京事件慰安婦について詳細に書いてるのに!、岩波は反日だ!」とかなら「もちろん支持はしない」ものの「右翼ならそう考えるだろう」と理解は出来るんですが。「何でそこで真田十勇士が出てくるの?」と不思議でしようがない。
 まあ、「真田十勇士が好きだ」と公言してるが故に渡部の非難に対して「大東亜会議が書いてないのは許せないが、真田十勇士は書いてもいい」という三浦にも大笑いですね。


■大東亜会議70周年記念大会でググってみる・その2(2013年11/17執筆)

http://heigokai.blog.fc2.com/blog-entry-639.html
 ラビア・カーデル氏*25は、来日した折、「大東亜戦争の時、日本がウィグルまで攻めて来てくれていたら、東南アジアの国と同じように、独立できていたであろう」と話されたそうです(藤井厳喜氏の話)。また南アフリカマンデラ大統領は日本大使に対して、「日本は南アフリカまで攻めて来ていたら、自分はこんなに苦労しなかった*26」と述べたそうです(加瀬英明氏の話)。

 「嘘だろう?」としか言いようがないですよね。マンデラやカーディルがそこまでバカだとも思えない*27(大体、ウイグルならともかく何で戦前日本が南アフリカまで攻めるんだよ?。そんな意思も能力もないだろ)。つうかマンデラやカーディルの関係者から「嘘をつくな」と抗議されたらどうする気なんでしょうか?。内輪だけでそういう与太飛ばして絶対に外には漏れないようにするのか?。そういえば三浦の報告にはこんな事は書いてなかったな(改めて書くがこんな集会で参加できる三浦も、三浦批判出来ない自称アンチネトウヨid:noharraも「死んだ方がいいクズ」だと思う。うん、こういう俺の非難にいつも反論一つ出来ないid:noharraは本当にださいな)。
 でも「絶対に内輪だけにとどめるつもり」だったとしても、もう漏れてるぞ。こいつ(ある右翼ブログ主)がブログで漏らしてるから。
 それとも「世界ウイグル会議南アフリカ政府なんかが抗議したって怖くない」とか「そもそも抗議しないだろ、俺達が『お前らごときが俺達を敵に回せるのか?』と少しすごめば、ぶるってしまうだろう」とか舐めてるんでしょうか?
 いずれにせよ、こういうデマカセが平然と飛ばせるクズ(藤井や加瀬)にはなりたくないもんです。


■大東亜会議70周年記念大会でググってみる・その1(2013年11/6執筆)
 まあ、そのうち「企画委員」三浦も個人ブログで報告するでしょうし「アジア自由連帯協議会サイト」にも「三浦当たりが書いた報告文」が掲載されるでしょうが。

http://mercurytsushin.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/no227470-79f0.html
「マーキュリー通信」no.2274【大東亜会議70周年記念大会に参加して】
 大東亜会議は、リンカーン奴隷解放宣言より歴史的意義、功績としては、はるかに凌ぐものです。
 なぜなら奴隷解放宣言は、米国内に止まり、極めて限定的でした。そして、黒人に対する人種差別はキング牧師の運動までずっと行われていました。
 一方、大東亜会議は、世界初の有色人種によるサミットであり、大東亜会議開催が引き金となり、大東亜戦争終結後、アジア諸国が次々と独立していったからです。
 更には、南アフリカの人種差別撤廃、米国の人種差別撤廃にもつながっていきます。米国では黒人の大統領まで誕生しています。

 すごいですねえ(呆)。ネトウヨの脳内では「ネルソン・マンデラノーベル平和賞をもらい大統領にもなり、アパルトヘイトとの戦いに勝利したこと」が「1988年国連総会で批判決議を可決された名誉白人国家」日本のおかげなんだそうです。オバマが大統領になったのも日本のおかげって何だかなあ。南アと米国の黒人が怒り出すと思うぞ。

永田町の憲政記念会館の600名収容の大講堂は立ち見が出るほどの大盛況でした。しかし、これほどの偉業なら、本来政府主催で東京ドームで行うくらいの規模であって欲しいです。
そして、大東亜会議の11月5〜6日をこそ、国民の祝日にして、先人の遺徳を称えるべきと考えます。

「政府主催の式典」とか「11/5(または11/6)を国民の祝日」とか安倍ですらやらないだろ。


■「ウイグルの真実が中国を役立つ国際国家に変える」人間以下に扱われるウイグル族、中国政府こそがテロリスト〜トゥール・ムハメット氏 : JBpress
http://freeasia2011.org/japan/archives/2833
 三浦が宣伝してる極右組織・アジア自由民主連帯協議会に掲載された文章です。
 ムハメット氏は『世界ウイグル会議研究センター副長』だそうなので「それなりに」世界ウイグル会議を代表している、のでしょうね。

 例えば、宗教的な問題を取り上げますと、中国共産党は、宗教は人々を毒する麻薬であると考え、否定しています。
 我われウイグル人ムスリムイスラム教を固く信じています。しかし、中国共産党は、イスラム教を信仰するということは共産党を信じないということになるので、若い人に対して無神論の教育を行うわけです。
(中略)
 男性はムスリムの象徴としてあごひげをはやしますが、あごひげをはやした男性を警察が捕まえて、強制的に剃らせる。剃らない場合は罰金、または刑務所に入れられることもあります。
 女性は、外では肌や髪を見せないように全身を覆う格好をしますが、そういう女性を取り締まって、強制的に髪を出すように、肌を見せるようにさせる。

 「ウイグル人イスラム信仰」に何らかの規制がかけられることはあるとしても、今時「無神論こそが正しい」なんて、そんな共産党があるんですかね?。ちょっと信じられないですね。むしろ何かやってるとしたら「トルコみたいな世俗主義」じゃないんですかね。小生も詳しくは知りませんがトルコでは「近代トルコ建国の父・ケマル・パシャケマル・アタチュルク)」が「イスラム色を除き近代化を進めるために」あごひげや「女性のベール着用」を禁止した(追記:ウィキペディアに寄れば、あごひげはともかくベールは禁止ではないようですね)って話を小耳に挟んだことがあります。
 もちろん「共産主義者じゃないケマルがやったことだから中国がやっていい」と言う意味ではなくて「共産主義は関係ないであろうこと」を「共産主義が原因」と理解するのは違うだろうという話です。

ムスタファ・ケマル・アタテュルク(1881〜1938年:ウィキペ参照)
トルコ革命を指導したことで知られる。トルコ初代大統領。
1924年、ケマルは議会にカリフ制の廃止を決議させ、新憲法を採択させてオスマン帝国末期から徐々に進められていた脱イスラム国家化の動きを一気に押し進めた。同年、共和国政府はメドレセ(宗教学校)やシャリーア法廷を閉鎖、1925年には神秘主義教団の道場を閉鎖して宗教勢力の一掃をはかる。
・独裁的な指導力を握ったケマルは、大胆な欧化政策を断行した。1928年、憲法からイスラムを国教と定める条文を削除し、トルコ語の表記についてもトルコ語と相性の良くないアラビア文字を廃止してラテン文字に改める文字改革を断行するなど、改革を押し進めた。
・男性の帽子で宗教的とみなされていたターバンやトルコ帽(フェズ)は着用を禁止された(女性のヴェール着用は禁じられなかったが、極めて好ましくないものとされた)。またスイス民法をほとんど直訳した新民法が制定され多妻制が禁止されるなど、国民の私生活の西欧化も進められた。1934年には創姓法が施行されて、西欧諸国にならって国民全員が姓を持つよう義務付けられた。「父なるトルコ人」を意味するアタテュルクは、このときケマルに対して大国民議会から贈られた姓である。

 我われがテロと認識しているのは、一般市民を大量に巻き込んだ、社会に恐怖を与える、そして西側の自由と民主主義の体制を狙った暴力行為のことです。

 そういう自分勝手なテロ定義はいかがなもんでしょうか。「テロではあるが背後関係なんかない」でいいじゃないですか。

 今回の事件は、運転手のオスマンさんが突っ込んだ時に、ずっとクラクションを鳴らしていた。なぜなら、天安門は観光客も多く、その人たちを巻き込みたくないという気持ちがあったからです。

 たった2人とは言え人が死んでる以上、そういう言い訳は醜いと思いますよ。

当局がブルドーザーでモスク前のコンクリート舗装を全部取っ払った。中の空調設備も撤去した。そういう悲惨な結果になり、オスマンさんは決意したんだと思います。やり返すんだと。だから今回の事件はテロではありません。テロをやっているのは中国政府なんです。

 それが事実なら当然中国には問題がある。テロを実行したオスマンさんとやらを「非道なテロリスト」と切り捨てることも適切ではない。でも言えるのはそこまででしょう。「テロじゃない」なんてのはひいきの引き倒しです。どんなに酷い目に遭わされても暴力をふるえばそれはテロでしょう。テロであることを認めた上で「でも中国にも非がある、一方的に非難されるいわれはない」とでも反論すべきでしょうね。

1972年の日中国交正常化以来、日本のマスメディアは中国にマイナスになる情報、真実を伝えないという状況がずっと続いてきました。

そんな事もないと思いますけどね。1989年の天安門事件報道なんか充分批判的でしょう。単に「ウイグルに無関心だった」というだけでしょう。それはいいことではないが「真実を伝えない」ということじゃない。

中国はいずれ崩壊し、ウイグルが独立する日が必ず来る

 勘弁して欲しいですね。「世界ウイグル会議研究センター副長」なんて肩書きの人がそういうこと言っていいんですか?。カーディル世界ウイグル会議総裁は「独立を目指す」なんて言ってないでしょうに。


■【アクション】突然死の中国人活動家の家族、心配な安否 : アムネスティ日本
http://freeasia2011.org/japan/archives/2824
 三浦が宣伝してる極右組織・アジア自由民主連帯協議会に掲載された文章です。
 ただ元は「アムネスティ日本」の文章なので「異常な反中国」色などなくまあ、まともです。
 文章が事実なら「突然死」といっても「拷問による傷害致死(あるいは殺人)」の疑い濃厚の訳です。こう言ったことはもちろん是正されなければなりません。
 なお、できれば「一体どういう活動を行っていたのか」もう少し具体的に書いてもらえると、読み手も共感しやすいと思いますね。また活動内容がわかれば、たとえば活動内容が「中央政府への批判」ではなく「地方政府の不正への批判」だったら「このような地方政府の不正を黙認するのは問題ではないですか、摘発する事こそが貴国の国益になります」など、中国サイドに送る文章にもある種の具体性が出ていいでしょう。


■「襲撃はなかった」ウイグル会議、「3中総会後の弾圧強化」方針が背景 : 世界ウイグル会議
http://freeasia2011.org/japan/archives/2805
 三浦が宣伝してる極右組織・アジア自由民主連帯協議会に掲載された文章です。がこの文章に限れば共同通信配信記事の紹介に過ぎず特に「協議会オリジナルの見解」「ウイグル会議オリジナルの見解」というわけでもありません(なお、三浦は協議会の理事です)。
 暴動の発生原因について中国が「ウイグル暴徒が先に手を出した」といい、ウイグル側は「いや中国官憲が『怪しいウイグルは叩け』とばかり無茶苦茶な態度だから悪い。むしろ中国が先に手を出したと言っていい」と言ってるという話です。真偽の程は不明ですがとにかく、平和的に問題を解決して欲しいものです。


■戦略情報研究所主催Sセミナーin大阪「拉致問題を通して考える国家の闇と光」
http://freeasia2011.org/japan/archives/2815
 三浦が宣伝してる極右組織・アジア自由民主連帯協議会に掲載された「政治集会の宣伝文章」です(なお、三浦は協議会の理事です)。
 この集会宣伝文で呆れるのは未だに「山本美保さんDNA鑑定捏造問題」などという与太話が宣伝文の中に平然と書かれていることです。まともな人間だったら「そんな事は集会で語らない方がいい」「せめて宣伝文に書くのはやめた方がいい」というでしょうがそういう常識人は「集会の主催者」荒木の周囲にはいなかったようです。


■第3回アジアの民主化を促進する東京集会「暴虐つのる中国、どう対応すべきか」
http://freeasia2011.org/japan/archives/2787
 三浦が宣伝してる極右組織・アジア自由民主連帯協議会に掲載された文章です(なお、三浦は協議会の理事です)。
 「中国の少数民族統治」に問題が全くないとは小生は思っていませんし、日本でアレ、海外でアレ、この件での中国批判者は必ずしも「異常な反中国極右」というわけでもありません。
 であるのでまともな中国非難なら別に構わないのですが「アジア自由民主連帯協議会や三浦」は「異常な反中国極右」なのでおそらく相当酷い発言がされることでしょう。報告がされたら是非批判しようと思います。
 というか予告文章も既にかなり酷いですけどね。

《第1部》「崩壊に向かう中国」
基調講演 「崩壊に向かう中国」宮崎正弘(評論家)

「崩壊に向かう中国」って中国のどこが崩壊に向かってるんでしょうか?。かつ今の中国に様々な問題があるからと言って、崩壊すればそれでいいというわけでもないでしょう。アフガンや旧ユーゴのような内戦状態にでもなったら日本も「隣国だし、日本企業が中国に多数進出してる」ので大ダメージを受けることになりますがそのあたりをどう思ってるんですかね。
 なお、ググったところ宮崎には『中国大分裂:日本を襲う恐怖の衝撃波』(1995年、ネスコ)、『人民元大崩壊:中国発「世界連鎖恐慌」の衝撃』(1998年、徳間書店)、『瀕死の中国』(2005年、阪急コミュニケーションズ)、『中国瓦解:こうして中国は自滅する』(2006年、阪急コミュニケーションズ)、『中国から日本企業は撤退せよ』(2006年、阪急コミュニケーションズ)、『中国は猛毒を撒きちらして自滅する:全世界バブル崩壊の引き金を引くのも中国』(2007年、徳間書店)、『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配』(2008年、ベストセラーズ)、『北京五輪後、中国はどうなる?:中国崩壊これだけの理由』(2008年、並木書房)、『崩壊する中国逃げ遅れる日本:北京五輪後に始まる戦慄のシナリオ』(2008年、ベストセラーズ)、『中国分裂・七つの理由』(2009年、阪急コミュニケーションズ)、『上海バブルは崩壊する:ゆがんだ中国資本主義の正体』(2010年、清流出版)、『中国が日本人の財産を奪いつくす! 「土地、企業、技術」の乗っ取りが加速』(2011年、徳間書店)、『中東民主化ドミノは中国に飛び火する』(2011年、双葉新書)、『中国が世界経済を破綻させる』(2012年、清流出版)、『中国社会の崩壊が始まった!:2013年の「中国」を予測する』(石平との共著、2012年、ワック文庫)、『中国バブル崩壊が始まった』(2013年、海竜社)、『習近平*28の断末魔の叫びが聞こえる*29:2013年後期の中国を予測する』(石平との共著、2013年、ワック文庫)とうんざりするほど「アンチ中国の著書」があります。
 約18年前(1995年)からずっと、やれ「分裂」「崩壊」「瀕死」「瓦解」「自滅」「破綻」「断末魔」って宮崎はどれほど中国が嫌いなんでしょうか。ただ今のところ宮崎の主張は完全に大はずれだと思いますが、ご本人や周囲は何とも思わないんでしょうか?
 まあ、宮崎には『世界は金本位制に向かっている』(2013年、扶桑社新書)なんて本もありますからまともじゃないんでしょうが。小生は経済に詳しくないですが「金本位制が復活する」なんてことはないでしょう。


■動画【不朽の志】大東亜会議七十周年記念大会[桜H25/11/11] : チャンネル桜
http://freeasia2011.org/japan/archives/2778
 三浦が宣伝してる極右組織・アジア自由民主連帯協議会のサイトに「例の会議」の動画がアップされました。俺は動画を見る気はないです、ええ。極右の大東亜戦争聖戦論の垂れ流しを見ても不愉快になるだけですので。
 しかし大東亜戦争聖戦論のどこが「アジアの民主化」なんでしょうか。


■楊海英先生講演会のお知らせ「中国の民族問題:モンゴルとウイグルから考える」
http://freeasia2011.org/japan/archives/2772
 三浦が宣伝してる極右組織・アジア自由民主連帯協議会に掲載された文章です(なお、三浦は協議会の理事です)。
 協賛団体に「アジア自由民主連帯協議会」の名があるのにちょっとがっかりですね。アジア自由民主連帯協議会が勝手に自分のサイトに講演会の宣伝を載せただけなら何の問題もないんですが。
 「主催団体が仮にまとも」でも協賛団体が右翼団体じゃあダメですよ、と言いたい(いや主催団体がまともでなくて、自分らはウヨと関係がないかのように楊氏をだました上で、楊氏に無許可でウヨとの協賛を決めたのかも知れませんが。とにもかくにもトンズラすべきです)。
 「協賛ならいい」なんてのは甘過ぎです。協賛だってウヨは「僕らは楊先生の友達さ(アンパンマンマーチ風に)」「友達だから楊先生は協賛にOKしたんだ」と宣伝するのは目に見えてますし、協賛で終わるわけがない。
 「次はぜひ共催させて下さい」、で最後は「うち単独の主催でもいいじゃないですか」になることは目に見えている。そうなってから断るより今断る方がずっと無難でしょう。せっかく以前国家基本問題研究所からトンズラしたんですから早くトンズラすべき。
 いったん譲歩すると後が大変になります(しかしこのウヨの「楊先生を取り込もう」とする執念深さには呆れますね。ある意味この情熱「だけ」は見習ってもいいかもしれない)。
 デマ文書を元に「中国の最終目的は天皇処刑」なんて本を出してもはや「まともな人間は相手しないペマ」と違って楊先生は「岩波書店から出した本『墓標なき草原:内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(上下、2009 年)で司馬遼太郎賞をもらった方」なんだから身辺はきれいにしないと行けません。失礼ながら内モンゴル問題なんて、チベットウイグル以上に知られてないんですから「まともな」楊先生が道を誤ったらダメージは大きすぎます。
 もちろんそういう方だからこそウヨが取り込もうとするわけですが。今協議会がおつきあいしてるモンゴル関係者じゃ楊先生と違って知名度がないから使えないという判断なんでしょう。


世界ウイグル会議は国際社会に、中国がウイグル人地域社会を標的にしているという懸念を表すように強く勧告する
http://freeasia2011.org/japan/archives/2762
 三浦が宣伝してる極右組織・アジア自由民主連帯協議会に掲載された文章です(なお、三浦は協議会の理事です)。

公式メディア出口の環球時報は10月31日社説で述べる。
「新疆人はまたその否定的な結果を理解しそして、内地の相対者と協力して打ち勝つ必要がある。それによってのみ、我々はテロリスト勢力を壊滅させ、その社会における離反を避けることが出来る。暴力的なテロリストは全中国共通の敵である。新疆人、特にウイグル人は最大の犠牲者になるであろう。」
(中略)
 世界ウイグル会議は独裁的国家政策への非暴力的な非協力が悲惨な結果たりえることを恐れている。世界ウイグル会議は環球時報からの「ウイグル人は最大の犠牲者になるであろう。」という言い回しに説明を求める。

 単に環球時報が「ウイグルで起こってることの一番の被害者はウイグル人」って言いたいだけのことじゃないですかね。
 まあ、もしかしたら世界ウイグル会議が勘ぐってるようなこと(ウイグル人へのソフトな恫喝)が
あるのかもしれませんが、正直に環球時報も「そうです、恫喝してるんです」とは言わないでしょう。


■【動画】討論!アジアに自由と平和を!桜大東亜会議Part2 : チャンネル桜
http://freeasia2011.org/japan/archives/2770
 三浦が宣伝してる極右組織・アジア自由民主連帯協議会に掲載された文章です(なお、三浦は協議会の理事です)。
 いちいち動画を見る気もありませんが

アウ・ミン・ユン(「ベトナム革新党」日本支部長)
イリハム・マハムティ*30世界ウイグル会議 東アジア地区副総裁・日本ウイグル協会代表)
オルホノド・ダイチン(「モンゴル自由連盟党」代表)
黄文雄*31(作家・評論家)
石平*32(評論家)
ペマ・ギャルポ*33桐蔭横浜大学大学院教授・チベット文化研究所名誉所長)
鳴霞*34(月刊「中国」編集長)

なんて連中は桜のようなウヨが頼りになると本気で思ってるんでしょうか。なるわけがない。まあ、「慰安婦は韓国と朝日新聞の捏造(黄文雄)」「中国の最終目標は天皇の処刑(ペマ)」「あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ(鳴霞)」など、トンデモな著書を出して日本ウヨに媚びるような連中にはそうした常識はないのでしょうが。
 しかもこの面子、「ウイグルのイリハム」「内モンゴルのダイチン」「チベットのペマ」「台湾の黄」「中国人(?)の石と鳴」と面子のほとんどがアンチ中国という露骨なまでのアンチ中国シフト。
 中国以外は「ベトナムのユン」のみです。自由と平和という観点では「ミャンマー」など呼ぶべき国は他にもあるでしょうが、そういう人間はいない。そもそも呼ばなかったのか、呼んでも来なかったのかは知りませんが、「そもそも呼ばなかった」のなら全くおかしな話です。


■イリハム・マハムティ氏が台湾紙で連帯アピール : 台湾は日本の生命線!
http://freeasia2011.org/japan/archives/2766
 三浦が宣伝してる極右組織・アジア自由民主連帯協議会に掲載された文章です(なお、三浦は協議会の理事です)。
 タイトルでうんざりですね。「台湾は日本の生命線」じゃないし、戦前「満蒙は日本の生命線」と言う言葉があってその言葉をスローガンに「日本が中国侵略したこと」を知っていれば無神経にこんな言葉は使えないでしょう。

ウイグル人に対する大量虐殺は近いうちにあると見ている。

「大量虐殺」でイリハムが何を意味しているのかにも寄りますがさすがに「とにかく怪しいウイグルは大量に警察に引っ張って痛めつけろ、死んでも構わない」的な暴挙はさすがにやらないんじゃないですかね。
 もちろん「関東大震災での朝鮮人虐殺」「ナチスホロコースト」「スターリンの粛清」「ポルポト虐殺」的なものがあり得ないのは言うまでもないでしょう。
 まあ、「ウイグルの暴動やデモ」に発砲して死者が出るというのを虐殺に含めればそういうのはあるかもしれませんが。しかしイリハムももう少し具体的に物を言ったらどうなんですかね。何というか反中国を扇動してるようにしか見えないんですが。

(中国政府による事件の自作自演説について)確信はできないが、しかしその可能性は排除できない。少なくともこの事件が中国当局ウイグル人弾圧に利用されていることだけは間違いない。

 後半はともかく前半は論外ですね。自作自演なんて事はまずないでしょう。

我々は中国に圧迫される全ての民族と合流し、共に暴政に立ち向かわなければならない。以前からそうだし、今後も連携は強化されるだろう。
 そして更に必要なのは台湾からの支援だ。しかし現在の馬英九*35政権に支援を要請するのは難しい。中国はあらゆる反抗勢力をテロ組織と呼んでいるが、台湾も将来は中国からテロ勢力と呼ばれる可能性がある。


「今日のウイグルは明日の台湾」ということだ。かつてウイグルの地を蹂躙した中国政府の侵略の矛先はとうに台湾へ向けられている。いまこそ台湾はウイグル民族との反中提携を行うべきだろう。

 ばかばかしいですね。何が「今日のウイグルは明日の台湾」なのか。そんなことがあるわけもないでしょう。そういうバカを言っても呆れられるだけだと言う常識はイリハム(日本ウイグル協会代表、世界ウイグル会議副議長(東アジア担当))やイリハムにインタビューしたという台湾の新聞「自由時報」にはないようです。

なお、「明日の台湾」は「明後日の日本」だ。

 ばかばかしいですね。何が「明日の台湾は明後日の日本」なのか。そんなことがあるわけもないでしょう。そういうバカを言っても呆れられるだけだと言う常識はイリハム(日本ウイグル協会代表、世界ウイグル会議副議長(東アジア担当))やイリハムにインタビューしたという台湾の新聞「自由時報」にはないようです。


■【要請文】中国政府の天安門車両突入事件を利用したウイグル人迫害に抗議し国際社会と日本政府は人権外交の精神から中国政府への人権改善を則することを求める
http://freeasia2011.org/japan/archives/2742
 三浦が宣伝してる極右組織・アジア自由民主連帯協議会に掲載された文章です(なお、三浦は協議会の理事です)。

ウイグルで現在進行中の中国政府による人権弾圧や民族抹殺政策*36が全ての問題の根源であること

 こういう文章にはもやもやを感じますね。どう言い訳してもテロは犯罪です。そして協議会が「911テロ」など「中国以外で起こったテロ」で「全ての根源は米国のパレスチナ政策」などと言ったりしないわけですから(むしろそういう物言いを「テロ容認」というのが協議会でしょう)。「どれだけ中国が嫌いなのか」と思う。

8月のカシュガル地区において、ウイグル人はこのような絶望的な状況下で抗議し、中国軍隊により殺戮されているが、この事件についても中国政府は情報を閉鎖し、国際社会も中国の蛮行を看過している。

 まあ小生もウイグル情勢に詳しいわけでもなければ興味もありませんが、これが事実なら欧米などは抗議ぐらいはしているでしょう(日本もそれなりの抗議はしてるんじゃないか)。ただ中国というのは今や「政治大国」「経済大国」*37であって協議会流の「やれ国交断絶」「やれ経済制裁」などということがおいそれとできる状況じゃないわけです。外資企業も中国に沢山進出している。
 これは何も中国だけではなくて「イスラエルパレスチナ問題」「ロシアのチェチェン問題」なんかも同じですが。「イスラエルやロシアが大国である」が故になかなか問題は解決しないわけです。
 別に国際社会が「イスラエルやロシアが100パー正しい」と思ってるわけではないでしょう。
 正直「イスラエルやロシアには大きな落ち度があるでしょう」が「よし国交断絶だ」「よし経済制裁だ」というわけにもいかないわけです。で、協議会が「やれ経済制裁、国交断絶」と叫ぶのは中国限定で「その他の国の人権侵害問題には目もくれない」んだから「お前、中国が嫌いなだけだろ」としか思いませんね。しかも「大東亜会議万歳、大東亜戦争は聖戦だ」なんて極右デマ垂れ流しも同時にするんだから協議会には心底呆れます。こんな協議会の会長「ペマ・ギャルボ」と専務理事「イリハム・マハムティ(日本ウイグル協会会長、世界ウイグル会議副代表(アジア太平洋担当))」は何考えてるんでしょうか?

中国政府は、東トルキスタン・イスラム運動という、世界ウイグル会議ですら把握していない運動をウイグルの代表的テロ組織と宣伝

まあ、この文章、「天安門車突入事件の評価」「突入事件後の中国政府の言動への評価」という本筋とは関係ないとは思いますが「意味不明な悪文」だと思うので突っ込んでおきます。
この文章で協議会は何が言いたいんでしょうか?
1)「東トルキスタン・イスラム運動」なる組織は中国が捏造した「虚妄の組織(存在しない)」とでも言うんでしょうか?
2)それとも「東トルキスタン・イスラム運動」は存在するがそれは「ただの政治結社」でテロ組織ではないと言いたいんでしょうか?
3)あるいは「東トルキスタン・イスラム運動はテロ組織」だが「今回の事件には関係ない」とか「中国が大騒ぎするほどの巨大テロ組織ではない」と言いたいんでしょうか?
 もう少しわかりやすい文章を書いて欲しいもんです。

孟建柱共産党中央政法委員会書記は31日、この事件を東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)の指示によると述べている。

 中央政法委員会とはウィキペに寄れば「警察、検察を指揮監督する役職」だそうですから日本で言えば「法務大臣国家公安委員長兼任)」といったところでしょうか。
 孟氏は上海市副市長、江西省党委員会書記といった「警察、検察と関係ないポスト」もやってはきましたが、武装警察第一政治委員、公安部長(日本の国家公安委員長に当たる)といった警察関係のポストを長らくやってきた人のようです(ウィキペ「孟建柱」参照)。

1、中国政府はこの事件がテロだというのならば客観的な証拠を明らかにし、且つ、総てのジャーナリストや国際機関の自由な取材と調査を受け入れよ。

正確には「背後関係のある組織的テロだというのならば」ですね。中国批判派すら「テロ(暴力犯罪)であること」は否定していませんので(追記:と思っていたのですが必ずしもそうではないようです。後で追記します)。背後関係がなければテロでないというのは「一般的なテロの定義」じゃないでしょう。
そして確かに現時点では「背後関係のある組織的テロ」と言える証拠は今のところ提出されていないように小生も思います。Mukkeさんなんぞは小生のことを勝手に中国シンパ扱いしてるのでこういう時にはきちんと中国批判しておきましょう。まあ、「捜査機密上の問題」というのはあるかもしれませんが、「全くの秘密主義が許される」とはとても言えないでしょう。
【追記】
はてなブックマーク
『中国 「天安門の攻撃をテロと呼べ」:NHKニュース』
http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20131108/k10015893651000.htmlにはびっくりしましたね。NHKといい「NHKニュースに好意的ブクマ」つけてる連中と言い何故か「テロ=背後関係がある暴力行為、犯罪行為」という珍理解をしているようです。つまり彼らにとって背後関係がないとテロじゃないらしい(もちろん小生のようにNHKに批判的なブクマの方もいますが)。
 問題は「テロかどうか(犯罪で死者が出てる以上テロ以外何物でもありません、背後関係の有無なんか関係ないでしょう)」ではなく、「中国の言うように背後関係があるのか」とか「中国の犯罪捜査は適切か」と言った問題なんですがね。
 そしてそういった問題を「中国はあの事件をテロと呼ぶな」とするのはおかしいでしょう。何度も言いますが「あの事件はテロ」です。テロですがそれは「中国の主張が100パー正しいと言うことを意味しない」というだけの話です。なのでNHKが批判的タイトルをつけたいなら「中国『天安門の攻撃は「東トルキスタン・イスラム運動」の犯行と主張』、米国は懐疑的」とでもすべきでしょうね。
 何でこれほどNHKとその同類連中(ネトウヨと言っていいと思う)が「テロ」と言う言葉にセンシティブかといえば「テロリストには何やっても構わない」と思ってるからでしょう。その点では皮肉にも彼らは「批判しているはずの中国に近いメンタリティ」だと思います。つうか「テロとの戦い」で全てを正当化することを始めたのはそもそもブッシュですからね。「親米派の多いネトウヨ」が「ブッシュと価値観が同じ」でも何ら不思議ではないのでしょう。

2.国際機関はウイグルをはじめ中国全土の人権査察の受け入れを中国政府に求めると共に、人権問題の査察と改善を認めない間は、中国政府が現在推進している国連人権委員会への参加のみならず、国連安保理常任理事国参加資格も失うことを通告せよ*38

・無茶苦茶ですね。前半(人権査察だの、人権委員会理事国に選出されるべきでないだの)はまあいいとしましょう。後半の「常任理事国資格を失う」ってのはバカバカしくて話にならないですね。常任理事国というのは「失わせることが出来る資格」なのか?。違うでしょう。そして中国以外の常任理事国「米国、英国、フランス、ロシア」には人権問題はないのか?
 そんなこともないわけです。アメリカの軍事行動の一部(ベトナム戦争イラク戦争、アフガン戦争など)は「無法な侵略」として批判されているし、ロシアについても「チェチェン問題」という民族紛争があるわけです。
・なお、慰安婦問題での国連報告書(クマラスワミ報告、マクドガル報告)をガン無視して恥じない連中がこういう時だけ「国連、国連」というのには俺は吐き気がしますね。そしてここまで「国連を重要視する協議会のウヨ連中」は「戦前日本が国際連盟を脱退したこと」をどう考えてるんでしょうか?

3、日本政府は直ちに中国政府に事件の真相究明とウイグルにおける人権改善を要請し、それに応じない場合は中国向けのあらゆる経済支援、環境支援などを停止する意志のあることを内外に表明せよ。

 無茶苦茶ですね。前半(事件の真相究明とウイグルにおける人権改善を要請)はまあいいとしましょう。後半の「あらゆる支援をしない」なんてできるわけもなければすべきでもないでしょう。大体、中国以外の「日本が経済支援してる国」に人権問題がないかと言ったらそんなことはないわけです。


■今年の日本シリーズは素晴らしかった(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=2066
 「大東亜会議万歳」というお話にならない歴史捏造デマエントリよりはましではあります。

今年の日本シリーズは素晴らしかった

楽天ファンにとってはそうでしょう。でも巨人ファンにとっては「うーん」というところでしょう。
「全試合で楽天が先制し、しかも先に王手をかけられてしまった」んですから。「第2戦で巨人打線を封じ込んだ田中マーを6戦では倒して、逆王手をかけたことで面目を保った」と言うことを除けば、「楽天優位」の日本シリーズだったと思います。「ひいきチームの勝ち負けが全てではない」「素直に楽天を称えよう」「巨人だって頑張ったんだ」「短期決戦だとこう言うこともあるよ」と思う反面やはり「うーん」でしょう。何でここまで楽天優位になったんだ、そんなに実力差があるのか?、巨人は何か手が打てなかったのか、楽天を格下と舐めていたんじゃないか?、という割り切れない思いがあるんじゃないか。
 

基本的には1シーズンを勝ち抜いて優勝したことの意義が一番で、その価値がシリーズの7戦の結果で上がったり下がったりするもんじゃないはずだから、巨人も負けたとはいえ胸を張っていい。第5戦の西村のリリーフ失敗は確かに大きかったと思うが、だからと言って彼がシーズン中に何度も勝利に貢献したことを思えば叩くのはかわいそうだ*39。普通の精神状態じゃなかっただろうし、素人目に考えても、100%打ち取れるという打者(ピッチャーの則本)、シーズンの普通の試合なら三球三振だろうけど、あの場面(同点に追いついて次の回)逆に投げにくい精神状態になったのかもしれない。とにかく素晴らしいシリーズを見せてくれた。

いくら、三浦が巨人ファンだからってこのように巨人の事ばかり書くのは何や、お前、楽天なめとるんか?、とは思いますね。
 いくら巨人ファンでも「楽天の勝利」を少しは称えてもいいんじゃないんですかね。たとえば何で第5戦について「西村がピッチャーの則本を四球で歩かせたことを責めたくない」という話になるのか?。そこは「四球を選んだ則本を称えたい」「西村を打ち崩した楽天の銀次とジョーンズの打撃を称えたい*40」とか「巨人打線を抑え込んだ先発・辛島と二番手・則本*41を称えたい*42」とでも書くべきじゃないのか(大体ピッチャーなら簡単にアウトが取れるはずという物言いは西村にも則本にも失礼でしょう)。別に楽天ファンではないのですが、あまりにも三浦の書き方が巨人より過ぎて不愉快になりますね。まあ、俺が「ネトウヨ同然の三浦が以前から大嫌い」「ナベツネのようなゲスがオーナーの巨人が以前から大嫌い」「暴力団スキャンダルが発覚しても監督に居座る原が以前から大嫌い」なことや「もう何度も日本一になっている巨人より球団創設後始めての日本一になる楽天にこそ勝ってほしかったこと(宮城の震災被害者の励みになるとか、おそらくメジャーに行くであろう田中マーが楽天で投げる姿は今年が最後だろうという意味でも)」は否定しませんけど。

「野球」という言葉を作ったのは正岡子規だというのは俗説だそう

 ウィキペ「野球」によれば

「ベースボール」を、初めて「野球」と日本語に訳したのは、第一高等中学校の野球部員であった中馬庚(1970年野球殿堂入り)である。明治期の俳人正岡子規が翻訳したという俗説があるが、子規が自らの幼名である「升(のぼる)」にちなんで「野球(のぼーる)」という雅号を用いていたことが誤解されたものと考えられる。ただし、子規が現在にまで残る野球用語を数多く翻訳したのも事実であり、2002年にはその功績によって野球殿堂入りを果たした。


ウィキペ「正岡子規」によれば

「バッター」「ランナー」「フォアボール」「ストレート」「フライボール」などの外来語を「打者」「走者」「四球」「直球」「飛球」と日本語に訳したのは子規

だそうです。


ビルマ首相のリクエストで歌われた「湖畔の宿」 後、「正論」12月号に大東亜会議についての拙論が掲載されました(三浦の個人ブログ)、のコメントに突っ込む
http://miura.trycomp.net/?p=2054&cpage=1#comment-27771

播磨真悟
三浦先生が大東亜会議に関して書かれた『WiLL』と『正論』を買わさして頂きました
大東亜会議が戦後、バンドンのアジア・アフリカ会議に繋がったのを考えたら、大東亜戦争って負の部分も確かにありますけど、間違いなく功の部分もあります!!

ばかばかしくて話にならないですね。
バンドンのアジアアフリカ会議というのは次のようなものです。

アジア・アフリカ会議(AA会議:ウィキペ参照)
 第二次世界大戦後に独立したインドのネルー首相、インドネシアスカルノ大統領、中華人民共和国周恩来首相、エジプトのナセル大統領が中心となって開催した会議。1955年にインドネシアのバンドンで第1回が開催されたが、第2回は開催されなかった。そのためAA会議のことをバンドン会議と呼ぶこともある。参加国はその多くが第二次世界大戦後に、イギリスやフランス、アメリカやオランダなど欧米諸国の植民地支配から独立したアジアとアフリカの29ヶ国であり、平和五原則を拡張した平和十原則が定められた。
 バンドン会議を皮切りに、継続的に開催される予定であったが、中印国境紛争やナセルのアラブ連合共和国形成の失敗などにより、各国の指導者間の統一が乱れ、1964年に予定されていた第2回会議とそれ以降は開催されなかった。しかし、その精神は1961年9月にユーゴスラビアベオグラードで開催された第1回非同盟諸国首脳会議に引き継がれたと言える。
バンドン会議開催までの経緯
 1954年に印中首脳会談においてネルー首相と周恩来首相が平和五原則(領土・主権の相互尊重、相互不可侵、相互内政不干渉、平等互恵、平和共存)を発表し、1954年4月28日〜5月2日にスリランカコロンボで開催されていたコロンボ会議で、アジア・アフリカ会議を開催する構想が生まれた。
 コロンボ会議には、アリ・サストロアミンジ(インドネシア首相)、シュリ・バンディット・ジャワーハルラール・ネール(インド首相)、モハマッド・アリ・ジナ(パキスタン首相)、ジョン・コタラーワラ(スリランカ首相)、ウーヌー(ビルマ首相)の5人が出席していた。この会議でインドネシアのアリ首相がアジア・アフリカ会議の必要性を表明した。これら5ヶ国とエジプトと中華人民共和国が中心となって、翌1955年4月18日にアジア・アフリカ会議の開催を実現させた。これは初の非白人国家だけによる国際会議であるとされる。30カ国が招待されていたが、中部アフリカのローデシア(現在のジンバブエ)は国内の情勢不安定のために参加できず、29カ国の参加で開催された。
 なお、中華人民共和国と敵対関係にあった中華民国大韓民国、さらに朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)やモンゴルは招待されなかった。
■平和十原則
 正式名称は世界平和と協力の推進に関する宣言。バンドン十原則とも呼ばれる。
1.基本的人権国連憲章の趣旨と原則を尊重
2.全ての国の主権と領土保全を尊重
3.全ての人類の平等と大小全ての国の平等を承認する
4.他国の内政に干渉しない
5.国連憲章による単独または集団的な自国防衛権を尊重
6.集団的防衛を大国の特定の利益のために利用しない。また他国に圧力を加えない。
7.侵略または侵略の脅威・武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立をおかさない。
8.国際紛争は平和的手段によって解決
9.相互の利益と協力を促進する
10.正義と国際義務を尊重

 誰がどう見ても大東亜会議なんか関係ないでしょう。周恩来やネールが中心人物の会議をこのように強弁できるネトウヨの神経には恐れ入ります。さすがにこういう珍論には三浦は応答しないでお茶を濁すでしょうが。

*1:著書『墓標なき草原(上)(下):内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2009年、岩波書店)で受賞。岩波からの出版も「ウヨ出版社で偏見の目で見られないように」という楊先生の深い考えだと思っていたのだが。今回の件は残念だ。

*2:トルクメニスタンウズベキスタンキルギスタンカザフスタンタジキスタンのこと

*3:新疆ウイグル自治区のこと

*4:ちびまる子の「中の人」の声で脳内再生しましょう

*5:絵は当初、つのだじろうで途中から影丸穣也

*6:絵は辻なおき

*7:「人間」でないところが梶原らしい

*8:梶原の時代には中卒は珍しくありません

*9:もちろん青山剛昌ではない。

*10:今は売血は法で禁止されており献血だけですが当時はそういう時代でした。

*11:2004年、弦書房

*12:著書『新編・明治人物夜話』(2001年、岩波文庫)、『新編・おらんだ正月』(2003年、岩波文庫)、『明治人物閑話』(2007年、中公文庫)

*13:もともとは岩波の月刊誌「世界」の連載。連載時は「T.K生」と半匿名でしたが現在では筆者が池明観氏であることがわかっています。

*14:副首相、党副主席などを経て党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*15:著書『韓国語はじめの一歩』(2000年、ちくま新書)、『韓国は一個の哲学である』(2011年、講談社学術文庫)、『心で知る、韓国』(2012年、岩波現代文庫)、『入門・朱子学陽明学』(2012年、ちくま新書)、『新しい論語』(2013年、ちくま新書)など

*16:いずれ直すでしょうが

*17:ウィキペ「島倉千代子」によれば1950年(昭和25年)、12歳の頃に「お山のお猿」でレコードデビューしているがこの曲は童謡のため、歌謡曲としてのデビューは1955年(昭和30年)、16歳の頃の『この世の花』であるとのこと

*18:ウィキペ曰く『ラジオドラマ、テレビドラマの脚本を書き、NHKラジオドラマ『向う三軒両隣り』(1947〜1954年)がヒットした。1963年、最初の大河ドラマ花の生涯井伊直弼が主人公)」の脚本も担当した。政治的には1971年の都知事選で秦野章後援会副会長をつとめた』

*19:劇団四季創設者。第一次安倍内閣教育再生会議委員なので安倍に近いのかも知れない。

*20:著書『GHQ作成の情報操作書「眞相箱」の呪縛を解く:戦後日本人の歴史観はこうして歪められた』(2002年、小学館文庫)、『異形の大国・中国:彼らに心を許してはならない』(2010年、新潮文庫

*21:ウィキペ曰く「学校法人国際医療福祉大学理事長、医療法人社団高邦会高木病院理事長」

*22:渡部は平気でデマを飛ばす男なので「広辞苑初版から6版までの実物という証拠がない」と信用できないのが困ったところです。

*23:1955年に開催された日本共産党第6回全国協議会のこと。この大会により共産党の分裂状態が解消された

*24:まあ、例は6全協でなくてもいいですが

*25:世界ウイグル会議総裁

*26:マンデラが何か日本に言うとしたらむしろ「名誉白人はやめて欲しかった」だろう。

*27:でも、マンデラはともかくウヨの圧力に抵抗できず「尖閣募金」「靖国参拝」しちゃったカーディルだともしかしたら。イリハム・マハムティ(日本ウイグル会議代表)は完全に日本ウヨの犬だし。いやそういうことは考えたくないけど。

*28:廈門市副市長、福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記などを経て現在、党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*29:国家主席になったばかりだというのにもう断末魔の叫びが聞こえるとは。幻聴だと思いますよ

*30:著書『7.5ウイグル虐殺の真実:ウルムチで起こったことは、日本でも起こる』(2010年、宝島社新書)

*31:著書『改訂版「日中戦争」は侵略ではなかった』(2011年、ワック文庫)、『改訂版「慰安婦問題」は韓国と朝日の捏造だ100問100答』(2012年、ワック文庫)

*32:著書『【中国版】サブプライム・ローンの恐怖』(2012年、幻冬舎新書)、『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(2013年、PHP新書

*33:著書『中国が隠し続けるチベットの真実』(2008年、扶桑社新書)、『最終目標は天皇の処刑:中国「日本解放工作」の恐るべき全貌』(2013年、飛鳥新社

*34:著書『日本掠奪:知ったら怖くなる中国政府と人民解放軍の実態』(2012年、桜の花出版)、『あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ』(2013年、飛鳥新社

*35:連戦内閣法相、台北市長を経て、現在総統、国民党主席

*36:民族抹殺とはさすがに「ホロコースト的な物理的抹殺(虐殺)」ではなく「文化的抹殺(同化政策、民族文化の否定ないし軽視)でしょう。いずれにせよ中国は「民族抹殺政策の存在」を認めてはいませんが

*37:軍事大国とまで言えるかどうかは知りません

*38:「中国を国連から除名しろ」「そして台湾を常任理事国にしろ」などと言わないのはさすがに連中にも「それなりの常識がある」ということでしょうか

*39:むしろ非難されるべきはピッチャーよりも打線の貧打ぶりでしょう。もちろん打撃陣を糞味噌に罵倒していいとは言いませんが、スポーツ紙が指摘するように捕手の阿部が「7試合22打数で二安打一打点」ではねえ、と言った思いがあります。阿部にかわる捕手がいない現状では彼の貧打は試合に大いに影響する訳です。貧打だからと行って阿部をかえられないわけですから。しかも阿部以外も貧打に終わったわけです。

*40:則本四球で西村が動揺したことは事実でしょうが、則本をアウトにすれば勝てたとか、歩かせたから負けたという単純な話じゃないですからね

*41:まあ、辛島の勝ち星を消してしまったことを考えると「抑えたと言えるか」多少微妙ですが

*42:田中マー以外は盤石ではないかのようなマスコミの事前報道でしたが終わってみれば則本(第1戦先発)、美馬(第3戦、7戦先発)、辛島(第5戦先発)といった若手が好投。むしろ第2戦に勝利したとは言え、第6戦敗北で田中マーも絶対的存在ではないことがわかったわけです