「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート70(追記・訂正あり)

パート69の続き。

■安倍政権文科三役の記者会見(朝鮮学校関係)
 文科省サイトの「キーワード」によれば下村文科相記者会見の「平成25年2月15日(金曜日)」(http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1330761.htm)、「平成25年2月19日(火曜日) 」(http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1330782.htm)「平成25年4月5日(金曜日)」(http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1332689.htm) で朝鮮学校についての発言があったらしい。
 文科省サイトに文字起こしがのったら後でコピペしてここで紹介する。

【2013年3/8追記】
2/19会見が文字起こしされてることに気付いたのでコピペで紹介する。なお、なぜか2/15会見はまだ文字起こしされていない。文字起こしする分量の差か?

記者)
 朝鮮学校の無償化の関係でお伺いしたいんですけれども、省令改正のパブリックコメントが終わってしばらくたちますが、その省令改正のタイミングとか、朝鮮学校の指定の通知などのスケジュールを教えてください。
大臣)
 朝鮮学校については、明日、20日付で改正省令を公布いたします。同時に各朝鮮学校に不指定の通知を発出する予定です。
記者)
 朝鮮学校の無償化に関連してなんですが、パブリックコメントの賛否、それぞれ何人ぐらいから入っていたか、いかがだったでしょうか。
大臣)
 ちょっと手元にはありませんが、一応賛成の方がちょっと上回っていたという数字で、約3万件ぐらいありまして、賛成が51〜52パーセントぐらいだと。全部で3万件ぐらいパブリックコメントとしてございました。正確に言うと、合計3万510件のパブリックコメントが寄せられました。これは実施期間が12月28日から1月26日までの期間ですけれども、内容を精査した結果、賛成が1万5,846件、反対が1万4,164件、その他500件ありました。
記者)
 先ほどのパブリックコメントで大体賛成が52パーセントぐらいで、反対も50パーセントに近い数字が出ていたと思うんですけれども、この数値に対する受け止めと、それは一定の理解を得たという知見なのか、それとも反対意見が結構あるという意識なのか、その辺りの受け止めと、これが今回のことに何か影響を及ぼしたかという部分はありますでしょうか。

大臣)
 賛成意見の主なものとしては、拉致被害者が帰って来ていないので、朝鮮学校に支給すべきではないとか、反日教育を行う学校を対象とすべきではない。あるいは朝鮮学校のカリキュラムは朝鮮総連によって決定されていて、北朝鮮からの支援を受けているので、朝鮮学校に支給すべきではないというものが多かった。反対意見の主なものとしては生徒の学びとは関係ない、拉致問題等の政治的理由で朝鮮学校を除外するのは国際条約、高校無償化法などの趣旨に反する。また、外交上の配慮などにより判断しないと言っていたのに、方針を変えるのかという意見もあったということでございます。反対意見は、結構同じようなコメントが多かったということで、かなり関係者の人たちが、結構、徹底したPRをされたのかなという印象もありますが、この賛成・反対の多寡によらず、これは政府として決定したことでございますので、つまり対象としないということについて、私としては朝鮮総連の影響下にある学校は不当な支配に服するというですね、教育基本法にも抵触するのではないかなというふうに思っておりますので、是非、子どもには罪がありませんから、朝鮮学校については本来の我が国の学校教育法に基づいた学校に変えていただければ対象になるわけですから、日本の教育制度の下で学校教育を是非やっていくというふうに方向転換を早くすればすぐ適用にもなりますので、是非、そういうことも朝鮮学校は考えていただきたいなというふうに思います。

 改めて除外賛成論ってアホだなあと思った。下村の記者会見にも突っ込む。

反対意見は、結構同じようなコメントが多かったということで、かなり関係者の人たちが、結構、徹底したPRをされたのかな*1という印象もありますが

 全く違う多様なコメントが山ほどつくような話じゃないだろうが。大体そんな事言うなら賛成意見はどうなんだよ。建前では公正中立であるべき人間「文科大臣」が露骨に反対意見をネガキャンしてる上に、そのネガキャンが偏見垂れ流し、言いがかりでしかないってのが酷いな。

私としては朝鮮総連の影響下にある学校は不当な支配*2に服するというですね、教育基本法にも抵触するのではないかなというふうに思っております

政府見解では教基法の「学校」は「いわゆる1条校」なので「1条外校」朝鮮学校はそもそも対象外なんだけどね。過去の政府見解を無視した発言をするとんちきな下村。
文科官僚も下村にはさじ投げてるんじゃないか。他の件でも似たような暴論が出るかもな。

日本の教育制度の下で学校教育を是非やっていくというふうに方向転換を早くすればすぐ適用にもなります

言ってることが意味不明。各種学校認可を受けてるのに「日本の教育制度の下で学校教育を是非やっていくというふうに方向転換を早くすれば」とはどういう意味?
そしてその理屈だと無償化対象の「アメリカンスクールや華僑学校や韓国学校」は「日本の教育制度の下で学校教育をやっている」ことになるわけだが朝鮮学校とその他の外国人学校の違いは何?
 大体文科相が「教育内容を俺の望む方向に変えろ」と公言するのはそれこそ教基法16条の禁じる「教育への不当な支配」ではないのか。
 そしてこの理屈だと「パブコメを全く読んでない」と自白してるのも同然だと思うが。


【2013.4/9追記】
いずれアップすると書いてる癖に2/15記者会見の文字起こしを文科省が何時までもアップしないことにいらついてきたのでオレ流に適当に起こす。しかしアップしないのって単に忙しいから?。疑った見方をすれば「文字起こしして、下村に批判的な人間に突っ込まれたくないから」かもしれないが。
23分あるが18分くらいから日テレの記者が朝鮮学校関係で質問。

記者:
 昨日、神奈川県が核実験を理由に朝鮮学校への補助金支給の見送りを決めましたが、文科省としては神奈川県の措置は影響がありますでしょうか?
大臣:
 核実験については影響はありません。ただ高校無償化での朝鮮学校の扱いについては昨年末、総理の指示も踏まえ朝鮮学校についての規定の削除を検討しているところでございます。このためのパブリックコメントについて約3万件のご意見をいただきました。改正に賛成する一定の意見が寄せられたと考えております。省令改正については核実験とは関係なく所定の手続きを今月中に進めていきたいと考えております。

ま、省令から朝鮮学校に関する規定を削除する気持ち満々と言うことはわかったが、むしろ2/19記者会見の方が突っ込み所が多い。


【2013年4/16追記】
 4/5分文字起こしが文科省によって掲載されたのでコピペして紹介。

記者)
 町田市の教育委員会が、これまで入学時に、児童に無償で防犯ブザーを配っていたということですが、これは朝鮮学校の子には今年は配らないという決定をしたと。
 理由としては、北朝鮮をめぐる情勢を考えて総合的に判断したというように回答しているようなんですが、この対応についての受け止めをお聞かせいただけますでしょうか。
大臣)
 それは、町田市という自治体が判断したことですから、そのことについては一つ一つコメントは差し控えたいと思いますが、ただ、結果的に、そのことによって北朝鮮の子ども*3がいじめに遭わないような、それは是非配慮をしてもらう必要はあるんじゃないかなというふうに思います。

いろんな意味で突っ込み所が多い。
 まず第一にさすがの下村も「町田市のしたことは正しい」と言う度胸はないらしい。つうかそういう度胸がある産経と西岡力は異常すぎだ。
 「いじめにあわないような配慮を町田市がする必要があるかと思います」という趣旨のお為ごかしまで下村は言っている。ま、そう思うのなら「無償化除外なんかするな」「補助金不支給を批判しろ(法的に可能なら文科省として自治体を指導しろ)」「町田市を批判しろ(法的に可能なら文科省として町田市を指導しろ)」「在特会を取り締まれ(これは文科省マターではないが、安倍内閣として取り組むと言うこと)」って話だ。
で、俺と同様に下村批判をする日刊イオを紹介しておこう。

http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/f3b2664688444e5b1b0cc97f1e578e30
 下村文科相は今回の問題に対して「子どもたちがいじめに遭わないよう配慮してもらいたい」と言ったが、いじめの根源を作っている人間が破廉恥にもよく言えたものだ。

 第二に「自治体の決めたことですからコメントは控えたい」って態度が教科書問題での沖縄県竹富町教委への態度とまるで違う。わかりやすいまでのダブスタぶりだ。ぶっちゃけ町田市の行為は違法行為ではないのか?


朝日新聞『「日韓対等時代」がもたらした宿命的摩擦(上)――自民3議員入国拒否から、「韓流偏重のフジテレビ見ない」8・8運動まで』(小北清人
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2011080800012.html
朝日新聞『「日韓対等時代」がもたらした宿命的摩擦(下)――ガチの「ぶつかり合い」が増えていく?』(小北清人
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2011080900010.html
 金を払ってまで読む気ナッシングなので、無料で読める部分だけ読みました。
 しかしタイトルだけで読む気がなくなります。「日韓対等時代」ってじゃあ昔は「韓国が目下の時代」だったのか。まあ、経済力は韓国の方が下だったでしょうがそういうことは普通の人は失礼に当たるから言いません。かつ日韓対等時代だから摩擦が起こるのか。違うでしょう。昔と違って自民党が、あるいは日本社会が「安倍を首相にするほど」極右化しているから摩擦が起きるんです。昔の自民だったら安倍みたいな極右は首相になんかなれませんよ。そして昔の日本ではフジテレビ前でアンチ韓流デモなんてバカをやる人間もいなかったわけです。
しかし、そういう理解は小北氏にはないようです。朝日は左翼だとか言う人がいますけど、小北氏のようなバカウヨがでかい面してるんだから俺に言わせればあそこは全然左翼じゃないですね。


朝日新聞『「日本赤軍の女王」重信房子脱原発アピール』(小北清人
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2011081200004.html
金を払ってまで読む気ナッシングなので、無料で読める部分だけ読みました。

巷には「脱原発論」が盛んだが、原発事故に便乗したかのような政治的「脱原発アピール」というのはいささか願い下げだ。

 どう見ても中東でゲリラ活動、テロ活動をしていた重信氏への世間の批判的イメージを利用した脱原発派へのネガキャンにしか見えません。
 俺の方こそ『中道ぶった、バカウヨ小北氏の脱原発へのネガキャンはいささか願い下げ』ですね。あれだけの事故が起きれば普通は脱原発を主張するでしょうし、一応、重信氏は今でも政治活動家の訳です。様々な左翼党派が脱原発主張しているのに「左翼の端くれ」重信氏が原発問題についてノーコメントだったら、その方がおかしいでしょう。重信氏の「脱原発意見」は筋が通ったものなら、彼女の過去のゲリラ活動、テロ活動や、現在の様々な運動への評価とは別途「正当な主張と評価すべき」でしょう。『原発事故に便乗したかのような政治的「脱原発アピール」』などと重信氏をネガキャンするのは彼女に失礼でしょう。


朝日新聞金正日死亡の寂寥――畳の上で死んではいけなかった男』(小北清人
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2011122100009.html
 金を払ってまで読む気ナッシングなので、無料で読める部分だけ読みました。しかしタイトルだけでその右翼ぶりに絶句ですね。「畳の上で死んではいけない」って「公式発表に寄れば死んだのは電車の中で執務中ですよ?」ってオヤジギャグはさておき。
 常識で考えて「畳の上で死ぬ=平穏に死ぬ」と言うのが一番あり得るシチュエーションのわけです。「朴チョンヒ(韓国)のように側近に暗殺されたり」「カダフィリビア)やチャウシェスクルーマニア)のように政権を打倒した反体制派に処刑されたり」「ホーネッカー(東ドイツ)やピノチェト(チリ)のように政権崩壊後、訴追を受けたり(ただし諸事情のため裁判は実現しなかった)」を小北氏や彼が所属する朝日新聞が希望するのは彼らの勝手ですがまあ、可能性が低いと思うし、下手にそういうことが起これば「内戦状態で日本や韓国、中国、ロシアといった近隣諸国に悪影響」という恐ろしいことにもなりかねないわけです。
 どう見ても新聞記者が公言するようなことじゃないですよね。極右活動家じゃないんだから。こんなタイトルの記事を載せる朝日も頭がどうかしています。


朝日新聞慰安婦問題「土下座」パフォーマンスと、いかにも韓国的な「希代の宗教ビジネスマン」=文鮮明氏の死』(小北清人
 金を払ってまで読む気ナッシングなので、無料で読める部分だけ見てみましょう。

http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2012091200014.html
 このところ、韓国各地で、何とも奇妙奇天烈な「土下座パフォーマンス」が繰り広げられています。
 「慰安婦問題について、心よりお詫びいたします」とハングルで書かれた横断幕。それを掲げるチマ・チョゴリや和服姿の女性たちの集団。タスキをかけた女性が「謝罪文」を読み上げたあと、全員で一斉に、「心から謝罪します」と声をあげ、まるで「土下座」するかのように、頭を90度下げて見せるのです。
 この「謝罪パフォーマンス」、やっているのは、韓国人と結婚し、韓国各地に住む日本人女性たちで作る「韓日の歴史を克服し、友好を推進する会」なる団体。この5月に結成され、6月末から各地でこの手の謝罪集会を行ってきました。

「産経かよ?」「これがあの朝日の記事なの?」って酷い記事ですね。「在韓日本人が慰安婦問題で謝罪の意思を表明する」ことのどこが「奇妙奇天烈」なんですかね。

 「あくまで自発的に作られた会」と団体のリーダーは強調し、韓国メディアも、「謝罪しない日本政府に代わって謝罪を続ける健気な女性たち」といった調子で、至極好意的に報じています。
 ですが、韓国メディアが伝えない事実があります。実はこの会、あの統一教会(日本での正式名称は世界基督教統一神霊協会)系の団体なのです。
(中略)
統一教会なら、集団でこの種の「謝罪パフォーマンス」を繰り広げるのもうなずける話です。というのも、彼らの教義の中核にあるのが、「日本人は、植民地時代の罪を、韓国人にあがない続けなければならない」というものだからです。

「女性たちの運動を統一協会の意思と評価することの是非」、「日本人は韓国人に罪をあがなえ、という主張を教義の中核と理解することの是非」はともかく統一協会文鮮明への献身を日本人信者に求める際に「日本の罪」を強くアピールしていることは事実です。で、そういうことを知りながら慰安婦否定派・安倍晋三統一協会と祖父の代からつきあってるわけです。


■『「韓国国旗」が総連本部ビルにはためく日が?――凋落の朝鮮総連』(小北清人
 金を払ってまで読む気ナッシングなので、無料で読める部分だけ見てみましょう。

http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2012071800010.html
金大中氏は当時、日本を拠点に反朴政権活動*4を本格的に展開しようとしたわけですが、彼の支援組織の背後に朝鮮総連、さらには北の金日成政権の線があったと、北朝鮮サイドで活動した在日関係者から聞いたことがあります。

 何が言いたいんですかね。金大中氏へのネガキャンですか?。「朝日というタイトルは間違いで産経か?」と疑いたくなるほどの酷い文章です。
 そりゃそういう人も支援組織にはいたでしょう。小北氏が指摘するまでもなく誰でもわかることです。でも「そういう人ではない人」も当然支援者にはいたし、金氏としては「北朝鮮関係者は私の支援組織に入るな」なんて贅沢を言える余裕もないでしょう。
 そして金氏は彼の信念で動いていたわけで別に北朝鮮のエージェントとして動いていたわけでも何でもないわけです。こんな言いぐさが許されるのなら「ダライラマ一味(チベット亡命政府)は日本右翼とつるんでる」と言う非難だって可能ですが、まあ、「ダライに甘い」「日本右翼にびびってる」日本マスコミはそんな事言わないわけです。
 中国のチベット支配の是非に関係なくダライ一味の日本右翼とのつきあいは「大人のつきあい」として許される限度を明らかに超えてると思いますけどね。

総連のあまりの凋落ぶり*5に「いまや北朝鮮の工作機関さえ総連を当てにせず、機関それぞれが独自に総連関係者を一本釣り、情報収集させている」(総連関係者)という話です。

 常識で考えてそんなことはないでしょう。総連の報告というのは「組織としての報告」ですので、当然、意識的か無意識的かはともかく「総連組織」としてのバイアスはあるでしょう。
 そのバイアスを減らすため、それとは別途、たとえば総連関係者(A氏、B氏など)を一本釣りし、別途情報を集め、「なるほど総連の報告通りのようだな」「いろいろな情報を総合的に検討するとどうもA氏のいうような問題が総連報告にはあるらしい、総連報告は鵜呑みには出来ないな」「むしろ総連報告の方が正しい、A氏は自己保身のためにデタラメ言ってるようだ」なんて判断をしている可能性はありますが、「全く当てにしない」なんてことはないでしょう。日本人であれ、在日であれ、誰であれ、北朝鮮との交渉で一番信用できるルートと思ってるのは総連であり、当然ながら情報が一番集まるのも総連でしょう。それは総連が経済的に苦しいこととは全く関係ないでしょう。
「競売などによって総連なんか潰したって全く惜しくないんだ」とアンチ総連の小北氏が強弁したいだけではないんでしょうか。


朝日新聞『「池口恵観・朝鮮総連中央本部落札事件」の深層』(小北清人
 金を払ってまで読む気ナッシングなので、無料で読める部分だけ見てみましょう。

http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013040900008.html
まったくもって、いまだに奇妙、かつ不透明な「事件」です。

 別に奇妙でも不透明でも「事件」でもないと思います。少なくとも表面的には一個人が総連本部ビルを落札しただけの平凡な話です。まさかとは思いますが、朝日(執筆者は小北清人記者)も産経みたいに総連と池口氏を敵視してるんですか?。だとしたら朝日も随分と右翼化し、落ちぶれたもんです。小北記者ってどんな人なんだろうと思ってググったらこんな面白い記事がヒットしました。
 朝日新聞『「韓国国旗」が総連本部ビルにはためく日が?――凋落の朝鮮総連
 http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2012071800010.html
 どうも小北記者は総連を異常に敵視してるように思いますね。タイトルだけで俺なんかは絶句です。「?」をつけてますが、まあ普通に考えて韓国国旗なんかはためかないでしょう。落札者がよほどの韓国極右でない限り。そんな事をすれば政治問題化し、落札者にとっていいことは何もありません。「総連本部に韓国国旗を何が何でも掲げたい」という韓国極右でない限りそんな馬鹿なことはしない。
 記事内容も変だと思いますので後で突っ込みましょう。また『慰安婦問題「土下座」パフォーマンスと、いかにも韓国的な「希代の宗教ビジネスマン」=文鮮明氏の死』(http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2012091200014.html)など他の面白そうな小北記事にも後で突っ込んでみましょう。

 地裁が最福寺への売却を許可した29日夕、池口氏が口にしたのは、しかし、「代表的親北人士」にしては奇妙な言葉でした。
 「朝鮮総連を支えるつもりはない。総連には基本的に出て行ってもらうことになる。日本政府の許可が下りれば、次の行先が決まるまで、貸すこともあるが」
 日本国政府が許さないなら、「総連には立ち退いてもらうしかない」と池口氏は言っているのです。
 ところが、その3日前、(4者が参加した入札で)最高価で落札したことがわかった26日の会見では、「総連から依頼があれば、貸すことも検討する」と彼は発言していました。
 「総連に貸す」(26日)から、「政府が認めないなら立ち退いてもらう」(29日)に、発言の中身が変わったわけです。
 この間、何があったのか。
 こんな話を事情に詳しい人物から聞きました。
 「28日、警察当局が池口氏の関係先にガサ入れに入る構えを見せた。宗教法人の脱税容疑がらみだった可能性がある。この方針は安倍晋三総理にも知らされた。総理は前向きだったという。ところが、小泉政権時代の有力者で朝鮮総連とも近い人物がそれを聞き強硬に反対、検察筋にも働きかけ、結局、ガサ入れは見送られた」

 ま、怪しい話なので本当かどうか知りませんけどね。池口氏が本当に脱税してるか、公安の言いがかりはともかく、公安なら総連潰しのためにやりそうな話ではありますけど真偽不明。「中央政界に太いパイプを持つわけでも何でもない」一サラリーマンの俺なんぞには真偽を確かめることなど出来ません。
 しかしこういう脱税捜査ってやるのは警察でも検察でもなくいわゆるマルサ(国税局査察部)じゃないんですかね?。「マルサの女2」でも「三国連太郎演じる宗教団体役員(元ヤクザで今もヤクザ社会とつながりがある)の脱税」に宮本信子たちマルサが挑むって話がありましたが(ただし山崎努演じるパチンコ業者の脱税が見事に摘発される「マルサの女」と違い、「2」ではキーマンが暗殺されるわ、三国とつるむ大物政治家・漆原*6から露骨に圧力がかかるわで捜査が挫折しそうという厳しい状況で話は終わる。しかも「脱税犯ではあるが子煩悩な父親」と言う人間らしい一面も見せた山崎と違い、三国は悪人の極みという演技*7なので共感しようがない)。
 それはともかく『小泉政権時代の有力者で朝鮮総連とも近い人物』といったら誰でも連想するのは今、内閣官房参与の地位にいて、小泉訪朝の功労者の一人・飯島勲小泉首相秘書官でしょうね。当然、訪朝を決めるに当たっては飯島氏と総連側で詰めたやりとりをしたでしょうからそのときにパイプが出来てるでしょうし。少なくとも俺は彼の他に『小泉政権時代の有力者で朝鮮総連とも近い人物』『そして現在、安倍に影響力を発揮できる人物』というのは思いつきません。
 この記事が正しいかどうか知りませんが正しいと仮にするなら、池口氏と総連のパイプ役となったのは飯島氏ではないか。でそうなら安倍が公安の総連潰しを容認しようとすれば、そんなことされては池口氏に落札を依頼した飯島氏の面目が丸つぶれですから「バカはやめろ」「それでは参与を続けられない」とだめ出しするでしょうし、安倍も飯島氏ほどのやり手にだめ出しされて「飯島は黙ってろ」と刃向かえるほどのタマでもないでしょう。と同時にこれが事実なら池口氏の発言の微妙な修正は「飯島氏の働きかけ」が理由かもしれません。「安倍一派を何とか押さえ込んだが、発言を少しトーンダウンして欲しい」「安倍一派の動きがつかめず事前にそうしたアドバイスが出来ず申し訳ない」とか何とか。

「少なくとも入札以前の、さほど遠くない時期に、最福寺と関わりを持つ政界関係者が総理の耳に入れたとの情報がある。だが総理は半信半疑だったようだ」(関係者)
 であれば、池口氏は入札前の時点で、「安倍総理は総連への賃貸を了解してくれただろう」と単純に信じ込んでいたこともあり得ます。

最福寺と関わりを持つ政界関係者=小泉政権時代の有力者で朝鮮総連とも近い人物=飯島氏』と考えれば池口氏が「安倍が落札に文句言わないだろう」と認識するのも当然でしょう。


月刊日本5月号(K&Kプレス)に掲載された池口恵観氏インタビュー「金日成は観音様」
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00984
ま、池口氏が気にくわない三浦が悪口雑言はいてるだけの駄エントリですがコメントしてみましょう。月刊日本というのは極右雑誌ですが池口氏のインタビューをしたことはそれはそれとして評価します。また三浦が紹介したこともそれはそれとして評価します。三浦は批判のつもりで紹介してるようですが、正直「一部を除いて正論じゃん」としか思いません。インタビュー内容って小生が以前読んだ東京新聞のインタビュー記事と大筋では変わりませんね。

インタビュアー
朝鮮総連ビルを落札された動機について教えてください。
池口氏
 最大の動機は、日本国民を守らなければならないという、宗教家としての使命に突き動かされたことです。私はこの4年間で5回ほど北朝鮮を訪問しましたが、その間、金永南*8最高人民会議常任委員会委員長や楊亨燮最高人民会議常任委員会副委員長、金貞淑対外文化連絡協会委員長、労働党幹部などに会って意見交換を行いました。
 その際、彼らは朝鮮総連ビルの競売問題について次のように言っていました。朝鮮総連ビルは北朝鮮の大使館のようなものであり、これがなくなれば日本と敵対関孫になってしまいます、何とかしていただけませんか、と。
(中略)
 中には労働党のパク・ブガン幹部のように、厳しい主張を行う人もいました。彼は「総連本部が九段のビルを失うことは大使館を失うことであり、我々は宣戦布告されたと受け取る。戦争になれば我々は絶対に負けない」と強い口調で訴えていました。
現在、日本政府は北朝鮮に対して制裁を強めています。確かに制裁が必要なときもあるでしょう。しかし、圧力に耐えかねた北朝鮮が暴発してしまい、仮に日朝が戦争に突入するようなことになれば、日朝共に甚大な披害を受けてしまうでしょう。それだけは何としても防がなければなりません。

まあ、正論ですよね。インタビューでは池口氏は「日本国民の命を守る=日朝間戦争を起こさせない」という話しかしていませんが、ついでに付け加えれば、拉致問題を解決するにおいて総連というパイプを破壊してどうするのかということですね。「拉致被害者という日本国民の命」を守る上でも総連本部ビル競売なんかすべきじゃない。三浦だの荒木和博だのには外交する気がないのか?。しかし外交しないでは問題は解決しないでしょう。でその場合パイプがあった方が外交しやすい。北朝鮮外務省と直接外交するからパイプなんかいらないってもんじゃないでしょう。
 その場合一番信頼できるパイプは総連でしょう。在日朝鮮人実業家でも何でもいいですが総連より信頼できるパイプがあるというなら教えて欲しいもんです。

池口氏
大変不幸なことですが、北朝鮮では現在に至るまで正式な戦没者慰霊が行われていません。北朝鮮で戦没・戦争犠牲者の慰霊と世界平和祈願の大柴燈護摩をしたい。これが北朝鮮を訪問するようになったそもそものきっかけです。

日本の植民地時代にあの国で没した日本人って意味でしょうね。でそれが放置されてることは事実ですし、放置していいのかと言うのも事実です。
池口氏がやりたいという「世界平和祈願の大柴燈護摩」はともかく、遺族による遺骨収集や慰霊はされて当然でしょう。そういうことをする気がない、北朝鮮打倒しか頭にない三浦は人間のくずですね。同胞の遺骨を何だと思ってるのか。

池口氏
 金日成主席の業績や人となりについてもうかがいました。金日成主席は国を独立させ、国民に衣食住の足りた生活をさせたい、それが実現できたら、世界の平和のために尽くす国民になるべきだと言っていたそうです。
 私はこの話を聞き、主席は観音様のような方だと感じました。そこで、帰国後に「金日成主席観世音菩薩」を作り、日朝友好の促進を祈っておりました。

まあ、これについてエントリの後ろの方で「衣食住足りてないじゃん」「世界平和に尽くしてないじゃん(ラングーン事件とか大韓航空機爆破とかそういうことでしょう)」「何が観音様か」的な悪口雑言が予想通り三浦からされるんですが、こう言うのはリップサービスでしょうに。たとえば国際的には「日中戦争、太平洋戦争」を理由に昭和天皇A級戦犯容疑者・岸信介(後に首相)に批判的な人間はいくらでもいるでしょうがそういう人間でも日本との友好関係という話では批判する場合も「戦犯国家日本」とか糞味噌に罵倒することはふつう避けるでしょう。それが大人の世界です。
大体三浦ごとき腐れ右翼が何様か。

インタビュアー
北朝鮮には現在でも、大日本帝国の精神が残っていると言われています。

これどういう意味なんですかね?。普通は「大日本帝国的な独裁的な」って意味でしょうが右翼雑誌ですのでねえ。褒めてるんでしょうか?。そして三浦はこの発言についてどう思ったのか何か言えばいいのに。いつも通りに都合の悪い発言はスルーするわけですが。

池口氏
北朝鮮では、親孝行や愛国心についてしっかりと教育されています。現在の日本では国旗を掲揚してはだめだとか、国歌を歌ってはだめだとかいう話ばかりです。かつての日本を取り戻すためにも、北朝鮮から学ぶべきことも多いように思います。

問題は「嫌がる人への強制」であって国旗掲揚、国歌斉唱それ自体ではないのですが、まあ、池口氏はそういう面では右翼なんでしょう。

池口氏
 私は、日本は朝鮮半島に対して迷惑をかけてきたと思っています。豊臣秀吉の時代も、日本は朝鮮半島に攻め入って耳や鼻を切り取ったりと、酷いことをしてきました。
そのようにして殺されていった方々は日本を強く怨んで死んでいったはずです。七代でも八代でも生まれ変わり、日本をやっつけてやると思っているはずです。
こうした霊に対してしっかりとお詫びをし、根っこから綺麗にしない限り、日本と朝鮮半島との関係は絶対に上手くいきません。いくらODAでお金を出そうとも、それは表面的な解決にしかならず、時間が経てばまた問題は復活してきてしまいます。慰安婦問題を見れば明らかでしょう。

正論過ぎて特に言うこともないですね。三浦は池口氏が問題にしている「秀吉の朝鮮侵略」や「慰安婦問題」をどう思ってるのか語ってみろと言いたいですね。語れないから語らないんでしょうが。

池口氏
 朝鮮総連本部が靖国神社に近いことも何かの縁です。総連本部のある富士見は聖地でもあります。天が、仏さまが今回の私の行動を「正しい」と判断され、私が朝鮮総連ビルの活用に関わることができるようになったら、私は靖国神社に近いあのビルを、英霊の供養、祈りの場として、怨親平等思想に基づく「民族融和」の拠点にしたいと考えています。
そして、北朝鮮が大使館として続けて使用したい意向があり、日本政府にそれを認めていただけるならば、そうしたいと思います。私は、それが日本のためになり、日朝間の懸案解決に繋がると確信しています

まあ、今すぐに立ち退きを求める気がないらしいことはわかりました。いいことだと思います。「(総連本部として当面使用してもらい国交正常化時には)大使館にしたいならしてもいいんじゃ?」というのと「英霊の供養、祈りの場」と言うのとではだいぶ違う気もしますが、そのあたりまだ確定していないんでしょう。いずれにせよ三浦ら極右の「総連打倒論」に荷担しないならそれだけで俺は池口氏は高評価ですね。


■2013年4/12東京新聞朝刊に池口恵観氏のインタビュー記事が掲載
 ま、手元に新聞がないのでうろ覚えですがインタビューへの池口発言の内容要約を書くことにしましょう。
1)「自分(池口氏)を朝鮮総連に甘いと批判する人間がいるがそういう人間はどうやって拉致など、日朝間の問題を解決する気なのか?。外交せずに問題は解決するのか?。外交する場合に朝鮮総連以上に有効なパイプがどこにあるのか?。総連本部ビルを競売したあげく買い取った人間が頭ごなしに『総連は出て行け』などという態度を取ることは総連というパイプの破壊ではないのか?。それを避けるために競売は回避すべきだと主張してきたが回避できないと知り、やむなく自分が落札した。当面は総連のビル使用を認めるつもりだ」
 ま、これが池口発言の最大のポイントですよね。外交するんだったらパイプが必要です。で、その場合のパイプとして一番使えそうなのは総連ですよね。他にあるってのなら教えて欲しいもんです。そして総連をパイプとして交渉するにおいて本部を競売したあげく頭ごなしに「出て行け」なんてやることが池口氏の言うように「パイプの破壊」でしかないこともその通りでしょう。池口氏にどんな思惑があろうが彼のやったことはいいことだと思います。彼が言うとおり、救う会あたりが望むようなアンチ総連の極右が落札して頭ごなしに「出て行け」なんて言ったら外交に支障を来しますよ。
2)「落札資金の調達に当たってはいずれ総連には立ち退いてもらうことを条件に融資を受けてるので申し訳ないが半永久的に使用というわけには行かない。立ち退き後の使用については未定」
 ま、この辺りは何とも評価が難しい。「実際には半永久的でもいい」という状況だが右翼の批判を避けるためにこう言ってるのか、それとも実際そうなのか。ま、いずれにせよ「パイプ破壊は不適切」と言いきってる以上、実際にいずれ立ち退いてもらう必要があるとしても、最低でも今年いっぱいくらいは猶予期間となるんじゃないか。俺の願望込みですけど。
3「一部でささやかれてるような政府の働きかけなどはなかった」
 ま、これも何とも言いようがないですね。「安倍首相から是非落札してほしいという話があった」なんてことはたとえ事実でも言えるわけがないですから。
4「利権がどうこう言う人間がいるが、そんなことはない」
 ま、「利権のためだ」なんていう人はいないですから。俺個人は利権だろうが何だろうが彼の落札は現時点では良かったと思いますが。 


■4月20日神戸 「朝鮮学校補助金交付取消し訴訟・中間報告会」動画紹介
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00983
 人としてゲス、鬼畜、「チンパンジーやゴリラ以下の品格」としか言いようがない。朝鮮学校の教職員や生徒、保護者、卒業生に対し失礼とは思わないのか?
 どうせ、いつもの差別発言しかしないのだろうから動画など見る気もない。俺も不愉快な動画を見て健康を害したり、憤死したりしたくないのでひとまず遠慮しておく。文字で読むと我慢できても、動画だととてつもなく不愉快になると言うことが最近わかってきた。
 それにしても萩原遼も本当に落ちぶれたもんだと思う。共産党除名も当然だ。つうか右翼連中も萩原のことなんぞ内心では「哀れな転び左翼」としか思ってないだろ(萩原がそれを自覚してるかどうか知らないが)。昔の左翼仲間には「右翼」として嫌われ、今の右翼仲間には内心「転び左翼」として蔑視されてるというのも本当に哀れな生き方だと思う。共産党を除名されたり、離党したりした人間はもちろん他にもいるが萩原ほど醜態をさらしてる人間は他にいないと思うし、他の離党者らもまともな人間は「確かに党を離れた点は同じだが、萩原なんかと一緒にするな」と思ってることだろう。

資料をご覧頂くと分かりますが、 朝鮮学校の経営は補助金に大きく依存しています。

 はあ、それが事実だとしてどうかしたの?。補助金に大きく依存してるとか君らの主張「教育内容がどうとか」「拉致がどうとか」に本来関係ないだろ?(つうか日本の植民地支配を考えれば支援して当然だろ)。他の外国人学校の財政状況はどうなの?(朝鮮学校と似たりよったりと違うの?)
 「補助金依存率が高いから補助金カットすれば兵糧攻めでつぶせるぜ」というげすな本性がもろだしだな。くたばれよ、ゲス。


■書評 ここにも激しく躍動する生きた心臓がある トンドゥプジャ著 チベット文学研究会翻訳 勉誠出版(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1706

トンドゥプジャは、家庭も生活も、本人の激しい性格のせいもあって不幸だった。最後は妻も去り、自分の文学作品もすべて失敗だったと遺書に書き残して世を去った。

 作家としての才能はともかく、人間的には相当問題大ありの人のようですからね。周囲から疎まれるのも当然でしょう。トンドゥプジャの人間性については以下のエントリを参照。

http://shirayuki.blog51.fc2.com/blog-entry-644.html
『トンドゥプジャとツェリンウーセル』
 「オレの文学は最高だ」的な高慢な性格で、上にかみつき、下をバカにしたため、孤独になっていき、かつ酒に溺れていたためあちこちで暴力事件を起こし、教員の職を失った。
 さらに言えば、女癖も悪く妻には手を挙げるというていたらくであったため、最初の妻は自分が愛人を作って離婚し、次の妻(モンゴル人)には逃げられた。妻と娘がさって数日後、トンドゥプジャは部屋で死んでいるのを発見された。煙突のない熱いストーブが側にあり、一酸化炭素中毒になったと見られている。享年32才。遺体の手はやけどしていたので、ストーブは自分で部屋に持ち込んだもので、自死と見られている。

 おそらく彼は文学的行き詰まりだけではなく、一時は信じようとした改革開放とチベット解放の夢が、経済の自由化は許しても政治の民主化民族自決は許そうとしない中国共産党の姿勢を悟りつつあったのかもしれない。

 そもそも「文学的行き詰まり」だの「中国中央政府への失望」だの、トンドゥプジャの自殺動機を推測する根拠が三浦にはあるんですかね。遺書にそういうことが書いてあったとか「作品からこれこれこういう自殺動機が読み取れる」とか何か根拠があるならともかく勝手な憶測で他人の自殺理由を云々することほど失礼な話もないでしょう。


■5月30日に頑張れ日本荒川支部で話させていただきます 後「表現者」発売、ぜひお読みください(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1699
 タイトルだけでうんざりです。
 「南京事件否定論」「慰安婦否定論」なんか唱える極右・歴史捏造主義団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(あのトンデモ右翼・田母神が代表なので俺はタモガミ会と呼んでる)荒川支部で講演なんかして三浦は恥ずかしくないんでしょうか。「人権派」「穏健保守」ぶってる三浦ですが何故かこうした「反人権ウヨ」とのつきあいを切ることが出来ないので三浦の「人権派」「穏健保守」が「モロバレのへたくそな偽装」であることがすぐに明白になるわけです。偽装を完璧にするならこういうつきあいは切るべきですがそれをすると「たいした才能もない無能」三浦が生活の糧を失って餓死してしまうんでしょう。
 こういうので講演料を受け取ったりして三浦は食ってるわけです。
 そしてこんなバカウヨ三浦を代表だの副代表だのにして恥じないことで「守る会」及びその会員たち(例:萩原遼川人博id:noharra先生)なども三浦と同レベルの屑であることを暴露するわけです。

頑張れ日本!全国行動委員会 東京・荒川支部主催
となりの国にある虐待収容所
北朝鮮の人権弾圧の実態

まあ、「南京事件慰安婦を否定するようなゲス集団・タモガミ会荒川支部」が偉そうに「北朝鮮は問題だ」なんて言っても何の説得力もないわけです。

私の話はともかく当日は北朝鮮関連の貴重な本を(割安で)売るつもりですのでいい機会になると思います。

なるほどね、それで三浦君は生活費を稼ぐ訳ね。だからウヨとのつきあいは切れないと。涙ぐましいなあ(嘲笑)


■4月20日 ウイグル国際会議報告会のお知らせ(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1697
 ウイグル人のイリハムが報告するのはわかるとして、「ウイグル人でもウイグル研究家でもない」三浦小太郎が何をどう報告するんですかね?。誰が考えてももっと適任者がいるでしょうに。
 ま、いずれ三浦が個人ブログでこの報告会とやらの報告でもするんでしょうからそのときにはコメントしたいと思います。


■人間ドラマとしても素晴らしい傑作 ひのまどか著「ボロディンムソルグスキーリムスキー・コルサコフ―嵐の時代をのりこえた「力強い仲間」 」(リブリオ出版)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1690
 普通のエントリなので普通にコメント。三浦は政治ネタをネタにすると「原発の危険性などたいしたことはないようなことを言ったり」「日本の朝鮮植民地支配を正当化したり」かなりトンデモな文章を平気で書きますがこういう純粋に趣味的な文章だとさすがにそういうことはあまりないわけです。ちなみにまた「ラグタイムララバイ(三浦の別人格)」がアマゾンレビューで似たような書評を書いています。

正直子供向け伝記と思って何日かはためらっていたけど、とりあえずこれらの作曲家の簡単な伝記が読みたくて購入。

これについてはアマゾンレビューでも

By 小谷野敦
 少年向けではあるが、ボロディンムソルグスキーリムスキー=コルサコフ、さらにバラキレフとキュイというロシヤ「五人組」の伝記として、類書がないので、便利である。

と書かれています。なお著者のひのまどか氏はこのほかにも同じリブリオ出版から「メンデルスゾーン」「ショパン」「ビゼー」「スメタナ」「バルトーク」「プロコフィエフ」「シベリウス」「モーツァルト」「バーンスタイン」「ヨハン・シュトラウス」「ハイドン」「ヴェルディ」の子ども向け伝記を出しています。

普通、この3人にバラキレフとキュイという作曲家を加えてロシア五人組といい、ドイツ、フランス、イタリアとは違うロシアの民族性の強い音楽を作曲したグループとして音楽の歴史などでは教わりましたが、著者によれば作曲家としての才能も3人とバラキレフ、キュイとは大違い*9で、五人組という総称もロシアでは本当はないとのこと。

これについてはアマゾンレビューでも

By 小谷野敦
著者は、「五人組」というのは、のちにフランス人がつけた名称だとして用いていない。

と書かれていますがウィキペディアロシア五人組」の記述は少し違います。ウィキペディアに寄れば命名者は『ロシアの評論家・ウラディーミル・スターソフ』で彼が命名した時点(1867年)では5人組は全員存命です。ウィキペディアが間違っているのか、ひの氏が間違っているのか?
 ちなみに、小谷野氏の言う「フランス人」とは誰のことだろうと思ってググったら、ウィキペ「フランス6人組」と言うのがヒットしました。
ウィキペ「フランス6人組」が

批評家のアンリ・コレは(注:ルイ・デュレ、アルテュールオネゲルダリウス・ミヨー、ジェルメーヌ・タイユフェール、フランシス・プーランクジョルジュ・オーリックの6人を)「6人組」と名づけ、1920年1月16日付の『コメディア』誌に「ロシア5人組フランス6人組、そしてエリック・サティ」を掲載し、「6人組」の名称を世に広めた。

と紹介するアンリ・コレが小谷野氏の言う「フランス人」なんですかね?

(注:ボロディンは)化学者としてもロシア史に残る業績があり

というよりウィキペ「ボロディン」によればこの人の本業は化学者(サンクトペテルブルク大学医学部・生化学教授)です。あくまでも音楽は副業に過ぎなかったのですが化学方面よりもむしろ音楽方面で有名になるわけです。 ボロディン反応という言葉があるそうです。
 ちなみにウィキペによるとバラキレフリムスキー・コルサコフのみが音楽が本業であり、ムソルグスキー内務省官僚、キュイは軍人だそうです。

ボロディン反応(ウィキペ参照)
 有機化学における化学反応の一種で、カルボン酸の銀塩 (RCO2Ag) に臭素 (Br2) を作用させ、有機臭素化物 (RBr) を得る反応である。ハンスディーカー反応とも言う。

本書でのキュイの批評家としての立ち回り方には、ある種、情けないなあと思うとともに、現実社会では強いものや世論に従わざるを得ない悲哀も感じさせます。

 抽象的すぎて何が何だかさっぱりわかりません。もう少し具体的に書けばいいのに。三浦も「ウヨ業界の強いものに従わざるを得ない」情けない人間だから具体的に書くとトラウマを発症するんでしょうか?(嘲笑)

現代のロシアを訪問した著者の巻末エッセイも味わい深いものがあります。

「現代のロシア」と言っても著者がこの本を出版したのは1992年。当時の大統領は今のプーチンではなく、エリツィンですから、おそらくだいぶ今とは状況が違うでしょう。


台湾研究フォーラム第161回定例会 黄文雄氏・三時間“理論武装講座”「第一列島線防衛:中国拡張主義の前における日本と台湾」
http://freeasia2011.org/japan/archives/2338
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った文章です。 いや、タイトル名と講師名だけで「中国は台湾の侵略をねらってる」だの「沖縄本島の侵略をねらってる」だのといった珍主張が期待できそうです。わざわざこんなもんを金まで払って聞く気はありませんが、サイトに報告が載ったら突っ込むことにしましょう。


■もうたくさん!チベット人の命を救うため、国際的介入を!※焼身抗議の現状をまとめた資料 : Students for a Free Tibet Japan
http://freeasia2011.org/japan/archives/2336
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った文章です。うんざりですね。ブクマもつけましたけど『中国政府のチベット統治のあり方』の是非に関係なくこういう自殺扇動行為には「もう沢山だ」と吐き気がしますね。『ダライ一味が「焼身自殺」を煽動するのは行き詰まりの現れ』(http://j.people.com.cn/94474/7637249.html)としか言いようがないですね。


■第十回講演会報告と動画「我が人生と我が祖国チベットを語る」講師 テンジン・テトン氏
http://freeasia2011.org/japan/archives/2315
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った集会の報告文章です。

 テトン氏は、(中略)今後はラジオ・フリー・アジアのチベット班の責任者を務める予定であることを述べた上で、ラジオを通じてかってソ連や東欧が民主化されたように、自分たちチベット人も情報の力で中国を民主化していきたいと述べました。

言ってることが全く意味不明ですね。チベット問題とは民族問題ですから「民主化すれば解決に向かう」という類の問題じゃない。多数派民族と少数民族の間に友好関係が成り立たない限り民主化しようが全く無意味です。だからこそ民主国家でも「イギリスの北アイルランド問題」「スペインのバスク問題」といった民族問題があるわけです。
仮に中国が民主化されたとしてその「民主的政権」がチベットの言い分を受け入れる保障はどこにもない。要するにチベット問題解決のためにすべきことはあくまでも「中国との交渉」や「中国国民への宣伝」であって民主化ではない。

ここ1年間、多くの方々が命を捧げてチベットの弾圧を訴え、自らの命を公の為に捧げるという行為が行われた
(中略)
焼身抗議をしてる人たちの年齢を見ても、ほとんど20代とか、若い方が多い、この人たちは決して絶望しているからやっているのではなく、自分が未来に向けて一石を投じることによって、必ず未来が切り開かれるという希望を持っている

自殺の扇動乙。明らかにこの「テトンという生きる価値のないゲス」は「これで中国が叩けるぜ!」と自殺を喜んでいますね。最低の屑だと思います。そしてそんな屑とは中国は交渉しないでしょう。向こうにも面子ってものがありますから。自殺を扇動するようなゲスに屈服することは中国のプライドが許さないでしょう。


■4月14日 アジア自由民主連帯協議会第十回講演会のお知らせ 講師  テンジン・テトン氏(元チベット亡命政府主席大臣)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1683
 この三浦記事につけた俺の怒りブクマ。

日本ウヨとつるんでるんじゃねえよ、低能民族チベット。とっとと滅亡しろ

 ま、何故俺がこれほど怒るかというと、このテトンとか言うバカの講演を開催するという「アジア自由民主連帯協議会」は「南京事件否定論者」西村幸祐が副会長をやるような極右団体だからです。もちろんこんな団体を絶賛する三浦小太郎個人や、三浦が役員を務める「守る会」が極右であることも言うまでもありません。極右が人権派の訳もなく、連中の中国批判は「反共」とか「反中国」とかでしかありません。
 道徳的に下劣だし、そういう代物ですから「中国を糞味噌に叩く」だけでまともな問題解決意思などないわけです。
 チベットがこんな「日本のバカ共」とつるむのは「敵(中国)の敵は味方」ということでしょう。チベットのバカ共には「いくら敵の敵」でも「南京事件否定論者」などとつるむことは「道徳的に問題」「いやそれ以前に戦略としても愚策、良識派チベットから去りかねない」という理解がないようです。「精神的に追い詰められてる」なんてことは何ら言い訳にならない。そんなバカな民族は滅んだ方が世のためです。でこれで終わりにしてもいいんですが、もう少し突っ込んでみます。

「我が人生と我が祖国チベットを語る」

「我が故郷」「我が誕生の地」とかならまだしも「我が祖国」って何考えてるんですかね、このバカは。「独立の意思はない」「自治権拡大」が目標じゃないんですか?。ダライはそういってなかったですか?。
未だに独立が目標ですか?。現実を直視して中国と交渉する気がないんですか?
「独立してやる!」「中国には負けない!」と叫んで気持ちよくなっても無意味でしょうにね。

場所: 文京区民会議室

 俺の勘違いだったら謝りますがこいつらウヨって何故か文京区の施設が好きなようですね。文京区ってウヨの聖地なんですか?

テンジン・テトン氏の紹介のため、下記のブログを引用させていただきます(三浦)

と言うことで三浦の紹介する「下記のブログ」(http://www.mobileplace.org/dias/blog/kasur-tenzin-namgyal-tethong-speaks)とやらを見てみましょう。

現在はサムドゥン・リンポチェが首相に就いている。そしてちょうどいま2011年に任期満了となるサムドゥン・リンポチェの後任を選ぶ選挙が始まろうとしていて、テトン氏もそれに立候補している。

 まあ、これだけでは何とも言えませんが「元首相*10のテトンが泡沫候補ではなく」、一定の支持があるというのであれば、彼の行為は「チベットの行為」と同一視され非難されても文句は言えないでしょう。にもかかわらず日本ウヨとつるむとは馬鹿の極みです。ま、連中の親分たるダライ本人がオウムの麻原から金をもらって、「麻原は偉大」とおべっか言って麻原の無法を助長したのに謝罪一つしてない屑ですから今更チベット亡命政府の屑ぶりを批判しても空しい気もしますが。(ダライのオウム問題については例えば、人民日報『真相:ナチスオウム真理教とダライとの関係』(http://j.people.com.cn/94709/6562097.html)参照)

亡命政府を受け入れたインドは、中印紛争に敗れて以来、中国のチベット政策に口出しできなくなりました。

 ま、テトン的にはそういうことにしたいんでしょう。インドはチベットを支持したいが支持できないんだと。
 でも今はインドも「テトンが非難する欧米」と同じだと思いますね。要するに「経済大国中国とつきあった方が利益になる」と。ただ昔は「中国と険悪な関係であり」その為にダライも匿ったわけです。亡命直後はチベット独立の可能性もゼロではなかった。大体、中国は国連加盟国じゃないですから。今と違って中国の国際的な力は本当に弱かったわけです。
 しかし、「時が経って独立の可能性はほとんどゼロ」になりました。国連にはついに中国が加盟し、中国はその後、それなりに経済力、政治力をつけた。
 今はインドにとって「ダライはおそらく重荷」でしょう。ただ今更「ここから出て行け」なんて乱暴なことも言いにくい。結果「支援もしないが弾圧もしない」という中立路線の訳です。中国としては「まあ、積極支持なんかやったらただじゃすまさないが、中立なら大目に見てもいいかな」というところでしょう。正直、中国はインドにはダライをダラムサラから追い出して欲しいでしょうがインドの面子を考えればあまり無茶も言えないと一応納得してるんでしょう。いい加減チベット側も「景気のいいことばかり言ってない」で厳しい現実を直視した方がいいと思いますけどね。
 三浦が紹介する楊海英氏の文章にもコメントしてみましょう。

楊海英(大野旭)

詳しい事情がわからないと何ともいえませんが何で「大野旭(帰化時の日本名)」なんですかね。

仏教も「絹の道」を通って大和に伝わった歴史から、日本人は新疆を身近に感じてきた。

 この楊氏の文章はきわめて政治的な意味合いの強い文章でしょうからマジレスするのは馬鹿げている気もしますが一応マジレス。仏教から「シルクロード」を意識する日本人は少ないでしょうね。また「シルクロード」から「新疆ウイグル自治区」を意識する日本人も少ないでしょう。

クチャにはかつて亀茲という国が栄え、歌と踊りが有名なことから、「亀茲楽」は日本人にも親しまれている。

 この楊氏の文章はきわめて政治的な意味合いの強い文章でしょうからマジレスするのは馬鹿げている気もしますが一応マジレス。よほど新疆ウイグルに詳しい人でもなければ「亀茲楽」なんて知ってる日本人はまずいないでしょう。

ウイグル人漢民族はみごとに棲み分けている。インフラ整備の整っていないウイグル人地域はスラム街と化し、漢民族の区域では近代的な建物が林立し、洗練された施設が軒を連ねている。

それが事実なら何とかすべきでしょうね。「ウイグル人地域はスラム街」というのは望ましいことではないし、集中的に資金投下すれば解決できる問題でしょう。解決が容易な問題は早急に解決すべきです。


■中国のパンダは仙台にいらない!4/20デモ行進のお知らせ : 仙台にパンダはいらない仙台市民と宮城県民の会
http://freeasia2011.org/japan/archives/2305
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載ったこれからやる集会の宣伝文章です。うんざりですね。「中国のプレゼントなんかいらない」といういつもの反中国ウヨの態度の訳ですがそんなことをしたからといって「アジアの民主化」と言う意味では何がどうなるもんでもないわけです。中国の民主化に役立つわけでも何でもない。
 大体上野動物園にパンダがいるのに「仙台動物園(http://www.city.sendai.jp/kensetsu/yagiyama/)にパンダが来ないことになった」として何がどうだと言うんでしょうか。もちろん「パンダを誘致することが仙台市民にとっていいことかどうか」という議論はあり得ます。レンタル料がかかりますから、「パンダ誘致よりも他のことにお金を使うべきだ」という議論はあり得ます。しかし繰り返しになりますが、それは「アジアの民主化」「中国の民主化」云々とは全く関係ない。次いでに書いておけば、ウヨ連中は「税金の使い道としても金を使いすぎ」云々と言ってますが連中の本心は「アンチ中国」ですからこれが仮に「ダライラマ国家元首とする独立国家チベット」からのパンダ誘致なら「税金の無駄遣いといった奴は誰だ!。絶対に許さない。チベットに失礼だ!」とか言い出すでしょうね。
 ちなみにパンダ誘致の現状については、仙台市ジャイアントパンダ導入の取り組み状況について(平成25年4月17日)」(http://www.city.sendai.jp/d01/1202939_1433.html)を紹介しておきます。しかし「異常な反中国極右」梅原克彦・前仙台市長だったらあり得ない出来事ですね。ウヨにとって梅原失脚は本当に不愉快でしょうが、まともな人間にとっては喜ばしい限りです。
 まあ、梅原失脚って「市が公務用に梅原に交付したタクシーチケットの不正利用(私的流用)がばれて支持層からも見放された」って話なので自業自得ですが。
 ウヨのトンデモサイト『仙台にパンダはいらない!まとめブログ』(http://blog.livedoor.jp/sendaipanda/)が面白いので後で『「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート71【仙台とパンダ】(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081020/1307052595)で突っ込もうと思います。


■ケリー米国務長官が机を叩いて拉致解決への決意を示した−家族会が面会 : 北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
http://freeasia2011.org/japan/archives/2312
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った「珍右翼が巣くう会」集会の報告文章です。
 しかし「ケリーが解決の意思を示した」って所詮拉致なんか米国にとっては他人事です。「米国の国益に合致する範囲で協力する」という話でしかありません。わざわざ会いに来た人間に対しては「それなりにリップサービスをする」という話でしかないでしょう。

3つの提案をした。第1は、安倍政権は1月に、「認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くす」として未認定被害者も救出の対象だと政府方針に明記した。従って、救出の対象は認定の有無にかかわらず全被害者であり、認定被害者だけが救出の対象ではないという当然の方針を政府はくりかえし強調すべきこと。

 特定失踪者も救出対象にしろ、特定失踪者も帰ってこなければ拉致が解決したとは認めず、制裁解除するな、国交正常化もするなといういつもの寝言です。そんな事を言ったら「仮に政府認定拉致被害者が今も生きてる」としても「認定被害者を帰しても意味がないから返さない」ということになりかねませんよ。よくこんなふざけた西岡の発言を「家族会」は容認できる。

日朝合同調査委員会の設立は、絶対応じてはならない。

何で応じたらいけないのかさっぱりわかりません。

第3は、現行の認定3条件では排除される殺人や身分盗用など、北朝鮮のわが国国民に対する国家犯罪についても認定できる法的枠組みを作るべきこと。

 殺人被害者のうち、「北朝鮮の犯行が否定できない人間(もちろん特定失踪者同様、デタラメな認定になるでしょうが)」について特定変死者なるとんでもない認定をやれという暴論です。以前、島田洋一が自ブログでそういう暴言を吐いていましたがまさかその島田の暴言を採用するほど荒木や西岡の頭がいかれてるとは思っても見ませんでした。まだ荒木や西岡への認識が甘かったようです。
そんなことをやって何の意味があるのやら。

3月26日に、北朝鮮人民軍最高司令部が、米日韓に対するミサイル攻撃に関し、「1号戦闘勤務体制」に入ったと述べたことにつき、最高レベルの戦闘体制と誤解している報道があるが、「1号」とは、金日成金正日金正恩三代を意味し、国内にある多数の銅像肖像画を断固守れと命じたもので、その分追い込まれていることを示し、被害者救出のチャンスがあると解説した。

 何がどうチャンスがあるんでしょうか。さっぱりわかりません。そもそも巣くう会は「金正日死亡直後」も「金正恩では政権は不安定、今年はチャンスの年」などとデタラメなことを言っていたわけです。しかし何の成果も上げられず「今年は去年の延長戦」などと強弁するざまです。

荒木調査会代表は、「安倍政権が、『認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者を救出する』との基本政策を決めたので、10年間、特定失踪者の認定を求める運動をしてきたが、部内の会議を踏まえ、認定よりも救出が優先されることから、今後は認定を求めず救出運動に集中することを決めた。(中略)」と報告した。

まあ詭弁ですよね。安倍もさすがに「特定失踪者を拉致認定します」とは言えないわけです。にもかかわらず「認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者を救出する」というのは無茶苦茶です。政府が認定できない人間をどう救出するというのか?
 一方、荒木も「特定失踪者が拉致認定されないこと」は小泉訪朝後10年でよくわかったわけです。これ以上「認定を求める」と言ってもかえって「認定されないなんて巣くう会ってデタラメじゃん」と言われるのを恐れて「認定なんてどうでもいい」と強弁することに決めたわけです。


■すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会 : 北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
http://freeasia2011.org/japan/archives/2297
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った「珍右翼が巣くう会」集会の報告文章です。

13歳で拉致された横田めぐみさんのご両親が80歳前後、妹の田口八重子さんが拉致された飯塚繁雄さんが70代半ば。拉致被害者の親の世代も兄弟の世代も高齢化しています。

本気でそれが問題だと思うなら無意味な制裁を小泉訪朝後10年間続けて時間を無駄にしたことを反省し交渉路線に切り替えたらどうなんですか?
そして横田夫妻に「元気な家に1度訪朝して孫のヘギョンさんに会った方がいい」と言ったらどうなんですか?。未だに「制裁続行」「横田夫妻は訪朝するな」「ヘギョンさんに会うな」なんだから怒りを覚えますね。どれほど人間的に下劣なのか。

寺越事件や多数の特定失踪者は無視されたままです。

冗談も大概にして欲しいですね。「北朝鮮の態度の是非」「日本の対北朝鮮外交方針の是非」に関係なく「寺越事件や多数の特定失踪者」は日本政府に無視されて当然です。
 まず第一に寺越母子について言えば、武志さんは拉致を認めてない。そもそも救う会のように「寺越事件」と事件呼ばわりすること自体が異常です。「海難事故にあったのを北朝鮮に救助された」と武志さんは言ってるわけです。でそれをお母さんも受け入れている。「積極的に受け入れてる、事実だと信じてる」というよりは「息子が無事ならそれでいい、息子に会えればそれでいい。たとえ拉致だとしても真実追究などどうでもいい。拉致認定など求めない」ってことでしょう。息子さんは「平壌市職業総同盟副委員長」という地位について、向こうで家庭も持ってそれなりに幸せに暮らしてるわけです。俺が寺越母子の立場だとして、仮に拉致だったとしても同じ態度を取るでしょうね。拉致だと騒いで、事を荒立てても何もいいことはない。それで何が悪いのか。拉致認定なんかされても寺越母子が迷惑なだけです。
 第二に特定失踪者なんか拉致かどうか怪しいわけです。北朝鮮との外交や国際社会へのアピールで持ち出せる話じゃない。

金正恩政権が被害者全員を返すという決断をし、拉致問題での交渉に応じなければ、政権の存亡に関わるような不利益に直面させるべきです。

 逆じゃないんですかね。そういうことをすればするほど向こうは交渉意欲を失うでしょう。交渉しないでどうやって拉致問題を解決するのか?。巣くう会一派には拉致問題を解決する気などない、北朝鮮叩きをしたいだけと言うのがよくわかります。
 大体「政権の存亡に関わるような不利益に直面させるべき」と言ったところで日本は既に制裁を実行しています。これ以上、何が出来るというのか。中国やロシアが支援している以上制裁など無意味だという理解に達したらどうなのか。小泉訪朝時から10年間「金正恩政権が被害者全員を返すという決断をし、拉致問題での交渉に応じなければ、政権の存亡に関わるような不利益に直面させるべき」と言って制裁をし、にもかかわらず何の成果も出なかったのに未だにこうした馬鹿発言が言える巣くう会とそんな巣くう会に「下駄の雪」のようにくっついている家族会には心底呆れます。

家族会・救う会は、今年、「勝負の年の延長戦」を行うことを確認

昨年、「勝負の年」と言っていた癖に何の成果も出ないとわかるや「今年は延長戦」だそうです。どれほど恥知らずなのか。来年も再来年も延長戦と言い続けるつもりなんでしょうか?。家族会も良くこんな無責任な連中とつきあえるもんです。

日比谷から怒りの声をあげましょう。

ちなみに『「朝鮮学校はずしにNO!3・31全国集会」に参加(追記あり)』(http://freeasia2011.org/japan/archives/2297)に書きましたが、つい先日、日比谷で行われた朝鮮学校無償化除外批判集会に参加し、そう言う意味での「怒りの声」を上げてきました。こうした差別に荷担する家族会や巣くう会には正直怒りしか感じませんね。何が「怒りの声を上げよう」か。家族会と巣くう会はふざけるなと言いたい。


中国当局ウイグル人の伝統的な風習を否定する大規模な政治運動を実施 : 世界ウイグル会議
http://freeasia2011.org/japan/archives/2300
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った文章です。
 伝統的な風習って「女性差別を助長している」と言う批判が欧米などからあるイスラムのベールですからね(ウイグル文化と言うよりはイスラム文化)。まあ、俺個人はどんな風習であれ、「人柱」のような極端に反人道的な物でない限り、強圧的な力で否定するのには反対ですが、トルコのいわゆる世俗権力(初代大統領ケマル・アタチュルクなど)なんかも中国同様に近代化を理由にイスラムのベールを多分否定してきたし、フランスも確か政教分離を理由とする「公共の場でのベール禁止法」があったんじゃないか。また強圧的否定はダメだと思いますが現実に人権派フェミニストから「女性差別助長」というベール批判は存在するわけです。人権派フェミニストは強圧的に否定していいとまでは言ってませんが。
 ベール否定は中国だけの問題じゃないので大変もやもやします。手法については中国を批判すべきだと思うけど「女性差別助長」もしたくないのでもやもや。そういうもやもやした感情はアンチ中国の三浦たちにはないでしょうが。


■コルラ市の殺傷事件、中国当局の嘘が判明 : 世界ウイグル会議
http://freeasia2011.org/japan/archives/2270
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った文章です。まあ、タイトルは勇ましいですが、俺に言わせれば「どこが嘘が判明したの?」って思いますね。東スポの見出しみたいなもんで拍子抜けですね。
 せいぜいこの記事から言えることは「中国の発表についてRFAが裏取りしたが真偽不明」でしょう。RFAの取材を受けた村長とやらが「殺傷事件の詳しい経緯は知らないが私の知る限り、犯行を起こした彼はばくち打ち*11などと言う悪い人間ではない」といっただけで何で「中国の嘘が判明した」ことになるんでしょうか?。「村長の発言が正しい」なんて保障はどこにもないでしょうに。


アースデイ東京2013 : Students for a Free Tibet Japan
http://freeasia2011.org/japan/archives/2293
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った集会の予告文章です。
 しかしアースデイチベットがどうこう言うのは話が違うんじゃないですかね?。アースデイって「環境問題の祭典」でしょうに。基本的に「環境保護など糞食らえ」などという「誰がどう見ても明らかに祭典の趣旨に反する企画」でない限り主催者サイドはノータッチのようですが何だかなあ(苦笑)。
 出展団体(http://www.earthday-tokyo.org/2013/contents/npo/index.php)が『上関原発どうするの?〜瀬戸内の自然を守るために〜』、『ジュゴン保護キャンペーンセンター』、『NPO法人日本オーガニックコットン協会』、『水と森の保全を考える・かわうそ倶楽部』、『八重山・白保の海を守る会』などと名前からし環境保護団体なのに一つだけぽつんと『スチューデント・フォー・フリーチベット・ジャパン』ってのは何というか笑ってしまいますね。


■第九回講演会報告と動画「中華人民共和国は侵略国家として成立した」講師 酒井信彦
http://freeasia2011.org/japan/archives/2277
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った集会の報告文章です。報告の書き手はいつも通り三浦小太郎です。報告文章書きはどうやら三浦が一手に引き受けてるようですね。
 タイトルからして酷い報告ですが早速批判してみましょう。

 冒頭まず酒井氏は、チベット侵略について、1950年段階で中華人民共和国チベット侵略を開始、チャムド地方を制圧していることに触れ、同時期に朝鮮戦争が開戦していること、そしてこの朝鮮戦争では一説によれば400万人の犠牲が出ていることなどを指摘、東アジアは第2次世界大戦直後から、ベトナム戦争も含めて様々な戦争や侵略が起きたことを再確認しました。

『1950年段階で中華人民共和国チベット侵略を開始』
 まあ、主観的には「奪われた領土の回復」でしかないですから。国共内戦に決着がつけば早急に侵攻するのはある意味、当然でしょう。国民党政権でも同じことをしたでしょう。
『東アジアは第2次世界大戦直後から、ベトナム戦争も含めて様々な戦争や侵略が起きた』
「何だかなあ」ですね。この講演で中国が関係ない戦争を持ち出してどういう意味があるんでしょうか?
 朝鮮戦争の主役は言うまでもなく南北朝鮮です。中国は「北朝鮮支援」というサブの役割でしかないし、そういうサブの役割は他にも米国、旧ソ連がある。
 ベトナム戦争だって主役は南北ベトナムです。中国が支援したのかどうか俺は良く知りませんがこの場合も朝鮮戦争同様、そういう支援は他にも「米国、旧ソ連」があるわけです。

第2次世界大戦、大東亜戦争*12後は植民地が独立できたという説は中華人民共和国ソ連を見るだけでも当てはまらないと指摘しました。

 無茶苦茶な詭弁ですね。実際、アジアやアフリカの植民地は戦後、多くが独立しているわけです。つうか右翼ってのはアフリカはともかく「東南アジアの独立は日本のおかげ」っていうもんだとばかり思ってましたが酒井は違うようです。酒井の講演を拝聴した連中(例:三浦)はどうなんでしょうか?

 ペマ・ギャルポ氏はチベットのカム地方ニャロンの出身だが、これは現在の中華人民共和国では四川省に位置づけられているし、そもそもダライラマ法王自身が、チベット北部アムド、つまり現在の中華人民共和国青海省西寧市湟中県の出身であることを見ても、現在のチベット自治区中華人民共和国によって勝手に狭められ定義された地域にすぎないことは明らかだと述べました。

 でそういうことを言うことに何か意味があるんですかね?。どういう経緯で自治区から外れたのか知りませんが、今更「四川省青海省の一部もチベット自治区に入れろ」「チベット自治区をもっと広げろ」と言っても現実性もないでしょうに。
まあ、「もっと広げろ」だけならまだいいんですが、酒井の場合「広げたうえで全部独立させろ」だからその非現実性にはただ絶句ですね。

現在の中華人民共和国清帝国時代の領土を取り戻すと言ってはいるが、未だに取り戻してはいない。一つはモンゴル人民共和国、一つはロシアに奪われたアムール地方

 馬鹿も大概にしてほしいですね。「モンゴル併合戦争をやらかせ」とか「アムールを取り戻すためロシア相手に戦争しろ」とでも?
 大体『清帝国時代の領土を取り戻す』なんて誰も言ってないでしょうに。何時、誰がそんな事を言ったんですか?

酒井氏はユーモアを交えて日本にのみ厳しい中華人民共和国政府の姿勢を批判しました。

「ユーモアを交えて」
酒井のアホ発言をユーモアと表現できる三浦のアホさには呆れます。
「日本にのみ厳しい」
 やれやれです。日中全面戦争に突入した盧溝橋事件(1937年)から数えても日本は中国相手に8年間も戦争をしてるんですが。柳条湖事件満州事変)から数えると15年。日清戦争(1894年)からカウントすると50年。
 でその間に日本の侵略によって相当の被害も出ている。にもかかわらずいまだにつくる会教科書検定合格のような「まともに反省してるとは思えない暴挙」が起こる。それで非難されなかったらそのほうがおかしい。モンゴルだのロシアだのはそこまでひどくないでしょう。で付け加えておくと日本に厳しいのは中国だけでなくて韓国も厳しいし、中韓に比べると批判を控えてるのでしょうが東南アジアや台湾が批判してないかといったらそんなことはないわけです。
 大体中国のチベット支配などを批判するにおいて『戦前日本を批判するな』という必要はどこにもないわけです。そういうことを酒井が言い出すこと自体が「チベット支配など中国の政治を問題にしてる」のではなく「日本の戦争、植民地支配への批判に逆切れしてるだけ」という本性がバレバレです。

最近出版された「墓標なき草原」(岩波書店)にも触れ、こちらではモンゴル人の弾圧が詳しく書かれている、親中的な岩波ですらすでにこれらの民族弾圧を隠せなくなりつつあるのだと指摘しました。

「墓標なき草原」(岩波書店)
 最近、司馬遼太郎賞を受賞した楊海英・静岡大学教授の本です。
 それはともかく勝手に岩波書店に変なレッテルを貼るのはやめてほしいですね。本当に岩波が「酒井の言うような意味で親中国」なら「どんなに頼まれたって楊氏の本など出さない」でしょうし、「そもそも楊氏が本の出版話を岩波に持ち込まない」でしょう。
 つうか何で楊氏が岩波に本の出版話を持ち込んだか、なぜ右翼出版社にはそういう話が楊氏から持ち込まれないか少しは虚心坦懐に考えたらどうなんですかね?。岩波は評価されてるが右翼出版社は評価されてないって話じゃないんですか?

現在中華人民共和国では、シナ人、漢民族以外の50数民族をすべて「少数民族」とひとくくりにしているが、これは非常に問題のある表現で、これらの民族の中には、チワン族*13が人口1,600万人、人口1,000万人前後の満州族回族などが存在するのに、全てを「少数」と呼ぶのはおかしい、この言葉自体が、12億のシナ人以外はすべて「少数」であり取るに足らないというある種の差別表現であり、そもそも12億に比べたら日本民族だって少数になってしまうと酒井氏は述べました。

じゃあ何と呼ぶべきなんですか?。代替案も出さずに因縁をつけないでください。つうか相手が嫌がってるのに「シナ」「シナ人」という酒井のほうがよほど差別だと思いますが。「中国」「中国人」と呼べばいいでしょうに(それとも酒井の言うシナ人とは漢民族という意味なんでしょうか?)。

元、清などの国家を、普通の国際政治の解釈では、(注:漢民族とは)別の民族*14が支配して征服王朝をたてたのだから、これは別の国家だと考えるべき

 領域はほとんど同じなんだから同じ国家と考えて別にいいでしょうに。そもそも過去の歴史をどう解釈するかと「中国の民族政策をどう評価するか」は全く別です。
 「同一国家とみなせば中国の民族政策は無問題」のわけでもなければ、酒井のように「別国家とみなせば」当然にチベット独立などが正当化されるわけでもない。

中華人民共和国のこの様な侵略姿勢は決して共産主義によるものではなく、辛亥革命孫文にはじまるものだと酒井氏は指摘

 まあ、右翼が「中国共産党の侵略だ」と非難するチベット支配ってのは蒋介石の国民党が政権をとっても実行されたでしょう。国民党が実行しなかったのは実行できなかったにすぎないし、国民党のトップだった孫文も「チベット独立など認めない」という点では共産党と変わらないわけです。
 したがって「孫文こそがチベット侵略のルーツ」という酒井はある意味筋は通っています。
 とはいえ、そういうことを言うと「戦後長く自民党政権や日本ウヨが付き合い続けた蒋介石台湾との関係をどう総括すべきか」という難問が出てきていまうのであまりそういうことをウヨは言わず中国共産党のみ非難するわけですが。孫文を批判すると「後継者」蒋介石も当然ながら批判せざるを得ないでしょうがそのあたりどう総括する気なんですかね。
 まあ、安直に「中国にすり寄る馬英九の国民党など敵、民主進歩党こそ仲間」というのかもしれませんが、そんな事を言っても自民党政権や日本ウヨが「民主進歩党を弾圧し続けた蒋介石国民党と仲良しだった」という事実は消えはしないのですが。

実はこれは古代の黄河文明長江文明の時代にも起きた伝統的な思想に基づいていると酒井氏はいくつかの資料をあげて指摘しました

黄河文明の時代から中国は侵略国だったって無茶苦茶にも程がありますね。何が根拠なんでしょうか?

「中国語」といったとき、それはシナ人の言語にすぎないのに、他の民族を無視することになる。
(中略)
民族、言語という意味で呼ぶときは、シナ人、シナ語という言葉を使う

 バカも大概にして欲しいですね。シナという言葉は戦前「差別的な使われ方」をしたため、当の中国人が抗議してるのに無視して使うことなど許されるわけがないでしょう。大体この理屈だと「アイヌ民族など少数民族を無視することになる」から「日本語、日本人」と言わずに「ヤマト語、ヤマト人(ヤマト民族)」とでも言わないと筋が通らないでしょう。「ヤマト」はシナと違って差別的な使われ方をした歴史もないから、「ヤマト語、ヤマト人」には何の問題もないでしょうが、そんなことはウヨは言わないわけです。

シナという言葉が差別語だというのは戦後に造られた誤解にすぎない

ばかばかしいですね。戦前から中華民国が抗議してるのに何をデタラメを抜かしているのか?。戦前は無視できたけど戦後は抗議を無視できなくなっただけの話です。

今でもシナという言葉は、東シナ海南シナ海インドシナ半島という風に平気で使われている

で中国はそれに抗議しています。いずれ東中国海などと呼び名がかわるんじゃないか。

清帝国の領土回復を目指す姿勢にすでにロシアが警戒心を強めている。

 中国の誰が何時「清帝国の領土回復を目指す」なんて言動をしたんですか?。ロシアの誰がいつ警戒を強めたんですか?。妄想も大概にして欲しい。

*1:何を根拠にそういうこというかね。ま、そもそもこの件に限らずパブコメで関係者がPRすることは違法でも不当でもない普通に行われてることだろうし、それは朝鮮学校の件で言えば下村が必死に肯定したいらしい賛成意見だって同じだろうに

*2:そもそも何で朝鮮総連の影響下だと不当な支配なのかさっぱり訳がわからないが

*3:朝鮮学校の子どもは必ずしも朝鮮籍ではないし、「朝鮮籍北朝鮮国籍」ではないが?

*4:民主化活動と言わない点が小北氏の右翼ぶりを示していると思います

*5:借金が返せずビルが競売されること

*6:「1」でも登場したが山崎の脱税捜査潰しには失敗する。漆原から電話がかかってくるという設定で漆原の姿は出ず、それどころか声も出ない(しかしマルサ幹部の応対から圧力だと言うことがわかる)のでどんな人間かが全くわからず不気味である。うまい演出だと思う。

*7:後の「釣りバカのスーさん(鈴木建設社長・鈴木一之助)」とは全く違います

*8:朝鮮労働党国際担当書記、外相、祖国平和統一委員会副委員長など外交畑の要職を歴任

*9:もちろん知名度の劣るバラキレフ、キュイの方が才能が今ひとつって事でしょう。

*10:三浦の文では「主席大臣」

*11:中国はそう発表したそうです

*12:大東亜戦争=第2次世界大戦じゃないんですかね?。わざわざ併記する意味が分かりません

*13:広西チワン族自治区がある

*14:元はモンゴル族、清は満州民族