「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート68(追記・訂正あり)

パート67の続き。

北朝鮮最新情報 :北、開城公団閉鎖するか 
http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00296
 さすがに閉鎖はしないでしょう。メリットがあると思えないので。

 北朝鮮は幾度の威嚇的な発言でも「我々の尊厳を微塵たりとも毀損しようとすれば」という条件を提示しており、「我々は傀儡逆賊集団と反動言論集団の今後の動態を注視する」としている。そのため当分は極端な措置がとられることはないと思われる。
 専門家らも開城公団閉鎖措置を実行に移す可能性は低いというのが凡その意見。同公団出入管理目的の西海地区軍通信線は遮断したが、迂回ルートでの出入りを認めている。
 同公団で働く北朝鮮側勤労者5万3500人余りの労賃として年間9000万ドルを得ているなか、北朝鮮が閉鎖という極端な措置をとるのは難しいと思われる。

 普通に考えてそうでしょう。一部の専門家は「韓国だって封鎖されると痛いから、あえて封鎖する事はあり得るんじゃないか?」「その上で韓国側から一定の譲歩を引き出し適当な口実で解除する」という見方をしているようですが、そこまでリスキーなことしますかね?
 いずれにせよ「対話外交」が大事で「閉鎖できるものならしてみろ」などという挑発外交は論外です。


北朝鮮最新情報 :韓国軍、北に核使用の兆候あればミサイルで先制攻撃 
http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00295
 朝鮮日報の報道が事実ならバカも大概にして欲しい。「兆候」なんていい加減な理由で先制攻撃が許されるわけもない。


■河信基の深読み 『経済通総理の復活と金正恩のジレンマ(上)』

http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/44747465.html
 4月1日の最高人民会議で改革派として知られた朴ポンジュ総理が復活した。
 経済再生を政策の柱の一つとする金正恩第1書記のサプライズ人事である。
 前日の労働党全員会議で政治局員に昇格していたので予想はしていたが、風雪6年ぶりの復活はかなり厳しいものがある。
 闇市場を公認し、事実上、市場経済導入の第一歩となったのが2002年7月のいわゆる7・1措置であるが、それを立案し、翌年9月に総理となって主導したのが朴ポンジュである。
 食糧工場支配人など生産現場を経て党中央軽工業副部長などを歴任、中国や韓国を訪問して市場経済を視察し、知見を蓄えた北朝鮮有数の経済通として知られた。
 北朝鮮の経済再建に辣腕を発揮したが、内閣を経済司令塔とする持論を進めて党、軍の利権と衝突し、06年6月に資金転用なるあらぬ容疑をかけられて職務停止となり、翌年4月に解任、2・8ビナロン工場支配人に左遷された。
 しかし、その手腕は捨てがたく、党軽工業副部長に復帰した。
 軽工業部長は金正日の妹の金敬姫であり、朴ポンジュの実務能力を高く評価していた。
 (注:敬姫が)金正日死後に党書記となって党を束ね、甥の正恩を後見人として強力にバックアップしていることは既に指摘した通りだが、今回のサプライズ人事にもその意向が強く反映していると読める。
 金正恩は昨年4月に内閣に経済運営の権限を集約する内閣責任制を強調している。
 同時期に朴ポンジュは金敬姫の後任の党軽工業部長に抜擢されており、その時点で崔永林*1総理の後継者とする合意が指導部内でほぼ固まっていたと見られる。
 中国の温家宝前総理が北朝鮮の求める経済支援の条件に、従来の無償もしくは長期低利の有償から商業ベースへの転換を求めていたことは知られている。
 金正日はそれが市場経済の大規模導入となることを警戒し、なかなか応じようとしなかった。
 市場経済導入に前向きな朴ポンジュの再起用でその問題は決着し、その意味での中国からの資本誘致の障害は除去されよう。
 しかし、北朝鮮が核保有にこだわることが新たな障害として立ちはだかっている。
 金正恩が過激な核恫喝に走ったことから、中国は金融引き締めなど国連安保理の制裁決議の厳格な履行で米韓日と歩調を合わせており、そうですかと急に矛先を収める状況にはない。
 韓国も同様であり、米国は米国で中国、韓国の動きを慎重に見守っている。
 金正恩第1書記は党全員会議で経済再建、核保有、宇宙開発の三つを戦略的課題に掲げた。
 だが、中韓米日などの経済協力なくして不可能な経済再建をそれらの国が反対する核保有、宇宙開発を進めながら実現するのは難しい。
 この深刻なジレンマをいかに解決するか。軍事的恫喝による解決は不可能なだけに、改めて外交力が問われる。

 ま、北朝鮮だってバカではない。改革開放をそれなりに模索してるし、それを世界にもアピールしたいわけです。「無名の新人」じゃアピールしないから朴氏を首相に担ぎ出したんでしょう。石丸次郎だの巣くう会だのだけ読んでいたのではまず知ることの出来ない事実です。連中がこういう事に触れることはまずないし、触れても「どうせ失敗する」としか言いませんから。しかしウィキペ「金慶姫」だと未だに彼女の役職が「軽工業部長」ですけど、既に「信頼できる人間(今回首相に就任した朴奉珠氏)」に役職を渡していたんですね。


■「喻尘先生を囲む会」・市民サロン「燕のたより」のご案内(4月13日関西)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1668
 「ゲス右翼」三浦が紹介しているという時点で価値がなさそうです。要するに三浦のようなゲス右翼が「中国叩きでメシウマ!」と思うような集会なんでしょう。喻尘(張継承)氏なる人物は中国人ですから「日本の政治状況に詳しくない」のは仕方ないでしょう。
 しかし、id:noharra先生も「彼女は右傾化している」と認める「日本ウヨのオナペットアイドル・劉燕子」によって「喻尘氏が日本ウヨの玩具にされるのか」と思うと実に不快ですね。さすがに喻尘氏は「日本ウヨに媚びるようなゲス」ではないでしょうが。
 ちなみに「張継承」でググったら面白い記事が見つかったので紹介しましょう。三浦のようなゲスウヨには不愉快な記事でしょうが。
 いやあ、同名の人って結構いるもんなんですね。

http://www.jcfa-net.gr.jp/nihon/2010/100225.html
私と日本〈69〉:中国・撫順戦犯管理所所長 張継承さん
 昨年2月に、遼寧省撫順市にある撫順戦犯*2管理所*3の所長に就任しました。
(中略)
 大学卒業後、公安部に就職し、警察署長などを歴任しました。
 「本音を言うと着任当初は戦犯管理所や中国帰還者連絡会のことはあまり分からなかった」と語る張さんは、管理所の仕事をするなかで中帰連の歴史だけではなく、中帰連の人びとが日本でどんな平和の活動をしているのか理解を深めていったそうです。
 着任前は社会の治安を守る仕事をしていたが、ここに来てから日本で平和を愛する人びとがどんな活動をしているのか、管理所が世界平和のなかでどんな位置にあるのか、管理所で仕事をする意義が分かったといいます。
「ここに来る前は日本や日本人へのイメージは、教科書に載っているものでした。日本は科学技術が進んでおり、うちにある家電品もみな日本製です」
 中学一年生の息子さんは日本料理と回転寿司が大好きで、よく家族で食べにいくそうです。息子さんから「お土産は日本の名探偵コナンのアニメを頼んでほしい」と昨晩言われましたと笑います。
 今回のリニューアルオープンに当たり、日本側のボランティア精神、平和を守る精神にふれ、新しい良い友人がたくさんできました。中国の友達にも日本人が勤勉なことを話しているそうです。
 張さんは「日中友好のために自分の力をそそいでいきたい。5月の開所式にはぜひ多くの日本の友人のみなさんが管理所を訪れてほしい」と語りました。

ドキュメンタリー映画天安門」を観て、王丹氏が天安門学生の中では最も優れたリーダーだったのではないかと思いました

 王丹(以下、王)なんかこの集会と関係ないでしょうに。
 そして『王が最も優れてる』というよりは、王が三浦のような日本ウヨにとっては一番都合がいい存在なんでしょう。『天安門事件学生リーダー王丹氏、来日報道のまとめ』(http://freeasia2011.org/japan/archives/1480)などを見て思うに訪日するなどして「日本人に一番知られてる元活動家」は王なんじゃないか?。だから三浦は天まで高く持ち上げてるだけでしょう。で、浮かれた王が三浦らに好意的に応じてくれるといいなと言うことでしょう。何らかの分析をまじめにやってるわけでは多分ない。とはいえ「三浦のようなウヨのご期待」に王が好意的に応じるかどうかは疑問ですが。ある程度頭があれば三浦なんぞとつるむことは「道義的にも問題だし、政治的にも有害無益」、そして三浦の発言が「ただのおべっか」なんてことはわかりますから。「三浦らは中国叩きが目的に過ぎないから中国民主化なんぞまともに考えてない(真の味方と言えるような存在ではない)」上、こんな反中国極右とつるめば中国側から「王は日本ウヨとつるむ屑」とネガキャンされるのは目に見えています。でそのネガキャンには反論しづらい。三浦たち日本ウヨが屑であることは事実ですから。無理して三浦ら屑とつきあうくらいならつきあわない方がいいわけです。


■安倍首相インタビュー:韓国との「普遍的価値の共有」を強調
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00978
 河野談話を必死に否定しようとする男・安倍がよくもふざけたことが言えるもんです。まあ、安倍のインタビューなんて「北朝鮮帰国者の生命と人権を守ること」に全く関係ないことを平気で載せて恥じない三浦もいい度胸ですが。
 ウヨとして安倍非難などできないが、かといってさすがに安倍を絶賛すると自分ら「守る会」のウヨという正体がばれると思ってか「ノーコメント」だそうですが、三浦は「安倍首相就任を願う右翼集会」に参加したことがありますから三浦及び「三浦を役員にして恥じない守る会」一派の「安倍大好き右翼集団」「河野談話撤回論など無問題、むしろ撤回して欲しい」という正体はバレバレです。
 こういうバカ三浦が「守る会」役員であることについて、自称「河野談話支持者」の「守る会会員」id:noharra先生は恥ずかしくないんでしょうか?。「忙しいから応対しません」で逃げられると思ったら大間違いですからね、id:noharra先生。あなたみたいなバカに対しては「僕が間違っていた、守る会は退会し、三浦は徹底的に批判する」と「自称アンチネトウヨ」の癖にネトウヨ三浦小太郎の暴言を容認し続けた非を認めるか、「俺はボーガス某がいうように確かにサヨを偽装してる腐れウヨだよ!。河野談話なんか本心ではどうでもいい、撤回していいと思ってるよ」という正直にウヨであることを自白しない限り罵倒し続けますからその覚悟で。
 ま、それはともかく、安倍のインタビューにも突っ込んでみましょう。

日本と韓国は自由と民主主義、そして資本主義経済という普遍的価値を共有する一番重要な隣国

 いろんな意味で「おいおい」だ。まず第一にいつから「資本主義経済は『自由や民主主義』と等価値の普遍的価値」になったんだろうか?。
 うまく説明が出来ないのが情けないが、「資本主義」に価値を認めるとしても、少なくとも「資本主義」は「自由や民主主義」と同じレベルの価値だとは俺は思ってない。それは「社会主義支持」云々などとはまた別の話だ。
 第二に「自由と民主主義と資本主義」なんて韓国以外の多くの国にも該当する話であって「何だかなあ」と思う。
 第三に「自由と民主主義、そして資本主義経済という普遍的価値を共有しない国」はどうでもいいのだろうか?。そんなことはないだろう。
 共産国だから友好関係になれないなどという態度を北朝鮮や中国にとれるわけもあるまい。
 そもそも独裁国家ミャンマー円借款を約束しながら「自由だの民主主義だの」言える神経が酷すぎる。

私は歴史問題に対しては基本的に歴史家に任せなければならないと思います。

 なら安倍談話を出したいとか言うなよ。どんだけ支離滅裂なんだよ。河野談話について聞かれて「歴史家に任せたい」と逃げるための詭弁だろ?。大体歴史家に任せるも何も「まともな歴史学者」は慰安婦の違法性を否定しないから。「慰安婦違法性否定」など「ホメオパシー」「水伝」レベルのエセ科学だ。

私たち政治家は未来に対して責任を負わなければならず、未来に対して話さなければならないと考えています

 「慰安婦」などの過去をまともに反省せず未来について話そうなどとは無責任なだけだ。大体そういうことを言うなら拉致問題という過去についても「こだわることをやめ」、「日朝国交回復」という未来を語ったらどうなのか?。自分が加害行為(慰安婦など)をした相手(韓国)には「過去は水に流し未来志向で」と言い、自分に被害(拉致)を与えた相手(北朝鮮)には「過去への反省がなければ未来は語れない」というのは単に自分勝手なだけではないか。

拉致問題の解決、言い換えれば拉致被害者の帰還、帰国、そして拉致問題に関する真相糾明、実行犯の引き渡しなど、これらすべてが解決されなくては日本と北朝鮮の問題は解決されません。当然国交正常化もありえません

 バカも大概にして欲しい。何故「拉致などの解決が国交正常化に先行しなければならない」のか?。問題は「どうすれば問題が解決するか」であって「解決が近づく」なら「国交正常化を先行させること」に何の問題もない。また日朝間の問題は拉致だけではない。核開発問題などもある。あえて書くが「総合的な国益判断」から拉致問題を「あえて後回しにする」あるいは「あえてネグる」というのも一つの政治判断としてあり得る。
 そもそも日中、日ソ、日韓では「領土問題をひとまず棚上げして国交正常化し継続協議」にしたのに何故日朝では「拉致をひとまず棚上げして国交正常化し継続協議」ができないのか?。拉致を先行解決することがベストと思ってるわけでは全くあるまい。単に北朝鮮が飲めそうにない主張をすることで安倍がやりたくない国交正常化交渉を棚上げにしてるだけだ。

実行犯の引き渡しまで要求するのですか。
「そうしてこそ拉致問題は解決されると思います」

バカも大概にして欲しい。拉致被害者の救出が遅れるだけではないか。北朝鮮に限らず国家犯罪の実行犯を自主的に引き渡す国などまずないだろう。金大中拉致事件で韓国は拉致実行犯を日本に引き渡したろうか?。菅生事件で実行犯・戸高公徳を日本警察がかばい続けたこと、公式には警察側が共産党に謝罪したことなど勿論1度もないことを安倍はどう思うのだろうか?。こうした例はいくらでもあげられるだろう。

日本人を拉致した犯人として韓国で逮捕され、釈放されて金大中政権時代に北送された辛光洙も引き渡し対象ですか。
「当然含まれます。」

 ばかばかしい。まず辛の「1999年12月31日*4の釈放」と「2000年9月2日*5北朝鮮への送還」は「日本政府の了承」があったと考えるべきだろう。さすがに韓国側も「日本人拉致に関与した疑いのある男」を日本政府に相談もなく釈放しないだろう。要するに
1)「辛からもう聞き出したいことは全て聞き出したor逆に完全黙秘のために何を聞いても何も得られない」という判断から「北朝鮮に送り返して融和ムードを高めることに使った方が有効」
2)「逮捕(1985年)から釈放(1999年)まで14年も刑務所にいるのだからそれなりに罪を償ったと言えるのではないか」という判断から韓国が釈放の方針を決め「しぶしぶか積極的か」はともかく日本もそれを了承したのだろう。それを今更ひっくり返して何か意味があるのか?
 第二に辛(1929年生まれ)もいい年である。現在生きてるかわからないし、生きていても裁判に耐えられる健康状態かもわからない。寝たきりの状態かもしれない。そんな人間を今更わざわざ日本に連れてきて裁いても何がどうなるものでもあるまい。
 大体韓国政府が「慰安婦犯罪の実行犯を裁かない限り日韓関係の問題は解決されない」と言ったら安倍は同意するのか?。「歴史捏造主義者」安倍の場合「慰安婦犯罪の実行犯処罰」どころか真相追及すら乗り気ではないだろうが。

日本はご存知のようにNPT(核不拡散条約)を批准した国です。締約国として、非核保有国として、核兵器の受領あるいは製造などをしないことが義務ですから、NPT体制下で日本が核兵器保有することはないという点を申し上げます。

 「核武装など考えてない」は当然の発言ですが、何故信用されないかと言えば産経、巣くう会、故・中川昭一*6だのと言った安倍のお仲間連中は公然と核武装論を唱えたことがあるし、それを安倍が批判したこともないからです。内心は安倍も核武装したいんでしょう。でもそんな事はさすがに首相の今言えないという事です。で、韓国など周辺諸国もそういう安倍の本心はよくわかってるわけです。


台湾独立建国聯盟のホームページに大爆笑その2
 三浦小太郎ら日本ウヨが宣伝する『台湾独立建国聯盟』(以下、建国聯盟)が大変面白いので突っ込む。
 まずは、『【レポート】台湾2・28時局講演会−馬英九が目論む2・28事件の風化!』(http://www.wufi-japan.org/archives/286
 タイトルは「馬英九が目論む2・28事件の風化」ですが、報告を読んでわかることは「馬氏が中国との友好関係に積極的だと言うこと」であってどのあたりが「風化をもくろんでる」のかさっぱりわかりません。まあ、国民党内には2・28事件の追及を望まない勢力はおそらく未だにあるのでしょうし、それを押し切ってまで追及する気は馬氏にはないのでしょう。
 ただし、この建国聯盟の記事を読む限り「追及に不熱心」だとしても「積極的に風化させよう」とはしていないと思いますね。

王明理委員長が、チベット人焼身自殺についても触れながら、今回の趣旨を説明した。

 意味不明ですね。「228事件は国民党の起こした事件」で「チベットの問題は中国共産党の問題」だから関係ありません。同じ中国人だなんてのは屁理屈です。
 「西ドイツも東ドイツも同じドイツ民族」「北朝鮮も韓国も同じ朝鮮民族」といって西ドイツ(東ドイツ)のしたことで東ドイツ(西ドイツ)を非難したり、北朝鮮(韓国)のしたことで韓国(北朝鮮)を非難するくらい無茶苦茶です。

大江康弘参議院議員(現在自民党と合同会派)からの電報を紹介した

大江と言えば一時期、幸福実現党に籍を置き、各方面から大いに呆れられたトンデモ人物です。よりによってそんな人間の電報を紹介しちゃうのか?。脳みそは大丈夫か?。
ちなみに大江は比例選出議員で、当選時は民主党です。小生、愚かにも知らなかったのですが、ウィキペディア大江康弘」によれば「民主党比例当選議員だった大江が、当選時に既に存在した自民党に移籍するとその時点で国会議員失職」になるそうです。「新党改革結党に大江が参加した時」は「新党改革は大江当選時に存在しなかった」ので、失職はしないと。
 昔は移籍には何の規制もなかったんですが、「党利党略で移籍する連中への世論の批判」でそういう法律が2000年に出来た。まあ、移籍封じした方が有利って党利党略的側面も正直あるでしょうが。与党が不人気で大挙して最大野党に与党議員が遁走しそうな時はこういう法律があると遁走封じでありがたいでしょう。比例当選議員の遁走は阻止できる。
 まあ、それはともかく、そういうことで「失職してまでは入党したくない(失職後の選挙で絶対当選するという保障がないし、『失職しても当選すれば無問題だもん!』なんてことを自民と大江がやったら世間の批判をもろに浴びかねないから)」ので「現在自民党と合同会派」というせこいことを自民と大江はやってるわけです。大江の改選時に大江が自民に正式に入党するという運びのようです。しかし自民党幸福実現党に一時籍をおいた人間なんかとよく手が組めるよな。

日本との戦争に勝ったのは米国であって中国ではない

 やれやれですね。何故日本が対米戦争に突入したかといえば「米国が蒋介石政権を支援したから」であって日中戦争と日米戦争は無関係なわけではありません。確かに軍事的には「中国が強大な軍事力で日本を圧倒した」わけではない。
 しかし蒋介石政権は「日本軍の政権転覆をねらった軍事攻撃を何とかしのぎ」、一方で米英仏の政治的支援を得ることに成功したわけです。日本は「中国を植民地にしたかったら米英仏相手に戦争するしかない」ところに蒋介石によって追い込まれたわけです。その結果日本は無謀にも米英仏に戦争を仕掛け、結果敗北した。それを「蒋介石の政治的勝利」と呼んで何が悪いんですかね。こういう「日本ウヨに媚びるアホな台湾ウヨ」には吐き気がしますね。

陳儀

ま、彼一人のせいではないですが彼は台湾省行政長官の地位にあり228事件の責任者です。

228事件処理に関して現地調査に台湾にやってきた白崇禧国防部長の指示で殺されずに済んだ。

これが事実なら「だから国民党には問題はない」とは言えないでしょうが、「現場の混乱によって発生した面が大きい」とは言えるでしょう。
にもかかわらず『228事件は、文化の低い民族が文化の高い民族を支配するという矛盾がもたらした(蕭錦文)』『国民党も中国共産党も、ある民族を支配しようとするときにその民族の知識人を殺す(イリハム)』とか言ったそうですから呆れます。

蕭氏はまた、228事件は、文化の低い民族が文化の高い民族を支配するという矛盾がもたらしたと説明。

 バカも大概にして欲しいですね。漢民族が台湾民族より文化が低いなんて事はないでしょう。また、残虐行為と文化の高い、低いは関係ないでしょう。
 ホロコーストをやらかしたドイツが文化が低いかといったらそんなことはないでしょう。 

先の戦争はアジアに貢献した。「戦争についての日本の教育を変えてほしい」とし、自虐史観ではなく、正しい歴史観を持つように求めた。

 日本極右は大喜びでしょうが「日本は先の戦争(日中戦争、太平洋戦争)で何も悪いことはしていない」なんて馬鹿なことが言えるわけがないでしょう。しかし台湾独立派ってこんなバカしかいないんでしょうか?

陳水扁前大統領*7が監禁*8されている理由について、「国民党は台湾人に政権を渡したことが悔しかった」からその仕返しだと分析。

陳水扁は「収賄や機密費の不正流用」で逮捕、起訴され有罪判決が下った刑事犯なんですが?。何が「仕返し」なんですかね。
「警察・検察の逮捕、起訴も、裁判所の有罪判決も全て馬英九が政治的圧力で実行させた」とでも言う気なんでしょうか?
むしろ「陳政権時代にはさすがに陳を逮捕できなかったが政権交代でそれが可能になった」と見る方が自然でしょうに。
「馬が不当な圧力を裁判所や検察にかけた証拠があるのか」と言いたくなります。言うまでもなく台湾は三権分立で「総統が裁判所に圧力をかけて都合のいい判決を出させることが出来る」なんてことはありません。というか今時、よほどの「陳水扁信者」「アンチ馬英九」でない限りこんな馬鹿なことは言いません。
 今や陳水扁の有罪は彼のいた民進党も否定しないし、当然民進党はこんな陰謀論を唱えません。もはや民進党にとって陳水扁など「過去の人」でしかないわけです。「過去功績があったが晩節を汚し、法の裁きを受けた」「そして彼のせいで党の名誉も汚された」というのが今の民進党陳水扁認識でしょう。

イリハム氏は、228事件と東トルキスタン*9ウイグル人が経験したことの共通点について、「国民党も中国共産党も、ある民族を支配しようとするときにその民族の知識人を殺す」と指摘。

 「国民党も共産党も同じだ」って無茶苦茶も大概にして欲しいですね。中国人に対する差別意識でもあるんでしょうか。

蕭氏は、台湾の状況について、中国人による教育のせいで、お金さえあればOKと考えるようになってしまった、と憂いた。

 何でも都合の悪いことは中国人*10のせいですか?。どういう神経をしているんでしょうか?

林建良・中央委員は、日本に対し日本版「台湾関係法」の制定を求め(中略)た。

 「台湾関係法(アメリカはこの法律によって台湾に武器供与している)」なんて代物が作れるわけもないでしょう。どれほど非常識なのか。


 次に『台湾の主人公は台湾人である』(http://www.wufi-japan.org/archives/288

台湾では近年、228事件や白色テロの記憶が風化しつつある。

 そんなのはどこだってそうでしょう。たとえば日本だって中国だってアメリカだってドイツだって「第二次大戦の記憶は風化」しつつあるわけです。

台湾は未だに228事件当時と同じ中華民国という呪縛の中にある。

 この言葉から建国聯盟が「大陸中国との統一」を否定するのは勿論「蒋介石統治の歴史」も否定したいことがわかります。しかし今更「蒋介石時代を全否定した独立台湾」なんて現実性がないと思いますけどね。

台湾は多大な犠牲を払ったあと、やっと20数年前に民主的体制を手に入れた。台湾人はなんとしてもこの自由な民主的社会を守り抜かなければならない。

いや台湾人の誰も「自由な民主的社会」を否定していないから。「中国との友好関係」を主張するだけで「自由な民主的社会」を否定している呼ばわりされたらたまったもんじゃないな。

皮肉なことに、昔は蒋介石が「大陸反攻」を唱えて中共から台湾島を守ったが、今の馬英九は、両手を差し伸べて中共とハグしようとしている。

敵対するより交流した方が金が儲かるという現実主義の何が悪いんでしょうか?。誰も『中国全肯定』などしていませんが?

中国人が「平和友好」と唱える時は、「侵略する準備」か、「援助を引き出す場合」か、「資源を手に入れる場合」と考えたほうがいい。

どれほど中国人に対して失礼なことを言えば気が済むんでしょうか。

すでに台湾のマスメディアには中国資本が入り込み、国民党、中共に都合の悪い報道は操作されている。

陰謀論乙。もちろん親中国メディアはあるでしょうが「全ての台湾メディアが中国万歳」なんて事実はないでしょう。おそらくこの反中国極右にとっては「中国との経済交流など不要」とでも言わないとめでたく親中国メディア認定されるんでしょう。しかし中国批判はともかく、今時中国と敵対関係になることなど台湾には出来ないでしょうしそんな非常識な報道をメディアがするわけもないでしょう。

武力でなく、平和的な話し合いで統一(という名の侵略)が行われる場合はどうだろう?

 外交交渉で平和的に統一がされるなら侵略じゃないだろ。まあ、台湾の主流派は「現状維持派」で、馬氏も「即時統一派」なんかじゃないんで仮に統一がされるとしてもかなり先のことだが。

民主的選挙で選ばれた馬英九総統が「平和的友好関係」を結ぶのを、アメリカは阻止できるだろうか?

そんなことを米国がやったら、明らかに違法な内政干渉だろ。「自分の支持する」反中国のためなら内政干渉すら容認とはどういう神経をしているんでしょうか?
逆に「反中国なんてやめたまえ」という内政干渉なら怒り出すんでしょうからご都合主義の極みです。

「228事件の風化」の告発については、あまり掘り下げることが出来なかった

 おいおい。それが集会のテーマだろうが。「馬英九が実施している対中国外交が許せない」とか「228事件に関係ないこと」を言ってる時間があるなら「228事件」を掘り下げろよ。

会場には、門脇朝秀・あけぼの会代表、小田村四郎*11日本李登輝友の会会長をはじめとする長老から、吉田康一郎・元都議会議員をはじめとする若手の姿も見えた。

興味がある人はググればいいと思いますが、門脇、小田村、吉田全員極右ですからね。李登輝友の会も事実上、極右団体みたいなもんです。
日本ウヨと公然とつきあうとは建国聯盟も実にわかりやすい団体です。


タランティーノ「ジャンゴ」とヴィスコンティ「ルートヴィッヒ」(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1658
 普通のエントリなので普通にコメント。

映画としては傑作だがKKK礼賛精神に貫かれたグリフィスの「国民の創生

 三浦の言う「KKK礼賛精神」云々について、ウィキペ『国民の創生』を一部引用してみる。

 南軍大佐の息子であったグリフィスは、あくまで南部の白人の視点で作品を作成したため、人種差別組織KKKクー・クラックス・クラン)が窮地に陥ったヒロインを救出するなど英雄的に描いており、「南部再編と秩序回復にはKKKの存在が必要不可欠だった」との誤解を与えかねない点で大きな問題があり、上映に際しては反人種差別団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」などが歴史の改竄と人種差別についての観点から、猛抗議と上映禁止運動をさかんに行った。
 1952年には、ボルティモアで本作のフィルムが焼かれるという抗議行動が行われている。現在でも、本作品の持つ映画史上の意義をはるかに凌駕する差別助長的内容から、積極的な上映は忌避されている。
 また、当時のハリウッドには黒人俳優がほとんどおらず、いても差別によって出演が制限されており、白人俳優が顔を黒く塗って黒人を演じる(ミンストレル・ショーの流れを汲んでいる)など、全編を通じて人種差別的であるとの批判を公開当時から強く受けている。

バイエルン国王ルートヴィッヒ2世

 何故か三浦は触れていないがこの「バイエルン国王ルートヴイッヒ2世」の時代に力をつけてきたのが「鉄血宰相ビスマルク」のプロイセンプロイセン国王はヴィルヘルム1世)。
 オーストリアプロイセンが対決した「普墺戦争」ではバイエルンオーストリア側につき、プロイセンが勝利したために多額の賠償金を払う羽目になります。三浦の紹介する貴族趣味ってのはそういうストレスからの現実逃避だったのかもしれません。
 結局、彼は精神病を理由に廃位されます。実際「精神病」だったのか、「精神病ではないが現実逃避するような国王じゃ困る」という廃位理由だったのかは今となってはわからないようです。

インタビュアー「しかし、そうした過去(黒人奴隷制度のあった時代)を振り返るのはどんなお気持ちですか。奴隷制が無くなってから150年経ちますが」
ジョンソン「奴隷制が無くなったって?世界を観ろ!まだあちこちに奴隷がいる。タイにいけば貧しい農家の少女が金で買われて学校にも行けずに朝から晩までセックスさせられている。奴隷制が無くなったなんて甘いことを言うな!」

 うーむ、ジョンソン氏も意外な回答をしますね。俺だったら「黒人奴隷制はなくなったが米国の黒人差別はまだなくなってないし、世界各国における人種・民族差別にまで話を広げたら全然差別はなくなってない」とかいうところですが「世界中あちこちに奴隷がいるじゃないか!」ですか。ま、そうですけどね。しかし、三浦も「旧日本軍の性奴隷」慰安婦の違法性否定派の分際でよくためらいもなく

タイにいけば貧しい農家の少女が金で買われて学校にも行けずに朝から晩までセックスさせられている。

なんて言葉を引用できるよな。面の皮が本当に厚いよな。そうは思いませんか、id:noharraさん。ああ、今日もまた「都合の悪い質問」はスルーですか?。卑怯者だなあ(嘲笑)。


朝鮮学校関係ブログの紹介(2013年3月末)
Arisanのノート 『国家による暴力の論理への抵抗を』
http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20130327/p1

 朝鮮学校差別には怒りを覚えるが、お前の罵倒にはつきあいきれないという方はこういうid:Arisan氏のような「心が洗われる文章」を読むとよろしい。なお、小生もid:Arisan氏を見習って3/31に日比谷で行われるという集会「朝鮮学校はずしにNO!すべての子どもたちに学ぶ権利を!」全国集会に参加しようかなと思ってるところだ。

参考
オッケトンムの会ブログ『朝鮮学校はずしにNO!すべての子どもたちに学ぶ権利を!全国集会&パレード』
http://okketonmu.seesaa.net/archives/201303-1.html
平成暗黒日記『3月31日(日)朝鮮学校の無償化からの排除に反対する集会』
http://ankoku-mirai.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/331-0254.html


vanacoralの日記『 「朝鮮学校はずしにNO!3・31全国集会」に参加』
http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20130331
酔夢亭通信・awamusica53『春東京’13⑮-朝鮮高校への「高校無償化」からの排除・抗議集会(日比谷野外音楽堂)』
http://d.hatena.ne.jp/awamusica53/20130401/1364779572
トンポ・トンネ 日々イモジョモ
『3・31集会&パレードで出会った人々・上 』
http://blogs.yahoo.co.jp/uil21/66461749.html
『3・31集会&パレードで出会った人々・下』
http://blogs.yahoo.co.jp/uil21/66461799.html

 でこれが参加者の一人id:vanacoral氏、id:awamusica53氏、金日宇さん(トンポ・トンネ 日々イモジョモ管理人)による報告エントリですね。小生も『「朝鮮学校はずしにNO!3・31全国集会」に参加(追記あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20130331/5064205021)と言うエントリを書いております。


■頑張れ日本!創立3周年「日本を守れ!国民大集会&デモ」北朝鮮による拉致被害者奪還!中国のアジア侵略*12阻止!竹島北方領土を取り戻せ!
http://freeasia2011.org/japan/archives/2245
・三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った集会の予告文章です。宣伝するだけでなく三浦も登壇者として演説予定のようです。
・あのトンデモ右翼・田母神がトップの「トンデモ右翼団体・頑張れ日本!全国協議会」の集会予告を載せるとは自称人権団体が聞いて呆れます。また自称人権活動家の癖に「トンデモ右翼団体・頑張れ日本!全国協議会」の集会で演説予定とは三浦にも呆れます。
・三浦のような極右を代表だの副代表だのに担いで恥じないid:noharraら「守る会」会員の馬鹿さにも心の底から呆れます。id:noharra君は卑怯者なので「田母神とつきあうような男・三浦が会の役員で恥ずかしくない?。何で退会しないの」「君、アンチ極右を自称してたよね?」と聞いてもうんともすんとも言いません。どうすればここまで下劣な人間になれるんでしょうか?
 やはりあれですか、id:noharraさん、愛読なさってる「松下昇」の影響でそういうゲス右翼になったんですか?
【追記】
この俺による悪口雑言へのid:noharra先生のツィート。

ふーん。単にワンイシューだけど。野間はあまり評価しない。

 野間がどうこうなんて俺は一言も書いていませんが。「三浦」が「野間」に見えるのなら眼科に行った方がいい。
 「ワンイシュー」ね。「北朝鮮打倒というワンイシューのためには『南京事件慰安婦を否定して恥じない』田母神一派と同席して恥じない右翼・三浦小太郎が役員の会・守る会に平気で入る方」があなたのわけですか?。で、そんな人間id:noharra先生が慰安婦問題で「河野談話否定論は間違ってる」と言って『歴史修正主義』批判者面するわけですか?。少しは恥を知れと言いたい。

ばかはいい加減にしないと、怪我するよ。松下派は概ね非暴力だが、馬鹿も暇なら殲滅する。

いきなり恫喝を始めるとはどういう神経をしているのか?。自称「アンチ橋下」の野原先生ですが、やることが橋下そっくりですね。
どう殲滅するんでしょうか?。怪我するってのはどういう意味?。ま、「暇なら殲滅」だそうですから「お忙しいid:noharra先生」は何もしないでしょうが(毒)
そもそも「非暴力」なんて当たり前のことで「松下派は非暴力」なんて自慢することじゃないでしょうに。社民党だって共産党だって非暴力でしょ?
【追記終わり】


・この集会の宣伝文にも突っ込んでみましょう。

北朝鮮による拉致被害者奪還!中国のアジア侵略阻止!竹島北方領土を取り戻せ!

竹島北方領土を取り戻せ!」なんてどう見てもアジアの人権問題と関係ないでしょうに。人権云々と関係ない集会予告文章をよく「アジア自由民主連帯協議会」はホームページ掲載できるもんです。
 大体「拉致」と「領土問題」と何のつながりもない。右翼的には「外国に日本がバカにされてる」つながりで一緒扱いなんでしょうが。

【登壇予定】
佐藤正久赤池誠章

 佐藤も赤池も確か自民党の国会議員です。ある程度常識があればこんな「極右団体・頑張れ日本!全国行動委員会」の集会には出ないでしょう。
 何せ、他の登壇者は「田母神俊雄頑張れ日本!全国行動委員会代表)」、「井尻千男日本会議代表委員、国家基本問題研究所評議員)」、「加瀬英明日本会議代表委員、「体罰の会」会長)」、「すぎやまこういち(国家基本問題研究所評議員)」、「西岡力(巣くう会会長、国家基本問題研究所企画委員・評議員)」、「荒木和博(特定失踪者問題調査会代表、国家基本問題研究所評議員、元巣くう会事務局長)」「小山和伸(元維新政党・新風副代表)」、「村田春樹維新政党・新風東京都本部国民運動委員長)」、「三輪和雄(「日本世論の会」会長)」、「水島総頑張れ日本!全国行動委員会幹事長、チャンネル桜社長)」と右翼だらけですから。
 佐藤と赤池の常識のなさに呆れます。
 しかし選挙民もこんなのに投票して脳みそは大丈夫なんでしょうか?
 ちなみに登壇予定者にはあの増元照明もいます。増元は「完全に右翼活動家と化した」「もはや拉致被害者家族扱いは適切ではない」でしょう。

プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)

 「ただし」なんて書かなくたって普通の人間は「民族差別的なプラカード」なんか持参しません。こういう事を断らないと「シナ」だの「チャンコロ」だの民族差別的なことを書いたプラカードを持ち込む奴がいるんでしょうね。レベルがあまりにも低すぎます。


■追い込まれつつある北朝鮮拉致問題 東京連続集会72 : 北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
http://freeasia2011.org/japan/archives/2243
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った集会の予告文章です。

日本では拉致問題に熱心な安倍政権が成立

単に北朝鮮に対して経済制裁やるしか能のない男、拉致被害者救出の実績を何らあげられなかった男が「拉致問題に熱心」?。寝言も大概にして欲しい。

韓国では従北左派の大統領候補が敗北

 「左派」*13はいいとしても、「従北(北朝鮮シンパ)」って誹謗中傷も大概にしろよ。「太陽政策支持」したら「従北」なのかよ?


最福寺への売却許可を決定 東京地裁 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00977
 少なくとも三浦が言うような理由は売却許可を否定する理由にはなりませんからね。

あとは政府がきちんと監督することが大切

 何をどう監督するんだか。競売後は、ビルは最福寺の所有物なんだから政府に監督する権限なんかないですよ。ま、せいぜいできることは「他の寺院に対するのと同様の監督」でしょ。「総連本部を落札したら厳重な監督を受けるべきだ」なんてことはないですよ。

北朝鮮との交渉は確かに難しいから、いろいろな手段を考えるのはわかりますが、基本的には「私は何々とつながりがある」という「情報通」「有力な交渉ルート」を持ち出す人が少なくとも対北交渉で役に立ったことはほとんどないはず(若宮、小坂某を思い出してほしい)

 いきなり若宮だの小坂だの言われても素人には訳がわかりません。『若宮って増元照明の女房で、売れない女優(芸名:若宮優子)のことですか?』と聞きたくなります(勿論皮肉)
 一応後で若宮だの小坂だのについては俺なりにググって調べた限りのことを説明しましょう。
 どっちにしろ今回の競売は少なくとも「建前では北朝鮮外交とは関係ありません」。そんな事は誰も認めていない。ま、関係があったとしてろくな根拠もないのに池口氏が使えない呼ばわりするなと言いたい。「有力な交渉ルート」が実際に有力かどうかはわからないことが多いでしょうがそんな事を言って外交を否定したらいつまで経っても日朝間の問題(拉致その他)は解決しませんよ。大使館がない(国交がない)なんだからその種の交渉ルートに頼らざるを得ないでしょうし、日中、日韓だって国交が正式回復するまでは状況は同じだったでしょうに。
 ま、三浦には問題解決する気などかけらもないでしょうが。
 大体、使えないのは小泉訪朝後10年経ってもいっこうに拉致を解決できない巣くう会だろうが。
 それはともかく、若宮だの、小坂だのについて一応説明しましょう。
 「小坂」についてはウィキペ「レインボーブリッヂ」を読めばいいでしょう。レインボーブリッヂのサイト(http://www.ngo-rb.org/info/index.html)も参考になるでしょう。ただしサイトの記述は「2004年(平成16年)現在」までの記述しかなくそれ以降の動向がよくわかりませんが。小坂氏はレインボーブリッヂ事務局長で、レインボーブリッヂは「北朝鮮への食料援助などを行っているNGO」です。
 ウィキペ「レインボーブリッヂ」によれば「2007年に厚生労働省補助金詐取(北朝鮮とは別に関係ないようです)で小坂氏が逮捕」されて以降は彼がメディアにでることもなくなったようです。
 次に「若宮」ですが、若宮とはウィキペ「若宮清」が紹介する人物のことでしょう。
 ウィキペ「若宮清」によれば『拉致被害者の家族の帰国問題で平沢勝栄議員らと、北朝鮮の大使との北京会談を設営したことで知られる』『「真相―北朝鮮拉致被害者の子供たちはいかにして日本に帰還したか」(2004年、飛鳥新社)という著書がある』そうですが彼は別に北朝鮮オンリーではなくアジア全般が対象のフリージャーナリストのようです。『コラソン・アキノ』(1986年、立風書房)なんて著書もあります。
 2007年に知人女性にストーカーを働き逮捕されるという不祥事を起こしています。

民族の融和とか英霊とか軽々しくこういう時に口に出さないでほしいものです。

どういうときに口に出せばご満足なんでしょうか。単にアンチ北朝鮮の三浦が池口氏嫌ってるだけじゃん。

価値観の違いと言われればそれまでですが、このお金があったら、それこそ北朝鮮難民何人救えるのだろうな。中国で売り飛ばされている難民女性を買い戻せる*14のかな。コッチェビ(難民孤児)のための孤児院くらい簡単に建てられるのではないかな。そういう行為を私は民族融和と思いますけど

ばかばかしい。今回の落札とそういうこと(難民支援など)は矛盾しないし、「落札者・池口氏が総連に好意的だから」因縁つけてるだけじゃねえか。一般企業が落札した場合でも「そのお金があったら孤児院が」とか言ってるのかよ、手前。
 そしてそういうことがそんなにやりたかったら、お前らがやればいいだろ。
 つうか日韓関係破壊につながりかねない「慰安婦否定論」支持者の分際で民族融和とか心にもないことをぬかしてるんじゃねえよ。お前ら、単に北朝鮮叩きがやりたいだけのゲスだろうが。

【追記】
 下で報道特集を見るつもりと書いたが見事に見そびれた。「やべえ、忘れてた」と慌ててテレビをつけたときは既に「樟蔭東学園(高校、中学校)で起こった背任事件」に話が変わってた。しかしTBSの取材に対する「背任容疑で逮捕された理事、理事長の応対(逮捕前に「学園内部の批判派から背任で告発がありましたが?」という取材をしていた)」が酷いな。カメラ回ってるのに「あなた方TBSに話すことは何もない」ってどんだけ逃げ腰よ。
ま、それはともかく、今日に限っては「報道特集」が「いつもの5時半開始」ではなく「30分早い5時開始」と言うのも見そびれたことの理由の一つで痛かった。
参考
朝日新聞樟蔭東学園の理事と前理事長、背任罪で起訴 大阪地検
http://www.asahi.com/national/update/0326/OSK201303260094.html
読売新聞『樟蔭東背任 理事、人事権で学園支配』
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20130326-OYT8T00096.htm
産経新聞『【樟蔭東背任】返済は「見せかけ」と判断 大阪地検特捜部』
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130326/crm13032622230007-n1.htm


■<朝鮮総連本部>宗教法人が落札 土地・建物45億円で 金正日の死を心から悼む「宗教者」 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00976
『今日の北朝鮮・韓国最新ニュース(2/22分)(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20130222/5064205021)で取り上げた池口氏の落札についてウヨの三浦が悪口雑言吐いてるだけの駄エントリです。

 池口氏は、日本には古くから戦いの後に敵、味方の区別なく戦没者を供養する習わし*15があり、それは双方の平和な未来を作るために行われるものだとし、日本人が総書記の御霊を慰霊すればするほど日朝関係の改善、懸案問題の解決に向かうものだと強調。日本政府が朝鮮に弔意を表さず、(注:朝鮮総連の)責任副議長の弔問も認めなかったことについて、「日本の道理も地に落ちた。懸案の解決も遠のいてしまう」と指摘した。

・「古くからの習わし」云々はともかく

日本政府が朝鮮に弔意を表さず、責任副議長の弔問も認めなかったことについて、「日本の道理も地に落ちた。懸案の解決も遠のいてしまう」と指摘した。

てのは全く同感です。むしろいわゆる弔問外交を行うべきだった。

 この方*16がかの施設*17を管理するものとしてふさわしいか否か、仮にその場合、金日成、正日を深く尊敬しその死を悼み*18、日朝の早期国交回復*19を求める人物(それも独裁政権の人権弾圧や拉致犯罪を無条件で許す立場*20の人)が管理することは、朝鮮総連が管理することとほとんど同じではないかということをよく東京地裁は考慮してほしい

 三浦は何が言いたいんですかね。そんなことが池口氏の落札を東京地裁が否定する法的根拠になるかといったらならないでしょう。
 そもそも競売は権利であって義務じゃない。競売しなくてもいい訳です。『競売されたくなかったらきちんとした借金返済計画を立てろ、俺がチェックする』『この計画ならまあいいだろう。計画通り返済しなさい。当分競売はしないでおく』という使い方だっていい。
 競売だって「借金回収が目的」に過ぎないから、落札者が「今まで通り総連に使用させたって」法的に何の問題もない。競売は少なくとも建前では総連潰しが目的ではないんですがね。『競売で総連が潰したいんだ。何故地裁はそれをわかってくれない』って公言できる三浦は気が狂ってますね。

日本のそれなりの著名人や政治家がこういう怪しげな宗教者に(票欲しさもあってか)安易に近づくことがしばしばあります。

 三浦は具体例を出せよ。俺が具体例を出すなら、統一協会とか幸福の科学とかな。でお前ら統一や幸福はお前らウヨに主張が近い*21ことや自民党に政治献金してることもあって全然批判しないのな。
 それと過去のマスコミ報道(週刊文春など)によると『池口氏に近い人の一人』は安倍晋三で、安倍がそうしたメディア報道に「事実無根」「過去においては事実だが今は池口氏とは親しい関係ではない」などと反論した事実は俺の知る限りないが、この三浦の文章は安倍批判と理解していいのかね?

個々の宗教家にのめりこむのは自殺行為。宗教と政治との間には決して超えてはいけない一線があるはずで、中途半端にかかわってはどちらもダメになるのです。

・ばかばかしい。宗教家へののめり込みが何か社会的問題を生んでるのならともかくそうでないなら何の問題もあるまい。
そもそも問題を生んでる場合も「問題=政教分離原則違反」なら話は別だが、そうでないなら「宗教と政治との間には決して超えてはいけない一線」などという政教分離的な話では全くない。政教分離とは「権力と宗教の分離」であって「個々の政党や政治家が宗教と離れること」ではない。「宗教とのつきあい方が不適切」「つきあってる宗教がまともじゃない(カルトなど)」というケースは勿論あるだろうが、それは「企業とのつきあいが不適切(いわゆる癒着や贈収賄)」「つきあってる企業がまともじゃない(悪徳商法など)」などと同じような問題でしかない。「宗教独自の問題」などない。
 また、宗教へののめり込みが問題を生む場合は何も政治家に限るまい。
 たとえば、統一協会への合同結婚式というバカをやらかした桜田淳子氏なども「間違った宗教への間違ったのめり込み」が問題を起こした一例だ。
 しかし「宗教と政治との間には決して超えてはいけない一線がある」といいながら「統一協会の政治関与」とか「靖国問題」とかで「統一協会靖国側に甘い態度取るのが三浦のようなウヨ」だからな。口から出任せも大概にして欲しい。
・「宗教と政治との間には決して超えてはいけない一線がある」と言う三浦にとって「生家が住職で僧侶名まで持つ」石橋湛山*22や広川弘禅*23はどう評価されるんでしょうか?
・大体、政治家がつきあったらまずいとして問題になるのはむしろ、宗教家より「政商」「右翼」「暴力団」といった代物だろう。いわゆるフィクサーだ。
 戦前の有名なフィクサーとしては「226事件の黒幕として処刑された北一輝」「東京裁判の被告人となった大川周明」、戦後の有名なフィクサーとしては「ロッキード事件児玉誉士夫(右翼)、小佐野賢治(政商:国際興業社主)」、「競艇界のドン・笹川良一」などがいます。
 児玉のフィクサーぶりについてウィキペディア児玉誉士夫』を見てみましょう。

第二次世界大戦終結後に上海から持ち帰った資金(現在の時価にして3750億円とも言われる)を海軍に返還しようとしたというが、この資金は、調べられれば、汚れた金であることがわかってしまう。それで海軍は、児玉に処分を依頼。児玉は、フィクサー辻嘉六に勧められて、この資金の一部を鳩山一郎日本自由党*24の結党資金として提供した。
日米安保条約改定のため党内協力が必要となった岸信介*25は1959年1月16日、次期総理大臣を党人派の大野伴睦*26に譲り渡す誓約をすることになる。その立会人が児玉である(池田勇人*27が首相になったことでわかるようにこの密約は反故にされる。岸は引退表明後に右翼に襲われ負傷するがこれは児玉による報復だと言われている)
・1960年の日米安全保障条約改定に前後したアメリカのアイゼンハワー大統領訪日反対の大規模な反対運動(安保闘争)に対し自民党の木村篤太郎*28らは、ヤクザ・右翼を使って運動を阻止しようとした。児玉はその世話役として行動している。
・児玉は1965年の日韓国交回復にも積極的な役割を果たした。しばしば訪韓して朴政権要人と会い、日本企業やヤクザのフィクサーとして利益を得た。
・児玉は企業間の紛争にもしばしばフィクサーとして登場する。1972年河本敏夫*29率いる三光汽船はジャパンラインの乗っ取りを計画して同社株の買占めを進めた。三光汽船による株買占めに困惑したジャパンラインの土屋研一は児玉に事件の解決を依頼した。報酬は現金1億円だった。しかし、児玉が圧力をかけても、河本はなかなかいうことを聞かなかった。これではフィクサーの面目がつぶれることから、児玉は結局そごう会長の水島廣雄に調停を依頼する。水島の調停により、河本は買い占めたジャパンライン株の売却に同意する。児玉は水島に謝礼として1億円相当のダイヤモンドを贈った。1973年には粉飾決算に揺れる殖産住宅相互株式会社の株主総会乗り切りに絡んで、同社長の東郷民安から児玉に金銭が渡っている。
インドネシアへの政府開発援助では東日貿易秘書としてスカルノ大統領の夜の相手に選ばれたクラブホステス根元七保子(源氏名はデビ、後の通称デヴィ夫人)を送り込んで荒稼ぎをしたという。
・岸首相の汚職を追及していた社会党の今澄勇*30を等々力の私邸に二度も呼び、追及をやめるように説得した。しかし今澄が聞き入れないため、身上調書を渡した。それには今澄の政治資金の出所、その額、使っている料理屋、付き合っている女が全て書かれていたという。児玉は東京スポーツを所有する他に、腹心をいくつもの雑誌社の役員に送り込んでいた。それらに書き立てられることは脅威となった。
・児玉はすでに1958年(昭和33年)からロッキード社の秘密代理人となり、日本政府に同社のF-104スターファイター戦闘機を選定させる工作をしていた。児玉が働きかけた政府要人は自民党大野伴睦河野一郎*31岸信介らであった。1960年代末の契約が更新されると、韓国も工作対象に含まれるようになった。児玉は親しい仲にあった韓国の朴政権にロッキード社のジェット戦闘機を選定するよう働きかけていたのである。韓国に対する影響力の大きさが窺える。しかし、この頃、大野も河野も死亡しており、新しい総理大臣の佐藤栄作*32田中角栄*33にはあまり影響力をもっていなかった。
 そこで児玉は田中の友人、小佐野賢治に頼るようになった。小佐野は日本航空全日本空輸の大株主であり、ロッキード社製のジェット旅客機の売り込みでも影響力を発揮した。

池口という方*34は著書「苦しみはどこから生まれるのか」角川書店 にて、世の中に白か黒か、善か悪かでわけられるものなど存在しない、とおっしゃっています。

 ま、池口本を読まないと何とも言えませんが確かに「白か黒か、善か悪か」では世の中、単純に割り切れないことが多い。また明らかに「悪」が存在したとしても「悪だと非難すればOK」という単純なもんでもないでしょう。「拉致問題は悪」ですが「北朝鮮は悪と叫ぶ」より交渉する方が問題解決の上ではよほど価値があるわけです。

その明確な価値観なくして北朝鮮に行ったり総連施設に手を出したりすべきではない。

三浦がそう思いたければ勝手に思って下さい。なお、何度も繰り返しますが「施設競売」は借金回収が「少なくとも建前」です。要するに「総連シンパは競売に参加するな」とか「これで総連がつぶせるぜ」とかそういうもんじゃない。


■緊急セミナー ビルマミャンマー)日本支援事業 ティラワ経済特別区開発で今、何が生じているのか? : ビルマ情報ネットワーク
http://freeasia2011.org/japan/archives/2226
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った集会の予告文章です。

現在、日本が官民を挙げて進めている「ビルマミャンマー)・ティラワ経済特別区開発事業」で、地元住民が大規模な移転に対する抗議の声を上げています。移転先も補償もないまま、「14日以内の立ち退き」と、それに応じない場合の「30日間の拘禁」について記された通知が、約900世帯(3,800人超)に出されたためです。
日本政府は、移転の一義的な責任は現地政府当局にあるとし、具体的な移転・補償対策もない状態のまま、円借款供与を進めようとしています。しかし、このままでは、多くの住民が居住地を確保できないまま、農業等の生計手段も喪失し、深刻な困窮状況に陥ることが懸念されます。
ティラワでいま何が問題となっているのか、現地からの最新情報を報告します。

 これが事実ならば、どう考えてもこのまま円借款を実行するのは人権上、問題ありすぎでしょう。こんな無法をやるミャンマー政府が「本当に民主化の道を歩んでるのか」疑問です。少なくとも、この集会を実施するビルマ情報ネットワーク(http://www.burmainfo.org/)は「民主化が進展した」とはあまり思ってないようです。
 ただ、アジア自由民主連帯協議会という極右団体にとってはこんな事は正直どうでもいいことなんだろうと思います。彼らにとっての人権とは中国や北朝鮮と言った気にくわない国を叩くためのツールに過ぎません。「ビルマミャンマー)問題」をテーマとする「本物の人権団体」ビルマ情報ネットワークから「この我々の記事を掲載してくれ」と頼まれ「人権団体を自称してる手前」断れなかっただけでしょう。でも、ただの極右団体ですから、「中国のチベット支配批判をするとき」並の「ミャンマーにこのまま円借款していいのかという批判」は「アジア自由民主連帯協議会」としては絶対にしないでしょう。本当に不愉快きわまりないですね。


三島由紀夫*35安部公房*36川端康成*37石川淳*38文化大革命批判声明(1967年)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1652
・安部、川端、石川はともかく三島のどこがすごいんですかね。三島は言うまでもなく極右であり当然、中国共産党なり毛沢東なりには何の思い入れもないでしょう。むしろ敵視していたんじゃないか。そうであるなら文革批判することなど何ら不思議じゃないわけです。
 味方を批判するのはともかく敵を批判するのは率直に言って大してすごくない。味方の問題点に気付くことは難しいですが敵の問題点に気付くことは比較的楽です。
・あまりべた褒めするのもまずいかとは思いますが「すごい」というならむしろ日本共産党でしょう。あの時代において「左翼の一員」である日本共産党文革批判するのはかなりの覚悟と体力が必要だったわけです。ま、極右・反共主義者の三浦が何があろうと「条件付きでさえ」日本共産党文革批判を褒めないことはよくわかりますが。
・そして文革期中国の文学報国が問題だというなら三浦は「戦前日本の文学報国会」をどう思ってるんでしょうかね?。まあ、戦前万歳の極右・三浦には聞くだけ野暮でしょうが。

日本文学報国会(ウィキペ参照)
・1940年に大政翼賛会が発足し、岸田國士がその文化部長に就任。また、文壇新体制のための協議会である日本文芸中央会が、大政翼賛会発足と同日の10月12日に発足した。 
・1942年に情報局の指導により、日本文芸中央会が中心となって、日本文学報国会が発足した。

 他にも三浦の文章にコメントしてみましょう。

文学者の表現がすべて政治的価値基準で測られていたこの時代

冗談も大概にして欲しいですね。文革期中国はともかくその他の国(もちろん日本を含む)はそんなことはないでしょう。

三島が「文学報国」的な発想を明確に否定しているのは、彼の作家としての偉大さをよくあらわしています。

 別に個人個人が文学報国する事は個人の自由であって、問題は「国家が報国を押しつけること」のわけです。で、そんな押しつけは普通、否定する。文革について言えば「押しつけではない」という建前であり一部の親中派は残念ながらそれが「建前でしかないこと」が見抜けなかったんでしょう。いずれにせよこの程度の事で「俺達ウヨのスター・三島は偉大!」とか自慢されてもねえ。そして今現在の日本において「毛沢東主義の押しつけ」などありえないのだから三浦には日本政府や企業等の権力による「あり得る押しつけ」や「実際にあった押しつけ」でも問題にして欲しいもんだ。


■「三浦小太郎=ラグタイムララバイ」のアホ書評を笑うパート2
 既に『「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート66(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081025/1307052595)で『「三浦小太郎=ラグタイムララバイ」のアホ書評を笑うパート1』をやりましたがその続きでパート2です。
 三浦の書評のうち、無能な俺ですら「アホか」と突っ込めるアホ書評を突っ込んでみましょう。

維新の夢 渡辺京二コレクション[1] 史論 (ちくま学芸文庫)
明治近代国家と戦い抜いた西郷隆盛

 以前も三浦が『渡辺京二コレクション(ちくま文庫*39)発売』(http://miura.trycomp.net/?p=375)で絶賛してた駄本です。そのときも『「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート12(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081218/1307052595)で「こんな駄本褒めるな」と俺は突っ込みましたがまた突っ込みましょう。実は三浦の書評は過去の三浦エントリと大同小異なので俺の突っ込みも以前と大同小異になりますが。
 まず『明治近代国家と戦い抜いた西郷隆盛』ってところで大爆笑ですね。西郷が明治新政府高官(参議、陸軍大将、近衛都督)であり、彼が廃藩置県、地租改正、学制、徴兵令、国立銀行条例公布といった近代化政策にコミットしたことは渡辺や三浦の脳内ではどう処理されてるんでしょうか?
 そして「下野後、乱を起こしたから明治国家と闘った」と評価するのなら同じく下野後、乱を起こした前原一誠*40萩の乱)や江藤新平*41佐賀の乱)はどう評価されるのか?。士族反乱は起こさなかったものの征韓論下野後、自由民権運動を起こした板垣退助*42はどう評価されるのか?
 いわゆる「明治14年政変」で下野後、自由民権運動に参加した大隈重信*43はどう評価されるのか?
 彼らも西郷同様「明治国家と闘った」ことになるのかならないのか。西郷死後、政府内部の西郷シンパ(ウィキペディア西郷隆盛」は黒田清隆*44の名前を挙げている)の働きかけで、彼が恩赦されて「明治22年正三位を死後追贈されたこと」はどう理解されるのか?
 正直、まともに考えれば考えるほど、三浦や渡辺の主張は「穴ぼこだらけの詭弁」であることが明白になると思います。筑摩書房もこんな駄本など文庫にしないで欲しいもんです。

保守派と称される人々の西郷論で、私は感銘を受けたことはほとんどない。

具体的に誰の西郷論のことを言ってるのか明言して欲しいもんです。

 葦津は、(中略)西南戦争における西郷の姿勢が、従来の「弟子達に身を委ねて死を覚悟した」などというもっともらしいものではなく、あくまで勝利を目指したが、戦略上の失敗によって敗れ、潔く死を選んだ戦闘者のそれだったことを明らかにしている。

 とてもそんな事は言えないと思いますけどね。勝手に弟子が「武器庫襲撃」という暴走をしたからやむを得ず立たざるを得なかったという従来の説が正しいであろうと俺は思います。弟子が勝手に暴走したのに対して「弟子の行為だ、俺は知らない」と言うようなタイプの人ではおそらく西郷はないでしょう。
 また、そういうことを言えば新政府が西郷を許すかといったら誰が考えたって共犯扱いして重罪にすることはわかりきってるわけです。ならば立つしかない。
 まあ、事情がどうあれ決起するからには「負けても構わない」とまでは思ってないでしょう。「負けても構わない」のなら決起する意味がない。
 しかし「十分な準備をした上での決起」*45などと言える代物でないのですから「勝利はある意味度外視」「死も覚悟していた」でしょう。
 大体西郷に決起するにたるイデオロギーがあったかどうか自体疑問です。何せ西郷一派の挙兵理由は「中原尚雄警部を追及して吐かせた西郷暗殺計画が事実かどうか政府に問いただしたい」というものですから。政府の政策批判を掲げてるわけではない(他の士族反乱は政策批判を掲げたケースもあったと思いますが)。
「お前らが拷問して中原にあることないこと言わせたんだろうが」「そんな暗殺計画なんかねえよ、中原の自白以外に証拠があるのか?」「大体そんな事が挙兵理由になるのか?。そんなことが武器庫襲撃を正当化する理由になるのか?」と突っぱねられれば反論に窮するような決起理由です。
 百歩譲って西郷に何らかの挙兵動機があったとしてもそれは「西郷一派の総意ではなかった」わけです。 
 ちなみにウィキペディア大久保利通」にはこう書いてあります。

 鹿児島が暴発したときには、伊藤博文*46に対して「朝廷不幸の幸と、ひそかに心中には笑いを生じ候ぐらいにこれあり候」と鹿児島の暴徒を一掃できるとし、また西郷については、これでは私学校党に同意せず「無名の軽挙」をやらかさないだろうと書き送っている(明治10年2月7日付書簡)。しかし西南戦争前に西郷が参加していることが分かると、西郷と会談したいと鹿児島への派遣を希望したが、大久保が殺されることを危惧した伊藤博文らに朝議で反対されたため、希望は叶わなかった。

 まあ大久保の認識が正しいという保障はないでしょうが、ウィキペディアを信じれば大久保は西郷の決起など夢にも思ってなかったわけです。

 西郷は明治維新の指導者のうち、ただ一人、近代国家の建設ではなく、政治権力と最も遠いところで生を受け、人知れず死んでいく民の存在を自らの思想の原点*47としていた。

 陰謀屋・西郷のどこが「人知れず死んでいく民の存在を自らの思想の原点としていた」んですかね。俺が以前書いた突っ込み文章を改めて再掲します。ただこういう西郷非難を鹿児島県で言うと「西郷さんに失礼だ!」とぶん殴られるのかなという気が少しします。俺はヘタレなので鹿児島では多分こういう事は言いません。それどころか「鹿児島の西郷信者」に適当に調子を合わせるかもしれない。
 それはともかく、正直な話、俺は西郷より「西郷の征韓論をつぶした」大久保にシンパシーを感じる人間であることを明言しておきます。征韓論なんて無謀なことをやったら当時の日本がどうなっていたかわかったもんじゃありませんよ。「征韓論を潰してくれて大久保先生ありがとう」って話です。
 ただ大久保の反対論は「時期尚早論」に過ぎないので結局、朝鮮侵略はその後実行されるわけですが。
(以下再掲)
 征韓論朝鮮侵略戦争)を唱える人間が庶民の立場ですか。戦争すれば朝鮮人も日本人も死ぬし、戦費調達には庶民増税が不可避と思いますが。
 赤報隊(もちろん朝日襲撃犯行声明を出したのとは別の奴)を偽官軍として処刑した人間が庶民の立場ですか。
 大政奉還で武力倒幕理由がなくなったので、幕府を挑発して戦争を起こすために薩摩藩士・益満休之助たちを江戸で暴れさせた人が庶民の立場ですか(その結果、庄内藩佐幕派)による江戸薩摩藩邸焼き討ち事件が起こり西郷の謀略は成功した。幕府挑発と同じ事を朝鮮で実行しようとしたのが征韓論だろう)。
 西南戦争で「西郷札」(松本清張氏の小説で有名)と言う紙くずを暴力をバックに押しつけた人が庶民の立場ですか。
 西南戦争の「警視庁抜刀隊」についてはどう考えているのやら。会津人が白虎隊の悲劇などで西郷を恨んでることを考えたらとても彼を「庶民の立場」だの「反近代」だの言えないと思うが。

「抜刀隊」(ウィキペ参照)
 1877年(明治10年)に起きた西南戦争田原坂の戦いにおいて、明治新政府側で警視庁の警察官の中から選抜して臨時に編成された白兵戦部隊。
(中略)
 なお、小説やドラマ等では、賊軍の汚名払拭に燃える旧会津藩士や、元新選組隊士の斎藤一ら、旧幕府出身者を抜刀隊員として描くことが多いが、それらの全員が選抜されたわけではない。実際には薩摩藩郷士出身者が主力を形成していた。
 もっとも、山川浩(元会津藩家老)や立見尚文(元桑名藩士)など旧幕府出身の将校や兵士たちの中には、西南戦争を「戊辰戦争の復讐」と考えていた者がいたことは事実である。山川は出陣に際し、「薩摩人 みよや東の丈夫が 提げ佩く太刀の利きか鈍きか」と詠んでいる。また、当時陸軍生徒であった会津藩出身の柴五郎(のちの陸軍大将)は、西南戦争での西郷隆盛の戦死と、その翌年の大久保利通の暗殺を合わせ、「この両雄維新の際に相謀りて武装蜂起を主張し、天下の耳目を惹かざれば大事成らずとして会津を血祭りにあげたる元兇なれば、結局自らの専横、暴走の結果なりとして一片の同情も湧かず、両雄非業の最後を遂げたるを当然の帰結なりと断じて喜べり」と書き残している

 西郷のこうした行為(征韓論赤報隊切り捨てなど)をどう評価しようとその人の勝手だが「西郷は反近代」だの「庶民の立場」だの、明らかに事実に反するデマ文章を書いて人として恥ずかしくないか。
 歴史的事実を無視して西郷を万歳したいのなら歴史小説でも書け。小説なら嘘を書こうと問題はない。歴史学者に相手にされてない癖に思想史家名乗るな。
 そんな人間(渡辺京二)が「現代最高の思想史家」のわけがないし、こんな奴を評価する三浦も「朝鮮学校教科書の歴史記述を批判する奴が歴史修正主義垂れ流すな」と言わざるを得ない。歴史学者も渡辺みたいなバカは言論戦で潰すべきだ。
 むしろ(財政難や諸外国の内政干渉で)日本が滅びかねない無謀な朝鮮侵略征韓論)から日本を救った大久保こそ、「庶民の立場」だろう。
(再掲終わり)

この姿勢は、渡辺氏によれば西郷の遠島体験に深く根ざしている。西郷の二度目の遠島は寺田屋の変が原因だった。革命のために死地に赴こうとする尊攘過激派を平然と切り捨てた島津久光薩摩藩権力に対する不信感は、純粋な革命派は時の権力、もしくは革命政権後の権力によって必ず抹殺されるだろうという政治的確信を西郷に与えた。

 俺が以前書いた突っ込み文章を改めて再掲します。

・切り捨ても何も、久光は開国派で、かつこの時点では公武合体派でもあり、尊攘過激派じゃない。頼んでもないのに久光の意思だと勘違いし、勝手に暴走する部下を上司・久光が処分しただけの事件が切り捨てか?。そしてこの時、西郷の盟友・大久保は久光の腹心だったが(西郷も流刑にはなったが、尊攘過激派を支持したわけではなく、むしろ暴挙は止めろと説得しようとして「過激派を煽ってる」と久光に誤解された事による流刑だが。なおウィキペ「西郷隆盛」に寄れば久光がそう誤解したのは薩摩藩海江田信義堀次郎からそのように報告を受けたかららしい)。
 また寺田屋事件で上意討ちされた人間は不幸だが、生き残った人間(後の元老・大山巌*48西郷従道*49など)の立身出世にも触れないと不公平だ。寺田屋事件が起こらなければ生き残った人間は、テロ事件(彼らは京都所司代襲撃を計画していた)の咎で処刑、あるいは犯行現場で死亡していた可能性があると思う。
・「純粋な革命派は時の権力、もしくは革命政権後の権力によって必ず抹殺される」って、自分たちの手駒として使っていた赤報隊(純粋な革命派か知らないが)に偽官軍という濡れ衣着せて抹殺したのが西郷だろ(西郷だけじゃないが)。渡辺と三浦はアホか。俺の「中高生日本史レベルの知識」プラス「ウィキペディアの記述」だけでも疑問を感じずにいられない怪しい歴史認識(つうかデマだろうが)垂れ流すな。

「馬鹿らしき忠義立ては取り止め申し候」と、政治権力の論理を拒否した

 俺が以前書いた突っ込み文章を改めて再掲します。
・「ばからしい忠義立て」をどう解釈するかは西郷がどんな文脈で言ったかによる。「ばからしい忠義立てしない=政治権力の論理拒否」ではないだろう(西郷は島津斉彬によって藩重役に引き上げられたのであり、久光が引き上げた訳じゃないから、久光に好感情がなくて「ばからしい忠義立て」なんかしないと思っても不思議ではない)。

征韓論争での彼のスタンスは、いずれも、明治国家の路線とは異なる、もう一つの近代、もう一つの日本を作り出そうという試みであった。

 征韓論での西郷のスタンスは基本的に「征韓論否定派」大久保利通*50木戸孝允*51岩倉具視*52たちと変わらないでしょう。要するに朝鮮侵略と植民地支配で、西郷下野後、明治新政府が実行したことです。いうまでもなく毛利敏彦征韓論否定論*53などデマカセです。
 侵略思想に違いはなく、単に大久保らは時期尚早と主張しただけです。
 そして渡辺や三浦は「西郷以外の征韓論主張者(江藤新平副島種臣*54板垣退助後藤象二郎*55)」の政治構想をどう理解するんでしょうか?。彼らも渡辺や三浦の主張する西郷の「明治国家の路線とは異なる、もう一つの近代、もう一つの日本を作り出そうという試み」と同様の考えを持っていたのか、あるいは違うのか?
 たとえばheuristic ways『江藤新平の「民政仕組書」』(http://d.hatena.ne.jp/matsuiism/20111008/p1)、『江藤新平の「革命」』(http://d.hatena.ne.jp/matsuiism/20111009/p1)のような「江藤に、明治国家の路線とは異なる、もう一つの近代、もう一つの日本を作り出そうという試み」を見いだそうとする江藤評価についてはどう考えるのか?

西郷の理想は明治革命戦争*56を戦い覚醒した革命兵士と、江戸時代の共同体を維持している農村とのコミューンだった。

 そもそも地租改正によって新政反対一揆百姓一揆)を引き起こした西郷が何故「農村とのコミューン」を目指したなどと言えるのか全く意味不明。

*1:副首相、金属工業部長などを歴任

*2:もちろん旧日本軍の戦犯

*3:確か今は博物館になっています

*4:当時は小渕内閣

*5:当時は森内閣

*6:小渕内閣農水相小泉内閣経産相自民党政務調査会長安倍内閣)、麻生内閣財務相などを歴任

*7:一般には台湾で使用されてる用語「総統」をそのまま使って「総統」と訳します。ま、大統領でも間違いではないですが。「台湾を国扱いしている!」という中国からの批判を避けるため「直訳」してるのでしょう。一方、ここに集まってるウヨ連中は逆に「国扱い」したいから大統領と訳すのでしょう。とはいうものの建国聯盟サイトが「大統領」と全ての箇所で表記しているかと言ったら実は何故かそうではないのですが。

*8:収賄や機密費の不正流用」についての有罪判決で刑務所入りしただけです。不当監禁でも何でもない。

*9:新疆ウイグル自治区のこと

*10:この「中国人」が何を意味するのかがよくわからないが。まさか外省人蒋介石国民党の台湾移動にともなって台湾にやってきた人々)のことではないと思うがどうだろう?

*11:ウィキペ曰く日本会議副会長、日本教育再生機構顧問、昭和聖徳記念財団理事、「日本の建国を祝う会」会長、靖国神社崇敬会総代

*12:具体的に何のことでしょうか?。領土紛争の小競り合いは侵略と言うほどの物ではないと思いますが。それともチベット支配ですか?

*13:ただし「単なる穏健保守に過ぎない」という見方もあるようだが誹謗中傷でしかない「従北」と違い価値観の問題である。

*14:おいおい、摘発するとか、「借金肩代わり」とかじゃなくて買い戻しかよ?

*15:これは、よくウヨが言う「靖国の論理」ですが、その点、三浦らウヨはどう思ってるんでしょうか?。「敵味方の区別はせざるを得ない!」というなら中国、韓国相手に靖国の論理を持ち出してA級戦犯合祀を正当化するのはやめましょう。つうか「敵も味方もない=靖国」って大嘘ですけどね。敵は合祀されてませんから

*16:池口氏のこと

*17:競売にかけられた朝鮮総連本部ビルのこと

*18:いや、だからこう言うのは「大人の態度」って奴ですよ。「ざまあみろ」とか言っても何の意味もないし

*19:国交早期回復を願って何が悪いんですかね?。俺も願っていますが。

*20:池口氏のどのあたりが無条件で許してるんですか?

*21:本心近いのかウヨへのこびへつらいかはともかく

*22:吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相を経て首相

*23:吉田内閣農林相

*24:ウィキペ『児玉』は後に鳩山が結党した日本民主党としているが誤記である

*25:自民党幹事長、石橋内閣外相などを経て首相

*26:日本自由党幹事長、自由党総務会長、衆院議長、吉田内閣北海道開発庁長官、自民党副総裁などを歴任。大野派ボス

*27:石橋内閣蔵相、岸内閣通産相などを経て首相

*28:吉田内閣法務大臣防衛庁長官を歴任

*29:三木、福田内閣通産相、鈴木、中曽根内閣経済企画庁長官を歴任、河本派ボス

*30:後に民社党政策審議会長を務める

*31:鳩山内閣農林相、岸内閣経済企画庁長官、池田内閣建設相などを歴任、河野派ボス

*32:岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相

*33:池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*34:池口氏と素直に言えず「と言う方」と言う点がウヨの三浦らしい

*35:著書『潮騒』(新潮文学賞受賞)、『金閣寺』(読売文学賞受賞)(いずれも新潮文庫

*36:著書『壁:S・カルマ氏の犯罪』(芥川賞受賞)、『砂の女』(読売文学賞受賞)(いずれも新潮文庫

*37:日本人初のノーベル文学賞受賞者。

*38:著書『普賢』(芥川賞受賞)、『江戸文學掌記』(読売文学賞受賞)(いずれも講談社文芸文庫

*39:正しくはちくま学芸文庫

*40:参議、兵部大輔を歴任

*41:司法卿、参議など歴任。西郷とともに征韓論敗北で下野

*42:後に第1次大隈内閣内務大臣

*43:後に伊藤、黒田、松方内閣外相、首相を歴任。早稲田大学創立者

*44:伊藤内閣農商務相、首相、枢密院議長などを歴任。元老の一人

*45:そもそも西郷がそういった決起を考えていたかどうか自体疑問ですが

*46:工部卿、内務卿、宮内卿、首相、枢密院議長、貴族院議長、韓国統監など歴任

*47:そんな人は明治維新の指導者に一人もいないと思いますね。そういう人はむしろ「維新の指導者以外」でしょう。田中正造とか。

*48:陸軍大臣参謀総長内大臣を歴任

*49:海軍大臣、内務大臣などを歴任

*50:参議、大蔵卿、内務卿を歴任

*51:参議、文部卿、内務卿を歴任

*52:右大臣、外務卿を歴任

*53:毛利『明治六年政変』(1980年、中公新書

*54:後に枢密院副議長、内務相を歴任

*55:後に逓信相、農商務相を歴任

*56:明治革命戦争とは戊辰戦争のことか?。だとしたら西郷も関与したとは言え、西南戦争などとは違い、西郷個人の戦争でもないのに何故「戊辰戦争は西郷の革命戦争」などと言えるのか?