「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート66(追記・訂正あり)

パート65の続き。

■第9回講演会「中華人民共和国は侵略国家として成立した」講師 酒井信彦
http://freeasia2011.org/japan/archives/2181
 三浦小太郎が宣伝する右翼団体「アジア自由民主連帯協議会」に載った集会の予告文章です。タイトルからして酷い。中国建国のどの辺りが「侵略国家」なのか?。ナチドイツ(ドイツ第三帝国)のように「建国スローガン」が侵略思想ならともかく、中国に限らず普通の国家は「侵略国家として成立しない」でしょう。俺の知る限り中国の建国スローガンが「対外侵略」なんて事実はありません。
 建国後、侵略を実行したとしてもそれは「侵略国家として成立した」という話ではないでしょう。たとえばいわゆる明治維新で誕生した新政府を「侵略国家として成立した」と言う人は明治新政府の朝鮮(韓国)侵略を批判する人でもまずいないでしょう。
 明治新政府が正式に成立したのは「国家の基本法明治憲法が成立してから」という特異な説でも唱えれば話はまた別*1でしょうが、明治新政府は建国スローガンとして「対外侵略」など掲げていないからです。同様の理由で国家政策として「侵略」「植民地支配」をしたことがあるからと言って「欧米諸国(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ*2、ロシアなど)」を「侵略国家として成立した」なんて言わないわけです。まあ、普通、そういう失礼なことは外交上も問題になるから言わない。
・まあ、侵略という話で連中が出すのは多分チベットでしょう。ただしチベット清朝中華民国時代から中国の領土扱いされていたこと、したがって国民党(中華民国)が内戦に勝利したところでチベット侵攻という状況は変わらなかったであろう事を考えれば侵略呼ばわりはいかがな物かと思います。
・正直、中国の戦争で侵略だ何だと騒ぐものは俺はあまり思い浮かびませんが。別に中国が平和的国家という意味ではなく、「大躍進失敗」「文革」などで経済建設がなかなか軌道に乗らなかったことで正直、対外軍事行動をやる余裕などほとんどなかったと思います。チベットについての俺の考えは述べましたが、他についても触れてみましょう。
1)朝鮮戦争参戦
 これはスターリンソ連も参戦していますし、そもそも金日成の要請による物ですから中国の侵略というのとは違うでしょう
2)中ソ紛争、中印紛争
 どちらも国境紛争、局地戦ですので、侵略と大騒ぎするのはちょっと違うかなと思います。なお、中ソ間の国境紛争は外交で解決しました。中印間は解決していませんが戦争はここ数年起きていないと思います。
3)台湾攻撃
 これは少なくとも主観的には自国領の回復ですからね。なお、今はこんなことは中国はやらないわけです。
4)中越戦争
 これは当時の中国がカンボジアポルポト政権)を支持していたという特異な事情によるものですからね。ポルポト政権支持をやめてからはこんな事はないわけです。
・3/9(土)実施だそうですが、大変面白いトンデモ報告が期待できそうです。掲載されたら突っ込みましょう。

文京シビックセンター 文京区民会議室4階会議室B

 文京区もこんな集会に会議室を貸していいんでしょうか。中国批判集会でも一定のレベルってもんがあるでしょう。タイトルからして誹謗中傷以外の何物でもないでしょう。せめて文京区は「最低限、タイトルを変えて欲しい、それがダメならうち以外を借りてくれ」位言えないんでしょうか。言えないんでしょうね。恥ずかしいことですがそういうことを言うとウヨ区議が騒ぐんでしょう。あまり考えたくないことですがもしかしたら区長(成澤廣修氏)がこの種の右翼に甘いのかもしれません。
 そしてこんな集会を開催して恥じない「アジア自由民主連帯協議会」に人権団体を名乗る資格はないでしょう(講師の酒井は協議会顧問だそうです)。
 ま、役員(副会長)に南京事件慰安婦否定論の西村幸祐が居る時点で協議会は論外ですけど。

酒井先生はチベットにおける中共*3の侵略が、日本に対して及んでいることを絶え間なく警告してこられました。今日チベットで起きていることが日本でも起こりうる危険性と、それに対する私たちの覚悟と姿勢を学ぶことができる講演会になることと思います。 

 ばかばかしくて話になりません。「清朝中華民国時代から中国の領土扱いされてきたチベット」と「そうではない日本」では全然違う。そして「チベットで起こってること」が「中国によって日本で起こること」はまずないでしょう。経済的、政治的、軍事的に大国の日本をそう簡単にチベットのように支配できるわけがない。
 当たり前すぎて指摘するのもばかばかしい。

ぜひ多くの皆様のご参加をよろしくお願いします。

 ある程度常識があれば恥ずかしくてこんな集会には参加しないでしょう。集会タイトルを見るだけで普通の人間は参加する気がなくなる。宣伝文章を読むともっと参加する気がなくなる。参加するのは極右ぐらいのもんです。「普通の人間は参加する気がなくなるタイトルや宣伝文章を書いて平然としている」酒井と協議会の反中国ぶりには心底呆れます。
 最後に「ウィキペディア」及び酒井のブログ「酒井信彦の日本ナショナリズム」(http://sakainobuhiko.com/)から特に酷い酒井の主張を見てみましょう。「極右・酒井の非常識さ」「酒井を顧問にし、講演会までやらせる協議会の非常識さ」「協議会を宣伝する三浦小太郎の非常識さ」「協議会の会長になったペマ・ギャルボの非常識さ」「ペマ以外の、この協議会と共闘している自称民族活動家(外国人)の非常識さ」には呆れて物も言えません。


【酒井の主張(ウィキペディア参照)】

 中共による日本侵略の第一段階は精神的侵略(間接侵略)、第二段階は人口侵略、第三段階が軍事的侵略(直接侵略)であるとして、第一段階が完成したので、現在は第二段階としての人口侵略が本格化するとし、アメリカ軍が撤退すれば第三段階としての軍事侵略が開始されるとしており、侵略の危険を訴えている。

 米軍が仮に撤退したとしても、自衛隊があるのにそう簡単に軍事攻撃ができるわけがない。人口侵略ってのがよくわかりませんが、移民と言うことでしょうか?。しかし中国人が日本に大量に移民しているなんて事実はどこにもないでしょう。
 第一段階終了ってのは「日中の経済・文化交流が進んでること」でしょう。常識人には何ら問題ないことが酒井のような反中国右翼には侵略に見えるわけです。「中国との国交断絶」「中国進出企業の中国撤退」でもしてほしいんでしょうか?。

 朝日新聞による慰安婦問題・南京問題報道によって日本人の民族精神、大和魂が破壊された

 要するに酒井は南京事件慰安婦否定論のわけです。「日本は何も悪いことはしていないのにデマ中傷されてる」と言ってるわけです。どれほど恥知らずなんでしょうか。大体南京事件慰安婦も朝日がどうこう言う問題じゃありません。朝日がどうこう言う問題じゃないから日本政府は河野談話などで公式に非を認めたし、安倍のように「河野談話撤回」などの動きが出ると、米国下院決議のようなだめ出しが国際社会からなされるわけです。


【酒井ブログのトンデモ主張】
■シナ侵略主義を跳ね返せ
http://sakainobuhiko.com/2013/05/post-225.html#extended
 「戦前日本を棚に上げて、孫文の王道演説で中国の軍拡路線を非難したある日本右翼政治家の行為は恥ずべき事だ」という読売新聞の加藤隆則記者にああだこうだ言う酒井ですが加藤記者の発言は何ら問題ない正論でしょう。読売というのは別に左派的ではないですが、さすがに日本の侵略行為を居直るほどアホではないわけです。


■政府・自民党による「主権回復記念日」の正体
http://sakainobuhiko.com/2013/04/post-224.html
 酒井曰く「主権回復記念日祝典には反対」だそうです。しかしそれは「右翼的だから」とか「その日は沖縄にとっては日本から切り離された『屈辱の日』だから」などという左派(?)的な理由ではありません。
 日中協会会長で、安倍の価値観外交に批判的な野田毅*4議員がこの祝典の支持者の一人だから「反対」なんだそうです。
 「野田が支持する記念日など中国への従属を進める陰謀だ!」と言いたいようですが、具体的にどう「従属が進むのか」は説明が出来ないようです。

同じく開催することを約束した、「建国記念の日」や「竹島の日」の式典は「封印」した

 「サンフランシスコ講和条約がらみの日を政府式典で祝って何が悪い」とは言えても「神武天皇即位の日」だの「日本が竹島を正式に島根県編入した日」だのについて「祝って何が悪い」とは言いづらいでしょうからね。安倍が「封印」し、ヘタレるのも当然の話です。


対岸の火事ではないPM2・5
http://sakainobuhiko.com/2013/03/pm25.html
 中国のPM2.5をバカみたいに騒ぐのはいかがかという朝日記事には全く同感です。まあ、全く日本に影響がないとは言えないでしょうし、日本がPM2.5削減のために中国に技術協力してあげることは大変いいことだと思いますが、酒井みたいに中国を糞味噌に罵倒するのは論外です。中国からの影響がなければ日本は大気汚染の問題がないなんて事はないですから。そして、日経記事『「たばこ」PM2.5の塊 喫煙の居酒屋は北京並み』(http://www.nikkei.com/article/DGXNZO52617740Z00C13A3MZ4000/?dg=1)やそこで紹介されている禁煙学会の見解に酒井がどういうのかも興味があります。「中国をかばうとは日経、そして禁煙学会、貴様らを許さない!」とか言うのか?。要するに中国のPM2.5を騒ぐより「日本国内の排気ガスやたばこの煙でも気にしろ」って話です。当たり前ですけど。「中国のPM2.5は中国から日本に来る間にだいぶ薄まる」でしょうけど「日本国内の排気ガスやたばこの煙は直撃」ですから。ひどい居酒屋とかパチンコ屋だといるだけでたばこの煙で気持ち悪くなりますからね。


■シナ人に完全に屈服したマハティー
http://sakainobuhiko.com/2013/01/post-219.html

 「日本は中国と対立して軍拡をするのはやめて欲しい」というマハティール氏*5に極右の酒井がマジギレして罵倒してるだけのエントリです。
 もちろん「屈服してる」わけではなく、日中対立がマレーシアの国益に反するからこう言ってるわけですし、「戦前日本の過ちを反省しているとはとても思えない」安倍一派のような極右が軍拡を目指すのはマレーシアにとって脅威でしょう。言うまでもなくマレーシアは戦前、日本の侵略を受けているからです。


尖閣奪還を牽制する朝日
http://sakainobuhiko.com/2012/12/post-217.html

 十二月五日の朝日新聞朝刊に、なかなか面白い記事が出ている。台北村上太輝夫記者によるもので、見出しは「台湾軍 幻の尖閣上陸作戦  1990年、関係者証言で明らかに」とある。約二十年前の、台湾による尖閣諸島への侵攻計画について紹介したもので、尖閣問題をめぐる一つの側面を知ることができる。
(中略)
 一九九〇年の十月に、台湾陸軍のパラシュート部隊の精鋭四十五人が選抜されて、突撃隊が編成された。「命じられたのは魚釣島に上陸し、日本の政治団体*6が建てた灯台を破壊、『中華民国旗』を掲げること。『漢彊演習』と名付けられた。演習というよりは実戦であり、軍事というよりは政治行動のようだった。漢彊は『中華民族の土地』を意味する」と村上記者は解説する。

 さすがに、この乱暴な計画は「日本との関係が悪化するだけだ」「かえって尖閣問題の解決に役立たない」と政府内部の反対でぽしゃったようです。実行されなくて本当に良かったと思います。「実行された方がよかった」というのは「何故か極端なアンチ台湾の日本人」「何故か極端なアンチ日本の台湾人」くらいなもんでしょう。
 当時発覚してたら、日本との関係が明らかにまずくなったでしょうが、20年以上経ってようやく「歴史の隠された真実」として表に出せるようになったわけです。
 要するに「尖閣所有権」を主張するのは中国だけでなく台湾もそうであり、台湾だって尖閣問題タカ派がいると言うことです。尖閣タカ派がいるのは中国だけじゃない。村上記者が言いたいことは「尖閣であまり変な事を日本がやれば中国タカ派だけでなく台湾タカ派も刺激してよろしくない」ということでそれは事実でしょう。事実を指摘することに何か問題があるんでしょうか?。かつこういう事実を指摘することで日台関係の悪化が避けられればいいことです。
 しかし酒井は「台湾のこうした件を持ち出して、親中派の朝日が中国を免罪しようとしている」「台湾シンパの多い日本の尖閣タカ派の動きを封じ込め中国をアシストしようとしている」としか理解できないんだから困ったもんです。


アメリカ兵の暴力に怒り狂い、シナ人の暴力には沈黙する日本人
http://sakainobuhiko.com/2012/11/post-214.html
 「むしろ中国人の暴力には怒り狂い、アメリカ兵の暴力には沈黙する酒井信彦」でしょう。酒井に限りませんが『日本の自称保守』のアメリカへの卑屈さには呆れて物も言えません。米兵が何度も犯罪をやらかして日本人同胞に迷惑をかけてるのになぜ「中国人の暴力の方が問題だ」などというふざけたことが言えるのか。


■中ロ間の領土問題につけ込め
http://sakainobuhiko.com/2012/09/post-209.html

今回APECが開催されたウラジオストックは、清国時代は海参崴(ハイサンウェイ)と言う重要港だったと、先の中共の歴史教科書には記載されている。つまり帝国主義時代の国境線を、基本的に中共政権は承認している訳である。広大な領土を外国に取られたままで放置しているのであるから、列強の侵略を蒙ったことに対する恨みは、一体どこに行ってしまったのか。

 今頃「ウラジオストックを返せ」と中国が言ったってロシアが返すわけがないでしょう。「『尖閣は自国領だと日本に言う前にウラジオストック返還を中国はロシアに要求しろ』と日本政府は言うべき」などとよくも馬鹿なことが言えるもんです。そんなことを日本政府がやったら中国は「ロシアと我が国を仲違いさせたいのか!」と激怒するでしょうがロシアも「日本は余計なこと言うな!」と激怒するでしょうね。まあ、やるわけもないですが。


■国家意識・民族意識を完全に喪失した日本人
http://sakainobuhiko.com/2012/09/post-207.html

まだ捜査の結果が全く明らかにされていない9月2日の段階で、北京で開催された日中国交40周年を記念する「スーパー夏祭り」なるものに、当の丹羽大使自身がのこのこ出かけていって、盆踊りを踊っていることである。状況からいったら、こんな行事は日本側が積極的に拒否すべきものであった。

 そんな大人げないことができるわけもないでしょうに。

そもそも今回の事件*7が、一部の人間による偶発的な事件とは、全く考えられない。完全に中共政府が仕組んだ計画的な犯罪であるに違いない。

 何の根拠もないのによくも失礼なことがいえるもんです。

05年に極めて大規模な官製反日暴動

 官製呼ばわりする根拠が何かあるんでしょうか?


■韓国は中共による日本侵略の手先となる
http://sakainobuhiko.com/2012/08/post-204.html
 タイトルだけで絶句です。そもそも中国の日本侵略などあり得ないですが、仮にあったとしてもそのときは韓国が手先になるってどういう韓国理解をしているのか?。韓国は中国の子分でも何でもないでしょうに。


■オウム軍事集団の直接的な源流は極左軍事テロ集団である
http://sakainobuhiko.com/2012/06/post-201.html
 ばかばかしい。オウムがいわゆる極左過激派を自らの理想にしていたなんて事実がどこにあるのか?
 「似てるからつながりがある」なんてまともな人間の言うことじゃないでしょう。それでよかったら「911テロ事件は神風特攻がルーツ」とか何でも言えるわけです。

極左を支援した外国勢力といえば、これは疑問の余地なく中共であるだろう。

 これまたばかばかしい。人民日報など中国メディアで「極左過激派は頑張れ」などという応援がされたことはあるかもしれませんが、今に至るまで、極左過激派に対する中国からの金銭支援などの事実は認められていないと思いますが。で、酒井もそれは自覚しているらしく

ただし、それ*8が真実であったとしても、日本の国家権力には、それを公表する勇気は絶対にないだろう。

などと卑怯な逃げを打つわけです。


朝日新聞の言論テロを許すな
http://sakainobuhiko.com/2012/05/post-198.html

 自衛官殺害事件には、朝日ジャーナルの記者が関係していた。

ちなみにこの事件についてウィキペ『朝霞自衛官殺害事件』を見てみよう。

・10月5日発売の朝日ジャーナルに「謎の超過激派赤衛軍幹部と単独会見」という記事が掲載された。この記事には、まだ一般に公表していなかった「警衛腕章」の強奪を示唆していたことから、犯人しか知りえない事実であることが判明し、取材源は限りなく「クロ」であることが分かった。
朝日ジャーナルの記者川本三郎は1971年2月から犯人と親交を結び、犯人に金を渡すなどの便宜を図り、その見返りにスクープ報道の材料となる情報の提供を受けていた。
・このほか、週刊プレイボーイの記者が犯人への取材に際して「警察の逮捕は近い」と教えるとともに逃走資金1万円を渡していたことも判明した。このため、両人は1972年1月9日に犯人蔵匿及び証拠隠滅の罪で逮捕された。

ということで、ウィキペの記述が事実ならほめられたことじゃないですが、これはどう見ても「行きすぎたスクープ狙いが取材対象への度を超えた迎合になった」という話でしょう。関係したといっても殺人それ自体に関与したわけではないし、「犯人蔵匿及び証拠隠滅」の犯行(?)動機も「新左翼への連帯意識」ではなく単なるスクープ狙いのわけです。なお、川本記者はこの事件がもとで朝日を懲戒解雇されており、彼の行為は誰が見ても彼の暴走でしょう。だから朝日に責任はないとはいいませんが、酒井のように「会社ぐるみの犯罪であるかのように言う」のは明らかに言いがかりです(週刊プレイボーイの記者が会社からどういう処分を受けたかよくわかりませんでした)。
 なお、川本氏は後に

 1991年:『大正幻影』(新潮社、後にちくま文庫岩波現代文庫に収録)によりサントリー学芸賞受賞
 1997年:『荷風と東京:「断腸亭日乗」私註』(都市出版、後に岩波現代文庫に収録)により読売文学賞・評論・伝記賞受賞
 2003年:『林芙美子の昭和』(新書館)により毎日出版文化賞桑原武夫学芸賞受賞
 2012年:『白秋望景』(新書館)により伊藤整文学賞評論部門受賞

と評論家として大成します。懲戒解雇となった事件での振る舞いの是非はともかく、才能のある人ではあったわけです。

 精神テロの世界における最高の女性テロリストは、何と言っても朝日新聞松井やよりである。
 また男性テロリストのナンバーワンは、これも朝日新聞本多勝一であることは、衆目の一致するところであろう。

 何がどうテロリストなのか。説明ぐらいしろよ。まあ、何となく見当がつきますが。
 松井氏について言えば

・2000年12月に「戦争と女性への暴力」日本ネットワークなどが自主開催した「模擬裁判」女性国際戦犯法廷で国際実行委員会共同代表の1人となり、日本側主催者の代表となった。
・著書『女性国際戦犯法廷の全記録1、2』(編著、緑風出版、2002年)

ということで慰安婦問題に精力的に取り組んでいたことがテロリスト呼ばわりの理由でしょう。俺からすれば「偉いなあ」としか思いませんが「慰安婦は韓国の言いがかり」と放言して恥じない酒井的にはテロリストになるわけです。
・本多氏について言えばテロリスト呼ばわりの理由は『中国の旅』『南京への道』(いずれも朝日文庫)といった戦前日本の戦争犯罪追及が理由でしょう。これまた俺からすれば「偉いなあ」としか思いませんが「戦前日本の非を認めない」酒井的にはテロリストになるわけです。


自民党による亡国政治の歴史を、徹底的に検証しなければならない
http://sakainobuhiko.com/2012/05/post-197.html

「福田*9内閣から大平正芳*10内閣に代わり、領土保全策に変化の兆しが見られた。54年5月、森山欽司*11運輸相は尖閣諸島の実効支配を確立するため、最大の島、魚釣島に仮へリポートを建設する計画を明らかにした。
 仮へリポートは同月下旬に完成し、尖閣諸島の地質、動植物や周辺の海中生物などを調べる学術調査団31人がヘリコプターや巡視船で魚釣島に派遣された。
 しかし、これに中国が抗議し、政府内が動揺した。園田外相は衆議院外務委員会で「日本の国益を考えるなら、そのままの状態にしておいた方がいい」と仮へリポート建設や学術調査に反対の意向を示し、閣内不一致が露呈した。
大平内閣は調査を予定より早く切り上げさせた。その後、尖閣諸島に本格的はヘリポートや漁港、灯台などを建設する構想が一部で浮上したが、いずれも中国への配慮から先送りされた。」

 すなわち日中平和友好条約の翌年には、ヘリポートを建設して実効支配に取り組みながら、中共の抗議にだらしなく撤退したのである。これを主導したのが、日中平和友好条約の積極的推進者であった園田外相である。このような人物こそ、中共の手先、民族の裏切り者と言うべき存在である。

 ちなみに酒井が「中共の手先、民族の裏切り者」とまで罵倒する園田直氏*12の長男・博之氏は現在、石原の「維新の会」にいます。石原の党派にいる彼はおそらく尖閣タカ派でしょうが、お父さんのことをどう思ってるんでしょうね。 


■シナ人によるヨーロッパへの経済侵略の現状
http://sakainobuhiko.com/2012/03/post-193.html
 もちろん単に中国企業がヨーロッパに進出しているだけです。それが経済侵略なら日本企業の海外進出だって侵略でしょう。


■現実に横行する韓国人・シナ人による少女買春
http://sakainobuhiko.com/2012/02/post-192.html
 ばかばかしい。そりゃもちろん「韓国人・中国人は皆善良」なんてわけではないですから東南アジアで少女買春するバカはいるでしょう。で、そんなバカは日本人にもいるし、欧米人にもいるわけです。実際、酒井が紹介する朝日新聞記事には客として名前が挙がってるのは「韓国人」だけではなく「日本人」の名前も出てくるわけです。なお、恐れ入ることに中国人の名前は出てこないのに酒井は「中国人客はいる」と勝手に決めつけています。ま、確かにいるとは思いますけどね。そういう馬鹿な中国人だって勿論いるでしょう。
 基本的に朝日の記事は「東南アジアの少女買春をなくそう」「悪いのは東南アジアの現地業者だけでなく外国人客も同罪」って記事ですから「客の国籍なんかどうでもいい、外国人が客だとわかればいい」「現地住民だけが悪いわけではないとわかればいい」わけですが、酒井はバカだから「客の国籍」に異常なまでにこだわるわけです。他の部分にも突っ込んでみましょう。

ソウル市長に当選したのは、「女性国際戦犯法廷」で検事を勤めた人物*13であった

 それがどうかしたんでしょうか?。「女性国際戦犯法廷」に何か問題があるというならまだしも、酒井の場合「河野談話は撤回せよ」だから話になりません。


■シナ人の土地買収に超鈍感な日本の国と政治家
http://sakainobuhiko.com/2012/02/post-190.html
鈍感も何も買収で何の弊害があるんですか?。


■ブラジル日系人の現実が予告する日本の未来
http://sakainobuhiko.com/2011/12/post-183.html
 酒井の紹介する産経記事の内容「日本人街が空洞化してる」「日系人の日本への愛着が薄れてる」が本当か知りませんが仮に本当だとして何が問題なんですかね。日系人の将来を決めるのは当事者たる日系人であって部外者がどうこう言うのは余計なお世話です。ブラジル政府が無茶苦茶な同化政策日系人に強要してるのなら話は別ですがそうじゃないでしょう。何で「日本人街に住み続けろ、ブラジル社会に同化するな」「日本人意識、日本への愛着を持ち続けろ」と説教されないと行けないのか。
 そしてブラジル日系社会と「日本の日本人社会」と何の関係があるのか?。「日本に中国人が大量移民し日本が中国化する!」とでも妄想してるのか?


辛亥革命における孫文の変節
http://sakainobuhiko.com/2011/10/post-178.html
産経新聞の優れた辛亥革命
http://sakainobuhiko.com/2011/10/post-179.html
 「中華民国時代から中国はチベット侵略を企んでいたんだ」「中華民国臨時大総統・孫文こそがチベット侵略の創始者by酒井信彦」という話。
 ま、中華民国時代から中国はチベットを自国領と主張しているので、「中国共産党政権になったからチベット侵攻が起こった、国民党政権ならなかったかのような物言いをする右翼」よりは酒井の方がある意味、筋は通っている。と同時に「孫文は日本を侵略と非難するが、お前らだってチベット侵略やってるじゃないか」と居直ろうと言う算段なのだろう。


■日本人がすっかり忘れている日本人による無差別テロ
http://sakainobuhiko.com/2011/08/post-173.html
 何のことかと言えば、1974年の「三菱重工ビル爆破事件」のことです。何年経ってると思ってるんですかね。35年以上も昔の事件なんて普通思い出さないでしょう。今やあの種の極左テロは日本ではあり得ませんし。
 それを『日本マスコミは左翼に甘いんだ!』と妄想できる酒井はすごすぎる。大体、酒井は日本人は右翼テロは覚えてる、あるいは「右翼テロ当時生まれてなかった人間にも右翼テロの歴史は伝わってる」と妄想してるようですがそんなことはありませんよ。俺も大学生*14になるまで恥ずかしい事に、俺が生まれる前に起こった右翼テロ事件「浅沼稲次郎暗殺事件」を知りませんでしたから。


■シナ人は鯨を食べ始めるだろう
http://sakainobuhiko.com/2011/06/post-166.html
1)鯨なんて中国の伝統食文化にはない
2)捕鯨国日本ですら国民の鯨消費量が減ってる(俺は日本人だがここ最近、鯨なんか全然食ってない)
3)捕鯨環境保護運動(例:捕鯨に批判的なグリーンピースシーシェパードなど)の高まりもあって見通しが暗い
のに何馬鹿なことを言ってるんでしょうか?。中国人に限らず、今頃鯨を食べたがる国民なんかいないでしょうよ。鯨は他の肉、魚に比べてとてつもなく美味ってわけでもなければ、とてつもなく栄養価が高いわけでもないし。
それとも「中国が食べてくれれば捕鯨は認められるはずだ。反捕鯨国は日本憎さから嫌がらせしてるだけだ」とでも妄想してるんでしょうか?


中共が狙っている東北地方の水産業
http://sakainobuhiko.com/2011/05/post-163.html
 温家宝*15首相の宮城訪問を何の根拠もないのに「東北地方の水産業をねらってることの表れ」と言える酒井には呆れます。酒井の言う「ねらう」の意味が今ひとつわかりませんが「中国企業が東北地方の水産業に資本投下し儲ける」なら一概に批判できることじゃないでしょうね。商売の自由ってものがありますから。


口蹄疫ウィルスは黄砂に乗って
 http://sakainobuhiko.com/2010/12/post-142.html
 ろくな根拠もないのに「宮崎県で流行した口蹄疫は黄砂に乗って中国から来たのではないか」といえる酒井には呆れます。


■フジタ社員の解放に喜ぶだけの奴隷根性
http://sakainobuhiko.com/2010/10/post-128.html

フジタは、中共政府と結託してデタラメな「遺棄」兵器処理事業を手がけ、日本国民の貴重な税金を巻き上げている悪徳企業である。はっきり言って、捕まった人々に同情する気持ちにはとてもなれない。

 フジタに名誉毀損で訴えられても文句言えないレベルの暴言。


人種差別撤廃条約の本当の危険性
http://sakainobuhiko.com/2010/03/post-80.html

我々の今後の活動に影響を及ぼしかねないのは、現在は留保されている第4条の取り扱いである。

 人種差別撤廃条約第4条というのは「人種差別*16的な主張をしている団体は刑事罰で取り締まれ」といういわゆる「ヘイトスピーチ処罰規定」で日本は「何をヘイトスピーチと判断するか難しい」などという理由で留保しています。
 しかし「ヘイトスピーチ処罰規定」にここまで怯えまくるなんて酒井とそのお仲間が「中国や韓国に対するヘイトスピーチの常習者」だと自らも自覚してると白状してる以外何物でもないでしょう。恥知らずな連中です。


捕鯨批判では誤魔化せないオーストラリアの巨大すぎる原罪
http://sakainobuhiko.com/2010/02/post-77.html
 「アボリジニ虐殺の過去があるオーストラリアに日本の捕鯨を批判されるいわれはない」という醜い逆ギレです。「関係ないだろ」の一言で終わってしまう話。大体、償いが充分かどうかはともかく、オーストラリアはアボリジニへの謝罪を確か表明してるし、過去の日本の侵略戦争を反省しない酒井にそんな事を言う資格はないでしょう。


■超ミニスカートで破壊される女子生徒の貞操観念
http://sakainobuhiko.com/2010/02/post-74.html
 タイトルだけで絶句ですね。今時こんなことを言う人がいるのかと。


■小沢騒動、結局は思ったとおりの国策不起訴
http://sakainobuhiko.com/2010/02/post-73.html
 タイトルだけで絶句ですね。酒井は「起訴できたのに政治圧力で不起訴になった」とする根拠を何一つ提示できていません。アンチ小沢派でもある程度まともな人は右であれ、左であれ、根拠もないのに「小沢は起訴できたはずなのに政治圧力に屈した」などという陰謀論は唱えません。
 「起訴は本当に不可能なのか?。捜査が不十分だったのではないか、反省の余地はないか」という批判ならありますけどね。


民族主義者を自称する民族の裏切り者・中曽根康弘*17
http://sakainobuhiko.com/2010/01/post-72.html
1)首相時代に靖国公式参拝を中国の抗議で中止し
2)首相時代に韓国の抗議で「韓国併合正当化発言」をした藤尾正行文相*18を罷免し
3)現在、東アジア共同体評議会議長(酒井のエントリ執筆当時、現在は辞任したようだ)をつとめる
中曽根康弘元首相など売国奴だ、許せない!、のだそうだ。
 ま、極右・酒井の立場ならそうなるだろう(もちろん俺はそうした酒井の中曽根批判に賛同しないが)。むしろ産経など右翼が「酒井のような理由」で中曽根批判しない方が不思議だが、「中曽根のやったことは仕方ない、中国や韓国と喧嘩なんかできないよ」と内心では思ってるのか、権力者・中曽根にびびってるのか、どっちにしろお粗末な話だ。中曽根以外が同じ事をやったら非難してるだろうから。


チベット問題の決定権はダライ・ラマではなくチベット人にある
http://sakainobuhiko.com/2008/04/post-34.html
 酒井が何を言ってるかと言えば「ダライは『独立する気はない、自治権拡大を要求してるだけ』というが、チベット人に選挙で選ばれたわけでもないダライがいつからチベット代表になったのか?。チベット人は独立を望んでるはずだ!。ダライは越権行為するな!」ということです。
 「部外者のお前のダライ批判の方が越権行為だろ?。『チベット人はダライ不支持で独立路線』の根拠は何だよ?」って話です。
 

■「移民」という名の侵略に備えよ
http://sakainobuhiko.com/2007/11/post-7.html

平成十八年(二〇〇六)末の国籍別外国人登録者数の一位は、韓国・朝鮮で五十九万八千人、第二位が「中国*19」で五十六万人である。ただしこの十年以上、韓国・朝鮮は次第に減少している*20のに対し、「中国」は急速に増加して八年間で倍増している。したがって今年は逆転している可能性が高いし、今後もシナ人は増加の一途をたどるのは間違いない。

 確か、今は数が逆転してたと思います。一位が中国。でも、それを「中国の日本侵略が深刻化した」なんて思うのは酒井ぐらいでしょう。

日本学生支援機構の調査によると、平成十八年五月一日現在の留学生総数は約十一万八千人である。その内中共からの留学生は七万四千二百九十二人で、実に六十三パーセントを占める。いくら人口大国で日本に近いといっても、ただの一国から六割を超える留学生がやってくるのは、余りにも異常である。

 いや何が異常なの?。「中国以外から学生が来ないなんて大学の宣伝が足りないんだ!」とかならまだしも「中国が日本をねらってる」などという陰謀論はやめようよ、恥ずかしいから。

 北京には中共の五十六の民族の団結を表すと銘打った中華世紀壇という施設があり、各民族を象徴するレリーフが飾られている。それを見学した文明史学者安田喜憲*21は述べている。「最後の五十七番目の壁はなぜか空白になっていた。同行した中国人の友人が、笑いながら冗談まじりに、『先生ここにはいずれ倭族が入るのですね。それでいいじゃないですか』と言った」。(『龍の文明・太陽の文明』*22一六六頁)これこそがシナ人の本音中の本音である。

 こんな怪しい話が侵略云々の根拠にできると本気で思ってるんでしょうか。


男系天皇絶対論の危険性―女系容認こそ日本文明だ―
http://sakainobuhiko.com/2006/10/post-9.html
 女性天皇に賛成するという結論は構わないと思いますがそこに至る論理が酷い。

 「科学的男系主義者」でも、皇統を直ぐに類人猿に繋ぐわけには行きません。すると、神代以外のどこに皇統のルーツを求めるのか。一番可能性が高いのは外国に繋げることでしょう。すなわち日本の皇室の外国起源説が浮上してくるに違いありません。「日本の皇室がそれだけ男系継承にこだわるのは、男系文化の本場である大陸・半島の出身だからだ」と言い立てる人間が出てくるでしょう。すでに朝鮮では皇室の朝鮮起源説を吹聴されているのは、御存知のことと思います*23。朝鮮で氏族制度が成立するのは高麗王朝の時代ですから、これは成り立ちませんが、問題はシナです。一般には余り知られていませんが、実は日本の皇室のシナ起源説は、かなり昔から存在するのです。「泰伯説」と言って、周の太王の長子の泰伯が末弟に家を継がせるために、進んで南蛮の地に行き呉の始祖になったが、更に日本に来て皇室の祖先となったというもので、古くからシナの史書に現われ、室町時代の禅僧、中厳円月が唱えるなど、日本では中世から知られており、江戸時代には漢学者の中で支持する者がいたということです。(吉川弘文館国史大辞典』参照)
 皇室の男系主義については、今のところはシナ人も朝鮮人もそれに触れていませんけれども、時至れば、絶対にシナ人はこれを取り上げて、日本に対する精神的侵略に大いに利用するに違いありません。特にこの泰伯説は要注意です。男系天皇絶対主義は、敵であるシナ人に塩を贈るどころか、日本に対する精神侵略の凶器、鉄砲を贈るようなものではないでしょうか。

 「男系主義にこだわることは、古代中国にあった『天皇起源・中国起源説』に道を開く物だ!」って開かねえよ。今時、「天皇の起源は中国」と中国が言い出すと本気で思ってるんでしょうか?。本気ではなく、アンチ中国が多い「男系論者」への説得工作のつもりだとしてもあまりにも非現実すぎて有効とは思えませんが。
 ただし、酒井の言う「男系主義はむしろ中国思想じゃないか」ってのは俺も「中国では女帝は基本的に許されない*24から正しいかも」と思います。古代日本が様々な形で中国の影響を受けてることは間違いないわけですし。
 ただし、「男系主義はむしろ中国思想」が仮に事実だとしても男系論者はたとえ「アンチ中国」でも「男系万歳」で凝り固まってるから「中国思想なら男系にこだわるのはおかしいな」とは絶対にならないでしょうけど。


外国人参政権問題の本命はシナ人だ
http://sakainobuhiko.com/2005/04/post-32.html
 何を意味不明なことを言ってるんでしょうか。本命も何も「外国人参政権」は日本の外国人全てが対象ですから中国人も対象です。
 「中国人は対象外」なんて誰も言ってない。
 それとも「外国人参政権の対象で一番多いのは中国人」ってことでしょうか。ま、それが事実か知りませんが、事実だとして何が問題なのか?


■日本人を敵視するシナ人を敵視せよ
http://sakainobuhiko.com/2004/10/post-30.html

 平成九年二月九日の朝日新聞の長期連載「中国・台湾とどう付き合うか」の中で、在日シナ人作家莫邦富*25は、日本人を脅迫する意図のもとに、ヌケヌケとこう言っている。「相手を敵と見ることはイコール相手に敵と見なされることだ」。

「相手を敵と見ることはイコール相手に敵と見なされることだ」
 そりゃそうでしょうね。よほどの人格者でない限り『敵視されれば』、「お前がそういう態度なら俺もそういう態度を取らせてもらうぞ!」となるでしょう。莫氏の言ってることはただの事実じゃないですか。脅しでも何でもない。


■こうして日本は滅亡する
http://sakainobuhiko.com/2004/06/post-16.html

数年前、李鵬*26がオーストラリア首相に、「20年たったら日本など消えて無くなる」と言ったのは「我々が侵略・併合してやる」と言う意味である*27。この発言に対して全く無反応だった日本人を見て、かれらは一層侵略の実現性を確信したであろう。

ウィキペ「李鵬」によれば

 1993年、日本について、オーストラリア首相であったポール・キーティングが訪中した時に、「日本は取るに足るほどの国ではない。20年後には地上から消えていく国となろう」あるいは「30年もしたら日本は大体つぶれるだろう」といった内容の発言をしたとされている。

となっている。『されている』ということは、要するに一部のウヨが騒いでるだけで本当に李鵬がそういう発言をしたかどうかは怪しいのである。反中国右翼が流したガセネタの疑いが否定できない。である以上、日本人の多くが「無反応」なのは当然だろう。ガセネタかもしれない話で中国政府高官・李鵬を非難できると酒井は本気で思ってるのか?


■中国・中華は侵略用語である―シナ侵略主義の論理構造―
http://sakainobuhiko.com/2004/02/post-18.html

 更なる侵略に乗り出す可能性は、既に論理的に準備されている。例えば旧満州に多数居住する朝鮮人も、「朝鮮族」として中華民族の中に含まれている。もし中共朝鮮半島朝鮮人北朝鮮及び韓国の国民)も中華民族であると認定すれば、朝鮮半島は中国の一部になるのである。このような例には、モンゴル人・タイ人・ベトナム人・カザフ人などがあり

 本気で「中国は南北朝鮮、モンゴル、タイ、ベトナムカザフスタンの全域を支配するための戦争に乗り出す可能性がある」と思ってるのかよ?


■皇室の言論責任を問う
http://sakainobuhiko.com/1993/08/post-6.html

 『文藝春秋』七月号、「時代への適応ということ」と題する佐伯彰一三浦朱門両氏の対談の三浦氏発言部分に、次のようにある。「先の今上天皇のご訪中の際も、誰の知恵かわかりませんが、『中華人民共和国』とはおっしゃらない。もちろん『中華民国』ともおっしゃらない*28で、『中国』という言い方をしておられる。これも長いスパンで考えられた上での隣国との接し方ではないでしょうか。体制はどうであろうとも、自分は英語で言う『チャイナ』に来たんだということを態度で示されている」。佐伯氏は次のように応ずる。「日本の政治家が相次いで中国に出かけ、『アメリカ帝国主義反対』といわれると、『そうです、そうです』と共同宣言までして来るような人*29がいて、与野党問わず、その都度場当たり的なもみ手外交を繰り返してきたでしょう。そういうところからみると、いまの天皇陛下の態度や発言は光るものがある*30」。
 しかし、これはまったく逆である。「中華人民共和国」、「中華民国」は、国家の固有名詞であって、いくら陛下が使われてもかまわない。それに対して「中国」はある一定の価値観を強烈に帯びた言葉である*31。同じ『文藝春秋』七月号の巻頭随筆「支那と中国」(吉田壮人氏*32)にそれはちゃんと書いている。
「中国の中という語は、周囲に東夷・西戎・南蛮・北狄がいることを示している」
「このような自己中心的な中国や中華の概念から中華思想が生まれたのである」。
 日本人は中国という言葉を使うべきではない*33が、そのなかでもっとも使われてはいけないのが天皇陛下*34である。それは日本民族の象徴が中華思想を受け入れ、シナ中心の世界観への従属を宣言することにほかならない。これこそ今回の御訪中において、シナ側がもっとも狙っていたことである。いったい誰がこんな入れ知恵をしたのかわからないが、陛下御自身も情報の真贋を識別する眼力をもっていただかなければならない。これによって昨秋の天皇陛下御訪中は、日本の歴史上もっとも愚劣な外交であることが、いよいよ明白である。

 引用が長くなりましたがウヨってバカだなあと。あの国を「中国」と呼ぶのは今の日本において普通の呼び方であって、当時の日本政府にも今上・明仁氏にもおそらく何ら政治的思惑なんかないでしょう。今上・明仁氏もこんなことで「中華人民共和国と呼ばず、よく中国と呼んだ、陛下は偉い」(三浦朱門)とか「いや、それは間違いだ。むしろ中華人民共和国と呼ぶべき。陛下は重大な過ちを犯した」(酒井信彦)とか言われるとはさすがに思ってないでしょう。ま、それはともかく基本的に酒井のようなウヨにとっては「天皇の訪中の仕方」が問題なのではなく「天皇訪中」自体が許せない行為であり「今上天皇」「当時の自民党」に「裏切られた」とでも思ってるんでしょう。


■偽善に酔い痴れる日本人−虚妄なる歴史の反省−
http://sakainobuhiko.com/1993/03/post-27.html

 田中角栄*35が政治家としてやった最大の犯罪は日中国交回復*36です。ただし日中国交回復そのものが悪いのではありません。悪かったのはその時に日中共同声明を出して、過去の日本が支那、いわゆる中国に対して反省謝罪するようなことを表記したことです。

 極右らしい無茶苦茶な発言。日本が戦争で中国を酷い目に遭わせたことは事実なのに「それについて何の謝罪反省の意を表明しない」で国交回復ができると思ってるんでしょうか。

 何故、日中平和友好条約が今でもあるのでしょうか。それが私は不思議であります。日中平和友好条約というのは、あくまでもソ連を対象として作られた条約です。

 そんなことはないですよ。日中平和友好条約のいわゆる「反覇権条項(2条)」は「中ソ対立の中、中国がソ連を念頭に置いていたこと」「しかしはっきりソ連と書くと日ソ関係に悪影響なので日本が『反覇権』という曖昧な表現にしたこと」は間違いないでしょうが、それ以外の条文はソ連は関係ない。「何故今でもあるのでしょうか」って「無効論」や「廃棄論」でも唱えたいんでしょうか。

文部大臣の藤尾氏が韓国が日本に併合された。いわゆる侵略されたのは韓国の側にもそれなりの責任がある、という意味のことを発言しました。

 第三者が言うならともかく強盗本人が被害者に向かって「俺も悪いが、お前も番犬を飼うなどして注意しないのは悪い」というのはただの居直りじゃないですか。藤尾がやったことはそういうことです。こんなことを言えば韓国が激怒するのは当然ですし、中曽根だっていくら「中曽根がタカ派」で「藤尾は中曽根派で、中曽根の子分」とはいえ、更迭以外に何ができるんですか。
 「中曽根は何故藤尾を更迭した、それでも愛国者か」って酒井の脳みそはどうなってるんですかね。大体「侵略された方にも責任がある」と「チベット侵攻問題」で誰かが言ったら「中国をかばうな」「チベットに失礼だ」と怒り出す癖に。 


ファンキー末吉ブログを読む(2013.3月6日)
 まずは「今日からまた北朝鮮」(http://www.funkyblog.jp/2013/02/post_848.html)。「今日」というのはブログエントリ日付に寄れば「2013年2/19」だ。
 例の本『平壌6月9日高等中学校・軽音楽部:北朝鮮ロック・プロジェクト』(2012年12月刊行)でファンキー氏は「ロックプロジェクトはひとまず打ち止め」「この本に対する北朝鮮のリアクションはわからない。当分は入国できないかもしれない」「それでも彼女たちのことは忘れない」という趣旨のことを書いていたので「美少女高校生としばらく会えないなんてかわいそうに」「いやそれ以前に入国できないのか」と涙を流した俺の立場は?。まだ3ヶ月しか経ってないじゃん。
「よくもだましたアアアア!!だましてくれたなアアアアア!!、末吉!」
 いや、まあ「末吉氏の悪い予想」が外れて良かったとは思います。今のところ「訪朝して軽音楽部の女子生徒とは会ったのか」「過去の訪朝と比べ、北朝鮮に何か変化はあったのか」などの詳しい報告がありませんが北朝鮮のリアクションを恐れて自重してるんでしょうか。できればいつかはこのときの詳しい訪朝記を読みたいと思います。

 どうせ日本国が知らないだけでこの国*37からは山ほどの物資や金があの国*38に流れているのだから、経済制裁だけやってほったらかしとけばいいなんて実は何の意味もないのだ。
 中国という国は国際舞台では「核実験なんかけしからん!!」と口では言いながら、裏ではこの手付かずの市場に湯水の如く投資しているのだ。
 そりゃそうだ。
 中国が開放された時に、いち早く投資した人間は大きく儲け、遅れて投資した人間はそれでも儲け、 二の足を踏んでた人間は結局儲けることが出来なかったことを、この国のほとんどの人間は身体でそれを知っている。
 あの国が開放された時には今度は一番儲ける人間になりたいと、全ての商売人はあの国にばんばん湯水の如く投資をしているのだ。

結論「日本は制裁をやめた方がいい」

 しかし中国人と来たら「儲かる」ことしかしないので、これから世界じゅうが役に立たない経済制裁をもっと強化したとしたら、結局は楽器だのドラムの部品だの、生活に直結しない「儲からない」ものは全部後回しになってしまうのだ。
 結局は庶民が、子供達が、弱い者だけが犠牲になるだけで、上のモノ達はいつの世も甘い汁しか吸わないという図式がここにもある。

 ファンキー氏の主張は実に正論だと思う。まあ、ドラムだって長期的には儲けにつながると思うんだけどね。中国企業が進出すればいいのに。それとエジプトのオラスコム(携帯電話)とかドイツのケンピンスキー(ホテル)とかも進出しているので進出企業は中国限定ではない。一番でかいのは勿論中国だろうが。

 ベースのやたら上手かったペコちゃんがいる。
 ペコちゃんも来月には卒業なので、何かチョッパーベースのテクニックを伝授してあげたい・・・
 そう思って日本で教則DVDをポチってしまった。
 まあ日本にもベースの教則ビデオは数あるが、例えばワシが江川ほーじんのDVDで勉強してそれをペコちゃんに伝授するのもキモチワルイではないか・・・(笑)
 どうせ勉強するならキャワイイ方がいいし、何よりペコちゃんが江川ほーじんのようになっても困るけど、KOGAちゃんのようになるなら大歓迎ではないか!!(笑)

 北朝鮮問題という深刻になりそうなネタで「おっさんベーシストの教則本よりかわいいお姉ちゃんベーシストの教則本の方がいいに決まってるだろ!」と冗談かませる末吉氏の明るさには癒されるなあ。
 一応、江川氏と「KOGAちゃん」についてウィキペを見てみよう。また「チョッパー」という俺にとってはよくわからない言葉についてもウィキぺを見てみる。

スラップ奏法
 ベースの演奏方法のひとつ。日本におけるスラップ奏法の始祖が誰かはよくわかっていない。反面、スラップ奏法を日本で著名にした曲は明らかになっており、1975年発表のティン・パン・アレーのアルバム『キャラメル・ママ』に収録された「チョッパーズ・ブギ」(ベースは後藤次利)とされている。日本においてスラップ奏法のことを俗に「チョッパー」と呼ぶのはこの曲が起源である。題名における「チョッパー」はヒッピーの別称だと言われるが、当時の日本にはスラップ奏法には特有の呼称が無かったためこの曲のタイトルからチョッパー奏法として広まる事になる。しかし、名称の起源の通り完全な和製英語のため日本でしか通じない。

江川ほーじん
 本名、江川芳仁(ほうじん)。
 1982年、ファンキー末吉らのアマチュアバンド「爆風銃(バップガン)」に参加。 直後に末吉の誘いにより、「スーパースランプ」に在籍していたサンプラザ中野パッパラー河合とともに「爆風スランプ」を結成。ベースおよび作曲を担当した。
 1989年初頭に、爆風スランプのプロデューサーであった新田一郎と音楽活動方針を巡って対立し、人気の絶頂期にあった爆風スランプを脱退。
 織田哲郎らのプロジェクト「TOUGH BANANA」(舛添要一小西克哉が作詞に参加した全曲英語詞の異色アルバム)に参加した後、1990年に梅原達也、山根基嗣、堀尾哲治とともに「RHINOCEROS」を結成した。
 その後、ウィック・ビジュアル・ビューロウのWGPオフィシャルビデオのオープニングとエンディングテーマを手がけたり、「Portfolio」などのバンド活動を経て、現在はスタジオ・ミュージシャンとしての活動や、様々なミュージシャンとのセッションライブ等も行いながら、20数年ぶりに集結した爆風銃のメンバーたちと再始動へ向けて準備を進めている。

F・チョッパー・KOGA
・2002年に本名の古賀美智子でグラビアアイドルとしてデビュー。グラビアアイドルグループ・プチエンジェルメンバー(2002年度)に選ばれる。
・同じ所属事務所のMAYUと共に、バンドTHE PINK☆PANDAを結成してミュージシャンとしての活動をスタート。
THE PINK☆PANDA在籍中にバンド「平安」を結成。2006年にラストライブを収録したDVD「平安時代終焉」を発売した後、解散した。
・2009年3月3日にTHE PINK☆PANDAを脱退した事を発表、2009年6月にバンド「Gacharic Spin」を結成する。
参考
「Gacharic Spin」公式サイト(http://www.gacharicspin.com/
F・チョッパー・KOGA氏の個人ブログ(http://ameblo.jp/f-c-k/

 次に『持ち込み成功!!』(http://www.funkyblog.jp/2013/02/post_850.html)。

北朝鮮で買って来たものは税関で見つかると全て没収されてしまう

 全くふざけてると思う。日本人として恥ずかしい。何でただの土産を没収されないと行けないのか。

米田渡の3人は3人ともタバコを吸うので北朝鮮のタバコ!!

 ググったところ「米田渡」とは米川英之(ギター)、田口智治(キーボード)、渡辺英樹(ベース)の3人によるバンドらしい。
 小生、米川氏ら三人について全く知らなかったが、「1980年代に活躍したバンドCCB」のメンバーだそうで少し親近感がわいてきた。
 CCBはTBSの連続ドラマ『毎度おさわがせします』(1985年)の主題歌に『Romanticが止まらない』が採用され、一般にも知られているバンドだ。

もちろん普通の旅行者は手に入れることは出来ないが、コネというコネをフルに使って(注:北朝鮮製のタブレットを)何とかGETした。

 そのタブレットの実物を見たいな。できれば俺も入手して使いたい。
 次に『北朝鮮タブレット分析(序章)』(http://www.funkyblog.jp/2013/03/post_851.html

ふと思いついてワシは電源アダプターの裏を調べてみた。
やはりこれは中国製!!
(中略)
 以上の点はこのレポートを見た経済学者が国防のために真剣に分析してもらいたいところであるが、専門家でなくてもこの事実を見て、世界中から経済制裁されているはずの北朝鮮に中国からどれだけの物資が流れているかは想像に難くないだろう・・・

 結論「制裁はやめよう」


■総連会館、競売公告 任意売却できず、施設売買が拉致被害者「再調査」とも関連(統一日報記事)
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00971
 「統一日報」というのは極右メディアであることないこと書くので信用に値しないと言うことを指摘した上でコメント。
 統一日報曰く、民主党政権朝鮮総連北朝鮮が反対している競売など強行して、北朝鮮との交渉に支障が出ることを恐れて任意売却で解決することを考えていたそうです。
 任意とは「朝鮮総連の任意」ですね。総連が自分で買い手を探して売るから、その売却資金で返済すると言うことです。借金さえ返してくれるのであれば整理回収機構的には任意売却だろうと競売だろうと構わないわけです。競売判決を得たからと言っても、競売する権利があるだけで競売は義務ではない。
 もちろん任意売却の場合、買い手が「今まで通りビルで総連の活動を認めるか」「今まで通りではなくスペースは減らすが、活動自体は認めるか」「あるいはビルでの活動は認めないが新しい活動場所を用意してくれるか」いずれにせよ総連にとってある程度話のつく相手を探す予定だったんでしょう(もちろんこの記事が本当かわかりませんが、それはひとまずおきます)。
 しかし統一日報曰く安倍一派がそれを覆して競売にしたと。俺から言わせればそれが事実なら安倍はバカですね。北朝鮮に喧嘩を売って、あるいは「北朝鮮との交渉のパイプでなるであろう総連に嫌がらせ」して拉致その他の問題が解決するのかと。ま、解決する気はなくて単に北朝鮮叩きでタカ派世論に媚びてるだけでしょう。安倍の馬鹿さとそれを賛美する統一日報及び三浦「守る会」の馬鹿さには呆れて物も言えません。
 そしてこんな安倍を賛美する家族会にも呆れて物も言えません。
 また、こんなアホ団体「守る会」に入ってるid:noharra君には軽蔑の感情がわいてきますね。
 しかしこの競売を「総連潰しの違法行為」として裁判で争うわけにはいかないんですかね。いずれにせよこの問題がどんなことになるにせよ、総連の皆さんには弾圧に負けずに頑張って欲しいと思いますし、一日本人としてこうした政治弾圧がまかり通ってることには申し訳ない思いで一杯です。

拉致事件に協力してきたのは総連で、それは「わが朝鮮総連罪と罰」(文春文庫)一冊読めば明らかです。

ばかばかしい。そもそもその本の記述が正しいという根拠はどこにもありませんが。また総連が関与していたのが間違いないというなら逮捕者が出ないのは何故か三浦は説明できるんでしょうか?。「警察がお目こぼししてる」とか根拠もないことを言い出すんでしょうか。
 また、仮に総連が関与していたとしてもそれは「秘密の非合法部隊」といった話でしょう。総連全体に関係する話じゃないでしょう。
 せいぜい上層部と秘密部隊関係者だけが知ってる話で責任を取らせるならそういった連中に取らせれば充分でしょう。

自分たちは北朝鮮国民であり、金日成金正日は正しく、そのめざす南進統一を実現するためにはかって祖国を植民地にした日本人を拉致するのは正しい、という「教育」がなされなければ、なかなか実行はできなかったはずです。その意味でも、日本への工作の補助機関であった総連と、その総連内部に工作員を作り出す教育をしてきた朝鮮学校に対しては厳しくあらねばならないはずです

 ばかばかしい。朝鮮学校の教育が拉致を引き起こしたと言える根拠がどこにあるのか。恥知らずな言いがかりにも程があります。このバカ「三浦小太郎」が俺と同じ日本人かと思うと本当に憤激します。ここまでバカで屑な野郎がこの日本にいるのかと。


■3月22日「かぞくのくに」DVD発売
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00970
 三浦ごときゴロツキ右翼がほめてるってだけで見る気ない。フィクションですから「あることないこと描いて朝鮮総連その他を誹謗してる疑いもある」わけですし。さすがに「ないことないこと」ではないでしょうけど。こんなに北朝鮮非難情報があふれてる日本で今更北朝鮮批判映画なんか作ったってしょうがない。どうせなら「末吉が来た(仮称)」「ロックンロールガールズ(仮称)」とかいう題名でファンキー末吉氏の北朝鮮でのロック伝道(原作『平壌6月9日高等中学校・軽音楽部:北朝鮮ロック・プロジェクト』)を劇映画化するとか、「ウリハッキョ(仮称)」という題名で「朝鮮学校無償化除外への抗議運動を描いた劇映画」でもつくればいいのに。


■「踊るきしめん天国」で笑って 「恋する輪廻」をぜひ観に行ってください(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1628
 普通のエントリなので普通にコメント。

中島らもの解説がひたすら笑える「最後の晩餐」

・「最後の晩餐」とはウィキペ曰く2000年から2002年に読売テレビで放送されたバラエティ番組(小生は見たことがないのでどんな番組か知らない)。
 笑福亭鶴瓶浜村淳キダ・タロー中島らも、「石野敦士(お笑いコンビOver Drive)→ 平井善之(お笑いコンビアメリカザリガニ、2001年1月から)」の5人が出演した。
 いろいろな企画があったようだが、ここで三浦が紹介しているのは『日本では未公開の映画作品のダイジェスト版を見てもらい、出演者5人がそれぞれ即興でその作品についてデタラメな解説をする企画』の『虚構映画解説』である。「踊るきしめん天国」というのは中島らもがこの企画でつけたデタラメな映画タイトルであり、本当にそんな映画があるわけではない。実際のタイトルは『ボンベイtoナゴヤ』らしい。もちろんこの映画解説で大事なのは「いかにしてばかばかしい笑える解説をするか」だろう。
 で三浦がおすすめするらも解説を見てみた。
・らも解説で気になったのは「キョーカン」と言う言葉をらもが多用するところ。前後の文脈から「凶漢」だということはしばらく考えてわかったが、俺個人は「凶漢と言う言葉」をあまり使わないので最初「教官って何だろう?」と首をひねった。俺は「暴漢」と言う言葉を使うことが多い。
・また三浦紹介の動画に限ればらもは全く面白くない。らもの後にやったキダ・タローの方が面白い(ただしらもやキダのネタを本当に当人が考えてるのかはわかりようがないが)
・それはともかく

インドでは映画上映中の踊るシーンで観客も踊りまくる

ってのはちょっとなあ。いきなり映画で脈絡もなく踊り出されても俺は「ダンスが苦手」なこともあってどん引きだ。インド映画には「踊らない娯楽映画」ってのはないのかね?。あっても「インド映画は踊って当然」と言うイメージがついた日本じゃ公開されないのか?


■漫画「BLOW UP!」(細野不二彦)は青春漫画の傑作、もっと多くの人に読まれてほしい(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1621
 俺個人は細野が面白いとはあまり思わないが、これは俺個人の感想に過ぎない。
 「細野ごとき無能が何故売れる、糞つまらねえだろ」「面白いとしても主張が政治的に問題だ」とまでは思ってない(とはいえ細野作品を余りよく知らないので今後は考えが変わるかもしれない)。
 また、三浦の文章は普通の漫画感想なので普通にコメント。
 ウィキペ「細野不二彦」を見れば彼が少年漫画雑誌「少年サンデー」出身で『さすがの猿飛』、『どっきりドクター』、『Gu-Guガンモ』のようなギャグの要素の強い少年向け漫画を当初(1980年代初め)描いていたことがわかります。しかし1980年代後半頃から『ビッグコミックスピリッツ』『ビッグコミックスペリオール』などの青年誌、成人誌に舞台を移し、青年向け、大人向け漫画を描き出し、シリアスな傾向が強まるわけです。
 で、三浦の上げる「BLOW UP!」は細野が芸風を変化させた初期の作品で、連載も短期で終了した。細野が変化させた芸風を浸透させた以降の作品、それなりに長期連載となった作品(例:現在、「ビッグコミックスピリッツ」で連載中の『電波の城』)と違いあまり知られてないわけです。ま、それはともかく俺は細野を好きじゃないし、三浦も好きじゃないんでまず確実にこの漫画を読まないでしょう。少なくとも探してまでは読まない。昼飯を食べに入ったラーメン屋にでもおいてあれば暇つぶしには読むかもしれない。


■3月23日三島由紀夫研究会で喋らせていただきます(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1613
 そのうち三浦が報告でも書くでしょうから、そのときに三浦の報告が「三島素人」の俺ですら突っ込める代物でしたら突っ込みます。
 しかし「三島由紀夫研究会」(http://mishima.xii.jp/contents/index.html)を見てみましたが予想通り、右翼サイトです。憂国忌発起人(http://mishima.xii.jp/hokkinin/index.html)には「元つくる会会長の西尾幹二」「元つくる会会長・現日本教育再生機構理事長の八木秀次」「チャンネル桜社長の水島総」「石原慎太郎の後継者・猪瀬直樹」「南京事件否定論者の東中野修道」などの右翼連中の名前を見ることができます。
 要するにこの研究会は「三島ファンだが彼の右翼思想とは別の点(例:作家としての点)に興味のある人」「彼の右翼思想に興味はあるが、左翼的な立場などから批判的な人物」はお呼びじゃないわけです。三島の例の事件を「義挙と呼ぶような人」がお呼ばれするんでしょう。でそんな会からお呼ばれした三浦は当然右翼の訳です。前からわかってましたけど。
 しかし三島も「晩年右翼活動にはまり、ああいう右翼的な死に方をした」とはいえ「一応、当時の流行作家」で「作品全てが右翼的なわけではない」はずなのにこう言う扱いをされるのは大変不幸な気がします。「右翼のアイドル」と化したため、普通の人間は「三島好き」とは言いづらい空気がある気がします。こういうのは左翼作家(例:小林多喜二宮本百合子)や宗教的な題材をテーマとする作家*39なんかも「左翼やその作家が信仰する宗教の信者のアイドルと化していて」、「左翼やその作家が信仰する宗教の信者」でないと好きと言いづらいというのがあるかもしれません。本来、作家は作品が全てと思いますが。
 しかし、その中でも「好きと言いづらい存在」として三島は別格という気がします。また「どうせ右翼」という色眼鏡で見られて読む人が減るというのもあるかもしれない。

とても宮崎正弘先生の前で喋るような身分ではない

こんなのはリップサービスですが、どうやら宮崎が三島研究会の顔役的存在の一人らしいとわかりますね。研究会のホームページを見ても誰が中心人物かよくわからなかったんですが。

 以下は三島由紀夫の自決1週間前の最後のインタビューです。
これは絶対に聞いてほしい。
有名な最後の演説*40や、また、全共闘との討論などよりもはるかに三島の本質に迫っていると思います。

・『有名な最後の演説や、また、全共闘との討論などよりもはるかに三島の本質に迫っている』
 そう思うのならそう思う理由ぐらい書けばいいのに。
・なお、三浦の言う『三島由紀夫の自決1週間前の最後のインタビュー』とはおそらく新潮社から出ている『三島由紀夫・最後の言葉』でしょう。
 1989年にカセットテープ版が、2002年にCD版が出ています。
・『全共闘との討論』については『討論・三島由紀夫VS全共闘:美と共同体と東大闘争』(2000年、角川文庫)と言う本があるようです。この文庫本は1969年に新潮社から出た単行本が元であるようです。

【2013年4/16追記】
未だに三浦はこの報告を載せないし三島研究会サイトを見ても報告はないのだが、研究会のツィート曰く

yukokuki 23日の三浦小太郎氏の講演はよかったですね。近日中に講演要旨をメルマガに掲載します。「沖縄ノート」など嘘デタラメの大江健三郎反日論を真っ向から粉砕したのが吉本隆明だという指摘は興味深い。

だそうだ。是非小生は、三浦が演説をぶったという「大江健三郎反日論への批判」とやらを三浦に個人ブログででもお教えいただきたいが、たぶん三浦にとって「大江氏に名誉毀損で訴えられかねない」「ウヨ仲間以外には公言したくない酷い代物」なのだろう。まともな代物なら個人ブログで報告するだろうからね。
ウヨが「『沖縄ノート』が問題にする集団自決強要などデマだ」とそれこそ「悪質なデマ」を垂れ流してきたことを考えると三浦の『沖縄ノート』批判とやらはそのレベルなのかもしれない。
 いずれにせよ、三浦なんぞ容認できるid:noharraら守る会会員共々、三浦は酷い野郎だと思う。


■「さくらじ」でまあ雑談ですが、原理主義について語りました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1603

チャンネル桜の「さくらじ」にまた出させていただいたので、雑談ですけどアルジェリアの事件に絡めて原理主義の危険性について語りました。

・自分ら右翼の世界に
1)「原敬首相暗殺」「浅沼稲次郎社会党委員長暗殺」など数々のテロ行為が存在すること
2)「在特会」のようなレイシストが存在すること
3)広域暴力団住吉会」がバックの日本青年社など反社会的集団とつきあって恥じない右翼が多数存在すること
を無視して「原理主義は危険」とか言える神経が度し難い。暴力を公然と使用して恥じないお前ら右翼に原理主義を批判する資格があると思ってるのか?。
・なお、俺個人の「原理主義イスラム原理主義に限らない)」への考えを「全くの思いつき」ですが書いてみる。
 原理主義ってのは「原理原則を守る」ことですからそれだけ見れば悪いことではない。原理原則が全くない方がよほど問題です。
 問題は「原理原則が貫けないときどうするか」ですね。いつも「原理原則が貫ける」とは限らない。特に宗教教典なんか成立時の考えをそのまま維持し続けるなど時代情勢が違うからまず無理でしょう。
 たとえば極端な例ですが「天地創造説は正しい!」なんて今時通用しないわけです。
 このとき「仕方ないから妥協する、ただし原理原則を損なわないように妥協しよう」なら問題はないでしょう。「天地創造説は廃棄するがキリスト教の最も重要な原則はそんなところにはないんだ」とか。
 また「妥協しない場合でも」、妥協はしないが「反対派に正々堂々、論戦でなんとか勝利する」というのならこれまた害悪はない、あるいはあっても小さいでしょう。問題は「原理原則を守るためなら反対派を暴力で打倒していい、デマで中傷していい。反対派に勝てばそれでいい」となったらこれはダメだ、最悪だと言うことです。

 あと、実はチャンネル桜の「【討論!】サブカルチャーの現在[桜H25/2/23] 」というのにパネラーとして出ましたが、これは失敗でしたねー。
いや、他の人の話は面白いんですよ。私はそもそもサブカルとかの知識は80年代でほぼ止まっているので何喋っていいかわからない状態。
これはまあ見たければ見てほしいけど私はピントはずれなことしかしゃべれてない。
個人的には私の代わりに倉山満氏とかだともっとよかったのではないかな*41

 何、その無責任発言。サブカルについて最近の知識がないのなら出演を断れよ。それとも「それでも出てくれ」とチャンネル桜が言ってきたのか?。あるいは桜の出演依頼時の説明がデタラメだったので三浦が出演可能と勘違いしたのか?
 いずれにせよ「話したいことはたくさんあったのに口べたで話せずすみません。しゃべり上手な方がでた方が結果的には良かった」ならともかく「話すことがそもそもない」ってどういうことだよ?。何度も言うがそれなら出演依頼断れよ。視聴者なめてるのか?。そりゃチャンネル桜が経営難になるのも当然だ。
・そもそも俺ならチャンネル桜なんて極右・歴史捏造主義テレビは「慰安婦南京事件否定するようなテレビ局に出演できるか!」だが三浦はそうではないらしい。本当に三浦はクズだ。で、こんなクズを批判したら「三浦先生は立派だ、批判するな」と言ったバカが「守る会会員」id:noharraだ。三浦みたいな「歴史捏造主義者」が自分の入ってる「守る会」の代表や副代表になるのを容認しながら、「反歴史捏造主義」面するんだから、id:noharraの馬鹿さには呆れる。
・なお、三浦が名前を挙げる倉山満(国士舘大学非常勤講師)のトンデモ右翼ぶりについては、法華狼の日記『こんな「サヨク」ってどこにいるの?』(http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20121204/1354730352)を紹介しておく。倉山との交友なんか自慢するから三浦が「ただのゲス右翼であること」が明白になる。三浦の「右も左もない」は偽装行為としてへぼ過ぎだろう。
 ウィキペ「倉山満」もなかなか面白い記述があるので紹介してみよう。

シダックスhttp://www.shidax.co.jp/sc/)創業者・志太勤が創立したシンクタンク・希望日本研究所(http://www.kibounippon.jp/kri/)の所長

シダックス創業者が倉山を自らが創立したシンクタンクの所長にするほど危ないオヤジとは知らなかった。しかし日本の財界人って何でこの種の危ない右翼が多いのか?


■「三浦小太郎=ラグタイムララバイ」のアホ書評を笑うパート1
 アマゾンレビューにおいて、以前、三浦は「μ°a」という名前を使っていましたが、2013年2月17日現在確認したらどんな心境の変化があったのか「ラグタイム・ララバイ」と名前を変えていました。三浦の書評のうち、無能な俺ですら「アホか」と突っ込めるアホ書評を突っ込みましょう。

どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由
 本書の題名で誤解しないでほしい。著者(西部邁)のいう「左翼」とは、いわゆる共産主義だけではなく、戦後的価値観としての民主主義*42、人権、合理主義*43、生命尊重*44、設計主義、高度資本主義等のすべてを指す。

 三浦はバカをいうのも大概にして欲しいですね。誤解するなと言ったって、左翼を『戦後的価値観としての民主主義、人権、合理主義、生命尊重、設計主義、高度資本主義等のすべてを指す*45』なんて定義するのは西部だけでしょう。世間は左翼についてそんな定義をしていないんだから、本来西部が「左翼」とは違う用語でそうしたものを定義すべきです。
 「従来の左翼定義と、俺の左翼定義が違って何が悪い」と西部が言ったところで議論に混乱を招くだけです。西部がどうしても「俺の左翼定義を認めろ」と言うなら「西部の左翼定義が従来の左翼定義より優れていること」「何故、従来とは違った定義で左翼という言葉をわざわざ使わなければならないのかということ」を西部がきちんと説明しないと行けませんが、まあ、無理でしょうね。俺は「単に西部が嫌いな物を左翼と罵倒してるだけだろう」と思います。こういうことを言う西部の右翼定義も気になるところだ。どうせ「俺と同意見が右翼」程度のまともに定義できない代物であろうが。

図説 日の丸:そのルーツと歴史

 「日の丸を崇拝してこそ真の日本人」などと極右的なことが書いてある異常な本ならともかく、まともな本なら「日の丸のルーツと歴史」の本を紹介することに無論、問題はないです(この本がまともか知りませんが)。しかし、三浦が

東日本大震災の救援の場でも日の丸は翻っていた。

なんて書いてるのには吹き出してしまいました。そんなことは書評に関係ないし、翻ってたら何だというんですかね。日本の国旗ですから別に被災現場にあってもおかしくないでしょうね。しかし、俺はそんなことは三浦のような極右みたいに「日本の誇りだ、すばらしい!」と絶賛するようなことでも何でもないと思います。というか被災現場で日の丸がどうこうとか俺が被災者だったら三浦に怒りしか感じませんよ。被災地住民にとってはっきり言って日の丸なんかどうでもいいんですから。誰が考えても震災復興においてはそんなことよりずっと大事なことがいくらでもあるわけです。

平家物語元寇、そして戦国時代の戦に描かれた日の丸から、江戸時代、シャム(タイ)に渡った山田長政の率いる軍が掲げた日の丸

 こういう書き方はいかがなもんですかね。この本はおそらくきちんと「日の丸が国旗扱いされるようになったのは幕末から」と書いてあるでしょうが、三浦の書き方ではその当たり誤解を生みかねません。というか誤解狙いの疑い大ですが。

日の丸とともにあった日本の豊かな歴史

 もちろん「日の丸の誕生」と同時に日本の歴史が始まった訳じゃないし、別に日の丸がなくたって日本の歴史は豊かです。よほどの日の丸フェチでもない限りつきあいきれない珍文章。

1999年の出版なのでそれ以後のもの*46はありません
(中略)
もっとたくさんの写真が観たいというのはちょっとないものねだり

 日の丸の歴史を知るのならまだしも写真なんか、それも最近の日の丸写真なんか見たがる奴はあまりいないでしょう。どんだけ日の丸フェチだ。

マルコムX [DVD]

 マルコムに感動したと抜かす三浦だが「日本の朝鮮植民地支配を正当化したことがあるゲス」は心にもないことを言うなと言いたい。


ツイッターいろいろ(2013.2/19)

蓮池透‏@1955Toru
包括的解決なんてまやかし

「包括的解決」とは「拉致問題、日本人妻問題、核ミサイル問題など日朝間の問題を一括で解決する、全て一緒に同時に解決する。ワンセットで解決する」という話だ。もちろん一括で解決できればそれに越したことはないが、一括で解決できなければ、どの問題も全く先に進まないことになる。蓮池さんからすれば「解決する可能性の高い問題から先にやれ」「単に問題が先に進まないことを『包括的に解決しないと行けないから』といってごまかしてるだけじゃないのか?」と言いたくなるだろう。

蓮池透‏@1955Toru
朝鮮学校の無償化除外、拉致を理由にして欲しくない。関係はない。単なる八つ当たり。それだけ。

 当然すぎるほど当然の発言。「無償化除外が拉致解決に役立つ」かのようなバカ発言をする増元とは器が違いすぎる。できれば「教育内容を理由にした除外にも反対」「むしろ無償化した方が日朝交渉が進展する」とでも言って欲しいがそこまでは言ってないようだ。ちなみに同じ事は「横田滋氏」も言ってるようですね。本当にあの人は家族会を退会すればいいのに。そうすれば孫に会いに訪朝ができる。

*1:言うまでもなく憲法成立時には日本は朝鮮(韓国)侵略を開始していたからです

*2:既に述べたようにナチドイツはまた別でしょうが

*3:今時シナとか中共とかいう用語を使える時点で酒井とそのお仲間はまともじゃありません。

*4:宇野内閣建設相、宮沢内閣経済企画庁長官、小渕内閣自治相・国家公安委員長を歴任

*5:1981〜2003年までマレーシア首相

*6:広域暴力団住吉会をバックとする右翼・日本青年社のこと

*7:丹羽中国大使の公用車が暴徒に襲われた事件

*8:中国からの過激派への金銭支援のこと

*9:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣経済企画庁長官などを経て首相

*10:池田内閣官房長官、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*11:田中内閣で科学技術庁長官

*12:福田内閣、大平内閣、鈴木内閣で外相

*13:朴元淳氏のこと

*14:いやもっと早くて高校生だったかな?

*15:党中央弁公庁主任、党中央書記処書記、副首相などを経て首相

*16:なお、この条約の「人種差別」は民族差別も含みます

*17:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*18:鈴木内閣労相、中曽根内閣文相を歴任

*19:ただしこの中にはおそらく台湾が含まれる事に注意

*20:帰化してる人が多いんじゃないか?

*21:著書『森と文明の物語:環境考古学は語る』(1995年、ちくま新書)、『森を守る文明・支配する文明』(1997年、PHP新書)、『環境考古学のすすめ』(2001年、丸善ライブラリー)、『一神教の闇:アニミズム復権』(2006年、ちくま新書)、『環境考古学事始:日本列島2万年の自然環境史』(2007年、洋泉社MC新書)

*22:2001年、PHP新書

*23:いやご存じではありませんが

*24:則天武后はあくまでも異常事態です

*25:著書『新華僑:世界経済を席捲するチャイナ・ドラゴン』(2000年、中公文庫)、『日本企業がなぜ中国に敗れるのか』(2002年、新潮OH!文庫)、『中国「新語」最前線:インターネットから性風俗まで』(2002年、新潮選書)、『日中はなぜわかり合えないのか』(2005年、平凡社新書)、『中国は敵か、味方か:21世紀最大の市場と日系企業』(2007年、角川oneテーマ21)、『中国ビジネスはネーミングで決まる』(2008年、平凡社新書)、『日中「アジア・トップ」への条件:謙虚になれ中国、寛容になれ日本』(2008年、朝日新書)、『「中国全省を読む」事典』(2009年、新潮文庫

*26:副首相、首相、全国人民代表大会常務委員長を歴任

*27:後で述べるようにガセネタの疑いが強い。なお、発言が事実だとしたら、俺も日本人としてもちろん『李鵬は日本に失礼千万だ』と不愉快には思うが「我が国が日本を経済的に追い越し日本は没落してるだろう」程度の意味だろう。侵略の意思を表明したと思える酒井の脳みそが理解できない

*28:だって訪問国は中華民国(台湾)じゃないから。

*29:誰の事よ?

*30:光るも何も基本的に天皇には政治的発言はできないから「穏健な発言」しかできないのは当然でしょう

*31:そんな事言ったら日本だって同じでしょうに。我が国は「太陽の出るところ」なんかじゃないわけですから

*32:著書『中国名医列伝』(1992年、中公新書)、『人物で見る台湾百年史』(1993年、東方書店)、『蒋介石秘話』(2001年、かもがわ出版

*33:で、相手(中国)が嫌がってるのに『シナを使え』と言うんですか?。勘弁してくれよ

*34:昭和天皇だって中国という言葉を使ってたと思うが?

*35:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相。

*36:酒井のようなウヨだと「日本が国交があったのは戦前の中華民国だ。中華人民共和国は戦後生まれた、何が国交回復か!。回復するような関係は中華人民共和国との間には何もない」と言い出しそうだが回復という言葉に異論はないらしい

*37:中国のこと

*38:北朝鮮

*39:うーん、誰が居るだろう?

*40:市ヶ谷駐屯地で総監を人質に立てこもった時に自衛官相手にした例の演説ですね

*41:サブカル専門家でない倉山の名前を挙げる意味がわからない

*42:西部が、民主主義に「同意できない」なら民主主義を否定するんですか?。それでは、西部の目指す政治形態とはどういうものなんですか?。三浦の書評は意味不明すぎて頭が痛くなります。

*43:西部が、合理主義に「同意できない」なら非合理主義を肯定するんですか?。三浦の書評は意味不明すぎて頭が痛くなります。

*44:西部が、生命尊重に「同意できない」なら生命を軽視するんですか?。三浦の書評は意味不明すぎて頭が痛くなります。

*45:そもそもそれらが本当に「戦後的価値観」なのかも疑問ですし、そんなことを言うのだったら戦前的価値観がいいのかと聞きたくなりますが

*46:日の丸写真のこと