「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート60(追記・訂正あり)

パート59の続き。


■英訳論文(英訳:鈴木アキラ)「収容所体制と難民流出」「ソルジェニーツィン収容所群島』読書ノート」「ハリケーンの精神の旅」
http://miura.trycomp.net/?page_id=1375
 以前この記事を紹介したときは確か「ソルジェニーツィン収容所群島』読書ノート」「ハリケーンの精神の旅」と二つしかなかったはずなのですが、いつの間にか説明もなしに「収容所体制と難民流出」なんて記事が追加され、おまけに「英訳:鈴木アキラ」なんて記述まで追加されています。
 しかし英文には詳しい説明があるのかもしれませんが日本文は意味不明すぎです。一体英文に翻訳した原文は何なのかとか、何故この3論文だけは特に英訳してホームページ掲載したのかとか、このホームページ以外にもパンフレットなどの形で英文を配布してるのかとか、「訳者・鈴木アキラ」とは何者かとか(単なる翻訳家が商売で訳したに過ぎないのか、それとも三浦の守る会の会員なのかとか)日本文説明で書いてもいいでしょうに。


■日本に住む脱北女性(現在大学生)が新刊を出します、ぜひご一読を
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00943
 どうせ三浦がほめる本では駄本だろう。しかし「版元はアジアプレス出版部」ね。「在日差別者」「極右」三浦がアジアプレスの宣伝に協力的ということがスーパーゲームズワークショップエンターテイメント(http://sgwse.dou-jin.com/)が批判するように「アジアプレスは在日差別者・極右に加担して恥じないゴミ集団であること」「アジアプレスでの在日差別行為の中心人物は石丸次郎であること」をよく物語ってると思う。
 それにしてもアジアプレスも自分とこじゃなくてどっか販売力のある版元から出させろよ。それとも「アジアプレスしか出してくれないような屑本」ですか、やっぱり。


■福島の稲荷神社修復にご支援をよろしくお願いします(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1497
 氏子でもないし、「右翼の巣窟・神社」の支援に誰が協力なんかするか。金がないのなら「被災は天命」だと思ってとっとと滅びろよ。神社じゃなくても祭りなんかできるだろ。
 大体他人に支援を呼びかける前に、まずは「右翼の巣窟・神社本庁」や「神社大好きな右翼の諸君」が支援しろ。ま、何があっても俺は「右翼の巣窟・神社」支援なんかしないが。そんなものより「生活支援」とかの方が誰がどう考えても急務だろ。

神道エコロジーは共通する、みたいなことは私はあまり言いたくないタイプです

 ま、神社本庁脱原発とかエコロジー運動に積極的だなんて話は聞きませんからね。むしろ原発推進派でしょ(毒)。

「日本の優しい自然」「自然と共生する日本人の伝統」とか言われると私は言い返したくなる

 うん俺も言い返したくなる。言い返す内容も「優しいか、自然?。津波とかあるんやで」「共生してるか、日本人?。大昔はともかく、今は無駄な土木工事で環境破壊しとらんか?」で三浦とほぼ同じ。

神社を象徴としたコミュニティの再建

 既に書きましたけど神社なんか象徴にしなくてもコミュニティ再建はできるでしょうよ。少なくとも俺はそう言う考えなので絶対に寄付などしません。


【追記】
1)ちなみにこの三浦エントリについたコメが「ばかばかしいと言う意味」で面白い。ここまでとんちんかんなコメにはたぶん三浦は応答しないと思いますが紹介しておきましょう。

この年末年始を海外で過ごす人は多いと思いますが、その人たちが国内旅行に換えるだけで、どれだけ景気回復・雇用促進に寄与するでしょうか。

 やれやれですね。エントリ内容に全く関係ないコメ。それに海外旅行だって国内旅行会社(JTBとか)を使い、飛行機も国内航空会社(JALANA)なら十分景気に貢献すると思いますが。つうか別に旅行って景気回復のためにするもんじゃねえし。

パン食を減らしご飯を食べることウィスキーを日本酒にと心がけることなど

 いやそれ景気に関係ないだろ。パンメーカーとウイスキーメーカーに日本企業はないとでも思ってるのか?。それとも「日本人なら日本食だ!」かい?。余計なお世話だよ。ちなみに俺はパンよりご飯が好きですね。単に好みの問題でしかないですが。下戸なので度数の高い酒はあまり好きではなく、日本酒は好きではない。度数低い日本酒があればいいんですけどね。それに変な日本酒飲むと悪酔いするし。もっぱらビールと酎ハイ、ハイボールですね。あとホッピーもたまに飲む。


2)三浦は応答しないと思ったのですが意外にも応答してるのでコメント。

とにかくお金を使わずして景気はよくならん、というのが私の信念

 まあ、そうなんだけど不況を理由に給料が安くなるこのご時世、貧乏人は盛大に金使うわけにいかないのよね。最悪、いつリストラされるかわからんし。税金もこのままじゃあがるし。人によっては子どもが大学入学とか、親の介護費用がかかるって人もいるし。本来、景気回復のためにも「累進課税を強化して金持ちにはそれなりに払ってもらう代わりに貧乏人の税負担は減らす→貧乏人の所得を増やす」「社会保障を充実させて生活不安をなくす」といった社民主義的政治をすべきなのにそういうことしないし。しかも三浦のようなウヨはそういう現状のネオリベ的政治、弱者シバキ主義政治を支持してたりするから頭が痛い。

私は今年は断固としてコメは福島から買う、ボトルは東北の焼酎があれば入れる、日本酒は東北のを注文することにこだわりました

 ああ、そうですか、勝手にやってください。ただ一言突っ込んどくと「岩手、宮城、福島」東北三県以外は震災被害が小さいので買って支援というなら三県のどれかでしょうね。山形や秋田なんかの酒を買ってもしょうがないでしょう。

あと、「遠野物語へようこそ」赤坂憲雄*1・三浦佑之共著(ちくまプリマー新書*2という本があります。これを一冊買って読んでもらうだけで、心の東北支援にもなります。東北にどれだけ豊かな伝承があったのか、遠野物語入門としても最もわかりやすくかつ深い本ではないかと。

「心の東北支援」ね。ま、別に読みたい人は読めばいい。俺は読みません(きっぱり)。「遠野物語=東北」じゃないし。


尖閣諸島を日本国の真の領土として防衛するための声明文 : アジア自由民主連帯協議会
 http://freeasia2011.org/japan/archives/1175
 三浦小太郎が宣伝してる右翼結社「アジア自由民主連帯協議会」の声明文です。「僕らは石原都知事(当時)の尖閣購入論を支持します」のどこが「アジアの民主化」に関係あるんでしょうか。主張の是非(勿論俺は是としない、緊張関係が悪化するだけだ)はともかく「ただの領土ナショナリズム」だろうが。


習近平*3は戦争崇拝者!日本は弱みを見せるな―12・9「林保華氏講演会&諸民族討論会」報告 : 台湾は日本の生命線!*4
http://freeasia2011.org/japan/archives/1947
 三浦小太郎が宣伝してる右翼結社「アジア自由民主連帯協議会」の右翼集会の報告です。報告文筆者が誰かはわかりません。
 『習近平は戦争崇拝者!』というタイトルだけで絶句ですが報告文本文も酷い。

 林氏は尖閣問題を巡る中国側の激しい反応には、劉源の思想的影響があると指摘した。劉源とは劉少奇の息子で上将。習近平とは親友だ。毛沢東が提出し、劉少奇が実践した「新民主主義」を掲げ、「戦争とは人間の欲望から生まれるものだから、絶対になくならない。戦争と戦争をする人は偉大だ。統一エネルギーは戦争から生まれる。戦争がなければ民族融合、文化融合、南北融合もできない」などと主張し、習近平を含む太子党に大きな影響を与えているはずだという。

 常識で考えてそんな物騒な事を政府高官・劉源氏が言うわけもないでしょう。どこで言ってるんだ、何かの政府報告かと聞かれてソースが出せるんでしょうか?。「秘密情報ルート」という落合信彦並みの詭弁がでそうですね。
 たぶん『毛沢東が提出し、劉少奇が実践した「新民主主義」』云々というのもデタラメでしょう。当時、国力が劣ってたからと言うのが大きいでしょうが、劉少奇国家主席)は戦争政策どころか、周恩来(首相)、トウ小平(副首相)らとともに経済建設最優先で政治を進めていたと思いますが。現実問題、中国のした戦争なんて劉少奇時代は、国境紛争(中ソ、中印)と台湾との戦争だけでしょう。そこかしこでドンパチできるような国力じゃないから当然ですが。で、中印は中国が勝ったようですが、中ソ、台湾紛争は確か負けている。

【追記】
というかウィキペ「新民主主義」によればこの林保華の主張は眉唾ですが。

「新民主主義」(ウィキペ参照)
 これは、発展途上の農業国・中国という特殊な条件下で共産主義を実現するため、まず第一段階として反帝国主義・反封建主義の「民主主義革命」を行い(新民主主義革命)、ある程度生産力が発展した段階で、第二段階として「社会主義革命」を実施するもの。二段階革命論の1形態である。
 この理論においては、中国共産党による「一党独裁」を否定。労働者・農民・勤労知識人の革命的諸党派による「連合独裁」を主張した(人民民主主義)。
 しかし1958年に制定された中華人民共和国憲法では、中国共産党による党の指導性が明記され、形式的には複数政党制であるが他の政党は実質的には衛星政党となり、新民主主義革命後に実現するとされた「新民主主義社会」は放棄された。

 つうことで林の主張と異なり事情、理由はともかく新民主主義は「遅くとも1958年には公式に廃棄された」、つまり途中で廃棄された。これが「はなから革命諸派をだますためのマヌーバー」だったのか「少なくとも毛沢東の主観的にはだましたのではなく真剣な検討による方針転換」なのかまでは俺も無知なので知りません。そして新民主主義は「戦争万歳論」じゃないわけです。むしろ新民主主義は共産党以外の政治党派の自立性をかなり認めてるわけですから「西洋流の複数政党制」に比べたら劣るかもしれないが、そんなに悪い主張ではない。本当に劉源氏が「新民主主義」に一定の評価をしてるのならむしろ政治改革派でしょうよ。でそういう方が、戦争万歳論なんか言うと思えない。まあ劉源氏が民主化運動取り締まりを主張する政治的保守派だって戦争万歳なんて無謀なことは言わないでしょうが。
 林もわけのわからないことを良く平気で言えるものです。

日本国内ではすでにメディア、識者の間からはすでに、「習近平は日本にとって悪いとは限らない」などといった言論が聞かれるが、それは中共覇権主義がいかなるものかを知りながら、中共のために敢えてそれを隠蔽する宣伝を代行しているのではないかと疑わざるを得なくなるのである。

 酷い陰謀論です。習近平と言う人がどういう人か勿論俺は知りませんが、「前任の胡錦濤氏よりも親日派かもしれない」とか、まあ、いろいろな分析はでるでしょう。で、それに対してまともな議論をすればいいのに「誰がトップになろうと中国は、中国共産党は変わらない」というだけならまだしも「中国の手先」呼ばわりして誹謗中傷ですよ。しかもわざわざ「中共」という「極右が蔑視目的のために使う言葉」を使う。
 ここまで内容が酷いからこそ、この報告文、筆者名が書いてないんでしょう。ま、筆者名を書かなければ筆者個人の責任ではなく「アジア自由民主連帯協議会」の公式見解とみなされても文句は言えないでしょう。


■第2回アジアの民主化を促進する東京集会報告
http://freeasia2011.org/japan/archives/1960
 三浦小太郎が宣伝してる右翼結社「アジア自由民主連帯協議会」の右翼集会の報告です。報告文の筆者は三浦です。三浦のような歴史捏造主義極右が役員の「守る会」に入りながら、反「歴史捏造主義右翼」面できるid:noharraは本当に「嘘つき」「人間のくず」だと思います。早く死ねよ、id:noharra

(注:集会実行委員長で外交評論家の加瀬英明*5は)来年度はこの同じ東京で大東亜会議が開催されてから70周年を迎えること、そこには日本が独立をもたらした*6アジア諸国、日本とともに戦った南京政権*7などの指導者を一堂に集めた、世界初の有色人種によるサミットだったこと、それが世界に人種平等をもたらしていったこと*8を想起し、日本国民に、この歴史的業績と精神*9を忘れずに、圧政のもとにあるアジアの人々を助ける使命があること、そのために戦わなければならないことを訴えていきたいと述べました。

 大東亜会議なんて日本がアジア各国にぶったてた傀儡政権の指導者*10を集めて、「アジア独立は日本のおかげです」と与太飛ばしたろくでもない会議を良くここまで絶賛できるものです。ま、チャンドラ・ボースとか汪兆銘とか傀儡政権指導者連中は「日本に買収されたわけではなく、蒋介石ガンジーなどとは違った道を目指した」のであってそれなりの自主性を目指したでしょうが、日本はそんなもん最初から認める気はないし、日本に対抗できるだけの政治力もなくて、とはいえ日本と手を切ってやっていく力*11もなければ、今更手を切った人々(蒋介石ガンジー)と和解*12することもできず、彼らは主観はともかく客観的には「傀儡的存在」にしかなりえなかったわけです。ボースらが傀儡だからと言って「彼らが日本から自主性を得ようとしたこと」を否定し、「金で転んだ売国奴」のように描き出すのは勿論間違いですが「日本にそんな自主性を認める気はなかったこと」「彼らの自主性を求める努力は結局失敗したこと」を否定するのも勿論間違いです。
 彼らが客観的には傀儡に過ぎなかったからこそ、中国やインドの主流はボースや汪ではなく、蒋介石毛沢東ガンジーネルーを支持したわけです。こんなふざけた「戦前日本を全肯定する」極右歴史認識でよく「アジアの民主化」などとほざけるものです。
 チベットだのウイグルだのもこんなウヨ連中と手を組んで恥ずかしくないのか。まともな人間ならこんなウヨ連中と手を組むような人間とはつきあいませんよ。かつこの種のウヨがやりたいのはただの中国叩きに過ぎず「自治権拡大」「独立」「自由化、民主化」なんて全く目指してないからぶっちゃけ使えない。おまけに中国から「あんな歴史捏造ウヨと手を組む連中がまともなわけがないでしょう」と格好のネガキャン材料になる。「アジア自由民主連帯協議会」が歴史捏造主義ってのは正しいから反論が実に難しい。下手に反論すると歴史捏造主義の容認になってしまう。だからこそこんな極右集団とはつきあうべきではない。

登壇交渉中でしたが都合がどうしてもつかなかった櫻井よしこ氏からの、この集会への賛同メッセージが代読

 残念ながらどんなメッセージだったかまでは三浦報告には書いてありません。

トークス氏は、かって日本はアジアを欧米植民地から解放*13し、白人優位の国際秩序を崩壊させる*14という大きな役割を果たしたことを指摘しました。そして、その一つの象徴を1943年の大東亜会議だとし、この会議を、一部の日本人史家*15が、単なる日本侵略軍による傀儡政権が集まった偽の国際会議にすぎないとしているが、そのような意見こそ、欧米的秩序のみが正しいとする西欧の「傀儡」の議論だと切って捨て、この会議の意義を最も理解していた言葉として、チャンドラ・ボースの、この大東亜会議の精神の普遍性を高くたたえた言葉を紹介しました。

 ばかばかしいとしか言いようがない。ボースの言葉なんてリップサービスに決まってる。大体ボースは最初はナチスドイツと組もうとしたがうまくいかず次に日本と手を組んだ。日本の敗色が濃厚になったらソ連へ行ってソ連のバックでイギリスのインド支配と対抗しようとした人ですよ(実際には台湾の飛行機事故で死亡、ソ連行きはかなわなかった)。要するにボースという人は絵に描いたようなマキャベリストです。日本と手を組んだのは「党利党略」に過ぎない。「日本の大義」とやらを信用してたらソ連行きなんか考えるわけがないでしょう。もちろんボースはソ連大義だって信用などしてなかったでしょう。しかしこのストークスって人はメリケンなのに何でこんなに日本右翼に媚びるんでしょうか?。大体、日本と対決したアジアの民族主義者(中国の蒋介石、インドのガンジーベトナムホーチミンなど)だっているわけでそれをどう評価する気なんですかね。

第一次世界大戦後のパリ講和会議で、人種差別撤廃条約を日本が初めて提起し、しかもそれが欧米諸国の拒否で否決された

 日本が植民地で差別してたことを考えれば、この条約案を手放しで評価するのは詐欺同然だよ。日本はそういうきれいな心で出した訳じゃないだろ。
 大体、そんなに人種差別が嫌いならお前ら「アジア自由民主連帯協議会」*16在特会批判でもやれよ。在特会と同レベルのゲスがお前らだし、お前らの中国批判も「動機の一つは中国への偏見、蔑視」だろうに。そして平然とシナという差別用語を使って恥じないカスの癖によく言う。「アジア自由民主連帯協議会」副会長・西村幸祐は「人種差別」としか言いようのないデマで国籍法改正を誹謗した前科があるし。
 日本が人種差別撤廃条約関係で国連からいろいろだめ出し食らってることをどう思うのか、日本が「人種差別国家時代の南アフリカ」と平然とつきあって「名誉白人」の称号まで南ア政府からもらい、その結果1988年の国連総会で日本非難決議が可決されたことをどう思うのか、お前ら言ってみろよ。要するにゲス右翼の三浦とそのお仲間たる「アジア自由民主連帯協議会」に人種差別がどうこう言う資格はないだろ。id:noharra先生、こんな歴史捏造主義デマ集会の宣伝をして恥じない「馬鹿極右」三浦小太郎が現在副代表を務める「守る会」がまともだと思いますか?。三浦のようなゲスを役員にしていて「守る会」の名誉と信頼が得られると思いますか?。三浦のゲスさと奴のゲス言動を認める会員に失望して抗議脱会はしないのですか?
 まさかとは思いますがあなたも「戦前日本は人種差別とは無縁」「大東亜会議は有意義」と強弁する気ですか?。以上の質問は全て「イエス」か「ノー」で簡単に答えられる質問だと思うので今年2012年中*17に回答してくれると幸いです。理由も書いて下さると助かりますが、理由無しの「イエス、三浦先生が役員で無問題」「ノー、三浦は役員にふさわしくない」「イエス、戦前日本は人種差別と無縁」「ノー、人種差別はあった」「イエス、抗議退会します」「ノー、抗議退会しません」など「イエス、ノー」だけでも結構です。あと1週間くらいしかありませんが、「イエス・ノー」ぐらいなら簡単に答えられるでしょう。ま、別に来年2013年以降でも構いませんが。
 ま、卑怯者のid:noharraさんは、IDコール送っても「気付かない」ふりしてずっとすっとぼけるか、詭弁で無回答を正当化するかどっちかでしょうが。あなたに誠実さや知性なんて全く期待してませんから、id:noharraさん。あなたのことは「安倍晋三以下のゲス」としか思ってませんので。「正直なウヨ」である安倍の方が「ウヨの癖にアンチ右翼を偽装する偽善者のid:noharra先生」より何倍も立派です。ここまで俺にバカにされても何も言えないヘタレがあなたですよね、id:noharra先生。

 日本がアジア諸国を白人植民地支配から独立させるために努力を惜しまなかったこと、その証拠の一つとして、インドネシアジャカルタ中心部にある「ムルデカ(独立)広場」には、インドネシア独立の英雄ハッタ*18スカルノ*19の像と共に高さ37メートルの独立記念塔が立っているが、その地下にはこの二人の直筆である独立宣言へのサインが収められている。そして、その宣言には、「17・8・05」と明記されているが、独立記念日の8月17日はすぐわかるが、この05とは、独立をもたらしてくれた日本*20皇紀2605年を表したものである

 やれやれ。でこういう極右的歴史観にもとづいてつくられたのが例の「ウヨ会社・東日本ハウス」が出資し、「ウヨ俳優・津川雅彦*21」が出演した映画「ムルデカ」です。正確には「ムルデカ・17805」というタイトルらしいですが。「17805」って何かは三浦の集会報告でわかるでしょう。
 スカルノ達は「敵の敵は味方」と言う理由で日本軍と手を組んだに過ぎないし、この「アジア自由民主連帯協議会」の理屈「日本のおかげでインドネシアが独立し、あの国はそれに感謝している」だと日本がインドネシアに戦後賠償した理由が説明つかなくなるでしょうに。で、この賠償利権目当てで某商社が「女好きのスカルノ」に差し出したのが当時ホステスだったデヴィ夫人根本七保子)だったという話(本当かどうかは確かめようがないですが)は有名ですよね。またインドネシアでも慰安婦とか兵補*22とかが日本からの賠償を求めて運動してるわけです。こんな事は少し調べればわかる。デマも大概にして欲しい。
 それにアジアの独立活動家には日本と手など組まなかった「インドのガンジー」「ベトナムホーチミン」なんかもいるわけです。

日印両大国の同盟*23を強化しなければならない。そうしなければ、アセアン諸国*24や台湾などを、中国の圧力から解放し、その軍事的脅威や、経済的な依存*25から解放することはできないのだと指摘しました。そして、もしも韓国が反日思想*26を放棄し、中国の影響下*27から脱して海洋国家連合の側に立つ道を明確に選択するのならば韓国をも含めた、日印連携を基盤におくアジア海洋連合によって、中国の圧力から脱して共存共栄を目指すことを、アジアの未来の希望として(注:日印友好協会理事長、大阪国際大学名誉教授の)岡本氏は訴えました。
 そして、台湾問題を取り上げ、仮に台湾が中国に支配されれば*28、沖縄をはじめとして太平洋を、特に日本のシーレーンが脅かされるまさに中国の「不沈空母」となる危機を指摘し、日本の経済人も政治家も、台湾防衛の重要性をもっと考えるべきだ*29と述べました。そして、この海洋アジア連合は、アジアの自由と、日本の安全保障のためにもきわめて重要な問題として提起したいと講演を結びました。

 ま,予想の範囲内ですけど「日印同盟で中国封じ込め」だの「韓国は反日思想を放棄しろ」だのこの岡本氏ってごりごりの極右ですね。正気なのか。そこまで中国に敵対的な態度を日本もインドも選択しないでしょうし、「慰安婦否定論」等、無礼な態度をとる人間が日本の政財界要人にいる限り、韓国が日本に反発するのは当然の話です。

台湾から参加した中国共産党史研究家の林保華氏は、第2次世界大戦後アジアで起きた戦争は、朝鮮戦争、中印紛争、ベトナム戦争、また中越戦争など、ほとんど中国共産党が関わっていると、中国政府こそがアジアの平和の敵であることを指摘

 林保華とやらはアホかとしか言いようがない。中印紛争、中越戦争*30はともかく朝鮮戦争ベトナム戦争はどちらも「主役は南北朝鮮」「主役はアメリカとベトナム」であって中国なんか脇役でしかない。それも北朝鮮ベトナムに支援を頼まれたから支援したのであって中国が戦争をしかけたわけじゃないし、もちろん当時のソ連も支援しています(一方、朝鮮戦争では韓国をアメリカが支援したわけです)。そして「旧ソ連のアフガン戦争」「アメリブッシュ政権のアフガン戦争」「インド・パキスタン国境紛争」「イラン・イラク戦争」のような全然中国関係ないアジアの戦争だってあるわけです。
 中国を糞味噌に罵るためなら何でもありとはまともな人間のやることじゃない。

林氏を日本に招請した黄文雄氏は、林氏が、おそらく世界でも最高の中国共産党の党内情報を把握している研究家

 そういう立派な方は右翼集会であることないこと言って中国を誹謗したりはしない。ま、黄文雄みたいな「日本極右と同レベルの男」「台湾版ペマ・ギャルボ」にマジ突っ込みしても空しいですが。

アジアでは10数か国*31が、自由、民主主義、民族自決が実現できておらず、その背後には中国独裁政権の存在がある

 こじつけで、何でもかんでも中国のせいにするな。

アジアでは現在、一党独裁によって国民の人権を抑圧し、同時に各民族の伝統文化を踏みにじる中国、北朝鮮ベトナムなどの国家が存在

 決議文の一部です。批判の具体例として出てくる国家が「中国、北朝鮮ベトナム」でミャンマーなんかは出てこないのは、「ああ、こいつらやはり反共極右だ」と実感させてくれます。

かつて我が国は、アジアの民族自決と自由のために奮闘し、誇るべき歩みを世界史に刻んだ。

 これまた決議文の一部。「大東亜戦争*32はアジア解放の戦争」という極右歴史観の表明ですね。デマも大概にして欲しい。あの戦争は「勝ち目のない無謀な戦争」「大義のない戦争」「その上、バターン死の行進などの戦争犯罪まで起こしてしまった戦争」「特攻という外道の戦術まで行った戦争」、要するに「恥ずべき歩み」でしかありません。誇れるわけがない。
 ちなみに決議文の提案者は三浦だそうです。三浦が原案を創ったのかどうかはともかく、提案者として名前が出てる以上、この極右歴史観を三浦は容認するんでしょう。そういう極右を副代表や代表にして恥じない馬鹿集団が「守る会」でそんな馬鹿の集団に入ってることを公言して恥じない馬鹿がid:noharraです。


■12月18日朝日新聞記事 朝鮮学校無償化を事実上求める内容?
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00941
 朝日記事は全く正論だ。願わくはこうした記事をもっと沢山書き「朝鮮学校との連帯」を訴えるぐらいのことをしてほしいもんだ。朝鮮学校無償化除外などと言う差別など許されない。大体教育内容がどうこういうなら「他の無償化された学校は教育内容をチェックした」のか?。どういう基準でチェックするのか?。大体つくる会教科書を支持する腐れ外道の三浦がどの面下げて、「大韓航空機爆破事件を教えろ」等とふざけたことが言えるのか。偉そうなこと言うなら最低限、「南京事件否定論」「慰安婦否定論」「張作霖暗殺コミンテルン犯行説」といった日本国内の歴史捏造主義を批判してからにしろよ、三浦。ま、三浦みたいなゲスにそれができるとは全く思ってないが。
 たとえ不幸にして今後、無償化制度が廃止されたとしても、無償化実施時には制度は有効だったのであり、どんなに時間がかかろうとも、当時の朝鮮学校生達にお金を渡し、政府として謝罪する必要がある。人として当然の話だ。


■収容所のタゴール(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1494

消費文明と大衆社会化の進むヨーロッパ社会では、死は忌むべきもの、病気は苦痛としか演出されなかった。

 三浦も何を訳のわからないことを言ってるんだか。消費文明だの、大衆社会だの、ヨーロッパだの関係なく「死は忌むべきもの、病気は苦痛」に決まってるじゃないですか?。そんなに病気や死がすばらしいと思うなら、三浦は病原菌でも体内に注射してとっとと死んだらいい。ま、もっと手っ取り早く首つりとかガソリン焼身自殺でも結構ですが。三浦のようなゲスが生きてても社会の役には全く立たないので是非死んで下さい(毒)。ま、俺の「ゲス右翼」三浦へのブラックジョーク、悪口雑言はともかく、三浦は周囲の「糖尿とか痛風とかで苦しんでるオヤジ仲間」に「病気は苦痛かどうか」聞いてみればいい。絶対に「痛風でなきゃビールが飲めるのに」「糖尿でなきゃ食事制限がないのに」とか言うから。
 逃れられない死(例:末期がん)や病(例:現代医学では食事制限するしかないアレルギー)を悩み苦しみながら「不可避のものとして受け入れる(おそらく三浦が評価するタゴールの態度)」ってのは別に「死や病をすばらしい事と評価してるわけじゃない」でしょう。「死や病」が医学療法などによって避けられるならそれに越したことはない。がんが治って長生きできるなら、アレルギーが治療できて「アレルギー原因物質を含む食品(卵や牛乳など)を普通に食べることができる」ならそれに越したことはない。死にたい人間や食事制限がうれしい人間はいないでしょう。
 「死は忌むべきもの、病気は苦痛」と考えて、死や病を何とかしてなくしたい*33、そう思って人間は死や病の原因である病気や飢餓などを医学の発展などで克服して今日があるわけです。

死や滅亡は決して不幸ではなく、それを運命や解放として受け取める勇気や自由な精神を持った時、その破滅は乗り越えられているのだ。

 病気(たとえばガン)による死や滅亡は、治る病気ならともかく、現代医学では治らない病気ならそれを「運命」として受け入れざるを得ないでしょうね。受け入れたくなくても受け入れざるを得ない。受け入れなくても「死や滅亡」は否定できない事実ですから。誰を恨むわけにもいかない。例えばがんの場合、がん細胞や「未熟な医学」を恨んでもしようがないでしょう。
 その場合でも俺は「死や滅亡は不幸」だと思い、解放だなんて思いませんし「破滅を乗り越えた」なんて思いませんけど。「避けられない破滅ならば」、それを認めた上で死を迎えるまでの毎日を有意義に過ごす道を探すしかないでしょう。それ以外に幸せな道はない。それでも不幸は不幸です。不幸は幸せにはならない。医学の発展でがんが直るのであればそれに越したことはない。病気を受け入れて有意義な人生を過ごすというのは「病が直らない」から「病気治療というベストの策」がとれないから、仕方なく採用されるベターな策でしかない。
 一方「コルチャック達の非業の死」は運命なんかじゃありません。ユダヤ人差別主義者による虐殺がどうして運命なのか?。ドイツに反ユダヤ主義者がいなければ、ナチスが政権を握らなければありえなかったことです。ナチスの政権誕生を許した当時の人々や、当時生まれてはいないが今を生きる俺達がコルチャックらに心からわびたり同情したりして、「あなた方の命を取り戻すことはできないが2度とああした反ユダヤ主義は許さない」「いや反ユダヤ主義に限らず差別を、不正を、人権侵害を許さない」と誓うべき代物です。コルチャックが「もはや逃れられない運命」と覚悟を決め「死までの毎日を有意義に過ごそうと努力し、有意義に過ごした」ところでそれは「だから幸せだった」という話じゃないし、何度も言いますがユダヤ人虐殺は運命なんかじゃない。一番幸せなのは「コルチャック達がユダヤ人差別など受けずに天寿を全うすること」です。三浦はユダヤ人虐殺を運命であるかのように言うとはどれほど腐った神経をしているのか。


■古谷ツネヒラ「竹島に行ってみた」は意外なほど(失礼)面白く真摯な本でした(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1479
 古谷ツネヒラ(経衡)というのはNHKの討論番組で、朝鮮植民地支配を正当化する右翼暴言を吐いて同席した映画監督・崔洋一氏を激怒させたことで知られる御仁です。1982年生まれで「1970年代生まれ(正確に言うと年がばれて嫌なのであいまいにしておきます)」の俺より若いのに何でこんなにウヨなんでしょうか。
 ウィキペ「古谷経衡」を見るだけでも彼の極右ぶりはわかるでしょう。彼の参加してる団体はどれも右翼色の濃い代物です。リンクを張っておくので興味のある方は見ればいいでしょう。「さくらじ」なんか皇紀で年号表記してるんだから絶句します。

古谷経衡(ウィキペ参照)
 千葉県を拠点に自営業を営む傍ら、保守系行動団体である「頑張れ日本!全国行動委員会」*34主催の街頭宣伝活動や市民大会で演説活動をしている。
■活動
・ 毎週金曜日21:30-23:00 チャンネル桜公式生放送「さくらじ」*35パーソナリティとして出演中。
・ 「メディア・パトロール・ジャパン」編集部員(2010年11月 - 2011年8月)
NPO「やおよろずの森」*36常任理事(2011年1月 - )
・『ジャパニズム』編集部員(2011年3月 - )、編集長(2012年6月 - )
・「JYCC(Japan young conservative compass)」*37会長(2011年12月 - )

 彼の出してる本も「韓流、テレビ、ステマ*38した:韓流ゴリ押しの真犯人はコイツだ!」「フジテレビデモに行ってみた! -大手マスコミが一切報道できなかったネトデモの全記録」(どちらも2012年、青林堂から刊行)と正気を疑う代物です。
 どういう本かと言えば「フジテレビは韓流をごり押しするな」という言いがかりデモを「正義の行動」と言う内容のようです。後で批判的なアマゾンレビューを紹介しましょう。さすがの三浦もこういう本まで「古谷さんの面白い本を紹介します」と言う気はないようですが、批判もしないで野放しにするわけです。しかし野原も良く「嫌韓国本を紹介する男・三浦」が役員として活躍する極右レイシスト集団「守る会」に恥知らずにも入っていられるものです。で、そういう指摘を俺がすると「三浦の友達のことまで知らない」の一言で反論した気らしいからバカとしか言いようがない。
 野原のバカはともかく、ごり押しも何も、古谷は韓流が嫌なら見なきゃいい。大体何を根拠にごり押しというのか。ファンがいるから放送するんでしょうに。そして彼らが「韓流」をごりおしといい、たとえば「ジャニーズ」「AKB48」「吉本お笑い芸人」などの番組が大量に流されるのを「ごりおし」と言わないのは何故なのか?。いや「ジャニーズをごり押しするな」とかテレビ局や、芸能事務所の前でデモしろと言ってる訳じゃありませんよ、もちろん。彼らがごり押し呼ばわりするのは根拠がある訳じゃなくて単に韓流が嫌いなだけです。自分が韓流が嫌いなだけで「ごり押しするな」とデモすること自体が異常ですが、その行動のバックには極右らしい韓国への偏見、いわゆる「嫌韓国」があるのだから非常に問題です。
 ま、そんな極右・古谷が竹島をネタに本を書き、極右の三浦が論評する。何か読む気が失せますが我慢して読んでみましょう。

読む前は正直要するにアンチ韓国本にしかならないだろうと考えていたのだが、これは大変失礼な先入観であった。著者にお詫びする

ま、世間が古谷をどう見てるか、三浦もさすがによくわかってるんでしょう。何せ古谷は「韓流ごり押し許さない」デモに参加する男ですから。なので「アンチ韓国本」だと思ってたといったんくさしてからほめるわけです。まあ、手の込んだほめ方だ。たぶん三浦がどう言い訳しようと「ただのアンチ韓国本」だろうが。

著者が竹島に行くことを思い立ったのは、もちろん今年(2012年)8月の李明博韓国大統領(あと数日で「前」の字がつくか、下手をすれば逮捕対象となりかねなくなる)の竹島上陸のニュースである。

「下手をすれば逮捕対象となりかねなくなる」
 よくもまあ、失礼なことが三浦のバカは書けますね。ま、李氏の側近が収賄で逮捕されているので「李氏にまで捜査の手が及ぶ可能性」は否定できないでしょう。でも現時点では李氏が自らの疑惑で事情聴取されたわけでも何でもない。大体、「李政権下での政治と金の問題」について論じるのならともかく竹島問題について論じるのに「下手をすれば逮捕対象となりかねなくなる」と書く必要がどこにあるんでしょうか。たとえばリクルート事件時の竹下政権閣僚についてリクルート事件について論じるならともかく、論じる必要もないのに「下手をすれば逮捕対象となりかねなくなる」などと書いたら自民党支持者でなくたって「書く必要があるのか?」「あてこすりじゃないのか?」と呆れるでしょう。三浦がやってるのはそういうげすな事です。三浦という男は自分のやってることが如何にゲスか理解できないんでしょうか?。上品ぶってるのにときどきこういうげすな事を平然とやるんだから三浦もよくわからない男です。

皇室への侮蔑発言

 「天皇訪韓するなら謝罪発言をしていただかないと韓国の国民感情的によろしくない」という趣旨の李大統領発言のどこが侮蔑なんですかね。三浦とそのお仲間の慰安婦否定論の方がよほど「韓国への侮蔑」でしょうに。俺は李発言は当然のこととしか思いませんが。おそらく今上天皇だって「その通りだ」と思ってるんじゃないか。あの方は極右ではないようだから。ま、若干、李氏の表現が乱暴だったかもしれませんが、謝罪要求それ自体は正論です。三浦は謝罪しないでいいと思ってるんでしょうか?

日韓関係はこれでお終いだ

 李氏の竹島上陸の是非はともかく、おしまいになるわけがないし、おしまいにしてはいけない。実際、その後も自治体交流とか様々な日韓交流は続いたわけです。古谷は嫌韓国ウヨだからこそこういう事が平気で言えるんでしょう。

 韓国第一日に到着した釜山市では、韓国語をしゃべれない著者でも英語で全く不自由なく、浦項市(ここからまずフェリーでウルルン島に向かう)まで地下鉄や高速バスでたどり着くことができたが、浦項市では全く英語も何も通じなくなる。「韓国では受験戦争がはげしいから英語でだいたい通じるだろう」という著者の思い込みは実は間違いで、この戦争には相当「格差」があって早くから戦線離脱した組は英語ではろくに通じないのはこれまた万国共通である。

 ま、韓国語ができないのに、一人で旅行に行くなんてとてつもなく無謀ですよね。「英語が通じる」なんて思い込みを何故したのか全くわかりません。「受験競争が激しい」って、みんながみんな受験する訳じゃないだろうし、日本で受験競争を勝ち抜いた東大などの有名大学の学生が軒並み英語を使えるかといったら、使える人もいるでしょうがさすがに「みんな」じゃないでしょう。ま、ここで古谷が言う「使える」のレベルがどのレベルかという問題もありますが。「辞書を引けば易しい文章ならある程度わかる」「ハローなどの簡単な英会話ならゆっくり話してもらえればわかる」程度でも「使える」なら俺も一応使えます。

韓国の警察のある意味二面性なのだが、実に個人としては親切であると同時に、「職務」には厳格だ。9月23日、まず著者はウルルン島行きのフェリーに乗るのだが、乗船直前、韓国警察にしっかり事情聴取や荷物検査を受ける。さらに、島に着けばきちんとまた警官が待ち構えていて、何の目的で来たかをチェック。

 日本だってどこだって同じでしょうよ。どこが二面性なんだかさっぱりわからない。

2011年、日本の国会議員が入国拒否された直後の緊迫感などはかけらもなく、その事件すら忘れられていたようでもあったという。これも私は納得のいくところなのだが、これは著者が言うような「熱しやすく冷めやすい」のではない。そもそも韓国の反日心理そのものがバーチャルなのだ。

 アホか、お前らとしか言いようがない。「熱しやすく冷めやすい」とか「バーチャル」*39とかじゃなくて単に「国会議員は挑発目的で大々的に宣伝した」が古谷はそうじゃないだけでしょう。古谷が国会議員並みに有名でかつ「挑発目的で大々的に宣伝」したら緊迫ムードになるでしょうね。国会議員が挑発目的でやった行為に「韓国が敏感に反応した」としても無名人のどうでもいい行為まで「敏感に反応する」わけもないでしょう。

また多くの日本人漁夫が犠牲になった「李承晩ライン」は「なかったこと」にされていると著者は驚くが、まあ、これは韓国ではあのラインは漁業資源を守るため、また「平和」のために必要だったとなっている。これに関しては、日本の側が竹島の問題、戦後、韓国に漁民が「拉致」「銃撃」されたことがあったことをちゃんと学校で教えていないことにも問題がある。

 慰安婦とか強制連行とか「日本が韓国にした加害」については教えたがらない癖に「韓国がした加害(?)」については教えろとはいい度胸してるよな。下手に教えると在日差別の助長になりかねないけどそういう配慮する気あるのか?。ないんだろうな、ゲス右翼だから。

さて、この旅路で未だに数日というのに、著者はすでに韓国料理に辟易してしまう。辛いのが苦手なのではなく、何を食べてもコチュジャンこと辛子味噌の味で、味覚が破壊されていくというのだが、これは運が悪かったとしか言いようがない。

 さすがの三浦も「まずい店に当たっただけだろ、日本だってどこだってそんな店はあるよ」と書いてるが、古谷はそんなに韓国料理が食いたくなければ、食わなければ良かろう。日本にだって今や日本料理以外にもファミレス、ファストフード(ハンバーガー、サンドイッチなど)などがあるのだから韓国のそういう店に行けばいい。大体、古谷のような嫌韓国は「はなから韓国料理に偏見まるだし」で「うまくてもまずいという」「そもそもうまい店を探す気がなく、まずい店だと『やはりまずい』とかえって喜ぶ」ゲスではないかと疑う。

韓国のインスタントラーメンは絶対食べてはいけない。以上は異論は認めない。

 三浦が好きじゃないだけだろ。しかも三浦がきちんと書かないので三浦的にスープが酷いのか、麺が酷いのか、何が何だかさっぱりわからない。

島根県のホームページ内の文書だけれども、こういうのは日露戦争が、いかに「国民戦争」だったかのエピソードの一つだろう。このような歴史的背景を知っていく中で、竹島は「岩場」ではなく歴史的体験に基づく「領土」となって認識されていくのだ。

 言ってる意味がわからん。「日露戦争が国民戦争」と「竹島(独島)が日本領かどうか」と関係ないだろ?。日露戦争ってのはロシアから竹島を守る為の戦争だったのかよ?。日本海海戦竹島から目撃した日本人がいたから何がどうだってんだ?。「日本海海戦竹島から目撃した日本人がいた」ら「日露戦争は国民戦争」で「竹島は日本領」なのかよ?。関係ないだろ。島根県も何の目的でそんなもん掲載してるんだか。

それこそが、日本の「歴史教育」の使命

 そんな極右的な歴史教育なんかやらんでいい。歴史教育は手前ら腐れウヨのおもちゃじゃねえんだよ、三浦。

韓国にはこの島は領土であり、日本の一般人にとっては「岩場」にしか見えない

 まあ、韓国の言い分では「うちの領土だったのに韓国植民地化の過程でどさくさで日本が奪った」ということらしいからね。ちなみにどさくさで奪ったかどうかはともかく、日本が正式に領土編入したのは1905年で「韓国植民地化」と時期がかぶってるのは事実だ(第一次日韓協約が1904年、第二次日韓協約が1905年)。
 俺は「どさくさで奪った」と言う主張が正しいかどうかは知らないが、そういう認識なら「日本許せない」となるだろうね。竹島ってのは「植民地化の象徴」となってるわけだ。日本における「ヒロシマ」とかそんな感じだろうね。一方、日本的には島根県の漁民以外、竹島ってそれほど重いものじゃないから。
 つうかさ、韓国がそういう認識をしてると言うことはだ、竹島問題解決の上でも「慰安婦は違法じゃない」「日韓併合は韓国の同意の下に行われた」とかデマかますことは逆効果だってことだ。竹島問題なくてもそういうデマは道徳上も、政治上もやるべきじゃないけどな。道徳上問題なのはもちろんだが嘘ついて韓国との関係を悪くしたあげく、国際社会に「嘘つき国家」認定されることは国益破壊以外何物でもない。
 ま、それはともかく慰安婦とかでデマかませば「ああ、そういうデマ平気でかますということはやはり日本の竹島主張もデマなんだ」と韓国に認識されても文句は言えない。「イソップの狼少年」と同じ理屈だな。酷い嘘つきは本当のことを言っても信用されない。
 つうか下手すりゃ国際社会も「日本は慰安婦だけじゃなくて竹島でもデマってるらしいな、あそこは韓国の領土らしい」ってことになりかねない。つまり本気で竹島問題を解決したかったら「日本の非を認めた上で領土主張しない」と説得力ないんだよ。
 つうか三浦や古谷みたいなウヨに解決する気があるか疑問だけどな。韓国が実効支配していてただでさえ問題解決が難しいのに「慰安婦は合法」とかデマほざいて喧嘩売るとか常識では考えられない。結局、竹島って韓国叩きのネタなだけだろ。拉致問題が「拉致被害者を救出する気がなくて」北朝鮮叩きのネタにしか過ぎないのと同じ。まあ、俺的には「領有権主張は水掛け論」にしかならないだろうし、実効支配してる韓国が自主的に返すと思えないから、韓国領と認めた上で、漁業権で日本をある程度優遇してもらうとか、島を共同開発するとかの実利を目指した方がいいと思うね。韓国が応じない限りこの問題はICJ(国際司法裁判所)に持ち込めないし、ICJに無理して持ち込むことが日韓友好上、いいか疑問だし。

著者は、この竹島に在米韓国人やアメリカ人の旅行者たちが観光旅行に来ており、この時に「心底アメリカが信用できなくなった」と書いている。

 ばかばかしい。「竹島に観光できている米国人=米国の代表」でもなければ「観光で竹島に行った=竹島韓国領を認めてる」わけでもないだろう。まあ、たぶん「どこの領土か」なんて興味ないだろう、当事者じゃないんだし。
 たぶん古谷が質問したら「どこの領土かはよくわかりません。興味もないし。大体僕らは当事者じゃないし。竹島は風光明媚な土地だと言うから一回来てみたかっただけです。本当に来て良かったと感動しています。韓国の手続きできたじゃないか、それは韓国領であることを認めてるのも同じじゃないかって?。そんな事は認めてないですが韓国が実効支配してる以上、竹島に行きたかったら韓国の手続きに従うしか仕方ないじゃないですか。あなただってそうしてここに来たんでしょう」と言うでしょうね。というかウィキペ「古谷経衡」によれば古谷自身が日本政府から

外務省は日本国民が韓国の渡航手続に従い竹島に上陸することは、韓国による竹島の管轄権または領有権を日本人が認めた、との誤解を与えかねないとして自粛を要請

したのに「そんな事を言っていたら日本人はいつまで経っても上陸できない」「上陸することには意義がある」として無視したのが古谷なんですよね。自分の上陸はいい上陸、米国人の上陸は許さないって、論理的に筋が通ってるとは思いませんが。

在米コリアンは他の点ではアメリカ化しても、この問題だけは旅行団を作ってでも韓国政府の立場を訴えようとしているのである。

 別にいいだろ。何か問題があるのかよ?。アメリカの日系人だって日本には愛着があるだろうし、どこの国の在外「何とか人」だって出自である「何とか国」への愛着があるだろ。

フィクションだろうとヴァーチャルだろうと、それがその人たち、その集団にとって重要なもの、必要なもの、団結を守るために不可欠なものであれば、それを守り抜こうとするのが、「国民」なのだ。

・別に韓国の竹島領有権主張は「少なくとも主観的には」フィクションじゃねえだろ。フィクションじゃないから、いろいろ根拠が提示されるわけだ。「故意の嘘つき」呼ばわりしたら喧嘩になるだろうが。
 何訳のわからないこと言ってるんだか。つうかその主張だと「日本は自国の竹島領有権主張をフィクションだと自覚している」が「フィクションだろうとヴァーチャルだろうと、それが団結を守るために不可欠なものであれば、それを守り抜こう」と居直ってると誤解されかねないぞ。
・そしてそういう屁理屈で「フィクションでも構わない、神武天皇は初代天皇」とか君らウヨはたわごとほざいてるのかね?
・そもそも自由民主主義国家において「フィクションでも構わない、国民統合のために守るべきものがある」といえる三浦には心底恐怖を感じる。その理屈なら「国民統合」のためにはたとえフィクションでも「主体主義」「毛沢東主義」「ハイルヒトラー」などもOKということになりかねないし、そもそも「守るべきフィクション」で三浦は何を想定してるのか。「法律や制度だって所詮フィクションではないか」と言ってるようだがそれは詭弁というものだろう。自然に存在してるわけではないと言う意味では「人工物(フィクション)」だが生活に必要だからつくってるのであり、「団結を守るため」とやらのためにあるわけではない。
 この三浦の「団結を守るため」とは「集団生活をやっていくため」「自給自足ではやっていけないから必要な制度は創る」と言う意味ならいいのだが、たぶんそうではあるまい。どう見ても「イデオロギーで国民統合したい」「そのイデオロギーが現人神思想のような非現実的なものでも民族の伝統なら受け入れろ」と強弁したいとしか思えない。

人間は生物でしかないが、国民、市民となった時には、何らかの価値観を受け入れなくてはならず守らねばならないのである。

 その何らかの価値観ってのが「社会の基本的なルール、社会道徳」なら異論ないけど三浦みたいなウヨは「天皇を敬え」とか平気でウヨルール押しつけに走るからな。
では最後に古谷の本への批判的なレビュー(アマゾンレビューその他)を紹介しましょう。
まずは『韓流、テレビ、ステマした-韓流ゴリ押しの真犯人はコイツだ!』

韓流と典型的ネット右翼, 2012/6/23
By レイン
 早い話が「左翼マスコミや広告代理店は親韓」「保守系のマスコミは反共で志を同じくした韓国としがらみがある」から、メディアは韓流をやたらとゴリ押しすると主張する本。

 こう言うのは典型的な陰謀論本ですね。左派は韓国と親しい、右派も親しいって、親しい方向性が違うと思うんですけどね。左派は例えば金大中氏で、右派は金氏のライバル朴チョンヒって全然違うでしょうに。そして韓流ってのは率直に言ってその種の政治性はどこにもないでしょうに。
 大体こんなこと言ったら「アメリカ映画が日本で多いのはステマ(ごり押し)」「自民党アメリカと親しい」「日本に中華料理屋が多いのもステマ」「自民党も左派も中国と親しい」とか何とでも言えますよ。

 このような視点から「韓流」を解説する書籍は、私が知る限りでこれまで存在していなかった。著者の慧眼に基く優れた良書と評するか、あまりに荒唐無稽で陰謀論の域を出ていないトンデモ本と評するかは読む人の判断にまかせたい。
 ただ、左翼マスコミ云々を持ち出すまでも無く、陳腐な陰謀論に縋る事無く、既存の「韓流」を扱った書籍で、韓流コンテンツが日本に根付いていく過程や背景を理解しうる事は充分可能である。
 本書の参考文献に挙げられている「韓流エンタメ日本侵攻戦略」(扶桑社新書) では、K-POPが動画サイトやネット上のコミュニケーションツールを媒体として人気を獲得していく様が時系列に沿って分かりやすくまとめられている。
同じく参考文献に挙げられている「なぜK-POPスターは次から次に来るのか」(朝日新書)では、そのものずばり「マスコミによる煽動:K-POPゴリ押しによる大衆化」という一節があるが、ドラマに関しては需要の増加と買い付け金額の安さ、つまり費用対効果の高さに言及し、K-POPについても多くの芸能人がK-POPファンである事をカミングアウトしたり、雑誌で頻繁に韓流に関する特集が組まれている背景が指摘されている。
「戦後左翼」と「しがらみの保守」或いは電通を韓流ステマの一因にしたい古谷氏は、上記のような自説に都合の悪い指摘は当然ながら本書には取り入れない。

 費用対効果の高さという意味では戦争直後に民放でアメリカドラマがんがん流してたのだって同じでしょう。であれを、「一部の変人」はどうか知りませんがまともな人間なら誰もステマとか言わないわけです。「国産ドラマ作れよ、日本人の俺は国産が見たいんだ、外国ドラマばかり何故流す」と不快に思った人はもちろんいたでしょうが。しかし、ステマ説を批判する、あるいはステマだとしてもそれは、日本の芸能事務所が様々な手を使って売り出すのと大して変わらないと指摘してる本を「参考文献」としながら、極右説を展開するとは。本当は読んでないのか、読んでも理解できなかったのか。
 電通ステマってのも何だかなですよ。良かれ悪しかれ日本の広告ビジネスはいわゆる二強「電通博報堂」がほとんどのシェアを占めています。そして博報堂電通では確か、二倍くらい売り上げの差がある。つまり広告ビジネス界の王者が電通の訳で、芸能人の宣伝も含めて、普通、大抵の広告(もちろん韓流を含む)に電通が関わってくるのは当たり前でしょう。まあ、関わってなくても「広告界の巨人」電通が一番目立つので電通電通と言うんでしょうが。

第五章「何故それはフジサンケイグループだったのか?」の一節「日本初の韓流エンタメ週刊誌「韓Fun」では「雑誌や出版に詳しい業界関係者」の言を借りて、産経新聞が発表した「中間決済の利益増」に疑問を呈している。ところが、その計算が発行部数の四割という何の根拠も無い数字を事実の如くに前提としているのだから訳が分からない。利益にならない雑誌を休刊せずに発刊しつづけるのはおかしいのではないか、売れない雑誌が刊行から十ヶ月で五万部も発行部数が増えるものなのかという疑問には一切答えてくれない。本書では「韓Fun」に限らず、最低限の根拠すら提示しない憶測や個人的な体感・主観による結論付けが多い。そういった憶測を元とする論理展開に説得力や客観性を期待するのは難しいだろう。

産経の利益増主張に何の根拠も上げずにいちゃもんとはバカにも程がある。ま、それはともかく、産経本紙では韓国叩き記事ばかりなのに韓ファンとは産経もいい度胸です。本当か知りませんが以前読んだ噂の真相によると、フジとつきあいのある韓国芸能プロ関係者と次のようなやりとりがあったそうです。
韓国芸能プロ「扶桑社からつくる会教科書を出すのは辞めて欲しい。せめて文春とか他の右翼系出版社から出せないのか。フジテレビとつきあうなという抗議の声もあるんですよ」
フジ「扶桑社は別会社でうちと関係ないですよ」
韓国芸能プロ「同じフジサンケイ系列なのにそれは通りませんよ。資本関係や人事交流もあるし、扶桑社からフジテレビ関係の本だって出てるじゃないですか」
フジ「(無言)」
 まあ、フジとしても「出しません」とは言えないけれど「出して何が悪い」と居直るわけにも行かなかったんでしょうね。で詭弁で逃げようとしたが逃げ切れなかったと。今、「フジサンケイ系列の出版社として有名な」扶桑社からではなく育鵬社から出すことにしたのは韓国芸能プロへの配慮なのかもしれません。でも育鵬社って扶桑社の子会社なので「中途半端な配慮だな」とは思いますが。

唖然としたのは第七章「劣化していくテレビ」の「『世にも奇妙な物語』の変遷と韓流」の一項。
世にも奇妙な物語」の熱心なファンである最上義雄氏(仮名)の言を借りて、初期の『世にも奇妙な物語』は面白かったが、時代が下るにつれて内容よりも話題性を優先させるという底の浅い作品作り、ひいてはフジテレビの劣化・退化を嘆いているのだが、驚いた事に最後まで読み進めても全く韓流を持ち出す理由がない。過剰に韓国を持ち上げているだとか、不自然にK-POPが流れるといった関連付けすら無いのである。太字で「その劣化の最終形態にあったものものこそ実は「韓流」だった」と薄弱な結論で〆てはいるが、ここまで酷いと古谷氏以前に担当編集者の仕事振りを疑う。

何それ?ですよ。韓流と関係ないじゃないですか。しかも『世にも奇妙な物語』は初期は面白かったというのは単に最上氏の個人的感想に過ぎないわけです。

第八章「テレビを捨てる日本人」では千二百六件に及ぶアンケート結果を公表。同一IPアドレスによる重複投票を避けるという公平性を保たんとする努力は認められるが、ランダムサンプリングならばまだしも、個人主宰のアンケートではある種のバイアスは避け得ない。「チャンネル桜」と「BBC」が「信頼できないメディア」で共に12%という高い評価を得ている一事を以てしても明らかだろう。本章は「テレビを捨てる(古谷ツネヒラ氏の主張に賛同できる)日本人」とするのが妥当か。

ネットアンケートなど「国民世論とは見なせない」というのが通説です。というのは、このレビュー氏もいうように全世帯にパソコンが普及してるわけではなく、当然ランダムサンプリングができないから偏りがでてしまうからです(全世帯に普及してもランダムサンプリングなんかできないんでしょうか、どうでしょうか?)。電話調査がなぜ問題ないかと言ったら電話が広く普及してランダムサンプリングができるからです。裏返せば、電話が普及していない時期(戦前なんかそうでしょう)には電話世論調査はできなかったということです。

強いて本書の評価点を挙げるとすれば「テレビマスコミが韓流をステマしている」と「テレビや韓流を捨てる」という皮肉をかけた題名くらいである。言葉遊びとしては上手い部類だろう。中身はカスだが。
「韓流」に生理的な嫌悪感を顕にし、韓流コンテンツに融和的なファンをも目の仇にし、財界やマスコミを「見下しの左翼」とカテゴライズする以上の言葉を持てない古谷ツネヒラ氏こそ、「他者を見下す典型的なネット右翼」と呼ぶべきだろう。

 
 ま、「韓流ファン」であれ「韓流商売」であれ韓流に何らかの形で関わるだけで左翼だ、陰謀だ呼ばわりするのはネトウヨ以外の何物でもないでしょう。
 次に『フジテレビデモに行ってみた! -大手マスコミが一切報道できなかったネトデモの全記録 』。報道できなかったんじゃなくて単にニュースバリューを認めなかっただけだと思いますが。フジテレビデモなんてただの言いがかりなんですから、報じるとしても「変人が変なデモをした」と批判的に報じるしか報じようがない。
 あるいはこの種の極右をうかつに批判報道してテロでもされると怖いという恐怖感か。少なくとも古谷が言うような「韓流ごり押しがばれると困る」とかそういう話じゃありません。

レイン
第6章「花王デモとデモの課題」の「株価にショックを与えた花王デモ」なる項では花王の株価チャートを引用して、花王デモが株価に悪影響を与えた「戦果」を強調している。8月まで2200円台をつけていた花王の株価が、9月に入るや2000円台を割り急落しているのは紛れも無い事実であるが、実は花王以外の化学メーカーも花王とそれほど変わらない推移を示しているし、日経平均株価も同様である。これは損益通算(税金を減らす為の株式売却)の関係上、米国の投資信託は10月決算が多い為に「売り」が増えるがゆえの現象であって、これをデモの成果と主張するのは古谷ツネヒラ氏の無知か誇大妄想と評するしかない。
 先日、花王の2011年4〜12月期連結決算が公表され、営業利益が6.1%減じているとの報道がなされたが、勿論これもデモの成果などでは無く原材料費の高騰が主要因である。売り上げ自体は増えているのだから、不買運動が何の影響も与えていないのは一目瞭然である。
 因みに反韓流デモの本命とも言えるフジテレビ株価は(震災の影響を受けていない3月以前は除く)、上半期よりもデモが実施された下半期のほうが株価が上昇しているのだが、本書では一切言及されていない。「偏向」とはこのような自説に都合の悪いデータを黙殺する姿勢を指すのではないだろうか。

 ネトウヨのちんけなデモぐらいで花王の株価が下がるわけがないでしょう。フジの番組スポンサーの一つが花王だからっていうデモ理由も無茶苦茶ですが。花王以外にもスポンサーがあるわけですし。

デモ参加者が国を滅ぼす, 2012/9/28
By Rozen Masa
 むしろ参加者は国を滅ぼしているということに気づいて欲しい。
(中略)
 偏向報道といいつつも、彼らはCMに外国人が多く出演している企業や、当たり前のように洋画を放映している点に関しては踏み込んでいない。

もちろんこれ「洋画もステマと騒げ」と言う意味ではなくて皮肉でしょう。「洋画と韓流の違いは何だよ?」という。

偏向。ネットは真実。, 2012/3/8
By ケロン (東京都練馬区)
(前略)
 仮にフジテレビがこうした批判を受け彼等の要求通り偏向報道を一切止めたら、彼等はどうするのであろう?ぱったりと批判騒動を止めるのであろうか? おそらく彼等は止めないであろう。次に批判できる要素をもった標的を決め、その組織あるいは団体を批判していくのであろう(既にそうだが)。そしてそれが終われば、また次の標的へ、終わればまた次へ…
 仮に彼等の排外的要求が全て通ったとしても日本の行き着く先は絶対的な孤独である。それは彼等も理解しているはずである。では、彼等の本当の目的は何なのか?それを端的に表してくれたここのレビューの一文がある
「思い切ってやってみようか、同志がそこにいるの“だから”」
 彼等は日本を憂いていて、偏向をやめさせたいから批判するのではない。批判という行為そのものをしたいから批判するのである。自分と同じ考えを持つ“同志”が確かにそこにいることを確認しあい、ある存在をひたすら排斥することで、自己の存在を確立する。彼等のしていることは子どものいじめと似たようなものなのである。

 ま、そうなんでしょうね。百歩譲って彼らの「ステマだ」が事実だとして、まあ事実じゃないですが、優先順位がおかしい。「フジテレビは韓流を流すな」が彼らにとっては何よりも重要な社会問題なんですか?。見なきゃいいだけでしょうに。


北朝鮮ロケット発射についていろいろ(12/15分)
山本弘のSF秘密基地BLOG「○○と称する事実上の××」
http://hirorin.otaden.jp/e261495.html

「事実上」なんてつけなくても成功したんだよ、人工衛星の打ち上げにな。
もちろん今回のロケット技術が長距離弾道ミサイルに転用できるのは言うまでもない。
 でも、人工衛星の打ち上げを「長距離弾道ミサイルの発射実験」と呼んでいいなら、日本の衛星打ち上げもみんな「衛星と称するミサイル」「長距離弾道ミサイルの発射実験」になっちゃうんだが、それでもいいの?

全く同感。変な呼び方はすべきでない。

なんか「人工衛星」と認めてしまうと、北朝鮮の脅威が薄れるとでも思ってんじゃないだろうか。

それならある意味「まだマシ」。
政府はともかくマスゴミは単に「政府発表に従っただけの御用発表」「政府が取り消さないから取り消さない」「かつ自分らのミスを認めたくないだけ」だろう。山本の見方ですら今のマスゴミには甘すぎる。政府については山本の見方が正しいのかもしれない。


このエントリへのはてブ
http://b.hatena.ne.jp/entry/hirorin.otaden.jp/e261495.html

takuzo1213
偏向なのか不勉強なのか

両方だろう。不勉強だから偏向してる奴もいれば、偏向してるから不勉強な奴もいると。「勉強してるのにあえて偏向」もいるかもしれないが少数派ではないか。

koyhoge
『「全滅する」を「未来に向かって脱出する」と言うような』ラストに見事なボケ。事実を認めたがらないのは、北朝鮮を格下に見たいと願うプライドのせいだろう

そういう腐ったちんけな間違ったプライドも確かにあると思う。

gingin1234
まったくその通り。さっさと自衛隊も「事実上の軍隊」から、とっとと「軍」にすべきだよな。護憲派は無駄に高いプライド*40の持ち主ばかりで困る。

 エントリと関係ないとんちんかんなことをこじつけで言ういつものぎんぎん節。「自衛隊が軍隊にならない」のは「自衛という専守防衛の枠組みが外れると怖い」からで実際どう見ても産経などの極右は専守防衛の枠を外して、「北朝鮮などに先制攻撃したい気持ち満々」なのだが。「専守防衛の枠組みが絶対に外れない」「単なる名称変更に過ぎない」のならば「自衛隊が軍になっても護憲派は反対しない」だろう。少なくとも「護憲派の一人」である俺は反対しない。だがそんな保障はない。護憲派として「専守防衛を守らないかもしれない極右連中」の前で「自衛隊が軍になってもいい」という蛮勇は俺にはない。
 つうかそもそも自衛隊と名付けたのは護憲派というより「改憲派を含む保守」だが(最初が警察予備隊、次が保安隊で最後に自衛隊)。「戦前の日本軍と違うから自衛限定だから安心して下さい」と言っておいて今更「軍に名前を変えたい」もないだろう。

高林 敏之‏@TTsaharawi
インドはNPTを無視しパキスタンと核軍備競争を展開する核兵器保有国。まぎれもなく南アジアの平和と安定に悪影響を及ぼす弾道ミサイル実験をしながら、どの面下げてDPRKの衛星打ち上げを非難できるのか。

 全く同感。

isana‏@lizard_isana
北朝鮮の衛星が「不安定」なのはおそらく姿勢です。おそらく姿勢制御ができずに回転しているのでしょう。姿勢が制御されていないとしても、物理法則に従って軌道を周回するだけなので充分予測可能です。どこに行ってしまうかわからないなんてことはありません
・衛星の姿勢が不安定になってもいきなり落ちてきたりはしません。高度500km前後ならほっといても数年は落ちてきません。(注:アメリカの)戦略司令部が監視しているのは落ちてきそうだからではなく、それ(注:北朝鮮の衛星に限らず衛星の監視)が通常業務だからです。
・もともと軌道修正能力を持たない衛星というのは他にも山ほどあるので、それを理由に「北朝鮮の衛星は危険だ」とか「衝突の危険がある」という話に持っていくのはちょっと無理があります。そういう意味で衝突の危険があるのは北朝鮮の衛星に限った話ではありません。
・米軍が出しているカタログに当該衛星のデータが掲載されたのは11日12時、打ち上げの2時間後です。14日にそのデータに「KMS 3-2」というラベルが付き、打ち上げ国NKORと記載されました。それだけ。通常通りの事務的な作業です。なにか特別な扱いをしたわけではありません。

 北朝鮮批判する場合でも批判すべきでない場所を批判するのはおかしいよ、バカなのと言う話。


北朝鮮ロケット発射についていろいろ(12/14分)その1

河信基(ha-shingi)‏@hashingi
 北朝鮮の労働新聞が今日、人工衛星光明星3号2号機から撮影した地球の観測写真を近く公開すると発表。

 事実なら大変興味深い。ま、例によって例の如く産経は捏造などと言い出すのだろうが。素人にとっては捏造か本物か調べようがないので厄介な話だ。なおネット上の情報(ツイッターなど)によれば「別に撮影機能や電波発信機能がないただの衛星模型」でも軌道に乗せた以上衛星と見なすべきらしい。

河信基(ha-shingi)‏@hashingi
世界のマスコミで北朝鮮人工衛星ロケットをミサイルと報じるのは日本だけ。

まさにマスゴミ

河信基(ha-shingi)‏@hashingi
 韓国大統領選は激しさを増しているが、与野党候補とも北朝鮮人工衛星打ち上げには一言も言及せず。焦点は格差解消と失業対策、 騒いでいるのは日本の安倍晋三石原慎太郎くらい。危機感を煽って票に結び付けようと必死。安保を政治利用する悪しき典型例。

 異論無し。「日本の政治家」と「政治メディア」の劣化は酷すぎる。 それを許す「国民の劣化」も問題だが。

モトガオ‏@motogao
言いがかりレベルでしかないmy定義まで持ち出して必死に「人工衛星じゃないもん!」と言い張りたいメディアが必死すぎて笑えるんですがw。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121213-OYT1T00416.htm

 つうかこの米政府高官発言は実在するの?。実在するとして「電波発信してない」云々は「衛星じゃない」と言ってることになるの?。単なる事実の指摘と違うのか?。ああそういえば読売さんは「だから人工衛星じゃない」とは一言も書いてないな。これが「マスゴミお得意の印象操作記事」って奴ですか。読者が「衛星じゃないんだ」と誤読することをねらい、id:motorunder氏のような方から突っ込まれたら「衛星じゃないとは一言も書いてない」と逃げると。すばらしいな、すばらしいな、読売(棒)

モトガオ‏@motogao
欺瞞的行動とか言って必死に矛先そらそうとしてますけどー。「韓国よりもあらゆる分野で劣った国」のそんな小手先にコロッと騙されて赤っ恥かいたって事実は消えませんよねー(鼻ホジホジ)。/発射前に「欺瞞的行動」 解体情報で韓国国防省
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121213/kor12121314020007-n1.htm

おっしゃるとおり。ま、ホントにだまされたのか、何かの勘違いを醜い言い訳「だました北朝鮮が悪いんだい!」でごまかそうとしてるのか知らないがだまされたんだとしてもバカだよな。


北朝鮮ロケット発射についていろいろ(12/14分)その2
今思うことを適当に書いておきます。既に書いたこととかぶりますが。
1)まず「事実上のミサイル」という」報道は最悪だった。「衛星打ち上げが嘘」「衛星打ち上げならOK」のようなイメージを生み出しますが、今回衛星打ち上げであること、それが成功したことは「ロケットからの物体が周回軌道にのったこと」で明白なわけです。「電波を発信してるのか」、つまり「電波発信衛星を積んだのか、積んだとしてそれが成功したのか」までは現時点ではわからないです。現時点で発表がないと言うことは「そもそもそういう衛星を積まなかった」「積んだけど電波発信に失敗した」のかもしれません。しかしだからといって「衛星実験じゃない」とは言えないし、仮に今後電波発信が判明した場合、それも実用レベルの電波発信が判明した場合でも、それなら「問題ない」ってわけじゃないわけです、安保理決議上は。「たとえ日本や米国がやるような実用衛星の打ち上げでもロケット発射は安保理決議違反」と言うべきを「ミサイル云々」といったことでわけがわからなくなっています。
 説明が面倒くさいのでそうしたのか、安保理決議をまともに理解してないのか、「北朝鮮は衛星発射なんてする意思や能力ねえよ」と思い込んでいたのか、「政府の発表に右にならえした」のか、あるいはその複数(全部の場合も含む)か。いずれにせよ日本のマスゴミのお粗末には呆れます。
2)そもそも「安保理決議は宇宙条約違反で不当じゃね?」「政治的、道義的是非ならともかく違法とは言えないんじゃないか?」という浅井基文氏の指摘に注意する必要があります。安保理というのは日本の国内政治にたとえれば「国会」や「行政」にあたるものでしょう。「安保理決議だから従え」は「国会の決めたことには従え」と論理的には同じです。で、普段、そんなことを言ってるのは与党全面支持者ぐらいでしょう。憲法違反の法なら従う必要はない。
まあ、国際社会には国内と違って「裁判所のような安保理の決定を争う機関がない」ので「安保理決定だって不当だから従わない」と言っても水掛け論になるだけですが、安保理は「神聖不可侵」ではありません。浅井氏が「異論あり」といったのは今回の決定がどうこうというより「安保理絶対論」に疑問を感じたからでしょう。
3)「政治的・道義的是非」はともかく、これは「すぐに戦争が始まる」と言った話じゃありません。タカ派政策は絶対に避けるべきです。
4)今回の件で北朝鮮は侮れないこと、一部タカ派の「北朝鮮崩壊論」が如何に怪しいかが改めて明らかになったと思います。
5)高林敏之氏も指摘していますが「安保理決議違反国」は北朝鮮だけじゃありません。だから違反していいとまではいいませんが「北朝鮮だけを非難すること」はダブルスタンダードへの荷担でしょう。
6)一部マスゴミの「在日も批判してる」報道には呆れます。そりゃそういう人もいるでしょう。でも本当にそういう人だけなんですか?。そして、日本マスコミにそういう質問されて「誇らしい思いも実はあります」などと朝鮮非難以外のこと言える勇気のある人がどれほどいると思ってるんですか?。俺が在日で取材を受けたなら「在日差別が酷くなる、緊張が高まる恐れがあるのでやめた方が良かった気がするがあちらにはそれなりの計算があるのかもしれない。とにかく在日差別と緊張を高めるタカ派政策だけは辞めて欲しいと日本及び周辺諸国、国際社会に言いたい。打ち上げはもう済んだことなのでどうこう言っても仕方ないが朝鮮にもこれ以上緊張を激化させない自制を求めたい」「ただ、真珠湾攻撃時、反軍的な日本人ですら一部の人間は米国との対立に不安を感じる一方で『ある種の爽快感』を表明したというが、自分もそれに似た複雑な感情があることを否定しない。祖国よ、衛星うち上げによくぞ成功した、良くやった的な感情」「私の意見は私個人の意見に過ぎないし人それぞれだと思う。単純に『在日はみんな批判してる』とか『みんな喜んでる』とか決めつけて欲しくない。大体、今の日本で日本人相手に朝鮮批判以外のことが、在日に自由に言えますか」とでも言いたいでしょうね。いや俺は勿論在日じゃなくてこれは思考実験にすぎませんけど。ただし、たぶん言わないけど。今のマスゴミが「朝鮮批判しか期待していないこと」はまるわかりです。下手なことを言ってウヨの攻撃対象にもされたくない。「在日は皆朝鮮批判してる」報道のネタにされたくないので一方的な批判はしたくないが、でもそれだと「朝鮮を恐れてか、批判一辺倒ではなかった」とかネガキャンするんだろうなと思い、「ノーコメント、考えが一言では言えない」ですかね。どうせその場合も「朝鮮を恐れてか何も言わなかった」とかふざけた事書くんでしょうが。
7)高林敏之氏などが指摘していますが、過去事前通告無しで打ち上げたこともあった朝鮮ですが今回は事前通告しました。何が言いたいかと言えばあの国は「結構気を遣ってる」ということです。「安保理決議なんか知るか、ミサイル実験して何が悪い」という露骨な喧嘩腰ではない。
 「単に姑息なだけ」と思いますか?。そうかもしれません。しかし向こうがそういう態度で対話の道を閉ざさないようにしてるのにこちらが制裁だ何だで喧嘩腰でいいんでしょうか?

*1:柳田国男遠野物語、東北に関係する著書として『柳田国男の読み方―もうひとつの民俗学は可能か』(1994年、ちくま新書)、『遠野/物語考』(1998年、ちくま学芸文庫)、『東北学/忘れられた東北』(2009年、講談社学術文庫)、『3・11から考える「この国のかたち」:東北学を再建する』(2012年、新潮選書)

*2:2010年刊行

*3:現在、中国共産党総書記、党軍事委員会主席、国家副主席、国家軍事委員会副主席

*4:満州は日本の生命線」「満蒙(満州と蒙古)は日本の生命線」という戦前右翼イデオロギーを連想させる言葉を平然と使えるところはさすがウヨです。ま、戦前同様、台湾は生命線なんかじゃありません。中国が武力統一という暴挙をしない限り、台湾が「統一」か「独立」かどういう道を歩むかは台湾が決めることで日本が決める事じゃありません。まあ、当分は現状維持が続くでしょうが。

*5:日本会議代表委員・東京都本部会長、南京事件の真実を検証する会会長、新しい歴史教科書をつくる会顧問というプロ右翼

*6:日本が負けたから独立できたんだけどね。負けなきゃずっと日本の植民地だろ。

*7:汪兆銘政権のこと。蒋介石政権のことは俗に重慶政権と呼ぶ

*8:大東亜会議の何が人種平等をもたらしたんだか。デマも大概にしろよ。

*9:ただの侵略戦争を詭弁で正当化するな

*10:なお、ウィキペ「大東亜会議」にも書いてあるが形式的にすら独立を認めていなかったインドネシアからは代表がこの会議に出てないことだけでもこの会議の欺瞞性は明白だろう。

*11:まあ、手を切ろうとしたら最悪の場合、張作霖のように暗殺されかねませんが

*12:そもそも和解の意思自体ないでしょうが

*13:何度も言いますが日本が負けたから独立できたんですが。負けなきゃ「日本の植民地」ですよ。かつ「日本が来る前から数年後の独立を勝ち取り日本のせいでかえって独立がチャラになる危険性があったフィリピン」「日本敗北後もフランスからの独立闘争が続いたベトナム」のようなケースを考えれば如何にストークス発言がデタラメか理解できるでしょう。

*14:崩壊してないだろとしか言いようが。植民地体制は崩壊(ただこれだってアフリカなんかは1960年代以降の訳です)しましたが、是非はともかく、今も白人というか西側先進国の政治力が大きく発展途上国の意見が無視されがちなことは変わりませんし、日本はその世界秩序の中で事実上、米国の御用聞きの役割を果たしてるわけです。

*15:一部どころかまともな歴史家は日本人に限らず大東亜会議なんか評価しませんよ

*16:以下、「お前ら」はこの協議会のことを指す

*17:エントリ日付は2008年10月31日だが、実際に書いたのは2012年12月23日

*18:初代副大統領

*19:初代大統領

*20:独立宣言してもオランダとの戦闘は続いたんですが。と言うとウヨさんは「日本が軍事訓練したおかげ」と言い出すんでしょう。ま、そういう側面はあるでしょうが別に善意でやった訳じゃない。日本が戦争に勝利すればインドネシアは日本の植民地になったでしょう。

*21:今村均・第16軍司令官を演じた。「プライド・運命の瞬間」で東條英機を演じたのに続く東日本ハウス映画への出演

*22:ウィキペ曰く「第二次大戦中に、日本軍が東南アジアの占領地で組織した現地人補助兵のこと」

*23:強化も何も日本とインドは同盟関係にありませんが

*24:インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポールブルネイベトナムミャンマーラオスカンボジア

*25:経済的な依存が何を意味するかわかりませんが、もし「中国と、貿易などの経済交流をしないこと」ならそんな事は現実的じゃありません

*26:慰安婦は公娼」だの、「日韓併合は平和的に行われた」だのデマ吐く奴がいれば韓国が怒るのは当たり前で反日呼ばわりなど論外です。

*27:中国の影響下が何を意味するかわかりませんがもし「中国と、貿易などの経済交流を韓国がしないこと」ならそんな事は現実的じゃありません。そして韓国が日本批判するのは中国の影響力云々とは全く関係ありません。

*28:台湾の多数派は「現状維持」なので、中長期的にはともかく当分は「中国の台湾支配」などありえません。台湾の現状維持という意思を無視して軍事侵攻を実施するほど中国も無謀でもなければ、仮にそうした異常事態が起こったとしてなすすべもなく中国に併呑されるほど台湾も無能ではないでしょう。

*29:日本が口を出さなくてもそんな事は台湾が考えていますし、下手に口出しなどすれば事態が混迷するだけです。

*30:なお、今時中国もインドやベトナム相手にあの種の戦争をやるほど無謀じゃないでしょう。また中印戦争では中国が勝利したようですが、中越戦争では中国側が敗北したというのが通説的見方です。

*31:具体的にどこよ?。親米国家のサウジとか入っていないんだろうな。

*32:一般には太平洋戦争、あるいはアジア・太平洋戦争と言います

*33:病はともかく老衰死をなくすことはできないでしょうが

*34:公式サイトhttp://www.ganbare-nippon.net/

*35:公式サイトhttp://www.sakura-tv.com/blog/

*36:公式サイトhttp://www.yaoyorozunomori.org/

*37:公式サイトhttp://www.furuyatsunehira.com/jycc.html

*38:ステマってのはごり押しとほぼ同義だと思えばいいでしょう

*39:三浦の言うバーチャルの意味が俺には全くわかりませんが

*40:ま、ぎんぎんさんも本当はわかってると思うがプライドではなく実利で反対してるのだが。俺の考えについては詳しくは後で書くが。