「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート51(追記・訂正あり)

パート50の続き。
椎名誠氏ご推奨のゴーヤビール(三浦の個人ブログ)にコメントその1
http://miura.trycomp.net/?p=1250
 三浦絶賛の椎名誠だが俺はこの人の文章を面白いと思ったことが一度もない。東海林さだおの方はそこそこ好きだ。マンガ同様明らかにウケを狙いすぎていて、しかしエッセイはマンガではないため、外すこと、滑ることも多いが。
 椎名は一時、週刊金曜日編集委員でコラムも書いてたし、ベテラン作家として何度か読んだはずなのだが記憶にすら残ってない。「酷い文章だな、引退しろよ」とまでは思わないが、記憶に残らない文章、読みたいと全く思わない文章というのは俺にとって全く無価値だったのだろう。三浦のようなゲスがほめると「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということで今後もほとんど読まないと思う。
 ちなみに俺のお薦め「食べ物エッセイ(?)マンガ」はやはり美味しんぼラズウェル細木かな。


■伊賀篤というバカは死ねばいいのに
 お断りしておくが俺がこいつ(はてなやってる*1ようなのでid:atsushi_igaIDコールしとこう。戦線拡大するのもどうかと我ながら思うが、陰口叩くのも卑怯だろうしな)をバカというのは「朝鮮問題で正論*2を唱えた党を誹謗中傷したこと」限定だ。既にはてブでもバカウヨは黙ってろという趣旨の事を俺は書いてるが。他の伊賀の意見、たとえば「党首(共産党で言えば委員長)を直接選挙で選べるようにした方がいいと思います」などというのは別にやったっていいだろう。党首直接選挙制は別にしなきゃ行けないとも思わないし、ポピュリズムの危険性(例:市長選での橋下当選)もあるが在日差別を助長するアホ意見と違い、一つの「検討に値する意見」ではある。
 こいつのブログ(http://d.hatena.ne.jp/atsushi_iga/)内を「朝鮮学校」で検索してもまるでヒットせず「こいつはああいう重大な人権侵害を党員のくせにに何とも思ってないのか、党が批判してるのに。一言も言及する気がないのか?」と思うと殺意と軽蔑の念しかわいてこなかった。つうか「慰安婦」「南京事件」「歴史修正主義」でサイト内検索してもまるでヒットしないんだけど。自称党員のくせに大丈夫か、こいつ?
 「竹島」で検索したらヒットしたが

http://d.hatena.ne.jp/atsushi_iga/20120821
竹島は日本側が大国だから相手に譲っても良いんじゃない?

という「韓国は小国だ」という「上から目線」丸出しの糞文章しか出てこず、「はあ、俺こいつと同席したら胃が痛くなるな(ここでは悪口雑言を書きまくってるが基本、小心者なので伊賀のような気にくわないバカ野郎でもその場でぶん殴ったりはしない)」と思わずにはいられなかった。
 しかしこういう党内腐れウヨ(党員はこいつの自称なので嘘かもしれないが)が

http://d.hatena.ne.jp/atsushi_iga/20120821
 我が日本共産党は、一部で揶揄される様に*1、国家よりも人権第一の筈の左翼を自称しながら、世俗化した「愛国」政党でもあるらしく、主張だけ聞いていたら右翼の東京都の石原氏とも…あまり区別は付け辛い。(笑)

とかバカなこというのには呆れる。日韓問題がらみで、竹島には触れても慰安婦問題に自ブログで一言も触れないお前の方こそ「主張だけ聞いていたら右翼の東京都の石原氏とも…あまり区別は付け辛い」んじゃないのか?。「人権第一」の癖に慰安婦問題に一言も触れないのか?
 竹島を韓国にさしあげれば問題解決と思っていやがるのか、伊賀のバカは。
 朝鮮学校問題での態度だけでこいつは「萩原遼の同類なんだろう」と思う。そんなに党にいるのが嫌なら出てけよ(自称党員なので「出てけ」以前に党員自称は嘘かもしれないが)。お互いその方がたぶん幸せだ。萩原みたいに党が親切に除名さしあげてやってもいいかもしれない。伊賀は俺*3みたいに党外の一支持者として是々非々でコミットすればいいだろ。いっそ、北朝鮮批判をがんがんやる右翼政党にでも入党したらいかがですか?

http://b.hatena.ne.jp/entry/blue.ap.teacup.com/nozomi/129.html
bogus-simotukareバカの見本, 死ねばいいのに
こういうバカウヨが自称党員ね。教えてくれてありがとう「スーパーゲームズワークショップエンターテイメント」(http://sgwse.dou-jin.com/Date/20120823/1/)。そんなに北朝鮮叩きがやりたかったらお前は右翼政党に行けよ

ちなみに以下の党の回答には俺は異論なし。

 メールありがとうございました。
 ご指摘の記事中には、緒方氏が「わが国に保護を求めてきた『脱北者』を人道的に保護することは当然であり、これまでも政府が個別具体的に対応してきた」と述べていることが明記されています。
 「人権に照らして、あまりに冷酷」などという批判は、記事の誤読、曲解にもとづくものと言わざるを得ません。書かれている文章を正確に読んで、理解しようとする態度が大切だと思います。

まあ、伊賀は「書かれている文章を正確に読んで、理解しようとする態度」なんかないクレーマーだからどうしようもないでしょうが。
なお、「スーパーゲームズワークショップエンターテイメント」は「日本共産党はもう朝鮮半島問題に関わるな」(http://sgwse.dou-jin.com/Entry/201/)で「共産党の対朝鮮政策は右より過ぎる」と言う伊賀とは逆方向の批判をしている。総連とも一定のつきあいがある(まあ自民党だって一定のつきあいが総連とはあるが)ので民団とつきあうだけでそこまで言うのはどうかと思うが。
 「スーパーゲームズワークショップエンターテイメント」が共産党批判するのにはあまり同意できないが、伊賀を

http://sgwse.dou-jin.com/Entry/437/
 韓国でも日本でも、北朝鮮に対する内政干渉を推し進めようとする人間がいる。右翼だけでなく、左翼の中にもいる。共産党員らしいある日本人馬鹿左翼(注:伊賀のこと)などその典型例だろう。

と言うのには全く同感だ。ただ伊賀のような「実名(もちろん自称実名なので偽名の疑いもあるが)出して、共産党員(もちろん自称党員なので嘘の疑いもあるが)を名乗って在日差別に荷担できるバカ」は少数派だと信じたいが。

http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/blue.ap.teacup.com/nozomi/129.html
バカの見本, 死ねばいいのに
俺みたいな党員、党外支持者は他にもいるだろうに何、ウヨのお前が党員・党支持者代表面してるの?

 これは共産に限った話ではないが、伊賀みたいなバカウヨ、「伊賀みたいなバカが大嫌いな俺」と党内外の支持者、アンチではないが非支持者、アンチ(反共さん)の意見はいろいろだ。そう言うのに対応する人は大変だよなあと改めて思う。伊賀みたいな喧嘩腰*4の奴(伊賀ブログを斜め読みした限り、党受付に対して俺は党より正しいんだと思ってそう言う「上から目線」対応してるようなので始末に負えない)だったらなおさらそうだろう。俺だったら「いやだったら出てけよ、反党分子。何様だ、手前。手前が新党でも何でも造ればいいだろ」とぶちきれるところだが、そういうんじゃいけないわけですよ、はい。


■中朝国境調査で一時拘束 山梨学院大の宮塚教授*5「おかしな取り調べだ」*6
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00882
 まあ、よく知らん*7けど三浦が好意的に取りあげるって事は三浦のお仲間なんだろうね。つまりゲス右翼と。
 身柄拘束時には写真撮ってたそうだから普通に考えれば「撮ってはいけない写真を撮った」か「不良兵士にそう言う因縁をつけられて罰金の名目で金巻き上げられた」かのどっちかだろうね。

相当国境で神経質になっている警備兵がいるか、北の内部情勢がおかしくなっていることの表れかもしれません

 バカウヨの三浦らしいな。この程度の事でそこまで言うか。


朝鮮総連本部・競売開始決定 第三者へ渡る可能性大 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00881
 いつも同じ書き方だと飽きるので、子どもの絵日記風に。
朝鮮学校無償化除外などの差別暴言を吐いてる三浦小太郎という極右のおじさんが、大嫌いな朝鮮総連の本部が借金の方に競売されそうだと喜んでいました。僕はいい年をしたおっさんが差別発言をして恥ずかしくないんだろうか、きっとバカウヨだから恥ずかしくないんだろう、死ねばいいのにと思いました。」
「僕は多額の借金をした総連の幹部の人は『会員の皆さんに迷惑をかけて申し訳ない』として辞任した上で、新執行部で出発できればいいと思いました。でもそれがいろいろなしがらみで難しくても、互助会組織としてこれからも頑張ってほしいと思いました。僕のような無力な人間には何もできませんが心から応援しています。」
「日本政府は競売などしないで、長期返済プランで問題を解決すべきだと思います。競売は差別の助長だと思います。最悪競売されたとしても購入した人は総連に不利益が出ないように配慮してほしいと思いました」
 他にも言いたいことはあるが、うまくまとまらないので省略。いつものことだが、三浦の朝鮮学校への誹謗中傷がぶち殺したいぐらい吐き気がするな。三浦と同席できる人間(例:守る会の面子)や評価する人間(例:野原何とかさんや草加耕助)の気が知れない。


■遺骨収集の前に日本人妻の安否調査を
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00880
 前も後もねえだろ。解決の可能性の高そうなものをまず処理するのが当たり前だろうが。「遺骨収集」より「日本人妻」の方が重要だとかタイムリミットが迫ってるとか言うこともないし。何でそうやって言いがかりつけて日朝交渉を潰したがるのかね、三浦のバカは。
 「遺骨収集を強く願う遺族」の気持ちをなんだと思ってるんだか。まあ遺族はお前が何を言おうとガン無視するだろうがな。横田夫妻など家族会の面子と違って遺骨収集の遺族の方たちはお前らに何ら世話になってないから、しがらみもないし。むしろ自分らの運動を支援してくれたわけでもない三浦のような人間が余計な口出しすると激怒するだろうな。
 お前が日本人妻問題を「日本人妻の人権」の観点から重視してるわけでも何でもないことは見え透いてるんだよ。交渉潰すためにお前が解決の可能性が低いと思うものを先にやれと言ってるだけだろ。「日本人妻問題」が解決しそうになったら「でも民主化がなければ無意味」と因縁つけるのがお前らだろ。
 なお、俺の希望込みでの話だが、これ以上巣くう会路線(経済制裁路線)を政府がエスカレートさせると言うことはないんじゃないかと思う。交渉路線の本格的再開を強く願う。三浦の具体的文章にも突っ込む。

 政府もありとあらゆる手段で北朝鮮政府との交渉を開きたいのは理解します。しかし、それと総連とは何の関係があるのでしょう。

 は?。「ありとあらゆる手段で交渉したいのは理解できる」といいながら、「朝鮮総連をルートにするのは理解できない」ってどういうこと?
 「ありとあらゆる手段での交渉は認める(ただし朝鮮総連は除く)」ってこと?。で、除く理由は何なの?。一体どういう個人や団体なら交渉ルートとして納得するの?。まあ、どんなルートだろうと因縁つけるんだろうが。

私がぜひやっていただきたいのは、日本人妻の安否調査と、望む方の日本里帰りです。

誰もやらないって言ってないんだけどね。ただし「日本人妻の安否調査と、望む方の日本里帰り」が最優先という三浦の主張は日本政府は採用してないし、俺も三浦の主張を支持しないが。

今回の墓参や遺骨収集が北朝鮮(注:の収容所)で殺されて行った人たちの解放につながるのか

バカじゃねえの、お前。「北朝鮮民主化につながる墓参や遺骨収集」って具体的に何だよ。言えるものなら言ってみろよ。墓参や遺骨収集ってものはそんな事とは誰が考えても関係ないし、関係づけるべきでもないだろ。「墓参や遺骨収集」と「民主化」を無理矢理ワンセットにでもしろというのかよ?
 そのうち「拉致問題が解決しても民主化がなければ無意味」といって「拉致被害者救出」と「民主化」をワンセットにしろと言い出しかねないな。お前ら極右はなんだかんだ言って「民主化と言う名前の北朝鮮打倒」がやりたいだけだろ。でそれに気付いたから「民主化を口実に拉致問題解決を先送りされちゃかなわない」と蓮池透さんが巣くう会批判を始めたわけだね。

なお、大変面白いサイトを見つけましたので下に紹介しておきます。
戦前の「北朝鮮」で生活された方の手記で、読めば読むほど面白い臨場感があります。
是非クリックしてお読みください。(三浦)


咸北懐記
 豆満江の 岸辺に遊ぶ満童が 手を振りおれば 汽笛鳴らしぬ
http://members2.jcom.home.ne.jp/yokanisedon/

と言うんでクリックして見たけど、いや右翼テイストが酷いね。まあ、三浦は「僕は戦前、朝鮮に生活された方の生活体験記だけ紹介したんです」と言い訳することが目に見えてるが。

【三浦紹介サイトの右翼テイストの例】

参考図書(左下の欄)を追加しました。
崔基鎬教授の『日韓併合韓民族を救った「日帝36年」の真実』という本です。教授の歴史の真実を伝えようとする熱意と勇気に敬服致します。

 タイトルから考えるに「日韓併合は韓国のためになったんだ」と言う駄本だろ。どこが「歴史の真実」なんだよ。「日本のおかげで経済成長できた」っていうのならウヨは2度と中国のチベット支配とか非難するなよ。チベットは経済成長してるんだからな(もちろん皮肉で言ってるのであり中国擁護してるわけではない)。


ヒトラー誕生日のフルトヴェングラー「第9」(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1236

彼(注:ヒトラーのこと)はドイツで民主的な選挙で選ばれました。

 「国会議事堂放火事件」(1933年、共産党に対する弾圧)、「長いナイフの夜事件」(1934年、突撃隊のレーム、前首相シュライヒャーなどヒトラーにとって邪魔と見なした人物を粛清)などを考えるとナチスの「民主主義性」を強調するのは問題がありすぎだろう。
 民主主義だけでやってけるなら、この種の謀略、テロをやる必要はどこにもないからだ。共産党やレームらがヒトラーにとっての脅威だったからこういうことをやるわけだ。

 ヒトラーは画家崩れ、ゲッペルスは挫折した文学・演劇青年でしたが、彼らがそれなりのセンスを持っていたことは認めないと、逆にナチスの本当の恐ろしさはわからないように思います。

うーん、どうなんだろうね。日本にも小説家崩れの「石原都知事」って人間がいるが別にあの男にセンスは感じないな。日本的ポピュリストとしての能力はあるのかもしれないが。
 ちなみに芸術家(?)崩れ、芸術家(?)出身の政治家には俺が知ってるのでは他に次のような人がいるね。

アンドレ・マルロー(フランスのド・ゴール政権で文化大臣):作家
宮本顕治日本共産党幹部):文芸評論家
レーガンアメリカ大統領):俳優

 北朝鮮のパレードに私は何の美しさも恐怖も覚えませんし、ただつまらないことをやってるなとしか思いません

 恐怖はともかくある種の美しさは感じるけどね、俺は。だってきれいに見えるようにあちらさんも頑張ってるわけだし。「北朝鮮」って先入観があるから「ただつまらない」と言う感想になるんじゃないかな。

 ベートーヴェンに聴き入っているナチスや兵士たちの表情には、西欧文明というものがねじ曲がった時の恐ろしさを深く感じます

 単にベートーヴェン反戦とか差別反対とかその種のイデオロギーをアピールする芸術(音楽)じゃないってだけだろ。言ってる意味がわからん。ベートーヴェンナチスの侵略やユダヤ人差別を支えるイデオロギーになった訳じゃあるまいし。
 戦時下日本だって日本文化愛好家はいくらでもいたろうが、それは「日本文化というものがねじ曲がった時の恐ろしさ」なのかね?
 その日本文化が侵略戦争を支えるイデオロギーならともかく普通はそんな事言わないだろ。古今東西、極悪なことをしながら芸術に涙する人間なんて山ほどいると思うが。それをどう理解するにせよ別にそういうことはナチ限定じゃあるまい。

 政治は絶対に芸術であってはならないし、また芸術も絶対に政治であってはならないのです。

 「政治は芸術」って言葉が何を意味するかによるだろ。「政治は芸術」がナチスのように「芸術家は偉大な政治家(ナチスの場合ヒトラー)に奉仕するためにこそ存在する」「政治家が芸術の価値を決定する」と言う意味なら大間違いだろうね。
 一方「芸術家が政治的思想を芸術にする」「芸術家が政治活動に参加する」「政治的イデオロギーを表現した芸術を政治的見地から批評する」とか「政治家も芸術に理解を持つべきだ(芸術への公的支援とか)」「政治は優れた芸術のように人に感動を生むようなものでないといけない」とか言う意味だったら何の問題もないだろう(その芸術が芸術的、あるいは政治的に評価できるかなどという問題はひとまず置く)。要するに「芸術家の信条が他者に侵害されてるかどうか」ってことが問題だよね。
 それと「政治は芸術」なんてナチ限定じゃなくて、古今東西山ほどあるだろうし、たとえば戦前日本だってそうだったと思うけどその当たり三浦はどう考えているのやら。
 ちなみにナチスと芸術というと次のような話が有名ですな。

退廃芸術(ウィキペ参照)
 ナチスが近代美術を、道徳的・人種的に堕落したもので、ドイツの社会や民族感情を害するものであるとして禁止するために打ち出した芸術観である。
 ナチスは「退廃した」近代美術に代わり、ロマン主義写実主義に即した英雄的で健康的な芸術、より分かりやすく因習的なスタイルの芸術を「大ドイツ芸術展」などを通じて公認芸術として賞賛した。

退廃音楽(ウィキペ参照)
 ナチスが、「有害または退廃的である」とみなした音楽である。ナチスが「退廃芸術」を排除しようとしたことは有名であるが、退廃音楽はその音楽版である。

 なお、ナチスプロパガンダについて三浦が紹介する草森氏の本(少し古いので入手困難)以外に何かないかと思ってググってみたらたとえば次のような本があるようだ。
 鳥飼行博『写真・ポスターに見るナチス宣伝術: ワイマール共和国からヒトラー第三帝国へ』(2011年、青弓社
で、この本についての書評。

http://ameblo.jp/fukagawakasen/entry-10998673061.html
 ナチ党ヒトラープロパガンダを有効に使って合法的に政権を掌握して独裁政治を開始したという認識を「ナチ・プロパガンダ神話」と名づけよう。本書はそれに疑問を持ち、否定しようとする試みである。
 一見タイトルと矛盾するような内容だが、筆者が言いたいのはナチ党のプロパガンダが機能し始めたのは、政権掌握後であり、政権獲得前はここで言うプロパガンダではなく、主にテロ・暴力によって主にバイエルンで基盤を築き、その過激な運動をやがて政権側が当時の大不況下の中で世論操作の手段として利用し、そのテロリズムが政権幹部にまで及び、ヒトラーが独裁政治を可能にしたという過程を主のテーマにしたいようだ

 うーん、あまりナチの宣伝テクニックを過大評価するのもよろしくないのかな?


■9月2日 すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会
http://hrnk.trycomp.net/syukai.php?eid=00175
 この「全ての拉致被害者」には特定失踪者まで入ってるのだから全くお話にならない。解決する気などないのだろう。
 そして司会が北朝鮮専門家でもない何でもない櫻井よしこだそうだ。バカすぎて呆れる。
 何が「今年は勝負の年」*8なんだか。毎年、そんな事言ってるだろ。それとも今までは「どうでもいい年」だったのかよ。どうせ今回も「勝負の年」発言がうやむやになることが予想される。
 もう今年(2012年)はとっくに半分以上過ぎてるんだよ。小泉訪朝から10年すぎて全然進展できなかったことがあと3ヶ月(9/2の集会からカウント)でどうすれば進展できるのか言える物なら言ってみろ、口から出任せ野郎。
 いずれこの集会の報告があるのだろう。そのときはもちろん突っ込むつもりだ。
 本文にも軽く突っ込む。

北朝鮮が拉致を認め、5人の拉致被害者が帰国してまもなく10年。この間、拉致被害者は一人も取戻せていない。

 まあ、小泉第二次訪朝で帰国したジェンキンス氏(曽我さんの夫)は米軍脱走兵(事情はともかく自分から北朝鮮へ行った)、ジェンキンス氏と曽我さんの子どもは「北朝鮮で生まれた」ので確かに拉致被害者じゃない*9
 しかし、彼らが帰ってこなくても巣くう会的には問題なかったかのように読めるこの文章は「人としての道徳や人情」という意味でどうかな?。俺が曽我さんだったらぶちきれてるぜ。


【曽我さん一家の近況】

http://www.asahi.com/national/update/0817/TKY201208170244.html
朝日新聞曽我ひとみさんが会見 北朝鮮が拉致認め10年」
 北朝鮮が日本人拉致を認めて9月17日で10年になる。拉致被害者曽我ひとみさん(53)が8月17日、住まいのある新潟県佐渡市で記者会見に応じた。
(中略)
 会見で曽我さんは「家族4人で一緒に暮らせることが一番うれしい」と話した。(注:曽我さん、蓮池夫妻、地村夫妻の拉致被害者5人が)帰国したのは2002年10月15日*10。現在は市の老人介護施設の職員として働いている。夫のジェンキンスさん(72)も地元の観光施設で仕事をしている。長女の美花さん(29)は保育士、次女ブリンダさん(27)は会社員になり、佐渡弁を話せるほど、地元になじんだという。

http://www.asahi.com/national/update/0818/TKY201208180070.html
朝日新聞『「母と早く一緒に暮らしたい」曽我ひとみさんが心境』
 「家族4人で一緒に暮らせることが一番の幸せ」。17日に新潟県佐渡市で記者会見した拉致被害者曽我ひとみさん(53)は、10月で10年となる帰国後の日々をこう表現した。
(中略)
 帰国当初は、北朝鮮に残された夫と2人の娘と離ればなれとなり、しばらく精神的にも苦しい日々が続いた。だが、04年に3人が来日してからは、家族水入らずで過ごしているという。
北朝鮮では物資が不足し、大変なことが多かったが、日本では何も心配なく4人が一緒に生活できる」

 で家族四人で何故暮らせるかと言ったら小泉第二次訪朝のおかげです。間違っても巣くう会のおかげじゃない。連中はいつも訪朝するな、訪朝するな言ってたんだから小泉氏が連中の言いなりだったら今も家族離ればなれで巣くう会が「家族離ればなれなのは北朝鮮のせいです」と言って北朝鮮叩きしてるのは間違いないね。


北朝鮮最新情報:政府 遺骨調査訪朝認可で調整
http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00241
 三浦とお仲間のゲス右翼は不愉快だろうが大変いいことだと思う。まあ、お仲間のゲス右翼(荒木や島田、西岡)はともかく、三浦は穏健保守ぶってる手前、訪朝予定のご遺族(遺骨の主のご家族)を公然と非難することは躊躇するかもしれない。いずれにせよこれを機に早く遺骨問題が解決してほしいと思う。またこれをきっかけに無意味な経済制裁など早くやめるべきだ。


■李大統領の言動に対するある脱北者の意見
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00879
 李大統領の言動とはもちろん「竹島上陸」「慰安婦問題についての日本批判」などだ。で、そんな事は言うまでもなく「北朝鮮帰国者の生命と人権を守ること」には何ら関係ない。会サイトに関係ないことを書くなど、三浦による会サイトの私物化以外何物でもない。書きたかったら個人ブログに書けという話である。例によって三浦は詭弁で関係あると言ってるわけだが三浦の行為は「バカの恥さらし」としか言いようがない。で、こんなバカを代表だの副代表だのにして恥じないバカ会員の一人が「野原何とかさん」であるわけだ。内容が会サイトに関係ないだけでなく、三浦の李大統領の言動に対する意見も酷いが。
 三浦が言ってることはウヨ仲間の島田や荒木、西岡と一緒で「日本(あるいは天皇陛下)に無礼だ」&「日韓対立を喜ぶのは北朝鮮だ(これを理由に李大統領の言動は北朝鮮問題に関係あると、詭弁を吐くわけだ)」でしかない。
 「李大統領の意見にも一理ある、我々は従軍慰安婦問題を含む戦争責任問題や領土問題(竹島問題)で韓国にきちんと対応してきたのだろうか」とか「日本側にも稲田氏の鬱陵島訪問(竹島問題を騒ぎ立てることが目的)や慰安婦少女銅像を頭ごなしに撤去しろと言うなどの問題行為があったと思う」とかは全く言わない。狡猾な三浦は穏健保守を偽装するため島田や荒木、西岡ほどの暴言は吐かないが、「日本は悪くない、全て韓国が悪い」と言う失礼極まりないゲス右翼な態度であることに変わりは無い。
 その上、自分の意見として言えばいいのに「脱北者がこう言っていました」「在日新聞の統一日報(極右系の新聞)がこう書いてました」と脱北者や在日を玉よけにするあたりは、「私の知り合いの大学教授が言っていたが(例のババア発言での石原の前振り)」だの「私の知り合いの誰それサンが言っていたが(よく荒木が使う言い回し)」だのと一緒で三浦は「自分の意見をまともに言えない卑怯者」としか言いようがない。
 三浦の具体的なアホアホ文章にも突っ込む。

歴史問題についてはいろいろな意見のあることと思います。

といいながら朝鮮学校歴史教科書については「いろいろ意見があるからええよ」とは言わず歴史捏造だ、何だと非難する三浦。そしウヨ仲間(荒木、島田、西岡など)の歴史捏造主義(例:慰安婦は違法ではない)は「歴史観の多様性」で正当化する三浦。まさに人間のくずだな。

ただ、仮に日本の政治家が、韓国を必要以上に刺激する発言を安易にすることが許されないのならば、韓国の大統領も、隣国日本に対しては一定の節度も必要なのはお互い当然のことだと思います。

「仮に」「ならば」と書いてるところが「ああ、過去の韓国からの日本閣僚失言批判をウヨとして認めたくないんだなあ」と言うことが伺えて興味深い。

 皇室に敬意を持つ国民も一定以上いる*11以上、無用な刺激*12は大統領たるものは控えることが、日韓両国の友好につながるはずです。これは、言論の自由を封じるのではなく、学者レベル、国民レベル、そして両国政治家レベルでは、それぞれ言論に対し持つべき慎重度があるはずだということです。

 日本の閣僚が失言して中国や韓国から抗議されたとき「言論の自由」でかばってたのが君らウヨじゃないの?
 自衛隊高官だった「田母神」が、例の論文で更迭されたとき「言論の自由」でかばってたのが君らウヨじゃないの?
 今後は「無用な刺激は政治家や官僚たるものは控えることが、日中両国*13、日韓両国の友好につながるはずです。これは、言論の自由を封じるのではなく、政治家レベル、官僚レベルでは、それぞれ言論に対し持つべき慎重度があるはずだということです」と言えよな(毒)

【参考:日中戦争、太平洋戦争、韓国植民地支配関係での閣僚の失言:ウィキペディアを参照】
中曽根康弘*14内閣・藤尾正行文相*15の「韓国併合は両国合意の元に行われた」発言
竹下登*16内閣・奥野誠亮*17国土庁長官*18の「あの戦争に侵略の意図はない」発言
羽田孜*19内閣・永野茂門法相*20の「南京事件否定」発言
村山富市内閣・桜井新環境庁長官*21の「日本のおかげで植民地は独立ができた」発言
村山富市内閣・江藤隆美*22総務庁長官*23の「日本は植民地時代に韓国に悪いこともしたがいいこともした」発言

 ここに上げたのは俺が知ってるものだけ(他にもたぶんある)だが閣僚の失言が多いなと改めて思う。自民党の出した閣僚希望リストをそのまま飲んだだけなのだろうが、社会党首班政権でウヨ暴言2連チャンというのが泣ける。

竹島問題では相互に意見があることですが、少なくとも日韓条約時の「竹島密約」(簡単に言えば政治問題化することは避けようということ*24)は、両国が一定尊重するべきと思います

・密約が事実存在するとして、そもそも日本がその密約*25を尊重してないだろ。外交青書防衛白書に「竹島日本領」と書いたり、教科書検定竹島について書いてない教科書に「竹島日本領説」を書かせたり*26、稲田ら自民党議員が鬱陵島訪問(もちろん目的は竹島問題を騒ぎ立てること)したりなんかはその密約とやらに違反しないのかよ?。違反するだろ、明らかに。日本が守らないのなら韓国に守る義務はあるまい。事実上、密約はご破算になったと見るべきだろう。
 韓国だけ非難するとは三浦は本当に人間のくずだな。そしてこんなくずを役員にできるとは守る会の連中(もちろん俺が死ぬほど大嫌いな「野原何とかさん」を含む)は本当にバカだな。
・ちなみにこの密約の存在を日本で報じたのは産経。この産経報道を元に、鈴木宗男が「本当にそんな密約があるのか」と質問し、政府・外務省は「そのような事実はない」*27と答弁している(参考「鈴木宗男議員の質問趣意書とそれへの答弁」(http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a166144.htm))。なお、鈴木の質問当時(平成19年4月)は麻生太郎*28外相(安倍内閣)だった。
 まあ、密約があろうとなかろうと、北朝鮮が有利になろうとなるまいと、お互い日韓友好を破壊しかねない、竹島問題を政治問題化させるような軽率な行為は慎むべきだろうが。
ちなみにこの密約云々については次のエントリも紹介しておく。

http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=85628&servcode=200§code=200
中央日報『韓日協定締結の5カ月前に「独島密約」あった』
 42年間も迷宮入りしていた韓国と日本の「独島密約」の実体が表れた。 「月刊中央」は19日発売された創刊39周年記念4月号で、「韓日協定締結5カ月前の1965年1月11日当時、(注:池田内閣)建設相・河野一郎*29の特命を受けてソウルを訪問した宇野宗佑*30自民党議員が城北洞の朴健碩汎洋商船会長の自宅で丁一権国務総理に会い、‘未解決の解決’を大原則に全4項からなる独島付属条項に合意した」と暴露した。「月刊中央」は特に「その独島密約は翌日の1月12日に朴正煕大統領の裁可を受け、これを知った宇野議員は13日、その間秘密維持のために利用してきた竜山米軍基地から日本の河野建設相に電話でこの事実を知らせ、河野はこれを当時訪米中だった佐藤栄作首相*31に伝えた」と明らかにした。
 この過程で核心の役割を果たした人物は金鍾泌*32元総理の実兄、金鍾洛(当時、韓一銀行専務)であることが明らかになった。 金鍾洛氏(88)は韓日協定の屈辱交渉反対集会に対する責任を負い、外遊に出た弟・金鍾泌(当時、中央情報部長)の‘代打’として、朴正煕大統領の絶対的信任を受け、独島問題解決に乗り出した。 金鍾洛氏は今回の独島密約を探査追跡した「月刊中央」客員編集委員ダニエル博士とのインタビューで、「韓国と日本が独島問題を‘今後解決すべきものとしてひとまず解決と見なす’というアイデアは自分が出した」と述べたうえで、「こうして独島密約は結ばれ、当時の朴正煕軍事政府は韓国が韓半島の唯一の合法政府という明言を日本から受けること、経済開発に必要な経済協力資金の確保という2つの問題をともに解決したことになった」と明らかにした。金氏は特に「朴正煕大統領が暗殺された後、全斗煥*33が政局を主導し始めながら、大きな問題になる可能性があったため、写本が一つもない独島密約文書を燃やしてしまった」とし、「そこにはソウルと東京を行き来する飛行機内で休まず清書した記録も含まれていた」と告白した。
 「月刊中央」が韓国と日本の生存者証言と資料を踏まえて追跡した独島密約は、「解決せざるをもって、解決したとみなす。従って、条約では触れない」という2文を中心に、「(1)独島は今後、韓日両国ともに自国の領土と主張することを認め、同時にこれに反論することに異議を提起しない、(2)将来、漁業区域を設定する場合、両国が独島を自国領土とする線を画定し、2線が重複する部分は共同水域とする、(3)現在韓国が占拠した現状を維持する。 しかし警備員を増強したり新しい施設の建築や増築はしない、(4)両国はこの合意をずっと守っていく」という4つの付属条項を付けていた。これに関連し、当時読売新聞ソウル特派員として独島密約のため丁一権−河野の連結に決定的な役割を果たした嶋元謙郎(80)は「1965年初め、汎洋商船の朴健碩会長の自宅で宇野宗佑議員が丁一権総理に独島密約文書を渡す席に出てきて、金鍾洛、文徳周(当時、外務次官)の3人がいた」と証言した*34。韓日協定の障害物除去のために結ばれた独島密約はさる42年間、韓日両国間で絶妙にも文句その通りに守られてきた。 韓国が独島を占有した状態でお互い自国の領土と主張し、相手に対する反論を提起しているのがまさにそれだ。 ただ、金泳三政権当時、独島に新たに接岸施設を建設したことで、「新しい施設の建築または増築はしない」という約束が初めて破られた*35
 独島密約の実体を追跡取材したダニエル博士は「韓国と日本が外交公式ラインを排除したまま私的チャンネルを通じて独島問題を妥結しなければならなかった全過程が明らかになった」とし「韓日関係正常化の過程で兄の金鍾洛氏は独島、弟の金鍾泌元総理は経済協力資金をそれぞれ受けて締めくくった金氏兄弟の秘密の動きに妙なアイロニーを見ることができた」と語った。
 今年5月、今回追跡した「独島密約」の全貌を日本でまず単行本で出した後、韓国語で出版する予定だ。

http://blog.kajika.net/?eid=801742
竹島「密約」のあった時代 渡部亮次郎
 韓国人のビジネスマンが日本語で「竹島密約」という本を書き(注:2008年)七月を目途に東京の出版社「草思社」から出版する。韓国が「独島」と称して両国間で領有争いが収まらない「竹島」について「共に領有を主張しない」という密約があったことを喝破する本である。
(中略)
 ダニエルさんの書き上げた本の「プロローグ」を基に話を進める。
 「竹島密約」とは、1965(昭和40)年6月に「日韓基本条約」が正式に締結される5ヶ月前、河野一郎国務大臣と丁一権韓国国務総理の間に結ばれた秘密の取り決めを指す。公式に明らかにされた事は無い。
 端的に言えば、日韓の国交正常化のために領土紛争を永久に「棚上げ」する「未解決の解決」が中身である。直接かかわったのは日本では河野一郎宇野宗佑衆院議員(後に総理)、嶋元謙郎読売新聞ソウル特派員の各氏、韓国では丁一権、金鐘珞(金鐘泌元韓国総理の兄)。さらに密約を了承した佐藤栄作総理大臣と朴正煕大統領の計7氏。
 この事実をダニエルさんに教えたのは中曽根康弘元総理大臣で、2年前の2006年6月のことだったという*36

 何故か佐藤内閣外相の名前が出てこないが、このときの外相は椎名悦三郎*37。当然、椎名もこの密約については知っていたのだろう。椎名以降の外相たちが知っていたかどうかはわからないが。

李大統領の言動がすべての韓国国民の意識であるとか、また脱北者の方々の意見だとは私は考えておりません
(中略)
韓国庶民の中には「李大統領はなぜあんな行動をしたのだろう、別に今更支持率が上がるわけでもないのに」という会話もあるようです

ただしそう言う意見は決して「竹島は日本領」「慰安婦問題は解決した」「日本に非はない」というものではない。単に「李大統領の策は策としていいか疑問」とか「今まで日本批判は控えていたと思うが急に始めた理由がよくわからない」と言うものに過ぎないだろう。

韓国研究家の内藤陽介氏

 ちょっと揚げ足取りになるが、内藤は自称郵便学者であって「郵便研究という限られた分野で韓国に言及することがある」にすぎない。そう言うのは普通韓国研究家とは言わないだろう。

竹島という領土問題が韓国ナショナリズムにとって無視できない問題であるとしても、今独裁政権下で抑圧されている北朝鮮民衆、そして中朝国境を人身売買されている脱北女性の人権問題*38以上に重要ではないはずです。

 三浦はアホか、死ねと思う。「竹島問題」と「北朝鮮問題」は別にトレードオフの関係にあるわけではない。一方を主張したら一方は主張すべきではないという関係にない。そして竹島問題について言えば「あえて日本が韓国の言い分を全て飲む」という形で解決することだって理屈の上ではあり得る。
 三浦がそんなに「竹島問題より北朝鮮問題が大事だ」と思うのであれば、お仲間の日本保守を説得して、「竹島は韓国領と言うことで決着をつける」とか、そこまでいかなくても「稲田氏らの鬱陵島訪問のような明らかな挑発行為はやるべきでないと批判する」「そして、竹島問題については当分棚上げとし、防衛白書外交青書、社会科教科書から『日本領記述』を削除するなどし、政治問題化しないようにする」ぐらいのことを日本政府、日本社会に求めるぐらいしたらどうなのか。実際、最近問題化してるのは、今まで外交青書防衛白書への竹島問題記載などしてこなかった、教科書に竹島記述を必ずしも求めてこなかった日本政府が何をとち狂ったのか、ウヨへの人気取りなのか、外交青書防衛白書への竹島記述をするわ、教科書検定竹島について教科書に書かせるわ、などの挑発行為をするからなのだが。この件では日本の落ち度の方が大きいと俺は思っている。
 それにしても竹島問題で、自分(日本側)は譲歩は嫌だ、お前(韓国側)が一方的に譲歩しろとは三浦は何様のつもりなのか。
 なお、俺はICJ提訴論には疑問を感じている。在日ジャーナリスト河信基氏も「竹島で提訴するならば、北方領土尖閣でも同様に提訴しなければ筋が通らない。だがそんなことは日中関係、日露関係悪化を恐れる日本政府にはできないだろう。そしてそれを見た韓国民は『我が国が中国、ロシアほどの強国でないからなめられているのだ』と激怒するだろう」と言う趣旨のツィートをしておられたがおっしゃるとおりだと思う。中国やロシアにできないこと(ICJ提訴)を韓国にやるというのは俺には理解ができない。

8月末に予定されている日朝交渉で、旧植民地時代*39の日本人遺骨問題が、拉致問題や日本人妻問題、帰国者問題よりも優先されるべきではありません。

三浦はアホか、死ねと思う。解決の可能性の高い物から解決すればいいのであって拉致問題や日本人妻、帰国者の問題の方が遺骨問題より重要なわけでもない。結局、「三浦ら反北朝鮮極右」が「解決の可能性の低い(北朝鮮が反発し交渉が中断しかねない)と考える物」を先にやれと言うことによって交渉に障害を作り出し、できれば交渉を挫折させたいというのが三浦の汚い魂胆なのだろう。
 だが正直にそんな事は言えないから、「遺骨問題より重要だ」などという詭弁が出るわけである。今後、日朝交渉が進展すればこの種の詭弁がどんどん増加し、三浦らの本性もわかりやすくなるだろう。そう言う意味でも日朝交渉の進展に期待したい。
 正直三浦のバカと、三浦を役員としている守る会のゲス右翼、糞ぶりには吐き気がする。こんな団体に恥ずかしげもなく入っている「野原何とかさん」を心から軽蔑する。「守る会」関係でIDコールを送ると「嫌がらせだ」とギャーギャーわめくバカが「野原何とかさん」なのでヘタレの俺はIDコールは送らないが野原のバカには正直マジギレしている。

その順序を間違えたら、日本もまた今回の李大統領を批判する資格はなくなると個人的には考えています。

 意味不明。そもそも俺は李大統領の言動に問題があるとは全く考えていないし、当然批判もすべきでない(つうか何をどう批判するんだ?)と思っているが、それ以前に「日本政府の北朝鮮との外交交渉の仕方」と「李大統領の言動をどう評価するか」と何の関係があるのか。何の関係もあるまい。

 私のような保守派日本人*40の意見だけでは不公正でしょうから、在日コリアンの新聞「統一日報」記事も紹介しておきます

 統一日報など三浦のお仲間なのだから、三浦と意見がほぼ一緒なのは当たり前。何の公平性確保にもなってない。ある政党(自民党でも民主党でも公明党でも社民党でも共産党でもどこでもいいが)が「第三者も我が党の政策を支持してる」と言って「自分の政党のブレーン、ないしブレーン的な立場の人物」を紹介するぐらい馬鹿げた行為だ。
 三浦が引用する統一日報の文章にも軽く突っ込む。

李大統領は就任以来、北からのたび重なる重大な挑発には一度も報復していない。

報復って何を望んでるんだか。砲撃事件には反撃してるし、事件が起こるたびに非難声明は出してるけど。まさか全面戦争になってもいいから、大規模反撃しろとか、いっそ金政権を軍事力で打倒しろとか言うなよ。

中国当局の韓国史や領土主権への挑戦と侵害に対しても沈黙してきた。

沈黙はしてなかったと思うが?。ちなみに韓国史云々、領土主権云々とは次のような話だ。

参考

蘇岩礁(ウィキペ参照)
 東シナ海沖合に存在する暗礁。蘇岩礁は中国における呼称であり、韓国では、この暗礁を離於島波浪島と呼称している。韓国がこの暗礁を基礎に海上へ海洋調査施設を建設したため、中国は韓国に対し、一方的な建設を中止するよう抗議している。

東北工程(ウィキペ参照)
 中国東北部(旧満州)の歴史研究を目的とする中国の国家プロジェクト。1997年から開始され、2000年以後に研究成果が中国国外のメディアにも公表されるようになった。
 その中で高句麗渤海百済新羅も含まれることがある)を中国史の地方政権とした扱いに対して、韓国国内で激しい抗議が発生し、中韓間の外交問題に発展したが、結果的に「民間レベルの学術討論で解決していき、政治問題としない」との合意を交わすこととなった。

その背景には、単なるポピュリズム以上の、韓日関係を破綻させる意図を持つ勢力の策動があるのではないかと疑わざるをえない。

 「李大統領ないしその側近は日韓関係の破壊を企んでるんだ」って、ただの愚劣な陰謀論じゃん。良くこんなアホな文章を三浦は引用できるな。繰り返しになるが「稲田の鬱陵島訪問」のような日本側の問題行為を無視してるんじゃねえよ。日韓関係の緊張は韓国側が全部悪いとでも言う気か。
 ちなみに三浦が統一日報の記事(http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=71279&thread=01r01参照)引用から

(俺の注:竹島問題のICJ提訴を検討するという)日本政府の対応も冷静さを欠いていると言える。仮に中国当局尖閣問題をICJに提訴したら、日本はそれに応じるだろうか。

と言う日本への苦言を引用から完全にオミットしてるのには吹き出してしまった。何が「公正さをはかるために紹介します」だよ(笑い)。


■ついに文鮮明死亡の日が迫る(2012年8/16)
毎日新聞「韓国:統一教会創始者文鮮明氏が危篤」
http://mainichi.jp/select/news/20120816k0000m030082000c.html
スポーツニッポン文鮮明氏が危篤状態 統一教会創始者
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/08/16/kiji/K20120816003914420.html

 三浦は以前「金正日総書記が死去 後継に三男・正恩氏」(http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00722)で

金正日の死についてはただ一言。国民を収容所や飢餓で死に至らしめ、他国民の拉致を指令した罪を償うことをさせられなかったのは私たち運動の側のふがいなさでした。北朝鮮金正日に殺されたすべての人々に対し哀悼の意を表明するとともに、独裁政権のもとで人々が殺されていくのを止められなかったことをお詫びいたします。
(中略)
もういいかげん、三代目世襲政権を支持することはこの死をきっかけにやめませんか。

などと書いていたがそれをまねて皮肉として、次のように書いてみよう。

文鮮明の死についてはただ一言。信者を霊感商法(詐欺)や合同結婚式で苦しめ、家庭崩壊までもたらした罪を償うことをさせられなかったのは私たち日本人のふがいなさでした。文鮮明に酷い目にあわされたすべての人々に対し哀悼の意を表明するとともに、自民党政権と警察がそれを野放しにするのを止められなかったことをお詫びいたします。
(中略)
自民党と警察、そして日本ウヨの皆さんはもういいかげん、統一協会と癒着する事はこの死をきっかけにやめませんか。

まあ、どうせやめないんだろうが。三浦たち日本右翼はカルト統一協会とつるむ糞野郎の分際で良く人権派面できる物だ。でこんな俺の批判に反論できないから「野原何とかさん」は「IDコールするな」というんだろうが。守る会の連中は本当に哀れな奴らだ。

【追記】
8/16に危篤のニュースが入りましたが、9/3に死亡のニュースが入りました。俺は文鮮明を外道と軽蔑してるし、「死んだら仏様」なんて全く思ってないので、はっきり言いましょう。
「死もまた社会貢献」「もっと早く死ねば良かった」
 これで統一協会で内紛でも起こって衰退すれば最高ですがどうなることでしょう。


■進め!デリーへ チャンドラ・ボースの魅力(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1231
 しかし日本が何らかの形でコミットした指導者ってボース以外にも汪兆銘(中国)、アウン・サン(ミャンマー)、スカルノインドネシア)とかいるのに何故かウヨってボースが好きだよな。パル判事とセットで宣伝できるからですか?。インドをおだてて中国と激突させたいからですか?

稲垣武著『革命家 チャンドラ・ボース』(新潮社)は大変いい本だと思う

稲垣とはウィキペいわく

・著書『悪魔祓いの戦後史――進歩的文化人の言論と責任』(文春文庫)*41山本七平賞*42を受賞
・扶桑社の雑誌『正論』で1996年から2008年まで「マスコミ照魔鏡」を連載し、大手新聞の記事を論評した*43

という典型的産経文化人で、インド史の専門家などではない。要するに稲垣の主張は産経の極右記者連中(古森だの阿比留だの、安藤慶太だの)と同レベルである。既に稲垣は故人だし、ウヨ言論での影響力も生前から大してなかった(死去したらもっとなくなった)し、主張をわざわざ捜し出して紹介するのも面倒なのでいちいち稲垣の主張の紹介はしないが興味のある方は調べてみるとよろしい。稲垣の存在価値はウヨにとっては単に「ウヨの元朝日記者が古巣・朝日の悪口を言ってる」と言うことに過ぎなかったと思う。
 そんな男・稲垣がボースについて書いた本など信憑性が怪しすぎる。プロのインド史学者・長崎暢子氏の著書『インド独立:逆光の中のチャンドラ・ボース』(1989年、朝日新聞社)のような一定の信頼の置けそうな本を読むのが当然だ。
 稲垣なんぞを評価する三浦はやはりバカウヨだと言うこと、そんな男を代表だの、副代表だのにして恥じない守る会(もちろん「野原何とかさん」を含む。俺は野原某が心の底から大嫌いだ)はバカの集まりだということがバレバレになるわけだ。まあ、わかってたけど。

この本と、『インパールを越えて:F機関とチャンドラ・ボースの夢』(国塚一乗*44著、講談社)のいずれかは(できれば両方)歴史観とかは関係なく、是非ご一読いただければと思います。

史書で、それもチャンドラ・ボースなんて政治的な問題で歴史観に関係なくすばらしいとかあるわけないだろ。
たとえば歴史観に関係なくすばらしい「ナチス研究書」とかあるのかよ?。少なくともナチス批判しない本なんてまともな歴史書とは言えないだろう。
歴史観に関係なく」と言い訳すると言うことはまともな歴史学者や左翼、インド関係者などが反発するであろう「歴史修正主義まみれの本」と言うことが明白だな。
当事者の国塚の本はそれでも「当事者の証言」と言う意味で、意味があるかもしれないが、当事者でも何でもないただの物書きに過ぎない稲垣の本に「歴史観がたとえ酷くても価値がある」と主張できるような価値などあるのかね?
 なお、「インパールを越えて」という題名から気付いた人もいるだろうが、「旧日本軍の無謀な作戦の典型」として悪名高いインパール作戦はボース工作と関係している(いわゆる援蒋ルート遮断も目的の一つだが)。おそらく稲垣本や国塚本も何らかの形でインパール作戦に触れてるのだろう。三浦のインパール作戦認識がどんな物か気になるところだ。インパール作戦についてはあとで簡単に触れる。

 ボースの生涯は、その挫折をも含めて、アジアの偉大な独立運動家として、そして、誰にも先の見えない激動の時代に、自らの責任で道を選択して貫き通した人間のドラマとしても感動を呼びます。

 で、断言してもいいと思うが、「反共右翼」三浦の言う「アジアの偉大な独立運動家」には『共産主義者で抗日活動家』の「毛沢東劉少奇周恩来トウ小平(以上、中国)」「金日成(朝鮮)」「ホーチミンベトナム)」や『共産主義者ではないが抗日活動家』の「安重根」(韓国)とかは入らないんだろう。

彼の「敵の敵は味方」という論理にはやはり弱点があったと思う。

 ええっ、ウヨの三浦先生がそう言うことを言う?。「敵の敵は味方」と言う論理で日本と手を握ったんじゃん。別にボースが日本を信用してたわけじゃないですよ。日本と手を握ったことは間違いだったとでも?。そう言う認識に立つのは別に構いませんが、意外ですね。
 そして日本右翼が「敵の敵は味方」「同じ反共の仲間」と言う論理で「霊感商法」で悪名高い統一協会と癒着し続けたことをどう思いますか?

最後にソ連に向かおうとして悲劇的な最期*45を遂げるのは痛ましいのですが、スターリンの手中に落ちれば、もしかしたらもっと残酷な運命と汚名がボースには課せられてしまったかもしれない。

そもそも「勝つ見込みがあるとは思えない」日本と手を組んだ時点で不幸だった気がするな。

ボースとガンディーをあまり対照的に見るのも多分正確ではなくて、長崎陽子氏(注:原文のまま。おそらく長崎暢子の誤記)の本などを読むと、結構ガンディーはボースやそれに共感するインド民衆の反英闘争を政治的にうまく利用しているところがあって、この人は聖人であると同時にすごいタフネゴシエーターだったんだなあと感動する。

 長崎氏の著書名ぐらい紹介しろよ。ちなみに氏には既に紹介した『インド独立:逆光の中のチャンドラ・ボース』(1989年、朝日新聞社)の他には『ガンディー:反近代の実験』(1996年、岩波書店)と言う著書がある。

インド独立はガンディーの理想とはかけ離れたインド・パキスタンの分離独立となった。

ちなみに「パキスタン建国の父」といわれるのがジンナー(全インド・ムスリム連盟幹部、初代パキスタン総督)という人です。


インパール作戦について:参考】
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産経新聞「「気品ある日本兵の姿を」 インド人監督がインパール作戦題材にメガホン」
http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/smp/entertainments/news/120624/ent12062420040013-s.htm
産経新聞「「気品ある日本兵の姿を」 インド人監督がインパール作戦題材にメガホン」
http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120624/ent12062420040013-n1.htm
 実に産経らしい記事。この監督は牟田口司令官のでたらめさはスルーする気なのだろうか?

ウィキペ「インパール作戦
 1944年(昭和19年)3月に日本陸軍により開始され7月初旬まで継続された、援蒋ルートの遮断を戦略目的としてインド北東部の都市インパール攻略を目指した作戦のこと。補給を軽視した杜撰な作戦により、多くの犠牲を出して歴史的敗北を喫し、無謀な作戦の代名詞として現代でもしばしば引用される。

 最後に、三浦の紹介する動画について。ちょっとだけ見たんだけど、まあ今回もつまんねえこと。途中で挫折した。何がつまらないって「文字と静止画像」しか出てこない(後、音楽が俺的に聞くのがつらい、はっきり言ってセンスねえ)。その意味では動画じゃない。NHKドキュメンタリーみたいな動画ならともかく、「文字と静止画像」だけじゃね。後で我慢して見て何か感想書くかもしれないけど。

【感想】
我慢して見ましたぜ、旦那。予想通り酷い。
1)何が酷いってのっけから「インドを独立に導いた運動家ボース」ですよ。大爆笑。ボースの運動をうまくガンジーやネールが政治利用したってことはあるかもしれません。しかしボースの運動自体が直接独立を導いたなんて事実はありませんよ。
2)大東亜会議を何のエクスキューズもつけずにそのまま紹介してるのには呆れましたぜ。戦前日本の主張「大東亜共栄圏万歳」垂れ流しじゃねえか。
3)ボースがしたとか言う演説「今の我々、アジア被支配民族にはアジア解放のために立ち上がった日本*46がある。重慶蒋介石政権は英米帝国主義と手を切り汪兆銘政権(日本の傀儡政権)と和解すべきだ」云々をそのまま紹介するんじゃねえっての。ポジショントークだろ、これ。
4)「援蒋ルートの為の英米の食料徴発でインドで餓死者が出た」*47だそうですよ、旦那。日本だって当時、無茶苦茶な食料徴発でアジア各地で餓死者出してるのによく言う。
5)来た!。ついにあの忌まわしいインパール作戦が来た!。ちなみに「進め!デリーへ」ってのはこの作戦のスローガンのようです。
 さすがにこのネトウヨ動画も日本が惨敗したことは紹介していますが、そもそも立案段階から「兵站無視で無謀」という批判が部下からあったのを、司令官牟田口が無視して実行した無謀な作戦だという指摘は一切しません。さすがネトウヨクオリティ。
 ちなみに知ってる人は知ってるだろうが実はボースの出身地・西ベンガル州では、一時政権与党になったほど共産党の力が強い(今は確か下野してるが)。一方今だに、西ベンガル州ではボースはそれなりに人気がある。なので共産党としてもボース批判はしづらいが、と言ってボース万歳を下手にすると、他州での選挙で「ガンジーやネールを否定するのか」と攻撃対象になる(もちろん共産党は全国政党で西ベンガル地方政党ではない)。で、どうなるかというと「そう言う歴史問題は学者に任せよう」「国民生活に直接関係ねえし」的態度を取ってるらしい。最初聞いたときは思わず吹き出してしまった。
 まあ、共産党の名誉のために断っておくと、西ベンガル州選挙では国民会議派などもボース批判なんか、まずしないらしいが(苦笑)。


三島由紀夫東京オリンピックに何を観たのか(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1227

ロンドン五輪が終わった。

ただし8月29日からパラリンピックが始まります。

私も多少寝不足になる程度には観ました

 そうですか。小生はオリンピックには「そこまでの興味はない」ので夜は早く寝ました。まあ、こう見えて人並みに「愛国者(?)」なので日本選手が勝てばいいが負けたりすると「夜遅くまで起きて敗戦観戦かよ」と、何というか悲しいので、リアルで見るとショックが大きいというのもありましたが。翌日のテレビニュース(録画放送)で見ればいいやと。

私は今のオリンピックに対して、商業主義だとか*48いろいろ批判してもしょうがないと思ってます。

いやしょうがないってことはないだろ。もちろん今時「クーベルタンやブランデージの時代」「プロ全否定の時代」に戻せるとは誰も思ってないだろうし、戻せないだろうし、戻す意味もないだろうが、それは「商業主義がどこまで行ってもいい」と言うことを意味しない。たとえばこんな事を書く三浦だって「ドーピング(もちろん商業主義の産物)は本人の意思なら批判したってしょうがないと思います」「バドミントンの無気力試合を批判してもしょうがないと思います」とはさすがに言わないだろうし、一部でささやかれるオリンピック開催地選考委員買収疑惑についても「それが事実だとしても、商業主義と批判したってしょうがないと思います、悔しかったら買収し返せばいい」とは言わないだろう。要は商業主義を全否定することはもはや無理だろうが物には限度があるという話だ。
 俺の偏見と邪推だけどこの文章は「ウヨのお仲間・石原都知事東京五輪招致活動」や「幸運にも招致が成功した場合の東京五輪開催」に「商業主義」などの批判が出た場合に備えて「石原批判しないで華麗にスルーするための前振り」かね?
 大体そんな事言うなら「北京五輪はやるな」発言だってすべきじゃないだろうに。それとも「商業主義は批判してもしょうがない」が中国批判はやった方がいいのか?。その二重基準を正当化する物は何よ?

市川崑東京オリンピックの映画をDVDで観て何度も思ったのは、この頃は、オリンピックを「平和の祭典」と信ずる、少なくとも信じるふりをすることが確かにできたのだということ。

 うーん、どうだろうね。今だってオリンピックは「平和の祭典」扱いされてるし、戦前だってナチスベルリン五輪のように明らかな国威発揚五輪はあったわけだ。それとウィキペ「市川崑」に書いてあるが、是非はともかく市川が「ある種の芸術主義」からシナリオまで書いて撮ってるという点にも注意が必要だろうね。つまり「市川映画」が「平和の祭典」を感じさせるとしてもそれは市川演出という要素が大きい可能性があると言うことだ。

1961年にベルリンの壁ができ、1962年にはキューバ危機、ベトナム戦争は継続中、このオリンピックのさなかにフルシチョフ失脚と、決して世界が平和に向かっていたわけではない。

とりあえずフルシチョフ失脚*49は平和云々とは関係ないだろ。失脚理由は確か内政問題だし、フルシチョフ失脚で米ソ関係が極端に悪化したという事実もないと思うぞ。

坂井君は聖火を高く掲げて、完全なフォームで走った

坂井君とは開会式の聖火リレーで最終ランナーをつとめた「坂井義則」氏。

東京でオリンピックを行うことができたら

 「石原都知事のお仲間」ウヨらしいお言葉。できねえっての。ドンだけおつむがずれてるんだか。日本で何回やったよ。東京、札幌、長野の三回もやってるのにできるわけがないだろ。しかも石原は五輪精神に反するようなウヨ暴言癖がある*50し、国民も他の候補国と比べて全然誘致活動を支持してないしな。よほど「日本が驚異の挽回を見せるか」「ライバル候補地(スペイン・マドリード、トルコ・イスタンブール)がポカやらかすか」「日本が大規模な買収工作するか」何か異常なことでも起きない限り無理だって。スペインは既にバルセロナで五輪をやってるからよほどのことがない限り、トルコのイスタンブールになるんじゃないの?
 俺も基本的には「まだ五輪をやってない国でやる」方がいいと思う。
【2014年9/7追記:残念ながら、その「異常なこと」がおき東京五輪となってしまいました。】

このような三島の文章をどこかで再現できるようなオリンピックを開催することを目指してほしいと切に思います。

要するにどういう五輪を目指してるわけ?。三島の文章ってかっこつけてるけど平たく言えば「オリンピック見て、選手の活躍に感動した!」ってだけじゃん(それプラス今では時代錯誤のウヨ的な「ニッポン万歳」か?)。そんなの開催地が目指さなくても選手が活躍しさえすれば実現できるし、開催地が目指すようなもんじゃないだろ。大体、東京五輪云々の前にリオ五輪があるだろうに。


■「フィンランド戦記 この動画は涙なくしてみれないほど素晴らしい!」(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1220
 著作権侵害の疑いのある動画(つまり後に権利者の主張で削除される可能性のある動画)を「すばらしい動画なのであえて紹介」と言う三浦に吹いた。ダメだろ、違法動画紹介したら。すばらしい動画なんて何の言い訳にもならないだろ。むしろ「違法動画と気付かず」に、あるいは「気付かない振り」して「すばらしい動画です」と紹介するのならまだわかるけどね。「気付かないふりをするのは無理」と言う判断なのかしら。だったら最初から紹介するなよ。
 「違法動画を紹介したらダメ」と言うのが俺の価値観だが、三浦の価値観は「違法動画でも紹介していい」らしい。三浦の価値観はマジでわからないな。
 ちなみにちょっとだけ見た*51んだけど、まあつまんねえこと。途中で挫折した。何がつまらないって「文字と静止画像」しか出てこない(後、音楽が俺的に聞くのがつらい、はっきり言ってセンスねえ)。その意味では動画じゃない。NHKドキュメンタリーみたいな動画ならともかく、「文字と静止画像」だけじゃね。もしかして「涙」ってのは「動画がつまらなすぎてあくびと涙が出た」って話ですか、三浦先生?。後で我慢して見て何か感想書くかもしれないけど。

フィンランド現代史には多少興味があったのですが

という三浦が自ブログで紹介するネタがほとんど「ソ連フィンランド戦争」と「日露戦争の東郷伝説ネタ(ちなみに以前も指摘したが東郷ビール伝説はガセネタだし、トーゴーという名前をつける人が多いなんてのも何の根拠もない。あるというなら是非教えてほしいですね)」と言うのには吹き出さずにはいられない。「反ソ連(反ロシア)」「日露戦争万歳」とはわかりやすいウヨぶりだな。フィンランド(というより北欧三国か)というのは「福祉国家」「多文化共生国家」「環境国家」「男女平等」の一つの模範として左翼からも一定の関心を持たれてるわけだが三浦にはそう言う問題意識はナッシングなんだろうな。三浦のようなウヨって福祉も多文化共生も環境保護も男女平等も大嫌いだろうからな(毒)


【参考:東郷伝説がガセネタであることについて】

http://miura.trycomp.net/?p=157
「「フィンランディア」を聴くときには」(三浦の個人ブログ)
(注:日露戦争の日本勝利で)子供に「トーゴー」「ノギ」と名前をつけるフィンランド人が多く現れる。

 何の根拠も上げず、怪しいネタを平然と書く三浦のバカさ半端ねえ。こんなバカを役員に担げる「守る会」会員(「野原何とか」さんをもちろん含むが「野原の書いたエントリへのコメント以外IDコールするな」とのことなので、IDコールはしない)の馬鹿さも半端ねえ。


私の雑記帳『「東郷ビール」なんてありません』
http://www9.plala.or.jp/Jussih/amiraali/epavarma.htm
 東郷ビールはあるけど伝説は嘘だよというエントリ。「世界の提督」ビールの一本に過ぎず他にネルソン*52提督ビールなんかもあるから、東郷が尊敬されてる証拠になんかなるわけがない。


Suomen kieli
『「東郷ビール」という伝説』
http://suomi.racco.mikeneko.jp/Elama/togo-j.html
フィンランド親日国か』
http://suomi.racco.mikeneko.jp/Elama/ystava.html
 三浦のようなフィンランド親日国説はデマだよというエントリ。別に反日って事もないがほとんどの人間は遠く離れた日本になど無関心で、他のヨーロッパ諸国に比べ特に親日的という事実はないとのこと。それどころか、反日ではなくただのネタなのだが「釣り目に眼鏡・出っ歯・下手な英語という,欧米人にありがちな日本人像」の女性「ノリコ(もちろんフィンランド人の扮装)」が登場し著名人に突撃インタビューするというバラエティー番組が放送されたこともあるそうだ。まじめな日本人だと激怒しかねないな。
 ちなみに「ノリコ」の画像については、TERVE !!「フィンランドのTV番組」(http://suomi.exblog.jp/1352116/)を見るとわかる。あまりにもウケ狙いの扮装で爆笑させてもらった。「noriko show」でググるとユーチューブ動画も見つかる。日本人の目から見るとどう見ても日本人には見えない点(つけ鼻して外国人を演じる日本人みたい)がばかばかしいがインタビュー自体はまともな物のようだ。毎回、最後に「フィンランド人が扮装した偽日本人」ということがばらされて、インタビュー相手が大爆笑という落ち。ノリコの隣に「日本人風の男性(ノリコのアシスタント?)」がいるがほとんどしゃべらないのでこの人がどういう人かはよくわからない。
ちなみにこの種のネタ番組には「ミツコ・つり上がった目*53で見た世界」(ハンガリー)と言うのもあったらしい。もちろんこれも反日ではなくネタなのだが現地の日本人を怒らせてしまい、中止に追い込まれたらしい。


(参考)

http://www.47news.jp/CN/200305/CN2003051501000036.html
共同通信「日本やゆの番組一時休止 ハンガリーの民放」
 ハンガリーの民放テレビが日本をやゆしたバラエティー番組を放映、ブダペスト日本大使館が抗議している問題で、同大使館当局者は14日、民放側が6月から3カ月間、番組を休止、9月から番組の題名を変更するなど改善策を取ると通告してきたことを明らかにした。大使館は当面、事態の推移を見守る方針だが、担当の阿部宏書記官は「人種差別ととられて仕方ない番組であり、番組名の変更など小手先のことで済む問題ではない」と話し、今後も根本的な改善に向けて働き掛けていくとしている。番組は、TV2の「ミツコ・つり上がった目で見た世界」。かつらや義歯で日本人女性を装ったリポーターが、著名人に突撃インタビューするという内容で、日本の生活風俗が度々やゆされていたため在ハンガリーの日本人が反発、大使館が抗議していた。


 何で三浦みたいなバカウヨって「フィンランド親日国説」とか、デマを平気で流すクズの分際で他者(北朝鮮とか)批判ができるんだろうね。


スオミの森の陰から『フィンランドの東郷ビール』
http://koulu.blog76.fc2.com/blog-entry-85.html


伊那谷牧師の雑考『東郷ビールなんてありません(追記あり)』
http://zios.seesaa.net/article/138791864.html


  ちなみに「フィンランド」でググったらヒットした次のような本が参考になるのではないかと思う。
1)世界の教科書シリーズ 33『世界史のなかのフィンランドの歴史―フィンランド中学校近現代史教科書−』(2011年、明石書店
 明石書店の「世界の教科書シリーズ」の一冊。このシリーズは平易で読みやすいから入門書としておすすめだと思う。
2)エリア・スタディーズ『フィンランドを知るための44章』(2008年、明石書店
 明石書店の「エリアスタディーズ・○○を知るための△△章」シリーズの一冊(○○には国名が入る)。これまたこのシリーズは平易で読みやすいから入門書としておすすめだと思う。
 入門では足りなければ、1),2)が上げる参考文献を参考により深い専門書でも読めば良かろう。また1)の訳者で2)の著者である百瀬宏氏、石野裕子氏の著書を読んでもいいだろう。
百瀬宏氏:
著書『小国外交のリアリズム:戦後フィンランド1944〜48年』(2011年、岩波書店
石野裕子氏
著書『「大フィンランド」思想の誕生と変遷:叙事詩カレワラと知識人』(2012年、岩波書店


 ちなみにフィンランドと言ったら次のようなことがあるですな。適当に上げとく。


(1)『PISA調査で1位になったことがある』
 PISAつうのは国際的な子どもの学力調査です。日本の子どもの学力が下がったと言われるのはこのPISAの順位が下がったということだったりします。で、このフィンランドの好成績をどう評価するかってことで「PISAフィンランド」でググるといろいろと本がヒットします。
(2)『ムーミン
 昭和世代には懐かしいムーミンの祖国がフィンランドです。もちろん昭和世代にとってムーミンとはあくまでもフジテレビで「中の人が岸田今日子」。決して、テレ東で「中の人が高山みなみ」ではありません。
(3)『サウナ』
 ウィキペ「サウナ」曰く、サウナの本場はフィンランドだそうです。
(4)『フィンランド化発言』
 三浦のブログで知りましたが中曽根首相が「国防努力を怠ったら日本はフィンランドみたいにソ連に攻められる」と失言して、フィンランドに抗議されたという話。

アマゾンで、フィンランドの英雄、マンネルハイム元帥*54の伝記本まで注文してしまった。

著書名上げればいいのに。「マンネルハイム、伝記」でぐぐったらヒットした、植村英一『グスタフ・マンネルヘイム―フィンランドの“白い将軍”』(1992年、荒地出版社)かね?
 しかしこれが「安心の山川出版社」とかならともかく「荒地出版社」なんて聞いたことのない本屋だと心配だな。変な本を読むと本当に泣きたくなるからな。

敗戦を受け入れざるを得ない状況で、フィンランド軍幹部が「元帥、まだ我々は戦えます」と戦争続行を求める声に、マンネルハイム元帥が「そう、我々はまだ戦える、だからこそ、今講和条約を結ばなければならないのだ。我々が戦う力を失った後では、完全なる屈服を招くだけだ」と説得

 ソ連フィンランド戦争と日本の太平洋戦争では一方は「不可避の国土防衛戦争」、一方は「避けられた侵略戦争」と性格が全然違うが、日本政府首脳陣が政治的判断ミスから降伏の機会を失って、広島、長崎原爆投下やソ連参戦の悲劇を経てから無条件降伏したのと比べるとその違いに絶句するな。その点三浦はどう思ったんだろうか。

朝比奈隆が、戦後フィンランドに行ってこの曲を指揮したとき、まずオーケストラに、この曲はこれまでどういう風にやっていたかを聴いて、とにかく最初を遅いテンポで堪えて、悲劇的な雰囲気を盛り上げるのが肝心などだというコツをつかんで指揮したら、大うけだったという話をしています。

 朝比奈さんというのは大阪フィルハーモニー交響楽団の創立メンバーの一人で、指揮者です。大阪フィルってのは橋下が財政難を理由に補助金大幅カットを打ち出してるところですね。
 本当に文楽と言い、大阪フィルと言いあの男の文化敵視に腹が立ちますね。批判運動で橋下の暴挙を何とか撤回に追い込みたい、大阪の民度の低さでそれが不幸にしてダメでも何とか大阪フィルや文楽などがファンその他の支援で頑張ってほしいところです。


■日朝交渉再開へ 遺骨問題で最終調整  
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00878
 日朝赤十字交渉にバカウヨの三浦が因縁つけるというげすな話。三浦の場合本心は「北朝鮮打倒、交渉全否定」なのに「交渉を否定する気はないが条件がある」と因縁をつけるところが実にゲス。三浦の何がゲスかって遺骨問題や墓参問題の解決が拉致問題や日本人妻問題の解決に先行することが気にくわないとほざいてることです。先行して何が悪いのか。日本人妻問題などを先行させろと言えば、北朝鮮が反発して交渉がぽしゃるんじゃないかというげすな考えでしょうが。日朝交渉が少しでも進展することがよほど不愉快なんでしょう。こういう三浦みたいなゲスが役員の「守る会」ってのは当然会自体がゲスでしょうし、「野原何とかさん」を含む会員の皆さんも当然ゲスでしょう。
 三浦、お前その「遺骨問題や墓参問題を軽視する言葉」を、全国清津会(朝鮮からの引き揚げ者の団体で、遺骨返還や墓参のための日朝交渉を強く求めている)の人々の前で言えるんだろうな?。清津会の皆さんは激怒すると思うぞ。


結核を患う2人の若い脱北者の救援を在タイ大韓民国大使館に緊急要請 (北朝鮮難民救援基金ニュース) 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00876
見え透いたお涙頂戴乙。小生は「自他共に認めるお人好し」なのでこの種の「お涙頂戴」だけ三浦一派がやってればだまされて献金したかもしれない*55が「朝鮮学校無償除外」「寺越武志さんを拉致認定せよ」「市民の党疑惑と言う言いがかりで菅前首相を誹謗」などするからだまされなかったわけだ。まあ連中がやりたいのはむしろ俺が賛同できない方で、俺が賛同できる方は偽装なのだろうが。

*1:伊賀のはてなブログがなぞなぞ認証になっていて、伊賀の所属政党を入れないと行けないのが不愉快だ。もちろん何党かわかるが俺は伊賀をまともな党員とは認めてないので入力したくないのだ。マジで党員なら有害無益な存在だからとっとと党を出てけばいいのに。

*2:俺は伊賀と違い「よくやった」と思った

*3:党員ではないですね、はい

*4:俺も人のこと喧嘩腰と言えるほどもちろん立派ではないが

*5:ググったら昔は『日本焼肉物語』(光文社知恵の森文庫)のような政治色の少ないものをやっていたのに最近は『北朝鮮・驚愕の教科書』(文春新書:題名と版元から大体予想がつく) というウヨ方向に行って巣くう会とつるんでるらしい。つまり昔は巣くう会とつるんでたのに最近は距離をおいてるお利口な「関川夏央」(ウィキペも2000年以降は朝鮮・韓国ものからは距離をおいてるとしている)とは逆方向の方らしい。やめた方がいいと思うが。

*6:三浦らウヨが転び公妨などの日本国内の「おかしな取り調べ」になんと言ってるか、気になるところだ。まあ、連中に興味があるのは人権問題ではなく、単なる中国、北朝鮮罵倒だろうから何も言ってないのだろうが。

*7:小生は東大名誉教授の和田春樹閣下、NHKに良く出る静岡県立大の伊豆見元閣下と「関口宏のサンモニ」によく出る辺真一閣下ぐらいしかよく知らん

*8:ちなみにこんなことを連中が言うのは昨年(2011年)12月に金正日氏がなくなり、2012年から金正恩体制がスタートしたから。新体制になって状況が有利になったと言う連中だが今のところとてもそうは見えない。

*9:ただ自主的に北朝鮮へ行った「帰国事業での帰国者」すら外国へ自由に行けないことを理由に拉致被害者扱いする巣くう会の立場ではジェンキンス氏及び曽我さんの子どもも拉致被害者扱いしないと筋が通らないと思うが、そうすると「小泉第二次訪朝の価値」を認めることになるから、5人以外帰国した拉致被害者はいないとなるのだろう。全くご都合主義な連中だ。

*10:ジェンキンス氏、美花さん、ブリンダさんが帰国したのはもちろん2002年10月15日ではなくもっと後

*11:本心では「皇室嫌いの日本国民など反日」とでも思ってる癖に、「一定以上いる」と書いてリベラルぶってるところが実に興味深い

*12:俺個人は「天皇訪韓するならきちんと謝罪してほしい」というのは何ら失礼に当たらないと思うが

*13:三浦が中国に対して悪口雑言はきまくってることを考えると、三浦は日中友好をどうでもいいと思ってる疑い濃厚だが。なお、他の人間はともかくそう言う立場の三浦ら日本極右に中国側の対日言動をどうこう言う資格などないだろう

*14:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*15:中曽根首相が更迭した

*16:佐藤・田中内閣官房長官、三木内閣建設相、中曽根内閣蔵相などを経て首相

*17:田中内閣文相、鈴木内閣法相などを歴任

*18:引責辞任

*19:竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣外相などを経て首相

*20:引責辞任

*21:引責辞任

*22:中曽根内閣建設相、海部内閣運輸相などを歴任

*23:引責辞任

*24:簡単に言いすぎだろう。密約のポイントは「日本は韓国の実効支配を事実上、黙認するが、韓国も竹島の状態を現状維持し変更しない」「漁業問題は竹島の所属に関係なく解決する」といったところだろう

*25:そもそも国民に隠れて密約など結んでいいのかと言うためらいや「密約の存在を外務省が認めてない」のにそんな代物を韓国相手に持ち出すことができるのかといった疑問が三浦にないのに恐れ入る

*26:教科書について言えば検定で竹島問題について書かせることは、鈴木内閣の「いわゆる近隣諸国条項」に反する疑いもある。この条項は密約ではないし、もちろん今も有効である。

*27:過去「核密約などない」と平然と嘘をついた外務省では信用しがたいが。核密約についてはググったところ次のような本がある。新原昭治『あばかれた日米核密約』(1987年、新日本ブックレット)、不破哲三『日米核密約』(2000年、新日本出版社)、太田昌克『日米「核密約」の全貌』(2011年、筑摩選書)

*28:小泉内閣総務相安倍内閣外相などを経て首相

*29:鳩山内閣農林相、岸内閣経済企画庁長官などを歴任

*30:ウィキペ「宇野宗佑」によれば宇野は一時河野の議員秘書を務めたほど河野に近かった。宇野は田中内閣防衛庁長官福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相に就任するが女性スキャンダルで短命首相に終わった。

*31:岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相

*32:朴正煕政権、金大中政権で首相

*33:後に大統領

*34:嶋本の行為は事実ならばジャーナリストがやるべき行為ではあるまい

*35:そもそもそんな密約の存在を金泳三が把握していたのかが、まず問題だろう。表に出せない密約の存在を彼が知らないとしても不思議はない。また日本側にこうした事態を招く不手際がなかったかも問題だ。一方的に金泳三を非難できる話ではないと思う。

*36:密約が事実だとして何故中曽根が知ってるのか?。歴代首相に受け継がれてるのか、それとも中曽根が河野一郎の子分だったからか?

*37:内閣官房長官、池田内閣通産相などを歴任

*38:慰安婦という「人身売買」「女性の人権問題」に無関心な三浦がよく言う。

*39:誤解してるのか知らないが「旧植民地時代(1945年8月15日以前)」に限らないと思うが

*40:お前は保守派じゃなくて「極右」「真正保守」「トンデモ右翼」だろ?。極右が保守派名乗ってるんじゃねえよ。

*41:いわゆる「進歩的文化人(左派文化人)の多くはソ連、中国評価で間違いを犯した」→「だから連中の言うことは全て間違い。産経新聞こそ正義の報道」と言う駄本。稲垣個人の具体的な進歩的文化人批判の是非はともかく「ソ連等の評価が甘かった」と言う批判はもちろん間違いではないし、稲垣以外にもそう言う批判者はいる。いわゆる左派の中には自己批判されてる方もいるかと思う。しかしそこから「南京事件従軍慰安婦も嘘、否定論の産経こそが正義」などとでたらめなことを言い出すのが稲垣なので始末に負えない。

*42:山本とは文春が売り出した極右文化人。その主張のでたらめぶりは浅見定雄「にせユダヤ人と日本人」(朝日文庫)を読めばよくわかる。山本を記念して右翼出版社PHPが始めたのが山本賞。稲垣以外にも中西輝政(安倍ブレーンの一人)、福田和也竹田恒泰と受賞者にはウヨが多い。そもそも選考委員自体が現在、渡部昇一,中西輝政(中西は受賞者から選考委員に出世したらしい)とウヨが多いから受賞者にウヨが多いのも当然だが

*43:もちろん産経万歳、朝日はくたばれと言う極右らしい論評である。

*44:国塚はボース工作を行う陸軍・F機関とやらの関係者、つまりボース工作の当事者、旧日本陸軍軍人らしいのでその主張には注意が必要だろう。

*45:確か飛行機事故死

*46:日本が台湾、朝鮮を植民地支配してることは華麗にスルーですよ

*47:本当かどうか知りませんが

*48:商業主義以外では国威発揚が批判としてある

*49:フルシチョフの後任として党第一書記(後に書記長と改称)にはブレジネフが、首相にはコスイギンが就任した

*50:ロンドン五輪では差別発言でギリシャの選手がペナルティ食らってる

*51:違法画像を見るのはまずい気もするが

*52:トラファルガー海戦でナポレオン軍を破ったイギリスの軍人

*53:欧米人的にはつりあがってるんだなあ

*54:ソ連フィンランド戦争での軍最高司令官

*55:まあ動機はともかく非の打ち所のない「お涙頂戴」だけやって、アホなことは一切やらないで、それで成果を上げてれば「だました」とはいえないかもしれない