「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート38(追記・訂正あり)

パート37の続き。
■朝鮮の衛星打ち上げ失敗についてその1
 成功したところで日本マスゴミは「ミサイルという武器を手にした危険な国」としか朝鮮を描かないだろうが、失敗したことによって「ミサイルを手にしようとした危険な国」プラス「それに失敗した無能な国」と描くかと思うと不愉快だ。日本や米国だって失敗することはあるのに。
 これで、巣くう会などが「北朝鮮崩壊間近」などとでたらめを声高に叫ぶかと思うとそれも憂鬱だ。以下は、この件で小生が興味深いと思ったはてブやツィートを紹介し、それにコメントする。

浜田一穂・野木恵一・江藤巌‏@ROCKY_Eto
天国でフォン・ブラウン*1とコロリョーフ*2が肩を並べて「まあ我々もあんなもんだったよな」「二度や三度の失敗でめげてたらロケット屋はやってられんよな」「無茶苦茶言ってくる政治指導部を誤魔化すのも仕事のうちだしね」とか言っているに違いない。

その発想はなかった(笑い)

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.afpbb.com/article/politics/2871172/8772194
hitouban
「失敗は成功の母」的ないい話スピーチを目下用意中なら、この三代目体制は手強い
flagburner
北朝鮮は過去、1998年と2009年の「衛星打ち上げ」の際にはいずれも失敗が明らかだったにもかかわらず「成功」と発表しており、今回失敗を認めたのは画期的といえる」ふむ。

河信基(ha-shingi)‏@hashingi
@matabei33 失敗を報じたのは北朝鮮としては画期的な事で、新体制下で情報開示が進んでいることを物語る。評価すべきでしょう。国に余裕が出てきた証しでもある。さらに透明性を高め、事故の原因を徹底究明してから再チャレンジすればいい。原発事故に比べればかわいいもの。

モトガオ‏@motogao
・おお、ちゃんと失敗を認めたんだ!いいね正恩同志、潔いよ。 RT @nhk_seikatsu: 【朝鮮中央通信が発表】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、「午前7時38分過ぎに人工衛星を打ち上げたが、衛星は軌道に乗らなかった。現在、失敗の原因を調べている」と発表しました。(
朝鮮中央通信のサイト見てきた。文面は素っ気ないけど、潔く失敗を認めていて好印象。二時間くらい前に冗談半分で金正恩第一書記に期待したこと(注:正恩氏自ら「失敗は成功の母」的なスピーチをする)が半分くらい叶ったような気分である。

今回早い段階で失敗をはっきりと認めたことはよかったと思う。

河信基(ha-shingi)‏@hashingi
北朝鮮ロケット打上失敗は、金正恩新体制に水をかけた。失敗の理由をどう説明するかによって、影響は分かれる。失敗原因を明確にし、次回打上に繋げることが出来れば傷は浅いが、下手な説明をして誤魔化すと政治的な危機に発展する可能性もある。注目しよう。

まあ、そうだね。今後に注目だね。

遺訓は守ったからもういいだろう。打ち上げは中止すべきだろう。

「計画からの完全撤退」「一時凍結」も選択肢の一つではあるでしょう。計画に固執して国力が落ちたのでは本末転倒ですから。ただまずは失敗原因の分析だよね。

モトガオ‏@motogao
北朝鮮側が失敗を認めた後に見ると、この連中の卑しさと下劣さがよりハッキリと浮き彫りになりますなあ。 RT @kiyoekawazu: 市民じゃなくて蛮族!→「北ミサイル打ち上げ失敗、万歳」 朝鮮総連前で市民団体らが抗議(産経新聞) - http://bit.ly/IkfPHw

確かに「市民じゃなくて蛮族」だよね。しかしどこの自称「市民団体」なんだか?。何で産経さんは団体の名前出さないんだか。「名前が出せない恥ずかしい行為」と自覚してるのか?

國分功一郎高崎経済大学経済学部准教授)‏@lethal_notion
文科省公立大学宛に北朝鮮からミサイルが飛んでくるかもしれないから気をつけろって通知を出してる。原子炉が三つもめちゃくちゃになった時、文科省公立大学あてに放射性物質が飛んでくるかもしれないからって通知出したのかね。北朝鮮核兵器より自国の核がめちゃくちゃやったんじゃねーか。

だよねえ。危険性の認識がおかしすぎ。

モトガオ‏@motogao
何の関係もない子供を苛めるのは馬鹿な日本社会の人物ですが、それまで北朝鮮のせいだと言いたげな記事ですな。毎日◆北朝鮮:ミサイル発射「はらわた煮えくり返る」 在日2世 http://goo.gl/1Ch2s 「孫のことも気にかかる。06年と09年のテポドン発射の時もいじめられた」

毎日のアホな記事には「はらわた煮えくりかえる」ね。レイシストのバカが一番悪いに決まってるじゃねえか。朝鮮のせいにするな。


■韓国の総選挙結果について
 id:motorunder氏もツイッターで嘆いているが、俺にとっても「うれしさ4割」といったところだ。野党が議席を伸ばし、与党が議席を減らしたことは正直うれしいが、一時は「セヌリ過半数割れ」「民主統合党第一党か」「統合進歩党20議席獲得か」とも言われていたのでそうならなかったことが残念である。韓国でどんな結果が出ようと日本人が自国の政治を変えるには頑張るしかないわけだが、ここでセヌリが大敗すれば「セヌリが進めようとするTPP参加路線がぽしゃり、野田にもダメージ」「対北朝鮮外交がより太陽政策な方向に行き日本外交にも影響を与える」可能性が強まったわけで本当に残念だ(とは言え右派は相対的に見れば議席数を減らしており、特にセヌリより右の自由先進党議席を半減させているし、セヌリ、自由先進党以外の右派政党は議席をとれなかったようだ。少なくとも「巣くう会とつるむ韓国極右」のような極右的な路線を与党はとれないだろう。実際とらないだろうが。産経は大喜びしているようだがその意味で「産経にとって最悪の事態にならなかった」だけで大喜びできる話ではない)。今回の選挙結果からそれなりの教訓を引き出しぜひ大統領選では野党が勝利しセヌリと朴槿惠の「息の根」を止めてほしい。
これについてはまず
五十嵐仁氏のエントリ「韓国総選挙で野党勢力は善戦・健闘するも過半数には届かず」
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2012-04-12
を紹介しておく。五十嵐氏が言うように議席を増やした以上、負けたと評価するのは否定的過ぎるだろう(追記:と書いたのだが当初予想ほど躍進できなかった責任をとって韓明淑氏は党首を辞任する意向らしい。韓氏が辞任の意向を表明した背景には党内の派閥対立もあるようだが下らぬ内紛だけはやめてもらいたい)。
 次にスーパーゲームズワークショップエンタテイメントの中の人(以下、中の人)の記事「要約記事06」(http://sgwse.dou-jin.com/Date/20120413/1/)を紹介する。
 今回の選挙結果について、セヌリは「野党側の選挙戦術に問題があった(中の人いわく候補者の選定においてごたごたがあったり、執行部の身びいきか、不適切な候補者がいた)」と分析し、一方、民主統合党は「郵政選挙小泉ブーム」のような「朴槿惠ブーム(セヌリへの改名による改革ムードの醸成)」を打ち破ることができなかったと反省しているようだ。おそらく両方とも正しい分析であろう(中の人はセヌリの方が正しいとしているようだが、朴ブームも侮ってはいけないだろう)。中の人が言うように「当初、自民大敗が予想されたのに、そうならなかった」という意味で、今回の選挙は郵政選挙に似ているかもしれない。
 しかしだからといって「当面政治変革があり得ないかのように見る」のは否定的過ぎるだろう。野党が議席は増やしている点が郵政選挙とは違うし、そもそも「第二自民党民主党民主統合党では性格がだいぶ違うと思う。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2012.4/12分)

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13341547938801
茨城新聞
民団茨城は、発射の際には直後にも、水戸市千波町にある在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)県本部前で抗議活動を行う方針を明らかにした。全国の民団地方本部による一斉活動の一環で、シュプレヒコールや抗議文朗読などを予定しているという。

 朝鮮総連関係ねえだろ。差別者の民団は「死ねばいいのに」。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2012.4/4分)
産経新聞「京都の公園を無許可占有、朝鮮第一初級学校が新学期から休校、「廃校」へ」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120404/waf12040413570016-n1.htm
 産経が「市民団体が抗議」と平気で書けるのは吐き気がします。ウヨの嫌がらせだろ、全く。さすがに警察の逮捕、検察の起訴については触れてますが、裁判判決について触れないのは何なんでしょうか。その上、「タイトルおよび本文で」都市公園法違反がどうとか書いてどっちもどっちでウヨを免罪しようとしているのが見えすいています。どれほど産経は恥知らずなのか。
 バカウヨ共への判決については
はやく仕事しろ>俺
「京都朝鮮学校襲撃事件刑事裁判高裁判決要旨」
http://d.hatena.ne.jp/arama000/20111031/1320050817
「京都朝鮮学校襲撃事件刑事裁判高裁判決」
http://d.hatena.ne.jp/arama000/20120321/1332298564
を紹介しておきましょう。
 俺の住む埼玉でも、少子化による生徒減少が原因の学校統廃合(特に義務教育ではない高校)は何ら珍しいことではありませんので、今回の統廃合が差別が原因だとは必ずしも言えないでしょうが、差別事件の後なので後味が悪いことは確かです。
 産経の取材に学校側がノーコメントなのは当たり前でしょう。やくざに変なことを言ったら嫌がらせの材料にされるだけです。まともな人間は産経をジャーナリズムとは認識しておらず、街宣右翼の機関誌と同レベルと認識していますから。こんなのを除名せず野放しにしてる日本新聞協会および加盟新聞社はどれほど精神が腐ってるんでしょうか。まああんなのの存在を認めてる「俺を勿論含む」日本人全て(特にアホなのは購読してる奴でしょうが)がアホであり罪深いわけですが。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2012.4/3分)
産経新聞「ロシアと北朝鮮結ぶ鉄道、商業運行10月開始予定」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120402/erp12040222250004-n1.htm

 北朝鮮朝鮮中央通信は2日、同国鉄道省幹部の話として、北東部の羅津港とロシア極東沿海地方のハサンを結ぶ鉄道(全長54キロ)で、貨物列車を使った商業運行が10月に始まる予定だと報じた。
(中略)
 北朝鮮には羅津港がある経済特区・羅先の開発、ロシアにはシベリア鉄道の物流ルート活性化の思惑がある。
 同通信は、この区間で年間10万個のコンテナが輸送されるとの見通しを伝えた。

 こういう事実を認めず全く効果のない経済制裁を唱える家族会、巣くう会は痛すぎる。周辺諸国(ロシアや中国)が北朝鮮崩壊を望まず、したがって崩壊しない・させないとの前提の元で動いてるのに経済制裁で打倒できるわけがないだろう。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2012.4/2分)
産経新聞『北工作機関*3トップ 朝鮮高生組織と接触 「正恩氏に忠誠」直接指示』
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120402/crm12040208280000-n1.htm
 ガセネタ常習のRENKと産経なので話半分に聞いておいた方がいい。朝鮮学校関係者から反論があると幸いです(たとえば以前、id:motorunder氏だか誰かが「朝青は強制加入ではない」と書いてた様な記憶があります。間違ってたらお詫びしますが)。
 ここに書かれてることが事実だとしても「日の丸君が代強制」を「国歌・国旗だから」と言って正当化する産経に「国家元首絶賛強制」を批判する資格は全くありませんし、朝鮮学校に問題があろうとなかろうと無償化除外だの補助金削減だのは不当な差別です。
 しかしブクマにも書きましたが、在日の癖して、在日差別に荷担するとはRENK李英和には恥というものがないのか。人間ああはなりたくないものです。


id:motorunder氏のツイッターを読む(2012.4/14分)

 今日は結局、北朝鮮人工衛星発射にまつわるニュースに振り回された1日だった。そしてこの国はこんなにいつまでも変わろうとしないで大丈夫かと不安になった1日でもあった。もちろん北朝鮮のことじゃない、日本のことだ。以下、この期間に思ったことについて書いていこうと思う。超連投につき注意。
1.この数週間の間、一体どれだけのマスコミが連日ニュースを垂れ流し、何回「人工衛星と称する事実上のミサイル」という珍妙な言葉を連呼したことだろう。僕にとってこの期間のメディアの乱痴気騒ぎは、彼らが自発的かつ積極的に情報統制に荷担したという意味で、報道の自殺にしか見えなかった。
2.この期間、日本のマスコミは一回でも「何故、北朝鮮人工衛星が事実上のミサイルと言えるのか」、「何故、彼らが人工衛星を打ち上げてはいけないのか」という疑問について掘り下げて取り扱ったことがあっただろうか。
3.恐らくそんなことは無かっただろう。「北朝鮮だから事実上のミサイルに違いない」し、「安保理決議に違反しているからそんなことは許されないに決まっている」。電波と新聞紙をあれだけ埋め尽くしておきながら、彼らが叫んでいたのは小学生だって五分で覚えられそうなこの二つの定型文だけだった。
4.確かに安保理決議を無視していいわけもないし、北朝鮮が主張する一般国際法上の権利と安保理決議のどちらが優先するかについて議論するのも大事だろう。だけどそれと同じくらい、「何故、北朝鮮の時だけこんなに大きな騒ぎになるのか」を考えることだって大事なはずだ。
5.そこを考えずに「事実上のミサイルガー」「安保理決議ガー」とオウム返しのように繰り返していたって思考は発展しない。それは朝鮮学校の無償化除外問題を「法律上の整合性」という観点からのみ批判するのと同じくらい薄っぺらい
6.言うまでもなく、朝鮮学校に対する差別政策は、普遍的人権という観点から問題視されなくてはいけないし、北朝鮮人工衛星発射問題は、半世紀以上に及ぶ冷戦構造という歴史的経緯に対する視点を抜きにして考えることはできない。
7.この国は北朝鮮が一回ミサイル発射実験をする度に大騒ぎするけれど、米韓が毎年のように北朝鮮の目の前で行っている大規模な軍事演習には何の関心も払わない。世界最強の大国の、最新鋭の戦闘機や空母が行き交う実戦演習が眼前で展開されるプレッシャーを、自分達に引きつけて考えようとはしない。
8.この国は北朝鮮に国際的ルール(それも自分達の都合のいいように解釈した)の遵守を強要するけれども、アメリカが国際的ルールも規範も踏みにじって始めた戦争には諸手を挙げて賛成し、その戦争のキッカケとなった理由*4が大嘘だったと分かった後も、ただ一言の言い訳すらしようとしない。
9.そして自分達が北朝鮮の「横暴」を見つめるように、北朝鮮が自分達の「横暴」をジッと見つめていることを全く自覚しようとしない。「見る側」、「審判する側」は自分達であり、「見られる側」、「審判される側」は北朝鮮だと当たり前のように思っている。息をするように自然に、そう信じている。
10.そもそも日本のマスコミは一回だって、「北朝鮮人工衛星を欲しがるとしたらそれは何故か」という問いをたてたことがあるだろうか。仮にあるとしても、「国威発揚のため」*5とかいう簡単極まりないレッテルを貼るだけで、それ以上のことは考えようともしないだろう。
11.別にそのレッテルが完全に間違っているというつもりはない。国威発揚という側面、大いにあるだろう。ただしそれと同じくらい切実に、自前の気象衛星を持つことで天気予報に役立てたいとも思っているはずだ。そうすれば他国から高い衛星写真や天候データを買わなくて済む。
12.自前の気象衛星を持てば、災害対策や農業の発展にだって役立つ。普段あれだけ北朝鮮の深刻な食糧事情や農業の不作について取り上げているわりに、日本のマスコミの皆さんはこういう時にはそこら辺の事情が全く目に入らなくなるらしい。
13.確かに費用対効果という問題はある。はたして「今」、莫大な費用を投じてまで人工衛星の開発に注力する必要があるのかという指摘は出てきて当然だろう。しかし僕達は、その費用対効果について正確に判断できるほどの知識を持っているだろうか。
14.そして日本のマスコミは、そういった費用対効果を判断するだけの情報を伝えようと努力してきただろうか。北朝鮮をお昼のバラエティ番組のネタ提供媒体以上のものとして、自分達と地理的にも歴史的にも関係の深い隣国として、真剣にその実像を捉えようとしてきただろうか。
15.僕にはそうは思えない。軍事パレードを映し続けること、指導者の姿だけをクローズアップし続けること、最近だと発展する平壌の街並みを撮影し、「首都には無理やりな集中投資しているようだが地方は悲惨」という定型文だけを繰り返し続けることが北朝鮮の実像を伝える報道だとは思えない。
16.それらは確かに確かに一面の真実ではあるけれど、北朝鮮の全てでは無い。軍事パレードに出てる軍人は普段何をしているのか?指導者の下で働く人達はどんな情報をトップに上げているのか?具体的にどこの地方がどれくらい、どう悲惨で、何でそのような状態にあるのか?
17.こう言うと必ず次のような反論が帰ってくるはずだ。「そういう突っ込んだところまで取材できないのは、北朝鮮が極度の閉鎖国家だからだ」。成る程その通りだ。そしてそういう時こそジャーナリストの腕が鳴るってもんじゃないのか。本丸が固いなら外堀から攻めていく手はいくつだってあるだろう。
18.北朝鮮の経済戦略について知りたいなら、なぜ韓国の北朝鮮経済研究をフォローしないのか。対外経済関係について知りたいなら、なぜオラスコム*6の会長にインタビューしようとしないのか。北朝鮮の食糧事情について知りたいなら、なぜ文浩一の研究*7を参照しないのか(日本で出版されてるのに!)。
19.そういうアプローチは遠回りかもしれない。センセーショナルで無いかもしれない。視聴率が取れないかもしれない。だけど北朝鮮の実像を知りたいと思うなら有益だろう。日本全国あらゆるチャンネルで十年一日みたいに代わり映えしない報道を流す暇があるなら、それくらい試してもいいだろうに。
20.だけど日本のマスコミは決してそうしようとはしない。毎日毎日同じ鉄板の上で焼いたような同じ型の「北朝鮮報道」を洪水のように流し続け、たまに今回みたいな耳目を引くニュースが出ると一斉にこうだ。「いやー、あの国はホント相変わらずですね!」。
21.相変わらずなのは君達の方だと言いたい気持ちをグッと我慢して、それでは北朝鮮が本当に「相変わらず」なのかどうか、ちょっとだけ検討してみよう。1998年の光明星1号は予告も無しの完全な事後通達だった。2009年の光明星2号、これは宇宙条約に加盟した上で事前に人工衛星と主張。
22.そして2012年、今回の「銀河三号」に載せた光明星3号の発射実験では、海外の専門家とメディアを招待するにいたる。
23.この一連の流れは一つの明らかな事実を示している。北朝鮮が国際社会の視線を意識し、自らをそこに適用させようと努力しているという事実だ。そう言えばベルヌ条約にも加盟して、国際法に則って自らの著作権も主張していたね。まあどこかの国*8は恥知らずにも最高裁でその訴えを踏みにじったけど。
24.しかし日本のマスコミの目にそうした一連の流れは随分歪んだものとして映し出されるらしく、宇宙条約への加盟も海外メディアや専門家の招待も、「ミサイル発射の隠れ蓑」、「批判逃れの言い訳作り」としか写らないらしい。
25.成る程ね、北朝鮮はたかが「言い訳作り」のために機密漏洩や失敗した時にかく赤っ恥まで覚悟して人工衛星の発射実験の様子を公開するわけだ。それはまた随分とオープンな閉鎖国家だ。まあ実際のところ、赤っ恥をかく可能性をトップがどれだけ真剣に考えていたかどうかは分からないけれど。
26.それでも一つ確かなことは、北朝鮮が自分達の人工衛星の発射実験を海外メディアに公開し、見事な赤っ恥をかき、(引っ込みがつかなくなったのかどうか知らないが)その失敗を公に認めたと言うことだ。
27.僕にはそのこと自体が大した変化に思えるけれど、日本のメディアはそれを「国威失墜」、「体制への打撃」としか書かない。北朝鮮が国際社会に自分達を受け入れさせようと努力している姿だとは絶対に書かない。
28.それが一番最初に言った、この国の絶望的な「変わらなさ」だ。自分達が「見たい」北朝鮮の姿以外を決して見ようとしない頑なさだ。もっとも厳密には、この国の政府とマスメディアが、と言うべきだろう。この国に暮らす人達は、10年以上もこんな茶番劇に騙されるほど馬鹿じゃない。
29.それは今回、ツイッター上のごくごくごくごくごく一部で流行った #主体宇宙軍 というタグが示している。そのタグの周りで盛り上がっていた宇宙クラスタの人達は、別に北朝鮮に近しい人物でもなければ専門家でもない、普段は「北朝鮮ってひどい国だなあ」と思っているだろう人達だ。
30.それでもこの数週間、この国の政府とマスコミが繰り広げ続けた馬鹿騒ぎに乗っかったりはしない。「人工衛星と称する事実上のミサイル」とかいう呼称の珍妙さを醒めた目で見ている。そして北朝鮮人工衛星が本物なのかどうか、自分達の培った知識に基づいて考えている。
31.別に宇宙クラスタでなくたって、そういう冷静な思考を持った人達はこの国に大勢いるだろう。別に北朝鮮の味方でも何でもない、だけど自分達の目にヴェールをかけ、変な方向に引っ張っていこうとする動きを見抜く目を持った人達が、この国には実に大勢いるだろう。
32.だから今、この国で北朝鮮に関する情報を提供する独占権を握っている人達は、その権利を濫用する前に、自分達に向けられている視線を少しは気にした方がいいと思う。いつか歴史からその「変わらなさ」を審判されるのは、自分達かも知れないのだから。(了)

id:motorunder氏曰くいずれこのツィートはブログにアップするそうだ。
id:motorunder氏のツィートには同感。付け加えるならばマスゴミが真実を報じない、報じる気持ちすらないのは北朝鮮問題に限らない。「松本サリン事件での河野さん犯人視報道」「いわゆる光市事件での元少年バッシング」「オウム残党は危険という公安調査庁の情報垂れ流し」「大阪マスゴミの橋下万歳」など山ほどある。
以下に紹介する東奥日報の社説が紹介する朝日新聞疋田記者のルポはそうしたマスゴミへの内部批判である。疋田氏の偉大さについては後輩記者が柴田鉄治・外岡秀俊編『新聞記者疋田桂一郎とその仕事』(朝日選書)、本多勝一『疋田桂一郎という新聞記者がいた』(新樹社)と言う本を出してることでもわかるだろう。
 それはともかく日本のマスゴミは「疋田氏のような一部例外」「疋田氏のような良心派」もいるが昔からゴミ過ぎる。最近はそのゴミさが改善されるどころかエスカレートしてきた。俺はマスゴミが大嫌いだから自ブログ上で「マスゴミは死ね」などマスゴミへの悪口を書き続けると思う。
 また北朝鮮ネガキャン報道しかしない石丸次郎とか言う「ジャーナリスト気取りの反北朝鮮バカ」が問題外であることは言うまでもない。俺がこういうと石丸愛好家のid:noharraはぶち切れるようなので嫌みとして自動IDコールを送っとく(毒)。

http://www.toonippo.co.jp/shasetsu/sha2004/sha20040822.html#
足で書く―記者のバイブル
 新聞人にとって永遠の重要テーマの一つは、人権保護と言って、決して過言ではない。どんな事情があれ、人権を守るべき報道の人権侵害は本末転倒である。新聞人としてこの原則をひと時も忘れることはできない。言論の自由を享受する報道は、自由と一体の重大な責務をも負っている。
 現場記者による報道の在り方のしっかりした確認、日々の着実な実践へ、願いと祈りを込めて、具体的問題提起をしたい。紹介するのは事件報道の原点を考える上で欠かせない実話である。話は二十九年前にさかのぼる。

 一九七五年初夏、東京都世田谷区。出産を控えた妻の入院中、三歳弱の知的障害のある娘が死んだ。支店長への栄転が決まっていた一流銀行員の父親が警察に逮捕された。餓死させた容疑だった。
 新聞やテレビは一斉に、冷血で残酷な父親像を報道した。被告行員は九カ月後、執行猶予付きの有罪判決を下される。銀行員が電車に飛び込み自殺をしたのは、その夜のことだった


 事件報道の在り方を考える草分け「支店長はなぜ死んだか」(上前淳一郎氏著、文芸春秋一九七七年一月号)。元全国紙*9論説委員編集委員の故疋田桂一郎氏の検証報告を読んで、衝撃を受けたジャーナリスト上前氏が紹介した一文である。
 「夫は警察の取り調べとマスコミ報道のひどさを訴えていた」−妻の証言から、事件の真相と報道の在り方に疑問を抱いた疋田氏は、警察の取り調べ内容や公判記録を洗い直した。そしてまとめたのが異色リポート「ある事件記事の間違い」(三十一頁)だ。

 父親が娘を計画的に餓死させた事実はない。まして鬼のようだったわけでも全くない。彼を死に追いやったのは報道のセンセーショナリズムである


 この報告も、それを補足した上前氏の論文も、当時の新聞報道を厳しく指弾した。
 その上で、再発防止の指針として「警察発表を必ず一度は疑ってみる」(疋田氏)「記事中、ここからここまでは警察発表と明示する」(上前氏)よう具体的に提案、多くの共感を得ている。
 「事件報道が人を何人殺したことか、と思う」。疋田報告には自戒を込めた記述まである。いわば新聞内部からの新聞報道告発。新聞に限らず、報道に従事する者は両報告にあふれた良心の叫び、計り知れない重さを片時も忘れてはならない。
 事件、事故を取り扱う警察は日進月歩で進む最新科学技術を次々取り入れ、科学化を図っている。だが、いくら科学警察といえども、結局は人間集団である。人間には間違いが付きまとう。人間が過誤から免れることは永遠に不可能と言うほかない。
 だからこそ、記者は発表をうのみにしてはいけないのである。情報はすべて自分の足で確認し、記事化する。昔からのこの鉄則を厳守しなければならない。「記事は足で書く」のである。
 しかし、「松本サリン事件」を筆頭に、警察発表をうのみにしたマスコミ報道がその後も各地で頻発している。現状を見る限り、事件記者には今なお、両報告をジャーナリストのバイブルとして思い起こしてほしい、と言わざるを得ない。
 人権を保護すべき報道にあるまじき人権蹂躪(じゅうりん)封殺のためにも「記事は足で書く」のである。
 「発表を疑ってかかる」「情報確認を繰り返す」。記者たる者、この原則を断じて逸脱すまい。この多忙な現代、真実の報道は大変な労苦を伴う。だが、その汗は言論の自由を守り、知る権利にこたえる、かけがいのない、貴重な汗なのである。


id:motorunder氏のツイッターを読む(2012.4/12分)

ぎんがみ‏@gingami1st(モトガオさんがリツイート
 お昼食べた店で、TVニュースが北朝鮮の件で「事実上のミサイル」と言ったとたんに、店中が笑いに包まれた。「誰がミサイルってきめたんや?」って一般視聴者の方がよっぽどわかってる。

・フジヤマ ガイチ‏@gaitifujiyama
 政府が事実上のミサイルと言っているからといって報じる側もそのまんま乗っかって言うこたないだろうに、昼に入った定食屋でチラッと見た番組見ながらそう思っていると店主が「下らねーことばっかり言っているからチャンネル替えろ」と店員さんに指示だして画面はあっという間にヒルナンデスになったw

「健全な庶民の良識」に乾杯!
つうか自民党時代はここまで騒いでないのに騒ぐ「野田と民主党」は異常だ。政権交代して余計政治が悪くなってる。正直共産シンパとして野田には期待してなかったが、首相就任前に俺が想像した以上に野田は酷い。まさにid:kojitaken氏などが言う「野ダメ」。
 とはいえ今の自民党が政権復帰したら「野田よりマシ」と思えないのが悲しい。何せ「暴力装置発言」で仙谷氏に言いがかりつける政党だからな。


id:motorunder氏のツイッターを読む(2012.4/6分)

本当に今の日本社会には、北朝鮮に関する愚かな言説が蔓延している。

 このブログを「己の無能」のゆえに、そう言う愚かな言説への突っ込みネタブログ化させてる俺としては、同感です。いや「無能な俺」でも書きやすいんだよ、その種の愚かな言説への突っ込みって。

適当な手段や機会があれば朝鮮学校とそこに通う子供達を支援してみてもいいんだけど、コミットメントの仕方や具体的な援助の方法が分からないので特に何もしていない人

 小生はまさにそうですね。まあ、ここでの突っ込みは「何もしない」よりましだと思うが、「所詮、口舌の徒じゃん、俺」「気軽に支援できる何かあればいいんだけど、ないかな」的なもやもやがあるね。


■河信基氏のツイッターを読む(2012.4/1、2、4/7分)

・落ちてくるはずもない人工衛星ロケット破片迎撃を口実にしたPAC3配備の狙いは自衛隊常駐の地ならし。過疎化の島に基地の防衛利権を植え込む。
・沖縄ではPAC3配備は自衛隊沖縄進出が狙いと反対する声が高まっているが、本土のマスコミは無視。今になって戦前回帰か。
・(注:北朝鮮のロケット発射は)前回は国際機関の認定なし。そこで今回は発射場、管制センターを打ち上げ当日、外国人専門家、記者に公開。
・嘘と言うよりも、国際ルールに慣れず、情報公開をしなかったということ。反省と教訓が見られる。
・最高の国家機密とされていた人工衛星打ち上げをオープンにしたところに金正恩の情報公開への感性がある。
・寺越武志さんは拉致被害者ではない。北朝鮮に何回も行っている母親が一番よく知っている。人任せは騙されやすい。安明進らにさんざん騙されてきた横田夫妻もお孫さんと会い、自分の目で真相を確かめる方がよい。

 まあ、寺越さんが仮に拉致だとしてもそれを騒いだところで誰も幸せにはなりはしない。「嘘も方便」と言う奴だ。
 大河ドラマ設定のように平清盛が仮に白河法王のご落胤だとしても、それを騒いだところで誰も幸せにならないように。
 そして真相には関係なく、横田ご夫妻はお孫さんに会うべきだ。会わなければ真相がわかる保障などなく、最悪孫に一度も会えずに死ぬだけだ。

@isojiman1955 「再稼働もありうる」と維新塾のオフレコ講義で言っていますね。橋下さんの脱原発は信念ではなく、政局なので、ブレる可能性はあるでしょう。おそらく、電力が足りなくなるので断腸の思いで、と涙を流しながら。
・橋下さんが大阪市原発投票住民条例を握りつぶそうとしている理由は2つ。その一は脱原発の信念がない、その二は住民には白紙委任を求め、縛られたくないという上から目線。彼が最近使い出した「決定する民主主義」なるものは簡単に言えば独断専行。

たぶん「再稼働容認」するね。間違いないね。

・韓国の一部メディアは北人工衛星について100キロでは観測衛星としては小さすぎると指摘するが、認識不足。ドイツ、イギリスなどが50キロ弱の衛星を上げており、近年は小型化の方向。


id:motorunder氏のツイッターを読む(2012.3/31、4/1分)

・「NHKと全ての民放が合併し、国営放送局になりました。これからは青い壁を背景にして着物を着たアナウンサーがやや絶叫気味にニュースをお伝えします」とかいう内容のツイートを、広報アカウントが投稿したようです。既に削除したみたいですが。
NHKのエイプリルフールジョーク、内容の問題もさることながら、揶揄したつもりの北朝鮮の国営放送のスタイルが、現在の北朝鮮で既に採用されていないという点でも二重に滑稽だなあ。隣国を安易にdisった上にそのイメージも時代遅れという、なかなかに悲惨なものになっている。

・なぜかふと「エビジョンイル」という週刊誌の言葉(もともとはNHK内部での海老沢会長への悪口雑言らしい)を思い出した。もしかしたらNHK的には「北朝鮮ネタ」は何の抵抗もないのかもしれんな。
 よく考えるとたかがNHK会長と一緒にするとは、金正日将軍閣下に失礼だよな。
・バカがエイプリルフールジョークやると寒いって話ですな。大体「ロケット騒動では北朝鮮の言い分を申し合わせたようにガン無視」とか「申し合わせたように郵政選挙時の小泉万歳報道」って日本は「お隣の国営放送」を笑えないレベルの劣化だと思うが。
 つうか「絶叫するアナウンサー」なんて「日テレのサッカー中継」では珍しくないと思うし、何故日本のウヨが「北朝鮮を見習ってNHKアナも普段から和服を着ろ」とか運動しなかったのかよくわからん。ウヨ的には「アナウンサーが民族衣装」はほめることですらあれけなすことじゃないだろうに。うろ覚えなので間違ってたらお詫びするが本多勝一氏が週刊金曜日のコラムで「北朝鮮の民族衣装アナ」をバカにするウヨに「むしろ世界的には民族衣装アナの方が多いのではないか、どっちにしろウヨ的にはそこはむしろほめるべき事だろ。北朝鮮相手なら何でも否定かよ」という趣旨のことを書いてたことを思い出した(まあ、日本的にも韓国、北朝鮮的にも民族衣装は時代遅れなんだろうが)。
 絶叫とか和服(民族衣装)ってのは笑いネタになるのか?

神浦元彰‏@kamiura_jp
モトガオがリツイート
北朝鮮が発射する長距離・弾道ミサイルが沖縄に落下し、住宅街に被害が出る話をして欲しいとテレビ局の依頼。それは限りなくゼロに近いと説明する。それなら沖縄に被害が出ると話す専門家を紹介して欲しいと。絶句。自分の仕事はその程度だったのか。でも、明日はそんな軍事専門家がテレビで語るのか。


河信基(ha-shingi)‏@hashingi
@kamiura_jp 同感。私も同じようなことがありましたが、実に馬鹿げた話です。

 嘘、マジで?。神浦氏や河氏のご指摘が事実なら本当なら日本のマスゴミ終わってるな。お前らにとって「ロケット騒動」はエンタメで「できるだけ大げさに騒げればいい」のかよ。ニュースはバラエティーじゃねえんだよ。


■バーボン・オン・ザ・ジャズ ズート・シムズ(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=911

中山康樹氏の「ジャズメンとの約束」という味わい深いエッセイ集

 集英社文庫で入手ができる。中山氏にはほかに『読んでから聴け!ジャズ100名盤』(朝日新書)、『ジャズの名盤入門』、『ビートルズの謎』(以上、講談社現代新書)、 『超ジャズ入門』、『マイルス・デイヴィス 青の時代』、『超ブルーノート入門』 (以上、集英社新書)、『マイルスの夏、1969』(扶桑社新書)、『マイルスvsコルトレーン』(文春新書) などの著書がある。


■自慢話&図書館讃歌(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=906

今日高木書房さんからメールが来て、拙著「収容所での覚醒 民主主義の堕落」(高木書房)が、日本図書館協会選定図書に決まったということであった。おお、いよいよ世間*10も私の価値を認めたかと思ったが、調べてみると、新刊書のうち大体20パーセントくらいはえらばれる*11ようで、要するにとんでもない本ではない、まあ一応まっとうな本である、という評価をいただいたということのようです。

本気かよ。
ウヨのゴミ本をわざわざ選定するなんて正気の沙汰じゃない。図書館協会は少なくともウヨ団体ではないだろうから、三浦と高木書房がこれを最大限に悪用することが目に見えてる。過去の選定図書にもそう言うトンデモがあるのかしら。そして誰が選考委員なのか?

誰の編集も得ていない情報はやっぱりそのレベルのもの。まあいい加減な出版社*12もあるけど、チェックを受けた上で活字になったものの一定の価値は認めるべき

 ネット情報だからくだらない、書籍ならまともという物言いは端的に言って間違ってると思う。ネットだってネット民の批判があるわけだし、書籍だって「東中野南京事件否定論」とかゴミ本は山ほどあるんだからな。
 つうかそう言う三浦はネットで「国籍法改正で日本が危ない」とかデマ垂れ流すお仲間(例:西村幸祐)のウヨについてどう思ってるのか。

小田氏の最良の論文と思う「コロノスのオイディプス」と出会ったのも図書館で、さっそくコピーさせてもらった。この論文は小田氏のいいところが全部入っていると思う*13。「何でも見てやろう」が最高傑作だとか、平和運動小田実を評価するとかいう人々、この論文読んでないんじゃないか?

根拠もなく読んでねえとか決めつけるな。本当にこいつはくだらないゴミクズ文章しか書けないのな。こんなバカの文章を評価する「『全共闘世代という老害』のノスタルジーで糞の役にも立たない運動・三里塚運動をやってる」「原発運動にウヨが参入することに何の疑問も持たない」草加耕助という「死んだ方がいいバカ」もいるわけだが。
大体何を最高傑作と評価するなんか人の自由だし、小田は平和活動家なんだから、平和活動家としての小田を評価して何が悪いんだか。
「戦争大好きなウヨ」のお前が平和活動家としての小田を評価しねえだけだろうが。
 最後に三浦をまねして適当な図書館談義。三浦が何故か指摘していない図書館の良さを上げればやはり「利用料が安価」なことだろう。私立の専門図書館大宅文庫なんか)のような特殊な代物はまた別だが、一般人が使う普通の身近な図書館(市町村立とか)は高額利用料なんか取らない(本を読むだけ、借りるだけならただのところが多いだろう。)。高額利用料なんか取られたら一般人には意味がない。それが公共サービスと言うことだがネオリベ野郎なんかはそう言うのを理解せず安易に「利用者負担」とかいうから困る。


■4月14日 ウイグル支援パーティのお知らせ(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=899
 以前、「自ブログでは政治ネタはあまり書かないつもり」と書いたのは一体何だったんだと呆れざるを得ない。
 もちろん「約束を守って政治ネタを書くな」と狭量なことを言う気はない。誰かに「個人ブログには政治ネタを書くな」と言われたわけでもないのに、わざわざ自分から「政治ネタはあまり書かない」と書き、にもかかわらず、その公約を平然と破り、破ったにもかかわらず「約束を破って済みません、政治ネタも今後はどんどん書いていきたいと思います。ご容赦ください」といったお詫びというか、お断りというかそう言うことも書かずに政治ネタを書き続けられる三浦の無神経に呆れているという話だ。まともな人間ならどんなつまらないことでも「約束」をする場合は、それが守れる約束かどうか考えてするだろうし、守れないと思ったらその時点で「すみません」とわびるだろう。三浦のように守れもしない約束を誰に頼まれたわけでもないのに、わざわざしたあげく、その約束を破って平気というのはまともな人間ではない。
いい大人のくせして三浦は常識がなさ過ぎだ。

主催:
頑張れ日本!全国行動委員会
草莽全国地方議員の会
チャンネル桜ニ千人委員会有志の会
連絡先:
頑張れ日本!全国行動委員会*14

 主催者と連絡先に心の底から呆れた。ウヨ方面に詳しい人ならすぐにわかるだろうが「頑張れ日本」は田母神がトップの極右団体、草莽ナントカやチャンネル桜ももちろん、「頑張れ日本」と同レベルの極右団体である。
 「南京事件否定論」や「ハルノート陰謀論」を唱える男・田母神を代表に担ぐ団体「頑張れ日本」や「頑張れ日本」とつきあって恥じない極右団体「草莽ナントカ」やチャンネル桜に「まともな人権意識」などあるわけもない。むろん反共極右の単なる中国叩きだろう。「中国のウイグル等への侵略を批判」するそうだが「旧日本軍の侵略を詭弁で正当化する極右歴史修正主義者がふざけるな」といいたい。
 俺が呆れたのは常日頃、自ブログや「守る会サイト」で穏健保守ぶってる三浦が主催者や連絡先を堂々と自ブログに記入してることだ。詳細はこちらのサイトをご覧くださいとして自ブログには明記せず、隠すかと思ったのだが実に堂々としている。こういう事から三浦の穏健保守ポーズがまるきりのでたらめであることが改めてよくわかるわけだ。で、こんな歴史修正主義右翼を評価しながら左翼を名乗れるid:noharra草加耕助といった変な人も世間にはいるわけだ。
 またこんな連中とつきあって恥じない、イリハム・マハムティ(日本ウイグル協会代表・世界ウイグル会議日本代表)だの、ペマ・ギャルポ桐蔭横浜大学教授)だの、オルホノド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)だのにも心の底から呆れた。
 いくら中国のチベットウイグル内モンゴル支配の現状に疑問や批判を感じる人でも田母神やそのお仲間と一緒に運動したいと思う人は極右以外あまりいないだろう。中国もイリハムらを「日本ウヨの走狗」と非難するだろう。まともな人間はそうした中国のイリハムらへの批判に対し、反論しづらいだろう。うかつな反論をすると田母神擁護になりかねないし、イリハムらがそんな愚行をしなければ中国の批判などそもそもないからだ。そういう常識がイリハムらにはないらしい。
 もちろん一方で以前も指摘したが、「ただのチベット亡命政府首相歓迎シンポ」だと勘違いして(あるいは勘違いさせられて)極右「国基研」とうっかり共闘しそうになったが、連中の正体に気付いてうまく逃げ出した楊海英氏(内モンゴル出身)のようなまともな方も中国批判派にはいるわけだ。
 しかし桐蔭横浜大学もペマなんか教員にして大丈夫なのか?。ペマ以外はまともそうだけど(毒)。そしてウィキペによれば桐蔭横浜大学北京師範大学、曲阜師範大学、中国医科大学遼寧大学と交流があるようだがペマ的にはどうなんだろう(笑い)。
ちょっと話がずれるが桐蔭横浜大学のペマのシラバスhttp://www.cc.toin.ac.jp/sc/pema/lesson.htm#1)を見てみよう。

政治思想史
本科目のねらい
 20世紀の国際政治に大きな影響を与えたM・K・ガンジー、インド独立の父、非暴力の推進者、彼を尊敬しその後アメリカの黒人の市民権獲得に貢献したマーティン・ルーサー・キング牧師、非暴力を貫いたとしてノーベル平和賞を受賞した第14世ダライ・ラマ法王、白人人種差別を非暴力によって撤廃させることに成功したネルソン・マンデラ以上四人の政治的思想について考察する。

 ダライラマの説明がちょっと不安。まともな学問的教え方ならともかく露骨に学生にペマ本人の「ダライへの愛」を押しつけるようなものでなければいいが。しかしガンジー、キング、ダライ、マンデラに共通する非暴力思想を学びますってペマがつきあってるウヨ連中ほど「暴力的な連中」もいないと思うのだが、ペマは矛盾を感じないのか?。

名著を読む演習 (火・J415)
本科目のねらい
 前期はジョージ・オーウェルの「動物農園」*15と矢部貞治の「政治学入門」を深読し、特に「動物農園」に関して英文の 'Animal Farm ‘の原文と比較しながらクラスで討論していく形式をとる予定です。作者の生きた時代的背景や彼の社会思想を探りたい。

別に動物農園でも何でも読めばいいと思うが、この「動物農園」、「人間の横暴ぶりに動物(つうか馬とか牛とかロバとかの家畜)が革命を起こし、動物が経営する動物農場をつくるが、そのうち豚が新たな支配者となって人間農場主時代と変わらない支配を始めてしまいほかの動物が苦しむ」というあらすじでソ連体制を批判したものだといわれている。新たな独裁を始める豚の指導者ナポレオンはスターリンを、ナポレオンと対立し、農場から追い出される豚スノーボールは、実際にソ連から追放されたトロツキーがモデルだと言われている(ただし内容自体はオーウェルの別の作品「1984」もそうだがソ連批判に限定する必要はなく全体主義批判として読むことができるだろう。実際後で紹介する宮崎駿氏ほかのコメントはこの映画をソ連体制批判という狭い理解をしていない)。
ペマの右翼ぶりを見ていると思い切り反共主義な、学問とはとうてい言えない教え方をするのではないかという不安がある。大体、動物農園って政治学研究書と言うよりは小説だしね。
この「動物農場」はアニメ化もされている(http://www.ghibli-museum.jp/animal/top.html参照)。オーウェル原作では「ナポレオン体制崩壊に兆しは見えず」希望のない終わり方をしているが、アニメでは動物たちが「ナポレオン打倒」を実行するというやや希望のある終わり方(ただし新たなナポレオンが出ないという保障はないが)らしい。この辺りどう評価すべきかは意見が分かれるだろう。
これについての宮崎駿氏ほかのコメントが興味深い。「今の日本こそ動物農場だ」「大企業こそ豚のナポレオンだ」などというものである。

http://www.ghibli-museum.jp/animal/comment/miyazaki/
宮崎駿
今、豚は太っていない。
 今の世の中だと思えばいいんですよ、この映画が言っているのは。今、日本の労働問題で一番問題になっているのは、人材派遣会社とか臨時職員とか、労働者の多くがきわめて不安定な状態にさらされていて、一回社員になり損なうと、もうずっとワーキングプアの状態で、それは自己責任だってことになっているけど、そういう世の中っていうのは、「動物農場」の後半のあの豚さんたちがお金数えている状況とまったく同じ。あの「動物農場」のようなどぎつい形をとっていないだけ。でも実のこというと、人材派遣会社とか保育や介護の問題でもそうですけど、ちゃんと企業として儲けている人がいる。働いている現場は、ひどい低賃金と重労働でやっているから、やり手がいないとか、離職率が高いとか問題にされているけれど、企業はそのへんを改善する気は全然ない。
 現代は、あの農場よりはソフィスティケイトされているような気もするけど、基本構造は、全然変わっていない。豚じゃなくて別のものに入れ替わっているだけ。セレブって豚のことでしょ。今、豚は太ってないんだよね、ジムかなんかにせっせと通ってスマートだったりするから。

http://www.ghibli-museum.jp/animal/neppu/hideshima/
秀島史香
 大人になって読み返してあらためて思ったのは、この物語は、単にソビエト連邦(ロシア)の話でなく、過去の話でもなく、今の日本にもあてはまることがたくさんあるのではないかということ。
 物語の後半、「すべての動物は平等である」という最も大切な戒律が、動物たちの気がつかないうちに、権力を握った狡猾な豚によって「ある動物はもっと平等である」と書き変えられます。次々に法律が改「悪」されても、それに気が付かずに従い続ける動物は一見愚かですが、これは実は私たちの国でもよくあることではないでしょうか。派手なニュースに目を奪われているうちに、その陰に隠れて重要な法案が可決されていたり、年金がやけに複雑な仕組みになってさっぱり状況が見えなくなり、その背後で使い込まれていたり……。気がつけば「なんだか、やな感じだね」ということばかり。だから、動物たちを「過ちを繰り返すなんて、過去の教訓を忘れすぎ!」なんて簡単に馬鹿にできない。
「アニマル・ファーム」は、希望のない話です。権力の座にある豚が最後まで打倒されない原作はもちろんですが、ほかの動物たちによって打倒される映画版にしても、革命が起きてリーダーが変わったところではたして事態は変わるのか、という思いが残ってしまいます。
 でも、安易にハッピーエンドにしなかったところが、「アニマル・ファーム」の大きな魅力なのかもしれません。自分たちの生きている社会の問題は、どこかの誰かに任せておけば解決できるわけではない。いつまでも為政者のせいにするのではなく、自分の生活は自分でよくする、つまり自立することを考えないといけないというメッセージとして受け止めることもできます。これは、一見反対にも見える原作と映画のラストに共通しているのではないでしょうか。

秀島氏いわく「革命が起きてリーダーが変わったところではたして事態は変わるのか」
まあ、豚(ソ連共産党)が倒れたロシアで登場した新たな指導者(エリツィンプーチン。ただし二人とももともとは豚つうかソ連共産党出身だが)が民主主義の観点から立派だったかというと疑問だしね。

秀島氏いわく「自分たちの生きている社会の問題は、どこかの誰かに任せておけば解決できるわけではない。」
そう思わないで橋下支持したりするお任せ民主主義のバカが日本には大杉だ。


ペマの話から話をこの三浦エントリの話に戻す。

この前ごちそうになったのですが、ウイグル料理で「ポロ」というのがある。簡単に言えばピラフで、羊の肉を煮たスープで作った炊き込みご飯、ニンジンや干しブドウもあったかな、大変おいしかったです。

ちなみにググったところ関東近辺では以下の店でポロが食べられる。得体の知れないウヨ連中と一緒に食うぐらいならこれらの店で食った方がましだと思う。
ウイグル料理 シルクロード・タリム」(東京都新宿:京王新線初台駅東口から徒歩約3分)
http://www.oasis-tarim.com/foods/index.html
・ポロ(ウイグル風ピラフ):
ヨーグルト付
(大) 1200円
(中) 750円


ウイグル料理シルクロードムラト」(埼玉県さいたま市:JR埼京線南与野駅より埼玉大学行バスまたはタクシー)
http://www.silkroad-murat.com/
ポロ (ウイグルのピラフ): 850円


 またググるとポロの作り方を紹介するサイトもいくつかヒットする(ここでは紹介しないが)。

マスコミの人、報道関係の人に是非行ってもらいたい。

確かに行って結果報告してほしいですね。極右集会だから相当酷い発言が出るでしょうね。ただしどんな形であれ、連中は批判報道は認めず、礼賛報道しか望んでないでしょうが。


■「不思議の国をつくる」から(2) ケネス・グレーアムの悲しみと息子(三浦の個人ブログ) 
http://miura.trycomp.net/?p=894

「不思議の国をつくる」を読んだあと、もう勢いで猪熊葉子著「ものいうウサギとヒキガエル」(偕成社)まで注文して買ってしまった

・ググったところ猪熊氏はさんざん三浦が好きだと言っていたサトクリフ「第九軍団のワシ」の翻訳者らしい。こういう時にそう言うことを書かないでどうするんだ、三浦。しかし「オックスフォード大学でトールキン*16に師事」(コトバンク猪熊葉子」参照)って筋金入りだな、猪熊氏。
・この三浦の書き方では「ものいうウサギとヒキガエル」はグレアムの評伝で「ものいうウサギとヒキガエル」はグレアム作品の主人公のように見えるが実は違う。ググってわかったことだがこの本の副題は「評伝 ビアトリクス・ポターとケニス・グレアム」であって「ものいううさぎ」とはポター作品に出てくるウサギのことなのである(ヒキガエルはグレアム作品の主人公だが)。ポターには興味がないのかもしれないがそのくらい書けよ、三浦。ポターとポターファン、および猪熊氏に失礼だろ。
さて「ポターのウサギ」とは次のうちどれでしょう。

1)うさこちゃんミッフィー)、2)ピーターラビット、3)その他(いや、思いつかなかったんで、サーセン


 一応回答しておくと、2)ですね。
・福音館から出てるのがうさこちゃん表記で、講談社から出てるのがミッフィー表記です。
ピーターラビットは福音館から邦訳が出ています。
・ちなみに「埼玉県東松山市」には「大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館」(http://www.daito.ac.jp/potter/)というのがあります。俺のような埼玉県民なら誰もが知ってます。何せ「名門大学」の大東文化大学様の施設でもあるし(嘘、俺も「ポター」でググって知った、サーセン


■「不思議の国をつくる」から(1)エドワード・リア最高(三浦の個人ブログ) 
http://miura.trycomp.net/?p=885

19世紀から20世紀初頭にかけてのファンタジーの代表的な作家、ルイス・キャロル(アリス)、エドワード・リア(ナンセンス詩人)、ケネス・グレアム(たのしい川べ)、バリー(ピーターパン)、ミルン(くまのプーさん)の生涯と作品をたどっている

 「エドワード・リア(ナンセンス詩人)」じゃなくて「エドワード・リア(ナンセンスの絵本)」と書いた方がいいんじゃねえの?(「ナンセンスの絵本」は岩波文庫から邦訳が出ている)
 ちなみにほかの本は以下の文庫で入手できる。


ルイス・キャロル
不思議の国のアリス」(岩崎書店フォア文庫岩波少年文庫、角川文庫、講談社青い鳥文庫新潮文庫福音館文庫
鏡の国のアリス」(岩波少年文庫、角川文庫、新潮文庫


ケネス・グレアム
「たのしい川べ」(岩波少年文庫
 グレアムで一番有名なのは日本でこれらしいがググったらほかにもこんなのがある。


「ものぐさドラゴン」(青土社妖精文庫)
「のんきなりゅう」(徳間書店):まあ、青土社のと内容は同じだろう。
「おさわがせなバーティくん」(徳間書店


ジェームス・マシュー・バリー
「ピーターパン」(岩波少年文庫、角川文庫、講談社青い鳥文庫新潮文庫福音館文庫


アラン・アレクサンダー・ミルン
くまのプーさん」「プー横丁にたった家」 (岩波少年文庫
 ミルンには「赤い館の秘密」(創元推理文庫)というミステリもある。

エドワード・リアをちゃんと読んでみたいと思わせてくれた「不思議の国を作る」の作者・訳者に感謝。

作者「ジャッキー・ヴォルシュレガー」でググったら「アンデルセン」(岩波書店)なる本がヒットした(訳者はこれも安達まみ氏)
また「安達まみ」でググったら『くまのプーさん:英国文学の想像力』 (光文社新書)なる本がヒットした。


■アジア自由民主連帯協議会の声明紹介
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00807
 酷いアホ声明だと思うが特に酷いのがここ。

中国政府が北朝鮮政府の軍拡・人権弾圧政治を支持するのであれば中国政府に対しても経済制裁などあらゆる抗議の手段をとることを明言せよ。

 中国に多くの日本企業が進出してる現在、現実問題として経済制裁なんかできるわけねえだろ。少しは現実的なことを言えよ、反中国バカ。


■「北朝鮮がミサイル発射 日米韓、被害情報など収集へ」 最大の被害者は北朝鮮民衆
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00806

中国はいかなる意味でも、北朝鮮の人権改善も民主化も望んでいません。

 いや自国の国益になると思えば望むだろ。本気で「北朝鮮の人権改善や民主化」を三浦が望んでるなら、その方向でどう中国を動かすか頭を使えと言いたい。どうせ三浦の方こそ「いかなる意味でも、北朝鮮の人権改善も民主化も望んでいません」なのだろうが。

独裁政権との真の和解も対話も共存もあり得ない

言ってることが非常識すぎる。「和解も対話も共存もあり得ない」と言う三浦の主張はどう読んでも「北朝鮮打倒」だろう(打倒方法が経済制裁に限定されるのか、軍事力行使もOKかはともかく)。
 で、そんな事が可能だとこの男は思ってるのだろうか?。可能だとしてやるべきだと思ってるのだろうか?
 三浦が本当に「拉致被害者を取り戻したい」「日本人妻を帰国させたい」と思うのならこんな馬鹿なことは言わないだろう。三浦のような主張に反発した北朝鮮拉致被害者や日本人妻を迫害する恐れがあるし、そうした恐れがないとしても「北朝鮮打倒」などしかけたら最悪の場合戦争の発生で拉致被害者や日本人妻が死にかねない。この男が拉致被害者や日本人妻を同じ同胞とは思ってないこと、この男にとっては「北朝鮮が打倒できれば戦争が起ころうと構わないということ」がよくわかる。こんな馬鹿を評価できる草加耕助やid:noharraには改めて呆れる。草加id:noharraは三浦共々日本人の面汚しだ。


■アジアプレスからのお知らせ紹介
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00805
 守る会のようなレイシスト集団とつきあって恥じないことでアジアプレスおよび石丸がまともな連中でないことがよくわかる。俺だったらごろつき右翼とつきあうなどノーサンキューだが。


■4月28日 救う会国民大集会
http://hrnk.trycomp.net/syukai.php?eid=00160
 いい加減「寺越事件」とかほざいて、寺越母子の迷惑も考えず「寺越武志さん拉致認定」を主張するのはやめろよ、ゲス。

金正恩政権は、拉致問題は「もはや存在もせず、においもしない」と開き直っています。

 開き直るも何も「生存拉致被害者はもう北朝鮮にはいない」と思うぞ。いたら蓮池さんや地村さん、曽我さんと一緒に帰すだろ。帰さないどんな理由があるんだ?
そう言う意味では「もはや存在しない」だろ、拉致問題は(北朝鮮が認めた以外に拉致被害者がいるかどうかや、横田めぐみさんなどの死亡の経緯が北朝鮮発表通りかはともかく)。
しかもお前ら巣くう会一派は「小泉訪朝後に拉致があった」だの「山梨県警が死体を発見したと発表した女性は今も北朝鮮で生きてる、山梨県警はデマ発表した」だの明らかなデマまで流してる癖によく言う。


■4/13の集会とやらがうさんくさすぎる
北朝鮮人権情報センターニュース(11)殴打で囚人女性が死亡&4月13日院内集会のお知らせ
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00804
4月13日 ICNK緊急院内集会
http://hrnk.trycomp.net/syukai.php?eid=00156

3月23日には安倍元総理と面会して国連での北朝鮮非難決議で事実調査委員会を盛り込みを求めました。

安倍ごときに今も政治力があるとか、「首相時代拉致問題で何の実績も残せなかった安倍」に拉致問題で何かできるとか本気で思ってるのなら笑い話でしかない。

アムネスティ・インターナショナル日本事務局長 若林秀樹

こんなウヨ集会に荷担するとは、アムネスティもろくな団体ではないと思う。大体拉致ならともかく「特定失踪者・藤田進さん」なんて政府が拉致認定しない怪しい代物を持ち出してるんじゃねえよ。「日本政府は無能だから認定しない」とか「故意にネグってる」とか思ってるのか?


北朝鮮核開発はある意味「当然」独裁政権民主化を外交目的に
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00803

日本がこれ(俺注:いわゆる北朝鮮瀬戸際外交のこと)に対抗しようと思えば、北朝鮮独裁政権の崩壊こそが望ましいことだという一つの政治的判断をしなければならないはずです。

 笑えない冗談も大概にしてもらいたい。「平和的な崩壊」なら誰も恐れないだろうが、三浦の主張は明らかに文脈から見て「北朝鮮が崩壊するならば崩壊の仕方はどうでもいい。朝鮮半島で戦争が起こっても構わない」という暴論であることは疑いがない(下手をしたら「韓国やアメリカから戦争を仕掛けてもいい」と思ってるのかもしれない)。
全く何を考えているのだろうか。そんなことは日本政府も含めどこの国の政府も望んではいない。そんな暴論を主張すれば日本が6カ国協議の中で完全に「浮き上がってしまい」「交渉の外に置かれ、事実上、5カ国協議に移行する」ことになるだろう。三浦はそれでも構わないのだろうが(もちろん日本政府はいくら何でもそんな馬鹿なことはしないだろう。そんなバカはしないと安心してるが故の三浦の暴言かもしれない)。
朝鮮半島で戦争など起きない」と北朝鮮の戦争意思をなめているのか、戦争が起こってもたいした犠牲などでないと北朝鮮の軍事能力ををなめているのか、万単位の死亡者(最悪の場合そうなると予想される)が出ても、自分が死なない限り構わないとでも思ってるのか?
 どっちにしろまともな人間の言う言葉ではない。こういう男を評価できるid:noharra草加耕助には改めて呆れざるを得ない。

北朝鮮独裁政権が崩壊すれば難民が押し寄せてくるという俗説

いや俗説じゃなくて事実だろ。さすがに「海を越えないと行けない我が国日本」には来ないだろうが、地続きの韓国や中国、ロシアには押し寄せるだろう。東西ドイツ統一のようなソフトな崩壊なら問題はないが、三浦の暴論のように「ユーゴ内戦のようなハードな崩壊でもいい」などとしたらどんな事態が起こるか考えるだけでも恐ろしい。
 お断りしておくが俺は「北朝鮮崩壊(というか早期の南北統一)」を望んでいないわけではない。そして、三浦が北朝鮮シンパ扱いする金大中氏や盧武鉉氏などにしても「北朝鮮崩壊(というか早期の南北統一)」を否定したわけではないと思う。彼らは三浦のような暴論を否定し、「ドイツ統一のようなソフトな統一を目指していた」に過ぎない。

民主化に向かうルートが作られさえすれば北朝鮮は韓国や国際社会の支援を受けられることは、先の民主化に向かいつつあるビルマの現状を見れば明らかです。

ミャンマー北朝鮮では政治環境が違うのでそんな事は言えないだろう(つうか民主化に少しでも進めば支援が受けられると思えば北朝鮮ミャンマーレベル程度なら実行するだろう。そして、民主化に進まなくても、まずこちらから支援して北朝鮮の疑心暗鬼を解こうぜと言うのが太陽政策だったわけである)。
そもそもミャンマー民主化に「少しだけ向かった」とはいえ、議会の大半は「軍部」が未だにがっちりおさえてるし、政府も軍政の流れである。完全民主化されたわけでもなければ、スーチー氏が政府に入閣したわけでもない。
断言してもいいと思うが、ミャンマーレベルの改革では三浦たちは「北朝鮮のマヌーバー」呼ばわりし、北朝鮮支援など主張しないだろう。極右連中の頭にあるのは民主化でも何でもなく、単なる北朝鮮打倒でしかないからだ。

一時帰国、里帰りなどという欺瞞措置

永住帰国したいのならばそれができる状況を作り出すことが確かに必要だが、三浦が欺瞞と罵倒する一時帰国、里帰りにしても「全く帰国できない」のよりはずっとましだ。
そしていきなり永住帰国などできるとも思えない。まずは一時帰国、里帰りを積み重ねて、永住帰国への環境整備をするのがまともな人間の考えだろう。
 いきなり「永住帰国を求めてそれが受け入れられなければ北朝鮮批判を始めるつもり」という三浦の主張は「日本人妻の帰国」を望んでる人間の言葉とはとても思えない。つうか本心では帰国など全く望んでないから、日本人妻は北朝鮮叩きのネタでしかないからそう言うふざけたことが言えるのだろう。
 俺が日本人妻本人やその親族なら三浦のバカに殺意を覚えているところだ。で、こんな馬鹿を評価するid:noharra草加耕助には改めて軽蔑の念を覚えた。

独裁政権の崩壊とその後の再建を、自分の世代では責任を取りたくないという姿勢が、今日の核武装や大量餓死、また拉致事件を招いたのです。

あまりにも酷い三浦の暴言には怒りを覚える。北朝鮮が崩壊しさえすれば内戦状態になっても構わないなどと言う三浦の方こそ無責任の極みだろう。「竹島北方領土を取り戻すためには韓国やロシアと戦争してもいい」というレベルの暴言とどこが違うのか?。朝鮮半島で戦争が起これば最悪、何人の人間が死ぬと思ってるのか?。そしてそんな状況から経済再建するのがどれほど大変だと思っているのか?。他人事だと思ってるのか、手前は。
そして核問題にしろ、飢餓問題にしろ、拉致にしろどれ一つとして北朝鮮打倒をしなければ解決できない、できなかった(あるいは阻止できない、できなかった)というものではない。
 核問題について言えば、交渉で廃棄させることは可能だろうし、それ以外に道はないだろう。
 餓死について言えば、短期的には食料援助、中長期的には経済支援(農業技術援助など)ということになるだろう。
 拉致について言えば、「後知恵、結果論」だが、早い段階で北朝鮮の犯行と認識し予防策をとればよかっただけの話だ。現時点では交渉で被害者を取り戻すと言うことになるだろう。個人的にはもう生きている拉致被害者はおそらくいないと思うが。
 大体「どんなかたちでもいいから北朝鮮打倒」を叫ぶ三浦だが、たとえば「どんなかたちでもいいから南米の軍事独裁政権(チリのピノチェトとか)打倒」「どんなかたちでもいいからアパルトヘイト時代の南アフリカ打倒」を叫ぶ人間がいたら支持するのか?。
 ちなみに欧米各国が南アに経済制裁を行う中、日本は南アとずぶずぶの関係を続け名誉白人扱いされた。そのため1988年には国連総会で日本非難の決議が可決されています。で、三浦先生はこのとき、「欧米を見習って日本も南アに経済制裁すべき」と言ってたのか?。言ってねえんだろ?。手前らウヨの「経済制裁で打倒」だの「軍事力で打倒」だのは中国や北朝鮮と言った「気にくわない国」限定のダブスタじゃねえか。

北朝鮮現政権は、打倒・民主化されなければ核問題は解決しない

そんなことはねえよ。民主化と核問題は全く別の問題だ。リビアカダフィ政権や南アフリカの核廃棄はどう理解してるんだ?。そして、三浦はアメリカやイギリスと言った「核を保有する民主主義国家」のことをどう思ってるのか?。また三浦のウヨ仲間に「日本の核武装」を主張する連中がいることをどう思っているのか?。民主国家ならもっていいとでも思ってるのか?。核兵器は全廃すべきものであってそう言う代物じゃないと思うが。


■ミサイルよりも人権を!中国政府への抗議を!
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00802
 以前も三浦は「ミサイルよりも人権問題(つうか北朝鮮の収容所問題)が大事」と馬鹿なことを言ってて俺が突っ込んだのだが、改めて突っ込む。突っ込み内容が当然ほとんど同じになるが。
1)ミサイルが何故問題になるかと言ったら、「北朝鮮が韓国にでもぶち込んだら多数の死者が出る」からだ。それを阻止することがどうして「人権問題ではない」のか?。三浦はバカすぎる。
北朝鮮のミサイルなんてフカシ」と北朝鮮をバカにしてるか、「ミサイルがぶち込まれて死者が出ても構わない」と考えてるか、どちらにしろろくなものではない。こんな馬鹿な男を評価してるらしい、id:noharra草加耕助もろくなものではない。
2)ミサイルも人権問題(つうか北朝鮮の収容所問題)もどちらも大事で本来優先順位などつけられない。あえてつけるならば、「どちらが実現可能性が高いか」だろう。どう見てもミサイル問題解決の方が実現可能性が高いだろうし、そうした問題が平和的に解決されれば「人権問題(つうか北朝鮮の収容所問題)」にもよい影響を与えるだろう。

中国共産党独裁と北朝鮮労働党独裁は基本的に、時には対立や牽制はあっても同根です。

何が「同根」なのか?。「一党独裁だから同根」というならキューバベトナム北朝鮮と同根となるがそう言う理解がまともだと思ってるのか?


■新潟港は昔と同じ:脱北帰国者と家族の思い
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00799
 三浦の文章を読んでいてある意味「面白い」のは「奥歯に物の挟まったような曖昧な物言いが多いところ」ですね。一読しただけでは何言ってるかよくわからないところと言うか。
 そう言うところは都合の悪いことをごまかしてたり、、あてこすりだったり、三浦のゲスさが現れてる所って事が多いわけですね。
 三浦は自称「ウヨではない」そうなので、荒木や西岡、島田みたいな露骨なウヨ発言大爆発って訳にもいかないので「ごまかしやあてこすり」が炸裂するわけです。まあ、でもつきあってる人間や「隠そうとしても隠しきれない文章の論調」で三浦が荒木たちと本性は何ら変わらないゲス右翼って事はモロバレですが。
 そういうところは面白いというか、ばかばかしいというか、腹立たしいというか。
 後で指摘しますがこの文章にも実はそう言うところが俺が気付いただけでも一点あります。

朝鮮赤十字の団長金珠栄が、「あらゆる面でわが国は世界の最高水準をいく社会主義国で日本から学ぶべきものなのど何もない」と語り、「特に医学はすべて無料、日本の医学で直せなかった病気も我が国では完治している」と誇っていた

 「医学は無料」(医学の勉強が無料なのか、医療が無料なのかわかりにくい文章です)はともかく、さすがに「北朝鮮医療は最高峰」は当時の在日の方ですら「はったり」と思っていたでしょうけどね。

私は日本の歴史教科書にまず記すべき事件は、この帰国事業だと思います。資本主義の国から共産主義の国に9万人以上が移動したというのは、人類の歴史上おそらくこれが最初で最後の事件でしょう。そして、協力したとはいえそのことを反省し過ちを告白している人を私は責める気は全くありませんが、未だにこの歴史に目をふさいでいる人々が、いかなる意味においても歴史の責任を語る資格があるとは思えません。

ここが今回の「奥歯に物の挟まったような曖昧な物言い」「三浦のゲスさが現れてるところ」です。
三浦の言う

未だにこの歴史に目をふさいでいる人々が、いかなる意味においても歴史の責任を語る資格があるとは思えません。

ってのは何を意味してるんですかね。
もっと具体的にわかりやすく言えばいいのに。
いや、まあ何となくならわかります。
おそらく
「サヨは戦前日本の戦争犯罪南京事件従軍慰安婦など)を教科書に書いて二度とそういうことがないようにしようとか、反省の意を示して日中友好、日韓友好につなげようとか言うがそんな事は余計なお世話だ。帰国運動を先に書け」とでも言いたいんでしょう。ただ三浦は荒木なんかとは違って上品ぶってるので曖昧な言葉でごまかしに走ると。
でも「日本の戦争犯罪を教科書に書いて教えるべきかどうか」は、「帰国運動に対してサヨがとってる態度(三浦が言うような無反省な態度一色かどうかは疑問に思いますが)」や「帰国運動を教科書に書くべきかどうか」とは何の関係もない(大体、「過去の戦争犯罪」を教科書に書くべきなのはすでに書いたように、そうしたことが二度と起きないようにするためとか、被害国たる中国や韓国*17などに反省の意を示して友好関係樹立に役立てるためなどであって北朝鮮問題とは何ら関係ありません)。
 しかも三浦たちの場合「確かにそうしたことはあったが日本の戦争犯罪など国の恥だから書くな」「日本を過去の戦争犯罪で批判するな、昔のことは水に流せ」どころか「つくる会教科書」でわかるように「そんなのは嘘だ、事実じゃない」とデマ流して中国や韓国などを嘘つき呼ばわりですからね。
 「どっちが歴史の責任を語る資格がないんだ、お前らウヨの方だろうが」「日本の負の歴史(南京事件など)に目をふさいでるお前らがふざけるな」「それでよく朝鮮学校教科書に因縁つけられるな」と怒りを覚えるのは俺だけではないでしょう。で、こんな糞右翼を評価した文章(http://bund.jp/modules/wordpress/?p=5046)を未だにサイト掲載して恥じない自称サヨ・草加耕助とか、三浦みたいなバカが代表の会に入って恥じない自称・極左id:noharraとか見ると短気な俺はつい罵倒したくなるわけです。
 id:noharraについて言えばほかにも小沢信者であるとか、id:mujige氏への失礼な誹謗であるとか、草加についていえば「成田空港二期工事に未だに反対する困ったさん(今時反対運動に意味があるんでしょうか?)」とか「ヘイスピの問題意識を全く理解しないバカ」とか言う理由もありますけど。なお、「二期工事反対運動」への俺の評価を批判するのは結構ですが、「これだから共産党支持者は」とかいうのは無しにしましょう。俺の個人的意見にすぎませんので。

朝鮮総連がこの人たちの立場に立ち、北朝鮮に堂々と帰国者や日本人妻の人権や安否調査を訴えてきたのならば、本当にそれは誇るべき在日の歴史となりえたでしょう。しかし実態は、このような善意の人々を踏みにじり、今も三代目世襲を支持しているのが朝鮮総連の姿であることを、在日コリアンの人権を重んじる人たちにこそ考えてほしいと思います。

 三浦の大好きな民団だって「朴正煕や全斗煥軍事独裁支持」という過去の過ちを公式には一度も謝罪してないけどな。
 民団公式サイト(http://www.mindan.org/index.php)が恥知らずにも、見事なまでにそうした過去の問題をスルーしてることはどう思ってるんだか。


北朝鮮の宇宙開発を誹謗するかわいそうな人たち
まあ、タイトルで言いたいことはつきてる。ぜひ「北朝鮮の宇宙開発は金の無駄」で「他の国の宇宙開発(例:日本のJAXA)は有益な金の使い方だ」という「俺にはダブスタの屁理屈」としか思えない論理を説明してほしい。ちなみに俺的には「JAXAなんていらねえんじゃねえの、俺の生活にどう役立ってるのかわからん」という「橋下閣下」的気持ち(ポルポトメソッドつうか、文革メソッドつうか)に時々なることがあります。飲酒して気が大きくなったときとか(たぶん「科学技術振興的な意味」でそう言うことを思っちゃダメなんだろうなとは思いますが)。「JAXAの研究員や職員を下放せよ」とか。
ところで、皆様はどうでしょうか。あえてJAXA関係者を激怒させるであろう暴言を吐くが、財政難だって騒いでるのに、日本の宇宙開発って意味あるの、ぶっちゃけ。何でか知らんが本当に日本人って宇宙開発には理解あるのな。それとも「巨大な宇宙開発利権」「宇宙開発ムラ」でもあってぶっつぶさないといけないんでしょうか。
それはともかく、守る会の個別の文章にも突っ込んでみるか。


関東脱北者交流会発表「北朝鮮はミサイルではなく国民に食料を」
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00797
関東脱北者協力会声明「北朝鮮にミサイル発射の撤回を求める」
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00798

ほとんど同じ文章2度乗せやがってネット資源の無駄遣いだな。そして人工衛星打ち上げだって言うのにミサイル、ミサイル言ってるんじゃねえよ。ロケットと呼べ。
それはともかく「ロケット打ち上げに使う金があったら、食料を購入しろ」ってバカか。河信基氏も言ってるが「食料買ったら食べておしまい」だろ。全く生産性がない。
ロケット開発をすれば、その技術を「人工衛星打ち上げビジネス」や「ミサイル販売ビジネス」にいかせるわけですよ。使った金が2倍、3倍になって戻ってくる。その金で食料を買えばたくさんの食料が買える(悪意に見れば「宇宙開発、ロケット開発は口実なだけで、アメリカなどからの経済支援の充実を条件にロケット打ち上げ中止にする」と言う可能性もゼロではないが、その場合でも「食料を買ってただ食う」よりは生産的だ)。
えっ、そう言う「人工衛星打ち上げビジネス」「ミサイル販売ビジネス」はよろしくない?
じゃあどういうビジネスモデルならよろしいので?。代替案も出さずに「お前のビジネスモデルは支持しない」と言われても北朝鮮も外貨獲得の手段がなくて困るだろう。まさか「代替案がないのなら滅べ」なんて暴論は言わないでしょうね?
まったく「関東脱北者なんとか会」とメンバーの木下公勝ってバカか。

北朝鮮の住民達が欲しいものは、ミサイルでなくトウモロコシである。

で、そう言う輩が北朝鮮への食糧支援に反対する三浦小太郎のゲス右翼団体守る会とつるんでるのはどういう事ですか、木下さん。心にもないこと抜かしてるんじゃねえよ、ゲス。

もしかすると再び1990年代の「苦難の行軍」と言う恐ろしい大規模な飢餓危機と言う大虐殺の惨劇が到来するかも知れない。

おいおい、何で食糧不足による餓死が虐殺なんだ。


■本日の五味洋治さん学習会のお知らせ、および4月前半の集会案内
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00796
いきなり「今日、五味さんの学習会があるんですよ」と言われても、よほど暇人で予定を入れておらず、五味の話に興味がある人以外は「よし、行くぞ」と言う人はほとんどいないでしょう。しかも申し込み締め切りはすでに過ぎています(空きがあれば当日参加も可能かもしれませんが)。
全く三浦は何考えてるんだか。

北朝鮮は4月12日、”衛星”テポドンを本当に発射するのか!?

 衛星と呼ぶならテポドンではなく光明星3号とでも呼ぶべきです。テポドンは衛星の名前ではなくロケットの名前で、その上、北朝鮮の自称でなく米軍の命名ですから。北朝鮮が発表した衛星の名前が光明星3号です。

そのとっぴな行動に、うつけ者!との声もありますが、実はそれは演技ではないか?と評する人もいます。

何のためにバカを演じる必要があるのか?。俺は「後継者指名を逃れるためにバカを演じてるのか」と少し思ったことがありますが、マスコミが報じる正恩への悪口で「ああ、この人は後継者になりたかったんだな」と思いました。そうするとバカを演じる理由が俺には思い浮かばない。要するに「正男がバカかどうかはともかく」、バカに見えたとして演技じゃないでしょ。

日本とは断絶したまま、アメリカと接近する北朝鮮

だってアメリカは交渉するのに日本が交渉しないからですよ。小泉訪朝後、交渉を続けていれば断絶なんて事はないんですが。

父・金正日は弟・金正恩を否定していた!?

と正恩嫌いの正男が言っても説得力ない。
俺が思うに例の「日本での逮捕劇」は大きかったでしょうね。「反正男派(正恩派?)が日本政府に情報を流して正男を逮捕させたのか」「正男がどじったのか」知りませんがあんな失敗を犯すようではね。正男を後継にしたら確実に日本ウヨは「例の逮捕劇」で物笑いにするでしょう。
で、そんな事態はさすがに父・正日氏だって嫌でしょう。国の名誉が失墜するし、正男もかわいそうです。
例の失態をリカバリーするだけの成果が正男に何かあればよかったがたぶんなかったと。
しかし、「正男が後継なら」、あの逮捕劇でさんざん正男をバカにしたであろう(あるいはあのときに日本政府が強制送還しないで日本で裁いて刑務所に送ればよかったと言ったであろう)、日本ウヨがまさか正男を改革派だと天まで高く持ち上げるほどご都合主義の恥知らずで、また、それに悪のりするほど正男がバカでクズだとは思ってなかったでしょうね。

*1:1912年誕生〜1977年死去。ナチスドイツのV2ロケットの開発者。冷戦時はアメリカでロケット開発に従事

*2:1906年誕生〜1966年死去。ソ連のロケット開発者。初の人工衛星スプートニク1号、初の有人宇宙船ボストーク1号を開発。

*3:工作機関と言っても記事を読む限りでは普通の宣伝機関のようですな。

*4:フセイン政権の大量破壊兵器保有

*5:そもそも米ソや日本の人工衛星だって国威発揚という意味合いがあるだろうに何故「国威発揚」と言う言葉で批判できるとマスゴミが思うのかが俺にはわからない

*6:北朝鮮で営業してる携帯電話会社

*7:朝鮮民主主義人民共和国の人口変動―人口学から読み解く朝鮮社会主義―』(2011年、明石書店)や「北朝鮮人口推計:1953年から1993年」(http://hi-stat.ier.hit-u.ac.jp/research/discussion/2007/240.html)など

*8:勿論日本。俺も法律に詳しいわけではないがおかしな判決だと思う

*9:はっきり朝日と書けばいいのに

*10:いつから図書館協会が世間になったんだよ?

*11:新刊の2割、1/5も選ぶなんて評価基準としてほとんど意味ねえだろ。やめちまえば?

*12:田中正明南京事件否定本を出した高木書房とかな(毒)。そんなくだらない出版社しか相手をしてくれないなんて三浦君は哀れだねえ。

*13:具体的にどう評価するのか説明しないのが興味深い。バカだから説明能力がないのか?

*14:百歩譲って歴史修正主義極右団体という点を大目に見るとしても、ウイグル問題専門団体でもないここが連絡先というのはどうかと思う。

*15:日本では「動物農場」という訳の方が定着していると思う

*16:勿論「指輪物語」の作者

*17:まあ、北朝鮮も被害国の一つですけどね