「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート30(追記・訂正あり)

 パート29の続き。

■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.12/8分)
朝日新聞「朝鮮王朝図書返還を歓迎、異例の南北共同声明」
http://www.asahi.com/international/update/1208/TKY201112080457.html
民間団体の声明とは言え、南北両政府の黙認がなければこういう事は出来ないだろう。南北宥和を象徴するよいニュースだと思う。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.12/7分)
共同通信北朝鮮が移動式ICBMを開発 米紙報道」
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011120601002267.html
・本当かどうかは分からない。北朝鮮がそう発表したという話ではないから。報道したというワシントンタイムズは統一協会系だし。それにしてもワシントンタイムズが統一協会系列と一言も書かないとは日本のマスコミにとって、ワシントンタイムズは「まともなソース」になったのか?。こういう「統一協会隠し(?)」は「マスゴミ」呼ばわりして問題ない愚行だと思う。
・うがった見方をすれば「軍事費増大」のためにアメリカのタカ派がありもしない脅威をでっち上げてるのかも知れない。ただ、これが事実だとしても執るべき手段は軍事攻撃ではなく外交でしょう。北朝鮮は別にアメリカと戦争がやりたいわけではなく、あくまでも外交交渉のための道具でしょうから。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.12/5分)
毎日新聞東日本大震災朝鮮学校でお別れ会 原発事故で避難、福島に帰る児童らと /新潟」
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20111205ddlk15040022000c.html
朝鮮学校を誹謗中傷するゲスのいるこの国で、「朝鮮学校は普通の学校なんだ」というこういう報道は大変大事だと思う。記者氏をたたえたい。


共同通信「韓国、ユニセフ通じ北朝鮮支援 乳幼児の医薬品など」
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011120501001374.html
 大変人道的な良いニュース。


聯合ニュース北朝鮮空軍のベトナム戦争参戦 公式文書で初確認」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/12/05/0200000000AJP20111205000200882.HTML
 同じ共産国同士、そう言う事実があってもおかしくないが資料で裏付けられたと言うことで興味深い。
記事に名前が出てくる人たちについてウィキペを見てみる。

ボー・グエン・ザップ
防相ベトナム軍総司令官、副首相を歴任。
・バン・ティエン・ズン
ベトナム軍総参謀長、国防相を歴任。
・崔光
朝鮮人民軍総参謀長、政務院副総理(副首相)、国防委員会副委員長、人民武力部長(国防相)を歴任。
白南淳
対外文化連絡協会副委員長、ポーランド大使、朝鮮労働党統一戦線部副部長、祖国統一汎民族連合北側本部副議長、南北高官級会談政治分科委員会委員長、外相を歴任


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.12/4分)
聯合ニュース北朝鮮が新経済特区法を策定 中国式改革開放か』
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/12/04/0200000000AJP20111204000100882.HTML
時事通信『華麗な夜景で海外投資誘致?=羅先特区にネオンサイン−北朝鮮
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011120400078
 本当なら北朝鮮が経済改革にかなり本気だと言うことでいいニュース。


読売新聞『横田さん講演「拉致問題動き出すこと期待」』
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20111204-OYT8T00023.htm
 前から思ってるのだがマスコミ報道を信じる限り、滋氏は割と蓮池透氏に近い考えだが、早紀江氏は増元辺りに近い考えの気がする。

西岡力会長はデータが表に出たことについて、「(北朝鮮)政権の中枢が腐敗している証拠」と語った。

日本でも情報流出事件はたまに起こるのに何故そんな事が言えるのか?。そもそもあのデータが本物という保障があるのか?

講演で、早紀江さんがめぐみさんが拉致された日からのことを振り返り、「(拉致されてから)34年も頑張ってきたが、どうして解決しないのかわからない」と声を震わせると、立ち見が出るほど埋まった会場から、すすり泣きが漏れた。

・ブクマもつけたが西岡のようなごろつき右翼とつるむからだ。すすり泣く人間の気が知れない。俺なら苦笑するか、呆れるか、怒るかといったところだ。そしてそんな事を書いてお涙頂戴を狙う読売の気が知れない。お涙頂戴したところで問題解決には全く役立たない。
そして「すすり泣いた奴」は家族会が主張する「朝鮮学校無償化除外」をどう思うのか?。家族会が実行した蓮池透氏除名をどう思うのか?。俺は家族会には軽蔑や失望の思いしか感じない。
・前から書いてるが、70歳代という年齢を考えたら、いい加減横田夫妻は体が元気な内に、訪朝してお孫さんと会うべきだと思う。そして巣くう会、家族会連中もそれを容認すべきだ。その結果、横田ご夫妻が「孫と会いたいから北朝鮮ともめたくない」として運動から離れても仕方がないという寛容な精神がなければかえって運動は先細りだ。まあ、今さら横田ご夫妻訪朝を認めて「寛容な精神」をアピールしても、ご夫妻が運動から離れたら先細り傾向に歯止めはかからないという自覚があるから反対するのだろう。要するに連中にあるのは徹頭徹尾、党利党略だ。人として最悪だ。


毎日放送「朝鮮高校無償化訴え、韓流スターも応援」
http://www.mbs.jp/news/jnn_4893414_zen.shtml
明るいニュース。韓流スターとは以前紹介したクォン・ヘヒョ閣下のことだ。

(以前の紹介文章)

http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/searchdiary?word=%A5%D8%A5%D2%A5%E7
朝鮮日報朝鮮学校テーマの書籍2冊、韓国で出版へ」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/22/2011112200850.html

朝鮮学校が「日本で悪質な差別」を受けてる今、実にタイムリーでいいことだと思う。記事読む限り、まともな本のようだし。
『学校に向かう坂道』は、『今日もid:noharra氏に突っ込む(11/6分)(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20111106/5643098721)で紹介した河津聖恵氏も関わっているようです。
記事を読む限り、日本語著作の韓国語訳というわけではなさそうなので、邦訳もして欲しい。
記事にもコメント。

朝鮮学校に通う生徒たちの絵を収録した『私の心の中の朝鮮学校』は、在日クラシック音楽家団体のPALAMが企画した書籍だ。クラシック音楽を聴き、そのイメージを表現した生徒たちの絵からは、奇抜な想像力がうかがえる。これらの絵を土台に、俳優のクォン・ヘヒョさんが朝鮮学校の生徒や学校の歴史について語っている。

「クォン・ヘヒョ」でググったら「日本では『冬のソナタ』(NHKで放送)のキム次長で有名」で他にも「『私の名前はキム・サムスン』(WOWOWや、BSジャパン、フジテレビなどで放送)のイ・ヒョンム料理長役」などやってるそうだが見てないので分からん。


共同通信北朝鮮、拉致再調査委を打診 昨年、制裁一部解除条件に」
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011120301001650.html
 それが事実だとして情報がどこから流れたのかが気になる。情報元は共同記事では「複数の政府、与党関係者」で、一方、日経新聞の記事(http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E2E1E2E3878DE2E1E3E0E0E2E3E38297EAE2E2E2;at=ALL)に寄れば日朝国交正常化議連事務局長の川上義博参院議員(民主党)のようだ。どちらの記事においても、鳩山氏は大筋でその事実を認めてるとのこと(何故共同記事に川上氏の名前が出ないかは謎だ。なお日経の記事は有料会員でないと途中までしか読めず、俺は有料会員ではない)。
家族会、巣くう会の主張を信じれば「制裁解除してくれ、そうしたら拉致に取り組む」と北朝鮮に言わせることを目的としていたのだから、これに乗っかることは何ら問題ではない。しかし今の家族会、巣くう会は本当は「北朝鮮打倒」が目的なので、北朝鮮がどんなに拉致問題で譲歩をしても「まだ足りない」だ何だとイチャモンをつけて解除などしないだろう。それをあちらもわかってるから、北朝鮮が何かするより前に日本が先に制裁解除しろと言うのだろう。

【12.5追記】
なおググったら中日新聞(関東では東京新聞)もこの件を記事(http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ntok0001/list/201112/CK2011120402000137.html)にしていた。情報元は共同と同じで「複数の政府、与党関係者」だそうだ。「鳩山氏が大筋で事実を認めてる」と言うところは中日も共同、日経と同じ。
 日経で出て来た川上氏の名前が中日記事でも出てくる。中日記事に寄れば川上氏が訪朝して金永日朝鮮労働党書記と会談。
 北朝鮮側からは福田政権の時(08年8月の日朝実務者協議)に日本政府が約束した「航空チャーター便の規制解除」の要求があったと言う。福田政権の時にそれをやってれば、それがダメでも後継政権がやってればと嘆かざるを得ない。俺が思うに拉致問題でまともな態度だったのは、小泉首相福田首相だけではないだろうか。鳩山氏も報道を信じれば割とまともなようだが。


読売新聞「北朝鮮、来年のパラリンピック初参加へ準備」
http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20111203-OYT1T00755.htm
明るいニュース。素直に喜びたい。しかし

李英和・関西大教授によると、北朝鮮は「社会主義の下で障害者は存在しない」と主張し、先天性の障害を持つ人々の社会参加を認めなかった。また国連報告書は、障害者は地方の施設に収容されるなど人権侵害が横行してきたと指摘。パラリンピック参加には、国際社会に人権改善の姿勢をアピールする北朝鮮の狙いがあるとみられる。

李英和みたいな怪しい奴の非難談話持ってきて、オチが北朝鮮罵倒とはゲスだ。さすが極右ナベツネが支配する読売。そこまで北朝鮮を罵倒するとは、じゃ北朝鮮以外のパラリンピック参加国はすべて「障害者差別なんか存在しない」んですか(棒読み)
北朝鮮以外でも「○○は一見立派に見えるがしかし〜」なんて書いてるんですか?
そしていくら何でも

社会主義の下で障害者は存在しない」

なんて言わないんじゃないの?。社会制度が立派なら、障害者が存在しなくなるわけじゃないから。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.12/3分)
毎日新聞「高校無償化:朝鮮学校の無償化適用を求める集会−−大田区できょう /東京」
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20111203ddlk13100203000c.html
 こういう集会をする日本人がいること、こういう記事を書く日本人がいることは一つの希望ではある。


産経新聞朝鮮学校補助、来年度も 黒岩知事「拉致問題の授業確認前提」」
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111203/kng11120312260005-n1.htm
 何があっても補助金を出さないという輩(黒岩知事に質問した輩はそう言う輩らしい)よりはマシだが日本人として実に不愉快で恥ずかしい。「目的が正しければ」、それを「実現する手段」は俺の言うことを聞かないと金を出さないという「脅しでもいい」と思ってるのか?。拉致について授業をやることが悪いことだとは勿論言わないが、こういう輩は中国や韓国が「日本人学校が侵略の歴史をきちんと教えない限り補助金出さない」と言ったらどう思うのかと。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.12/2分)
中央日報「日本、“安重根のすずり”を北朝鮮に返還検討?」
http://japanese.joins.com/article/088/146088.html?servcode=A00§code=A10
中央日報のトバシ記事でなければ「日本外交が正常化の方向に向かってる」と言うことで大変いいこと。JTBC(中央日報系のテレビ局らしい)のインタビューを受けたという住職の「参事官レベルの人」って発言が事実ならその人とは外務省か内閣府あたりのキャリア官僚でしょう(ただその前の「硯を渡すよう働きかけたそう言う政治家がいた」と言う住職発言に対する質問「それは誰か」と明らかにずれててトバシじゃないかという疑惑が否定出来ないように思うが。参事官って政治家じゃないから。それとも「政務官(これは政治家)」の間違いか?)。
何で住職が参事官なんて言葉を知ってるのか知りませんが名刺にそう書いてあったんでしょうか。
ちなみにググったら「植松浩二内閣府企画調整課参事官(拉致被害者等支援担当)・拉致被害者等支援担当室長」がヒットしたんですがこの人でしょうか?。あるいは拉致問題を担当してる外務省アジア大洋州局の「山野内勘二参事官」でしょうか?
いや「参事官レベルの人」とは誰なのか、住職発言だけじゃ分からんけど。
増元辺りは怒るのだろうが連中は無視して構わない。連中のいうとおりにしていたら日朝間の問題はいつまでたっても解決しない。
ちなみに安重根とはもちろん伊藤博文韓国統監を暗殺した韓国を代表する英雄的人士の一人。
硯のある大林寺とは千葉十七の菩提寺だ。

ウィキペ「安重根」から千葉十七に関する記述
投獄された安重根の監視を任ぜられた日本人看守の千葉十七は、当初は伊藤を暗殺した安を憎んでいた。ところが、話を重ねるごとに千葉は安の思想に共感を覚えるようになった。千葉は終生、安の供養を欠かさなかった。
千葉十七夫妻の墓がある宮城県栗原市(旧若柳町)の大林寺には、1981年に安重根の顕彰碑が建立された。また、1992年9月6日からは日韓合同で毎年、安重根・千葉十七夫妻の合同供養が執り行われている。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.12/1分)
朝日新聞北朝鮮自然エネルギーに注目 電力不足の打開期待?」
http://www.asahi.com/special/08001/TKY201111280585.html
 日本のマスゴミはリベラルと言われる朝日も含め金正日閣下を何としても侮辱したいと思ってるらしく、別に北朝鮮が好きではない「平凡な」日本の一サラリーマンの俺ですら批判せざるを得ない。もしかしたら朝日は「自然エネルギーなんて発展途上国北朝鮮が手を出すようなローテク」とかネガキャンしたいのかも知れないが。脱原発活動家の方はこの朝日記事に抗議した方がいいかもしれない。

北朝鮮自然エネルギーの普及に関心を示している。慢性的なエネルギー不足が背景にあるとみられ

かましいわ、マスゴミ自然エネルギーの活用に文句があるってのか、手前。「科学技術の粋」である高速増殖炉あたりでも沢山北朝鮮が建設してくれると嬉しいとかそういうことか?(毒)

一連の動きを、韓国政府機関・エネルギー経済研究院の丁宇鎮(チョン・ウジン)資源開発戦略研究室長は「慢性的エネルギー難の打開策になると考えたのだろう。輸入資源に頼る必要もなく、国家理念の『自力更生』にも合致する」とみる。

輸入資源に頼らない発電方法自体は何ら悪い事じゃないけど。そもそも「輸入に頼らず済む」ってことは太陽光発電地熱発電風力発電、潮力発電などの自然エネルギーを推進しようとする人々が必ず挙げる利点の一つだ。
なんか「悪い」みたいな言いようじゃねえか?


id:motorunder氏やid:mujige氏のツイッターにコメント(両氏がリツィートしたモノも含む)

motogao
ここまでくると法廷闘争に持ち込めるレベルの無茶苦茶さ加減に思えるのですが、やはりリスクと負担が大きいのでしょうか。

俺も「法廷闘争に持ち込めるレベルの無茶苦茶さ」と思うが「勝てるかどうか(日本の裁判所の権力へのへつらいは半端ない)」とか「勝てても行政との関係を完全に悪化させるのは怖い、マスコミも必ずしも批判的じゃないし」とかあるのか。

bigcamellia☆TSUBAKI
本日の朝日新聞一面「朝鮮学校補助1校のみ 松井知事 肖像画外す対象拡大」を読む。そもそも知事が、肖像画外せだの、総連との関係断てだのと、あれこれ介入すること自体に強い違和感があるが、こちらの言うこと聞かなきゃ金やらないよと言う態度が不快で仕方ない。なんて、やらしいんだ!
彼らが朝鮮学校に、金正日肖像画を外し、総連との関係も断って欲しいと思うなら、金の話を持ち出さず、丁寧に時間をかけて交渉したらどうだ。交渉する技量もないのか。

「恫喝しかできないのか」「交渉する技量もないのか」の一言に尽きる。

mujigedariyonezu tokuya
全面同意。“朝鮮学校無償化除外問題の本質は、「壊れゆく日本人」なのです。” / “詩空間: NHK「揺れる朝鮮学校」を見て” http://htn.to/n3gMYs

ただし壊れてない日本人もいるわけで、NHK「揺れる朝鮮学校」の製作者もその一人だろう。「詩空間」の中の人もいってるが日本で最もまともな「ジャーナリスト精神」のあるテレビ局はNHKだろう。民放はその点、糞過ぎだ。しかも最近じゃ娯楽方面でも「NHKの後追いで韓流」「NHKの後追い(オンエアバトル)でネタ見せ番組」だから何だかなあと思う。


■俺のロックンロールすら死のうとしている(三浦の個人ブログ)にコメント、その1
http://miura.trycomp.net/?p=662

1969年9月13日、カナダのトロントにおけるロック・フェスに出演したジョンとプラスティック・オノ・バンド(ギターはもちろんエリック・クラプトン

「もちろんエリック・クラプトン
ウィキペ「プラスティック・オノ・バンド」によればこのバンド、ジョンとヨーコ以外は固定メンバーのいない「プラスティックな(柔軟な)」バンドだが。何が「もちろん」なのか?
「1969年9月13日のフェスは有名なので知ってると思いますが勿論」とか「このバンドではクラプトンがメンバーのことが多かったのでお気づきの方もいるでしょうが勿論」なら話は別だが、三浦が「クラプトンが固定メンバー」と思ってるならそれはただの勘違いだ。
 ウィキペ「プラスティック・オノ・バンド」を見れば「ジョージ・ハリスン(勿論ビートルズの元メンバー)」など別の人間がギターの時もある。
 ちなみにふと気づいてググったら「サディスティック・ミカ・バンド」(名前を知ってるだけで詳しくは知らない)ってのは「プラスティック・オノ・バンド」からヒントを得て命名したらしい(ウィキペ「サディスティック・ミカ・バンド」参照)。

お隣で叫び声をあげるのはヨーコ

三浦がリンクを張ってるhttp://www.youtube.com/watch?v=hPA8TGNjqjsを見れば分かるが、もちろん「叫び声を上げてる」のではなく「歌ってる」のだ。彼女はプロの歌手ではないので「叫んでるように聞こえるかも知れない」が三浦の文章は誹謗中傷以外何物でもないだろう。
三浦は性格が本当に歪んでる。こんなのを評価できる草加何とかさんや、こんなのが代表の会に入ってるid:noharraさんは本当に変わってる。
ちなみに叫ぶというならジョンも「叫ぶ」ように歌ってる(勿論プロなので、失礼ながら聞き取りづらいヨーコ氏と違い聞き取りやすいが)。

この画面では嬌声を挙げている(しかし、一瞬かなり美人に見えてしまった。これもジョンのパワーに違いない)ヨーコ氏のせいとは言わないけれど、ジョン・レノンはなんだか平和主義者のイメージで語られることが多い気がする。しかし、ジョンはなによりもロックンロール・シンガーである。

・「叫び声」っていってたのが何で「嬌声」(女性のなまめかしい、いろっぽいエロチックな声。俺の理解では「ねえ、あなたあのハンドバッグ買って、いいでしょう?」的なおねだりとか、ナニの時のあえぎ声とか)になるんだ?
「嬌声」って言葉が時にネガティブな意味で使われることもあるから、三浦が単に思いつく限りネガティブな言葉でヨーコ氏をdisってるだけだろう。あるいは「嬌声=叫び声」と勘違いしてるのか。もし勘違いなら文筆家気取りの癖に痛い奴だ。
・「一瞬かなり美人に見えてしまった」じゃねえよ。ミスコンならともかくロックフェスで顔がどうこう言う神経が分からないし、お前は人の顔をどうこう言える立派な顔か。そしてヨーコ氏は「女優やモデル並みの超美人ではない」が世間一般の基準で言えば「充分美人」だ。「ジョンのパワー」なんか関係ない。
・「ヨーコ氏のせいとは言わないけれど」
 じゃあ、最初からヨーコ氏の名を出すな。当てこすりがゲス過ぎる。
・「なんだか平和主義者のイメージで語られることが多い気がする。しかし、ジョンはなによりもロックンロール・シンガーである。」
 平和運動やってたんだから別にいいだろ。ロックシンガーであることと平和運動家であることは別に矛盾しない。
 三島由紀夫が「一応流行作家」で「右翼的じゃない作品も書いていた」のに例の三島事件と、その後の「憂国忌」のせいで「右翼のイメージで語られることが多い」のなんかと同じ事だろう。三島の右翼活動について肯定的な意味でアレ否定的な意味でアレ語ったら「先ず何よりも三島は作家だ」と言って非難するくらいバカげた物言いだ。

「スターティング・オーヴァー」を聴いているとそう思える。

ウィキペ「スターティング・オーヴァー」によると「日本では1997年のTBSドラマ『いちばん大切なひと』の主題歌に使われたことで有名」だそうだ。


■2月に私の第2作を発売します あとソルジェニーツイン予告編(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=657

多分、再び高木書房からになる予定です。

田母神や西村真悟の本出してるウヨ系出版社か。そう言うところでないと出してくれない訳ね。

一応最低限は売れてくれないと高木書房さんにもう頼めなくなる

えっ、そうなの?。右翼運動の仲間としてどんなに売れなくても赤字覚悟(もちろん本屋と三浦で折半だろうが)で出してくれるモノだとばかり。
でもウヨの皆さんが組織購入してくれるだろうから、無問題だ。

私はやっぱり紙媒体のほうが電子書籍よりも使い勝手はいいと思う。

電子書籍はある程度使い方の知識がないとダメだけど、本はそうじゃないから。内容が理解できるかどうかはともかく、本の読み方それ自体が分からないと言う人(文盲?)は普通いない。

最後にソルジェニーツィンをほめる三浦。俺は最近、三浦のような屑右翼がほめる人間は

1.三浦並みの屑。たとえばソルジェニーツィンの場合だとソ連批判は反共主義に過ぎない。だから晩年プーチンを評価した(屑であろうとソ連批判はそれなりに評価すべきだろうが)
2.三浦が自分に都合のいいところだけつまみ食い批評してる。

のではないかと疑っている。


■日本政府が中国日本領事館での脱北者保護を放棄したとする記事についての公開質問状
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00714
ウィキリークスが暴露した斎木発言についての公開質問状を外務省宛に出すのはいつですか?


参考
ライプツィヒの夏「斎木氏の発言についてのウィキリークスの暴露に、拉致関係の人たちの歯切れが悪い」
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/57a6711a76f738d8bdb650dc10df6980

彼らを保護することは、(中略)人権擁護を謳う日本国憲法の精神に沿う行為

常日頃、憲法を敵視する発言をしてるウヨの癖によく言う。
そして憲法云々、国際法云々言うなら連中の主張する「朝鮮学校無償化除外」は国連や日弁連から「子どもの権利条約違反」「人種差別撤廃条約違反」「憲法違反(法の下の平等や、思想信条の自由)」と指摘されてるのだが。
クマラスワミ報告書やマクドゥーガル報告書、米国下院決議が出てるのに未だに従軍慰安婦の違法性を否定してるのはどこの誰かね?
本当にゲスな連中だ。


チベット人焼身抗議 そして12月10日中国・東アジア人権シンポジウム追記
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00712
 チベット問題は北朝鮮と何の関係もない。ふざけた行為(サイトの私物化)も大概にしろ。
 大体「在日朝鮮人を差別するレイシスト」が「中国の民族政策」がレイシズム的と良く非難できる。いい加減チベット関係者もこんな奴らと手を組むな。原発デモにレイシスト極右を入れるような愚行で、後で痛い目を見ると思う。俺はチベットがそうなろうと同情など全くしないが。

法輪功学習者に対する迫害

カルトなら弾圧していい訳ではないが、法輪功がカルトの疑い濃厚なことに全く触れないのはどうかと思う。


チベット人の「焼身抗議」(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=653

このブログではあまり運動や政治のことを直接伝えるのは避けるつもりでしたが、これはどうしても紹介せざるを得ない。

・お前は以前から自ブログで「ビンラディン」(http://miura.trycomp.net/?p=407)、「新疆ウイグル」(http://miura.trycomp.net/?p=542)、「一色正春」(http://miura.trycomp.net/?p=628)と政治ネタを頻繁にとりあげてるだろうが。何を今更「政治ネタを書くのは避けてきた」とトンチンカンな寝言を言うのか?。
 誰も「個人ブログに政治ネタを書くな」と言わないのに「自ブログでは政治ネタは余り書かないつもりです」「もっぱら趣味について書きます」と勝手に宣言し、にも関わらず政治ネタエントリを何度も書いて、その宣言を平然と破り、それなのに「政治のことを書くのは避けるつもりだが、紹介せざるをえない」かよ?。頭がおかしいだろ?
・しかもこういうこと言っちゃ悪いが「福島原発問題」のような日本人にとって身近かつ重大な問題ならともかく、チベットに限らず外国の問題が「紹介せざるを得ない」というほど重要か。最初から守る気のない約束をしたあげく、トンチンカンな言い訳をするくらいなら「趣味ネタも政治ネタも、何でも個人ブログに書くつもりです、よろしく」とでも言えばいいのに。

ビデオは3分もない。

焼身自殺をビデオ撮影してる暇があったら、何とかして、命を救えと言わざるを得ない。

私はビデオに写っていたチベット服を着て一言も叫ばなかったチベット人女性でありたいと思う。彼女は炎に包まれるパルデン・チュツォに近づき、敬意の印に白いカタを投げかけた。

 いや俺はそんな怖い人間にはなりたくない。「正義の自殺だから無問題」と思ってるような輩は「悪を倒す正義の殺人なら無問題」と考えるに違いない。

共産党はなぜこのようなことが起こるのかを理解しない。

中国共産党に限らず、普通の人間は自殺者の心理なんかわからない。「死んで花実が咲くモノか」って奴だね。

独裁者が信じるものは銃と金のみ。

チベットの資源問題とか「金」の問題がないと言わないが、中国には中国の信念があるだろ。敵をそうやって悪魔化する事は問題解決に全く役立たないと思う。

偉大な利他的行為に人を導く信仰の力も理解できない。

・信仰の結果が自殺か。自殺が「偉大な利他的行為」か。単に中国のチベット支配に絶望しただけで「利他的行為」なんて立派なモノじゃないだろ。本当に信仰の結果が自殺ならチベット仏教なんかくだらないからこの世にいらない。
・大体お前らがチベット人の自殺を「バカみたいに取り上げる」のは大嫌いな「中国叩き」に使えるから、ただそれだけだろ?。過労自殺とか国内の自殺問題について、中国叩きするように「ブラック企業許さない」とか、何とも思ってないだろ?。
・「特攻を絶賛する奴らはアリス・ハーズや由比忠之進をどう思うね?」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20110918/1316296778)にも書いたが、じゃ、アリス・ハーズや由比忠之進の自殺をお前はどう思うんだ?。俺は「他人の悲劇(アメリカの侵略に苦しむベトナム人民)に何も出来ない自分の無力に耐えられず抗議自殺を選んだ」彼らを「ある意味立派な人格の持ち主」として尊敬はするが「さすがに手放しでたたえる気」はない。自殺が抗議手段として有効と思わないし、人命の重大さを考えたら動機が何でアレ、自殺を礼賛するのは問題がありすぎる。
・「自殺を礼賛する」なんてバカなことはせずに「何があっても生きろ」というべきだ。そう言っても自殺する奴は自殺するだろうが、自殺礼賛などふざけすぎだ。ダライもそう言う屑の一員として「自殺は止めろ」とは言わずただ傍観してるのか?

チベット人は命を粗末にする*1ほど馬鹿ではない。

 日本にも、どこの世界にも自殺する奴はいるし、自殺者をバカ扱いしても問題の解決にはならないから「バカだとは思わない」が利他的行為と絶賛する行為でもない。絶賛する奴はバカだし、そう言う奴こそ利他的精神を発揮しお手本としてすぐさま自殺すべきだ。

彼ら僧侶や尼僧を絶望の底に追いやり、焼身の炎を点火させたのは彼ら独裁者である。

自殺を利他的精神と賛美し、自殺を煽ってる屑にそんな事を中国政府も言われたくないだろ。

私は先の11月25日のアジア民主化を促進するシンポジウムで「焼身自殺」という言葉を使いましたが、チベット支援者、バルデンの会の方のご指摘を受けて、今後は「焼身抗議」という言葉を使います。

じゃパレスチナ問題とかで自爆テロって言葉を使うのも止めて「自爆抗議」と呼ぼうな(毒)。まあ、俺は「自殺が嫌なら自死とか自決とでも呼べば?」と思うな。

これは自殺ではなく、チベット民族として生きることができないことへの抗議行動の極限がこれです。

動機が何でアレ、自殺は自殺だろ。自分の中国叩きに都合がいいからって賛美していい訳がない。くだらない言い訳するな。そして自分に都合の悪い自殺は三浦たち珍右翼は平然とスルーするんだろう。


■「脱北保護せず」政府が中国に誓約文書提出
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00711

私は新聞記事を100%信じるわけではありませんが、この報道が事実である可能性は極めて高いと判断します

 「可能性が高い」と思う根拠は何だ。そういうことにしてお前が単に中国叩き(あるいは外務省叩きや野田内閣叩きや民主党叩き)したいだけだろ。
 この件についての俺の感想は微妙。誓約書が事実であっても政府、与党、外務省は「日米核密約」をなかなか認めなかったように事実と認めないだろう。また、逆に誓約書が事実でなくても「日本政府が中国と対立してまで脱北者を受け入れることに乗り気でないこと」は事実だろう。
 俺も「脱北者問題での中国での態度」がいいことだとは言わないが、日中関係も大事だ。三浦みたいに日中関係が破綻してもいいと思ってる反中極右は無責任に中国叩きが出来るだろうが、外交の責任者(政府、与党、外務省)はそう言う無責任な態度は取れない。
 そして三浦は「日本人妻」がどうこう言ってるが、その問題について言えば脱北なんて危険なことやらせるより、外交交渉で平和的に帰せばいいだろう。あと政治難民はともかく、経済難民は「太陽政策」であの国の経済をまともにすれば減ると思う。
 こいつらにとって脱北は「北朝鮮潰しのネタ」だからそういう考えは全くないんだろうが。


■クリスマスカードと調査会新ポスター 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00710
あの国の人のことを思うなら、それこそ日朝国交正常化し、「モノの往来」「人の往来」を活発にすれば良かろう。そうすればあの国も豊かになるだろうし、「人の往来」によって様々な情報があの国に伝わるだろう。あの国の人たちも「自分は世界と繋がってる」と思えるだろう。南北平和統一の可能性も高まるだろう。
クリスマスカードなど見ず知らずの人から送られて嬉しいわけがない。

北朝鮮平壌宛に、クリスマスカードを、拉致被害者や失踪者の方々のために何枚か送ることにします。もちろん年賀状でもいいと思う

だから特定失踪者なんて拉致か怪しいモノを大声で宣伝して恥ずかしくないのか?。そして拉致被害者の居場所も分からないのに送ったって届くわけがないだろ。

今年皆さんが送る年賀状やクリスマスカードのうち、数枚を北朝鮮宛に(もったいないと思わず)送ってみてはいかがでしょうか。

もったいないから絶対送らない。

金ウンギョンさんが結婚したというニュースも聴きます。

しかし「新婚夫婦に、お孫さん夫婦に会いに訪朝したらどうですか」という暖かい言葉一つ、横田夫妻にかけられないゲスの集まりが三浦たち「守る会」や荒木、西岡たち「巣くう会」や増元「家族会」だ。

「もうすぐクリスマスです、あなたが日本に帰り、いつかともにクリスマスを送れる日が来るために、私たちは救出運動を続けています」

別に日本に帰らなくても、極端な話、あちらで一緒にクリスマスを祝ってもいいが。たとえば横田ご夫妻が訪朝してお孫さん夫婦(お孫さん夫婦は拉致被害者横田めぐみさん」の親族であって拉致被害者そのものではないが)とクリスマス過ごすとかな。何で帰国にこだわるんだか。

私が当時に思ったのは、このタイトルの秀悦さでした。

それを言うなら「秀逸」だろ?。保守の癖にまともな日本語も使えないのか。

拉致被害者も、脱北者も、北朝鮮の飢えた民衆もクリスマスのお祭りとは無縁です。

いや何を根拠にそう言うの?。蓮池薫さんたちって「あの国でクリスマスを祝ったことなどありません」なんて言ってたっけ?

特定失踪者調査会が新ポスターを作りました。調査会メールニュースより紹介します。
■新ポスター完成
 新しいポスター(Ver.14)ができました。前回から所在確認された人を抜き新たに公開された人を入れるなど修正しています。

「前回から所在確認した人を抜き」とは要するに「拉致被害者か怪しい人をろくな根拠もないのに拉致扱いしてるのが特定失踪者のため」、後で拉致じゃないことが分かるケースもあるというふざけた話だ。まともな人間ならその時点で自分のバカさを恥じ「特定失踪者認定」などすべてチャラにするだろうが、そうしないのだから恐れ入る。

このポスター、(中略)一枚、例えば家のドアとかに貼ってくださいませんか

拉致かどうか怪しい人を拉致扱いしてるなんて、そんな恥ずかしいポスターが貼れるか。


■書籍紹介 姜尚中*2を批判する 鄭大均*3著 飛鳥新社
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00709
俺はこの本を読んでないが、ゲス右翼の三浦がほめるような人間だし「国家基本問題研究所客員研究員」(ウィキペ「鄭大均」参照)という肩書きで鄭がどういう人間か見当がつく。版元の飛鳥新社は「日本核武装入門」だの「反日組織・日教組の行状」だの「新「南京大虐殺」のまぼろし」といったウヨ本を出してるところだし(サイトhttp://www.asukashinsha.co.jp/でこれらのウヨ本が確認出来る)。
ググって見つけた、鄭大均批判エントリ
歌ったらアカン歌なんてあるわけないんだッ!
鄭大均「在日・強制連行の神話」を検証する(1) 」
http://d.hatena.ne.jp/gurugurian/20080825/1219679234
鄭大均「在日・強制連行の神話」を検証する(2)」
http://d.hatena.ne.jp/gurugurian/20080827/1219855850
鄭大均「在日・強制連行の神話」を検証する(3)」
http://d.hatena.ne.jp/gurugurian/20080828/1219938995
鄭大均「在日・強制連行の神話」を検証する(4)」*4
http://d.hatena.ne.jp/gurugurian/20080829/1220030210
鄭大均「在日・強制連行の神話」を検証する(5)」
http://d.hatena.ne.jp/gurugurian/20080830/1220119452
鄭大均「在日・強制連行の神話」を検証する(6)」
http://d.hatena.ne.jp/gurugurian/20080831/1220170425
鄭大均「在日・強制連行の神話」を検証する(7)」
http://d.hatena.ne.jp/gurugurian/20090116/1232114813
鄭大均「在日・強制連行の神話」を検証する(番外編)」
http://d.hatena.ne.jp/gurugurian/20080927/1222537655
を読むだけでも鄭がまともな人間でないことは明白だ。id:gurugurian氏が

http://d.hatena.ne.jp/gurugurian/20090414/1239699185
死ぬまでにしたい10のこと

として

1.鄭大均朴慶植*5金英達*6の墓前で土下座させる。

と言うのも当然だ。id:gryphonは「読まない本に根拠レスで汚い印象操作した」自分のことを棚に上げて俺にこの本を読んでから批判しろと言うかもしれないが、俺は以上の文章が汚い印象操作だとは全く思ってないのであしからず(まあ、読んで批判した方がいいのは事実だが)。id:gryphonの汚い印象操作についての俺の感想はhttp://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/gryphon/20111019/p5参照。著者が「高坂に負けた」云々はこいつの勝手な決めつけに過ぎないし、まあ、それが事実だとしてもそれだけで本も読まずに、あいまいな言葉で「読む価値がないかのように」汚い印象操作してるid:gryphonはただのバカだ。
それはさておき。
この三浦の書評を読んで俺はびっくりし、かつ呆れた。
【びっくりし、かつ呆れた理由1】
・まず第一にこういう事は個人ブログに書けよ、と言いたい。「北朝鮮帰国者の人権を守ること」と姜への批判と何の関係があるのか。明らかに三浦による会サイトの私物化だろう。


【びっくりし、かつ呆れた理由2】
 三浦が何が言いたいかよく分からない。三浦が鄭を評価し、鄭が非難してるらしい姜を一緒に非難したいらしいこと「だけ」は分かった。だがわかったのはそれだけで、「姜がどんな主張をし」、その主張に対し「鄭がどんな批判をしたか」は良くわからない。三浦に姜や鄭の主張をまともに要約し紹介する能力がないなら、姜や鄭の主張を直接引用すればいいのだが、それもやってない。結果、書評として「ボクは鄭先生の姜批判に賛同します」という「それでその根拠は何?」と言わざるを得ない糞の役にも立たないゴミ文章となっている。
なぜそうなったのか?
考えられることは
1)姜や鄭の主張を三浦がまともに理解していないにも拘わらず、「鄭は僕らの仲間、姜は僕らの敵」というセクショナリズムから批判した。
2)まともに紹介すると姜の主張の方が正論であることがばれるから、あいまいにごまかした、
3)三浦はまともな書評を書く文章能力のないバカ、そして自分の文章がまともな書評になってないことも理解できないバカ
のどれかだろう。で、この俺の読みが正しければ改めて三浦が「ゴミであること」がわかった。そしてこんなゴミが代表の「守る会」に入ってるというid:noharraや、「三浦さんは好人物」と、過去自ブログに書いたバカ・草加耕助もゴミだと改めて分かった。
三浦の個別の文章にも突っ込む。

本書はすでにあちこちのネット上でも好評に紹介されている

では誰がどのように「好評に紹介」してるのか是非教えて欲しい。ネトウヨのゲスな代物もかなり多いようなので、ぜひ三浦先生にはそう言うものとは違う「まともな代物」をいくつか紹介するとともに、「ゲスな代物」をいくつかぶった切って欲しい。三浦先生は本性はゲス右翼なのでやらないだろうが。

詳しい書評などは学識者や歴史研究者にゆだねたいと思います

じゃあ最初から書くな。何、「僕は素人だから間違ったこと書いても大目に見てね」なんて汚い逃げ売ってるんだか。

在日の悲劇のみを(しかもあやふやな印象で)語る姜氏に対し、鄭氏は、戦後には127万人の満州からの引揚者がいて、彼らの中にはソ連によって財産を根こそぎにされ、難民のように日本にたどり着いたものも多かった、またシベリアで抑留され強制労働の中で死んでいった人もいた、それに比べて在日だけを被害者のように描くのはなぜなのか、という、歴史を普遍的に見る姿勢の必要性に読者を導いていく形をとっています。

あやふやな印象というならどの辺りがあやふやなのか、きちんと引用してしっかり批判すれば良い。そもそもこの文章では鄭が一体、姜の何を問題にしたのか(姜の著書なのか、それともテレビ等での発言か)さっぱりわからない。
引用もしないで「あやふや」呼ばわりする三浦の方がよほど「あやふや」だ。
そして鄭の発言は単に「相殺主義による日本帝国主義免罪」だ。
そんな事が許されるのなら「なぜ、中国統治下にあるチベット人だけを被害者のように描くのか」とか何でも言える。そんなものは「普遍的な歴史の見方」というご立派な代物ではない。「俺だけが悪いんじゃない」というただの居直りだ。

移民、いや難民においても、単に被害者、貧しき被差別者とのみ描くのは彼らへの侮辱となりかねません。

姜が「在日」を「単に被害者、貧しき被差別者とのみ描いている」と主張するならその部分を引用したらどうなのか。引用もせずに決めつけをしても何の説得力もない。
そして姜が仮にそうしたことをしているとしても、三浦や鄭は逆に「被害者や被差別者」と言った側面を無視、軽視しようとしているのだからお話にならない。

本書はほかにも、姜氏とは違い、つかこうへい氏をはじめ、有名無名も含めて、在日コリアンであることを誇りを持って生き、決して自らを単なる犠牲者ではなく、自立した生活者として淡々と自己史を語る人々が多く登場します。

何を根拠に姜をそこまで誹謗中傷するのか?。自己を単なる犠牲者と思ってる人間(姜)がそれなりの学者になれるとは俺は思わないが。単に姜の「差別体験談」を連中が嫌いなだけだろう。そして連中が持ち上げる「つかこうへい氏」などは理由がなぜかは知らないが、姜と違って生前、差別体験談を口にすることはなかったのだろう(だからこそ連中が持ち上げる)。しかしそれは彼らが差別を経験しなかったと言うことではなかろう(そもそも「つかこうへい」氏のペンネームについては「いつか公平」(つまり今の日本は在日差別などが存在し公平でないと言うこと)から取ったという説もある。それが事実ならつか氏は在日差別の存在をペンネームでアピールしていたと言うことになる)。
彼らも三浦たちごろつき右翼の詭弁に悪用されては迷惑だ。

本書の趣旨とは違いますが、私が読みながら何度も思い出したのが、以前このホームページでも紹介した西部氏の言葉でした。「(関勇氏と)国を背負うことの必要と困難について語ってみたい。それを知っているという点では、もちろん全般の傾きとしての話だが、在日はニッポンジン(西部氏の記述のまま)より上等だという気がする」
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00680

関勇氏もつか氏も三浦ごときごろつき右翼に「彼らは姜とは違う立派な在日だ」と姜叩きのネタにされては迷惑だ。むしろ連中に非難されてる姜こそ「在日としての、より正しい道」を歩んでると言えるかも知れない。
 三浦のようなゴミにほめられても恥なだけだ。むしろ非難されてこそ名誉だ。

彼を過剰に持ち上げる「逆差別的」日本知識人世界

むしろ三浦の鄭への物言いの方が過剰に持ち上げてると思う。そして姜が「過剰に持ち上げられてる」、そしてそれが「逆差別」と言うならそう思う根拠を上げれば良い。何の根拠も上げないのでは何の価値もない。


【追記】
なお、この本についてはスーパーゲームズワークショップエンタテイメントの中の人(以下、中の人)が
鄭大均はただのジャギ」
http://sgwse.dou-jin.com/Entry/353/
で触れてるので紹介しておく。まあ、たとえ事実だとしてもこういう人格攻撃はあまり俺は好きではないし、むしろ著書のデタラメぶりを切るべきかと思う。著書を批判できないから人格攻撃に走ってると誤解されかねない。
が、中の人の指摘が事実ならそりゃ在日社会で嫌われるだろうと思う。ウヨとつるんだ上、その理由がガキじみた私怨というのでは。


■岩波「世界」12月号であのアントニオ猪木が「北朝鮮問題」を語ったらしい
 と言うことに最近気づいた。後で図書館かどっかで読む予定(まだ読んでない)。いっそそれだけのために購入してもいい(読んで気が向いたら適当な感想を書く。)。対北朝鮮ハト派外交論の立場の岩波に「平壌で試合をやった猪木」と言うことである程度予想がつく。タイトルも「北朝鮮とは対話で勝負しよう!」だし(http://www.iwanami.co.jp/sekai/2011/12/directory.html参照)。おそらく外交で勝負しないで、経済制裁で勝負とかくだらないってことだろう。ウヨは猪木のことを売国奴とか思ってるのか?
 一応、「北朝鮮」と「格闘技(一応猪木も入るのだろう)」に彼なりに興味があるらしいid:gryphon先生にも自動IDコールでお知らせしとく。彼がどういう感想を持つか興味深い(俺とは違うであろうと予想がつくが)。彼が読むかわからんし、読んだからといってエントリに書くかどうかも分からんが。
12月号の岩波世界は他にも

陸山会事件第一審判決をどう見るか
「推認」有罪の説得力を問う:白取祐司 (北海道大学)
原則を捨てた裁判所:江川紹子 (ジャーナリスト)

というどんだけ岩波世界(id:kojitaken氏のいう小沢左派なのだろう)は小沢に媚びれば気が済むんだという文章もあるようだ。あの一審判決に法的問題があるとしても*7「それだけに触れる」ってことは「疑惑の政治家・小沢」擁護と同じではないかね、岩波さん。
「無罪判決が出るべき」=「証人喚問から逃げ続けた小沢の生き様が正しい」って話では全くないが、その辺りきちんと突っ込んでるのかどうか。そうでないなら江川も岩波も本当に落ちたものだ。岩波「世界」は俺にとって「つまらない」ので全然読んでない*8が、12月号は、「猪木の北朝鮮認識」と「江川の小沢万歳論」が、面白そうなので今から買ってもいいと思っている。
最後に猪木風に北朝鮮問題についての俺の感想を。

「(衛藤訪朝を非難する家族会・巣くう会に)外交する前に負けること考えるバカいるかよ!」
経済制裁を止め、対話外交の道をゆけば、どうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば日朝問題解決の道はなし。対話外交に踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ」

【追記】
斜め読みしたが猪木も江川も予想通りの内容。猪木の発言が
「小泉訪朝以降、歴代の拉致担当相や首相は何をしたんでしょうか?」
「最後は首相や拉致担当相が訪朝してトップ会談で片をつけるしかないと思いますがその覚悟はあるんでしょうか?」
「政府、外務省が訪朝経験のある私に、北朝鮮問題について話を聞きに来たことは一度もないんですが、彼らはちゃんと情報収集してるんでしょうか?。私も含めたあらゆる人間から出来る限りの北朝鮮に関する情報を取ろうとするどん欲さがなくていいんでしょうか?」(ただし以下の猪木発言は俺のうろ覚えでメモを取ったわけではないので、正確に知りたい人は原文にあたりましょう)と
いう俺にとって「いいぞ、もっと言え」という内容で面白かった。


■ググって見つけた「朝鮮学校グラフィティ」を読んでみる
http://www.orcaland.gr.jp/~morris/yoshimi/graffiti.htm
 サイト主の高吉美って人がどういう人なのかは知らん。ぱっと見た限りそれほど反北朝鮮的でもなさそうだ。
 「金日成万歳色が濃いのがいやなので別の民族学校韓国学校?)に転校した」というネトウヨさんが大喜びしそうな文章もある。
(断っておくがそれが事実だろうと「無条件で無償化すべき」「そうしないのは民族差別、思想差別であり許せん」と言う俺の考えは勿論変わらない。部外者の俺には事実かどうか確かめようもないが。またそれが事実だとしてそれがいつのことかというのも重要な問題だろう)
 一方で「別の民族学校に転校したら生徒が朝鮮語が全然使えなくてびっくり!」とか、「なるほどやはり朝鮮学校の歴史的意義は大きいようだ」と言う文章もある。まあ、いろんな人がいろんなこと言えばいいと思う(デマ中傷やヘイトスピーチは除く)。ただ今の日本の情勢では下手に学校批判すると「ウヨを利しかねない」と言う問題があるから厄介だが。
なお、これを紹介したのに余り深い意味はない。朝鮮学校でググって見つけて「そこそこ面白いかな」と。他にも学校のブログとかいろいろヒットするので気が向いたらいろいろと見てみて気が向いたら何か紹介しようと思う。

参考
「茨城茨城朝鮮初中高級学校」の「朝鮮学校リンク集」
http://www.hakkyo.ac.jp/link/link.html


■ブクマもつけたが大嫌いなid:gryphon先生にからんでみる
で、そのブクマを一応紹介

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/gryphon/20111110/p5
安重根の御霊も、萩原遼李英和を守ってくれるものと信じる。/id:gryphon、韓国の英雄・安が守るような立派な連中かよ。ただのごろつき右翼ジャン


朝鮮学校に子どもを通わせてる保護者で、韓国籍をとった方」を偽装韓国籍とデマ中傷し、「荒木和博や西岡力のような日帝の朝鮮支配を正当化する極右」とつるんで恥じない萩原や李のような屑には多分、「安義士の御霊」は天罰を下すであろう。俺はそういう霊的な力を信じてないけど。
北朝鮮批判さえすればその内容や手法がどうでもいいと思ってるのか?。何つうか、考えが根本から君は狂ってるよ。

【追記】
トラバ送ってきたようだが、意味がよく分からん。どうやら「君は君、俺は俺、それでいいじゃないか」と言いたい、要するに「俺のような奴に絡まれたくない」ということだけ分かった。いずれにせよ自分の屁理屈に藤子F先生の漫画を使わないで欲しい。Fファンの端くれとして非常に不愉快だ。それと「ほっこりする」とか書いて「寛大な俺様」アピールしてるところも気持ち悪い。


■近所の喫茶店が無くなった(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=645
昼間から酒が飲めて、「ハンバーグとか豚肉ショーガ焼とかまるで定食屋のようなメニュー」がでるところは喫茶店とは言わないと思うが。

(注:音楽を流す場合も嫌いな人が少ないであろう)クラシックとかイージーリスニングとかを(注:耳障りにならない程度の)低い音で流していればいいので、喫茶店はもともと音楽を聴く場所ではないのだから本当は無音でいいと思う。

俺もそう思う。無音というのも寂しいので低い音で「クラシックとかイージーリスニング」ならいいと思うが、BGMが客の好きな音楽とは限らない。

この店で私は「新・巨人の星」を読破した(笑)。これはまあ梶原一騎がもう才能も枯渇していた時期、ある意味企画もの的二番煎じの作品ですけど、作品としては失敗作でも、何とか出口を見つけたくて過去の作品にすがってでもあがいていた梶原の苦悩と、何とか付き合ってはいるがセルフ・パロディにしかならない川崎のぼるの空回りが感じられる点では興味深かった。

才能が枯渇したと言うより「梶原的マッチョ漫画が飽きられていた」のではないか?
そして「川崎のぼるの空回り」というよりは「既に売れっ子漫画家となり他の連載を抱えていた」川崎にとっては「巨人の星」は過去の作品であり、それほど本気になれなかったと言うことではないか。
(そもそも「巨人の星」最終回では体がボロボロになった星は野球選手が続けられないと考え、巨人をやめてるので、それを無理矢理野球界に復帰させるのはかなり無理がある)

近くの本屋で買った漫画本や文庫本を持ち込んで読んで、つまらなかったとき(失礼)そのままこの喫茶店の本棚において帰ったこともあった。

 三浦は「言論人」気取ってる癖に、酷い話だ。「失礼」の一言ですむ話かよ。店が本を持ち込んで置いていくことを認めてるのならともかくそうでないなら迷惑行為以外何物でもない。

町から何かが失われるというのはこういう寂しさを確実にもたらすものです。保守という心情の基盤は、実は愛国心以上に、こういう店の思い出の中にこそ宿るのではないかと最近つくづく思うようになりました。

少なくともネオリベにはそんな心情はないだろう。そしてネオリベに親和的な人間が多い日本保守にそんな心情があるとも思えない。
保守以外はそんな感情がないかのように書くのも失礼な話だ。

喫茶プリモ、ありがとう、そしてさようなら。

ググったらこのお店三鷹駅近くにあったらしい。


■世のため人のため、民団はとっとと消えてなくなればいいのに
と「民団、総連中央本部前で抗議 および12月10日集会案内」(http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00707)を読んで思った。ヨンビョン島砲撃をしたのは北朝鮮政府であって総連ではないのにアホか、手前らは。
 この総連叩きに荷担する民団内のバカ共(だがこいつら恐らく民団でそれなりの地位にある幹部なのだろう)は「スーパーゲームズワークショップエンタテイメント」の中の人(以下、中の人)のエントリ『民団はこれでもまだ日本の右翼と手を結び続けるつもりなのか』(http://sgwse.dou-jin.com/Entry/278/)についてどう思うのか。
連叩きを批判しろとは俺個人は言わない。せめて叩きに荷担するな。総連叩きをやるような右翼は民団も敵視しておりこいつらバカの行為はまさにネット用語で言う「肉屋を支持する豚」だ。
人(総連)を叩く前に手前(民団)の過去の韓国軍事独裁(朴正煕、全斗煥)支持を反省したらどうなんだよ、民団のゲス野郎共は。
最後に「民団、総連中央本部前で抗議 および12月10日集会案内」(http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00707)の個々の文章にもコメント。

かの体制の民主化なくして北朝鮮の南進統一の方針が変わることはなく、南北の和解があり得ないこと

ソ連民主化しない限り、デタントに意味はない」みたいなそんなバカな事言ってたらいつまでたっても朝鮮半島に平和が訪れない。大体あの経済状態で「南進統一」なんか目指してるわけがない。

その時に、その行動形態に一部行き過ぎがあったかもしれませんが、誤解を恐れず激しく抗議したことは民団の歴史の中で誇るべきことでしょう。

行き過ぎって、民団は暴力行為も発動してたと思うがね。目的が正しければテロ容認か。
しかも、反対したのは「反共主義」「韓国李承晩政権支持」、つまり帰国者が北朝鮮で活躍することを恐れたことが理由なんだからとうてい誇れないと思う。結果的に帰国しない方が良かったってのはただの結果論だ。
三浦の言う誤解って何だ。反対したのは『「反共主義」「韓国李承晩政権支持」、つまり帰国者が北朝鮮で活躍することを恐れたことが理由』『ただの党利党略』ってのは誤解じゃなくて事実だろ。

12/10国際セミナー「拉致被害者はなぜ生きていると言えるのか」開催

根拠も無しに「拉致被害者は生きてる」と言える三浦たちのバカさに呆れる。俺は生きてないと思う。蓮池さんたちを帰してそれ以外を帰さない理由があるとは思えないからな。


北韓人権情報センター報告 人権事件レポート 19歳妊娠女性殴打で死亡 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00708
 北韓人権情報センターが政府組織など一定の信頼が置ける公的機関なのか、民間の怪しい反共ウヨ団体なのか、どんな団体か不明なので話半分に聞く。もちろん北朝鮮に人権問題があることは言うまでもないが、だからといって三浦のような怪しい珍右翼の紹介する情報などうかつに信用できるものではない。


黄海無人偵察機、中国が脱北者監視か(朝鮮日報記事) 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00705
川島の「アジア人権人道学会関西部会」報告は終わったのか?。まだ、川島が触れると言っていた「北朝鮮」について触れてないように思うが。もし終わってないのなら途中に全く関係ないエントリ持ってくると読者の混乱の種になりかねないから、関連エントリは一気に掲載しろ。不親切だ。

いかに今日本が不況だとはいえ、何も知らず両親に連れられて幼き日に帰国事業で北朝鮮に渡り、その地で飢えと抑圧で生きる場所を失い、中国から第3国を経由して何千キロの旅をして命がけで日本にたどり着いた人々を迎え入れないほど、この国は薄情ではないはずです。

いや日本って国は外国人どころか同じ同胞に対しても「薄情な国」です。だから自殺者が、毎年3万人も出るんです。
だから赤木某って輩が半分以上はネタでしょうが、「日本に絶望した」「希望は戦争」とか書いちまうんです。
だから福島県産食品の風評被害が起こるんです。他にも「日本人の薄情さの例」はたくさんあると思いますが。
日本人の癖にご存じなかった?
そして脱北者にそんなに同情するなら「あの国で餓死してる人々」にも同情しましょう。食料援助は絶対しないと鬼畜な事言ってないでな。大体「脱北者のかなりの部分は経済難民」なのだから、あの国の経済がまともになれば脱北なんて危険なことしなくても済む。三浦たちに取っては「脱北は北朝鮮打倒の手段」でしょうからそう言う主張に絶対に賛同しないでしょうが。


■ロシア研究所の朝鮮半島統一論紹介記事(統一日報)
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00704
三浦のエントリを要約すると次のようになると思う。
1)ロシアのある政府系シンクタンク
北朝鮮では遅くとも2020年代にはいずれ改革派官僚が実権を握り、経済面での改革開放を進めるだろう」「しかし、それでも国家運営が厳しいため彼ら改革派官僚は自らの身の安全の保障を求めた上で、韓国との平和的統一を目指すだろう、それは我がロシアにとって望ましいことである」「我がロシアは自国の国益のため改革派官僚の勝利を確実なものにする必要がある。そのため、彼らを支援する必要がある(俺、id:bogus-simotukareが思うに最近のパイプライン計画もそう言うことなのだろう)」と分析している。
2)しかし三浦は「そのような分析」を何故か拒否し「平和的統一はあり得ない、力で潰すしかない」と絶叫してる。


で、俺がどう思ったかというと「三浦のウヨぶりは救いようがない」と。もちろんこのシンクタンクの予想が当たるかどうかは分からないが、何故平然と「平和的統一はありえない」と主張できるのか?。そんなにこのバカは朝鮮半島北朝鮮と戦争でも始めたいのか?。
三浦の文章にも軽く突っ込む。

金正日ソ連解体と、特にチャウシェスク*9の処刑を見て、改革開放や民衆への妥協は独裁体制の解体と彼の破滅をもたらすことを確信したはずです。

いやそんな確信しないだろ。ソ連崩壊の直接の原因は保守派の無謀なクーデターの失敗であって、改革開放じゃない。チャウシェスクは民衆への妥協どころか弾圧しまくりじゃないの?。むしろ民衆に妥協してたのはチャウシェスク以外の東欧指導者だ。で、そのせいか彼らはチャウシェスクほど悲惨な最期(合法性に疑問がある裁判での即決処刑)じゃない。
むしろ中国の改革開放やベトナムドイモイの成功見て、「俺もアレに続きたい」と思ってるんじゃないの?。大体、改革開放する気がないんだったら、開城工業団地はどう説明する?

独裁政権下で荒廃した民心が、自由や民主主義よりも経済自由化の中で「自分だけが儲かることがすべて」という拝金主義に陥る可能性も少なくありません。

拝金主義者なんて日本にも欧米にもいるけどね。三浦って本当に変な奴だ。

中国は朝鮮半島が韓国主導の統一となることを簡単には歓迎しないでしょうし、また、仮に歓迎するとすれば、それは朝鮮半島が中国に従属する形の上である危険性もあります。


何を根拠にそう言うこと言うんだか。そりゃ中国は自国の国益最優先だろうがそんなの他の国も同じだし。中国が歓迎するような統一でなきゃ統一なんか無理だと思うがそれの何が悪いのか?

そしてこのロシアの報告書の最終部は、それこそロシアの朝鮮半島への影響力強化を求めるものとしても読めます

読めますじゃなくて明らかにそうだ。

朝鮮半島をめぐる、かっての明治時代のような各国の思惑の激突と取引が予想されるものです。

あそこまで露骨な利権外交は、朝鮮半島で今時出来ないっての。韓国は今や経済大国でそんな事許さないだろう。

日本があくまで自由と民主主義、そして独裁政権との対峙を明確にしていくことが、今後さらに重要となるはずです

国交正常化なんかしないで、経済制裁で潰すって寝言ね。無理だと思うし、独裁国家は他にもあるのに何で北朝鮮だけそこまで敵視するんだか。


■アジア自由民主連帯協議会発足でのペマ会長挨拶動画にコメント
公式サイト(http://freeasia2011.org/)でみれる。俺の要約はアバウトなので正確に知りたい方は直接みましょう。
 ペマ曰く「これから我々正義と悪の戦いが始まり」、その「悪の一つ」がペマの故郷チベットで無法な支配をしている中国だそうだ。
 中国批判するなとは言わないが言葉はもう少し選べと言いたい。「正義と悪の戦い」はないだろう(苦笑)
 次に「加瀬英明先生から先程大東亜会議の話がありましたが」云々と「大東亜会議」がすばらしいものであるかのようにウヨの皆さんにおべんちゃら。予想通りだが「大東亜会議はすばらしい」なんて言ったらウヨ以外にはどん引きされるだけだ。
 最後に役員の紹介があって挨拶終わり。
 なお、つまらないことだがペマの挨拶中に、ペマの前を横切る人間がいるのには呆れた。見栄えが悪いし、「チャンネル桜」の水島も現場にいるのに何とかならなかったのか。


参考

大東亜会議(ウィキペ参照)
 1943年(昭和18年)11月5日 〜6日に東京で行われた首脳会議。当時の日本(大日本帝国)の影響下にあったアジア諸国の国政最高責任者を招請して行われた。そこで、大東亜共栄圏の綱領ともいうべき大東亜共同宣言が採択された。
 日本は第2回目の大東亜会議を開催する計画を持っていたが、戦局の悪化に伴って開催困難となり、昭和20年(1945年)5月には代替として駐日特命全権大使や駐日代表による「大使会議」が開催された。
・参加国
日本:東條英機内閣総理大臣
中華民国(南京)国民政府:汪兆銘行政院長
満州国:張景恵国務総理大臣
フィリピン共和国:ホセ・ラウレル大統領
ビルマ国:バー・モウ内閣総理大臣
タイ王国:ワンワイタヤーコーン親王
インド:チャンドラ・ボース自由インド仮政府首班


■アジア自由民主連帯協議会発足(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=643

ペマ・ギャルポ氏を会長に、アジア自由民主連帯協議会という団体が発足しました。リンクしておきましたので、ぜひ訪問してみてください。

・リンクが見あたらないんだけど?。リンク貼ってないだろ。つうかググってもヒットしないんだけど。まだ公式サイトがないんじゃないの?
【2011.12.5追記】
・2011.12.1に書かれた三浦のエントリには何故か今もリンクが貼ってないのだが、公式サイト(http://freeasia2011.org/)が見つかったのでリンクする。現時点では役員にペマ会長以下誰それが選ばれたと言うことしか書いてないが、せめてその誰それがどんな経歴、肩書きの持ち主なのかぐらいは書くべきだろう。名前だけ出されても意味不明だ。


・ちなみにググって調べたら以前俺が突っ込んだ、某右翼集会でその結成が決まったらしい。その右翼集会の酷さについては以前突っ込んだ文章を、後で改めて紹介しておく。こんな集会で結成が決まったのならロクでもないゴミ団体認定して無問題だろう。
・大体、副会長が「歴史修正主義極右」の西村幸祐日刊ベリタhttp://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200906300635402)曰く「不逞鮮人」「在日特権」と言うレイシズム丸出しの言葉を平気で使う吉田康一郎民主党都議)って時点でまともな団体じゃない(「アジア自由民主連帯協議会」でググれば集会参加者のブログがいくつかヒットしペマ以外の役員が誰か分かる)。
【2011.12.5追記】
公式サイト(http://freeasia2011.org/)ができたようなので、役員が誰かそれで当然確認が出来る。


・今時「不逞鮮人」なんて差別用語を誰が使うんだ。こんなのが民主党東京都議ですよ、お嬢さん*10。次の都議選はこんなレイシストがいる民主に投票しちゃダメですよ、お嬢さん。勿論自民、公明、みんなの党もダメ。じゃあどこがあるのかって。決まってるじゃないですか、共産ですよ。一度赤旗を読んでみてください(とここまで、みのもんたの口調で脳内再生してみよう。もっともらしく聞こえないかね。なんちゃって)
・ペマ以外の役員の名を三浦が紹介しないのは吉田や西村というプロ右翼が役員と分かるとゴミ団体とばれるから隠したんでしょうね。どこまでもゲスな男だな、三浦。まだ「自らの正体を隠さない正直者」なだけ島田や荒木、西岡力の方が「詐欺師」三浦よりまともに見える。
・つうかそういう「自称人権団体」の役員に明らかな「屑右翼」である「吉田や西村」をつけて恥じないって、バカなのか、世間なめてるのか。
・そもそも、ペマ自体、「世界日報*11のコラム『ビューポイント』の常連ライター」「拓殖大学海外事情研究所*12客員教授」「国家基本問題研究所*13客員研究員」「慰安婦問題に関する米下院決議案の全面撤回を求める要望書に賛同者として名を連ねた」(以上、ウィキペ「ペマ・ギャルポ」参照)という「反中国親チベットでさえあれば、歴史修正主義者とも統一協会勝共連合とも、誰とでも手を組む節操のないロクでもない屑」だ。
そしてペマの親分「ダライ」もウィキペ「ダライラマ」や人民日報記事(http://j.people.com.cn/94709/6562097.html)など読めば分かるがオウム真理教の麻原から1億円もらうようなバカだ。お断りしておきますが「ペマやダライが屑」と言う指摘は「中国のチベット支配が正しい」と言う意味ではありませんのであしからず。「中国のチベット支配は間違ってる」と「ペマやダライが屑」は何ら矛盾なく両立します。
・以上の俺の文章だけでも「三浦がたたえるこの団体の屑ぶり」「そんな団体をたたえる三浦の屑ぶり」「そんな三浦を好人物と過去自ブログに書いた草加耕助の屑ぶり」「そんな三浦が代表を務める『守る会』に入って恥じないid:noharraの屑ぶり」は明白です。今日も嫌いな人物には俺は絡む!。
・そして三浦曰く

多分、ホームページが充実してくるのは少し先でしょうけれども。

とのことなので気が向いたら、そして余裕があったら「レイシズム色濃厚であろう、そのホームページとやら」にも突っ込むかも知れない。突っ込まないかも知れない。俺が突っ込まなくても誰かが突っ込むべきじゃないかとは思う。


【参考:以前俺が突っ込んだ右翼集会の酷さについて】

http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081202/1307052595
■アジアの民主化を促進する何チャラ集会を笑う(2011.11/17分)
http://asiandemocracy.jp/

前も「パート27」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081203/1307052595)で突っ込んだが、今後もおりにふれてこの集会に突っ込む。

当日の注意事項に吹いた。余りにもバカバカしくて。

「民族差別的な発言は禁止」

ってそんな事わざわざ注意事項に書かなくても普通の人間はしない。しかも集会にはアジアからのお客を呼んでるんだからなおさらしない。
さすが参加する面子が「民族差別的な発言が多い」極右だらけだけのことはある。

http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081203/1307052595

お知らせ
アジア民主化促進のための大集会 
(中略)
詳しくは以下ホームページをご覧ください。
http://asiandemocracy.jp/

と言うんでホームページを見たんだがいや酷い。集会に出席する海外の面子は「南モンゴル独立派」など、「南モンゴル民主化」ならまだしも、日本が支持するのは「中国への不当な内政干渉」以外何物でもない一部を除いて、まあいいとして日本の面子が酷い。予想の範囲内ではあるが。

松浦芳子*14(杉並区議、草奔全国地方議員の会*15会長)
椛島有三日本会議事務総長*16
鈴木信行(維新政党・新風代表)
濱口和久日本政策研究センター*17研究員)
水島総(「がんばれ日本!全国行動委員会」幹事長*18
三輪和雄正論の会代表)
八木秀次日本教育再生機構*19理事長)

だの良くそんな「極右以外何物でもない」奴を平然と呼ぶなあ、としか言いようがない。出席する全ての人間の政治性を知ってるわけでも確かめたわけでもないが、俺が気づいただけでもこれだけ極右がいるのなら他も似たり寄ったりの右翼だろう。
呆れるよ、全く。
世間の目を恐れて少しは「右翼色」を隠すかと思ったが実に堂々としてる。開催場所も「右翼の聖地・拓殖大学」だし、世間の目に鈍感なのか?。それとも「外国人呼ぶから大丈夫」と思ってるのか?
単に日本極右が人権を口実に中国や北朝鮮という嫌いな国を罵倒するだけで、ただ日本人だけの集会じゃ説得力がないから、カムフラージ要員として海外から人を呼んでるだけジャン。こんな糞みたいな集会がアジア民主化に役立つわけがないし、そもそもそんなこと右翼連中の本心じゃないだろう。


三浦のエントリから少し話がずれたが元に戻す。

ペマ氏と中沢新一氏との2008年の対談から、私が一番面白いと思ったペマ氏の言葉を紹介します。

・いや、正確には何と言ったのか知りたい、あるいは三浦が紹介した言葉以外も知りたい読者のために「どうすればその対談が読めるのか」出典を書いたらどうなのか?
ちなみに中沢についてオウム絡みで批判があることは俺も知ってるが突っ込めるほど詳しくないので、そういう批判があるという指摘にとどめる。下手につきあうと酷い目に遭う危険がありそうだよな、中沢(毒)。俺は敬遠する。
・ペマの言葉は面白いと言うより「くだらない」。「俺は中国の官憲を屁理屈でやりこめてやった」とドヤ顔のご様子だが、それに何の意味があるのか?。それをしたことによって「ペマは気にくわない人間をやりこめて気持ちいい」のかもしれないが、チベット独立(ただしダライ曰く「独立は求めていない」そうだ)なりチベット自治権拡大なりに何の意味があるのか。
何の意味もない。下手すればその中国官憲が「ペマにやり込められたうさばらしにチベット現地住民に無法な八つ当たりする危険性」すらあるわけで、ペマの行為は現地住民にとって「安全に中国から日本に戻れるであろうよそ者・ペマの現地住民を無視した迷惑行為、挑発行為」でしかない。
 「なぜチベット独立の歌を歌ったか」と官憲に聞かれ「他にみんなが知ってる歌がなかった」とアホな詭弁かますな。そこは「チベット独立の歌ではない」と言い訳すべきだろ?
(本当にチベット独立の歌だとしたら「お前らの存在がダライの『独立は求めない』と言う言葉が嘘であることを示してる」と理解されて「ペマが尊敬してるというダライ」に迷惑かけるだけだろ?。)

僕たちも暴動とかなったらいけないと思って、少しずつ、ラサに着くまでには(車に貼った紙製の『チベット国旗』を)はがしました。

・だったら最初からそんなもの車に貼って、中国官憲を挑発しなきゃいい。いっそのこと「俺たちは暴動を起こしにラサに来たんだ」と豪語して車に貼り続け、他方で現地住民に暴動をそそのかし、その結果、中国政府に刑務所にぶちこまれても「チベット独立万歳」とかかっこよく叫び続けろよ(嘲)
・ペマみたいなバカはとっとと「死ねばいいのに」。
・しかし「国旗」があるのに「独立は求めない」ってどういう意味だろう。詭弁ですか?


エズラ・パウンド ファシスト詩人(下)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=641
パウンドにもファシズムにもイタリア史にも詳しくない俺がコメントするのは無謀だが、やれるだけやってみる。

イタリア国王とその側近(彼らは基本的に、「革命勢力」であるファシズムには批判的で、伝統社会の破壊者、成り上がり者として敵意を秘めていた)が、ファシズム内の王党派とともにムッソリーニに辞職を迫り、1943年7月25日、気力を失ったムソリーニは辞任、事実上国王勢力に「幽閉」された

・俺はイタリア史に詳しいわけでは勿論ないが、そのように理解するといわゆる「ローマ進軍(ムソリーニによるクーデター)」での国王の態度が理解できなくなるのではないか。
ウィキペによると「ローマ進軍」はムソリーニが期待したほどの人間が集まらず、彼は亡命や死も覚悟したという。
軍が鎮圧しようとすれば鎮圧できた。しかし国王は軍の鎮圧要求を拒否、ムソリーニの首相就任を認めた。つまり当初、国王はムソリーニと手を組むことで「革命勢力」サヨと対抗しようと考えたわけだ。で、その考えは一応「成功」する。サヨ以外の、保守も含む反ムソリーニ派も潰され、ムソリーニ独裁が誕生するというおまけ付きだが、自分さえ良ければそれで国王は良かったのだろう。
・ググったら、ムソリーニ一派によって暗殺された人間としてイタリア社会党議員ジャコモ・マッテオッティの名が出て来た。ファシズム運動は暴力とワンセットであることを無視してるとしか思えない三浦の記述は腹が立つ。ナチドイツも「長いナイフの夜事件」とか「国会議事堂放火事件(共産党をこれで弾圧)」とかがあって成り立ったんであって、「ファシズムは民主主義から生まれた」のは事実だが、それオンリーで生まれた訳じゃない。なおウィキペによれば「長いナイフの夜事件」はスターリンに「いざとなればヒトラーと同じこと(政敵抹殺)をするしかない」と粛清の決意を固めさせたという。で、ブハーリンだのトロツキーだのを後に粛清したわけだ。

参考

「長いナイフの夜事件」で粛清された主な方々(ウィキペ参照)
レーム:突撃隊最高幕僚長
ハイネス、シュナイトフーバー:二人とも突撃隊大将
ハイデブレック、シュミット、ハイン:三人とも突撃隊中将
シュプレーティ=ヴァイルバッハ:突撃隊大佐、これら幹部の抹殺により突撃隊の政治力は低下した。
シュトラッサー:ナチス左派の大物
シュライヒャー:前首相
グスタフ・フォン・カール:ミュンヘン一揆を鎮圧したときのバイエルン州首相
ユング、ボーゼ:二人ともパーペン副首相の秘書。パーペンが行ったいわゆるマールブルク演説(ナチ批判演説)の起草者の一人。パーペンは政治的野合でナチスと組んだに過ぎないため、ヒトラー政権発足当初から軋轢があった。パーペンも粛清されかけたがヒンデンブルグ大統領の庇護により失脚する(副首相解任)にとどまった

・イタリアが戦後王制を廃止するのも、この時の国王の態度が原因だ。
・国王がムソリーニをこの時、切って捨てたのは「マキャベリズム」だろ?。またムソリーニ打倒に動いたグループ(彼らはそもそも第二次大戦参戦にリスキーすぎると否定的だったようだ、実際彼らの危惧は的中するが)を王党派と呼ぶべきか疑問に思う。ムソリーニに対抗するため王と手を組んだに過ぎないのではないか。
ちなみにウィキペによると三浦の言う「ファシズム内の王党派」とは次の通り。

・チャーノ:ムソリーニの女婿で外相。三浦の言う「サロ共和国(←後で簡単に触れる)」によって、ムソリーニ打倒を国家反逆罪に問われ後に銃殺される。
・ボーノ:警察庁長官、植民地相など歴任。サロ共和国によってチャーノと同様の理由で、後に銃殺される。
・グランディ:ムソリーニ政権で外相、駐英大使、法相を歴任。チャーノと違いサロ共和国の魔手からは逃れ、戦後も生き延びた。

サロ共和国は、実現はしなかったものの、初期ファシズムの最も社会主義的な理念(労働組合の経営参加など)を宣し、また党内民主主義を強める方針を目指した。

本当か、と思うが。ウィキペ「イタリア社会共和国サロ共和国の正式名称。サロとは首都の地名)」に寄れば「完全なドイツの傀儡」だそうだが。
ただ、三浦の言うような記述は一応ウィキペにないではない。それが以下の記述だ。どう評価すべきかはイタリア史の素人なので何とも言えない。常識的に考えればもはや力でサヨを打倒できそうにないから懐柔に走っただけだろう。
 小沢や佐藤優が「サヨに理解がある振りをしている」のと同じ話だろう。

イタリア社会共和国(ウィキペ参照)
政府は労働組合ストライキを禁止しつつも、労働者階級に人民主義を訴えた。ムソリーニは北イタリアの民衆が望むなら、王党派との協力で歪んだファシスト体制を本来の形へと戻すと宣言した。演説の中でムソリーニはマルクスへの心酔を捨てた事は一度としてなかったし、これからもないと断言した。1940年に企業の完全国営化を推進する予定でいたが、戦争に関する理由からこれを延期していたと述べた。
 政府は、100人以上の社員を持つ会社すべてを国営化する路線を進めた。経済政策は、社会党時代の友人でマルクス主義理論家のニコラ・ボムバッチが作成した経済理論に基いて行われた。これは「経済の社会化」と呼ばれた。ムソリーニはヒトラーとの遣り取りの中でソビエトよりも、資本主義のイギリスの方が本質的にファシズムの敵対者であると発言した。
 イタリアの労働者のうち、残っていた社会主義者共産主義者の多数は、この「経済の社会化」を欺瞞とみなし、1944年3月1日の大規模ストライキを起こした。

*1:いや粗末にしてるだろ。抗議手段として有効だと本気で思ってるのか?。仮に有効だとしても人の命がそんなに簡単に失われていいのか。

*2:著書『マックス・ウェーバーと近代:合理化論のプロブレマティーク』(2003年、岩波現代文庫)、『日朝関係の克服―なぜ国交正常化交渉が必要なのか』(2003年、集英社新書)、『オリエンタリズムの彼方へ―近代文化批判』(2004年、岩波現代文庫)、『在日:ふたつの「祖国」への思い』(2005年、講談社+α新書)、『姜尚中政治学入門』(2006年、集英社新書)、 『愛国の作法』(2006年、朝日新書)、『ニッポン・サバイバル』(2007年、集英社新書)、『悩む力』(2008年、集英社新書

*3:著書『韓国のイメ−ジ――戦後日本人の隣国観』(1995年、中公新書)、『日本(イルボン)のイメ−ジ――韓国人の日本観』(1998年、中公新書)、『在日韓国人の終焉』(2001年、文春新書)、『韓国のナショナリズム』(2003年、岩波現代文庫)、『韓国ナショナリズムの不幸――なぜ抑制が働かないのか』(2003年、小学館文庫)、『在日・強制連行の神話』(2004年、文春新書)、『在日の耐えられない軽さ』(2006年、中公新書

*4:ちなみにこのエントリにid:noharraが『鄭大均氏発言「朴慶植平壌に遠隔操作されて生きるのをよしとした」はデマゴギー』と好意的ブクマをしているのには呆れた。お前の入ってる「守る会」の代表「三浦」はお前がデマゴーグと評価した男(鄭大均)を高く評価してるようだが。それについて三浦批判とか「抗議の意志による『守る会』脱会」とかやらないのか?。いつも俺の突っ込みを「華麗にスルー」してないで何とか言ってみろよ、偽善者。

*5:著書『朝鮮人強制連行の記録』(1965年、未来社)、『日本帝国主義の朝鮮支配 (上)(下)』(1973年、青木書店)、『朝鮮三・一独立運動』(1976年、平凡社選書)、『解放後在日朝鮮人運動史』(1989年、三一書房

*6:著書に著作集1「創氏改名の法制度と歴史」(2002年、明石書店)、著作集2『朝鮮人強制連行の研究』(2003年、明石書店)、著作集3『在日朝鮮人の歴史』(2003年、明石書店

*7:素人なのでその辺り分からんが

*8:毎月読んでる「前衛と経済は面白いのか、変な奴」と思う方もいるかと思うが

*9:予備知識のない最近の若者だとこの文章だと「チャウシェスクソ連の要人でソ連崩壊時に何らかの理由で処刑された」と誤解すると思う。三浦は文章下手だな。

*10:松原仁とか除名された土屋とかがいるんだから民主党東京都連は明らかなにまともな政治集団じゃないけど。この「吉田」ってのは政治音痴の俺は今日が初耳だが、本当に酷い。

*11:統一協会系列の日刊紙

*12:あの荒木が教授を務めるなど珍右翼の巣窟化してる

*13:桜井よしこが理事長の珍右翼シンクタンク

*14:「ウィキペ」によると、「元・盾の会(三島由紀夫のつくった右翼団体)会員」「がんばれ日本!全国行動委員会」事務局長で、「チャンネル桜」キャスターというプロ右翼。もちろん「がんばれ」の代表はあの田母神だ

*15:右翼地方議員の全国組織

*16:日本会議」は日本最大の極右団体。ウィキペによると椛島は若い頃は日本青年協議会という生長の家(右派宗教の一つ)系列の右翼団体の幹部を務めた

*17:極右系シンクタンク

*18:水島は歴史修正主義映画「南京の真実」の監督であり、また右翼テレビ局「チャンネル桜」社長

*19:いうまでもなく育鵬社版教科書の作成者