公明大敗について思う

公明党がいかに自民党にすり寄っていっても、それに『まった』をかけることのできないシステムに、現在の創価学会公明党はなっている。そのことへの根本的批判がない限り創価学会公明党には未来はないということを最後に強調したいと思う」
七里和乗「池田大作・幻想の野望:小説『人間革命』批判」(1994年、新日本出版社)307頁

「それ(注:自民・公明・創価学会の三角関係)は日本の政治をゆがめてきた『悪のトライアングル』である。その真の姿が明らかになれば、近い将来、国民の厳しい審判を受けることは避けられないであろう。」
江藤俊介・七里和乗「自民党創価学会公明党:国民不在の連立政権・秘史」(2003年、学習の友社)149頁


 時間はかかったが、今回の公明大敗が、上に紹介したような批判派の主張を裏付けたと言えようか。
 でも、選挙で大敗しても、「批判派の言い分にも少しは耳を傾けようか」(例えば私が上で一部を紹介した批判本を読むとか)*1にはなんてならないんだろうね、創価学会公明党

*1:他に私が持っている創価学会公明党批判本には、溝口敦「池田大作・権力者の構造」(講談社+α文庫)がある。