■「ドボン&ウズ・メメス」シーズン3
人気漫画「ドボン&ウズ・メメス」がついにシーズン3突入!(シーズン1、2は単行本が新日本出版社から出ている)
参考:葛西映子先生のサイト(http://www.dobom-uzu-memes.com/)
■虎のことわざ紹介
虎の威を借る狐:他人の権勢に頼って威張る小人物(例:幹事長時代の武部勤氏)。
雲は龍に従い、風は虎に従う:優れた人物の元には優れた家臣が現れるという意味。(家臣じゃないけど、「マルクスとエンゲルス」とか「吉田松陰と塾生たち」みたいなものか?)
虎の尾を踏む、虎のひげをひねる:きわめて危険なことを行う。
虎狼は防ぎ易く鼠は防ぎ難し:大事は慎重に扱うので意外と失敗しないが、小事は軽く扱いかえって失敗するという意味。
虎は千里行って千里帰る:勢いの盛んな様。
口の虎は身を破る:失言で身を滅ぼすこと(例:首相時代の麻生氏)。
虎穴に入らずんば虎児を得ず:危険を犯さなければ、収穫は得られないという意味。
■シリーズ「安保50年を考える」
日米同盟のもと、日本は国民の意図にかかわらず、米軍の出撃拠点とされ、アメリカの世界戦略に荷担させられてきました。
2001年からのアフガニスタン戦争と2003年からのイラク戦争。米国防総省によると、在日米軍はイラク戦争開戦時には、約1万人が参加。ここ数年は、常時2〜3千人をイラクやアフガニスタンに投入しています。
(中略)
在日米軍は、日本防衛と無関係の「殴り込み」戦争のための部隊であり、常時、戦時下に置かれているのです。
こうした事実を考えると「基地の現状」は大いに変革すべきだろう。日米安保は日本の安全のための物であり、中東やアフガンは本来、対象外なのだから(しかもあれはアメリカの侵略戦争だ)。
アフガン戦争やイラク戦争の後方支援に法律上も、政治上も問題ないというなら話は別だが、そんなことは言えないだろう。
■西松建設違法献金事件初公判・見えてきた「天の声システム」:「胆沢ダムは小沢ダム」・ゼネコンに献金”強要”
事実ならば検察が、小沢氏側をあっせん収賄や恐喝で起訴すれば良かったのにと思わないでもない(仕事が欲しかったら500万の献金を2000万にしろ、というのは立派な恐喝だと思う)。
ひとまず裁判の行方を見守りたい。マスコミや野党はこの疑惑を徹底追及すべきだし、民主党や小沢氏自身ももっと真摯な対応をすべきだろう。
(私注:胆沢ダム)工事受注後の大久保被告(私注:小沢氏の公設第一秘書)のこんな発言が、西松幹部の供述調書に記されていました。
「最近おたくら協力的じゃねえじゃないか。胆沢ダムは小沢ダムだ。そのことを忘れず、今後も協力してくれないと困る。」
当時、ゼネコン業界の「談合決別宣言」をきっかけに西松が小沢氏の選挙応援に消極的になっていたことから、大久保被告が非難したのです。
「奥座敷には入れさせません」
検察は冒頭陳述で、大久保被告のこんな発言も紹介しました。*1
大久保被告は02年に、大手ゼネコンの大成建設に東京都内のビルの1フロアを購入したいので「世話をしてほしい」と要望しました。
同社が断ると、大久保被告は先のせりふをはき、今後は工事受注の了解を出さない旨を言い渡したのです。
実際、大成は大手ゼネコンであるにもかかわらず、その後、岩手県発注の公共工事の受注ができませんでした。
03年になって、大久保被告は「協力していただけるなら、また土俵に上がっていただこうと思います」と大成に年間500万円だった献金を2000万円に増やすよう要求。同社は、要求をのみ、下請け企業を通じて献金しました。
(中略)
検察側は冒頭陳述で、小沢事務所が公共事業の受注者を決める「天の声」を出していた、と指摘しました。そのシステムは。
「岩手県内では80年代から、秋田県の一部では97年ごろ(私注:秋田県知事に小沢系といわれる寺田典城氏が就任した頃という意味だろう)から、小沢事務所の意向が本命業者の選定に決定的な影響力を持つようになった。」
「小沢事務所から『天の声』をもらった業者は、談合組織の仕切り役である鹿島建設の談合担当者に連絡。仕切り役は、小沢事務所に『天の声』を確認した。」
「岩手県と秋田県発注の工事で西松が小沢事務所から『天の声』を得た工事は5件。西松が岩手県発注の遠野第2ダムを受注するため陳情した際、大久保被告は『よし、わかった、西松にしてやる』と了解した。」
こうした結果が献金でした。
(中略)
小沢事務所が西松に「天の声」を出した遠野第2ダムについて、あるゼネコンのダム担当はこう証言します。
「遠野第2ダムを受注するために岩手県の自民党国会議員に応援を頼んだ。しかし、『遠野第2ダムは西松だ。小沢事務所が決めた。』といわれた。当時与党だった自民党議員より、野党の小沢氏のほうが強かった。」*2
(中略)
小沢氏側に献金を続けてきたゼネコン幹部が語ります。
「岩手などの公共事業を受注するためには、小沢さんに献金せざるを得なかった。まあ、小沢事務所への”入場料”だ。ちょっと高いけどな。」
(中略)
初公判で大久保被告は否認。小沢氏はテレビの収録で「違法なことはしていない」と疑惑を否定しています。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は初公判後、こう指摘しました。
「司法の場だけでなく、小沢氏本人が、事実関係の全容と、政治的・道義的責任を国民に説明すべきであり、国会もこの点を明らかにする必要がある。」