今日のしんぶん赤旗日曜版紹介(4/10分)(追記・訂正あり)

【その1:あすは京都府知事選】
 自公民社相乗りの現職に、共産系候補が一騎打ちという構図。応援よろしくねという記事。支持者としては勝利してほしいがなかなか難しいかな?。しかし、いつの間にか「自公との相乗りは原則禁止」が反故になっている民主と言い、それを批判しないマスコミと言い全く腹が立つな。

【4/11追記】
 ネットニュースによれば現職が当確(三選)の見込みとのこと。 
 いかに京都は共産が比較的強い地盤を持ってるとは言え相乗りでは勝つのは難しいだろうな、過去も府知事選で勝ててないわけだし、と覚悟はしていたのだがやっぱり残念だなあ(低すぎる投票率も残念)。
 もちろん、共産など、現職に挑む新人側の努力も大切だが、オール与党・相乗りで選択の自由を事実上奪っているというのも酷いと思う。マスコミはもっと批判すべきだろう(誰しも勝ち馬に乗りたいだろうから、共産に限らずオール与党に勝つことはかなり困難である)。まあ、これでも狂信的民主支持者は「民主は自民と違う」とか「国政と地方は違う」とか言い訳するんだろうけどね。
 ひとまず、共産には頑張ってもらって、現職の政治のおかしな所は少しでも是正してもらいたい(例えばネットで話題になっていた自称「日本一厳しい児童ポルノ規制条例」とか。対立候補などに「日本一厳しいってどういう意味」等と突っ込まれるまでは、まともな説明をしていなかったようだから、要するに真面目に考えていなかったのだろう。どんな条例案が出るか分かったものではない。)

【その2:小沢「鷹生ダム」天の声疑惑】
 既にこの疑惑は、毎日新聞に取り上げられているが、日曜版は改めて取り上げた上で、徹底解明を主張している。小沢、高橋両名及び関係者(鹿島、清水建設幹部など)を偽証の出来ない証人喚問で追及せよと言うことだろう。まあ、小沢支持者は「証人喚問なんか必要ない」「裏切り者・高橋のデマ」「デマで記事を書く赤旗と毎日には失望した」の一言で片付けるのだろうが。
(それとも「たとえ事実でも10年以上も前のことでもう時効だ」とでも、かばうのだろうか?)
 なお、私がググった限りでは、小沢「鷹生ダム」天の声疑惑は毎日の記事しかヒットしない。これでも「マスコミが検察とぐるになって西松疑惑で小沢を潰そうとしている」と言うのが小沢信者である。本当にマスコミと検察が小沢潰しを考えていたらもっと騒がれてないとおかしいよね、「鷹生ダム」天の声疑惑(それともこれから検察とマスコミが本格的に騒ぐんですか?、小沢信者の皆さん)。

【参考】

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100325ddm041010062000c.html
小沢氏団体不透明会計:「鷹生ダムは清水に」小沢氏指示 高橋元秘書が初証言


 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件に絡み、 小沢氏の秘書を務めた高橋嘉信衆院議員(56)が24日、毎日新聞の取材に、小沢氏本人が公共工事で「天の声」を出していたと初めて証言した。岩手県発注の鷹生ダム(大船渡市)工事を巡り、談合の本命業者に関する小沢氏の指示を業者側に伝えたという。
 高橋氏の説明によると、98年ごろに小沢氏から「世話になっているので鷹生ダムは清水(建設)にしろ。仙台(注.仙台に支店がある鹿島の幹部のこと。高橋氏に寄ればこの人物が東北の建設工事談合の仕切り役)に言っておけ」と指示されたという。高橋氏は直後、談合の仕切り役だった鹿島東北支店(仙台市)の当時の幹部に電話し、「小沢からです」と前置きして「鷹生ダムは清水だそうです」と伝えたという。
 鷹生ダムは98年5月に本体工事の一般競争入札が行われ、清水建設熊谷組などのJV(共同企業体)が落札。受注側が謝礼として小沢氏のパーティー券を 年約2000万円ずつ数年間購入したことが判明している。
 高橋氏は「どの業者に公共工事を受注させるかの判断を当初は小沢氏本人に逐一確認していた」とも述べた。
 高橋氏は80〜00年に小沢氏の秘書を務め「金庫番」と呼ばれた。 00年衆院選で旧自由党から比例代表東北ブロックで初当選。小沢氏と決別し09年衆院選では小沢氏の選挙区の岩手4区に自民党から出馬し落選している。
 証言について小沢氏事務所は「担当者と連絡がつかないのでコメントできない」、清水建設と鹿島は「確認できない」としている。【政治資金問題取材班】

【その3:脳トレの嘘・ホント】
 「脳ブームの迷信」(飛鳥新社)の著者・藤田一郎氏(大阪大学教授)へのインタビュー。藤田氏は脳についての俗説(青魚に含まれるDHAは脳によいなど)には事実でないモノ、問題のあるモノが多いとして批判している(詳しいことについては藤田本を読むべきなのだろう)。
 藤田氏は脳トレは「本人に事実上の選択権がない幼い子ども」に親が押しつける場合は特に問題が大きいとしている。