韓国紙の「独島(竹島)」関連記事を見てみる(パート3)

朝鮮日報

http://www.chosunonline.com/news/20100415000049
【コラム】独島ではなく「東海」のアピールを(下)


 だが、独島に全く関心がない米国人に「韓国と日本は独島をめぐり争っている」との認識を植え付けるのでは、と懸念する声も少なくない。独島は歴史的にも法律的にも韓国領であり、何よりも重要なのは、韓国が現在、実効支配している韓国領土だということだ。日本が小学校の教科書5種すべてに独島を自国領土として表記させ、「外交青書」で「『竹島』は日本領」と言い張ったところで、「独島は韓国領土」という事実に変わりはない。今後100年、1000年たってもだ。つまり、日本は今、独島について「ノイズマーケティング」をしているということだ。そうして機が熟せば、いつか自分たちの影響力が及ぶ国際司法裁判所にこの問題を持ち込もうという魂胆だ。

 「自分たちの影響力が及ぶ国際司法裁判所」と言う意味が最初分からなかったが多分こういう意味だろう。

1)今「国際司法裁判所」所長は元外務事務次官小和田恒氏(なお、ウィキペディアに寄れば過去の日本人判事として、田中耕太郎、小田滋がいる。さすがに竹島問題についての判決は公平性の観点から日本人判事は書けないだろうが、政治的影響力の行使は可能かも知れない)
2)外務省は「日米核密約」など、時に裏技を使うことも辞さない集団。
3)独島(竹島)問題を国際司法裁判所に持ち出せば、小和田氏が動き外務省仕込みの裏技で韓国に不利な不当判決が!
  だから日本のネトウヨは裁判で争おうって言うんだよ!(注.一般的に言って裁判の勝ち負けは読めないことが多いのに、絶対に勝てると思ってるネトウヨもどうかと私は思う)
4)当分、小和田氏が所長だろうし、小和田氏が所長を辞めても、日本が後任に思い通りに操れる人物を送り込むに決まっている!


 要するに「韓国は自分の主張に道理がないと分かってるから裁判しないんだ、卑怯だ」と言うネトウヨの批判は間違ってると言うことだ。主観的には韓国側はそうは思っていないようだ。
 「陰謀論」としか思えないが日本は植民地支配で被害を与えた側なのでその気持ちは分からないでもない。
 むしろカルデロンさんの件とかで国連から非難されると「事務総長が韓国人だから」というネトウヨの方が分からない。

 タイトルからわかるように文章の後半では「東海問題」も大事だよという話が出てくる。竹島問題とは関係ないが一言。竹島の場合、韓国が実効支配していることもあり解決は難しいが、「東海問題」の場合、「東海」でも「日本海」でもOKでよい、と思うが、どちらか一つに決めないと日韓両国の「愛国者」が納得しないのだろうか?