【産経抄】8月13日

似たような話が、二千数百年前の中国でもあったことを、加藤徹さんの『怪力乱神』(中央公論新社)で教えられた。

「似たような話」って、それは伝説でしょ。当時の中国で心臓移植手術なんか出来るわけないし(苦笑)

「記憶する心臓」に、医学的根拠はない。

根拠が無いと書いただけマシですが、ならそう言うオカルト話は書かない方が良いのでは。産経さんはただでさえオカルトに弱いと思われてるんですから。ホメオパシー批判記事を書いて拍手喝采される朝日との大きな違い(毒)。
ちなみに「記憶する心臓」でググって気づいたのですが、北条司の「エンジェル・ハート」(バンチが休刊してどうなるか?)ってそう言えばこれがネタでしたね。

ただ脳の機能が知られるようになるまで、心臓に心が宿っていると、人は信じてきた。

ウィキペディア「記憶転移」によると「記憶する心臓」現象が事実だとして、そうした思いやドナーへの罪悪感が「記憶する心臓」現象の原因ではないかと言われているそうです。心臓に脳の機能はないですからね。移植前、移植後にドナーの性格などを聞き、それが無意識のうちに影響すると言うことですね。

特別な臓器だからこそ、同じ年ごろの子供のために役立てたい。そんな親の気持ちは、わかりすぎるほどわかる。

心臓が特別な臓器だからこそ、脳が死んでもこの子はまだ生きてる、移植のドナーにする気はないという親御さんもいるでしょうけどね。