【元気のでる歴史人物講座】(84)牛島満・名将の護国の祈り

硫黄島並びに沖縄戦における日本軍の言語に絶する勇戦敢闘が、神風および回天特攻と相まって米軍に大打撃を与え、アメリカが日本に要求していた無条件降伏を断念せしめ、わが国は辛うじて皇室を戴く国体を護持しえたのである。

突っ込みどころが多すぎ。
1)もちろん硫黄島沖縄戦アメリカは一定の打撃を受けましたが「大打撃」なんか受けていません
2)神風特攻、回天特攻を評価するなんて外道の極み。大体あれらの行為がアメリカに打撃なんか与えましたか?
3)アメリカは無条件降伏を断念していません。ポツダム宣言にはどこにも国体護持なんて書いてないんですが。
4)アメリカが天皇制を遺したのは天皇に対する国民感情天皇制廃止を主張したのは政党としては共産だけ等)などを見て、遺した方が政治的メリットがあると考えたからです。
こうしたアメリカに対し、天皇側も保身から好意的に対応しました。国民が天皇を「敗戦の主犯」と憎んでおり、天皇制存続にメリットがないと判断すれば容赦なく切り捨てたでしょう。
5)国体護持って、おいおい。戦後も天皇制は残りましたが象徴天皇で戦前とは違います。

日本を亡国から救った

天皇制廃止」=「亡国」というから私はウヨクが嫌いです。裏返せば国民が何人死んでも天皇制さえ残れば構わないと言うことですから。