【from Editor】あの戦争を語ろう

 ただし「南京事件はあった」「沖縄の集団自決は軍の強要だ」とか元日本兵などが日本の負の歴史を語ると逆切れするのが産経(嘲)。自分に都合の良い戦争の語りしか認めないのが産経です。

「総攻撃の前日、戦友の中山と最後の荷物整理をしながら、次は靖国神社で会おうと誓い合ったんですよ。着替えなんて必要ありませんから。翌日、中山は敵弾の破片を受け、戦死しました。だから東京に行くと必ず靖国に参拝しますよ。約束ですから。でも政府の人はなんで参拝しないんですか。どうしてですか、どうしてですか」。あまりの重い言葉に返答のしようもなかった。民主党はこの答えを用意しているならば、教えていただきたい。

自民党にも参拝しない人はいますが?。首相時代の大勲位とか。
・こういう人の気持ちはわからんではないですし、私も涙ながらに言われたら言葉に詰まるかも知れません、ヘタレなので(ただし一方で靖国に批判的な元軍人ももちろんいます。中帰連とかね)。
ただし論理的でないから批判せざるを得ません。
どうして参拝しないかというと『政教分離原則に反するし、あの神社は「A級戦犯を合祀」したり「つくる会教科書を支持」したりして戦争に無反省だから参拝したらあの戦争を正当化してると疑われても文句は言えない』からです。「つくる会教科書支持を撤回する」など、あの戦争を靖国が明確な形で反省し、かつ、宗教施設であることを止めれば参拝(参拝は宗教用語だから訪問とでも言うべきか?)は可能です。まあ、そんなことはまずありえませんが。
・まあ、あの戦争を正当化してると思われても産経は構わないんでしょうが。
お涙ちょうだいでごまかしに走るとはさすが産経。
ちなみに従軍慰安婦などの戦争被害者の言葉や「(無償化問題で)なぜ僕たちを差別するんですか」と言う朝鮮学校生徒の言葉も「重い言葉」だが、そう言う自分に都合の悪い言葉はスルーするのが産経。