今日のMSN産経ニュース(10/18分)

■仙谷「健忘」長官、「柳腰外交」よれよれ、記者に逆ギレ、ほめられるのはメガネだけ
タイトルだけでおなかいっぱい。懲りないなあ、産経。

「最近健忘症にかかっているのか…。電話で暴露されたような会話をした記憶は全くありません」*1

仙谷さんも脇が甘い*2とは思うけれど、党利党略的に攻撃する自民も何だかな。日中友好とか完全無視かよ。菅内閣が倒れればそれでいいのか?(倒れるか疑問だが)
こんなに中国を攻撃しまくって近い将来、自民が政権を取ったときに中国への言い訳に困らないか?(取れるか疑問だが)

感想を問われた仙谷氏ははにかみながらこう答えた。


「まあ、プラスの評価をもらうことがほとんどないので、眼鏡であろうとプラスの評価をいただいたらそれなりにうれしい」

仙谷氏がこう言ったから「ほめられるのはメガネだけ」と書いて、何が悪いと言いたげな、産経。やれやれ。


■無償化適用、北朝鮮紙朝鮮学校への支援」、趣旨と反対の認識

民主党政権が「生徒への就学支援」と検討してきた朝鮮学校への高校授業料無償化適用について、北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が「朝鮮学校への支援」とする記事を掲載していたことが17日、分かった。日本は拉致問題北朝鮮に対して経済制裁を行っており、政府は「無償化適用は朝鮮学校への支援ではない」と強調してきた。しかし、北朝鮮側の受け止め方は正反対で、適用が決まれば、日本側が拉致問題で軟化したという誤ったメッセージを送ることにつながりかねない。

北朝鮮もKYな事やってくれるな。嫌がらせかよ、全く。
一応マジレスしとくと、産経の主張は創価高校無償化、幸福の科学学園高校無償化について、創価学会幸福の科学が「我々の団体への支援」と言ったら政教分離原則違反だ、止めた方がいいというようなもの。北朝鮮がどういってるかなんて関係ないから。
産経は言うまでもないが、産経記事が事実なら北朝鮮も全く朝鮮学校生徒のこと考えてないにも程があるな。「俺の勝利」みたいな寝言言ってるんじゃねえよ。そう言う問題じゃねえから。

日本の「公の支配」に属さない教育事業への公金支出を禁じた憲法条項を理由に「憲法違反の疑いがある」と批判が出ている。

朝鮮学校は日本の法律を守っていて、別に法律の及ばない無法地帯じゃないので「公の支配」に属しますから(日弁連や国連といった法律のプロが除外は差別だって言ってるのに憲法違反とかバカじゃねえの。菅内閣文科省憲法違反かどうか法制局に確認ぐらい取ってるに決まってるだろ。大体、普段「押しつけ憲法」と言ってる癖にふざけるな)。
むしろ「朝鮮学校」だけ除外したことが憲法14条の「法の下の平等」、19条「思想及び良心の自由」に違反する疑いがあるが。


■【主張】中国の反日デモ、誤った「愛国」教育を憂う
 「愛国教育」が間違ってるとか、「愛国教育」が反日デモの原因とか何が根拠なの?

 中国外務省発表の談話が、「違法な行為には賛成しない」としつつ、「日本側の誤った言動に怒りを表すのは理解できる」と、参加者に半ば同調する内容だったのは極めて遺憾である。

「日本側の誤った言動に怒りを表すのは理解できる」
 だって中国側は普段から日本の言動は誤ってる、尖閣はうちの領土だって言ってるから自然な発言でしょ(苦笑)
 こう言わなかったらもっと暴徒が暴走した危険性もあるしあちらさん的には仕方ないんじゃね?

デモは拡大する様相も見せており、5年前の反日デモと同様、当局の制御が難しい状況になりかねない。
(中略)
だが、国内の不満が反政府へと向かうのを封じる一定の「ガス抜き」や対日圧力の一環として、今回の地方デモを容認したのだとすれば、非常に危険である。

 本来デモって当局が制御するものではないと思うが?。容認したのが問題と言いたいらしいが、よほどの理由がない限りデモは不許可にすべきでないでしょ。
 中国を民主主義国家扱いしてないし、民主主義国家になってほしいとも思ってないらしいのがバレバレ。民主化デモなら鎮圧してはいけないが反日デモなら容赦なく鎮圧しろと、そう言うことですか?


■【正論】平和・安全保障研究所理事長・西原正「戦略的互恵関係」という幻想
 福田内閣の時に生まれ、麻生内閣でもそのまま引き継がれた言葉「戦略的互恵関係」を幻想と言っちゃうのは自民の友達として、まずすぎないか?。もしかして民主党政権時代に生まれた言葉と勘違いしてないか?

「やられたら、やり返す」気概

 もう少し言葉を選んだ方がいいと思うが?

今回、逮捕された中国人船長も実は海軍軍人だったとの情報がある。

怪しい情報で反中感情を煽るなよ。


■【日の蔭りの中で】京都大学教授・佐伯啓思尖閣で敗北する「戦後日本」

暴露されたのは、民主党政権の対外政治力・外交能力のおそまつさであるが、では自民党ならもっとましだったか、というと、平成16年に中国人活動家が尖閣に上陸して逮捕されたときには、小泉政権の判断によってすぐに釈放・送還された。

 自民党時代も「なあなあ」だと言う指摘。「だから今回の件は問題ないじゃん」と思う私と、「自民も許せない」と言いたいらしい佐伯氏&産経。平成16年当時は「小泉首相&自民」を叩いてなかった気がするが。

中国やロシアは既成事実を積み上げ、事実上の領土化を図ろうとしており

ロシアはともかく中国にはびびる必要はないかと。尖閣は日本が実効支配してますので。

中国、ロシア、韓国という国境線を接する3国との間でいまだに国境が画定していないということになる。国境線が画定していないということは、厳密な意味ではまだ戦争は終わっていない、ということだ。

 斬新な解釈。「国境線の画定」と「戦争の終結」と関係ないと思うが?

平和主義によって「ハードパワー」を失い

 「ハードパワー」があったって、デメリットが大きすぎて中国相手に戦争なんか出来ないよ。アホか。

歴史認識によって「ソフトパワー」にハンディ

 自虐史観と言いたいわけか。これだから産経文化人は(呆)

*1:そもそも丸山だってその時点では問題発言とは思ってなかったんじゃないの?

*2:まあ、何の証拠もないし水掛け論で終わりだろうね