【産経抄】10月19日

森鴎外の『半日』という短編は、険悪な関係にある妻と母親の間に立って、困り果てている男の話だ。

・誇張があるとしても、鴎外の実体験なのか、それとも想像の産物なのか気になるところ。
・で、「半日」と響きが同じと言うことでむりやり「反日」に持って行くアホの産経。

妻は時に、黙って耐えている男にも食ってかかり、髪を切るだの、のどを突くだのと大騒ぎだ。夫に鬱憤(うっぷん)を晴らして、精神の均衡を保っている。

妻がエキセントリックなのか、姑のいびりが酷いのか?。

(注:反日デモは)深刻な就職難に直面している若者たちのいらだちが、背景にあるという。

 日本でも欧米でもバカウヨなんてどこの国でもそんなものだと思うが。デモしてもいいが破壊行為はいかんな。

社会にもの申すなら(中略)、エネルギーを注ぐ方向が違うように思う。

 在特会や排害社と言った日本のバカウヨにも同じ事を言って見ろよ。

いずれにしても、襲撃を受けた日系の店舗や日本車の所有者にしてみれば、たまったものではない。

 だから、在特会や排害社と言った日本のバカウヨにも(以下略)

『半日』の夫婦の場合は、諍(いさか)いの最中に「体と体とが相触れて、妙な媾和(こうわ)になることもある」。
 謹厳なイメージの鴎外にしては、「媾和」の2文字がなまめかしい。

・要するに「合体」(by釣りバカ日誌)ですね、わかります。「合体」して、ひとまずすべてをうやむやにすると(まあ、喧嘩のネタはありがちな嫁と姑の対立ですしね。男がどうこうできる話ではないように思うし、妻も夫に愚痴ったり合体したりすれば、ひとまず気持ちがすっきりするのでしょう)。
・「合体」が夜ならともかく、昼間からなら何だかなあと思う。
・朝刊一面コラムに「合体」ネタって何だかなあと思う。
・合体だから「媾和」なのか、今は「講和」だが、昔は「媾和」が正しかったのか気になるところ。

何かというと「反日」のカードを切る癖

 閣僚の失言(南京事件否定論)とか日本に非があるケースもあるんだけど?