「歴史評論」11月号(特集「地域を探る・12世紀の北武蔵*1/大会準備号」)の全体の内容については「歴史科学協議会」のサイトを参照ください。今回は上手く要約できなかったのでほとんどタイトルだけの紹介。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekihyo/
■「中世北武蔵の成立期から前期について―主に土器・陶磁器をとおして―」(浅野晴樹)
(内容要約)
「中世北武蔵の成立期から前期について」、遺跡から発掘された「土器・陶磁器をとおして」論じる。
■「瓦当文から見た12世紀の北武蔵」(石川安司)
(内容要約)
遺跡から発掘された瓦の紋章(瓦当文)から「12世紀の北武蔵」を論じる。
■「地域史研究の中の経塚―北武蔵の事例を中心として―」(水口由起子)
■「利仁流藤原氏*2と武蔵国」(落合義明)
(内容要約)
武蔵国に定着した利仁流藤原氏の野本氏*3と押垂氏*4について論じる。
■「12世紀の武蔵武士の所領形成と荘園」(鎌倉佐保)
「大会準備号」
歴史科学協議会第44回大会(11月20日、21日)での報告についての概要紹介。
(大会全体テーマ)「世界史認識と東アジア」
1日目テーマ「東アジア認識を検証する−『韓国併合』100年に当たって」
■「朝鮮の植民地化と東アジア」(糟谷憲一)
■「竹島/独島論争とは何か−和解へ向けた知恵の創出のために」(池内敏)
2日目テーマ「東アジア認識の現段階−境界・交流」
■「『東アジア史』再考−日本古代史研究の立場から」(山内晋次)
■「『華』はどのように『夷』を包摂したか」(井上徹)
■「琉球人と日本人−江戸時代の交流と境界」(渡辺美季)