今日のMSN産経ニュース(11/3分)

■【主張】憲法公布64年 国家の不備を正す時だ 尖閣を守る領域警備規定を
■【正論】杏林大学名誉教授・田久保忠衛 憲法改正の狼煙上げる秋がきた
 改憲の是非はともかく憲法を改正すれば尖閣問題や北方領土問題が解決するんですか?。バカバカしくて話にもなりません。


■【パリの屋根の下で】山口昌子 デモはレジャーの一環なのか?
・デモという国民の正当な権利行使をレジャー呼ばわりですか?。しかも絶対にウヨのデモはレジャーとは言わないのが産経。
・大体サルコジ政権の行った年金改正は選挙で信を問うたわけではないのですから非難されて当然でしょう。それにしてもフィヨン首相が「声なき声は我々を支持してる」と安保闘争の時の岸みたいな事を言ったと言う記述には苦笑せざるを得ません。どこの国も民意無視の政治家は言うことが変わらない。


■【元気のでる歴史人物講座】(95)元田永孚 明治第一の功臣
 ウィキペディアを信じる限り、元田は手放しで評価できる人間ではなさそうですがそんなことは産経にとってどうでもいいのでしょう。

教学聖旨(ウィキペディア
 1879年に明治天皇より参議伊藤博文・同寺島宗則(文部卿兼務)に出された教育方針。
 総論である「教学大旨」及び小学校教育に関する「小学条目二件」から構成されている。学制以来の明治政府の啓蒙主義的な教育政策を否定し、江戸時代の儒教中心の教育に復すこと、庶民教育は読み書き算盤を主体とする実学儒教的徳目育成のみで十分とする趣旨であった。
 ところが、この文章の執筆者が保守的な儒学者として知られていた侍補の元田永孚であることが分かると、伊藤は激怒した。かねてより日本の近代化そのものに否定的な考えを持っていることで知られた元田に警戒感を抱いていた伊藤は、ただちに「教育議」を執筆して元田の主張こそ現実離れの空論であると噛み付き、両者は激しく論争した。まもなく伊藤は侍補の廃止を決断する一方、高まる自由民権運動に対抗するために道徳教育の強化には同意して政府の教育政策の継続が認められた。
 だが、明治政府の立憲国家建設に真っ向から反対して天皇親政を唱える元田に対する明治天皇の信任は増すばかりであり、伊藤らは政府の方針と天皇の意向の乖離に苦慮することになる。一方、元田の理念はそのままの形では実現されなかったものの、その儒教的・絶対的な天皇中心主義は『教育勅語』という形で実現することになった。


■領土での強硬一辺倒を戒め 米国に利益と中国紙社説

 人民日報傘下の中国紙、環球時報は3日、東アジアでの領土問題の紛争で最大の利益を得るのは米国だと訴え「中国は領土問題で強硬であればあるほどよいというわけでは決してない」との社説を掲載した。

 ちょっと遅い気もしますがまともな文章のようで幸いです。環球時報と言えば「沖縄県民は独立を望んでいる」云々などのトンデモ右翼文章を掲載し、批判されていたことがあったと思うのですが今回はケチのつけようのない文章のようです。


法輪功メンバーが難民不認定・強制退去処分取り消し求めた訴訟 5日に判決
・中国の法輪功に対する態度は酷いと思いますが、何かカルトっぽいんだよな、あの団体(偏見?)。とはいえ強制退去させて中国政府の弾圧で怪我されてもまずいし、在留許可出すべきなんだろうな、うーん。まあ、出すべきなら裁判所が出せって判決を書くと思うけどね。
・普段は法輪功みたいなカルトやカルトっぽい団体を糞味噌に言ってるネトウヨの皆さんもこの件では菅は媚中とか言い出すんだろうな(苦笑)


■「茶会系候補」 上院に5人以上当選
 「自称魔女」のオドネル氏のように落選した候補もいますが実に頭が痛い。当選したら少しはまともになるかも知れませんが。