【産経抄】11月8日

絵本『100万回生きたねこ』(講談社)は、今も多くの親子に愛されている。

 へえという感じ。私が子どもの頃愛読してたのは「ぐりとぐら」「いやいやえん」「だるまちゃん」などといった古典ですが、そう言う人は今では少ないんでしょうね。

たとえば容貌(ようぼう)の衰えを理由に番組を降ろされ、女性差別だと訴えを起こしたテレビのアナウンサーに、「ちょっと待ちなよ、オバサン」と異を唱える。

 「ちょっと待ちなよ、オバサン」と言われるべきなのは佐野さんの方でしょう。
 要望が衰えたからと言ってアナウンサーを下ろされるいわれはない。男性はそう言う話はないのですから女性差別という声が出るのも当然。フェミニストではない私でも抄子が紹介する佐野発言には目をむきます。このおばさんは何を言ってるのかと(但しこういう人は今でも日本では珍しくないんでしょうが)。そしてこんなトンデモ発言を訃報で取り上げるとはいくらフェミ嫌いの産経とは言え、何を考えてるのかと。今時、フェミでない普通の中年オヤジでもこの発言には首をひねるでしょう。もっとまともな佐野さんの発言はいくらでもあるだろ、それを取り上げろよと。
 実際、この裁判(フジでしたっけ?)では、アナが勝訴したのでは?。そして現在、容貌が衰えただけで、アナそれ自体を外されることはありませんよね。中年の女性アナも沢山います。
 ちなみにウィキペに寄れば過去のフジテレビでは「結婚退職」を強要していたと書いてあります(要出典ですが)。事実なら酷い会社ですね。
 まあ、こういうことを言う人の本は私は読む気にはなりません。例の「猫」も「何度死んでも生き返る猫だが、本当の愛を知って死ななくなった」とかいう日本人好みのお涙ちょうだい話らしいとググったりして知ってますのでまあ読まないでしょう。
 それにしても、大人ならともかく子どもがこんな筋書きの本を読んで面白いんでしょうか?。子どもが真実の愛とか言ってたらキモイですよ、私は。

参考
「【童話】100万回生きた洋子」
http://bogusne.ws/article/168413403.html