【産経抄】11月17日

裁判員裁判で初めて死刑判決が下ったが、事件の残虐性は小欄で書くのもはばかられる

 「電動のこぎりで首を切って殺害」ぐらい書けよ。どこが残虐かさっぱりわからないじゃないか。普段、紹介するのもはばかれるアホな文章を書いてる癖に。

判決は当然の結論

 あっさりと言うなよ。冷酷無比だな。

裁判長が主文を言い渡した後で、被告に控訴を勧めるとは何事か。
 ▼そんな自信のない裁判官はプロ失格

 以前から死刑判決では「私はこういう判決を下したがあなたにとって重大なことだから控訴したほうがいいと思うよ」と控訴を勧めるのは珍しいことではないようです。被告人へのある種の温情ですね。死刑判決では通常、主文ではなく判決理由から読み始めるというのと同じです。
 つまりプロ意識がないとか自信がないとかそう言うことでは全くない。
 今日の産経社説も抄子にとって皮肉なことに「(注:控訴を勧めたことの)その是非には議論があろうが、控訴審の可能性を示すことで裁判員の精神的負担を和らげる配慮だったとすれば理解もできる。」と書いています。私は裁判員ではなく、被告人の精神的負担を和らげる配慮(まだ高裁と最高裁がある)ではないかと思いますが、いずれにせよ抄子と違い一方的非難はしていません。
 調べれば分かるこの程度のことでデタラメなことを書く抄子の方が「プロ意識がない」くせに「変な自信」だけはある。

きょうは本物のプロを悼みたい。

 で、作詞家・星野哲郎氏の追悼文を始める抄子。追悼文の冒頭に裁判官批判を持ってくる必要はありませんし、しかもその批判が間違ってるのだからお話になりません。

「涙を抱いた渡り鳥」でデビューした水前寺清子さんの愛称・チータは、作詞家の星野哲郎さんが、水前寺さんの本名・林田民子にちなんでつけた。
 (中略)
「小さい民子だから略してチータ」と呼んだのが、星野さんだ。

 へえ。あの方と動物のチーターと何の関係があるんだろうと思っていたんですがそう言うことですか。
 ちなみに芸名の「水前寺」は故郷・熊本の水前寺成趣園から、「清子」は武将加藤清正から、それぞれ取ったものだそうです。

今や大御所となった北島三郎さんも都はるみさんも最初のヒット曲は、星野さんの手になるものだった。

ウィキペによれば北島さんの最初のヒット曲は「なみだ船」、都はるみさんの最初のヒット曲は「アンコ椿は恋の花」だそうです。

謡曲冬の時代といわれて久しい。

 歌謡曲と言うより演歌ですね。テレビのゴールデンタイムで演歌をやるのは今やNHKとテレ東ぐらいです。最近の若者に演歌歌手の名を聞いたら大御所ではなく「氷川きよしやジェロ」の名が出るのではないでしょうか。一方、J-POPとやらは人気です。まあ、こういうものは流行廃りがあるから仕方ないのでは。演歌だって民謡などと比べれば、充分西洋化された歌で太古の昔からあったわけではないのですから。

若いだけがとりえの素人芸

 具体的に誰のこと?
 それとそう言う若者の素人芸がはやる道を造ったのは系列会社フジの「おニャン子クラブ」でしょうが(苦笑)