今日のMSN産経ニュース(12/12分)

■【安藤慶太が斬る】来年もわが国は民主党に翻弄される
 お前が言うなと思わないでもないが「確かにその通りかも知れないな」と珍しく共感できるところをまず紹介。

確かに今の執行部は酷いと私も思う。
(中略)
呆れる毎日の連続だが小沢派の揺さぶり、執行部批判に唱和する気にもなれない。首相が変われば少しましになるとはどうしても思えないのだ。
例えば、在日米軍普天間基地の問題にしても、(中略)高校無償化への朝鮮学校適用問題だってざっくりいえばみんな先送りだ。

まもなく示される財務省原案内示が政争に霞むかもしれないが、私は大学予算に注目している。大学予算がどうなるかというテーマは本欄でも以前取り上げた問題だ。菅内閣が6月に閣議決定した「財政運営戦略」に基づくと、大学運営交付金の削減額は大学運営に深刻な打撃を与えるかもしれない。

 大学予算について赤旗も同様のことを言っています。

赤旗
主張「大学予算、将来見すえて大幅な増額を」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-11-30/2010113001_05_1.html
主張「大学政策転換、ノーベル化学賞受賞を契機に」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-10-10/2010101001_05_1.html

菅政権はその後、「元気な日本復活特別枠」なる削減額を穴埋め、上積みのごとき、枠を設けた。そして枠内の配分を決めるために、政策コンテストなる人気取りの手法をぶち挙げた。結局は各省庁の分捕り合戦となり、政策コンテストへの絶賛はどこからも聞こえなかった。やっぱりパフォーマンスの域を出ることができずに終わってしまったのである。

例えば事業仕分けを見ていると、思いつきの一刀両断、印象論、素人提案を右から左に流して政治に混乱をもたらしている光景が散見する。
予算削減や事業を廃止すると言うことは、無駄をなくすということでもあるが、一方でその予算に裏打ちされた公益を摘み取るということでもある。ちょうど今日、NHK事業仕分けの結果、国道の清掃事業の予算が削られ、国道のゴミが増えている、というニュースをやっていた。事象仕分けで予算がなくなり、道路清掃が停滞し、苦情が今までの4倍寄せられているのだそうだ。

そもそも事業仕分けという作業は国会のやるべき仕事ではないのだろうか、という根本的な疑問が私にはある。


一方全然賛同できないところ。

文部科学省の初等中等教育局(注:小学校、中学校、高校教育を所管)と、高等教育局(注:大学教育を所管)のどちらがより大事かといえば、僕は断然初中局だと思う

 そうか?。確かに「初等中等教育」を受ける人は今の日本ではほぼ100%*1だが、「高等教育」を受ける人は100%ではないから「初等中等教育」の方が大事というのは一つの価値観としてあり得ると思うが「断然」は言いすぎでしょ。大体、大学予算が大事というもっと前の文章と矛盾しないか?

民主党文部科学省の面々のいうことは明らかに想像力の欠如なのである。

 いや無償化除外しようがすまいが、北朝鮮民主化だの朝鮮半島の平和だのに関係ないから。除外に賛成という奴は「妄想力」が充実しすぎ。


■【朝鮮学校】総連、小中学校の「補助金死守」に方針転換
 方針転換じゃなくて単に優先順位の問題でしょ?。国の先送り棚上げより自治体の廃止だ何だと言ってる奴から対抗策を先にやろうと。厄介な至急の問題から手をつけよう、後回しに出来ることは後でやろうなんて誰でも考えつくこと。バカじゃないの?


■「アリバイ工作だ」 自民の石原幹事長が民主の政倫審対応を批判
 「与党時代は野党を無視して政倫審を大活用した癖にお前が言うな」の一言。


■【外信コラム】イタリア便り 職業に貴賤はない
 「職業に貴賎はない」でしょうが「苦労する割に儲からない、世間に評価されない仕事」というのはあります。そして収入や世間の評価が一般には「職業の貴賎」であるかのように扱われるわけです。たとえば私のような一般サラリーマンより「先生」と名の付く職業(医師、弁護士等)の方が一般には収入もいいでしょうし評価もされる。最近は医療崩壊などで結構つらいようですが。
 「ナニワ金融道」を大ヒットさせた漫画家・青木雄二氏(故人)も雑誌の連載コラムで次のような趣旨のことを言ってました。
 「漫画家時代より、それ以前の仕事の方がつらいことが多かったが、収入は漫画家時代の方が良かったし、世間も自分を漫画家の先生と認めてくれる。」
「職業に貴賎はないは事実だろうがそれだけ教えるのは適切ではないと思う。貴賤はなくても苦労する割に儲からない、世間に評価されない仕事と言うものがあることは教えるべきだ」と。


■沖縄を「環境未来都市」 普天間打開に向け 首相が沖縄に打診へ
 それをして基地被害が減るんですか?、としか言いようがない。まあ、自民党時代からやってることと変わりないですよね。新しく沖縄科学技術大学院大学をつくりましょうとか。


■【から(韓)くに便り】ソウル支局長・黒田勝弘 遠くて近い北朝鮮

高陽市をはじめソウルの北に出かけるたびに「これでは韓国はもう戦争はできないなあ…」と思う。

 先進工業国というのはどこだってそうですよ。自国が戦場になるかも知れない戦争なんて出来ませんよ。
 ちなみに中国なんかも同様の理由で今は自国が戦場となる戦争なんか自分からは出来ないでしょうね。

これをいいかげんにすると、北は安心(?)してソウル近郊にまで手を出しかねない。

北朝鮮もそこまで無謀ではないでしょうよ。


■【週刊・中田宏】(48)衰退日本救うにはディベート授業採用が不可欠

中田氏は「賛成と反対の立場に分かれて討論するディベートを行うことによって、筋道立てて物事を主張する力や、物事を多角的に見る力が身に付く。」とディベートの利点を挙げる。

 「筋道立てて物事を主張する力や、物事を多角的に見る力」があるとは思えないあなたが言うと説得力抜群ですね(毒)
 ディベートやるなとは言いませんが、それだけが「筋道立てて物事を主張する力や、物事を多角的に見る力をつける方法論」ではないでしょうし、あの「藤岡信勝」が「ディベート万歳」論者であることを考えるとそう手放しで絶賛できるんでしょうか。

中田氏は「真相のすべてが明らかになっているわけではないが、海老蔵さんは閉鎖的社会の中で生きてきて、感覚がずれているように感じられる」と感想を述べた。

 「開国博覧会失敗の責任追及から逃げた人」がこういう偉そうな事がどうして言えるんでしょうか?


■【松本浩史の政界走り書き】国政をないがしろにする“おめでたい”菅政権の行く末は?

自民党では、知名度のある女性議員が中心となって、公明、共産両党を除いた野党の超党派グループを発足させる動きがあり

知名度のある女性議員」
 誰ですか、それは。そんな芸当が出来る人っていましたか?。まあつくったところで政治力を発揮できるか疑問ですし、自民と対立する共産はともかく公明を除くというところで不気味なものを感じますが。公明は昔のダチじゃないですか?。超党派グループなのになぜわざわざ除くんですか?。「知名度のある女性議員」ってアンチ公明の変な人?

*1:高校はともかく小・中は義務教育だから当たり前だが