いつもに比べれば大変まともですが軽く突っ込んでみましょう。
伊勢神宮の年間参拝者が昨年、860万人を超えた。何と統計が残る明治28年以降最多なのだという。
右の「産経」的には大喜びなんでしょうが、伊勢神宮参拝者が増えたと聞いても私的には「ふーん、そうなのか」です。
やっぱり参拝客は関西人が多いんですかね。私のような関東人ですと伊勢神宮だけ行って日帰りってのもつまらないし、かといって、周辺観光地巡りもして一泊二日というのも結構大変ですしねえ。神社だったら、関東にも明治神宮とかいろいろありますし。
江戸時代、数次にわたって起きた「おかげ参り」という伊勢参拝ブームと似ていなくもない。
時代背景が全然違いますからねえ。似てないんじゃないですか?
いずれにせよ、日本人が古来の神々に目を向けることは歓迎していい。この国の成り立ちを考えるきっかけともしたい。
伊勢神宮参拝者増加が日本人が「古来の神々に目を向け」ていることを意味するのかは疑問です。例えば増加の理由は、この不況時、縁起担ぎする人が増えてるだけかも知れない。
それと「この国の成り立ち」ねえ。神話はあくまでも神話であって事実じゃないんですが。