今日のMSN産経ニュース(1/8分)

■【古典個展】立命館大教授・加地伸行 移設先は「原子力空母」
・「移設先は原子力空母」って、そんなことは沖縄もアメリカも誰も望んでないでしょ?。誰も望んでないことはやっても意味がないの?。あなた、頭が相当悪いようだけどわかる?。
・他にも突っ込んでみましょう。

いま最高の重要課題は、経済でもなければ、社会保障でもなければ、…でもなければ、いかなるものでもない。ただ一つ、わが国の存亡に関わる沖縄の基地問題である。

 経済も社会保障も重要だよ。大学教授だと安定した雇用で金も沢山持ってるからそう言うこと庶民と違って心配しなくて良かったですね(毒)

それは、特に尖閣諸島において発生した、かの〈事件〉と連動していることは言うまでもない。

 沖縄の基地は尖閣防衛のためにあるんじゃないのよ?。わかる?。
 過去やってきたのは漁船で、今後も漁船しか来ないなら海保で充分撃退できるの?。わかる?。
 沖縄に米軍基地がなくても自衛隊で中国軍は撃退できると思うけど?。わかる?。
 不幸にして尖閣が中国に取られてもそれは少なくとも「国の存亡」と言うほどの問題ではないと思うけど?。わかる?

日本の定住外国人に対して、理由の如何(いかん)を問わず、1人につき年間平均30万円の防衛税を徴収せよ。

外国人にだけそう言う税を課すことは差別で、裁判を起こされたら多分確実に負けるの。わかる?


■【土・日曜日に書く】論説委員・皿木喜久 民主政権むしばむ戦後教育
 産経らしい、靖国万歳、アンチ日教組。実にバカバカしい。どうすればこういう人間が出来るのか?

仙谷由人官房長官の(注:「靖国参拝アナクロ」)発言がまたまた物議をかもした。

 騒いでるのは産経だけだが?

当時の日教組を中心とした教育は子供たちにくどいほど「平和」だとか「反戦」をたたきこんだ。

 それが事実だとして何が問題なのか?。近代日本の戦争はどれ一つとして侵略からの自衛戦争ではなく、ほとんど自分から仕掛けた侵略戦争だ(一部、士族反乱という内戦がある)。

だがこれがそんなモニュメントであることは誰も知らなかった。親も先生も教えてくれなかったからだ。
平和教育全盛の時代の大人たちは、戦死者を祭ることなど、とんでもないことのように勘違いしていたのだろうか。

 親や先生にどうしてなのか聞けよ(単にそう言うことを知らなかっただけだと思うが)。親や先生を『戦後教育にむしばまれた人』扱いとは失礼にも程があるな。

だが司馬(注:遼太郎)さんのおかげでそのことを知ると、急に故郷に対する愛着が生まれた。

 それまで愛着がなかったのかよ?

祖国を守ってきた歴史

そんな歴史は日本近代史にはありません。内戦と侵略戦争しかやってないんですから。

歴史を学ぶことで初めて、国や国民へのいとおしさも生まれてくる。

 歴史など学ばなくてもまともな政治家なら国民への愛はあるでしょう。失業者や障害者など苦しんでいる人間を見るだけでも普通の人間は心打たれるものです。ま、産経のいう「歴史」って産経に都合のいい歴史修正主義だから論外ですが。


■【主張】沖縄戦展示 政治主張で史実歪めるな
 歪めてるのは産経の方なんですが。歴博の展示に異論を唱えてるのは右翼だけです。専門家や沖縄県民が異論を唱えてるのでは全くない。


■問責は「法的拘束力なし」と言うけれど…野党時代の得意技
 内閣総辞職しなければ衆院を解散する必要がある不信任決議と違い問責決議には、道徳的・政治的拘束力はともかく法的拘束力はありませんよ。従わなくても違法ではない。で、それが何か?
 法的拘束力はない代わり、それに従わなければ、国民が内閣支持率や選挙結果という形で判断を下すでしょう。従わなくても当然と国民が考えれば与党に有利な、逆の場合は野党に有利な結果になる、それだけの話です。


■【名言か迷言か】とうとう参院を「無視」し始めた仙谷官房長官
 自民党が2/3条項で、重要法案を衆院再可決したとき「参院の否決を無視した」と産経は批判しましたか?。ご都合主義極まりないな。


■【日本の議論】国際学力調査で順位アップ日本 トップ回復への兆し?これで限界?それとも
 今だってトップクラスですよ。オリンピックに例えれば、10位以内に入ってるんだから。そりゃメダルに比べれば落ちますが。

「各国の文化や生活習慣が大きく違うため、PISAの問題の種類によって、テストの出来、不出来が大きく変化する。今回は読解力で携帯電話についての問題が出題されたが、これだって日本のように携帯が普及している国と、そうでない国では、理解がまったく違うはず」

 「なるほど今回は問題が日本に有利だったんだねえ」、ってふざけるな、産経。
 順位が下がったら叩いて、上がっても問題が日本に有利だったって因縁つけて評価しないって、お前何様だよ。

トップレベルの科学技術が集まっている米英独仏は、PISAでトップ10にすら入っていない。

 じゃあ、無問題じゃないの?


■【解答乱麻】参院議員・山谷えり子 次世代へ美しい糸を

さて、自民党安倍内閣時代の教育再生、学習指導要領改訂により、今年4月から使われる小学1、2年生の国語の教科書に、神話や昔話が多数載ることになった。

 「神話や昔話を教科書に載せないといけないのか」とか「(戦前の失敗があるので)変な神がかりでなきゃいいけど」とか思わないんでしょうか?
 「載せるな」とは言いませんが「載ったぜ!」とはしゃぐのは不気味。

米国の教科書には載っていた「因幡(いなば)の白うさぎ」を多くの日本の子供たちも教科書で読むようになるわけである。

 なぜ「うさぎ」って言うか最初分からなかったんですが今年がうさぎ年だからですね(鈍感)。
 別に教科書で読まなくたっていいじゃん。学校図書室で読めば。
 教科書で読むと、面白い小説でもつまらなく感じるから不思議だ。

傷ついたうさぎを助けた大国主命(おおくにぬしのみこと)の優しさ、うさぎの痛みと後悔が幼い心に優しさや強さへの憧れを育んだ

 別に神話でなくても「優しさや強さへの憧れ」は育めると思うし、子どもにとってはそんなことよりまず面白い本ですよ。

乳幼児から10歳くらいまでに、昔話や子守唄をたくさん与えられると情操や知育、体力の発達に良い影響があると、最近の脳科学の研究でもわかりはじめてきている。

 産経で山谷さんが脳科学というとそれだけでうさんくさく感じる(苦笑)。「昔話や子守唄」でないと、絵本の読み聞かせや、アンパンマンのテーマ曲なんかではダメなんでしょうか?
 それと情操、知育はともかく体力って何の関係があるの?

自然体験・地域体験も含めて、ふるさとからご先祖さまの生命を汲みとってもらえたらと4年前、教育再生予算を組んだ。こうしたことが政権交代で止まるのは残念であるので、現政権の政府関係者らと教育再生のフォローアップの場を昨年つくり継承する活動も始めた。

「ふるさとからご先祖さまの生命を汲みとってもらえたら」
 何か表現がカルト臭い。

「こうしたことが政権交代で止まるのは残念」
 「ふるさとからご先祖さまの生命を汲みとってもらえたら」という表現がカルト臭いので止まった方がいい気すらしてくる。

今年、辛卯(かのとう)は、古代より産神、子育て神、豊かな実りをもたらす神性ある年といわれる。教育再生が調和的に進展していくよう努めたい。

「今年、辛卯(かのとう)は、古代より産神、子育て神、豊かな実りをもたらす神性ある年」
 最後までカルト臭い表現。
教育再生が調和的に進展していくよう努めたい」
 具体的に何するんだろ?。政府への陳情?。それとも政権奪取で文科相でもめざすの?


■【昭和正論座東海大教授・林三郎 昭和54年1月6日掲載

 ハノイは「南ベトナム解放戦線」を表に押し立てた。これが、日本の大多数のマス・メディアの報道とは正反対に、北(注:ベトナム)の完全なカイライに過ぎなかったことは、いまや明白になっている。

 全然明白じゃないし、「北ベトナムの支援を受けていた」「組織に北ベトナムシンパがいた」とはいえ、そもそも「完全なカイライ」じゃないから。アホか。

参考

ウィキペ「南ベトナム解放民族戦線
 1950年代後半のベトナム共和国南ベトナム)は政情が不安定であり、貧富格差の問題や政権腐敗、仏教徒に対する弾圧などが生じていた。
 (中略)
 1960年12月20日、(中略)元ベトミン等を中心に南ベトナム政府に対する反政府組織として、南ベトナム解放民族戦線が結成された。
(中略)
 ベトナム統一後、(中略)軍事部門は北ベトナム軍に吸収し、組織は「ベトナム祖国戦線」に合流する形で解体した。解放戦線兵士は北の指導部から疎んじられるようになり、解放戦線議長のグエン・フー・トが僅かに名誉職である国会議長に就任した程度で、中には反発する元兵士も出た。

ラオス駐留(注:ベトナム)軍は、不安定なラオスの親ベトナム政権を支え、ベトナムの実質的支配権を維持する目的のものである。

 ラオス反政府派はアメリカの支援受けてたんじゃないの?。ベトナム軍の駐留を支持はしないが一方的にベトナムを非難できる話なんだか?。隣国のラオスに反ベトナム政権が出来るのはアメリカ、中国と対立してた当時は嫌だろうし。

(注:ベトナムは)旧ソ連を後ろ盾にカンボジアへ侵攻するなど軍事的膨張を繰り返していた。

 「当時のカンボジアポルポト派で虐殺をしていた。結果的にベトナムの侵攻でカンボジア人は救われた」「当時のカンボジアは中国を後ろ盾にベトナムと国境紛争をやらかしていた」事を考えればこんな寝言は書けないはずですが。まあ、当時自民党政権ポルポト政権を支持していたから仕方がないと譲るとしても今頃こんな恥ずかしい文章を載せるな。
 むしろ中国と手を組むカンボジアこそがベトナム(当時中国と対立していた)の脅威(中国と手を組みベトナム侵攻する恐れがあった)だったのですが。
 しかし当時、ベトナムの脅威を騒いだ産経が今そう言うことを言わないのが興味深い。