【産経抄】1月16日

与謝野氏の起用には疑問を抱く人も多い。しかし政治の世界はしょせん、不条理だらけである。

 要するに抄子が与謝野さんを好きなだけでしょう?。違いますか?
 自分の気に入らない「政治の不条理」(正確には抄子が不条理と判断すること)は批判する癖に、擁護したい「政治の不条理」は「政治の世界はしょせん、不条理だらけ」ですか?
 まあ「不条理じゃない」と居直らないだけマシかも知れませんが。

カミュの作品も、人生は不条理だということを認め、生きる意味を見いだすというのが主題だ。

 「不条理の存在を認めた上で生きる意味を見いだす、頑張る(カミュの立場?)」のは「不条理を甘受する、我慢する」というのとは違いますよ。
 人間の力ではどうにもならない不条理と思えること(病気や災害による不慮の死など)ならともかく人間の力で変えることの出来る不条理(ブラック企業とか独裁国家とか)は変えるべきです。