【産経抄】1月22日

強制起訴される日が迫っている小沢一郎氏が「チャーチルに比べれば、まだまだできる」と周囲に語ったらしい。1945年の総選挙で負け首相を退いた英国のチャーチルは6年後、76歳で政権に返り咲いた。68歳の自分には十分チャンスがあると言いたいのだろう。

 小沢さんは本当にそんなことを言ったんですか?
 マジレスすれば年齢の問題じゃないんですけれどね。金の疑惑を晴らせるかどうかという問題であって。若ければチャンスがあるのなら永田町的にはまだ若い安倍元首相にもチャンスがあることになるけどそう考えてる人はあまりいないでしょう?。あの無様な辞任劇ではねえ。

小沢氏はそんな違いには目もくれず大訪中団を率い「友好」に勤(いそ)しんできた。

 野党で今まで中国との間にパイプがないから、パイプをつくるために大訪中団を組織しただけのことでしょう。長く政権の座にあり、太いパイプのある自民とは違うのですよ?。何が問題なんだか。中国に問題があるからと言って隣国ではつきあわないわけにもいかないでしょう(一定の中国批判は必要でしょうが)。大体、人権上の問題がある国は中国だけではないんですが。