【産経抄】2月8日

 今日の産経抄は実にまともです(断っておきますが、産経だってすばらしい記事はあるし、従ってすばらしい記者もいることは私も認めていますし、まともな産経批判者は皆そうでしょう。ただすばらしくない記事(デマ、中傷など)の数や割合が同業他社に比べて半端じゃない多さである事が問題なわけです)。河村の政治手法をポピュリズムではないかと批判するのが主な内容ですから。多少引っ掛かる点(真紀子がどうとかコンビニがどうとかは、いらない気がします)もありますし、河村批判も少し弱いけれど、id:kojitaken氏が批判する「報道ステーションの河村万歳」(http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110208/1297095240)に比べたらずっとマシ。一応、河村を批判してるわけですから。
 id:pr3氏に寄れば今の産経抄は複数の人間で書いてるそうですが、今日はそのうちの割とまともな人が書いたと言うことでしょう。
 民主党叩きに何でもこじつける変な人が書いたら、「民主の悪口」オンリーになったでしょうね(苦笑)

著書の『コンビニのレジから見た日本人』(商業界)のなかで、客のわがままに悩む店が多いなか、「『伏魔殿』と呼ばれた中央官庁内」の店の客のすばらしいマナーを絶賛していた。

 だからお役人に何ら問題はないと言ったらまずいわけですが、叩いてる人間が「著者・竹内氏のようにお役人と直に接したことが一度でもあるのか」「お役人のことをどこまで知ってるのか」は私には疑問です。
 偏見まみれのバカが多いんじゃないでしょうかね。

河村氏によって「ヒールに仕立てられた」と嘆いても始まらない。「議員報酬の減額は受け入れる。しかし、財源のない減税にはあくまで反対する」。こんなふうに河村氏に立ち向かっていけば、有権者の見方も変わるはずだ。

 変わればいいんですけれどね。名古屋は民度低そうだからな。
 いずれにせよ、この文からは、今日の筆者が「議員報酬は高いかも知れないが河村の減税は暴論、支持する市民に賛同できない、選挙結果は良かったのか?」と考えてるらしいことが分かります。
 まあ、普通の常識があればあの減税論を支持しないでしょうが、この程度の常識もない人(id:kojitaken氏が批判する報道ステーションの面子とか)もマスコミにはいるわけです。


ちなみに以下の産経記事もまあまともだと思います。選挙前に書けよと思いますし、コメントした八木は、自分の気にくわない結果(例:安倍自民参院選挙で敗北)は全て大衆迎合扱いする人間の気もしますが。

大衆迎合パンとサーカス” 政策論議なく河村人気先行」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110207/elc11020709080012-n1.htm