【産経抄】2月12日

 私は小沢氏は嫌いですが今日の批判はどうですかね。言いがかりの気もしますが。

後世、人気が芳しくない理由のひとつともなった。

そもそも佐藤栄作という人は長期政権だったとは言え、地味で人気のある人ではなかったと思いますが?。
佐藤時代は高度経済成長で景気が好調というのも、長期政権に有利な材料だったでしょうね。今の景気の悪い日本で首相だと佐藤は失言で短命に終わりそう。

政治とカネの問題で批判する新聞やテレビに「わかってくれない」と不信感や嫌悪感を強めているらしい。
 ▼このため好んで登場するのは、比較的自由にしゃべらせるネットの動画サイト(注:はっきり「ニコニコ動画」と書いたら?。ニコニコ以外に小沢氏が登場した動画サイトが何かあるんですか?)である。
一昨日、菅直人首相から「離党勧告」を受けて拒否した後の会見は新聞・テレビ各社の記者クラブではなく、フリーランスの記者らでつくる団体の主催だった。
そのことはむろん小沢氏の自由である。新聞もさして不都合を感じるわけではない。だがもし、マスコミの批判から逃れたいというのなら、佐藤氏らと同様、もはや政治家としての危険水域に入ってきている。

 自分のお気に入りのメディアに登場するのに嫌いなメディアは相手にしない政治家なんて、たくさんいるじゃないですか。産経や文春には喜んで登場する「産経の大好きな」現都知事とか。
 いつもの産経ブーメランとしか言いようがないんですが。
 それに動画サイトはともかく、「フリーランスの記者らでつくる団体」(正式な名前ぐらい書けよ、大人げないな。ちなみに「自由報道協会」(仮)」(http://fpaj.exblog.jp/)ですね)の主催する記者会見では「新聞・テレビ各社」は排除されていたんですか?
 そうじゃないんでしょう?
 たとえこの団体の主要メンバーが小沢びいきだとしても*1、排除されてないのに非難するのはおかしいのでは。記者会見場に行って手をあげて質問を求めたのに無視されたのなら批判も当然ですが。
 それどころか、「フリーランスの記者らでつくる団体」のスタンス(既存の記者クラブに対する批判など)に賛同できないという理由でか、記者会見場に行かなかったメディアもあるというのだからお話になりません。

*1:少なくとも上杉隆氏は明らかな小沢シンパでしょうが