【産経抄】2月24日

三島由紀夫石原慎太郎池田大作小田実。この4人を評論家の大宅壮一が、「七〇年代に活躍しそうなカリスマ的指導者の卵もしくはその幼虫」として紹介している(『文藝春秋』昭和45年1月号)。

 石原は70年代に活躍などしていないのでこの予想は大外しです。抄子は「予想が当たった」とか「石原は常に現役」とか強弁する気のようですが、都知事当選前に石原は衆院議員を引退していました。選挙で保守分裂が起こらなければ、既に過去の人だった石原は勝てなかったでしょうし、そもそも立候補すらしなかったでしょう。

「国政復帰」は十分あり得ると思う。

 いやあり得ないって。