今日のMSN産経ニュース(2/26分)

■【現場発 ニュースを見に行く】待望のパンダが上野に来日 早くも2世誕生に期待の声
 産経だから中国バッシングかと思ったら違いました。

 門の外には一般公開を待ちきれない地元住民が、思い思いの格好で集合した。
 手作りのパンダの着ぐるみを着た人、パンダ模様のペナントを持参し、そろいのジャンパー姿の商店街関係者、日本と中国の国旗を持った人もいる。中には「パンダはチベットの生き物です」と書いた看板を掲げた人もいた。

 ブクマもつけましたがこの書き方だと「「パンダはチベットの生き物です」と書いた看板を掲げた人=商店街関係者など地元住民」と記者が理解してるとしか読めないと思います。
 でもそうなんでしょうか?。むしろ「チベット人活動家」と見るのが自然では?
 まさか「チベット」という言葉が1回しか出てこないこの文章で「「パンダはチベットの生き物です」と書いた看板を掲げた人=チベット人活動家」と読ませようとは思っていませんよね?

「パンダ嫌い」の石原知事にも陳情

あの人はパンダ嫌いではなくて「中国嫌い」それプラス「『パンダ要らない』とへそ曲がりなこという俺かっこいい」という変な勘違いでしょうね。


■【名言か迷言か】民主党政権は、子ども以下かも

「私もこの議論がなされている小沢(一郎)代表の当時、『(子ども手当の満額)2万6千円』と聞いたときに一瞬ちょっとびっくりしたことを覚えている」(菅首相

 びっくりしたけど説明を聞いて納得したという話なんでしょうが、言葉は注意して使いましょう。他人事みたいな物言いは困る。

「できないことを、できる」とウソをつき

 まあ、子ども手当について言えば嘘ついたと言うより「予算の見通しが甘かった」ということでしょう。野党は細かい国家情報までは分かりませんが、だからといって公約を造らないというわけにはいかない。野党の公約はデタラメでいいとは言いませんが、野党なんだから公約の見通しが多少甘くなるのも致し方ないと思います。
 そういう問題のないはずの与党が嘘ついたら問題ですが(しかし過去与党だった自民は嘘をついたことがあり産経も必ずしも批判してない。大型間接税についての中曽根発言「大型間接税はやらない」「私が嘘をつく顔に見えますか」と言いながら後で「大型じゃない、中型」と言う詭弁は特に有名ですね)
 ああ、それと「再チャレンジ」と言いながら実のあることは何も出来なかった安倍政権も忘れたらいけませんね。結果的には嘘も同然です。

できないことがバレそうになると「ウソをつき続けるのは、不正直だから」といって今度は約束を破る。

 公約破りがいいことだとは思いませんが、出来ないんだから仕方ないでしょう?。無理をしてでも子ども手当を公約通りやったらかえって財政がおかしくなると思いますよ。そんな事は国民も多分望んでないし。
 だから共産党志位和夫氏なんかは「無理してやらなくていい」と言ってるわけです。
 もちろんだからといって、何をやってもいい訳ではなく、なぜ公約が失敗したかを説明した上で「次善の策」を国民に問う必要があるわけですが。


■【久保田るり子の外交ウオッチ】次は「竹島」で試される民主党の外交センス
 外交センスがないのは「対馬が危ない」と言うデマ記事まで書いて韓国に喧嘩を売る産経だろう。

日韓摩擦の3点セット「歴史認識慰安婦問題、竹島

 産経のような歴史修正主義者がいるから悪いという認識はやはりないらしい。竹島はともかく、植民地支配や慰安婦の問題では日本に非がないとはとうてい言えないのだが。

さきごろ菅直人首相は、官邸に中国問題に関する有識者懇談会を発足させた。懇談会メンバーは前経団連会長や経済界の中国通、さらに親中媚中の文化人が並び

親中はともかく媚中呼ばわりはメンバーに失礼だろう。