今日もid:noharra氏に突っ込む(4/22分)

「子どもに年20ミリシーベルトの安全基準を撤回せよ!」
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20110422

 しかし「朝鮮学校の子どものために無償化除外を撤回せよ」とは言わないのが野原クオリティ。朝鮮学校無償化除外批判派(たとえばid:msyk710513氏やid:vanacoral氏)ならともかく野原が子どもの味方面しても吐き気しか感じない。
 真正保守の言いがかり(朝鮮学校無償化除外論)すらきちんと反論しない(というか菅内閣が反論させない?)んだから、この件で「年20ミリシーベルトの安全基準」を設定しても、「ふーん、その基準が大甘だとしても、文科省ならそうするでしょ」としか思わない(もちろん大甘なら問題だけどね)。原発推進勢力・経団連の政治力は、真正保守を遙かに上回るからね。その上、「真正保守の多く」は原発推進派だし(苦笑)

文科省は、原発推進勢力の一部ではなく無関係であるはずだ。

 いや文科省原発推進勢力の一部だろ?。独立行政法人日本原子力研究開発機構の所管官庁(文科省)が原発推進と関係ないって何の冗談だよ?

ウィキペ「動力炉・核燃料開発事業団」(日本原子力研究開発機構の前身の一つ)
 1998年に核燃料サイクル開発機構として改組された後、2005年10月には日本原子力研究所と統合され、独立行政法人日本原子力研究開発機構に再編された。
 1991年に『プルトニウム物語 頼れる仲間プルト君』というPRアニメーションを制作し、プルト君が「プルトニウム入りの水を飲んでも安全」とプルトニウムの安全性を強調し、国際的な批判を浴びた。


 そもそも文部科学省は文部省と科学技術庁がくっついて出来た官庁で、初代科学技術庁長官・正力松太郎*1原子力委員会初代委員長でもある)は「日本の原子力の父」と言われるような人物なんだが。id:noharraは無知にも程があるだろ。


参考
 俺の邪悪なメモ「原子力ポスターコンクール、その狂気の世界」
http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20101129/p1

 原発のすばらしさをポスターにしましょうという運動を経産省と一緒にやる文科省。そしてそれに突っ込むid:tsumiyama先生。
 ちなみにid:noharraはさんざん「朝鮮学校の教科書が酷い」と言っていたが、「原発はすばらしいんだぜ」と言う情報を文科省が一方的にぶち込む(罪山先生のエントリなどに寄ればそう言うことをしてるようだが)ってのはいいのかよ(苦笑)
 自国(日本)が出来ないようなこと(バランスの取れた教育)を他人に求めたあげく、できないから「罰(朝鮮学校無償化除外)を与えます」ってのはおかしいだろ。

*1:読売新聞社主、日本テレビ社長を歴任