昨日突っ込んだ差別的文章に比べれば今日はずっとまともですが。
■「世論は作られる」
キング米国北朝鮮特使が訪朝するらしい。先週あったときに訪朝の話は一切していなかったので「寝耳に水」状態である。
別に話す必要はないと考えていたのでしょう。アメリカにとって「救う会」とはその程度の扱いだと。
そして、米韓では、この訪朝後に「北朝鮮への食料支援」を決定するということだ。
日本だけ強硬論唱えてもダメそうですね。
しっかりとした「モニタリングの徹底」をすべきだ。
まあ、「100%のモニタリングの徹底が原則」というのは誰もが認める正論です。食料援助がきちんと国民のもとに行かずに増元さんが批判するように、海外に転売されたりしては困りますから。ただ北朝鮮が抵抗した*1場合、あるレベルで妥協する(60%とか70%とか。この%はあくまでも比喩ですが)と言うのも一つの考えでしょう。
それはともかく、反北朝鮮の増元氏が「モニタリングがなされれば食糧支援に賛成」なのかは私には疑問ですが、さすがに「積極的経済交流ならともかく、食料支援について拉致を理由に反対したら『餓死者の存在を何だと思ってるのか』『カーター氏の爪の垢でも飲め』と悪者にされる」と思ってるのでしょうか。